2014年度 名古屋大・理系数学

Similar documents
2011年度 筑波大・理系数学

2011年度 大阪大・理系数学

2018年度 東京大・理系数学

2014年度 東京大・文系数学

2018年度 筑波大・理系数学

2014年度 筑波大・理系数学

2016年度 筑波大・理系数学

2018年度 岡山大・理系数学

2017年度 金沢大・理系数学

2018年度 神戸大・理系数学

2017年度 長崎大・医系数学

2015年度 岡山大・理系数学

2015年度 京都大・理系数学

2017年度 京都大・文系数学

2016年度 京都大・文系数学

2015年度 金沢大・理系数学

2011年度 東京大・文系数学

2015年度 信州大・医系数学

2017年度 信州大・医系数学

2017年度 千葉大・理系数学

2018年度 2次数学セレクション(微分と積分)

2011年度 東京工大・数学

2014年度 九州大・理系数学

2017年度 神戸大・理系数学

2019年度 千葉大・理系数学

2014年度 九州大・文系数学

2014年度 千葉大・医系数学

2013年度 九州大・理系数学

2013年度 信州大・医系数学

2014年度 センター試験・数学ⅡB

2015-2017年度 2次数学セレクション(複素数)解答解説

2015年度 2次数学セレクション(整数と数列)

2016年度 九州大・理系数学

20~22.prt

2016年度 広島大・文系数学

2010年度 筑波大・理系数学

< BD96CA E B816989A B A>

< D8C6082CC90AB8EBF816989A B A>

2015-2018年度 2次数学セレクション(整数と数列)解答解説

2015-2018年度 2次数学セレクション(整数と数列)解答解説

2018試行 共通テスト 数学ⅠA 解答例

1999年度 センター試験・数学ⅡB

頻出問題の解法 4. 絶対値を含む関数 4.1 絶対値を含む関数 絶対値を含む関数の扱い方関数 X = { X ( X 0 のとき ) X ( X <0 のとき ) であるから, 絶対値の 中身 の符号の変わり目で変数の範囲を場合分けし, 絶対値記号をはずす 例 y= x 2 2 x = x ( x

p tn tn したがって, 点 の 座標は p p tn tn tn また, 直線 l と直線 p の交点 の 座標は p p tn p tn よって, 点 の座標 (, ) は p p, tn tn と表され p 4p p 4p 4p tn tn tn より, 点 は放物線 4 p 上を動くこと

<8D828D5A838A817C A77425F91E6318FCD2E6D6364>

( 表紙 )

数学 Ⅲ 微分法の応用 大学入試問題 ( 教科書程度 ) 1 問 1 (1) 次の各問に答えよ (ⅰ) 極限 を求めよ 年会津大学 ( 前期 ) (ⅱ) 極限値 を求めよ 年愛媛大学 ( 前期 ) (ⅲ) 無限等比級数 が収束するような実数 の範囲と そのときの和を求めよ 年広島市立大学 ( 前期

公式集 数学 Ⅱ B 頭に入っていますか? 8 和積の公式 A + B A B si A + si B si os A + B A B si A si B os si A + B A B os A + os B os os A + B A B os A os B si si 9 三角関数の合成 si

<4D F736F F D F90948A F835A E815B8E8E8CB189F090E05F8E6C8D5A>

05 年度センター試験数学 ⅡB () において,cos q 0 であるから,P ( cos q, sin q) より, 直線 OP を表す方程式は y sin q sin q x cos q cos q x すなわち, (sin q) x - (cos q) y 0 ( ) ク 点 O,P,Q が

" 01 JJM 予選 4 番 # 四角形 の辺 上に点 があり, 直線 と は平行である.=,=, =5,=,= のとき, を求めよ. ただし,XY で線分 XY の長さを表すものとする. 辺 と辺 の延長線の交点を, 辺 と辺 の延長線の交点を G とする. 5 四角形 は直線 に関して線対称な

