読 解 力 を 高 める 国 語 科 学 習 指 導 法 の 研 究 ~ 言 語 活 動 Ⅰ,Ⅱを 関 連 づけた 授 業 づくりを 通 して~ 1 主 題 設 定 の 理 由 (1) 社 会 の 要 請 や 教 育 の 動 向 から 平 成 15 年 に 実 施 された 国 際 学 力 調 査 (PISA)では, 思 考 力 判 断 力 表 現 力 等 を 問 う 読 解 力 や 記 述 式 問 題, 知 識 技 能 を 活 用 する 問 題 に 課 題 があることが 指 摘 された 特 に, 読 解 力 リテラシー の 低 下 が 顕 著 であった また, 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 においても, 知 識 技 能 等 の 習 得 は 良 好 であったが, 活 用 に 課 題 があるという 結 果 が 出 ている 上 記 のような 課 題 を 踏 まえ, 平 成 20 年 3 月 に 学 習 指 導 要 領 が 改 訂 され,その 中 の 国 語 科 の 改 善 の 基 本 方 針 として 1 実 生 活 で 生 きてはたらき, 各 教 科 等 の 学 習 の 基 本 ともなる 国 語 の 能 力 を 身 に 付 けること 特 に, 言 葉 を 通 して 的 確 に 理 解 し, 論 理 的 に 思 考 し 表 現 する 能 力, 互 いの 立 場 や 考 えを 尊 重 して 言 葉 で 伝 え 合 う 能 力 を 育 成 すること 2 子 どもたちの 発 達 段 階 を 踏 まえた 学 習 の 系 統 性 を 重 視 し, 具 体 的 に 身 に 付 けるべき 能 力 の 育 成 を 目 指 し, 重 点 的 な 指 導 が 行 われるようにすること 小 学 校 においては 日 常 生 活 に 必 要 な 国 語 の 能 力 の 基 礎 を 育 てるようにすること が 挙 げられている これらの 国 語 の 能 力 を 育 てていく 上 で, 単 に 読 むだけでなく, 思 考 力 表 現 力 を 伴 う 読 解 力 を 高 めていくことが 大 切 であると 考 える (2) 学 校 教 育 目 標 の 具 現 化 から 本 校 の 学 校 教 育 目 標 は 共 に 夢 を 拓 く, 知 徳 体 の 調 和 のとれ 心 身 共 に 健 全 な 児 童 を 育 成 する である また, 本 年 度 の 重 点 目 標 を 学 習 規 律 及 び 学 び 方 を 育 成 し, 基 礎 的 基 本 的 内 容 の 定 着 を 図 る としている 学 び 方 を 育 成 するためには, 読 む ~ 考 える ~ 表 現 す る といった 一 連 の 学 習 過 程 を 身 に 付 けていく 必 要 がある このような 過 程 を 繰 り 返 し 積 み 上 げていくことで, 子 ども 一 人 一 人 が 学 習 に 対 して 見 通 しを 持 って 取 り 組 み, 主 体 的 な 学 びにつ ながるものと 考 える また, 基 礎 的 基 本 的 内 容 の 定 着 を 図 るためには,それに 伴 う 思 考 力 表 現 力 を 育 成 していく 必 要 がある 特 に, 言 語 を 中 心 にする 国 語 科 において 読 解 力 を 高 めてい くことは, 他 教 科 他 領 域 の 学 習 に 広 げていく 上 でも 重 要 になってくる そこで, 国 語 科 において 読 解 力 を 高 めていくことは, 重 点 目 標 の 達 成 につながると 捉 えてい る (3) 児 童 の 実 態 から 本 校 の 子 どもたちは, 国 語 の 学 習 に 関 心 が 高 い 児 童 が 多 く, 読 書 を 好 む 児 童 が 多 い また, 昨 年 度 までの 研 究 の 積 み 上 げにより, キーワードに 着 目 すること 接 続 詞 や 文 末 表 現 に 注 意 して 読 むこと は 身 に 付 いている しかし, 学 力 調 査 の 結 果 から, 話 すこと 聞 くこと 読 むこと 言 語 についての 知 識 理 解 の 全 ての 観 点 において, 