金融市場ウィークリー 2016 年 4 月 22 日 28 日合併号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 株高 債券安を支援する原油相場が注目材料 FOMC の利上げ見送りは株高材料だが割高感から米株の上値は重い 日銀の追加緩和を巡り振れる展開に留意 [ トピックス ] 201

Size: px
Start display at page:

Download "金融市場ウィークリー 2016 年 4 月 22 日 28 日合併号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 株高 債券安を支援する原油相場が注目材料 FOMC の利上げ見送りは株高材料だが割高感から米株の上値は重い 日銀の追加緩和を巡り振れる展開に留意 [ トピックス ] 201"

Transcription

1 金融市場ウィークリー 2016 年 4 月 22 日 28 日合併号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 株高 債券安を支援する原油相場が注目材料 FOMC の利上げ見送りは株高材料だが割高感から米株の上値は重い 日銀の追加緩和を巡り振れる展開に留意 [ トピックス ] 2016 年全人代と中国の政策展望 2016 年の中国の成長率目標は前年比 +6.5~7.0% に引き下げ 過剰生産能力解消など痛みを伴う改革を進めつつ経済 社会の安定を維持できるかが課題に ECB は金融政策の現状維持を決定 ECB は金融政策の現状維持を決定 ドラギ総裁は全ての追加緩和措置の可能性を残したが 利下げの優先順位は低い 社債購入プログラムの詳細も発表

2 [ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 年全人代と中国の政策展望 8 ECBは金融政策の現状維持を決定 10 Ⅲ. 参考資料 11 今週 来週 再来週の主要経済指標 11 月次 四半期のスケジュール 14 今週の金融市場の動き 17 最新リポート一覧 18 マーケット時流潮流 中国社債市場の変調調査本部本部長代理長谷川克之中国経済への不安がやや後退している 政府は財政支出の拡大による景気下支え姿勢を強めている 1~3 月期の経済指標も総じて経済の減速が想定の範囲内に留まったことを示すものであった そうした中でやや注意を要するのが社債市場の動向である 4 月に入ってから国有企業などによる社債の債務不履行が増加傾向にあり 投資家は警戒姿勢を強めている 企業が社債の発行を見合わせる事例も増えている 欧米の代表的な格付け会社が中国企業の格付けを引き下げる動きが強まっており 社債利回りも上昇しつつある 中国の社債市場は当局による管理相場的な色彩が強く 債務不履行の事例や社債利回りの変動はこれまでは諸外国と比べれば限られてきた 金融機関や州政府などによる救済措置により債務不履行が回避されることも少なくなかった そうした中国の社債市場の特徴に鑑みれば 最近の社債市場の変調はやや特異にも映る 中国は鉄鋼 石炭 造船などの鉱工業部門を中心に過剰な生産能力を抱えており その調整圧力に直面している 李克強首相は 腕を切り落とす覚悟で 過剰設備を解消するように発破をかけており いわゆる ゾンビ企業 の淘汰に意欲的に取り組んでいる 企業の優勝劣敗と新陳代謝が進むことは健全かつ必要なプロセスではあるが 過剰設備と表裏一体にある過剰債務の処理を誤れば信用不安が広がりかねない 最近では当局も市場の動揺に対して配慮してか 社債の発行体や引受会社などに対する監視を強めつつあり 金融システムの安定に意を払っている 企業業況の悪化に伴い 中国では銀行の不良債権も増加しつつある 株式や為替市場だけでなく クレジット市場の動向からも目が離さない

3 ^ ~ 今週の注目チャート ~ 無担保コールレート ( 翌日物 ) 大手信託銀行でのマイナス金利を転嫁する新たな手数料徴収開始を受け 短期金利が急低下 (%) マイナス金利適用開始 (2016/2/16~) 大手信託銀行で新たな手数料徴収開始 (2016/4/18~) /1 2016/2 2016/3 2016/4 ( 年 / 月 ) ( 注 ) 無担保コールレート翌日物 ( 加重平均値 ) ( 資料 )Bloomberg より みずほ総合研究所作成 解説 今週に入り 短期金利( 無担保コールレート翌日物 ) は急速に低下した その背景には 大手信託銀行が 投資信託の運用会社や機関投資家を対象に マイナス金利に伴う負担増を転嫁する新たな手数料徴収を開始したことがある 投資信託の運用会社の資金が短期金融市場に流入したことで 無担保コールレート翌日物が 0.074%(4/18) まで低下した マイナス金利の影響の広がりには 今後も注意が必要だ NT 倍率と日経平均の予想変動率の推移 日銀政策決定会合を控え日本株のボラティリティが再び上昇 12.6 ( 倍 ) (Index) 60 NT 倍率 = 日経平均 /TOPIX 日経ボラティリティ インデックス ( 右目盛 ) /7 15/10 15/12 16/2 16/4 ( 年 / 月 ) ( 資料 ) 日本経済新聞社 東京証券取引所より みずほ総合研究所作成 解説 先週より日本株の値幅が大きく上下に振れる展開が続いているが NT 倍率が上昇しており 海外投資家を中心とした先物の売買が日本株のボラティリティを高めているようだ 来週の重要イベント 日銀金融政策決定会合に向け 短期的な資金も日本株の足元の上昇をけん引していると見られる 日銀金融政策決定会合の内容によってはこうした短期的な資金の急速な巻き戻しが起こる可能性に留意が必要だ 1

4 ドル円相場と通貨先物 円ネットポジション 円の買い持ち高は過去最高水準に ( 円 / ドル ) ( 兆円 ) 130 通貨先物 円ネットポジション ( 投機筋 )( 右目盛 ) 2.0 ドル円相場 円売り持ち高 /1 12/4 12/7 12/10 13/1 13/4 13/7 13/10 14/1 14/4 14/7 14/10 15/1 15/4 15/7 15/10 16/1 16/4 ( 年 / 月 ) ( 資料 )Bloomberg より みずほ総合研究所作成 円買い持ち高 解説 シカゴ通貨先物相場における円のネットポジション( 投機筋 ) は買い持ちが拡大し 4 月には過去最高水準まで積みあがった 市場は米利上げに慎重な見方を崩しておらず またG20 声明で示された通貨競争回避の文言を受け 日本が為替介入に踏み込みにくいとの思惑も市場で働いたと考えられる ポジション調整で一時的に円安に向かう可能性はあるが 2 月以降のドル安基調自体を変えるには至らないだろう 米国の年内利上げ予想 市場の利上げ予想は依然 緩やかなペース (%) 年内の利上げ回数 =1 回 2 回 3 回以上 /11 15/12 16/1 16/2 16/3 16/4 ( 年 / 月 ) ( 注 )2016 年 12 月 FOMC までの利上げ確率 FF 金利先物に織り込まれた利上げ予想の割合から算出 ( 資料 )Bloomberg より みずほ総合研究所作成 解説 米国の FOMC が来週 (4/26 27) 開催される FF 金利先物に織り込まれた年内利上げ予想は 市場マインドの改善を背景に幾分高まっているが 年内の利上げ回数を1 回とする予想が依然大半を占め 来週の FOMC でも利上げの可能性は低いと見ている こうした 緩やかなペースの利上げ 予想は 良好な経済指標とともに 金融市場や原油相場のリスクオン基調を強める一因となっている 2

5 Ⅰ. 経済 金融市場動向 ~ 金融市場見通し ~ 株高 債券安を後押しする原油相場の行方に注目 先週末 (4/17) の産油国会合では ほぼ確実とみられていた 増産凍結 が予想に反して先送りされた しかし サウジアラビアの 心変わり 以 上に驚きであったのが その後の原油相場である 先送りが報じられた直後こそ WTIが37ドル台に下落したが その後は値を戻し40ドルを上回る水準で推移している 金融市場では 40ドル台を回復した原油相場とともに株高地合いが続いており 米 10 年債利回りも原油相場の上昇を受けて約 1カ月ぶりとなる1.8% 台に上昇している 来週以降も株高 債券安が持続するかは 引き続き原油相場の行方が大きな材料となるだろう 上昇基調の日米株は 一段高に一旦歯止めがかかる展開を予想 さらに来週から再来週にかけては 米国のFOMC(4/26 27) や4 月の製造業 ISM 指数 (5/2) ならびに雇用統計 (5/6) の発表も予定されている FOMCによって 緩やかな利上げペース という市場の見方が変わることはないとみており 上述の経済指標も米国経済の堅調さを示すものとなろう また先月に続いて良好な結果が予想される中国の4 月の製造業 PMI(5/1) も リスクオン相場の下支え要因になるとみている しかし原油相場については 今回の 凍結 見送りで需給バランスの改善についても先送りが意識されているはずだ また 1~3 月期の米国の実質 GDP(4/28) が景気の減速を示す結果になると予想されることも 市場のムードが楽観一色に傾くことを妨げるであろう そのため米国株は 上昇基調を維持しながらも上値の重い展開が予想され 18,000ドル近傍まで上昇している水準感も一段高を足止めする要因になるとみている 一方 今週急回復した日本株は 追加緩和への思惑から来週もボラティリティーが高い可能性がある ドル円はもみ合いを予想するも 円高には留意 日米の金融政策会合を前にドル円相場はもみ合いを予想するが 日銀政策決定会合 (4/27 28) 次第で振れる展開も予想される 市場の一部は国 債買い入れの増額やマイナス金利の拡大を見込んでいると見られるが ETFの買い入れといった質的拡大にとどまると予想する 円債利回りは一旦上昇する可能性があり 円高に振れるリスクに留意が必要だ ( 井上淳 ) 来週の予想 内外金利 内外株式 為替 項目 予想レンジ USD LIBOR 3カ月 (%) ~ 米 10 年国債 (%) 1.70 ~ 1.95 円 TIBOR 3カ月 (%) 0.00 ~ 年国債 (%) ~ 0.00 ダウ平均 ( ト ル ) 17,500 ~ 18,200 NASDAQ 総合指数 ( ホ イント ) 4,800 ~ 5,050 日経平均 ( 円 ) 16,000 ~ 18,200 TOPIX( ホ イント ) 1,300 ~ 1,460 円 / ドル ~ ドル / ユーロ ~ 円 / ユーロ ~

6 ~ 金融市場レビュー ~ < 内外金利動向 > 米 10 年国債利回りは 原油価格の上昇を受けて 1.8% 台後半まで上昇 < 内外株式動向 > 米国株は原油価格や企業決算が好材料となるも高値警戒感から上昇ペース一服 日本株は円高一服や政策期待から上昇 < 為替動向 > ドル円相場は原油価格持ち直しを受け円安に戻す展開 < 新興 資源国動向 > 株高基調は維持するも 中国株の動きには留意 先週末以降の米 10 年国債利回りは上昇した 週の前半は横ばい圏で推移していたが 原油価格の上昇に伴い先行きの物価見通しが上振れたことや株が高値圏で推移したことを背景に 金利は 1.8% 台後半まで上昇した ECB 政策理事会 (4/21) では 市場予想通り金融政策の現状維持が決定された 会見後の総裁記者会見では 今後の追加緩和への踏み込んだ発言がなく ドイツ 10 年国債利回りの上昇に繋がった 日本の 10 年国債利回りはやや低下した 無担保コールレート ( 翌日物 ) が急低下したほか 追加緩和期待による需給の引き締まりから長期国債だけではなく超長期国債も買われ 金利は全体的に低下した ( 坂中弥生 ) 先週末以降の米株式相場は ダウ平均株価が小幅に上昇 ナスダック総合指数が横這いであった 増産凍結の合意に至らなかった産油国の会合後も原油価格が底堅かったことが好感された また 1~3 月期の企業決算は 総じて市場予想を上回る内容が多く見られ 安心材料となった 一方 米国株は最高値圏に戻しており 高値警戒感から週後半は上値の重さが目立った 日本株は 上昇した 週初は週末の産油国会合の結果やG20 における日本の為替介入に対する米国のけん制 熊本県を中心とした地震など懸念材料が相次ぎ下落した しかし 円高の一服や堅調な欧米株 日銀の追加緩和期待等を背景に大幅に反発する展開となった ( 大塚理恵子 ) 今週のドル円相場は円安に戻す展開になった 先週末の産油国会合 (4/17) での増産凍結見送りを受け 原油価格下落への思惑からリスク回避の円買いの動きがみられ ドル円相場は一時 1 ドル=107 円台まで円高が進んだ しかしその後は原油価格の底堅い動きを受け 各国株価上昇とともに円安に戻した 週末にかけては 来週の FOMC(4/26 27) 日銀金融政策決定会合 (4/27 28) を控え 様子見姿勢となった ユーロドル相場はもみ合う展開になった ECB 政策理事会 (4/21) での金融政策据え置き発表後に一時ユーロ高に振れたが その後ドラギ総裁会見で追加利下げの可能性を排除しなかったことから ユーロ安に戻した ( 有田賢太郎 ) 新興国市場では 今週も総じて株高地合いが続いている 産油国会合では増産凍結の合意に至らなかったが その後も原油相場が 40 ドルを上回る水準で堅調に推移していることが 株高の一因になっているとみられる ただし 中国株は今週に入って値を下げており 留意が必要だ 金融市場の不安解消に寄与するとの見方が強い原油相場の持ち直しだが 中国経済にとっては減速ペースを速める要因になり得る可能性がある また 株高 原油高による市場マインドの改善は 米利上げ期待を幾分高めている 依然 緩やかなペースの利上げ が大方の予想ではあるが これまでの通貨安からの持ち直しに一服感がみられる新興国通貨が増えている ( 井上淳 ) 4

7 ~ 内外経済指標の解説と予測 ~ < 国内 > 輸出数量は 2 カ月ぶりに 増加 全国コアCPIの前年比は 5 カ月ぶりのマイナス 住宅着工は 3 カ月ぶりの減少 鉱工業生産は 2 カ月ぶりのプラス 小売業販売額 実質消費支出はともに前年比マイナス 有効求人倍率 失業率はともに横ばい 3 月の貿易統計 (4/20) は 輸出数量指数 ( みずほ総合研究所による季節 調整値 ) が前月比 +2.3%(2 月同 4.1%) と 2 カ月ぶりに上昇した 米国 向け 中国向けが減少したものの 欧州向けが船舶輸出の急増などを受け て大幅な増加 ( 同 +8.0%) となったためだ もっとも 四半期でみると 前期比 0.5%(10~12 月期 : 同 +0.2%) と低迷が続いている 来週以降は消費者物価指数や住宅着工統計などが発表される 3 月の全国消費者物価指数 ( 生鮮食品を除く総合 以下コアCPI) (4/28) は 前年比 0.2%(2 月同 0.0%) と予測する 宿泊料などが前年比で上昇するが 電気代及びガス代が押し下げに寄与するだろう 4 月の東京都区部コアCPIは ガソリン価格の上昇が見込まれるため 前年比 0.1%(2 月同 0.3%) とマイナス幅が縮小する見通しである 3 月の住宅着工戸数 (4/28) は 年率 91.0 万戸 (2 月同 97.4 万戸 ) と3カ月ぶりの減少を予測する 貸家と分譲を中心に前月の大幅増の反動減がでるとみられる 3 月の鉱工業生産指数 (4/28) は 前月比 +2.0%(2 月同 5.2%) と2カ月ぶりのプラスを見込む 前月の大幅減を受けて反発するとみられる もっとも 電子部品 デバイスなど一部業種での回復は弱く 前月の低下分を取り返すには至らないだろう 3 月の消費関連指標は 小売業販売額 (4/28) が前年比 1.0%(2 月同 +0.4%) 実質消費支出( 二人以上の全世帯 )(4/28) が前年比 4.3% (2 月同 +1.2%) と予想する 3 月中旬の気温低下で春物衣服が苦戦したことや金融市場の不安定な動きを受けた消費者マインドの冷え込みなどが下押し要因になる見通しである 3 月の雇用関連指標 (4/28) は 医療 福祉で労働需給のひっ迫が続く一方 製造業では新規求人の動きに弱さがみられ 有効求人倍率 (1.28 倍 ) 失業率 (3.3%) とも前月比横ばいを予想する ( 川口亮 ) 鉱工業生産の推移 消費関連指標の推移 ( 前月比 %) 4 予測値 /10 15/01 15/04 15/07 15/10 16/01 ( 年 / 月 ) ( 注 )2016 年 3 月の値は みずほ総合研究所による予測値 ( 資料 ) 経済産業省 鉱工業指数 より みずほ総合研究所作成 ( 前年比 %) 小売業販売額 実質消費支出 予測値 / / / / /01 ( 年 / 月 ) ( 注 )2016 年 3 月の値は みずほ総合研究所による予測値 ( 資料 ) 総務省 家計調査 経済産業省 商業動態統計 より みずほ総合研究所作成 5

