[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 内外経済の中期見通し (2015 年 7 月 24 日発表 ) 8 Ⅲ. 参考資料 10 今週 来週の主要経済指標 10 月次 四半期のス

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1 金融市場ウィークリー 2015 年 7 月 24 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 FOMC や米 GDP が注目材料 長期金利はもみ合い推移 米国株は企業決算をにらみ神経質な展開を予想 為替は米利上げ観測の高まりからドル高地合い [ トピックス ] 内外経済の中期見通し (2015 年 7 月 24 日発表 ) 先進国は持ち直し 新興国は成長鈍化 日本は改革努力により 人口減少下でも成長力向上へ ドル円は当面円安基調 長期金利の上昇ペースは緩やか

2 [ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 内外経済の中期見通し (2015 年 7 月 24 日発表 ) 8 Ⅲ. 参考資料 10 今週 来週の主要経済指標 10 月次 四半期のスケジュール 12 今週の金融市場の動き 15 最新リポート一覧 16 マーケット時流潮流 宴のあと : 中国株バブルの崩壊とその影響調査本部本部長代理長谷川克之中国株がやや安定を取り戻しつつある 上海総合株価指数は 6 月 12 日の 5,166Pt から 7 月 8 日の 3,507Pt まで 30% 以上の歴史的な暴落を記録したが 足元では 4,000Pt 超えで推移している 株価持ち直しの背景には株価対策の総動員がある 社会不安を惹起しかねない株価下落を阻止することは無理からぬことだが それにしてもなりふり構わぬ対応ぶりである 年金基金や機関投資家マネーの市場への投入 国有企業や金融機関等に対する株式売却禁止 新規株式公開 (IPO) 凍結 そして極めつけは公安部による空売り取り締まりなど 強権的な対策が打たれている しかし 株価がこのまま落ち着く保証はない 信用取引残高はピークからは低下しつつも 対時価総額比率では 3% 超と未だ高いと評価される 売買停止銘柄も少なからず残っているようだ バリュエーション面での割高感が払拭された訳では必ずしもない 因みに ハイテク銘柄などのベンチャー企業で構成される創業板指数の株価収益率 (PER) は未だ 90 倍台の高水準で推移している 懸念されるのは先ず実体経済への影響である 中国での株価変動に伴う資産効果は大きくないとの見方が一般的ではある しかし レバレッジも効かせる形で 株式投資が幅広い層でそれもかつてない規模で広がったことを考えると過小評価は禁物だろう 株式時価総額の変化で見た場合 300 兆円以上 ( 直近安値時点では 500 兆円弱 ) の資産が吹き飛んだ計算だ 個人消費への悪影響が心配される より警戒すべきは これまでの構造改革路線 自由化 国際化路線への影響である 基本的には従来の路線が踏襲されると見るが 来年度以降の新 5 カ年計画の議論が始まる重要なタイミングであるだけに 改革と安定のバランスをめぐる習政権のスタンスを注視する必要があろう

3 ^ ~ 今週の注目チャート ~ 海外投資家の日本国債 ( 中長期債 ) 買い越し動向 海外金利上昇を受け買い越し額は減少 ( 兆円 ) ( 暦年 ) ( 注 ) 買付額 - 売付額 ( 中期債 長期債 超長期債 ) ( 資料 ) 日本証券業協会より みずほ総合研究所作成 解説 5 月以降 海外投資家の日本国債買い越し額が減少している 欧米金利の上昇を受け日本国債の投資妙味が低下したことが要因と考えられる 国内投資家の様子見姿勢が強まる中 日銀に加え海外投資家の国債買い越しが日本国債の利回りを押し下げてきた 今後米利上げや欧州経済の回復などで欧米金利が上昇すれば 海外投資家の買い越しが減少し円債の金利上昇圧力が高まる可能性があり留意が必要だ TOPIX 業種別指数の直近安値 (7/9) からの騰落率 輸出業種や石油関連業種の戻りが鈍い 14.0 (%) 上位 8 業種 下位 8 業種 ( 注 )7 月 23 日時点 ( 資料 )NEEDS-Financial QUEST Bloomberg より みずほ総合研究所作成 解説 ギリシャ情勢や中国株急落を受けた下落から足元で高値圏まで戻している日本株だが 業種によってばらつきが出ている 再び進行している原油安の恩恵を受ける業種や内需関連業種の上昇率が高い一方 輸出や生産の回復に一服感が見られていることもあり 鉄鋼や機械等の戻りが鈍い 来週以降発表が予定される主要企業の 4~6 月期決算においては こうした業種の業績見通しが注目材料の 1 つだろう 1

4 貨高(ドル安)通貨安(ドル高)( 年 / 月 ) ドル円相場と米日 2 年国債利回り差 ドル円相場は再び米利上げを見据えたドル高円安基調に ドル円レート ( 円 /$) 米日 2 年国債利回り差 ( 米 - 日 )( 右目盛 ) (%) /01 06/08 06/15 06/22 06/29 07/06 07/13 07/20 ( 月 / 日 ) 0.50 ( 注 ) はドル円レートと米日 2 年国債利回り差 ( 米 - 日 ) の相関係数 ( 後方 20 日 ) が 0.80 以上 ( 資料 )Bloomberg 解説 ギリシャへの金融支援が大筋合意され 中国株の下落が一旦の落ち着きをみせた 7 月中旬以降 ドル円レートと米日 2 年国債利回り差の相関が高まっている 高い相関の背景には 不安定なギリシャ 中国情勢の一服により 市場の関心が再び米国の政策金利引上げに移ってきたことがあると考えられ 今後のドル円相場は 暫くは米利上げを見据えたドル高円安基調になると想定される 原油相場と資源国通貨 弱含む商品市況を背景に売りが進む資源国通貨 110 (2014/1/1=100) 通 オーストラリアト ルカナタ ト ル ノルウェークローネフ ラシ ルレアル /1 14/4 14/7 14/10 15/1 15/4 15/7 ロシアルーフ ル NYM 原油 ( 資料 )Bloomberg 解説 為替市場では 米国の利上げを見据えて 再びドル高圧力が高まる兆しを見せている そのため 新興国通貨は中国株ショックやギリシャ債務問題の影響が一服した後も 通貨安が続いている さらに足元のドル高は原油安の流れを助長しており 資源国通貨の売りを誘う展開となっている 原油安の一因には新興国需要の伸び悩みがあり 為替から 堅調な米国 と 減速する新興国 という世界の構図が垣間見える 2