課 題 がある また, 教 師 による 評 価 や 児 童 のアンケートの 結 果 から, 自 分 の 考 えをつくり, 表 現 していくことに 対 して, 苦 手 意 識 を 持 つ 子 どももいる これらのことは, 1 何 のために 読 むのかといった 文 章 を 読 む 目 的 意 識 課 題 意 識 が 明 確 な 単 元 構 成 に なっていなかったこと 2 読 むこと が 中 心 になってしまい, 読 んだことをもとにして 自 分 の 考 えをつくり, 表 現 するといった 活 動 とのつながりが 十 分 でなかったこと が 考 えられる そこで, 読 む ~ 考 える ~ 表 現 する といった 読 解 力 を 高 めていくを 意 識 した 国 語 科 の 授 業 づくりを 行 っていく 必 要 がある - 1 -
2 主 題 の 意 味 (1) 読 解 力 とは 読 解 力 とは 単 に 読 む 力 だけでなく 読 んだことをもとに 考 えを 持 ち 表 現 していく 力 のことで あると 考 える つまり 話 すこと 聞 くこと 書 くこと 読 むこと という 国 語 科 の3つの 領 域 を 貫 く 力 のことであり PISAでいう 情 報 の 取 り 出 し 解 釈 熟 考 評 価 論 述 する 力 のことである そのため 読 解 力 を 高 めていくためには 読 む( 理 解 ) 考 える( 思 考 ) 表 す( 表 現 ) といった 学 習 活 動 が 必 要 になってくる 単 元 や 一 単 位 時 間 の 学 習 過 程 の 中 に 意 図 的 計 画 的 に 位 置 づけていくことが 重 要 となってくる そこで, 国 語 科 において 読 解 力 を 身 に 付 けるためには 読 む 力 叙 述 にそって, 文 章 を 正 確 に 読 む 力 考 える 力 叙 述 をもとに 根 拠 を 明 確 にし, 自 分 の 考 えを 持 つ 力 表 現 する 力 自 分 の 考 えを 目 的 や 相 手 に 応 じて, 分 かりやすく 伝 える 力 を 重 視 する 必 要 があると 考 える (2) 言 語 活 動 とは, 言 語 活 動 とは, 話 すこと 聞 くこと 書 くこと 読 むこと といった 言 語 を 通 した 様 々 な 学 習 活 動 であるととらえる また, 授 業 における 指 導 目 標 の 達 成 のために,これまでの 学 習 経 験 や 言 語 能 力 を 踏 まえ, 意 図 的 計 画 的 に 設 定 する 学 習 活 動 や 学 習 指 導 のことであるととらえる 本 校 でとらえる 言 語 活 動 Ⅰ, 言 語 活 動 Ⅱとは 言 語 活 動 Ⅰ: 主 眼 (めざす 子 どもの 姿 )を 達 成 するために,1 単 位 時 間 に 位 置 づける 読 む 考 える 表 現 する 活 動 であると 考 える また 一 連 のつながりを 持 った 学 習 活 動 である 読 む 活 動 考 える 活 動 表 現 する 活 動 に 着 目 し,~を 読 んだことをもとに 学 んだこと, 分 か 読 み 取 る 活 動 について, 考 え ったことを 表 現 す る 活 動 る 活 動 言 語 活 動 Ⅱ: 単 元 の 活 動 目 標 となる 表 現 活 動 であり, 教 材 文 を 通 して 読 み 取 ったことを 生 かし て 行 う 表 現 活 動 であると 考 える また, 言 語 活 動 例 をもとに 考 えていく (3) 言 語 活 動 Ⅰ,Ⅱを 関 連 づけるとは 本 校 のめざす 国 語 科 の 学 習 は, 単 元 の 活 動 目 標 である 言 語 活 動 Ⅱを 教 師 も 子 どもも 常 に 意 識 し, 毎 時 間 の 学 習 を 進 めていくことである そのためには,1 単 位 時 間 ごとに 子 どもの 言 葉 や 姿 の 中 に 活 動 目 標 ( 言 語 活 動 Ⅱ)に 関 することが 入 ってくる 必 要 がある そこで, 言 語 活 動 Ⅰ,Ⅱを 関 連 づけるとは,1 単 位 時 間 ごとにめざす 子 どもの 言 葉 や 姿 を 明 確 に し,それを 達 成 するためにどのような 内 容 を,どのような 活 動 ( 言 語 活 動 Ⅰ)でとらえさせていく かを 考 えていくことであると 考 える このように 関 連 づけをしていくことで, 子 どもたちは 単 に 教 材 文 を 読 み 取 ることだけでなく, 目 的 意 識 を 持 って 読 み, 目 的 に 応 じて 必 要 な 情 報 を 選 択 しながら, 収 集 する 力 を 身 に 付 けていくこと - 2 -
