[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 国内経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 6 低金利長期化による副作用への警戒を強める日銀 6 イラン制裁を前に下落する原油相場 7 Ⅲ. 参考資料 8 今週 来週の主要経済指標 8

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1 金融市場ウィークリー 2018 年 11 月 2 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 金融市場は米中間選挙を経て 徐々に落ち着きを取り戻す展開 米長期金利は上昇含みで為替はドル高地合い 株式相場は投資家心理の改善で下値固め [ トピックス ] 低金利長期化による副作用への警戒を強める日銀 日銀は金融仲介機能の先行きに注視する姿勢を強めた 7 月の政策修正による市場の機能度改善を強調するも 今後オペ手法変更など対応を進める可能性 イラン制裁を前に下落する原油相場 イラン原油の輸入停止直前にも関わらず原油相場が下落 イラン制裁は需給の逼迫懸念につながっていないほか 世界経済の先行き懸念も原油安の要因

2 [ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 国内経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 6 低金利長期化による副作用への警戒を強める日銀 6 イラン制裁を前に下落する原油相場 7 Ⅲ. 参考資料 8 今週 来週の主要経済指標 8 月次 四半期のスケジュール 10 今週の金融市場の動き 13 最新リポート一覧 14 マーケット時流潮流 欧米貸出市場の地雷調査本部副本部長長谷川克之 米国のレバレッジドローンに係るシステミックなリスクを懸念している 財務制限条項( コベナンツ ) が緩んでおり 貸出基準が大幅に劣化している 英紙フィナンシャル タイムズとのインタビューでそう語ったのはジャネット イエレン前連邦準備制度理事会 (FRB) 議長だ (10/25) イエレン女史だけでなく FRB イングランド銀行(BOE) 国際通貨基金(IMF) なども最近続けて同様の警鐘を鳴らしている レバレッジドローンに明確な定義がある訳ではないが 非投資適格の企業への貸出を指すことが多い 貸出スプレッドが一定水準以上 或いは 負債比率が一定水準以上の案件が含まれることもある 米国における非投資適格向けの貸出は 2017 年に過去最高の約 1.5 兆ドルを記録 今年も 10 月末までの実績で約 1.1 兆ドルに達しており 金融危機前の 2007 年通年の実績に匹敵する規模である 注視すべきは市場規模の拡大だけではない イエレン女史が指摘する通り コベナンツが緩和された コベナンツ ライト ローンのウェイトが全体の7 割に達しており 格付機関も信用力劣化に対して注意を喚起している トランプ政権下での金融規制緩和が市場拡大に寄与しているとの見方もある レバレッジドローン市場は米国だけでなく 欧州でも拡大している BOEによれば英国における市場の規模は企業向け貸出の約 2 割に達しており 貸し手の大半は銀行ではなく ファンド等のノンバンクが担っている レバレッジドローンはローン担保証券 (CLO) などの形で証券化されることが多い BOEはグローバルなレバレッジドローン市場を金融危機前の米国サブプライムローン市場と比較して 市場の拡大ペース 証券化後の最終的な投資家像の見えづらさ 金利上昇に対する脆弱さなどの共通点を指摘している 金融市場の ウィークリンク の一つとして注意を怠れない

3 ~ 今週の注目チャート ~ 対米国債投資 (10 億ドル ) 40 海外投資家の米国債需要が金利低下圧力に 欧州日本中国カリブ諸国その他対内国債投資 ( 注 )6 カ月移動平均 2018 年 8 月分まで判明 ( 資料 ) 米国財務省より みずほ総合研究所作成 ( 年 ) 米国へ流入 米国から流出 解説 米国以外の投資家からの資金流入が 夏場までの米金利低下圧力となっていたかもしれない 米財 務省発表の統計でもそのことが確認できるが 長期金利が 3% を超えてくる局面では 安全資産からリスク 資産に資金が流れていたことが考えられる ただしリスクオフ地合いの時には再び 海外投資家が相対的に利回りの高い米国債の買いを積み増す可能性があり 今後の動向に注目が集まる VIX 指数と S&P500 指数の推移 今週後半に一旦投資家心理は改善 (Index) 45 (Pt.) 3, VIXショック 3, チャイナ ショック 2, 英国民投票 2, , , , ,800 米大統領選挙 5 1,600 VIX 指数 S&P500 指数 ( 右目盛 ) 0 1,400 15/1 15/7 16/1 16/7 17/1 17/7 18/1 18/7 ( 年 / 月 ) ( 注 )VIX 指数は S&P500 のオプション インプライド ボラティリティ指標であり 投資家の不安心理を示すと言われる 20 が不安心理 の高まりのメルクマール ( 資料 )Bloomberg より みずほ総合研究所作成 解説 先週半ばに再び急上昇し高止まりしていたVIX 指数が 今週後半に一旦メルクマールとなる 20 を下回るまで低下した 米中対立緩和への期待や企業業績に対する安心感が高まったと見られる 来週は米中間選挙が予定されている 下院で民主党が多数政党となりねじれ議会になる公算が大きいと見られているが 予想通りの結果が明らかとなり不透明感が後退すれば一段の投資家心理改善につながる可能性があろう 1

