Microsoft Word - アセスメントレポートサンプル版(中級編).docx

Similar documents
教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

京都立石神井高等学校平成 31 年度教科 ( 外国語 ( 英語 ) ) 科目 ( 英語表現 Ⅱ ) 年間授業計 ( 標準 α) 教 科 : 外国語 ( 英語 ) 科目 : 英語表現 Ⅱ 単位数 : 2 単位 対象学年組 : 第 2 学年 A 組 ~G 組 教科担当者 :(A 組 : 岡本 松井 )(

1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

更新 2019/8/ 年 9 月ウィークリー レッスンスケジュール 1 時間目 11:00-11:50 第 1 週目 9 月 2 日 ~ 9 月 8 日 9 月 2 日 MON 9 月 3 日 TUE 9 月 4 日 WED 9 月 5 日 THU 9 月 6 日 FRI 中級 Shu

慶應外語 2019 年度春学期三田正科注意 : やむをえない理由により 予告なしに担当講師が代講または変更となることがあります 講座開始後 この変更を理由に講座をキャンセルされる場合 受講料の返還はいたしません 講座コード C ベトナム語 基礎コース 担当者 グエン Nguyễn ミン

時制などの文構造について復習する 修学旅行の思い出 (9) 修学旅行で外国人にインタビューする 修学旅行の思い出についてスピーチをする 6 The 5 Rs to Save the Earth(8) 特定の動作に対する自分の感じ方 を 伝える 物事のやり方を知っているかを伝 え る 他者に行動を依頼

科目名 総合英語 ⅠA 対象学年 1 年 期間 通年 曜日 時限 金 1-2 限 授業回数 90 分 34 回 授業種別 講義 回 / 週 1 回 取得単位 4 単位 授業目的達成目標 読み 書き を通して 聞く こと 話す ことにも役立つ英語の力を習得させる 文法を踏まえてパラグラフの内容を迅速か

第 2 問 A 問題のねらいインターネット上の利用者の評価情報やイラストを参考に場面にふさわしい店を推測させることを通じて, 平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉えたり, 情報を事実と意見に整理する力を問う 問 1 6 友人, 家族, 学校生活などの身の回りの事柄に関して平易な英語で書かれ

東京都立葛西南高等学校平成 28 年度コミュニケーション英語 Ⅰ(R) 年間授業計画 教科 :( 英語 ) 科目 :( コミュニケーション英語 Ⅰ(R) ) 単位数 :(2) 単位対象 :( 第 1 学年 1 組 ~7 組 ) 教科担当者 :(1 組 : 船津印 )(2 組 : 佐々木印 )(3 組

4 学習の活動 単元 Lesson 1 (2 時間 ) 主語の決定 / 見えない主語の発見 / 主語の it 外国語表現の能力 適切な主語を選択し英文を書くことができる 外国語理解の能力 日本の年中行事に関する内容の英文を読んで理解できる 言語や文化についての知識 理解 適切な主語を選択 練習問題の

スライド 0

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

<4D F736F F F696E74202D FA8C6F B938C8FD888EA95948FE38FEA8AE98BC6817A81758A4F8D91906C97AF8A7790B682CC8DCC977082C693FA967B8CEA945C97CD82C98AD682B782E992B28DB881768C8B89CA838C837C815B83678DC58F4994C52E70707

4 学習の活動 単元 ( 配当時間 ) Lesson 1 ( 15 時間 ) 題材内容単元の目標主な学習内容単元の評価規準評価方法 Get Your Goal with English より多くの相手とコミュニケーションをとる 自己紹介活動を行う コミュニケーションを積極的にとろうとしている スピー

untitled

学校番号 2004 平成 29 年度外国語科 教科科目単位数指導学年教材名 副教材名 外国語英語表現基礎 2 第 1 学年 美誠社 ドリルで英文法 啓林館 Vision Quest 総合英語 基本例文集プリント補助教材等 1 担当者からのメッセージ ( 学習方法等 ) 積極的に英語でコミュニケーショ

Microsoft Word - 02_03_categorylabel.doc

平成 29 年度年間授業計画 & シラバス 東京都立足立高等学校定時制課程 対象学年 教科 科目名 担当者名 1 学年 ( 普通科 商業科 ) 外国語科コミュニケーション 佐々木友子 風見岳快 英語 Ⅰ 使用教科書 出版社 : 三省堂 教科書名 :Vista English Communicatio

