額部分 ( 老齢基礎年金 ) だけでなく 報酬比例部分 ( 老齢厚生年金 ) の支給開始年齢も段階的に 60 歳から 65 歳に引き上げられて年金無収入の期間が生じるため 企業に対し雇用の機会を与えるように義務付けたのです 雇用の方法としては 次の 3 つの選択肢がありました ( ア ) 定年年齢の

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1 前回は 有期契約の 5 年超無期転換への対応方法を整理しました 契約期間の定めの有無によって処遇を変えるのではなく 雇用期間以外の就労条件に応じて処遇を決めることがポイントでしたね 具体的には 職務の内容 (= 役割責任 ) や人材活用の仕組みが従前と同じなら同じ処遇を続け 違う場合は 新しい就労条件に応じた評価レートと賃金ランクに移行すればよいことがわかりました 今回からは 非正規社員のもう一つの形態である 定年後再雇用者の取り扱いを考 えます 結論から言うと ランク型賃金表 ( 1) を応用してわかりやすく整理することがお奨めです ただ 定年後再雇用をめぐっては 賃金水準のあり方など 方法論だけでは解決できない疑問や課題が急浮上しています 昨年 12 月に発表された同一労働同一賃金ガイドライン案でも明確な指針が示されなかったため これといった拠り所がないのが実情です そこで今回は 世の中の変化を 整理しながら 今後の取り扱い方針を探っていきたいと思います 1: ランク型賃金表 は株式会社プライムコンサルタントの登録商標です 1 高齢者雇用の義務化の経緯まず 定年後再雇用の経緯を簡単に確認しておきます 60 歳の定年退職後に改めて雇い入れるという仕組みが広がったきっかけは 言うまでもなく 2004 年の高年齢者雇用安定法 ( 以下 高齢法 と呼びます ) の改正です ( 施行は 2006 年 4 月 ) 改正前は 65 歳までの雇用は 努力義務 でしたが 改正によって法的な義務に格上げされました 法改正の理由は 2 つありました 1 つは 少子高齢化にともなう生産年齢人口の減少です 団塊の世代が 60 歳になる 2007 年を控え 将来の労働力不足を補うために 60 歳以降も働いてもらおうと考えたわけです もう 1 つは厚生年金制度の変更です 定 48

2 額部分 ( 老齢基礎年金 ) だけでなく 報酬比例部分 ( 老齢厚生年金 ) の支給開始年齢も段階的に 60 歳から 65 歳に引き上げられて年金無収入の期間が生じるため 企業に対し雇用の機会を与えるように義務付けたのです 雇用の方法としては 次の 3 つの選択肢がありました ( ア ) 定年年齢の 65 歳引き上げ ( イ ) 希望者全員対象の65 歳までの継続雇用制度導入 ( 定年後再雇用 )( 2) ( ウ ) 定年の定めの廃止 2: 継続雇用制度の対象者は 2004 年の改正法では 労使協定を結べば限定できましたが 2012 年の再改正 ( 施行は 2013 年 4 月 ) によって原則として希望者全員となりました なお 定年に達しても退職させない 勤務延長 も継続雇用制度の方法の一つとして認められますが この解説では省略します このうち ( ア ) と ( ウ ) は雇用期間が延びるだけですので 雇用区分は 60 歳までと 変わりません 就労条件や処遇等は 60 歳までとの連続性に配慮して決めることになります 一方 ( イ ) は 退職後に改めて雇い入れるわけですので 嘱託社員や定年後再雇用社員など ( 以下 定年後再雇用社員 とします ) 別の雇用区分となり 就労条件や処遇も新たに定めることができます ( 3) 3: 再雇用時の賃金決定について法の定めはなく 厚労省も 高齢者の雇用確保という法の趣旨を踏まえたものであれば 事業主と労働者の間で決めることができるとしています ( 厚労省ホームページ 高年齢者雇用安定法 Q & A A do/ anteikyoku/kourei2/qa/) 2 法的義務化直後の状況この法改正に企業はどのように対応したでしょうか 1 雇用確保の方法は 定年後再雇用 が 8 割超厚労省によると 2013 年 6 月 1 日時点で 図表 1: 定年後再雇用者の賃金設定 減額の方法 ( 単位 : 社 %) 企業規模 規模計 1,000 人以上 人 300 人未満 合 計 (138)100.0 (61)100.0 (45)100.0 (32)100.0 原則として 定年時賃金に対して全員一律に一定割合を減額する 原則として 定年時賃金に対して全員一律に定額を減額する 職種 職階 等級 考課などにより異なる ( 一律に減額しない ) 原則として 全員一律定額 その他 一律減額何らかの形で一律に減額する の有無 一律に減額しない 出典 ) 労務行政研究所 中高年齢層の処遇実態 (2013 年 )( 労政時報 第 3852 号 ) 注 ) 下段の 一律減額の有無 は 調査結果から筆者が算出したもの 先見労務管理 49

