小学校ま ~ るいテーブル会議議事概要 開催日時 平成 30 年 12 月 6 日 ( 木 )19:30~21:00 会場能楽の里文化交流会館 2 階大会議室 1 開会 2 あいさつ小学校では 外国語や道徳が教科化され 今後はプログラミング教育が導入される また 社会全体としてもAIやIOT 技術の発展などに対応しなければいけなくなってきており 子ども達に求められる能力 資質も多岐にわたってきている このような中で ま ~るいテーブル会議 を開いて皆さんのご意見をお伺いしたいと考えている 学校が抱える課題も多岐にわたっているので 保護者 地域の皆さんのお力を借りて 子ども達のより良い成長を目指していきたい 今回は 学校が意見をいただきたいと考えている協議事項をあげさせていただいたので 皆さんのご意見をいただいて今後の学校運営等の参考にさせていただけたらと思う 3 自己紹介 4 意見交換 まず 学校の今年の方針や取組を報告してもらい その後 協議をお願いしたい 校長本校は 現在 84 名 一番少ない学級で1 年生の7 名 多い学級で3 年生の21 名となっている 今年度の目標は ともに認めあい 高めあう児童の育成 とした 昨年度までは コミュニケーション能力をしっかりつけるため 話し合い活動を中心に進めてきたが 何を言ってもみんなが認めてくれる学級経営がなされてこそ のびのびと活動できるのではないかということで 今年は一人ひとりを認め合うというところに重点をおいている また 幼小中でも同じ視点で レジリエンス 困難に立ち向かうたくましい心そしてピアサポート 一人ひとりを認め合い みんなで支えていくというところに重きを置いて進めている 地域の皆さまには 学校の取組に関心をもっていただき たくさんのご支援をいただきながら 地域の伝統や文化 産業 歴史について学び 池田
に生まれたことを誇りに思い 外に出たときに自信をもって行動できる力をつけていこ うと取り組んできた 本日は 体験学習の進め方や 親子ふれあいセミナー のあり方 について ご意見をいただきたい 地域と進める体験学習 の目的や教育効果について 学校としてどのように考えて いるのか 校長子ども達が生まれ育った地域の良さを知るという点が最も重要な点だと思う 池田町の四季折々の自然の豊かさ 農業や伝統文化 また 少子高齢化が最も進んでいるという現実など地域そのものを知る その中で池田町をもっとよくしていきたいという気持ちも育てていきたいというところにねらいがある この地域での体験学習において 保護者の方や地域の方に何かお願いできたらという ことか 昨年までは 米づくりにPTAの役員なども参加していたが 今年からは野菜づくりになったということで 役員が参加する機会がなかった このままで良いのかなという想いはある 1 年を通して活動できるものがあると良いのかなと思う 中学校の学校祭では 保護者がバザーをしている PTAの活動として そのようなことが出来れば良いと思う 校長 米づくりをしていた時は 田植えや稲刈りなど PTA の方に参加していただいていた 地域とは進めていっているかも知れないが 保護者はなかなか参加できていない 英語やプログラミング学習などが入ってきて 制約された時間のなかでの体験学習となる 有効的な体験学習にならなければならないと思う 目的や教育効果を見極めないとただの体験になってしまう可能性がある 学校が目指す子どもの教育に沿った体験学習のイメージがはっきりすると効果的なのかなと思う 地域の方からすると学校の状況
が分からない人も多いと思うので それを示していただけると良いのではないかと思う 学校としては 子ども達にどのような体験をしてほしいと思うか また 保護者の方 はお子さんにどういう体験をさせたいのか 校長 5 年生は 総合的な学習のなかで1 年間を通して福祉活動をしている 福祉について 池田町の現実や自分たちにできることなどを社会福祉協議会の方と一緒に考えて つくりあげていく活動である このように1 年間継続的に進めていくと 子供の成長もしっかり見えてくるので 年間を通したきっちりした計画のもとでやっていかなければならないと思っている その中で野菜の栽培などは難しいものがあるので どのようにしていくべきなのか考える必要がある 教頭米づくりであれば 田植えや草取りから収穫まで1 連の作業を経験していく方が良いのだが 時間的な制約があり全てをすることはできないので PTAの方や地域の方にお願いしているのが現状である 保護者の方で子どもにさせたい体験活動はあるか 小学生なので成果まで求めなくてよいと思う 自分が小学生の頃の体験学習でも 何か気づきがあったわけではなく 実際に体験したことが大事で おじいさんおばあさんに何かを教わるだけのような体験でも良いのではないかと思う こんにゃくづくり体験など池田独特のものだと良い経験になるかなと思う 1 年間を通して考えると制限がありなかなか難しいと思う 校長 5 年生は福祉 6 年生は地域のことを発信する 4 年生は地域の伝統文化に触れる 3 年生は民話 などそれぞれでテーマがある 池田小学校の良いところは 全員が友達のような感覚で給食や掃除をしている そのため 全校児童みんなでできるものがあると良いと思っていた