< E8AD48EF68BC68C7689E62E786C73>

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

SELECT English Expression Ⅰ 観点別評価基準

<4D F736F F D AA90CD E7792E88D5A82CC8FF38BB5816A819A819B2E646F63>

Listening 天気予報と予定 (2) 天気などの身近な情報を表すを正しく身につけ運用す 6 What Can We Do for Others?(8) 義務について伝え 必要か不必要かを伝え 自分の考えを伝え Speaking 電話 ( 依頼する 誘う )(2) 電話で用いる定型を身につけ運用

101002A インドネシア語基礎 基礎 B ティニ Tini コドラット Kodrat 木曜日 インドネシア語の基礎をアルファベット 読み方 文章の作り方 及びイントネーションからしっかり教えます 積極的に話すことに挑戦します ダイレクトメソッド ( 子供が言葉を自然に学ぶスタイル ) です 質問

10SS

booklet_B.xlsx

24 京都教育大学教育実践研究紀要 第17号 内容 発達段階に応じてどのように充実を図るかが重要であるとされ CAN-DOの形で指標形式が示されてい る そこでは ヨーロッパ言語共通参照枠 CEFR の日本版であるCEFR-Jを参考に 系統だった指導と学習 評価 筆記テストのみならず スピーチ イン

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

注意:やむをえない理由により、予告なしに担当講師が代講または変更となることがあります

第 2 問 A インターネット上に掲載された料理レシピやその写真から料理の特徴の読み取りや推測を通じて, 平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉える力や, 情報を事実と意見に整理する力を問う 問 1 6 イラストを参考にしながら, ネット上のレシピを読んで, その料理がどのような場合に向いて

平成 28 年度埼玉県学力 学習状況調査各学年の結果概要について 1 小学校 4 年生の結果概要 ( 平均正答率 ) 1 教科区分による結果 (%) 調査科目 羽生市 埼玉県 国語 算数 分類 区分別による結果 < 国語 > (%) 分類 区分 羽生市 埼

情報学研究 copy 50_最終 copy 7

1 つなぎ言葉の使い方を理解している 2 パラグラフの構成を理解している 3 文章の要点をつかむことが出来る (4) 言語や文化についての知識 理解 1 いろんなトピックについて 内容を理解することが出来る 2 それぞれのページで学んだ文法や表現を理解し 知識として定着させている ( 定期考査等を用

学校番号 2004 平成 30 年度英語科 教科科目単位数指導学年教材名 副教材名 英語英語理解 2 第 2 学年美誠社 Applause vol.2 1 担当者からのメッセージ ( 学習方法等 ) 基本的なレベルの英語長文を 段階を追って読んでいくことで 英語長文に慣れ 内容を素早くとらえる練習を

Lesson 5, 6, 7, 8 キクタン Basic Lesson 9, 0 キクタン Basic 単語学習では 音もしっかり意識して使えるようになる 文章の内容を理解するとともに 次の小テスト文法事項も確認する 定期考査分詞 知覚 使役動詞 関係代名詞の提出物 what 関係代名詞の非制限用法

งานนำเสนอ PowerPoint

< F2D87408E7793B188C C993A190E690B6816A2E6A7464>

第 1 問 B 身の回りの事柄に関して平易な英語で話される短い発話を聞き, それに対応するイラストを選ぶことを通じて, 発話内容の概要や要点を把握する力を問う 問 1 5 英語の特徴やきまりに関する知識 技 能 ( 音声, 語, 友人や家族, 学校生活など, 身近な話題に関する平易で短い説明を聞き取

101003S インドネシア語基礎単科セット 入船ゆかり 水曜日 金曜日 インドネシア語基礎の講座を全て受講する場合は セットで申込みをしてください この講座で重視している項目使用言語 A 授業の内容この講座で重視している項目使用言語 インドネシア語初級西脇敦子金曜日初級 A 基礎 Aに

Aptis 受験者ガイド 簡易版 2018 年 2 月

平成24年度 英語科 3年 年間指導計画・評価計画

会話の中では感覚的にそれほど 違い を意識して使っているものではないと考え 今回は 同じ can を用いての表現として一連の学習として扱うことにした また 語 学習得において 自分の表現したいこと がはじめにあり それを何とか表現しよ うとする過程を通して初めて自分の言葉として言語を獲得できるという