3 の高齢者の雇用確保措置は 継続雇用制度の導入が 81.2% と圧倒的に高く 次いで定年の引き上げ (16.0%) 定年の廃止(2.8 %) でした ( 平成 25 年 高年齢者の雇用状況 集計結果 ) 2 再雇用時賃金は 何らかの一律減額 が 5 割再雇用者の賃金の決め方については 労務行政研究所が 2013 年 6 月から 7 月にかけて実施した 中高年の処遇実態 調査が参考になります 図表 1 のように 職種 職階 等級 考課などにより異なる ( 一律に減額しない ) が全企業規模で最も高い割合となりました ところが これを 一律に減額するかどうか ということで分類してみると 概ね半数以上の会社が何らかの形で一律減額をしています また 同調査によると 一律減額する場合の賃金の支給割合 ( 再雇用時賃金 定年時賃金 ) は平均で 57.8% 内訳は 60 65% の会社が 34.4% 50 55% の会社が 21.9% などでした 再雇用時の賃金は定年時の 6 割くらい という相場観に近い割合ですね ( 4) 4: 6 割 という相場は 雇用保険による高年齢雇用継続給付が 再雇用時賃金の低下率が 61% のときに最大になることと密接に関係していると考えられます 3 人事評価は 定年前と異なる が 5 割人事評価はどうでしょうか 労働政策研究 研修機構の 2013 年 7 月 1 日時点の調査によると 基本的に定年前と変わらない が 43.5% で最多ですが 定年前とは別の方法で行う が 21.6% 評価を実施していない が 30.4% となっており 半数以上が定 年前と異なる扱いをしている状況が浮かび上がりました ( 高年齢社員や有期契約社員の法改正後の活用状況に関する調査 ) 以上の調査結果を俯瞰すると 少し極端ですが 法改正直後の状況は次のように整理できると思います 大多数の企業は 労働条件をリセットできる継続雇用制度の中の定年後再雇用制度を選択し 再雇用時の賃金は 仕事など本人への期待とは異なる理由で 6 割程度に減額し 再雇用後の人事評価を簡略化した なお国は 高齢者雇用継続給付により賃金の目減りの補てんを継続しているひと言でいえば 企業は雇用機会を確保することに精一杯で 高齢人材の活用までは手が回らず 国もそれを容認した ということでしょう 読者の皆さんは このような実態をもとに自社の今後を考えてはなりません 高齢者雇用を取り巻くさまざまな変化を見極めていく必要があります 3 定年再雇用時の処遇に対する見方の変化次に 法的義務化 (2013 年 ) 以降のその後の状況を見てみましょう 1 継続雇用が引き続き圧倒的多数 2016 年の厚労省調査によると 雇用確保の方法は継続雇用が 81.3% と 依然として圧倒的多数を占めています ( 平成 28 年 高年齢者の雇用状況 集計結果) 50

