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医 薬 品 の 適 正 使 用 に 欠 かせない 情 報 です 必 ずお 読 み 下 さい プロトンポンプ インヒビター 2013 年 2 月 エソメプラゾールマグネシウム 水 和 物 カプセル この 度 ネキシウムカプセルにおいて ヘリコバクター ピロリ におけるヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 の 効 能 が 追 加 されました この 医 薬 品 製 造 販 売 承 認 事 項 一 部 変 更 承 認 に 伴 い 効 能 効 果 及 び 使 用 上 の 注 意 を 下 記 のとおり 改 訂 致 しましたのでご 案 内 申 し 上 げます なお 新 しい 添 付 文 書 を 封 入 した 製 品 をお 届 けするのに 日 数 を 要 すると 存 じますので すでにお 手 元 にございます 製 品 のご 使 用 に 際 しましては ここにご 案 内 申 し 上 げます 改 訂 内 容 及 び 最 新 の 添 付 文 書 (2013 年 2 月 改 訂 )をご 参 照 下 さいますようお 願 い 申 し 上 げます 記 1. 主 な 改 訂 箇 所 の 概 要 (1) 効 能 効 果 ( 医 薬 品 製 造 販 売 承 認 事 項 一 部 変 更 承 認 に 伴 う 改 訂 ) ヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 の 適 応 範 囲 に ヘリコバクター ピロリ の 効 能 効 果 が 追 加 されました また それに 伴 い< 効 能 効 果 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 >を 改 訂 しました (2) 使 用 上 の 注 意 4. 副 作 用 副 作 用 の 項 の ヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 の 副 作 用 発 生 状 況 の 概 要 に ヘリコバクター ピロリ 感 染 胃 炎 の 効 能 効 果 名 を 追 記 しました 2. 改 訂 内 容 効 能 効 果 使 用 上 の 注 意 4. 副 作 用 改 訂 後 ( 下 線 部 は 追 加 箇 所 ) 効 能 効 果 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 逆 流 性 食 道 炎 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 Zollinger-Ellison 症 候 群 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 低 用 量 アスピ リン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 逆 流 性 食 道 炎 Zollinger-Ellison 症 候 群 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 低 用 量 アスピリン 投 与 時 にお ける 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 改 訂 前 効 能 効 果 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 逆 流 性 食 道 炎 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 Zollinger-Ellison 症 候 群 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 低 用 量 アスピ リン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 斑 病 早 期 胃 癌 に 対 する 内 視 鏡 的 治 療 後 胃 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 逆 流 性 食 道 炎 Zollinger-Ellison 症 候 群 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 低 用 量 アスピリン 投 与 時 にお ける 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 斑 病 早 期 胃 癌 に 対 する 内 視 鏡 的 治 療 後 胃 3 頁 から 5 頁 に 改 訂 後 の 使 用 上 の 注 意 等 の 全 文 を 記 載 していますので 併 せてご 参 照 下 さい -1-

