[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 国内経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 6 1~3 月期米企業業績動向 6 通貨急落に直面するアルゼンチン 8 Ⅲ. 参考資料 10 今週 来週の主要経済指標 10 月次 四半期のス

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1 金融市場ウィークリー 2018 年 5 月 25 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 米長期金利は 3% 前後でのもみ合いを予想 ユーロの下落や米中 米朝関係悪化による円高リスクに注意 株は日米ともに上値の重い展開に [ トピックス ] 1~3 月期米企業業績動向 1~3 月期の米主要企業の業績はエネルギーや情報技術がけん引し 改善ペースが大幅に加速 今後は改善ペース鈍化も 業種でばらつきが出る見込み 通貨急落に直面するアルゼンチン 当局は通貨防衛のため政策を総動員 当面の焦点は IMF 融資の時期と内容 ブラジル メキシコ等への危機連鎖は回避可能も 政治的な含意が重要

2 [ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 国内経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 6 1~3 月期米企業業績動向 6 通貨急落に直面するアルゼンチン 8 Ⅲ. 参考資料 10 今週 来週の主要経済指標 10 月次 四半期のスケジュール 12 今週の金融市場の動き 15 最新リポート一覧 16 マーケット時流潮流 中国市場のグローバル化調査本部副本部長長谷川克之 2018 年 6 月 1 日 グローバルな株価指数を算出する MSCI が新興国株式指数に中国本土のA 株 すなわち人民元建て株式を組み入れる MSCI に採用される株式は 234 銘柄 組み入れ比率は構成銘柄の 2.5% だが 9 月初には 5.0% にまで引き上げられる 過去に何度も 指数組み入れが検討されては時期尚早と見送りが繰り返されてきたA 株 満を持しての指数組み入れである MSCI 新興国株式指数に占めるA 株の比率は当初は1% にも満たないが 新興国株式指数を投資対象とするグローバルな投資資金は約 2 兆ドルともされ 200 億ドル程度の資金が中国 A 株に流入するものと見られている 中国市場の株式時価総額が約 7.6 兆ドルにも達することに鑑みれば 指数組み入れに伴う直接の資金流入額は小さなものだが 中国市場のグローバル化に向けた一里塚と言える 中国株を取り巻く足元の環境は必ずしも明るいものではない 景気には底堅さもうかがえるが 今後は減速に向かうことが予想される 米中の貿易摩擦激化も向かい風となろう 米国の金利上昇が続けば中国の金利にも自ずと上昇圧力がかかりやすい 社債市場ではデフォルト ( 債務不履行 ) が増えており クレジットスプレッドは拡大傾向にある それでも中長期的な観点からは中国市場への投資が増えていく可能性がある そもそも現状ではグローバル投資家の中国株へのエクスポージャーは低いのが実態だろう 10~20 年の時間軸で考えれば 世界第一の経済大国となる可能性がある中国 実業の世界では 中国市場を無視してグローバルな事業展開を語る経営者は日本でもいない 一方 資産運用の世界では 中国市場への投資は限定的なものに留まっている 折しも 米中貿易摩擦が追い風ともなる格好で日中の金融協力が進みつつある 中長期の視点から 資産運用のフロンティアとしての中国市場と向き合う時だ

3 ~ 今週の注目チャート ~ Libor-OIS スプレッド 米短期国債供給一服により Libor-OIS スプレッドは縮小 2.5 (%) (bp) /05 17/06 17/07 17/08 17/09 17/10 17/11 17/12 18/01 18/02 18/03 18/04 18/05 ( 年 / 月 ) Libor-OISスプレッド Libor 3 month OIS 3 month ( 資料 )Bloomberg より みずほ総合研究所作成 解説 2017 年後半以降 米財務省が短期国債を大量発行したことに伴い ドル Libor が急上昇していたが 供給が一服したことにより 足元では低下している 一方 FRBの政策金利を反映しやすいといわれている OIS レートは 堅調なファンダメンタルズに基づくFRBの今後の利上げ予想を織り込み 上昇基調にある これを受けて Libor-OIS スプレッドは 3 月上旬の水準にまで縮小している S&P500 指数と 12 カ月先予想 PER( 株価収益率 ) の推移 ( 週次 ) 株価の調整と予想 EPS(1 株当たり利益 ) の上方修正により PER は低下 ( 倍 ) (Pt.) 19 3, , , , カ月先予想 PER S&P500 指数 ( 週平均 右目盛 ) 2, /01 17/03 17/05 17/07 17/09 17/11 18/01 18/03 18/05 ( 資料 )Thomson Reuters より みずほ総合研究所作成 2,000 ( 年 / 月 ) 解説 米国株は企業業績の改善期待が高まったことなどを受け 3 月半ば以来の水準まで回復した 一方 予想 PERは 株価調整後も 17 倍程度であったのが 予想を上回る企業業績を受けてEPSが上方修正され 足元で 16 倍台半ばまで低下している 最高値を付けていた年初の 18 倍台と比較し割高感が後退していることは 通商 外交政策を材料に不安定な動きも見られる米国株の下支え要因となるだろう 1

4 ドル円と日米 10 年金利差 リスク回避姿勢の高まりから内外金利差は縮小 円高に 112 ( 円 ) (%Pt) 3.1 ドル円 110 日米 10 年国債金利差 ( 右目盛 ) /02 18/03 18/04 18/05 ( 年 / 月 ) 2.6 ( 資料 )Bloomberg より みずほ総合研究所作成 解説 良好な経済環境を受けドル円は 111 円台を 4 カ月ぶりに上抜けた しかし その後は米朝関係の緊張化やトルコリラの急落 イタリアの政治問題等を受けたグローバルなリスク回避姿勢の高まりを背景に円高に転じた 地政学的リスクの高まりは一時的の見方もあるが 米国による米朝首脳会談の中止表明を受け 北朝鮮の出方次第で緊張感が一層高まることも考えられ 円高が進展する可能性にも留意が必要である OECD 景気先行指数 欧州経済の先行きに留意 ( 長期トレンド =100) 米国ユーロ圏日本中国 ( 年 ) ( 資料 )OECD より みずほ総合研究所作成 解説 米国経済が世界経済をけん引する構図が続いている OECD 景気先行指数 (CLI) をみると 日米欧それに中国を加えた 4 極のなかで上昇基調を維持しているのは 米国だけである 減速が懸念される中国では CLI の低下が足元で一服したが 欧州については CLI が低下し始めている イタリアの新政権に対する思惑が金融市場の材料となるなか 欧州についてはファンダメンタルズの動向にも留意が必要である 2

