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なお本研究は 東京大学 米国ウィスコンシン大学 国立感染症研究所 米国スクリプス研 究所 米国農務省 ニュージーランドオークランド大学 日本中央競馬会が共同で行ったもの です 本研究成果は 日本医療研究開発機構 (AMED) 新興 再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業 文部科学省新学術領

2017 年 2 月 1 日放送 ウイルス性肺炎の現状と治療戦略 国立病院機構沖縄病院統括診療部長比嘉太はじめに肺炎は実地臨床でよく遭遇するコモンディジーズの一つであると同時に 死亡率も高い重要な疾患です 肺炎の原因となる病原体は数多くあり 極めて多様な病態を呈します ウイルス感染症の診断法の進歩に

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医薬品タンパク質は 安全性の面からヒト型が常識です ではなぜ 肌につける化粧品用コラーゲンは ヒト型でなくても良いのでしょうか? アレルギーは皮膚から 最近の学説では 皮膚から侵入したアレルゲンが 食物アレルギー アトピー性皮膚炎 喘息 アレルギー性鼻炎などのアレルギー症状を引き起こすきっかけになる

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A 農場の自家育成牛と導入牛の HI 抗体価の と抗体陽性率について 11 年の血清で比較すると 自家育成牛は 13 倍と 25% で 導入牛は 453 倍と % であった ( 図 4) A 農場の個体別に症状と保有している HI 抗体価の と抗体陽性率を 11 年の血清で比較した および流産 加療

東京都インフルエンザ情報 第20巻 第20号

3.2013/14シーズンのインフルエンザアップデート(12/25現在)

最近の動物インフルエンザの発生状況と検疫対応

B 農場は乳用牛 45 頭 ( 成牛 34 頭 育成牛 7 頭 子牛 4 頭 ) を飼養する酪農家で 飼養形態は対頭 対尻式ストール 例年 BCoV 病ワクチンを接種していたが 発生前年度から接種を中止していた 自家産牛の一部で育成預託を実施しており 農場全体の半数以上の牛で移動歴があった B 農場

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Taro-H23.10

TuMV 720 nm 1 RNA 9,830 1 P1 HC Pro a NIa Pro 10 P1 HC Pro 3 P36 1 6K1 CI 6 2 6K2VPgNIa Pro b NIb CP HC Pro NIb CP TuMV Y OGAWA et al.,

検査項目情報 インフルエンザウイルスB 型抗体 [HI] influenza virus type B, viral antibodies 連絡先 : 3764 基本情報 ( 標準コード (JLAC10) ) 基本情報 ( 診療報酬 ) 標準コード (JLAC10) 5F410 分析物 インフルエン

ルス薬の開発の基盤となる重要な発見です 本研究は 京都府立医科大学 大阪大学 エジプト国 Damanhour 大学 国際医療福祉 大学病院 中部大学と共同研究で行ったものです 2 研究内容 < 研究の背景と経緯 > H5N1 高病原性鳥インフルエンザウイルスは 1996 年頃中国で出現し 現在までに

糖尿病診療における早期からの厳格な血糖コントロールの重要性

東邦大学学術リポジトリ タイトル別タイトル作成者 ( 著者 ) 公開者 Epstein Barr virus infection and var 1 in synovial tissues of rheumatoid 関節リウマチ滑膜組織における Epstein Barr ウイルス感染症と Epst

Research 2 Vol.81, No.12013

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学位論文要旨 牛白血病ウイルス感染牛における臨床免疫学的研究 - 細胞性免疫低下が及ぼす他の疾病発生について - C linical immunological studies on cows infected with bovine leukemia virus: Occurrence of ot

別紙 1 新型インフルエンザ (1) 定義新型インフルエンザウイルスの感染による感染症である (2) 臨床的特徴咳 鼻汁又は咽頭痛等の気道の炎症に伴う症状に加えて 高熱 (38 以上 ) 熱感 全身倦怠感などがみられる また 消化器症状 ( 下痢 嘔吐 ) を伴うこともある なお 国際的連携のもとに

表 症例 の投薬歴 牛 8/4 9 月上旬 9/4 9/5 9/6 9/7 9/8 9/9 3 Flu Mel TMS Flu Mel Flu Mel Flu 体温 :39.0 体温 :38.8 : エンロフロキサシン Flu: フルニキシンメグルミン Mel: メロキシカム : ビタミン剤 TMS

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STAP STAP 14% 38% 34% , , % % ,