改 訂 後 ( 下 線 部 は 追 加 箇 所 ) < 効 能 効 果 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 > 1. 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 の 場 合 2. 低 用 量 アスピリン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 の 場 合 3. ヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 の 場 合 (1)~(3) (4) ヘリコバクター ピロリ に 用 いる 際 には ヘリコバクタ ー ピロリが 陽 性 であること 及 び 内 視 鏡 検 査 によりヘリコバクタ ー ピロリ であることを 確 認 すること 改 訂 前 < 効 能 効 果 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 > 1. 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 の 場 合 2. 低 用 量 アスピリン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 の 場 合 3. ヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 の 場 合 (1)~(3) 省 略 4. 副 作 用 逆 流 性 食 道 炎 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 Zollinger-Ellison 症 候 群 ならびに 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 胃 MALTリンパ 腫 特 発 性 血 小 板 減 少 性 紫 斑 病 早 期 胃 癌 に 対 する 内 視 鏡 的 治 療 後 胃 ヘリコバクター ピロリ にお けるヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 国 内 において 臨 床 試 験 等 の 副 作 用 発 現 頻 度 が 明 確 となる 試 験 を 実 施 していない ( 承 認 時 ) 低 用 量 アスピリン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 4. 副 作 用 逆 流 性 食 道 炎 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 Zollinger-Ellison 症 候 群 ならびに 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 胃 MALTリンパ 腫 特 発 性 血 小 板 減 少 性 紫 斑 病 早 期 胃 癌 に 対 する 内 視 鏡 的 治 療 後 胃 におけるヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 国 内 において 臨 床 試 験 等 の 副 作 用 発 現 頻 度 が 明 確 となる 試 験 を 実 施 していない ( 承 認 時 ) 低 用 量 アスピリン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 < 改 訂 理 由 > 平 成 25 年 2 月 21 日 付 で 本 剤 を 用 いたヘリコバクター ピロリ 除 菌 に 関 する 効 能 効 果 が 追 加 承 認 され 上 記 のとお り 追 加 記 載 致 しました 今 回 の 効 能 効 果 の 追 加 は 平 成 23 年 12 月 に 日 本 消 化 器 病 学 会 日 本 消 化 器 内 視 鏡 学 会 及 び 日 本 ヘリコバク ター 学 会 から 厚 生 労 働 省 へ ヘリコバクター ピロリ に 対 するヘリコバクター ピロリ 除 菌 療 法 の 適 応 追 加 の 要 望 書 が 提 出 されたことを 受 け 関 連 する 会 社 注 1) が 平 成 11 年 2 月 1 日 付 研 第 4 号 医 薬 審 第 104 号 厚 生 省 健 康 政 策 局 研 究 開 発 振 興 課 長 厚 生 省 医 薬 安 全 局 審 査 管 理 課 長 通 知 適 応 外 使 用 に 係 る 医 療 用 医 薬 品 の 取 扱 いにつ いて に 則 り 国 内 外 の 公 表 文 献 等 を 科 学 的 根 拠 として 臨 床 試 験 を 実 施 することなく 申 請 を 行 い 当 該 効 能 効 果 が 医 学 薬 学 上 公 知 であるとして 承 認 されたことによるものです 注 1) 武 田 薬 品 工 業 株 式 会 社 アストラゼネカ 株 式 会 社 田 辺 三 菱 製 薬 株 式 会 社 エーザイ 株 式 会 社 協 和 発 酵 キリン 株 式 会 社 アステラス 製 薬 株 式 会 社 大 正 製 薬 株 式 会 社 アボット ジャパン 株 式 会 社 塩 野 義 製 薬 株 式 会 社 マイラン 製 薬 株 式 会 社 大 原 薬 品 工 業 株 式 会 社 高 田 製 薬 株 式 会 社 < 効 能 効 果 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 設 定 理 由 > 今 回 追 加 承 認 された 効 能 は ヘリコバクター ピロリ における 除 菌 の 補 助 であるため 本 剤 を 適 正 にご 使 用 いただくために ヘリコバクター ピロリが 陽 性 であること 及 び 内 視 鏡 によるヘリコバクター ピロリ の 確 認 が 必 要 である 旨 を 追 記 しました ご 使 用 にあたっては 下 記 の 事 項 にご 留 意 の 上 処 方 ください ヘリコバクター ピロリ に 用 いる 