<87562D82542D DD08AEB8B408AC7979D82CC8BAD89BB2E786C73>

Similar documents
<4D F736F F D20967B95B681698DC58F498D D8E968C888DD A2E646F63>

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

PowerPoint プレゼンテーション

< F2D E968BC681698E968CE3816A817A C8250>

三鷹市耐震改修促進計画(改定素案)

<4D F736F F D B4C8ED294AD955C8E9197BF E894A8AFA8B7982D191E495978AFA82C982A882AF82E996688DD091D490A882CC8BAD89BB82C982C282A282C4816A48502E646F63>

H28秋_24地方税財源

( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

建築物等震災対策事業について

「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

(\212T \227v.xls)

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

PowerPoint プレゼンテーション

北栄町耐震改修促進計画の目的等 目的 本計画は 町民生活に重大な影響を及ぼす恐れのある地震被害から 町民の生命 財産を保護するとともに 地震による被害を軽減し 社会秩序の維持と公共の福祉に資するため 建築物の計画的な耐震化を促進することを目的とします 計画の実施期間 本計画の実施期間は 国及び県の実

第 3 次 山形県総合発展計画 短期アクションプラン ( 平成 25 年度 ~28 年度 ) 平成 2 5 年 3 月 山形県

目次 1. はじめに 1 2. 協議会の構成 2 3. 目的 3 4. 概ね5 年間で実施する取組 4 5. フォローアップ 8

基本方針

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

報告書_表紙.indd

基本事業評価シートA

一太郎 10/9/8 文書

<323091E693F18FCD208E96914F959C8BBB82CC8EE F DF82E98FE382C582CC8AEE967B934982C88D6C82A695FB2D322E786477>

Microsoft Word - 栃木県土地改良区運営強化推進計画(最終版)

Microsoft Word - 耐震改修促進計画【概要版】(第2期計画)(H28.3)施行

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

九州における 道の駅 に関する調査 - 災害時の避難者への対応を中心としてー ( 計画概要 ) 調査の背景等 道の駅 は 平成 16 年 10 月の新潟県中越地震 23 年 3 月の東日本大震災において 被災者の避難場所 被災情報等の発信や被災地救援のための様々な支援の拠点として活用されたことなどか

Microsoft Word - 目次

(Microsoft Word - \201\23203 \201y\216\221\227\2773\201z\217\360\225\266\221f\210\ doc)

☆配布資料_熊本地震検証

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F D F92C EC92AC91CF906B89FC8F4391A390698C7689E62E646F63>

第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

4 災害時における他機関 他施設との協定の締結状況災害時に他機関 他施設との協定を結んでいる施設は 97 施設で 1 か所と締結している施設が多くありました 締結先は 地元自治会 町内会 病院 近隣施設 社会福祉施設 物流会社 福祉ネットワーク 市町村等でした 図 2 災害時における他機関 他施設と

(100817)

<4D F736F F F696E74202D E9197BF817C A96688DD081458CB88DD082CC8DA18CE382CC8EE682E DD2E >

<4D F736F F F696E74202D E6C8D918D8793AF95F18D908F C4816A8A C55F F4390B394C52E707074>

国土技術政策総合研究所 研究資料

資料 2 東海管内における農業水利施設の防災 減災の取組 ( 農村地域防災減災事業 海岸事業 ) 平成 27 年 2 月東海農政局整備部防災課

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

人的応援 研修 訓練の実施 県受援マニュアル及び災害時緊急連絡員活動マニュアルを踏まえた研修 訓練の強化 () マニュアルに基づく研修 訓練県が策定する 応援職員における奈良県への受入及び市町村への短期派遣マニュアル 及び 災害時緊急連絡員活動マニュアル に基づき 災害時に役立つ実働的な訓練や研修を

Microsoft Word 最終【資料-4】.docx

Microsoft Word - 【外務省】インフラ長寿命化(行動計画)

04 Ⅳ 2(防災).xls

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

4-(1)-ウ①

一太郎 10/9/8 文書

~ 二次的な被害を防止する ~ 第 6 節 1 図 御嶽山における降灰後の土石流に関するシミュレーション計算結果 平成 26 年 9 月の御嶽山噴火後 土砂災害防止法に基づく緊急調査が国土交通省により実施され 降灰後の土石流に関するシミュレーション結果が公表された これにより関係市町村は