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顎下腺 舌下腺 ) の腫脹と疼痛で発症し そのほか倦怠感や食欲低下などを訴えます 潜伏期間は一般的に 16~18 日で 唾液腺腫脹の 7 日前から腫脹後 8 日後まで唾液にウイルスが排泄され 分離できます これらの症状を認めない不顕性感染も約 30% に認めます 合併症は 表 1 に示すように 無菌

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インフルエンザ(成人)

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DVDを見た後で、次の問いに答えてください

図 /2010~2015/2016 におけるシーズン毎の検出状況 ( 丸の大きさが検出数の程度を表し グラフ内の数字が検出数を示す ) 図 2. RdRp 領域と VP1 領域の遺伝子型の分類 及び検出状況 /2016~2016/17(2 シーズン ) における VP1

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埼玉県調査研究成績報告書 ( 家畜保健衛生業績発表集録 ) 第 55 報 ( 平成 25 年度 ) 11 牛呼吸器病由来 Mannheimia haemolytica 株の性状調査 および同定法に関する一考察 中央家畜保健衛生所 荒井理恵 Ⅰ はじめに Mannheimia haemolytica

免疫学的検査 >> 5E. 感染症 ( 非ウイルス ) 関連検査 >> 5E106. 検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤

の感染が阻止されるという いわゆる 二度なし現象 の原理であり 予防接種 ( ワクチン ) を行う根拠でもあります 特定の抗原を認識する記憶 B 細胞は体内を循環していますがその数は非常に少なく その中で抗原に遭遇した僅かな記憶 B 細胞が著しく増殖し 効率良く形質細胞に分化することが 大量の抗体産

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第51回日本小児感染症学会総会・学術集会 採択結果演題一覧


く 細胞傷害活性の無い CD4 + ヘルパー T 細胞が必須と判明した 吉田らは 1988 年 C57BL/6 マウスが腹腔内に移植した BALB/c マウス由来の Meth A 腫瘍細胞 (CTL 耐性細胞株 ) を拒絶すること 1991 年 同種異系移植によって誘導されるマクロファージ (AIM

インフルエンザ、鳥インフルエンザと新型インフルエンザの違い

図 B 細胞受容体を介した NF-κB 活性化モデル

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論文題目  腸管分化に関わるmiRNAの探索とその発現制御解析

大学院博士課程共通科目ベーシックプログラム

免疫学的検査 >> 5F. ウイルス感染症検査 >> 5F560. 検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク ) 血液 6 ml 血清 検体ラベル ( 単項目オーダー時

2)HBV の予防 (1)HBV ワクチンプログラム HBV のワクチンの接種歴がなく抗体価が低い職員は アレルギー等の接種するうえでの問題がない場合は HB ワクチンを接種することが推奨される HB ワクチンは 1 クールで 3 回 ( 初回 1 か月後 6 か月後 ) 接種する必要があり 病院の

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詳細を明らかにするとともに ウイルスの病原性に関する研究も アジアで流行中のH5N1 鳥インフルエンザウイルスならびにその他のウイルスについても展開する予定である インフルエンザウイルス ゲノムのパッケージング シグナルの知見に基づくインフルエンザワクチンならびにワクチンベクターの開発 1. 次世代

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馬ロタウイルス感染症 ( アジュバント加 ) 不活化ワクチン ( シード ) 平成 24 年 7 月 4 日 ( 告示第 1622 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した馬ロタウイルス (A 群 G3 型 ) を同規格に適合した株化細胞で増殖させて得たウイルス液を不活化し アジュバント

豚繁殖 呼吸障害症候群生ワクチン ( シード ) 平成 24 年 3 月 13 日 ( 告示第 675 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した弱毒豚繁殖 呼吸障害症候群ウイルスを同規格に適合した株化細胞で増殖させて得たウイルス液を凍結乾燥したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株

広島市衛研年報 35, 52-60(2016) 2005/06 シーズンから 2015/16 シーズンまでに検出されたノロウイルス GⅡ の遺伝子型解析と流行状況の分析 藤井慶樹則常浩太八島加八山本美和子 松室信宏 石村勝之 2005/06 シーズンから 2015/16 シーズンまでの間に, 広島市

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核内受容体遺伝子の分子生物学

日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール

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ロタウイルスワクチンをめぐる話題

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イルスが存在しており このウイルスの存在を確認することが診断につながります ウ イルス性発疹症 についての詳細は他稿を参照していただき 今回は 局所感染疾患 と 腫瘍性疾患 のウイルス感染検査と読み方について解説します 皮膚病変におけるウイルス感染検査 ( 図 2, 表 ) 表 皮膚病変におけるウイ

( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 大道正英 髙橋優子 副査副査 教授教授 岡 田 仁 克 辻 求 副査 教授 瀧内比呂也 主論文題名 Versican G1 and G3 domains are upregulated and latent trans

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Bull. Nagano Environ. Conserv. Res. Inst. No.8(2012) 3. 結果および考察 3.1 長野県における手足口病患者およびヘルパンギーナ患者からのエンテロウイルス検出状況 手足口病患者およびヘルパンギーナ患者 67 検体のうち, が 45 株 (67 %

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 中谷夏織 論文審査担当者 主査神奈木真理副査鍔田武志 東田修二 論文題目 Cord blood transplantation is associated with rapid B-cell neogenesis compared with BM transpl

今後の展開現在でも 自己免疫疾患の発症機構については不明な点が多くあります 今回の発見により 今後自己免疫疾患の発症機構の理解が大きく前進すると共に 今まで見過ごされてきたイントロン残存の重要性が 生体反応の様々な局面で明らかにされることが期待されます 図 1 Jmjd6 欠損型の胸腺をヌードマウス

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記載例 : ウイルス マウス ( 感染実験 ) ( 注 )Web システム上で承認された実験計画の変更申請については 様式 A 中央の これまでの変更 申請を選択し 承認番号を入力すると過去の申請内容が反映されます さきに内容を呼び出してから入力を始めてください 加齢医学研究所 分野東北太郎教授 組


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医療機関における診断のための検査ガイドライン

第 7 回トキ飼育繁殖小委員会資料 2 ファウンダー死亡時の対応について ( 案 ) 1 トキのファウンダー死亡時の細胞 組織の保存について ( 基本方針 ) トキのファウンダーの細胞 組織の保存は ( 独 ) 国立環境研究所 ( 以下 国環研 ) が行う 国環研へは環境省から文書

2017 年 8 月 9 日放送 結核診療における QFT-3G と T-SPOT 日本赤十字社長崎原爆諫早病院副院長福島喜代康はじめに 2015 年の本邦の新登録結核患者は 18,820 人で 前年より 1,335 人減少しました 新登録結核患者数も人口 10 万対 14.4 と減少傾向にあります

6/10~6/16 今週前週今週前週 インフルエンザ 2 10 ヘルパンギーナ RS ウイルス感染症 1 0 流行性耳下腺炎 ( おたふくかぜ ) 8 10 咽頭結膜熱 急性出血性結膜炎 0 0 A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎 流行性角結膜炎 ( はやり目 )

兵庫県立健康生活科学研究所健康科学研究センター研究報告第 8 号 2017 兵庫県立健康生活科学研究所健康科学研究センター研究報告第 8 号 2017 [ ノート ] 兵庫県における 2015/16 シーズンのインフルエンザウイルスの性状解析 * 押部智宏 荻美貴髙井伝仕近平雅嗣望月利洋 Chara

横浜市感染症発生状況 ( 平成 30 年 ) ( : 第 50 週に診断された感染症 ) 二類感染症 ( 結核を除く ) 月別届出状況 該当なし 三類感染症月別届出状況 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月計 細菌性赤痢

研究の詳細な説明 1. 背景病原微生物は 様々なタンパク質を作ることにより宿主の生体防御システムに対抗しています その分子メカニズムの一つとして病原微生物のタンパク質分解酵素が宿主の抗体を切断 分解することが知られております 抗体が切断 分解されると宿主は病原微生物を排除することが出来なくなります

今週前週今週前週 2/18~2/24 インフルエンザ ヘルパンギーナ 4 4 RS ウイルス感染症 流行性耳下腺炎 ( おたふくかぜ ) 7 4 咽頭結膜熱 急性出血性結膜炎 0 0 A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎 流行性角結膜炎 ( はやり目

日本脳炎不活化ワクチン ( シード ) 平成 24 年 7 月 4 日 ( 告示第 1622 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した日本脳炎ウイルスを同規格に適合した株化細胞で増殖させて得たウイルス液を不活化したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 名称日本脳炎ウイル

新技術説明会 様式例

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研究検討会

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があるため 一ヶ月以上の間隔をおいて単品投与することが基本である そこで 呼吸器疾患を引き起こすパラインフルエンザウイルスの感染防御抗原を発現する組み換えインフルエンザウイルスを作製することによりウイルス性呼吸器疾患に対する多価生ワクチンの開発を試みた インフルエンザウイルスのNAは感染防御にはそれ