教授要目及び科目一覧_本文.indd

Success_38_cover

平成 30 年度シラバス 3 学年前期 (1 単位 ) コミュニケーション英語 Ⅰ 教科書 ENGLISH NOW Ⅰ 開隆堂 授業時数 01 単元名 Lesson 6 Sempai and Ko hai 本時 Lesson 6 (1) 学習内容備考 常日頃から使っている 先輩 後輩 ということばを

2017 年 9 月 8 日 このリリースは文部科学記者会でも発表しています 報道関係各位 株式会社イーオンイーオン 中学 高校の英語教師を対象とした 中高における英語教育実態調査 2017 を実施 英会話教室を運営する株式会社イーオン ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役 : 三宅義和 以下 イ

2016 年度シラバス科目名 Communication Skills V (CALL) 担当者高橋妙子免許 資格受講要件 開講学科等 英語コミュニケーション学科 授業形態 演習 開講時期 後期 配当学年 2 単 位 数 2 必修 選択 選択必修 授業概要と方法ロマンティックコメディ映画を教材化した

Microsoft Word - c_eigo.doc

慶應外語 2019 年度春学期三田正科注意 : やむをえない理由により 予告なしに担当講師が代講または変更となることがあります 講座開始後 この変更を理由に講座をキャンセルされる場合 受講料の返還はいたしません 講座コード C よこやまイタリア語基礎コース担当者横山 しゅういちろう 修一

英語表現I(特進)

補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

生徒用プリント ( 裏 ) なぜ 2 人はケンカになってしまったのだろう? ( 詳細編 ) ユウコは アツコが学校を休んだので心配している 具合の確認と明日一緒に登校しようという誘いであった そのため ユウコはアツコからの いいよ を 明日は登校できるものと判断した 一方 アツコはユウコに対して 心

注意:やむをえない理由により、予告なしに担当講師が代講または変更となることがあります

PowerPoint 프레젠테이션

夏休み集中講座 とは? International English Language Testing System (IELTS: アイエルツ ) は 海外留学や研修のために英語力を証明する必要のある方に最適なテストです イギリス オーストラリア カナダ ニュージーランドのほぼ全ての高等教育機関で認

定員になり次第 締め切ります 1 部 13:00 14:20 お子様の英語 4 技能 (Reading Listening Writing Speaking)+ 文法力を測り 結果をレポートにしてお伝えします 保護者様にはモデルレッスンをご覧いただけます 2 部 14:30 16:00 製作したリー

平成24年度 英語科 3年 年間指導計画・評価計画

授業計画 第 1 回ガイダンス ; 簡単な挨拶をするキーワード / 文字, 発音, 挨拶の表現 習 / 特になし習 / 文字と発音の関係の理解 第 2 回職業や国籍をいう (Ⅰ) キーワード / 名詞の性と数, 主語代名詞, 動詞 être の現在形, 否定文 習 / 教科書の文法解説の概観習 /

データ概要調査対象 : 留学ジャーナルから 7 月 ~9 月に短期留学 (1 週間 ~4 週間の留学を指す ) した大学生に任意で実施したアンケート調査の結果調査人数 :64 名調査期間 :2016 年 9 月 26 日 ~10 月 16 日 留学期間 1 週間以内 2 週間 3 週間 4 週間 合

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

Lesson 1 Our Earth (pp

4 研究内容 (1) 習得すべき目標指導計画を作成するには 生徒が身に付けるべき英語力の目標を設定することから始めなければならない ア中学校における英語教育の目標中学校において生徒が身に付けるべき英語力については 学習指導要領に次のように示されている ( 中学校における外国語教育の目標 ) 外国語を

【資料6】平成26年度 高校3年生の英語力調査結果速報

2017 年度シラバス科目名 Communication Skills I(TOEIC 入門 ) 担当者本田伊早夫免許 資格受講要件 開講学科等授業形態開講時期 英語コミュニケーション学科 演習前期 配当学年 1 単位数 2 必修 選択選択 授業概要と方法 TOEIC の問題形式問題に実際に取り組み

