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(4) 宅地建物取引士の欠格要件について定める第十八条第一項の五号の二の次に次の号が 付け加えられました 五の三暴力団員等 ( 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第二条第六号に規 定する暴力団員又は同号に規定する暴力団員でなくなった日から五年を経過しない者 ) (5) 更新日前でも手数料を

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(2) 源泉分離課税制度源泉分離課税制度とは 他の所得と全く分離して 所得を支払う者 ( 銀行 証券会社等 ) がその所得の支払の際に 一定の税率で所得税を源泉徴収し それだけで所得税の納税が完結するものです 1 対象となる所得代表的なものとして 預金等の利子所得 定期積金の給付補てん金等があります

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第 1 章 不動産の売却を検討されるお客様へ いらっしゃいませ! 初めての方も安心して お任せください 初めてだから 不安だわ PROFILE 夫 60 歳妻 65 歳 戸建てからマンションに買い換え検討中 子供も独立したし 広すぎるこの家は 売却しようか 売却までの流れ 物件調査 価格査定 媒介契

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経 [2] 証券投資信託の償還 解約等の取扱い 平成 20 年度税制改正によって 株式投資信託等の終了 一部の解約等により交付を受ける金銭の額 ( 公募株式投資信託等は全額 公募株式投資信託等以外は一定の金額 ) は 譲渡所得等に係る収入金額とみなすこととされてきました これが平成 25 年度税制改

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15 18 定率減税の縮減 (15% 控除 7.5% 控除 (2 万円上限 )) 資本金等の額 ( 税法に規定する資本金等の額又は連結個別資本金等の額 ) が 50 億円超 800,000 円 10 億円超 50 億円以下 540,000 円 1 億円超 10 億円以下 130,000 円 1 千万

< 記載例 > ( 記載例の解説及び注意事項等は,5 ページ以下を御覧ください ) * この記載例は, 個人が自己の所有する不動産 ( 土地又は建物 ) を担保として金融機関等の法人から融資を受けた場合等に, 書面で根抵当権の設定の登記を申請する場合のものです 受付シールを貼るスペースになりますので

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6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1)

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[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分


A. 受贈者に一定の債務を負担させることを条件に 財産を贈与することを 負担付贈与 といいます 本ケースでは 夫は1 妻の住宅ローン債務を引き受ける代わりに 2 妻の自宅の所有権持分を取得する ( 持分の贈与を受ける 以下持分と記載 ) ことになります したがって 夫は1と2を合わせ 妻から負担付贈

収用等の特例 1. 収用特例の利用方法 個人が収用や土地区画整理事業で公共事業に不動産を収用された場合は 以下の 2 つの課税の特例があります 法人の場合も ほぼ同様の特例が措置法 64 条と 65 条の 2 に用意されています 類型個人法人 1 収用等の代替資産取得の特例措置法 33 措置法 64

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

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160112S8 サムポローニア 8 変更点のご案内 この度 サムポローニア 8( ) を下記のとおり変更いたしましたので ご案内申 し上げます 1. 変更の内容今回の主な変更内容を 各システムごとに以下に説明いたします 1.1 総合メニュー V5.3.0 (1) 総合メニューの日

Aさん : 何ですか 課税の繰り延べ課税の繰り延べって? 減税とは違うのですか? 税理士 : はい 買換特例には 根本的には税金は減らす効果はなく あくまで納税時期を遅らせることしかできないのです 課税の繰り延べの意味 税理士 : 今お持ちの駅前にある不動産を 2 億円で売却し 郊外の賃貸用マンショ

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平成 22 年 5 月 7 日 問い合わせ先 国土交通省土地 水資源局土地市場課課長補佐小酒井淑乃 係長塩野進代表 : ( 内線 :30-214, ) 直通 : 土地取引動向調査 (*) ( 平成 22 年 3 月調査 ) の結果について

