[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 国内経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 6 アジアの債務拡大に伴うリスク 6 金利上昇リスクを考える 8 Ⅲ. 参考資料 9 今週 来週の主要経済指標 9 月次 四半期のスケジュール

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1 金融市場ウィークリー 218 年 11 月 22 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 世界経済の先行き不透明感が引き続き金融市場の重石 米中協議を控え投資家は様子見姿勢となり易い 一方で米国の年末商戦への期待は一定の下支えに [ トピックス ] アジアの債務拡大に伴うリスク 金利が大幅に上昇して金融危機に陥るリスクは限定的だが 現状程度の緩やかな金利上昇が続いて内需が減速するリスクには注意が必要 金利上昇リスクを考える 米金利の上昇局面で度々市場のリスクオフ状態が観測される 新興国の通貨安懸念に加え 先進国では利上げに脆弱な企業が増えているとの指摘がある

2 [ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 国内経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 6 アジアの債務拡大に伴うリスク 6 金利上昇リスクを考える 8 Ⅲ. 参考資料 9 今週 来週の主要経済指標 9 月次 四半期のスケジュール 11 今週の金融市場の動き 14 最新リポート一覧 15 マーケット時流潮流 自社株買いへの一抹の疑問調査本部副本部長長谷川克之株価が軟調に推移する際には 洋の東西を問わず 企業の自社株買いが下支えになると期待されることが多い 自社株買いは近年日本でも拡大 注目されているが 米国での規模は半端ない 米企業の自社株買いの代理指標とされる資金循環勘定での企業株式の減少額は 4~6 月期には年率約 8,4 億ドルに達し 金融危機最中の 27 年 1~12 月期に次ぐ過去二番目の大きさとなった 今年の自社株買いは1 兆ドルを超えるとの見方も存在する その背景として リパトリ減税 の影響があるとの見方が有力だ 米企業の海外留保利益の本国送金を促す減税策に伴い 米国に還流する資金は約 2 兆ドルに達する可能性 ( 国連 ) もあり その資金が企業買収と同様に自社株買いの原資にもなっている 加えて 負債調達による自社株買いの動きも強まっている 過去 5 年間の米企業による社債発行額は 9.2 兆ドルに達し その資金が 3.5 兆ドルもの自社株買いにも使われたとの指摘もある ( 米コンサルティング会社マネーストロング社 ) 自社株買いは確かに財務戦略としては有益な手段だ 自社株の取得だけでなく 消却がなされれば資本勘定の圧縮とレバレッジの拡大により 企業価値の向上につなげることができる 株価水準に対する経営者の評価を示すシグナリング効果もある 一方で 自社株買いは 経営者が有効な投資機会を見出せない中で 余剰資金を株主に還元するものである 企業価値を向上させるために 事業戦略を諦めて財務戦略に頼るようなものでもある 超低金利の下での負債調達による自社株買いの動きが高じればマネーゲームの謗りを免れない 大手自動車会社会長の逮捕劇は極めて遺憾だが 海外では株価に連動する自らの報酬を引き上げるために 自社株買いによって一株利益を大きく見せ掛けたいと考える経営者は少なくないようだ 市場や経営のあり方が問われて然るべきだろう

3 ~ 今週の注目チャート ~ 米国対外証券投資 (1 億ドル ) 新規投資 > 引揚げ ( 資金流出 ) ドル高を背景に 米国への資金引揚げが継続 対外債券投資 (6 カ月移動平均 ) 対外株式投資 (6 カ月移動平均 ) 対外証券投資 (6 カ月移動平均 ) 新規投資 < 引揚げ ( 資金流入 レパトリ ) ( 年 ) ( 資料 ) 米国財務省より みずほ総合研究所作成 解説 量的緩和政策第 3 弾が終了しドル高になり始めた 214 年に 米国投資家による海外への新規投資の動きが弱くなった その後も米国への資金引揚げ超の流れは続き 特に 4 回の政策金利の利上げが見込まれている 218 年はその動きが強くなっている 今後も米国一強時代が続き さらなる利上げによるドル高が進行すれば 引揚げ額は拡大する可能性が高く 他国の資金流出による市場の混乱に留意が必要だ 機関投資家のセンチメントと S&P5 指数 米国株式に対する強気派が急減少 (%) (pt) 3, 2,8 2,6 2,4 2,2 2, 1 1,8 強気派 弱気派 S&P5 指数 ( 右目盛 ) 1,6 16/1 16/4 16/7 16/1 17/1 17/4 17/7 17/1 18/1 18/4 18/7 18/1 ( 年 / 月 ) ( 注 ) 強気 ( 弱気 ) 派 : 機関投資家アンケートにおいて現在の株式相場に対して強気 ( 弱気 ) と答えた人の比率 ( 資料 )Investors Intelligence Bloomberg より みずほ総合研究所作成 解説 機関投資家において米国株に対する懐疑的な見方が台頭してきた インベスターズインテリジェン スのアンケート調査によると 機関投資家は個人投資家に比べ総じて強気な見方が優勢だったが 急速に強気派が減少しており その水準は 216 年 5 月以来となる低さである 一方で弱気派が大幅には増加しておらず 持ち高調整後は先行きの世界経済の不透明感を高めている要因について一旦見極める展開となろう 1