4 ( 枚 ) 200, , ,000 50, , , ,000 ユーロドルと投機筋のポジション 投機筋は一段のユーロ安を警戒 先物ネットポジションユーロドル ( 右目盛 ) ( ドル / ユーロ ) , /01 16/04 16/07 16/10 17/01 17/04 17/07 17/10 18/01 18/04 18/07 18/10 ( 年 / 月 ) ( 資料 )Bloomberg より みずほ総合研究所作成 解説 ユーロ通貨先物相場では ユーロの売り持ち高が拡大している 背景には ユーロ圏 10 月 PMI 7~9 月期 GDP 速報が予想対比下振れたことやイタリア財政不安 さらにはメルケル独首相がCDU 党首を退任する意向を示したことによる政治的不透明感の高まり等がある これらのリスク要因はしばらく残存することが見込まれ 来年予定されている利上げの延期等 ECBの金融政策に与える影響に留意が必要だ 中国 製造業 PMI 懸念される米中貿易摩擦の影響 (Pt) 中国 製造業 PMI 中国 新規輸出受注 PMI( 製造業 PMI) ( 年 ) ( 資料 ) 中国国家統計局より みずほ総合研究所作成 解説 米国が 9 月 24 日に発動した対中制裁の影響が世界経済の先行き懸念を高めている 当事者である中国では 中国製品 2,000 億ドルに対する追加関税によって 中国の新規輸出受注 PMIが 10 月に低下するなどの影響がでている 今後予想される中国の輸出下押しの影響は周辺国にも及ぶ可能性があり 10 月の製造業 PMIが景気判断の境目となる 50 を下回った台湾やタイではすでに影響が出始めている可能性もある 2

5 Ⅰ. 経済 金融市場動向 ~ 金融市場見通し ~ 金融市場は米中間選挙を経て 徐々に落ち着きを取り戻す展開に 来週にかけての金融市場は 米中間選挙を経て徐々に相場が落ち着きを取り戻すとみている 中間選挙では 上院は共和党 下院は民主党が過半数を取というのがコンセンサスである 予想どおりなら 一旦はイベント 通過で相場を落ち着かせる材料になるとみている トランプ大統領の最近の発言で 中国との貿易問題で合意に向けた動きを匂わす発言をしていることも貿易摩擦に対する懸念を和らげる材料となっている 月末の米中首脳会談に向けた何らかの合意への期待が維持されれば 株式市場のボラティリティ は低下することになろう ただし 中期的に見れば ねじれで議会運営が難しくなれば 2 年後の大統領選挙を見据えたトランプ政権の政策が強硬な通商政策に更に傾斜する可能性もあり 留意が必要である 雇用統計 (11/2) や FOMC を受けた米長期金利の動向に注目 米国関連では 10 月の雇用統計 (11/2) やFOMCを受けた米長期金利の動きも注目される 雇用統計で時間当たり賃金の加速が意識されるような内容となれば 株安で上昇が抑制されていた米長期金利が再び上昇基調を強 める可能性がある 一方 FOMCは今月は金利据え置きで大きな材料にならないとみているが 声明文で国際金融市場への警戒が強まるような内容が示され 市場に来年の利上げペースの鈍化を意識させることになれば 金利低下の材料となり得よう その他の経済指標では 10 月の中国貿易統計 (11/8) が注目される 輸出の減速が示されれば 米中貿易摩擦の経済への悪影響が意識され 中国のみならず グローバルな株安材料と捉えられる可能性があろう 米長期金利は上昇含みで 為替はドル高地合いを予想 株式相場は投資家心理の改善で下値固め こうした材料を踏まえ 各相場の動きを予想すると 米 10 年国債利回りはやや上昇含み これを受けた国内長期金利も上昇を見込む 米株式相場は長期金利の上昇が上値を抑制するものの 投資家心理の改善から下値を固める展開となろう 為替は米金利上昇を受けて ドル高 円安地合いを 予想する 日本株は円安や好決算の発表を下支えに 戻り売りをこなしながら自立反発の動きが続こう ( 武内浩二 ) 来週の予想 内外金利 内外株式 為替 項目 予想レンジ USD LIBOR 3カ月 (%) ~ 米 10 年国債 (%) 3.00 ~ 3.30 円 TIBOR 3カ月 (%) 0.03 ~ 年国債 (%) 0.05 ~ 0.20 ダウ平均 ( ト ル ) 24,700 ~ 26,200 NASDAQ 総合指数 ( ホ イント ) 7,080 ~ 7,730 日経平均 ( 円 ) 21,200 ~ 22,700 TOPIX( ホ イント ) 1,590 ~ 1,690 円 / ドル ~ ドル / ユーロ ~ 円 / ユーロ ~