につながると 考 える 具 体 的 には, 次 の 図 に 表 すような 学 習 過 程 になってくる 単 元 の 流 れ 1 であう 段 階 つくる 段 階 ~たかめる 段 階 いかす 段 階 時 読 む 力 考 える 力 表 現 する 力 間 であ の う 流 つく 言 言 れ る 語 語 言 語 活 動 Ⅱ たか 活 活 める 動 動 振 り 具 体 的 な 子 ども 具 体 的 な 子 ども Ⅰ 具 体 的 な 子 ど Ⅰ 返 る の 言 葉, 姿 の 言 葉, 姿 の 言 葉, 姿 3 研 究 の 目 標 国 語 科 の 読 む 領 域 を 中 心 に, 読 解 力 ( 読 む 力, 考 える 力, 表 現 する 力 )を 高 めていくため の 国 語 科 の 学 習 指 導 のあり 方 を 究 明 する 4 研 究 の 仮 説 国 語 科 において, 言 語 活 動 Ⅰと 言 語 活 動 Ⅱを 明 確 にし, 関 連 づけた 授 業 づくりを 積 み 上 げてい けば, 読 む 目 的 が 明 確 になり, 主 体 的 に 課 題 解 決 に 取 り 組 み, 目 的 に 応 じて, 自 分 の 考 えを 高 め た 子 どもが 育 つであろう 5 研 究 の 内 容 (1) 読 解 力 の 高 まった 子 ども 像 の 明 確 化 する 1 学 年 ごとのめざす 子 ども 像 を 読 む 力 考 える 力 表 現 する 力 の3 点 から 明 確 化 する 本 校 のめざす 読 解 力 読 む 力 考 える 力 表 現 する 力 : 叙 述 にそって, 文 章 を 正 確 に 読 む 力 : 叙 述 をもとに 根 拠 を 明 確 にし, 自 分 の 考 えを 持 つ 力 : 自 分 の 考 えを 目 的 や 相 手 に 応 じて, 分 かりやすく 伝 える 力 説 明 的 文 章 読 む 力 考 える 力 表 現 する 力 1 写 真 と 文 章 を 結 び つ けた 自 分 で 調 べたことを, 学 ん 調 べたことを 自 分 なりに 絵 ん 年 り, 文 章 のまとまりを 意 識 し だ 文 刑 でまとめる などを 使 って, 分 かりやすく 表 生 たりしながら 読 む 現 する 2 時 間 的 な 順 序 や 事 柄 の 順 序 時 間 的 な 順 序 や 事 柄 の 順 序 伝 えたいことが 正 確 に 伝 わる - 3 -
年 に 注 意 しながら, 正 しく 読 む をもとに, 大 まかな 構 成 を 考 ように 紹 介 する 生 える 3 中 心 となる 語 や 文 を 手 がか 文 章 に 書 かれていることを 分 かったことを 整 理 して, 伝 年 りに, 要 点 を 読 む 段 落 ごとに 整 理 し, 自 分 の 考 えたいことが 分 かるように 工 夫 生 えを 持 つ してまとめる 4 段 落 相 互 のつながりや 筆 者 読 み 手 に 分 かりやすい 文 章 接 続 詞, 文 末 表 現 に 気 を 付 け 年 の 述 べ 方 の 工 夫 を 考 え て 読 の 構 成 の 工 夫 を 考 える て, 文 章 にまとめる 生 む 5 文 章 の 構 成 に 注 意 して, 筆 必 要 な 箇 所 を 引 用 して, 筆 調 べたことやについて, 自 分 年 者 の 主 張 を 読 む 者 の 考 えをまとめる の 考 えを 紹 介 したり, 述 べたり 生 する 6 筆 者 の 主 張 と 事 実 感 想 事 例 の 挙 げ 方 や 根 拠 に 対 す 強 く 語 りかけてきたことが 伝 年 意 見 の 関 係 を 結 ぶ 付 け て 読 る 自 分 の 考 えを 持 つ わるように, 方 法 を 選 択 して 表 生 む 現 する 文 学 的 文 章 読 む 力 考 える 力 表 現 する 力 1 挿 絵 を 手 がかりに 人 物 の 様 ことばに 基 づいて 様 子 を 想 考 えたことや 感 想 を 友 だちに 年 子 を 思 い 浮 かべながら 読 む 像 しながら 読 み, 主 人 公 の 気 伝 え, 交 流 する 生 持 ちを 考 える 2 時 間 的 な 順 序 や 出 来 事 の 順 場 面 の 様 子 や 人 物 の 気 持 ち 感 想 や 紹 介 などを 分 かりやす 年 序 に 注 意 して, 人 物 の 行 動 を を 想 像 したり,おもしろさに く 表 現 する 生 読 む 気 付 いたりする 3 場 面 や 人 物 の 移 り 変 わりを 作 品 のおもしろさと 作 者 の 大 切 なことを 落 とさずに, 自 年 出 来 事 の 流 れに 沿 って 読 む 意 図 を 考 える 分 の 言 葉 で 表 現 する 生 4 人 物 の 気 持 ちや 場 面 の 様 子 行 動 文 や 会 話 文, 叙 景 描 写 共 通 点 や 差 異 点 を 比 較 し, 表 年 に 注 意 して, 移 り 変 わりや 気 を 比 較 し, 人 物 の 気 持 ちの 変 現 する 生 持 ちの 変 化 を 読 む 化 を 考 える 5 表 現 の 工 夫 や 人 物 の 心 情 の 人 物 の 言 動 や 表 現 の 工 夫 か 人 物 の 生 き 方 や 叙 述 のおもし 年 変 化 から 作 者 の 伝 えたいこと ら, 作 品 の 主 題 を 考 える ろさを 分 かりやすくまとめる 生 を 読 む 6 人 物 の 相 互 関 係 や 変 容, 表 人 物 の 生 き 方 考 え 方 と 自 自 分 の 生 き 方 についてまと 年 現 の 仕 方 から 主 題 を 読 む 分 と 比 較 し, 自 分 の 生 き 方 に め, 工 夫 して 表 現 する 生 ついて 考 える (2) 言 語 活 動 を 選 択, 設 定 する ア 身 に 付 けさせたい 力 の 明 イ 言 語 活 動 Ⅱ( 活 動 目 標 )の 設 定 確 化 指 導 目 標 及 び 言 語 活 動 例 をもとに 指 導 事 項 分 析 指 導 事 項 を 達 成 するための 活 動 内 容 方 法 を 具 体 化 関 連 づけをする ウ 1 単 位 時 間 ごとの 主 眼 エ 言 語 活 動 Ⅰの 設 定 - 4 -
振 り 返 る 段 階 におけるめざ す 子 どもの 言 葉 や 姿 の 明 確 化 めざす 子 どもの 姿 を 達 成 するための 読 む 活 動 考 え る 活 動 表 現 する 活 動 の 具 体 化 (2) 単 元 構 成 を 工 夫 する 1 言 語 活 動 Ⅰ 言 語 活 動 Ⅱの 位 置 づけ であう 段 階 つくる 段 階 高 める 段 階 生 かす 段 階 目 相 的 手 言 語 活 動 Ⅰ 意 意 読 む 活 動 言 語 活 動 Ⅱ 識 識 考 える 活 動 表 現 する 活 動 2 各 段 階 ごとのめざす 子 どもの 姿 低 学 年 説 明 的 文 章 文 学 的 文 章 で 写 真 や 挿 絵 と 文 章 をつなげ, 進 んで 教 材 初 発 の 感 想 を 自 分 の 言 葉 で 書 いたり, 話 あ 文 を 読 もうとしている したり う 自 分 の 経 験 から 知 っていることを 積 極 的 意 欲 的 に 音 読 に 取 り 組 んでいる に 書 き 出 そうとしている 学 習 の 見 通 しを 持 つことが 学 習 の 見 通 しを 持 つことが 生 活 経 験 の 振 り 返 り 範 読, 回 し 読 み 単 元 の 活 動 目 標 の 設 定,モデルの 提 示 つ 挿 絵 と 結 びつけて, 内 容 の 大 体 をとらえ キーワードを 見 つけ, 主 人 公 の 様 子 や 気 く ている 持 ちについて 読 み 取 ることが る キーワードを 見 つけ, 一 人 で 調 べること 文 章 の 中 の 大 事 な 言 葉 や 文 を 書 き 抜 くこ が とが 文 章 の 中 の 大 事 な 言 葉 や 文 を 書 き 抜 くこ とが ワークシートの 工 夫 - 5 -
