第 1 学 年 英 語 科 学 習 指 導 案 1 単 元 名 Unit 8 ナンシーに 会 いに (New Horizon English Course Ⅰ) 平 成 24 年 11 月 22 日 ( 木 )5 校 時 指 導 学 級 1 年 5 組 指 導 者 JTE 小 松 加 代 子 ALT Willem De Jager 場 所 1 年 5 組 教 室 2 単 元 の 目 標 自 分 の 身 の 周 りの 人 物 やものについて, 積 極 的 に 相 手 に 自 分 のことを 伝 えようとす ることができ コミュニケーションへの 関 心 意 欲 態 度 部 屋 にあるものの 位 置 について 尋 ねたり, 答 えたりすることができ 身 の 周 りのものについて, 所 有 を 尋 ねたり, 答 えたりすることができ 自 分 の 身 の 周 りの 人 物 やものについて, 人 称 代 名 詞 を 用 いて 表 現 することができ 外 国 語 表 現 の 能 力 教 科 書 本 文 から, 登 場 人 物 が 海 外 旅 行 先 での 出 来 事 に 胸 をときめかせている 様 子 を 読 み 取 ることができ 外 国 語 理 解 の 能 力 疑 問 詞 where,whose を 用 いた 疑 問 文 の 作 り 方 について 理 解 することができ ものの 位 置 を 表 す 前 置 詞 の 用 法 について 理 解 することができ 人 称 代 名 詞 を 用 いた 文 の 用 法 について 理 解 することができ 言 語 や 文 化 についての 知 識 理 解 3 指 導 にあたって (1) 教 材 観 本 単 元 は 冬 休 みにさくら, 一 郎,ベッキー,ケビンが 海 外 旅 行 に 行 く 場 面 であ サンフランシスコ 到 着 の 場 面 を 話 題 にしており, 自 分 の 持 ち 物 を 探 したり, 持 ち 主 について 尋 ねたり, 第 三 者 について 質 問 したりと, 身 近 な 場 面 で 使 用 できる 表 現 が たくさん 出 てきていここではペア 活 動 などにより, 自 分 の 身 の 回 りのものや 人 物 について 説 明 したり 尋 ねたりする 活 動 を 取 り 入 れ, 生 徒 たちに 表 現 をする 楽 しさ を 味 わわせることができると 考 え 言 語 材 料 としては, 疑 問 詞 Where と Whose を 用 いた 疑 問 文 とその 応 答 の 仕 方, 目 的 格 所 有 格 の 人 称 代 名 詞 について 取 り 扱 う 自 分 の 身 の 回 りのものや 人 物 についての 言 い 表 し 方 を 学 ぶことにより, 生 徒 の 表 現 の 幅 を 大 きく 広 げるのに 適 した 題 材 であ (2) 生 徒 観
(3) 指 導 観 文 法 事 項 の 導 入 段 階 では, 実 物,ピクチャーカード,ジェスチャーなどを 使 用 し, 生 徒 の 視 覚 に 訴 えながら 興 味 関 心 を 引 き 付 ける 工 夫 をしていきたい 文 法 事 項 の 導 入 後 にペアによるコミュニケーション 活 動 を 多 く 取 り 入 れることで, 生 徒 同 士 が 互 い に 関 わり 合 い, 学 んだ 表 現 を 使 って 自 分 の 身 の 回 りのものや 人 物 について 表 現 する 楽 しさを 味 わわせたいと 考 えてい 生 徒 個 々の 力 の 差 が 大 きいのでコミュニケーショ ン 活 動 に 入 る 前 に 一 人 一 人 へのサポートをしっかりした 上 で 活 動 に 自 信 をもって 取 り 組 めるよう,TTなどによって 細 やかに 指 導 していく 必 要 があると 考 えまた, 生 徒 が 苦 手 とする 書 く 活 動 にも 抵 抗 なく 取 り 組 めるよう, 相 手 から 聞 き 取 った 内 容 に 関 連 させて 英 文 を 書 かせるなど, 段 階 を 踏 んで 指 導 を 進 めたい 4 研 究 主 題 との 関 連 研 究 テーマ 学 習 意 欲 を 高 め, 基 礎 基 本 の 定 着 をはかる 学 習 指 導 の 一 試 み 関 わり 合 う 活 動 を 取 り 入 れた 指 導 過 