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1 インフラ 整 備 について 要 旨 ハード 事 業 者 とソフト 事 業 者 は 同 時 募 集 とせず V-Low 実 用 化 試 験 放 送 という 位 置 づけで 新 型 コミュニ ティ 放 送 での 実 用 化 試 験 放 送 を 経 て ソフト 事 業 者 を 募 集 するべきと 考 えます 関 東 / 中 京 / 近 畿 ブロック 等 でスタートし 段 階 的 に 全 国 エリアへ 展 開 すべきと 考 えます その 場 合 ソフト 事 業 者 の 賃 料 設 定 は 先 行 して 事 業 参 入 した 事 業 者 へ 全 国 展 開 の 費 用 回 収 を 按 分 するのではなく 当 該 地 域 における 事 業 採 算 性 を 考 慮 してインフラ 整 備 を 展 開 すべきであり 防 災 などの 公 的 インフラの 機 能 を 併 せ 持 つ( V-Lowを 自 治 体 の 防 災 インフラ 整 備 計 画 に 利 用 )など 公 共 性 を 重 視 することによりインフラ 整 備 の 負 担 を 軽 減 すべき 考 えます 電 波 利 用 料 について V-Lowの 公 共 性 や 事 業 採 算 性 を 鑑 み 減 免 処 置 など 考 慮 するべきと 考 えます ハード 事 業 者 としての 観 点 から 現 時 点 では 関 東 / 中 京 / 近 畿 ブロックまでの 事 業 展 開 を 考 えております 3

ハード 整 備 計 画 V-Lowは 全 国 エリアへ 着 実 に 事 業 展 開 する 為 に スモールスタート 型 の 事 業 計 画 が 必 要 と 考 えます V-Lowをスモールスタートとすることにより V-Low 整 備 後 の 実 用 化 が 計 画 されている 新 型 コミュニティ 放 送 の 事 業 開 始 が 遅 延 することが 懸 念 されますが V-Lowと 新 型 コミュニティ 放 送 のハード 事 業 者 を 同 一 と することで V-Lowと 新 型 コミュニティ 放 送 の 同 時 スタートが 可 能 になると 考 えます V-Lowの 事 業 採 算 性 を 検 証 するために V-Lowの 実 用 化 試 験 放 送 という 位 置 づけで 新 型 コミュニティ 放 送 を 首 都 圏 エリアで 先 行 スタートすることが 必 要 と 考 えます 新 型 コミュニティ 放 送 で 事 業 採 算 性 を 検 証 後 に 関 東 / 中 京 / 近 畿 ブロックでV-Lowをスタートし 段 階 的 に 全 国 エリアへ 展 開 することで 事 業 リスクが 低 下 し 無 理 のない 事 業 展 開 が 実 現 できると 考 えます またハード 事 業 者 ソフト 事 業 者 は 同 時 募 集 とせず 新 型 コミュニティ 放 送 で 事 業 採 算 性 の 検 証 を 経 た 後 にソフト 事 業 者 を 募 集 することでリスク 低 下 が 図 られ 多 くの 事 業 者 参 入 が 期 待 できると 考 えます V-Lowハード 整 備 計 画 のイメージ 首 都 圏 エリア 新 型 コミュニティ 放 送 (V-Low 実 用 化 試 験 放 送 ) 関 東 / 中 京 / 近 畿 ブロックへ 拡 大 政 令 指 定 都 市 へ 拡 大 県 庁 所 在 地 へ 拡 大 2012 夏 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 ハード 事 業 者 の 決 定 ソフト 事 業 者 の 決 定 4

電 波 利 用 料 についての 考 え 方 V-Lowは18.0MHz 分 (90.0MHz 108.0MHz)の 周 波 数 帯 域 が 割 当 てられていますが 地 域 情 報 メディア としての 活 用 方 針 が 定 められているため 実 際 に 各 放 送 エリアで 使 用 可 能 な 帯 域 は ブロック 圏 エリアで 6.0MHz(13セグメントの 場 合 ) 県 域 で 約 2.8MHz(6セグメントの 場 合 )になると 考 えられます 放 送 エリア 分 割 による 周 波 数 帯 域 は 分 割 しない 場 合 と 比 較 して 1/8 程 度 と 考 えられます( 下 図 参 照 ) V-Lowは 今 後 の 地 域 主 権 時 代 において 必 要 不 可 欠 なメディアであり より 公 共 性 の 高 い 活 用 が 期 待 され ています V-Lowの 事 業 特 性 と 実 質 的 な 利 用 周 波 数 状 況 を 考 慮 して V-Lowハード 事 業 者 が 負 担 する 電 波 使 用 料 については 減 免 措 置 が 行 われることが 妥 当 であると 考 えます [ 放 送 エリアを 分 割 しない 場 合 の 実 質 的 利 用 周 波 数 ] [ 放 送 エリアを 分 割 する 場 合 の 実 質 的 利 用 周 波 数 ] 18.0MHz 47( 全 都 道 府 県 ) = 846 846.0MHz ブロック 圏 県 域 合 計 6.0MHz (13セグメント) 3 ( 東 名 阪 ブロック) 2.8MHz (6セグメント) 31( 道 県 域 ) 18.0MHz (ブロック 圏 ) + 86.8MHz( 県 域 ) 18.0MHz 86.8MHz 104.8MHz 5

ソフト 事 業 者 が 負 担 する 賃 料 の 考 え 方 ハード 整 備 コストの 回 収 を 全 国 世 帯 比 率 で 按 配 してソフト 事 業 者 へ 課 す 場 合 採 算 性 が 低 いと 想 定 され る 地 方 部 がボトルネックとなり V-Low 全 体 の 事 業 発 展 が 阻 害 されるリスクを 懸 念 しております 前 述 の 通 り V-Lowは 関 東 / 中 京 / 近 畿 ブロック 等 でスタートし 段 階 的 に 全 国 エリアへ 展 開 すべきと 考 えて おります その 場 合 ソフト 事 業 者 の 賃 料 設 定 は 先 行 して 事 業 参 入 した 事 業 者 へ 全 国 展 開 の 費 用 回 収 を 按 分 するのではなく 当 該 地 域 における 事 業 採 算 性 を 考 慮 してインフラ 整 備 を 展 開 すべきであり 防 災 な どの 公 的 インフラの 機 能 を 併 せ 持 つ( V-Lowを 自 治 体 の 防 災 インフラ 整 備 計 画 に 利 用 )など 公 共 性 を 重 視 することによりインフラ 整 備 の 負 担 を 軽 減 すべき 考 えます 弊 社 は ハード 事 業 者 としての 観 点 から 関 東 / 中 京 / 近 畿 ブロックまでが 採 算 ラインと 想 定 しています 新 型 コミュニティ 放 送 での 実 用 化 試 験 放 送 にて 事 業 性 検 証 した 結 果 によっては より 多 くのエリアへの 事 業 展 開 を 検 討 する 可 能 性 があると 考 えております 6

