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第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

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国語科学習指導案様式(案)

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第4学年算数科学習指導案

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算数科学習指導案 広島市立 小学校教諭 1 日時平成 21 年 2 月 日 ( ) 2 学年 5 年 組 3 単元数量関係 割合とグラフ 4 単元について 本単元では, 百分率について理解し, それを用いることができるようにするとともに, 目的に応じて資料を分類整理し, それを円グラフや帯グラフを用

【大竹市】玖波小学校 算数「垂直・平行と四角形」(4年)HP

技能については定着しているといえるが, 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や, 課題解決のための構想を立てて実践し評価 改善する力が弱いということがかった 中でも 問題解決に向けて示された資料のほかに必要な情報を判断し, 特定することができる 33.3%( 全国 48.3%) であり, 必

○数学科 2年 連立方程式

算数科学習指導案 指導者伊達詩恵 1 日時平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 1 組 22 名 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名文字と式 5 単元について 単元観 本単元は, 数量の関係を表す式についての理解を深め, 式に表したり, 式を読み取ったり

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第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

技能については定着しているといえるが, 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や, 課題解決のための構想を立てて実践し評価 改善する力が弱いということがかった 中でも 問題解決に向けて示された資料のほかに必要な情報を判断し, 特定することができる 33.3%( 全国 48.3%) であり, 必

算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

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(2) 児童観実践校の対象児童は, 算数の学習に意欲的に取り組む児童が多く, 与えられた課題に対して一生懸命考えることができる 特に, 作業的, 体験的な活動には熱心に取り組む かけ算やわり算などの計算や筆算の仕方はよく理解しているが, 自力解決の場面においては, 解決の過程を絵や図, 言葉を使って

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6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

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(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

第6学年 算数科学習指導案

s_052小4算数「面積のはかり方と表し方」北総

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

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落ちや重なりなく調べる方法を考える その時に起こり得るすべての場合を並べて数え上げるので はなく 特定の 1 つを固定する工夫ができるようにしたい 次に 並べ方を考える場面のバリエー ションとして 4 枚のカードの中から 2 枚を用いて 2 桁の整数をつくる問題 メダルを 3 回投げる ときの表と裏

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第 3 学年算数科学習指導案 日時対象学校名授業者会場 平成 27 年 7 月 8 日 ( 水 )5 校時 13:40~14:25 第 3 学年均等割クラス 19 名町田市立町田第六小学校 2 階 3 年 1 組教室 1 単元名 かけ算の筆算 ( 学校図書 みんなと学ぶ小学校算数 3 年上 ) 2

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子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

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座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

イ乗法に関して成り立つ簡単な性質を調べ, それを乗法九九を構成したり計算の確かめをしたりすることに生かすこと ウ乗法九九について知り,1 位数と1 位数との乗法の計算が確実にできること また, 内容 D 数量関係 (2) 乗法が用いられる場面を式に表したり, 式を読み取ったりすることができるようにす

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5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

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第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

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4 研究との関わり (1) 確かな学びを生み出すノート作り研究内容 2-2 正しい手順で正確に計算させるために, 問題間に余白をとらせ, 筆算には補助数字を書かせる 本単元では, 既習の 2 位数の加減筆算の仕組みを用いて, 繰り上がりと繰り下がりが 2 回ある場合の加減の筆算の仕方を身に付けること

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

2 図形の定義や性質を見いだすための算数的活動を取り入れる 2 枚の長方形, 長方形と三角形,2 枚の三角形を重ねて四角形を作る活動を取り入れ, 向かい合う辺の平行関係に着目させたり, 長さに着目させたりしながら, 四角形を定義できるようにする コンパスや分度器, ものさし等を使って, 四角形の構成

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

指導案 5年 算数

<小学校 生活科>

第 3 学年算数科学習指導案 江戸川区立清新第一小学校しっかり ( 標準 ) コース 3 年授業者齋藤睦美 1. 単元名考える力をのばそう 間の数に目をつけて 2. 単元の目標問題を解決することを通して, 本数と間の数のきまりを見つけることの大切さや関数的な見方のよさに気付く 3. 単元の評価規準ア