5 Ⅰ. 経済 金融市場動向 ~ 金融市場見通し ~ FOMC に注目が集まるが 利 上げへの明確なメッセージは出されない見込み 懸念される原油相場の動向 日本の消費者物価 (7 月東京都区部 ) はマイナスに低下すると予想 米国株は企業決算をにらみ神経質な展開 長期金利はもみ合い推移を予想 ギリシャ債務問題が前進し 中国株の下落が一服する中 来週にかけては 米金融政策の行方に関心が集まる FOMC(7/28 29) や米国の4~6 月期 GDP(7/30) が注目材料となろう 9 月の米利上げ観測が足元高まりつつあるが 今回のFOMCでは利上げ時期について明確なメッセージは出てこないと考えられる 4~6 月期 GDPは前期比年率 +2.4% と予想している FRBはGDP 統計で景気回復を吟味した後の9 月に利上げを開始すると見ている 金融市場では再来週発表されるISM 指数 (8/3 5) や雇用統計 (8/7) を控え GDP 統計発表後は様子見姿勢が強まる展開が予想される 懸念されるのは原油相場の動きだ 今週 WTIは50ドルを割り込む展開となった 中国景気減速懸念やイランに対する経済制裁の解除を背景とした需給悪化懸念 米利上げ観測によるドル高などが要因と考えられる 米エネルギー情報局が発表する週間の原油在庫統計などが注目される 来週末に発表される6 月の消費者物価 (7/31) は 生鮮食品を除くベースで前年比 +0.1% と前月から横ばいになると予想している 一方 7 月の東京都区部の消費者物価 ( 除生鮮食品 ) は前年比 0.1% とマイナスに転じる見通しだ 電気 ガス料金引き下げの影響から物価上昇率がマイナスになることは日銀の想定内の動きと考えられるが 日銀が重視する物価の基調に影響を与えないか 注視する必要がある 米国株は 米企業の4~6 月期決算をにらみ 神経質な展開を予想している 日本でも企業決算が本格化するが 日本株は円安 原油安による増益をある程度織り込んでいると考えられる 中国関連銘柄などで決算見通しが下方修正されれば売り材料となる可能性があり留意が必要だ 米 10 年国債利回りはFOMCや再来週の雇用統計などを控え大きく動かないと予想する 日本の10 年国債利回りは 長期国債入札が2 年債のみで 需給環境が良好な中 低位での横ばい推移となるだろう 為替市場では米利上げ観測の高まりからドル高地合いが続きそうだ ( 野口雄裕 ) 来週の予想 内外金利 内外株式 為替 項目 予想レンジ USD LIBOR 3カ月 (%) ~ 米 10 年国債 (%) 2.15 ~ 2.40 円 TIBOR 3カ月 (%) 0.16 ~ 年国債 (%) 0.38 ~ 0.48 ダウ平均 ( ト ル ) 17,400 ~ 18,000 NASDAQ 総合指数 ( ホ イント ) 5,030 ~ 5,230 日経平均 ( 円 ) 20,100 ~ 21,100 TOPIX( ホ イント ) 1,620 ~ 1,700 円 / ドル ~ ドル / ユーロ ~ 円 / ユーロ ~

6 ~ 金融市場レビュー ~ < 内外金利動向 > 日米長期金利は原油価格下落などを受け低下 < 内外株式動向 > 米株は冴えない企業決算を嫌気し下落 日本株は決算発表の本格化を控え様子見姿勢が強まり下落 < 為替動向 > ドル円相場は来週の FOMC を控えドル高地合いに < 新興 資源国動向 > ショック後の株反発が一服 先週末以降の米 10 年国債利回りは 株価の下落や WTIが 50 ドルを下回ったことなどを受け 2.3% を下回った イエレン議長の議会証言 (7/15 16) を受け 2 年国債利回りは上昇基調で推移している 日本の 10 年国債利回りは 0.4% 台前半にやや低下した 20 年国債入札 (7/22) は応札倍率が上昇し良好な結果となった 低金利が続く中 債券投資家は超長期債を積み増している模様で イールドカーブはフラットニングしている 日本証券業協会が 20 日に発表した 6 月の国債投資家別売買高によると 昨年 11 月以降超長期債を売り越していた都銀が買い越している 海外投資家の買い越しが減少している点がやや気がかりだ ( 野口雄裕 ) 先週末以降の米株式相場は下落した 米主要企業の 4~6 月期決算の発表に神経質に反応する展開となった 週初にかけては グーグルの好決算等からハイテク関連銘柄を中心に業績への期待が高まったことで株価は上昇し ナスダック総合指数は終値で最高値を更新した しかし その後はアップルをはじめハイテク関連や資本財関連の企業において ドル高や中国経済の減速の影響を受けた冴えない決算内容が相次ぎ 下落基調を強めた 日本株は下落した 週初は米株高や円安進行を好感し 一時日経平均株価は年初来高値に迫ったものの 来週以降に 4~6 月期の企業決算の本格化を控え 利益確定売りが優勢となり 下落した ( 大塚理恵子 ) 今週のドル円相場は 1 ドル=124 円をはさんでもみ合う展開となった 週明け 1 ドル=124 円近傍で始まったドル円相場は 米利上げ期待からドル高円安基調で推移していた しかし 日銀黒田総裁がバンコク講演 (7/21) で 秋口以降の物価上昇テンポ加速の可能性を示唆したこと等を受け 一時 1 ドル=123.5 円台まで円高ドル安に戻した その後は来週の FOMC(7/28 29) を控え再びドル高地合いとなり 1 ドル=124 円台前後で推移した ユーロドル相場は 週半ばまで1ユーロ=1.08 ドル前後で推移していたが ECBがギリシャ銀行向け緊急流動性支援枠を引き上げたこと等を受け 1 ユーロ=1.10 ドル前後までユーロ高が進んだ ( 有田賢太郎 ) 新興国市場では 中国株ショックやギリシャ債務問題の影響が落ち着いたこともあり株価が反発していたが 今週に入って持ち直しの動きが一服している ダウ平均をはじめとする先進国株が今週値を下げたことも影響していると見られる 但し 株価の下落幅は 各国の政治経済情勢の違いによっても異なっている トルコでは 選挙後の連立協議が難航していることや シリア情勢 ( イスラム国 ) を巡る地政学的リスクの高まりから他の新興国に比べ株価の下落が大きくなっている また 財政収支目標の下方修正で格下げの懸念もあるブラジルも株価の落ち込みが大きい 通貨は ユーロ高につられた中東欧通貨を除き 通貨安基調が続いている ( 井上淳 ) 4

