Microsoft PowerPoint - 3_1_0地盤の支持力(テキスト用)

Size: px
Start display at page:

Download "Microsoft PowerPoint - 3_1_0地盤の支持力(テキスト用)"

Transcription

1 地盤の支持力と沈下 ( どれくらいの重さに地盤は耐えれるの??) 1) 基礎地盤のせん断破壊 基礎地盤上に荷重を加えると, 地盤は変形して沈下が生じる この沈下量と荷重強度の関係は, 図 -1の荷重- 沈下曲線で表わすことができる この沈下は地盤のせん断破壊により生じるもので, 一般に締まった砂質土や硬い粘性土ではC 1 のような型になる 沈下曲線 C 1 型 曲線は, 荷重の小さいときには勾配がほぼ一定で, 地盤はわずかに圧縮されるだけであるが, ある荷重 q d に達すると地盤はすべり出し, 急激な沈下を生じる このような破壊形式を全般せん断破壊と呼び, q d を極限支持力という 沈下曲線は C 2 型 ゆるい砂質土や軟弱な粘性土では, 沈下曲線はC 2 の型となり, このような破壊形式を局部せん断破壊または進行性破壊という これは, 荷重の増加に伴い, 曲線の勾配や沈下量が徐々に増大するので, 極限支持力を明確につかむことがむずかしい 沈下曲線の終端部が鉛直線に近づいたときの荷重強さや, ある一定の沈下量に達したときのものを極限支持力としている 図 -1 荷重 沈下曲線 一般に, 基礎は次の四つのいずれかに分類される フーチング基礎 (ⅰ) フーチング基礎 (ⅱ) べた基礎 浅い基礎 : 基礎幅 B が根入れ深さ D f に等しいかまたは大きいもの (ⅲ) ケーソンまたはピア基礎 (ⅳ) 杭基礎 深い基礎 極限支持力 1 地盤強度の限界と 2 変形や沈下の限界 ベタ基礎

2 杭基礎 ケーソン基礎 設置ケーソン基礎 ニューマチック ケーソン基礎 オープン基礎 女川町の被災状況 液状化と津波の複合被害によるビルの倒壊 新潟地震液状化に伴う建物の倒壊 女川町の被災状況 2) フーチング基礎の支持力 (1) テルツァギーの支持力公式 浅い基礎においては, 基礎の底面より上の土(根入れ部分の土)は せん断抵抗を発揮しないと仮定する したがって, この部分の土は, 図-2のように, 単位面積あたりγ Dfの荷重強度をもつ上載荷重に置 き換えられる γ 基礎根入れ部分の土の単位体積重量 図-2 フーチングの根入れの考え方

3 テルツァギー (Terzaghi) はフーチングの長さ L が幅 B に比べて非常に大きい連続フーチングについて, その極限支持力を誘導している 次の図は, 土被りがない場合の地盤内の塑性つりあい状態を示す 領域 Ⅰ : 主働ランキン帯と呼ばれ, 弾性つりあいの状態 フーチングからの荷重により領域 Ⅰ が横方向へ拡がろうとする傾向が, 土とフーチング底面との間の摩擦力や付着力により拘束されるからである したがって, この領域 Ⅰ はあたかもフーチングの一部であるかのように挙動する また, この領域 Ⅰ の深さを表わす角 α は, 基礎底面が滑らかであると 45 +φ/2 となり, 底面が粗いと φ に等しくなる 領域 Ⅱ : 放射せん断領域であり, フーチング端から出る放射線とこれを中心とする対数ら線とから成り立っている 図 -3 連続フーチング下の塑性破壊 領域 Ⅲ : 受働ランキン帯といわれ, 水平方向と 45 φ/2 の傾きをなしている テルツァギーは領域 Ⅰ 内の鉛直方向の力のつりあいから, 基礎地盤の極限支持力を求め, 次のように表わした ( 連続フーチング :α=1 β=0.5( 表 -2 参照 )) (1) ここで q d : 極限支持力 (KN/m 2 ), c : 粘着力 (KN/m 2 ) γ 1 : 基礎底面より下方の土の単位体積重量 (KN/m 3 ) γ 2 : 根入れ部分の単位体積重量 (KN/m 3 ) B : 基礎の幅 (m), D f : 根入れ深さ (m) N c, N r, N q : 支持力係数 ( 内部摩擦角 φの関数 ) 式 (1) の右辺第 1 項は, 地盤の粘着力に支配される項であり, 第 2 項は基礎底面の幅に関係する また, 第 3 項は基礎の根入れ深さに影響される項である 各項ともに内部摩擦角にも関係があり, 支持力係数として表示されている 図 -4 支持力係数 支持力係数 N c, N r, N q の値は, 地盤の破壊する形式, すなわち全般破壊か局部破壊かによって異なり, 図 -4 のように示される 表 -1 実用的に修正した支持力係数 基礎底面の形状 表 -2 形状係数 連続正方形長方形円形 φ N c N γ N q 実際には地盤の破壊形式をあらかじめ予見することは困難なので, 内部摩擦角が小さい間は局部せん断破壊の曲線をたどり, 漸次全般せん断破壊の曲線に近づいていくように考えるとよい また, 実際の地盤での載荷試験の結果などを考慮にいれて表示すると, 表 -1のようになる 正方形や円形のフーチングについても同様の公式が与えられる これらの公式をまとめて一般化すると次のようになる α β ( 注 ) B: 長方形の短辺長さ,L: 長方形の長辺長さ Q d =α c N c +β 1 B N r + 2 D f N q (2) ここで,α, β : 形状係数 ( 表 -2 参照 ), 他の記号は式 (1) と同じ 図 -5 地下水位の影響

4 (2) 支持力公式使用上の注意 (a) 単位体積重量と地下水位 (i) 地下水位が基礎底面より上にある場合 ( 図 -5(a) の場合 ) (ii) 地下水位が基礎底面より下にある場合 ( 図 -5(b) の場合 ) (3) (b) 根入れ深さ図 -6(a) のような場合 地表面から基礎底面までの深さをそのまま D f とする 図 (b) の場合 低い方の表面までがD f である 図 (c) のように掘削底面に独立フーチングを置いた場合 掘削深さには関係なくD f =0 (4) 図 -6 根入れ深さの取り方 地盤内鉛直応力の簡易算定方法 地盤内の応力分布はある範囲内に限られるという実験事実に基づいて ケグラーは簡単である程度の精度で実際地盤に適用できる増加応力の近似計算法を考えた ボストンコード法 地表面に載荷した等分布荷重は ある角度 α で直線的に広がる範囲に一様に分布すると仮定する 精度は落ちるけど簡便であり 現場などで応力を知る目安となる! 8m q=200 (kn/m 2 ) 2 1 z α Z tanα 12m 6m 8m 6m ボストンコード法 地表面に載荷した等分布荷重は ある角度 α で直線的に広がる範囲に一様に分布すると仮定する ボストン市建築基準法では α=30 とした方法を用いている 鉛直方向のつりあい式の関係から 8m 200 kn/m 2 = 20 m σ kn/m 2 σ = 80kN/m 2 qb = σ z (B+2 ztanα) 修正ケグラー法 ボストンコード法では応力分布が等圧にならないことを説明 8m q=200 (kn/m 2 ) σ 1 σ 2 σ 3 σ 4 2m 200 kn/m 2 =14 m σ kn/m 2 σ=28.6 kn/m 2 σ 1 = = 28.6 kn/m 2 σ 2 = = 57.2 kn/m 2 σ 3 = = 85.8 kn/m 2 σ 4 = = kn/m 2 12m 杭基礎の支持力 ( 深い基礎の支持力 ) 杭によってどの程度の荷重を支えることができるのか? (1) 杭基礎の種類 (a) 支持機構による分類 1 先端支持杭 : 杭先端地盤の支持力のみにより支持するもの 2 下部地盤による支持杭 : 下部層の周面摩擦力と先端地盤の支持力で支持するもの 3 摩擦杭 : 杭全長の周面摩擦力で支持するもの 4 締固め杭 : 地盤を締め固め, 杭と地盤を一体として支持するもの 24

5 (b) 施工法による分類 図 -8 鉛直荷重の支持機構による杭基礎の分類 25 図 -9 施工法による杭の分類 26 (c ) 杭材の種類による分類 1 既製杭 : 工場または現場で施工前に製造されるもの 2 場所打ち杭 : 施工される位置で作成されるもの (d ) 支持力の求め方 (i) 静的支持力公式先端支持力と周面摩擦力との和が杭の支持力に等しいと考える方法で, 力のつりあいをもとにしている (ii) 動的支持力公式杭を打ち込むときの土の抵抗が打撃エネルギーに等しいと考える方法で, 仕事量のつりあいをもとにしている (iii) 載荷試験地盤に打設した試験杭に, 実際に載荷してその沈下量を測定し, 27 荷重 - 変位量曲線から支持力を求める方法である 図 -10 既製杭の種類 28 各工法の特徴 打込み杭工法 ( 打撃工法 ) 29 30

6 埋込み杭工法 ( プレボーリング工法 ) 埋込み杭工法 ( 中堀り工法 ) あらかじめ 地盤をオーガー等で所定の深さまで掘削し 既製杭を挿入してハンマ ( ディーゼルハンマ ドロップハンマ 油圧ハンマなど ) を使用し 打撃を加えて施工する工法 スパイラルオーガを既製くいの内部に通し 先端部をオーガで掘削しながら所定の深さまで圧入 あるいは軽打により貫入させた後 くい先端部および中空部にセメントミルクを注入する工法 埋込み杭工法 ( 中堀り工法 ) 場所打ちコンクリート杭工法 ( 機械掘削工法 : ベノト工法 ( オールケーシング工法 )) ベノト機でケーシングを地中に圧入させながら地盤中の土砂をハンマーグラブ掘削機 ( 直径 300~2,000 mmまでの穿孔が可能 ) で排出して コンクリート打設後 ケーシングを引き抜いて杭を造成する (1) エアーを吐出し スパイラルオーガーで掘削 排土しながら杭を沈設させる (2) 支持層の手前まで杭を沈設させ 杭中空部のオーガスクリュウを引き上げる (3) 中空モンケンで打撃を与え 杭先端を支持層に打ち込み支持力を得る (4) 施工完了後 杭頭レベルを確認する 33 豐州パイル株式會社 34 場所打ちコンクリート杭工法 ( 機械掘削工法 : アースドリル工法 ) アースドリル工法は 安定液 ( ベントナイト ) により 孔壁保護を行い 回転式バケットにより削孔 掘削と排土を行う 支持層到達した後 コンクリートを打設し杭を築造する工法である 場所打ちコンクリート杭工法 ( 機械掘削工法 : リバースサーキュレ - ション工法 ) ピットを回転させ地盤を切削し その土砂を孔内水と共にサクションポンプ またはエアリフト方式などにより地上に吸上げることによって排出します この掘削孔に鉄筋籠を建て込み コンクリートを打設する工法 35 36