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ICTを軸にした小中連携

Taro-5年研究のまとめ

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

第6学年2組 算数科 学習指導案

第5学年  算数科学習指導案

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2 単元の構想 本単元の目標 関心 意欲 態度 平均を用いることのよさに気付き, 進んで身近な事柄の考察や表現に用いようとする 見方や考え方 平均の考えを用いて, 身近な事柄について考えたり, 表現の仕方を考えたりすることができる 技能 平均を求めたり, 平均から全体を求めたりできる また, それを

4 単元構想図 ( 全 14 時間 ) 生徒の意識の流れ 表を使って解く 縦 (m) 0 8 横 (m) x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう1 ax = b (x + m) = nは平方根の考えで解くことができる x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう2 x +

解答類型

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

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< 算数科 > 金種の弁別をし, 硬貨や紙幣の名称を知る 単一硬貨を使っての合計金額を数える 硬貨が各種混じった中で, 合計金額を数える おつりを伴う正しいお金の出し方を知る 複数の品物の合計金額を概算で見積もることができる 定価, 売値, 割引の意味を知るとともに, 割引後の値段を求める 必要感目

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(3) 児童観 本学級の児童数は 36 人で, 素直で学習意欲が高く, 学習課題に熱心に取り組み, 多くの児童が積極的に発表することができる 各教科の学習で取り組んでいるペアやグループ学習では, それぞれの意見を意欲的に伝え合うことができる しかしながら, 自分の考えや意見になかなか自信が持てない児

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

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3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

Microsoft Word ~33第3学年1組  社会科学習指導案1

第 3 学年社会科学習指導案 1 小単元名 わたしたちのまちのようす 平成 24 年 6 月 27 日 ( 水 ) 第 3 学年 2 組 3 3 名指導者 : 今橋美都 2 単元について本単元は学習指導要領の第 3 学年及び第 4 学年の内容 (1) アの内容に基づいている (1) 自分たちの住んで

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

Microsoft Word - chojugiga_sidoan_new.docx

数学科学習指導案 指導者ステップコース隠地純子 平野未紗 ジャンプコース中村徳寿 1 日時平成 27 年 1 月 20 日 ( 火 )5 校時 2 学年第 1 学年ステップコース 12 人 ジャンプコース 19 人 3 単元名空間図形 立体の表面積と体積 4 単元について (1) 単元観中学校学習指

社会科学習指導案

(3) 指導観本時は 連立方程式の文章題を扱う最初の時間である 方程式の文章題は 個数と代金に関する問題 速さ 時間 道のりに関する問題 割合に関する問題 を扱う これらを解くときには図や表 線分図などを書くことが有効であることを生徒達は昨年度一次方程式の時にも経験している 一元一次方程式を利用する