5 Ⅰ. 経済 金融市場動向 ~ 金融市場見通し ~ 米中貿易摩擦 米朝首脳会談の行方が相場を動かす材料の中心に 来週の金融市場もトランプ政権の通商 外交政策に左右される展開となるだろう 週初の第 2 回米中通商協議 (5/19) で米国の対中輸出拡大が合意され 貿易摩擦の懸念が後退したことで 米国の株価が上昇した しかし 来週の第 3 回通商協議で話し合われるであろう 合意の具体的内容や中国通信機器大手 ZTEへの制裁に関する決定によっては 市場の警戒が高まる可能性があるため注意が必要だ また 自動車の輸入関税引き上げを検討するなど通商拡大法 232 条の適用も積極化している 1カ月延長となっていたEUなどに対する鉄鋼 アルミへの関税発動の有無にも注目が集まる 外交に関しては トランプ大統領が米朝首脳会談中止を発表した (5/24) 今後の交渉激化で米朝関係が悪化すれば 米国の株価は下がり 円は買われることになるだろう パウエル議長講演や米経済指標が利上げペース加速を示唆するかに注目 こうした懸念材料はあるものの 米国の6 月 FOMC(6/13) における利上げは行われるという見方が多い 今晩のパウエルFRB 議長講演 (5/25) やベージュブック (5/30) では 利上げの時期や回数を示唆する内容が注目 される また 4 月コアPCEデフレータ (5/31) で前月に引き続き物価の上昇が確認されれば 追加利上げを後押しする材料となるだろう 国内では4 月鉱工業生産 (5/31) が発表される 強い結果ならば 1~3 月の景気減速からの回復期待が高まる見込み また 黒田日銀総裁挨拶 (5/30) では 金融政策の修正を示唆する発言が見られるかに注目したい 米金利はもみ合い 日米株は上値が重く 為替はユーロ下落を予想 米国のファンダメンタルズは良好であるものの トランプ大統領の保護主義政策を巡る懸念は払拭されず 米長期金利は現状水準でのもみ合いを予想する 国内の長期金利も引き続き小動きで推移するだろう 為替に関 しては イタリアを巡る政治不安などから ユーロが一段と下落する可能性がある ドル円は米中 米朝関係が悪化し リスクオフモードになれば 円高が進むだろう ただ 国内の企業業績期待を後退させるほどではないため 株は日米ともに下落余地は限定的と見ている ( 宮本凌 ) 来週の予想 内外金利 内外株式 為替 項目 予想レンジ USD LIBOR 3カ月 (%) ~ 米 10 年国債 (%) 2.90 ~ 3.20 円 TIBOR 3カ月 (%) 0.08 ~ 年国債 (%) 0.02 ~ 0.08 ダウ平均 ( ト ル ) 24,350 ~ 25,250 NASDAQ 総合指数 ( ホ イント ) 7,240 ~ 7,540 日経平均 ( 円 ) 22,000 ~ 22,800 TOPIX( ホ イント ) 1,740 ~ 1,800 円 / ドル ~ ドル / ユーロ ~ 円 / ユーロ ~

6 ~ 金融市場レビュー ~ < 内外金利動向 > 米 10 年国債利回りは 3% を割る水準に低下 欧州では新連立政権への先行き不透明感からイタリア国債の売りが進む展開に < 内外株式動向 > 米国株は米中貿易摩擦 利上げペース加速への懸念が後退し上昇 日本株は一旦上昇も円高進等が嫌気され下落 < 為替動向 > リスク回避の流れから円高 ユーロ安に 先週末以降の米 10 年国債利回りは 2.9% 台後半に低下 先週 3% を超えて推移したが 足元は若干下回っている 週央にかけては材料に乏しく 5 月 FOMC 議事要旨 (5/23) の結果を見極める展開となった 議事要旨はタカ派的な内容ではないと受け止められ 利上げペース加速予想が後退した また トランプ大統領が米朝首脳会談を中止すると発表 (5/24) し 質への逃避的な買いが入ったことも利回りを押し下げる要因となった 欧州では イタリア国債が売られ 利回りは 1 年 2 カ月ぶりの高水準を付けている 新連立政権が発足する見通しの中 財政支出拡大のための国債増発の可能性が意識されたことが背景にある 一方 安全資産とされる独国債は買われている 5 月ユーロPMI(5/23) が 1 年半ぶりの低水準となったことも材料視され 独 10 年国債利回りは 1 月上旬以来の水準に低下 日本の 10 年国債利回りは 0% 近傍での推移が続いている ( 宮本凌 ) 先週末以降の米株式相場は上昇した 今週初にかけては 米中の通商協議を受けて貿易摩擦激化への懸念が後退し 株価は大幅に上昇しダウ平均株価が約 3 カ月ぶりに 25,000 ドル台を回復した その後は 朝鮮半島情勢を巡る不透明感が高まり リスク回避的な売りが優勢となる場面もあったが 5 月の FOMC 議事録において利上げペース加速が示唆されなかったこと等が株価の下支えとなり プラス圏を維持した 日本株は下落した 週初は米中の通商協議の結果を受けて上昇し 日経平均株価は 2 月初め以来となる 23,000 円台を回復した しかし 企業決算の発表が一巡し 一段と上値を追う材料に乏しく 節目の達成感もある中で ドル円相場が円高に反転したことや地政学的リスクへの警戒感が再び台頭し 下落基調に転じた トランプ政権が自動車に対する関税引き上げ検討を発表したことも 関連業種の株価を大幅に下押しし 全体を押し下げた ( 大塚理恵子 ) 為替市場は主要国 新興国通貨に対して概ねドル高の流れが継続している ただしドル円相場については円高ドル安と異なった動きをしている 内外株式市場が堅調に推移するなか 4 カ月ぶりに 111 円台を上抜けたものの その後は円高に転じた 背景には米朝関係緊迫化を受けたリスク回避的な円買いが週中頃にかけて進行したことが挙げられる さらに FOMC 議事録 (5/23) を受け先行きの利上げ予想が高まらなかったことから米金利上昇の流れが一服し 日米金利差が縮小したことも一因だといえよう ユーロドル相場は 続落 イタリアにおいて連立協議を進めていた 2 党が政権樹立合意書に署名し 歳出拡大懸念からイタリア国債が売られるなか リスク回避姿勢の高まりを背景にユーロは対ドルで下落した さらに 5 月ユーロ圏 PMI(5/23) が 1 年半ぶりの低水準となったことがユーロ売りに拍車をかけた模様だ ( 殿岡直樹 ) 4