場 合 は ヘリコバクター ピロリが 陽 性 であること 及 び 内 視 鏡 検 査 によ りヘリコバクター ピロリ であることを 確 認 すること ヘリコバクター ピロリ の 確 認 に 際 しては 患 者 ごとに (1) 及 び(2)の 両 方 を 実 施 する 必 要 がありま す (1) ヘリコバクター ピロリの 感 染 を 以 下 のいずれかの 方 法 で 確 認 す 迅 速 ウレアーゼ 試 験 鏡 検 法 培 養 法 抗 体 測 定 尿 素 呼 気 試 験 糞 便 中 抗 原 測 定 (2) 胃 内 視 鏡 検 査 により 慢 性 胃 炎 の 所 見 があることを 確 認 す なお 感 染 診 断 及 び 除 菌 判 定 の 詳 細 については 各 種 ガイドライン 等 を 参 照 してください -2-

改 訂 後 の 使 用 上 の 注 意 禁 忌 ( 次 の 患 者 には 投 与 しないこと) 1. 本 剤 の 成 分 に 対 して 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 2. アタザナビル 硫 酸 塩 リルピビリン 塩 酸 塩 を 投 与 中 の 患 者 ( 相 互 作 用 の 項 参 照 ) 効 能 効 果 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 逆 流 性 食 道 炎 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 Zollinger-Ellison 症 候 群 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 低 用 量 アスピ リン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 逆 流 性 食 道 炎 Zollinger-Ellison 症 候 群 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 低 用 量 アスピリン 投 与 時 にお ける 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 < 効 能 効 果 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 > 1. 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 の 場 合 関 節 リウマチ 変 形 性 関 節 症 等 における 疼 痛 管 理 等 のために 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 を 長 期 継 続 投 与 している 患 者 を 投 与 対 象 とし 投 与 開 始 に 際 しては 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 既 往 を 確 認 すること 2. 低 用 量 アスピリン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 の 場 合 血 栓 塞 栓 の 形 成 抑 制 のために 低 用 量 のアスピリンを 継 続 投 与 している 患 者 を 投 与 対 象 とし 投 与 開 始 に 際 しては 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 既 往 を 確 認 すること 3. ヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 の 場 合 (1) 進 行 期 胃 MALTリンパ 腫 に 対 するヘリコバクター ピロリ 除 菌 治 療 の 有 効 性 は 確 立 していない (2) 特 発 性 血 小 板 減 少 性 紫 斑 病 に 対 しては ガイドライン 等 を 参 照 し ヘリコバクター ピロリ 除 菌 治 療 が 適 切 と 判 断 される 症 例 にのみ 除 菌 治 療 を 行 うこと (3) 早 期 胃 癌 に 対 する 内 視 鏡 的 治 療 後 胃 以 外 には ヘリコバクタ ー ピロリ 除 菌 治 療 による 胃 癌 の 発 症 抑 制 に 対 する 有 効 性 は 確 立 していない (4) ヘリコバクター ピロリ に 用 いる 際 には ヘリコバクタ ー ピロリが 陽 性 であること 及 び 内 視 鏡 検 査 によりヘリコバクタ ー ピロリ であることを 確 認 すること 用 法 用 量 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 Zollinger-Ellison 症 候 群 すなお 通 常 胃 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 では8 週 間 まで 十 二 指 腸 潰 瘍 では6 週 間 までの 投 与 とす 逆 流 性 食 道 炎 すなお 通 常 8 週 間 までの 投 与 とす さらに 再 発 再 燃 を 繰 り 返 す 逆 流 性 食 道 炎 の 維 持 療 法 においては 1 回 10~20mgを1 日 1 回 経 口 投 与 す 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 通 常 成 人 