8 < 海外 ( 米国 )> 3 月の製造業生産はこれまで堅調だった自動車などが押し下げ 住宅関連指標は頭打ち傾向 今週発表された経済指標では 3 月の鉱工業生産指数 (4/15) が 2 カ月連続で低下した 鉱業 公益 製造業が揃って減産となった 製造業では IT 関連の増産が続く一方 自動車や建設財が全体の押し下げにつながった 製造業の業況をみると 4 月はまちまちだ ニューヨーク (4/15) が一 段と上昇する一方 フィラデルフィア (4/21) はマイナスに転じた 3 月の住宅関連指標では 着工件数 許可件数 (4/19) が減少する一方 中古住宅販売 (4/20) は大幅減となった 2 月から持ち直した 3 カ月移動平均でみれば 着工 販売ともに頭打ち傾向となっている 値頃感のある住宅が不足していることが購入を抑制する要因となっているようだ 来週以降発表される経済指標では 1~3 月期の GDPは減速も 月次指標は全体として底堅い内容になると予想 来週以降発表される経済指標では 1~3 月期の実質 GDP 成長率 ( 速報値 4/28) は前期比年率 +0.4% と 10~12 月期 ( 同 +1.4%) から減速する見通しである 月次指標では 新築住宅販売 (4/25) は小幅に増加するとみられる 企業関連では 3 月の耐久財受注 (4/26) が増加すると予想する ISM 調査では 一般機械産業が新規受注の改善を報告しており コ ア資本財受注も持ち直すか注目される 消費者マインド ( カンファレンスボード :4/26 ミシガン大:4/29) は前月から低下するが 高水準を維持するとみられる 物価面では コアPCEデフレーター (4/29) は前年比上昇率が小幅に鈍化するだろう また 再来週は 4 月のISM 指数 ( 製造業 :5/2 非製造業:5/4) や 4 月の雇用統計 (5/6) が発表となる 4 月のベージュブックでは 労働市場の力強さと熟練労働者を中心に賃金上昇圧力の高まりが指摘されており 雇用統計は堅調な内容となるだろう 4 月 FOMC は政策金利の据え置きを決定する見込み 4 月の FOMC(4/26 27) は 政策金利の据え置きを決定するとみられる 4 月の声明文では 景気の現状判断について 1~3 月期 GDPの下振れが 指摘される可能性がある しかし 見通し自体は大きく変わらいとみている また FOMC 内ではリスク判断が分かれており 4 月も判断が分かれたままであろう ( 風間春香 ) ( 前月比 %) 1.2 鉱工業生産指数 コア資本財受注 (10 億ドル ) 76 公益鉱業製造業 カ月移動平均 /3 15/6 15/9 15/12 16/3 ( 年 / 月 ) ( 資料 )FRBより みずほ総合研究所作成 66 持ち直しの動きを 確認できるか注目 64 14/3 14/9 15/3 15/9 16/3 ( 年 / 月 ) ( 注 ) 国防 民間航空機を除く資本財 ( 資料 ) 米国商務省より みずほ総合研究所作成 6

9 < 海外 ( 欧州 )> 2 月ユーロ圏輸出は増加するも低水準にとどまる 3 月ユーロ圏新車登録台数はドイツ中心に減少 ECBは政策を現状維持今晩から再来週にかけてユーロ圏 GDPやインフレ率 PMIなどが発表 2 月のユーロ圏域外向け財輸出金額 (4/15) は前月比 +0.7% と増加に転じた とは言え 過去 2 カ月分の落ち込みを取り戻せず 水準は昨夏並みにとどまっている 仕向地別にみると 2 月単月では増加するも力強さを欠くところが多い 中国向け ( 同 +3.4%) は増加傾向だが 現地の景気が減速気味の中 持続性は楽観できない 米国向け ( 同 +2.2%) は増加したが 均せば減少傾向である NIEs ASEAN 向け ( 同 +0.0%) は持ち直しの動きが停滞しており 南米 アフリカ向け ( 同 0.1%) は減少基調にある 3 月のユーロ圏新車登録台数 (4/15) は前月比 2.4% と ドイツを中心に落ち込んだ ドイツでは 先行きの景気や雇用に対する不安感の高まりから消費者マインドが悪化しており それが新車販売の減少などに繋がっているようだ 4 月以降の動向に注意が必要である ECB 政策理事会 (4/21) では 金融政策の現状維持が決定された ドラギ総裁は 3 月と同様 現行水準 以下 の金利水準を継続すると述べ 追加緩和の可能性を排除しなかった また 総裁は これまでの一連の金融緩和は 低インフレが企業の価格設定行動に影響を及ぼすという 2 次的波及効果の顕在化を避ける効果があったと前向きな認識を示した 今晩から再来週にかけては 1~3 月期のユーロ圏 GDP(4/29 速報値) や 3 月のユーロ圏小売数量 (5/4) 4 月のユーロ圏合成 PMI( 速報値 4/22) 4 月のユーロ圏インフレ率 ( 速報値 4/29) などの発表が予定されている ユーロ圏 GDPについては 暖冬や難民対応を背景に 成長率が 10~12 月期 ( 前期比 +0.3%) から小幅に加速する可能性がある PMIは 3 月並みの水準となり 緩やかなユーロ圏景気の回復が 4 月以降も続いていることを示唆しよう インフレ率は 昨年とのイースター休暇時期のずれが下押し要因となり 3 月から低下するとみられる ( 松本惇 ) ユーロ圏仕向地別輸出金額 ユーロ圏新車登録台数 (2014/8=100) 輸出全体米国向け 130 南米 アフリカ向け中国向け NIEs ASEAN 向け /8 14/11 15/2 15/5 15/8 15/11 16/2 ( 年 / 月 ) ( 資料 ) Eurostat より みずほ総合研究所作成 ( 前月比 %) /3 15/6 15/9 15/12 16/3 その他 オランダ ( 年 / 月 ) フランス イタリア スペイン ドイツ ユーロ圏 ( 資料 )ECBより みずほ総合研究所作成 7

10 Ⅱ. トピックス ~2016 年全人代と中国の政策展望 ~ 2016 年 3 月 全人代が第 13 次五カ年計画や 2016 年 の経済政策方針を採択 2016 年 3 月 5~16 日 中国で国会に相当する全国人民代表大会 ( 以下 全人代 ) が開催され 2016~2020 年の中期政策大綱である第 13 次五カ年計画 2016 年の施政方針を示す政府活動報告 予算などが採択された 2016 年初頭にみられた元安加速や中国株下落など金融市場の変動はいったんおさまり 1~3 月期の実質 GDP 成長率も前年比 +6.7% と前期 ( 同 +6.8%) から小幅な減速にとどまっているものの 依然として中国経済の先行きに対する懸念がくすぶっている状態だ それゆえ 全人代で示された政策や予算案を手がかりに 今後の経済運営の重点を把握する必要がある 第 13 次五カ年計画では 2020 年までのGDP 1 人当たり所得倍増目標を明記 まず 第 13 次五カ年計画に関しては 2020 年までにGDPと国民 1 人当たり所得を 2010 年対比で倍増させるという目標が掲げられ そのために 2016~2020 年の年平均成長率を+6.5% 以上とすることが定められた また 単なる成長率目標の達成にとどまらず 広く国民が生活の質向上を実 感する必要があるとの考えから 貧困対策 居住環境改善 環境問題への対応といった事項についても それぞれ数値目標が掲げられた 2016 年の成長率目標は +6.5~7.0% に引き下げ 全人代では 上記五カ年計画の初年度に当たる 2016 年の経済運営方針についても詳細が定められた 最も注目度の高い実質 GDP 成長率目標は 前年比 +6.5~7.0% と 2015 年の目標値 ( 同 +7.0% 前後 ) から引き下 げられた ( 図表 1) 政府活動報告 の内容を基に +6.5~7.0% という成長率目標が設定された理由を推察すると 1GDP 倍増計画のため第 13 次五カ年計画期に年平均 +6.5% 以上の成長が必要なこと 2 構造改革推進や十分な雇用機会の創出のためには一定程度の成長が必要なこと 3マーケットの期待を安定させるため などを挙げることができる 図表 1 中国の主要経済指標 指標 2016 年 2015 年 2015 年目標目標実績 実質 GDP 成長率 ( 前年比 ) 6.5~7.0% 7.0% 前後 6.9% 消費者物価上昇率 ( 前年比 ) 3.0% 前後 3.0% 前後 1.4% 全社会固定資産投資 ( 前年比 ) 10.5% 前後 15.0% 9.8% 社会消費財小売総額 ( 前年比 ) 11.0% 前後 13.0% 10.7% 輸出入総額 ( 前年比 ) 回復 6.0% 前後 8.0% M2 伸び率 ( 前年比 ) 13.0% 前後 12.0% 前後 12.3% 都市登録失業率 4.5% 以内 4.5% 以内 4.1% 都市新規就業者数 1,000 万人以上 1,000 万人以上 1,312 万人 国家財政赤字 2 兆 1,800 億元 1 兆 6,200 億元 1 兆 6,200 億元 対 GDP 比率 3.0% 2.3% 2.4% ( 注 ) 輸出入総額の前年比伸び率は 名目ドル建て M2 伸び率の 2015 年の実績値は 月次伸び率の年平均値 ( 資料 ) 中国国家统计局 2015 年国家经济和社会发展统计公报 2016 年 2 月 29 日 李克强作政府工作报告 ( 文字实录 ) ( 中央政府门户网站 2016 年 3 月 5 日 ) 国家发展和改革委员会 关于 2014 年国民经济和社会发展计划执行情况与 2015 年国民经济和社会发展计划草案的报告 2015 年 3 月 17 日 两会授权发布 : 关于 2015 年国民经济和社会发展计划执行情况与 2016 年国民经济和社会发展计划草案的报告 ( 摘要 ) ( 新华网 2016 年 3 月 5 日 ) 关于 2015 年中央和地方预算执行情况与 2016 年中央和地方预算草案的报告 ( 摘要 ) ( 新华网 2016 年 3 月 5 日 ) より みずほ総合研究所作成 8

11 財政 金融政策による景気下支えと サプライサイドの構造改革 により成長目標達成を狙う減税 行政費用の徴収削減に力点を置いた財政政策を実施する方針構造改革を通じて 旧産業の競争力再生と新産業の発展促進が図られる方針痛みを伴う改革を遂行しつつも 経済 社会の安定を維持できるかが課題に ただし 現在の中国の経済状況に鑑みると この成長率目標は簡単に実現できるものではない 2008 年の世界金融危機後に実施された大規模な景気対策を契機に 鉱工業の生産能力が過剰となった結果 投資に下押し圧力がかかっているためである こうした状況を踏まえて 中国政府は財政 金融政策による景気下支えを強める一方 それだけに依存せず サプライサイドの構造改革 も併せて推進するという方針を示している 財政政策については 2016 年の財政赤字は 2 兆 1,800 億元と 2015 年から増額され 財政赤字の対 GDP 比率も 3.0% に引き上げられた 財政支出の伸びが抑制される一方 減税や行政費用の徴収削減による企業 家計の負担軽減に力点が置かれ その軽減規模は 5,000 億元超と発表された 減税主眼の財政政策が実施される背景には 政府主導で支出先を決めるよりも 家計や企業の手元にお金を残したほうが効率的との考え方があるようだ 金融政策に関しても 穏健的な金融政策を柔軟かつ適度な形で運営するという方針が示された ただし 過剰生産能力問題の重石が残る間は 金融緩和の景気浮揚効果は限定的とみられ 当面は金融政策よりも財政政策に軸足を置いた政策運営が行われる見通しだ このように財政 金融政策への過度な依存を避けるとともに サプライサイドの構造改革 を通じて 旧産業の競争力再生と 新たな成長の原動力となる産業 業態の発展が図られる方針だ サプライサイドの構造改革 とは 過剰な資本ストックを調整するとともに 新たな財やサービスの供給を拡大し 人々の需要の充足や喚起を図ることを意味している 具体的には 石炭 鉄鋼業等にみられる過剰生産能力の解消 国有企業改革 起業 イノベーションの推進などへの取り組みが本格化する見通しだ また 消費や投資の潜在需要の掘り起こしによって発展余地を拡大するという方針も示されており サービス消費の促進 インフラ投資 低中所得者向け住宅の整備などの施策が講じられることとなった 今後注目すべきポイントは 痛みを伴う改革を推進しつつ経済 社会の安定を維持できるか という点である 今回の全人代では 過剰生産能力解消や国有企業改革など 既得権益者の抵抗が強い分野の改革も実行に移すという強い意志が示されたが 改革が思うように進まない恐れも排除しきれない そうした場合には 他の手段で経済を支える必要があるとして財政支出の上積みに頼り 度が過ぎれば将来の財政余力が削がれるリスクもある 他方 改革を急ぎすぎれば 不良債権の急増や金融不安の拡大 失業者の急増につながり 社会 政治的な不安が高まるリスクがある このようなリスクを乗り越え 第 13 次五カ年計画が幸先のよいスタートを切ることができるのか 中国指導部の経済運営能力に注目が集まっている ( 伊藤信悟 玉井芳野 ) 詳細は 2016 年 4 月 13 日公表の みずほインサイト をご覧ください 9