22年5月 目次 .indd

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

PowerPoint プレゼンテーション

7 制御不能な二次災害を発生させない 7-1) 市街地での大規模火災の発生 7-2) 海上 臨海部の広域複合災害の発生 7-3) 沿線 沿道の建物倒壊による直接的な被害及び交通麻痺 7-4) ため池 ダム 防災施設 天然ダム等の損壊 機能不全による二次災害の発生 7-5) 有害物質の大規模拡散 流出

スライド 1

<4D F736F F D208EA98EE596688DD DD A8890AB89BB837D836A B2E646F63>

スライド 1

大阪市防災 減災条例 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章本市の責務 ( 第 4 条 - 第 7 条 ) 第 3 章市民の責務 ( 第 8 条 ) 第 4 章事業者の責務 ( 第 9 条 ) 第 5 章災害予防 応急対策 ( 第 10 条 - 第 25 条 ) 第 6

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

平成 26 年度公共事業事後評価調書 1. 事業説明シート (1) ( 区分 ) 国補 県単 事業名道路事業 [ 国道橋りょう改築事業 ( 国補 )] 事業箇所南巨摩郡身延町波高島 ~ 下山地区名国道 300 号 ( 波高島バイパス ) 事業主体山梨県 (1) 事業着手年度 H12 年度 (2) 事


スライド 1

防災業務計画 株式会社ローソン

イ使用年数基準で更新する施設 ( ア ) 使用年数基準の設定使用年数基準で更新する施設については 将来の更新需要を把握するためにも 更新するまでの使用年数を定める必要がありますが 現時点では 施設の寿命に関する技術的な知見がないことから 独自に設定する必要があります このため あらかじめ施設を 耐久

(Microsoft Word - 7-\214\247\215s\223\256\214v\211\346\207V-4 - \203R\203s\201[2.doc)

資料 5 公共施設更新コスト試算 1 試算ケース ケース1: 旧耐震基準のうち 築 60 年以上は建替え それ以外は大規模改修 新耐震基準は老朽箇所修繕 耐用年数を 60 年と想定した場合 旧耐震基準の施設のうち 築 60 年以上の施設は 築 60 年が経過した施設から建替える 建替え対象以外の旧耐

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

id5-通信局.indd

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

<4D F736F F F696E74202D2082A896E282A28D8782ED82B982CC91BD82A295E28F9590A CC8A E >

ため池の管理に関する行政評価 監視の結果に基づく通知 ( 概要 ) 調査の背景 中国地方には ため池が 45,608 か所あり 全国 (197,742 か所 ) の 23.1% を占めている 平成 26 年 3 月現在 広島県 :19,609 か所 ( 全国 2 位 ) 山口県 :9,995 か所

Taro-地震防災マップQ&A集.jtd

4 回答者属性 (1) 性別 人数割合 (%) 男性 女性 49.4% 0.4% 男性 5 女性 % 2 0.4% (2) 年代別 人数割合 (%) 20 代 % 30 代 % 40 代 % 50 代 % 60~6

豪雨災害対策のための情報提供の推進について

第 7 章鹿児島県と連携した耐震改修促進法による指導及び助言等 国の基本方針では 所管行政庁はすべての特定建築物の所有者に対して法に基づく指導 助言を実施するよう努めるとともに 指導に従わない者に対しては必要な指示を行い その指示に従わなかったときは 公表すべきであるとしている なお 指示 公表や建

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

<322E318AEE91628E9197BF2E786C73>

Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有

<4D F736F F D2081A196A78F578E738A58926E8DC490B695FB906A B95D2816A2E646F63>

東近江市国土強靭化計画 ( 概要版 ) 平成 28 年 3 月 滋賀県東近江市

<4D F736F F F696E74202D F093EF8A6D95DB8C7689E681768DEC90AC82CC8EE888F882AB2E B8CDD8AB B83685D>

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

避難勧告等の具体的具体的な発令基準発令基準の策定策定にかかるにかかる県の主な取組状況等 年月日種別内容等 H17.3 内閣府が避難勧告等の判断 伝達マニュアル等策定ガイドライン作成 ( ) H 梅雨期及び台風期における防災態勢強化について ( ) H 梅雨期及び台風期における

職員の運営能力の強化 避難所担当職員研修の実施 全庁対象の避難所担当職員研修(5 回開催で約 400 名参加 ) 区毎の避難所担当職員研修 男女共同参画の視点に立った避難所づくり 共助による災害時要援護者支援の取り組みについて説明 各区災害対策本部との連絡 避難所内の課題解決の調整など 地域団体等へ

南海トラフ地震発生時の不安 南海トラフ地震が発生した場合 不安や危険に思うことは何ですか?( は 3 つまで ) 66.7% の人が 自宅の倒壊や損壊 49.2% の人が 家族等の安否やその確認手段 と答えています 自宅の