Microsoft Word - 英語科指導案 公開研 2学年_H _.docm

Water Sunshine

2. 教科に関する調査の結果 ( 概要 ) -7-2.教科に関する調査の結果(概要)

○○科 教科経営案

Microsoft Word - 英語科指導案_H _part2.doc

Microsoft Word - 研究大会指導案(3年・2年)

Microsoft Word - 佐々木和彦_A-050(校了)

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

外国語

2 116

平成28年度 小学校外国語活動 2_研究の実際(1)方向性

使用上の注意 はじめに ( 必ずお読みください ) この SIGN FOR CLASSROOM の英語の動画資料について 作成の意図の詳細は 2 ページ以降に示されているので できるだけすべてを読んでいただきたい 要約 このビデオは 聴覚障がいを持つ生徒たちに英語を教える時 見てわかる会話を表 出さ

学習指導要領解説 P.12 2 内容 (1) 言語活動ア聞くこと ( オ ) まとまりのある英語を聞いて 概要や要点を適切に聞き取ること ( 略 ) ここでは内容的にまとまりのある複数の英文を聞き その全体の概要や内容の要点をとらえることができるようになることを述べている まとまりのある英語 とは

カリキュラム

<4D F736F F D2092CA96F388C493E08E6D834B A6D92E8816A2E646F63>

マンツーマン

063001C スペイン語中級コース 梅崎かほりアイトモレーノイサーク Ait Moreno,Isaac 火曜日 水曜日 金曜日 今期の中級コースでは 様々な過去の表現 直接法未来形 接続法現在形の導入部分ま でを学びます 指定教科書のほかに 各講師が用意する会話練習や講読教材などを利用しな がら

Lesson 2 Into Unknowm Territory(pp.18-31) 言語活動への取り組み 話の要点に注意しながら 積極的に聞こうとしている コミュニケーションの継続 クラス発表の際 聞き取れないことがあれば 質問したり聞き返したりして積極的に理解しようとしている Your React

活動の流れ 1 4 人のグループに分かれ テーマを決める 校内の施設紹介 学校行事 クラブ活動 時間割など 2 各グループで実施計画を立てる 3 動画を撮影する 4 写真を使って動画を作成する 動画の長さは 1 人 2~3 分とし 全員が発表できるように 分担 を決める 5 必要な語いや表現を調べる

ひょうごつまずきポイント指導事例集について 次ページ 示 ポイント 過去 全国学力 学習状況調査 結果 うち 特 課題 あた問題をも 作成したひう 状況調査 等 結果 明 したも あ 各学年 領域 共通 内容 い た4ページ~5ページポイントをも 各領域 やそ 学習内容を整理した系統表を掲載しい 各

1 平均正答率1 平均正答率1 平均正答率1 平均正答率 小学校 6 年生 1252 人 ( 小学校第 5 学年内容 ) 8 6 全国 弘前市 コメント 話すこと 聞くこと の中の 意図 立場を明確にし

Lesson 1 Our Earth (pp

イ ディベート ディスカッション Ⅱ 時事英語 エッセイライティング Ⅰ エッセイライティング Ⅱ 必履修科目は 総合英語 Ⅰ 及び ディベート ディスカッション Ⅰ 話すこと 書くこと における発信力の強化や 高校生の卒業後の進路の多 様化などに対応するため より高度で専門的な科目を新設し 計 7

26crown_C2_hyouka.xls

Lesson 1 Our Earth (pp

年間授業画 教科外国語 ( 英語 ) 科目 講座名英語表現 Ⅰ 単位数 2 単位 学年 クラス 1 学年担当教員 MY WAY English ExpressionⅠ( 三省堂 ) 英語を通じて, コミュニケーションを図ろうとする態度を育成する また 論理の展開や表現の方法を工夫しながら自分の考えを

3 時間研修カリキュラム時間内容時間 12:00 4. シチュエーション別対応力ポイント コツを学ぶ必要な雑学力 1. コミュニケーションの基本心構え ポイント 注意点 12:50 5. 本日の研修を振り返って 2. 聞く 聴く 訊く スキル傾聴力と質問力 11:10 3. コミュニケーションの癖を

教科名 科目名 科目分類 教科書 使用教材 学習内容 ねらい 1 学期 2 学期 平成 26 年度シラバス ( 授業計画 ) 単位数 3 単位 対象学年 1 学年 授業形態一斉授業 担当者須山井上 聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 簡潔に書く Les