2 プラットフォームについて 要 旨 弊 社 は プラットフォーム 事 業 者 としてV-Low 事 業 へ 参 入 する 為 に ハード 事 業 者 への 資 本 参 加 およびプラットフォームサービスのデータ 配 信 に 必 要 となる 帯 域 要 求 を 検 討 しております 弊 社 が 提 供 するプラットフォームを 各 ソフト 事 業 者 が 利 用 することで ソフト 事 業 者 の 設 備 投 資 サー ビス 拡 張 の 両 面 においてメリットを 与 えることができると 考 えます 電 波 帯 域 を 有 効 活 用 するために 共 用 帯 域 をハード 事 業 者 が 保 有 し 共 用 帯 域 にて 共 通 的 な 放 送 サービスを 一 括 提 供 するべきと 考 えます プラットフォームサービスへの 割 当 て 帯 域 を 検 証 するために 新 型 コミュニティ 放 送 を 利 用 した 実 用 化 試 験 放 送 を 実 施 すべきと 考 えます 7

CSKの 参 入 方 針 弊 社 は 情 報 サービス 業 界 で 長 年 培 ってきたIT 事 業 ノウハウと 福 岡 ユビキタス 特 区 でのマルチメディア 放 送 実 証 実 験 で 得 た 知 見 をもとに V-Lowソフト 事 業 者 のビジネスモデルを 支 援 するプラットフォーム 事 業 者 と して 参 入 し V-Low 全 体 の 発 展 を 目 指 していきたいと 考 えております 弊 社 はプラットフォーム 事 業 者 としてソフト 事 業 者 のビジネスモデルを 支 援 するために 1 初 期 設 備 投 資 額 の 抑 制 化 2 継 続 的 な 設 備 増 強 化 のモデルを 検 討 しております 番 組 コ コン ン テ ン ツ 供 給 者 番 組 コンテンツ 供 給 委 託 料 ソ フ ト 事 業 番 組 伝 送 賃 料 ( 設 備 使 用 料 ) ハ ー ド 事 業 放 送 視 聴 者 プラット フォーム レベニューシェア 資 本 参 加 プラットフォーム 委 託 プラットフォーム 事 業 者 8

プラットフォーム 活 用 のメリット1 計 画 1:ソフト 事 業 者 の 初 期 投 資 額 の 抑 制 化 ソフト 事 業 者 が 個 別 に 各 種 放 送 設 備 を 購 入 保 有 する 場 合 初 期 投 資 費 用 が 高 額 となり 参 入 リスクの 上 昇 が 懸 念 されます 共 通 的 な 放 送 設 備 は プラットフォーム 事 業 者 が 保 有 してソフト 事 業 者 に 貸 し 出 しすることで ソフト 事 業 者 間 で 設 備 投 資 費 用 の 分 散 化 (イニシャルコストのシェアリング)を 実 現 できると 考 えます ソフト 事 業 者 設 備 投 資 設 備 投 資 A 社 B 社 運 営 費 運 営 費 プラット フォーム 事 業 者 設 備 提 供 ソフト 事 業 者 A 社 B 社 利 用 料 利 用 料 設 備 投 資 C 社 運 営 費 設 備 投 資 運 営 費 費 用 回 収 C 社 利 用 料 設 備 投 資 を 各 社 ごとに 支 払 う 必 要 あり 全 体 で 見 れば2 重 投 資 共 通 プラットフォームと 設 備 投 資 と 運 営 費 をプラット フォーム 事 業 者 が 各 社 からの 利 用 料 収 入 で 回 収 ソフト 事 業 者 各 社 のコストを 軽 減 9

プラットフォーム 活 用 のメリット2 計 画 2:ソフト 事 業 者 の 継 続 的 な 設 備 増 強 化 V-Lowで 期 待 される 多 様 なサービスを 実 現 する 上 で IT 技 術 の 活 用 は 必 要 不 可 欠 ですが 情 報 システム には 一 般 的 に 年 間 売 上 3%の 投 資 が 必 要 と 言 われています V-Lowソフト 事 業 の 主 な 候 補 であるラジオ 事 業 者 地 域 情 報 メディア 事 業 者 の 方 々は 事 業 特 性 上 大 規 模 なITシステム 構 築 の 取 組 みが 少 ないため ITを 用 いた 多 様 なサービス 企 画 について 不 安 があり 参 入 リスクを 危 惧 しているのではと 考 えております 弊 社 は 情 報 サービス 業 界 で 長 年 培 ってきたIT 事 業 ノウハウを 用 いて ITサービス 企 画 の 点 から ソフト 事 業 者 の 事 業 運 営 責 任 の 一 端 を 担 う 形 で ビジネスモデルを 支 援 したいと 考 えています 各 ソフト 事 業 者 が 通 常 支 払 う 情 報 システム 投 資 額 を プラットフォーム 事 業 者 とのレベニューシェア( 売 上 額 の 分 担 比 率 は 別 途 協 議 )としてスライドさせることで 事 業 責 任 を 分 担 しつつ 継 続 的 な 設 備 増 強 化 を 図 ることができると 考 えます 10

プラットフォーム 提 供 形 態 全 ソフト 事 業 者 が 共 通 的 に 必 要 とする 緊 急 災 害 情 報 配 信 EPG/ESG 配 信 IPDC(IP Data Cast) 配 信 等 のプラットフォーム 機 能 は ハード 事 業 者 が 提 供 責 任 を 負 い 品 質 価 格 帯 を 公 平 中 立 として 提 供 す ることが 望 ましいと 考 えます 各 ソフト 事 業 者 のビジネスモデルにより 利 用 が 異 なるプラットフォーム 機 能 は 各 ソフト 事 業 者 が 任 意 にプ ラットフォーム 事 業 者 を 選 択 する 形 態 が 望 ましいと 考 えます ソフト 事 業 者 ハード 事 業 者 共 通 プラットフォーム 機 能 緊 急 災 害 速 報 配 信 EPG/ESG 配 信 IPDC 配 信 A 社 B 社 プラットフォーム 事 業 者 補 足 プラットフォーム 機 能 広 告 配 信 コンテンツDL 販 売 会 員 管 理 権 利 処 理 課 金 決 済 etc C 社 D 社 11