程 の 工 夫 英 語 科 では, 学 習 意 欲 を 高 めるために, 理 解 に 時 間 の 掛 かる 生 徒 に 授 業 内 で 机 間 指 導 やTTによって 支 援 を 行 い, 基 礎 的 な 事 項 が 身 に 付 くようなドリルを 課 題 としてい 英 語 の 得 意 な 生 徒 には,どんどん 課 題 に 取 り 組 ませ,より 自 己 表 現 に 重 点 を 置 い た 問 題 を 与 えるなどの 工 夫 をしてい 本 単 元 では, 授 業 に 対 する 意 欲 を 高 めるため に, 生 徒 同 士 がコミュニケーション 活 動 を 通 して 関 わり 合 い, 教 え 合 い, 基 礎 基 本 を 多 くの 生 徒 が 身 に 付 けられるようなグループ ペア 活 動 を 取 り 入 れていきたいと 考 えていその 際,ただ 学 習 したことを 発 表 するのではなく, 暗 唱 活 動 に 取 り 組 ませ たり, 相 手 の 目 を 見 る, 大 きな 声 ではっきりと 発 音 させたりするなど, 相 手 にとって 聞 き 取 りやすく, 本 物 の 会 話 により 近 いコミュニケーション 活 動 ができるよう 指 導 し ていきたいと 考 えてい 5 指 導 計 画 時 間 学 習 目 標 指 導 内 容 関 わり 合 う 活 動 観 点 別 評 価 1 疑 問 詞 where を 用 いた 文 と その 応 答 の 形 意 味 用 法 を 理 解 す 疑 問 詞 where を 用 いた 文 の 導 入 を 行 う 教 科 書 本 文 の 内 容 について 理 解 させ 教 科 書 本 文 の 音 読 練 習 をさせ 関 表 理 言 2 本 時 疑 問 詞 where を 用 いた 言 語 活 動 にすすん で 取 り 組 む 疑 問 詞 where を 用 いて, 身 の 回 りのものに ついて 適 切 に 表 現 す 自 分 の 身 の 回 り のものがある 場 所 について 英 語 で 言 い 表 させ 会 話 した 内 容 に ついて 作 文 させ ペアで 身 の 回 りのものにつ いて 会 話 す
3 疑 問 詞 whose を 用 いた 文 と その 応 答 の 形 意 味 用 法 を 理 解 す whose を 用 いた 文 の 導 入 を 行 う 教 科 書 本 文 の 内 容 について 理 解 させ 教 科 書 本 文 の 音 読 練 習 をさせ 4 疑 問 詞 whose を 用 いた 言 語 活 動 にすすん で 取 り 組 む 疑 問 詞 whose を 用 いて, 身 の 回 りのものに ついて 適 切 に 表 現 す 自 分 の 身 の 回 り のものの 所 有 に ついて 英 語 で 言 い 表 させ 会 話 した 内 容 に ついて 作 文 させ ペアで 身 の 回 りのものの 所 有 について 会 話 す 5 人 称 代 名 詞 を 用 いた 文 とその 意 味 用 法 を 理 解 す 人 称 代 名 詞 を 用 いた 文 の 導 入 を 行 う 教 科 書 本 文 の 内 容 について 理 解 させ 教 科 書 本 文 の 音 読 練 習 をさせ 6 人 称 代 名 詞 を 用 いた 言 語 活 動 に すすんで 取 り 組 む 人 称 代 名 詞 を 用 いて, 身 の 回 り の 人 物 について 適 切 に 表 現 す ペアで 第 三 者 に ついて 会 話 させ 会 話 した 内 容 に ついて 作 文 させ ペアで 第 三 者 について 会 話 す 7 本 単 元 で 学 習 し た 内 容 について 理 解 す 与 えられた 条 件 に 従 い, 英 文 を 作 らせ