7 場所打ちコンクリート杭工法 ( 人力掘削工法 : 深礎工法 ) 傾斜地や狭い場所でも施工可能な 人力掘削による場所打ち杭工法の一種 現在施工されている場所打ち杭の中では最も歴史が古く 掘削は人力または機械により行いつつ 鋼製波板とリング枠で土留めを行う 孔内で鉄筋を組立て 土留め材を取り外しながらコンクリートを打設し杭を形成する工法 (2) 静的支持力公式杭の鉛直荷重に対する極限支持力 (Ru) は, 図 -11のように, 杭の先端支持力 (R P ) と周面摩擦力 (R F ) により構成されている すなわち次の式のようである R u = R P + R F = q d A p + Bf s D f = (1.3cN c t1 BN r + t2 D f N q )A p + Bf s D f ここで, c: 杭先端地盤の粘着力 (kn/m 2 ) t1 : 杭先端より下の土の単位体積重量 (kn/m 3 ) t2 : 杭先端より下の土の単位体積重量 (kn/m 3 ) A p : 杭の先端面積 (m 2 ) B: 杭の直径 (m), D f : 地表面から杭先端までの長さ (m) f s : 杭の周面摩擦力粘性土の場合 :fs=1/2ng (kn/m 2 ) 37 砂質土の場合 : fs=1/5ng (kn/m 2 ) N: N 値, g : 重力加速度 (9.8 m s 2 ) 図 -11 杭の支持力 マイヤホッフ (Meyerhof) は N 値のみを使って先端支持力を求める方法を提案している ここで Ru: 杭の極限支持力 (kn) Ap : 杭断面積 (m 2 ), : 杭先端地盤の平均 N 値 As, Ac : 砂質土層および粘性土層にある杭の表面積 Ns, Nc : 砂質土層および粘性土層のN 値の平均値 39 現在, 杭の設計に用いられているいくつかの基準は, 以上の考え方をもとにして作られている 地下水のくみ上げや盛土荷重などによって地盤沈下が生じている地域では, 杭に負の周面摩擦力が発生する これは地盤が沈下すると, 相対的に杭は地盤から引き抜かれると考えてよい だから, 上方へ引き抜かれる杭に抵抗する摩擦力は下向きであり, これを負の周面摩擦力と呼んでいる 図 -12はこの現象を模式的に示したものである 図 -12 負の周面摩擦現象 40 (3) 郡杭の支持力杭基礎における問題点の一つとして, 単杭と郡杭の相対的な支持力の関係がある 図 -13(a) は単杭の杭先端平面に発生する鉛直応力を示している 図 (b) は群杭における鉛直応力を示したが, ここでは単純に図 (a) を重ね合わせたも のである このように仮定すると, 群杭の中央部は外側に比して大きな沈下を生じることになる しかし, 現実には, 群杭の頭部はコンクリート フーチングなどにより拘束されているので, 群杭の沈下はほとんど同一となる したがって, 鉛直応力も単に単杭の重ね合わせの状態ではなく, 均等化される つまり, 群杭の支持機構を考える場合, 上部構造物と基礎の相対剛性を考慮しなければならない 図 -14は単杭と群杭の圧力球根の関係を示している 単杭ではその影響が深部の粘土層に達しないけれども, 郡杭では粘土層内に及び, 支持力不足になるおそれがある 図 -13 単杭と郡杭の地盤内応力 41 図 -14 単杭と郡杭圧力球根 42

8 地盤内応力分布と基礎の設計法 1. 基礎の設計と地盤一般に, 基礎とは構造物を支える地盤ならびに構造物を支えるための地下工作物を意味する だから, 基礎は構造物に対して障害を与えないように, その形式を選定し設計しなければならない ここに, 障害とは次の二つを意味する 1 地盤の強度が不足して破壊を生じること 2 破壊を生じないまでも基礎地盤の沈下が非常に大きいか, または極端に不同であるために上部構造物に亀裂が入ったり破損したりすること 基礎の形状や寸法を設計するには, 地盤の強度と変形の両者を検討しなければならない 建築基礎構造設計基準では, 強度の点だけからみて, 地盤が荷重を支える能力を支持力とし, これと地盤の変形, すなわち沈下をあわせて考えたときの能力を耐力と呼んでいる 支持力に対して安全率を適用したものが許容支持力であり, 沈下に対してもある許容値を定めて沈下がこの限度を越えないようにあわせ考慮したものが許容地耐力である 土木方面では耐力という用語を用いることが少なく, 単に支持力と沈下と表現している 図 -1 基礎設計の概念 2. 地盤の応力分布 2.1 接触面における圧力 ( 接地圧 ) 弾性理論によると, 完全剛体の円い台を弾性体表面に押しつけるとき, 接触面における圧力分布は図 -2のようになる 剛台の周辺部では圧力が無限大であり, 中心においては平均圧力の半分となる 図 -2 完全弾性体と円い剛台との接触面での応力分布 図 -3 フェーバーの実験 図 -4 接地圧分布と土質および基礎の剛性との関係

9 実際の設計に用いる接地圧はかなり簡略化されている 基礎底面の図心に鉛直荷重のみが作用する揚合, 接地圧は一様に分布するものと仮定して, 次式によって求められる ここで σ: 設計用接地圧 (tf/m 2 ) P : 基礎底面に作用する鉛直荷重 (tf) A : 基礎の底面積 (m 2 ) また, 基礎が偏心荷重を受けるときには, 接地圧が直線的に分布するものとして, その最大値を設計用接地圧とする 最大接地圧は次式により求める (1) (2) ここで σ max : 最大接地圧 (tf/m 2 ) α : 接地圧係数接地圧係数は, 荷重の偏心と底面の形状によって, 力とモーメントのつりあい条件から決まる (3) 2.2 地盤内の応力分布 (1) 弾性理論に基づく地盤内鉛直応力の算定地盤を半無限の弾性体と考え, 地表面に作用する集中荷重 Pによって地盤内に発生する応力は, ブーシネスク (Boussinesq) により導かれている すなわち, 図 -6の円筒座標において, 集中荷重 Pにより生じる応力は以下のようになる (4) 図 -5 接地圧係数と偏心率の関係 図 -6 円筒座標による地盤内応力の表示 (5) (8) (6) (7) ここで v : 地盤のポアソン比 影響値 I σ は γ/z の関数であり, この関係を示すと表 -1 のようである 式 (4) は地盤内応力の影響値と呼ばれる無次元量 I σ を用いて次のように書くことができる

10 (a) 線荷重 (9) (b) 帯状荷重図 -8は一定の幅 Bと無限の長さをもつ帯状荷重を示している この場合, 深さzの位置の鉛直応力は次のようである (10) 図 -8 帯状荷重による地盤内応力 この影響値と x/z の関係を示したものが表 -2 である 図 -7 線荷重による地盤内応力 図 -9 圧力球根 図 -10 載荷面積と圧力球根 (c) 堤状荷重アースダムや河川堤防および道路 鉄道の盛土のような堤状荷重については, 帯状荷重と同様な式により, 地盤内応力が求められる. σ z =q I σ (11) I σ =f(a/z, b/z) この計算には図 -11に示したオスターバーグ (Osterberg) の図表を用いる 図 -11 堤状荷重による地盤内鉛直応力の影響値 (d) 円形面上の等分布荷重図 -12のような円形の面荷重による地盤内応力のうち, 中心軸直下の鉛直応力 σ z0 は次式のようになり, 影響値は表 - 4に示される 任意点下の鉛直応力 σ z は式 (13) となり, その影響値は図 -13である (13) (12) 図 -12 円形面荷重による地盤内応力 図 -13 円形面荷重による地盤内鉛直応力の影響値 ( 任意点 )

11 (e) 長方形面上の等分布荷重 σ zc =q I σ (14) 図 -14(a) のように辺長が B, L の長方形載荷面上に等分布荷重 q が作用するとき, この長方形の隅角直下で深さ Z の点に発生する鉛直応力 σ zc は, 次のようである ここで, m=b/z, n=l/zであり, これらによる影響値は表 -5に示す 長方形面荷重による任意の点における鉛直応力 σ z は, 数個の長方形に分割して計算した後, それらを組み合わせると求められる たとえば, 図 -14(b) の場合, 次式で求めるとよい σ z =q(i σⅠ + I σⅡ +I σⅢ +I σⅣ ) (15) この方法をニューマーク (Newmark) の長方形分割法という 図 -14 長方形面荷重による地盤内応力分布 (2) 地盤内鉛直応力の簡易算定方法地表面に載荷された等分布荷重による地盤内の鉛直応力分布の計算法として, 以下のような簡便法がかなり古くから行われている (a) ボストン コード法 図 -16 に示すように, 地表面に載荷した等分布荷重は, ある角度 α で直線的に広がる範囲内に, 一様に分散すると仮定する 等分布荷重の形状を長方形とした場合, 図 -16 の記号を使って, 鉛直応力 σ z は次のように表わされる (17) 図 -16 ボストン コード法 α の値としては土質は関係なく 30 が一般的であるが, ときには 45 をとり, また x/z を 1/2 にとる場合もある この方法は前項で述べた弾性理論に基づく方法と比較して精度は落ちるが, 簡便であり, 現場などで応力を知る最初の目安として, 現在でもよく用いられる (b) 修正ケグラー法この方法は, ボストン コード法を重ね合わせると, 図 -17 に示すように, 地盤内応力が一様でなくなるという矛盾を避けるために提案されたものである 図 -17 ボストン コード法では応力分布が等圧にならないことの説明図 図 -18(a) に示すように, 載荷重直下は一様分布の応力と考え, その周辺部はある範囲まで直線的に漸減する応力分布と仮定している また, 図 -18(b) のように, 載荷重の中央部分直下だけを等分布応力と仮定する方法もあるが, 図 (a) の方が一般的である 図 -18において, 連続フーチングの帯状荷重とすると, 荷重直下の鉛直応力は次のようになる 図 (a) の場合 : (18) 図 (b) の場合 : (19) また, 図 -18 の荷重を幅 B, 奥行き L の長方形 (B<L) とすると, 中央部直下の鉛直応力は次のようになる 図 (a) の場合 : (20) 図 (b) の場合 : (21) 図 -18 修正ケグラー法

Microsoft PowerPoint - Kiso_Lec_13

Microsoft PowerPoint - Kiso_Lec_13 建築基礎構造講義 (13) 杭基礎の設計 杭の種類と施工法 到達目標 杭基礎の分類について説明できる 打込み杭 埋込み杭 場所打ち杭の違いとその施行法について説明できる 杭基礎 建物規模が大きくなると基礎の底部は良好な地盤に達していなければならない 地表から軟弱地盤が厚く堆積し, この地盤に構造物を直接支持させることが困難な場合に杭基礎が採用される 杭の支持機構による分類 支持杭 杭先端の地盤支持力によって支持する

More information

<95F18D908F912E4F5554>

<95F18D908F912E4F5554> 1 基礎設計書 山田太郎様邸新築工事 2014 年 7 月 1 日 株式会社設計室ソイル 目次 2 1 建物条件 2 1-1 建物概要 2 1-2 平面図 2 1-2-1 基礎の節点座標 3 1-2-2 基礎外周の節点番号 3 1-2-3 スラブを示す4 点の節点番号 3 1-3 荷重条件 4 1-3-1 基礎寸法 4 1-3-2 荷重条件 4 2 スウェーデン式サウンディング試験 5 2-1 調査点

More information

<4D F736F F D2081A E682568FCD926E94D592B28DB E94D589FC97C78C7689E62E646F63>

<4D F736F F D2081A E682568FCD926E94D592B28DB E94D589FC97C78C7689E62E646F63> 第 7 章 地盤調査 地盤改良計画 第 1 節地盤調査 1 地盤調査擁壁の構造計算や大規模盛土造成地の斜面安定計算等に用いる土質定数を求める場合は 平成 13 年 7 月 2 日国土交通省告示第 1113 号地盤の許容応力度及び基礎ぐいの許容支持力を求めるための地盤調査の方法並びにその結果に基づき地盤の許容応力度及び基礎ぐいの許容支持力を定める方法等を定める件 ( 以下 この章において 告示 という

More information

<897E8C F80837D A815B838B81458FE395948ECE95C7817B8145>

<897E8C F80837D A815B838B81458FE395948ECE95C7817B8145> 円形標準マンホール 上部斜壁 + 床版タイプ 浮上がりの検討. 設計条件 () 設計地震動 地震動レベル () 概要図 呼び方内径 都型 ( 内径 0cm) 00 00 0 600 0 0.00.0 0.0 0.0.0.70 0 60 00 60 60 00.0.0 00 00 00 00 00 P () マンホール条件 ) 寸法諸元 6 7 種類 呼び名 高さ モル 上部 下部 タル 外径 内径