共 通 帯 域 の 必 要 性 1 蓄 積 型 放 送 を 受 信 する 課 題 蓄 積 型 放 送 サービスを 行 なう 場 合 ESGや 蓄 積 コンテンツを 安 定 的 に 受 信 することが 必 要 ですが 各 局 が 個 別 配 信 する 場 合 には 以 下 の 弊 害 が 生 じます 9:00 10:00 11:00 12:00 A 社 チャンネル B 社 チャンネル 放 送 番 組 蓄 積 コンテンツ 放 送 番 組 EPG( 電 子 番 組 ガイド) ESG( 電 子 コンテンツガイド) 放 送 番 組 放 送 番 組 EPG( 電 子 番 組 ガイド) 放 送 番 組 テ ータ 放 送 放 送 番 組 選 局 Ch 選 局 Ch 受 信 機 1Chだけを 選 局 受 信 C 社 チャンネル 放 送 番 組 蓄 積 コンテンツ 放 送 番 組 テ ータ 放 送 EPG( 電 子 番 組 ガイド) ESG( 電 子 コンテンツガイド) 放 送 番 組 選 局 Ch 視 聴 者 課 題 1:ESGや 蓄 積 コンテンツ 配 信 に 放 送 帯 域 を 使 用 する 為 に ストリーム 放 送 番 組 の 品 質 が 低 下 する 課 題 2: 視 聴 者 がザッピング すると 蓄 積 コンテンツを 安 定 受 信 することができない 課 題 3:ストリーム 番 組 と 蓄 積 コンテンツの 連 携 が 困 難 ( 番 組 開 始 前 に 蓄 積 コンテンツを 前 送 りできないため) 12

共 通 帯 域 の 必 要 性 2 課 題 解 決 案 ESGや 蓄 積 コンテンツは 共 用 帯 域 で 配 信 し それを 常 時 受 信 するダブルチューナー 型 受 信 端 末 で 視 聴 可 能 とする ことで 効 率 的 な 帯 域 活 用 が 実 現 できるのではと 考 えます 共 用 帯 域 は ハード 事 業 者 が 保 有 することで 公 平 中 立 的 な 帯 域 管 理 ができるのではと 考 えます 9:00 10:00 11:00 12:00 共 用 チャンネル A 社 チャンネル B 社 チャンネル A 社 蓄 積 コンテンツ 放 送 番 組 C 社 蓄 積 コンテンツ EPG( 電 子 番 組 ガイド) ESG( 電 子 コンテンツガイド) 放 送 番 組 B 社 蓄 積 コンテンツ 放 送 番 組 テ ータ 放 送 固 定 Ch 選 局 Ch タ フ ルチューナー 受 信 機 2Chを 同 時 受 信 放 送 番 組 放 送 番 組 放 送 番 組 選 局 Ch C 社 チャンネル 放 送 番 組 テ ータ 放 送 放 送 番 組 放 送 番 組 放 送 番 組 選 局 Ch 視 聴 者 解 決 課 題 1: 各 局 は 帯 域 を 最 大 活 用 して 高 品 質 なストリーム 番 組 を 配 信 できる 解 決 課 題 2: 視 聴 者 がザッピング しても 蓄 積 コンテンツを 安 定 受 信 することができる 解 決 課 題 3: 番 組 開 始 前 の 前 送 りが 可 能 となり コンテンツとストリーム 放 送 を 連 携 する 新 サービスが 実 現 できる 13

共 用 帯 域 の 構 成 各 ソフト 事 業 者 の 帯 域 を 有 効 活 用 するために 共 通 的 な 放 送 サービスは 一 括 提 供 する 方 式 として ハード 事 業 者 が 共 用 帯 域 を 保 有 することを 要 望 します 受 信 端 末 モデルの 一 案 として 共 用 帯 域 は 常 時 受 信 その 他 のチャンネルは 選 択 受 信 とするダブル チューナーモデルを 採 用 することにより 今 後 のサービス 発 展 が 期 待 できるのではと 考 えます ( 端 末 モデ ル 普 及 策 の 詳 細 は 後 頁 に 記 載 ) 弊 社 はプラットフォーム 事 業 者 として 上 述 の 共 用 帯 域 用 プラットフォームを 提 供 するために ハード 事 業 者 への 資 本 参 加 を 検 討 しています 選 択 受 信 常 時 受 信 ソフト ソフト 事 業 者 A 社 ソフト 事 業 者 B 社 ソフト 事 業 者 C 社 ハード 事 業 者 ハード 保 有 の 共 用 帯 域 (1セグメント 程 度 ) ハード ハード 事 業 者 (ソフト 事 業 者 の 合 弁 出 資 企 業 ) 14

プラットフォーム 事 業 者 としての 希 望 帯 域 弊 社 は ハード 事 業 資 本 参 加 を 通 じて 共 用 帯 域 を 利 用 したプラットフォームサービス および 各 ソフト 事 業 者 を 個 別 支 援 するプラットフォームサービスの 提 供 を 検 討 しております プラットフォームサービスを 実 現 す るためには 関 連 データを 放 送 配 信 することが 必 要 となるため サービス 提 供 に 必 要 分 の 帯 域 要 求 を 考 え ております プラットフォームサービスに 必 要 となるセグメント 数 は2セグメント 程 度 と 考 えられますが 弊 社 主 催 の 複 数 企 業 との 合 同 勉 強 会 にて 具 体 的 な 必 要 セグメント 数 について 検 討 を 進 めております 必 要 セグメント 数 を 精 緻 に 調 査 するために 前 述 の 新 型 コミュニティ 放 送 での 実 用 化 試 験 放 送 が 実 施 され ることを 期 待 します プラットフォームサービス 帯 域 (3セグメント) 個 別 フ ラットフォーム サーヒ スの 帯 域 ハート 保 有 の 共 用 帯 域 個 別 フ ラットフォーム サーヒ スの 帯 域 共 用 帯 域 の 制 度 実 現 に 関 わらず プラットフォームサービスに 必 要 となる 帯 域 要 求 を 検 討 しております 15