6 観 点 別 評 価 規 準 コミュニケーション への 関 心 意 欲 態 度 自 分 の 身 の 周 り の 人 物 やものに ついて, 積 極 的 に 相 手 に 自 分 の ことを 伝 えよう とすることがで き 外 国 語 表 現 の 能 力 外 国 語 理 解 の 能 力 言 語 や 文 化 について の 知 識 理 解 部 屋 にあるもの の 位 置 について 尋 ねたり, 答 えた りすることがで き 身 の 周 りのもの について, 所 有 を 尋 ねたり, 答 えた りすることがで き 自 分 の 身 の 周 り の 人 物 やものに ついて, 人 称 代 名 詞 を 用 いて 表 現 することができ 教 科 書 本 文 から 登 場 人 物 が 海 外 旅 行 先 での 出 来 事 に 胸 をときめ かせている 様 子 を 読 み 取 ること ができ 疑 問 詞 where, whose を 用 いた 疑 問 文 の 作 り 方 について 理 解 す ることができ ものの 位 置 を 表 す 前 置 詞 の 用 法 について 理 解 す ることができ 人 称 代 名 詞 を 用 いた 文 の 用 法 に ついて 理 解 する ことができ 7 本 時 の 学 習 指 導 (1) 本 時 の 目 標 部 屋 の 中 にあるものの 位 置 について, 積 極 的 に 尋 ねたり 伝 えようとしたりしてい コミュニケーションへの 関 心 意 欲 態 度 疑 問 詞 where や 位 置 を 表 す 前 置 詞 を 用 いて, 部 屋 の 中 にあるものについて 適 切 に 尋 ねたり 応 答 したりすることができ 外 国 語 表 現 の 能 力 (2) 指 導 にあたって 前 時 は, 疑 問 詞 where を 使 った 疑 問 文 と 前 置 詞 を 使 ったその 応 答 の 仕 方 を 導 入 し た 本 時 は,イラスト 入 りのワークシートを 使 って, 身 の 回 りのものの 位 置 を 言 い 表 したり 書 いたりする 活 動 を 行 う 単 数 のものと 複 数 のものについて 尋 ねたり 答 え たりする 際,どこの 部 分 が 違 うのかについてしっかり 理 解 させた 上 でコミュニケー ション 活 動 に 入 りたい 場 所 を 示 す 前 置 詞 は, 定 着 するまでに 時 間 がかかるが,ピ クチャー カードでわかりやすく 示 し, 視 覚 に 訴 えながらそれぞれの 場 所 を 確 認 させ たいと 考 えていまた,コミュニケーション 活 動 の 際 には, 生 徒 の 力 の 差 によっ て 活 動 が 滞 る 場 合 が 想 定 され 前 時 から 引 き 続 いて ALT と 机 間 指 導 を 行 い, 個 別 指 導 の 機 会 を 設 けて 生 徒 一 人 一 人 をサポートすることで, 生 徒 が 自 信 を 持 って 活 動 に 取 り 組 めるよう 指 導 したい また,ワークシートを 見 ずに 暗 記 しながら 相 手 の 目 を 見 てやりとりしたり, 適 切 な 声 の 大 きさで 会 話 をしたりさせるよう 指 導 し,でき るだけ 自 然 な 流 れでコミュニケーションをとることができるようにさせたいと 考 え てい (3) 本 時 と 校 内 研 究 との 関 わり 本 時 は,ゲームやインタビュー 活 動 を 通 してものの 場 所 を 言 い 表 す 表 現 の 仕 方 に ついて 理 解 を 深 めさせたいと 考 えていグループ 活 動 を 取 り 入 れることで 個 々の 生 徒 の 英 語 を 使 う 機 会 を 増 やし, 楽 しく 学 び 合 いながら 何 度 も 繰 り 返 し 練 習 させる ことによって, 既 習 事 項 の 定 着 を 図 りたいと 考 えてい 単 数 形 複 数 形 のものに ついて 言 い 表 す 際 の 表 現 の 違 いや, 混 同 しやすい 前 置 詞 について,お 互 いの 英 語 を
聞 き 合 いながら 気 付 かせたり, 間 違 いについてアドバイスさせ 合 ったりしながら, 定 着 するまで 何 度 も 練 習 させたいと 考 えてい (4) 学 習 指 導 過 程 段 階 指 導 内 容 予 想 される 生 徒 の 反 応 指 導 上 の 留 意 点 JTE / ALT 評 価 [ 方 法 ] 導 入 (5 分 ) 1 あいさつ 2 Warm-up 曜 日 や 天 気 など, 簡 単 な 質 問 をす [ JET / ALT ] What day is it today? How is the weather? 3 前 時 の 復 習 絵 を 示 し, 生 徒 に 問 い かけ[ ALT ] 教 師 の 質 問 に 答 え It s Thursday. It s sunny. 