7 ~ 国内経済指標の解説と予測 ~ 輸出数量指数は 4 カ月ぶりに上昇都区部コアCPIは 3 カ月連続で伸びが縮小有効求人倍率は高水準で推移 失業率は小幅に上昇小売業販売額は伸びが拡大鉱工業生産は 3 カ月連続で前月比プラス 5/21に発表された4 月の貿易統計では 輸出数量指数 ( みずほ総合研究所による季節調整値 ) が前月比 +4.2% と4カ月ぶりに上昇した 内訳をみると EU 米国 中国向けがいずれも上昇 特に EU 向けの輸送用機器の大幅な増加が全体の押し上げに寄与した 4 月を1~3 月期対比でみると +3.1%(1~3 月期 : 前期比 0.8%) と4~6 月期の出だしは好調となった 先行きは 中国の自動化投資や米国の減税策などが資本財を中心に下支えとなり 輸出数量は緩やかな増加基調に復するとみている 5 月の東京都区部コアCPI( 生鮮食品を除く消費者物価指数 5/25) は 前年比 +0.5% と3カ月連続で伸びが縮小した 生鮮食品を除く食料やガソリンなどが押し上げに寄与したものの 電気代やガス代のプラス幅が縮小したほか ルームエアコンなどの家庭用耐久財や外国パック旅行費などの伸びの低下が全体を押し下げた 来週発表される4 月の雇用関連指標 (5/29) は 非製造業を中心に人手不足感が強いことから 有効求人倍率は1.59 倍と引き続き高水準で推移するとみている 失業率は 就業者数の大幅な増加が一服するとみられ 2.6% と小幅に上昇する見込みだ 4 月の小売業販売額 (5/30) は 生鮮食料品価格の高騰が一服したことで食料品の伸びが鈍化するものの 原油価格の上昇を受けて燃料小売業が押し上げに寄与することから 前年比 +1.2% と伸びが拡大する見通しだ 4 月の鉱工業生産指数 (5/31) は 前月比 +1.0% と3カ月連続のプラスを予測する 半導体製造装置や自動車などの輸出が好調であったことから はん用 生産用 業務用機械や輸送機械を中心に増産となるだろう ( 平良友祐 ) 鉱工業生産指数の推移 雇用関連指標の推移 ( 前月比 %) 5 4 予測値 /6 16/9 16/12 17/3 17/6 17/9 17/12 18/3 ( 年 / 月 ) ( 注 )2018 年 4 月の値は みずほ総合研究所による予測値 ( 資料 ) 経済産業省 鉱工業指数 より みずほ総合研究所作成 (%) 完全失業率有効求人倍率 ( 右目盛 ) ( 倍 ) 予測値 /3 16/6 16/9 16/12 17/3 17/6 17/9 17/12 18/3 ( 年 / 月 ) ( 注 )2018 年 4 月の値は みずほ総合研究所による予測値 ( 資料 ) 総務省 労働力調査 厚生労働省 職業安定業務統計 より みずほ総合研究所作成

8 Ⅱ. トピックス ~1~3 月期米企業業績動向 ~ 1~3 月期の米主要企業の業績改善ペースは大幅に加速 事前の予想を上回る内容にエネルギーや情報技術が堅調な業績をけん引今後は 全体で見れば業績改善ペースは鈍化も 業種によってばらつき 米国の主要企業の 2018 年 1~3 月期の決算がほぼ出そろった 5 月 22 日時点で S&P500 指数採用企業の 9 割以上が発表を終えた 米国企業の業績は 2016 年後半以降 世界的な景気の持ち直しを背景に改善基調が継続しており 2017 年通年でみた S&P500 指数採用企業のEPS(1 株当たり利益 ) の増益率 ( 前年比 ) は+10% を超えるなど 力強い改善が確認された こうした堅調な企業業績の更なる追い風となったのが 2017 年末にトランプ政権が成立させた減税法案であり 今回の 2018 年 1~3 月期の決算は 減税の効果が本格的に顕現化する決算期という点において注目された 一方で減税法案成立後から決算発表前にかけて アナリストによるEPSの予想は 減税の効果を織り込み大幅に上方修正されており 企業の決算発表において傾向的にみられる 予想以上の実績が多く発表されるポジティブ サプライズが優勢となるかどうかは不透明でもあった しかし 大方の主要企業の決算が発表された現時点において ポジティブ サプライズ比率は 80% 近くに達している トムソン ロイターの調査によれば 1~3 月期について 決算発表シーズン直前となる 3 月末時点のEPSの予想増益率 ( 前年同期比 ) は+18.5% と 2017 年 10~12 月期から改善ペースの大幅な加速が見込まれていた 5 月 22 日時点では+26.2% と 事前予想をさらに上回る公算が大きく これ程の増益率は 2010 年以来となる 減税法案成立前の 2017 年 12 月中旬時点の+11%( 同 ) 程度の増益率の予想からは+15% Pt 程度上方修正されたこととなるが 決算発表前までに上方修正された +8%Pt 程度の税率引き下げの効果の織り込み分に加え 良好な内外景気を背景とした収益の上振れや減税で生じた資金による株主還元策としての自社株買いを受けて更に+7%Pt もの上方修正に繋がったと考えられる 業種別にみても 11 業種中不動産を除く 10 業種で事前予想を上回った 最も高い増益率となったのは+90% 近くであったエネルギーであり 原油をはじめ資源価格が上昇している中 大幅な業績改善が続いている エネルギーに次いで増益率が高かったのが+30% 台半ばの情報技術であり これに+30% 程度の金融と素材が続く これらの業種の中でも特に情報技術は 事前予想対比で上振れ幅が大きかった 情報技術は ITサイクル改善の恩恵を受けて 2017 年を通して+20% 近い増益率が続いていており 一部では半導体を中心に早期のピークアウトを懸念する向きもあったが 1~ 3 月期においては情報技術が米国企業の業績改善のけん引役である構図は変わっていないことが確認された 1~3 月期の米国企業業績は力強い改善が確認されたが 株式市場においては 1~3 月期がピークであり今後は業績改善ペースが鈍化するとの見方が一部で台頭している 実際 予想を大きく上回る内容を発表しながら 業績のピークアウトが意識され株価が軟調に推移する銘柄もあった ( 次頁図表 ) 4~6 月期以降のアナリストによる業績予想をみてみると S&P500 指数採用企業全体で 2018 年を通して継続的に+20% 前後の高い増益率が 6