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ナショナルショウ開催要項 (2001年)

Transcription:

D 型インフルエンザ D 型インフルエンザウイルスの発見 ウイルス分子性状と病原性 わが国における D 型インフルエンザ疫学調査 日本株の分離と性状解析 D 型ウイルス粒子内ゲノム構造 堀本泰介 東京大学大学院農学生命科学研究科獣医微生物学教室

インフルエンザウイルス 型 A B C D 亜型 宿主 ヒト流行 HA (H1-H18) NA (N1-N11) ヒトブタウマ鳥その他 季節性パンデミック なし なし ヒトヒト ( アザラシ )( ブタ ) 季節性 小規模?? ウシブタ??

D 型インフルエンザウイルス (Flu D) 呼吸器疾患のブタから分離 (C/swine/Oklahoma/1334/2011) AGID 抗原性が Flu C とは異なる ウシが主要な宿主動物

分離ウイルス 1. A, B, C 型と免疫拡散法で抗原交差しない 2. 7 本鎖 3. C 型との遺伝学的距離が A 型と B 型の差と同じくらい離れている 4. C 型と遺伝子交雑しない 5. ゲノム分節末端配列が C 型と異なる 6. M1 の転写の仕方が C 型と異なる 7. ウシ, ヒツジ, ヤギに感染する 8. ヒトへの感染性が明らかでない 9. ヨーロッパ アジアでも見つかる Influenza D virus(ictv 2016)

Orthomyxoviridae の分類 (ICTV 2017) Genus: Alphainfluenzavirus Species: Influenza A virus human influenza A virus, avian influenza A virus, swine influenza A virus, equine influenza A virus, canine influenza A virus Genus: Betainfluenzavirus Species: Influenza B virus human influenza B virus Genus: Gammainfluenzavirus Species: Influenza C virus human influenza C virus Genus: Deltainfluenzavirus Species: Influenza D virus bovine influenza D virus, swine influenza D virus その他の Genus: Isavirus, Quaranjavirus, Thogotovirus

インフルエンザウイルスの構造 Flu C/D 7 分節 Flu A/B 8 分節 HEF: hemagglutinin-esterase-fusion Wang and Veit, Protein Cell, 2016

オルソミクソウイルス系統樹 NP Flu C Flu D Flu A Flu B Isa, Thogoto HEF Flu C Flu D Hause et al, mbio, 2014

Flu D vs. Flu C タンパク質 PB2 PB1 P3 HEF NP P42 NS1/2 相同性 (%) 53 70 50 53 40 38 33/29 Terminal sequence 3 -UCGUCUUCGUC- Flu C ORF pu -GAACGAUGACGA-5 3 -UCGUAUUCGUC- Flu D HEF, M, NS pu -GAACGAUGACGA-5 3 -CCGUAUUCGUC- 3Ps & NP pu -GAACGAUGACGA-5

Flu D のゲノム構造 Su et al. Virulence, 2017

Flu A/B HA vs. Flu C/D HEF (C only) (D only) HA HEF (D only) Wang and Veit, Protein Cell, 2016

HA vs. HEF (Flu C) RTK (Flu D) KK Different acylation and lipid raft association of HA or HEF protein. Wang and Veit, Protein Cell, 2016

細胞レセプター : HEF vs. HA エステラーゼ切断部位 ノイラミニダーゼ切断部位 Flu C, D のレセプター 9-O- アセチルシアル酸 Flu A, B のレセプター α2,3/2,6- シアル酸 Song, Gao et al, PloS Pathog, 2016

牛呼吸器病症候群 (BRDC) ウイルス 細菌 ストレス等の複合的要因によって発生例 : 輸送熱 流行性肺炎世界全体で 3,600 億円以上 / 年の経済的被害 ウイルス牛伝染性鼻気管炎ウイルス牛ウイルス性下痢ウイルス牛パラインフルウイルス 3 牛 RS ウイルス牛アデノウイルス牛コロナウイルス牛鼻炎 A/B ウイルス牛パルボウイルス 細菌マンヘミアマイコプラズマパスツレラヒストフィルス 環境因子ストレス 気温湿度 ガスほこり 臨床症状 急性期 : 食欲消失 高熱 呼吸促拍 沈鬱 咳 鼻汁 慢性期 : 衰弱 咳 呼吸困難