新たな津波浸水想定を踏まえた見直しの概要 資料 1-2 H23 の想定 対象断層県設置の有識者検討会設置の有識者検討会の検討の検討結果を踏まえた 4 断層 ( 日本海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方沖 ) 想定の手法土木学会の手法

3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

ii 8. 河川法と漁港法との調整に関する協定 ( 抄 ) 運輸省港湾局と農林省水産庁生産部とに関連ある港湾災害復旧事業の処理について 76 第 2 漁港関係災害関連事業 Ⅰ 補助金交付要綱 1. 漁港関係災害関連事業等補助金交付要綱 77 Ⅱ 災害関連漁業集落環境施設復旧事業 1. 災

北上市住宅・建築物耐震化促進計画

先行的評価の対象とするユースケース 整理中. 災害対応に関するユースケース. 健康に関するユースケース. 移動に関するユースケース. 教育に関するユースケース. 小売 物流に関するユースケース 6. 製造 ( 提供した製品の保守を含む ) に関するユースケース 7. 農業に関するユースケース 8.

第8章 災害復旧計画

東日本大震災における施設の被災 3 東北地方太平洋沖地震の浸水範囲とハザードマップの比較 4

- 1 - 参照条文建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令(平成七年政令第四百二十九号)(抄) (通行障害建築物の要件)第四条法第五条第三項第二号の政令で定める建築物は そのいずれかの部分の高さが 当該部分から前面道路の境界線までの水平


3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

<8ED089EF8E91967B90AE94F5918D8D878CF095748BE0955D89BF88CF88F589EF2E786477>

< F2D817991E F1817A8C46967B2E6A7464>

Microsoft Word - 舞09・絆1(多文化) ⑤ doc

7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環

Transcription:

主担当部局 ( 長 ) 名 関係部局 ( 長 ) 名 危機管理監林洋健康福祉部長江南政治 医療政策部長高城亮 くらし創造部長影山清 農林部長冨岡義文 土木部長大庭孝之 まちづくり推進局長林功 水道局長杉田憲英 教育長冨岡將人 警察本部長原山進 重点課題 Ⅲ くらしの向上 5 安全 安心の確保 1 防災危機管理の強化 目指す姿 局地的豪雨等の水害や東南海 南海地震等の震災に備えたハード ソフト両面の対策により 被害を最小限に抑え拡大を防止します また 感染症の発生予防とまん延防止対策により 被害を最小限に抑え 感染症拡大を防止します 1. 政策目標の進捗状況 1 8 6 4 2 H 18. 4.1 69.9 66.9 自主防災組織率 71.7 73.5 74.4 75.8 77.5 73.6 71.7 56.1 64.8 38.7 H 19. 4.1 H 2. 4.1 H 21. 4.1 H 22. 4.1 H 23. 4.1 H 27. 4. 1 93 奈良県全国 奈良県 : 奈良県安全 安心まちづくり推進課調べ全国 : 消防白書 政策目標の進捗状況目標 : 自主防災組織の結成結成を支援支援し 自主防災組織自主防災組織を平成 27 年に 93% へ ( 平成 22 年 73.6%) 県政出前トーク や 講演会 の開催による意識啓発や 組織結成時に資機材購入等経費を市町村に補助したことにより組織化が進み 自主防災組織率は平成 23 年 4 月 1 日には77.5% となり 平成 22 年 4 月 1 日より3.9ポイント増加 全国平均を上回り目標に向けて順調に推移 1 8 6 4 2 住宅 建築物建築物の耐震化率 9 9 9 76 74 82 9 9 9 76 74 82 現状 ( 注 ) 目標 H27 住宅 民間特定建築物 県有建築物 ( 注 ) 住宅 :H2 年 1 月民間特定建築物 :H19 年 1 月現在 ( 以上 奈良県建築課調べ ) 県有建築物 :H24 年 4 月現在 ( 奈良県営繕課調べ ) 政策目標の進捗状況目標 : 大規模地震発生時の想定人的被害 ( 奈良盆地東縁断層帯の地震地震の場合 5,153 人 ) を平成 27 年度までにまでに半減住宅 建築物の耐震化率は 平成 27 年度に9% 達成を目標としているが 住宅 特定建築物 県有建築物の耐震化について遅れ気味 特に住宅についての補助制度の活用が不十分 浸水常襲地域対策完了箇所数 箇所数 9 8 7 6 5 4 3 2 23 26 1 32 概ね半分の地域で対策を実施 43 H21 H22 H23 目標年度 H25 奈良県河川課調べ 政策目標の進捗状況目標 : 浸水常襲地域においてにおいて被害軽減被害軽減のためののための緊急対策を推進推進し 平成 25 年度までにまでに半分半分の地域地域で対策対策を完了浸水常襲地域における減災対策緊急プログラムに基づき 平成 2 年度から浸水常襲地域の減災対策河川に重点投資しており 平成 23 年度末時点で浸水常襲地域 96 地域のうち 32 箇所で減災対策を実施済み 2. 現状分析 市町村数 2 自主防災組織率 ( 市町村別組織率の内訳 ) H23.4.1 現在 2 公立学校と県有建築物の耐震化率 ( 平成 24 年 4 月 1 日現在 ) 小中学校 78.7% (34 位 ) 78.9% 警察施設高校 62.% ( ) 内は全国順位 (46 位 ) 1 3 7 ~2% 未満 2~4% 未満 4~6% 未満 6~8% 未満 8~1% 奈良県安全 安心まちづくり推進課調べ 9 7.% 52.9% 事務庁舎 病院施設 社会福祉施設 特別支援学校 98.8% 文化施設 62.5% 88.4% (2 位 ) 出典 : 公立学校施設の耐震改修状況調査 ( 文部科学省調べ ) 県有建築物の施設分類による耐震状況調査 ( 奈良県営繕課調べ ) 警察施設の耐震改修状況調査 ( 奈良県警察本部調べ ) 自主防災組織率 4% 未満の市町村数は減少し 県内各地域で上昇傾向 組織率の低い市町村は山間部より平野部に多い傾向 公共施設の耐震化は遅れ気味 - 97 -