9 予想されているものの 1~3 月期の水準には及ばない ただし 業種別に見てみると 今後の業績の行方には違いがあるようだ 4~6 月期以降で改善ペースの鈍化が目立つのが 情報技術と資本財 サービスである 一方 雇用環境の改善を受けた堅調な個人消費に加え 税制改革による所得税減税の効果が期待できることから 一般消費財 サービス等の消費関連は 2018 年後半にかけて業績改善ペースが緩やかに強まる見込みだ 一様に米国企業の業績改善ペースが減速していく訳ではなく また比較的高めの伸びを維持する見込みだが 情報技術と資本財 サービスの 2 業種だけで S&P500 指数採用企業全体の利益総額の 3 割以上を占めることに加え これらの業種を取り巻くリスク要因が 投資家の懸念を高めているだろう リスク要因の 1 つは 足元で基調に鮮明化の兆しもみられるドル高が挙げられる 中東の地政学的リスクの高まり等から原油価格が上昇し インフレ加速懸念で米長期金利が上昇 ドル高が進行している 急速なドル高は 米国企業の海外での売上高をドル換算する際の押し下げ要因である他 海外での価格競争力を低下させる要因にもなり 海外売上高比率の高い企業を中心に今までも業績の逆風となってきた 情報技術と資本財 サービスは それぞれ海外売上高比率が 60% 近傍 40% 台半ばと S&P500 指数採用企業全体と比較して高めである また 企業の海外売上高比率との関連で注意を要するのが米国の通商政策の行方である 特に中国を中心とするアジアでの売上高が上位の企業には 情報技術と資本財 サービスが多く含まれている リスクシナリオではあるものの 米中の決着点が見いだせずに貿易摩擦が激化し貿易量が大幅に縮減すれば 情報技術や資本財 サービス業種への打撃は避けられないだろう ( 大塚理恵子 ) 詳細は 2018 年 5 月 15 日公表の 米企業業績動向と株式相場見通し~ 米株は過度な割高感は後退 業績に沿った上昇へ~ をご覧ください 図表米主要企業の 1~3 月期業績と発表前後の株価騰落率 1~3 月期 1~3 月期発表前後の 2018 年 ( 予 ) 会社名業種 EPS 増益率 EPS 予想かい離率株価騰落率 EPS 増益率 Boeing Co/The 資本財 81.1% 40.9% 4.2% 17.9% Caterpillar Inc 資本財 120.3% 33.3% -6.2% 49.3% General Electric Co 資本財 -23.8% 33.3% 3.9% -8.6% Chevron Corp エネルギー 73.1% 29.2% 1.9% 100.2% NIKE Inc 耐久消財 アパレル -5.1% 28.5% 0.3% 9.3% Goldman Sachs Group Inc/The 総合金融 73.1% 25.1% -1.7% 14.6% Intel Corp 半導体 31.8% 22.0% -0.6% 10.2% United Technologies Corp 資本財 19.6% 16.2% -1.1% 6.5% Microsoft Corp ソフトウェア 30.5% 12.2% 1.7% 20.3% Visa Inc ソフトウェア 29.1% 9.1% 4.8% 26.3% American Express Co 総合金融 38.7% 8.9% 7.6% 23.0% Walt Disney Co/The メディア 22.6% 8.4% -1.8% 19.0% McDonald's Corp 消費者サービス 21.8% 7.1% 5.8% 15.1% Merck & Co Inc 医薬品 バイオテク 19.3% 5.2% -1.5% 5.7% Verizon Communications Inc 電気通信 13.9% 5.0% 2.1% 21.3% UnitedHealth Group Inc ヘルスケア機器 28.3% 5.0% 3.6% 25.3% Pfizer Inc 医薬品 バイオテク 11.6% 3.4% -3.3% 11.1% Apple Inc テクノロジー ハード 30.1% 3.4% 4.4% 25.7% Johnson & Johnson 医薬品 バイオテク 12.6% 2.8% -0.9% 11.1% Coca-Cola Co/The 食品 飲料 9.3% 2.4% -2.1% 9.9% JPMorgan Chase & Co 銀行 47.6% 1.6% -2.7% 28.0% Procter & Gamble Co/The 家庭 パーソナル用品 4.2% 1.5% -4.2% 5.3% International Business Machines Corp ソフトウェア 2.9% 1.4% -7.5% 0.2% 3M Co 資本財 15.7% -0.2% -6.8% 14.3% Exxon Mobil Corp エネルギー 15.1% -1.3% -3.8% 21.2% Travelers Cos Inc/The 保険 45.1% -8.0% -3.2% 45.1% ( 資料 )Bloombergより みずほ総合研究所作成 7

10 ~ 通貨急落に直面するアルゼンチン ~ 急落するアルゼンチン ペソ相場政府 中銀は政策を総動員当面の焦点はIMF 融資決定の時期と内容マクリ政権の構造改革は正念場 米長期金利上昇に伴い新興国からの資金流出圧力が強まる中 アルゼンチン ペソは史上最安値圏で推移している ( 図表 1) ペソ/ ドルレートの年初来下落幅は約 24% と 主要新興国通貨で最大の下げを記録している (5 月 24 日時点 ペソ / ドル ) 通貨防衛のため アルゼンチン政府 中銀は 大規模な為替介入や 政策金利の引き上げ 財政緊縮措置発表等 政策手段を総動員した対応を迫られている アルゼンチン中銀は 3 月以降 5 月 15 日までに約 102 億ドル (4 月 23 日以降で 77 億ドル ) のペソ買い ドル売り介入を実施した 中銀は 4 月 24 日の定例会合で政策金利変更を見送ったが その後 3 回の緊急利上げ ( 累計 %Pt) を実施し 政策金利は 40% に達している ( 図表 2) 緊急利上げと同時に 政府は 2018 年の基礎的財政収支 (GDP 比 ) の目標値を 3.2% から 2.7% に修正し (5 月 4 日 ) 財政運営に対する信認回復を図っている 政府は 国際通貨基金 (IMF) への融資 (300 億ドル前後 ) 要請にも動いている IMF 融資は スタンドバイ取極 (SBA) への例外的アクセスを軸に協議される模様で 融資条件である経済政策調整 ( コンディショナリティ ) の内容が注目される 中道右派のマクリ政権は 財政漸進主義 (fiscal gradualism) を掲げ 緩やかに財政緊縮を進めており 財政緊縮ペースの見直しが協議の 1 つのポイントとなろう 当面の市場の焦点は IMF 融資決定の時期と具体的内容 ( コンディショナリティ 規模等 ) となる IMFのラガルド専務理事は マクリ政権の改革姿勢を評価し 迅速に協議を進める方針を示している IMFは アルゼンチンの変動相場制維持を支持し ペソ相場の目標圏設定を融資条件とはしない方針であるほか 経済政策調整プログラムはあくまでアルゼンチン主導で進めることを強調している 通貨防衛のために金融 財政引き締めが強化され 景気が失速すれば マクリ政権の支持率が低下し 2019 年の大統領選挙で左派政権が復活する 図表 1 ペソ / ドル相場と株価 図表 2 政策金利と外貨準備 ( ペソ / ドル ) (1986/6/30=0.01) (%) (10 億ドル ) 5 40, ,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10, , ( 年 ) ペソ / ドル ( 左逆目盛 ) 株価 ( メルバル指数 右目盛 ) 政策金利外貨準備 ( 右目盛 ) ( 年 ) 20 ( 資料 )Bloomberg より みずほ総合研究所作成 ( 資料 ) Bloomberg より みずほ総合研究所作成 8