CG Business

スライド 1

取扱内容容の構成分量等内 使用上の配慮等( 外国語 ) 科調査研究報告書 観 点 書名 2 東書第 1 学年英語 727 NEW HORIZON English Course 1 第 2 学年英語 827 NEW HORIZON English Course 2 第 3 学年英語 927 NEW H

h30(1年生)コミュニケーション英語Iシラバス

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

コミュニケーションを意識した授業を考えるーJF日本語教育スタンダードを利用してー

生徒の活動

Transcription:

< はじめに > この度は弊社の GTB 診断をご利用頂きまして 大変ありがとうございました 様の語学 力診断結果および次のレベルへステップアップするための今後の開発ポイントをまとめさせて 頂きましたので ご確認を頂ければ幸いです 何卒宜しくお願い致します 1. 総合レベル評価 P.2 2. スキル別レベル評価 P.4~P.9 2-1. Grammar レベル 2-2. Writing レベル 2-3. Listening レベル 2-4. Speaking レベル 2-5. Reading レベル 3. トレーニングプラン P.10 1. 総合レベル評価総合レベル : レベル 4 定義 : 大学で英語を積極的に学習した方が到達するレベル 日常会話であれば問題ない 基本的な文法と構文は理解しており 語彙力や表現力がまだ不足しているが 相手に自分の意思を伝えることは出来る 参考資格等 :TOEIC540~640 英検 2 級 現在のレベルでは一般的な日常会話をする上で必要な力をほぼ兼ね備えていると言えます 仕事においても簡単な電話や来訪者の応対やメールでのやり取りといった事も大きな問題もなく出来るでしょう 全体的な能力のバランスもよく 今までの学習方法が正しかった事を証明しています 特に文法の知識が中級のレベルに達している事が 4 技能全てに良い結果として出ている事が分かります 比較的受け身な 読む 聴く 能力は強みと言えるかと思います 今後はそれらの強みを更に伸ばす事と同時に 能動的な 話す 書く 能力を強化して頂く事によって 自身の意見をより多くの場面で より多くの人達に対して正確に伝える事が出来るようになると思います 各レベルの定義は資料 1を参照 2

資料 1: 各レベルの定義 レベル定義参考資格 10 9 8 7 6 5 4 ネイティブの中でも上等教育を受けたレベルで 4 技能全てにおいて洗練された英語を操る事が出来る 英語力を測る必要がないレベル 英語を道具として使いこなせるレベル 英語のプロとしての通訳や自然な日本語への文章の翻訳が可能なレベル 多少不自由に感じる部分もあるが 殆どの場面や分野にて円滑にコミュニケーションを取れる 英語を強化するというよりも実践的な経験が必要なレベル ネイティブレベルの文章や会話を完全に理解するには不十分なレベル 弱点とする個所を重点的に強化する必要がある 専門外の話題も完全ではなくとも十分理解出来る Non-native としては語彙 文法 構文も流暢に使い 理解する力がある 日本では外資系企業で英語を使って仕事をしていく上で最低限必要なレベル 簡単な英語を使った仕事は可能で 英語も得意と言えるレベル 英語圏の大学へ進学する場合には最低でもこのレベルに到達している必要がある グローバルタレントに必要とされる基準レベルそれなりに基礎知識は身についており 海外旅行や日常生活が可能なレベル 自分から文章を作り相手に情報を与える事が出来るが 自身のコミュニケーション能力が十分でない事に不安を感じる事もあるレベル 流暢さはまだ十分ではなく 文法や構文の間違いもあるが 意思疎通で大きな問題になるレベルではない 大学で英語を積極的に学習した方が到達するレベル 日常会話であれば問題はない 基本的な文法と構文は理解しており 語彙力や表現力がまだ不足しているが 相手に自分の意思を伝える事は出来る TOEIC960~990 TOEIC900~960 英検 1 級 TOEIC840~900 TOEIC740~840 英検準 1 級 TOEIC640~740 TOEIC540~640 英検 2 級 3 2 1 英語の学習をしてきた大学卒業者レベル 語彙 文法 構文においてもまだ不十分なところが多い 相手がゆっくり且つ繰り返し話してくれると少し会話が身近な話題に関しての意思疎通が出来る 身の回りの事であれば何とか文章で話す事や書く事が出来るレベル まだ受け身である事が多く 自発的に多くの情報を発信する事は困難なレベル 単語でのやり取りが精一杯 中学英語を授業で受けたレベル 読み書きも文章では困難 聞き取りもたまに単語で推測出来るレベル 挨拶や基本文法を一からやる必要がある 英語でコミュニケーションを取るが困難で 英語を話そうとすると表情が硬くなり 頭の中がパニック状態になる TOEIC400~540 英検準 2 級 TOEIC200~300 英検 3 級 TOEIC 10~200 英検 4 級 3

