群 教 セ G09-02 平 27.257 集 英 語 - 中 自 分 の 考 えや 気 持 ちをまとまりのある 英 文 で 表 現 できる 生 徒 の 育 成 伝 えたい! と 思 える 表 現 活 動 を 通 して 特 別 研 修 員 田 邊 陽 子 Ⅰ 研 究 テーマ 設 定 の 理 由 はばたく 群 馬 の 指 導 プラン の 中 で 示 されている 外 国 語 の 課 題 として 動 詞 を 適 切 に 変 化 させて 使 用 する まとまりのある 文 を 正 しい 英 語 で 書 く まとまりのある 英 文 を 読 む の3つが 挙 げられている その 中 でも まとまりのある 文 を 正 しい 英 語 で 書 くことは 新 学 習 指 導 要 領 においても 書 く 力 の 低 下 が 課 題 となっており 新 たに 重 点 をおいて 取 り 組 ませたい 活 動 として 示 されている 本 校 生 徒 の 実 態 を 見 ても 英 語 を 話 すことには 大 変 意 欲 的 に 取 り 組 むことができるが 書 く 活 動 では 何 を 書 いたらいいのか 分 から ない や 英 語 でどうつなげて 書 いたらいいの? 伝 えたいけど 自 信 がない という 声 が 聞 こえ 積 極 的 に 取 り 組 めているとは 言 えない 本 研 究 では まとまりのある 英 文 を 書 くことができるようになるために 自 分 の 考 えや 気 持 ちを 書 きたい 話 したい と 思 える 場 面 を 設 定 し さらに 表 現 の 方 法 についても 工 夫 することで 自 分 の 考 えや 気 持 ちをまとまりのある 英 文 で 表 現 できる 生 徒 を 育 成 することができるであろう と 考 え 今 回 の 研 究 テーマを 設 定 した 自 分 の 伝 えたいこと( 考 えや 気 持 ち)を 相 手 に 伝 え 理 解 し 合 うことは コミュニケーションを 図 る 上 で 必 要 とされる 力 である 具 体 的 には 正 しい 綴 り 正 しい 語 順 で 伝 えたいことを 英 語 で 話 す 書 いたこ とを 基 にスピーチをする 相 手 の 言 った 内 容 を 聞 き 取 る など 自 分 の 言 葉 で 言 い 換 える 活 動 へと 発 展 さ せながら 相 手 に 自 分 の 伝 えたいことを 英 語 で 表 現 できる 力 を 育 成 させたい Ⅱ 研 究 内 容 1 研 究 構 想 図 目 指 す 生 徒 像 自 分 の 考 えや 気 持 ちをまとまりのある 英 文 で 表 現 できる 生 徒 伝 えたい! 手 立 て2 話 したい! と 思 える 場 面 設 定 伝 えたい 内 容 話 したい 相 手 自 信 をもった 発 表 手 立 て1 書 きたい! と 思 える 場 面 設 定 書 きたい テーマ 分 かりやすい モデルの 提 示 段 階 的 な 書 き 方 生 徒 の 実 態 まとまりのある 文 を( 文 と 文 のつながりを 考 えて) 書 く 力 に 弱 さが 見 られる じっくりと 自 分 の 気 持 ちを 考 え 表 現 する 機 会 が 少 ない - 1 -
2 授 業 改 善 に 向 けた 手 立 て 伝 えたい! と 思 える 表 現 活 動 とは 伝 えたい! と 思 える 表 現 活 動 とは 生 徒 が 積 極 的 に 英 語 で 自 分 の 考 えや 気 持 ちを 表 現 する 力 を 育 てるための 活 動 である そのためにまず 書 きたい! と 思 える 場 面 設 定 をすることで 自 分 の 伝 えた い 内 容 を 考 え 書 く 次 に 自 分 が 書 いた 英 語 を 話 したい! と 思 える 場 面 設 定 をすることで 自 分 が 伝 えたいことを 英 語 で 話 す このような 表 現 活 動 を 英 語 の 授 業 の 中 に 取 り 入 れることは 生 徒 たちが 英 語 で 自 分 の 考 えや 気 持 ちを 表 現 する 力 を 育 てるために 効 果 的 であると 考 える 1 書 きたい! と 思 える 場 面 設 定 書 くテーマの 設 定 ( 生 徒 の 実 態 学 校 行 事 これからの 生 活 に 関 連 させる) モデル 文 の 提 示 (ALTとの 会 話 から 聞 きとらせる 拡 大 コピーでわかりやすくする) 段 階 的 に 書 ける 工 夫 (つながりのある 文 を 書 くことができるワークシートの 活 用 ) 2 話 したい! と 思 える 場 面 設 定 話 すテーマの 設 定 ( 生 徒 の 実 態 学 校 行 事 これからの 生 活 に 関 連 させる) 話 す 相 手 の 設 定 (ALT や 学 校 の 先 生 友 達 家 族 自 分 自 身 へなど 相 手 を 意 識 した 発 表 をする) 自 信 をもって 発 表 できる 場 ( 分 からない 語 は 英 語 で 質 問 し 確 認 する 相 手 の 言 ったことに 一 言 英 語 で 返 す 活 動 英 文 の 添 削 家 庭 学 習 での 練 習 読 みの 確 認 練 習 を 徹 底 する) Ⅲ 研 究 のまとめ 1 成 果 自 分 たちが 体 験 したことを 活 かし ALT に 紹 介 することや ALT のモデル 文 から 自 分 のこととして 考 えることで 書 く 活 動 にもスムーズに 取 り 組 むことができた 英 語 書 くこと に 対 しての 取 り 組 み 方 20 15 15 12 10 10 10 4 2 0 0 1 学 期 始 め 実 践 授 業 12を 終 えて 積 極 的 である どちらかといえば 積 極 的 どちらかといえば 積 極 的 でない 積 極 的 でない 図 1 アンケート 結 果 より 図 1のアンケート 結 果 のとおり 書 きたい! 話 したい! と 思 える 場 面 設 定 を 手 立 てとして 取 り 入 れたことで 積 極 的 である と どちらかといえば 積 極 的 を 合 わせると 書 くこと に 積 極 的 に 取 り 組 むことができるようになった 生 徒 は 34 人 中 30 人 となり 始 めの 頃 と 比 べると 8 人 増 になった 段 階 的 に 書 きながらまとまりのある 文 を 書 くことで 全 員 が 30 語 以 上 の 英 文 を 書 くという 目 標 も 達 成 することができた 書 く 活 動 の 中 で 自 分 の 伝 えたい 表 現 について ALT に 英 語 で 質 問 し 確 認 できたことや 使 いたい 表 現 についてペア 活 動 で 繰 り 返 し 口 頭 練 習 をしたことで 自 信 をもって 表 現 することができた 2 課 題 まとまりのある 文 を 書 くためには 語 彙 の 習 得 が 必 須 である 語 彙 に 関 する 帯 学 習 を 授 業 の 中 に 取 り 入 れていく 必 要 がある 書 く 活 動 と 発 表 について 3 年 間 を 見 通 した 段 階 的 継 続 的 な 内 容 となるように 年 間 指 導 計 画 に 具 体 的 に 位 置 付 け 行 事 との 関 わりも 考 えながら ALT との TT 指 導 を 充 実 させることが 必 要 である - 2 -
< 授 業 実 践 > 実 践 1 1 単 元 名 Lesson3 Flight to the U.K. (Total English 2 ( 学 校 図 書 ) 第 2 学 年 1 学 期 ) 2 本 単 元 及 び 本 時 について 本 題 材 は タクが 夏 休 みを 利 用 して イギリスに 住 むおばの 家 へ 遊 びに 行 くという 場 面 である ロン ドンに 向 かうタクが 搭 乗 した 飛 行 機 で 予 定 を 表 すwillを 用 いた 機 内 放 送 を 聞 き 機 内 では 隣 の 席 の 人 とbe going toを 使 って 今 後 の 予 定 について 会 話 をするという 設 定 になっている 生 徒 にとっては 海 外 へ 旅 行 をするときに 経 験 する 内 容 であり 機 内 での 会 話 や 入 国 審 査 でのやりとりは 興 味 を 持 てる 題 材 である 入 国 審 査 についてはぜひ 体 験 的 活 動 として 授 業 に 取 り 入 れたい 新 出 言 語 材 料 として 未 来 予 定 を 表 すwill 近 い 未 来 や 確 実 に 行 う 予 定 を 表 すbe going toを 学 習 する 本 時 では willの 表 現 を 毎 時 間 の 帯 学 習 を 通 して 繰 り 返 し 練 習 させ 自 分 の 伝 えたいことを 口 頭 で 言 う 言 ったことをワークシートやノートに 書 き ペアワークで 確 認 する willの 確 認 をしてから ALTの 先 生 におすすめの 夏 休 みの 東 京 旅 行 計 画 についてグループでwillを 使 って 書 く さらに 書 いた ものについては