More information

<90E096BE8F912E786477>

<90E096BE8F912E786477> セメント系固化材による地盤改良の計算 概要書 地下水位 地盤改良 W ( 有 ) シビルテック 2013.05.21 セメント系固化材による地盤改良計算 について 1. 本計算ソフトの概要 本計算ソフトは 軟弱な地盤上に設置される直接基礎の地盤改良の必要性の確認 およびセメント系固化材による地盤改良を行なった場合の改良仕様 ( 改良深さ 改良幅 改良強度 ) を計算するものです [ 適用可能な地盤改良の種類

More information

集水桝の構造計算(固定版編)V1-正規版.xls

集水桝の構造計算(固定版編)V1-正規版.xls 集水桝の構造計算 集水桝 3.0.5 3.15 横断方向断面の計算 1. 計算条件 11. 集水桝の寸法 内空幅 B = 3.000 (m) 内空奥行き L =.500 (m) 内空高さ H = 3.150 (m) 側壁厚 T = 0.300 (m) 底版厚 Tb = 0.400 (m) 1. 土質条件 土の単位体積重量 γs = 18.000 (kn/m 3 ) 土の内部摩擦角 φ = 30.000

More information

4. 粘土の圧密 4.1 圧密試験 沈下量 問 1 以下の問いに答えよ 1) 図中の括弧内に入る適切な語句を答えよ 2) C v( 圧密係数 ) を 圧密試験の結果から求める方法には 圧密度 U=90% の時間 t 90 から求める ( 5 ) 法と 一次圧密理論曲線を描いて作成される ( 6 )

4. 粘土の圧密 4.1 圧密試験 沈下量 問 1 以下の問いに答えよ 1) 図中の括弧内に入る適切な語句を答えよ 2) C v( 圧密係数 ) を 圧密試験の結果から求める方法には 圧密度 U=90% の時間 t 90 から求める ( 5 ) 法と 一次圧密理論曲線を描いて作成される ( 6 ) 4. 粘土の圧密 4. 圧密試験 沈下量 問 以下の問いに答えよ ) 図中の括弧内に入る適切な語句を答えよ ) ( 圧密係数 ) を 圧密試験の結果から求める方法には 圧密度 U9% の時間 9 から求める ( 5 ) 法と 一次圧密理論曲線を描いて作成される ( 6 ) と実験曲線を重ね合わせて圧密度 5% の 5 を決定する ( 6 ) 法がある ) 層厚 の粘土層がある この粘土層上の載荷重により粘土層の初期間隙比.

More information

(1) 擁壁の設計 東京都 H=2.0m < 常時に関する計算 > 2000 PV w1 w2 w3 PH GL 350 1800 97 4 土の重量 16.0, コンクリートの重量 24.0 摩擦係数 0.30, 表面載荷 9.8 ( 土圧係数は直接入力による ) 安定計算用の土圧係数 0.500 壁体計算用の土圧係数 0.500 W1 = 12.6, W2 = 12.3, W3 = 78.1 PH

More information

Microsoft PowerPoint - fuseitei_6

Microsoft PowerPoint - fuseitei_6 不静定力学 Ⅱ 骨組の崩壊荷重の計算 不静定力学 Ⅱ では, 最後の問題となりますが, 骨組の崩壊荷重の計算法について学びます 1 参考書 松本慎也著 よくわかる構造力学の基本, 秀和システム このスライドの説明には, 主にこの参考書の説明を引用しています 2 崩壊荷重 構造物に作用する荷重が徐々に増大すると, 構造物内に発生する応力は増加し, やがて, 構造物は荷重に耐えられなくなる そのときの荷重を崩壊荷重あるいは終局荷重という

More information

<926E906B8E9E2D958282AB8FE382AA82E882CC8C9F93A22E626376>

<926E906B8E9E2D958282AB8FE382AA82E882CC8C9F93A22E626376> ボックスカルバートの地震時設計 浮き上がりの検討. 設計条件 () 設計地震動 地震動 レベル () 概要図 400 3900 3000 3000 4000 (3) ボックスカルバート条件 ) 寸法諸元形状 内幅 B(mm) 内高 H(mm) 頂版厚 T(mm) 底版厚 T(mm) 左側壁厚 T3(mm) 右側壁厚 T4(mm) 外幅 B0(mm) 外高 H0(mm) 頂版ハンチ高 C(mm) 底版ハンチ高

More information

構造力学Ⅰ第12回

構造力学Ⅰ第12回 第 回材の座屈 (0 章 ) p.5~ ( 復習 ) モールの定理 ( 手順 ) 座屈とは 荷重により梁に生じた曲げモーメントをで除して仮想荷重と考える 座屈荷重 偏心荷重 ( 曲げと軸力 ) 断面の核 この仮想荷重に対するある点でのせん断力 たわみ角に相当する曲げモーメント たわみに相当する ( 例 ) 単純梁の支点のたわみ角 : は 図 を仮想荷重と考えたときの 点の支点反力 B は 図 を仮想荷重と考えたときのB

More information

杭の事前打ち込み解析

杭の事前打ち込み解析 杭の事前打ち込み解析 株式会社シーズエンジニアリング はじめに杭の事前打込み解析 ( : Pile Driving Prediction) は, ハンマー打撃時の杭の挙動と地盤抵抗をシミュレートする解析方法である 打ち込み工法の妥当性を検討する方法で, 杭施工に最適なハンマー, 杭の肉厚 材質等の仕様等を決めることができる < 特徴 > 杭施工に最適なハンマーを選定することができる 杭の肉厚 材質等の仕様を選定することができる

More information

POWER-直接基礎Ⅱの出力例(表形式)

POWER-直接基礎Ⅱの出力例(表形式) page < 出力例 > 地盤の支持力の計算 S01 (1F Y1@X1 ) BxL hf hw C,O r2 r1 基礎底面の形状 長方形 基礎最小幅 B 1.20 (m) 基礎の長さ L 2.60 (m) 基礎下端の深さ hf GL- 1.20 (m) 地下水位 hw GL- 3.90 (m) 根入れ深さ Df 1.20 (m) 土質定数 砂層 基礎下の土重量 γ1 18.14 (kn/m 3

More information

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E6328FCD2E646F63>

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E6328FCD2E646F63> -1 ポイント : 材料の応力とひずみの関係を知る 断面内の応力とひずみ 本章では 建築構造で多く用いられる材料の力学的特性について学ぶ 最初に 応力とひずみの関係 次に弾性と塑性 また 弾性範囲における縦弾性係数 ( ヤング係数 ) について 建築構造用材料として代表的な鋼を例にして解説する さらに 梁理論で使用される軸方向応力と軸方向ひずみ あるいは せん断応力とせん断ひずみについて さらにポアソン比についても説明する

More information

< B795FB8C6094C28F6F97CD97E12E786477>

< B795FB8C6094C28F6F97CD97E12E786477> 長方形板の計算システム Ver3.0 適用基準 級数解法 ( 理論解析 ) 構造力学公式集( 土木学会発行 /S61.6) 板とシェルの理論( チモシェンコ ヴォアノフスキークリ ガー共著 / 長谷川節訳 ) 有限要素法解析 参考文献 マトリックス構造解析法(J.L. ミーク著, 奥村敏恵, 西野文雄, 西岡隆訳 /S50.8) 薄板構造解析( 川井忠彦, 川島矩郎, 三本木茂夫 / 培風館 S48.6)

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation Non-linea factue mechanics き裂先端付近の塑性変形 塑性域 R 破壊進行領域応カ特異場 Ω R R Hutchinson, Rice and Rosengen 全ひずみ塑性理論に基づいた解析 現段階のひずみは 除荷がないとすると現段階の応力で一義的に決まる 単純引張り時の応カーひずみ関係 ( 構成方程式 ): ( ) ( ) n () y y y ここで α,n 定数, /

More information

Microsoft PowerPoint - new_e-pile_nex仕様・標準施工手順 (1) [互換モード]

Microsoft PowerPoint - new_e-pile_nex仕様・標準施工手順 (1) [互換モード] 仕様 標準施工手順編 エコマーク認定番号第 08 3022 号 国土交通大臣認定 TACP-0483 砂質地盤 ( 礫質地盤を含む ) TACP-0484 粘土質地盤 日本建築センター基礎評定 ( 引抜支持力 ) BCJ 評定 -FD0540-0 砂質地盤 BCJ 評定 -FD054-0 礫質地盤 BCJ 評定 -FD0542-0 粘土質地盤 エコマーク認定 08 3022 号 杭基礎の概要 杭基礎の概要

More information

<4D F736F F D F8AEE F8090B38CEB955C816991E6338DFC91CE899E817B8AEE E8955C817B B83C1618

<4D F736F F D F8AEE F8090B38CEB955C816991E6338DFC91CE899E817B8AEE E8955C817B B83C1618 2012 年 5 月 24 日 2012 年 12 月 10 日 2013 年 10 月 25 日 2014 年 2 月 12 日 2014 年 12 月 5 日 ( 公財 ) 鉄道総合技術研究所 鉄道構造物等設計標準 同解説基礎構造物正誤表 (2012 年 5 月 24 日版 ) ページ, 行 誤 正 p.94( 解 6.4-1) σ v σ v p.94( 解 6.4-1) の記 σ v σ v

More information

< B38BD C78F6F97CD97E12D332E786477>

< B38BD C78F6F97CD97E12D332E786477> 無筋擁壁設計システム Ver4.2 適用基準 土地改良事業計画設計基準 設計 農道 (H7/3) 土地改良事業計画設計基準 設計 水路工 (H26/3) 日本道路協会 道路土工 擁壁工指針 (H24/7) 土木学会 大型ブロック積み擁壁設計 (H6/6) 宅地防災マニュアルの解説 第二次改訂版 (H9/2) 出力例 ブロック積み擁壁の計算書 ( 安定計算および部材断面計算 ) 開発 販売元 ( 株

More information

4174 20106 2 () 19 21 18 20 I 4124 4124 : 1. 1 2. 3 2.1... 3 2.2... 4 2.3... 9 2.4... 9 3. 10 3.1... 10 3.2... 11 3.3... 14 4. 16 4.1... 16 4.2... 18 4.3 I... 22 4.4 I... 23 5. 25 5.1... 25 5.2... 33

More information

Microsoft Word - 1B2011.doc

Microsoft Word - 1B2011.doc 第 14 回モールの定理 ( 単純梁の場合 ) ( モールの定理とは何か?p.11) 例題 下記に示す単純梁の C 点のたわみ角 θ C と, たわみ δ C を求めよ ただし, 部材の曲げ 剛性は材軸に沿って一様で とする C D kn B 1.5m 0.5m 1.0m 解答 1 曲げモーメント図を描く,B 点の反力を求める kn kn 4 kn 曲げモーメント図を描く knm 先に得られた曲げモーメントの値を

More information

第1章 単 位

第1章  単  位 H. Hamano,. 長柱の座屈 - 長柱の座屈 長い柱は圧縮荷重によって折れてしまう場合がある. この現象を座屈といい, 座屈するときの荷重を座屈荷重という.. 換算長 長さ の柱に荷重が作用する場合, その支持方法によって, 柱の理論上の長さ L が異なる. 長柱の計算は, この L を用いて行うと都合がよい. この L を換算長 ( あるいは有効長さという ) という. 座屈荷重は一般に,

More information

HyperMegaパンフ2018_8

HyperMegaパンフ2018_8 01 Hyper-MEGA Hyper-MEGA 02 SUMMARY 4 03 Hyper-MEGA Hyper-MEGA 04 DESIGN α α 1.0 330 300 1.1 375 335 1.2 423 371 1.23 438 382 1.3 472 408 1.4 523 445 1.5 575 483 1.6 629 521 1.7 684 560 1.8 741 599 1.9