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算数科学習指導案 (6 年生 ) 東広島市立高美が丘小学校 単元名ならび方や組み合わせわせ方を調べよう ~ 場合場合の数 ~ 11 月 27 日 ( 水 ) 第 5 校時指導者 1 単元設定の理由単元について 本単元は, 簡単な事柄について, 起こりうるすべての場合を, 表や図などを用いて分類整理して考え, 落ちや重なりがないように順序よく明らかにすることをねらいとしている 本単元の学習では, 今までに培われてきた, 表やグラフなどを使って分類整理する力を更に発展させることができる また, 起こりうるすべての場合を適切な観点から分類整理し, 順序よく調べていく方法について考えさせることのできる単元である 本単元は, 中学校の 確率 において, 不確定な事象についての観察や実験などの学習を通して, 確率について理解し, それを用いて考察 表現する学習につながっていく 本単元では, 事象を整理して考える過程を重視し, 図や表を用いて表す工夫について意見交流をすることで, 数理的な処理のよさに気付くとともに, 表現力 思考力をつけることができる さらに, ペアやグループで, 共通性や効率性, 独自性などについて話し合うことを通して, 考えを深め合うことができると考える 子どもの姿 本学級の児童は, 本単元につながる学習として,1 年生では物の個数を絵や図で表す学習をしている 2 年生から 5 年生までに, 表やグラフを用いて分類整理する学習を通して, 表やグラフに表すことのよさを感じてきているが, ならび方や組み合わせに関する学習は初めてである 10 月に行ったアンケートによると,74.1% の児童が 自分の考えを分かりやすく表現している と答えているが, そのうち図や言葉, 式を使って自分の考えを表現したり, お互いの考え方を比較した発言をしたりできると思われる児童は 50% 程である アンケート結果や見取りから, 自分の考えを分かりやすく表すことは大切だと感じているが, お互いの考えを比較しながら聞くことにまでは至っていないことが分かる また, 共通性や効率性を意識しながら聞いている のアンケートには,73.5% の児童が肯定的に答えている 5 月に比べて, 少しずつ共通性や効率性を意識しながら考えている児童が増えている レディネステストの結果, ならび方の問題を自分なりの方法で解決することができた児童は 38.7%, 組み合わせの問題を解決できた児童は 45.1% であった さらに, 条件に合わせ, 数字の並び方に着目して解決できた児童は 25.8% であった このことから数の順序性を意識して効率よく問題解決ができる児童は少ないと言える 指導上の手立て ( かかわり合い) 具体的な場面を問題として取り上げることや, 問題文から必要な情報を抜き出し整理することで, 問題場面を把握する つかむ 見通しをもった自力解決をさせるために, 既習事項の何がどのように使えそうなのか意識付けの手立てとなる掲示物を用いる 見通す 自分の考えをえを筋道立筋道立てててて説明説明させるために, 図や式, 言葉などをなどを関連付関連付けさせ, 考えのえの根拠根拠や意図を明確明確にさせるにさせる ( 共有 ) ならび方と組み合わせわせ方の違いをいを明らかにし, 図や表を用いていて順序良順序良く整理整理してして考えることのよさを理解理解させるために, 多様な考え方の共通点共通点や相違点相違点を話し合わせ, 共通性や効率性, 独自性を見出見出させるさせる ( 練り合い ) 考える 表す 学びを意識的に積み上げさせることができるように, 振り返り表を用い, 観点を決めて振り返りをさせる 振り返る 2 単元の目標起こりうる場合について, 落ちや重なりがないように調べようとする 関心 意欲 態度 場合の数を調べるには, ある観点に着目したり, 樹形図や表などにかき表したりすればよいと考えることができる 数学的な考え方 簡単な事柄について, 起こり得る場合を落ちや重なりがないように順序よく調べることができる 技能 場合の数を調べるには, ある観点に着目したり, 樹形図や表などにかき表したりすればよいことを理解する 知識 理解

3 内容の関連 理知解識 考え方 数学的な 4 年整理のしかた 目的に応じたグラフの表し方 2 つの観点からの資料の分類整理の仕方を考える 6 年場合の数 並べ方 と 組み合わせ の意味理解 樹形図 起こり得る場合の整理の仕方を考える 確率の意味と性質 中学 1 年確率 樹形図を用いた確率の求め方を考える 確率を用いた不確定な事象のとらえ方を考える 4 学習指導計画及び評価計画 ( 全 7 時間 ) 次 時 学習活動 指導上の留意点 評価の観点と方法 第一次 1 身の回りの事象を扱った問題場面について考えることを通して, ならび方と組み合わせ方があることを知り, ならび方について調べてみる リレー走者やメニューの選び方など, 身の周りの事象を扱うことで, 意欲と見通しをもって調べさせる ( 関 ) ならび方や組み合わせ方に関心をもち, 調べる方法を考えようとしている 第二次 第三次 第四次 2 3 4 5 6 7 図や表を用いて, ならび方を調べる 図を用いて, ならび方や行き方を順序よく調べる 複数の条件がある場面について, ならび方を整理して調べる 図や表を用いて, 組み合わせ方を調べる ( 本時 ) 図や表を用いて,2 つ以上のものを選ぶ組み合わせ方やならび方を調べる ならび方と組み合わせ方の問題を解き, 学習のまとめをする 記号を用いて分かりやすく表現したり, 図や表等を使い, ならび方を工夫して求めたりしている児童の考えを取り上げることで, 落ちや重なりが生じないように順序よく整理して考えることのよさに気付かせる 落ちや重なりが生じないように調べることができるように, 問題場面を整理させ, 図や表を使って考えさせる 問題場面の条件を整理し見通しを立てることで, 複数の条件に従って, 順序よく筋道立てて調べさせる 組み合わせの考え方を図や表などを対応させながら比較し, それぞれの考え方の共通点や相違点を話し合うことで, 同じ組み合わせの一方を消すことの意味を考えさせる 問題場面を整理したり, ならび方と組み合わせ方の場面の違いを明らかにしたりすることで, 順序良く筋道立てて考えさせ, 場合の数の意味理解を深める 学習のまとめとなるように, いろいろな問題を用意して習熟を図る ( 考 ) 落ちや重なりがないように, ある観点に着目したり, 樹形図や表などに書き表したりして考えている ( 技 ) ならび方について, 図や表を用いて調べ, 何通りあるかを調べることができる ( 考 ) 条件に従って, ならび方を順序良く筋道立てて調べる方法を考えている ( 考 ) 落ちや重なりがないように, 同じ組み合わせの一方を消すことの意味を考えている ( 知 ) 問題場面に適した観点に着目しながら考え, ならび方と組み合わせ方の違いを理解している ( 関 ) 進んでいろいろな問題に取り組もうとしている