災害に強い県土づくり 16 14 12 1 8 6 4 2 奈良県内の 1 時間雨量 5mm 以上の降水の発生回数 S57~H3 平均 3.2 回 H4~H13 平均 2.4 回 1 時間降水量の年間延べ件数奈良県内のアメダス 15 地点より H14~23 平均 4.4 回 S57 58 59 6 61 62 63 H1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 13 14 15 16 17 18 19 2 21 22 23 近年 局地的豪雨の発生回数が増加 ( 箇所 ) 大和平野内のため池数奈良県農村振興課調べ 12, 1, 8, 6, 4, 2, 1,467 9,571 9,535 4,535 4,138 S28 S49 S54 H7 H21 大和平野ではため池が減少し 保水力が低下 全国との消防力の比較 高規格救急自動車 (32 位 ) 15.41 救急自動車 (3 位 ) 117.27 救急救命士資格者数 (22 位 ) 112.27 消防職員数 (21 位 ) 11.5 消防団員数 (35 位 ) 9.89 消防ポンプ自動車 25.5 (27 位 ) 125.4 141.9 救急隊員数 (21 位 ) 消防学校敷地面積 (46 位 ) 全国平均を 1 とした場合の奈良県の数値 ( ) 内は全国順位 H23 年 4 月 1 日現在 ニーズ得点 17 16.5 16 15.5 15 14.5 14 13.5 13 県民アンケート調査 ( 災害対策に対するニーズ ) 16. 16.2 15.3 15.4 14.9 15. 14.8 15. 14.7 14.5 14.5 15.66 14.69 14.58 13.94 13.73 13.82 16.7 北部西部中部東部南東部南西部 H22 H23 H24 出典 : 消防年報 救急 救助の現況 全国消防学校要覧 職員録 本県の消防力は 各指標ともほぼ全国平均に近い数値であるが 消防学校の敷地の指標は 全国水準より著しく低水準 平成 22~24 年度の県民アンケートでは 災害対策に対する県民のニーズは全体として高く 紀伊半島大水害で被害を受けた県南部では 24 年度に更に高まるニーズ 目的達成のプラス要因 内部 ( 内的要因 ) 奈良県の持っている強み 救急救命士資格者数及び救急隊員数は全国平均以上 浸水常襲地域における減災対策緊急プログラムに基づき 平成 2 年度から浸水常襲地域の減災対策河川に重点投資を実施 食中毒予防や衛生管理の周知により食中毒発生件数及び患者数とも減少傾向 流通食品の抜きとり検査や農産物の残留農薬検査の実施により 食の安全 安心を確保 奈良県の抱えている弱み 災害対応経験が少ない市町村が大半で 実際的な防災計画への見直しが必要 自主防災組織率は市町村間でばらつき 消防学校施設は全国比較で低水準 災害時要援護者対策の取り組みの遅れ 住宅の耐震化促進助成制度の活用が不十分 公共建築物の耐震化は施設再編等の検討に伴い 耐震改修プログラムの年次計画より遅延 近年 1 時間降水量 5mm以上の局地的豪雨の発生割合が増加 大和平野では市街地の増加やため池の減少等により保水力低下 土砂災害への地域の防災体制づくりが不十分で 土砂災害の想定区域内に避難所 高齢者入所施設等の災害時要援護者関連施設が立地 中山間地域では 崩壊等で道路が通行止になると迂回路も少なく 集落が孤立化する懸念 外部 ( 外的要因 ) 奈良県への追い風 災害対策に対する県民のニーズは全体として高く 県南部でさらに増加 研究機関等による自然災害に対する防災及び減災の調査 研究が進展 東日本大震災 紀伊半島大水害等による防災意識の高まり 新型インフルエンザ対策のための新型インフルエンザ等対策特別措置法の成立 食品衛生法に基づく生食用食肉の規格基準策定による 肉の生食を原因とする食中毒の予防 奈良県への向かい風 高まりつつある東南海 南海地震等の巨大災害の発生確率と新たな想定の公表 台風 豪雨 豪雪等の自然災害が発生しやすい我が国の地理的 地形的条件 食品の偽装表示や有害物質の混入など食の安全性低下 目的達成のマイナス要因 - 98 -

