平成 25 年 3 月決算で 注意すべき税制改正項目 1 平成 25 年 3 月決算では 平成 23 年 12 月改正 と平成 24 年改正の 2 つの税制改正の影響を受 けることになるため 注意が必要です 年改正の 2 つの税制改正の影響を受けることになるため 注意が必要です ここでは 平成 25

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1 ニュースレター 2013 年 5 月号 May YOSHIKAWA TAX JOURNAL 平成 25 年 3 月決算で 注意すべき税制改正項目 注目トピックス 01 平成 25 年 3 月決算で注意すべき税制改正項目 1 年改正の 2 つの税制改正の影響を受けることになります 3 月決算で注意すべき税制改正項目について解説します 02 平成 25 年 3 月決算で注意すべき税制改正項目 2 前項に引き続き 平成 25 年 3 月決算で注意すべき税制改正項目について解説します 話題のビジネス書をナナメ読み 04 雑談力が上がる話し方 ( ダイヤモンド社 ) 雑談 とひとくくりにされている会話の意味とそれが持つ力を 著者が軽快な口調で解説していきます 組織を運営して行く人たちにも是非読んでいただきたい 目からうろこ のコミュニケーション力解説書です 特集 03 教育資金贈与 1500 万円の非課税特例について平成 25 年度税制改正で 直系尊属から教育資金の一括贈与を受けた時 贈与税を非課税とする特例ができました

2 平成 25 年 3 月決算で 注意すべき税制改正項目 1 平成 25 年 3 月決算では 平成 23 年 12 月改正 と平成 24 年改正の 2 つの税制改正の影響を受 けることになるため 注意が必要です 年改正の 2 つの税制改正の影響を受けることになるため 注意が必要です ここでは 平成 25 年 3 月決算で注意すべき税制改正項目を整理します 法人税率の引き下げと復興特別法人税 以下の表のとおり 法人税率が引き下げられます 住民税 法人税割についても 法人税率の引き下げに連動して引き 下げられることになりますので 実効税率が大きく引き下 げられることになります 現行 法人税率 年 800 万円以下 ( 特例 ) 普通法人 ( 大法人 ) 30% - 中小法人など 30% 22% (18%) 改正後法人税率年 800 万円以下 ( 特例 ) 普通法人 ( 大法人 ) 25.5% - 中小法人など 25.5% 19% (15%) 欠損金の繰越控除制限および繰越期間の延長 中小法人や投資法人などを除き 青色申告書を提出した事 業年度の欠損金など ( 以下 欠損金 ) の繰越控除制度に おける控除限度額が所得の 80% に引き下げられます こ れに伴い 平成 20 年 4 月 1 日以後に終了した事業年度に おいて生じた欠損期の繰越期間が 7 年から 9 年に延長さ れます 改正後の欠損金の繰越控除制度は 下表のとおりです 中小法人 投資法人など 控除限度額 繰越期間 普通法人 ( 大法人 ) 控除限度額 繰越期間 現行 7 年 7 年 改正後 9 年 所得の 80% 9 年 上記のとおり 欠損金の控除限度額が控除前の課税所得の 80% となるため 欠損金を有していたことで今まで課税 所得が生じていなかった法人であっても 平成 25 年 3 月 期以降は課税所得が生じる可能性があるので注意が必要 です また 平成 24 年 4 月 1 日から平成 27 年 3 月 31 日までの期間内で 最初に開始する事業年度開始の日から同日以後 3 年を経過する日までの期間内に属する事業年度 (3 月決算の会社においては 平成 25 年 3 月決算から平成 27 年 3 月決算までの 3 事業年度 ) については 法人税に対して 10% の復興特別法人税が適用されます

3 平成 25 年 3 月決算で 注意すべき税制改正項目 2 新しく創設された制度の他にも 研究開発 税制や交際費課税など既存の制度について 拡充が図られています 年度改正の 2 つの税制改正についての影響を受けることになるため注意が必要だと前項で説明しました 引き続き 平成 25 年 3 月決算で注意すべき税制改正項目について整理します 定率法による減価償却限度額計算の見直し 平成 24 年 4 月 1 日以後に取得をする減価償却資産の定率 法の償却率が 定額法の償却率 (1/ 耐用年数 ) を 2.5 倍 した率 (250% 定率法 ) から 2 倍した率 (200% 定率 法 ) に引き下げられます 貸倒引当金制度の廃止 中小企業などや銀行などを除き 貸倒引当金の設定が認められなくなりました ただし 資本金 1 億円以下の中小法人は これまで通り 貸倒引当金の設定ができます 償却率 2.5 倍 2 倍この改正も 原則として平成 25 年 3 月決算から適用されます 中小企業等や銀行等に該当しない場合 原則として貸倒引 当金制度の適用がなくなりますが 経過措置として段階的に繰入限度額が縮小されます 3 月決算法人の繰入限度額は以下のようになります 決算期繰入限度額 寄附金の損金算入限度額の縮減 一般の寄附金の損金算入限度額が現行の 1/2 に縮減されます この改正に伴い 特定公益増進法人に対する寄付金の別枠の損金算入限度額については 拡充が行われます 平成 24 年 3 月期平成 25 年 3 月期平成 26 年 3 月期平成 27 年 3 月期 従前どおり 3/4(*) 2/4(*) 1/4(*) 消費税の仕入税額控除におけるいわゆる 95% ルール の見直し 課税売上割合が 95% 以上の場合に課税仕入れなどの税額 の全額を仕入税額控除できる制度については その課税期 間の課税売上高が 5 億円以下の事業者に限り適用される ことになりました 平成 28 年 0(*) 3 月期 (*) 改正前の規定を適用したとした場合に 計算される限度額に当該割合を乗じた金額 平成 25 年 3 月決算で注意すべき税制改正項目についてのご相談は 当事務所までお気軽にお問合せください