7 ~ 内外経済指標の解説と予測 ~ < 国内 > 輸出数量は 3 カ月ぶりの プラス 6 月の貿易統計 (7/23) は 輸出数量 ( みずほ総合研究所による季節調整 値 ) が前月比 +1.6%(5 月同 3.8%) と 3 カ月ぶりに増加した 中国向け のマイナスが続いたものの 欧州を中心にその他の地域が全体を押し上げ た ただ 4~6 月期が前期比 5.1% となるなど持ち直しの動きは鈍い 来週は鉱工業生産指数や消費者物価指数などが発表される 消費関連指標は力強さに 6 月の小売業販売額 (7/29) は 前年比 +0.0%(5 月同 +3.0%) 大型欠ける小売店販売額は同 +0.4%(5 月同 +5.3%) と予測する 自動車販売が前年比で増加した一方 夏物衣料などが下旬の天候不順を受け低調だったため 小売業販売額は前年比横ばいにとどまる また 6 月の実質消費支出 ( 二人以上の全世帯 )(7/31) は 前年比 +0.5%(5 月同 +4.8%) と前年比プラス幅が縮小する公算だ 鉱工業生産指数は 2 カ月 6 月の鉱工業生産指数 (7/30) は 輸送機械等の増産を受け 前月比 +0.8% ぶりのプラス (5 月同 2.1%) と予測する 7 月以降も増産基調が続くとみるが 一部業種の在庫調整圧力が生産を下押しする可能性がある 有効求人倍率 失業率はと 6 月の雇用関連指標 (7/31) は 有効求人倍率が1.19 倍 失業率が3.3% もに横ばいと前月から横ばいを見込んでいる 労働市場が改善基調にあることに変わりはないが 生産活動の弱含みを受け 改善ペースが一服するとみている 全国コアCPIの前年比 6 月の全国消費者物価指数 ( 生鮮食品を除く総合 以下コアCPI)(7/31) は前月から横ばいは 前年比 +0.1%(5 月同 +0.1%) 7 月の東京都区部コアCPI( 中旬速報値 ) は同 0.1%(6 月同 +0.1%) と予測する 燃料費調整制度を通じて電気代 ガス代が前年比マイナスになる一方 円安などを受けた食料品の値上げにより 6 月の全国コアCPIは小幅な上昇が続くとみられる 住宅着工は 3 カ月連続で 6 月の住宅着工戸数 (7/31) は 年率 91.0 万戸 (5 月同 91.1 万戸 ) と予測マイナスする 貸家は相続税対策による下支えもあり高水準を維持する一方 持家の伸びが鈍化し 住宅着工戸数は前月水準を下回るとみている ( 川口亮 ) 雇用関連指標の推移 消費者物価指数の推移 (%) ( 倍 ) ( 前年比 %) コアCPI 失業率 エネルギー米国基準コアCPI 食料 ( 酒類 生鮮食品除く ) 消費増税の影響あ 予測値 有効求人倍率 ( 右目盛 ) ( 注 )2015 年 6 月はみずほ総合研究所による予測値 季節調整値 ( 資料 ) 総務省 労働力調査 厚生労働省 一般職業紹介状況 より みずほ総合研究所作成 ( 年 ) ( 消費増税の影響を除く ) /1 13/4 13/7 13/10 14/1 14/4 14/7 14/10 15/1 15/4 ( 年 / 月 ) ( 注 ) 消費増税の影響は 全ての課税対象品目が増税分だけ上昇した場合に想定される物価上昇幅 (+2.0%Pt) ただし 2014 年 4 月は経過措置の対象となった一部の品目について旧税率が適用されたため +1.7%Pt 押し上げられる計算 2015 年 6 月の値はみずほ総合研究所による予測値 ( 資料 ) 総務省 消費者物価指数 より みずほ総合研究所作成 5

8 < 海外 ( 米国 )> 今週の経済指標では 住宅市場の回復とインフレ率の改善が示された 住宅市場は堅調 6 月の住宅着工件数 (7/17) は前月比 +9.8% の 万件と 市場予想を上回る結果であった 集合住宅の大幅増が全体を押し上げた 先行指標の着工許可件数は 3 カ月連続で増加し 2007 年 7 月以来の高水準 (134.3 万件 ) となっている 今後の着工件数は一段の増加が見込まれる 販売側の指標をみても 住宅需要の堅調さが伺われ 6 月の中古住宅販売 (7/22) に続き 本日発表される新築住宅販売も高水準で推移すると見込まれる 物価の基調は徐々に上向 6 月の消費者物価指数 (7/17) は前月比 +0.3% コアCPIは同 +0.2% きと いずれも市場予想に一致した 財物価が 2 カ月連続のマイナスとなる一方 住宅関連を中心にサービス物価の上昇幅が拡大した 3 か月前比年率 (6 月 +2.3%) は 4 カ月連続で 2% を上回る伸びが続いており 物価の基調は徐々に上向きつつあるとみられる 4~6 月期の実質 GDP 成来週は 4~6 月期のGDP(7/30) などが発表される 4~6 月の経済は 長率は家計部門主導のプ悪天候 港湾スト ドル高 原油安という 4 つの下押し要因が重なった 1 ラス成長を予想 年次改 ~3 月から緩やかに回復した 実質 GDP 成長率は前期比年率 +2.4% と予訂などの結果 過去の景想しており 家計部門が主導する形での景気回復が実現したとみられる 気回復の姿が大きく変わなお今回は 定例の年次改訂に加えて 季節調整に関わる改訂などが予定る可能性もされている 過去数年の景気回復の姿が変わる可能性には留意が必要だ その他の指標では 6 月の耐久財受注は航空機の増加を主因に 3 カ月ぶりに増加すると予測しており コア資本財 ( 国防及び航空関連を除く資本財 ) 受注も緩やかに増加すると見込まれる また 7 月の消費者マインド ( カンファレンスボード消費者信頼感指数 (7/28) ミシガン大消費者信頼感指数 (7/31)) は引き続き良好な状態にあることが示される見通しだ 7 月 FOMC では現状維持が 日には FOMC が開催される FRB が利上げを開始をするのは 今回決定される見込み発表のGDP 統計で景気回復を吟味した後の 9 月と予想する ( 風間春香 ) コア消費者物価指数 耐久財受注とコア資本財受注 ( 前月比 %) (3 ヵ月前比年率 %) ヵ月前比年率 ( 右目盛 ) 2% を超える伸び 前月比 /4 2014/8 2014/ /4 ( 年 / 月 ) ( 資料 ) 米国労働省より みずほ総合研究所作成 (10 億ドル ) (10 億ドル ) 320 耐久財受注 コア資本財 ( 右目盛 ) 緩やかながら持ち直しの動き 13/4 13/8 13/12 14/4 14/8 14/12 15/4 ( 年 / 月 ) ( 注 ) 耐久財受注の 6 月の値はみずほ総合研究所予測値 ( 資料 ) 米国商務省より みずほ総合研究所作成 金融市場ウィークリー (2015 年 7 月 24 日 )