本時場所 :6 年 1 組 (31 名 ) 指導者瀬戸裕子 5 本時の目標 組み合わせ方を求める多様な方法について話し合うことを通して, 同じ組み合わせの一方を消すことの意味をとらえさせ, 組み合わせ方を求める方法を考えることができる ( 数学的な考え方 ) 6 本時のポイント 図や表を使って整理し, それらを関連付けて自分の考えを説明させることで, 考えの根拠や意図を明確にさせる 練り合いの場面では, それぞれの考えの共通点や相違点を話し合うことで, 同じ組み合わせのものを省く意味についてとらえさせ, 組み合わせの求め方について考え方を深めさせる 7 学習指導過程 つ か む 見通す 学習活動主な発問と児童の意識の流れ指導上の留意点 ( 見取り ) 1 本時の問題を知り, 見通しをもつ 2 課題をつかむ の 4 つのチームでバスケットボールの試合をします どのチームも他のチーム全てと 1 回ずつ試合をすると, 全部で何試合になりますか 今までの問題と違うところはどこでしょうか 今まではならび方を考えていたけれど, これは組み合わせの問題だ 対 と 対 は同じものになるのではないだろうか 組み合わせ方が何通りあるかは, どのようにすれば求められると思いますか ならび方のときに使った樹形図をかく 表をかく テレビで対戦表をみたことがある 野球の試合で図をかいているのをみたことがある 計算でもとめることもできると思う 試合の組み合わせ方を求める方法を考えよう 既習の学習を想起し, ならび方と組み合わせの違いについて確認させる 全試合数を考える組み合わせの問題であり, ならび方と同じ数え方ではいけないことに気付かせる 解決の方法の見通しをもちやすくするために, 既習の学習や生活経験などをもとにして考えるよう助言する 3 自力解決をする 4 つのチームが試合をするときの組み合わせ方は何通りあるのか考えましょう 早くできた児童には, 他の方法で考えさせ,2 つの考え方の共通点を考えさせる 1 樹形図 考える 表す,6 通り

考える 表す 2 表を使って,6 通り 3 図を使って 頂点 ( 組 ) を結ぶ直線の数が組み合わせを表している,6 通り 4 式 言葉 3+2+1=6,6 通り を中心に考えると相手は3つ,,と対戦相手は1チームずつ減っていくので,6 通り 理解の難しい児童への支援として, 樹形図が途中までかいてあるヒントカードを用意しておく ( 共有する ) 4 意見を交流する 5 吟味の時間を設定する どのような方法で求めたか自分の考えを説明しましょう それぞれの考え方の共通点を見付けましょう また, ならび方との相違点を見付けましょう すべての考え方は, 重なりを消している < 共通性 > ならび方は落ちがないように気を付けることが大切だったけれど, 組み合わせ方は, 重なりに気を付けることが大切 < 共通性 > ペアトークで, それぞれの考え方のよさは何か見付けましょう 3 と 4 は速く簡単に試合数を求めることができる < 効率性 > 3 はチームの数が多くなると図が複雑になって, 分かりにくくなる 1 と 2 と 3 はチーム数に関わらず, 試合数を求めることができる < 独自性 > 自分の考えを, 図, 言葉, 式を関連させながら説明させる 児童の意見の中から 3 の図が出ない場合には, 教師が提示して, 図が表している意味を他の意見と関連させながら考えさせる 重なっている組み合わせの片方を消さなければならないことを押さえる 既習のならび方の考え方を比較し, どのようなことが違うのかを明確にさせる 自分の考えをえを明確明確にし, 友達の考えとのえとの共通点共通点や相違点相違点を確認させるために, ペアトークを取り入れるれる