体験学習で大事なのは子どもがどれだけ感動するかだと思う 時間の調整が難しいなかで有効的にさせてあげたいと考えると 子どもが自発的にやりたい事を出してきてくれるのが一番理想ではないかと思う 子ども達に考えさせるという事を大事にしていただきたいと思う 国体で小学生のボランティアは特に考えなかったのですが グループで何人かボランティア活動されていました 子どもさん自身がやりたいという想いがあったのでしょうか 私たち親から話を持ちかけたら やりたいという返事が返ってきた どのような感想をもたれたのか トイレ掃除など嫌がる仕事もあったが 子ども達がテーブルを拭いていたりすると 周りの注目を浴び それで気分もよくなり 率先してボランティア活動に取り組んでいた 子ども達にとってプラスになったという事ですね 学校ではいろいろやっていただいて 時間があまりないなと感じた 学校の中でするのは難しいだろうと思う 土日とか放課後の週 2 回とか そういう形で地域との関わりをもてたら良いと思う 体験学習としてやってほしいと思うのはスキーである 行政としても 学校だけでは難しいので保護者や地域の力をお借りしてできたらと考 えている PTA と学校のスケジュールを合わせて取り組めることがあれば良いと思う 学校の
先生と友達だけではなくて 地域の方と話せる機会をより多く設けられると良いと思う 校長岐阜県のある学校では 15 時半以降は教職員は子どもから手を放して 教材研究や会議をして 地域の人に子どもを任せるという仕組みになっている 地域の人の得意なことを学んだり 一緒に遊んだりしているようだ 池田小学校は ほとんどがバス通学で バスの時刻の関係から教職員が教材研究をしたりする時間が取れない現状がある 事務局子どもに良い体験活動をさせたいけれども 学校全てに任せるのは無理がある どのように考えたら 良い体験を子供に提供できるのかという事をお考えいただけるとありがたい 放課後のお年寄りとのふれあいの中での自然な学びは 池田小学校でも可能だと思う 校長今年は 保護者と児童が関わる活動があまりなかったので 来年からはもう少しあると良いと感じたし 地域の方とのふれあいに関しても バスがあるから無理と諦めないで 池田小学校ならではのやり方で考えていけば 出来ないことはないのかなと感じた 児童館に行く子が多く 児童館の指導員の方は毎日工夫されていますが お年寄りとの触れ合いなども入れるとメリハリがついて良いかなと思った 体験学習について様々な意見をいただいた 次に 親子ふれあいセミナー について ご意見をいただきたい 教頭事後アンケートの結果を見ると ほとんどが大変すばらしい活動でしたという感想で 有意義な活動なのだと感じた しかし 事務局の仕事が多く煩雑なので 分担できるとありがたいと思う PTA としても全てを任せきりにするのではなく 各持ち場の責任者となってもらう ことはできるかと思う
PTA に任せる分を分担していただけると良いと思う ちなみに どういったところ が負担になっているのか 教頭 各講座への参加者の調整 特に兄弟姉妹がいる場合の調整である また 会計事務も 負担となっている 校長以前は親子がふれあうことが目的で親子兄弟は同じ講座だったのだが 最近はバラバラになることがあるので そこが振り分けの難しいところだと思う 楽しむことが1 番の目的になって ふれあいが二の次になっているような気がする 本来どうあるべきなのだろうか 家族みんなで同じ講座の方が良いと思う スタッフとして参加されている皆さんは どう思うか 親子でいっしょに参加するイメージはない 子どものやりたいことを尊重して 家庭の中でも兄弟一人ひとりを尊重するような流れと ふれあいセミナーの意図とが合わなくなって大変さが増しているのであれば 形を変えるか 親子 をとって 地域ふれあいセミナー にしてしまうという考え方もあるのかなと思う これは学校 家庭 地域の3 者が共同で行っている活動なので みんなで力を持ち寄って どこかが過度な負担にならないように 考えることが大事なのかなと思う やり方を再度見直すことも一つの方法かとも思う 先程のアンケートの話は 保護者対象のものだったが 子ども達はどのような感想をもっているのか 中学高校になると親との時間はとりにくいと思うので この 親子ふれあいセミナー はすごく良いと思っている 子どもの感想を聞くと 楽しそうにはしていると思う
深まっていると信じたいと思う 自分も役員として参加しているが 娘 3 人が自分の講座に参加したことがないので 実際の様子を見たことがない 楽しくやっていたという話は聞く 子ども達も家族や友達とのふれあい 親も他の親御さんとの関わりができるのでプラスにはなっているかなと思う 子どもはとても楽しかったようで またやりたいと言っていた 是非今後も続けていただきたいので 事務局の負担を少しでも私達で受けて ずっと継続していくことが大事かなと思う 教頭子どもの感想の中に 講師の方や地域の方とのふれあいができて良かったという意見もあった 今後も皆さんの協力を得て 続けていきたいと思うので よろしくお願いしたい 建設的な意見をいただいたので 学校でも協議しながら良い方法を探っていけたらと思う 今日は 地域と進める体験学習 と 親子ふれあいセミナー について ご意見いただいた 国体では 子ども達が一生懸命応援をしてくれたことが 励みになったという声を聞いたし ボランティアをはじめお年寄りから子ども達まで地域一丸となって盛り上げていただいた あらためて 子どもからお年寄りまで地域の皆さんの力はすごいなと感じたので これを広めていただいて 少しでも子ども達が良い方向に成長できるよう 様々な面からご支援いただけたらありがたい 本日はありがとうございました