6 ~ 金融市場レビュー ~ < 内外金利動向 > 米株の反発 堅調な米雇用指標を受け米独 10 年国債利回りは低下が一服 < 内外株式動向 > 日米株とも米中対立緩和への期待や企業決算等を材料に上昇 < 為替動向 > 米株価反発を受けてドル円は上昇 ユーロドルは EU 離脱交渉進展を背景に 週初の下落を取り戻す展開に 先週末以降の米 10 年国債利回りは 3.1% 近傍で推移した 週前半は米株価の反発を背景に市場のリスクオフムードが後退し 米金利は上昇する展開となった 米 10 月 ADP 雇用統計 (10/31) 同 7~9 月期雇用コスト指数 (10/31) が市場予想を上回ったことも 金利上昇の要因とみられる 週後半には 米 10 月 ISM 製造業指数 (11/1) が半年ぶりの低水準だったことが嫌気され 米金利は小幅低下した 欧州では 独 10 年国債利回りは横ばい圏で推移している ユーロ圏 7~9 月期 GDP 速報値 (10/30) が市場予想を下回ったことで 一時独金利は小幅低下した しかし株高による米金利の上昇や 英国のEU 離脱交渉が妥結に向かうとの報道が 独金利を押し上げた 日本 10 年国債利回りは 0.1% 近傍での推移 日銀金融政策決定会合 (10/30 31) では政策が据え置かれる一方 物価見通しは引き下げられた ( 黒宮界人 ) 先週末以降の米株式相場は上昇した 今週初にかけては 一部のハイテク企業の決算が失望された他 米政権による早期の対中関税引き上げの可能性が報じられ 大幅に下落した しかし トランプ米大統領が米中対立の緩和に前向きな姿勢を示したことや予想を上回る企業決算が相次いだことで株価は急反発し ダウ平均株価は 25,000 ドル台を回復した 週後半にかけては 米中首脳が会談したことが伝わり 投資家心理は一段と改善し 上げ幅を拡大させた 日本株は上昇した 決算発表において 今期の業績見通しの上方修正をした銘柄が全体をけん引した ドル円相場における円安進行も業績改善期待を高めた また 月末に伴い機関投資家の需要が旺盛であったと見られ大幅に上昇する展開となった 11 月に入ると 戻り売りに押される場面もあったが 世界的にリスクオフが後退したことから週末にかけては日経平均株価は 22,000 円台に迫った ( 大塚理恵子 ) 先週末以降の主要通貨はまちまちの展開となった 先週末 米株価が軟調に推移したことでドル円相場は 112 円を割りこんだ その後米株価が反発したことに加え 月末のドル買いという季節性も材料視されてドルが買われた また 米 10 月消費者信頼感指数 (10/30) や米 10 月 ADP 雇用統計が予想対比上振れたことで 引き続き堅調な米国経済が意識され 一時 113 円台にのせた ユーロドル相場は下落後 週末にかけて先週末対比横ばい圏まで上昇した 週初 メルケル独首相がキリスト教民主同盟党首再選を目指さないことが伝わり ユーロが下落した また ユーロ圏 7~9 月期 GDP 速報値が市場予想に届かず ユーロ圏経済の停滞感が意識されたこともさらなるユーロ売りとなった 週末にかけては英国のEU 離脱交渉において前向きな進展があったことが好感され英ポンドが強含む中 ユーロも先週末と概ね同水準まで上昇した ( 宮本凌 ) 4

7 ~ 国内経済指標の解説と予測 ~ 鉱工業生産は 2 カ月ぶりのマイナス小売業販売額は 3 カ月ぶりのマイナスも 均せば底堅く推移雇用関連指標は良好さを維持機械受注は前月比マイナス 今週発表された指標は 良好な雇用情勢の継続が示された一方 9 月に相次いだ自然災害の影響をあらためて確認する結果となった 9 月の鉱工業生産 (10/31) は 前月比 1.1% と2カ月ぶりに低下した 台風 21 号や北海道地震の影響から輸送機械工業や鉄鋼業などが操業を停止したことが全体を押し下げた 7~9 月期でみても 前期比 1.6%(4~6 月期同 +1.3%) と2 四半期ぶりの低下となった 先行きは 自然災害の影響が徐々にはく落するものの 中国向けを中心に資本財出荷の増勢が鈍化する見込みであることから 増産ベースは緩やかになる見通しだ 9 月の小売業販売額 ( みずほ総合研究所による実質季節調整値 10/29) は 前月比 1.0%(8 月同 +0.6%) と3カ月ぶりの減少となった 台風や北海道地震に伴う店舗休業の影響などから 織物 衣服 身の回り品を除くすべての業種で減少した 7~9 月期でみると 前期比 0.5%(4~6 月期同 +1.9%) とマイナスとなった しかし 4~6 月期の大幅な増加による反動や自然災害の影響を考慮すれば 底堅く推移していると評価できる 9 月の失業率 (10/30) は2.3% と前月から改善した 失業者数が減少したほか 就業者数が小幅に増加したことが改善に寄与した 9 月の有効求人倍率 (10/30) は求人数が減少したものの 求職者数が求人数以上に減少したことで 1.64 倍と前月から上昇し 1974 年 1 月以来の高水準となった 来週発表される9 月の機械受注 ( 船舶 電力除く民需 11/8) は 国内設備投資需要は旺盛であるものの 製造業 非製造業ともに増勢に一服が見込まれることから 前月比 8.9% と3カ月ぶりのマイナスと予測する ( 矢澤広崇 ) (2010 年 =100) 鉱工業生産の推移 機械受注 ( 船舶 電力除く民需 ) の推移 生産計画 94 15/01 16/01 17/01 18/01 予測指数 補正値 ( 年 / 月 ) (2010 年 =100) 150 予測値 145 月次 カ月後方 110 移動平均 /09 16/06 17/03 17/12 18/09 ( 年 / 月 ) ( 資料 ) 経済産業省 鉱工業指数 より みずほ総合研究所作成 ( 注 )2018 年 9 月の値はみずほ総合研究所による予測値 ( 資料 ) 内閣府 機械受注統計調査報告 より みずほ総合研究所作成 5