More information

2 図微小要素の流体の流入出 方向の断面の流体の流入出の収支断面 Ⅰ から微小要素に流入出する流体の流量 Q 断面 Ⅰ は 以下のように定式化できる Q 断面 Ⅰ 流量 密度 流速 断面 Ⅰ の面積 微小要素の断面 Ⅰ から だけ移動した断面 Ⅱ を流入出する流体の流量 Q 断面 Ⅱ は以下のように

2 図微小要素の流体の流入出 方向の断面の流体の流入出の収支断面 Ⅰ から微小要素に流入出する流体の流量 Q 断面 Ⅰ は 以下のように定式化できる Q 断面 Ⅰ 流量 密度 流速 断面 Ⅰ の面積 微小要素の断面 Ⅰ から だけ移動した断面 Ⅱ を流入出する流体の流量 Q 断面 Ⅱ は以下のように 3 章 Web に Link 解説 連続式 微分表示 の誘導.64 *4. 連続式連続式は ある領域の内部にある流体の質量の収支が その表面からの流入出の合計と等しくなることを定式化したものであり 流体における質量保存則を示したものである 2. 連続式 微分表示 の誘導図のような微小要素 コントロールボリューム の領域内の流体の増減と外部からの流体の流入出を考えることで定式化できる 微小要素 流入

More information

道路橋の耐震設計における鉄筋コンクリート橋脚の水平力 - 水平変位関係の計算例 (H24 版対応 ) ( 社 ) 日本道路協会 橋梁委員会 耐震設計小委員会 平成 24 年 5 月

道路橋の耐震設計における鉄筋コンクリート橋脚の水平力 - 水平変位関係の計算例 (H24 版対応 ) ( 社 ) 日本道路協会 橋梁委員会 耐震設計小委員会 平成 24 年 5 月 道路橋の耐震設計における鉄筋コンクリート橋脚の水平力 - 水平変位関係の計算例 (H24 版対応 ) ( 社 ) 日本道路協会 橋梁委員会 耐震設計小委員会 平成 24 年 5 月 目次 本資料の利用にあたって 1 矩形断面の橋軸方向の水平耐力及び水平変位の計算例 2 矩形断面 (D51 SD490 使用 ) 橋軸方向の水平耐力及び水平変位の計算例 8 矩形断面の橋軸直角方向の水平耐力及び水平変位の計算例

More information

Microsoft PowerPoint - 構造力学Ⅰ第03回.pptx

Microsoft PowerPoint - 構造力学Ⅰ第03回.pptx 分布荷重の合力 ( 効果 ) 前回の復習 ( 第 回 ) p. 分布荷重は平行な力が連続して分布していると考えられる 例 : 三角形分布 l dx P=ql/ q l qx q l 大きさ P dx x 位置 Px 0 x x 0 l ql 0 : 面積に等しい 0 l l 重心に等しいモーメントの釣合より ( バリノンの定理 ) l qx l qx ql q 3 l ql l xdx x0 xdx

More information

Microsoft PowerPoint - zairiki_3

Microsoft PowerPoint - zairiki_3 材料力学講義 (3) 応力と変形 Ⅲ ( 曲げモーメント, 垂直応力度, 曲率 ) 今回は, 曲げモーメントに関する, 断面力 - 応力度 - 変形 - 変位の関係について学びます 1 曲げモーメント 曲げモーメント M 静定力学で求めた曲げモーメントも, 仮想的に断面を切ることによって現れる内力です 軸方向力は断面に働く力 曲げモーメント M は断面力 曲げモーメントも, 一つのモーメントとして表しますが,

More information

Super Build/宅造擁壁 出力例1

Super Build/宅造擁壁 出力例1 宅造擁壁構造計算書 使用プログラム : uper Build/ 宅造擁壁 Ver.1.60 工事名 : 日付 : 設計者名 : 宅地防災マニュアル事例集 015/01/7 UNION YTEM INC. Ⅶ-1 建設地 : L 型擁壁の設計例 壁体背面を荷重面としてとる場合 *** uper Build/ 宅造擁壁 *** 160-999999 [ 宅地防災マニュアル Ⅶ-1] 015/01/7 00:00

More information

IT1815.xls

IT1815.xls 提出番号 No.IT1815 提出先御中 ハンドホール 1800 1800 1500 - 強度計算書 - 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修平成 5 年度版 電気設備工事監理指針 より 受領印欄 提出平成年月日 株式会社インテック 1 1. 設計条件奥行き ( 短辺方向 ) X 1800 mm 横幅 Y 1800 mm 側壁高 Z 1500 mm 部材厚 床版 t 1 180 mm 底版 t 150

More information

Microsoft PowerPoint - Kiso_Lec_5.ppt

Microsoft PowerPoint - Kiso_Lec_5.ppt 1 到達目標 建築基礎構造講義 (5) 基礎形式の種類と選定 基礎構造と上部構造の違い 基礎の種類 ( 直接基礎と杭基礎 ) と直接基礎の種類 ( 独立 複合 連続フーチング基礎 べた基礎 ) について説明できる 地耐力と基礎形式の選択の関係を説明できる 免震基礎の原理と選択の基準がわかる テキスト第 5 章 p.61~65,p.85~86 2 基礎の構造 基礎の種類 独立フーチング基礎 基礎 直接基礎

More information

Microsoft PowerPoint - Kiso_Lec_5.ppt

Microsoft PowerPoint - Kiso_Lec_5.ppt 建築基礎構造講義 (5) 基礎形式の種類と選定 1 到達目標 基礎構造と上部構造の違い 基礎の種類 ( 直接基礎と杭基礎 ) と直接基礎の種類 ( 独立 複合 連続フーチング基礎 べた基礎 ) について説明できる 地耐力と基礎形式の選択の関係を説明できる 免震基礎の原理と選択の基準がわかる テキスト第 5 章 p.61~65,p.85~86 2 基礎の構造 最下階の柱脚より下が基礎構造 3 基礎の種類

More information

<4D F736F F D E682568FCD CC82B982F192668BAD9378>

<4D F736F F D E682568FCD CC82B982F192668BAD9378> 7. 組み合わせ応力 7.7. 応力の座標変換載荷 ( 要素 の上方右側にずれている位置での載荷を想定 図 ( この場合正 ( この場合負 応力の座標変換の知識は なぜ必要か? 例 土の二つの基本的せん断変形モード : - 三軸圧縮変形 - 単純せん断変形 一面せん断変形両者でのせん断強度の関連を理解するためには 応力の座標変換を理解する必要がある 例 粘着力のない土 ( 代表例 乾燥した砂 のせん断破壊は

More information

(C) 積載荷重 積載荷重とは : 床の上に載っているもの達 ( 基本的には竣工後に入っていくる物 品や人 ) 床面積に単位荷重をかける 単位荷重留意点その 1( 構造計算対象ごと ): 採用値異なる 構造計算対象ごと : 床設計用 > 柱 はり 基礎設計用 > 地震力算定用 単位荷重留意点その 2

(C) 積載荷重 積載荷重とは : 床の上に載っているもの達 ( 基本的には竣工後に入っていくる物 品や人 ) 床面積に単位荷重をかける 単位荷重留意点その 1( 構造計算対象ごと ): 採用値異なる 構造計算対象ごと : 床設計用 > 柱 はり 基礎設計用 > 地震力算定用 単位荷重留意点その 2 1.2.6 荷重と外力 (A) 力の組合せ 基本の 5 荷重 : 固定 積載 積雪 風 地震 プラス 2 荷重 : 土圧 水圧 許容応力度設計とは : 材料が耐えうる応力度 部材に生じる応力 なら安全 2 つのシチュエーション : 常時と非常時があります 常時の荷重を対象とした材料の普段の耐力における安全性確認 (= 長期許容応力度設計 ) 材料の火事場の馬鹿力( 短い時間しか耐えられません ) に期待した非常時の安全性確認

More information

Microsoft Word - CPTカタログ.doc

Microsoft Word - CPTカタログ.doc 新しい地盤調査法のすすめ CPT( 電気式静的コーン貫入試験 ) による地盤調査 2002 年 5 月 ( 初編 ) 2010 年 9 月 ( 改訂 ) 株式会社タカラエンジニアリング 1. CPT(Cone Peneraion Tesing) の概要日本の地盤調査法は 地盤ボーリングと標準貫入試験 ( 写真 -1.1) をもとに土質柱状図と N 値グラフを作成する ボーリング孔内より不攪乱試料を採取して室内土質試験をおこない土の物理

More information

スライド 1

スライド 1 第 3 章 鉄筋コンクリート工学の復習 鉄筋によるコンクリートの補強 ( 圧縮 ) 鉄筋で補強したコンクリート柱の圧縮を考えてみよう 鉄筋とコンクリートの付着は十分で, コンクリートと鉄筋は全く同じように動くものとする ( 平面保持の仮定 ) l Δl 長さの柱に荷重を載荷したときの縮み量をとする 鉄筋及びコンクリートの圧縮ひずみは同じ量なのでで表す = Δl l 鉄筋及びコンクリートの応力はそれぞれの弾性定数を用いて次式で与えられる

More information

706 技術書 ポンプ場 基礎工は地盤の予備調査が終った段階で下記項目等を考慮の上 その形式を選択する 1 地盤条件 ( 掘削地盤の状態 支持地盤の傾斜 深さ等 ) 2 上部構造の特性 3 環境条件 ( 騒音 振動及び施工場所等 ) 4 基礎の工期と経済性 5 その他 なお 一般的には支持地盤までの

706 技術書 ポンプ場 基礎工は地盤の予備調査が終った段階で下記項目等を考慮の上 その形式を選択する 1 地盤条件 ( 掘削地盤の状態 支持地盤の傾斜 深さ等 ) 2 上部構造の特性 3 環境条件 ( 騒音 振動及び施工場所等 ) 4 基礎の工期と経済性 5 その他 なお 一般的には支持地盤までの 705 第 15 章基礎工の設計 関連条項 基準 10 運用 10-4 15.1 基礎工の形式とその選定ポンプ場の基礎形式を分類すると 次のとおりである (1) 基礎形式による分類 直接基礎 ( 地盤改良は 15.5 地盤改良 参照 ) 杭基礎基礎ケーソン基礎 鋼管矢板基礎 地中連続壁基礎 (2) 基礎スラブの形式による直接基礎の分類フーチング基礎直接基礎べた基礎浮き基礎 独立 ( フーチング )

More information

保 証 最 低 基 準

保 証 最 低 基 準 保証最低基準 Ver.1.1 ( 平成 26 年 5 月 ) 一般社団法人九十九 1. 地盤調査地盤調査は 原則として標準貫入試験または JISに定めるスウェーデン式サウンディング試験 (SWS 試験 ) とする SWS 試験により支持層の層厚が確認できない場合は 発注者等と協議の上 他の適切な地盤調査方法を選択し 基礎地盤を確認 把握する また 産業廃棄物 自然含水比 400% を超える有機質土

More information

<4D F736F F D E93788C9A927A8AEE916290DD8C768E6D88EA8E9F8E8E8CB181468AEE967B96E291E C882B5816A>

<4D F736F F D E93788C9A927A8AEE916290DD8C768E6D88EA8E9F8E8E8CB181468AEE967B96E291E C882B5816A> 受験番号 フリガナ 氏名 0 年度建築基礎設計士一次試験 基本問題 (0 年 月 日実施 ) ( ヘ ーシ 以降には 氏名等を書かないこと ) ( 事務局記入 ) 士採点番号一般社団法人基礎構造研究会建築基礎設計士試験運営委員会 ヘ ーシ A: 問題次の文章が正しければ を 誤っていれば をに記入したうえで 誤っているところに下線を引き に正しい語句等を記入しなさい ( 配点 : 点 各. 点 )

More information

<8B5A8F708E77906A89FC92F988C E FCD2E786477>

<8B5A8F708E77906A89FC92F988C E FCD2E786477> 第 8 章練積み造擁壁の標準構造図 8.1 標準構造図の種類練積み造擁壁の種類としては 擁壁の背面の状態 ( 切土か盛土 ) によって切土タイプと盛土タイプの2 種類があります 表 8-1 参照過去に造成が行われている場合及び切土と盛土を同時に行う場合には 盛土タイプを使用してください 8.2 標準構造図使用上の注意点 1) 設置地盤の地耐力が表 8-1 の値以上にしてください 軟弱地盤や 過去に埋立てを行