11 ペソ売りの背景にある対外面での脆弱性ブラジル メキシコへの危機連鎖は回避可能も 政治的な含意が重要 可能性が高まる アルゼンチンでは 1990 年代にコンディショナリティ未達によりIMF 融資が停止されたこと等が 2000 年代初頭の経済危機を招いたとして 国民のIMF 支援に対する不信感が根強い 2018 年はG20 議長国としても国際的な注目が集まる中 マクリ政権の経済政策運営は正念場を迎えている 新興国通貨の中でも特にアルゼンチン ペソが売り込まれた背景には アルゼンチン経済が抱えるファンダメンタルズの弱さがある インフレの高騰 ( インフレ目標 +15% に対し 2018 年 4 月実績 +24.4%) や 高水準の財政赤字 (2017 年非金融公的部門の総合収支 GDP 比 6.0%) に加えて 特に懸念されるのが対外面での脆弱性だ 経常収支赤字の水準は高く (2017 年 GDP 比 4.8%) そのファイナンスを証券投資に依存している 対外債務拡大の一方 外貨準備は対外短期債務比で適正目安となる 1 倍にようやく達した程度にとどまり 十分な流動性を保有しているとは言えない 債務の外貨建て比率は高く 通貨安により債務返済負担が増大しやすい 企業 政府部門債務の外貨建て比率は 64%(2017 年 12 月末 国際金融協会データ ) と 他の中南米主要国の倍近い水準に達しており 政府債務の外貨建て比率は 8 割弱と極めて高い 米金利上昇による新興国からの資金流出圧力が継続する中 アルゼンチン同様にファンダメンタルズの弱さを抱える新興国は通貨安が進みやすいとみられるが 中南米主要国のなかでもアルゼンチンの対外面での脆弱性は突出しており ブラジルやメキシコは 著しい対外面の脆弱性はみられない 経常赤字の水準 (2017 年の経常収支対 GDP 比 : ブラジル 0.5% メキシコ 1.6%) 外貨建て債務への依存度( 各々 16% 36%) 外貨準備の対外短期債務比 ( 各々 7.2 倍 3.3 倍 ) 等の対外関連指標から判断すると ブラジルやメキシコは通貨安への耐性が強く 危機の連鎖は回避可能であるとみられる むしろ ブラジルやメキシコにとって重要なのは アルゼンチンが直面する危機がもつ政治的な含意である メキシコは 7 月 ブラジルは 10 月に大統領選挙を控え 両国とも財政健全化や規制緩和を推進する現政権の構造改革路線を継承する候補が伸び悩み 大衆迎合的な主張を展開する候補が優位にたっていることが すでに通貨の下落要因となりつつある アルゼンチンが直面する危機は 大衆迎合的な政権が残した負の遺産の整理は短期間では難しく 脆弱なファンダメンタルズに市場は寛容ではないことを改めて示している 選挙による選択の結果次第では ブラジルやメキシコは いずれアルゼンチンと同じ轍を踏むことになりかねない 各国の選挙戦で議論される政策運営の方向性が 通貨安を増幅するリスクには注意が必要だ ( 西川珠子 ) 本稿の詳細は 通貨急落に直面するアルゼンチン~マクリ政権の構造改革路線は正念場 ~ をご参照ください 9

12 Ⅲ. 参考資料今週の主要経済指標 日付経済指標等今回実績予想 5/21( 月 ) 日通関収支原数値 +6,260 億円前年比 +30.9% 貿易統計 (4 月 ) 輸出前年比 +7.8% 輸入前年比 +5.9% +4,400 億円 8.0% +8.7% +9.8% R +7,970 億円 +32.1% +2.1% 0.6% 5/22( 火 ) 日 20 年利付国債入札 : 最高利回り 0.533% 平均利回り 0.532% 入札倍率 4.12 倍 米 2 年国債入札 : 最高利回り 2.590% 平均利回り 2.560% 入札倍率 2.88 倍 5/23( 水 ) 日全産業活動指数 (3 月 ) 前月比 0.0% +0.1% +0.4% 内閣府月例経済報告 (5 月 ) 米 FOMC 議事録 (5/1 2 分 ) 新築住宅販売件数 (4 月 ) 年率 66.2 万件 68.0 万件 R 67.2 万件 5 年国債入札 : 最高利回り 2.864% 平均利回り 2.820% 入札倍率 2.52 倍 欧ユーロ圏合成 PMI(5 月速報 ) 月平均 (54.6) は高めの水準にあるが 受注改善ペースが鈍化しており 6 月の PMI には一段の低下リスク 発表元の Markit 社は 先行きに対する企業の楽観的な見方が弱まっていると指摘 前回実績 5/24( 木 ) 米中古住宅販売件数 (4 月 ) 年率 546 万件 555 万件 560 万件 5/25( 金 ) 日 7 年国債入札 : 最高利回り 2.930% 平均利回り 2.900% 入札倍率 2.62 倍 韓金融政策決定会合 消費者物価 (5 月都区部 ) [ 除 生鮮食品 ] 前年比前年比 +0.4% +0.5% +0.5% +0.6% +0.5% +0.6% 予想 : 情報ベンダー (Bloomberg Reuters 等 ) の取りまとめた予想コンセンサス 米国の経済指標は特に断りのない限り季調値 R は改定値 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 仏 : フランス 中 : 中国 韓 : 韓国 印 : インド 尼 : インドネシア 泰 : タイ 比 : フィリピン 伯 : ブラジル 馬 : マレーシア 10