英 語 で 活 動 をす るための 雰 気 作 りをす 展 開 (40 分 ) Where is the cat? Where is the pencil? Where is the monster? Where is the key? Where is the ball? Where is the mirror? Where are the racket? Where are the dogs. ものの 位 置 を 示 す 前 置 詞 の 使 い 方 の 復 習 をす It s on the sofa. It s under the desk. It s under the bed. It s by the dogs. It s by the box. It s on the wall. They are in the box. They are on the floor. 単 数 形 複 数 形 の 答 え 方 の 違 い に 着 目 させ 絵 を 示 し, 視 覚 に 訴 えながら,それ ぞれの 前 置 詞 の 使 い 方 を 確 認 す 単 数 形 複 数 形 の 答 え 方 の 違 いについて 確 認 す[ JTE ] 前 置 詞 の 使 い 方 につい て 確 認 す[JTE] 4 アクティビティ1 Memory Game 3~4 名 のグループを 作 らせ 各 グループ にピクチャー カード を 渡 し,1 分 間 部 屋 の 中 にあるものの 位 置 に ついて 記 憶 させ [ JTE ] 1 分 経 ったら 紙 を 裏 返 し, 覚 えているものの 場 所 について 書 かせ, 答 えを 確 認 す [ JTE ] 3~4 名 のグループ を 作 り, 部 屋 の 中 に あるものの 位 置 につ いて 記 憶 す 質 問 の 答 えを 前 置 詞 を 使 って 紙 に 書 く 質 問 に 対 する 答 えを ワークシートに 記 入 す 場 所 を 示 す 前 置 詞 を 正 しく 使 用 し 答 えることが できているか ( 観 察 )
5 アクティビティ2 Information Gap ペアになり, 互 いの 部 屋 の 中 にあるものにつ いて 聞 き 合 わせ [ JTE ] 机 間 指 導 をし,つまず いている 生 徒 への 支 援 を 行 う [ JTE / ALT ] ペアになり, 互 いの 部 屋 の 中 にあるもの について 聞 き 合 う すべて 聞 き 終 わった ら 互 いの 絵 を 見 せ 合 い, 答 えを 確 認 す 質 問 したものの 場 所 についてフルセンテ ンスでワークシート に 書 く 互 いに 聞 き 取 り やすい 声 量 発 音 を 意 識 して 活 動 に 入 るよう 声 がけをす 積 極 的 にコミュ ニケーションを 取 ろうとしてい るか ( 観 察 ) ワークシートを 回 収 す [ JTE ] 正 しく 英 文 を 作 ることができて いるか 添 削 し, 次 回 の 指 導 につ なげ (5) 評 価 評 価 の 観 点 十 分 満 足 できる(A) おおむね 満 足 できる (B) C に 対 する 支 援 コミュニケーショ ンへの 関 心 意 欲 態 度 声 の 大 きさや 発 音 の 明 瞭 さに 気 をつけな がら 言 語 活 動 にすす んで 取 り 組 んでい 疑 問 詞 where や 位 置 を 表 す 前 置 詞 を 正 し く 用 いて, 部 屋 の 中 に あるものについて 適 切 に 表 現 してい 声 の 大 きさや 発 音 の 明 瞭 さに 気 をつけな がら 言 語 活 動 に 取 り 組 んでい やや 正 確 さに 欠 ける が, 疑 問 詞 where や 前 置 詞 を 正 しく 用 い て, 部 屋 の 中 にある ものについて 表 現 し てい 机 間 指 導 を 行 い, 個 別 に 声 がけを 行 う 外 国 語 表 現 の 能 力 前 置 詞 や 複 数 形 につ いてのヒントを 与 え, 答 えとなる 英 文 を 導 く (6) 板 書 計 画 ピクチャーカード on by in under (7) 準 備 物 ピクチャーカード,ワークシート