More information

スライド 1

スライド 1 橋梁設計研修 ~ 杭基礎の計画と設計 ~ ( 杭基礎の種類 ) 平成 23 年 8 月 30 日 株式会社 四電技術コンサルタント池田豊 本日の話題 杭基礎の概要 杭基礎工法の特徴 杭の材質による特徴 杭基礎工法の選定 1 1. 杭基礎の概要 1. 杭基礎の概要 1.1 基礎の種類と杭基礎の定義 基礎の種類 道路橋示方書 同解説 Ⅳ 下部構造編 ( 平成 14 年 3 月 ) による基礎形式の分類直接基礎ケーソン基礎基礎形式杭基礎鋼管矢板基礎地中連続壁基礎

More information

道路土工擁壁工指針 (H24) に準拠 重力式擁壁の安定計算 ( 盛土土圧対応 ) 正規版 Ver 基本データの入力 2 地形データの入力 3 計算実行 Ver /01/18 Civil Tech 洋洋 本ソフトの概要 機能 道路土工 擁壁工指針 ( 平成 24 年度

道路土工擁壁工指針 (H24) に準拠 重力式擁壁の安定計算 ( 盛土土圧対応 ) 正規版 Ver 基本データの入力 2 地形データの入力 3 計算実行 Ver /01/18 Civil Tech 洋洋 本ソフトの概要 機能 道路土工 擁壁工指針 ( 平成 24 年度 道路土工擁壁工指針 (H24) に準拠 重力式擁壁の安定計算 ( 盛土土圧対応 ) 正規版 Ver.1.10 1 基本データの入力 2 地形データの入力 3 計算実行 Ver 1.10 2019/01/18 Civil Tech 洋洋 本ソフトの概要 機能 道路土工 擁壁工指針 ( 平成 24 年度版 ) に準拠して 重力式擁壁の安定計算を行ないます 滑動 転倒 地盤支持力の安定検討を行うことができます

More information

1258+水路Ver44.xdw

1258+水路Ver44.xdw - はじめに - 平成 22 年 11 月記事更新 ( 株 )SIP システム 本システムは 土地改良基準 水路工 および ため池整備 ( 計算例 ) に準拠した水路工の常時 地震時の安定計算および部材断面の照査を行います 部材断面検討では 鉄筋コンクリート および 無筋コンクリート の断面照査が可能です 検討形状としては 左右側壁の高さが異なる偏土圧の検討も可能です 偏土圧の計算においては 左右側壁の背面上へ上載荷重や土質定数を個別に指定が可能で

More information

土層強度検査棒 計測データ例 kn/ m2 45 滑り面の可能性ありとした箇所の条件 : 地下水に飽和していること 及び SS 試験で 100kg 以下で自沈する箇所であること 土層強度検査棒による地盤強度計測結果グラフ 粘着力 計測値 30 T2 O5 25 M4 M3 20 滑り面

土層強度検査棒 計測データ例 kn/ m2 45 滑り面の可能性ありとした箇所の条件 : 地下水に飽和していること 及び SS 試験で 100kg 以下で自沈する箇所であること 土層強度検査棒による地盤強度計測結果グラフ 粘着力 計測値 30 T2 O5 25 M4 M3 20 滑り面 土層強度検査棒 計測データ例 kn/ m 4 滑り面の可能性ありとした箇所の条件 : 地下水に飽和していること 及び SS 試験で kg 以下で自沈する箇所であること 土層強度検査棒による地盤強度計測結果グラフ 粘着力 計測値 T O M4 M3 滑り面 変動 % 側部 合計最大側部 非変動最大側部 変動 % 滑り面 合計最大滑り面 非変動最大滑り面 予測モデル設定......... 4. 内部摩擦角

More information

国土技術政策総合研究所 研究資料

国土技術政策総合研究所 研究資料 参考資料 崩壊の恐れのある土層厚の空間分布を考慮したがけ崩れ対策に関する検討 参考資料 崩壊の恐れのある土層厚の空間分布を考慮したがけ崩れ対策に関する検討 ここでは 5 章で示した方法により急傾斜地における崩壊する恐れがある層厚の面的分布が明らかとなった場合のがけ崩れ対策手法について検討する 崩壊する恐れがある層厚の面的な分布は 1 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律( 以下

More information

<4D F736F F D20834A C C7997CA89BB298B5A8F708E9197BF28914F94BC AAE90AC816A2E646F63>

<4D F736F F D20834A C C7997CA89BB298B5A8F708E9197BF28914F94BC AAE90AC816A2E646F63> 5-8 埋設断面および土被り表 1) 突出型 (1) 埋設条件項 目 (1) (2) (3) ト ラ ッ ク 荷 重 後輪片側 100kN 後輪片側 100kN 後輪片側 100kN 裏 込 め 材 料 良質土 φ450 以下 砕石 4 号 5 号 φ500 以上 砕石 3 号 4 号 土の反力係数 (E ) 300 700 1400( 転圧十分 ) 変形遅れ係数 (Fd) 1.5 1.5 1.25

More information

<4D F736F F D208D7E959A82A882E682D18F498BC78BC882B B BE98C60816A2E646F63>

<4D F736F F D208D7E959A82A882E682D18F498BC78BC882B B BE98C60816A2E646F63> 降伏時および終局時曲げモーメントの誘導 矩形断面 日中コンサルタント耐震解析部松原勝己. 降伏時の耐力と変形 複鉄筋の矩形断面を仮定する また コンクリートの応力ひずみ関係を非線形 放物線型 とする さらに 引張鉄筋がちょうど降伏ひずみに達しているものとし コンクリート引張応力は無視する ⅰ 圧縮縁のひずみ

More information

Microsoft Word - 第5章.doc

Microsoft Word - 第5章.doc 第 5 章表面ひび割れ幅法 5-1 解析対象 ( 表面ひび割れ幅法 ) 表面ひび割れ幅法は 図 5-1 に示すように コンクリート表面より生じるひび割れを対象とした解析方法である. すなわち コンクリートの弾性係数が断面で一様に変化し 特に方向性を持たない表面にひび割れを解析の対象とする. スラブ状構造物の場合には地盤を拘束体とみなし また壁状構造物の場合にはフーチングを拘束体として それぞれ外部拘束係数を定める.

More information

マンホール浮き上がり検討例

マンホール浮き上がり検討例 マンホールの地震時液状化浮き上がり解析 ( 地震時せん断応力は 略算 で算定 ) 目次 (1) 基本方針 1, 本解析の背景 2 2, 構造諸元 2 3, 本解析の内容 2 4, 本解析の目的 2 5, 設計方針及び参考文献 2 6. 使用プログラム 3 7, 変形解析のフロー 3 8, 概要図 3 (2) 地盤概要 1, 地盤の概説 5 ( 一部省略 ) 2, ボーリング調査結果 5 3, 設計外力

More information

Microsoft PowerPoint - zairiki_10

Microsoft PowerPoint - zairiki_10 許容応力度設計の基礎 はりの断面設計 前回までは 今から建てようとする建築物の設計において 建物の各部材断面を適当に仮定しておいて 予想される荷重に対してラーメン構造を構造力学の力を借りていったん解き その仮定した断面が適切であるかどうかを 危険断面に生じる最大応力度と材料の許容応力度を比較することによって検討するという設計手法に根拠を置いたものでした 今日は 前回までとは異なり いくつかの制約条件から

More information

<88AE3289F188CF88F589EF E786264>

<88AE3289F188CF88F589EF E786264> 液状化の検討方法について 資料 -6 1. 液状化の判定方法 液状化の判定は 建築基礎構造設計指針 ( 日本建築学会 ) に準拠して実施する (1) 液状化判定フロー 液状化判定フローを図 -6.1 に示す START 判定対象土層の設定 (2) 判定対象土層 液状化の判定を行う必要がある飽和土層は 一般に地表面から 2m 程度以浅の沖積層で 考慮すべき土の種類は 細粒分含有率が 35% 以下の土とする

More information

DNK0609.xls

DNK0609.xls 提出番号 No.DNK0609 提出先御中 ハンドホール 600 600 900 - 強度計算書 - 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修平成 5 年度版 電気設備工事監理指針 より 受領印欄 提出平成年月日 カナフレックスコーポレーション株式会社 1 1. 設計条件奥行き ( 短辺方向 ) X 600 mm 横幅 Y 600 mm 側壁高 Z 900 mm 部材厚 床版 t 1 80 mm 底版 t

More information

参考資料 -1 補強リングの強度計算 1) 強度計算式 (2 点支持 ) * 参考文献土木学会昭和 56 年構造力学公式集 (p410) Mo = wr1 2 (1/2+cosψ+ψsinψ-πsinψ+sin 2 ψ) No = wr1 (sin 2 ψ-1/2) Ra = πr1w Rb = π

参考資料 -1 補強リングの強度計算 1) 強度計算式 (2 点支持 ) * 参考文献土木学会昭和 56 年構造力学公式集 (p410) Mo = wr1 2 (1/2+cosψ+ψsinψ-πsinψ+sin 2 ψ) No = wr1 (sin 2 ψ-1/2) Ra = πr1w Rb = π 番号 場所打ちコンクリート杭の鉄筋かご無溶接工法設計 施工に関するガイドライン 正誤表 (2015 年 7 月更新 ) Page 行位置誤正 1 p.3 下から 1 行目 場所打ちコンクリート杭施工指 針 同解説オールケーシング工法 ( 土木 ): 日本基礎建設協会 (2014) 2 p.16 上から 3 行目 1) 補強リングと軸方向主筋を固定する金具の計算 3 p.22 図 4-2-1 右下 200

More information

益永八尋 2013 年 11 月 24 日 管体構造計算 益永八尋 パイプラインの縦断図及び水理縦断図のデータから管体構造計算に必要なデータ ( 静水圧 水撃圧 土かぶり 荷重条件等 ) を抽出し 管種選定を行うための構造計算を行う このソフトを利用し 各管種の経済比較のための資料作成も容易に行える

益永八尋 2013 年 11 月 24 日 管体構造計算 益永八尋 パイプラインの縦断図及び水理縦断図のデータから管体構造計算に必要なデータ ( 静水圧 水撃圧 土かぶり 荷重条件等 ) を抽出し 管種選定を行うための構造計算を行う このソフトを利用し 各管種の経済比較のための資料作成も容易に行える 管体構造計算 パイプラインの縦断図及び水理縦断図のデータから管体構造計算に必要なデータ ( 静水圧 水撃圧 土かぶり 荷重条件等 ) を抽出し 管種選定を行うための構造計算を行う このソフトを利用し 各管種の経済比較のための資料作成も容易に行える 例えば 掘削 埋戻し土量 の計算も 縦断図のデータと標準断面図のデータから可能であり 各管種別の工事費積算も容易に行え る また 筆者が作成したスラストブロックの計算ソフト

More information

Microsoft PowerPoint - H24 aragane.pptx

Microsoft PowerPoint - H24 aragane.pptx 海上人工島の経年品質変化 研究背景 目的 解析条件 ( 境界条件 構成モデル 施工履歴 材料パラメータ ) 実測値と解析値の比較 ( 沈下量 ) 将来の不等沈下予測 ケーススタディー ( 埋土施工前に地盤改良を行う : 一面に海上 SD を打設 ) 研究背景 目的 解析条件 ( 境界条件 構成モデル 施工履歴 材料パラメータ ) 実測値と解析値の比較 ( 沈下量 ) 将来の不等沈下予測 ケーススタディー