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目 次 ( 講義テキスト ) 不動産鑑定士の倫理及び責任の範囲... 1 Ⅰ. 不動産鑑定評価をめぐる環境の変化 2 Ⅱ. 不動産鑑定評価を取り巻く制度等の変化 4 Ⅱ-1. 不動産鑑定評価基準等の改正 4 Ⅱ-2. 処分基準の改正 11 Ⅱ-3. モニタリング 20 Ⅲ. 不動産鑑定士の倫理と責任 35 Ⅲ-1. 不動産の鑑定評価に関する法律 35 Ⅲ-2. 不動産鑑定評価基準 38 Ⅲ-3. 日本不動産鑑定士協会連合会における規程 41 Ⅳ. 鑑定評価等業務の適正な実施の確保 49 Ⅳ-1. 国土交通省の行政処分等及び通知 49 Ⅳ-2. 日本不動産鑑定協会の対応 54 Ⅴ. 具体的事案 63 Ⅴ-1. 不動産鑑定士に対する懲戒処分について 63 Ⅴ-2. 不動産証券化に関する事案 66 Ⅴ-3. 鑑定評価の各手順における事案 73 Ⅴ-4. 日本不動産鑑定協会における処分事案 79 収益還元法... 87 Ⅰ. 収益還元法の基本的事項 87 Ⅰ-1. 収益還元法の意義 87 Ⅰ-2. 収益還元 ( 割引 ) の意味 90 Ⅰ-3. 収益還元法で用いる数式 90 Ⅱ. 利回り 94 Ⅱ-1. 還元利回りと割引率 94 Ⅱ-2. 還元利回りの求め方 97 Ⅱ-3. 割引率の求め方 102 Ⅱ-4. 不動産投資インデックス 106 Ⅲ. 収益還元法の評価手法 109 Ⅲ-1. 評価手法の歴史 109

Ⅲ-2. 手法の分類 ( その1: 収益価格を求める方法 構成 期間 ) 110 Ⅲ-3. 手法の分類 ( その2: 収益の把握 ) 117 Ⅳ. 純収益の意義 121 Ⅳ-1. 純収益の意義 121 Ⅳ-2. 純収益の算定 121 Ⅴ. 手法適用の方針 123 Ⅵ. 直接還元法 124 Ⅵ-1. 適用に当たっての基本的な考え方 124 Ⅵ-2. 総収益 125 Ⅵ-3. 総費用 127 Ⅶ. 土地残余法 129 Ⅶ-1. 特徴 129 Ⅶ-2. 総収益と総費用 132 Ⅶ-3. 建物投資額及び建物等に帰属する純収益等 136 Ⅶ-4. 還元利回り 138 Ⅷ.DCF 法 139 Ⅷ-1. 適用に当たっての基本的な考え方 139 Ⅷ-2. 総収益 142 Ⅷ-3. 運営費用 145 Ⅷ-4. 一時金の運用益 149 Ⅷ-5. 資本的支出 ( 大規模修繕費 ) 150 Ⅷ-6. アセットマネジメントフィー等 150 Ⅷ-7. 復帰価格 150 Ⅷ-8.DCF 法 ( 開発賃貸型 ) 152 Ⅷ-9. 検証及び収益価格の決定 153 Ⅸ. 事業用不動産 155 ( 参考資料 ) 平成 28 年地価公示における収益還元法適用上の運用指針等 157 収益還元法 ( 演習 ) 166 開発法 177 Ⅰ. 開発法の沿革 177 Ⅰ-1. 控除方式 177 Ⅰ-2. 開発法 ( 旧開発方式 ) 178

I-3. 控除方式と開発法 ( 旧開発方式 ) において採用される素地価格形成素因の相違 178 I-4. 開発法 ( 旧開発方式 ) の基本的な考え方とその展開 179 I-5. 開発法の歴史的経緯 180 Ⅱ. 開発法の意義と適用範囲 181 Ⅱ-1. 開発法の意義 181 Ⅱ-2. 開発法の適用範囲 181 Ⅲ. 最有効使用の判定と開発法 182 Ⅲ-1. 価格形成要因の分析 182 Ⅲ-2. 市場分析 182 Ⅲ-3. 土壌汚染及び埋蔵文化財の取扱い 190 Ⅲ-4. 大規模住宅地における評価フロー 198 Ⅲ-5. 一体利用及び分割利用 198 Ⅳ. 開発法の具体的な適用について 199 Ⅳ-1. マンション分譲等一体利用が最適な場合 199 Ⅳ-2. 戸建分譲等分割利用が最適な場合 200 Ⅴ. 開発計画の設定についての留意事項 201 Ⅴ-1. 計画立案 202 Ⅴ-2. 工事概要 202 Ⅴ-3. 工事 販売スケジュール 202 Ⅴ-4. 一体利用としての留意点 204 Ⅵ. 総収入と総支出の把握 206 Ⅵ-1. 販売総額の査定 206 Ⅵ-2. 工事費の査定 207 Ⅵ-3. 発注者が通常負担すべき付帯費用の算定 209 Ⅵ-4. 投下資本収益率の査定 210 Ⅶ. 開発法を採用して求めた試算例 211 Ⅷ. 不動産開発業者の投資計画の具体例 214 Ⅸ. 想定建物検討時 ( ボリューム計算等 ) における検討 219 Ⅸ-1. 斜線制限 219 Ⅸ-2. 天空率 220 Ⅸ-3. 日影規制 223 Ⅸ-4. 総合設計 223 Ⅸ-5. 連担建築物設計制度 223

