外為ウィークリービュー 11月24日号

Size: px
Start display at page:

Download "外為ウィークリービュー 11月24日号"

Transcription

1 2009/11/24 季節要因によるドル買い戻しの動きに注意 通貨ペア基調 ユーロ / 円ユーロ / ドルポンド / 円ポンド / ドルスイス / 円ドル / スイス 参加者減少で乱高下も 予想レンジ : ~ 円 季節要因によるドル買い戻し 予想レンジ : ~ ドル 円の買い戻しが先行? 予想レンジ : ~ 円 BOE 要人発言に注目 予想レンジ : ~ ドル クロス円上値が重い展開 予想レンジ :85.80 ~89.50 円 ドル買い戻しどこまで? 予想レンジ : ~ スイスフラン ページ数 経済指標カレンダー 一週間の予定を一覧で表示 通貨ペアをクリックすると そのページにジャンプします 本レポートは 投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり 投資勧誘を目的として提供するものではありません 投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします また 本レポートに記載された意見や予測等は 今後予告なしに変更されることがございます なお 本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても 株式会社外為どっとコム総合研究所ならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います Copyright 2009 Gaitame.com Research Institute Ltd. All Rights Reserved. 1

2 EUR/ JPY ユーロ / 円 11/16~20 までの主な推移 /16 Monday 11/18 Wednesday 11/19 Thursday NY 金先物相場が時間外の取引で史上最高値を更新したことや 上海総合株価指数の上昇を背景にユーロ / 円は 円まで上昇したが その後 NY 時間に入り バーナンキ FRB 議長が ドルの価値の変化に対して注意している などと述べたことでユーロ売り ドル買いが進むと 対円でもユーロ売りが強まりユーロ / 円も下落した '1( 米セントルイス連銀のブラード総裁が 2012 年初めまで金利を引き上げない可能性がある と発言したことで 主要通貨に対してドルを売る動きが強まり ユーロ / ドルが ドルの高値を付けると 対円でもユーロ買いが強まりユーロ / 円は 円まで上昇した '2( 日本 欧州 NY ダウ先物株価の軟調や原油先物価格の下落を背景に リスク回避の動きが強まり ユーロ円は損失確定の売り注文を巻き込んで下落幅を広げ 円まで下落した その後は 一時前日比 170 ドルのマイナスと大きく下落していた NY ダウが下げ幅を縮小すると リスク回避の動きは後退し ユーロ / 円は 132 円台半ばまで上昇した '3( 上昇要因 ' ユーロ高 円安 ( 下落要因 ' ユーロ安 円高 ( リスクを取ることに積極的になる動き 主要国株価の上昇 資源国 高金利通貨買いの流れ 国際商品価格の上昇 ユーロ圏景気回復観測の高まり 出口戦略への期待 リスクを取ることに消極的になる動き 主要国株価の下落 円買い戻しの流れ 国際商品価格の下落 ユーロ圏景気回復観測の後退 出口戦略開始時期の後ずれ観測 欧州通貨当局者によるユーロ高けん制発言 2

3 EUR/ JPY 今週の見通し 今週は 注目度の高い経済指標の発表も尐なく 26 日 ' 木 ( にはアメリカが感謝祭で休日となる事もあり 相場の流れが一変する展開は考えづらい したがって 主要国の株高や国際商品価格の上昇につれて 投資家がリスクを積極的に取ることにより 円やドルを売ってユーロを買う流れに大きな変化はないであろう しかし今年も 例年この時期に多く見られるポジションクローズの動き ' ファンド勢の決算やクリスマス休暇前にポジションを手じまう動き ( が予想され これまで上昇してきたユーロ / 円は上値が重い事もあり ここから大きく上昇することは考えにくい 主要国株価や国際商品価格が調整により急落した場合には ユーロ / 円の下落幅が大きくなることも考えられ 注意が必要であろう ' 予想レンジ :130.00~ 円 ( テクニカル分析 EUR/JPY 11/20 週足引値 : 円 ' 日足 移動平均 ボリンジャーバンドから見る相場展開 ( ユーロ / 円は 円 '10/2 安値 ( 円 '10/26 高値 ( 円 '11/2 安値 ( ののち もみ合う動きとなっている 取引値は 20 日線 ' 円 11/20( や60 日線 ' 円 11/20( と交錯していたが週末にかけて下落している ボリンジャーバンドは11/20 現在 上限 : 円 ~ 下限 : 円で 上限は急速に下落 下限はやや上昇するなか バンド幅は縮小している ユーロ / 円は上値が重い中 もみあいか または下値トライ方向への動きが見て取れる 今後は 120 日線 60 日線 200 日線 ' 円 11/20( と3 種類の移動平均線がいずれも近接した位置にあること 2 週足ベースでは上値は徐々に上がらなくなってきており 下値は切り上がってきている中 大きな三角もち合いを形成しており 市場のエネルギーは相当溜まってきていること などから勘案するに 11/2の安値 円をトライするとともに 130 円近辺を意識するような値動きになってくると考えられる 3

4 EUR/ USD ユーロ / ドル 11/16~20 までの主な推移 /16 Monday 11/17 Tuesday 11/18 Wednesday 11/20 Friday バーナンキ FRB 議長が ドルの価値の変化に対して注意している などと述べたことでこれまでのドル売りポジションの巻き戻しから ユーロ / ドルは 1.49 ドルを割り込んで急落したが NY ダウが年初来高値を更新して上昇したことや NY 金先物相場が史上最高値を更新して上昇したことから 積極的にリスクを取る動きが強まり ドルまで急反発した '1( 公開された RBA' 豪中銀 ( 理事会の議事録で 利上げのペースは今後も未定 とされていたことで 豪州の 12 月の利上げ実施は微妙な情勢となり 豪ドル / 米ドル主導でドルが買い戻されると ユーロ / ドルも下落した その後 NY ダウ平均株価が軟調となったことで リスク回避の動きから ユーロ / ドルの下げは加速し ドルまで下落した '2( 米セントルイス連銀のブラード総裁が 2012 年まで金利を上げない可能性がある と発言したことで 米国の超低金利政策の長期化観測から 主要通貨に対してドルを売る動きが強まり ユーロ / ドルは上昇したが 1.50 ドルを目前に上値の重さから反落した '3( 週末の取引となったことで これまで売られていたドルを買い戻す動きが強まり 欧米株式市場が軟調となったことや 原油先物価格の下落からリスク回避の動きも手伝い ユーロ / ドルは一時 1.48 ドル割れとなる ドルまで下落した '4( 上昇要因 ' ユーロ高 ドル安 ( 下落要因 ' ユーロ安 ドル高 ( リスクを取ることに積極的になる動き 主要国株価の上昇 ドル売り 資源国 高金利通貨買いの流れ ユーロ圏景気回復観測の高まり 出口戦略への期待 国際商品価格の上昇 新興国を中心にドル離れに動くとの観測 リスクを取ることに消極的になる動き 主要国株価の下落 ドル買い戻しの流れ ユーロ圏景気回復観測の後退 出口戦略開始時期の後ずれ観測 国際商品価格の下落 欧州通貨当局者によるユーロ高けん制発言 4

5 EUR/ USD 今週の見通し 先週のユーロ / ドル相場は 大まかには1.4800ドルから1.5000ドルの間で乱高下する展開となったが 年初来高値の1.5064ドル '10/26( の更新には至らず高値圏でのもみ合いが続いており 上値の重さが意識される展開となっている 今週は ファンド勢の決算やクリスマス休暇を前に ポジションを手じまう動きが出やすいこの時期特有の流れもあり 折に触れて ドルが買い戻される展開が予想される ただ これまでのドル売りの流れを一変させる材料には乏しく トレンドがドル買いに転換する可能性も低そうである 今週は 新規の材料にも乏しく 米国の感謝祭 '26 日 ( の休日もあることから 全般的に動意の薄い展開となりそうだが 参加者の減尐が値動きの荒さにつながる可能性もあり 主要国の株価や国際商品価格が急落する場面があると ユーロ / ドルも瞬間的な下落幅が予想以上に大きくなることも考えられ 注意が必要であろう ' 予想レンジ :1.4720~1.5120ドル( テクニカル分析 EUR/USD 11/20 週足引値 :1.4861' 日足 移動平均 ボリンジャーバンドから見る相場展開 ( ユーロ / ドルは1.5064'10/26 高値 ( '11/3 安値 ( '11/11 高値 ( で推移後 次の方向感を探る展開となっている ユーロ / ドルの上昇に勢いがなくなってきている中 中長期的なユーロ / ドルの上昇相場が終わりつつある可能性が高まってきており 目先は下値を探るか ' たとえば1.47 台を割り込むような ( または もみ合いに終始するかが焦点となろう 取引値は20 日線 ' /20( と交錯しており ここから上昇が続いていく感がない また 重要な60 日線 ' /20( をここ数ヶ月は上回っての推移 ボリンジャーバンドは11/20 現在 上限 :1.5043~ 下限 :1.4686であり バンド幅の上限は若干下落 下限は横這いで推移しており バンド幅自体は縮小している これを見ると 今はもみ合いだが 次の相場に向けて動くエネルギーを貯めているように見受けられる ここからは 60 日線のある 近辺 '11/20 段階 ( は非常に重要なものとなる 折しも テクニカルなサポートラインが1.4767<1.2453'3/4 安値 (~1.2886'4/22 安値 ( を結ぶライン 11/20 段階 >に来ており 1.48 台を割り込んで 1.46 台を見ることもあると見られる 5

6 GBP/ JPY ポンド / 円 11/16~20 までの主な推移 /18 Wednesday 11/19 Thursday 日経平均の下落を背景に 日中のポンド / 円はやや円高基調で推移 さらに 18 時 30 分に発表されたイングランド銀行 'BOE( 議事録において 準備預金金利の引き下げについて検討されたことが明らかになると ポンド / 円は 円まで下落した '1( その後 ポンドは反発したものの NY 市場の引けにかけて再びポンド売りが強まった アジアや欧州で株価が軟調に推移する中 リスクへの警戒感が高まり円が全面的に買い戻される展開となり ポンド / 円は 2 週間以上ぶりの 円割れとなった '2( また 18 時 30 分に発表された英経済指標のうち 10 月小売売上高指数が前回より改善したことから 発表直後はポンド買いもみられたものの マネーサプライ M4 などが増大していることから英国の財政悪化が意識されたことも ポンドの売り要因の 1 つとなった 上昇要因 ' ポンド高 円安 ( 下落要因 ' ポンド安 円高 ( 英国経済の底打ち感 資産買い入れの停止観測 クロス円全般的な上昇 英国の銀行の不良資産に絡む損失処理問題 英景気回復観測の後退 英国や欧州の経済先行き不安 リスクを取ることに消極的になる 英国の財政悪化懸念 資産買い入れ額の拡大観測 英国要人によるポンド安容認発言 6

7 GBP/ JPY 今週の見通し 足元では日米欧の株価の軟調さが円の買い戻しにつながっている感があり これが続けば他のクロス円 ' ユーロ / 円 豪ドル / 円など ( と同様に ポンド / 円もポンド売り 円買いとなりやすいと考えられる 注目材料としては 日本時間 24 日の夕方と25 日未明に予定されているイングランド銀行 'BOE( のキング総裁をはじめとする英金融政策委員会 'MPC( メンバーの発言だ 引き続き 目先の金融政策について 量的緩和拡大か停止か どちらに委員の気持ちが傾いているかが焦点となる ここで緩和拡大にバイアスがかかるような発言が目立てば さらにポンドは売られよう ' 予想レンジ :145.50~ 円 ( テクニカル分析 GBP/JPY 11/20 週足引値 : 円 ' 日足 移動平均 ボリンジャーバンドから見る相場展開 ( ポンド / 円は 円 '8/7 高値 ( 円 '10/7 安値 ( 円 '10/23 高値 ( の後 先週末引値では146 円台の水準となった 10/23に高値 円を見たのちは 145 円から152 円でのレンジ相場でもみ合いとなったが 先週末には下落している 3 種類の移動平均線 20 日線 ' 円 11/20( 60 日線 ' 円 11/20( 200 日線 ' 円 11/20( が同じような水準で密集したところでのもみ合いから下落方向に抜けたが もみ合った時間が1カ月近くと長かった分 これはまだ相場の動き始めの端緒に過ぎないのではないかと思われる ボリンジャーバンドは11/20 現在 上限 : 円 ~ 下限 : 円であり 上限はやや上昇し 下限は下落し始め 取引値が下限を押し下げるような形でバンド幅は拡大傾向にある 上値ポイントは先週高値水準の150 円台前半 下値ポイントは まずは11/2 安値 円である 徐々に143~144 円方向に向けて下値トライの機運が高まると見られる 7