8 Ⅱ. トピックス ~ 低金利長期化による副作用への警戒を強める日銀 ~ 展望レポートでは物価見通しを引き下げ 日銀は 10 月の金融政策決定会合 (10/30 31) で政策を据え置く一方 展望レポートでは 2018~2020 年度の物価見通しを引き下げた ( 図表 ) 需 給ギャップが改善しているにも関わらずインフレ期待が横ばい推移していることを踏まえ 先行きの物価見通しの下振れリスクを反映させたと考えられる 成長率見通しは 2018 年度を引き下げ 2019 年度以降は据え置いた 経済見通しは 2018 年度について海外経済を中心に下振れリスクが高いとの政策委員の見方が示されている 米中貿易摩擦や自然災害の影響などを踏まえたものと考えられる 金融仲介機能の動向を注視 展望レポートでは 金融政策運営の観点から重視すべきリスクの中に ( 金融仲介機能の ) 先行きの動向に注視していく必要がある との文言 が盛り込まれた 先月 22 日に発表された金融システムレポートでは テールリスクの定量評価 (GDP at Risk) が行われ 金融仲介機能の低下が先行き 3 年間の景気変動リスクを高めるとの分析が示されている 日銀は現時点で金融仲介機能に問題が生じていないとの判断を維持する一方 先行きのリスクに対する警戒を強めていると考えられる 国債買入れオペ手法などを変更する可能性 日銀は 7 月会合で国債市場の機能度低下に対応しイールドカーブ コントロールの柔軟化を行ったが 10 年国債利回りは上限とされる 0.2% を下 回っている 黒田総裁は 国債市場では 取引が幾分活性化して 日々の値動きもある程度高まってきている と政策修正の効果に言及する一方 今後の情勢しだいで更なる政策対応を行う可能性を否定していない 市場では日銀が国債買入れオペ手法の見直しを行うことで市場機能を活性化させるとの観測が高まっている 11 月の国債買入れ計画では 1~5 年と 10 年超について入札日翌日のオペが実施されない計画となった 来週の米中間選挙後の米国債利回りの動きしだいでは 日本の 10 年国債利回りに上昇圧力がかかる可能性がある 日銀の対応に注目したい ( 野口雄裕 ) 図表展望レポート (2018 年 10 月 ) ( 対前年度比 %) 実質 GDP 2018 年度 +1.3~+1.5 (+1.4) 7 月時点の見通し +1.3~+1.5 (+1.5) 2019 年度 +0.8~+0.9 (+0.8) 7 月時点の見通し +0.7~+0.9 (+0.8) 2020 年度 +0.6~+0.9 (+0.8) 7 月時点の見通し +0.6~+0.9 (+0.7) 消費者物価指数 ( 除く生鮮食品 ) +1.8~+2.1 (+1.9) +1.8~+2.1 (+2.0) +1.9~+2.1 (+2.0) +1.9~+2.1 (+2.1) 消費税率引き上げの影響を除くケース +0.9~+1.0 (+0.9) +1.0~+1.2 (+1.1) +1.3~+1.5 (+1.4) +1.3~+1.6 (+1.5) +1.4~+1.6 (+1.5) +1.4~+1.6 (+1.6) ( 注 ) 政策委員の大勢見通し ( ) 内は政策委員見通しの中央値 ( 資料 ) 日本銀行より みずほ総合研究所作成 6

9 ~ イラン制裁を前に下落する原油相場 ~ 弱含む原油相場 米中貿易摩擦や米利上げによる新興国不安が影響 原油相場は 10 月以降 再び軟調な展開に転じている 下落幅も大きく 10 月初めに一時 1 バレル=76 ドルをつけた米国産 WTI 原油は 足元で 63 ドルまで低下してきている 米国によるイラン制裁の要請を受け 来週には各国がイラン産原油の輸入停止を開始することが予定されるなかでの原油安進行である イラン制裁については 米中貿易摩擦への影響から米国株が軟調になる局面でも 原油相場を押し上げるなど 原油相場の上昇要因に度々なってきた経緯がある しかし 足元においてイラン制裁が需給バランスの逼迫懸念につながっていないのは サウジアラビアの増産観測や米国で原油在庫が増加していることなどの影響が考えられる さらに 一部報道でインド 韓国は イラン制裁の適用除外が伝えられていることも 需給逼迫懸念が高まりにくい要因となっている イラン制裁の除外については 米国側からもその可能性について言及がなされており 対象国が拡大するようであれば 原油相場がさらに下押しされる可能性もある むしろ 現在の原油安を考える上では 上述した供給要因よりも需要要因の影響が重要になってきている その大きな要因のひとつとなっているのが 米中貿易摩擦への懸念である 米国が 9 月末に発動した追加の対中制裁の影響は すでに中国の新規輸出受注 PMIの低下などに出始めている 今後 中国経済の影響を受けやすいアジアへ影響が広がることも懸念される その他にもユーロ圏の実質 GDPが低下するなど欧州では景気の弱含みが懸念される状況となっており 今後対中制裁の影響が顕在化する可能性を懸念する向きもある さらに新興国では今年に入って米国の利上げによって資金流入の減少する局面が度々観測されており 新興国株や資源相場に影響が出ている 現在の原油安は そうした懸念も大きな要因となっている ( 井上淳 ) 図表 1 原油相場の推移 図表 2 米国株と新興国株 資源相場 ( ドル / バレル ) サウシ アラヒ ア 100 ドル発言 サウシ アラヒ ア 80 ドル発言 米 1 月雇用統計 米 イラン核合意からの離脱表明 米 イラン産原油輸入停止発言 OPEC 総会減産緩和 米 イラン制裁の適用除外を示唆米 対中追加関税措置を発表 米 SPR 放出検討報道 トルコリラ ショック IMF 世界経済見通しを下方修正 (2005 年末 =100) WTI ダウ平均新興国株銅 産油国増産見送り OPEC 減産緩和発言 サウシ アラヒ アの 6 月増産を確認 (OPEC 月報 ) /1 18/2 18/3 18/4 18/5 18/6 18/7 18/8 18/9 18/10 18/11 ( 年 / 月 ) ( 資料 )Refinitiv より みずほ総合研究所作成 ( 資料 ) Refinitiv より みずほ総合研究所作成 ( 年 ) 7