3 端 末 について 要 旨 V-Low 受 信 機 は 既 存 情 報 端 末 へも 情 報 転 送 可 能 な 中 継 機 モデルとすることで より 多 くの 視 聴 者 への 情 報 提 供 が 実 現 できると 考 えます V-Low 受 信 機 は 1ブロードバンドルーター 2CATVセットトップボックス 3HEMS(スマートハ ウス) 等 と 相 乗 りすることで 各 事 業 者 とシナジー 効 果 を 形 成 しつつ 端 末 普 及 が 図 られるのではと 考 えております 16

端 末 普 及 の 考 え 方 多 くの 生 活 者 へ 視 聴 機 会 を 提 供 するために 既 に 普 及 が 進 んでいる 情 報 端 末 (スマートフォン タブレット 等 )をV-Low 視 聴 端 末 として 活 用 可 能 とすることが 必 要 と 考 えます その 実 現 方 法 として 放 送 を 受 信 蓄 積 して 無 線 転 送 を 可 能 とする 受 信 中 継 機 モデル( 下 図 )を 考 えています 前 述 の 通 り 受 信 中 継 機 は 共 用 帯 域 サービス(ESG 等 )を 常 時 受 信 する 専 用 チューナーを 持 つダブル チューナーモデルとすることで ソフト 事 業 者 が 番 組 配 信 帯 域 を 有 効 的 に 活 用 できると 考 えます 受 信 中 継 機 は ブロードバンドルーター CATVセットトップボックス HEMS(スマートハウスの 制 御 サー バー) 等 に 組 込 む 相 乗 り 型 端 末 とすることで V-Low 端 末 の 早 期 普 及 が 期 待 できます 映 画 音 楽 電 子 書 籍 フリーヘ ーハ ゲーム などなど ダブル チューナー 搭 載 放 送 無 線 通 信 機 能 付 き 端 末 でいつでも 好 きな 時 にコンテンツを 視 聴 簡 易 動 画 PC ネットフ ック 受 信 中 継 機 の 相 乗 り 端 末 候 補 ブロードバンドルーター 映 画 音 楽 電 子 書 籍 フリーヘ ーハ ゲーム などなど 放 送 コンテンツを 蓄 積 WiFi 電 子 書 籍 フリーヘ ーハ お 試 し ゲーム タブレットPC ゲーム 機 など 音 楽 電 子 書 籍 CATVセットトップボックス HEMS (スマートハウス) スマートフォン 17

ブロードバンドルーター 相 乗 りモデル 国 内 のブロードバンド 回 線 契 約 世 帯 である 約 3779 万 世 帯 ( 平 成 23 年 3 月 時 点 )が 持 つホームルーター/モバ イルルーターに V-Low 受 信 中 継 装 置 が 相 乗 りすることで V-Low 端 末 の 早 期 普 及 が 期 待 できます 通 信 と 比 較 して 放 送 には 配 信 速 度 が 安 定 ( 輻 輳 しない) 災 害 からの 設 備 復 旧 が 早 い 等 の 特 徴 がありま す この 特 徴 を 活 かして V-LowでのIPDCをブロードバンド 下 り 通 信 の 代 替 網 とすることで ネットワーク 負 荷 低 減 災 害 時 緊 急 情 報 配 信 のバックアップサービス IPマルチキャストサービスの 実 用 化 等 の 効 果 が 考 えられ 通 信 キャリア 事 業 者 のシナジーを 生 むビジネスモデルが 期 待 できると 考 えます モバイルルーター 相 乗 り 型 ホームルーター 相 乗 り 型 ポータブルラジオ 付 きV-Low/ Low/インターネットモバイルルーター ラジオ 付 きV-Low/ Low/インターネットモバイルルーター 18

CATVセットトップボックス 相 乗 りモデル 国 内 のCATV 契 約 世 帯 である 約 2602 万 世 帯 ( 平 成 23 年 3 月 時 点 )が 持 つCATVセットトップボックスに V- Low 受 信 中 継 装 置 が 相 乗 りすることで V-Low 端 末 の 早 期 普 及 が 期 待 できます CATV 局 が 保 有 する 地 域 コミュニティコンテンツは V-Lowの 地 域 向 け 放 送 とも 親 和 性 が 非 常 に 高 いと 考 え られます CATVのセットトップボックスを V-Low CATVの 双 方 を 視 聴 可 能 とする 地 域 コミュニティコンテン ツの 共 通 ゲートウェイ 端 末 とすることで CATVのサービス 普 及 を 後 押 しできるのではと 考 えます CATV 局 の 地 域 コミュニティコンテンツ CATVセットトップボックス V-Low 事 業 者 の 地 域 コミュニティコンテンツ 地 域 コミュニティコンテンツの 共 通 ゲートウェイへ 19

HEMS(スマートハウス) 相 乗 りモデル1 低 炭 素 社 会 の 実 現 に 向 け 今 後 世 界 中 で 普 及 が 予 測 されるスマートハウスのHEMS(Home Energy Management System)にV-Low 受 信 中 継 装 置 を 組 み 込 むモデルを 中 長 期 的 なV-Low 端 末 普 及 策 として 検 討 しています スマートグリッド の 導 入 で CO2 削 減 目 標 の 達 成 に 向 けては コミュニケーション は 公 平 性 が 重 要 HEMSの 基 本 機 能 見 える 化 情 報 管 理 機 能 省 エネ インセンティブ 管 理 機 能 情 報 収 集 分 析 機 能 レコメンド 機 能 プッシュ 型 コミュニケーション ユビキタス コミュニケーション (M2M 等 ) 各 家 庭 レベルで エネルギー 使 用 状 況 の 見 える 化 が 実 現 地 域 コミュニティで 省 エネ 目 標 の 立 案 促 進 が 可 能 に 生 活 者 の 省 エネ 行 動 を 促 すには プッシュ 型 の コミュニケー ション が 必 要 インターネット 環 境 は 生 活 者 事 情 に 左 右 されやすく 公 平 性 に 欠 ける 公 平 な 情 報 インフラとしてはIPDCが 期 待 される コミュニケーション 機 能 削 減 目 標 を 達 成 するために 必 要 な 省 エネアクションをIPDCを 利 用 して 生 活 者 に 伝 達 する 地 域 やコミュニティにおける 生 活 者 のポジション 情 報 提 供 省 エネ 機 器 やPV 蓄 電 池 住 宅 リフォームなどの 需 要 喚 起 サービスコーディネート レコメンド 省 エネトレンド 情 報 公 的 サービス 以 外 の 新 事 業 新 サービスの 創 造 も 可 能 PV(Photovoltaic) 太 陽 光 発 電 20