にはエソメプラゾールとして1 回 10mgを1 日 1 回 経 口 投 与 すなお 通 常 4 週 間 までの 投 与 とす 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 す 低 用 量 アスピリン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 す ヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 通 常 成 人 にはエソメプラゾールとして1 回 20mg アモキシシリン 水 和 物 として1 回 750mg( 力 価 ) 及 びクラリスロマイシンとして1 回 200mg ( 力 価 )の3 剤 を 同 時 に1 日 2 回 7 日 間 経 口 投 与 すなお クラリスロ マイシンは 必 要 に 応 じて 適 宜 増 量 することができただし 1 回 400mg( 力 価 )1 日 2 回 を 上 限 とす プロトンポンプインヒビター アモキシシリン 水 和 物 及 びクラリスロマイ シンの3 剤 投 与 によるヘリコバクター ピロリの 除 菌 治 療 が 不 成 功 の 場 合 は これに 代 わる 治 療 として 通 常 成 人 にはエソメプラゾールと して1 回 20mg アモキシシリン 水 和 物 として1 回 750mg( 力 価 ) 及 びメ トロニダゾールとして1 回 250mgの3 剤 を 同 時 に1 日 2 回 7 日 間 経 口 投 与 す 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 Zollinger-Ellison 症 候 群 すなお 通 常 胃 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 では8 週 間 まで 十 二 指 腸 潰 瘍 では6 週 間 までの 投 与 とす 逆 流 性 食 道 炎 すなお 通 常 8 週 間 までの 投 与 とす さらに 再 発 再 燃 を 繰 り 返 す 逆 流 性 食 道 炎 の 維 持 療 法 においては 1 回 10~20mgを1 日 1 回 経 口 投 与 す 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 す 低 用 量 アスピリン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 す ヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 通 常 成 人 にはエソメプラゾールとして1 回 20mg アモキシシリン 水 和 物 として1 回 750mg( 力 価 ) 及 びクラリスロマイシンとして1 回 200mg ( 力 価 )の3 剤 を 同 時 に1 日 2 回 7 日 間 経 口 投 与 すなお クラリスロ マイシンは 必 要 に 応 じて 適 宜 増 量 することができただし 1 回 400mg( 力 価 )1 日 2 回 を 上 限 とす プロトンポンプインヒビター アモキシシリン 水 和 物 及 びクラリスロマイ シンの3 剤 投 与 によるヘリコバクター ピロリの 除 菌 治 療 が 不 成 功 の 場 合 は これに 代 わる 治 療 として 通 常 成 人 にはエソメプラゾールと して1 回 20mg アモキシシリン 水 和 物 として1 回 750mg( 力 価 ) 及 びメ トロニダゾールとして1 回 250mgの3 剤 を 同 時 に1 日 2 回 7 日 間 経 口 投 与 す 使 用 上 の 注 意 1. 慎 重 投 与 ( 次 の 患 者 には 慎 重 に 投 与 すること) (1) 薬 物 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 (2) 肝 障 害 のある 患 者 [ 本 剤 は 肝 代 謝 型 であり 血 中 濃 度 が 高 くな るおそれがあ]( 薬 物 動 態 の 項 参 照 ) (3) 高 齢 者 ( 高 齢 者 への 投 与 の 項 参 照 ) 2. 重 要 な 基 本 的 注 意 (1) 治 療 にあたっては 経 過 を 十 分 に 観 察 し 病 状 に 応 じ 治 療 上 必 要 最 小 限 の 使 用 にとどめること また 血 液 像 肝 機 能 腎 機 能 等 に 注 意 すること (2) 逆 流 性 食 道 炎 の 維 持 療 法 については 再 発 再 燃 を 繰 り 返 す 患 者 に 対 し 投 与 することとし 本 来 維 持 療 法 の 必 要 のない 患 者 に 投 与 することのないよう 留 意 すること また 維 持 療 法 中 は 定 期 的 に 内 視 鏡 検 査 を 実 施 するなど 観 察 を 十 分 に 行 うことが 望 まし い なお 次 の 事 項 に 十 分 注 意 すること 1) 再 発 の 既 往 歴 症 状 の 程 度 等 を 考 慮 して 維 持 療 法 の 用 量 を 選 択 すること 2) 寛 解 状 態 が 良 好 に 保 たれていると 判 断 された 場 合 は 休 薬 又 は 減 量 を 考 慮 すること -3-