12 ~ECB は金融政策の現状維持を決定 ~ ECBは 3 月の追加緩和効果の見極めへドラギ総裁は全ての追加緩和措置の可能性を残し 追加利下げの可能性を明示的には排除せずしかし 追加利下げの優先順位は低いヘリコプター マネーの導入は 実務的 法的 制度的に困難 ECBは社債購入プログラムの詳細を発表 4 月 21 日に開催された政策理事会において 欧州中央銀行 (ECB) は金融政策の現状維持を決定した 0.4% の中銀預金金利を含む政策金利と 毎月 800 億ユーロの資産購入額はともに据え置かれた ECBは 3 月に決めた追加緩和の効果を見極めようとしている 理事会後のドラギ総裁の記者会見における注目は 総裁が 全ての緩和策をその責務の範囲内で行使する準備がある ことを強調し 追加利下げの可能性を明示的には排除しなかった点である 前回 3 月の記者会見における ECBは 更なる利下げが必要とは予想していない との発言からトーンが変化した 先月は上記の発言をとらえて 大規模な追加緩和策を発表したにもかかわらずユーロが増価してしまったことなどを踏まえ より慎重な言い回しに変えた可能性がある もっとも 追加利下げの優先順位がECBの中で高まったわけではないだろう 上記のトーンの変化について 記者からは 意見を変えたのか? との質問が出た ドラギ総裁は これまでのマイナス金利政策が概ね成功であったと評価した上で 追加利下げにより成功が今後も続くかと自問すれば NO であり マイナス金利は 程度の問題 であると述べた 前回 3 月の記者会見で 総裁は預貸スプレッドの違いなどによってマイナス金利に対する個々の銀行の耐久力は異なり マイナス金利の更なる引下げが一部銀行の収益性に悪影響を与える可能性に言及している その他 記者会見ではECBが直接家計に資金を供給する ヘリコプター マネー が検討されたかといった点や 独政府高官のマイナス金利政策への批判などに対する質問が多かった 前者についてドラギ総裁は 理事会では議論されていないことに加え 実務的 法的 制度的に難しさがある と述べた 後者については 中銀の独立性を強調し 物価安定という責務は ドイツのためだけではない と述べた 同時に ECBは 3 月に発表した追加緩和策のうち 社債購入プログラム (CSPP) の技術的詳細を発表した 社債購入は 6 月より開始される 毎月の購入金額は定められていない 購入対象は銀行を除いた事業法人の投資適格級社債で 保険会社の社債も含まれる 債券の買い入れは発行市場と流通市場の両方で行われ 購入は残存期間が 6 カ月から 30 年の債券に限られる 但し 公的部門が発行する債券の場合は発行市場での買い入れは行わない また 1 銘柄当たりの購入上限は 発行残高の 70% とされた ECBが社債購入を発表した 3 月半ば以降 ユーロ建ての投資適格級社債価格は上昇している ユーロ圏の社債市場規模は国債と比較すれば小さいことから 現物の欠乏に備え購入を急ぐ投資家が増えているようだ 発行残高の 70% までとされた1 銘柄当たりの購入上限は 公的部門債購入プログラムと比して高く 今後も社債価格は上昇する可能性がある まずは週次 月次で発表される CSPP の購入ペースが注目される ( 吉田健一郎 ) 10

13 Ⅲ. 参考資料 今週の主要経済指標 日付経済指標等今回実績予想前回実績 4/19( 火 ) 日 5 年利付国債入札 : 最高利回り 0.222% 平均利回り 0.226% 入札倍率 4.36 倍 米 4/20( 水 ) 日 住宅着工件数 (3 月 ) 住宅着工許可件数 (3 月 ) 韓金融政策決定会合 貿易統計 (3 月 ) 年率年率 通関収支原数値輸出前年比輸入前年比 万件 万件 +7,550 億円 6.8% 14.9% 万件 R 万件 R +8,346 億円 R 7.0% 16.6% 万件 万件 +2,422 億 4.0% 14.2% 米中古住宅販売件数 (3 月 ) 年率 533 万件 528 万件 R 507 万件 4/21( 木 ) 日 20 年利付国債入札 : 最高利回り0.272% 平均利回り0.262% 入札倍率 3.55 倍 内閣府月例経済報告 (4 月 ) 米フィラデルフィア連銀製造業業況指数 (4 月 ) 失業保険新規申請件数 (~4/16) 欧 ECB 政策理事会 尼金融政策決定会合 247 千人 265 千人 253 千人 4/22( 金 ) 日第 3 次産業活動指数 (2 月 ) 前月比 0.1% 0.5% R +0.7% 予想 : 情報ベンダー (Bloomberg Reuters 等 ) の取りまとめた予想コンセンサス 米国の経済指標は特に断りのない限り季調値 R は改定値 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 中 : 中国 韓 : 韓国 印 : インド 尼 : インドネシア 泰 : タイ 比 : フィリピン 伯 : ブラジル 馬 : マレーシア 11

14 来週の主要経済指標 日付 経済指標等 予 想 前 回 前々回 4/22( 金 ) 欧ユーロ圏合成 PMI(4 月速報 ) /25( 月 ) 米新築住宅販売件数 (3 月 ) 年率 [52.0 万件 ] 51.2 万件 50.2 万件 独 ifo 景況感指数 (4 月 ) /26( 火 ) 米耐久財受注 (3 月 ) 前月比 [+2.0%] 3.0% +4.3% カンファレンスボード消費者信頼感指数 (4 月 ) S&P/ ケース シラー住宅価格 [20 都市 ](2 月 ) 2 年国債入札 [95.0] 前年比 +5.5% +5.7% +5.6% 4/27( 水 ) 日全産業活動指数 (2 月 ) 前月比 [ 1.3%] +2.0% 0.9% 2 年利付国債入札 米中古住宅販売仮契約指数 (3 月 ) 前月比 +0.2% +3.5% 2.5% FOMC(26 27 日 ) 5 年国債入札 伯金融政策決定会合 (26 27 日 ) 4/28( 木 ) 日鉱工業生産 (3 月速報 ) 前月比 [+2.0%] 5.2% +2.5% 消費者物価 (3 月全国 ) [ 除 生鮮食品 ] 消費者物価 (4 月東京都区部 ) [ 除 生鮮食品 ] 前年比前年比前年比前年比 [0.0%] [ 0.2%] [0.0%] [ 0.1%] +0.3% 0.0% 0.1% 0.3% 0.0% 0.0% +0.1% 0.1% 完全失業率 (3 月 ) [3.3%] 3.3% 3.2% 有効求人倍率 (3 月 ) [1.28 倍 ] 1.28 倍 1.28 倍 実質消費支出 [ 二人以上の全世帯 ](3 月 ) 前年比 [ 4.3%] +1.2% 3.1% 新設住宅着工戸数 (3 月 ) 季調済年率 [91.0 万戸 ] 97.4 万戸 87.3 万戸 日銀 経済 物価情勢の展望 ( 基本的見解 ) 日銀金融政策決定会合 (27 28 日 ) 日銀総裁定例記者会見 米 GDP(1~3 月期速報 ) 4/29( 金 ) 日昭和の日 ( 日本休場 ) 米 百貨店 スーハ ー販売額 [ 既存店 ](3 月速報 ) 小売業販売額 (3 月速報 ) 失業保険新規申請件数 (~4/23) 7 年国債入札 個人所得 (3 月 ) 消費支出 (3 月 ) コア PCE デフレータ (3 月 ) 前年比前年比 前期比年率 前月比前月比前年比 [ 0.9%] [ 1.0%] [+0.4%] +2.2% +0.4% 10~12 月期 +1.4% +0.9% 0.2% 7~9 月期 +2.0% [260 千人 ] 247 千人 253 千人 [+0.3%] [+0.2%] [+1.6%] +0.2% +0.1% +1.7% +0.5% +0.1% +1.7% ミシガン大消費者信頼感指数 (4 月確報 ) 雇用コスト指数 (1~3 月期 ) 前期比 [89.0] +0.6% 4 月速報 ~12 月期 +0.6% 予想 :[ ] はみずほ総合研究所予想 それ以外はコンセンサス (Bloomberg 等 ) 予定は変更になる可能性があります 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 中 : 中国 韓 : 韓国 印 : インド 尼 : インドネシア 泰 : タイ 比 : フィリピン 伯 : ブラジル 馬 : マレーシア 3 月確報 ~9 月期 +0.6% 欧ユーロ圏消費者物価指数 (4 月速報 ) +0.1% 0.0% 0.2% ユーロ圏 GDP(1~3 月期速報 ) 前期比 +0.4% 10~12 月期 +0.3% 7~9 月期 +0.3% 12

15 再来週の主要経済指標 日付 経済指標等 予 想 前 回 前々回 5/1( 日 ) 中製造業 PMI(4 月 ) 非製造業 PMI(4 月 ) N.A /2( 月 ) 米製造業 ISM 指数 (4 月 ) N.A /3( 火 ) 日憲法記念日 ( 日本休場 ) 中財新製造業 PMI(4 月 ) /4( 水 ) 日みどりの日 ( 日本休場 ) 米非製造業 ISM 指数 (4 月 ) N.A 貿易収支 (3 月 ) 財 サ収支 N.A. 471 億ト ル 459 億ト ル 5/5( 木 ) 日こどもの日 ( 日本休場 ) 5/6( 金 ) 米 米失業保険新規申請件数 (~4/30) N.A. N.A. 247 千人 中財新サービス PMI(4 月 ) N.A 雇用統計 (4 月 ) 失業率非農業部門雇用者数時間当たり賃金 ( 全従業員ベース ) 前月差前月比 N.A. N.A. N.A. 5.0% +215 千人 +0.3% 4.9% +245 千人 0.1% 予想 :[ ] はみずほ総合研究所予想 それ以外はコンセンサス (Bloomberg 等 ) 予定は変更になる可能性があります 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 中 : 中国 韓 : 韓国 印 : インド 尼 : インドネシア 泰 : タイ 比 : フィリピン 伯 : ブラジル 馬 : マレーシア 13

16 4 月のスケジュール 国内米国他 1 日銀短観 (3 月調査 ) 1 米雇用統計 (3 月 ), 製造業 ISM 指数 (3 月 ) 新車販売台数 (3 月 ) ミシガン大学消費者信頼感指数 (3 月確報 ) 米製造業新規受注 (2 月 ) 5 毎月勤労統計 (2 月速報 ) 5 米非製造業 ISM 指数 (3 月 ) 10 年利付国債入札 貿易収支 (2 月 ) 6 景気動向指数 (2 月速報 ) 6 米 FOMC 議事録 (3/15 16) 国際収支 (2 月速報 ), 消費動向調査 (3 月 ) 8 景気ウォッチャー調査 (3 月 ) 黒田日銀総裁挨拶 ( 第 91 回信託大会 ) 11 機械受注統計 (2 月 ) 年物価連動国債入札 12 米連邦財政収支 (3 月 ),3 年国債入札 13 黒田日銀総裁講演 ( 米国 コロンビア大学 ) 13 米小売売上高 (3 月 ),PPI(3 月 ) マネーストック (3 月速報 ), 企業物価指数 (3 月 ) ベージュブック ( 地区連銀経済報告 ),10 年国債入札 年利付国債入札 14 英英中銀金融政策委員会 (13 14 日 ) 米 CPI(3 月 ),30 年国債入札 15 設備稼働率 (2 月 ) 15 米鉱工業生産 設備稼働率 (3 月 ) ネット対米証券投資 (2 月 ) ミシガン大学消費者信頼感指数 (4 月速報 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (4 月 ) 年利付国債入札 19 米住宅着工 許可件数 (3 月 ) 20 貿易統計 (3 月 ) 20 米中古住宅販売件数 (3 月 ) 21 内閣府月例経済報告 (4 月 ) 20 年利付国債入札 21 欧 ECB 政策理事会米フィラデルフィア連銀製造業業況指数 (4 月 ) 景気先行指数 (3 月 ) 22 第 3 次産業活動指数 (2 月 ) 独 ifo 景況感指数 (4 月 ) 米新築住宅販売件数 (3 月 ) 米 S&P/ ケース シラー住宅価格指数 (20 都市 2 月 ) 耐久財受注 (3 月 ),2 年国債入札 カンファレンスボード消費者信頼感指数 (4 月 ) 27 2 年利付国債入札, 全産業活動指数 (2 月 ) 27 米 FOMC(26 27 日 ),5 年国債入札 28 日銀金融政策決定会合 (27 28 日 ) 日銀総裁定例記者会見日銀 経済 物価情勢の展望 ( 基本的見解 ) 鉱工業生産 (3 月速報 ) 商業動態統計 (3 月速報 ), 住宅着工統計 (3 月 ) 消費者物価 (3 月全国 4 月都区部 ) 労働力調査 (3 月 ), 家計調査 (3 月 ) 28 米 GDP(1~3 月期速報 ) 7 年国債入札 29 昭和の日 ( 日本休場 ) 29 個人所得 消費支出 (3 月 ), シカゴPMI 指数 (4 月 ) 雇用コスト指数 (1~3 月期 ) ミシガン大学消費者信頼感指数 (4 月確報 ) * 印は期日未定 網掛け部分は休場を示す 予定は変更の可能性があります 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 14

17 5 月のスケジュール 国内米国他 新車販売台数 (4 月 ) 2 米製造業 ISM 指数 (4 月 ) 3 憲法記念日 ( 日本休場 ) 3 4 みどりの日 ( 日本休場 ) 4 米非製造業 ISM 指数 (4 月 ), 貿易収支 (3 月 ) 労働生産性 (1~3 月期暫定 ) 製造業新規受注 (3 月 ) 5 こどもの日 ( 日本休場 ) 米雇用統計 (4 月 ) 日銀金融政策決定会合議事要旨 (3/14 15 分 ) 9 消費動向調査 (4 月 ) 毎月勤労統計 (3 月速報 ) 年利付国債入札 10 米 3 年国債入札 11 景気動向指数 (3 月速報 ) 11 米連邦財政収支 (4 月 ) 10 年国債入札 12 景気ウォッチャー調査 (4 月 ) 12 英英中銀金融政策委員会 (11 12 日 ) 国際収支 (3 月速報 ) 米 30 年国債入札 30 年利付国債入札 13 マネーストック (4 月速報 ) 13 米小売売上高 (4 月 ),PPI(4 月 ) 第 3 次産業活動指数 (3 月 ) ミシガン大学消費者信頼感指数 (5 月速報 ) 企業物価指数 (4 月 ) 16 米ネット対米証券投資 (3 月 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (5 月 ) 17 5 年利付国債入札 17 米 CPI(4 月 ), 鉱工業生産 設備稼働率 (4 月 ) 設備稼働率 (3 月 ) 住宅着工 許可件数 (4 月 ) 18 GDP(1~3 月期 1 次速報 ) 18 米 FOMC 議事録 (4/26 27) 19 機械受注統計 (3 月 ), 20 年利付国債入札 19 米フィラデルフィア連銀製造業業況指数 (5 月 ) 景気先行指数 (4 月 ) 米中古住宅販売件数 (4 月 ) G7( 財務大臣 中央銀行総裁会議 仙台 )(20-21 日 ) 貿易統計 (4 月 ), 全産業活動指数 (3 月 ) 米新築住宅販売件数 (4 月 ) 2 年国債入札 独 ifo 景況感指数 (5 月 ) 米 5 年国債入札 年利付国債入札 26 米耐久財受注 (4 月 ) 7 年国債入札 27 消費者物価 (4 月全国 5 月都区部 ) 27 G7( サミット 伊勢志摩 )(26 27 日 ) 米 GDP(1~3 月期暫定 ) ミシガン大学消費者信頼感指数 (5 月確報 ) 30 商業動態統計 (4 月速報 ) 30 米メモリアルデー ( 米国休場 ) 31 鉱工業生産 (4 月速報 ), 住宅着工統計 (4 月 ) 2 年利付国債入札労働力調査 (4 月 ) 家計調査 (4 月 ) * 印は期日未定 網掛け部分は休場を示す 予定は変更の可能性があります 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 31 米個人所得 消費支出 (4 月 ), シカゴ PMI 指数 (5 月 ) 企業収益 (1~3 月期暫定 ) S&P/ ケース シラー住宅価格指数 (20 都市 3 月 ) カンファレンスボード消費者信頼感指数 (5 月 ) 15