9 < 海外 ( 欧州 )> 民間エコノミストのユーロ圏景気 インフレ率見通しはやや楽観的ギリシャ情勢は支援合意に向けて前進今晩以降はPMIなどが注目指標 今週 エコノミストたちのユーロ圏景気 インフレ率に対する見通しが示された ギリシャ情勢は最終的な支援合意に向けて前進した 欧州中央銀行 (ECB) が実施する専門家予測調査 (SPF 7/17 発表 ) では 調査対象の民間エコノミストなどが ユーロ圏景気の回復とインフレ率の上昇が続くことを見込み 最初の利上げ時期を 2017 年と予想していることが明らかとなった SPFによると エコノミストは 2017 年にかけてユーロ圏 GDP 成長率が+1.8% まで加速し インフレ率が+1.6% まで高まるとみている 6 月に発表されたECBのスタッフ見通しと比べれば 成長率 インフレ率とも エコノミストの予想は低位に留まっている 官民の債務調整圧力を抱える中 2% 弱の成長が達成できるのかが今後の焦点となろう ギリシャ情勢については 最終的な支援合意に向けて着実な進展がみられた ギリシャ支援をドイツ議会が承認したほか (7/17) ギリシャは ECB 保有国債の償還 遅延していたIMFへの支払を行った ( ともに 7/20) そして 支援の前提となっていた法案がギリシャ議会で採択された (7/22) これにより 第 3 次支援の詳細に関する協議が開始される ギリシャ政府関係者によると 8/20 までの合意が目指されているようだ 今晩以降 ユーロ圏では 7 月の合成 PMI(7/24) や 同月の欧州委員会の景気調査 (7/30) などが発表される 合成 PMIについては 引き続き 景気判断の節目となる 50 を上回り ユーロ圏景気の回復が続いていることが示唆されるだろう 欧州委員会の景気調査では 今回 四半期毎の調査項目の結果が公表される 中でも 製造業の設備稼働率や設備不足感の動向は 今後の設備投資の動向を考える上で重要である ( 松本惇 ) ユーロ圏成長率見通しの比較 ユーロ圏インフレ率見通しの比較 ( 前年比 %) インフレ率見通しは 2017 年に 1% 台後半まで高まるとの見方 ECB 見通しよりも若干慎重なものに ( 前年比 %) SPF(7 月 ) における GDP 見通しは ECB 見通しより慎重だが 2016~2017 年に 2% 弱の成長が続くとの見方 SPF(7 月 ) 1.5 SPF(7 月 ) 0.4 SPF(4 月 ) SPF(4 月 ) ECBスタッフ見通し (6 月 ) ECBスタッフ見通し (6 月 ) 年 2016 年 2017 年 2015 年 2016 年 2017 年 ( 資料 ) ECBより みずほ総合研究所作成 ( 資料 )ECBより みずほ総合研究所作成 7

10 Ⅱ. トピックス ~ 内外経済の中期見通し (2015 年 7 月 24 日発表 )~ みずほ総合研究所は 昨年 10 月に発表した 2020 年までの内外経済見通 世界経済見通し概要 : 先進国は持ち直し 新興国は成長鈍化アジアを中心としたインフラ投資は世界経済の押し上げに寄与 しを改訂し 本日 (7/24) 発表した 本稿ではその概要について解説する 2020 年にかけての世界経済は緩やかな回復基調を辿る見通しである 金融危機 債務危機への対策と再発防止が進展する中 バランスシート調整も進み 2010 年代後半にかけて先進国の成長力は高まる見込みである 一方 新興国経済の力強い成長は転換期に差し掛かっている 過剰債務体質や経常収支赤字などの構造問題への対応から 2010 年代後半にかけて成長スピードは徐々に減速していくことになろう 世界経済全体の成長率は 2010 年代後半には 3% 台後半から 4% 程度まで高まる見通しである 米国は金融危機後の債務調整進展から成長力を取り戻し 2018 年まで 2% 台半ばから後半の成長を見込んでいる ただし 2020 年にかけては投資拡大と金融市場の過熱感を抑制するための金融引き締め的な利上げから 成長率が鈍化すると予想した ユーロ圏は調整過程ながら持ち直しの傾向を辿り 1% 台半ば程度の安定した成長が続く見込みである 中国は緩やかな減速過程が続き 予測期間後半には成長率は 6% 台前半まで低下しよう 中国の減速を中心として新興国の世界経済に対するけん引力はやや低下する見通しである しかしながら 新興国が世界の成長センターであるという見方は変わっていない 今後 10 年間に必要とされる世界のインフラ投資は累計約 33 兆ドルと見込まれるが そのうちアジア圏のインフラ投資必要額は約 14 兆ドルと世界のインフラ投資の中心となろう インフラ投資は乗数効果も高く 世界経済の押し上げに寄与するとみている 図表 1 世界経済見通し総括表 ( 前年比 %) 2013 年 2014 年 2015 年 2016 年 2017 年 2018 年 2019 年 2020 年 暦年 世界実質 GDP 成長率 日米欧アジア計 日米ユーロ圏 米国 ユーロ圏 日本 アジア 中国 NIEs ASEAN インド 日本 ( 年度 ) WTI 原油価格 ($/bbl) 為替 ( 円 / ドル ) 為替 ( ドル / ユーロ ) 為替 ( 人民元 ドル ) ( 注 ) 日米欧アジア計はIMFによる2012 年 GDPシェア (PPP) により計算 日本は2017 年 4 月 (8% 10%) の消費税率引き上げを想定 ( 資料 )IMF 各国統計より みずほ総合研究所作成 8