3. 平成 23 年度の取組成果の評価 1. 災害に強い地域づくり 主担当課 ( 長 ) 名 防災統括室長中澤修 戦略目標 これまでの成果 平成 23 年度に大和川流域総合治水対策の見直し 平成 26 年度までに先行的保全施設約 6 箇所を土砂災害から保全 住宅 建築物の耐震化率を平成 27 年度までに 9% 平成 25 年 4 月までに消防の広域化 ( 県内 1 消防体制 ) 紀伊半島大水害の救命救助活動 救援物資の搬送 職員の派遣 被災者への支援策を迅速 着実に実施 東日本大震災の被災地支援も継続 奈良県消防広域化協議会 において 奈良市 生駒市を除く 県内 11 消防本部の広域化に向けた協議を実施 平成 23 年度末で 県内 9 割の市町村が木造住宅の耐震診断補助制度を 県内 7 割の市町村が耐震改修補助制度を策定 ( 平成 23 年度 3 市町村で新たに耐震改修補助制度を創設 ) 平成 19 年度策定の 基幹施設の耐震化計画 に基づき 県営水道施設の耐震化工事を計画的に実施 配水池耐震率は 81.9%( 平成 22 年度 ) から 87.9%( 平成 23 年度 ) に上昇 浸水常襲地域をモデル流域として 新たに 4 つの流域で協議会を設立 ( 合計 9 流域 ) 市町村 県が連携した流域対策について検討を実施し 市町村へ情報提供することで 流域対策の必要性等について共通認識を図る 平成 21 年 12 月に [ なら安心みちネットプラン ]~ 暮らしをつなぐ道路防災 ~ を策定 崩落の発生箇所や兆候のある箇所及び迂回路の無い箇所等で防災対策を 選択と集中 で実施 平成 22 年 2 月に [ 奈良県橋梁長寿命化修繕計画 ] を策定 予防保全によるライフサイクルコストの縮小化を図り 早急に補修が必要な橋梁 76 橋のうち 14 橋の補修 緊急輸送道路上で未耐震補強の 35 橋のうち 9 橋の補強を完了 箇所数 5 4 3 2 1 減災対策実施箇所数 23 26 32 H21 H22 H23 年度 奈良県河川課調べ 施策成果の進捗状況浸水常襲地域における減災対策緊急プログラムに基づき 平成 2 年度から浸水常襲地域の減災対策河川に重点投資しており 平成 23 年度末時点で浸水常襲地域 96 地域のうち 32 箇所で減災対策を実施済み 目標達成に向け 関係市町村と調整を図りながら引き続き対策を実施 9 85 8 75 7 県有建築物の耐震化率 82 77 75 H21 H22 H23 奈良県営繕課調べ 施策成果の進捗状況県有建築物の耐震化率は82% となったが 施設の再編等が検討されている県有建築物の耐震化に着手できない等の理由により プログラムより進捗が遅延 1 8 6 4 2 H 18. 4.1 自主防災組織率 66.9 69.9 71.7 73.5 74.4 75.8 77.5 56.1 64.8 71.7 73.6 38.7 H 19. 4.1 H 2. 4.1 H 21. 4.1 H 22. 4.1 H 23. 4.1 H 27. 4. 1 93 奈良県全国 奈良県 : 奈良県安全 安心まちづくり推進課調べ全国 : 消防白書 施策成果の進捗状況自主防災組織率は平成 23 年 4 月には77.5% となり 平成 22 年 4 月より3.9ポイント増加 全国平均を上回り目標に向けて順調に推移 引き続き 講演会や研修を通じて意識啓発に努めるとともに リーダーの育成や活用 地域住民による訓練の実施等 組織の活性化を支援 取組指標等平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度担当課名民間との協定締結社数 ( 社 累計 ) 1 19 112 防災統括室物資の供給 輸送 復旧等 災害時の対応に関する民間との協定の締結奈良県消防広域化協議会等会議開催数 ( 回 ) 2 15 15 消防救急課 平成 25 年 9 月の消防広域化の実現に向け 奈良県広域化協議会総会等各種会議を開催 研修修了者人数 ( 人 ) 168 151 142 自主防犯 防災リーダーを養成するための研修の開催 安全 安心まちづくりアドバイザー派遣人数 ( 人 ) 13 37 58 市町村や自治会等が開催する自主防犯 防災研修等へのアドバイザー派遣 - - 99 - 安全 安心まちづくり推進課 安全 安心まちづくり推進課

