桑名市 パブリックコメント 桑名市国民健康保険保健事業実施計画 ( データヘルス計画 ) ( 平成 27 年度 ~ 平成 29 年度 ) 案 平成 28 年 3 月 桑名市

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1 桑名市 パブリックコメント 桑名市国民健康保険保健事業実施計画 ( データヘルス計画 ) ( 平成 27 年度 ~ 平成 29 年度 ) 案 平成 28 年 3 月 桑名市

2 目次 第 1 章計画策定にあたって 1 1 計画策定の背景と趣旨 計画の位置づけ 計画の期間 計画策定に向けた体制及び取組... 2 第 2 章桑名市国民健康保険を取り巻く状況 4 1 年齢別人口の推移 国民健康保険被保険者数の推移 国民健康保険加入率の推移 平均寿命と健康寿命 死亡の状況... 7 第 3 章これまでの取組と課題 8 第 4 章医療情報等の分析による健康課題 10 1 医療費の状況 特定健康診査 特定保健指導の状況 介護保険の状況 その他保健事業に関する状況 インタビュー結果 医療情報等の分析による健康課題 第 5 章計画の基本理念と目的 39 第 6 章保健事業の実施計画 40 1 特定健康診査受診率及び特定保健指導実施率の向上 生活習慣病の重症化予防 がんの早期発見 早期治療を目指した重症化予防 重複頻回受診者への適切な受診指導... 43

3 5 健康づくりの啓発活動 後発医薬品の使用促進 第 7 章計画の推進 47 1 評価と見直しについて 進行管理 計画の公表 周知 第 8 章個人情報の保護 49 資料 50 1 用語の説明 ( 用語の後に ( 注 ) がある用語を掲載しています)... 50

4 第 1 章計画策定にあたって 1 計画策定の背景と趣旨 ( 注近年 特定健康診査 ) ( 注 ) ( 以下 特定健診 という ) の実施や診療報酬明細書等 ( 以 下 レセプト という ) の電子化の進展等により 保険者 ( 注 ) が健康や医療に関する情 報を活用して被保険者 ( 注 ) の健康課題の分析 保健事業の評価等を行うための基盤の整備 が進んでいます こうした中 日本再興戦略 ( 注 ) ( 平成 25 年 6 月 14 日閣議決定 ) においても 全ての 健康保険組合に対し レセプトのデータの分析 それに基づく加入者の健康保持増進の ための事業計画として データヘルス計画 の作成 公表 事業実施 評価等の取組を 求めるとともに 市町村国民健康保険 ( 以下 国保 という ) が同様の取組を行うこと を推進する とされ 保険者はレセプト等を活用した保健事業を推進することとされま した こうした背景を踏まえ 国民健康保険法第 82 条第 4 項の規定に基づき厚生労働大臣が 定める 国民健康保険法に基づく保健事業の実施等に関する指針 の一部が改正されま した 保険者は健康 医療情報を活用して PDCA サイクルに沿った効果的かつ効率的 な保健事業の実施を図るための保健事業の実施計画 ( データヘルス計画 ) を策定した上 で 保健事業の実施及び評価を行うものとされました これまでも 桑名市国民健康保険においては レセプトや統計資料等を活用すること により 桑名市国民健康保険特定健康診査等実施計画書 ( 注 ) の策定や見直し その他の保 健事業を実施してきたところですが 今後は さらなる被保険者の健康保持増進に努め るため 保有しているデータを活用しながら 保健事業の展開やポピュレーションアプ ローチから重症化予防について網羅的に保健事業を進めていくことや 医療費適正化を 推進することが求められています 桑名市国民健康保険保健事業実施計画 ( データヘルス計画 ) は 国民健康保険法に基 づく保健事業の実施等に関する指針 に基づき 健康 医療情報を活用して 健康課題 を明確にし 効果的かつ効率的な保健事業を計画し被保険者の健康の保持増進を図り 市民一人ひとりが自分らしく健康で心豊かに生活できることを目的に策定するものです 図 1-1 PDCA サイクル 1