18 四半期スケジュール 6 月 7 月 8 月 日本 1 法人企業統計調査 (1~3 月期 ) 新車販売台数 (5 月 ) 2 消費動向調査 (5 月 ) 10 年利付国債入札 3 毎月勤労統計 (4 月速報 ) 7 30 年利付国債入札景気動向指数 (4 月速報 ) 8 国際収支 (4 月速報 ) 景気ウォッチャー調査 (5 月 ) GDP(1~3 月期 2 次速報 ) 9 マネーストック (5 月速報 ) 5 年利付国債入札機械受注統計 (4 月 ) 10 企業物価指数 (5 月 ) 第 3 次産業活動指数 (4 月 ) 13 法人企業景気予測調査 (4~6 月期 ) 14 設備稼働率 (4 月 ) 16 日銀金融政策決定会合 (15 16 日 ) 日銀総裁定例記者会見 17 資金循環統計 (1~3 月期速報 ) 20 貿易統計 (5 月 ) 21 全産業活動指数 (4 月 ) 年利付国債入札 28 2 年利付国債入札 29 商業動態統計 (5 月速報 ) 30 鉱工業生産 (5 月速報 ) 米国 1 ベージュブック ( 地区連銀経済報告 ) 製造業 ISM 指数 (5 月 ) 3 貿易収支 (4 月 ) 非製造業 ISM 指数 (5 月 ) 雇用統計 (5 月 ) 7 労働生産性 (1~3 月期改訂 ) 米 3 年国債入札 8 米 10 年国債入札 9 米 30 年国債入札 10 連邦財政収支 (5 月 ) ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (6 月速報 ) 14 小売売上高 (5 月 ) 15 FOMC(14 15 日 ) PPI(5 月 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (6 月 ) 鉱工業生産 設備稼働率 (5 月 ) 16 経常収支 (1~3 月期 ) フィラテ ルフィア連銀製造業業況指数 (6 月 ) CPI(5 月 ) 17 住宅着工 許可件数 (5 月 ) 22 中古住宅販売件数 (5 月 ) 23 新築住宅販売件数 (5 月 ) 景気先行指数 (5 月 ) 24 耐久財受注 (5 月 ) 27 米 2 年国債入札 28 企業収益 (1~3 月期改訂 ) GDP(1~3 月期確定 ) S&P/ ケース シラー住宅価格指数 (20 都市 4 月 ) カンファレンスホ ート 消費者信頼感指数 (6 月 ) 米 5 年国債入札 29 個人所得 消費支出 (5 月 ) 米 7 年国債入札 30 シカゴ PMI 指数 (6 月 ) 1 新車販売台数 (6 月 ) 消費者物価 (5 月全国 6 月都区部 ) 日銀短観 (6 月調査 ) 労働力調査 (5 月 ) 家計調査 (5 月 ) 8 景気ウォッチャー調査 (6 月 ) 国際収支 (5 月速報 ) 毎月勤労統計 (5 月速報 ) 11 マネーストック (6 月速報 ) 12 第 3 次産業活動指数 (5 月 ) 企業物価指数 (6 月 ) 13 設備稼働率 (5 月 ) 21 全産業活動指数 (5 月 ) 25 貿易統計 (6 月 ) 29 日銀金融政策決定会合 (28 29 日 ) 日銀総裁定例記者会見日銀 経済 物価情勢の展望 ( 基本的見解 ) 商業動態統計 (6 月速報 ) 消費者物価 (6 月全国 7 月都区部 ) 鉱工業生産 (6 月速報 ) 労働力調査 (6 月 ) 家計調査 (6 月 ) 1 製造業 ISM 指数 (6 月 ) 6 貿易収支 (5 月 ) 非製造業 ISM 指数 (6 月 ) FOMC 議事録 (6/14 15) 8 雇用統計 (6 月 ) 12 連邦財政収支 (6 月 ) 米 3 年国債入札 13 ベージュブック ( 地区連銀経済報告 ) 米 10 年国債入札 14 PPI(6 月 ) 米 30 年国債入札 15 小売売上高 (6 月 ) CPI(6 月 ) ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (7 月速報 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (7 月 ) 鉱工業生産 設備稼働率 (6 月 ) 19 住宅着工 許可件数 (6 月 ) 21 フィラテ ルフィア連銀製造業業況指数 (7 月 ) 中古住宅販売件数 (6 月 ) 景気先行指数 (6 月 ) 25 米 2 年国債入札 26 新築住宅販売件数 (6 月 ) S&P/ ケース シラー住宅価格指数 (20 都市 5 月 ) カンファレンスホ ート 消費者信頼感指数 (7 月 ) 米 5 年国債入札 27 FOMC(26 27 日 ) 耐久財受注 (6 月 ) 28 米 7 年国債入札 29 GDP(4~6 月期速報 ) 雇用コスト指数 (4~6 月期 ) シカゴ PMI 指数 (7 月 ) 欧州 2 ECB 政策理事会 14 英中銀金融政策委員会 (13 14 日 ) 16 英中銀金融政策委員会 (15 16 日 ) 21 ECB 政策理事会 * 印は期日未定を示す 予定は変更の可能性があります 1 新車販売台数 (7 月 ) 5 毎月勤労統計 (6 月速報 ) 8 景気ウォッチャー調査 (7 月 ) 国際収支 (6 月速報 ) 9 マネーストック (7 月速報 ) 10 第 3 次産業活動指数 (6 月 ) 企業物価指数 (7 月 ) 15 設備稼働率 (6 月 ) GDP(4~6 月期 1 次速報 ) 18 貿易統計 (7 月 ) 19 全産業活動指数 (6 月 ) 26 消費者物価 (7 月全国 8 月都区部 ) 30 商業動態統計 (7 月速報 ) 労働力調査 (7 月 ) 家計調査 (7 月 ) 31 鉱工業生産 (7 月速報 ) 1 製造業 ISM 指数 (7 月 ) 2 個人所得 消費支出 (6 月 ) 3 非製造業 ISM 指数 (7 月 ) 5 貿易収支 (6 月 ) 雇用統計 (7 月 ) 9 労働生産性 (4~6 月期暫定 ) 10 連邦財政収支 (7 月 ) 12 PPI(7 月 ) ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (8 月速報 ) 15 ニューヨーク連銀製造業業況指数 (8 月 ) 16 住宅着工 許可件数 (7 月 ) CPI(7 月 ) 鉱工業生産 設備稼働率 (7 月 ) 17 FOMC 議事録 (7/26 27) 18 フィラテ ルフィア連銀製造業業況指数 (8 月 ) 景気先行指数 (7 月 ) 23 新築住宅販売件数 (7 月 ) 24 中古住宅販売件数 (7 月 ) 25 耐久財受注 (7 月 ) 26 企業収益 (4~6 月期暫定 ) GDP(4~6 月期暫定 ) 29 個人所得 消費支出 (7 月 ) 30 S&P/ ケース シラー住宅価格指数 (20 都市 6 月 ) カンファレンスホ ート 消費者信頼感指数 (8 月 ) 31 シカゴ PMI 指数 (8 月 ) 4 英中銀金融政策委員会 (3 4 日 ) 16

19 今週の金融市場の動き [ 海外金利 ] 4/14 4/15 4/18 4/19 4/20 4/21 4/22 前週末比 ドルLIBOR 3M(%) ユーロト ル金先 (Dec16) 米国債 (10 年 %) スワッフ 金利 (10 年 %) 独国債 (10 年 %) 英国債 (10 年 %) [ 内外株式 ] 4/14 4/15 4/18 4/19 4/20 4/21 4/22 前週末比 ダウ平均 ( ト ル ) 17, , , , , , S&P500 指数 2, , , , , , NASDAQ 総合指数 4, , , , , , 日経平均 ( 円 ) 16, , , , , , , TOPIX(Pt.) 1, , , , , , , 出来高 ( 百万株 ) 2, , , , , , , , 売買代金 ( 億円 ) 26, , , , , , , , 日経 JASDAQ 平均 ( 円 ) 2, , , , , , , [ 円金利 ] 4/14 4/15 4/18 4/19 4/20 4/21 4/22 前週末比 TIBOR 3カ月 (%) ユーロ円金先 (Jun16) 新発国債 (10 年 %) 長国先物 (Jun16) スワッフ 金利 (5 年 %) [ 為替 ] 4/14 4/15 4/18 4/19 4/20 4/21 4/22 前週末比 円 /$ $/EUR 円 /EUR ( 注 ) 前週末比は 海外などについては現時点での直近値と前週末値との比較 東京市場の発行日表示値は終値もしくは 15:00 時点値 米国 10 年債 米金利スワップ 10 年物は Bloomberg の終値 日本株出来高 売買代金はそれぞれ東京証券取引所第一部出来高 売買代金 TIBOR は全銀協発表のユーロ円 TIBOR 平均値 新発 10 年国債は日本相互証券発表の気配値 金利先物は東京金融取引所 (TFX) のユーロ円 3 ヵ月金利先物 独 英 10 年国債は Bloomberg の提示する終値 為替は NY 時間終値 ( 発行日のみ東京時間 15:00 時点 出所 :Bloomberg) 17

20 最新リポート一覧 < みずほインサイト > 2016 年 4 月 19 日英国の EU 離脱で何が起こるか?~ 日本企業も Brexit に備えを ~ 年 4 月 19 日ブラジル大統領交代後のシナリオ ~ ビジネス フレンドリー な政策転換の実現性 ~ 年 4 月 13 日 2016 年全人代と中国の政策展望 ~ 景気対策への過度な依存を避け 改革推進を重視 ~ 年 4 月 11 日国内株式相場の需給動向 ~ 国内投資家 上場企業の変化が試される ~ < 内外経済見通し > 執筆担当者 2016 年 3 月 8 日 年度内外経済見通し (2015 年 10~12 月期 GDP2 次速報後改訂 ) ~2016 年 1~3 月期も日本経済は踊り場が続く見通し ~ 年 2 月 16 日 年度内外経済見通し ~ 新興国減速に止まらず世界連鎖不況のリスクも ~ 年 7 月 24 日内外経済の中期見通し ~ 長期展望も視野に 2020 年までの世界経済の行方 ~ 市場調査部武内浩二 koji.takeuchi@mizuho-ri.co.jp 野口雄裕 takehiro.noguchi@mizuho-ri.co.jp 井上淳 jun.inoue@mizuho-ri.co.jp 大塚理恵子 rieko.otsuka@mizuho-ri.co.jp 坂中弥生 yayoi.sakanaka@mizuho-ri.co.jp 欧米調査部小野亮 makoto.ono@mizuho-ri.co.jp 吉田健一郎 kenichiro.yoshida@mizuho-ri.co.jp 松本惇 atsushi.matsumoto@mizuho-ri.co.jp 風間春香 haruka.kazama@mizuho-ri.co.jp 経済調査部 有田賢太郎 kentaro.arita@mizuho-ri.co.jp 川口亮 ryo.kawaguchi@mizuho-ri.co.jp 当レポートは情報提供のみを目的として作成されたものであり 商品の勧誘を目的としたものではありません 本資料は 当社が信頼できると判断した各種データに基づき作成されておりますが その正確性 確実性を保証するものではありません また 本資料に記載された内容は予告なしに変更されることもあります 発行 編集 / みずほ総合研究所調査本部 東京都千代田区内幸町 TEL

サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01% MSCI 新興国株価指数は 0.18% と新興国が

サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01% MSCI 新興国株価指数は 0.18% と新興国が Athena Wealth Management 2016 年 10 月 Investment Research Report インベストメントリサーチレポート サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01%

More information

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 内外経済の中期見通し (2015 年 7 月 24 日発表 ) 8 Ⅲ. 参考資料 10 今週 来週の主要経済指標 10 月次 四半期のス

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 内外経済の中期見通し (2015 年 7 月 24 日発表 ) 8 Ⅲ. 参考資料 10 今週 来週の主要経済指標 10 月次 四半期のス 金融市場ウィークリー 2015 年 7 月 24 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 FOMC や米 GDP が注目材料 長期金利はもみ合い推移 米国株は企業決算をにらみ神経質な展開を予想 為替は米利上げ観測の高まりからドル高地合い [ トピックス ] 内外経済の中期見通し (2015 年 7 月 24 日発表 ) 先進国は持ち直し 新興国は成長鈍化 日本は改革努力により

More information

米国の利上げ見送りと日本の長期化した金融緩和

米国の利上げ見送りと日本の長期化した金融緩和 October vol. EY. : Contact EY EYInstitute@jp.ey.com. P.. P.. P.. P. P. P. P.. P.. P.9. P. . 9 FRB PCE.% % OPEC FRB 9FOMC FRB CME Fed Watch -bp -bp -bp 9 月 月 月 月 月 月 年 年 < 利上げ時期 > CME Fed Watch EY 9 vol.

More information

nichigingaiyo

nichigingaiyo 通貨及び金融の調節に関する報告書 の概要 Ⅰ. 本報告書の位置付け等 本報告書は 日本銀行法第 54 条第 1 項に基づき 日本銀行が財務大臣を経由 して国会に提出する報告書である 今回は平成 30 年 4 月 ~9 月分 < 参考 > 日本銀行法第 54 条第 1 項 日本銀行は おおむね六月に一回 政策委員会が議決した第 15 条第 1 項各号に掲げる事項の内容及びそれに基づき日本銀行が行った業務の状況を記載した報告書を作成し

More information

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 日銀のETF 購入動向と株式市場への影響 8 国債市場の不安定化と金融政策 10 Ⅲ. 参考資料 12 今週 来週の主要経済指標 12 月

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 日銀のETF 購入動向と株式市場への影響 8 国債市場の不安定化と金融政策 10 Ⅲ. 参考資料 12 今週 来週の主要経済指標 12 月 金融市場ウィークリー 2015 年 4 月 10 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 来週の金融市場は 米経済指標の改善が見込めず方向感の定まらない展開を予想 米国株は企業決算を睨み神経質な展開 長期金利はもみ合い推移を予想 [ トピックス ] 日銀の ETF 購入動向と株式市場への影響 ETF の資産購入ペースの拡大が追加緩和策の本命と見る向きも増えつつある 日銀の ETF

More information

○ユーロ

○ユーロ EURO Indicators 定例経済指標レポート Euro Weekly(1/17~1/1) 発表日 :7 年 1 月 6 日 ( 水 ) ~ 景気先行サーベイは再び低下 ~ 経済指標の振り返り 第一生命経済研究所経済調査部副主任エコノミスト橋本択摩 (3-51-6) 発表日指標 イベントなど結果コンセンサス前回 1/17( 月 ) ( 英 )1 月ライトムーブ住宅価格 ( 前年比 ) ( 欧

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 本資料に記載されている見通しは 弊社グローバル債券 通貨運用グループ ( 以下 債券チーム ) の見解です 今週の戦略要旨 日本国債の割高感が高まっていることや 予定されている財政および金融政策関連の会合の存在が 日本国債に対する ( これ以上の金利低下の ) 重しとなると考えられます 弊社では 特に長期ゾーンにおいて日本金利はやや上昇すると見ています 先週発表された豪州のインフレ率は市場予想を大きく下回り