4 認する意仕事は全く別の内容に変わったのだから 賃金の低下は仕方がない 6.0 容認しない意2 賃金減額への懐疑的な見方が広がっている処遇の決め方に関するその後の調査は見当たりませんが 賃金減額に対する懐疑的な見方が出るようになりました 経団連の 中高齢従業員の活躍推進に関するアンケート調査結果 (2015 年 9 月 ) によると ホワイトカラーの高齢社員の活躍にあたっての問題 ( 複数回答 ) は 再雇用後の処遇の低下 役割の変化等により モチベーションが低下 が 53.4% で最も高く 2 位の 自社において 活用する職務 ポストが不足 の 26.7% を大きく引き離しています また 労働政策研究 研修機構によると 図表 2 のように 定年後再雇用の際に賃金が減った人の 賃金減額 についての考えは 容認する意見と容認しない意見が入り混じっています ( 60 代の雇用 生活調査 2015 年 7 月 調査期間は 2014 年 7 8 月 ) ここで注目すべきは 雇用が確保されるのだから 賃金の低下はやむを得ない (47.5%) のように 仕事の変化がなくても減額を容認する意見がある一方で 仕事がほとんど変わっていないのに 賃金が下がるのはおかしい (30%) を筆頭に 仕事や貢献度とは無関係な減額に対して批判的な意見も少なくないことです 先ほどの経団連の調査と合わせて考えると 仕事などとは関係なく 再雇用だから とでもいうような あいまいな根拠による処遇の低下が働く人のモチベーションを大きく下げている一因になっていると推察されます 再雇用時の 処遇の低下 に関しては 昨年 注目すべき裁判がありました ある運送会社が 定年後再雇用者に対し 定年前とほぼ同じ仕事を任せつつ 賃金を大幅に引き下げたところ これを不服とした社員が会社側を訴えたものです ( 5) 一審は 仕事が同じであるのに賃金を切り下げるこ 図表 2: 定年後再雇用者の賃金減額についての考え ( 賃金額が減少した と回答した人を対象 複数回答 ) ( 単位 :%) 容雇用が確保されるのだから 賃金の低下はやむを得ない 47.5 仕事によって会社への貢献度は異なるので賃金が変わるのは仕方がない 14.6 仕事がほとんど変わっていないのに 賃金が下がるのはおかしい 30.0 会社への貢献度が下がったわけではないのに賃金が下がるのはおかしい 20.8 仕事の責任の重さがわずかに変わった程度なのに 下がりすぎだ 17.0 在職老齢年金や高年齢雇用継続給付が出るといって下げるのはおかしい 15.3 その他 8.5 無回答 1.2 出典 ) 労働政策研究 研修機構 60 代の雇用 生活調査 (2015 年 7 月 ) 先見労務管理 51

5 とは認められないとして会社側敗訴の判決を下しました ところが 二審では 定年後再雇用者の賃金減額は広く行われており これが労働契約法 20 条の その他の事情 に当たるとして会社側勝訴の逆転判決を言い渡し 現在 労働者側が上告中です 5: この裁判は 長澤運輸事件と呼ばれるものですが 厳密な解説は他の資料の譲り 本稿では大まかな経緯にとどめます 最高裁の判断が注目されますが ここで重要なことは 再雇用だから という理由による 処遇の低下 に対して不満や疑問が増えているという事実です この現実を適切に解釈して今後の方針を探るために もう少し長いスパンで時代の変化をとらえてみましょう 4 高齢者雇用を取り巻く経営環境の変化 2013 年当時も賃金減額の是非やモチベーションへの影響は議論されましたが 今ほどではありませんでした それが処遇改善を促すような論調になりつつあるのは 人材と処遇に対する世の中の認識が大きく変化しているからだと筆者は考えています 図表 3 は 有効求人倍率 ( 厚労省調査 ) のバブル期から現在までの推移ですが 2013 年以降 上昇を続けて 2016 年は 1.38 倍となり バブル期に迫る勢いです 求人が増えているのは 企業が人手不足を感じているからです 日銀の短観調査によると 図表 4 のように 2017 年 3 月の雇用人員判断 D.I. は 全企業規模で人員不足を示すマイナスとなり マイナス幅はバブル期に迫る勢いです 規模別にみると 大企業 - 15 中堅企業 - 26 中小企業 - 28 と 規模が小さいほど深刻度が増しています 2 つの統計で注目すべき点は 改正法による 65 歳まで雇用の義務化が進んだ 2006 年 2013 年の間は 現在とは全く異なる状況だったということです 2006 年から 2 3 年は人手不足感もありましたが 2009 年以降はリーマン ショックを機に大幅な人員過剰と求人不足に陥り 2013 年までその傾向が続きました また バブル崩壊から 2005 年までの間も 概ね 人員過剰と求人不足で推移しています ところで バブル崩壊後 多くの企業は 利益確保のために非正規社員の割合を増やして人件費を抑制していました ということは 高齢者雇用の義務化は バブル崩壊後に半ば常態化した 人員過剰 人件費抑制 という前提の中で進んだと考えることができます 再雇用者の賃金減額は非正規化によるコスト削減手法の一つに組み込まれたと思われますし 人員過剰感の中では評価を通じた人材活用の発想が浮かびにくかったことも無理はないでしょう では 直近の状況はどうかというと 為替相場の好転などの事業環境の改善と 一層のサービス経済化から急激に人手が必要になっています しかし このまま経済全体が好転すると期待するのは早計でしょう なぜなら長期間の人件費抑制策が デフレマインドの定着や 低収入者の晩婚化 非婚化を通じた少子化の進行などの副作用を生んでいるためです 実質賃金の伸び悩みや社会保障の将来不安から 働き口が増えているのに個人消費が増えないという状況が続いています このままではデフレ脱却はできない 日本経済の好循環を実現するには 人手不足の解消と個人消費の拡大が欠かせないとい 52

