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トレーニング計画の分野での研究 バドミントンのための科学的ガイドラインは主に次のことの総和になる : バドミントン トレーニングとトレーニング計画についての私の見解は 次のものに基づいている : 利用可能な科学的知識 コーチとしての経験 他のスポーツからの知識と経験 : 洞察力と直観 試行錯誤 箱の外から考える - 78 -
バドミントンでのトレーニング計画に不可欠なもの 1 ーバドミントンのプロフィール 2 ープレーヤーのプロフィール あるいはプレーヤーのグループの一般的プロフィール 3 ートレーニング計画について知識 4 ー体力的資源 5 ータイム フレーム ( 時間の枠 ) とプレーヤーの責任 6 ー短期目標 長期目標 - 79 -
私の基本的な見解 : バドミントンは基本的に技術的なスポーツである 1- バドミントンのプロフィールー概観 1a- 体力的ディマンド 1b- 技術的ディマンド 1c- 戦術的ディマンド 1d- メンタル ディマンド - 80 -
1a- 体力的ディマンドーエネルギー産生過程についてのディマンド 酸素摂取量 - 絶対値 人数 体重 VO2max 男子 女子 1977-1995 年度のデンマークのトップ プレーヤーの最大酸素摂取量 (V 4 O2max) 酸素摂取量 - 相対量 1979 年 2003 年 デンマークのエリート プレーヤー - 81 -
間欠的 ( 運動 ) 特性 作業期ー 一般的に : 持続時間 エネルギー システムー全体図 1-82 -
エネルギー システムー全体図 2 結論 トレーニング 4-83 -
ロング インターバル トレーニング 80-95% V 4 O2max ロング インターバルのための作業ー休息のコンビネーションの例 ショート インターバル トレーニング 90-100% V 4 O2max ショート インターバル トレーニングのための作業ー休息 コンビネーションの例 ショート ショート インターバル トレーニング ショート ショート インターバル トレーニングでの作業 - 休息コンビネーションの例 - 84 -
1a- 体力的ディマンドー下肢の筋における筋のディマンド 1) プレーイングセンターでのフットワーク 2) ヒッティング エリアでの動き 3) ストロークに繋がるフットワーク 4) プレーイングセンターに向かって戻るフットワーク - 85 -
1a- 体力的ディマンドー下肢の筋における筋のディマンド フレーム 秒 床とのコンタクト 位置 ( バック バウンダリー ラインを 0 とする ) 速度 ( ネットに向かう方向を + 反対方向をー ) 加速度 ( ネットに向かう方向を + 反対方向をー ) 床から CG( 重心 ) まで の高さ - 86 -
1a- 体力的ディマンドー下肢の筋における筋のディマンド - 87 -
1a- 体力的ディマンドー下肢の筋における筋のディマンド 筋の張力 最大筋力の強いプレ - ヤ -" 最大筋力の弱いプレ - ヤ -" 0.2 0.5 sec. 1 試合中のプッシュ オフの回数 - 88 -
1a- 体力的ディマンドー下肢の筋における筋のディマンド 結論 トレーニングする重要なクオリティ (qualities) 最大コンセントリック筋力最大エキセントリック筋力 RFD( 筋力の立ち上がりの速さ ) 最大下でのプッシュ オフの持久性 5000 力 ( N) 4000 3000 2000 1000 RFD=Δf /Δt Δf 大腿四等頭筋 最大筋力 0 Δt 0 200 400 600 800 1000 1200 時間 ( msec) - 89 -
1a- 体力的ディマンドー腕 / 肩における筋のディマンド 秒 シャトル 0.2 0.1 コンタク 0.1 体幹の回旋肘肩前腕 右肩を前方へ左肩を前方へ伸展屈曲内側に回旋外側に回旋回内回外 - 90 -
1a- 体力的ディマンドー腕 / 肩における筋のディマンド 角速度 筋力 肘 シャトル コンタクト この部分での力の発揮 肘の伸展筋 伸展 0.2 0.1 0.1 屈曲 肩 内旋筋 内旋 外旋 0.2 0.1 0.1 前腕 回内筋 回内 回外 0.2 0.1 0.1-91 -