災害時要援護者支援のための個別計画策定市町村数 2 災害時に個々の要援護者についての支援方策を定める計画を策定している市町村数 2 地域福祉課 [ 奈良県橋梁長寿命化修繕計画 ] に基づく橋梁補修 耐震補強の実施率 - 6 2 道路管理課防災拠点を結ぶ緊急輸送道路ネットワークの強化 - 流域下水管渠のうち耐震対策が必要と確認されている管渠の耐震化実施率 - 2 2 下水道課下水管渠の耐震化を実施 - - 耐震改修補助制度を設けている市町村の割合 51 59 67 建築課既存木造住宅の耐震改修補助制度を設けている市町村の割合 耐震診断 改修に係る補助制度の活用実績 ( 戸 棟 ) 345 247 39 建築課既存木造住宅耐震診断 改修支援事業等の実施 先行的保全施設 ( 避難所や要援護者関連施設 ) への土砂災害対策着手率 2 11 32 砂防課平成 26 年度までに先行的保全施設約 6 箇所について土砂災害対策工事を実施 土砂災害警戒区域の指定実績 ( 箇所 : 累計 ) 4,33 4,451 4,451 土砂災害基礎調査による土砂災害警戒区域の指定 土砂災害防止法に基づくハザードマップを作成 公表し 防災訓練を実施した市町村の割合 3 42 51 土砂災害警戒区域等の円滑な警戒避難の確保 2 砂防課深層崩壊対策室 深層崩壊対策室 2. 食と生活の安全 安心確保 感染症対策 主担当課 ( 長 ) 名 保健予防課長吉本龍生消費 生活安全課長森藤勝彦 戦略目標 これまでの成果 新たな強毒性のインフルエンザの発生に対し 新型インフルエンザ対策行動計画 に基づき 関係機関と連携して総合的な対策を推進し 感染拡大を可能な限り抑制 感染症流行状況等の情報収集としての各種サーベイランス ( 調査 監視 ) の実施 新たなサーベイランスとして 学校関係者からの感染症発生情報収集としての 学校欠席者サーベイランス を実施 新型インフルエンザ対策訓練の実施 新型インフルエンザの発生に備えた抗インフルエンザウイルス薬の備蓄 平成 23 年度に県内 39 全ての市町村で有資格者による消費生活相談窓口を開設 残留農薬検査機器を整備し 検査検体数は平成 22 年度で対前年度比約 16% 増加 さらに 平成 23 年度は 対前年度比約 3.5% 増加 市町村の消費生活相談窓口設置件数 奈良県消費 生活安全課調べ 4 2 27 29 31 37 39 H19 H2 H21 H22 H23 施策成果の進捗状況平成 2 年度末 1 町村で消費生活相談窓口が未設置であったが 広域連携による取組や消費者行政活性化基金を活用し窓口開設にかかる経費等を助成した結果 平成 23 年度に県内 39 全ての市町村で有資格者による相談窓口を開設 食中毒発生件数及び患者数の推移 15 3, 1 5 ( 件 ) 1, 2, H18 H19 H2 H21 H22 H23 ( 人 ) 件数 14 8 6 9 5 3 患者数 288 556 117 94 98 82 奈良市除く 奈良県消費 生活安全課調べ 施策成果の進捗状況平成 18 年度は ノロウイルスによる食中毒が多発し 患者数は 2,8 人を超えていたが 食中毒予防や衛生管理の周知により 食中毒発生件数及び患者数とも減少傾向 取組指標等 平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度 担当課名 抗インフルエンザウイルス薬の備蓄数 ( 人数 ) 246,745 246,745 246,745 保健予防課抗インフルエンザウイルス薬の備蓄 消費相談窓口における相談件数 ( 件 ) 11,17 1,682 1,755 消費 生活安 県及び市町村の消費相談窓口における消費者相談の実施 全課 相談件数に占める市町村の割合 47.4 49.9 52.9 消費 生活安 県及び市町村の消費相談窓口における消費者相談の実施 全課 残留農薬検査件数 ( 件 ) 195 227 235 消費 生活安 残留農薬検査機器の整備 全課 - 1 -