牛呼吸器病症候群 (BRDC) ワクチンを接種しても BRDC は発生する ウイルス牛伝染性鼻気管炎ウイルス牛ウイルス性下痢ウイルス牛パラインフルウイルス 3 牛 RS ウイルス牛アデノウイルス牛コロナウイルス牛鼻炎 A/B ウイルス牛パルボウイルス 混合ワクチン メタゲノム解析で これらよりも D 型インフルエンザウイルスの方が BRDC 牛から高頻度に検出 (2016) 現在の BRDC の主要病原体は Flu D である可能性

D 型インフルエンザウイルスが検出された国 (2015 年まで ) 日本の牛における D 型ウイルスの 疫学調査

D 型ウイルス特異抗体の検出 血清 ( 血漿 ) 茨城県下の牧場飼育の乳用牛 ( ホルスタイン )28 頭 RDE 非働化処理 ウイルス D/swine/Oklahoma/1334/2011 ( カンザス大 Hause 博士より分与 ) 0.6% 七面鳥赤血球を用いて HI 試験 ( 1:40 を陽性 ) Murakami et al, EID, 2016

1/8 採血採血時年齢 5y6m 4y5m 3y11m 3y10m 3y4m 3y4m 3y4m 3y3m 3y1m 2y2m 2y1m 2y1m 2y0m 1y12m 1y7m 1y3m 1y0m 0y11m 0y8m 0y7m 7y9m 8y0m 6y11m 6y3m 7y10m 1y11m 1y10m 9y0m 160 640 160 160 HI 価過去に Flu D に感染わが国にも Flu D は存在 No. 移動歴 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 茨城茨城茨城茨城茨城茨城茨城茨城茨城茨城茨城茨城茨城茨城茨城茨城茨城茨城茨城茨城北海道北海道茨城茨城北海道茨城 北海道茨城 北海道茨城

No. 1/8 採血 HI 価 2/3 採血 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 160 640 160 160 40 160 160 160 320 160 160 160 160 160 160 40 320 160 160 320 160 40 鼻スワブ RT-PCR 陽性 ゲノム全塩基配列を決定 ( 茨城株 ) ウイルス分離は陰性 本牧場において Flu D の流行があった

日本における抗体保有状況まとめ 陽性率 0% ~15% ~30% ~45% 45%~ 計 30.4% Horimoto et al, PloS One, 2016

D 型ウイルス抗体陽性率 陽性率 (%) 60 40 20 陽性数 140 120 60 40 20 ホルスタイン黒毛和種 0 ホルスタイン 黒毛和種 0 40 160 HI 価 320 640

D 型ウイルス抗体陽性率 陽性率 (%) 60 40 陽性率 (%) 60 40 20 20 0 2010 2012 2013 2014 2015 2016 0 0.5 1 2 3 4 5 6 7 8- 年齢 採血年

宮崎県内農場別抗体陽性率 陽性率 (%) 60 40 20 0 3 5 8 9 11 12 13 14 15 17 18 19 20 21 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 農場番号 高い水平伝播性を示唆

Flu D が検出された国 (2017 年まで ) ケニアラクダ 99% 抗体陽性自然宿主?? Salem et al, EID, 2017

エチオピアのヒトコブラクダ血清 泉對博先生 ( 日大獣医 ) 地域動物種サンプル数 Bati 近郊 ラクダヤギヒツジウシロバ 21 12 20 8 2 Jijiga 近郊 ラクダウシヤギ 17 7 8 Bati Jijiga 合計 ラクダウシヤギヒツジロバ 38 15 20 20 2 95 放牧地を共有 夜になって放牧地から連れて帰り家畜ごとに収容

HI 結果 エチオピアのヒトコブラクダ血清 地域動物種陽性数 ( 陽性率 %) Bati 近郊 Jijiga 近郊 合計 ラクダヤギヒツジウシロバ ラクダウシヤギ ラクダヤギヒツジウシロバ 19/21 (90.5) 1/12 (8.3) 0/20 (0) 0/8 (0) 0/2 (0) 3/17 (17.6) 0/7 (0) 0/8 (0) 22/38 (57.9) 1/20 (5.0) 0/20 (0) 0/15 (0) 0/2 (0)

モンゴルのフタコブラクダ血清 HI 結果 40 検体全て陰性 () ラクダは草原で放牧 所有者はゲルに居住し家畜とともに移動 夜になっても放牧したまま 15 samples 10 samples 15 samples

まとめ 国内において FluD による牛の呼吸器疾患を初めて検出した FluD はすでに全国的にウシ社会に侵淫している FluD の自然宿主は東アフリカのヒトコブラクダである?