13 来週の主要経済指標 日付 経済指標等 予 想 前 回 前々回 5/25( 金 ) 米パウエルFRB 議長講演 ( ストックホルム ) 耐久財受注 (4 月 ) 前月比 1.3% +2.6% +4.5% ミシガン大消費者信頼感指数 (5 月確報 ) 独 ifo 景況感指数 (5 月 ) /28( 月 ) 米メモリアルデー ( 米国休場 ) 5/29( 火 ) 日完全失業率 (4 月 ) [2.6%] 2.5% 2.5% 有効求人倍率 (4 月 ) [1.59 倍 ] 1.59 倍 1.58 倍 40 年利付国債入札 米カンファレンスボード消費者信頼感指数 (5 月 ) /30( 水 ) 日黒田日銀総裁挨拶 ( 日本銀行金融研究所主催 2018 年国際コンファランス ) 百貨店 スーハ ー販売額 [ 既存店 ](4 月速報 ) 小売業販売額 (4 月速報 ) 前年比前年比 [ 0.6%] [+1.2%] +0.1% +1.0% +0.6% +1.7% 消費動向調査 (5 月 ) 消費者態度指数 米 1~3 月期速報 10~12 月期 GDP(1~3 月期暫定 ) 前期比年率 +2.3% +2.3% +2.9% ベージュブック ( 地区連銀経済報告 ) 5/31( 木 ) 日鉱工業生産 (4 月速報 ) 前月比 [+1.0%] +1.4% +2.0% 新設住宅着工戸数 (4 月 ) 季調済年率 [92.7 万戸 ] 89.5 万戸 92.6 万戸 2 年利付国債入札 中製造業 PMI(5 月 ) 非製造業 PMI(5 月 ) 米個人所得 (4 月 ) 消費支出 (4 月 ) コアPCEデフレータ (4 月 ) 前月比前月比前年比 +0.3% +0.4% +1.8% +0.3% +0.4% +1.9% +0.3% +0.0% +1.6% 中古住宅販売仮契約指数 (4 月 ) 前月比 +1.0% +0.4% +2.8% 欧ユーロ圏消費者物価指数 (5 月速報 ) +1.6% +1.2% +1.3% 6/1( 金 ) 日法人企業統計 (1~3 月期 ) 10~12 月期 7~9 月期 経常利益 [ 全産業 ] 設備投資 [ 全産業 ]( ソフトウェア除く ) 前年比前年比 2.1% +3.6% +0.9% +4.7% +5.5% +4.3% 中財新製造業 PMI(5 月 ) 米 雇用統計 (5 月 ) 失業率非農業部門雇用者数時間当たり賃金 ( 全従業員ベース ) 前月差前月比 3.9% +190 千人 +0.3% 3.9% +164 千人 +0.1% 4.1% +135 千人 +0.2% 製造業 ISM 指数 (5 月 ) 予想 :[ ] はみずほ総合研究所予想 それ以外はコンセンサス (Bloomberg 等 ) 予定は変更になる可能性があります 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 仏 : フランス 中 : 中国 韓 : 韓国 印 : インド 尼 : インドネシア 泰 : タイ 比 : フィリピン 伯 : ブラジル 馬 : マレーシア 11

14 5 月のスケジュール 国内米国他 1 新車販売台数 (4 月 ) 1 米製造業 ISM 指数 (4 月 ) 2 消費動向調査 (4 月 ) 2 米 FOMC(1 2 日 ) 3 憲法記念日 ( 日本休場 ) 3 米非製造業 ISM 指数 (4 月 ) 労働生産性 (1~3 月期暫定 ) 製造業新規受注 (3 月 ) 貿易収支 (3 月 ) 4 みどりの日 ( 日本休場 ) 4 米雇用統計 (4 月 ) 5 こどもの日 日銀金融政策決定会合議事要旨 (3/8 9 分 ) 7 8 家計調査 (3 月 ) 8 米 3 年国債入札 10 年利付国債入札 9 景気動向指数 (3 月速報 ), 毎月勤労統計 (3 月速報 ) 9 米 PPI(4 月 ),10 年国債入札 10 黒田日銀総裁講演 ( きさらぎ会 ) 日銀金融政策決定会合における主な意見 (4/26 27 分 ) 景気ウォッチャー調査 (4 月 ) 国際収支 (3 月速報 ) 10 年物価連動国債入札 10 英英中銀金融政策委員会 (9 10 日 ) 米 CPI(4 月 ) 連邦財政収支 (4 月 ) 30 年国債入札 11 マネーストック (4 月速報 ) 11 米ミシガン大学消費者信頼感指数 (5 月速報 ) 企業物価指数 (4 月 ) 第 3 次産業活動指数 (3 月 ) 30 年利付国債入札 15 米小売売上高 (4 月 ), ネット対米証券投資 (3 月 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (5 月 ) 16 GDP(1~3 月期 1 次速報 ) 設備稼働率 (3 月 ) 16 米鉱工業生産 設備稼働率 (4 月 ) 住宅着工 許可件数 (4 月 ) 17 機械受注統計 (3 月 ) 5 年利付国債入札 17 米フィラデルフィア連銀製造業業況指数 (5 月 ) 景気先行指数 (4 月 ) 18 消費者物価 (4 月全国 ) 貿易統計 (4 月 ) 年利付国債入札 22 米 2 年国債入札 23 全産業活動指数 (3 月 ) 内閣府月例経済報告 (5 月 ) 23 米 FOMC 議事録 (5/1 2 分 ) 新築住宅販売件数 (4 月 ) 5 年国債入札 米中古住宅販売件数 (4 月 ),7 年国債入札 25 消費者物価 (5 月都区部 ) 25 米パウエルFRB 議長講演 ( ストックホルム ) 耐久財受注 (4 月 ) 独ミシガン大学消費者信頼感指数 (5 月確報 ) ifo 景況感指数 (5 月 ) 米メモリアルデー ( 米国休場 ) 29 労働力調査 (4 月 ),40 年利付国債入札 29 米カンファレンスボード消費者信頼感指数 (5 月 ) 30 黒田日銀総裁挨拶 ( 日本銀行金融研究所主催 2018 年国際コンファランス ) 商業動態統計 (4 月速報 ), 消費動向調査 (5 月 ) 31 鉱工業生産 (4 月速報 ) 住宅着工統計 (4 月 ) 2 年利付国債入札 * 印は期日未定 網掛け部分は休場を示す 予定は変更の可能性があります 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 仏 : フランス 30 米ベージュブック ( 地区連銀経済報告 ) 企業収益 (1~3 月期暫定 ) GDP(1~3 月期暫定 ) 31 米シカゴPMI 指数 (5 月 ) 個人所得 消費支出 (4 月 ) 12