More information

はじめに 宅地造成等規制法が昭和 36 年に制定されてからおよそ半世紀を経過しました この間 平成 18 年には同法制定以来初めての抜本改正が行われています この改正は 阪神 淡路大震災 ( 平成 7 年 ) 新潟県中越地震 ( 平成 16 年 ) などで被災例が多かった大規模盛土造成地に対応するの

はじめに 宅地造成等規制法が昭和 36 年に制定されてからおよそ半世紀を経過しました この間 平成 18 年には同法制定以来初めての抜本改正が行われています この改正は 阪神 淡路大震災 ( 平成 7 年 ) 新潟県中越地震 ( 平成 16 年 ) などで被災例が多かった大規模盛土造成地に対応するの 宅地造成工事技術指針 付 名古屋市 ( 宅造用 ) 標準擁壁 付参考資料擁壁の計算例等 平成 20 年 4 月 名古屋市住宅都市局 はじめに 宅地造成等規制法が昭和 36 年に制定されてからおよそ半世紀を経過しました この間 平成 18 年には同法制定以来初めての抜本改正が行われています この改正は 阪神 淡路大震災 ( 平成 7 年 ) 新潟県中越地震 ( 平成 16 年 ) などで被災例が多かった大規模盛土造成地に対応するのが主な内容です

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 第 23 回土木鋼構造研究シンポジウム 2019.3.19 TKP ガーデンシティ PREMIUM 京橋 東南アジア地域における 杭基礎への鋼管杭導入 に関する研究 東京理科大学菊池喜昭 はじめに 今後の東南アジア地域での鋼管杭の普及への期待 これまではコンクリート杭が主流 港湾エリアで鋼管杭を使うことのメリット 大径, 長尺杭が容易に作製できる コンクリートの腐食問題, 曲げに対する余裕 これまでに,

More information

Microsoft PowerPoint - zairiki_7

Microsoft PowerPoint - zairiki_7 許容応力度設計の基礎 曲げに対する設計 材料力学の後半は 許容応力度設計の基礎を学びます 構造設計の手法は 現在も進化を続けています 例えば 最近では限界耐力計算法という耐震設計法が登場しています 限界耐力計算法では 地震による建物の振動現象を耐震設計法の中に取り入れています しかし この設計法も 許容応力度設計法をベースにしながら 新しい概念 ( 限界設計法 ) を取り入れて発展させたものです ですから

More information

国土技術政策総合研究所資料

国土技術政策総合研究所資料 5. 鉄筋コンクリート橋脚の耐震補強設計における考え方 5.1 平成 24 年の道路橋示方書における鉄筋コンクリート橋脚に関する規定の改定のねらい H24 道示 Ⅴの改定においては, 橋の耐震性能と部材に求められる限界状態の関係をより明確にすることによる耐震設計の説明性の向上を図るとともに, 次の2 点に対応するために, 耐震性能に応じた限界状態に相当する変位を直接的に算出する方法に見直した 1)

More information

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E631308FCD2E646F63>

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E631308FCD2E646F63> 第 1 章モールの定理による静定梁のたわみ 1-1 第 1 章モールの定理による静定梁のたわみ ポイント : モールの定理を用いて 静定梁のたわみを求める 断面力の釣合と梁の微分方程式は良く似ている 前章では 梁の微分方程式を直接積分する方法で 静定梁の断面力と変形状態を求めた 本章では 梁の微分方程式と断面力による力の釣合式が類似していることを利用して 微分方程式を直接解析的に解くのではなく 力の釣合より梁のたわみを求める方法を学ぶ

More information

<4D F736F F D208E9197BF A082C68E7B8D A815B82CC8D5C91A28AEE8F C4816A2E646F63>

<4D F736F F D208E9197BF A082C68E7B8D A815B82CC8D5C91A28AEE8F C4816A2E646F63> 資料 9 液化石油ガス法施行規則関係技術基準 (KHK0739) 地上設置式バルク貯槽に係るあと施工アンカーの構造等 ( 案 ) 地盤面上に設置するバルク貯槽を基礎と固定する方法として あと施工アンカーにより行う 場合の構造 設計 施工等は次の基準によるものとする 1. あと施工アンカーの構造及び種類あと施工アンカーとは アンカー本体又はアンカー筋の一端をコンクリート製の基礎に埋め込み バルク貯槽の支柱やサドル等に定着することで

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 不飽和土の力学を用いた 締固めメカニズムの解明 締固めとは 土に力を加え 間隙中の空気を追い出すことで土の密度を高めること 不飽和土 圧縮性の減少透水性の減少せん断 変形抵抗の増大 などに効果あり 締固め土は土構造物の材料として用いられている 研究背景 現場締固め管理 締固め必須基準 D 値 施工含水比 施工層厚 水平まきだし ( ρdf ) 盛土の乾燥密度 D値 = 室内締固め試験による最大乾燥密度

More information

<8D5C91A28C768E5A8F91836C C768E5A8F A2E786C73>

<8D5C91A28C768E5A8F91836C C768E5A8F A2E786C73> スカイセイフティネット構造計算書 スカイテック株式会社 1. 標準寸法 2. 設計条件 (1) 荷重 通常の使用では スカイセーフティネットに人や物は乗せないことを原則とするが 仮定の荷重としてアスファルト ルーフィング1 巻 30kgが1スパンに1 個乗ったとした場合を考える ネットの自重は12kgf/1 枚 これに単管 (2.73kgf/m) を1m 辺り2 本考える 従ってネット自重は合計で

More information

PDF.p_doboku.qxd (Page 1)

PDF.p_doboku.qxd (Page 1) 特長 NSエコパイルの概要 杭の構成 吊金具 NSエコパイルとは 施工における従来の杭工法との比較 日の主要都市のほとんどは河川下流の沖積層平野部に発達し 鋼管回転用金具 従来の杭 上杭A ています 沖積層は 軟弱地盤であることが多く 高層建築や高速 道路などを建設する際には 強固な地盤に到達する杭によって構 上 杭 工場円周溶接* 不等厚溶接 造物を支持する必要があります 従来の杭施工法においては

More information

パソコンシミュレータの現状

パソコンシミュレータの現状 第 2 章微分 偏微分, 写像 豊橋技術科学大学森謙一郎 2. 連続関数と微分 工学において物理現象を支配する方程式は微分方程式で表されていることが多く, 有限要素法も微分方程式を解く数値解析法であり, 定式化においては微分 積分が一般的に用いられており. 数学の基礎知識が必要になる. 図 2. に示すように, 微分は連続な関数 f() の傾きを求めることであり, 微小な に対して傾きを表し, を無限に

More information

新日本技研 ( 株 ) 技術報告 弾性横桁で支持された床版の断面力式 仙台支店 設計部高橋眞太郎 本社 顧問倉方慶夫 元本社 顧問高尾孝二 要旨 橋梁形式は 公共事業費抑制の要求を受けてコスト縮減を図ることができる合理化形式の採用が多くなっている この流れを受けて鈑桁形式では少数鈑桁橋

新日本技研 ( 株 ) 技術報告 弾性横桁で支持された床版の断面力式 仙台支店 設計部高橋眞太郎 本社 顧問倉方慶夫 元本社 顧問高尾孝二 要旨 橋梁形式は 公共事業費抑制の要求を受けてコスト縮減を図ることができる合理化形式の採用が多くなっている この流れを受けて鈑桁形式では少数鈑桁橋 新日本技研 ( 株 技術報告 - 弾性横桁で支持された床版の断面力式 仙台支店 設計部高橋眞太郎 本社 顧問倉方慶夫 元本社 顧問高尾孝二 要旨 橋梁形式は 公共事業費抑制の要求を受けてコスト縮減を図ることができる合理化形式の採用が多くなっている この流れを受けて鈑桁形式では少数鈑桁橋の採用が多くなっている この形式はおよそ 年前に 日本道路公団が欧州の少数鈑桁橋を参考にPC 床版を有する少数鈑桁橋の検討を始め

More information

材料の力学解答集

材料の力学解答集 材料の力学 ( 第 章 ) 解答集 ------------------------------------------------------------------------------- 各種応力の計算問題 (No1) 1. 断面積 1mm の材料に 18N の引張荷重が働くとき, 断面に生じる応力はどれほどか ( 18(N/mm ) または 18(MP)) P 18( N) 18 N /

More information

耐雪型歩道柵 (P 種 )H=1.1m ランク 3 ( 基礎ブロック ) 平成年月日

耐雪型歩道柵 (P 種 )H=1.1m ランク 3 ( 基礎ブロック ) 平成年月日 耐雪型歩道柵 (P 種 )H=1.1m ランク 3 ( 基礎ブロック ) 平成年月日 目 次 1. 目的 1 2. 耐雪型の設置計画 1 3. 構造諸元 1 4. 許容応力度 1 4-1 使用部材の許容応力度 ( SS400,STK410 相当 1 4-2 無筋コンクリートの引張応力度 1 4-3 地盤の耐荷力 1 5. 設計荷重 2 5-1 鉛直力 ( 沈降力 ) 2 5-2) 水平力 ( クリープ力

More information

土留め工の設計サンプルデータ 概略出力例 Mix3+2 鉄道標準 慣用法と弾塑性法の設計計算例切梁 アンカー併用工法のサンプルデータ

土留め工の設計サンプルデータ 概略出力例 Mix3+2 鉄道標準 慣用法と弾塑性法の設計計算例切梁 アンカー併用工法のサンプルデータ 土留め工の設計サンプルデータ 概略出力例 Mix+ 鉄道標準 慣用法と塑法の設計計算例切梁 アンカー併用工法のサンプルデータ 目次 章 慣用法. 右壁の設計.. 最終掘削時 ()検討条件 )検討条件 )地盤条件 ()根入れ長の計算 )結果要旨 ()断力の計算 )結果要旨 4 4 )土留め壁の剛の検討 (4)支保工反力の計算 5 8 )結果要旨 )外力表 8 8.. 壁体応力度 章 塑法 0. 右壁の設計..

More information

強化プラスチック裏込め材の 耐荷実験 実験報告書 平成 26 年 6 月 5 日 ( 株 ) アスモ建築事務所石橋一彦建築構造研究室千葉工業大学名誉教授石橋一彦

強化プラスチック裏込め材の 耐荷実験 実験報告書 平成 26 年 6 月 5 日 ( 株 ) アスモ建築事務所石橋一彦建築構造研究室千葉工業大学名誉教授石橋一彦 強化プラスチック裏込め材の 耐荷実験 実験報告書 平成 26 年 6 月 5 日 ( 株 ) アスモ建築事務所石橋一彦建築構造研究室千葉工業大学名誉教授石橋一彦 1. 実験目的 大和建工株式会社の依頼を受け 地下建設土留め工事の矢板と腹起こしの間に施工する 強 化プラスチック製の裏込め材 の耐荷試験を行って 設計荷重を保証できることを証明する 2. 試験体 試験体の実測に基づく形状を次に示す 実験に供する試験体は3

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 材料実験演習 第 6 回 2015.05.17 スケジュール 回 月 / 日 標題 内容 授業種別 時限 講義 演習 6,7 5 月 17 日 8 5 月 24 日 5 月 31 日 9,10 6 月 7 日 11 6 月 14 日 講義 曲げモーメントを受ける鉄筋コンクリート(RC) 梁の挙動その1 構造力学の基本事項その2 RC 梁の特徴演習 曲げを受ける梁の挙動 実験 鉄筋コンクリート梁の載荷実験レポート

More information

Microsoft PowerPoint kiban_web.pptx

Microsoft PowerPoint kiban_web.pptx 地質調査の役割 基盤技術設計論 建設 Construction 地質調査 清田隆 ( 生産技術研究所 ) 基礎の種類 ( 杭基礎 or 直接基礎?) 支持力 地耐力 ( 計画構造物を支えられるか?) 地下ライフライン工事計画に必要な地盤強度 地質調査の役割 地質調査の役割 地盤挙動予測 Prediction 地盤災害メカニズム Damage survey 近接施工による周辺地盤への影響盛土時の沈下地震時の地盤の振動液状化の可能性斜面崩壊の可能性

More information

目次 章設計条件 適用基準 形式 形状寸法 地盤条件 使用材料 土砂 載荷荷重 その他荷重 浮力 土圧 水圧 基礎の条件..