2. スキル別レベル評価スキル別レベルチャート 様のスキル別レベルとしては下記の通りとなります Grammar( 文法知識 ): レベル4 Writing( 書くスキル ): レベル4 Listening( 聞くスキル ): レベル4 Speaking( 話すスキル ): レベル4 Reading( 読むスキル ): レベル4 全てのスキルレベルが整っており バランスよく修得をされています 基礎となる文法レベルもベースは出来上がっていますし 一通りの文法 構文については理解をされています その結果 自身の意図した事は相手に十分伝えられるレベルになっており 日常で会話をする上では不自由は感じないと思われます 一方で語彙や表現力については不足している点があることにより 複雑な表現や言い換えをすることが難しく感じられると思われます ビジネス上での商談やプレゼンテーションといった場面において十分にコミュニケーションを図るためには中級レベル以上の文法知識を Speaking や Writing において使いこなす必要が出てきます これらのスキル開発が今後の課題と言えます 各スキル別の評価及び強化ポイントは次項より記載しております 4

2 1.Grammar レベル評価 : レベル 4 定義 : 日本の中学校にて学習する英文法のうち 50 60% を修得している < 項目別分析結果 > 初級文法 1 初級文法 2 中級文法上級文法 70% 50% 40% 20% 基礎文法事項となる初級 1 2については半数以上の項目を既に理解されています よって時制 疑問詞 助動詞 不定詞 動名詞 進行形 完了形 接続詞といった日常会話でよく使われる項目については十分に修得をされていると言えます よって短い会話などでは十分に意図した内容を相手に伝えることができると思います 一方で受動態や現在分詞 過去分詞 関係代名詞 仮定法といった少し複雑な中級レベルの文法事項については理解があいまいな部分があるように思われます 長い文章を話す場合や書く場合 詳細な説明をする場合には必要な事項となりますので この部分の強化が今後の課題となります ( 重点強化ポイント ) 受動態 現在分詞 過去分詞 関係代名詞 過去完了 仮定法等の復習とその利用方法の確認 5

2 2.Writing レベル評価 : レベル 4 定義 : 定型文を基に簡単なお礼状や個人的 仕事のメールの返信を書く事が可能 定型文を並べ ながら自身の情報を入れる為 不自然さや文法の間違いは見られる < 項目別分析結果 > 課題の達成度と 内容の見せ方 文法の正確性語彙と表現力文章構造と展開 40% 45% 53% 46% 課題に対する回答は簡潔で文章の繋ぎ方 段落の使い方も適切です 接続詞を用いた文章の繋ぎ方も適切で同じ単語等を必要以上に多用せずに表現している点も評価できます 一方で能動態と受動態の使い分け 冠詞の使い方 動詞と名詞の組み合わせ方などに不自然な点や使用方法に間違いが見受けられました また構造的には重要な事項から順に書いていくという文章構造を理解して頂くことが課題となります ( 重点強化ポイント ) 受動態と能動態の使い分け 冠詞の使い方 ( 選択の仕方 ) 動詞と名詞の組み合わせ方の修得と 文章構造の見直し 6

2 3.Listening レベル評価 : レベル 4 定義 : ホテルやレストラン等旅行先でのやり取りのように ある程度使う表現が決まっている場面では相手の話す速度が速すぎたり 言葉に訛りが強くない場合にはほぼ理解できる また 聞き慣れている表現と多少異なっていても理解が可能 < 項目別分析結果 > 会話の概要理解 会話の詳細理解 ナレーションの 概要理解 ナレーションの 詳細理解 英語的要素の理解 83% 50% 57% 40% 33% 会話文であってもナレーションであっても要点 ( 概要 ) を把握する能力は高いと言えます また描写されている人物や物の内容を聞き取り 必要な情報を聞き分けながら取得することも十分可能なレベルと言えます 一方で少し長い文章や複数の文章 ( ナレーション ) の詳細を聞き取り 対象となる物 人の相違点や類似点を取得することについては不慣れな部分も見受けられました よって 複雑化する ( 文章が複数になる ) 会話や描写をしっかりと内容 詳細まで理解することが課題となります ( 重点強化ポイント ) 複数の文章における詳細部分の理解 対象となる物や人の類似点 相違点などの聞き取り 発音 上の音の変化を聞き取ること 7