4 ユーロドル相場と独伊スプレッド 引き続きイタリア財政懸念はユーロ売り材料に ( ドル / ユーロ ) ユーロドル独伊 2 年国債金利差 ( 右目盛 ) (%Pt) /1 18/4 18/7 18/1 ( 資料 )Bloomberg より みずほ総合研究所作成. ( 年 / 月 ) 解説 ユーロドル相場は一年を通じて下落基調にある 背景には景気低迷や物価下振れに対する先行き不透明感に加え 欧州の政治問題が挙げられる イタリアで 5 月に発足した新政権は財政拡張路線を採用 足元では欧州委員との対立構造がユーロドル相場の重石となっている模様だ 週末にかけて EUとの間で財政案について妥協観測が出たことで落ち着きを取り戻したものの予断は許さない状況が当面続くだろう 株 コモディティー相場と米国経済 市場では世界経済の減速懸念を織り込む動きが顕在化 (26/1/2=1) 前年比 米国 実質 GDP 成長率 ( 前期比年率 右目盛 ) 米国株 新興国株銅 ( 19 年 ) ( 2 年 ) 原油 (%) ( 注 ) 米国株はダウ平均 新興国株は MSCI エマージング 銅は LME3 カ月先物 原油はWTI ( 資料 ) 米国商務省 MSCI Refinitiv より みずほ総合研究所作成 解説 好調な米国経済をけん引役に世界経済は拡大局面を維持している しかし 株価やコモディティー相場の弱含みが目立つようになっており 米国株にも変調がみられる 新興国株のトレンドはさらに弱く 米国の利上げや米中貿易摩擦の影響が懸念されるなかで 今年に入ってから全体として下落基調が続く また供給懸念が後退し足元で 3 割下落した原油相場でも 需要の弱含み観測が材料になり始めている 2

5 Ⅰ. 経済 金融市場動向 ~ 金融市場見通し ~ 来週の金融市場は 引き続 き世界経済の先行き不透 明感が重石 ただし 米国 で始まる年末商戦への期待も 米国では住宅 物価関連の経済指標と FOMC 議事録 ユーロ圏 中国では企業景況感が注目材料 米 1 年国債利回りは下げ止まり 日米株はもみ合い推移 ドル円はドル安一服 今週の金融市場では先週に続きリスク回避的な動きが目立った 中国景気の減速やITサイクルの変調に加え 世界経済のけん引役であった米国でも住宅指標の弱含みが確認され 警戒感が高まった また 世界経済の先行きを左右する米中貿易摩擦を巡り来週末のG2にて米中首脳会談が予定される中 両国高官の発言に関する報道に神経質に反応している 今晩以降も重要イベントを控え 世界経済の先行きへの不透明感は払しょくされず 投資家は様子見姿勢となり易い 一方で米国はブラックフライデー ( 感謝祭明けの11/23) を迎え年末商戦が本格化するが 良好な雇用環境を背景に堅調な内容が期待されており 相場の一定の下支え材料となろう 経済指標では 米国で1 月の新築住宅販売件数 (11/28) やPCEデフレーター 消費支出 (11/29) 等が発表される 住宅市場については調整懸念が高まっており 下振れリスクに留意すべきだろう 物価は上昇ペースの一服を予想する また 金融政策関連では11 月のFOMC 議事録 (11/28) が公表される 足元ではFRB 高官から利上げペースの鈍化を示唆する発言も出ており リスク評価の議論に注目したい 日本では 1 月の小売業販売額 (11/29) や鉱工業生産指数 (11/3) の発表が予定されているが 自然災害の影響の収束が確認されると予想する また ユーロ圏と中国では11 月のPMI( ユーロ圏 :11/23 中国:11/3) が発表される いずれも貿易摩擦の影響等から減速感が強まっており 注目材料である 米 1 年国債利回りは 底堅い個人消費等の経済指標と利上げ期待後退の一服を受けて下げ止まると予想する 米国株は 米中貿易摩擦の行方への思惑から売り買い交錯し易く もみ合い推移を見込む 日本株は海外株をにらんだ動きとなろう バリュエーション面での割安感から一段の下値を模索する動きも限定されると見ている ドル円相場は 米長期金利の下げ止まりともにドル安一服を予想する ユーロは 引き続き伊財政問題や英国のEU 離脱問題が混迷しており 弱含み易いだろう ( 大塚理恵子 ) 内外金利 内外株式 為替 来週の予想 項目 予想レンジ USD LIBOR 3カ月 (%) 2.6 ~ 2.7 米 1 年国債 (%) 2.95 ~ 3.25 円 TIBOR 3カ月 (%).3 ~.7 1 年国債 (%).7 ~.13 ダウ平均 ( ト ル ) 23,9 ~ 25,4 NASDAQ 総合指数 ( ホ イント ) 6,75 ~ 7,35 日経平均 ( 円 ) 21, ~ 22,4 TOPIX( ホ イント ) 1,57 ~ 1,67 円 / ドル 112. ~ 115. ドル / ユーロ 1.12 ~ 1.15 円 / ユーロ 126. ~

6 ~ 金融市場レビュー ~ < 内外金利動向 > 利上げ観測の後退を受け 米 1 年国債利回りは約 1 カ月半ぶりの水準まで低下 < 内外株式動向 > 米中貿易摩擦や世界経済減速への警戒感から日米株とも下落 < 為替動向 > 主要通貨は対ドルで総じて小動き 先週末以降の米 1 年国債利回りは 3% 近傍まで低下した 先週末クラリダ米 FRB 副議長が利上げに対してハト派的な発言をしたことが金利低下の要因となった 欧州では 伊 1 年国債利回りが一時 3.7% 台まで上昇した 政府予算案を巡るEUと伊政府の対立が利回りを押し上げた 欧州委員会は 21 日 219 年伊政府予算案を巡って EU 財政ルールに基づく制裁手続き入りが正当化されるとの報告書をまとめた その後 コンテ首相が対独スプレッドを懸念し改革に対処する姿勢を示したことや サルビーニ伊副首相が予算案の見直しに応じる可能性があると報道され 利回りは低下に転じた 独 1 年国債利回りは小幅な動きとなっている 日本の 1 年国債利回りは米金利低下を受けて 約 3 カ月ぶりに.1% を下回った 国債市場特別参加者会合 (11/2) での議論を踏まえると 来年度市中国債発行額は 減額される可能性が高いと思われる ( 黒宮界人 ) 先週末以降の米株式相場は下落した APEC 首脳会議 (11/17 18) において首脳宣言が採択されず 米中対立への警戒感が再び高まったことに加え 先週急落した大手携帯端末メーカーの株価が下げ止まらず ハイテク関連株が下落を主導した また 冴えない住宅関連の経済指標や市場予想に届かなかった米小売企業の決算を受け 先行きの米景気減速懸念も意識され 大幅に下落する展開となった 週半ばには自律反発する場面も見られたが 連休を控えて持ち高調整の売りに押された 日本株もグローバルなリスク回避的な動きの加速に伴い下落した 日本企業が部品を供給している米携帯端末メーカーの株価下落が日本の株式相場においても悪材料となった他 中国株が下落基調を強めると日本株も下げ幅を拡大させた 一方 週半ばに米株安を受けて日経平均株価が 21,5 円を下回る等 大きく下げた場面では押し目買いの動きも見られ 下げ渋った ( 大塚理恵子 ) 先週末以降の主要通貨は総じてドル安の展開 ドル円相場は 前週末のクラリダFRB 副議長の 世界的な減速を示す証拠がある という発言やカプラン ダラス連銀総裁が 世界的な成長が若干の向かい風となり 米経済も影響を受ける可能性がある と発言したことから 金融市場では今まで観測されていたよりも早いタイミングで利上げサイクルが終了するとの思惑が台頭し 112 円台まで円高が進行した その後 原油価格や株式市場が持ち直す中 下落幅を縮小 ユーロドル相場は 米利上げペースが緩やかになるとの観測を背景にユーロ高に 米政策金利の引き上げペースが緩やかになるとの観測が高まったことによりユーロ相場は上昇したが 週央にかけてイタリアへの懸念が再燃する中 同国国債が一カ月ぶりの水準まで一時的に急騰し ユーロは上昇幅を縮小した 週末にかけ同国予算案を巡り楽観的な見方が台頭したことから下げ止まる展開 ( 殿岡直樹 ) 4

7 ~ 国内経済指標の解説と予測 ~ 輸出は自然災害による押し下げ効果が緩和全国コアCPIは前月から横ばい鉱工業生産指数は緩やかに上昇雇用関連統計は引き続き良好小売業販売額は前年比プラス幅拡大 1 月の貿易統計 (11/19) は 輸出数量指数 ( みずほ総研による季節調整値 ) が前月比 +4.8% とプラス転化した 自動車や半導体等電子部品など多くの財が上昇しており 9 月の北海道地震や 台風 21 号による関西国際空港閉鎖の影響緩和が背景とみられる 1 月の輸出数量指数を7~9 月期対比でみると前期比 +2.1% と上昇したが 7~9 月期の落ち込みを考慮すれば力強さを欠いた 今後は 米中貿易摩擦による先行きの不透明感や 米国を除く主要国の景気減速を受けて 輸出は横ばい圏の推移が続くだろう 1 月の全国コアCPI( 生鮮食品を除く総合 11/22) は 前年比 +1.% と前月から横ばいとなった 内訳をみると 原油高を背景にガソリン価格の伸びが拡大したほか 電気代が上昇した 一方 生鮮食品を除く食料の伸び縮小や携帯電話機のマイナス幅拡大が全体の伸びを押し下げた 来週発表される 1 月の鉱工業生産指数 (11/3) は 前月比 +.7%(9 月同.4%) と上昇を予想する 自然災害の影響が収束しつつあることから輸送機械工業を中心に増産が見込まれる 一方 半導体関連の輸出が力強さを欠くことから 鉱工業生産指数は緩やかな上昇にとどまるだろう 1 月の雇用関連統計 (11/3) は 完全失業率が 2.3% と前月から横ばいを見込む 失業者の減少が続いている一方 採用 DIが悪化したことなどから就業者数が小幅に減少するとみられる 有効求人倍率は 求人が横ばい圏にとどまるものの求職者が減少することから 1.65 倍と上昇を見込む 1 月の小売業販売額 (11/29) は 前年比 +3.6% と予測する 9 月の自然災害の影響が緩和され インバウンド需要や自動車の回復が見込まれる そのほか 気温低下による衣料品の好調や ガソリン価格の上昇を背景に 前年比プラス幅が拡大する見通しである ( 越山祐資 ) 全国コア CPI の推移 鉱工業生産指数の推移 ( 前年比 %) (215 年 =1) 予測値 /4 15/1 16/4 16/1 17/4 17/1 18/4 18/1 ( 年 / 月 ) /1 14/7 15/1 15/7 16/1 16/7 17/1 17/7 18/1 18/7 ( 年 / 月 ) ( 資料 ) 総務省 消費者物価指数 より みずほ総合研究所作成 ( 注 )218 年 1 月の値はみずほ総合研究所による予測値 ( 資料 ) 経済産業省 鉱工業指数 より みずほ総合研究所作成 5

8 Ⅱ. トピックス ~ アジアの債務拡大に伴うリスク ~ リスクの火種は高水準の民間債務民間債務の積み上がり状況金利上昇への脆弱化 年初来の通貨安で新興国の経済は不安視されているが アジアでは外貨準備が積み上がっているため 1997 年のアジア通貨危機のような外貨流動性リスクは抑制されている しかし アジアでは対外債務だけでなく 国内も含めた民間債務が膨らんでいることはリスクの火種だ ( 図表 1) アジアの民間債務 (GDP 比 ) を国別にみると 香港 中国 韓国が大きい 主体別では 多くの国で企業が 7~8 割を占める一方 タイ マレーシア 韓国では家計の比率が相対的に高い ( 図表 2) ただし 債務のGDP 比は金融の発展などを反映して上昇トレンドを示す傾向にあるため BISはリスクの予兆としてクレジットのGDP 比ギャップ ( 債務のGDP 比 -そのトレンド) をモニタリングしている 過去の経験則 ( 同ギャップが 9% 以上になると 3 年以内に 3 分の 2 以上の確率で銀行危機が発生 ) に基づき 9% が警戒ラインとされる 218 年 3 月時点で警戒ラインを超えているのは 香港 中国 シンガポールである 債務が積み上がった結果 アジア経済は金利上昇に対して脆弱な構造となった 既存債務の借入金利が 1% 上昇すると想定し利払い負担増 (GDP 比 ) を試算すると 香港や中国 韓国など GDP 比で債務が大きいアジアの新興国ほど負担が増える ( 次頁の図表 3) 金利が大幅に上昇する場合には 信用リスク ( 債務のデフォルト ) や景気失速リスク ( 投資や消費の腰折れ ) が懸念される 実際の金利動向については 今年に入り新興国全般で上昇しているものの アジアに関しては限定的だ 大幅に利上げしたアルゼンチンとトルコでは利払い負担が顕著に高まって景気は失速しているが アジアの利払い負担増加は小幅であり 今のところ景気の急変はうかがえない 債務の膨張に伴う信用リスクや景気失速リスクを予防するため アジアでは債務を抑制する政策が打ち出されている 中国では 市場金利の緩や 図表 1 民間 ( 家計 + 非金融企業 ) 債務 /GDP 図表 2 民間債務 /GDPの内訳(218 年 3 月 ) (GDP 比 %) (GDP 比 %) 家計 (%) 2 4 非金融企業 1 18 アジア非金融企業の比率 ( 右目盛 ) 先進国 その他の 6 新興国香中韓シマタイイ港国国ンレーインン 4 ガドド 2 18 年 3 月ポーシネア シ ( 年 ) ルア ( 資料 )BIS より みずほ総合研究所作成 ( 資料 )BIS より みずほ総合研究所作成 6