ウシ Flu D の分離と性状解析 呼吸器症状牛の鼻腔検体 ( 山形 ) 牧場 月齢 性別 Flu D (RT-PCR) A 14 陽性 A 14 陽性 ウイルス分離 HRT-18G ヒト結腸癌 ) trypsin 存在下で継代 5 日 5 日 ST ( ブタ精巣 ) CPE 観察 HA 価 8 D/bovine/ Yamagata/ 2016 ( 山形株 )

PB2 PB1 P3 HEF NP M NS 日本株の系統樹解析 D/bovine/Nebraska/9-5/2012 D/bovine/Oklahoma/660/2013 D/bovine/Texas/3-13/2011 D/bovine/Kansas/11-8/2012 D/bovine/Kansas/13-21/2012 D/bovine/Minnesota/628/2013 D/bovine/Minnesota/729/2013 D/bovine/Italy/1/2014 D/bovine/Italy/46484/2015 D/bovine/Mississippi/C00046N/2014 D/bovine/Kansas/14-22/2012 D/swine/Oklahoma/1334/2011 D/swine/Italy/199724-3/2015 D/bovine/Kansas/1-35/2010 D/bovine/France/2986/2012 D/bovine/Shandong/Y125/2014 D/bovine/Shandong/Y127/2014 D/bovine/Shandong/Y217/2014 D/bovine/Miyazaki/B22/2016 D/bovine/Ibaraki/7768/2016 D/bovine/Ibaraki/7765/2016 D/bovine/Yamagata/10710/2016 97 84 97 88 89 74 97 94 0.0050 D/bovine/Minnesota/628/2013 D/bovine/Minnesota/729/2013 D/bovine/Kansas/13-21/2012 D/bovine/Kansas/1-35/2010 D/bovine/Texas/3-13/2011 D/bovine/Nebraska/9-5/2012 D/bovine/Kansas/11-8/2012 D/bovine/Oklahoma/660/2013 D/bovine/Mississippi/C00046N/2014 D/swine/Oklahoma/1334/2011 D/bovine/Kansas/14-22/2012 D/swine/Italy/199724-3/2015 D/bovine/Italy/46484/2015 D/bovine/Italy/1/2014 D/bovine/Shandong/Y125/2014 D/bovine/Shandong/Y127/2014 D/bovine/Shandong/Y217/2014 D/bovine/France/2986/2012 D/bovine/Miyazaki/B22/2016 D/bovine/Ibaraki/7768/2016 95D/bovine/Yamagata/10710/2016 99 89 13 67 95 82 98 77 55 96 0.0050 D/bovine/Shandong/Y217/2014 D/bovine/Shandong/Y125/2014 D/bovine/Shandong/Y127/2014 D/bovine/France/2986/2012 D/bovine/Miyazaki/B22/2016 D/bovine/Ibaraki/7768/2016 D/bovine/Ibaraki/7765/2016 D/bovine/Yamagata/10710/2016 D/bovine/Mississippi/C00046N/2014 D/swine/Oklahoma/1334/2011 D/bovine/Kansas/14-22/2012 D/swine/Italy/199724-3/2015 D/bovine/Italy/1/2014 D/bovine/Italy/46484/2015 D/bovine/Texas/3-13/2011 D/bovine/Kansas/1-35/2010 D/bovine/Minnesota/628/2013 D/bovine/Minnesota/729/2013 D/bovine/Kansas/13-21/2012 D/bovine/Kansas/11-8/2012 D/bovine/Oklahoma/660/2013 D/bovine/Nebraska/9-5/2012 62 86 92 59 54 50 42 61 98 0.0050 D/bovine/Shandong/Y127/2014 D/bovine/Shandong/Y125/2014 D/bovine/Shandong/Y217/2014 D/bovine/Kansas/1-35/2010 D/bovine/Kansas/11-8/2012 D/bovine/Nebraska/9-5/2012 D/bovine/Oklahoma/660/2013 D/swine/Oklahoma/1334/2011 D/bovine/Mississippi/C00046N/2014 