8 GBP/ USD ポンド / ドル 11/16~20 までの主な推移 /16 Monday 11/18 Wednesday 11/19 Thursday 日中はもみ合いに終始 しかし夜には欧州株価が大幅に上昇したことを背景にリスクを積極的に取る動きが強まり ポンド高 ドル安が進行 さらに 日本時間 17 日未明に米連邦準備理事会 'FRB( のバーナンキ議長が 経済を下支えするために金利を長期間にわたり異例な低水準に据え置く との方針を示すと ドル売りがさらに加速した '1( ポンド / ドルは 1 日を通してもみ合いに終始 18 時 30 分に発表されたイングランド銀行 'BOE( 議事録は 資産買い入れ枠の拡大幅は 250 億ポンドへの賛成は 9 人中 7 人 400 億ポンド主張が 1 人 現状維持が 1 人という中立的な結果だったが 準備預金金利の引き下げについて検討されたことが明らかになると ポンドは下落する場面もみられた '2( また NY 時間に入ると 米住宅関連指標の悪化を背景にドルの買い戻し優勢の展開となった アジアや欧州で株価が軟調に推移する中 リスクへの警戒感が高まり ポンドに対してドルが買い戻されるとなった 18 時 30 分に発表された英経済指標のうち 10 月小売売上高指数が前回より改善したことから 発表直後はポンド買いもみられたものの 公共ネット負債やマネーサプライ M4 などが増大していることから英国の財政悪化が意識されたことも ポンドの売り要因の 1 つとなった '3( 上昇要因 ' ポンド高 ドル安 ( 下落要因 ' ポンド安 ドル高 ( 米経済先行き懸念の緩和 主要国の株価の上昇 リスクを取ることへの積極性が増す 外貨準備通貨としてのドル需要の減退 資産買い入れの停止観測 英金融機関再編に伴う本国への資金回帰の動き 英国の銀行の不良資産に絡む損失処理問題 英景気回復観測の後退 英国や欧州の経済先行き不安 リスクを取ることに消極的になる 英国の財政悪化懸念 資産買い入れ額の拡大観測 英国要人によるポンド安容認発言 8

9 GBP/ USD 今週の見通し 今週の英国については 日本時間 24 日 18 時 45 分以降および25 日未明に イングランド銀行 'BOE( のキング総裁 タッカー副総裁 フィッシャー理事 センタンス委員 ポーゼン委員の発言が予定されており これが手掛かり材料となる可能性がある 足元の 2 月に金融緩和を拡大するのか停止するのか というテーマについて BOE 関係者らの以降がどちらに傾いているか 市場は計っていくような展開になるだろう 足元ではやや緩和拡大の方にバイアスが掛かっている印象があり これを裏付ける発言があるかに注目が集まる また 25 日に発表される英第 3 四半期国内総生産 'GDP( の改定値にも注意したい 前期比 前年比ともに速報値よりも改善するとみられているが 結果が横ばい もしくは悪化となれば ポンド安になる公算だ このほか 26 日の米国祝日を控えたドルの買い戻しの動きがでることもあり得る ' 予想レンジ :1.6260~1.6750ドル( テクニカル分析 GBP/USD 11/20 週足引値 :1.6504' 日足 移動平均 ボリンジャーバンドから見る相場展開 ( ポンド / ドルは2.0154'2008/7/14 高値 ( '2009/01/23 安値 ( '8/5 高値 ( '10/13 安値 ( '11/16 高値 ( の動きの中で方向感を探る推移となっている 大きく見ると 10/13の安値 は尊重すべきポイントだが その後の上下動により 大筋の方向感を見失っている感がある 先週はポンドが週初こそ上昇し の高値をつけたものの その後週末にかけて400ポイント近く下落した 週末引値は20 日線 '11/20( を約 1カ月ぶりに下回るが 60 日線 '11/20( よりも上の位置 ボリンジャーバンドは 11/20 現在 上限 :1.6882~ 下限 :1.6267であり 上限は下落 下限は上昇の中 バンド幅は縮小してきている 週初は上昇が加速するかと思われたが 上昇が限定的となり結局下落する動きとなった 先週の週足の実体部分は 先々週の値動きを包む形になっている 上昇期待と反対の動きになったことから ここからは 旧来の取引レンジである1.62~1.67でのレンジでのもみ合いになっていくと見られる 9

10 CHF/ JPY スイス / 円 11/16~20 までの主な推移 /16 Monday 11/19 Thursday 11/20 Friday NY 金先物相場が時間外の取引で史上最高値を更新したことや 上海総合株価指数の上昇を背景にユーロ / 円が 円まで上昇したことにつれてスイス / 円は 円の高値を付けた その後 NY 時間に入り バーナンキ FRB 議長が ドルの価値の変化に対して注意している などと述べたことでユーロ売り ドル買いが進むと このユーロ売りにつれたスイスフラン売りから スイス / 円も下落した '1( 日本 欧州 NY ダウ先物株価の軟調や原油先物価格の下落を背景に リスク回避の動きが強まり ユーロ / 円が損失確定の売り注文を巻き込んで下落幅を広げ 円まで下落すると これにつれてスイス / 円も 円まで下落した '2( 週末の取引となったことで これまで売られていた円を買い戻す動きが強まり 欧米株式市場が軟調となったことや 原油先物価格の下落からリスク回避の動きも手伝い ユーロ相場が下落した事につれて スイス / 円は 円の安値を付けた '3( 上昇要因 ' スイス高 円安 ( 下落要因 ' スイス安 円高 ( ユーロ圏景気回復観測の高まり 主要新興国 'BRICs( を中心にドル離れに動くとの観測 スイス中銀によるスイスフラン売り介入観測 ユーロ圏景気後退観測の高まり 10

11 CHF/ JPY 今週の見通し このところ ドル / 円相場での円高傾向もあり クロス円は全般的に上値が重い展開となっているが 引き続き 世界的な景気回復期待とカネ余り感から リスク資産投資の増加という見方に大きな変化はなさそうで スイス / 円も大きく下落するリスクは小さいように思われる 先週のようにレンジ内での上下はあっても このレンジを大きく逸脱する一方向への動きは考えにくい ただ 年末に向けて市場参加者の減尐が予想され スイス / 円も上値の重さから ポジションを手じまう動きが強まるようだと 予想外の下落幅となる事も考えられることから 注意が必要であろう ' 予想レンジ :85.80~89.50 円 ( テクニカル分析 CHF/JPY 11/20 週足引値 :87.33 円 ' 日足 移動平均 ボリンジャーバンドから見る相場展開 ( スイス / 円は85.38 円 '10/2 安値 ( 円 '10/26 高値 ( 円 '11/2 安値 ( の後 もみ合う動きを見せている 取引値は 20 日線 '88.70 円 11/20( や60 日線 '88.21 円 11/20( と交錯していたが週末にかけて下落している ボリンジャーバンドは11/20 現在 上限 :90.28 円 ~ 下限 :87.12 円で 上限は下落 下限は横這いの中 バンドの幅は縮小している 今後の見解としては 120 日線 60 日線 200 日線 '87.27 円 11/20( と3 種類の移動平均線がいずれも近接してきていること 2 週足ベースでは上値は徐々に上がらなくなり 下値は切り上がって来ている中 大きな三角もち合いを形成しており 市場のエネルギーは相当溜まってきていること などから勘案するに 11/2 の安値 円をトライするとともに 85 円近辺をも意識するような値動きになってくると考えられる 11

12 USD/ CHF ドル / スイス 11/16~20 までの主な推移 /16 Monday 11/17 Tuesday 11/20 Friday バーナンキ FRB 議長が ドルの価値の変化に対して注意している などと述べたことでこれまでのドル売りポジションの巻き戻しから ドル / スイスは急上昇したが NY ダウが年初来高値を更新して上昇したことや NY 金先物相場が史上最高値を更新して上昇したことから 積極的にリスクを取る動きが強まり ユーロ / ドルが ドルまで急反発したことにつれて 対スイスフランでもドル売りが強まりドル / スイスは スイスフランまで急落した '1( 公開された RBA' 豪中銀 ( 理事会の議事録で 利上げのペースは今後も未定 とされていたことで 豪州の 12 月の利上げ実施は微妙な情勢となり 豪ドル / 米ドル主導でドルが買い戻されると これにつれてドル / スイスも上昇した その後 NY ダウ平均株価が軟調となったことで リスク回避の動きから ユーロ / ドルの下落が加速した事につれてドル / スイスの上昇も加速し スイスフランまで上昇した '2( 週末の取引となったことで これまで売られていたドルを買い戻す動きが強まり 欧米株式市場が軟調となったことや 原油先物価格の下落からリスク回避の動きも手伝い ユーロ / ドルが一時 1.48 ドル割れとなる ドルまで下落すると 対スイスフランでもドルを買い戻す動きが強まり ドル / スイスは スイスフランまで上昇した '3( 上昇要因 ' ドル高 スイス安 ( 下落要因 ' ドル安 スイス高 ( ユーロ圏の銀行の不良資産に絡む損失処理問題 ユーロ圏景気回復観測の後退 スイス中央銀行による介入観測 ユーロ / スイス相場でのユーロ買いの強まり 主要新興国 'BRICs( を中心にドル離れに動くとの観測 ユーロ圏景気回復観測の高まり ユーロ / スイス相場でのユーロ売りの強まり ドルの低金利を背景とした市場全体のドル売りムードの高まり 12

13 USD/ CHF 今週の見通し 今週は 重要な経済指標の発表などの材料に乏しく アメリカの感謝祭の休日 '26 日 ( もあることから 投資家のリスク資産投資への巻き戻しがどの程度強まるのか が焦点となりそうである 例年この時期は ファンド勢の決算や クリスマス休暇を前に 海外勢を中心として これまでの投資の反対売買が行われやすい時期とされており その意味では 対欧州通貨や対オセアニア通貨でのドルの買い戻しが強まりやすい事が考えられる 史上最高値を更新中のNY 金先物や 年初来高値を更新中のNYダウ平均株価にも同様に反対売買が強まる可能性があり その動向には注意しておきたい ' 予想レンジ :1.0030~1.0280スイスフラン( テクニカル分析 USD/CHF 11/20 週足引値 :1.0116' 日足 移動平均 ボリンジャーバンドから見る相場展開 ( ドル / スイスは1.0027'10/23 安値 ( '11/3 高値 ( '11/11 安値 ( と推移し 次の大きな方向感を探る展開となっている ドル / スイスの下落に勢いがなくなってきている中 例えば ドル / スイス下落相場におけるトレンドライン '4/22の高値 と8/10の高値 を結んだもので 11/20 段階では 近辺となる ( を 11/20の引値では上回っており 中長期的なドル / スイスの下落相場が終了を迎えつつある可能性が高まってきている 目先のここからはどこまで上値を探るか ' たとえば1.03 台に乗せるような ( または もみ合いに終始するかが焦点となろう 現状 20 日線 ' /20( と交錯する推移となっているが 60 日線 ' /20( は下回っている 60 日線は今後 ドル / スイスが戻り上昇する際に 上値ポイントとして意識される相当重要なポイントであろう ボリンジャーバンドは11/20 現在 上限 :1.0283~ 下限 :1.0037であり 上限は横這い 下限は尐し上昇する中 バンド幅は縮小している これを見ると 今はもみ合いであるが 次の相場に向けて動くエネルギーを貯めているように見受けられる 上値ポイントは '11/3 高値 ( '10/1 高値 ( '8/27 安値 ( である 13