11 日本経済見通し概要 : 改革努力により 人口減少下でも成長力向上へ金融市場見通し概要 : 日米金融政策の違いからドル円は当面円安基調 長期金利の上昇ペースは緩やか 日本経済は 緩和的金融政策の継続やアベノミクスによる成長戦略の実行に加えて 東京五輪の経済波及効果もあり 2018 年度から 2020 年度にかけて実質 1% 台半ばの成長を見込んでいる 法人 投資減税 TPP 規制緩和など 企業活動強化の施策によるTFP( 全要素生産性 ) の上昇と資本投入量の増加が成長率を押し上げる見通しである また 女性 高齢者の労働参加率上昇は 人口減の悪影響を緩和しよう 東京五輪の効果については 実質成長率を年平均 +0.3%Pt 押し上げると試算した インフレ率は GDPギャップの緩やかな改善とともに緩やかながらも上昇し コア CPI 前年比は予測期間終盤にかけて安定的に 1% 台半ばを実現する見通しである 金融市場では 先進国主導の景気回復と米利上げを背景に 緩やかな金利上昇を予想している 出口戦略が先行している米国は 2015 年以降緩やかに金利を引き上げ 当面は量的緩和を続けるユーロ圏や日本も 2018 年には利上げを開始すると予想した ドル円相場は 日米の金融政策の違いとそれを映じた日米金利差拡大を背景に 2010 年代後半まで円安基調が続く見通しである 予測期間の終盤には米利下げを受けて円高ドル安へ転換しよう 国内株価は円安 企業業績の改善 株主還元の動きなどを背景に上昇基調を辿り 国内長期金利は景気回復 株高 米金利上昇 日銀の利上げ開始を背景に 1% 台前半への緩やかな上昇を見込んでいる ただし 予測期間を通じて 政府の財政健全化への取り組み次第では長期金利の急上昇リスクがあることも想定しておく必要があろう ( 武内浩二 ) 詳細は 2015 年 7 月 24 日付内外経済見通し 内外経済の中期見通し~ 長期展望も視野に 2020 年までの世界経済の行方 ~ をご覧ください 日本 米国 図表 2 金融市場見通し総括表 年度 年度 年度 年度 年度 年度 年度 年度 無担保コールO/N ( 末値 %) 0~0.1 0~0.1 0~0.1 0~0.1 0~ ユーロ円 TIBOR (3か月 %) 金利スワップ (5 年 %) 新発国債 (10 年 %) 日経平均株価 ( 円 ) 14,424 16,272 20,800 21,800 22,200 22,700 23,200 24,000 FFレート ( 末値 %) 0~0.25 0~ ~ ~ 新発国債 (10 年 %) ユーロ圏 為替 ECB 主要政策金利 ( 末値 %) ドイツ国債 (10 年 %) ドル 円 ( 円 / ドル ) ユーロ ドル ( ドル / ユーロ ) ユーロ 円 ( 円 / ユーロ ) ( 注 ) 株価 金利 為替相場は年度平均 ( 日本の会計年度 ) 原油価格は暦年平均 政策金利は年度末 ( 資料 ) みずほ総合研究所作成 9

12 Ⅲ. 参考資料 今週の主要経済指標 日付 経済指標等 今回実績 予想 7/17( 金 ) 米 消費者物価指数 (6 月 ) [ 食品 エネルギーを除く ] 前月比前月比 +0.3% +0.2% +0.3% +0.2% 前回実績 +0.4% +0.1% 住宅着工件数 (6 月 ) 住宅着工許可件数 (6 月 ) 年率年率 万件 万件 万件 R 万件 R 万件 万件 ミシガン大消費者信頼感指数 (7 月速報 ) 7/20( 月 ) 日海の日 ( 日本休場 ) 7/21( 火 ) 日日銀金融政策決定会合議事要旨 (6/18 19 分 ) 内閣府月例経済報告 (7 月 ) 黒田日銀総裁講演 (Amartya Sen Lecture) /22( 水 ) 日全産業活動指数 (5 月 ) 前月比 0.5% 0.6% +0.1% 20 年利付国債入札 : 最高利回り 1.188% 平均利回り 1.185% 入札倍率 3.09 倍 米中古住宅販売件数 (6 月 ) 年率 549 万件 540 万件 R 532 万件 7/23( 木 ) 日通関収支原数値 690 億円 +458 億円 R 2,172 億円前年比 貿易統計 (6 月 ) 輸出前年比 +9.5% +10.0% +2.4% 輸入前年比 2.9% 4.3% 8.7% 米失業保険新規申請件数 (~7/18) 255 千人 278 千人 281 千人 7/24( 金 ) 中財新製造業 PMI(7 月速報 ) 予想 : 情報ベンダー (Bloomberg Reuters 等 ) の取りまとめた予想コンセンサス 米国の経済指標は特に断りのない限り季調値 R は改定値 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 中 : 中国 韓 : 韓国 印 : インド 尼 : インドネシア 泰 : タイ 比 : フィリピン 伯 : ブラジル 馬 : マレーシア 10

13 来週の主要経済指標 日付経済指標等予想前回前々回 7/24( 金 ) 米新築住宅販売件数 (6 月 ) 年率 [54.0 万件 ] 54.6 万件 53.4 万件 欧ユーロ圏合成 PMI(7 月速報 ) /27( 月 ) 米耐久財受注 (6 月 ) 前月比 [+2.5%] 2.2% 1.7% 独 ifo 景況感指数 (7 月 ) /28( 火 ) 日 2 年利付国債入札 7/29( 水 ) 日 米カンファレンスボード消費者信頼感指数 (7 月 ) [99.8] S&P/ ケース シラー住宅価格 [20 都市 ](5 月 ) 2 年国債入札 大型小売店販売額 [ 既存店 ](6 月速報 ) 小売業販売額 (6 月速報 ) 前年比 +5.4% +4.9% +5.0% 前年比前年比 [+0.4%] [+0.0%] +5.3% +3.0% +8.6% +4.9% 米中古住宅販売仮契約指数 (6 月 ) 前月比 +1.1% +0.9% +2.7% FOMC(28 29 日 ) 5 年国債入札 伯金融政策決定会合 (28 29 日 ) 7/30( 木 ) 日鉱工業生産 (6 月速報 ) 前月比 [+0.8%] 2.1% +1.2% 米 GDP(4~6 月期速報 ) 前期比年率 [+2.4%] 1~3 月期 0.2% 10~12 月期 +2.2% 7/31( 金 ) 日 失業保険新規申請件数 (~7/25) 7 年国債入札 消費者物価 (6 月全国 ) [ 除 生鮮食品 ] 消費者物価 (7 月東京都区部 ) [ 除 生鮮食品 ] 前年比前年比前年比前年比 [278 千人 ] 255 千人 281 千人 [+0.4%] [+0.1%] [+0.3%] [ 0.1%] +0.5% +0.1% +0.3% +0.1% +0.6% +0.3% +0.5% +0.2% 完全失業率 (6 月 ) [3.3%] 3.3% 3.3% 有効求人倍率 (6 月 ) [1.19 倍 ] 1.19 倍 1.17 倍 実質消費支出 [ 二人以上の全世帯 ](6 月 ) 前年比 [+0.5%] +4.8% 1.3% 新設住宅着工戸数 (6 月 ) 季調済年率 [91.0 万戸 ] 91.2 万戸 91.3 万戸米 7 月速報 6 月確報ミシガン大消費者信頼感指数 (7 月確報 ) [94.5] 予想 :[ ] はみずほ総合研究所予想 それ以外はコンセンサス (Bloomberg 等 ) 予定は変更になる可能性があります 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 中 : 中国 韓 : 韓国 印 : インド 尼 : インドネシア 泰 : タイ 比 : フィリピン 伯 : ブラジル 馬 : マレーシア 11