4 教育資金贈与の 1500 万円 の非課税特例について 平成 25 年度税制改正で 直系尊属から教育資 金の一括贈与を受けた場合 贈与税を非課税 とする特例が創設されました 平成 25 年度税制改正で創設された 平成 25 年 4 月 1 日から平成 27 年 12 月 31 日までに 30 歳未満の者が直系尊属から教育資金の贈与を受けた場合 1500 万円まで贈与税が非課税となる制度について解説します 概要 教育資金贈与の 1500 万円の非課税特例は 信託会社 銀行 証券会社などと結んだ教育資金管理契約に基づき 下記 1~3 のいずれかの方法をとることで 受贈者が取得した信託受益権や金銭などのうち 1500 万円まで贈与税が非課税となる制度です 余ってしまった金額の取り扱い 信託会社などと結んだ教育資金管理契約は 受贈者が 30 歳になった場合や受贈者が死亡した場合などに終了することになります 受贈者が 30 歳に達する日までに 教育資金の支払に充てられなかった金額については 贈与税の課税対象となってしまうため注意が必要です ただし 受贈者が死亡したことで教育資金管理契約が終了した場合は 教育資金の支払に充てられなかった金額についても 贈与税の課税対象にはなりません 1 直系尊属 ( 祖父母などが該当 以下同じ ) が信託会社と締結した信託の受益権を受贈者 ( 孫などが該当 以下同じ ) が取得する 2 直系尊属から書面で贈与された金銭を受贈者が銀行などに預け入れる 3 直系尊属から書面で贈与された金銭などで受贈者が有価証券を購入するまた 一括贈与でなくても 平成 25 年 4 月 1 日から平成 27 年 12 月 31 日までの 3 年間であれば 1 年間で 500 万円ずつ贈与を受けるような分割贈与も可能です 相続開始前 3 年以内の贈与の相続税加算は適用なし 原則的に 相続などにより財産を取得した者が 相続開始 前 3 年以内にその被相続人から贈与を受けた財産の価額 は 相続税の課税価格に加算されます この際 相続税の 課税価格に加算されるのは 贈与税の課税価格に算入され るものに限られています そのため 相続開始前 3 年以内に直系尊属から信託受益権や金銭などの贈与を受けていても 教育資金贈与の 1500 万円の非課税特例の適用を受けた金額は 相続税の課税価格に加算されません 教育資金贈与の非課税特例についての不明点は 当事務所 までお問い合わせください

5 雑談力が上がる話し方 齋藤孝著 単行本 :182 ページ 出版 : ダイヤモンド社 価格 :1,500 円 ( 税込 ) 雑談 とひとくくりにされている会話の意味とそれが持 つ力を 解説していきます ビジネス界における 雑談力 の必要性は単に会話下手な若者たちだけにとどまらず 会 社の組織を担う人 ひいては経営者にも向けられています 雑談力は雑草力 著者は 雑談力は 厳しい時代を生きる力 と主張します かつてはコミュニティで自然に培われていた 雑談をする 力 が現在では失われつつあり 近頃はたった 30 秒の雑談 すら出来なくなっている人も多いようです その結果 雑 談は時間のムダだ と考えている人も増えてきています しかし 雑談はあなた自身の人間性 人格 社会性がすべ て凝縮されており その全てをたった 30 秒の何気ない会話 の中で見破られてしまっている としたらどうでしょうか 雑談についてあらためて重要性を認識し その能力を向上 社長の仕事は雑談と決断 そもそも経営者の仕事とは 雑談 と決断 であり ビジネス上のコ ミュニケーションにおいて重要な 意思決定力と雑談力の 2 つだけが 社長の仕事と言っても過言ではな いと筆者は続けます させるための訓練が必要になっていると筆者は述べてます 突破口になりうるのです 新しいニーズを探る アイデアを掘り起こす トップ営業 を仕掛ける 時には社内を回って社員を叱咤激励し 現場 の情報を収集する 全ての行為に関わってくるのが 雑談 力です 取引先への根回しをするため 相手が来社したときに社長 がふらりと現れ 二 三の雑談の後に手短に挨拶をして場 を立ち去る この何気ない雑談がビジネスを大きく動かす ニュートラルな人は雑談がうまい 三人集まれば派閥ができるのが人間の習性 しかしそれは ひとつ間違えると 派閥抗争 まで発展することもあります そのような時に組織全体から求められるのが グループや派閥に属さずに全員と同じスタンスで関わることができる ニュートラル な人です そして その人たちに共通しているのが 雑談がうまい ということです そういうニュートラルな人が入るだけで 場の空気がグンと開かれるのです 筆者は ニュートラルなスタンスがもたらすのは周囲からの 人望 であり ビジネスにおいて ニュートラル雑談力 は最強の武器である と述べています 雑談力を上げる方法 簡単に 雑談力 を上げる方法を 筆者は次のように分類して述べています 1 これで気まずくならない! 雑談の基本マナー 2 すぐにできる 雑談の鍛え方 & ネタの仕入れ方 3 ビジネスに使える雑談力 4 人 マンガ テレビ あらゆる達人からテクを学ぼうこれから社会人として歩み出す若い人たちのガイドブックであると同時に 組織を運営して行く人たちにも是非読んでいただきたい 目からうろこ のコミュニケーション力解説書です

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