学習指導要領

Microsoft Word - スーパーナビ 第6回 数学.docx

Math-Aquarium 例題 図形と計量 図形と計量 1 直角三角形と三角比 P 木の先端を P, 根元を Q とする A 地点の目の位置 A' から 木の先端への仰角が 30,A から 7m 離れた AQB=90 と なる B 地点の目の位置 B' から木の先端への仰角が 45 であ るとき,

2014年度 信州大・医系数学

代数 幾何 < ベクトル > 1 ベクトルの演算 和 差 実数倍については 文字の計算と同様 2 ベクトルの成分表示 平面ベクトル : a x e y e x, ) ( 1 y1 空間ベクトル : a x e y e z e x, y, ) ( 1 1 z1

座標軸以外の直線のまわりの回転体の体積 ( バウムクーヘン分割公式 ) の問題の解答 立体の体積の求め方 図 1 の立体の体積 V を求める方法を考えてみる 図 1 図 1 のように 軸の から までの長さを 等分する そして とおく とすると となる 図 1 のように のときの 軸に垂直な平面 に

解答速報数学 2017 年度大阪医科大学 ( 前期 ) 一般入学試験 1 (1) 0, 8 1 e9 進学塾 0t= $ e e 0t= 11 2e -1 1 = 2 e 0t= -11 dy dx = -2 - t te 3t 2-1 = = ビッグバン dy (2) x

< 中 3 分野例題付き公式集 > (1)2 の倍数の判定法は 1 の位が 0 又は偶数 ( 例題 )1~5 までの 5 つの数字を使って 3 ケタの数をつくるとき 2 の倍数は何通りできるか (2)5 の倍数の判定法は 1 の位が 0 又は 5 ( 例題 )1~9 までの 9 個の数字を使って 3

STEP 数学 Ⅰ を解いてみた から直線 に下ろした垂線の足を H とすると, H in( 80 ) in より, S H in H 同様にして, S in, S in も成り立つ よって, S in 三角形の面積 ヘロンの公式 in in 辺の長

2019対策 千葉大・文系数学

数学 ⅡB < 公理 > 公理を論拠に定義を用いて定理を証明する 1 大小関係の公理 順序 (a > b, a = b, a > b 1 つ成立 a > b, b > c a > c 成立 ) 順序と演算 (a > b a + c > b + c (a > b, c > 0 ac > bc) 2 図

1 対 1 対応の演習例題を解いてみた 微分法とその応用 例題 1 極限 微分係数の定義 (2) 関数 f ( x) は任意の実数 x について微分可能なのは明らか f ( 1, f ( 1) ) と ( 1 + h, f ( 1 + h)

エジプト、アブ・シール南丘陵頂部・石造建造物のロータス柱の建造方法

Microsoft Word - 201hyouka-tangen-1.doc

平成 30 年度入学試験問題 数学 注意事項試験開始後, 問題冊子及び解答用紙のページを確かめ, 落丁, 乱丁あるいは印刷が不鮮明なものがあれば新しいものと交換するので挙手すること 1. 試験開始の合図があるまで問題冊子を聞かないこと 試験開始後は, すべての解答用紙に受験番号 氏名を記入すること

重要例題113

学習指導要領

学習指導要領

木村の物理小ネタ ケプラーの第 2 法則と角運動量保存則 A. 面積速度面積速度とは平面内に定点 O と動点 P があるとき, 定点 O と動点 P を結ぶ線分 OP( 動径 OP という) が単位時間に描く面積を 動点 P の定点 O に

平成 25 年度京都数学オリンピック道場 ( 第 1 回 ) H 正三角形 ABC の外接円の,A を含まない弧 BC 上に点 P をとる. このとき, AP = BP + CP となることを示せ. 解説円周角の定理より, 4APC = 4ABC = 60, であるから, 図のよ

学習指導要領

< 図形と方程式 > 点間の距離 A x, y, B x, y のとき x y x y : に分ける点 æ ç è A x, y, B x, y のとき 線分 AB を : に分ける点は x x y y, ö ø 注 < のとき外分点 三角形の重心 点 A x, y, B x, y, C x, を頂