ALTの 先 生 に 紹 介 する( 発 表 ) 3 授 業 の 実 際 (1) 書 きたい! と 思 える 場 面 設 定 1テーマの 設 定 テーマ:ALTの 先 生 におすすめの 夏 休 みの 東 京 旅 行 計 画 2モデル 文 の 提 示 自 分 たちの 体 験 が 基 になるモデル 文 モデルとして まず 始 めにALTとJETが 会 話 を 行 い 一 つの 見 学 地 を 英 語 で 紹 介 した そのあとにモデ ル 文 を 掲 示 し どんなコースで 見 学 していくか 見 学 地 についての 説 明 をALTに 分 かりやすく 伝 えられる ようになることが 最 終 的 なゴールであることを 伝 えた First, we will go to Asakusa. 見 学 地 1: Asakusa We will ride a rickshaw. We can eat Ningyouyaki there. 見 学 地 2: Tokyo Sky Tree Second, we will visit Tokyo Sky Tree. It is 634meters high. We will see Sorakara-chan and eat lunch in Soramachi. 見 学 地 3: Ueno Zoo Third, we will go to Ueno Zoo. We will see pandas, lions and snakes! 図 2 授 業 で 使 用 したモデル 3 段 階 的 に 書 く 工 夫 相 手 の 見 たい 場 所 や 興 味 があることを 取 り 入 れていく 実 際 のALTとJETとの 会 話 から 生 徒 が 質 問 し 理 解 していく 場 面 ( 質 問 しながら 理 解 する) JET:What are you interested in about Tokyo? ALT :Well, I m interested in beautiful view! S: View? What does it mean? ALT : It means good scenery. For example, if we climb Mt. Fuji, we can see very beautiful view! S: あ~ わかった! 景 色 とか 眺 めのことじゃない? I understand! Thank you. 図 3 生 徒 がALTに 質 問 する 様 子 - 3 -
(2) 話 したい! と 思 える 場 面 設 定 ALTに 自 分 たちの 考 えた 東 京 旅 行 計 画 を 発 表 した 実 際 に 東 京 班 別 学 習 を 終 えていた 生 徒 たちは それ ぞれの 見 学 地 でのおすすめの 食 べ 物 やおみやげなど 知 り 得 た 情 報 を 盛 り 込 んで 紹 介 することができた 図 6 グループでの 発 表 図 4 生 徒 の 作 品 1 図 5 生 徒 の 作 品 2 4 考 察 手 立 て1: 書 きたい! と 思 える 場 面 設 定 について 自 分 たちが 体 験 した 東 京 班 別 活 動 を 授 業 の 中 に 取 り 入 れたことで 生 徒 は 実 際 の 体 験 を 思 い 出 し て 東 京 旅 行 の 計 画 作 りに 取 り 組 むことができた また 他 の 班 の 情 報 などを 参 考 に 自 分 たちは 訪 れて いないところもコースに 入 れることができた ALTの 希 望 に 合 わせて 見 学 地 を 考 えることは 書 きた い! という 意 欲 付 けに 大 変 効 果 的 であった モデル 文 については ALTとの 会 話 で 導 入 した 後 拡 大 版 を 黒 板 に 掲 示 した モデル 文 の 内 容 は 生 徒 たちが 訪 れた 場 所 や 見 てきたものなどを 紹 介 したもので 生 徒 はしっかりと 聞 き 取 ることができた しかし 黒 板 に 掲 示 したワークシートの 字 が 少 し 小 さく 見 えにくいものになってしまった 東 京 のおすすめの 場 所 を3か 所 コースに 入 れて 紹 介 することを 課 題 にしたところ 生 徒 は30 語 以 上 の 英 文 で 表 現 することができた どの 順 番 で 巡 るかも 考 えることで 文 のつながりも 自 然 になった 手 立 て2: 話 したい! と 思 える 場 面 設 定 について グループで 考 えた 東 京 旅 