9 大幅な金利上昇の可能性は今のところ限定的金融危機というよりは むしろ景気減速のリスクに注意 かな上昇誘導や プルーデンス政策 ( シャドーバンク規制など ) が行なわれてきた 香港 シンガポール 韓国では不動産投資を規制するプルーデンス政策が導入され タイも 219 年 1 月から同様の規制を強化する アジアで大幅に金利が上昇する可能性について 金利の直接的な上昇圧力と プルーデンス政策による間接的な引き締め圧力の観点から検討する 第一に 金利の直接的な上昇圧力について アルゼンチンとトルコは大幅な利上げを行ったが 経常収支に代表されるファンダメンタルズが脆弱で通貨が暴落したためだった これに対し アジアの経常収支は相対的に良好なため ( 図表 4) 通貨安は引き続き限定的と考えられる アルゼンチンやトルコのように大幅な利上げを迫られる可能性は低いだろう 第二に プルーデンス政策について たとえば中国では前述の債務抑制策が行なわれた結果 企業のデフォルトが増えるなど経済への下押し圧力が強まった そこへ米国との貿易摩擦も加わり下押し圧力に拍車が掛かったことから 中国は政策の軸足を金融リスク防止から景気対策にシフトしている 中国の例を基にすると 各国ともプルーデンス政策を徒に強化するよりは 様子をみながら慎重に進める可能性が高いのではないか アジア各国の経済ファンダメンタルズや政策動向を考慮すると 金利が大幅に上昇し 信用リスクや景気失速リスクが発現する可能性は今のところ限定的と考えられる 突発的な通貨安 政策変更による金利の大幅上昇は テールリスクとしてモニタリングしていくべきだろう むしろ 限定的な通貨安や慎重なマクロプルーデンス政策を背景に 現状程度の緩やかな金利上昇が続く可能性のほうが高いため 投資や消費といった内需は腰折れしないまでも 減速するリスクには注意が必要である ( 小林公司 ) 詳細は みずほインサイト アジアの債務拡大に伴うリスク 参照 pdf 図表 3 金利上昇による利払い負担増 ( 試算 ) 図表 4 為替レートと経常収支 (GDP 比 %) 香中韓シ港国国ンガポール 1% 増加年初来の政策金利上昇 マレーシア タイ ト南ルアコフリカ ブラジル ロシア インド メキシコ インドネシア アルゼンチン ( 注 ) 非金融民間部門の総債務 金利変化幅 GDP として試算 ( 資料 )BIS より みずほ総合研究所作成 ( 対ドルレート年初来変化率 %) メキシコヘ トナム香港タイ台湾 5 マレーシアフィリヒ ンシンカ ホ ール中国韓国 1 イント ネシアフ ラシ ルイント ロシア 15 2 南アフリカ 25 アルセ ンチン 経常収支悪化 3 通貨安 35 トルコ ( 経常収支 /GDP 218 年のIMF 見通し %) ( 注 ) 対ドルレートの年初来変化率は 1 月末時点 ( 資料 )Bloomberg IMF より みずほ総合研究所作成 7

10 ~ 金利上昇リスクを考える ~ 金利上昇を経済の変調リスクとして織り込む市場 BISが指摘するゾンビ企業もリスク要因 金融市場では 経済が好調な米国で株式相場が軟調になるなどトレンドの変化が観測されている 218 年に入って株式相場が最初に不安定な値動きを見せた 2 月は 米国の長期金利が上昇したことがきっかけになったとの見方が有力となっており その後も米国の長期金利が上昇する局面では金融市場においてリスクオフの状態が度々みられた 米金利の上昇が市場にリスクオフ状態をもたらす理由の一つに新興国不安がある 米国の長期金利が上昇することによって為替のドル高圧力が高まり 新興国通貨は売られやすくなる 海外からの投資資金に頼る新興国にとっては 通貨安の進行が海外資金の引揚げを助長し それがさらなる通貨安を誘発する悪循環が最も警戒すべき展開だ 米国金利の上昇は FRBが行う利上げを含め 米国経済が良いことの裏返しでもあるが 新興国では自国の金利が上昇しやすくなることも含め経済の下押し要因となる そして そうした懸念が 米中貿易摩擦などと並んで世界経済の先行き懸念を高めている 金利上昇に対する脆弱性については アジア各国を対象に前稿でも述べているが そうした脆弱性は新興国に限ったものではない可能性がある 先進国 14 カ国の 32, 社を対象に行った国際決済銀行 (BIS) の分析によれば 借入の利払いが営業利益を上回る ゾンビ企業 ( 不採算企業 図表 1 注 ) の割合は上昇傾向にあり 景気の回復局面でもそれが低下しなくなっている BISの分析では営業利益で借入利息が賄えない企業が 216 年 12% を占め そうした企業がすぐに倒産しない確率も年々上昇している ( 図表 1) 不採算企業の中には将来性を割り引いて考える必要がある企業もある しかし それを考慮した狭義のゾンビ企業 ( 図表 2 注 ) でも 割合は上昇している ( 図表 2) 原因として金融緩和の長期化が指摘されており 金利上昇に対する抵抗力が弱まっている可能性がある 金利上昇の影響は新興国だけでなく 先進国経済にも影響を及ぼす可能性があり 今後の展開には留意が必要だ ( 井上淳 ) 図表 1 不採算企業とその存続確率 図表 2 不採算企業と短期金利 ( シェア %) (%) 14 9 ( シェア %) ( 逆目盛 %) 7 短期金利 ( 右目盛 ) 存続確率 ( 右目盛 ) 不採算企業 ( 広義のゾンビ企業 ) 不採算企業 ( 狭義のゾンビ企業 ) ( 注 ) 広義ゾンビ企業は インタレスト カバレッジ レシオが 3 年連続 1 未満 存続確率はゾンビ企業が翌年も存続している確率 ( 資料 )BIS Quarterly Review (Sep. 218) より みずほ総合研究所作成 55 ( 年 ) ( 年 ) ( 注 ) 狭義ゾンビ企業は 広義ゾンビ企業のうち トービンの Q でみた企業価値が平均を下回る企業と定義 ( 資料 )BIS Quarterly Review (Sep. 218) より みずほ総合研究所作成 8