Ⅸ-6. 今後の環境問題 224 Ⅹ. 開発法適用上の留意点 227 不動産登記の概要 ( 区分所有を含む ) 231 Ⅰ. 不動産登記制度の概要 231 Ⅱ. 不動産の状況等を公示する公証資料 231 Ⅱ-1. 登記記録 231 Ⅱ-2. 公図 232 Ⅱ-3. 建物所在図 233 Ⅱ-4. 地積測量図 233 Ⅱ-5. 建物図面及び各階平面図 234 Ⅱ-6. 共同担保目録 234 Ⅱ-7. 工場抵当法第 3 条の機械器具目録 235 Ⅱ-8. 工場財団目録の記載 236 Ⅱ-9. 地役権図面 238 Ⅱ-10. 信託目録の記載 240 Ⅲ. 表題部の編成 241 Ⅲ-1. 土地 241 Ⅲ-2. 建物 244 Ⅲ-3. 区分建物 250 Ⅳ. 登記される権利 253 Ⅳ-1. 所有権 254 Ⅳ-2. 地上権 254 Ⅳ-3. 地役権 256 Ⅳ-4. 抵当権 258 Ⅳ-5. 根抵当権 259 Ⅳ-6. 賃借権 260 Ⅳ-7. 仮登記 261 地目認定基準 267 建物認定基準 279 附属資料 ( オンライン申請に関する資料 ) 287 附属資料 ( 所有権に関する資料 ) 305

土地建物に関する税金 341 Ⅰ. 不動産の取得と税金 341 Ⅰ-1. 不動産取得税 ( 都道府県税 ) 341 Ⅰ-2. 登録免許税 ( 国税 ) 343 Ⅰ-3. 印紙税 ( 国税 ) 345 Ⅰ-4. 消費税及び地方消費税 346 Ⅰ-5. 特別土地保有税 ( 市町村税 ) 348 Ⅰ-6. 住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除 ( 住宅ローン控除 ) 348 Ⅱ. 不動産の保有と税金 350 Ⅱ-1. 固定資産税 ( 市町村税 ) 350 Ⅱ-2. 都市計画税 ( 市町村税 ) 352 Ⅱ-3. 認定住宅に対する特例 353 Ⅲ. 不動産の譲渡と税金 354 Ⅲ-1. 個人が不動産を譲渡した場合の課税の仕組み 354 Ⅲ-2. 法人が不動産を譲渡した場合の課税の仕組み 357 Ⅲ-3. 特別控除 ( 所得税 法人税 ) 358 Ⅲ-4. 居住用財産を譲渡した場合の特例 ( 所得税のみ ) 359 Ⅲ-5. 特定の事業用資産の買換え 交換の特例 ( 所得税 法人税 圧縮記帳 ) 362 Ⅲ-6. その他の主な特例 ( 所得税 法人税 圧縮記帳他 ) 363 Ⅳ. 法人の圧縮記帳 365 Ⅳ-1. 圧縮記帳の仕方 365 Ⅳ-2. 圧縮記帳の課税の繰延べ効果 365 Ⅳ-3. 圧縮記帳の主な種類 366 Ⅳ-4. 圧縮記帳の計算例 366 統計の基礎的知識 ( 回帰分析を中心に ) 367 Ⅰ. はじめに 367 Ⅰ-1. 本テキストの概要 367 Ⅰ-2. 統計分析の目的 367 Ⅰ-3. データの種類 368 Ⅱ. 度数分布と基本統計量 [ データの特徴の要約 ] 371 Ⅱ-1. 度数分布 371 Ⅱ-2. 代表値 372 Ⅱ-3. データのバラツキを示す指標 373

Ⅲ. 散布図と相関係数 [ データの関連性 ] 374 Ⅲ-1. 散布図 374 Ⅲ-2. 相関係数 376 Ⅳ. 回帰分析 [ データの予測 ] 377 Ⅳ-1. 単回帰分析 377 Ⅳ-2. 重回帰分析 381 本書の無断転載は固く禁じます