15 6 月のスケジュール 国内米国他 1 法人企業統計調査 (1~3 月期 ) 新車販売台数 (5 月 ) 1 米製造業 ISM 指数 (5 月 ) 雇用統計 (5 月 ) 2 2 G7( 財務大臣 開発大臣 中央銀行総裁会議 ウィスラー ( カナダ ))(31 2 日 ) 米製造業新規受注 (4 月 ) 5 家計調査 (4 月 ),10 年利付国債入札 5 米非製造業 ISM 指数 (5 月 ) 6 毎月勤労統計 (4 月速報 ) 6 米労働生産性 (1~3 月期改訂 ), 貿易収支 (4 月 ) 7 景気動向指数 (4 月速報 ) 7 8 GDP(1~3 月期 2 次速報 ) 8 景気ウォッチャー調査 (5 月 ) 国際収支 (4 月速報 ) 機械受注統計 (4 月 ) マネーストック (5 月速報 ) 11 米 3 年国債入札 10 年国債入札 12 企業物価指数 (5 月 ) 法人企業景気予測調査 (4~6 月期 ) 第 3 次産業活動指数 (4 月 ) 12 米 CPI(5 月 ) 連邦財政収支 (5 月 ) 30 年国債入札 米 FOMC(12 13 日 ),PPI(5 月 ) 14 設備稼働率 (4 月 ) 14 欧 ECB 政策理事会 米小売売上高 (5 月 ) 15 日銀金融政策決定会合 (14 15 日 ) 日銀総裁定例記者会見 15 米鉱工業生産 設備稼働率 (5 月 ) ミシガン大学消費者信頼感指数 (6 月速報 ) ネット対米証券投資 (4 月 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (6 月 ) 貿易統計 (5 月 ) 年利付国債入札 19 米住宅着工 許可件数 (5 月 ) 20 日銀金融政策決定会合議事要旨 (4/26 27 分 ) 20 米中古住宅販売件数 (5 月 ) 経常収支 (1~3 月期 ) 21 5 年利付国債入札 21 英英中銀金融政策委員会 (20 21 日 ) 米フィラデルフィア連銀製造業業況指数 (6 月 ) 景気先行指数 (5 月 ) 22 消費者物価 (5 月全国 ), 全産業活動指数 (4 月 ) 日銀金融政策決定会合における主な意見 (6/14 15 分 ) 25 独 ifo 景況感指数 (6 月 ) 米新築住宅販売件数 (5 月 ) 年利付国債入札 26 米カンファレンスボード消費者信頼感指数 (6 月 ) 2 年国債入札 27 資金循環統計 (1~3 月期速報 ) 27 米耐久財受注 (5 月 ),5 年国債入札 28 商業動態統計 (5 月速報 ) 2 年利付国債入札 29 鉱工業生産 (5 月速報 ) 消費者物価 (6 月都区部 ) 労働力調査 (5 月 ) 住宅着工統計 (5 月 ) 消費動向調査 (6 月 ) * 印は期日未定 網掛け部分は休場を示す 予定は変更の可能性があります 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 仏 : フランス 28 米企業収益 (1~3 月期改訂 ) GDP(1~3 月期確定 ) 7 年国債入札 29 米ミシガン大学消費者信頼感指数 (6 月確報 ) シカゴPMI 指数 (6 月 ) 個人所得 消費支出 (5 月 ) 13

16 四半期スケジュール 7 月 8 月 9 月 日本 2 日銀短観 (6 月調査 ) 新車販売台数 (6 月 ) 3 10 年利付国債入札 5 30 年利付国債入札 6 家計調査 (5 月 ) 毎月勤労統計 (5 月速報 ) 景気動向指数 (5 月速報 ) 9 景気ウォッチャー調査 (6 月 ) 国際収支 (5 月速報 ) 10 マネーストック (6 月速報 ) 5 年利付国債入札 11 企業物価指数 (6 月 ) 第 3 次産業活動指数 (5 月 ) 機械受注統計 (5 月 ) 年利付国債入札 13 設備稼働率 (5 月 ) 19 貿易統計 (6 月 ) 20 消費者物価 (6 月全国 ) 全産業活動指数 (5 月 ) 年利付国債入札 26 2 年利付国債入札 27 消費者物価 (7 月都区部 ) 30 商業動態統計 (6 月速報 ) 31 日銀金融政策決定会合 (30 31 日 ) 日銀総裁定例記者会見日銀 経済 物価情勢の展望 ( 基本的見解 ) 鉱工業生産 (6 月速報 ) 労働力調査 (6 月 ) 消費動向調査 (7 月 ) 米国 2 製造業 ISM 指数 (6 月 ) 5 FOMC 議事録 (6/12 13 分 ) 非製造業 ISM 指数 (6 月 ) 6 雇用統計 (6 月 ) 貿易収支 (5 月 ) 10 3 年国債入札 11 PPI(6 月 ) 10 年国債入札 12 CPI(6 月 ) 連邦財政収支 (6 月 ) 米 30 年国債入札 13 ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (7 月速報 ) 16 小売売上高 (6 月 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (7 月 ) 17 鉱工業生産 設備稼働率 (6 月 ) 18 ヘ ーシ ュフ ック ( 地区連銀経済報告 ) 住宅着工 許可件数 (6 月 ) 19 フィラテ ルフィア連銀製造業業況指数 (7 月 ) 景気先行指数 (6 月 ) 23 中古住宅販売件数 (6 月 ) 24 2 年国債入札 25 新築住宅販売件数 (6 月 ) 5 年国債入札 26 耐久財受注 (6 月 ) 7 年国債入札 27 GDP(4~6 月期速報 ) 31 雇用コスト指数 (4~6 月期 ) シカゴ PMI 指数 (7 月 ) カンファレンスホ ート 消費者信頼感指数 (7 月 ) 個人所得 消費支出 (6 月 ) 1 新車販売台数 (7 月 ) 7 家計調査 (6 月 ) 毎月勤労統計 (6 月速報 ) 景気動向指数 (6 月速報 ) 8 景気ウォッチャー調査 (7 月 ) 国際収支 (6 月速報 ) 9 マネーストック (7 月速報 ) 機械受注統計 (6 月 ) 10 企業物価指数 (7 月 ) 第 3 次産業活動指数 (6 月 ) 13 GDP(4~6 月期 1 次速報 ) 14 設備稼働率 (6 月 ) 16 貿易統計 (7 月 ) 22 全産業活動指数 (6 月 ) 24 消費者物価 (7 月全国 ) 29 消費動向調査 (8 月 ) 30 商業動態統計 (7 月速報 ) 31 鉱工業生産 (7 月速報 ) 労働力調査 (7 月 ) 消費者物価 (8 月都区部 ) 1 FOMC(31 1 日 ) 製造業 ISM 指数 (7 月 ) 3 非製造業 ISM 指数 (7 月 ) 雇用統計 (7 月 ) 貿易収支 (6 月 ) 7 3 年国債入札 8 10 年国債入札 9 PPI(7 月 ) 30 年国債入札 10 CPI(7 月 ) 連邦財政収支 (7 月 ) 15 鉱工業生産 設備稼働率 (7 月 ) 小売売上高 (7 月 ) 労働生産性 (4~6 月期暫定 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (8 月 ) 16 住宅着工 許可件数 (7 月 ) フィラテ ルフィア連銀製造業業況指数 (8 月 ) 17 ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (8 月速報 ) 景気先行指数 (7 月 ) 22 FOMC 議事録 (7/31 8/1 分 ) 中古住宅販売件数 (7 月 ) 23 新築住宅販売件数 (7 月 ) 24 耐久財受注 (7 月 ) 27 2 年国債入札 28 カンファレンスホ ート 消費者信頼感指数 (8 月 ) 5 年国債入札 29 企業収益 (4~6 月期暫定 ) GDP(4~6 月期暫定 ) 7 年国債入札 30 個人所得 消費支出 (7 月 ) 31 シカゴ PMI 指数 (8 月 ) 3 新車販売台数 (8 月 ) 法人企業統計調査 (4~6 月期 ) 7 家計調査 (7 月 ) 毎月勤労統計 (7 月速報 ) 景気動向指数 (7 月速報 ) 10 GDP(4~6 月期 2 次速報 ) 景気ウォッチャー調査 (8 月 ) 国際収支 (7 月速報 ) 11 マネーストック (8 月速報 ) 第 3 次産業活動指数 (7 月 ) 12 法人企業景気予測調査 (7~9 月期 ) 13 企業物価指数 (8 月 ) 機械受注統計 (7 月 ) 14 設備稼働率 (7 月 ) 19 日銀金融政策決定会合 (18 19 日 ) 日銀総裁定例記者会見貿易統計 (8 月 ) 20 資金循環統計 (4~6 月期速報 ) 21 消費者物価 (8 月全国 ) 全産業活動指数 (7 月 ) 28 鉱工業生産 (8 月速報 ) 商業動態統計 (8 月速報 ) 労働力調査 (8 月 ) 消費者物価 (9 月都区部 ) 4 製造業 ISM 指数 (8 月 ) 5 貿易収支 (7 月 ) 6 非製造業 ISM 指数 (8 月 ) 労働生産性 (4~6 月期改訂 ) 7 雇用統計 (8 月 ) 11 3 年国債入札 12 ヘ ーシ ュフ ック ( 地区連銀経済報告 ) PPI(8 月 ) 10 年国債入札 13 CPI(8 月 ) 連邦財政収支 (8 月 ) 米 30 年国債入札 14 ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (9 月速報 ) 鉱工業生産 設備稼働率 (8 月 ) 小売売上高 (8 月 ) 17 ニューヨーク連銀製造業業況指数 (9 月 ) 19 住宅着工 許可件数 (8 月 ) 経常収支 (4~6 月期 ) 20 中古住宅販売件数 (8 月 ) フィラテ ルフィア連銀製造業業況指数 (9 月 ) 景気先行指数 (8 月 ) 24 2 年国債入札 25 カンファレンスホ ート 消費者信頼感指数 (9 月 ) 5 年国債入札 26 FOMC(25 26 日 ) 新築住宅販売件数 (8 月 ) 27 耐久財受注 (8 月 ) 企業収益 (4~6 月期改訂 ) GDP(4~6 月期確定 ) 7 年国債入札 28 シカゴ PMI 指数 (9 月 ) 個人所得 消費支出 (8 月 ) 欧州 26 ECB 政策理事会 2 英中銀金融政策委員会 (1 2 日 ) 13 ECB 政策理事会英中銀金融政策委員会 (12 13 日 ) * 印は期日未定を示す 予定は変更の可能性があります 14