1a- 体力的ディマンドー腕 / 肩における筋のディマンド - 92 -
1a- 体力的ディマンド - 腕 / 肩における筋のディマンド 効果的なラケット スピードとパワーのトレーニング前後 肩 力 内側 0.2 0.1 0.1 内旋 外側 速度 前腕 力 回内 回外 0.2 0.1 0.1 回内 速度 トレーニング トレーニング前 トレーニング後 トレーニング前 変化は : RFD( 力の立ち上がりの速さ ) 最大筋力エキセントリックな負荷タイミングとシャトルとのコンタクト内部筋 ( インナーマッスル ) のタイミング - 93 -
1a- 体力的ディマンドー腕 / 肩における筋のディマンド 回内の筋力とフォアハンド スマッシュの速度の間の関係 デンマーク Project Olympic Games 92 のテスト結果 回内の力 Nm 32 30 28 26 24 女子 女子女子 エキセントリック 180 / 秒 コンセントリック 5 / 秒 男子 男子女子 男子女子男子男子男子 男子 男子 22 20 18 16 14 12 10 8 250 300 350 350 km/h シャトルの速さ ( ラケットの速さは シャトルの速さのおよそ 0.68 倍 ) - 94 -
1a- 体力的ディマンドー腕 / 肩における筋のディマンド 筋力トレーニングが垂直跳びにどのように影響を与えるかについてのシミュレーション研究 筋力 (%) ジャンプの高さ (cm) 最適化前 ジャンプの高さ (cm) 最適化後 1a- 体力的ディマンドー腕 / 肩における筋のディマンド 持久性 現代のダブルスは次のような特徴を持つ トレーニングの結論 資質 トレーニング方法 - 95 -
1b ー技術的ディマンド ストローク プロダクションレパートリー : 正確さ 安定性 フットワークレパートリー : 正確さ 安定性 全てのバドミントンの技術はタイミングによって限定され位置によって限定される 全てのバドミントンの技術的トレーニングに根本的な影響を与えているという事実 例一部の小さなグループのエリート プレーヤーに関するもので科学的に記録されていないもの A: B: C: D: - 96 -
技術 体力 戦術 メンタル サイクル トレーニング : 技術トレーニング体力トレーニング 主要な成果 : トレーニング : 技術トレーニング体力トレーニング 主要な成果 : トレーニング : 戦術トレーニング 主要な成果 : トレーニング : メンタル トレーニング試合練習と優先順位の低い試合 主要な成果 : コメント目的を計画化するのに非常に有効 - 97 -
神経系によって伝達される移行 (Transfer) 基本的原理 重い負荷からより軽い負荷へのチェンジ 軽い負荷からより重い負荷へのチェンジ 単純な条件からより複雑な状況へのチェンジ - 98 -
トレーニング効果のテストとモニタリング 絶対的テスト テストー再テスト スクリーニング テスト リハビリテーション テスト 絶対的テスト トレッドミルによる V 4 O2max フィットネス インデックスml oxygen/min/kg シングルス ダブルス 男子 女子 男子 女子 垂直跳び ( ジャンプ到達距離 ) 男子 女子 - 99 -
アイソキネティック テスト 例脚の伸展と屈曲 前腕の回内 / 回外 ランジ ジャンプ テスト A スタンディング ランジ の長さは テープを踵の位置にマ - クする 足首をしっかり伸ばし 下腿を垂直に 大腿を垂直にするように注意しなさい C もしよい試技があったら 直ちに左側の人指し指でマークしなさい B テスト リーダーは 最もよい試技を右側の人指し指でマークしなさい D もしプレ - ヤーがスターティング ラインの後方にバランスよく戻れば 右側の指を最もよい結果として 採用 する バランスを崩すことがあれば 左側を持ち上げ 試技はカウントしない ターゲット ゾーン : 男子は 60-70cm 女子のトッププレーヤーは 35-45cm - 100 -
柔軟性ーハムストリング スマッシュ パワー - シャトル スピード 方法によって結果は異なる ドップラー レーダー ビデオ レーザー ガン ビデオ観察 - 101 -
テストー再テスト 筋力テスト 筋持久力 酸素摂取量 一般的評価 - 102 -