3) 1 日 10mgの 維 持 療 法 で 再 発 が 認 められた 場 合 は1 日 20mgで 再 治 療 を 行 うこと ただし 1 日 20mgの 維 持 療 法 で 再 発 が 認 められた 場 合 あるいは 予 期 せぬ 体 重 減 少 吐 血 嚥 下 障 害 等 の 症 状 が 認 められた 場 合 は 改 めて 内 視 鏡 検 査 等 を 行 い その 結 果 に 基 づいて 他 の 適 切 な 治 療 法 に 切 り 替 えることを 考 慮 すること 4) 定 期 的 に 血 液 像 肝 機 能 腎 機 能 等 の 検 査 を 行 うことが 望 ま しい (3) 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 患 者 の 治 療 を 目 的 として 本 剤 を 投 与 する 場 合 は 次 の 事 項 に 十 分 注 意 すること 1) 投 与 に 際 しては 問 診 により 胸 やけ 胃 液 逆 流 感 等 の 酸 逆 流 症 状 が 繰 り 返 し 見 られること(1 週 間 あたり2 日 以 上 )を 確 認 の 上 投 与 すること なお 本 剤 の 投 与 が 胃 癌 食 道 癌 等 の 悪 性 腫 瘍 及 び 他 の 消 化 器 疾 患 による 症 状 を 隠 蔽 することがある ので 内 視 鏡 検 査 等 によりこれらの 疾 患 でないことを 確 認 する こと 2) 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 の 治 療 については 投 与 開 始 2 週 後 を 目 安 として 効 果 を 確 認 し 症 状 の 改 善 傾 向 が 認 められな い 場 合 には 酸 逆 流 以 外 の 原 因 が 考 えられるため 他 の 適 切 な 治 療 への 変 更 を 考 慮 すること (4) 本 剤 をヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 に 用 いる 際 には 除 菌 治 療 に 用 いられる 他 の 薬 剤 の 添 付 文 書 に 記 載 されている 禁 忌 慎 重 投 与 重 大 な 副 作 用 等 の 使 用 上 の 注 意 を 必 ず 確 認 す ること 3. 相 互 作 用 本 剤 は 主 として 肝 代 謝 酵 素 CYP2C19 及 び 一 部 CYP3A4で 代 謝 され また 用 により 併 用 薬 剤 の 吸 収 を 上 昇 又 は 低 下 させることがあ (1) 併 用 禁 忌 ( 併 用 しないこと) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 アタザナビル 硫 酸 塩 (レイアタッツ) リルピビリン 塩 酸 塩 (エジュラント) アタザナビル 硫 酸 塩 の 作 用 を 減 弱 するおそれがあ リルピビリン 塩 酸 塩 の 作 用 を 減 弱 するおそれがあ 用 によりアタザナビル 硫 酸 塩 の 溶 解 性 が 低 下 し アタザナビルの 血 中 濃 度 が 低 下 することがあ 用 によりリルピビリン 塩 酸 塩 の 吸 収 が 低 下 し リ ルピビリンの 血 中 濃 度 が 低 下 することがあ (2) 併 用 注 意 ( 併 用 に 注 意 すること) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 ジアゼパム フェニトイン シロスタゾール これらの 薬 剤 の 作 用 を 増 強 することがあ ワルファリン 抗 凝 血 作 用 を 増 強 し 出 血 に 至 るおそれがあ プロトロンビン 時 間 国 際 標 準 比 (INR) 値 等 の 血 液 凝 固 能 の 変 動 に 十 分 注 意 しながら 投 与 すること タクロリムス 水 和 物 タクロリムスの 血 中 濃 度 ジゴキシン メチルジゴキシン イトラコナゾール が 上 昇 することがあ これらの 薬 剤 の 作 用 を 増 強 することがあ イトラコナゾールの 作 用 を 減 弱 することがあ 本 剤 は 主 に 肝 臓 のチトク ロームP450 系 薬 物 代 謝 酵 素 CYP2C19で 代 謝 さ れるため 本 剤 と 同 じ 代 謝 酵 素 で 代 謝 される 薬 物 の 代 謝 排 泄 を 遅 延 さ せるおそれがあ( 薬 物 動 態 の 項 参 照 ) 相 互 作 用 の 機 序 は 不 明 であ 用 によりジゴキシンの 加 水 分 解 が 抑 制 され ジゴ キシンの 血 中 濃 度 が 上 昇 することがあ 用 によりイトラコナゾール の 溶 解 性 が 低 下 し イト ラコナゾールの 血 中 濃 度 が 低 下 することがあ 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 これらの 薬 剤 の 血 中 濃 度 が 低 下 することがあ チロシンキナーゼ 阻 害 剤 ゲフィチニブ ニロチニブ エルロチニブ ボリコナゾール ネルフィナビルメシ ル 酸 塩 サキナビルメシル 酸 塩 セイヨウオトギリソ ウ(St. John's Wort セント ジョー ンズ ワート) 含 有 食 品 本 剤 のCmax 及 びAUCが 増 加 するおそれがあ ネルフィナビルの 血 中 濃 度 が 低 下 するおそれがあ サキナビルの 血 中 濃 度 が 上 昇 するおそれがあ 本 剤 の 代 謝 が 促 進 され 血 中 濃 度 が 低 下 するお それがあ 用 によりこれらの 薬 剤 の 溶 解 性 が 低 下 し 吸 収 が 低 下 することがあ ボリコナゾールは 本 剤 の 代 謝 酵 素 (CYP2C19 及 びCYP3A4)を 阻 害 する ことが 考 えられ 相 互 作 用 の 機 序 は 不 明 であ 相 互 作 用 の 機 序 は 不 明 であ セイヨウオトギリソウが 本 剤 の 代 謝 酵 素 (CYP2C19 及 び CYP3A4)を 誘 導 するこ とが 考 えられ メトトレキサート メトトレキサートの 血 中 濃 相 互 作 用 の 機 序 は 不 明 度 が 上 昇 することがあ であ 高 用 量 のメトトレキサート を 投 与 する 場 合 は 一 時 的 に 本 剤 の 投 与 を 中 止 することを 考 慮 すること 4. 