14 経済指標カレンダー '11/23~25( 日付時刻注目度経済指標 イベント等前回予想 11/23 東京休場 ' 勤労感謝の日 ( ( 月 ( 22:30 ( 加 ) 9 月小売売上高 [ 前月比 ] +0.8% 24:00 ( 米 ) 10 月中古住宅販売件数 557 万件 570 万件 24:00 ( 米 ) 10 月中古住宅販売件数 [ 前月比 ] +9.4% +2.3% 27:00 ( 米 ) 2 年物国債入札 (440 億ドル ( 11/24 14:00 ( 日 ) 11 月金融経済月報 基本的見解 ( 火 ( 16:00 ( 独 ) 第 3 四半期 GDP 確報 [ 前期比 ] +0.7% +0.7% 16:00 ( 独 ) 第 3 四半期 GDP 確報 [ 前年比 ] -4.8% -4.8% 16:00 ( 独 ) 第 3 四半期個人消費 確報 [ 前期比 ] +0.7% -0.3% 16:50 ( 仏 ) 10 月消費者支出 [ 前月比 ] +2.3% +0.5% 18:00 ( 独 ) 11 月 IFO 景況指数 :30 ( 南ア ) 第 3 四半期 GDP [ 前期比年率 ] -3.0% +0.2% 22:30 ( 米 ) 第 3 四半期 GDP 改定値 [ 前期比年率 ] +3.5% +3.0% 22:30 ( 米 ) 第 3 四半期個人消費 改定値 [ 前期比 ] +3.4% +3.4% 23:00 ( 米 ) 9 月 S&P/ ケース シラー住宅価格指数 [ 前年比 ] % -9.15% 24:00 ( 米 ) 11 月消費者信頼感指数 :00 ( 米 ) 11 月リッチモンド連銀製造業指数 :00 ( 米 ) 9 月住宅価格指数 [ 前月比 ] -0.3% +0.2% 28:00 ( 米 ) FOMC 議事録 (11 月 3 日 4 日 ) 27:00 ( 米 ) 5 年物国債入札 (420 億ドル ( 11/25 8:50 ( 日 ) 10 月通関ベース貿易収支 億円 億円 ' 水 ( 8:50 ( 日 ) 10 月企業向けサービス価格指数 [ 前年比 ] -3.2% 16:00 ( 独 ) 12 月 GFK 消費者信頼感調査 :30 ( 南ア ) 10 月消費者物価指数 [ 前年比 ] +6.1% +5.9% 18:30 ( 英 ) 第 3 四半期 GDP 改定値 [ 前期比 ] -0.4% -0.3% 18:30 ( 英 ) 第 3 四半期 GDP 改定値 [ 前年比 ] -5.2% -5.1% 18:30 ( 英 ) 第 3 四半期個人消費 改定値 [ 前期比 ] -0.6% 22:30 ( 米 ) 10 月個人所得 [ 前月比 ] ±0.0% +0.2% 22:30 ( 米 ) 10 月個人支出 [ 前月比 ] -0.5% +0.5% 22:30 ( 米 ) 10 月 PCEデフレータ [ 前年比 ] -0.5% +0.1% 22:30 ( 米 ) 10 月 PCEコア デフレータ [ 前月比 ] +0.1% +0.1% 22:30 ( 米 ) 10 月 PCEコア デフレータ [ 前年比 ] +1.3% +1.3% 22:30 ( 米 ) 10 月耐久財受注 [ 前月比 ] +1.0% +0.5% 22:30 ( 米 ) 10 月耐久財受注 [ 前月比 : 除輸送機器 ] +0.9% +0.8% 22:30 ( 米 ) 11/22までの新規失業保険申請件数 50.5 万件 50.0 万件 23:55 ( 米 ) 11 月ミシガン大消費者信頼感指数 確報値 :00 ( 米 ) 10 月新築住宅販売件数 40.2 万件 40.8 万件 24:00 ( 米 ) 10 月新築住宅販売件数 [ 前月比 ] -3.6% +1.4% 27:00 ( 米 ) 7 年物国債入札 (320 億ドル ( 14

15 経済指標カレンダー '11/26~27( 日付時刻注目度経済指標 イベント等前回予想 11/26 米国休場 ( サンクスギビングデー ) ( 木 ( 8:50 ( 日 ) 日銀金融政策決定会合議事要旨 (10 月 30 日分 ) 17:30 ( 香港 ) 10 月貿易収支 -291 億 HKD -236 億 HKD 18:00 ( ユーロ圏 ) 10 月マネーサプライ M3 季調済 [ 前年比 ] +1.8% +0.7% 18:30 ( 南ア ) 10 月生産者物価指数 [ 前年比 ] -3.7% ( 独 ) 11 月消費者物価指数 速報 [ 前月比 ] +0.1% ±0.0% ( 独 ) 11 月消費者物価指数 速報 [ 前年比 ] ±0.0% +0.5% 11/27 6:45 (NZ) 10 月貿易収支 億 億 NZD ' 金 ( 8:30 ( 日 ) 10 月失業率 5.3% 5.3% 8:30 ( 日 ) 10 月有効求人倍率 :30 ( 日 ) 10 月全世帯家計調査 - 消費支出 [ 前年比 ] +1.0% +1.2% 8:30 ( 日 ) 11 月東京都区部消費者物価指数 [ 前年比 ] -2.4% 8:30 ( 日 ) 11 月東京都区部消費者物価指数 [ 前年比 : 除生鮮 -2.2% -2.0% 8:30 ( 日 ) 10 月全国消費者物価指数 [ 前年比 ] -2.2% -2.4% 8:30 ( 日 ) 10 月全国消費者物価指数 [ 前年比 : 除生鮮 ] -2.3% -2.2% 8:50 ( 日 ) 11/21までの対外及び対内証券売買契約等の状況 8:50 ( 日 ) 10 月大型小売店販売額 速報 [ 前年比 ] -5.6% 8:50 ( 日 ) 10 月小売業販売額 速報 [ 前年比 ] -1.4% -2.3% 16:45 ( 仏 ) 11 月消費者信頼感指数 :00 ( ユーロ圏 ) 11 月消費者信頼感 :30 ( スイス ) 11 月 KOF 先行指数 :30 ( 加 ) 第 3 四半期経常収支 -112 億 CAD 発表日時は予告なく変更される場合があります 予定一覧は信頼性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが 内容の正確性を保証するものではございませんので事前にご留意くださいますようお願いいたします 本レポートは 投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり 投資勧誘を目的として提供するものではありません 投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします また 本レポートに記載された意見や予測等は 今後予告なしに変更されることがございます なお 本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても 株式会社外為どっとコム総合研究所ならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います 15

外為ウィークリービュー 1月25日号

外為ウィークリービュー 1月25日号 2010/01/25 オバマ大統領の新金融規制案の行方に注目 通貨ペア基調 ユーロ / 円ユーロ / ドルポンド / 円ポンド / ドルスイス / 円ドル / スイス リスク回避姿勢が強まりやすい 予想レンジ : 125.50 ~ 130.50 円 オバマ新規制案の行方に注目 予想レンジ : 1.3900 ~ 1.4350 ドル リスク許容度 中心の取引に 予想レンジ : 142.00 ~ 147.80

More information

外為ウィークリービュー 11月30日号

外為ウィークリービュー 11月30日号 2009/11/30 ドバイショックで高金利通貨にも不透明感 通貨ペア基調ページ数 豪ドル / 円 NZ ドル / 円 ランド / 円 1 日の豪州中銀政策金利発表に注目 予想レンジ : 74.80 ~81.30 円 不安定な動き続く 予想レンジ : 59.50~63.80 円 当面の天井は 12 円 予想レンジ : 11.00~11.95 円 2-3 4-5 6-7 経済指標カレンダー 一週間の予定を一覧で表示

More information

外為ウィークリービュー 12月7日号

外為ウィークリービュー 12月7日号 2009/12/07 ドバイショックへの懸念後退で高金利通貨急上昇 通貨ペア基調ページ数 豪ドル / 円 NZ ドル / 円 ランド / 円 豪州 2 月追加利上げ観測強まる 予想レンジ : 80.80 ~ 83.80 円 10 日の NZ 中銀政策金利発表に注目 予想レンジ : 63.00 ~ 65.80 円 12 円台を回復 予想レンジ : 11.65 ~ 12.30 円 2-3 4-5 6-7

More information

外為ウィークリービュー 12月14日号

外為ウィークリービュー 12月14日号 2009/12/14 米国金利の先行きと欧州不安が鍵に 通貨ペア基調ページ数 ドル / 円 カナダドル / 円 香港ドル / 円 早期利上げ観測が強まればドル高だが 予想レンジ : 87.30 ~ 91.00 円 他の通貨に連動する相場に 予想レンジ : 82.50 ~ 87.00 円 20 日線と 60 日線の狭間で推移? 予想レンジ : 11.20 ~ 11.70 円 2-4 5-6 7 経済指標カレンダー

More information

外為ウィークリービュー 1月12日号

外為ウィークリービュー 1月12日号 2010/01/12 ドルキャリー再開の可能性も 通貨ペア基調 ユーロ / 円ユーロ / ドルポンド / 円ポンド / ドルスイス / 円ドル / スイス 株 商品高でクロス円上昇 予想レンジ : 131.50 ~ 134.80 円 ドルキャリー再開の可能性も 予想レンジ : 1.4250 ~ 1.4620 ドル アイスランド続報に要注意 予想レンジ : 146.00 ~ 150.50 円 英米経済指標の確認相場に

More information

外為ウィークリービュー 5月17日号

外為ウィークリービュー 5月17日号 2010/05/17 リスクに対する警戒感の強弱がカギに 通貨ペア基調ページ数 ドル / 円 カナダドル / 円 香港ドル / 円 急激な相場の動きに注意 予想レンジ : 90.50 ~ 94.00 円 原油価格の動向に注目 予想レンジ : 85.50 ~ 94.40 円 クロス円の動きに従う 予想レンジ : 11.65 ~ 12.10 円 2-4 5-6 7 経済指標カレンダー 一週間の予定を一覧で表示

More information

外為ウィークリービュー 11月30日号

外為ウィークリービュー 11月30日号 2009/11/30 ドバイの火種 が波乱要因に 通貨ペア基調ページ数 ドル / 円 カナダドル / 円 香港ドル / 円 ドバイ発の混乱は収束するか 予想レンジ : 85.00 ~ 89.20 円 金 原油の急落にも注意 予想レンジ : 80.60 ~ 83.60 円 20 日移動平均線までの戻りも 予想レンジ : 11.00 ~ 11.50 円 2-4 5-6 7 経済指標カレンダー 一週間の予定を一覧で表示

More information

外為ウィークリービュー 11月29日号

外為ウィークリービュー 11月29日号 2010/11/29 欧州債務問題の拡大懸念 通貨ペア基調 ユーロ / 円ユーロ / ドルポンド / 円ポンド / ドルスイス / 円ドル / スイス ポルトガル スペインへの波及を懸念 予想レンジ : 109.00 円 ~113.50 円 ドル資金の本国回帰も 予想レンジ : 1.3000~1.3380 ドル 英要人発言には注目 予想レンジ : 129.60 ~ 133.80 円 軸は米経済指標とユーロ

More information

外為ウィークリービュー 11月29日号

外為ウィークリービュー 11月29日号 2010/11/29 米国の指標 と 欧州の報道 が軸になる週 通貨ペア基調ページ数 ドル / 円 カナダドル / 円 香港ドル / 円 米雇用統計を睨んで 予想レンジ : 82.50 ~ 85.00 円 加経済指標にも要注目 予想レンジ : 81.10 ~ 84.10 円 欧州の財政不安も波乱要因に 予想レンジ : 10.60 ~ 10.93 円 2-4 5-6 7 経済指標カレンダー 一週間の予定を一覧で表示