17 今週の金融市場の動き [ 海外金利 ] 5/17 5/18 5/21 5/22 5/23 5/24 5/25 前週末比 ドルLIBOR 3M(%) ユーロト ル金先 (Dec18) 米国債 (10 年 %) スワッフ 金利 (10 年 %) 独国債 (10 年 %) 英国債 (10 年 %) [ 内外株式 ] 5/17 5/18 5/21 5/22 5/23 5/24 5/25 前週末比 ダウ平均 ( ト ル ) 24, , , , , , S&P500 指数 2, , , , , , NASDAQ 総合指数 7, , , , , , 日経平均 ( 円 ) 22, , , , , , , TOPIX(Pt.) 1, , , , , , , 出来高 ( 百万株 ) 1, , , , , , 売買代金 ( 億円 ) 23, , , , , , 日経 JASDAQ 平均 ( 円 ) 3, , , , , , , [ 円金利 ] 5/17 5/18 5/21 5/22 5/23 5/24 5/25 前週末比 TIBOR 3カ月 (%) ユーロ円金先 (Sep18) 新発国債 (10 年 %) 長国先物 (Jun18) スワッフ 金利 (5 年 %) [ 為替 ] 5/17 5/18 5/21 5/22 5/23 5/24 5/25 前週末比 円 /$ $/EUR 円 /EUR ( 注 ) 前週末比は 海外などについては現時点での直近値と前週末値との比較 東京市場の発行日表示値は終値もしくは 11:30 時点値 米国 10 年債 米金利スワップ 10 年物は Bloomberg の終値 日本株出来高 売買代金はそれぞれ東京証券取引所第一部出来高 売買代金 TIBOR は全銀協発表のユーロ円 TIBOR 平均値 新発 10 年国債は日本相互証券発表の気配値 金利先物は東京金融取引所 (TFX) のユーロ円 3 ヵ月金利先物 独 英 10 年国債は Bloomberg の提示する終値 為替は NY 時間終値 ( 発行日のみ東京時間 11:30 時点 出所 :Bloomberg) 15

18 最新リポート一覧 < みずほインサイト > 2018 年 5 月 24 日メキシコ左派政権は誕生するのか ~ 約 1 カ月後に迫った大統領 議会選挙の展望 ~ 年 5 月 18 日景気減速は一時的で持ち直しへ ~ ただし 保護主義や米国金利上昇リスクには警戒 ~ 年 5 月 17 日通貨急落に直面するアルゼンチン ~ マクリ政権の構造改革路線は正念場 ~ 年 5 月 15 日米企業業績動向と株式相場見通し ~ 米株は過度な割高感は後退 業績に沿った上昇へ ~ < 内外経済見通し > 2018 年 5 月 17 日 年度内外経済見通し ~ 世界経済は拡大基調 保護主義や金利上昇リスクには警戒 ~ 年 7 月 5 日内外経済の中期見通し 2020 年代 日本最後の改革機会 ~ 人口減少下でも 1% 成長を維持する 4 課題 ~ 執筆担当者 市場調査部武内浩二 koji.takeuchi@mizuho-ri.co.jp 野口雄裕 takehiro.noguchi@mizuho-ri.co.jp 井上淳 jun.inoue@mizuho-ri.co.jp 大塚理恵子 rieko.otsuka@mizuho-ri.co.jp 殿岡直樹 naoki.tonooka@mizuho-ri.co.jp 宮本凌 ryo.miyamoto@mizuho-ri.co.jp 経済調査部 平良友祐 yusuke.hirayoshi@mizuho-ri.co.jp 坂本明日香 asuka.sakamoto@mizuho-ri.co.jp 当レポートは情報提供のみを目的として作成されたものであり 取引の勧誘を目的としたものではありません 本資料は 当社が信頼できると判断した各種データに基づき作成されておりますが その正確性 確実性を保証するものではありません 本資料のご利用に際しては ご自身の判断にてなされますようお願い申し上げます また 本資料に記載された内容は予告なしに変更されることもあります なお 当社は本情報を無償でのみ提供しております 当社からの無償の情報提供をお望みにならない場合には 配信停止を希望する旨をお知らせ願います 発行 編集 / みずほ総合研究所調査本部 東京都千代田区内幸町 TEL

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