副 作 用 逆 流 性 食 道 炎 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 総 症 例 数 756 例 中 87 例 (11.5%)の 副 作 用 が 報 告 されてい 主 な 副 作 用 は 下 痢 7 例 (0.93% ) CK ( CPK ) 上 昇 7 例 (0.93%) 肝 機 能 異 常 5 例 (0.66%) ALT(GPT) 上 昇 4 例 (0.53%) 等 であった ( 承 認 時 ) 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 Zollinger-Ellison 症 候 群 ならびに 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 胃 MALTリンパ 腫 特 発 性 血 小 板 減 少 性 紫 斑 病 早 期 胃 癌 に 対 する 内 視 鏡 的 治 療 後 胃 ヘリコバクター ピロリ にお けるヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 国 内 において 臨 床 試 験 等 の 副 作 用 発 現 頻 度 が 明 確 となる 試 験 を 実 施 していない ( 承 認 時 ) 低 用 量 アスピリン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 アジア 共 同 第 III 相 比 較 試 験 ( 日 本 人 患 者 を 含 む)で 総 症 例 数 214 例 中 31 例 (14.5%)の 副 作 用 が 報 告 されてい 主 な 副 作 用 は 下 痢 2 例 (0.9%) びらん 性 胃 炎 2 例 (0.9%) 腹 部 膨 満 2 例 (0.9%) 胃 ポリープ2 例 (0.9%) 貧 血 2 例 (0.9%) 等 で あった ( 効 能 効 果 追 加 承 認 時 ) (1) 重 大 な 副 作 用 1) ショック アナフィラキシー 様 症 状 (いずれも 頻 度 不 明 ):ショッ ク アナフィラキシー 様 症 状 ( 血 管 浮 腫 気 管 支 痙 攣 等 )があ らわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められ た 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 2) 汎 血 球 減 少 症 無 顆 粒 球 症 (いずれも 頻 度 不 明 ) 血 小 板 減 少 (1% 未 満 ): 汎 血 球 減 少 症 無 顆 粒 球 症 血 小 板 減 少 が あらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 めら れた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 3) 劇 症 肝 炎 肝 機 能 障 害 黄 疸 肝 不 全 (いずれも 頻 度 不 明 ): 劇 症 肝 炎 肝 機 能 障 害 黄 疸 肝 不 全 があらわれることがある ので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 4) 中 毒 性 表 皮 壊 死 融 解 症 (Toxic Epidermal Necrolysis: TEN) 皮 膚 粘 膜 眼 症 候 群 (Stevens-Johnson 症 候 群 )(い ずれも 頻 度 不 明 ): 中 毒 性 表 皮 壊 死 融 解 症 (Toxic Epidermal Necrolysis : TEN ) 皮 膚 粘 膜 眼 症 候 群 (Stevens-Johnson 症 候 群 )があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと -4-