学習指導要領

FdData中間期末数学2年

数学 Ⅲ 無限等比級数の問題解答 問 1 次の無限級数の和を求めよ (1) (5) (2) (6) (7) (3) ( 解 )(1) 初項 < 公比 < の無限等比級数より収束し (4) (2) (3) その和は ( 答 ) であるから 初項 < 公比 となっている よって 収束し その和は よって

高ゼミサポSelectⅢ数学Ⅰ_解答.indd

PowerPoint プレゼンテーション

学習指導要領

学習指導要領 ( イ ) 集合集合と命題に関する基本的な概念を理解し それを事象の考察に活用すること 向丘高校学力スタンダード 三つの集合について 共通部分 和集合を求めることができる また 二つの集合について ド モルガンの法則 を理解する ( 例 ) U ={ n n は 1 桁の自然数 } を

< F2D30365F8EF68BC68CA48B E6A7464>

以下 変数の上のドットは時間に関する微分を表わしている (ex. 2 dx d x x, x 2 dt dt ) 付録 E 非線形微分方程式の平衡点の安定性解析 E-1) 非線形方程式の線形近似特に言及してこなかったが これまでは線形微分方程式 ( x や x, x などがすべて 1 次で なおかつ

Chap2.key

テレビ講座追加資料1105

() () () F において, チェバの定理より, = F 5 F F 7 これと条件より, = よって, = すなわち F:F=7:0 F 7 F 0 FO F と直線 について, メネラウスの定理より, = F O 5 7 FO これと条件および () より, = 0 O FO よって, =

学習指導要領

Σ(72回生用数ⅠA教材NO.16~30).spr

Math-quarium 練習問題 + 図形の性質 線分 は の二等分線であるから :=:=:=: よって = = = 線分 は の外角の二等分線であるから :=:=:=: よって :=: したがって == 以上から =+=+= 右の図において, 点 は の外心である α,βを求めよ α β 70

2015 年度新中学 3 年数学 春休みの課題 3 年組番氏名

中学 1 年生 e ライブラリ数学教材一覧 学校図書 ( 株 ) 中学 1 年 数学 文字式式の計算 項と係数 中学 1 年 数学 次式 中学 1 年 数学 項のまとめ方 中学 1 年 数学 次式の加法 中学 1 年 数学 77

解答例 ( 河合塾グループ株式会社 KEI アドバンスが作成しました ) 特別奨学生試験 ( 平成 29 年 12 月 17 日実施 ) 数 学 数学 2= 工 経営情報 国際関係 人文 応用生物 生命健康科 現代教育学部 1 整理して (60 分 100 点 ) (2 3+ 2)(

Microsoft Word - 町田・全 H30学力スタ 別紙1 1年 数学Ⅰ.doc

平成 30 年度 前期選抜学力検査問題 数学 ( 2 時間目 45 分 ) 受検番号氏名 注 意 1 問題は, 表と裏にあります 2 答えは, すべて解答欄に記入しなさい 1 次の (1)~(7) の問いに答えなさい (1) -3 (-6+4) を計算しなさい 表合計 2 次の (1)~(6) の問

中1数学 移行措置資料

<4D F736F F D F90948A F835A E815B8E8E8CB189F090E05F81798D5A97B98CE38F4390B A2E646F63>

学習指導要領

PoincareDisk-3.doc

Microsoft Word - 漸化式の解法NEW.DOCX

本書の目的 B 本書の難易度 50 本書の内容 B A

中学 1 年数学 ( 東京書籍 ) 単元別コンテンツ一覧 単元ドリル教材解説教材 確認問題ライブラリ (OP) プリント教材 教材数 :8 問題数 : 基本 40, 標準 40, 挑戦 40 正の数 負の数などの問題を収録 解説教材 :3 確認問題 :3 数直線 数の大小と絶対値などの解説 確認問題

Transcription:

04 名古屋大学 ( 理系 ) 前期日程問題 解答解説のページへ空間内にある半径 の球 ( 内部を含む ) を B とする 直線 と B が交わっており, その交わりは長さ の線分である () B の中心と との距離を求めよ () のまわりに B を 回転してできる立体の体積を求めよ

