総合的な学習の時間指導案

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1 生活科学習指導案 1 日時平成 23 年 9 月 14 日 ( 水 ) 第 5 校時 2 学年第 1 学年 11 名 3 単元 そだてたあさがおであそぼう - やったさいたよ - 4 単元について視点をもった発見ができるよう児童観 指導者垣崎千春 単元観本単元は, 学習指導要領の内容 (6) 自然やものを使った遊びに基づいて設定したものである これまで大切に育ててきたアサガオの花をつかって遊ぶことで, 子どもたちが主体的に活動に参加できると考える また, 遊びを行っている際に起こる問題などを思考錯誤して解決しながら, 自然の事物や現象が持つ不思議さを感じることができる それによって, もっと, こうしたい 次はこれを試してみよう という追求心を育てることができると考える また, 友だちと協力して遊びを行うことで, 友だちの良さや自分との違いに気付いたり, 相手の考えを尊重したりできる態度が身に付き, 友だちとの関わりを深めたり広げたりすることができる 研究主題とのかかわりアサガオの花やつるや種を使って, いろいろな遊びができることから, どんな遊びをどの順序でするかなどシラバスの作成に関わらせることができる また, これまで自分たちで大切に育ててきたアサガオの花を使うことから, 遊びを主体的に考えたり, 活動したりすることができると考える いろいろな遊びをグループで行ったり, 友だちと作品を見合ったりすることで, こうなっていたよ ちゃんのやりかたはこんなところがいいね と意欲的に伝え合う活動もできる これにより, 自分のいいところを友だちや大人が認めてくれることで伝える楽しさを実感し, 次はもっとよく見よう あんな風にやってみたい など, 自分なりに学習のふり返りを持てるようになると考える 単元の目標 栽培した草花を使って遊びや遊びに使うもの等を工夫してつくり, その面白さや自然の不思議さに気付き, みんなで遊びを楽しむことができるようにする 指導観指導にあたっては, 植物の生長過程を観察する中で子どもたち自身が発見し感動してきた思いを大切にし, その花やたねやつるを使って楽しい遊びを考えようと導入し, シラバスの作成に関わらせる 最初にたたき染めを行うことで, 何色の花でどんな色に染まるか確かめていく 次に色水作りを通して, 水で薄めたり, 色を混ぜたりするなど, 自分の思っていた色を作るために試行錯誤していく そして色水染めでは, どうすれば思い通りの模様に染まるかや, どんなものなら染まりやすいのか考えて活動することで, 次はこうしてみたい と見通しを持ったり, さんのこんなところをまねしたい と良さを見つけたりするなど児童の気づきの質を高め, 自分なりのふり返りをもてるようにしたい 交流の時間をしっかり確保し, お互いの作品を見せ合う中で, 自分の工夫について発表したり, 子ども同士で 上手に色水を作るコツ について気付きを話し合ったりすることを通して, 言語活動の充実を図りたい

2 5 単元の評価規準ア生活への関心 意欲 態度 1 アサガオを使った遊びを ( つ 6 考えて楽しく遊ぼうとしてかっ ) 自いる た然遊や 2 友だちと協力して楽しく遊ものぼうとしている びを イ活動や体験についての思考 表現 1 遊びを楽しくするために材料や遊び方を工夫している ウ身近な環境や自分についての気づき 1 アサガオを使ってつくったり遊んだりすることの楽しさに気付いている 2 遊びを通して, 友だちの良さや自分との違いに気付いている 6 指導計画 ( 全 20 時間 ) 評価次学習内容関思気評価規準評価方法 1 アサガオの花を使った 花を使った遊びを考え, 楽し 発表そ遊びを考えて計画する く遊ぼうとしている だて課題の設定 (1) ア 1 たあさ がおで あそぼ う (⒑ ) アサガオを使った遊びを楽しむ (6) たたき染めをする 押し花のしおりづくり アサガオジュースづくり アサガオ染め 情報の収集 アサガオの種を使った 遊びを考える (1) 課題の設定 アサガオの種をつかっ た遊びを楽しむ (3) 種を使ったおもちゃづくり情報の収集 種のプレゼントづくり 整理 分析 アサガオのつるを使っ て楽しむ (2) 遊びを楽しくするために材料や遊び方を工夫している イ 1 友だちと協力して楽しく遊ぼうとしている ア 2 アサガオの花を使ってつくったり遊んだりすることの楽しさに気付いている ウ 1 遊びを通して, 友だちの良さや自分との違いに気付いているウ 2 種を使った遊びを考え, 楽しく遊ぼうとしている ア 1 収穫した種で感謝のプレゼントを作ったり, 来年のために保存したりすることができる ア 1 アサガオの種を使ってつくったり遊んだりすることの楽しさに気付いている ウ 1 遊びを楽しくするために材料や遊び方を工夫している イ 1 アサガオのつるを使ってつくったり遊んだりすることの楽しさに気付いている ウ 1 行動観察 作品 発言 ワークシート 発表 行動観察 作品 行動観察 作品