D/bovine/Kansas/14-22/2012 D/bovine/Italy/46484/2015 D/bovine/Italy/1/2014 D/swine/Italy/199724-3/2015 D/bovine/France/2986/2012 D/bovine/Texas/3-13/2011 D/bovine/Kansas/13-21/2012 D/bovine/Minnesota/628/2013 D/bovine/Minnesota/729/2013 D/bovine/Miyazaki/B22/2016 D/bovine/Yamagata/10710/2016 D/bovine/Ibaraki/7768/2016 92D/bovine/Ibaraki/7765/2016 94 99 89 95 65 70 94 74 42 0.0050 D/bovine/Italy/46484/2015 D/swine/Italy/199724-3/2015 D/bovine/Italy/1/2014 D/bovine/Mississippi/C00030P/2014 D/bovine/Mississippi/C00046N/2014 D/bovine/Kansas/14-22/2012 D/swine/Oklahoma/1334/2011 D/bovine/Kansas/1-35/2010 D/bovine/Minnesota/628/2013 D/bovine/Minnesota/729/2013 D/bovine/Shandong/Y127/2014 D/bovine/Shandong/Y125/2014 D/bovine/Shandong/Y217/2014 D/bovine/France/2986/2012 D/bovine/Kansas/13-21/2012 D/bovine/Texas/3-13/2011 D/bovine/Kansas/11-8/2012 D/bovine/Nebraska/9-5/2012 D/bovine/Oklahoma/660/2013 D/bovine/Mississippi/C00014N/2014 D/bovine/Mississippi/C00013N/2014 D/bovine/Miyazaki/B22/2016 D/bovine/Yamagata/10710/2016 D/bovine/Ibaraki/7768/2016 D/Bovine/Ibaraki/7765/2016 76 87 99 99 42 40 98 72 94 67 0.0050 D/swine/Italy/199724-3/2015 D/bovine/Italy/1/2014 D/bovine/Italy/46484/2015 D/bovine/Mississippi/C00046N/2014 D/swine/Oklahoma/1334/2011 D/bovine/Texas/3-13/2011 D/bovine/Shandong/Y125/2014 D/bovine/Shandong/Y127/2014 D/bovine/Shandong/Y217/2014 D/bovine/France/2986/2012 D/bovine/Kansas/1-35/2010 D/bovine/Minnesota/628/2013 D/bovine/Minnesota/729/2013 D/bovine/Kansas/13-21/2012 D/bovine/Oklahoma/660/2013 D/bovine/Nebraska/9-5/2012 D/bovine/Kansas/11-8/2012 D/bovine/Kansas/14-22/2012 D/bovine/Miyazaki/B22/2016 D/bovine/Yamagata/10710/2016 D/bovine/Ibaraki/7768/2016 D/bovine/Ibaraki/7765/2016 99 63 66 95 97 62 57 99 98 97 0.0050 D/bovine/Italy/1/2014 D/swine/Italy/199724-3/2015 D/bovine/Nebraska/9-5/2012 D/bovine/Oklahoma/660/2013 D/bovine/Kansas/11-8/2012 D/bovine/Minnesota/628/2013 D/bovine/Minnesota/729/2013 D/bovine/Texas/3-13/2011 D/bovine/Kansas/1-35/2010 D/bovine/Kansas/13-21/2012 D/swine/Oklahoma/1334/2011 D/bovine/Kansas/14-22/2012 D/bovine/Mississippi/C00046N/2014 D/bovine/France/2986/2012 D/bovine/Shandong/Y125/2014 D/bovine/Shandong/Y127/2014 D/bovine/Shandong/Y217/2014 D/bovine/Miyazaki/B22/2016 D/bovine/Ibaraki/7765/2016 D/bovine/Ibaraki/7768/2016 D/bovine/Yamagata/10710/2016 99 57 89 99 75 58 55 59 0.0050