04 名古屋大学 ( 理系 ) 前期日程問題 解答解説のページへ 実数 t に対して 点 P( t, t ), Q( t+, ( t+ ) ) を考える t が t 0の範囲を 動くとき, 線分 PQ が通過してできる図形を図示し, その面積を求めよ

04 名古屋大学 ( 理系 ) 前期日程問題 解答解説のページへ xy 平面の y 0 の部分にあり, x 軸に接する円の列 C, C, C, を次のように定 める C とC は半径 の円で, 互いに外接する 正の整数 に対し, C + はC とC + に外接し, C とC + の弧および x 軸で囲まれる部分にある 円 C の半径を r とする () 等式 = + を示せ + + () すべての正の整数 に対して = s + t が成り立つように, によらない 定数,, s, t の値を一組与えよ () のとき数列 { } が正の値に収束するように実数 の値を定め, そのと きの極限値を求めよ

04 名古屋大学 ( 理系 ) 前期日程問題 4 解答解説のページへ a 負でない整数 N が与えられたとき, a = N, a + = é ù ê ë ú û ( =,,, ) として数列 { a } を定める ただし [ a ] は, 実数 a の整数部分 ( a<+ となる整数 ) を 表す () a = となるような N をすべて求めよ () 0 0 N< を満たす整数 N のうちで, N から定まる数列 { a } のある項が とな るようなものはいくつあるか () 0 から 00 までの 00 個の整数から等しい確率で N を選び, 数列 { a } を定め る 次の条件 (*) を満たす最小の正の整数 m を求めよ (*) 数列 { a } のある項が m となる確率が 以下となる 00 4

04 名古屋大学 ( 理系 ) 前期日程解答解説 問題のページへ () 半径 の球 B の中心から直線 に垂線を下ろすと, その足は長さ の線分の中点となり, B の中心と との距離 d は, ( ) d = = () 直線 を x 軸とすると, () から B の球面は, ( ) x + y + z = さて, B を x 軸に垂直な平面 x = で切断したときの断面は, を連立して, ( ) y + z = これより, 断面は平面 x = 上で, 点 (, 0, ) を中心とする半径 の円で あることがわかる なお, yz 平面に関する対称性より, 以下, 0 で考える (i) 0 のとき 断面を平面 x = 上で, x 軸のまわりに 回転すると, 半径 + の円板 となり, その面積 S( ) は, = ( + ) = ( + ) S( ) 4 (ii) のとき 断面を平面 x = 上で, x 軸のまわりに 回転すると, 外径 + で内径 のドーナツ形となり, その面積 S( ) は, ( ) ( ) S( ) = + = (i)(ii) より, 求める立体の体積を V とすると, 対称性を考えて, ( ) 0 4 ò ò V = + d+ d 0 ( ) ( ) = é ù 4 4 úû + + + 6 = + ( + ) + ( ) = ( + ) 4 4 z y x [ 解説 ] 立体の回転体の求積についての頻出問題です 要演習の 題です 電送数学舎 04

04 名古屋大学 ( 理系 ) 前期日程解答解説 問題のページへ 点 P( t, t ), Q( t+, ( t+ ) ) を通る直線 の方程式は, ( t+ ) t y t = ( xt), ( t+ ) t まず, (*) の x の値を x ここで, y = f ( t ) とおくと, f ( t ) = (t+ ) at t y = (t+ ) xt t (*) = aと固定し, y のとり得る値の範囲を求める t (a ) t a = t a + a + 4 = + + ( ) さて, t が t 0の範囲を動くとき, (i) a のとき a= f (0) f ( t) f ( ) =a (ii) 0 a のとき a= f (0) f ( t ) f a ( ) = a + 4 (iii) 0 a のとき a= f () f ( t) f a ( ) = a + 4 (iv) a のとき a= f ( ) f ( t) f (0) = a (i)~(iv) より, 直線 が通過してできる領域は, x y x ( x のとき ), x y x + 4 x 0のとき x y x + ( 0 x のとき ), x y x ( x のとき ) 4 ( ) これを利用すると, 線分 PQ が通過してできる図形は, 直線 が通過してできる領 域の放物線 y = x の上側にある部分なので, 図示すると y 右図の網点部である ただし, 境界は領域に含む この 図形の面積 S は, y 軸に関する対称性より, S = ò ( x + x ) dx+ ( xx ) dx 0 4 ò O x = + é x x ù 7 4 úû = + = 4 4 [ 解説 ] 線分の通過領域についての頻出問題です 文系と同一内容ですが, 理系では誘導が付いていません 電送数学舎 04