4. 平成 25 年度に向けた課題の明確化 < 奈良県へのへの追い風 > 災害対策に対する県民のニーズは全体として高く 県南部でさらに増加 研究機関等による自然災害に対する防災及び減災の調査 研究が進展 東日本大震災 紀伊半島大水害等による防災意識の高まり 新型インフルエンザ対策のための新型インフルエンザ等対策特別措置法の成立 食品衛生法に基づく生食用食肉の規格基準策定による 肉の生食を原因とする食中毒の予防 取組を維持維持するする課題 積極的に取り組む課題 なら安心みちネットプラン に基づ 防災計画の見直しく 道路防災対策の推進 救急搬送時間の短縮 抗インフルエンザウイルス薬の備 消防力の充実強化蓄更新 自主防災組織の結成促進と組織 消費生活相談窓口の充実強化の活性化を支援 食と生活の安全 安心対策の推進 災害時要援護者支援対策の推進 住宅 建築物の耐震化率の向上 予防保全型維持管理による橋梁補修 補強の推進 県営水道施設の耐震化 県 市町村の連携による 雨水をより多面的に貯めることを重視した流域対策の更なる推進 ため池の保全 活用の検討 推進 治水安全度向上のための河道改修及び流域貯留対策による浸水被害対策の実施 土砂災害に対する地域防災体制の強化について 市町村 自主防災組織等を支援 土砂災害の危険性が想定される防災上重要施設の重点的保全 新型インフルエンザ対策 < 奈良県へのへの向かいかい風 > 高まりつつある東南海 南海地震等の巨大災害の発生確率と新たな想定の公表 台風 豪雨 豪雪等の自然災害が発生しやすい我が国の地理的 地形的条件 食品の偽装表示や有害物質の混入など食の安全性低下 取組を縮小縮小するする課題 取組を見直見直す課題 < 政策目標の進捗状況 > 住宅 建築物の耐震化率は 平成 27 年度 9% を目標としているが 遅れ気味で 住宅耐震化の補助制度の活用も不十分 自主防災組織率は 目標( 平成 27 年に 93%) にむけ 平成 23 年 4 月で全国平均を上回り順調に推移 減災対策緊急プログラムに基づき 減災対策河川に重点投資し 平成 23 年度末時点で浸水常襲地域 96 地域のうち 32 箇所で減災対策を実施済み < 取組成果の評価 > 自主防災組織率は 平成 23 年 4 月で全国平均を上回り順調に推移 県有建築物の耐震化率は施設再編等の検討により プログラムより遅延 減災対策緊急プログラムに基づき 減災対策河川に重点投資し 平成 23 年度末時点で浸水常襲地域 96 地域のうち 32 箇所で減災対策を実施済み 県内 39 全ての市町村で有資格者による消費生活相談窓口を開設 食中毒予防や衛生管理の周知により 食中毒発生件数及び患者数とも減少傾向 < 奈良県の持っているっている強み > < 奈良県の抱えているえている弱み > 救急救命士資格者数及び救急隊 災害対応経験が少ない市町村が員数は全国平均以上大半で 実際的な防災計画への見 浸水常襲地域における減災対策直しが必要緊急プログラムに基づき 平成 2 年 自主防災組織率は市町村間でば度から浸水常襲地域の減災対策河らつき川に重点投資を実施 消防学校施設は全国比較で低水 食中毒予防や衛生管理の周知に準より食中毒発生件数及び患者数と 災害時要援護者対策の取り組みも減少傾向の遅れ 流通食品の抜きとり検査や農産物 住宅の耐震化促進助成制度の活の残留農薬検査の実施により 食用が不十分の安全 安心を確保 公共建築物の耐震化は施設再編等の検討に伴い 耐震改修プログラムの年次計画より遅延 近年 1 時間降水量 5mm以上の局地的豪雨の発生割合が増加 大和平野では市街地の増加やため池の減少等により保水力低下 土砂災害への地域の防災体制づくりが不十分で 土砂災害の想定区域内に避難所 高齢者入所施設等の災害時要援護者関連施設が立地 中山間地域では 崩壊等で道路が通行止になると迂回路も少なく 集落が孤立化する懸念 - 11 -