More information

Microsoft Word

Microsoft Word NY マーケットレポート (2015 年 3 月 2 日 ) NY 市場では 発表された米国の経済指標がまちまちの結果となったことから やや反応は限定的となった ただ 米長期債利回りが 1 週間ぶりの高水準となり 日米金利差拡大観測が意識され ドル買い 円売りが優勢となった また 米株価が堅調な動きとなったことも影響して クロス円も堅調な動きとなった 1 NY 市場レポート 22:00 ドル / 円

More information

2013 年 8 月 19 日号

2013 年 8 月 19 日号 213 年 8 月 19 日号 金の投資資金の動き ETF 残高は増加 先物買いは拡大 金 ETF の現物保有高 大口投機家の取組 =CFTC NY 金単位 : 枚 英 ETFS ドバイアメリカ南アフリカ英 GBS オーストラリアドル建て金 ドル / オンス 3/3 4/3 5/3 6/3 7/3 8/3 9/3 1/3 11/3 12/3 13/3 3, 25,, 15, 1, 5, -5, -1,

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 本資料に記載されている見通しは 弊社グローバル債券 通貨運用グループ ( 以下 債券チーム ) の見解です 今週の戦略要旨 日本国債の割高感が高まっていることや 予定されている財政および金融政策関連の会合の存在が 日本国債に対する ( これ以上の金利低下の ) 重しとなると考えられます 弊社では 特に長期ゾーンにおいて日本金利はやや上昇すると見ています 先週発表された豪州のインフレ率は市場予想を大きく下回り

More information

Microsoft Word doc

Microsoft Word doc NY マーケットレポート (2015 年 6 月 22 日 ) NY 市場では ギリシャが債務協議に向け新提案を出したことを受けて ユーログループ議長などが週内の合意の可能性を示唆したことから ギリシャ協議に対する楽観的な見方が広がり ユーロは主要通貨に対して堅調な動きとなった そして 欧米の株価が上昇したことから 投資家のリスク志向の動きが強まり 円が売られる動きとなり ドル円 クロス円は堅調な動きとなった

More information

オーバルネクスト ETF 情報 2010 年 2 月 15 日号 ( 株 ) オーバルネクスト 東京都中央区日本橋兜町 13-2 TEL 03(5641)5777

オーバルネクスト ETF 情報 2010 年 2 月 15 日号 ( 株 ) オーバルネクスト 東京都中央区日本橋兜町 13-2 TEL 03(5641)5777 オーバルネクスト ETF 情報 21 年 2 月 15 日号 ( 株 ) オーバルネクスト 13-26 東京都中央区日本橋兜町 13-2 TEL 3(5641)5777 http://www.ovalnext.co.jp/ 金の投資資金の動き リスク回避で先物手じまい売り ETF は横ばい 金 ETF の現物保有高 大口投機家の取組 =CFTC NY 金単位 : 枚 1 2 ドバイアメリカ南アフリカロンドンオーストラリアドル建て金

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 本資料に記載されている見通しは 弊社グローバル債券 通貨運用グループ ( 以下 債券チーム ) の見解です 今週の戦略要旨 FRB( 米連邦準備制度理事会 ) のイエレン議長は グローバル金融市場のリスクの高まりに対して懸念を示し 2016 年の利上げは慎重に進めると示唆しました 2016 年初 クレジット市場は軟調な動きを示していましたが コモディティ価格の落ち着きや資金フローの改善を背景に 直近

More information

Microsoft Word doc

Microsoft Word doc NY マーケットレポート (2014 年 9 月 11 日 ) 昨晩の NY 外国為替市場は 米国の新規失業保険申請件数が前週末に比べ悪化していたことを受けて軟調に寄り付きました 黒田日銀総裁が出演したテレビ番組の中で追加緩和について 追加緩和でやれることはもうないということはない などと発言したことで 一時 107 円 20 銭という高値を付けました 一方 米株式市場はオバマ大統領が イスラム国

More information

ドル上昇トレンド 赤色スパンの向きは 上昇方向であり ドル長期上昇トレンドを示しています そして 買いシグナ ルが点灯していますが すでに 逆行パターン から 順行パターン に変化しています 遅行スパンは ゾーンやローソク足の上方を推移しており 長期的にも短期的にも ドル買い優勢 を示しています 尚

ドル上昇トレンド 赤色スパンの向きは 上昇方向であり ドル長期上昇トレンドを示しています そして 買いシグナ ルが点灯していますが すでに 逆行パターン から 順行パターン に変化しています 遅行スパンは ゾーンやローソク足の上方を推移しており 長期的にも短期的にも ドル買い優勢 を示しています 尚 最強の投資手法 スパンモデル スーパーボリンジャー によるシンプルトレード ドル円 ユーロドル ユーロ円 豪ドル円 豪ドルドル ポンド円 ポンドドルに関して 今後 1 週間程度の相場予測 ( 本レポートでは 日足スーパーボリンジャー と 日足スパンモデル に基づいた簡単な分析 解説に限定 ) を掲載します 尚 日足のスーパーボリンジャーやスパンモデルは 主に デイトレード スイングトレードの大局観の把握や

More information

Microsoft Word

Microsoft Word NY マーケットレポート (2014 年 7 月 29 日 ) NY 市場では FOMC の声明で 米 FRB がよりタカ派的姿勢を示すかもしれないとの観測を受けて ドルが主要通貨に対して堅調な動きとなった また 7 月米消費者信頼感指数が 市場予想を上回り 2007 年 10 月以来の高水準となったことも支援材料となった しかし FOMC や GDP 雇用統計など 重要な米経済指標の発表を控えて様子見ムードも強く

More information

目  次

目  次 鳥居万友美のチャート分析 2016 年 7 月 3 日 27th week ドル / 円 月足 6 月のローソク足は 下ひげの長い陰線で確定となりました ボリンジャーバンドは前週よりさらに広がり ミドルライン (21MA) は下向き そして -1σ と 10EMA がくっつきました 一時的ではありますが フィボナッチの 50% ラインを割り込む場面もありましたが 結局ひげになっているので今後しっかり割り込むかどうかに注目です

More information

2011 年 1 月 17 日号

2011 年 1 月 17 日号 211 年 1 月 17 日号 金の投資資金の動き ETF 残高減少 先物買いも縮小 金 ETF の現物保有高 大口投機家の取組 =CFTC NY 金単位 : 枚 18 16 14 12 1 8 6 4 2 英 ETFS ドバイアメリカ南アフリカ英 GBS オーストラリアドル建て金 ドル / オンス 3/3 4/3 5/3 6/3 7/3 8/3 9/3 1/3 15 13 11 9 7 5 3 35,

More information

2012 年 10 月 15 日号

2012 年 10 月 15 日号 212 年 1 月 15 日号 金の投資資金の動き ETF 残高は増加 先物買いは拡大 金 ETF の現物保有高 大口投機家の取組 =CFTC NY 金単位 : 枚 英 ETFS ドバイアメリカ南アフリカ英 GBS オーストラリアドル建て金 ドル / オンス 3, 25,, 15, 買い玉 差し引き ( 折れ線 ) 5, 3/3 4/3 5/3 6/3 7/3 8/3 9/3 1/3 11/3 12/3-5,

More information

目  次

目  次 鳥居万友美のチャート分析 2016 年 7 月 10 日 28th week ドル / 円 月足 ボリンジャーバンドはエクスパンション継続中 ミドルライン (21MA) は下向き -1σ と 10EMA がくっついていて RCI は 3 本揃って下向きの強い下げ示唆です スイングでひたすら戻り売り目線です 週足 RCI は 3 重底で節目を迎えていますので 戻りやもみあい 乱高下の動きになる可能性があります

More information

ファンダの鬼・柳澤 浩と小杉 篤諭の「ファンダメンタルズの学び方、活かし方セミナー!」

ファンダの鬼・柳澤 浩と小杉 篤諭の「ファンダメンタルズの学び方、活かし方セミナー!」 オンラインセミナー ファンダの鬼 柳澤浩と小杉篤諭の ファンダメンタルズの学び方 活かし方セミナー! 6 月 13 日 ( 水 ) 午後 8 時 ~9 時 30 分 背景出所 : photoac 1 ファンダメンタルズとは? 経済的基礎条件の事 2 経済的基礎条件と為替相場 国の経済状況の良し悪しが通貨価値を決める 2 国間の経済状況を比べる事でその通貨ペアのレートの大まかなレベルが決まる 3 経済的基礎条件と為替相場

More information

< 豪州債券市場の市況および今後の見通し > 2016 年の豪州債券市場では 金利が低下しました 年初から 2 月にかけては 中国株をはじめ世界の株式市場が下落するなど市場のリスク回避姿勢が強まる中 金利低下が進みました 1 月末に日銀のマイナス金利導入発表を受け 欧州など他国でもさらなる金融緩和期

< 豪州債券市場の市況および今後の見通し > 2016 年の豪州債券市場では 金利が低下しました 年初から 2 月にかけては 中国株をはじめ世界の株式市場が下落するなど市場のリスク回避姿勢が強まる中 金利低下が進みました 1 月末に日銀のマイナス金利導入発表を受け 欧州など他国でもさらなる金融緩和期 豪州経済の現状と見通し < 豪州経済について > 2016 年 7 月 13 日 1-3 月期の実質 GDP( 国内総生産 ) 成長率は前年同期比 +3.1% と豪州経済は堅調に回復しています 資源投資の冷え込みにより設備投資が弱いものの 底堅い個人消費や好調な輸出が豪州経済の回復を支えています 今後も RBA( 豪州準備銀行 ) の金融緩和などを支援材料に豪州経済は堅調に回復する見込みです 労働市場では

More information

○ユーロ

○ユーロ EURO Indicators 定例経済指標レポート Euro Weekly(1/17~1/1) 発表日 :7 年 1 月 6 日 ( 水 ) ~ 景気先行サーベイは再び低下 ~ 経済指標の振り返り 第一生命経済研究所経済調査部副主任エコノミスト橋本択摩 (3-51-6) 発表日指標 イベントなど結果コンセンサス前回 1/17( 月 ) ( 英 )1 月ライトムーブ住宅価格 ( 前年比 ) ( 欧

More information

経済指標カレンダー 5 月 7, 月 13,2017 AUD 1.50% NZD 1.75% EUR 0.00% CAD 0.50% GBP 0.25% USD 0.75% CHF -0.75% JPY -0.10

経済指標カレンダー   5 月 7, 月 13,2017 AUD 1.50% NZD 1.75% EUR 0.00% CAD 0.50% GBP 0.25% USD 0.75% CHF -0.75% JPY -0.10 経済指標カレンダー www.dailyfx.com 5 月 7,2017-5 月 13,2017 research@dailyfx.com AUD 1.50% NZD 1.75% EUR 0.00% CAD 0.50% GBP 0.25% USD 0.75% CHF -0.75% JPY -0.10% 日付通貨イベント GMT EDT 予想前回 6-5 月土曜日 CNY CNYForeignReserves

More information

サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01% MSCI 新興国株価指数は 0.18% と新興国が

サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01% MSCI 新興国株価指数は 0.18% と新興国が Athena Wealth Management 2016 年 10 月 Investment Research Report インベストメントリサーチレポート サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01%

More information

untitled

untitled - 1 - 2006 4.5 630 4.1 695 WTO 05 12.724.77.5 29.6 24.6 24.7 6.4 0.7 06 5.6 401 25.79 147 1 06 6.3 569 18.7 39 12.2 22 3 6 10 3 25 10-3 - naotaka.sonoda@cn.smbc.co.jp (1) 16t 6,000 2004 2003 5,000 2004

More information

(2) 資産構成割合の推移 ( 給付確保事業 ) 1 資産配分実績の基本ポートフォリオからの乖離の推移 2 実践ポートフォリオと資産配分実績の推移 3. 運用受託機関 平成 29 年 3 月末現在 2

(2) 資産構成割合の推移 ( 給付確保事業 ) 1 資産配分実績の基本ポートフォリオからの乖離の推移 2 実践ポートフォリオと資産配分実績の推移 3. 運用受託機関 平成 29 年 3 月末現在 2 平成 28 年度国民年金基金連合会資産運用結果 1. 平成 28 年度運用実績 (1) 連合会全体の運用利回り ( 修正総合利回り ) 給付確保事業 共同運用事業 中途脱退事業 5.54% 5.87% 5.86% ( 注 1) 連合会全体 5.71% 37,219 億円 複合ベンチマーク 年度通期 ( 参考 ) 積立金額 ( 注 2) 5.83% - 17,180 億円 12,993 億円 6,701