11 Ⅲ. 参考資料今週の主要経済指標 日付 経済指標等 今回実績 予想 11/16( 金 ) 米鉱工業生産指数 (1 月 ) 設備稼働率 (1 月 ) 前月比 +.1% 78.4% +.2% R 78.2% R 11/19( 月 ) 日 貿易統計 (1 月 ) 通関収支 輸出輸入 原数値前年比前年比前年比 4,493 億円 261.3% +8.2% +19.9% 7 億円 R 125.1% +8.9% R +14.1% 前回実績 +.2% 78.5% +1,313 億円 79.9% 1.3% +7.% 11/2( 火 ) 日 2 年利付国債入札 : 最高利回り.615% 平均利回り.612% 入札倍率 3.91 倍 米 住宅着工件数 (1 月 ) 住宅着工許可件数 (1 月 ) 年率年率 万件 万件 万件 R 126. 万件 R 121. 万件 127. 万件 11/21( 水 ) 日全産業活動指数 (9 月 ) 前月比.9%.9% R +.4% 米耐久財受注 (1 月 ) 前月比 4.4% 2.6% R.1% 2 カ月連続でマイナス 機械関連設備投資の先行指標となるコア資本財受注は前月比横ばい コア資本財受注の増加ペースは鈍化 先行きの設備投資が 今年前半までと比べ 勢いを欠くことを示唆 中古住宅販売件数 (1 月 ) 年率 522 万件 52 万件 515 万件 前月比では増加に転じるも 均せば減少傾向 地域別では 南部と西部が減少傾向 中西部と北東部は横ばい 中古住宅販売は調整が継続 ただし 在庫月数は過去と比べ低く 調整の程度は緩やか 11/22( 木 ) 日 ミシガン大消費者信頼感指数 (11 月確報 ) 消費者物価 (1 月全国 ) [ 除 生鮮食品 ] 内閣府月例経済報告 (11 月 ) 米感謝祭 ( 米国休場 ) 11/23( 金 ) 日勤労感謝の日 ( 日本休場 ) 前年比前年比 % +1.% +1.4% +1.% 11 月速報 % +1.% 予想 : 情報ベンダー (Bloomberg Reuters 等 ) の取りまとめた予想コンセンサス 米国の経済指標は特に断りのない限り季調値 R は改定値 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 仏 : フランス 中 : 中国 韓 : 韓国 印 : インド 尼 : インドネシア 泰 : タイ 比 : フィリピン 伯 : ブラジル 馬 : マレーシア 9

12 来週の主要経済指標 日付 経済指標等 予 想 前 回 前々回 11/23( 金 ) 欧ユーロ圏合成 PMI(11 月速報 ) /26( 月 ) 米 2 年国債入札独 ifo 景況感指数 (11 月 ) /27( 火 ) 日 4 年利付国債入札米 5 年国債入札 11/28( 水 ) 米新築住宅販売件数 (1 月 ) 年率 58.2 万件 55.3 万件 58.5 万件 カンファレンスボード消費者信頼感指数 (11 月 ) GDP(7~9 月期暫定 ) 前期比年率 +3.6% 7~9 月期速報 +3.5% 4~6 月期確報 +4.2% FOMC 議事録 (11/7 8 分 ) 7 年国債入札 11/29( 木 ) 日百貨店 スーハ ー販売額 [ 既存店 ](1 月速報 ) 小売業販売額 (1 月速報 ) 前年比前年比 [+.9%] [+3.6%] +.4% +2.2%.1% +2.7% 2 年利付国債入札米個人所得 (1 月 ) 消費支出 (1 月 ) コアPCEデフレータ (1 月 ) 前月比前月比前年比 +.4% +.4% +1.9% +.2% +.4% +2.% +.4% +.5% +2.% 中古住宅販売仮契約指数 (1 月 ) 前月比 +.8% +.5% 1.9% G2( 財務大臣 中央銀行総裁会議 ブエノスアイレス ( アルゼンチン )) 11/3( 金 ) 日鉱工業生産 (1 月速報 ) 前月比 [+.7%].4% +.3% 消費者物価 (11 月都区部 ) [ 除 生鮮食品 ] 前年比前年比 [+1.1%] [+.9%] +1.5% +1.% +1.2% +1.% 完全失業率 (1 月 ) [2.3%] 2.3% 2.4% 有効求人倍率 (1 月 ) [1.65 倍 ] 1.64 倍 1.63 倍 新設住宅着工戸数 (1 月 ) 季調済年率 [94.6 万戸 ] 94.3 万戸 95.7 万戸 消費動向調査 (11 月 ) 消費者態度指数 N.A 中製造業 PMI(11 月 ) N.A 非製造業 PMI(11 月 ) N.A 欧ユーロ圏消費者物価指数 (11 月速報 ) N.A. +2.2% +2.1% 韓金融政策決定会合 予想 :[ ] はみずほ総合研究所予想 それ以外はコンセンサス (Bloomberg 等 ) 予定は変更になる可能性があります 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 仏 : フランス 中 : 中国 韓 : 韓国 印 : インド 尼 : インドネシア 泰 : タイ 比 : フィリピン 伯 : ブラジル 馬 : マレーシア 1