5 2 計画の位置づけ本計画は 桑名市総合計画の目指す施策を実現するための個別計画の一つに位置付られるとともに 桑名市地域福祉計画 桑名市健康づくり計画 桑名市国民健康保険特定健康診査等実施計画書 桑名市地域包括ケア計画 ( 介護保険事業計画 老人福祉計画 ) 桑名市子ども 子育て支援事業計画 桑名市障害者計画及び桑名市障害福祉計画との整合性を図るものとします 3 計画の期間 本計画の期間は 第 2 期桑名市国民健康保険特定健康診査等実施計画書との整合性を 勘案し 平成 27 年度から平成 29 年度までの 3 年間とします 4 計画策定に向けた体制及び取組計画策定にあたっては 医師会 歯科医師会 薬剤師会 被保険者代表 公益の代表者等から構成される 桑名市国民健康保険運営協議会 や 保険年金課や地域保健課をはじめ保健福祉部全課が横断的に健康や医療の課題について協議 検討する ワーキング会議 三重県国民健康保険団体連合会の保健事業 評価委員会 の助言を受け また 本市の国民健康保険に加入されている世帯で 平成 26 年度中に医療機関等の受診をされていない方で 特定健診の受診結果に異常がない方に 健康維持のために 日頃取り組まれていることや気を付けていることなどをグループ形式でインタビューを実施し 市民の声を反映するなど全員参加型の計画づくりに努めました 桑名市国保運営協議会 ワーキング会議 2

6 図 1-2 データヘルス計画策定における組織体系 3

7 第 2 章桑名市国民健康保険を取り巻く状況 1 年齢別人口の推移本市の人口は 平成 27 年 3 月末現在では 142,544 人となっています 年齢 3 区分別でみると 0~14 歳 ( 年少人口 ) や 15~64 歳 ( 生産年齢人口 ) は 減少傾向にありますが 65 歳以上人口は増加傾向にあります ( 図 2-1) 図 2-1 年齢区分別人口 各年度末現在の住民基本台帳人口及び外国人登録人口 2 国民健康保険被保険者数の推移 本市の平成 24 年度から平成 26 年度の被保険者数は 国保データベース ( 以下 KDB という ) の資料では減少傾向にあり 減少幅は年々大きくなっています ( 図 2-2) 図 2-2 年次別被保険者数 KDB データ 4

8 3 国民健康保険加入率の推移平成 26 年度の本市 三重県 本市と同規模の自治体 ( 以下 同規模自治体 という ) 全国における国保加入率を比較すると 本市の国保加入率は 23.2% となっており 他の団体よりも低い数値となっています ( 図 2-3) 本市の被保険者数を 年齢階級別及び男女別に比較すると 全国や三重県に比べ 65 歳以上の人数は多くなっています ( 図 2-4) なお 本市以外の三重県 同規模自治体 全国は それぞれ国民健康保険組合を含みます 図 2-3 国保加入比率 桑名市 三重県 同規模 全国 総人口 ( 人 ) 135,974 1,805,488 12,554, ,852,975 被保険者数 ( 人 ) 31, ,056 3,257,429 32,318,324 加入率 23.2% 27.7% 25.9% 25.9% KDB データ ( 総人口は平成 22 年度国勢調査 ) 図 2-4 被保険者数の比較 ( 平成 26 年度 ) KDB データ 75 歳以上は後期高齢者医療制度 ただし 一定の障害があり認定を受けた方は 65 歳以上 5

9 4 平均寿命と健康寿命平成 26 年度の本市 三重県における平均寿命は 男性が三重県よりやや高く 女性はほぼ同程度となっています 健康寿命については 男女共に三重県よりやや高い傾向にあります 図 2-5 三重県と比較した桑名市の平均寿命及び健康寿命 ( 平成 26 年度 ) 三重県庁ホームページ三重県健康福祉部医療対策局健康づくり課三重県の健康寿命 三重県及び本市の 健康寿命 は 日常的に介護を必要とせず 自立して心身ともに健康的な日常生 活を送ることができる期間 参考 全国の平均寿命及び健康寿命( 平成 22 年度 ) 男性平均寿命 79.6 歳健康寿命 70.4 歳女性平均寿命 86.3 歳健康寿命 73.6 歳全国の 健康寿命 は 健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間 であり 三重県及び本市の算出方法と違いがあります 6

10 5 死亡の状況年齢や性別の異なる集団の死亡率を比較する場合に 標準化死亡比 (SMR) が用いられます 100 を上回れば三重県より高い死亡比となります 平成 22 年度 ~26 年度の本市の標準化死亡比は 女性の肝疾患や糖尿病 悪性新生物 ( がん ) が県平均より高い状況です 悪性新生物 ( がん ) では男女ともに胃がんや大腸がん 肝がんが県平均より高い状況です 図 2-6 標準化死亡比 /SMR 男性 交通事故 肝疾患 悪性新生物 平成 22 年度 ~26 年度 107 心 疾 患 交通事故 脳血管疾患 肝 疾 患 悪性新生物 女性 心 疾 患 100 脳血管疾患 98 男性子宮がん乳がん 糖尿病 胃がん 肺がん 116 大腸がん 104 肝がん 三重県の累計が 100 子宮がん悪性新生物内訳 乳がん 118 糖尿病胃がん女性 大腸がん 肝がん 103 肺がん 桑名保健所管内の現状 標準化死亡比 (SMR) 死亡率は通常年齢によって大きな違いがあることから 異なった年齢構成を持つ地域別の死亡率を そのまま比較することはできないことから 標準的な年齢構成に合わせて 地域別の年齢階級別の死亡率を算出して比較する必要がある 標準化死亡比は 基準死亡率 ( 人口 10 万対の死亡数 ) を対象地域に当てはめた場合に 計算により求められる期待される死亡数と実際に観察された死亡数とを比較するものである 国や県等の平均を 100 とし 標準化死亡比が 100 より大きい場合は 国や県等の平均より死亡率が多いと判断され 100 より小さい場合は死亡率が低いと判断される 7