More information

GFT FX/CFDモーニング・コメント*9日の市場展望*

GFT FX/CFDモーニング・コメント*9日の市場展望* GFT FX/CFD モーニング コメント -30 日の市場展望 - GFT シニアエコノミスト前川明 1 30 日の市場展望 : 株価 3 日続伸か - オーハ ーナイトの米株価キ リシャ緊縮財政策可決で 3 日続伸 為替相場プレビュー : ト ル円底堅い展開か オーハ ーナイトでト ル主要通貨に総じて下落 - 米新規失業保険 ユーロ CPI ECB 総裁証言 日経平均プレビュー : 株価 3 日続伸か

More information

IMM 通貨先物のポジション動向 (2014 年 11 月 11 日時点 ) 米ドル買いポジションは 3 週間ぶりに縮小 2014 年 11 月 17 日 米商品先物取引委員会 (CFTC) が発表した IMM 通貨先物 1 によると 投機筋 (Non Commercial 非商業部門 ) による主

IMM 通貨先物のポジション動向 (2014 年 11 月 11 日時点 ) 米ドル買いポジションは 3 週間ぶりに縮小 2014 年 11 月 17 日 米商品先物取引委員会 (CFTC) が発表した IMM 通貨先物 1 によると 投機筋 (Non Commercial 非商業部門 ) による主 IMM 通貨先物のポジション動向 (214 年 11 月 11 日時点 ) 米ドル買いポジションは 3 週間ぶりに縮小 214 年 11 月 17 日 米商品先物取引委員会 (CFTC) が発表した IMM 通貨先物 1 によると 投機筋 (Non Commercial 非商業部門 ) による主要 8 通貨の米ドル合成ポジションは 45.9 億ドルの買い持ちと 前週の 456.9 億ドルの買い持ちから

More information

NZD NZDANZActivityOutlook 01:00 21: NZD ニュージーランド NBNZビジネス信頼感指数 01:00 21: AUD オーストラリア HIA 新規住宅販売件数 (MoM) 01:00 21:00 0.6% AUD オーストラリア民間事業

NZD NZDANZActivityOutlook 01:00 21: NZD ニュージーランド NBNZビジネス信頼感指数 01:00 21: AUD オーストラリア HIA 新規住宅販売件数 (MoM) 01:00 21:00 0.6% AUD オーストラリア民間事業 経済指標カレンダー www.fxcm.co.jp 6 月 28,2015-7 月 3,2015 support@fxcm.co.jp AUD 2.00% NZD 3.25% EUR 0.05% CAD 0.75% GBP 0.50% USD 0.25% CHF -0.75% JPY 0.10% 日付通貨イベント GMT EDT 予想前回 28-6 月日曜日 JPY 日本主要小売業売上高 23:50

More information

平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) (

平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) ( 平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) (TSEREIT) (S&P500) (FT100) ( 上海 ) 2009 年 1 月 -7.6% -8.8%

More information

untitled

untitled 平成 22 年 12 月 16 日経済調査室 概況ユーロ圏は経済が好調なこともあり 緩やかな回復基調にある 但し 域内での成長率格差は依然残っており 二極化が続いている 第 3 四半期の実質 GDP 成長率は前期比 0.4%( 前年比 1.9%) と 前期の同 %( 同 2.0%) から減速した 需要項目別にみると 個人消費や政府消費の伸びが若干加速した一方で 在庫調整進展の効果が剥落してきていることから

More information

人民元週間レポート 2019 年 3 月 29 日発行 みずほ銀行 ( 中国 ) 有限公司 中国為替資金部

人民元週間レポート 2019 年 3 月 29 日発行 みずほ銀行 ( 中国 ) 有限公司 中国為替資金部 人民元週間レポート 2019 年 3 月 29 日発行 みずほ銀行 ( 中国 ) 有限公司 中国為替資金部 人民元為替概況 今週の回顧 : リセッションへの警戒感から相場は上下する展開 22 日 欧州圏経済指標が市場予想を下回ったことや米金利市場で長短金利の逆転 ( 逆イールド ) が発生したこと等からリセッション ( 景気後退 ) への警戒感が高まり グローバルにリスクオフの展開となった 週明け

More information

GFT FX/CFDモーニング・コメント*9日の市場展望*

GFT FX/CFDモーニング・コメント*9日の市場展望* GFT FX/CFD モーニング コメント -5 日の市場展望 - GFT シニアエコノミスト前川明 1 5 日の市場展望 : 株価続落か - オーハ ーナイトの米株価米雇用統計大幅下振れで大幅続落 為替相場プレビュー : ト ル円上値重い展開か オーハ ーナイトでト ル主要通貨にまちまち - 本日 米祝日 中国サーヒ ス業指数 ユーロ圏小売 独英サーヒ ス業 ECB 総裁講演など 日経平均プレビュー

More information

Invesco Premia Plus Fund

Invesco Premia Plus Fund 月次運用レポート 販 売 用 資 料 2018年6月29日現在 当資料ご利用の際は 最終頁の ご留意いただきたい事項 をお読みください お申し込みの際は 必ず 投資信託説明書 交付目論見書 をご覧ください 1/6 2018 年 6 月 29 日現在 商品概要 設定日 2014 年 11 月 28 日信託期間 2024 年 11 月 20 日まで決算日 5 月 20 日および 11 月 20 日 (

More information

TFX_フィスコ通貨ウォッチャー

TFX_フィスコ通貨ウォッチャー Trend Report 11 月米雇用統計予想通りならドル上昇につながる可能性 < 前回のレビュー (10 月雇用統計 )> ( 日本時間 11 月 2 日午後 9 時 30 分発表 ) 非農業部門雇用者数 : 前月比 +25.0 万人 ( 市場予想 :+20.0 万人程度 ) 失業率 :3.7% ( 市場予想 :3.7%) 平均時給 : 前年比 +3.1% ( 市場予想 :+3.1%) 11 月

More information

Microsoft Word - 海外・予_ 指標予定.doc

Microsoft Word - 海外・予_ 指標予定.doc Weekly Global Economy 海外経済指標 イベント予定 (2009 年 2 月 9 日 ~2 月 13 日 ) 発表日 :2009 年 2 月 5 日 ( 木 ) 第一生命経済研究所経済調査部 03-5221-5001 発表日 ( 日本時間 ) イベント ( 経済指標 講演 等 ) 当社予想 コンセンサス 市場予想レンジ 前月値 ( 前回値 ) 2.9 ( 月 ) ( マレーシア )

More information

株式市場 米国株 新政権の政策期待による上昇も一服 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました ISM( 全米供給管理協会 ) 指数など月初に発表された経済統計がおおむね良好であったことを受け 月前半の株式市場は堅調に推移しました 月半ば以降は 高値警戒感な

株式市場 米国株 新政権の政策期待による上昇も一服 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました ISM( 全米供給管理協会 ) 指数など月初に発表された経済統計がおおむね良好であったことを受け 月前半の株式市場は堅調に推移しました 月半ば以降は 高値警戒感な 1 月の投資環境見通し世界の株式 債券 為替 REIT 市場 日本株 スピード調整後 持ち直しへ 株式市場 日経平均株価 19,114.37 円 4.40% 先月の回顧 国内株式市場は上昇しました 上旬から中旬にかけては イタリアの政治情勢が懸念される局面もありましたが 良好な米国や中国の経済指標の発表 FOMC( 米国連邦公開市場委員会 ) での政策金利見通しの引き上げなどを受け 円安が一段と進んだことから

More information

マネーマーケットマンスリー

マネーマーケットマンスリー Money Market Monthly マネーマーケットマンスリー 21 1 No.271 国内経済 回復は鈍い 金利 低水準でもみ合い 短期金利 株式 高値圏もみ合い J-REIT 外国為替 大幅円安後の調整に注意 米国金利日米主要経済指標 金利 株価 為替相場動向 ----------------------------------------- 日米の大型 IPO IPO とは株式新規公開のことを指し

More information

米国株 投資家心理が落ち着けば 上昇基調に回帰と想定 株式市場 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 長期金利の上昇を契機に急落米国株式市場は下落しました 月初に発表された1 月の雇用統計において 時間当たり賃金が市場予想を上回る伸び率となったことを受けて 長期金利が約 4 年ぶ

米国株 投資家心理が落ち着けば 上昇基調に回帰と想定 株式市場 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 長期金利の上昇を契機に急落米国株式市場は下落しました 月初に発表された1 月の雇用統計において 時間当たり賃金が市場予想を上回る伸び率となったことを受けて 長期金利が約 4 年ぶ 3 月の投資環境見通し世界の株式 債券 為替 REIT 市場 株式市場 日本株 調整一巡後は順調な企業業績に再び焦点が当たると予想 日経平均株価 22,068.24 円 -4.46% 先月の回顧 米国発の金利上昇 株安を受け下落国内株式市場は下落しました 月初に発表された1 月の米国雇用統計において時間当たり賃金が市場予想を上回る伸び率となったことで米国景気の過熱が意識されました これにより 米国の長期金利が上昇するとともに米国株が下落したため

More information

<4D F736F F F696E74202D E835A838B94C5817A837D815B B834A E738FEA816A2E >

<4D F736F F F696E74202D E835A838B94C5817A837D815B B834A E738FEA816A2E > マーケットフォーカス ( アジア市場 ) 1 年 3 月号 各国の実質 GDP 成長率 ( 前年同期比 ) の推移 経済 各国の消費者物価指数 ( 前年同月比 ) の推移 各国の政策金利の推移 ご参考資料 1 年 3 月 1 日 1 (1 年 1 1 月期 ~17 年 1 1 月期 四半期 ) インドネシア フィリピン 中国 1 (15 年 月 ~1 年 月 月次 ) インドネシアフィリピン 中国

More information

FOMC 2018年のドットはわずかに上方修正

FOMC 2018年のドットはわずかに上方修正 米国 2018 年 6 月 14 日全 5 頁 FOMC 2018 年のドットはわずかに上方修正 利上げの進展に伴い フォワードガイダンスを大幅に削除 ニューヨークリサーチセンターシニアエコノミスト橋本政彦 [ 要約 ] 2018 年 6 月 12 日 ~13 日に開催された FOMC( 連邦公開市場委員会 ) では 政策金利で ある FF( フェデラルファンド ) レートの誘導目標レンジを 従来の

More information

米国の利上げ見送りと日本の長期化した金融緩和

米国の利上げ見送りと日本の長期化した金融緩和 October vol. EY. : Contact EY EYInstitute@jp.ey.com. P.. P.. P.. P. P. P. P.. P.. P.9. P. . 9 FRB PCE.% % OPEC FRB 9FOMC FRB CME Fed Watch -bp -bp -bp 9 月 月 月 月 月 月 年 年 < 利上げ時期 > CME Fed Watch EY 9 vol.