6 先見労務管理 出典 ) 厚生労働省 一般職業紹介状況 ( 職業安定業務統計 ) 出典 ) 日本銀行 全国企業短期経済観測調査 注 ) 雇用人員判断 D.I. は 過剰 ( 回答社数構成比 )- 不足 ( 回答社数構成比 ) プラスが大きいほど 雇用の過剰感が高いことを示している 大企業は資本金 10 億円以上 中堅企業は 1 億円以上 10 億円未満 中小企業は 2 千万円以上 1 億円未満の企業 時期の目盛は 1 年ごとだが グラフは四半期ごとの推移を示している 53

7 うことで 政府の重要政策に多様な人材の活用と非正規社員の処遇改善があがっているのです したがって これからの高齢者雇用は 人手不足 処遇改善 という前提に立って考えていくことが大切だと筆者は考えます 5これからの高齢者処遇の基本方針 人手不足 処遇改善 という流れの中では まず 利益の出し方が課題になります デフレ時代に多い 人材のコストを減らして 薄利多売で利益を出す という方針では行き詰まります これからは 人材に投資して 高い付加価値によって利益を出す ことを追求する必要があります ここで 高い付加価値がカギになるわけですが それに向けて熟練労働者の知識 経験や幅広いネットワーク あるいは高齢者ならではの感性 発想を活用することが欠かせません わが社で長年働いてきたベテラン社員に 新たなフェーズで活躍してもらうためには 一人ひとりの働きに真摯に向き合って処遇することが大切です 世間がこうしているから とか 再雇用だから などのあいまいな理由や 法律を最低 限クリアすればよいというような消極的な姿勢では 高齢者本人の力を引き出せないだけでなく モラール低下や職場の雰囲気への悪影響も起きかねません 定年後再雇用者が納得して働き 活躍するためには 基本に立ち返って 職務の内容と人材活用の仕組みに応じた処遇が重要です したがって 他の雇用区分と同じように次の点をしっかりと押さえていけばよいと考えます * 再雇用後に任せる役割責任と人材活用の仕組みを決める * 役割責任と人材活用に応じた処遇の枠組みを決める * 再雇用時の賃金を決め スムーズに移行する * 再雇用後も貢献度を評価して賃金改定を行う次回は 実際の取り扱いについて 具体例を交えながら解説していきたいと思います たなか ひろし 1966 年生まれ 広島大学理学部卒業後 東ソー にて研究開発 技術営業に従事 英語教育業を経て 2006 年 プライムコンサルタントに入社 幅広い業種で会社と社員の良い絆づくりを目指したコンサルティングを展開する 中小企業診断士 日本人材マネジメント協会会員 ゴールドラット スクール認定トレーナー (TOC Management Tools Basic) TOC-ICO 認定 Jonah 54

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