14 7 月のスケジュール 国内米国他 1 日銀短観 (6 月調査 ) 1 米製造業 ISM 指数 (6 月 ) 新車販売台数 (6 月 ) 2 10 年利付国債入札 2 米雇用統計 (6 月 ) 製造業新規受注 (5 月 ) 3 3 独立記念日 ( 米国休場 ) 景気動向指数 (5 月速報 ) 6 米非製造業 ISM 指数 (6 月 ) 7 10 年物価連動国債入札 7 米貿易収支 (5 月 ),3 年国債入札 8 国際収支 (5 月速報 ) 景気ウォッチャー調査 (6 月 ) 8 米 FOMC 議事録 (6/16 17) 10 年国債入札 9 機械受注統計 (5 月 ) マネーストック (6 月速報 ),30 年利付国債入札 9 英英中銀金融政策委員会 (8 9 日 ) 米 30 年国債入札 10 企業物価指数 (6 月 ) 10 米イエレンFRB 議長講演 ( クリーブランド ) 消費動向調査 (6 月 ) 設備稼働率 (5 月 ) 13 米連邦財政収支 (6 月 ) 第 3 次産業活動指数 (5 月 ) 米小売売上高 (6 月 ) 15 日銀金融政策決定会合 (14 15 日 ) 日銀総裁定例記者会見 16 日銀金融経済月報 (7 月 ) 5 年利付国債入札 15 米イエレンFRB 議長講演 ( 下院金融サービス委員会 ) 鉱工業生産 設備稼働率 (6 月 ),PPI(6 月 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (7 月 ) ベージュブック ( 地区連銀経済報告 ) 16 欧米 ECB 政策理事会イエレン FRB 議長講演 ( 上院銀行委員会 ) ネット対米証券投資 (5 月 ) フィラデルフィア連銀製造業業況指数 (7 月 ) 米 CPI(6 月 ), 住宅着工 許可件数 (6 月 ) ミシガン大学消費者信頼感指数 (7 月速報 ) 海の日 ( 日本休場 ) 黒田日銀総裁講演 (Amartya Sen Lecture) 21 日銀金融政策決定会合議事要旨 (6/18 19 分 ) 内閣府月例経済報告 (7 月 ) 22 全産業活動指数 (5 月 ),20 年利付国債入札 22 米中古住宅販売件数 (6 月 ) 23 貿易統計 (6 月 ) 23 米景気先行指数 (6 月 ) 米新築住宅販売件数 (6 月 ) 独 ifo 景況感指数 (7 月 ) 米耐久財受注 (6 月 ) 28 2 年利付国債入札 28 米 S&P/ ケース シラー住宅価格指数 (20 都市 5 月 ) カンファレンスボード消費者信頼感指数 (7 月 ) 2 年国債入札 29 商業動態統計 (6 月速報 ) 29 米 FOMC(28 29 日 ),5 年国債入札 30 鉱工業生産 (6 月速報 ) 30 米 GDP(4~6 月期速報 ),7 年国債入札 31 消費者物価 (6 月全国 7 月都区部 ) 住宅着工統計 (6 月 ) 家計調査 (6 月 ), 労働力調査 (6 月 ) * 印は期日未定 網掛け部分は休場を示す 予定は変更の可能性があります 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 31 米雇用コスト指数 (4~6 月期 ) ミシガン大学消費者信頼感指数 (7 月確報 ) シカゴ PMI 指数 (7 月 ) 12

15 8 月のスケジュール 国内米国他 新車販売台数 (7 月 ) 3 米製造業 ISM 指数 (7 月 ) 個人所得 消費支出 (6 月 ) 4 毎月勤労統計 (6 月速報 ) 4 米製造業新規受注 (6 月 ) 10 年利付国債入札 5 5 米非製造業 ISM 指数 (7 月 ), 貿易収支 (6 月 ) 6 景気動向指数 (6 月速報 ) 6 英英中銀金融政策委員会 (5 6 日 ) 7 日銀金融政策決定会合 (6 7 日 ) 7 米雇用統計 (7 月 ) 日銀総裁定例記者会見 日銀金融経済月報 (8 月 ), 国際収支 (6 月速報 ) 景気ウォッチャー調査 (7 月 ) 消費動向調査 (7 月 ) 11 マネーストック (7 月速報 ) 30 年利付国債入札 12 設備稼働率 (6 月 ), 企業物価指数 (7 月 ) 日銀金融政策決定会合議事要旨 (7/14 15 分 ) 第 3 次産業活動指数 (6 月 ) 13 機械受注統計 (6 月 ) 5 年利付国債入札 米労働生産性 (4~6 月期暫定 ) 3 年国債入札 12 米連邦財政収支 (7 月 ) 10 年国債入札 13 米小売売上高 (7 月 ) 30 年国債入札 米鉱工業生産 設備稼働率 (7 月 ),PPI(7 月 ) ミシガン大学消費者信頼感指数 (8 月速報 ) GDP(4~6 月期 1 次速報 ) 17 米ネット対米証券投資 (6 月 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (8 月 ) 年利付国債入札 18 米住宅着工 許可件数 (7 月 ) 19 全産業活動指数 (6 月 ) 19 米 CPI(7 月 ) 貿易統計 (7 月 ) FOMC 議事録 (7/28 29) 米フィラデルフィア連銀製造業業況指数 (8 月 ) 中古住宅販売件数 (7 月 ), 景気先行指数 (7 月 ) 年利付国債入札 25 独 ifo 景況感指数 (8 月 ) 米新築住宅販売件数 (7 月 ),2 年国債入札 S&P/ ケース シラー住宅価格指数 (20 都市 6 月 ) カンファレンスボード消費者信頼感指数 (8 月 ) 米耐久財受注 (7 月 ) 5 年国債入札 27 2 年利付国債入札 27 米 GDP(4~6 月期暫定 ) 企業収益 (4~6 月期暫定 ) 7 年国債入札 28 消費者物価 (7 月全国 8 月都区部 ) 商業動態統計 (7 月速報 ) 家計調査 (7 月 ), 労働力調査 (7 月 ) 米ミシガン大学消費者信頼感指数 (8 月確報 ) 個人所得 消費支出 (7 月 ) 31 鉱工業生産 (7 月速報 ) 31 米シカゴPMI 指数 (8 月 ) 住宅着工統計 (7 月 ) * 印は期日未定 網掛け部分は休場を示す 予定は変更の可能性があります 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 13