More information

第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +0.09% 実現収益率 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用収益額 億円 実現収益額 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用資産残高 ( 第 2 四半期末 ) 357 億円 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に

第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +0.09% 実現収益率 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用収益額 億円 実現収益額 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用資産残高 ( 第 2 四半期末 ) 357 億円 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に 第 2 四半期 退職等年金給付調整積立金 管理及び運用実績の状況 ( 地方公務員共済組合連合会 ) 第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +0.09% 実現収益率 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用収益額 +0.33 億円 実現収益額 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用資産残高 ( 第 2 四半期末 ) 357 億円 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に判断することが必要です

More information

Microsoft PowerPoint - ï¼fiã••PAL镕年+第ï¼fiQ;ver5.pptx

Microsoft PowerPoint - ï¼fiã••PAL镕年+第ï¼fiQ;ver5.pptx 第 3 四半期 退職等年金給付調整積立金 管理及び運用実績の状況 ( 地方公務員共済組合連合会 ) 第 3 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +0.10% 実現収益率 ( ) ( 第 3 四半期 ) 運用収益額 +0.38 億円 実現収益額 ( ) ( 第 3 四半期 ) 運用資産残高 ( 第 3 四半期末 ) 410 億円 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に判断することが必要です

More information

受益者の皆様へ 平成 28 年 2 月 15 日 弊社投資信託の基準価額の下落について 平素より弊社投資信託をご愛顧賜り 厚くお礼申しあげます さて 先週末 2 月 12 日 ( 金 ) 以下のファンドの基準価額が 前営業日の基準価額に対して 5% 以上下落しており その要因につきましてご報告いたし

受益者の皆様へ 平成 28 年 2 月 15 日 弊社投資信託の基準価額の下落について 平素より弊社投資信託をご愛顧賜り 厚くお礼申しあげます さて 先週末 2 月 12 日 ( 金 ) 以下のファンドの基準価額が 前営業日の基準価額に対して 5% 以上下落しており その要因につきましてご報告いたし 受益者の皆様へ 平成 28 年 2 月 15 日 弊社投資信託の基準価額の下落について 平素より弊社投資信託をご愛顧賜り 厚くお礼申しあげます さて 先週末 2 月 12 日 ( 金 ) 以下のファンドの基準価額が 前営業日の基準価額に対して 5% 以上下落しており その要因につきましてご報告いたします ファンド名 JA TOPIX オープン 2 月 12 日の基準価額 10,141 円 前営業日比ベンチマーク

More information

経済指標カレンダー 8 月 5, 月 10,2018 AUD 1.50% NZD 1.75% EUR 0.00% CAD 1.50% GBP 0.75% USD 2.00% CHF -0.75% JPY -0.10

経済指標カレンダー   8 月 5, 月 10,2018 AUD 1.50% NZD 1.75% EUR 0.00% CAD 1.50% GBP 0.75% USD 2.00% CHF -0.75% JPY -0.10 経済指標カレンダー www.dailyfx.com 8 月 5,2018-8 月 10,2018 research@dailyfx.com AUD 1.50% NZD 1.75% EUR 0.00% CAD 1.50% GBP 0.75% USD 2.00% CHF -0.75% JPY -0.10% MXN 7.75% 日付通貨イベント GMT EDT 予想前回 5-8 月日曜日 AUD オーストラリア

More information

Microsoft Word doc

Microsoft Word doc NY マーケットレポート (2013 年 9 月 9 日 ) 昨晩の NY 外国為替市場は 米国の主要な経済指標の発表がなく 材料に乏しい中 序盤のドル円 クロス円は小動きの展開で始まりました その後 ロシア外相がシリア外相に対して シリア攻撃回避のため化学兵器禁止条約への参加を提案し それに対しシリア外相が ロシア外相の発言を歓迎する と応じと伝わったことから リスク回避の動きが和らぎ ドル円 クロス円は堅調な動きとなりました

More information

株式市場 米国株 国内外の政治動向に注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 好調な企業決算発表を受けて上昇米国株式市場は上昇しました 月前半までは2017 年 1-3 月期の決算発表内容が総じて好調であったことが株価を支えました 月半ばには コミー前 FBI( 連邦捜査局 )

株式市場 米国株 国内外の政治動向に注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 好調な企業決算発表を受けて上昇米国株式市場は上昇しました 月前半までは2017 年 1-3 月期の決算発表内容が総じて好調であったことが株価を支えました 月半ばには コミー前 FBI( 連邦捜査局 ) 6 月の投資環境見通し世界の株式 債券 為替 REIT 市場 日本株 カタリスト ( 相場材料 ) 不足は時間が解決しよう 株式市場 日経平均株価 19,650.57 円 2.36% 先月の回顧 堅調だが 好悪材料共に乏しく狭いレンジで推移国内株式市場は上昇しました 月前半はフランス大統領選挙の決選投票でマクロン氏が当選したことが好感されたほか 増益基調が確認できた国内企業決算が支えとなり 株価は上昇しました

More information

MONEXグローバル個人投資家サーベイ

MONEXグローバル個人投資家サーベイ June 18 MONEX グローバル個人投資家サーベイ第 25 回 18 年 6 月調査 個人投資家の皆様の相場環境に対する意識調査のため 18 年 5 月 28 日 ~6 月 4 日にマネックス証券でお取引をする個人投資家様にアンケートを実施しました ご回答くださった皆様には ご協力に感謝いたします 誠にありがとうございました ( 当社ウェブサイトへの掲載日は 18 年 6 月 14 日です )

More information

第 1 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +1.54% 収益率 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1.02% 実現収益率 ( )) 運用収益額 +3,222 億円 総合収益額 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1,862 億円 実現収益額 ( )) 運用資産残高 ( 第 1 四半期末 )

第 1 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +1.54% 収益率 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1.02% 実現収益率 ( )) 運用収益額 +3,222 億円 総合収益額 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1,862 億円 実現収益額 ( )) 運用資産残高 ( 第 1 四半期末 ) 第 1 四半期 厚生年金保険給付積立金 管理及び運用実績の状況 ( 地方公務員共済 ) 第 1 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +1.54% 収益率 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1.02% 実現収益率 ( )) 運用収益額 +3,222 億円 総合収益額 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1,862 億円 実現収益額 ( )) 運用資産残高 ( 第 1 四半期末 ) 20 兆 9,633

More information

1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX) 30 第 1 運用状況 ( 速報 ) 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に判断することが必要ですが 国民の皆様に対して適時適切な情報提供を行う観点から 作成 公表が義務付けられている事業ごとの業務概況書のほか ごとに運用状況の速報として公表を行うものです 収益は 各期末時点での時価に基づく評価であるため 評価損益を含んでおり 市場の動向によって変動するものであることに留意が必要です

More information

外為マンスリービュー11月1日号

外為マンスリービュー11月1日号 2016/12/01 トランプドル高の持続性は 通貨ペア基調ページ数 ドル / 円 FOMC 後の出尽くしを警戒 予想レンジ : 109.000~118.000 円 2-3 カナダ / 円 期待先行の反動に注意 予想レンジ : 79.200~86.900 円 4-5 通貨ペアをクリックすると そのページにジャンプします 本レポートは 投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり 投資勧誘を目的として提供するものではありません

More information

株式市場 米国株 上値が重く神経質な展開 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました FOMC( 米国連邦公開市場委員会 ) における利上げの有無 大統領選挙の動向 ドイツの大手銀行の資本不足懸念などに一喜一憂する展開となりました 月半ばにかけて 利上げ観測や原油

株式市場 米国株 上値が重く神経質な展開 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました FOMC( 米国連邦公開市場委員会 ) における利上げの有無 大統領選挙の動向 ドイツの大手銀行の資本不足懸念などに一喜一憂する展開となりました 月半ばにかけて 利上げ観測や原油 10 月の投資環境見通し世界の株式 債券 為替 REIT 市場 日本株 米国大統領選挙の情勢に対して神経質な展開 株式市場 日経平均株価 16,449.84 円 -9% 先月の回顧 国内株式市場は下落しました 日米の中央銀行の政策や 米国大統領選挙の動向などに一喜一憂する展開でした 月半ばにかけて 米国での利上げ観測やクリントン候補の健康問題などで株価は下落しました その後 日銀による金融緩和の持続性を高めるような政策変更や

More information

【16】ゼロからわかる「世界経済の動き」_1704.indd

【16】ゼロからわかる「世界経済の動き」_1704.indd 1. 世界全体の経済規模は? 2. 主な国 地域の経済規模の動向は? 3. 世界経済の成長は? 4. 世界経済下支えのための金融政策は? 世界全体の経済規模は? 世界の名目 G D P 総額 ( 2 1 6 年末 ) は 約 7 5 兆米ドルで 2 年末時点と比較すると約 2. 2 倍になっています 世界の名目 GDP 規模とシェアの推移 ( 兆米ドル ) 8 7 6 5 約 2.2 倍 約 75

More information

MONEX 個人投資家サーベイ 2016年2月調査

MONEX 個人投資家サーベイ 2016年2月調査 MONEX 個人投資家サーベイ 16 年 2 月調査 個人投資家の皆様の相場環境等に対する意識調査のため 16 年 2 月 5 日 ~2 月 8 日にマネックス証券に口座をお持ちのお客様向けにアンケートを実施しました ご回答くださった皆様のご協力に感謝いたします 誠にありがとうございました 今回は個人投資家の皆様の相場観等について調査結果をまとめました MONEX 個人投資家サーベイ は 個人投資家の相場環境に対する意識調査として毎月アンケートを行い

More information

外為マンスリービュー 1月号 【ドル/円・ユーロ/円】

外為マンスリービュー 1月号 【ドル/円・ユーロ/円】 2019/01/04 年始の円急騰の影響は? 通貨ペア基調ページ数 ドル / 円 振れ幅大きい展開が続く 予想レンジ :104.000~111.000 円 2-3 ユーロ / 円 外的要因に左右される 予想レンジ : 118.000~129.000 円 4-5 通貨ペアをクリックすると そのページにジャンプします 本レポートは 投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり 投資勧誘を目的として提供するものではありません

More information

スライド 1

スライド 1 No.798 2. 今週 11/5~11/9 中間選挙を経て株高を見込む 1. 先週 10/29~ 前週までの下げの反動から株価反発 先週の日株価は 前週までの下げの反動から買い戻し優勢の展開 堅調な企業決算も支え 週末は トランプ大統領が中貿易合 意の草案作成指示との報道を受け 日経平均株価は22,000円台を 回復 ただ NY時間にクドローNEC(国家経済会議)委員長が草案作 成指示の事実はないと否定した

More information

低インフレ 乏しい利上げ観測労働市場に目を向けると 8 月の失業率は約 年ぶりの低水準となる5.3% に低下した 雇用者数も伸びており 一部では技術者不足の声も聞かれる RBAは今後数年 失業率は自然失業率とされる5.% を目指して低下が続くとの見方を示している ただ 賃金の上昇率は ~ 月期が前年

低インフレ 乏しい利上げ観測労働市場に目を向けると 8 月の失業率は約 年ぶりの低水準となる5.3% に低下した 雇用者数も伸びており 一部では技術者不足の声も聞かれる RBAは今後数年 失業率は自然失業率とされる5.% を目指して低下が続くとの見方を示している ただ 賃金の上昇率は ~ 月期が前年 平成 3 年台風 1 号 北海道胆振東部地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げますとともに 被災地の一日も早い復旧 復興を祈念いたします 豪ドル : 中国経済の懸念が重し対ドルで 1 年安値が意識される展開も No.17 18 年 9 月 日作成 要旨 豪州経済は緩やかな成長続く 豪州経済は緩やかな拡大が続くもインフレは低く 乏しい利上げ観測 上値重い豪ドル相場とその背景 1 金利はITバブル期以来の

More information

FXウィークリー・レポート

FXウィークリー・レポート 217/ 6/5 投資情報部 FX ストラテジスト福田煕輝 政治動向に注視しつつも 関心は来週の FOMC へ ( 先週のレビュー ) 予想を下回る米 5 月雇用統計を受け ドル円は11.3 円台まで急落 先週のドル円相場は 国内外の株高や米利上げ期待等から一時 1ドル =111.71 円まで上昇したが 予想を下回る米 5 月雇用統計の発表を受け 11.33 円まで急落した 5/29( 月 ) は

More information

今月の経済・金融情勢

今月の経済・金融情勢 29.1.15 今月の経済 金融情勢 ~ わが国をめぐる経済 金融の現状 ~ 29 年 1 月 農林中金総合研究所 調査第二部経済金融 Ⅰ 班 http://www.nochuri.co.jp/weekly/weekly.html 経済金融 情勢資料 2 1 年 1 月 1. 原油価格 (WTI 期近 終値 ) は 世界的な景気悪化や投資資金の引き揚げなどから下落基調が続き 8 年 12 月下旬に

More information

調査結果の要約 1. グローバル調査結果調査対象 : 日本 中国 ( ) の個人投資家 (1-1) 世界の株式市場見通し DI ( 注 ) は 3 地域そろって大幅上昇 各地域の個人投資家に今後 3 ヶ月程度の世界の株式市場に対する見通しを尋ねたところ 各地域とも前回調査 (17 年 5 月 ~6