2 4.Speaking レベル評価 : レベル 4 定義 : いくつかの文法事項に誤りはあるものの 自身が思っている事の大枠は伝える事ができる 接続詞や関係代名詞を使って長文を作る事も間違えながらではあるが行う事ができる 旅行では店員とのやり取り等特に大きな問題はない 発音では L と R 等発音の混同がある場合もある < 項目別分析結果 > 意思の伝達伝達の態度発音流暢さ聞き取り語彙文法 構文 50% 60% 60% 37% 66% 50% 57% 質問や話題に対する回答は素早く 適切でした 論点の展開もできており 質問に対する答えだけではなく 発展をさせることも出来ていました また会話の裏付けとなる論拠 証拠も明示できていたことがとても評価できるポイントです 物事の順序 経緯を示す時制の使い方も適切であったことから相手が理解をしやすい会話となっていました 課題としては表現方法 話す際の抑揚やリズムが単調になってしまっていた点があります 同じ単語の繰り返し利用を避けることや効果的な相槌 接続詞を使うことでリズムを生むことを修得して頂く必要があります ( 重点強化ポイント ) 表現力 表現方法の幅を増やす 抑揚 リズム 音の変化を作り出しながら話す技術を身につけ ること 8

2 5.Reading レベル評価 : レベル 4 定義 :Eメールや手紙などで 個人宛てのものは 複雑な内容が含まれていない限りほぼ理解できる また自身の仕事に関連するEメール等も同様に複雑な文法や文章が使われておらず あまり長文でない限り何とか理解できる また 興味のある話題に関する文章は写真等もあればある程度理解が出来る < 項目別分析結果 > 短文の概要理解短文の詳細理解長文の概要理解長文の詳細理解推測 情報補完能力 70% 40% 65% 40% 40% 文章中より必要な情報を取得するスキルについては十分お持ちです 要点の理解は勿論 裏付けとなる情報の区別や結びつけをすることも可能です また物事を時系列に整理して 理解する力もお持ちであるため 文章自体の要約スキルや理解度はとても高いと言えます 一方で文章中に記載のない事項の推測や事実を基にした考察という面においては開発の余地があると思われます ( 重点強化ポイント ) 長文においての作者 筆者の意図の理解 登場人物のおかれた環境を読み取るスキル 事実を基 にした推測能力の向上 9

< 推奨トレーニングプラン> 上記アセスメント結果をふまえた3ヶ月トレーニングプランは下記の通りです 文法知識における向上ポイントを網羅しつつ 知識として持っている内容をいかに Speaking Writing 面において発揮してくかがポイントになります また日常会話のレベルとしては十分なレベルにあるため Speaking においてはよりビジネスよりの表現や複雑なシチュエーションにて意図を伝えることを目的としたトレーニングを実施いたします 4 技能における現在のバランスが優れているため 全ての技能について総合的にアプローチをしていくプランとなります 1 ヶ月目 文法 : 受動態 現在分詞 過去分詞 Writing: ビジネス上の E-mail( 商品問い合わせ 会議開催招集 アポイント ) Speaking, Listening: 自社紹介 自社商品の紹介 社内会議 Reading: ニュース記事を読んでの要約 意見交換 2 ヶ月目 文法 : 関係代名詞 過去完了 仮定法 Writing: ビジネス上の E-mail( プロジェクトレポート 顧客への連絡 ) Speaking,Listening: 顧客との商談 プレゼンテーション Reading: スピーチやニュース記事の要約 意見交換 3 ヶ月目 Writing: トピックについてのスピーチの作成 Speaking, Listening: 顧客との交渉 クレーム対応 Reading: 専門性の高いレポートや商品説明についての要約 意見交換 10