行 の 計 画 をALTの 先 生 に 紹 介 するという 場 面 では しっかりと 伝 えること ができた また 一 人 で 発 表 するのでなく 班 のメンバーと 一 緒 であったので 安 心 して 発 表 すること ができた 発 表 の 段 階 で 生 徒 が 自 分 で 調 べて 入 れた 未 習 得 の 単 語 について 読 み 方 を 確 認 しないまま 発 表 を させてしまった 特 定 の 生 徒 が 大 きな 声 で 発 表 し 自 信 のない 生 徒 は 大 きな 声 で 発 表 できなかった 自 信 をもって 発 表 に 臨 めるよう 教 師 が 生 徒 の 本 文 を 確 認 したり 読 み 方 の 指 導 を 確 認 したりするこ とが 今 後 必 要 である 実 践 授 業 後 は 生 徒 が 書 いて 発 表 する 活 動 に 意 欲 的 に 取 り 組 む 姿 が 多 く 見 られるようになった 今 後 書 いて 話 してみたいテーマについて 多 くの 意 見 が 出 てきた 授 業 に 取 り 入 れられるものは 取 り 入 れ さらに 生 徒 の 書 きたい! 話 したい! 意 欲 を 高 められるようにしたい 学 校 の 紹 介 文 を 書 きたい! 自 分 の 大 切 なもの( 宝 物 )について 書 いてみたい! 自 分 の 将 来 の 夢 について 書 きたい! 日 本 の 紹 介 文 を 書 きたい! 友 達 のことを 書 きたい! 外 国 の 人 へ 手 紙 を 書 いてみたい! 物 語 や 詩 を 書 けるようになりたい! 読 書 感 想 文 を 書 いてみたい! 図 7 生 徒 が 授 業 後 に 書 いた 感 想 より こんなテーマで 書 きたい! - 4 -
実 践 2 1 単 元 名 Chapter3 Project 将 来 の 夢 Total English 2 学 校 図 書 ( 第 2 学 年 2 学 期 ) 2 本 単 元 及 び 本 時 について 本 題 材 は Lesson5( Career Experience )で 学 習 した 不 定 詞 を 用 いて 自 分 の 将 来 の 夢 についてス ピーチ 原 稿 を 書 くことを 目 標 とする また 既 習 表 現 を 用 いて より 具 体 的 な 内 容 で 自 分 が 将 来 なりた い 職 業 ややりたいことについての 理 由 や 得 意 なこと 体 験 したことなどを 段 階 的 に 書 けるようにする 現 在 形 過 去 形 未 来 形 も 既 習 しているので 自 分 の 伝 えたいことに 合 わせて さまざまな 時 制 を 活 用 しな がら 書 くことができる 題 材 である また ~だから という 理 由 や ~をしてみたい という 希 望 な ど 自 分 の 気 持 ちや 考 えも 加 えることができる 自 分 の 将 来 の 夢 というテーマにおいては 気 恥 ずか しく 感 じ まだ 現 時 点 では 何 になりたいのかはっきりと 決 まっていない 生 徒 もいるが 自 分 の 将 来 につい て 考 える 機 会 になると 考 える さらに 小 学 校 外 国 語 活 動 の Hi,friends!2 Lesson8で What do you want to be? 夢 宣 言 の 単 元 があり その 中 でも 生 徒 たちは 自 分 の 将 来 の 夢 について 発 表 を 行 っている 今 回 の 題 材 は 小 学 校 外 国 語 活 動 をさらにグレードアップさせ I want to be~.に 加 えて I want to do~.を 使 い 自 分 の 気 持 ちや 考 えを 盛 り 込 みながら 表 現 することができる 自 分 の 将 来 の 夢 をより 身 近 に 感 じ 実 現 に 向 けてがんばっていきたいという 気 持 ちをもたせることのできる 題 材 である 3 授 業 の 実 際 (1) 書 きたい! と 思 える 場 面 設 定 1テーマの 設 定 20 歳 の 自 分 に 向 けた 将 来 の 夢 ビデオレター 作 り 2モデル 文 の 提 示 ALT のビデオレターを 見 せる Hello, Caity! I want to be an English teacher.. I like to study languages and to talk with people. I like to help my friends study. They like to study languages with me, too. In the future, I want to teach English in Japan. I think it will be a difficult job, but it is important to talk with many people. I hope that they will enjoy my classes. Thank you. 