調査結果の要約 1. グローバル調査結果調査対象 : 日本 中国 ( ) の個人投資家 (1-1) 世界の株式市場見通し DI ( 注 ) は 3 地域そろって大幅上昇 各地域の個人投資家に今後 3 ヶ月程度の世界の株式市場に対する見通しを尋ねたところ 各地域とも前回調査 (17 年 5 月 ~6 December. 17 MONEX グローバル個人投資家サーベイ 17 年 12 月調査 個人投資家の皆様の相場環境に対する意識調査のため 17 年 11 月 27 日 ~12 月 1 日にマネックス証券でお取引をする個人投資家様にアンケートを実施しました ご回答くださった皆様には ご協力に感謝いたします 誠にありがとうございました ( 当社ウェブサイトへの掲載日は 17 年 12 月 15 日です

More information

U

U Global Economic Indicators 海外経済指標予測とイベント予定 (2018 年 2 月 3 日 ~2 月 11 日 ) 2.3 ( 米 ) イエレン FRB 議長任期終了 ( 土 ) 2.4 ( コスタリカ ) 大統領選挙 ( 日 ) ( 米 ) ハ ウエル FRB 理事が新議長就任 作成日 :2018 年 2 月 1 日 ( 木 ) 第一生命経済研究所経済調査部 (03-5221-5001)

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション オーストラリアの投資環境 情報提供資料 9 年 月 日 ~ 改善傾向の財政見通しについて ~ 豪州政府は昨年 月中旬にMYEFO( 年央経済財政見通し ) を発表しました 政府はこの中で 今年度 (8-9 年度 :8 年 7 月 ~9 年 月 ) の財政赤字が当初予想の 億豪ドルから 億豪ドルに縮小すると見通しを上方修正し さらに来年度 (9- 年度 ) についても 億豪ドルの黒字 ( 当初予想 億豪ドル

More information

平成 28 年度第 3 四半期退職等年金給付組合積立金運用状況 警察共済組合

平成 28 年度第 3 四半期退職等年金給付組合積立金運用状況 警察共済組合 平成 28 年度第 3 四半期退職等年金給付組合積立金運用状況 警察共済組合 目次 1 運用実績の概要 ( 平成 28 年度第 3 四半期 ) 2 2 市場環境 ( 平成 28 年度第 3 四半期 ) 3 3 資産構成割合 ( 平成 28 年度第 3 四半期 ) 5 4 運用利回り ( 平成 28 年度第 3 四半期 ) 6 ( 参考 ) 運用利回り ( 前年度 ) 7 5 運用収入の額 ( 平成

More information

外為マンスリービュー11月1日号

外為マンスリービュー11月1日号 2016/12/05 トランプ相場の光と影 通貨ペア基調ページ数 豪ドル / 円 NZ ドル / 円 ランド / 円 リスクも無視はできない? 予想レンジ : 81.000 ~ 88.000 円 反動安に注意 予想レンジ : 77.500 ~ 83.500 円 週足チャートは上昇示唆 予想レンジ : 7.600 ~ 9.000 円 2-3 4-5 6-7 通貨ペアをクリックすると そのページにジャンプします

More information

外為マンスリービューⅠ北米編 5月号

外為マンスリービューⅠ北米編 5月号 2017/05/01 米景気と北朝鮮情勢がカギに 通貨ペア基調ページ数 ドル / 円 108 円台でひとまず底打ちか 予想レンジ : 108.500~114.500 円 2-3 カナダ / 円 トランプ米大統領と原油相場に注目 予想レンジ : 79.500~83.200 円 4-5 通貨ペアをクリックすると そのページにジャンプします 本レポートは 投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり

More information

DOCUMENT TITLE

DOCUMENT TITLE GFT FX/CFD モーニング コメント -2 日の市場展望 - 2010 年 8 月 2 日 GFT リサーチ : 前川明 1 2 日の市場展望 : 株価は上値の重い展開か - 前週末の米株価は総じて横ばい ドル円は一時 85 円台後半 為替相場プレビュー : ドル円は底堅い展開か - 前週末オーハ ーナイトでの安値を一段と割り込むには材料不足か 日経平均プレビュー : 株価は上値の重い展開か

More information

株式市場 米国株 トランプ氏の政策への期待感後退で調整も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました 11 月 8 日 ( 現地 ) に行われた大統領選挙でトランプ氏が当選し 減税やインフラ投資の拡大などの同氏の政策に注目が集まりました 債券市場では金利が上

株式市場 米国株 トランプ氏の政策への期待感後退で調整も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました 11 月 8 日 ( 現地 ) に行われた大統領選挙でトランプ氏が当選し 減税やインフラ投資の拡大などの同氏の政策に注目が集まりました 債券市場では金利が上 12 月の投資環境見通し世界の株式 債券 為替 REIT 市場 日本株 スピード調整を予想 株式市場 日経平均株価 18,308.48 円 5.07% 先月の回顧 国内株式市場は上昇しました 米国大統領選挙において トランプ氏の勝利が濃厚になるにつれ 株式市場では警戒感が広がり 一時株価は大きく下落しました しかし その後はインフラ ( 社会基盤 ) 投資や減税といったトランプ氏の景気刺激策に市場の関心が集まったことで

More information

人民元週間レポート 2017 年 6 月 16 日発行 みずほ銀行 ( 中国 ) 有限公司 中国為替資金部

人民元週間レポート 2017 年 6 月 16 日発行 みずほ銀行 ( 中国 ) 有限公司 中国為替資金部 人民元週間レポート 2017 年 6 月 16 日発行 みずほ銀行 ( 中国 ) 有限公司 中国為替資金部 人民元為替概況 今週の回顧 : イベント通過後 ドル人民元相場はドル買いが強まる場面も 週前半には FOMC や米 CPI 等重要指標を控え小動き 予想を大幅に下回った 5 月の米 CPI 等指標を受けてドル円は一時 109 円割れを示現するも その後 FOMC にて市場予想通り利上げが実施され

More information

外為マンスリービュー 5月号 【ドル/円・ユーロ/円】

外為マンスリービュー 5月号 【ドル/円・ユーロ/円】 2018/05/01 トランプ リスク 薄れる 通貨ペア基調ページ数 ドル / 円 上昇トレンドへの転換なるか 予想レンジ :107.000~112.000 円 2-3 ユーロ / 円 ユーロ高に陰り 予想レンジ : 128.500~134.000 円 4-5 通貨ペアをクリックすると そのページにジャンプします 本レポートは 投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり 投資勧誘を目的として提供するものではありません

More information

チモチモのFXの歩き方

チモチモのFXの歩き方 アルジャントレード株式会社代表取締役持田有紀子 2012 年 4 月 25 日 チモチモの FX の歩き方 相場の基本入口と出口の見つけ方 ~2012 年 4 月編外部環境とタイミング ~ 1 前回の復習 かんたんテクニカル レンジ相場 トレンドフォロー 2 内容 1. 外部環境も見る 2. リスク相場 3. タイミングを狙う 4. これまでの相場 5. これからの展望 3 1. 外部環境も見る リスクファクター

More information

スライド 1

スライド 1 No.808 2. 今週 1/21~1/25 英国EU離脱動向 ECB金融政策に注目 1. 先週 1/14~ 日米株はじり高 英国ではEU離脱法案が否決 日米株価は上昇 主な材料は以下 ①中国の減税方針表明②米金 融セクター中心に好決算③米国が対中関税引下げ検討との報道(米 財務省は報道否定) 加えて週末には 中国が2024年までに対米貿 易黒字ゼロ計画を提示したとの報道を受け 米国株は上値を伸ばした

More information

Microsoft Word ECB利下げ.doc

Microsoft Word ECB利下げ.doc 平成 24 年 (212 年 )7 月 6 日 NO.212-15 ECB は政策金利を過去最低の.75% に引き下げ ~ 市場心理の維持には必要も 利下げ自体の効果は限定的 ~ 要旨 欧州中央銀行 (ECB) は 7 月 5 日に開催された理事会において 政策金利をそれぞれ 25bp 引き下げ リファイナンス金利は現行の 1.% から.75% とすることを決定した 利下げは昨年 12 月以来 7

More information

変額年金 ( 特別勘定 ) の現況をご覧になる方に 特にご確認いただきたい事項 投資リスクについて 変額年金保険の特別勘定の資産運用は 国内外の株式および公社債 国内外のその他の有価証券 貸付金 コールローンおよび預貯金等を主な運用対象としておりますので 株価の下落や金利の変動 為替の変動などにより

変額年金 ( 特別勘定 ) の現況をご覧になる方に 特にご確認いただきたい事項 投資リスクについて 変額年金保険の特別勘定の資産運用は 国内外の株式および公社債 国内外のその他の有価証券 貸付金 コールローンおよび預貯金等を主な運用対象としておりますので 株価の下落や金利の変動 為替の変動などにより 変額年金 ( 特別勘定 ) の現況 変額年金 ( 最低年金原資保証タイプ ) の運用状況 2018 年 2 月末 当資料記載の運用実績は 過去の実績を示したものであり 将来の運用成果を保証するものではありません 当資料は変額年金保険 最低年金原資保証タイプ 特別勘定選択タイプ ( 最低年金原資保証不適用型 ) の運用状況について ご契約者の皆様への情報提供を目的として作成したものであり 生命保険契約の募集を目的とするものではありません

More information

1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長 30 第 2 運用状況 ( 速報 ) 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に判断することが必要ですが 国民の皆様に対して適時適切な情報提供を行う観点から 作成 公表が義務付けられている事業ごとの業務概況書のほか ごとに運用状況の速報として公表を行うものです 収益は 各期末時点での時価に基づく評価であるため 評価損益を含んでおり 市場の動向によって変動するものであることに留意が必要です

More information

経済金融・情勢資料  15年7月 

経済金融・情勢資料  15年7月  213.7.23 今月の経済 金融情勢 ~ わが国をめぐる経済 金融の現状 ~ 213 年 7 月 農林中金総合研究所 調査第二部 http://www.nochuri.co.jp/publication/situation/index.html 経済 金融情勢資料 2 1 3 年 7 月 1. 米国では 6 月 18~19 日の米連邦公開市場委員会 (FOMC) で 政策金利 (~.25%) を据え置き

More information

定期調査の質問のうち 代表的なものの結果 1. 日本の株価を 企業のファンダメンタルズと比較してどう評価するか 問 1. 日本の株価は企業の実力( ファンダメンタルズ ) あるいは合理的な投資価値にくらべて 1. 低すぎる 2. 高すぎる 3. ほぼ正しく評価されている 4. わからないという質問で

定期調査の質問のうち 代表的なものの結果 1. 日本の株価を 企業のファンダメンタルズと比較してどう評価するか 問 1. 日本の株価は企業の実力( ファンダメンタルズ ) あるいは合理的な投資価値にくらべて 1. 低すぎる 2. 高すぎる 3. ほぼ正しく評価されている 4. わからないという質問で 第 94 回 2018 年 8 月投資家アンケート調査結果 アンケート調査にご協力下さりました皆様 今年 8 月に実施致しましたアンケート調査にご回答下さり誠にありがとうございます このたび調査結果をまとめましたのでお送りさせていただきます ご笑覧賜れましたら幸 いです 今後もアンケート調査にご協力いただけるようお願い申し上げます 2018 年 10 月 3 日 青山学院大学経営学部教授 亀坂安紀子

More information

nichigingaiyo

nichigingaiyo 通貨及び金融の調節に関する報告書 の概要 Ⅰ. 本報告書の位置付け等 本報告書は 日本銀行法第 54 条第 1 項に基づき 日本銀行が財務大臣を経由 して国会に提出する報告書である 今回は平成 30 年 4 月 ~9 月分 < 参考 > 日本銀行法第 54 条第 1 項 日本銀行は おおむね六月に一回 政策委員会が議決した第 15 条第 1 項各号に掲げる事項の内容及びそれに基づき日本銀行が行った業務の状況を記載した報告書を作成し