13 11 月のスケジュール 国内米国他 1 新車販売台数 (1 月 ) 1 年利付国債入札 1 米製造業 ISM 指数 (1 月 ) 労働生産性 (7~9 月期暫定 ) 2 2 米雇用統計 (1 月 ), 製造業新規受注 (9 月 ) 貿易収支 (9 月 ) 3 文化の日 黒田日銀総裁挨拶 ( 名古屋での経済界代表者との懇 5 米非製造業 ISM 指数 (1 月 ),3 年国債入札 談 ), 日銀金融政策決定会合議事要旨 (9/18 19 分 ) 6 家計調査 (9 月 ),1 年物価連動国債入札 6 米中間選挙,1 年国債入札 7 毎月勤労統計 (9 月速報 ), 景気動向指数 (9 月速報 ) 7 米 3 年国債入札 8 日銀金融政策決定会合における主な意見 (1/3 31 分 ) 機械受注統計 (9 月 ), 国際収支 (9 月速報 ) 景気ウォッチャー調査 (1 月 ) 8 米 FOMC(7 8 日 ) 英英中銀金融政策委員会 (7 8 日 ) 9 マネーストック (1 月速報 ) 9 米ミシガン大学消費者信頼感指数 (11 月速報 ) PPI(1 月 ) 企業物価指数 (1 月 ) 12 米ベテランズデー ( 祝日 ) 13 3 年利付国債入札 13 米連邦財政収支 (1 月 ) 14 GDP(7~9 月期 1 次速報 ), 設備稼働率 (9 月 ) 14 米 CPI(1 月 ) 第 3 次産業活動指数 (9 月 ) 15 5 年利付国債入札 15 米小売売上高 (1 月 ) フィラデルフィア連銀製造業業況指数 (11 月 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (11 月 ) 米鉱工業生産 設備稼働率 (1 月 ) ネット対米証券投資 (9 月 ) 貿易統計 (1 月 ) 年利付国債入札 2 米住宅着工 許可件数 (1 月 ) 21 全産業活動指数 (9 月 ) 21 米耐久財受注 (1 月 ) ミシガン大学消費者信頼感指数 (11 月確報 ) 中古住宅販売件数 (1 月 ) 22 消費者物価 (1 月全国 ) 22 米感謝祭 ( 米国休場 ) 内閣府月例経済報告 (11 月 ) 景気先行指数 (1 月 ) 23 勤労感謝の日 ( 日本休場 ) 独 ifo 景況感指数 (11 月 ) 米 2 年国債入札 27 4 年利付国債入札 27 米 5 年国債入札 米パウエルFRB 議長講演 ( ニューヨーク ) FOMC 議事録 (11/7 8 分 ),GDP(7~9 月期暫定 ) 新築住宅販売件数 (1 月 ), 企業収益 (7~9 月期暫定 ) カンファレンスボード消費者信頼感指数 (11 月 ) 7 年国債入札 29 商業動態統計 (1 月速報 ) 29 米個人所得 消費支出 (1 月 ) 2 年利付国債入札 G2( 財務大臣 中央銀行総裁会議 ブエノスアイレス ( アルゼンチン )) 3 鉱工業生産 (1 月速報 ), 消費者物価 (11 月都区部 ) 3 米シカゴPMI 指数 (11 月 ) 労働力調査 (1 月 ), 住宅着工統計 (1 月 ) 消費動向調査 (11 月 ) * 印は期日未定 網掛け部分は休場を示す 予定は変更の可能性があります 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 仏 : フランス 11

14 12 月のスケジュール 国内米国他 新車販売台数 (11 月 ), 法人企業統計調査 (7~9 月期 ) 3 米製造業 ISM 指数 (11 月 ) 4 1 年利付国債入札 4 5 若田部日銀副総裁挨拶 ( 新潟県金融経済懇談会 ) 5 米ベージュブック ( 地区連銀経済報告 ) 非製造業 ISM 指数 (11 月 ) 労働生産性 (7~9 月期改訂 ) 6 6 米製造業新規受注 (1 月 ), 貿易収支 (1 月 ) 7 家計調査 (1 月 ), 毎月勤労統計 (1 月速報 ) 景気動向指数 (1 月速報 ) 7 米雇用統計 (11 月 ) ミシガン大学消費者信頼感指数 (12 月速報 ) GDP(7~9 月期 2 次速報 ) 景気ウォッチャー調査 (11 月 ) 国際収支 (1 月速報 ) 11 マネーストック (11 月速報 ) 法人企業景気予測調査 (1~12 月期 ) 3 年利付国債入札 12 機械受注統計 (1 月 ), 企業物価指数 (11 月 ) 第 3 次産業活動指数 (1 月 ) 1 11 米 PPI(11 月 ) 3 年国債入札 12 米 CPI(11 月 ), 連邦財政収支 (11 月 ) 1 年国債入札 13 5 年利付国債入札 13 欧 ECB 政策理事会米 3 年国債入札 14 設備稼働率 (1 月 ), 日銀短観 (12 月調査 ) 14 米鉱工業生産 設備稼働率 (11 月 ), 小売売上高 (11 月 ) 米ネット対米証券投資 (1 月 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (12 月 ) 18 2 年利付国債入札 18 独 ifo 景況感指数 (12 月 ) 米住宅着工 許可件数 (11 月 ) 19 貿易統計 (11 月 ) 19 米 FOMC(18 19 日 ), 中古住宅販売件数 (11 月 ) 経常収支 (7~9 月期 ) 2 日銀金融政策決定会合 (19 2 日 ) 2 英英中銀金融政策委員会 (19 2 日 ) 日銀総裁定例記者会見米フィラデルフィア連銀製造業業況指数 (12 月 ) 全産業活動指数 (1 月 ) 21 消費者物価 (11 月全国 ) 資金循環統計 (7~9 月期速報 ) 21 米耐久財受注 (11 月 ),GDP(7~9 月期確定 ) ミシガン大学消費者信頼感指数 (12 月確報 ) 個人所得 消費支出 (11 月 ), 企業収益 (7~9 月期改訂 ) 天皇誕生日 振替休日 ( 日本休場 ) 24 米 2 年国債入札 米クリスマス ( 米国休場 ) 26 日銀金融政策決定会合議事要旨 (1/3 31 分 ) 26 米 5 年国債入札 2 年利付国債入札 27 住宅着工統計 (11 月 ) 27 米新築住宅販売件数 (11 月 ),7 年国債入札 28 日銀金融政策決定会合における主な意見 (12/19 2 分 ) 28 米カンファレンスボード消費者信頼感指数 (12 月 ) 鉱工業生産 (11 月速報 ), 消費者物価 (12 月都区部 ) 商業動態統計 (11 月速報 ), 労働力調査 (11 月 ) 218 年大納会 米シカゴPMI 指数 (12 月 ) * 印は期日未定 網掛け部分は休場を示す 予定は変更の可能性があります 日 : 日本 米 : 米国 欧 : 欧州 英 : 英国 独 : ドイツ 仏 : フランス 12