HEMS(スマートハウス) 相 乗 りモデル2 HEMS 相 乗 りイメージ V-Low 次 世 代 ラジオ 放 送 IPコンテンツ ( 電 子 新 聞 電 子 書 籍 など) 見 える 化 情 報 / 制 御 情 報 安 心 安 全 生 活 情 報 緊 急 情 報 IPコンテンツ 太 陽 光 発 電 火 災 報 知 機 照 明 CATV 事 業 者 受 託 事 業 者 風 力 発 電 燃 料 電 池 スマートメーター 分 電 盤 パワー コンディショナー WiFi/ ZigBee SE/ LAN スマートホン Home Gateway V-Low 受 信 機 In Home Display 見 える 化 端 末 情 報 収 集 代 行 業 者 IPDC 委 託 事 業 者 サービスプロバイダ 見 える 化 情 報 制 御 情 報 遠 隔 医 療 電 気 自 動 車 (EV)/ プラグインハイブリッド 自 動 車 (PHEV) 蓄 電 池 ガスメーター 水 道 メーター フォト フレーム インターホン サービスプロバイダ ESCO 事 業 者 エネルギー マネージメント セキュリティー 会 社 家 電 メーカー 自 動 車 メーカー ライフライン 事 業 者 ガス 水 道 電 気 21

4 サービスについて 要 旨 V-Lowは ラジオを 中 核 として 多 様 な 付 加 価 値 を 持 つ 音 声 メディアとしての 発 展 を 目 指 す べきと 考 えます 付 加 価 値 をもたらす 一 つの 方 法 として インターネット 上 のデータを 放 送 番 組 と 共 に 配 信 す ることができるIPDC(IP Data Cast)を 活 用 することを 提 案 します IPDCを 用 いることで 多 様 なプラットフォームサービスとの 連 携 が 可 能 となるため ラジオ の 付 加 価 値 向 上 に 資 することができると 考 えます 22

ラジオの 特 性 について V-Low 帯 マルチメディア 放 送 については 多 くのラジオ 事 業 者 が 参 入 意 向 を 表 明 しているが ラジオはテレ ビと 異 なり 音 声 メディアである 為 何 か 別 の 事 をしながら 視 聴 できるメディアである メディアが 多 様 化 しユーザ の 可 処 分 時 間 が 少 なくなる 現 状 において ユーザに 負 荷 をかけない 唯 一 のメディアでありそのポテンシャルは 非 常 に 高 いと 考 えています ラジオにさらなる 付 加 価 値 をつけユーザへの 接 触 機 会 を 増 やせば 多 くのユーザ の 関 心 を 得 る 事 が 可 能 であると 確 信 し CSKはプラットフォームによりラジオの 付 加 価 値 向 上 と 接 触 機 会 向 上 させ ラジオをベースとした 新 たなメディア 創 造 に 寄 与 したいと 考 えています ラジオ 音 声 のみ 耳 は 奪 われるが 目 は 奪 われない その 他 のメディア 映 像 + 音 声 目 も 耳 も 奪 われる 主 は 音 声 の 為 ふとした 時 に 映 像 に 触 れてもらうだけでよい 映 像 が 主 映 像 (ディスプレイ)を 完 全 にサブとして 使 える プラットフォームによる 付 加 価 値 コンテンツを 提 供 データ 放 送 などのサブコンテンツが 主 コンテンツである 映 像 と 競 合 してしまう 付 加 価 値 コンテンツが 活 きない 23

ラジオの 付 加 価 値 向 上 について IPDCを 活 用 しHTMLなどインタラクティブ 性 と 多 様 な 操 作 性 をもったサブコンテンツをディスプレイに 対 して 放 送 し ラジオの 付 加 価 値 を 向 上 させるだけでなく 成 果 広 告 モデル デジタルコンテンツ 販 売 モデル など 新 たなビジネスモデルをもたらす 事 が 可 能 となります ラジオを 聴 きながら 楽 曲 やチケットが 簡 単 に 購 入 可 能 (マス 効 果 をダイレクトに 購 買 誘 導 ) ラジオ 番 組 ゲーム 占 いなども 購 入 して 楽 しめる (デジタルコンテンツのダウンロード 販 売 ) ラジオ 番 組 フューチャートラック FM 楽 曲 DL チケット イベント 収 益 アフィリエイト スホ ンサーサイト マスが 購 買 にもたらす 実 効 果 を 把 握 しマーケットデータ として 販 売 音 楽 ゲーム 天 気 占 い 書 籍 新 聞 雑 誌 etc 収 益 コンテンツ 代 金 多 様 なサービスやビジネスモデルを 展 開 可 能 となる プラットフォームの 継 続 的 機 能 拡 張 により 進 化 する 放 送 を 目 指 す 24

ユーザ 接 触 機 会 向 上 に 向 けた 端 末 コンセプト ラジオはメディアとしてのポテンシャルは 高 いので 潜 在 的 視 聴 者 はたくさんいると 考 えます ただ 携 帯 電 話 やインターネットの 登 場 で 家 計 に 締 める 通 信 費 はかなりを 大 きなウェイトとなり ユーザの 可 処 分 所 得 が 圧 迫 されている 現 状 では 専 用 端 末 を 購 入 してもらうハードルは 非 常 に 高 いと 考 えます 逆 に 情 報 通 信 端 末 は 広 く 家 庭 に 普 及 していますので 既 存 情 報 通 信 端 末 で 視 聴 可 能 とすることが 最 もユーザー 接 触 機 会 を 向 上 させ ると 考 えます ただ PCだけでなくスマートフォン タブレットPCなどOSを 含 めたプラットフォームはAndroidに 代 表 されるようなオープン 化 が 進 んでおり 日 本 独 自 の 放 送 規 格 をグローバルなプラットフォームに 組 み 入 れ る 事 は 容 易 ではありません ただ 情 報 通 信 機 器 は 通 信 を 前 提 としている 為 ルータなどの 通 信 機 器 に 必 ず 接 続 されます ゆえに ルータなどの 通 信 機 器 に 放 送 受 信 機 能 を 付 加 しルータが 通 信 形 式 に 信 号 を 変 換 する 事 で 新 しい 放 送 を 既 存 通 信 端 末 に 容 易 に 届 けることが 可 能 になると 考 えております ルーター スマートフォン IP 電 話 タブレット ( 放 送 波 を 受 信 機 能 付 き) 放 送 波 を 受 信 し 通 信 形 式 に 信 号 変 換 し 通 信 機 器 に 再 送 信 インターホン PC テレビ 既 存 通 信 機 器 で 新 しい 放 送 を 受 信 可 能 にできる 25