More information

Ⅰ.ファンダメンタルズ

Ⅰ.ファンダメンタルズ 2016 年 4 月 22 日 FOREX WEEKLY 市場営業統括部 チーフ エコノミスト山下えつ子 Tel: +1-212-224-4561 ( ニューヨーク ) etsuko_yamashita@smbcgroup.com Global View 原油相場とリスクオン オフ p.2 原油価格は OPEC の減産がなければ 上昇に限りがある 投機ポジションは WTI 先物 40 ドルを境に構築されている可能性がある

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 本資料に記載されている見通しは 弊社グローバル債券 通貨運用グループ ( 以下 債券チーム ) の見解です 今週の戦略要旨 先週 米国株式市場は大幅に下落しました 要因としては 米国の実質金利上昇に牽引された世界的な金利上昇に対して株式市場が遅れて反応したこと IMF( 国際通貨基金 ) が世界経済に関して 今年前半と比較して勢いは減速し 下振れリスクが高まっているとの見解を示し 成長見通しを下方修正したこと

More information

退職等年金給付積立金 平成30年度第2四半期運用状況

退職等年金給付積立金 平成30年度第2四半期運用状況 1. 平成 30 年度第 2 四半期運用状況の概要 退職等年金給付積立金の基本的な考え方 キャッシュバランス方式を採用していることを踏まえ 10 年国債利回り等を指標として設定される基準利率を確保可能な国内債券や貸付金を中心に 長期的な観点から安全かつ効率的に運用を行います キャッシュバランス方式 一定の基準 ( 給与の一定割合など ) により算定された掛金に 定められた指標 ( 国債利回りなど )

More information

FXウィークリー・レポート

FXウィークリー・レポート 217/ 7/31 投資情報部チーフ FX ストラテジスト鈴木健吾 下値模索後 反発の展開を想定 ( 先週のレビュー ) ドル円は約 1ヵ月半ぶりの安値に下落 ユーロドルは続伸 先週のドル円相場は上昇後に反落 結果として週末に約 1ヵ月半ぶりとなる1ドル =11.55 円まで下落する場面がみられている 一方で ユーロドルは続伸 約 2 年半ぶりとなる1ユーロ =1.17ドル台後半をつける展開となった

More information

株式市場 米国株 高値警戒感の高まりなどから上昇一服も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました トランプ政権で閣僚などの人事において一部で混乱が見られましたが トランプ大統領の発言などにより減税 金融規制緩和などへの期待が高まったことや 発表された米国企

株式市場 米国株 高値警戒感の高まりなどから上昇一服も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました トランプ政権で閣僚などの人事において一部で混乱が見られましたが トランプ大統領の発言などにより減税 金融規制緩和などへの期待が高まったことや 発表された米国企 3 月の投資環境見通し世界の株式 債券 為替 REIT 市場 日本株 引き続き 堅調な国内企業業績に注目 株式市場 日経平均株価 19,118.99 円 0.41% 先月の回顧 国内株式市場は上昇しました 月前半のトランプ米国大統領の発言により米国の減税期待が再び高まったこと 注目された日米首脳会談で日本への非難などがなかったことが好感され株式市場は強含みました しかし 月後半に入ると トランプ政権の経済施策の実施時期に対する不透明感や円高の進行などが嫌気され株式市場は下落しました

More information

マネーマーケットマンスリー 2018年3月

マネーマーケットマンスリー 2018年3月 Money Market Monthly マネーマーケットマンスリー 218 3 No.312 国内経済 金利 先行き懸念 上昇も限定的 短期金利 株式 下値を固める展開 J-REIT 外国為替 円高ドル安が継続 米国金利日米主要経済指標 金利 株価 為替相場動向 ----------------------------------------- VIX 指数 VIX 指数とは ボラティリティ インデックス

More information

グローバル株式市場を俯瞰する~2015年8月末データで見る市場動向~

グローバル株式市場を俯瞰する~2015年8月末データで見る市場動向~ グローバル株式市場を俯瞰する ~215 年 8 月末データで見る市場動向 ~ 215 年 9 月 結論 世界同時株安後のグローバル株式市場を展望すると 以下のような投資視点が考えられます POINT 1. 構造変化 経済や企業の成長性の高さと構造変化が見込まれる市場は 株価が底堅く 今後も有望 ( 例 ; インド 日本など ) 2. 金融緩和 強力な金融緩和を実施している市場は これまでアウトパフォームしてきたが

More information

株式市場 米国株 国内の政策動向や海外の政治動向などに注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場はほぼ変わらずとなりました 月初には 2 月末のトランプ大統領の議会演説を好感して 株価は大幅上昇となりました しかし その後は 新政権の経済政策に対する期待が徐々に後退

株式市場 米国株 国内の政策動向や海外の政治動向などに注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場はほぼ変わらずとなりました 月初には 2 月末のトランプ大統領の議会演説を好感して 株価は大幅上昇となりました しかし その後は 新政権の経済政策に対する期待が徐々に後退 4 月の投資環境見通し世界の株式 債券 為替 REIT 市場 株式市場 日本株 政治面での不透明感は高まるも 景気は依然好調 日経平均株価 18,9.26 円 -1.10% 先月の回顧 国内株式市場は下落しました 月前半は月初 ( 現地時間 2 月 28 日 ) に行われたトランプ米大統領の議会演説を無難に通過したことや 発表された米国の経済統計が好調であったことなどを受け ドル / 円レートは円安で推移し

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション (1) 総括 : 市場の上昇と円安により堅調なパフォーマンスを確保 2016 年 10 月 ~12 月の楽天証券ラップサービス ( 弊社専用コース 以下 GMA) の運用成果 ( 固定報酬控除前 ) は グラフ 1 の通り 全ての運用コースでプラスのリターンになりました 11,200 11,000 10,800 10,600 10,400 10,200 10,000 9,800 9,600 グラフ

More information

Microsoft PowerPoint - Pictet_Market_Flash_ (直近の下落).pptx

Microsoft PowerPoint - Pictet_Market_Flash_ (直近の下落).pptx ピクテ マーケット フラッシュ 218 年 2 月 7 日 株式市場 : 直近の下落 218 年 2 月 2 日 米国金利が数年ぶりの水準にまで急上昇したことを契機として2 月 2 日 2 月 日と米国株式は大きく続落 世界の株式市場も下落しました 足元では この下落が本格的な下落相場に繋がるのか 昨年からの急上昇に対する修正に留まるのかについて市場でも見方が分かれていると考えられます ピクテとしては

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 本資料に記載されている見通しは 弊社グローバル債券 通貨運用グループ ( 以下 債券チーム ) の見解です 今週の戦略要旨 米国中間選挙の結果 予想通りねじれ議会となりました ここ数年は政策に注目が集まっていますが 今回の選挙に関しても 経済状況やマクロ経済政策が市場の動きを形成する という原則は変わらないと考えています 米国経済は完全雇用の状態を超え 潜在的なペースを上回る成長を遂げています 良好なマクロ環境通り

More information

<4D F736F F F696E74202D204D525F A8E918AC28BAB8CA992CA82B52E B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D204D525F A8E918AC28BAB8CA992CA82B52E B8CDD8AB B83685D> 7 月の投資環境見通し世界の株式 債券 為替 REIT 市場 株式市場 日本株 前半は不安定さが残るが 後半は持ち直しへ 日経平均株価 20,235.73 円 -9% 6 月の国内株式市場は 一時高値を更新しましたが 最終的には下落しました 上中旬は軟調に推移しました 月初まで 12 営業日連続で上昇した反動や ギリシャ支援協議の先行き不透明感 円安の進行一服などが下落要因になりました 下旬は ギリシャ支援協議の合意期待が高まり

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション オーストラリアの投資環境 情報提供資料 7 年 月 9 日 ~ 貿易黒字が記録的な水準に ~ 月 日に発表された豪州における 月の貿易収支は 月の好調な内容に続き 統計開始来で最も大きな黒字額を計上し 市場予想中央値 ( ブルームバーグ調べ ) 億豪ドルを大幅に上回る 億豪ドルとなりました 輸入額が前月比で.7% 増加した一方で 輸出額は.% 増加しました 品目別では 資源価格上昇などに伴い鉄鉱石などの金属鉱石の輸出額が前月比で

More information

株式市場 米国株 景気 企業業績は依然として堅調 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 貿易摩擦への懸念から下落米国株式市場は下落しました トランプ米大統領が鉄鋼やアルミニウムの輸入を制限する方針を表明したことから 世界的な貿易摩擦への懸念が高まり下落して始まりました その後 貿

株式市場 米国株 景気 企業業績は依然として堅調 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 貿易摩擦への懸念から下落米国株式市場は下落しました トランプ米大統領が鉄鋼やアルミニウムの輸入を制限する方針を表明したことから 世界的な貿易摩擦への懸念が高まり下落して始まりました その後 貿 4 月の投資環境見通し世界の株式 債券 為替 REIT 市場 日本株 リスク要因を注視するも 世界経済は依然順調 株式市場 日経平均株価 21,454.30 円 -2.78% 先月の回顧 米国発の貿易戦争懸念により株価が下落国内株式市場は下落しました 月初にトランプ米大統領が鉄とアルミニウムに対して輸入関税を課す方針を表明し貿易戦争の懸念が高まったことが影響しました また 月半ばには内閣支持率が低下したことも懸念材料として意識されました

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション オーストラリアの投資環境 情報提供資料 8 年 月 日 ~S&P による豪州格付け見通しは 安定的 に引き上げ ~ 米格付け会社 S&Pグローバル レーティング ( 以下 S&P ) は 9 月 日に豪州の自国通貨建て長期債務の格付け見通しを ネガティブ から 安定的 に引き上げました レポートの中で S&Pは 年代初めには財政収支が黒字に転換する見通しとしています 前回の変更は 年 7 月 7 日に行われ

More information

スライド 1

スライド 1 りそな マーケットフラッシュ ウィークリー 注意事項をよくお読みください りそなホールディングス 市場企画部 No.795 2. 今週 10/15~10/19 今週のポイントはここ 1. 先週 10/8~10/12 先週の大事なポイント 先週は世界的に株価が大幅に下落 10年債利回りが3.2%台に 上昇し(2011年以来) VIX指数( 恐怖指数 株の変動率指数) が急上昇するなか リスクオフ地合いとなった

More information

南十字星(オセアニアレポート)(No

南十字星(オセアニアレポート)(No 南十字星 (AUD レポート )No8 JAN31 2017 CPI 予想下回るがは据え置きか 主要経済指標 イベント 日付指標等月 / 期予想値結果前月 / 期 11/1 11/2-3.0% -8.7% -1.8% 11/3 9 月 -17.0 億 -12.27 億 -20.1 億 11/ 0.6% RBA 金融政策報告 11/8 NAB 企業信頼感 6 11/10 - -3.0% 11/15 RBA

More information

GFT FX/CFDモーニング・コメント*9日の市場展望*

GFT FX/CFDモーニング・コメント*9日の市場展望* GFT FX/CFD モーニング コメント -3 日の市場展望 - GFT シニアエコノミスト前川明 1 3 日の市場展望 : 株価続落か - オーハ ーナイトの米株価世界経済失速懸念の高まりで大幅反落 為替相場プレビュー : ト ル円底堅い展開か オーハ ーナイトでト ル主要通貨に総じて堅調 - 本日 米 ISM 製造業景況指数 独 英製造業 PMI ユーロ圏財務相会合など 日経平均プレビュー :

More information

MONEX 個人投資家サーベイ 2018年3月調査

MONEX 個人投資家サーベイ 2018年3月調査 MONEX 個人投資家サーベイ 18 年 3 月調査 個人投資家の皆様の相場環境等に対する意識調査のため 18 年 3 月 2 日より 3 月 5 日までマネックス証券に口座をお持ちのお客様向けにアンケートを実施しました 回答いただいた皆様のご協力に感謝いたします 誠にありがとうございました 今回 定例調査である個人投資家の相場観の調査に加え 2 月の相場急変動時の投資方針について個人投資家の行動および仮想通貨について特別調査を行いました

More information