分析プログラムによるコンピュータ - 103 -
典型的なシャトルとラケットの速度 シャトル ラケット - 104 -
バドミントンの体力ディマンドのまとめ バドミントンの需要についてのまとめ 資質 資質 カテゴリー カテゴリー 胴体 : 柔軟性 : 最 トレーニング計画 ( ストロークの強化 ) トレーニング内容筋力一般的筋力最大筋力エキセントリック筋力パワー 6 月 1 日 7 月 1 日 8 月 1 日 9 月 1 日 10 月 1 日 11 月 1 日 12 月 1 日 技術新しい要素プレッシャーの元で プライオメトリック基礎的投げとキャッチなどバドミントンに関連したエクササイズバドミントン エクササイズシャトルなしバドミントン エクササイズシャトルあり 戦術新しい要素の学習それをプレッシャーの元でトレーニング - 105 -
異なる種類のトレーニングにおける重要ポイント マシーンフリー ウエイトハンド ウエイト違うボールでラケットで打つ 一般的筋力 最大筋力 エキセントリック筋力 パワー プライオメトリック筋力基本的投げとキャッチのエクササイズバドミントンに関係したエクササイズバドミントンのエクササイズシャトルなしバドミントンのエクササイズシャトルあり - 106 -
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多過ぎる 少な過ぎる 最適なトレーニング量による パフォーマンスの向上 - 108 -
筋組織 A は 結合組織 B よりも早く再生する 長時間に亘って一つの意図に焦点を当てた高筋力トレーニング (C) は 筋と腱組織の筋力の間にインバランスを作り出す 強度を上げ過ぎた爆発力のトレ- ニングは 回復が十分に取れなくなる程腱組織を消耗させ 腱組織の張力は実際に D に図解されたように減少する C と D の両方の状況は 疑いなく 過負荷による傷害を引き起こす - 109 -
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重要なタイプのトレーニングの強度水準 - 111 -
修正したトレーニング量 1シーズンにおけるトレーニング量と強度 - 112 -
4 週からなる 1 マクロ サイクルをどのようにまとめるかの五つの例 - 113 -
準備段階 一般 ( 的 ) 準備期 専門 ( 的 ) 準備期 試合段階 前試合期 試合期 - 114 -
フォーマル トレーニングとファンクショナル トレーニング ラケット スピードとパワーのためのトレーニング フォーマル 一般的筋力 マシーン 最大筋力エキセントリック筋力 フリー ウエイト パワープライオメトリック筋力 ハンド ウエイト ------------------------ 基本的投げとキャッチのエクササイズ バドミントンに関係したエクササイズ バドミントン エクササイズシャトルを使わない バドミントン エクササイズシャトルを使う ------------------------ バドミントンのプレー 試合 ファンクショナル - 115 -
修正したトレーニング量 - 116 -
修正したトレーニング量 - 117 -
修正したトレーニング量 - 118 -
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トレーニング計画のまとめ 全体計画の抄録 : 具体的なトレーニング プラン : - 120 -
ラケット スピードとパワーのためのプライオメトリック トレーニング エクササイズの 4 つのグループ 1 基本的投げとキャッチのエクササイズ 2 バドミントンに関係したエクササイズ 3 バドミントンのエクササイズシャトルなし 4 バドミントンのエクササイズシャトルあり - 121 -
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最終のシーズン外のプログラム - 123 -
筋力トレーニング プログラムの例 - 124 -
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プランニングの支援表 - 127 -
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