More information

[ 参考 ] 先月からの主要変更点 基調判断 3 月月例 4 月月例 景気は 急速な悪化が続いており 厳しい状況にある 輸出 生産は 極めて大幅に減少している 企業収益は 極めて大幅に減少している 設備投資は 減少している 雇用情勢は 急速に悪化しつつある 個人消費は 緩やかに減少している 景気は

[ 参考 ] 先月からの主要変更点 基調判断 3 月月例 4 月月例 景気は 急速な悪化が続いており 厳しい状況にある 輸出 生産は 極めて大幅に減少している 企業収益は 極めて大幅に減少している 設備投資は 減少している 雇用情勢は 急速に悪化しつつある 個人消費は 緩やかに減少している 景気は ( 平成 21 年 4 月 ) - 景気は 急速な悪化が続いており 厳しい状況にある - 先行きについては 当面 悪化が続くとみられるものの 在庫調整が進展するにつれ 悪化のテンポが緩やかになっていくことが期待される ただし 生産活動が極めて低い水準にあることなどから 雇用の大幅な調整が引き続き懸念される 加えて 世界的な金融危機の深刻化や世界景気の一層の下振れ懸念など 景気をさらに下押しするリスクが存在することに留意する必要がある

More information

Microsoft Word

Microsoft Word NY マーケットレポート (2015 年 3 月 2 日 ) NY 市場では 発表された米国の経済指標がまちまちの結果となったことから やや反応は限定的となった ただ 米長期債利回りが 1 週間ぶりの高水準となり 日米金利差拡大観測が意識され ドル買い 円売りが優勢となった また 米株価が堅調な動きとなったことも影響して クロス円も堅調な動きとなった 1 NY 市場レポート 22:00 ドル / 円

More information

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 6 月金融政策決定会合の主な意見 8 Ⅲ. 参考資料 10 今週 来週の主要経済指標 10 月次 四半期のスケジュール 12 今週の金融市

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 6 月金融政策決定会合の主な意見 8 Ⅲ. 参考資料 10 今週 来週の主要経済指標 10 月次 四半期のスケジュール 12 今週の金融市 金融市場ウィークリー 2016 年 6 月 24 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 英国の EU 離脱決定を受け リスクオフから円高 株安の展開に 金融市場混乱の持続性は各国の対応次第 ドル円相場では当局の介入姿勢が試される [ トピックス ] 6 月金融政策決定会合の主な意見 6 月会合ではマイナス金利政策の実体経済への効果が示される一方 経済 物価見通しは慎重な見方が示されている

More information

FOMC 2018年のドットはわずかに上方修正

FOMC 2018年のドットはわずかに上方修正 米国 2018 年 6 月 14 日全 5 頁 FOMC 2018 年のドットはわずかに上方修正 利上げの進展に伴い フォワードガイダンスを大幅に削除 ニューヨークリサーチセンターシニアエコノミスト橋本政彦 [ 要約 ] 2018 年 6 月 12 日 ~13 日に開催された FOMC( 連邦公開市場委員会 ) では 政策金利で ある FF( フェデラルファンド ) レートの誘導目標レンジを 従来の

More information

<4D F736F F D20819A819A8DC58F49835A C C8E816A2E646F63>

<4D F736F F D20819A819A8DC58F49835A C C8E816A2E646F63> ( 平成 21 年 8 月 ) - 景気は 厳しい状況にあるものの このところ持ち直しの動きがみられる - 先行きについては 当面 雇用情勢が悪化するなかで 厳しい状況が続くとみられるものの 在庫調整の一巡や経済対策の効果に加え 対外経済環境の改善により 景気は持ち直しに向かうことが期待される 一方 生産活動が極めて低い水準にあることなどから 雇用情勢の一層の悪化が懸念される 加えて 世界的な金融危機の影響や世界景気の下振れ懸念など

More information

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 不安定な動きが続く米国株式市場の見通し 8 パウエルFRB 新議長デビュー 10 Ⅲ. 参考資料 11 今週 来週の主要経済指標 11 月

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 不安定な動きが続く米国株式市場の見通し 8 パウエルFRB 新議長デビュー 10 Ⅲ. 参考資料 11 今週 来週の主要経済指標 11 月 金融市場ウィークリー 2018 年 3 月 2 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 市場は通商政策の不透明感や物価指標を注視し神経質な展開に 伊総選挙は混戦も 市場への影響は限定的と予想 [ トピックス ] 不安定な動きが続く米国株式相場の見通し PER の高め水準が許容される環境が当面続くと予想するが 緩やかながらも金利が上昇し PER 低下圧力が掛かる場面を今年は短期的に挟む可能性

More information

各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数

各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数 5 : 外国株式 外国債券と同様に円ベースの期待リターン = 円のインフレ率 + 円の実質短期金利 + 現地通貨ベースのリスクプレミアム リスクプレミアムは 過去実績で 7% 程度 但し 3% 程度は PER( 株価 1 株あたり利益 ) の上昇 すなわち株価が割高になったことによるもの 将来予想においては PER 上昇が起こらないものと想定し 7%-3%= 4% と設定 直近の外国株式の現地通貨建てのベンチマークリターンと

More information

月例経済報告

月例経済報告 ( 平成 30 年 4 月 ) - 景気は 緩やかに回復している - 先行きについては 雇用 所得環境の改善が続くなかで 各種政策の効果もあっ て 緩やかな回復が続くことが期待される ただし 海外経済の不確実性や金融資 本市場の変動の影響に留意する必要がある 平成 30 年 4 月 16 日 内閣府 [ 参考 ] 先月からの主要変更点 基調判断 政策態度 3 月月例 4 月月例 景気は 緩やかに回復している

More information

3_2

3_2 三井住友信託銀行調査月報 1 年 7 月号 中国の景気減速の影響をどう見るか < 要旨 > 中国の景気減速が続いている 工業生産や電力生産量の伸びは低下傾向にあり 中国人民銀行は貸出基準金利を 3 年半ぶりに引き下げ景気重視に舵を切った 景気減速とともに中国の輸入が頭打ちになっているが その動きには地域差が見られ 中部 西部 東北といった内陸部に比べて沿海部 ( 東部 ) の落ち込みが大きい 全世界的な景気鈍化で中国の輸出基地である沿岸部からの輸出が伸び悩み

More information

Microsoft Word ECB利下げ.doc

Microsoft Word ECB利下げ.doc 平成 24 年 (212 年 )7 月 6 日 NO.212-15 ECB は政策金利を過去最低の.75% に引き下げ ~ 市場心理の維持には必要も 利下げ自体の効果は限定的 ~ 要旨 欧州中央銀行 (ECB) は 7 月 5 日に開催された理事会において 政策金利をそれぞれ 25bp 引き下げ リファイナンス金利は現行の 1.% から.75% とすることを決定した 利下げは昨年 12 月以来 7

More information

月例経済報告

月例経済報告 ( 平成 30 年 12 月 ) - 景気は 緩やかに回復している - 先行きについては 雇用 所得環境の改善が続くなかで 各種政策の効果もあって 緩やかな回復が続くことが期待される ただし 通商問題の動向が世界経済に与える影響や 海外経済の不確実性 金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある 平成 30 年 12 月 20 日 内閣府 [ 参考 ] 先月からの主要変更点 基調判断 政策態度 11

More information

Economic Indicators_  定例経済指標レポート

Economic Indicators_  定例経済指標レポート Market Watching 市場レポート テーマ :Weekly Market Report(2016 年 10 月 17 日 ~) 発表日 :2016 年 10 月 17 日 ( 月 ) 今週のスケジュール ~TV 討論会後の両候補の支持率の動きに注目 ~ 第一生命経済研究所経済調査部担当嶌峰義清 (03-5221-4521) 今週の経済指標 イベント 注目材料 発表日国指標 イベント注目度コンセンサスレンジ前回備考

More information

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 米国主要企業の1~3 月期決算の動向 8 英総選挙 : 保守党が予想外の単独過半数確保 10 Ⅲ. 参考資料 12 今週 来週の主要経済指

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 米国主要企業の1~3 月期決算の動向 8 英総選挙 : 保守党が予想外の単独過半数確保 10 Ⅲ. 参考資料 12 今週 来週の主要経済指 金融市場ウィークリー 2015 年 5 月 15 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 来週にかけての金融市場は 欧米長期金利にらみの展開が続こう 米長期金利は横ばい圏でのもみ合いが予想され 株 為替市場も方向感は出にくい [ トピックス ] 米国主要企業の 2015 年 1~3 月期決算の動向 米国の主要企業の 2015 年 1~3 月期決算は総じて事前予想比良好であった

More information

untitled

untitled 平成 22 年 12 月 16 日経済調査室 概況ユーロ圏は経済が好調なこともあり 緩やかな回復基調にある 但し 域内での成長率格差は依然残っており 二極化が続いている 第 3 四半期の実質 GDP 成長率は前期比 0.4%( 前年比 1.9%) と 前期の同 %( 同 2.0%) から減速した 需要項目別にみると 個人消費や政府消費の伸びが若干加速した一方で 在庫調整進展の効果が剥落してきていることから

More information

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 国内経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 6 低金利長期化による副作用への警戒を強める日銀 6 イラン制裁を前に下落する原油相場 7 Ⅲ. 参考資料 8 今週 来週の主要経済指標 8

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 国内経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 6 低金利長期化による副作用への警戒を強める日銀 6 イラン制裁を前に下落する原油相場 7 Ⅲ. 参考資料 8 今週 来週の主要経済指標 8 金融市場ウィークリー 2018 年 11 月 2 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 金融市場は米中間選挙を経て 徐々に落ち着きを取り戻す展開 米長期金利は上昇含みで為替はドル高地合い 株式相場は投資家心理の改善で下値固め [ トピックス ] 低金利長期化による副作用への警戒を強める日銀 日銀は金融仲介機能の先行きに注視する姿勢を強めた 7 月の政策修正による市場の機能度改善を強調するも

More information

1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX) 30 第 1 運用状況 ( 速報 ) 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に判断することが必要ですが 国民の皆様に対して適時適切な情報提供を行う観点から 作成 公表が義務付けられている事業ごとの業務概況書のほか ごとに運用状況の速報として公表を行うものです 収益は 各期末時点での時価に基づく評価であるため 評価損益を含んでおり 市場の動向によって変動するものであることに留意が必要です

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 本資料に記載されている見通しは 弊社グローバル債券 通貨運用グループ ( 以下 債券チーム ) の見解です 今週の戦略要旨 FRB( 米連邦準備制度理事会 ) のイエレン議長は グローバル金融市場のリスクの高まりに対して懸念を示し 2016 年の利上げは慎重に進めると示唆しました 2016 年初 クレジット市場は軟調な動きを示していましたが コモディティ価格の落ち着きや資金フローの改善を背景に 直近

More information

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 日銀短観 (12 月調査 ) 8 日銀の次の一手は春闘の結果を見極めてから 10 Ⅲ. 参考資料 11 今週 年末 年始の主要経済指標 1

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 日銀短観 (12 月調査 ) 8 日銀の次の一手は春闘の結果を見極めてから 10 Ⅲ. 参考資料 11 今週 年末 年始の主要経済指標 1 金融市場ウィークリー 2017 年 12 月 22 日 29 日合併号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 注目された米税制改革が決着し年末年始の金融市場は様子見姿勢が強まり易い 米 10 年国債利回りはもみ合い推移を予想も 上昇モメンタム加速には留意 [ トピックス ] 日銀短観 (12 月調査 ) 製造業の業況判断は大幅に改善 経常利益計画も上方修正 ただし 人手不足の継続など供給制約が企業活動の抑制要因となる可能性には注意が必要

More information

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 5 月議事録の予告どおり 再投資縮小計画を発表した6 月 FOMC 8 ECBは緩和策からの脱却に向かえるか 9 Ⅲ. 参考資料 11 今

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 5 月議事録の予告どおり 再投資縮小計画を発表した6 月 FOMC 8 ECBは緩和策からの脱却に向かえるか 9 Ⅲ. 参考資料 11 今 金融市場ウィークリー 2017 年 6 月 16 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 日米の金融政策当局者の講演等での発言に注目 米 10 年国債金利は低位での推移 米株は高値でもみ合い 円高を背景に国内株式市場は弱含み推移を予想 [ トピックス ] 予告通りに再投資縮小計画を発表した 6 月 FOMC 月間 100 億ドルの上限で年内開始 1 年かけて同 500 億ドルに上限を引き上げ予定

More information

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 国内経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 6 アジアの債務拡大に伴うリスク 6 金利上昇リスクを考える 8 Ⅲ. 参考資料 9 今週 来週の主要経済指標 9 月次 四半期のスケジュール

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 国内経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 6 アジアの債務拡大に伴うリスク 6 金利上昇リスクを考える 8 Ⅲ. 参考資料 9 今週 来週の主要経済指標 9 月次 四半期のスケジュール 金融市場ウィークリー 218 年 11 月 22 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 世界経済の先行き不透明感が引き続き金融市場の重石 米中協議を控え投資家は様子見姿勢となり易い 一方で米国の年末商戦への期待は一定の下支えに [ トピックス ] アジアの債務拡大に伴うリスク 金利が大幅に上昇して金融危機に陥るリスクは限定的だが 現状程度の緩やかな金利上昇が続いて内需が減速するリスクには注意が必要

More information

1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長 30 第 2 運用状況 ( 速報 ) 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に判断することが必要ですが 国民の皆様に対して適時適切な情報提供を行う観点から 作成 公表が義務付けられている事業ごとの業務概況書のほか ごとに運用状況の速報として公表を行うものです 収益は 各期末時点での時価に基づく評価であるため 評価損益を含んでおり 市場の動向によって変動するものであることに留意が必要です

More information

マネーマーケットマンスリー 2018年3月

マネーマーケットマンスリー 2018年3月 Money Market Monthly マネーマーケットマンスリー 218 3 No.312 国内経済 金利 先行き懸念 上昇も限定的 短期金利 株式 下値を固める展開 J-REIT 外国為替 円高ドル安が継続 米国金利日米主要経済指標 金利 株価 為替相場動向 ----------------------------------------- VIX 指数 VIX 指数とは ボラティリティ インデックス

More information

今月の経済金融情勢2018年11月30日号

今月の経済金融情勢2018年11月30日号 今月の経済 金融情勢 ~ わが国をめぐる経済 金融の現状 ~ 2018 年 11 月 30 日 農林中金総合研究所 調査第二部 http://www.nochuri.co.jp/publication/situation/index.html 1 経済 金融情勢資料 2018 年 11 月 米国 中国 日本 金融市場 米国の経済指標をみると 雇用統計 (10 月 ) の非農業部門雇用者数は前月比 25

More information

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 国内経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 6 1~3 月期米企業業績動向 6 通貨急落に直面するアルゼンチン 8 Ⅲ. 参考資料 10 今週 来週の主要経済指標 10 月次 四半期のス

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 国内経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 6 1~3 月期米企業業績動向 6 通貨急落に直面するアルゼンチン 8 Ⅲ. 参考資料 10 今週 来週の主要経済指標 10 月次 四半期のス 金融市場ウィークリー 2018 年 5 月 25 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 米長期金利は 3% 前後でのもみ合いを予想 ユーロの下落や米中 米朝関係悪化による円高リスクに注意 株は日米ともに上値の重い展開に [ トピックス ] 1~3 月期米企業業績動向 1~3 月期の米主要企業の業績はエネルギーや情報技術がけん引し 改善ペースが大幅に加速 今後は改善ペース鈍化も