10 Ⅲ. 参考資料今週の主要経済指標 日付 経済指標等 今回実績 予想 10/26( 金 ) 米 GDP(7~9 月期速報 ) 前期比年率 +3.5% +3.3% 前回実績 4~6 月期確報 +4.2% 前期から減速したが高い伸び 個人消費は大幅増と好調 ただし 設備投資は失速 好調な個人消費を背景に 米景気は堅調な拡大を続ける見込み ただし 設備投資については今後の動向に注意 ミシガン大消費者信頼感指数 (10 月確報 ) 月速報 /29( 月 ) 日 百貨店 スーハ ー販売額 [ 既存店 ](9 月速報 ) 小売業販売額 (9 月速報 ) 前年比前年比 +0.4% +2.1% +0.1% +2.1% 0.1% +2.7% 米 個人所得 (9 月 ) 消費支出 (9 月 ) コア PCE デフレータ (9 月 ) 前月比前月比前年比 +0.2% +0.4% +2.0% +0.4% R +0.4% R +2.0% +0.4% +0.5% +2.0% 名目個人消費は前月から伸びはやや低下も堅調に増加 物価変動の伸びを除いた実質個人消費も増加 物価面では PCE の伸び ( 前月比 ) は 全体 コアとも緩やかな上昇にとどまる 10/30( 火 ) 日完全失業率 (9 月 ) 2.3% 2.4% 2.4% 有効求人倍率 (9 月 ) 1.64 倍 1.63 倍 1.63 倍 米カンファレンスボード消費者信頼感指数 (10 月 ) R 欧 4~6 月期確報ユーロ圏 GDP(7~9 月期速報 ) 前期比 +0.2% +0.4% +0.4% 10/31( 水 ) 日日銀金融政策決定会合 (30 31 日 ) 日銀総裁定例記者会見 日銀 経済 物価情勢の展望 ( 基本的見解 ) 鉱工業生産 (9 月速報 ) 前月比 1.1% 0.3% +0.2% 新設住宅着工戸数 (9 月 ) 季調済年率 94.3 万戸 95.0 万戸 95.7 万戸 消費動向調査 (10 月 ) 消費者態度指数 中非製造業 PMI(10 月 ) 製造業 PMI(10 月 ) 米 雇用コスト指数 (7~9 月期 ) 前期比 +0.8% +0.7% +0.6% 伯金融政策決定会合 (30 31 日 ) 欧ユーロ圏消費者物価指数 (10 月速報 ) +2.2% +2.2% +2.1% 11/1( 木 ) 日 10 年利付国債入札 : 最高利回り 0.137% 平均利回り 0.135% 入札倍率 4.33 倍 中財新製造業 PMI(10 月 ) 米製造業 ISM 指数 (10 月 ) 予想 : 情報ベンダー (Bloomberg Reuters 等 ) の取りまとめた予想コンセンサス 米国の経済指標は特に断りのない限り季調値 R は改定値 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 仏 : フランス 中 : 中国 韓 : 韓国 印 : インド 尼 : インドネシア 泰 : タイ 比 : フィリピン 伯 : ブラジル 馬 : マレーシア 8

11 来週の主要経済指標 日付 経済指標等 予 想 前 回 前々回 11/2( 金 ) 米雇用統計 (10 月 ) 失業率非農業部門雇用者数時間当たり賃金 ( 全従業員ベース ) 前月差前月比 3.7% +200 千人 +0.2% 3.7% +134 千人 +0.3% 3.9% +270 千人 +0.3% 貿易収支 (9 月 ) 財 サ収支 536 億ト ル 532 億ト ル 500 億ト ル 11/3( 土 ) 日文化の日 11/5( 月 ) 日黒田日銀総裁挨拶 ( 名古屋での経済界代表者との懇談 ) 日銀金融政策決定会合議事要旨 (9/18 19 分 ) 中財新サービスPMI(10 月 ) 米非製造業 ISM 指数 (10 月 ) 年国債入札 11/6( 火 ) 日実質消費支出 [ 二人以上の全世帯 ](8 月 ) 前年比 [+0.5%] +2.8% +0.4% 10 年物価連動国債入札 米 10 年国債入札 11/7( 水 ) 日毎月勤労統計 (9 月速報 ) 名目賃金 前年比 +1.1% +0.8% +1.6% 景気動向指数 (9 月速報 ) 先行 DI 一致 DI 先行 CI 一致 CI N.A. N.A % 50.0% % 31.3% 米 30 年国債入札 11/8( 木 ) 日機械受注 (9 月 ) [ 船舶 電力を除く民需 ] 前月比前年比 [ 8.9%] [+8.6%] +6.8% +12.6% +11.0% +13.9% 国際収支 (9 月速報 ) 経常収支 ( 前年比 ) 貿易収支 ( 前年比 ) [+1 兆 8,627 億円 ] [ 17.5%] [+3,058 億円 ] [ 74.3%] +1 兆 8,384 億円 23.4% 2,193 億円 165.5% +2 兆 97 億円 14.4% 10 億円 100.2% 景気ウォッチャー調査 (10 月 ) 現状判断 DI 日銀金融政策決定会合における主な意見 (10/30 31 分 ) 中貿易収支 (10 月 ) 米ドル N.A 億ト ル +267 億ト ル 輸出総額 (10 月 ) 前年比 N.A % +9.1% 輸入総額 (10 月 ) 前年比 N.A % +19.9% 米 FOMC(7 8 日 ) 英英中銀金融政策委員会 (7 8 日 ) 尼金融政策決定会合 11/9( 金 ) 日マネーストック (10 月速報 ) M2 M3 広義流動性 前年比前年比前年比 +2.8% +2.4% N.A. +2.8% +2.5% +2.3% +2.9% +2.5% +2.2% 中消費者物価指数 (10 月 ) 前年比 N.A. +2.5% +2.3% 米ミシガン大消費者信頼感指数 (11 月速報 ) 生産者物価指数 (10 月 ) [ 食品 エネルギーを除く ] 前月比前月比 +0.2% +0.2% +0.2% +0.2% 0.1% 0.1% 予想 :[ ] はみずほ総合研究所予想 それ以外はコンセンサス (Bloomberg 等 ) 予定は変更になる可能性があります 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 仏 : フランス 中 : 中国 韓 : 韓国 印 : インド 尼 : インドネシア 泰 : タイ 比 : フィリピン 伯 : ブラジル 馬 : マレーシア 9