3 7 本時の展開 (1) 本時の目標 アサガオの花を利用して, 色水遊びを楽しむことができる (2) 観点別評価規準 色水染めを通して, 色水の濃さや色の変化など気付いて楽しんでいる (3) 準備物 そだてたあさがおであそぼう のシラバス, 色水作りに必要な材料と道具 (4) 学習の展開学習活動 支援と指導上の留意点 評価の観点と方法 1 本時のめあてをつかむ 計画表を見ながら, 今日の学習が全体 のどこにあたるか確認させる きれいないろでそめられるいろみずをつくってあそぼう! 前時で作った ジュースみたいな色水 と同じでいいのか, 違うものをつくるのか, みんなで話し合う 実際に前時で作った色水で紙を染めてみて考える アサガオを使って, どんな染物が作りたいか, 具体的なイメージを持たせる 紙を使って模様染めをしたい 模様を直接, 紙や布に描いてみたい 2 きれいな色で染められる色水ジュース 作りをする 前時で作った色水では 薄すぎて絵がかけない ことがわかり, 濃い色水作りにチャレンジする 水をほんの少しだけいれよう 濃い色の花を使ってみよう うまくできた色水がでてきたら, みんなで どうやって, 何を使って作ったのか コツを聞く 友だちのコツをもとに, もっとはっきりした色で描ける色水を作る 冷凍アサガオを使って, 色水作りをさせる 作っては試し, 作っては試しを繰り返し, 納得できる色水作りをさせる グループごとにアイデアを出し合い, 協力して色水作りをさせる 思ったような結果にならないときこそ, 立ち止まって考えさせる なぜ, 君はできているのかな? どうしたらいいか友だちの意見を聞こう もう一度やってみよう 材料を変えてやってみよう きれいな色で染められる 色水を目指して, 色水の濃さを変えている ( 作品 行動観察 つぶやき ) 今制作しているものが, 自分の目指すものになっていくのかどうか考えさせる 考 3 できた色水を使って, 絵を描いたり, 紙を染めたりして遊ぶ 画用紙に描きたい, 和紙をそめたい, など子どもたちのやりたい色水あそびにできる範囲で応えていく 言語活動の充実 4 自分の染めた和紙を発表する 学習のめあてに照らして, 今日の活動が 大成功! といえるのか, なぜそう思うのか発表する 自分たちの色水染めを見せ合って, うまくいった と感じている子には, その理由をたずねてはっきりさせる うまくいかなかった と感じている子には, その理由をたずね, うまくできている子と何が違うか比べさせる 水を少なくすれば濃い色で染められることに気付かせる 色水作りでなにをどうしたらうまくいったのか具体的に話せるようにする 表 5 本時の振り返りをする 本時の気付きや, 感想をワークシートに書く 次時にやってみたいことを書く 今日の活動で分かったことは何だったのか振り返らせる 友だちの良さを見つけている子どもの感想を全員に伝えることで, 友だちの良さに目を向けさせる

4 (5) 板書計画 いろみずをつくって, みんなでかんがえたあそびをやってみよう! 1 おいしそうな, のみたくなる ジュースみたいないろみずをつくろう コツ 2 はっきりみえる いろみずぞめをしよう コツ うまくいか なかった みずでうすめる みずをちょっとだけいれる じゅうそうやレモンを こいいいろのものでつくる こうしたらいいよ いれて, いろをかえる

5 1 ねん ( ) めあて どんないろにそめてみたい? どうすればできそう? じぶんがかんがえたとおりのいろになりましたか > < ^ ^ じょうずにそめるには, どんなコツがありましたか? きょうのかつどうで, うれしかったこと たのしかったことはなんですか?