04 名古屋大学 ( 理系 ) 前期日程解答解説 問題のページへ () 円 C, C +, C + の中心から x 軸に垂線を下ろし, その足をそれぞれ H, H +, H + とおくと, + = + + + = rr + HH ( ) ( ) 同様にして, H+ H+ = + + C + HH + = rr + H すると, HH + = H+ H+ + HH + より, rr + = + + + rr + 両辺を rr + + で割って, = + + + () a r = とおくと, r = r = から a = a = となり, より, a = a + a, a a a = 0 + + ここで, 次方程式 x p =, q = + となる + + x = 0 の つの解を x = p, q ( p< q) とおくと, すると, を変形して, a+ pa+ = q( a+ pa) から, a+ pa = ( a pa) q = ( p) q = + q = q 同様に, より, a+ qa+ = p( a+ qa) となり, a+ qa = ( a qa) p = ( q) p = p = p 4 4より, ( p+ q) a = p + q から, a = p + q すると, 条件から a = s + t なので, 定数,, s, t の値の つとして, = p =, = q = +, s =, t = () () より, = より, = ( s + t ) ( s + t ) r まず, 0 のとき, 明らかに im が正の値に収束する場合はない そこで, > 0 として, = { s( ) + t( ) } さて, < < より, < < = となり, (i) > のとき im = 0 となり, 正の値に収束しない C H + H + C + x 電送数学舎 04

r (ii) 0< < のとき im (iii) = ( = ) のとき このとき, = { s ( ) + t} (i)~(iii) より, 数列 { } り, このとき im = である 04 名古屋大学 ( 理系 ) 前期日程解答解説 = となり, 正の値に収束しない となり, が正の値に収束するのは, < から, im = = t = = のときであ [ 解説 ] ときどき見かける有名な構図の問題で, () までは定番といってもよいものです 4 電送数学舎 04

04 名古屋大学 ( 理系 ) 前期日程解答解説 4 問題のページへ a () a = N 0, a + = é ù ê ë ú û に対して, a = とすると, é a ù = ûú から a =, すると, a = のとき é a ù = ú から a û = 4,, a = のとき é a ù = ú から û a = 6, 7 となり, まとめると, a = N = 4,, 6, 7 である () 一般的に, 負でない整数 i, j ( i< j) に対して, i é x ù j úû < を満たす整数 x は, x = i, i +, i +,, j すなわち, i x< jとなり, j i個の x が存在する さて, ある正の整数 に対して, a = とすると, a = 4, となり, 4 < 6, 8 <, 6 < 4,, a a 0 a a < ここで, 条件から 0 N< すなわち 0 a < より, =,,,, 9 よって, a = となる整数 N の個数は, 9 9 å( ) 9 = å = = = = () ある正の整数 に対して, a = mとすると, a = m, m+ となり, m a < ( m+ ), 4m a < 4( m+ ),, m a < ( m+ ) 00 さて, 0 N において, m < ( m+ ) と仮定すると, 0 m < m+ 0 まとめると, 0 m かつm> となり, これを満たす整数 m は 存在しない これより, a = mとなる確率は, 整数 N の個数に注目して, { ( m+ ) m} 00 å = 00 å = = 00 00 = 0 00 条件から, 00 00 より, 9 9 + = 8 + = + となり, 00 00 00 =,,,, 9 00 00 よって, 9 のとき 0 N に含まれ, 94 のとき N> とな ることから, 求める正の整数 m の条件は, 00 9 < m 7 すると, m の最小値は m > より, 9 = 7 m = = 8 である [ 解説 ] ()() は実験で具体的に計算すればよいだけですが, それをベースにした () の設問はかなり難度が高く, 記述も容易とはいえないものになっています 電送数学舎 04