12 11 月のスケジュール 国 内 米国他 1 新車販売台数 (10 月 ) 10 年利付国債入札 1 米製造業 ISM 指数 (10 月 ) 労働生産性 (7~9 月期暫定 ) 2 2 米雇用統計 (10 月 ), 製造業新規受注 (9 月 ) 貿易収支 (9 月 ) 3 文化の日 黒田日銀総裁挨拶 ( 名古屋での経済界代表者との懇 5 米非製造業 ISM 指数 (10 月 ),3 年国債入札 談 ), 日銀金融政策決定会合議事要旨 (9/18 19 分 ) 6 家計調査 (9 月 ),10 年物価連動国債入札 6 米中間選挙 10 年国債入札 7 毎月勤労統計 (9 月速報 ), 景気動向指数 (9 月速報 ) 7 米 30 年国債入札 8 日銀金融政策決定会合における主な意見 (10/30 31 分 ) 機械受注統計 (9 月 ), 国際収支 (9 月速報 ) 景気ウォッチャー調査 (10 月 ) 8 米 FOMC(7 8 日 ) 英英中銀金融政策委員会 (7 8 日 ) 9 マネーストック (10 月速報 ) 9 米ミシガン大学消費者信頼感指数 (11 月速報 ) PPI(10 月 ) 企業物価指数 (10 月 ) 12 米ベテランズデー ( 祝日 ) 年利付国債入札 13 米連邦財政収支 (10 月 ) 14 GDP(7~9 月期 1 次速報 ), 設備稼働率 (9 月 ) 14 米 CPI(10 月 ) 第 3 次産業活動指数 (9 月 ) 15 5 年利付国債入札 15 米小売売上高 (10 月 ) フィラデルフィア連銀製造業業況指数 (11 月 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (11 月 ) 米鉱工業生産 設備稼働率 (10 月 ) ネット対米証券投資 (9 月 ) 貿易統計 (10 月 ) 年利付国債入札 20 米住宅着工 許可件数 (10 月 ) 21 全産業活動指数 (9 月 ) 21 米耐久財受注 (10 月 ) ミシガン大学消費者信頼感指数 (11 月確報 ) 中古住宅販売件数 (10 月 ) 22 消費者物価 (10 月全国 ) 22 米感謝祭 ( 米国休場 ) 景気先行指数 (10 月 ) 23 勤労感謝の日 ( 日本休場 ) 独 ifo 景況感指数 (11 月 ) 米 2 年国債入札 年利付国債入札 27 米 5 年国債入札 米 FOMC 議事録 (11/7 8 分 ),GDP(7~9 月期暫定 ) 新築住宅販売件数 (10 月 ), 企業収益 (7~9 月期暫定 ) カンファレンスボード消費者信頼感指数 (11 月 ) 7 年国債入札 29 商業動態統計 (10 月速報 ) 29 米個人所得 消費支出 (10 月 ) 2 年利付国債入札 G20( 財務大臣 中央銀行総裁会議 ブエノスアイレス ( アルゼンチン )) 30 鉱工業生産 (10 月速報 ), 消費者物価 (11 月都区部 ) 30 米シカゴPMI 指数 (11 月 ) 労働力調査 (10 月 ), 住宅着工統計 (10 月 ) 消費動向調査 (11 月 ) * 印は期日未定 網掛け部分は休場を示す 予定は変更の可能性があります 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 仏 : フランス 10

13 12 月のスケジュール 国内米国他 新車販売台数 (11 月 ), 法人企業統計調査 (7~9 月期 ) 3 米製造業 ISM 指数 (11 月 ) 4 10 年利付国債入札 米ベージュブック ( 地区連銀経済報告 ) 非製造業 ISM 指数 (11 月 ) 労働生産性 (7~9 月期改訂 ) 6 6 米製造業新規受注 (10 月 ), 貿易収支 (10 月 ) 7 家計調査 (10 月 ), 毎月勤労統計 (10 月速報 ) 景気動向指数 (10 月速報 ) 7 米雇用統計 (11 月 ) ミシガン大学消費者信頼感指数 (12 月速報 ) GDP(7~9 月期 2 次速報 ) 10 景気ウォッチャー調査 (11 月 ) 国際収支 (10 月速報 ) 11 マネーストック (11 月速報 ) 法人企業景気予測調査 (10~12 月期 ) 30 年利付国債入札 12 機械受注統計 (10 月 ), 企業物価指数 (11 月 ) 第 3 次産業活動指数 (10 月 ) 11 米 PPI(11 月 ) 3 年国債入札 12 米 CPI(11 月 ), 連邦財政収支 (11 月 ) 10 年国債入札 13 5 年利付国債入札 13 欧 ECB 政策理事会米 30 年国債入札 14 設備稼働率 (10 月 ) 14 米鉱工業生産 設備稼働率 (11 月 ) 日銀短観 (12 月調査 ) 小売売上高 (11 月 ) 米ネット対米証券投資 (10 月 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (12 月 ) 年利付国債入札 18 独 ifo 景況感指数 (12 月 ) 米住宅着工 許可件数 (11 月 ) 19 貿易統計 (11 月 ) 19 米 FOMC(18 19 日 ), 中古住宅販売件数 (11 月 ) 経常収支 (7~9 月期 ) 20 日銀金融政策決定会合 (19 20 日 ) 20 英英中銀金融政策委員会 (19 20 日 ) 日銀総裁定例記者会見米フィラデルフィア連銀製造業業況指数 (12 月 ) 全産業活動指数 (10 月 ) 21 消費者物価 (11 月全国 ) 資金循環統計 (7~9 月期速報 ) 21 米耐久財受注 (11 月 ),GDP(7~9 月期確定 ) ミシガン大学消費者信頼感指数 (12 月確報 ) 個人所得 消費支出 (11 月 ), 企業収益 (7~9 月期改訂 ) 天皇誕生日 振替休日 ( 日本休場 ) 24 米 2 年国債入札 米クリスマス ( 米国休場 ) 26 日銀金融政策決定会合議事要旨 (10/30 31 分 ) 26 米 5 年国債入札 2 年利付国債入札 27 住宅着工統計 (11 月 ) 27 米新築住宅販売件数 (11 月 ),7 年国債入札 28 日銀金融政策決定会合における主な意見 (12/19 20 分 ) 28 米カンファレンスボード消費者信頼感指数 (12 月 ) 鉱工業生産 (11 月速報 ), 消費者物価 (12 月都区部 ) 商業動態統計 (11 月速報 ), 労働力調査 (11 月 ) 米シカゴ PMI 指数 (12 月 ) * 印は期日未定 網掛け部分は休場を示す 予定は変更の可能性があります 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 仏 : フランス 11