目次 章設計条件 適用基準 形式 形状寸法 地盤条件 使用材料 土砂 載荷荷重 その他荷重 浮力 土圧 水圧 基礎の条件.. 3 鉄筋コンクリート造擁壁の構造計算例 逆 T 型 ( 粘性土 ):H=5.0m タイプ 56 目次 章設計条件... 59. 適用基準... 59. 形式... 59.3 形状寸法... 59.4 地盤条件... 59.5 使用材料... 60.6 土砂... 60.7 載荷荷重... 6.8 その他荷重... 6.9 浮力... 6.0 土圧... 6. 水圧... 63. 基礎の条件... 63..

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 材料実験演習 第 6 回 2017.05.16 スケジュール 回 月 / 日 標題 内容 授業種別 時限 実験レポート評価 講義 演習 6,7 5 月 16 日 8 5 月 23 日 5 月 30 日 講義 曲げモーメントを受ける鉄筋コンクリート(RC) 梁の挙動その1 構造力学の基本事項その2 RC 梁の特徴演習 曲げを受ける梁の挙動 実験 鉄筋コンクリート梁の載荷実験レポート 鉄筋コンクリート梁実験レポート作成

More information

6 6. 圧密理論 6. 圧密理論 6.. 圧密方程式の誘導 粘土層の圧密原因とメカニズム 地下水位の低下 盛土建設 最終圧縮量と圧縮速度 6. 圧密理論 記号の統一間隙水圧 ( 絶対圧 ): u 間隙水圧 (gauge 圧 ): u u p a ( 大気圧 ) 過剰間隙水圧 : Δu ( 教科書は これを u と記している 初期状態が u p a で u の時で uδu の状態を対象にしている ) 微小の増分

More information

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E631318FCD2E646F63>

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E631318FCD2E646F63> 11-1 第 11 章不静定梁のたわみ ポイント : 基本的な不静定梁のたわみ 梁部材の断面力とたわみ 本章では 不静定構造物として 最も単純でしかも最も大切な両端固定梁の応力解析を行う ここでは 梁の微分方程式を用いて解くわけであるが 前章とは異なり 不静定構造物であるため力の釣合から先に断面力を決定することができない そのため 梁のたわみ曲線と同時に断面力を求めることになる この両端固定梁のたわみ曲線や断面力分布は

More information

施設・構造1-5b 京都大学原子炉実験所研究用原子炉(KUR)新耐震指針に照らした耐震安全性評価(中間報告)(原子炉建屋の耐震安全性評価) (その2)

施設・構造1-5b 京都大学原子炉実験所研究用原子炉(KUR)新耐震指針に照らした耐震安全性評価(中間報告)(原子炉建屋の耐震安全性評価) (その2) 原子炉建屋屋根版の水平地震応答解析モデル 境界条件 : 周辺固定 原子炉建屋屋根版の水平方向地震応答解析モデル 屋根版は有限要素 ( 板要素 ) を用い 建屋地震応答解析による最上階の応答波形を屋根版応答解析の入力とする 応答解析は弾性応答解析とする 原子炉建屋屋根版の上下地震応答解析モデル 7.E+7 6.E+7 実部虚部固有振動数 上下地盤ばね [kn/m] 5.E+7 4.E+7 3.E+7

More information

平板曲げ理論による部材の等分布荷重または節点の集中荷重を受ける薄板のたわみと断面力の計算ソフト 鉄筋コンクリート床版や鋼板などの平板 ( 薄板 ) の等分布や集中荷重による作用曲げモーメント等の算出方法は 下記の平板の曲げ解析法一覧表より [1 平板曲げ理論による解析 ( 理論解 ) による方法 ]

平板曲げ理論による部材の等分布荷重または節点の集中荷重を受ける薄板のたわみと断面力の計算ソフト 鉄筋コンクリート床版や鋼板などの平板 ( 薄板 ) の等分布や集中荷重による作用曲げモーメント等の算出方法は 下記の平板の曲げ解析法一覧表より [1 平板曲げ理論による解析 ( 理論解 ) による方法 ] 平板曲げ理論による部材の等分布荷重または節点の集中荷重を受ける薄板のたわみと断面力の計算ソフト 鉄筋コンクリート床版や鋼板などの平板 ( 薄板 ) の等分布や集中荷重による作用曲げモーメント等の算出方法は 下記の平板の曲げ解析法一覧表より [1 平板曲げ理論による解析 ( 理論解 ) による方法 ] と [2 格子モデルによる微小変位理論 ( 棒部材の簡易格子モデル )] および [3 簡易算出式による方法

More information

軸受内部すきまと予圧 δeff =δo (δf +δt ) (8.1) δeff: 運転すきま mm δo: 軸受内部すきま mm δf : しめしろによる内部すきまの減少量 mm δt: 内輪と外輪の温度差による内部すきまの減少量 mm (1) しめしろによる内部すきまの減少量しめしろを与えて軸受

軸受内部すきまと予圧 δeff =δo (δf +δt ) (8.1) δeff: 運転すきま mm δo: 軸受内部すきま mm δf : しめしろによる内部すきまの減少量 mm δt: 内輪と外輪の温度差による内部すきまの減少量 mm (1) しめしろによる内部すきまの減少量しめしろを与えて軸受 軸受内部すきまと予圧 8. 軸受内部すきまと予圧 8. 1 軸受内部すきま軸受内部すきまとは, 軸又はハウジングに取り付ける前の状態で, 図 8.1に示すように内輪又は外輪のいずれかを固定して, 固定されていない軌道輪をラジアル方向又はアキシアル方向に移動させたときの軌道輪の移動量をいう 移動させる方向によって, それぞれラジアル内部すきま又はアキシアル内部すきまと呼ぶ 軸受内部すきまを測定する場合は,

More information

<4D F736F F D CC82E898678E77906A E DD8C7697E181698F4390B3816A312E646F63>

<4D F736F F D CC82E898678E77906A E DD8C7697E181698F4390B3816A312E646F63> 付録 1. 吹付枠工の設計例 グラウンドアンカー工と併用する場合の吹付枠工の設計例を紹介する 付録図 1.1 アンカー配置 開始 現地条件の設定現況安全率の設定計画安全率の設定必要抑止力の算定アンカー体の配置計画アンカー設計荷重の設定作用荷重および枠構造の決定設計断面力の算定安全性の照査 土質定数 (C φ γ) 等を設定 例 ) ここでは Fs0.95~1.05 を設定 例 ) ここでは Fsp1.20~1.50

More information

H23 基礎地盤力学演習 演習問題

H23 基礎地盤力学演習 演習問題 せん断応力 τ (kn/m ) H6 応用地盤力学及び演習演習問題 4 年月日. 強度定数の算定 ある試料について一面せん断試験 ( 供試体の直径 D=6.cm, 高さ H=.cm) を行い 表に示す データを得た この土の強度定数 c, φ を求めよ 垂直応力 P (N) 4 せん断力 S (N) 5 8 < 解答 > 供試体の断面積 A=πD /4 とすると 垂直応力 σ=p/a 最大せん断応力

More information

土木建設技術シンポジウム2002

土木建設技術シンポジウム2002 軟弱地盤上の盛土工事における圧密後の地盤性状について 赤塚光洋 正会員戸田建設株式会社土木工事技術部 ( 4-8388 東京都中央区京橋 -7-) 軟弱地盤上の盛土工事において, 供用開始後の残留沈下を抑制する目的でバーチカルドレーンによる圧密沈下促進工法が用いられることが多い. また, 粘性土地盤は圧密によって強度が増加するので, バーチカルドレーン工法は盛土基礎地盤の強度発現を早める安定対策としても用いられている.

More information

Microsoft PowerPoint - elast.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - elast.ppt [互換モード] 弾性力学入門 年夏学期 中島研吾 科学技術計算 Ⅰ(48-7) コンピュータ科学特別講義 Ⅰ(48-4) elast 弾性力学 弾性力学の対象 応力 弾性力学の支配方程式 elast 3 弾性力学 連続体力学 (Continuum Mechanics) 固体力学 (Solid Mechanics) の一部 弾性体 (lastic Material) を対象 弾性論 (Theor of lasticit)

More information

L 型擁壁 (CP-WALL) 構造図 S=1/30 CP-WALL(B タイプ ) H=1900~2500 断面図 正面 背面図 製品寸法表 適用 製品名 H H1 H2 B 各部寸法 (mm) B1 B2 T1 T2 T3 T4 T5 水抜孔位置 h1 h2 参考質量 (kg) (

L 型擁壁 (CP-WALL) 構造図 S=1/30 CP-WALL(B タイプ ) H=1900~2500 断面図 正面 背面図 製品寸法表 適用 製品名 H H1 H2 B 各部寸法 (mm) B1 B2 T1 T2 T3 T4 T5 水抜孔位置 h1 h2 参考質量 (kg) ( L 型擁壁 (CP-WALL) 構造図 CP-WALL( タイプ ) =10~0 断面図 正面 背面図 製品寸法表 適用 製品名 1 2 各部寸法 (mm) 1 2 T1 T2 T3 T4 T5 水抜孔位置 h1 h2 参考質量 (kg) (kn/m2) 連結穴 M16 背面 正面 -10-10 1295 1295 945 945 155 155 155 155 80 80 1 1 1825 1882

More information

*0 (2 3 2. 工種 工種は次の通りとします ⑴ 1 次掘削 ( 試験掘削工 ) 舗装版切断 破砕撤去 立坑芯出し作業 地下埋設物及び埋設管等の再確認作業 ( 深さ 1.5 m 迄 ) 覆工板を用いる場合は 覆工板設置作業 ⑵ 埋戻工 1 次掘削後 地盤高まで埋戻す作業 但し 覆工板を用いる場合は 覆工板下面まで埋戻します また 1

More information

<4D F736F F D2091E D291E682508FCD91E DF F808D5C91A2907D816A D E646F63>

<4D F736F F D2091E D291E682508FCD91E DF F808D5C91A2907D816A D E646F63> 第 2 節鉄筋コンクリート造擁壁 1 標準構造図の種類本標準構造図は 宅地造成技術基準 ~ 設計編 ~ 第 3 章第 2 節鉄筋コンクリート造擁壁構造基準 に基づき 背面土について 地山の関東ローム (φ=20 C=20kN) 及び砂質土 (φ=30 C=0 kn) の2 種類によって分類し作成しています 高さ / 背面土 型式 つま先あり L 型擁壁 つま先なし 逆 L 型擁壁 1m 関東ローム

More information

(E) 風荷重 風荷重算定 23/19 /13 11 風圧力 (P): 風力係数 (Cf) 速度圧 (q) 23 風圧力 : 庇の風圧力に影響をあたえるのは庇の設置高さではなく 建物高さと軒の高さ ( 両者の平均 ) 風力係数 (Cf): 風洞実験もしくは建築物の断面 平面形状から算出 24/14

(E) 風荷重 風荷重算定 23/19 /13 11 風圧力 (P): 風力係数 (Cf) 速度圧 (q) 23 風圧力 : 庇の風圧力に影響をあたえるのは庇の設置高さではなく 建物高さと軒の高さ ( 両者の平均 ) 風力係数 (Cf): 風洞実験もしくは建築物の断面 平面形状から算出 24/14 1.2.6 荷重と外力 (A) 力の組合せ 荷重の合成 18 大地震と大風は同時に生じないものとする ( 地震荷重と風荷重が同時に作用する場合は想定していない ) 27/26 21/15 多雪区域の場合のみ暴風時又は地震時の荷重に積雪荷重を加算し ( ただし 0.35 倍 ) 安全性を検討する場合がある 19 多雪区域における暴風時の短期荷重算定においては 積雪荷重がある場合とない場合の両者の検討を行う