16 四半期スケジュール 9 月 10 月 11 月 日本 1 法人企業統計調査 (4~6 月期 ) 新車販売台数 (8 月 ) 毎月勤労統計 (7 月速報 ) 10 年利付国債入札 8 GDP(4~6 月期 2 次速報 ) 国際収支 (7 月速報 ) 景気ウォッチャー調査 (8 月 ) 30 年利付国債入札 9 マネーストック (8 月速報 ) 10 企業物価指数 (8 月 ) 5 年利付国債入札 11 法人企業景気予測調査 (7~9 月期 ) 14 設備稼働率 (7 月 ) 15 日銀金融政策決定会合 (14 15 日 ) 日銀総裁定例記者会見 16 日銀金融経済月報 (9 月 ) 20 年利付国債入札 17 資金循環統計 (4~6 月期速報 ) 貿易統計 (8 月 ) 25 消費者物価 (8 月全国 9 月都区部 ) 29 2 年利付国債入札 30 鉱工業生産 (8 月速報 ) 商業動態統計 (8 月速報 ) 毎月勤労統計 (8 月速報 ) 米国 1 製造業 ISM 指数 (8 月 ) 2 労働生産性 (4~6 月期改訂 ) ベージュブック ( 地区連銀経済報告 ) 3 貿易収支 (7 月 ) 非製造業 ISM 指数 (8 月 ) 4 雇用統計 (8 月 ) 8 米 3 年国債入札 9 米 10 年国債入札 10 米 30 年国債入札 11 連邦財政収支 (8 月 ) PPI(8 月 ) ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (9 月速報 ) 15 鉱工業生産 設備稼働率 (8 月 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (9 月 ) 小売売上高 (8 月 ) 16 CPI(8 月 ) 17 FOMC(16 17 日 ) フィラテ ルフィア連銀製造業業況指数 (9 月 ) 住宅着工 許可件数 (8 月 ) 経常収支 (4~6 月期 ) 18 景気先行指数 (8 月 ) 21 中古住宅販売件数 (8 月 ) 22 米 2 年国債入札 23 米 5 年国債入札 24 新築住宅販売件数 (8 月 ) 耐久財受注 (8 月 ) 米 7 年国債入札 25 ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (9 月確報 ) GDP(4~6 月期確定 ) 企業収益 (4~6 月期改訂 ) 28 個人所得 消費支出 (8 月 ) 29 S&P/ ケース シラー住宅価格指数 (20 都市 7 月 ) カンファレンスホ ート 消費者信頼感指数 (9 月 ) 30 シカゴ PMI 指数 (9 月 ) 1 新車販売台数 (9 月 ) 日銀短観 (9 月調査 ) 2 家計調査 (8 月 ) 労働力調査 (8 月 ) 7 日銀金融政策決定会合 (6 7 日 ) 日銀総裁定例記者会見 8 日銀金融経済月報 (10 月 ) 景気ウォッチャー調査 (9 月 ) 国際収支 (8 月速報 ) 14 マネーストック (9 月速報 ) 企業物価指数 (9 月 ) 15 設備稼働率 (8 月 ) 21 貿易統計 (9 月 ) 28 商業動態統計 (9 月速報 ) 29 鉱工業生産 (9 月速報 ) 30 日銀金融政策決定会合 (30 日 ) 消費者物価 (9 月全国 10 月都区部 ) 日銀 経済 物価情勢の展望 ( 基本的見解 ) 日銀総裁定例記者会見家計調査 (9 月 ) 労働力調査 (9 月 ) 1 製造業 ISM 指数 (9 月 ) 2 雇用統計 (9 月 ) 5 非製造業 ISM 指数 (9 月 ) 6 貿易収支 (8 月 ) 米 3 年国債入札 7 米 10 年国債入札 8 FOMC 議事録 (9/16 17) 米 30 年国債入札 13 連邦財政収支 (9 月 ) 14 PPI(9 月 ) 小売売上高 (9 月 ) ベージュブック ( 地区連銀経済報告 ) 15 フィラテ ルフィア連銀製造業業況指数 (10 月 ) CPI(9 月 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (10 月 ) 16 鉱工業生産 設備稼働率 (9 月 ) ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (10 月速報 ) 20 住宅着工 許可件数 (9 月 ) 22 中古住宅販売件数 (9 月 ) 景気先行指数 (9 月 ) 26 新築住宅販売件数 (9 月 ) 27 S&P/ ケース シラー住宅価格指数 (20 都市 8 月 ) 耐久財受注 (9 月 ) カンファレンスホ ート 消費者信頼感指数 (10 月 ) 米 2 年国債入札 28 FOMC(27 28 日 ) 米 5 年国債入札 29 GDP(7~9 月期速報 ) 米 7 年国債入札 30 雇用コスト指数 (7~9 月期 ) ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (10 月確報 ) 個人所得 消費支出 (9 月 ) シカゴ PMI 指数 (10 月 ) 欧州 3 ECB 政策理事会 8 英中銀金融政策委員会 (7 8 日 ) 10 英中銀金融政策委員会 (9 10 日 ) 22 ECB 政策理事会 * 印は期日未定を示す 予定は変更の可能性があります 2 新車販売台数 (10 月 ) 4 毎月勤労統計 (9 月速報 ) 10 国際収支 (9 月速報 ) 11 マネーストック (10 月速報 ) 12 企業物価指数 (10 月 ) 13 設備稼働率 (9 月 ) 16 GDP(7~9 月期 1 次速報 ) 19 日銀金融政策決定会合 (18 19 日 ) 貿易統計 (10 月 ) 日銀総裁定例記者会見 20 日銀金融経済月報 (11 月 ) 27 消費者物価 (10 月全国 11 月都区部 ) 家計調査 (10 月 ) 労働力調査 (9 月 ) 30 鉱工業生産 (10 月速報 ) 商業動態統計 (10 月速報 ) 2 製造業 ISM 指数 (10 月 ) 4 貿易収支 (9 月 ) 非製造業 ISM 指数 (10 月 ) 5 労働生産性 (7~9 月期暫定 ) 6 雇用統計 (10 月 ) 12 連邦財政収支 (10 月 ) 13 PPI(10 月 ) ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (11 月速報 ) 小売売上高 (10 月 ) 16 ニューヨーク連銀製造業業況指数 (11 月 ) 17 鉱工業生産 設備稼働率 (10 月 ) CPI(10 月 ) 18 住宅着工 許可件数 (10 月 ) FOMC 議事録 (10/27 28) 19 フィラテ ルフィア連銀製造業業況指数 (11 月 ) 景気先行指数 (10 月 ) 23 中古住宅販売件数 (10 月 ) 24 S&P/ ケース シラー住宅価格指数 (20 都市 9 月 ) GDP(7~9 月期暫定 ) 企業収益 (7~9 月期暫定 ) カンファレンスホ ート 消費者信頼感指数 (11 月 ) 25 新築住宅販売件数 (10 月 ) ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (11 月確報 ) 個人所得 消費支出 (10 月 ) 耐久財受注 (10 月 ) 30 シカゴ PMI 指数 (11 月 ) 5 英中銀金融政策委員会 (4 5 日 ) 14