14 四半期スケジュール 1 月 2 月 3 月 日本 7 新車販売台数 (12 月 ) 8 消費動向調査 (12 月 ) 10 年利付国債入札 9 毎月勤労統計 (11 月速報 ) 10 景気動向指数 (11 月速報 ) 30 年利付国債入札 11 家計調査 (11 月 ) 国際収支 (11 月速報 ) 景気ウォッチャー調査 (12 月 ) 15 マネーストック (12 月速報 ) 16 第 3 次産業活動指数 (11 月 ) 企業物価指数 (12 月 ) 機械受注統計 (11 月 ) 5 年利付国債入札 18 消費者物価 (12 月全国 ) 設備稼働率 (11 月 ) 23 貿易統計 (12 月 ) 全産業活動指数 (11 月 ) 日銀金融政策決定会合 (22 23 日 ) 日銀総裁定例記者会見日銀 経済 物価情勢の展望 ( 基本的見解 ) 年利付国債入札 25 消費者物価 (1 月都区部 ) 年利付国債入札 30 商業動態統計 (12 月速報 ) 消費動向調査 (1 月 ) 31 鉱工業生産 (12 月速報 ) 2 年利付国債入札 米国 3 製造業 ISM 指数 (12 月 ) 4 雇用統計 (12 月 ) 7 非製造業 ISM 指数 (12 月 ) 8 3 年国債入札貿易収支 (11 月 ) 9 10 年国債入札 FOMC 議事録 (12/18 19 分 ) 年国債入札 11 CPI(12 月 ) 15 PPI(12 月 ) 16 小売売上高 (12 月 ) 18 ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (1 月速報 ) 18 鉱工業生産 設備稼働率 (12 月 ) 28 2 年国債入札 5 年国債入札 29 7 年国債入札 30 FOMC(29 30 日 ) GDP(10~12 月期速報 ) 31 個人所得 消費支出 (12 月 ) 雇用コスト指数 (10~12 月期 ) 1 労働力調査 (12 月 ) 7 景気動向指数 (12 月速報 ) 8 家計調査 (12 月 ) 毎月勤労統計 (12 月速報 ) 景気ウォッチャー調査 (1 月 ) 国際収支 (12 月速報 ) 12 第 3 次産業活動指数 (12 月 ) マネーストック (1 月速報 ) 13 企業物価指数 (1 月 ) 14 GDP(10~12 月期 1 次速報 ) 15 設備稼働率 (12 月 ) 18 機械受注統計 (12 月 ) 20 貿易統計 (1 月 ) 21 全産業活動指数 (12 月 ) 22 消費者物価 (1 月全国 ) 28 鉱工業生産 (1 月速報 ) 商業動態統計 (1 月速報 ) 1 ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (1 月確報 ) 製造業 ISM 指数 (1 月 ) 雇用統計 (1 月 ) 5 非製造業 ISM 指数 (1 月 ) 貿易収支 (12 月 ) 6 労働生産性 (10~12 月期暫定 ) 13 CPI(1 月 ) 14 PPI(1 月 ) 15 ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (2 月速報 ) 鉱工業生産 設備稼働率 (1 月 ) 小売売上高 (1 月 ) 20 FOMC 議事録 (1/29 30 分 ) 28 GDP(10~12 月期暫定 ) 1 労働力調査 (1 月 ) 消費者物価 (2 月都区部 ) 法人企業統計調査 (10~12 月期 ) 8 家計調査 (1 月 ) GDP(10~12 月期 2 次速報 ) 景気ウォッチャー調査 (2 月 ) 国際収支 (1 月速報 ) 11 マネーストック (2 月速報 ) 12 法人企業景気予測調査 (1~3 月期 ) 13 第 3 次産業活動指数 (1 月 ) 企業物価指数 (2 月 ) 機械受注統計 (1 月 ) 15 日銀金融政策決定会合 (14 15 日 ) 日銀総裁定例記者会見 18 設備稼働率 (1 月 ) 貿易統計 (2 月 ) 19 資金循環統計 (10~12 月期速報 ) 22 消費者物価 (2 月全国 ) 25 全産業活動指数 (1 月 ) 29 鉱工業生産 (2 月速報 ) 商業動態統計 (2 月速報 ) 労働力調査 (2 月 ) 消費者物価 (3 月都区部 ) 1 ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (2 月確報 ) 製造業 ISM 指数 (2 月 ) 個人所得 消費支出 (1 月 ) 5 非製造業 ISM 指数 (2 月 ) 7 貿易収支 (1 月 ) 労働生産性 (10~12 月期改訂 ) 8 雇用統計 (2 月 ) 12 CPI(2 月 ) 13 PPI(2 月 ) 14 小売売上高 (2 月 ) 15 ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (3 月速報 ) 鉱工業生産 設備稼働率 (2 月 ) 20 FOMC(19 20 日 ) 21 経常収支 (10~12 月期 ) 28 GDP(10~12 月期確定 ) 29 ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (3 月確報 ) 個人所得 消費支出 (2 月 ) 欧州 24 ECB 政策理事会 7 英中銀金融政策委員会 (6 7 日 ) 7 ECB 政策理事会 21 英中銀金融政策委員会 (20 21 日 ) * 印は期日未定を示す 予定は変更の可能性があります 12