た 学 習 したことをもとに, 順 序 よく 文 章 に 自 分 の 考 えを 明 確 にしながら, 話 すこと か まとめることが が め 学 習 したことを 生 かし, 全 体 の 音 読 を 工 る 夫 することが 言 葉 を 省 いた 文 と 原 文 との 比 べ 読 み 中 学 年 説 明 的 文 章 文 学 的 文 章 で 初 めて 知 ったこと, 驚 いたこと,もっと おもしろい, 不 思 議 だなと 思 うなどの 視 あ 知 りたいことなどの 視 点 で 感 想 を 持 つこと 点 で 感 想 を 持 つことが う が 写 真 や 絵 などの 資 料 や 題 名 読 み から 写 真 や 絵 などの 資 料 や 題 名 読 み から 教 材 文 に 興 味 を 持 つことが 教 材 文 に 興 味 を 持 つことが 単 元 を 通 した 読 みのめあてを 持 つことが 単 元 を 通 した 読 みのめあてを 持 つことが 感 想 の 観 点 の 提 示 読 みの 視 点 づくり 活 動 目 標 の 設 定 モデルの 提 示 つ 序 論 本 論 結 論 のまとまりに 分 けるこ 時 を 表 す 言 葉 に 着 目 して, 場 面 分 けを 行 く とが い, 表 にまとめることが る まとまりごとに 小 見 出 しを 付 けることが 登 場 人 物 の 心 情 や 心 を 表 す 言 葉 にサイド ラインを 引 き, 読 み 取 ることが 要 点 をまとめるために, 主 語 述 語 など 5W1Hをもとに, 物 語 のあらすじをま のキーワードを 見 つけることが とめることが 文 末 や 接 続 詞 に 着 目 し, 順 序 立 てた 読 み 取 りが ワークシートの 工 夫 接 続 詞, 文 末 表 現 の 意 味 た 調 べた 理 由 を 明 確 にして, 情 報 を 選 ぶこ ペアやグループでの 交 流 活 動 を 通 して, か とが 教 材 文 のおもしろさに 気 付 き, 内 容 につい め 表 現 する 時 に 表 や 図, 写 真 を 加 えて, 読 て 深 めることが る み 手 を 引 きつける 工 夫 をすることが 場 面 ごとのあらすじを 整 理 して, 短 い 文 章 であらすじをまとめることが 言 葉 や 文 章 を 置 き 換 えて 読 む 活 動 高 学 年 - 6 -
説 明 的 文 章 文 学 的 文 章 で 初 めて 知 ったこと もっと 知 りたい 登 場 人 物 の 生 き 方 について 感 じたことを あ こと 筆 者 の 伝 えたいこと の 視 点 で 感 書 き 出 すことが う 想 を 持 つことが 単 元 を 通 した 読 みのめあてを 持 つことが 単 元 を 通 した 読 みのめあてを 持 つことが つ 文 末 表 現 から, 説 明 考 え 主 張 5W1Hをもとに, 物 語 のあらすじをま く などを 見 分 けることが とめることが る まとまりごとの 関 係 を 文 図 に 表 すことが 会 話 文 や 心 内 語 をもとに, 人 物 の 心 情 を 読 み 取 ることが 筆 者 の 主 張 をとらえることが 作 品 の 主 題 をとらえることが た 複 数 の 文 や 資 料 の 中 から, 必 要 な 情 報 を 登 場 人 物 の 生 き 方 考 え 方 と 自 分 とを 比 か 選 択 することが 較 し, 考 えをまとめることが め 教 材 文 の 表 現 のよさに 気 付 き, 自 分 の 表 る 現 に 生 かそうと 考 えることができる (3) 学 習 過 程 を 工 夫 する つくる,たかめる 段 階 学 習 活 動 教 師 の 支 援 で 1 本 時 学 習 のめあてをつかむ めあての 工 夫 明 確 化 あ 課 題 目 的 をつかむ 活 動 視 点 の 提 示 う 学 び 方 の 提 示 つ 2 目 的 を 持 って 課 題 を 追 究 する 読 みの 視 点 の 明 確 化 く 自 分 の 考 えをつくる 活 動 キーワード る 読 む 活 動 文 末 表 現, 接 続 詞 書 く 活 動 5W1H 具 体 的 な 子 どもの 姿 の 明 確 化 ワークシートの 工 夫 板 書 と 関 連 づけたワークシート 書 く 視 点 を 絞 ったワークシート 読 む 力 や 考 える 力 ( 主 眼 達 成 )のための 発 問 の 工 夫 関 係 づける 思 考 が 必 要 な 発 問 文 章 の 解 釈 た 3 自 他 の 考 えを 交 流 する - 7 -