More information

平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) (

平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) ( 平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) (TSEREIT) (S&P500) (FT100) ( 上海 ) 2009 年 1 月 -7.6% -8.8%

More information

<4D F736F F F696E74202D E835A838B94C5817A837D815B B834A E738FEA816A2E >

<4D F736F F F696E74202D E835A838B94C5817A837D815B B834A E738FEA816A2E > マーケットフォーカス ( アジア市場 ) 1 年 3 月号 各国の実質 GDP 成長率 ( 前年同期比 ) の推移 経済 各国の消費者物価指数 ( 前年同月比 ) の推移 各国の政策金利の推移 ご参考資料 1 年 3 月 1 日 1 (1 年 1 1 月期 ~17 年 1 1 月期 四半期 ) インドネシア フィリピン 中国 1 (15 年 月 ~1 年 月 月次 ) インドネシアフィリピン 中国

More information

Microsoft Word doc

Microsoft Word doc NY マーケットレポート (2015 年 6 月 22 日 ) NY 市場では ギリシャが債務協議に向け新提案を出したことを受けて ユーログループ議長などが週内の合意の可能性を示唆したことから ギリシャ協議に対する楽観的な見方が広がり ユーロは主要通貨に対して堅調な動きとなった そして 欧米の株価が上昇したことから 投資家のリスク志向の動きが強まり 円が売られる動きとなり ドル円 クロス円は堅調な動きとなった

More information

マネーマーケットマンスリー

マネーマーケットマンスリー Money Market Monthly マネーマーケットマンスリー 21 1 No.271 国内経済 回復は鈍い 金利 低水準でもみ合い 短期金利 株式 高値圏もみ合い J-REIT 外国為替 大幅円安後の調整に注意 米国金利日米主要経済指標 金利 株価 為替相場動向 ----------------------------------------- 日米の大型 IPO IPO とは株式新規公開のことを指し

More information

Microsoft Word - 20_2

Microsoft Word - 20_2 三井住友信託銀行調査月報 1 年 1 月号 海外資金に揺さぶられる新興国の銀行 < 要旨 > リーマンショック以降 海外からの新興国向け与信残高が増加してきた 中でも経常赤字国では海外金融機関を通じた与信の増加スピードが速く 部門別に見るとこの間特に存在感を増してきたのが銀行部門向け与信である 銀行部門への海外与信残高の増加は その国の経済情勢が悪化して与信減少が始まった場合 国内における信用収縮を引き起こして実体経済への悪影響を増幅する可能性を高める

More information

< 豪州債券市場の市況および今後の見通し > 2016 年の豪州債券市場では 金利が低下しました 年初から 2 月にかけては 中国株をはじめ世界の株式市場が下落するなど市場のリスク回避姿勢が強まる中 金利低下が進みました 1 月末に日銀のマイナス金利導入発表を受け 欧州など他国でもさらなる金融緩和期

< 豪州債券市場の市況および今後の見通し > 2016 年の豪州債券市場では 金利が低下しました 年初から 2 月にかけては 中国株をはじめ世界の株式市場が下落するなど市場のリスク回避姿勢が強まる中 金利低下が進みました 1 月末に日銀のマイナス金利導入発表を受け 欧州など他国でもさらなる金融緩和期 豪州経済の現状と見通し < 豪州経済について > 2016 年 7 月 13 日 1-3 月期の実質 GDP( 国内総生産 ) 成長率は前年同期比 +3.1% と豪州経済は堅調に回復しています 資源投資の冷え込みにより設備投資が弱いものの 底堅い個人消費や好調な輸出が豪州経済の回復を支えています 今後も RBA( 豪州準備銀行 ) の金融緩和などを支援材料に豪州経済は堅調に回復する見込みです 労働市場では

More information

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 国内経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 6 Brexitの現状整理と展望 6 米中貿易摩擦が招く新興国不安 8 Ⅲ. 参考資料 9 今週 来週の主要経済指標 9 月次 四半期のスケジ

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 国内経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 6 Brexitの現状整理と展望 6 米中貿易摩擦が招く新興国不安 8 Ⅲ. 参考資料 9 今週 来週の主要経済指標 9 月次 四半期のスケジ 金融市場ウィークリー 2018 年 7 月 20 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 引き続き米経済 企業業績への期待が下支えとなるも 中国市場や米欧の通商問題の動向には留意 モメンタムは鈍化も米金利上昇 株高 ドル高を予想 [ トピックス ] Brexit の現状整理と展望 メイ政権は ソフトな EU 離脱を目指す白書を発表した 財のみの自由貿易地域 という英国の提案を

More information

経済・物価情勢の展望(2018年1月)

経済・物価情勢の展望(2018年1月) 基本的見解 1 < 概要 > 2018 年 1 月 23 日 日本銀行 経済 物価情勢の展望 (2018 年 1 月 ) わが国経済は 海外経済が緩やかな成長を続けるもとで きわめて緩和的な金融環境と政府の既往の経済対策による下支えなどを背景に 景気の拡大が続き 2018 年度までの期間を中心に 潜在成長率を上回る成長を維持するとみられる 2019 年度は 設備投資の循環的な減速に加え 消費税率引き上げの影響もあって

More information

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 マネーフローとドル円相場 8 輸出は高品質化で稼ぐ時代に 9 Ⅲ. 参考資料 11 今週 来週の主要経済指標 11 月次 四半期のスケジュ

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 マネーフローとドル円相場 8 輸出は高品質化で稼ぐ時代に 9 Ⅲ. 参考資料 11 今週 来週の主要経済指標 11 月次 四半期のスケジュ 金融市場ウィークリー 216 年 1 月 15 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 中国景気や原油価格の下振れ懸念から金融市場は不安定な動きが続くと予想 中国経済指標 イランへの経済制裁解除をにらんだ原油価格動向に注目 [ トピックス ] マネーフローとドル円相場 215 年を通じ円安圧力となった対外証券投資は年初も方向感変わらず 足元の円高は投機要因で一時的とみるが 投資スタンス変更に繋がれば円高定着も

More information

Outlook201806

Outlook201806 ( 6 月 ) 目次 投資戦略のポイント P.1 内外経済 P.2 日本経済 米国経済 欧州経済 各資産の投資環境見通し P.3 前月の投資環境 国内債券 国内株式 外国債券 外国株式 為替 金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 405 号 一般社団法人日本投資顧問業協会会員 / 一般社団法人投資信託協会会員 投資戦略のポイント 1 米国景況感と金利動向に注意 2 欧州イタリアの政治動向

More information

株式市場 米国株 新政権の政策期待による上昇も一服 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました ISM( 全米供給管理協会 ) 指数など月初に発表された経済統計がおおむね良好であったことを受け 月前半の株式市場は堅調に推移しました 月半ば以降は 高値警戒感な

株式市場 米国株 新政権の政策期待による上昇も一服 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました ISM( 全米供給管理協会 ) 指数など月初に発表された経済統計がおおむね良好であったことを受け 月前半の株式市場は堅調に推移しました 月半ば以降は 高値警戒感な 1 月の投資環境見通し世界の株式 債券 為替 REIT 市場 日本株 スピード調整後 持ち直しへ 株式市場 日経平均株価 19,114.37 円 4.40% 先月の回顧 国内株式市場は上昇しました 上旬から中旬にかけては イタリアの政治情勢が懸念される局面もありましたが 良好な米国や中国の経済指標の発表 FOMC( 米国連邦公開市場委員会 ) での政策金利見通しの引き上げなどを受け 円安が一段と進んだことから

More information

経済金融・情勢資料  15年7月 

経済金融・情勢資料  15年7月  213.7.23 今月の経済 金融情勢 ~ わが国をめぐる経済 金融の現状 ~ 213 年 7 月 農林中金総合研究所 調査第二部 http://www.nochuri.co.jp/publication/situation/index.html 経済 金融情勢資料 2 1 3 年 7 月 1. 米国では 6 月 18~19 日の米連邦公開市場委員会 (FOMC) で 政策金利 (~.25%) を据え置き

More information

金融市場ウィークリー 2017 年 4 月 7 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 米経済指標は底堅く推移する見込みだ 米国の政策の不透明感は残存し リスクオンの動きは限定的に 米金利は横ばい ドルは上値が重い展開を予想 [ トピックス ] 日銀短観 (3 月調査 ) 輸

金融市場ウィークリー 2017 年 4 月 7 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 米経済指標は底堅く推移する見込みだ 米国の政策の不透明感は残存し リスクオンの動きは限定的に 米金利は横ばい ドルは上値が重い展開を予想 [ トピックス ] 日銀短観 (3 月調査 ) 輸 金融市場ウィークリー 2017 年 4 月 7 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 米経済指標は底堅く推移する見込みだ 米国の政策の不透明感は残存し リスクオンの動きは限定的に 米金利は横ばい ドルは上値が重い展開を予想 [ トピックス ] 日銀短観 (3 月調査 ) 輸出主導で業況改善も 欧米政治の不透明感や交易条件の悪化懸念から先行きは慎重 省力化投資への関心の高まりから

More information

Economic Indicators_  定例経済指標レポート

Economic Indicators_  定例経済指標レポート Market Watching 市場レポート テーマ :Weekly Market Report(2013 年 1 月 28 日 ~) 発表日 :2013 年 1 月 28 日 ( 月 ) 今週のスケジュール ~ 底堅い指標などから景気持ち直し期待強まるか ~ 第一生命経済研究所経済調査部担当嶌峰義清 (03-5221-4521) 今週の経済指標 イベント 注目材料 発表日 国 指標 イベント 注目度

More information

今月の経済金融情勢2018年12月25日号

今月の経済金融情勢2018年12月25日号 今月の経済 金融情勢 ~ わが国をめぐる経済 金融の現状 ~ 2018 年 12 月 25 日 農林中金総合研究所 調査第二部 http://www.nochuri.co.jp/publication/situation/index.html 1 経済 金融情勢資料 2018 年 12 月 米国 中国 日本 金融市場 米国の経済指標をみると 雇用統計 (11 月 ) の非農業部門雇用者数は前月比 15.5

More information

オーバルネクスト ETF 情報 2010 年 2 月 15 日号 ( 株 ) オーバルネクスト 東京都中央区日本橋兜町 13-2 TEL 03(5641)5777

オーバルネクスト ETF 情報 2010 年 2 月 15 日号 ( 株 ) オーバルネクスト 東京都中央区日本橋兜町 13-2 TEL 03(5641)5777 オーバルネクスト ETF 情報 21 年 2 月 15 日号 ( 株 ) オーバルネクスト 13-26 東京都中央区日本橋兜町 13-2 TEL 3(5641)5777 http://www.ovalnext.co.jp/ 金の投資資金の動き リスク回避で先物手じまい売り ETF は横ばい 金 ETF の現物保有高 大口投機家の取組 =CFTC NY 金単位 : 枚 1 2 ドバイアメリカ南アフリカロンドンオーストラリアドル建て金

More information

為替相場展望2018年10月号

為替相場展望2018年10月号 相場展望 2018 年 10 月 調査部マクロ経済研究センター https://www.jri.co.jp/report/medium/exchange 目次 回顧 : ドルは対円で年初来高値更新 対ユーロでは横這い圏 p. 1 ドル円分析 : 基調は米国景気 利上げ次第ながら 中間選挙が攪乱要因 p. 2 ユーロ分析 : ユーロ高再開にはコア物価の上昇がカギ 伊動向がユーロ安リスク p. 3 見通し

More information

参考資料いちよし証券投資情報部 2019 年 10 月 7 日 極端な悲観相場の修正へ 業績の下方修正リスクも織り込み 日米経済指標に注目 最終ページに お客様にご確認いただきたい重要な注意事項を記載しております 必ずご確認ください

参考資料いちよし証券投資情報部 2019 年 10 月 7 日 極端な悲観相場の修正へ 業績の下方修正リスクも織り込み 日米経済指標に注目 最終ページに お客様にご確認いただきたい重要な注意事項を記載しております 必ずご確認ください 極端な悲観相場の修正へ 業績の下方修正リスクも織り込み 日米経済指標に注目 1. 日経平均株価と株価指標 円 25,000 24,000 23,000 22,000 (18/10/2) 24,448.07 (18/12/3) 22,698.79 25 日移動平均線 75 日移動平均線 200 日移動平均線 (19/4/24) 22,362.92 (19/7/25) 21,823.07 (19/9/19)

More information

国内短期金利

国内短期金利 Money Market Monthly マネーマーケットマンスリー 21 8 No.293 国内経済 金利 企業活動の停滞により不透明感強まる 調整一服後 低下へ 短期金利 株式 底堅く推移する展開 J-REIT 外国為替 円高ドル安基調 米国金利日米主要経済指標 金利 株価 為替相場動向 ----------------------------------------- ポケモノミクス 現実の世界で任天堂の

More information

経済・物価情勢の展望(2017年7月)

経済・物価情勢の展望(2017年7月) 基本的見解 1 < 概要 > 2017 年 7 月 20 日 日本銀行 経済 物価情勢の展望 (2017 年 7 月 ) わが国経済は 海外経済の成長率が緩やかに高まるもとで きわめて緩和的な金融環境と政府の大型経済対策の効果を背景に 景気の拡大が続き 2018 年度までの期間を中心に 潜在成長率を上回る成長を維持するとみられる 2019 年度は 設備投資の循環的な減速に加え 消費税率引き上げの影響もあって

More information

Microsoft Word - 49_2

Microsoft Word - 49_2 三井住友信託銀行調査月報 年 月号 マイナス金利政策の国内設備投資への影響 < 要旨 > 日本銀行による量的 質的金融緩和政策 (QQE) 導入以降 円安の追い風を受け企業業績が上向いているものの 設備投資額の水準は過去のバブル期 リーマンショック前の水準には回復していない 今回のマイナス金利政策導入に際し日本銀行が意図している効果の一つに 実質金利の引き下げを通じた国内企業の投資需要喚起がある しかし国内企業の投資行動を分析すると

More information

今月の経済・金融情勢

今月の経済・金融情勢 29.1.15 今月の経済 金融情勢 ~ わが国をめぐる経済 金融の現状 ~ 29 年 1 月 農林中金総合研究所 調査第二部経済金融 Ⅰ 班 http://www.nochuri.co.jp/weekly/weekly.html 経済金融 情勢資料 2 1 年 1 月 1. 原油価格 (WTI 期近 終値 ) は 世界的な景気悪化や投資資金の引き揚げなどから下落基調が続き 8 年 12 月下旬に

More information

【No

【No No. 3 ある個人は働いて得た賃金の全てをY 財の購入に支出するものとする この個人の効用関数が u = x 3 y u: 効用水準 x:1 年間 (365 日 ) における余暇 ( 働かない日 ) の日数 y:y 財 の消費量で示され Y 財の価格が 労働 1 日あたりの賃金率が4であるとき この個人の1 年間 (365 日 ) の労働日数はいくらか ただし この個人は効用を最大にするように行動するものとする

More information

Microsoft PowerPoint - Pictet_Market_Flash_ (直近の下落).pptx

Microsoft PowerPoint - Pictet_Market_Flash_ (直近の下落).pptx ピクテ マーケット フラッシュ 218 年 2 月 7 日 株式市場 : 直近の下落 218 年 2 月 2 日 米国金利が数年ぶりの水準にまで急上昇したことを契機として2 月 2 日 2 月 日と米国株式は大きく続落 世界の株式市場も下落しました 足元では この下落が本格的な下落相場に繋がるのか 昨年からの急上昇に対する修正に留まるのかについて市場でも見方が分かれていると考えられます ピクテとしては