15 四半期スケジュール 1 月 2 月 3 月 日本 年大発会 1 労働力調査 (12 月 ) 7 新車販売台数 (12 月 ) 7 景気動向指数 (12 月速報 ) 8 消費動向調査 (12 月 ) 1 年利付国債入札 8 家計調査 (12 月 ) 毎月勤労統計 (12 月速報 ) 9 毎月勤労統計 (11 月速報 ) 景気ウォッチャー調査 (1 月 ) 1 景気動向指数 (11 月速報 ) 3 年利付国債入札 11 家計調査 (11 月 ) 国際収支 (11 月速報 ) 景気ウォッチャー調査 (12 月 ) 15 マネーストック (12 月速報 ) 16 第 3 次産業活動指数 (11 月 ) 企業物価指数 (12 月 ) 機械受注統計 (11 月 ) 5 年利付国債入札 18 消費者物価 (12 月全国 ) 設備稼働率 (11 月 ) 国際収支 (12 月速報 ) 12 第 3 次産業活動指数 (12 月 ) マネーストック (1 月速報 ) 13 企業物価指数 (1 月 ) 14 GDP(1~12 月期 1 次速報 ) 15 設備稼働率 (12 月 ) 18 機械受注統計 (12 月 ) 2 貿易統計 (1 月 ) 21 全産業活動指数 (12 月 ) 22 消費者物価 (1 月全国 ) 28 鉱工業生産 (1 月速報 ) 商業動態統計 (1 月速報 ) 23 貿易統計 (12 月 ) 全産業活動指数 (11 月 ) 日銀金融政策決定会合 (22 23 日 ) 日銀総裁定例記者会見 日銀 経済 物価情勢の展望 ( 基本的見解 ) 24 2 年利付国債入札 25 消費者物価 (1 月都区部 ) 29 4 年利付国債入札 3 商業動態統計 (12 月速報 ) 消費動向調査 (1 月 ) 31 鉱工業生産 (12 月速報 ) 2 年利付国債入札 米国 3 製造業 ISM 指数 (12 月 ) 4 雇用統計 (12 月 ) 7 非製造業 ISM 指数 (12 月 ) 8 3 年国債入札貿易収支 (11 月 ) 9 1 年国債入札 FOMC 議事録 (12/18 19 分 ) 1 3 年国債入札 11 CPI(12 月 ) 15 PPI(12 月 ) ニューヨーク連銀製造業業況指数 (1 月 ) 16 小売売上高 (12 月 ) 18 ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (1 月速報 ) 18 鉱工業生産 設備稼働率 (12 月 ) 22 中古住宅販売件数 (12 月 ) 28 2 年国債入札 5 年国債入札 29 7 年国債入札 3 FOMC(29 3 日 ) GDP(1~12 月期速報 ) 31 個人所得 消費支出 (12 月 ) 雇用コスト指数 (1~12 月期 ) 1 ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (1 月確報 ) 製造業 ISM 指数 (1 月 ) 雇用統計 (1 月 ) 5 非製造業 ISM 指数 (1 月 ) 貿易収支 (12 月 ) 3 年国債入札 6 労働生産性 (1~12 月期暫定 ) 1 年国債入札 7 3 年国債入札 13 CPI(1 月 ) 14 PPI(1 月 ) 15 ニューヨーク連銀製造業業況指数 (2 月 ) ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (2 月速報 ) 鉱工業生産 設備稼働率 (1 月 ) 小売売上高 (1 月 ) 2 FOMC 議事録 (1/29 3 分 ) 21 中古住宅販売件数 (1 月 ) 25 2 年国債入札 5 年国債入札 26 7 年国債入札 28 GDP(1~12 月期暫定 ) 1 労働力調査 (1 月 ) 消費者物価 (2 月都区部 ) 法人企業統計調査 (1~12 月期 ) 消費動向調査 (2 月 ) 7 景気動向指数 (1 月速報 ) 8 家計調査 (1 月 ) GDP(1~12 月期 2 次速報 ) 景気ウォッチャー調査 (2 月 ) 国際収支 (1 月速報 ) 11 マネーストック (2 月速報 ) 12 法人企業景気予測調査 (1~3 月期 ) 13 第 3 次産業活動指数 (1 月 ) 企業物価指数 (2 月 ) 機械受注統計 (1 月 ) 15 日銀金融政策決定会合 (14 15 日 ) 日銀総裁定例記者会見 18 設備稼働率 (1 月 ) 貿易統計 (2 月 ) 19 資金循環統計 (1~12 月期速報 ) 22 消費者物価 (2 月全国 ) 25 全産業活動指数 (1 月 ) 29 鉱工業生産 (2 月速報 ) 商業動態統計 (2 月速報 ) 労働力調査 (2 月 ) 消費者物価 (3 月都区部 ) 1 ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (2 月確報 ) 製造業 ISM 指数 (2 月 ) 個人所得 消費支出 (1 月 ) 5 非製造業 ISM 指数 (2 月 ) 7 貿易収支 (1 月 ) 労働生産性 (1~12 月期改訂 ) 8 雇用統計 (2 月 ) 11 3 年国債入札 12 CPI(2 月 ) 1 年国債入札 13 PPI(2 月 ) 3 年国債入札 14 小売売上高 (2 月 ) 15 ニューヨーク連銀製造業業況指数 (3 月 ) ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (3 月速報 ) 鉱工業生産 設備稼働率 (2 月 ) 2 FOMC(19 2 日 ) 21 経常収支 (1~12 月期 ) 中古住宅販売件数 (2 月 ) 26 2 年国債入札 27 5 年国債入札 28 GDP(1~12 月期確定 ) 7 年国債入札 29 ミシカ ン大学消費者信頼感指数 (3 月確報 ) 個人所得 消費支出 (2 月 ) 欧州 24 ECB 政策理事会 7 英中銀金融政策委員会 (6 7 日 ) 7 ECB 政策理事会 21 英中銀金融政策委員会 (2 21 日 ) * 印は期日未定を示す 予定は変更の可能性があります 13