メディア 提 供 の 多 様 性 について 視 聴 者 ニーズの 多 様 化 と 共 にメディアが 多 様 化 するなか 今 後 もメディアに 対 する 社 会 ニーズは 大 きな 変 化 を 続 けていくと 考 える V-Low 帯 マルチメディア 放 送 においては 音 声 メディアを 主 体 とした 地 域 情 報 サービスを 主 軸 としつつも 技 術 革 新 に 対 応 していくためにメディア 拡 張 性 を 考 慮 することも 必 要 と 考 えられます 例 カテゴリ 番 組 収 益 モデル 補 足 リアルタイム 放 送 ラジオ / テレビ 広 告 モデル 視 聴 料 モデル 自 動 蓄 積 放 送 ファイル( 新 聞 書 籍 など) 広 告 モデル コンテンツ 販 売 モデル ハイブリッド 放 送 ラジオ / テレビ +ファイル 広 告 モデル 視 聴 料 モデル コンテンツ 販 売 モデル リアルタイム 放 送 と 自 動 蓄 積 放 送 の 連 動 ラジオ 番 組 の 裏 でミュージッククリップや プロモーションビデオを 蓄 積 など 特 定 機 器 向 け 放 送 カーナビ 向 け 交 通 情 報 サイネージ 向 け 広 告 情 報 家 電 ファームウェア ウィルス 定 義 ファイル 機 器 制 御 信 号 広 告 モデル 配 信 料 モデル 特 定 エリア 向 け 放 送 駅 周 辺 向 け 交 通 情 報 店 舗 周 辺 向 けクーポン 情 報 避 難 場 所 向 け 被 災 情 報 配 信 料 モデル 広 告 モデル 26

既 存 放 送 事 業 の 課 題 従 来 の 放 送 においては 垂 直 分 離 によりコンテンツまでがARIBに 規 定 されていた 為 コンテンツが 発 展 しFlash などのような 双 方 向 性 コンテンツが 提 供 されても 放 送 コンテンツとして 採 用 する 事 ができず サービスやコンテ ンツの 発 展 が 阻 害 されるという 側 面 があります 放 送 局 メーカー 1 制 作 コンテキスト( 番 組 ) コンテナ ( H.264 MPEG2-ACC 等 ) 4 表 示 コンテキスト( 番 組 ) コンテナ ( H.264 MPEG2-ACC 等 ) 2 放 送 伝 送 プロトコル (OFDM MPEG-TS 等 ) 3 受 信 伝 送 プロトコル (OFDM MPEG-TS 等 ) ARIB 規 定 範 囲 コンテンツ 制 作 と 表 示 がそれぞれ 別 事 業 者 の 責 任 範 囲 となっている 為 コンテナも 含 めて 仕 様 としてす べてARIBに 規 定 しており 将 来 よりよいコンテナが 発 明 されても 放 送 に 採 用 できない 課 題 時 が 立 つにつれインターネット 上 のコンテンツとの 機 能 的 格 差 が 広 がり 続 ける 27

マルチメディア 放 送 の 多 様 性 確 保 IPDCは 片 方 向 の 通 信 インフラと 言 うことができます 放 送 に 導 入 し 弊 社 の 提 唱 する 受 信 中 継 機 モデルによる 受 信 スタイルとする 事 で 通 信 インフラでのサービスが 無 限 にあるのと 同 様 に 放 送 インフラにおいても 無 限 の 可 能 性 と 拡 張 性 を 確 保 できます その 為 には 再 生 アプリの 提 供 を 放 送 局 が 行 い 再 生 責 任 を 放 送 局 が 役 割 と して 担 い ARIBの 規 定 範 囲 にコンテンツを 含 めない 事 で 多 様 性 を 確 保 する 必 要 があると 考 えます 放 送 局 再 生 アプリ ソ フ ト 事 業 1 制 作 コンテキスト( 番 組 ) コンテナ (MPEG2 Flash PDF 等 ) 受 信 中 継 装 置 メーカー 8 表 示 ソフト 事 業 コンテキスト( 番 組 ) コンテナ (MPEG2 Flash PDF 等 ) ハ ー ド 事 業 2 変 換 3 放 送 マルチキャストプロトコル (UDP/IP Flute 等 ) IP 放 送 変 換 (ULE ROHC 等 ) 伝 送 プロトコル (OFDM MPEG-TS 等 ) 6 IP 送 信 5 変 換 4 放 送 受 信 マルチキャストプロトコル (UDP/IP Flute 等 ) IP 放 送 変 換 (ULE ROHC 等 ) 伝 送 プロトコル (OFDM MPEG-TS 等 ) 7 IP 受 信 マルチキャストプロトコル (UDP/IP Flute 等 ) メーカー 視 聴 端 末 ARIB 規 定 範 囲 再 生 アプリを 放 送 局 が 提 供 する 事 でコンテンツ 仕 様 を 規 定 する 必 要 がない 新 しいコンテナを 放 送 する 場 合 は 再 生 アプリをバージョンアップする 事 で 対 応 可 能 28

IPDCプラットフォーム システム 概 要 図 委 託 事 業 者 自 治 体 IPDCセンター 放 送 系 システム 防 災 放 送 シ ステム メタデータ ECGシステム IPDC 送 出 シ ステム 受 託 事 業 者 地 区 地 区 公 共 コモンズ ラジオ 局 コンテンツ 管 理 システム 番 組 編 成 管 理 システム IPDCアプリ 管 理 システム 受 信 機 通 信 系 システム 課 金 決 済 システム 権 利 処 理 システム 会 員 管 理 システム IPDC 補 完 シ ステム オーバーレイ ネットワーク (インターネット インターネット) インターネット 受 信 機 受 信 機 29