More information

< E97708AC28BAB82C982C282A282C42E786C73>

< E97708AC28BAB82C982C282A282C42E786C73> 平成 19 年度における運用環境について 1. 国内の景気動向について 日本経済につきましては 平成 19 年度第 1 四半期 ( 平成 19 年 4 月 ~6 月 ) は 企業収益が伸び悩みつつも高水準を維持する中で設備投資が増加基調を維持し 個人消費も底堅く推移したことなどを背景に 緩やかながらも景気拡大を続けました しかし 第 2 四半期以降 ( 平成 19 年 7 月以降 ) 原材料価格の高騰や改正建築基準法の施行による住宅建設の減少

More information

金融政策決定会合における主な意見

金融政策決定会合における主な意見 公表時間 1 月 31 日 ( 水 )8 時 50 分 金融政策決定会合における主な意見 (2018 年 1 月 22 23 日開催分 ) 1 201 8. 1. 31 日本銀行 Ⅰ. 金融経済情勢に関する意見 ( 経済情勢 ) 先進国と新興国がバランスよく成長する中 生産 貿易活動の活発化を通じて 製造業サイクルが好転し始めていることなどから 世界経済は 当面 しっかりとした成長を続けると考えている

More information

(2) 資産構成割合の推移 ( 給付確保事業 ) 1 資産配分実績の基本ポートフォリオからの乖離の推移 2 実践ポートフォリオと資産配分実績の推移 3. 運用受託機関 平成 29 年 3 月末現在 2

(2) 資産構成割合の推移 ( 給付確保事業 ) 1 資産配分実績の基本ポートフォリオからの乖離の推移 2 実践ポートフォリオと資産配分実績の推移 3. 運用受託機関 平成 29 年 3 月末現在 2 平成 28 年度国民年金基金連合会資産運用結果 1. 平成 28 年度運用実績 (1) 連合会全体の運用利回り ( 修正総合利回り ) 給付確保事業 共同運用事業 中途脱退事業 5.54% 5.87% 5.86% ( 注 1) 連合会全体 5.71% 37,219 億円 複合ベンチマーク 年度通期 ( 参考 ) 積立金額 ( 注 2) 5.83% - 17,180 億円 12,993 億円 6,701

More information

マネーマーケットマンスリー 2018年12月

マネーマーケットマンスリー 2018年12月 Money Market Monthly マネーマーケットマンスリー 218 12 No.321 国内経済 国内金利 景気の鈍化に注意 低下も限定的 短期金利 株式市場 もみ合う展開 J-REIT 外国為替 小幅に円安ドル高 米国金利日米主要経済指標 金利 株価 為替相場動向 ----------------------------------------- キャッシュレス決済 キャッシュレス決済とは

More information

Invesco Premia Plus Fund

Invesco Premia Plus Fund 月次運用レポート 販 売 用 資 料 2018年6月29日現在 当資料ご利用の際は 最終頁の ご留意いただきたい事項 をお読みください お申し込みの際は 必ず 投資信託説明書 交付目論見書 をご覧ください 1/6 2018 年 6 月 29 日現在 商品概要 設定日 2014 年 11 月 28 日信託期間 2024 年 11 月 20 日まで決算日 5 月 20 日および 11 月 20 日 (

More information

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 国内経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 6 米韓通商交渉の最近の動向 6 財政健全化計画の見直しに向けて 8 Ⅲ. 参考資料 10 今週 来週の主要経済指標 10 月次 四半期のスケ

[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 国内経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 6 米韓通商交渉の最近の動向 6 財政健全化計画の見直しに向けて 8 Ⅲ. 参考資料 10 今週 来週の主要経済指標 10 月次 四半期のスケ 金融市場ウィークリー 2018 年 4 月 6 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 米中貿易問題を巡る過度なリスク回避の動きは一服 良好な米経済指標を受けて米長期金利は上昇 株価は底堅い展開を予想 ドル円相場は円安含み [ トピックス ] 米韓通商交渉の最近の動向 米韓両政府は 米韓 FTA 再交渉で自動車分野の修正等で大筋合意 鉄鋼関税賦課の代替措置について合意に至る

More information

経済・物価情勢の展望(2017年10月)

経済・物価情勢の展望(2017年10月) 基本的見解 1 < 概要 > 2017 年 10 月 31 日 日本銀行 経済 物価情勢の展望 (2017 年 10 月 ) わが国経済は 海外経済が緩やかな成長を続けるもとで きわめて緩和的な金融環境と政府の大型経済対策の効果を背景に 景気の拡大が続き 2018 年度までの期間を中心に 潜在成長率を上回る成長を維持するとみられる 2019 年度は 設備投資の循環的な減速に加え 消費税率引き上げの影響もあって

More information

株式市場 米国株 高値警戒感の高まりなどから上昇一服も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました トランプ政権で閣僚などの人事において一部で混乱が見られましたが トランプ大統領の発言などにより減税 金融規制緩和などへの期待が高まったことや 発表された米国企

株式市場 米国株 高値警戒感の高まりなどから上昇一服も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました トランプ政権で閣僚などの人事において一部で混乱が見られましたが トランプ大統領の発言などにより減税 金融規制緩和などへの期待が高まったことや 発表された米国企 3 月の投資環境見通し世界の株式 債券 為替 REIT 市場 日本株 引き続き 堅調な国内企業業績に注目 株式市場 日経平均株価 19,118.99 円 0.41% 先月の回顧 国内株式市場は上昇しました 月前半のトランプ米国大統領の発言により米国の減税期待が再び高まったこと 注目された日米首脳会談で日本への非難などがなかったことが好感され株式市場は強含みました しかし 月後半に入ると トランプ政権の経済施策の実施時期に対する不透明感や円高の進行などが嫌気され株式市場は下落しました

More information

スライド 1

スライド 1 No.798 2. 今週 11/5~11/9 中間選挙を経て株高を見込む 1. 先週 10/29~ 前週までの下げの反動から株価反発 先週の日株価は 前週までの下げの反動から買い戻し優勢の展開 堅調な企業決算も支え 週末は トランプ大統領が中貿易合 意の草案作成指示との報道を受け 日経平均株価は22,000円台を 回復 ただ NY時間にクドローNEC(国家経済会議)委員長が草案作 成指示の事実はないと否定した

More information

1. トピック : 米国金融政策と通商政策は 次の ステージへ 6 月 FOMC は 0.25% 利上げ フォワードガイダンスを大幅変更漸進的とは言え 利上げ一直線のみの方針に長期水準を超えるタイミングが 2020 年から 2019 年に 2019 年からは 毎回記者会見を実施今後の焦点は緩和的スタ

1. トピック : 米国金融政策と通商政策は 次の ステージへ 6 月 FOMC は 0.25% 利上げ フォワードガイダンスを大幅変更漸進的とは言え 利上げ一直線のみの方針に長期水準を超えるタイミングが 2020 年から 2019 年に 2019 年からは 毎回記者会見を実施今後の焦点は緩和的スタ みずほ米国経済情報 2018 年 6 月号 トピック米金融政策と通商政策は 次 のステージへ 6 月 FOMC 声明文は フォワードガイダンスが大幅修正され 漸進的利上げのみのタカ派的内容 米通商政策は 脅し から 実行 へスタイルが変貌 景気判断企業業況は堅調 生産コストは上昇傾向 企業業況は堅調な推移が続いている 鉄鋼 アルミ関税の賦課や国内需要の拡大を背景として 生産コストが上昇していることには留意が必要

More information

第1章

第1章 エネルギー価格と為替レートが消費者物価指数へ与える影響 化石 電力ユニットガスグループ 上野宏一 1. はじめに 2013 年 4 月の日本銀行による異次元緩和政策の導入以降 一時は 1.5% まで上昇した消費者物価指数上昇率 ( 消費税を除く ) は 2014 年後半からの原油価格急落を要因として急激に低下した コアCPI(CPI 総合 < 生鮮食品除く>) の足元の動きをみると 2016 年初頭から原油価格は徐々に持ち直し

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 本資料に記載されている見通しは 弊社グローバル債券 通貨運用グループ ( 以下 債券チーム ) の見解です 今週の戦略要旨 米国中間選挙の結果 予想通りねじれ議会となりました ここ数年は政策に注目が集まっていますが 今回の選挙に関しても 経済状況やマクロ経済政策が市場の動きを形成する という原則は変わらないと考えています 米国経済は完全雇用の状態を超え 潜在的なペースを上回る成長を遂げています 良好なマクロ環境通り

More information

現代資本主義論

現代資本主義論 終章世界的金融危機と 薄氷の帝国アメリカ 第 1 節 2008 年秋以降の世界的金融 経済危機と 危うい循環 (1) 世界的金融 経済危機の発生 (a) サブプライム ローンの行き詰まりケース シラー 20 都市住宅価格指数 220 200 180 160 140 120 100 80 2000 01 02 03 04 05 06 07 08 2006 年半ば 住宅価格低下 住宅価格上昇に依存した景気上昇にブレーキ

More information

<4D F736F F F696E74202D E835A838B94C5817A837D815B B834A E738FEA816A2E >

<4D F736F F F696E74202D E835A838B94C5817A837D815B B834A E738FEA816A2E > マーケットフォーカス ( アジア市場 ) 1 年 3 月号 各国の実質 GDP 成長率 ( 前年同期比 ) の推移 経済 各国の消費者物価指数 ( 前年同月比 ) の推移 各国の政策金利の推移 ご参考資料 1 年 3 月 日 (1 年 1 月期 ~15 年 1 月期 四半期 ) インドネシア マレーシア 1/Q 13/Q 13/Q 1/Q 1/Q 15/Q 15/Q ( 年 / 期 ) では 1 月分の製造業

More information

わが国の経済・物価情勢と金融政策

わが国の経済・物価情勢と金融政策 資 料 わが国が直面する海外経済の成長率 212 年 213 年 214 年 214 年 ( 図表 1) ( 前期比年率 %) 1~3 月 4~6 月 7~9 月 1~12 月 米国 2.3 2.2 2.4-2.1 4.6 5. 2.6 EU -.4. 1.4 1.6.9 1.2 1.5 東アジア 5.1 4.9 n.a. 3.2 4.6 5.7 n.a. 中国 7.7 7.7 7.4 6.6 7.8

More information

チーフエコノミスト : 高田創 [ 経済予測チーム ] 山本康雄 ( 全体総括 ) 米国経済小野亮 山崎亮

チーフエコノミスト : 高田創 [ 経済予測チーム ] 山本康雄 ( 全体総括 ) 米国経済小野亮 山崎亮 2013 14 15 年度 2013 年 10-12 月期 GDP 2 次速報後改訂 内外経済見通し 2014 年 3 月 10 日 [ 海外経済 ] 先進国を中心に緩やかに回復 米国経済 : 家計のバランスシート調整が進展し 個人消費 住宅投資は堅調 雇用も順調に拡大 2014 年 :+2.5%(2 月予測 :+2.6%) 2015 年 :+2.7%(2 月予測 :+2.7%) 欧州経済 : 輸出

More information

2013 年 8 月 19 日号

2013 年 8 月 19 日号 213 年 8 月 19 日号 金の投資資金の動き ETF 残高は増加 先物買いは拡大 金 ETF の現物保有高 大口投機家の取組 =CFTC NY 金単位 : 枚 英 ETFS ドバイアメリカ南アフリカ英 GBS オーストラリアドル建て金 ドル / オンス 3/3 4/3 5/3 6/3 7/3 8/3 9/3 1/3 11/3 12/3 13/3 3, 25,, 15, 1, 5, -5, -1,

More information

<88D791D6918A8FEA D E786C7378>

<88D791D6918A8FEA D E786C7378> 為替相場展望 2015 年 11 月 調査部マクロ経済研究センター http://www.jri.co.jp/report/medium/publication/exchange 目次 ドル円 ユーロ相場の回顧 p.1 米 FRBの12 月利上げ観測再燃によりドル高は再開するのか p.2 ECBの12 月追加緩和観測により再びユーロ安に振れるのか p.3 ドル円 ユーロ相場の見通し p.4 内外市場データ

More information

Outlook201608

Outlook201608 ( 8 月 ) 目次 投資戦略のポイント P.1 内外経済 P.2 日本経済 米国経済 欧州経済 各資産の P.3 前月の投資環境 国内債券 国内株式 外国債券 外国株式 為替 金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 405 号 一般社団法人日本投資顧問業協会会員 / 一般社団法人投資信託協会会員 投資戦略のポイント 1 米国市場予想を下回った 4~6 月期成長率 2 欧州英国の景気動向と金融政策

More information

株式市場 米国株 トランプ氏の政策への期待感後退で調整も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました 11 月 8 日 ( 現地 ) に行われた大統領選挙でトランプ氏が当選し 減税やインフラ投資の拡大などの同氏の政策に注目が集まりました 債券市場では金利が上

株式市場 米国株 トランプ氏の政策への期待感後退で調整も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました 11 月 8 日 ( 現地 ) に行われた大統領選挙でトランプ氏が当選し 減税やインフラ投資の拡大などの同氏の政策に注目が集まりました 債券市場では金利が上 12 月の投資環境見通し世界の株式 債券 為替 REIT 市場 日本株 スピード調整を予想 株式市場 日経平均株価 18,308.48 円 5.07% 先月の回顧 国内株式市場は上昇しました 米国大統領選挙において トランプ氏の勝利が濃厚になるにつれ 株式市場では警戒感が広がり 一時株価は大きく下落しました しかし その後はインフラ ( 社会基盤 ) 投資や減税といったトランプ氏の景気刺激策に市場の関心が集まったことで

More information

経済・物価情勢の展望(2016年10月)

経済・物価情勢の展望(2016年10月) 経済 物価情勢の展望 (2016 年 10 月 ) 2016 年 11 月 1 日日本銀行 基本的見解 1 < 概要 > わが国経済は 海外経済の回復に加えて きわめて緩和的な金融環境と政府の大型経済対策の効果を背景に 2018 年度までの見通し期間を通じて 潜在成長率を上回る成長を続けると考えられる 消費者物価 ( 除く生鮮食品 ) の前年比は 当面小幅のマイナスないし0% 程度で推移するとみられるが

More information

ヘッジ付き米国債利回りが一時マイナスに-為替変動リスクのヘッジコスト上昇とその理由

ヘッジ付き米国債利回りが一時マイナスに-為替変動リスクのヘッジコスト上昇とその理由 ニッセイ基礎研究所 基礎研レター 2016-10-25 ヘッジ付き米国債利回りが一時マイナスに為替変動リスクのヘッジコスト上昇とその理由 金融研究部准主任研究員福本勇樹 (03)3512-1848 fukumoto@nli-research.co.jp 1 ヘッジ付き米国 10 年国債利回りが一時マイナスに 米ドル建て投資に関する為替変動リスクのヘッジのためのコスト ( ヘッジコスト ) が上昇している

More information

平成24年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度(閣議了解)

平成24年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度(閣議了解) 平成 24 年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度 平成 23 年 12 月 22 日閣議了解 1. 平成 23 年度の経済動向及び平成 24 年度の経済見通し (1) 平成 23 年度及び平成 24 年度の主要経済指標 国内総生産 平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度 ( ) ( 見込み ) ( 見通し ) 兆円兆円程度兆円程度 % % 程度 % 程度 ( 名目 ) ( 名目 )