17 今週の金融市場の動き [ 海外金利 ] 7/16 7/17 7/20 7/21 7/22 7/23 7/24 前週末比 ドルLIBOR 3M(%) ユーロト ル金先 (Dec16) 米国債 (10 年 %) スワッフ 金利 (10 年 %) 独国債 (10 年 %) 英国債 (10 年 %) [ 内外株式 ] 7/16 7/17 7/20 7/21 7/22 7/23 7/24 前週末比 ダウ平均 ( ト ル ) 18, , , , , , S&P500 指数 2, , , , , , NASDAQ 総合指数 5, , , , , , 日経平均 ( 円 ) 20, , , , , , TOPIX(Pt.) 1, , , , , , 出来高 ( 百万株 ) 2, , 休場 1, , , , 売買代金 ( 億円 ) 24, , , , , , 日経 JASDAQ 平均 ( 円 ) 2, , , , , , [ 円金利 ] 7/16 7/17 7/20 7/21 7/22 7/23 7/24 前週末比 TIBOR 3カ月 (%) ユーロ円金先 (Mar16) 新発国債 (10 年 %) 休場 長国先物 (Sep15) スワッフ 金利 (5 年 %) [ 為替 ] 7/16 7/17 7/20 7/21 7/22 7/23 7/24 前週末比 円 /$ $/EUR 円 /EUR ( 注 ) 前週末比は 海外などについては現時点での直近値と前週末値との比較 東京市場の発行日表示値は終値もしくは 15:00 時点値 米国 10 年債 米金利スワップ 10 年物は Bloomberg の終値 日本株出来高 売買代金はそれぞれ東京証券取引所第一部出来高 売買代金 TIBOR は全銀協発表のユーロ円 TIBOR 平均値 新発 10 年国債は日本相互証券発表の気配値 金利先物は東京金融取引所 (TFX) のユーロ円 3 ヵ月金利先物 独 英 10 年国債は Bloomberg の提示する終値 為替は NY 時間終値 ( 発行日のみ東京時間 15:00 時点 出所 :Bloomberg) 15

18 最新リポート一覧 < みずほインサイト > 2015 年 7 月 24 日人民元国際化の進捗度と課題 ~ 人民元の SDR 構成通貨入りを巡る論点整理 ~ 年 7 月 22 日燻るウクライナの債務危機 ~ 短期的なデフォルト懸念は後退 ~ 年 7 月 22 日ギリシャの輸出回復に向けて ~ 更なるコスト削減より制度面の改善を急ぐべき ~ 年 7 月 17 日中韓 FTA の日台への中長期的影響 ~ 液晶パネルや化学製品などへの影響が強まる ~ < 内外経済見通し > 2015 年 7 月 24 日内外経済の中期見通し ~ 長期展望も視野に 2020 年までの世界経済の行方 ~ 年 6 月 8 日 年度内外経済見通し (2015 年 1~3 月期 GDP2 次速報後改訂 ) ~ 米国を下方修正するも 4~6 月期以降回復の見方は不変 ~ 年 5 月 21 日 年度内外経済見通し ~ 世界経済は不安要素あるも 先進国中心に拡大へ ~ 執筆担当者 市場調査部武内浩二 koji.takeuchi@mizuho-ri.co.jp 野口雄裕 takehiro.noguchi@mizuho-ri.co.jp 井上淳 jun.inoue@mizuho-ri.co.jp 有田賢太郎 kentaro.arita@mizuho-ri.co.jp 大塚理恵子 rieko.otsuka@mizuho-ri.co.jp 欧米調査部小野亮 makoto.ono@mizuho-ri.co.jp 吉田健一郎 kenichiro.yoshida@mizuho-ri.co.jp 松本惇 atsushi.matsumoto@mizuho-ri.co.jp 風間春香 haruka.kazama@mizuho-ri.co.jp 経済調査部多田出健太 kenta.tadaide@mizuho-ri.co.jp 松浦大将 hiromasa.matsuura@mizuho-ri.co.jp 川口亮 ryo.kawaguchi@mizuho-ri.co.jp 当レポートは情報提供のみを目的として作成されたものであり 商品の勧誘を目的としたものではありません 本資料は 当社が信頼できると判断した各種データに基づき作成されておりますが その正確性 確実性を保証するものではありません また 本資料に記載された内容は予告なしに変更されることもあります 発行 編集 / みずほ総合研究所調査本部 東京都千代田区内幸町 TEL

[ 参考 ] 先月からの主要変更点 基調判断 3 月月例 4 月月例 景気は 急速な悪化が続いており 厳しい状況にある 輸出 生産は 極めて大幅に減少している 企業収益は 極めて大幅に減少している 設備投資は 減少している 雇用情勢は 急速に悪化しつつある 個人消費は 緩やかに減少している 景気は

[ 参考 ] 先月からの主要変更点 基調判断 3 月月例 4 月月例 景気は 急速な悪化が続いており 厳しい状況にある 輸出 生産は 極めて大幅に減少している 企業収益は 極めて大幅に減少している 設備投資は 減少している 雇用情勢は 急速に悪化しつつある 個人消費は 緩やかに減少している 景気は ( 平成 21 年 4 月 ) - 景気は 急速な悪化が続いており 厳しい状況にある - 先行きについては 当面 悪化が続くとみられるものの 在庫調整が進展するにつれ 悪化のテンポが緩やかになっていくことが期待される ただし 生産活動が極めて低い水準にあることなどから 雇用の大幅な調整が引き続き懸念される 加えて 世界的な金融危機の深刻化や世界景気の一層の下振れ懸念など 景気をさらに下押しするリスクが存在することに留意する必要がある

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