IPDC 実 現 に 向 けた 課 題 新 しい 倫 理 規 定 の 策 定 IPDCは 放 送 設 備 を 利 用 した 通 信 ( 放 送 役 務 通 信 利 用 )となり コンテンツも 映 像 音 声 に 限 らず 書 籍 新 聞 制 御 信 号 ファームウェア Webファイルなど 通 信 で 提 供 される 様 々なコンテンツが 放 送 可 能 となる よって 従 来 の 放 送 とは 異 なる 倫 理 規 定 を 整 備 する 必 要 がある 将 来 の 拡 張 性 の 確 保 IPDCの 利 用 形 態 として 様 々な 形 式 のファイルキャスティングが 想 定 されるが ファイル 形 式 については 通 信 に おいては 日 進 月 歩 であり 今 後 もさらなる 品 質 向 上 が 見 込 まれる このような 状 況 においてIPDCにおけるファイ ル 形 式 を 規 定 してしまうと 放 送 によるファイルキャスティングが 将 来 陳 腐 化 することが 想 定 される このような 事 態 を 避 ける 為 IPDC IPDCについては 伝 送 方 式 のみの 規 定 に 留 め コンテンツフォーマット コンテンツフォーマットについては 自 由 とすべきで ある ただし ファイル 形 式 に 未 対 応 の 受 信 機 を 想 定 し 放 送 されているファイル 形 式 を 識 別 できる 仕 組 みの 提 供 は 必 須 と 考 えられる 受 信 品 質 の 確 保 IPDCにおいてはファイルキャスティングによる 蓄 積 型 受 信 が 想 定 される ストリーミングとは 異 なりデータ 欠 損 が 発 生 した 場 合 はファイル 全 体 が 視 聴 できなくなってしまい 受 信 品 質 についてはストリーミング 以 上 の 品 質 を 要 求 される この 為 冗 長 化 の 仕 組 みを 盛 り 込 む 必 要 があり 通 信 によるデータ 補 完 についても 仕 組 みとして 検 討 す る 必 要 がある ただし 通 信 を 前 提 としては 放 送 受 信 の 為 に 通 信 契 約 が 必 須 となり 受 信 者 に 負 担 をかけること になる 為 通 信 補 完 はオプション オプションとし 必 須 要 件 にすべきではないと 考 える 30

通 信 系 プラットフォームをV-LOWに 活 用 弊 社 は 多 くのシステム 開 発 経 験 を 持 ち 通 信 系 プラットフォームの 運 用 実 績 やノウハウも 多 数 保 有 しており ます V-Lowマルチメディア 放 送 に 参 入 するにあたり これらの 知 見 を 最 大 限 活 用 することで 今 までにない 新 しい ビジネスモデルの 構 築 ができるものと 考 えております 通 信 系 プラットフォーム CMS(コンテンツマネジメントシステム) CDN(コンテンツデリバリネットワーク) ECプラットフォーム データマイニング クラウドサービス 放 送 新 たな ビジネスモデル 31

CMS 放 送 インターネット 上 で 流 通 している 各 種 コンテンツを 放 送 で 視 聴 者 へ 届 けることが 出 来 るようになり 新 たな 市 場 へリーチが 可 能 になります コンテンツホルダーは インターネットと 放 送 を 意 識 することなくワンソースマルチユースでコンテンツ 展 開 が 図 れ インターネットと 放 送 の 連 動 企 画 などの 実 施 も 容 易 になります 既 存 放 送 事 業 者 も 新 たにインターネット 向 けにコンテンツ 展 開 が 可 能 になります 委 託 事 業 者 プラットフォーム 既 存 インターネット ポータルサイト RSSリーダー ニュース コンテンツ CMS 本 日 の 天 気 ニュース 速 報 放 送 追 加 32

CDN 放 送 ゲーム 占 いなどのデジタルコンテンツのダウンロード 販 売 が 可 能 になります オーバーレイネットワークを 利 用 し より 効 率 的 なコンテンツ 伝 送 を 実 現 できます 放 送 網 を 通 信 輻 輳 時 の 回 避 経 路 としても 活 用 可 能 です インターネット 上 のサイトの 一 部 を 端 末 に 直 接 キャッシングすることで 回 線 契 約 が 無 い 状 態 でもサイトを 閲 覧 可 能 にできます 放 送 による 輻 輳 経 路 回 避 地 方 自 治 体 の 防 災 HP コンテンツのダ ウンロード 販 売 音 楽 ゲーム 天 気 占 い 書 籍 新 聞 雑 誌 etc オーバーレイネット ワーク 経 由 での 伝 送 受 信 機 簡 易 インター ネット 閲 覧 受 信 機 33

ECプラットフォーム データマイニング 放 送 ラジオを 聴 きながら 楽 曲 やチケットが 簡 単 に 購 入 可 能 になります (マス 効 果 をダイレクトに 購 買 誘 導 ) 誘 導 結 果 によるレベニューシェアなど 新 たな 広 告 モデルも 実 現 可 能 です マスが 購 買 にもたらす 実 効 果 を 把 握 し マーケットデータとして 流 用 販 売 することも 出 来 ます 委 託 事 業 者 プラットフォーム 既 存 インターネット 物 流 プラットフォーム 放 送 コンテンツ メタデータ ECGシステム スポンサーサイト フルフィ ルメント 視 聴 者 アプリケーション V-LOW ラジオ 番 組 マーケットデータ IPDCアプリ 管 理 システム データ 集 計 フューチャートラック FM 楽 曲 DL チケット イベント 視 聴 者 の 属 性 別 で 出 し 分 けも フューチャートラック FM イベント イベント イベント 34

クラウドサービス 放 送 既 存 のクラウドサービスをマッシュアップし 番 組 をよりリッチにできます Twitter 表 示 やSNSとの 連 携 のほか 今 後 生 まれる 新 たなサービスにも 対 応 可 能 になります 委 託 事 業 者 放 送 コンテンツ プラットフォーム IPDC 送 出 シ ステム アプリケーション 既 存 インターネット SNSサイト 地 図 サービス etc 視 聴 者 ラジオ アプリ このお 店 美 味 しい! 行 ったことある~ 行 ってみたいなー ラジオ 番 組 IPDCアプリ 管 理 システム 35

5 V-Low 帯 の 防 災 活 用 について 要 旨 東 北 大 震 災 を 受 け V-Low 帯 について 防 災 インフラとしての 活 用 を 検 討 すべきと 考 えます V-Low 帯 マルチメディア 放 送 への 事 業 参 入 を 目 指 す 民 間 事 業 者 をうまく 活 用 することで 地 方 自 治 体 のコスト 負 担 は 軽 減 可 能 と 考 えます 採 用 したい 自 治 体 が 発 生 した 場 合 の 割 り 当 て 帯 域 の 不 足 を 考 慮 して V-Middleの 帯 域 活 用 も 検 討 すべきと 考 えます 36