More information

建築支保工一部1a計算書

建築支保工一部1a計算書 P7118088-(1) 型枠支保工 (1) 計算書 工事名称 (1) B1FL-3570~1FL (W1-W~WE~WF 間 ) 1 / 1 1: 条件 鉄筋コンクリートの単位重量 r 3.50 kn /m 3 (.400 t/m 3 ) 作業荷重 W 1 ( 作業荷重 :1.47kN/m + 衝撃荷重 :1.96kN/m) 3.430 kn /m (0.350 t/m ) 合板 (1mm) の許容曲げ応力度

More information

を 0.1% から 0.5% 1.0% 1.5% 2.0% まで増大する正負交番繰り返し それぞれ 3 回の加力サイクルとした 加力図および加力サイクルは図に示すとおりである その荷重 - 変位曲線結果を図 4a から 4c に示す R6-1,2,3 は歪度が 1.0% までは安定した履歴を示した

を 0.1% から 0.5% 1.0% 1.5% 2.0% まで増大する正負交番繰り返し それぞれ 3 回の加力サイクルとした 加力図および加力サイクルは図に示すとおりである その荷重 - 変位曲線結果を図 4a から 4c に示す R6-1,2,3 は歪度が 1.0% までは安定した履歴を示した エネルギー吸収を向上させた木造用座屈拘束ブレースの開発 Development of Buckling Restrained Braces for Wooden Frames with Large Energy Dissapation 吉田競人栗山好夫 YOSHIDA Keito, KURIYAMA Yoshio 1. 地震などの水平力に抵抗するための方法は 種々提案されているところであるが 大きく分類すると三種類に分類される

More information

FC 正面 1. 地震入力 1-1. 設計基準 準拠基準は以下による 建築設備耐震設計 施工指針 (2005 年版 ): 日本建築センター FH = KH M G KH: 設計用水平震度 KH = Z KS W : 機械重量 FV = KV M G = 機械質量 (M) 重力加速度 (G) KV =

FC 正面 1. 地震入力 1-1. 設計基準 準拠基準は以下による 建築設備耐震設計 施工指針 (2005 年版 ): 日本建築センター FH = KH M G KH: 設計用水平震度 KH = Z KS W : 機械重量 FV = KV M G = 機械質量 (M) 重力加速度 (G) KV = FC 正面 1. 地震入力 1-1. 設計基準 準拠基準は以下による 建築設備耐震設計 施工指針 (2005 年版 ): 日本建築センター FH = KH M G KH: 設計用水平震度 KH = Z KS W : 機械重量 FV = KV M G = 機械質量 (M) 重力加速度 (G) KV = (1/2) KH Z : 地域係数 KS: 設計用標準震度 KV: 設計用鉛直震度 1-2. 設計条件耐震クラス

More information

液状化判定計算(道示編)V20-正規版.xls

液状化判定計算(道示編)V20-正規版.xls 道路橋示方書対応版 液状化の判定計算 (LIQCAL-D) シェアウエア 正規版 液状化判定基準 : 道路橋示方書 同解説 Ⅴ 耐震設計編 ( 平成 14 年 3 月 ) 最初にお読み下さい 計算へ進む > Ver 2.0 (2008.04.07) ( 有 ) シビルテック 本ソフトはシェアウエアソフト ( 有料 ) です 本ソフトは試用版として利用できますが 土の重量 ( 飽和重量と湿潤重量 )

More information

GEH-1011ARS-K GEH-1011BRS-K 1. 地震入力 参考 1-1. 設計基準 使用ワッシャー 準拠基準は以下による M10 Φ 30 内径 11 t2 建築設備耐震設計 施工指針 (2005 年版 ): 日本建築センター FH = KH M G KH: 設計用水平震度 KH =

GEH-1011ARS-K GEH-1011BRS-K 1. 地震入力 参考 1-1. 設計基準 使用ワッシャー 準拠基準は以下による M10 Φ 30 内径 11 t2 建築設備耐震設計 施工指針 (2005 年版 ): 日本建築センター FH = KH M G KH: 設計用水平震度 KH = GEH-1011ARS-K GEH-1011BRS-K 1. 地震入力 参考 1-1. 設計基準 使用ワッシャー 準拠基準は以下による M10 Φ 30 内径 11 t2 建築設備耐震設計 施工指針 (2005 年版 ): 日本建築センター FH = KH M G KH: 設計用水平震度 KH = Z KS W : 機械重量 FV = KV M G = 機械質量 (M) 重力加速度 (G) KV =

More information

<4D F736F F D E93788C9A927A8AEE916290DD8C768E6D88EA8E9F8E8E8CB181468AEE967B96E291E82E646F6378>

<4D F736F F D E93788C9A927A8AEE916290DD8C768E6D88EA8E9F8E8E8CB181468AEE967B96E291E82E646F6378> 受験番号 フリガナ 氏名 08 年度建築基礎設計士一次試験 基本問題 (09 年 月 0 日実施 ) ( ヘ ーシ 以降には 氏名等を書かないこと ) ( 事務局記入 ) 士採点番号一般社団法人基礎構造研究会建築基礎設計士試験運営委員会 - 0 - 採点番号 ( 事務局記入 ) A: 訂正問題次の文章が正しければに 〇 を 誤っていれば誤っているところに下線を引き に正しい語句等を記入しなさい (

More information

来る条件とした また本工法は がけに近接して施工する場合 掘削及び混合 攪拌から 転圧 締固め施工時 施工に伴うがけへの影響を避けることが難しいので がけに影響を与えず施工出来る場合を条件とした 具体的にはバックホー等の施工機械を がけに近接配置して施工することを避けるとともに 特にがけ近接部分の転

来る条件とした また本工法は がけに近接して施工する場合 掘削及び混合 攪拌から 転圧 締固め施工時 施工に伴うがけへの影響を避けることが難しいので がけに影響を与えず施工出来る場合を条件とした 具体的にはバックホー等の施工機械を がけに近接配置して施工することを避けるとともに 特にがけ近接部分の転 第 7 章地盤改良 浅層混合処理工法 による立ち下げ基礎を立ち下げる方法として浅層混合処理工法を採用する場合は 次の各項の条件に適合したものとする なお本項に規定のない事項については 横浜市構造設計指針 及び 建築物のための改良地盤の設計及び品質管理指針 日本建築センター発行 ( 以下 地盤改良指針 という ) による (1) 本工法を採用するにあたっては 改良施工を当該敷地及び周辺空地等で行う場合

More information

下水処理場における基礎杭の耐震補強設計事例

下水処理場における基礎杭の耐震補強設計事例 下水処理場における基礎杭の耐震補強設計事例 中日本建設コンサルタント ( 株 ) 正会員 庄村昌明 中日本建設コンサルタント ( 株 ) 前本尚二 中日本建設コンサルタント ( 株 ) 法月伸一郎 1. はじめに下水道は水道, 電気, ガスなどと並んでライフラインとして都市機能には欠かせない施設であり, 特に, 下水処理場はその根幹となる重要施設である 兵庫県南部地震以降, 処理場の耐震設計では,

More information

L 型擁壁 (CP-WALL) 構造図 S=1/30 CP-WALL(C タイプ ) H=600~700 断面図 正面 背面図 H T1 T2 T4 T3 T4 H2 H1 100 B1 B2 T5 H 連結穴 M16 背面 水抜孔 φ75 正面 水抜孔 φ90 h1 h2 製品寸法表

L 型擁壁 (CP-WALL) 構造図 S=1/30 CP-WALL(C タイプ ) H=600~700 断面図 正面 背面図 H T1 T2 T4 T3 T4 H2 H1 100 B1 B2 T5 H 連結穴 M16 背面 水抜孔 φ75 正面 水抜孔 φ90 h1 h2 製品寸法表 L 型擁壁 (CP-WALL) 構造図 CP-WALL(C タイプ ) =0~0 断面図 正面 背面図 T1 T2 T4 T3 T4 2 1 1 2 T5 連結穴 M16 背面 φ75 正面 φ h1 h2 製品寸法表 適用製品名 -0-0 1 2 1 0 0 2 3 8 0 330 330 各部寸法 (mm) 2 3 T1 位置 T2 T3 T4 T5 h1 h2 (kg) 3 3 参考質量 467

More information

( 計算式は次ページ以降 ) 圧力各種梁の条件別の計算式の見出し 梁のタイプ 自由 案内付 支持 のタイプ 片持ち梁 短銃ん支持 支持 固定 固定 固定 固定 ====== はねだし単純梁 ====== 2 スパンの連続梁 集中 等分布 偏心分布 等偏分布 他の多スパン 条件につ いては 7 の説

( 計算式は次ページ以降 ) 圧力各種梁の条件別の計算式の見出し 梁のタイプ 自由 案内付 支持 のタイプ 片持ち梁 短銃ん支持 支持 固定 固定 固定 固定 ====== はねだし単純梁 ====== 2 スパンの連続梁 集中 等分布 偏心分布 等偏分布 他の多スパン 条件につ いては 7 の説 梁の図面と計算式 以下の梁の図面と計算式は鉄の溶接の設計に役立つと認められたものです 正 (+) と負 (-) が方程式に使用されている 正 (+) と負 (-) を含む記号が 必ずしも正しくない場合があるのでご注意ください また 以下の情報は一般向けの参考として提供されるもので 内容についての保証をするものではありません せん断図面において基準線の上は正 (+) です せん断図面において基準線の下は負

More information

Microsoft PowerPoint - 1.せん断(テキスト用)

Microsoft PowerPoint - 1.せん断(テキスト用) 応用地盤力学 同演習 ( 担当 : 佐藤 ) ~2 年生後期, 火曜, 木曜 1 限目 教育目標 : 1) 基礎地盤力学で修得した知識を用いて実際の問題を解く考え方と開放のテクニックを修得する. 2) 土構造物を設計 ( 土圧, 地盤内応力, 支持力, 斜面安定計算 ) できる基礎知識を習得する. 3) 地盤改良などの土の特性を用いた改良技術のメカニズムを修得する. 4) 地震による地盤災害と液状化のメカニズムを知る.

More information

国土技術政策総合研究所 研究資料

国土技術政策総合研究所 研究資料 3. 解析モデルの作成汎用ソフトFEMAP(Ver.9.0) を用いて, ダムおよび基礎岩盤の有限要素メッシュを8 節点要素により作成した また, 貯水池の基本寸法および分割数を規定し,UNIVERSE 2) により差分メッシュを作成した 3.1 メッシュサイズと時間刻みの設定基準解析結果の精度を確保するために, 堤体 基礎岩盤 貯水池を有限要素でモデル化する際に, 要素メッシュの最大サイズならびに解析時間刻みは,

More information

3 5 6 7 8 9 0 0 2 2 工法革命 ジャイロプレス工法 工法概要 地中構造物を残置したままで 機能の再生 強化を図る 発展的構造物コンセプトを実現 先端ビット付き鋼管杭と圧入+回転が生み出す 回転圧入力 により杭の貫入が可能 圧入力 ジャイロプレス工法は 圧入工法の優位性を確保した圧入機 ジャイロプレス工法により 基礎と躯体を一体化した構造部材 先端ビット付き鋼管杭 を 回転圧入して地中に貫入さ

More information

コンクリート実験演習 レポート

コンクリート実験演習 レポート . 鉄筋コンクリート (RC) 梁の耐力算定.1 断面諸元と配筋 ( 主鉄筋とスターラップ ) スターラップ :D D D 5 7 軸方向筋 ( 主筋 ) (a) 試験体 1 スターラップ :D D D 5 7 軸方向筋 ( 主筋 ) (b) 試験体 鉄筋コンクリート (RC) 梁の断面諸元と配筋 - 1 - . 載荷条件 P/ P/ L-a a = 5 = a = 5 L = V = P/ せん断力図

More information