5. それぞれの課題についての今後の取組方針 防災計画の見直し 救急搬送時間の短縮 消防力の充実強化 積極的に取り組む課題 自主防災組織の結成促進と組織の活性化を支援 災害時要援護者支援対策の推進 住宅 建築物の耐震化率の向上 予防保全型維持管理による橋梁補修 補強の推進 県営水道施設の耐震化 県 市町村の連携による 雨水をより多面的に貯めることを重視した流域対策の更なる推進 ため池の保全 活用の検討 推進 治水安全度向上のための河道改修及び流域貯留対策による浸水被害対策の実施土砂災害に対する地域防災体制強化について 市町村 自主防災組織等を支援土砂災害の危険性が想定される防災上重要施設の重点的保全 新型インフルエンザ対策 取組を維持する課題 なら安心みちネットプラン に基づく 道路防災対策の推進 抗インフルエンザウイルス薬の備蓄更新 消費生活相談窓口の充実強化 食と生活の安全 安心対策の推進 今後の取組方針住民避難等の重点項目の見直しを先行させ 平成 25 年度末までに法定計画全体を改定 モデル市町村を中心に 市町村防災計画の見直しを支援 e-matchシステムを活用し 救急搬送及び受入の適切な運用を行うとともに 搬送状況のデータ収集 分析を行い 救急搬送時の照会回数 現場滞在時間及び救急搬送時間の短縮を目指す平成 25 年 9 月の消防広域化に向け 協議会等で検討 自主防災組織率が低い市町村に対して組織結成のためのさらなる意識啓発 組織の活性化 人材育成支援のため リーダー研修開催やアドバイザーを派遣 地域住民による訓練等の支援 地域における 共助 の取り組みを進めていくことにより 高齢者 障害者等の災害時要援護者が安心して暮らせる地域づくりを目指す 既存木造住宅の耐震改修補助制度設置市町村数の増加 既存木造住宅耐震診断 改修補助事業の活用 県有施設の内特に災害時拠点施設の耐震化の早期実施 学校施設の耐震化の推進 奈良県橋梁長寿命化修繕計画 に基づく損傷橋梁の補修及び耐震補強の実施基幹施設 ( 浄水池等の土木構造物 ) については 基幹施設の耐震化計画 に基づき計画的に耐震化工事を実施 ( 平成 25 年度完了予定 ) 平成 24 年度から非耐震 老朽管の耐震化工事に着手 モデル流域での取り組みを情報提供 流域対策推進地域での具体的検討 協議会の開催など流域対策の推進 浸水常襲地域における流域対策の必要性 効果等を提示 国 市町村と連携し 大和川流域総合治水対策協議会において 総合治水対策の見直しに取り組み より貯めることを重視 ため池を公共的な空間として治水や親水 環境 防火用水などに有効活用する仕組み構築の検討 ため池の安全性確保に向け 市町村に対する指導を行うための耐震性点検 調査をモデル的に実施し推進浸水常襲地域における減災対策緊急プログラムに基づき 浸水常襲地域の減災対策河川に引き続き重点投資ハザードマップ等の防災情報の伝達 周知への市町村支援を強化 代替性のない避難所 高齢者入所施設等 24 時間入所者のいる災害時要援護者関連施設 を重点的に保全 新たな新型インフルエンザの流行に備え 監視体制を継続し 関係機関等との対応訓練を実施 政府行動計画に基づき 新型インフルエンザ等対策の実施に関する県行動計画を作成 今後の取組方針崩落発生箇所や兆候のある箇所を第一優先に緊急対策を行い 崩落で道路ネットワークが遮断されない計画的な対策を実施有効期限が到来する抗インフルエンザウイルス薬の備蓄更新県内 39 全ての市町村で有資格者による消費生活相談窓口を開設 今後は市町村間の水平連携や県を含めた共同実施などを引き続き検討し 窓口の充実強化を推進 - 12 - 食品衛生監視指導計画に基づく食品の安全確保対策や消費者行政活性化計画に基づく消費者啓発 教育を引き続き実施