図 8 ALT のビデオレター 3 段 階 的 に 書 ける 工 夫 情 報 を 聞 き 出 したり まだ 学 習 していない 語 について ALT に 質 問 し 理 解 する 実 際 の 会 話 の 様 子 JET: What does Caity sensei want to be? S: She want to be an English teacher. あれ she だから wants だ! JET:What does she want to do in the future? S: She wants to teach English. JET: Where? S: In Japan!! ALT に 質 問 している 会 話 S: Can I ask you? ALT: Sure! S: How do you say 大 工 in English? ALT:It s a carpenter! S: Carpenter? How do you spell? ALT:C-a-r-p-e-n-t-e-r. - 5 -
(2) 話 したい! と 思 える 場 面 設 定 120 歳 の 自 分 に 向 けたビデオレター 原 稿 作 り 将 来 の 夢 を 大 人 になった 自 分 に 向 けたビデオレターとして 伝 える 場 面 を 設 定 した 図 9 ステップ1~3に 合 わせて 書 いた 作 品 図 10 生 徒 将 来 の 夢 原 稿 1 図 11 生 徒 将 来 の 夢 原 稿 2 生 徒 は ステップに 合 わせ 将 来 の 夢 について 考 える Step1なりたい 職 業 Step2その 職 業 に 就 き たい 理 由 や 自 分 が 好 きなこと Step3 将 来 やってみたいことへとつないで 書 くことができた ( 図 8) ステップ1~3をまとめ 自 分 への 励 ましの 言 葉 を 付 け 仕 上 げていく 原 稿 1は 58 語 で 原 稿 2は 48 語 で 書 くことができた ( 図 9 図 10) 2ビデオレターの 録 画 将 来 の 夢 について ビデオレターの 録 画 を 行 った 一 人 40 秒 から 1 分 程 度 の 録 画 であるが 生 徒 は 自 分 が 納 得 したものを 残 したいという 思 いで 最 初 から 最 後 までしっかりと 原 稿 を 暗 記 し 33 人 中 30 人 は 原 稿 を 見 ないで 発 表 することができた 生 徒 が 進 級 するときに DVD にしたものを 配 付 する 予 定 で ある また みんなの 前 で 発 表 したいという 生 徒 には 授 業 の 中 でその 機 会 を 与 えた 将 来 の 夢 について は ほとんどの 生 徒 が 自 分 以 外 の 発 表 内 容 を 理 解 できていた 4 考 察 手 立 て1: 書 きたい! と 思 える 場 面 設 定 について ALT の 将 来 の 夢 についてのビデオレターを 見 せることは 自 分 がこれからするべきことをイメ ージするのに 効 果 的 であった なりたい 職 業 その 理 由 そして 将 来 やってみたいことをステップ1~3の 段 階 で 書 くことで ま とまりのある 英 文 に 仕 上 がり 30 語 以 上 という 目 標 の 英 文 を 書 くことができた 手 立 て2: 話 したい! と 思 える 場 面 設 定 について ビデオレターとして 将 来 の 夢 を 録 画 する 場 面 では 自 信 をもって 発 表 できるように 内 容 と 読 み 方 の 確 認 をしっかりと 行 ったことで 原 稿 を 見 ずに 発 表 することができた 職 業 の 専 門 的 な 表 現 については 英 語 で 質 問 し 確 認 しあい 発 表 後 も Good dream! You can do it! Do your best! などの 言 葉 がけをさせたことで 相 手 を 意 識 した 発 表 をさせることができた - 6 -