伊仏中米 2 米 1 日 D/bovine/Italy/46484/2015 D/swine/Italy/199724-3/2015 D/bovine/Italy/1/2014 D/bovine/Mississippi/C00030P/2014 D/bovine/Mississippi/C00046N/2014 D/bovine/Kansas/14-22/2012 D/swine/Oklahoma/1334/2011 D/bovine/Kansas/1-35/2010 D/bovine/Minnesota/628/2013 D/bovine/Minnesota/729/2013 D/bovine/Shandong/Y127/2014 D/bovine/Shandong/Y125/2014 D/bovine/Shandong/Y217/2014 D/bovine/France/2986/2012 D/bovine/Kansas/13-21/2012 D/bovine/Texas/3-13/2011 D/bovine/Kansas/11-8/2012 D/bovine/Nebraska/9-5/2012 D/bovine/Oklahoma/660/2013 D/bovine/Mississippi/C00014N/2014 D/bovine/Mississippi/C00013N/2014 D/bovine/Miyazaki/B22/2016 D/bovine/Yamagata/10710/2016 D/bovine/Ibaraki/7768/2016 D/Bovine/Ibaraki/7765/2016 99 99 40 98 94 0.0050 OK 系統 660 系統日本系統 HEF

M 42 98 D/bovine/Shandong/Y217/2014 D/bovine/Shandong/Y125/2014 D/bovine/Shandong/Y127/2014 D/bovine/France/2986/2012 D/bovine/Miyazaki/B22/2016 D/bovine/Ibaraki/7768/2016 D/bovine/Ibaraki/7765/2016 D/bovine/Yamagata/10710/2016 D/bovine/Mississippi/C00046N/2014 D/swine/Oklahoma/1334/2011 D/bovine/Kansas/14-22/2012 D/swine/Italy/199724-3/2015 D/bovine/Italy/1/2014 D/bovine/Italy/46484/2015 D/bovine/Texas/3-13/2011 D/bovine/Kansas/1-35/2010 D/bovine/Minnesota/628/2013 92 D/bovine/Minnesota/729/2013 D/bovine/Kansas/13-21/2012 50 D/bovine/Kansas/11-8/2012 D/bovine/Oklahoma/660/2013 D/bovine/Nebraska/9-5/2012 中仏日米 1 伊米 2 OK 系統 660 系統 0.0050

ホモロジー山形株 vs. 米国 OK 株 分節 塩基 アミノ酸 PB2 96% 98% PB1 96% 98% P3 96% 96% HEF 96% 95% NP 95% 96% M 97% 97% NS 96% 96% 日本株間 99.5~99.8% 99.6~%

HEF の系統間で異なるアミノ酸部位 OK 系統 vs. 日本系統 OK 系統 vs. 660 系統 日本系統 vs. 660 系統 K212(OK) R212(660) S212

単クローン性抗体の HI 反応性 クローン ウイルス山形株 OK 株 660 株 B4 6,400 1,600 6,400 B13 < < < R36 12,0 25,600 6,400 G22 3,200 < G27 2,040,0 < < G74 400 < 200

まとめ FluD 日本株 ( 山形株 ) を分離した 日本株は外国株と系統的に異なり 国内で独自に進化した 日本株は外国株と HEF 抗原性が異なる HEF 抗原には共通エピトープと系統特異エピトープがある

インフルエンザウイルス粒子内の RNP 数 A 型 B 型 50nm Nakatsu et al., mbio, 2016

人工的に作製した 7 分節 A 型ウイルスの RNP 数 8 vrnas 7 vrnas HA 分節欠損 8 本 (%) 8 本 7 本 (17%) (83%) N=11 N=12

HA(-) ウイルス粒子内の RNA の解析 野生型ウイルス HA(-) ウイルス Coverage Depth (nucleotide reads/total nucleotide reads) 0.025 0.020 0.015 0.010 0.005 0 0.025 0.020 0.015 0.010 0.005 0 PB2 PB1 PA HA NP NA M 5 12.1% NS Nucleotide position (crna for virus genes) 18S rrna 3 28S rrna 8.8% 6.5% Noda, Murakami et al. Nature Comm, 2018

7 分節の C 型, D 型ウイルスでは? C 型ウイルス D 型ウイルス 7 本 (30%) 8 本 (70%) 7 本 (27%) 8 本 (73%) Nakatsu et al., JVI, 2018

まとめ ゲノム分節数にかかわらずインフルエンザウイルスは 8 本の RNP を取り込んでいる ゲノムパッケージングの際に宿主 RNA を利用する可能性がある 8 本の RNP が 1+7 に配置することが効率のよいゲノムパッケージングに重要と考えられる

Acknowledgment カンザス大北大宮大岩大岐大鹿大麻大岩医大大阪府開業日生研鳥取県京大ウ再研東大医科研東大農 Ben Hause 日尾野隆大 迫田義博目堅博久 乗峰潤三彦野弘一 村上賢二猪島康雄安藤貴朗 乙丸孝之介 小澤真佐藤礼一郎 村上裕信 阪口雅弘村木靖石井一功大森崇司 田積晃浩 平修増田恒幸野田岳志河岡義裕小田切友葉 石田大歩 遠藤麻衣子 上間亜希子 小林知也 村上晋