5) 間 質 性 腎 炎 ( 頻 度 不 明 ): 間 質 性 腎 炎 があらわれることがある ので 腎 機 能 検 査 値 (BUN クレアチニン 等 )に 注 意 し 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 6) 低 ナトリウム 血 症 ( 頻 度 不 明 ): 低 ナトリウム 血 症 があらわれる ことがあるので 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 7) 錯 乱 状 態 ( 頻 度 不 明 ): 錯 乱 激 越 攻 撃 性 幻 覚 等 があらわ れることがあるので 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと (2) 重 大 な 副 作 用 ( 類 薬 ) 類 薬 (オメプラゾール)で 以 下 の 副 作 用 が 報 告 されてい 1) 溶 血 性 貧 血 : 溶 血 性 貧 血 があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 2) 視 力 障 害 : 視 力 障 害 があらわれることがあるので 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 3) 急 性 腎 不 全 : 急 性 腎 不 全 があらわれることがあるので 腎 機 能 検 査 値 (BUN クレアチニン 等 )に 注 意 し 異 常 が 認 められ た 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 4) 間 質 性 肺 炎 : 間 質 性 肺 炎 があらわれることがあるので 発 熱 咳 嗽 呼 吸 困 難 肺 音 の 異 常 ( 捻 髪 音 ) 等 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 速 やかに 胸 部 X 線 等 の 検 査 を 実 施 し 副 腎 皮 質 ホルモン 剤 の 投 与 等 の 適 切 な 処 置 を 行 うこと 5) 横 紋 筋 融 解 症 : 筋 肉 痛 脱 力 感 CK(CPK) 上 昇 血 中 及 び 尿 中 ミオグロビン 上 昇 を 特 徴 とする 横 紋 筋 融 解 症 があらわれ ることがあるので このような 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと (3) その 他 の 副 作 用 以 下 のような 副 作 用 があらわれた 場 合 には 症 状 に 応 じて 適 切 な 処 置 を 行 うこと 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 逆 流 性 食 道 炎 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 Zollinger-Ellison 症 候 群 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 低 用 量 アスピリン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 の 場 合 1~5% 未 満 1% 未 満 頻 度 不 明 過 敏 症 発 疹 皮 膚 炎 そう 光 線 過 敏 多 形 紅 痒 症 蕁 麻 疹 斑 消 化 器 腹 痛 下 痢 嘔 吐 鼓 腸 悪 心 顕 微 鏡 便 秘 口 内 炎 カン 的 大 腸 炎 ジダ 症 口 渇 (collagenous colitis lymphocytic colitis) 肝 臓 肝 酵 素 上 昇 血 液 白 血 球 数 減 少 精 神 神 経 系 頭 痛 錯 感 覚 傾 不 眠 症 うつ 病 眠 浮 動 性 めまい その 他 CK(CPK) 上 昇 回 脱 毛 症 関 節 痛 筋 転 性 めまい 女 性 化 痛 霧 視 倦 怠 感 乳 房 味 覚 障 害 多 汗 症 筋 力 低 下 低 マグネシウム 血 症 末 梢 性 浮 腫 ヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 の 場 合 副 作 用 の 頻 度 については 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 における 本 剤 のラセミ 体 のオメプラゾール アモキシシリン 水 和 物 及 びク ラリスロマイシンの3 剤 投 与 の 成 績 に 基 づく 5% 以 上 1~5% 未 満 1% 未 満 注 1) 過 敏 症 発 疹 消 化 器 注 2) 肝 臓 下 痢 軟 便 (19.9%) 味 覚 異 常 (7.8%) 口 内 炎 腹 便 秘 舌 炎 悪 心 口 渇 十 痛 食 道 二 指 腸 炎 炎 腹 部 膨 満 感 肝 機 能 異 常 AST(GOT) 上 昇 ALT(GPT) 上 昇 Al-P 上 昇 ビリルビン 上 昇 LDH 上 昇 5% 以 上 1~5% 未 満 1% 未 満 注 2) 血 液 好 酸 球 数 増 多 血 小 板 数 減 少 貧 血 白 血 球 数 増 多 白 血 球 分 画 異 常 精 神 神 経 系 頭 痛 しびれ 感 めまい 睡 眠 障 害 その 他 尿 蛋 白 陽 性 尿 酸 上 昇 総 コ レステロール 上 昇 QT 延 長 発 熱 倦 怠 感 カンジダ 症 尿 糖 陽 性 動 悸 霧 視 注 1) このような 症 状 があらわれた 場 合 には 投 与 を 中 止 すること 注 2) 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 する など 適 切 な 処 置 を 行 うこと 5. 高 齢 者 への 投 与 本 剤 は 主 として 肝 臓 で 代 謝 されるが 高 齢 者 では 肝 機 能 その 他 生 理 機 能 が 低 下 していることが 多 いので 低 用 量 から 投 与 を 開 始 するなど 慎 重 に 投 与 すること 6. 