( 練り合う ) 1 と 2 は, 試合数だけでなく, どんな対戦があるのか分かる < 独自性 > それぞれの考え方のよさのよさに着目させることで, より問題問題にふさわしい求め方についてについて考えさせる 6 本時のまとめをする 図や表を使って, 重なりに気を付けて考えると, 組み合わせの数が正確に調べられる 7 練習問題をする ドラえもん, のび太, ジャイアン, スネオ, しずかちゃんの 5 人でバドミントンをします 誰もが違った相手と 1 回ずつ対戦すると, 全部で何試合になりますか 図や言葉を使って説明しましょう 樹形図や表を用いたり, 五角形に対角線対角線を引いたりいたりして, 落ちや重なりがないようになりがないように組み合わせを考えているえている ( パフォーマンス課題 ) 振り返る 8 本時の振り返りをする 本時の振り返りを書きましょう 観点を指定して, 振り返らせる 8 本時の見取り 評価基準 Ⅳ 問題にふさわしい樹形図, 表, 図, 式を使って, 落ちや重なりがないように組み合わせを考えている 自分が解決した方法を選んだ理由が 3 つの視点に着目して書かれている 児童の記入例 ドののドジドスドしドジジのののスススジジししししス重なっているところは,1 試合と考えて消す.10 試合 ( 選んだ理由 ) 試合数だけでなく, 対戦相手も分かるから 表 図 重なっているところは, 数えない.10 試合 ( 選んだ理由 )) 試合数だけでなく, 対戦相手も分かるから 勝敗も書き込めるから の ド し 図の中の直線が試合数を表している.10 試合 ジ ス ( 選んだ理由 )) はやくて簡単に求めることができる 試合数だけでなく, 対戦相手も分かるから

式 ドラえもんの相手は4 人 のび太の相手はドラえもんとの試合を消して3 人 同じように考えて, ジャイアンの相手は2 人, スネオの相手は1 人, しずかちゃんの相手は0 人 4+3+2+1=10.10 試合 ( 選んだ理由 )) はやくて簡単に求めることができる Ⅲ 問題にふさわしい樹形図, 表, 図, 式を使って, 落ちや重なりがないように組み合わせを考えている ドののドジドスドしドジジのののスススジジししししス重なっているところは,1 試合と考えて消す.10 試合 表 図 重なっているところは, 数えない.10 試合ド の ジ ス し 図の中の直線が試合数を表している.10 試合 Ⅱ 樹形図, 表, 図, 式を使って考えているが, 落ちや重なりがある Ⅰ 樹形図, 表, 図, 式が考えられていない 式 ドラえもんの相手は4 人 のび太の相手はドラえもんとの試合を消して3 人 同じように考えて, ジャイアンの相手は2 人, スネオの相手は1 人, しずかちゃんの相手は0 人 4+3+2+1=10.10 試合 ドののドジドスドしドジジのののスススジジししししス ドーの, のーし, しード, のード.12 試合

9 板書計画 組み合わせ方 問題 めあて 試合の組み合わせ方を求める方法を考えよう まとめ 図や表を使って, 重なりに気を付けて考えると, 組み合わせの数が正確に調べられる 見通し ならび方 -と- は2 通り組み合わせ -と- は同じ ( 方法 ) 樹形図をかく 表をかく 図をかく 計算をする 考え方.6 通り 表,6 通り 図.6 通り はやい 簡単 式 3+2+1=6.6 通り 対戦相手までわかる チーム数が多くても求められる チーム数が多いと分かりにくい チーム数が多くても求められる