More information

株式市場 米国株 上値が重く神経質な展開 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました FOMC( 米国連邦公開市場委員会 ) における利上げの有無 大統領選挙の動向 ドイツの大手銀行の資本不足懸念などに一喜一憂する展開となりました 月半ばにかけて 利上げ観測や原油

株式市場 米国株 上値が重く神経質な展開 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました FOMC( 米国連邦公開市場委員会 ) における利上げの有無 大統領選挙の動向 ドイツの大手銀行の資本不足懸念などに一喜一憂する展開となりました 月半ばにかけて 利上げ観測や原油 10 月の投資環境見通し世界の株式 債券 為替 REIT 市場 日本株 米国大統領選挙の情勢に対して神経質な展開 株式市場 日経平均株価 16,449.84 円 -9% 先月の回顧 国内株式市場は下落しました 日米の中央銀行の政策や 米国大統領選挙の動向などに一喜一憂する展開でした 月半ばにかけて 米国での利上げ観測やクリントン候補の健康問題などで株価は下落しました その後 日銀による金融緩和の持続性を高めるような政策変更や

More information

米国株 投資家心理が落ち着けば 上昇基調に回帰と想定 株式市場 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 長期金利の上昇を契機に急落米国株式市場は下落しました 月初に発表された1 月の雇用統計において 時間当たり賃金が市場予想を上回る伸び率となったことを受けて 長期金利が約 4 年ぶ

米国株 投資家心理が落ち着けば 上昇基調に回帰と想定 株式市場 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 長期金利の上昇を契機に急落米国株式市場は下落しました 月初に発表された1 月の雇用統計において 時間当たり賃金が市場予想を上回る伸び率となったことを受けて 長期金利が約 4 年ぶ 3 月の投資環境見通し世界の株式 債券 為替 REIT 市場 株式市場 日本株 調整一巡後は順調な企業業績に再び焦点が当たると予想 日経平均株価 22,068.24 円 -4.46% 先月の回顧 米国発の金利上昇 株安を受け下落国内株式市場は下落しました 月初に発表された1 月の米国雇用統計において時間当たり賃金が市場予想を上回る伸び率となったことで米国景気の過熱が意識されました これにより 米国の長期金利が上昇するとともに米国株が下落したため

More information

ファンダの鬼・柳澤 浩と小杉 篤諭の「ファンダメンタルズの学び方、活かし方セミナー!」

ファンダの鬼・柳澤 浩と小杉 篤諭の「ファンダメンタルズの学び方、活かし方セミナー!」 オンラインセミナー ファンダの鬼 柳澤浩と小杉篤諭の ファンダメンタルズの学び方 活かし方セミナー! 6 月 13 日 ( 水 ) 午後 8 時 ~9 時 30 分 背景出所 : photoac 1 ファンダメンタルズとは? 経済的基礎条件の事 2 経済的基礎条件と為替相場 国の経済状況の良し悪しが通貨価値を決める 2 国間の経済状況を比べる事でその通貨ペアのレートの大まかなレベルが決まる 3 経済的基礎条件と為替相場

More information

Economic Indicators   定例経済指標レポート

Economic Indicators	  定例経済指標レポート Economic Trends マクロ経済分析レポート ~ 年度住宅着工戸数の見通し発表日 : 年 月 日 ( 月 ) ~ 年 - 月期は反動減が顕在化 しかし 大崩れは避けられよう ~ ( 要旨 ) 第一生命経済研究所経済調査部担当エコノミスト高橋大輝 TEL:-- 先行きの住宅着工戸数は 年度 98.7 万戸 年度 89. 万戸 年度 86.7 万戸を予測する - 月期の住宅着工が予想対比で上振れたことを反映して

More information

長と一億総活躍社会の着実な実現につなげていく 一億総活躍社会の実現に向け アベノミクス 新 三本の矢 に沿った施策を実施する 戦後最大の名目 GDP600 兆円 に向けては 地方創生 国土強靱化 女性の活躍も含め あらゆる政策を総動員することにより デフレ脱却を確実なものとしつつ 経済の好循環をより

長と一億総活躍社会の着実な実現につなげていく 一億総活躍社会の実現に向け アベノミクス 新 三本の矢 に沿った施策を実施する 戦後最大の名目 GDP600 兆円 に向けては 地方創生 国土強靱化 女性の活躍も含め あらゆる政策を総動員することにより デフレ脱却を確実なものとしつつ 経済の好循環をより はじめに 平成 29 年度の経済と経済財政運営の基 本的態度 ( 以下 政府経済 という ) が平成 29 年 1 月 20 日に閣議決定された 今回の政府経済では 現下の経済情勢を踏まえ 平成 29 年度においては 各種政策の推進等により 雇用 所得環境が引き続き改善し 経済の好循環が進展する中で 民需を中心とした景気回復が見込まれるとし 平成 29 年度の実質 GDP 成長率は 1.5% 程度

More information

中国:PMI が示唆する生産・輸出の底打ち時期

中国:PMI が示唆する生産・輸出の底打ち時期 Economic Report ~ 海外情報 ~ 212 年 4 月 19 日全 8 頁中国 :PMI が示唆する生産 輸出の底打ち時期 経済調査部齋藤尚登新田尭之工業生産は 212 年 1 月 ~2 月に 輸出は 3 月 ~ 月に底打ちか [ 要約 ] 国家統計局の製造業 PMI は 2 月の 1. から 3 月には 3.1 へと大幅に改善した一方 HSBC の製造業 PMI は 2 月の 49.6

More information

1 ( ) 4.1% 4.4% 4.% 1 ( ) 1.2%( ) 1.6% 3.8% 1( ) 5.6% 4, % 8 6.5% % 2 4.3% 47.8% 18.8% % 13 2, % 2.2% 13.% 218 ( ).

1 ( ) 4.1% 4.4% 4.% 1 ( ) 1.2%( ) 1.6% 3.8% 1( ) 5.6% 4, % 8 6.5% % 2 4.3% 47.8% 18.8% % 13 2, % 2.2% 13.% 218 ( ). 1 ( ) 4.1% 4.4% 4.% 1 ( ) 1.2%( ) 1.6% 3.8% 1( ) 5.6% 4,733 1 4.8% 8 6.5% 4 1 17.7% 2 4.3% 47.8% 18.8% 1 19.5% 13 2,4 2 57.6% 2.2% 13.% 218 (21 8 1 ).6% 1 4,91 1.8% 1 4,828 21 8 1 1.1% 8.4% 7.6% 1 9.4%

More information

株式市場 米国株 先行き不透明感強いがファンダメンタルズは良好 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました 堅調な経済指標の発表を受けて米国の年内利上げ観測が高まったことで 金利動向の影響を受けやすいディフェンシブセクターの一部が軟調に推移しました また 米

株式市場 米国株 先行き不透明感強いがファンダメンタルズは良好 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました 堅調な経済指標の発表を受けて米国の年内利上げ観測が高まったことで 金利動向の影響を受けやすいディフェンシブセクターの一部が軟調に推移しました また 米 11 月の投資環境見通し世界の株式 債券 為替 REIT 市場 日本株 不透明感は残るが上昇基調を維持する見込み 株式市場 日経平均株価 17,425.02 円 5.93% 先月の回顧 国内株式市場は 堅調に推移しました 上昇の主因は 円安の進行とみられます 米国において 堅調な経済指標の発表を背景に年内の利上げ観測が高まったことや 米国大統領選挙で円高米ドル安政策を主張しているトランプ候補の支持率が低下したことなどが

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 第 1 四半期 厚生年金保険給付組合積立金 管理及び運用実績の状況 公立学校共済組合 目次 第 1 四半期運用実績の概要 2 市場環境 ( 第 1 四半期 ) 3 資産の構成割合 5 運用利回り 6 運用収入の額 8 資産額 用語解説 10 11 1 第 1 四半期運用実績の概要 第 1 四半期末の積立金残高は 2 兆 2,647 億円となりました 第 1 四半期の修正総合収益率は 1.62% 実現収益率は

More information

Outlook201603

Outlook201603 (2016 年 3 月 ) 目次 投資戦略のポイント P.1 内外経済 P.2 日本経済 米国経済 欧州経済 各資産の投資環境見通し P.3 前月の投資環境 国内債券 国内株式 外国債券 外国株式 為替 金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 405 号 一般社団法人日本投資顧問業協会会員 / 一般社団法人投資信託協会会員 投資戦略のポイント 1 米国 3 月は利上げ見送りか 2 欧州追加金融緩和の内容に注目

More information

金融市場2018年12月号

金融市場2018年12月号 情勢判断 米国経済金融 労働市場 消費 企業部門において堅調さが持続 ~ 住宅市場 設備投資が弱含み~ 佐古佳史要旨 7~9 月期の GDP 速報値は 特殊要因が成長率を底上げした 4~6 月期には及ばなかったものの 前期比年率.% と高成長が持続した 足元の指標からは 住宅市場と設備投資にやや弱含みが見られるものの 米国経済は堅調に推移していると判断できる 賃金と生産者物価指数の上昇率は高まっているものの

More information

2012 年 10 月 15 日号

2012 年 10 月 15 日号 212 年 1 月 15 日号 金の投資資金の動き ETF 残高は増加 先物買いは拡大 金 ETF の現物保有高 大口投機家の取組 =CFTC NY 金単位 : 枚 英 ETFS ドバイアメリカ南アフリカ英 GBS オーストラリアドル建て金 ドル / オンス 3, 25,, 15, 買い玉 差し引き ( 折れ線 ) 5, 3/3 4/3 5/3 6/3 7/3 8/3 9/3 1/3 11/3 12/3-5,

More information

Outlook201609

Outlook201609 ( 9 月 ) 目次 投資戦略のポイント P.1 内外経済 P.2 日本経済 米国経済 欧州経済 各資産の P.3 前月の投資環境 国内債券 国内株式 外国債券 外国株式 為替 金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 405 号 一般社団法人日本投資顧問業協会会員 / 一般社団法人投資信託協会会員 投資戦略のポイント 1 米国早期の利上げ観測が再燃 2 欧州ユーロ圏の経済成長は緩やか 3 日本日銀の総括的な政策検証に注目

More information

Currency201207

Currency201207 資料基準日 : 資料作成日 : 2 年 7 月 17 日 2 年 7 月 18 日 高金利通貨およびオーストラリア ドル ニュージーランド ドル カナダ ドル ノルウェー クローネ インドネシア ルピアマンスリー レポート ブラジル 南アフリカ メキシコ オーストラリア トルコ ニュージーランド カナダ ノルウェー インドネシア 当資料は 明治安田アセットマネジメント株式会社がお客さまの投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり

More information

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度 216 年度自動車部品工業の経営動向 217 年 6 月 12 日 一般社団法人日本自動車部品工業会 一般社団法人日本自動車部品工業会は 217 年 5 月 1 日現在での会員企業 4 4 社 のうち 上場企業で自動車部品の比率が5 以上 かつ前年同期比較が可能な自動車 部品専門企業 79 社の 2 1 6 年度 (4~3 月 ) の経営動向を各社の連結決算短信 ( 連結 決算を行っていない企業は単独決算

More information

Glo

Glo Global Market Outlook く lo 205 年 4 月号 204 年度第 4 四半期の市場動向と今後の見通し. 主役は日本株 右のグラフ は年度初からの内外 4 資産ベンチマ ーク収益率の推移です 204 年度最も収益率が 高かった資産は国内株式でした 第 4 四半期に限っ ても国内株式が 2 ケタの上昇率を遂げる一方 外国 株式の収益率は 台に留まり また内外債券は いずれもマイナスに転じました

More information

Ⅰ.ファンダメンタルズ

Ⅰ.ファンダメンタルズ 2013 年 8 月 30 日 FOREX WEEKLY 市場営業統括部 チーフ エコノミスト山下えつ子 Tel: +1-212-224-4561 ( ニューヨーク ) etsuko_yamashita@smbcgroup.com Global View シリア情勢とドル 今週はシリアの化学兵器使用に対する米国の軍事行動の可能性が週初からマーケットを揺るがした 数日内に欧米が協調してシリアを攻撃するかと思われ

More information

Economic Indicators   定例経済指標レポート

Economic Indicators	  定例経済指標レポート Economic Trends マクロ経済分析レポート ~ 年度住宅着工戸数の見通し発表日 : 年 月 日 ( 水 ) ~ 駆け込み需要はピークアウトへ ~ ( 要旨 ) 第一生命経済研究所経済調査部担当エコノミスト高橋大輝 TEL:-- 月の住宅着工戸数は.7 万戸 ( 季節調整済年率換算値 ) となった 住宅着工は 消費税率引き上げ 前の駆け込み需要の本格化に伴い 万戸台の高水準で推移している

More information

資料1

資料1 資料 1 論点メモ 2009 年 1 月 29 日 経済社会総合研究所 景気統計部 第 14 循環の景気の山の暫定設定 1. 一致指数の動き CIの一致指数の動きをみると 2007 年初に一時弱含んだ後 年央まで再び回復した 同年 8 月にピークを付けた後 2008 年央にかけて緩やかに低下し 足元では急激に低下している ( 図表 1) 一致系列の個別の動向からみると まず 商業販売額 ( 卸売業

More information

untitled

untitled - 1 - 2006 4.5 630 4.1 695 WTO 05 12.724.77.5 29.6 24.6 24.7 6.4 0.7 06 5.6 401 25.79 147 1 06 6.3 569 18.7 39 12.2 22 3 6 10 3 25 10-3 - naotaka.sonoda@cn.smbc.co.jp (1) 16t 6,000 2004 2003 5,000 2004

More information

[000]目次.indd

[000]目次.indd 第 4 部 1 マクロ経済動向 (1)GDP と物価 2008 年の米投資銀行リーマン ブラザースの破綻以降 深刻化した世界金融危機は 経済に大きな影響を与え 実質経済成長率は2009 年には0.7% にまで低下した その後 2010 年には 1997 年のアジア通貨危機後に見せたV 字回復の再現とも言うべき目覚ましい回復を見せ 6.5% の成長を達成した しかし 2011 年には欧州の財政危機の影響を受け

More information

当ページは 各種の信頼できると考えられる情報源から取得した情報に基づき アクサ生命保険株式会社が作成し提供するものです 情報の内容に関しては万全を期しておりますが その正確性 完全性については これを保証するものではありません 日本株式市場 運用環境 [ 2015 年 4 月 ~2016 年 3 月

当ページは 各種の信頼できると考えられる情報源から取得した情報に基づき アクサ生命保険株式会社が作成し提供するものです 情報の内容に関しては万全を期しておりますが その正確性 完全性については これを保証するものではありません 日本株式市場 運用環境 [ 2015 年 4 月 ~2016 年 3 月 引受保険会社 株価指数連動追加年金付予定利率市場連動型年金保険 ( 米ドル建 ) Ⅰ 型 ( 日経平均株価 ) 108-8020 東京都港区白金 1 17 3 2015 年度 (2015 年 4 月 ~2016 年 3 月 ) 特別勘定の現況 決算のお知らせ ご契約者の皆様へ 日ごろは格別のお引き立てを頂き 誠に有り難く御礼申し上げます さて 弊社は去る 3 月 31 日に決算を迎えましたので ここに特別勘定の運用状況をご報告申し上げます

More information