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 (1) 妊 婦 等 : 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 には 治 療 上 の 有 益 性 が 危 険 性 を 上 回 ると 判 断 される 場 合 にのみ 投 与 する こと [ 妊 娠 中 の 投 与 に 関 する 安 全 性 は 確 立 していない ] (2) 授 乳 婦 : 授 乳 中 の 婦 人 への 投 与 は 避 けることが 望 ましいが や むを 得 ず 投 与 する 場 合 は 授 乳 を 避 けさせること [ 本 剤 のラセ ミ 体 であるオメプラゾールでの 動 物 実 験 (ラット 経 口 5mg/kg)で 母 乳 中 へ 移 行 することが 報 告 されてい] 7. 小 児 等 への 投 与 小 児 等 に 対 する 安 全 性 は 確 立 していない( 国 内 での 使 用 経 験 が ない) 8. 過 量 投 与 徴 候 症 状 :エソメプラゾールの 過 量 投 与 (280mg)により 脱 力 軟 便 悪 心 等 が 報 告 されてい 処 置 : 症 状 に 応 じて 適 切 な 処 置 を 行 うこと 9. 適 用 上 の 注 意 薬 剤 交 付 時 : PTP 包 装 の 薬 剤 はPTPシートから 取 り 出 して 服 用 するよう 指 導 する こと [PTPシートの 誤 飲 により 硬 い 鋭 角 部 が 食 道 粘 膜 へ 刺 入 し 更 には 穿 孔 をおこして 縦 隔 洞 炎 等 の 重 篤 な 合 併 症 を 併 発 すること が 報 告 されてい] 10. その 他 の 注 意 (1) ラットに 本 剤 のラセミ 体 であるオメプラゾール1.7mg/kg 以 上 を2 年 間 経 口 投 与 した 毒 性 試 験 で 胃 にカルチノイドの 発 生 がみら れたとの 報 告 があこのカルチノイドの 発 生 にはラットに 種 特 異 性 が 認 められてい (2) 本 剤 の 長 期 投 与 中 に 良 性 の 胃 ポリープを 認 めたとの 報 告 があ (3) 本 剤 の 投 与 が 胃 癌 による 症 状 を 隠 蔽 することがあるので 悪 性 でないことを 確 認 して 投 与 すること (4) 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 の 治 療 において 食 道 内 酸 逆 流 の 高 リスクであると 考 えられる 中 高 齢 者 裂 孔 ヘルニアを 合 併 する 患 者 のいずれにも 該 当 しない 場 合 には 本 剤 の 治 療 効 果 が 得 られ にくい 可 能 性 があ (5) 海 外 における 複 数 の 観 察 研 究 で プロトンポンプインヒビターに よる 治 療 において 骨 粗 鬆 症 に 伴 う 股 関 節 骨 折 手 関 節 骨 折 脊 椎 骨 折 のリスク 増 加 が 報 告 されてい 特 に 高 用 量 及 び 長 期 間 (1 年 以 上 )の 治 療 を 受 けた 患 者 で 骨 折 のリスクが 増 加 した (6) 海 外 における 主 に 入 院 患 者 を 対 象 とした 複 数 の 観 察 研 究 で プ ロトンポンプインヒビターを 投 与 した 患 者 においてクロストリジウ ム ディフィシルによる 胃 腸 感 染 のリスク 増 加 が 報 告 されてい (7) ヘリコバクター ピロリの 除 菌 判 定 上 の 注 意 :エソメプラゾール 等 のプロトンポンプインヒビターやアモキシシリン 水 和 物 クラリスロ マイシン 等 の 抗 生 物 質 及 びメトロニダゾールの 服 用 中 や 投 与 終 了 直 後 では 13 C- 尿 素 呼 気 試 験 の 判 定 が 偽 陰 性 になる 可 能 性 があるため 13 C- 尿 素 呼 気 試 験 による 除 菌 判 定 を 行 う 場 合 に は これらの 薬 剤 の 投 与 終 了 後 4 週 以 降 の 時 点 で 実 施 すること が 望 ましい (8) ラットに 類 薬 であるランソプラゾール(50mg/kg/ 日 ) アモキシシリ ン 水 和 物 (500mg/kg/ 日 ) 及 びクラリスロマイシン(160mg/kg/ 日 ) を 併 用 投 与 した 試 験 で 母 動 物 での 毒 性 の 増 強 とともに 胎 児 の 発 育 抑 制 の 増 強 が 認 められてい 下 線 部 変 更 箇 所 -5-

この 改 訂 内 容 につきましては 日 本 製 薬 団 体 連 合 会 発 行 の DRUG SAFETY UPDATE(DSU) 医 薬 品 安 全 対 策 情 報 No.218(2013 年 4 月 発 行 予 定 ) に 掲 載 されます 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページ (http://www.info.pmda.go.jp/)に 最 新 添 付 文 書 並 びにDSUが 掲 載 され ます DI120ト 問 合 せ 先 アストラゼネカ 株 式 会 社 メディカルインフォメーションセンター 531-0076 大 阪 市 北 区 大 淀 中 1 丁 目 1 番 88 号 0120-189-115 Fax 06-6453-7376 第 一 三 共 株 式 会 社 製 品 情 報 センター 103-8426 東 京 都 中 央 区 日 本 橋 本 町 3-5-1 0120-189-132 NEX7OS0401 1-6-