16 今週の金融市場の動き [ 海外金利 ] 11/15 11/16 11/19 11/2 11/21 11/22 11/23 前週末比 ドルLIBOR 3M(%) ユーロト ル金先 (Dec19) 米国債 (1 年 %) スワッフ 金利 (1 年 %) 独国債 (1 年 %) 英国債 (1 年 %) [ 内外株式 ] 11/15 11/16 11/19 11/2 11/21 11/22 11/23 前週末比 ダウ平均 ( ト ル ) 25, , , , , S&P5 指数 2,73.2 2, , , , NASDAQ 総合指数 7, , , , , 日経平均 ( 円 ) 21, , , , , , TOPIX(Pt.) 1, , , , , , 出来高 ( 百万株 ) 1,5.55 1, , ,43.7 1, 売買代金 ( 億円 ) 23, , , , , 日経 JASDAQ 平均 ( 円 ) 3, , , , , , [ 円金利 ] 11/15 11/16 11/19 11/2 11/21 11/22 11/23 前週末比 TIBOR 3カ月 (%) ユーロ円金先 (Dec18) 新発国債 (1 年 %) 長国先物 (Dec18) スワッフ 金利 (5 年 %) [ 為替 ] 11/15 11/16 11/19 11/2 11/21 11/22 11/23 前週末比 円 /$ $/EUR 円 /EUR ( 注 ) 前週末比は 海外などについては現時点での直近値と前週末値との比較 東京市場の発行日表示値は終値もしくは 11:3 時点値 米国 1 年債 米金利スワップ 1 年物は Bloomberg の終値 日本株出来高 売買代金はそれぞれ東京証券取引所第一部出来高 売買代金 TIBOR は全銀協発表のユーロ円 TIBOR 平均値 新発 1 年国債は日本相互証券発表の気配値 金利先物は東京金融取引所 (TFX) のユーロ円 3 ヵ月金利先物 独 英 1 年国債は Bloomberg の提示する終値 為替は NY 時間終値 ( 発行日のみ東京時間 11:3 時点 出所 :Bloomberg) 14

17 最新リポート一覧 < みずほインサイト > 218 年 11 月 21 日 219 年は成長鈍化も底堅さを維持 ~ 不確実性の高まりに警戒 ~ 年 11 月 15 日 RCEP 交渉年内実質妥結見送り ~219 年交渉妥結を目指すも 難題は依然残る ~ 年 11 月 15 日アジアの債務拡大に伴うリスク ~ 金融危機のリスクは限定的も内需減速に注意 ~ 年 11 月 13 日副作用への警戒を高める日銀 ~ 時間軸を意識した政策運営の重要性 ~ < 内外経済見通し > 218 年 11 月 15 日 年度内外経済見通し ~219 年は成長鈍化も底堅さは維持 不確実性の高まりに警戒 ~ 年 6 月 28 日内外経済の中期見通し ~22 年代 3 つのメガトレンドと 3 課題克服で日本は 1% 成長 ~ 執筆担当者 市場調査部武内浩二 koji.takeuchi@mizuho-ri.co.jp 野口雄裕 takehiro.noguchi@mizuho-ri.co.jp 井上淳 jun.inoue@mizuho-ri.co.jp 大塚理恵子 rieko.otsuka@mizuho-ri.co.jp 殿岡直樹 naoki.tonooka@mizuho-ri.co.jp 宮本凌 ryo.miyamoto@mizuho-ri.co.jp 黒宮界人 kaito.kuromiya@mizuho-ri.co.jp 経済調査部 矢澤広崇 hirotaka.yazawa@mizuho-ri.co.jp 越山祐資 yusuke.koshiyama@mizuho-ri.co.jp 当レポートは情報提供のみを目的として作成されたものであり 取引の勧誘を目的としたものではありません 本資料は 当社が信頼できると判断した各種データに基づき作成されておりますが その正確性 確実性を保証するものではありません 本資料のご利用に際しては ご自身の判断にてなされますようお願い申し上げます また 本資料に記載された内容は予告なしに変更されることもあります なお 当社は本情報を無償でのみ提供しております 当社からの無償の情報提供をお望みにならない場合には 配信停止を希望する旨をお知らせ願います 発行 編集 / みずほ総合研究所調査本部 1-11 東京都千代田区内幸町 TEL

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