15 今週の金融市場の動き [ 海外金利 ] 10/25 10/26 10/29 10/30 10/31 11/1 11/2 前週末比 ドルLIBOR 3M(%) ユーロト ル金先 (Dec19) 米国債 (10 年 %) スワッフ 金利 (10 年 %) 独国債 (10 年 %) 英国債 (10 年 %) [ 内外株式 ] 10/25 10/26 10/29 10/30 10/31 11/1 11/2 前週末比 ダウ平均 ( ト ル ) 24, , , , , , S&P500 指数 2, , , , , , NASDAQ 総合指数 7, , , , , , 日経平均 ( 円 ) 21, , , , , , , TOPIX(Pt.) 1, , , , , , , 出来高 ( 百万株 ) 1, , , , , , 売買代金 ( 億円 ) 29, , , , , , 日経 JASDAQ 平均 ( 円 ) 3, , , , , , , [ 円金利 ] 10/25 10/26 10/29 10/30 10/31 11/1 11/2 前週末比 TIBOR 3カ月 (%) ユーロ円金先 (Dec18) 新発国債 (10 年 %) 長国先物 (Dec18) スワッフ 金利 (5 年 %) [ 為替 ] 10/25 10/26 10/29 10/30 10/31 11/1 11/2 前週末比 円 /$ $/EUR 円 /EUR ( 注 ) 前週末比は 海外などについては現時点での直近値と前週末値との比較 東京市場の発行日表示値は終値もしくは 11:30 時点値 米国 10 年債 米金利スワップ 10 年物は Bloomberg の終値 日本株出来高 売買代金はそれぞれ東京証券取引所第一部出来高 売買代金 TIBOR は全銀協発表のユーロ円 TIBOR 平均値 新発 10 年国債は日本相互証券発表の気配値 金利先物は東京金融取引所 (TFX) のユーロ円 3 ヵ月金利先物 独 英 10 年国債は Bloomberg の提示する終値 為替は NY 時間終値 ( 発行日のみ東京時間 11:30 時点 出所 :Bloomberg) 13

16 最新リポート一覧 < みずほインサイト > 2018 年 11 月 1 日 CPTPP が年末に発効 ~ 高度なルールの実現に加え 早期の拡大にも期待 ~ 年 11 月 1 日退職給付の実施企業割合が上昇 ~ 退職給付の平均支給額は減少 ~ 年 10 月 31 日拡大が見込まれる米独長期金利差 ~ スプレッドを拡大させる様々な要因 ~ 年 10 月 30 日メルケル独首相が党首続投を断念 ~ 次期首相レースの幕開け 独政局は流動化へ ~ < 内外経済見通し > 2018 年 9 月 10 日 年度内外経済見通し ~ 日本経済は回復基調を維持 ~(2018 年 4~6 月期 GDP2 次速報後改訂 ) 年 8 月 13 日 年度内外経済見通し ~ 日世界経済拡大続くも成熟段階 通商摩擦激化に警戒 ~ 年 6 月 28 日内外経済の中期見通し ~2020 年代 3 つのメガトレンドと 3 課題克服で日本は 1% 成長 ~ 執筆担当者 市場調査部武内浩二 koji.takeuchi@mizuho-ri.co.jp 野口雄裕 takehiro.noguchi@mizuho-ri.co.jp 井上淳 jun.inoue@mizuho-ri.co.jp 大塚理恵子 rieko.otsuka@mizuho-ri.co.jp 殿岡直樹 naoki.tonooka@mizuho-ri.co.jp 宮本凌 ryo.miyamoto@mizuho-ri.co.jp 黒宮界人 kaito.kuromiya@mizuho-ri.co.jp 経済調査部 矢澤広崇 hirotaka.yazawa@mizuho-ri.co.jp 越山祐資 yusuke.koshiyama@mizuho-ri.co.jp 当レポートは情報提供のみを目的として作成されたものであり 取引の勧誘を目的としたものではありません 本資料は 当社が信頼できると判断した各種データに基づき作成されておりますが その正確性 確実性を保証するものではありません 本資料のご利用に際しては ご自身の判断にてなされますようお願い申し上げます また 本資料に記載された内容は予告なしに変更されることもあります なお 当社は本情報を無償でのみ提供しております 当社からの無償の情報提供をお望みにならない場合には 配信停止を希望する旨をお知らせ願います 発行 編集 / みずほ総合研究所調査本部 東京都千代田区内幸町 TEL

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