か 根 拠 を 明 らかにして 交 流 する 活 動 ペア グループ 全 体 の 交 流 活 動 の 場 の 工 夫 め 話 す 聞 く 活 動 話 し 合 いや 書 く 視 点 の 明 確 化 る 書 く 活 動 話 し 方 のスキルの 提 示 具 体 的 な 子 どもの 姿 の 明 確 化 話 し 合 いのマニュアルの 提 示 自 分 の 考 えの 形 成 及 び 交 流 言 葉 や 文 章 を 置 き 換 えて 読 む 活 動 ふり 4 本 時 学 習 をふり 返 る 言 語 活 動 Ⅰと 言 語 活 動 Ⅱの 関 連 づけの 工 夫 返 る 学 習 を 振 り 返 る 活 動 振 り 返 りの 視 点 の 明 確 化 めざす 子 どもの 言 葉 や 姿 の 具 体 化 生 かす 段 階 : 言 語 活 動 Ⅱ 学 習 活 動 教 師 の 支 援 であ 1 本 時 のめあてをつかむ 活 動 の 進 め 方 の 確 認 をする う 既 習 内 容 の 整 理 をする つく 2 目 的 とする 言 語 活 動 場 の 設 定 の 工 夫 る 書 く 活 動 書 く 視 点,ワークシートの 工 夫 たか 交 流 活 動 交 流 の 視 点, 話 し 合 いの 仕 方 の 工 夫 める 発 表 会 等 ふり 3 本 時 学 習 を 振 り 返 る 振 り 返 りの 視 点 の 明 確 化 返 る (4) 読 解 力 の 素 地 を 育 成 するための 日 常 的 な 活 動 や 環 境 づくり 1 みなとタイム(14:05~14:20) 月 火 水 木 金 低 学 年 漢 字 言 葉 音 読 言 葉 音 読 中 学 年 漢 字 言 葉 辞 書 活 用 言 葉 音 読 高 学 年 漢 字 言 葉 辞 書 活 用 短 作 文 音 読 2 読 書 活 動 ( 月, 火 8:35~8:45) 3 学 習 環 境 づくり 言 葉 の 広 場 : 校 内 掲 示 板 の 活 用 の 仕 方 声 のものさし 話 し 方, 聞 き 方 - 8 -
あ い う え お (1) 聞 く あいうえお 1~3 年 生 いての 目 を 見 て いいしせいで なずきながら んぴつをおいて わりまで 4~6 年 生 だまって 聞 きながら 自 分 の 考 えとくらべて 相 手 の 話 を 理 解 しながら か き く け こ (2) 話 す かきくけこ 1~3 年 生 んがえたことを もちをこめて ぎりをつけて っかがわかるように えを 大 きく 4~6 年 生 相 手 にわかりやすく 相 手 の 目 を 見 て 強 弱 をつけて 結 論 からのべて はりのある 声 で (5) 読 解 力 を 育 成 するための 学 び 方 ( 各 教 科 等 の 学 習 指 導 ) 1 発 問 の 工 夫 ( 読 む 考 える 表 現 する 力 を 高 める) 2 考 えを 書 く 話 す 聞 く 活 動 の 設 定 3 交 流 の 場 の 設 定 4 振 り 返 り 活 動 の 充 実 6 研 究 の 組 織 校 長 教 頭 研 究 推 進 委 員 会 主 幹 研 究 主 任 近 接 学 年 代 表 学 習 指 導 部 日 常 指 導 部 大 膳 下 田 田 上 平 野 武 田 北 川 ひ 本 多 小 堺 城 島 田 中 城 戸 金 納 - 9 -
北 川 あ 奥 薗 末 吉 蓮 尾 全 体 研 究 会 近 接 学 年 部 会 低 学 年 部 中 学 年 部 高 学 年 部 平 野 下 田 小 堺 北 川 ひ 大 膳 城 戸 武 田 本 多 城 島 田 上 金 納 田 中 北 川 あ 校 長 蓮 尾 教 頭 末 吉 奥 薗 実 態 調 査 部 奥 薗 大 膳 - 10 -