公 共 インフラとしての 電 波 活 用 VHF 帯 は 多 くの 国 民 負 担 により 実 施 した 地 デジ 化 によりできた 空 き 帯 域 であり 利 用 にあたっては 広 く 国 民 に 資 する 公 共 のインフラとしても 活 用 すべきと 考 えます 3 月 11 日 の 東 日 本 大 震 災 を 受 けて 防 災 インフラの 強 化 は 急 務 であり 既 存 の 防 災 無 線 には 課 題 も 多 く 代 替 手 段 として V-Low 帯 を 防 災 インフラとして 活 用 すべきと 考 え ます 防 災 無 線 の 課 題 V-Low 帯 マルチメテ ィア 放 送 音 声 のみで 表 現 力 が 限 られる 音 声 映 像 ファイルなどによる 多 様 な 表 現 力 防 音 性 が 優 れた 住 宅 内 にいると 聞 こえない 直 接 視 聴 者 に 情 報 を 届 ける 個 別 配 布 するにも 受 信 装 置 が 高 価 ラジオ 端 末 であれば 安 価 一 部 有 線 回 線 があり 断 線 リスクがある 無 線 なので 断 線 しない 平 常 時 の 情 報 に 乏 しい 平 常 時 はラジオも 聞 ける 37

IPDC 緊 急 防 災 放 送 の 利 用 イメージ 家 避 難 場 所 ( 病 院 学 校 など) 平 時 はラジオなどの 通 常 放 送 を 視 聴 平 時 は 自 治 体 広 報 誌 や 防 犯 情 報 などを 放 送 緊 急 時 は 安 否 リストなど の 被 災 情 報 を 放 送 防 災 情 報 通 常 放 送 の 裏 で 災 害 時 に 利 用 する 避 難 マップな どの 情 報 をIPDCで 自 動 蓄 積 広 報 情 報 被 災 情 報 避 難 マップ 被 災 時 に 避 難 マップを 活 用 し 避 難 WiFiを 通 じで 情 報 通 信 端 末 に 情 報 を 避 難 者 に 再 配 布 避 難 者 公 共 施 設 医 療 従 事 者 防 災 情 報 サイネージ 平 時 は 広 告 を 放 送 緊 急 時 は 避 難 経 路 や 交 通 状 況 を 放 送 通 常 放 送 の 裏 で 災 害 時 に 利 用 する 避 難 マップや 構 内 避 難 経 路 などの 情 報 をIPDCで 自 動 蓄 積 災 害 情 報 安 否 リスト 支 援 情 報 など NPO 医 師 不 足 医 療 品 配 給 予 定 など 避 難 マップ 携 帯 に 避 難 マップを 転 送 し 避 難 物 資 配 給 予 定 ホ ランティア 募 集 など 38

防 災 放 送 にIPDCを 利 用 するメリット 見 逃 しても 後 から 見 れる 不 在 時 に 自 動 蓄 積 様 々な 端 末 で 見 れる テレビ 以 外 の 通 信 情 報 端 末 で 視 聴 可 能 地 震 情 報 地 震 情 報 後 から 視 聴 IP IP 携 帯 電 話 タブレット IP IP IP パソコン IP カーナビ ファイルで 見 れる 放 送 はパンクしない 映 像 音 声 だけでなくファイルを 視 聴 可 能 輪 番 停 電 リスト 携 帯 に 転 送 して 緊 急 避 難 時 に 活 用 防 災 情 報 防 災 マップ 輪 番 停 電 通 信 はサーバがパンク 放 送 なら 見 れる 39

利 用 シーン ~ 見 逃 しても 後 から 見 れる~ 40

利 用 シーン ~ 様 々な 端 末 で 情 報 が 届 く~ 41

利 用 シーン ~ファイルなどで 多 様 な 情 報 提 供 が 可 能 ~ 42

利 用 シーン ~ 放 送 はパンクしない~ 43

その 他 ~ 電 力 危 機 への 対 応 ~ 44

防 災 放 送 のスキーム 案 V-Low 帯 マルチメディア 放 送 事 業 は 民 間 事 業 者 が 放 送 事 業 を 実 施 することから 民 間 事 業 者 を 活 用 すること でコスト 低 減 が 可 能 と 考 えられます カテゴリ タスク 軽 減 策 1 インフラ 鉄 塔 民 間 設 備 と 共 用 可 能 であれば 共 用 2 放 送 設 備 民 間 設 備 と 共 用 可 能 であれば 共 用 3 受 信 端 末 民 間 とコストシェア 4 放 送 運 営 番 組 制 作 放 送 局 へ 委 託 5 番 組 編 成 放 送 局 へ 委 託 6 放 送 放 送 局 へ 委 託 45

防 災 活 用 帯 域 について 防 災 については 公 共 的 な 住 民 サービスの 観 点 から 地 方 自 治 体 が 主 体 者 となる 為 放 送 エリアについても 地 方 自 治 体 規 模 のエリアが 想 定 されます この 為 デジタル 新 型 コミュニティ 放 送 の 活 用 が 妥 当 と 考 えるが デ ジタル 新 型 コミュニティ 放 送 についてはV-Low 帯 マルチメディア 放 送 の 置 局 計 画 によりできた 空 き 帯 域 の 使 用 が 前 提 となる 為 エリアによっては 採 用 したい 地 方 自 治 体 があっても 帯 域 が 割 り 当 てられない 事 態 が 予 測 され ます これでは 採 用 できる 自 治 体 と 採 用 できない 自 治 体 が 発 生 し 帯 域 割 り 当 ての 観 点 から 地 域 格 差 ができ てしまいます この 事 態 を 回 避 する 為 に 他 の 帯 域 の 活 用 も 検 討 すべきであり 検 討 にあたっては 隣 接 帯 域 であるV-Middle が 最 適 ではないかと 考 えます まずは 実 際 にV-Middleの 帯 域 をどの 程 度 利 用 可 能 か 実 証 実 験 の 実 施 を 提 言 します :デジタル 新 型 コミュニティ 放 送 のエリア 地 デジ 化 後 のVHF 空 き 帯 域 放 送 可 能 エリアが 限 られる 防 災 利 用 できない 自 治 体 が 発 生 する V-Low (18MHz) V-Middle (32.5MHz) V-High (14.5MHz) V-Middleの 一 部 について 活 用 可 否 を 検 討 すべき 46