11 第 3 章これまでの取組と課題 本市の平成 26 年度の保健事業の実施状況については以下のとおりです 図 3-1 平成 26 年度保健事業の実施状況 事業名事業の目的及び内容評価 課題 桑名市国民健康保険被保険者を対象に 内臓脂肪 特定健診 人間ドック特定健診の受診勧奨 ( 電話 はがき送付 ) 特定保健指導後発医薬品 ( ジェネリック ) 差額通知医療費通知 型肥満に着目した生活習慣病の発症 重症化予防及び医療費の適正化を図ります 桑名市国民健康保険被保険者のうち 40 歳以上 75 歳未満の人に特定健康診査を実施しました 特定健診の受診促進を目指します 受診勧奨コールセンターの設置を委託し 3 年間未受診者の方に電話勧奨をしたほか 受診勧奨はがきを送付しました 桑名市国民健康保険被保険者を対象に 生活習慣病リスク保有者へ内臓脂肪型肥満解消に向けた生活習慣 ( 食生活及び運動習慣等 ) の改善を目指します 特定保健指導該当者に対し 電話や手紙による利用勧奨を行い 希望者に特定保健指導を実施しました 平成 24 年度より動機づけ支援を医師会に委託し 実施率の向上を図りました 後発医薬品 ( ジェネリック ) の使用を促進し 医療費の抑制を図ります 後発医薬品 ( ジェネリック ) に切り替えた場合 被保険者あたり 200 円以上の差額があり 14 日以上の投与がある場合に通知しました また医薬品に関する問い合わせに応対するコールセンタ-の設置を委託しました 医療の受診状況を把握してもらうため 医療機関等受診世帯へ年に2 回通知しました 働き盛りの 40 歳 50 歳代の受診率が他年代に比べ低い状況です 60 歳代の受診率が同規模 県 国と比較して低くなっています 受診率は前年度の 36.1% から 38.6% と上昇しましたが 第 2 期桑名市国保特定健診等実施計画の目標値である 45% は達成しておらず 今後も受診勧奨を継続していく必要があります 実施率は平成 25 年度で 9.4% と低い状況で 実施率がなかなか上がらないことが課題です また 40 歳 50 歳代の実施率が低い状況です 平成 26 年 11 月診療から平成 27 年 8 月診療まで 後発医薬品を使用している人の割合で比較すると 57.6% から 59.1% と上昇しています 引き続き 差額通知にて使用促進を促していきます 引き続き 医療費通知を行います ( 次頁につづく ) 8

12 事業名事業の目的及び内容評価 課題 対象となる方に対し がんの早期発見 早期治療 各種検診 : 集団がん検診 個別がん検診 のため検診を行いました また 対象となる方に対し無料クーポン券を発行し 受診機会の向上を図ります 希望者に五大がん検診 ( 胃がん 大腸がん 肺がん 乳がん 子宮がん ) を実施しました 複数のがん検診を同日に受診可能 ( セット 検診実施 ) とする他 休日に検診を行い受診 しやすい体制を整えました 歯周疾患検診 幼児歯科検診 フッ素塗布助成 対象となる方で希望する方に対し 歯周疾患の早期発見 早期治療のため歯周疾患検診を実施しました また う歯予防のため 2 歳児幼児歯科検診 フッ素塗布の助成を行いました 歯周疾患検診は受診率が低いため 検診実施方法を検討する必要があります 幼児歯科検診 フッ素塗布助成においては う歯予防のため ひき続き実施していく必要があります 受動喫煙対策 健康増進法健康診査 母子健康手帳発行時やマタニティセミナーにおいて 喫煙の影響について情報提供し 喫煙指導を行っています また 赤ちゃん訪問時に乳幼児突然死症候群についてのパンフレットを配布し啓発しています 医療保険に加入していない方に対し 健康増進法健診を実施し 生活習慣病の発症 重症化予防を目指します 対象者に通知し受診勧奨を行いました 引き続き啓発を実施していきます 受診率の向上のため 周知方法を検討する 必要があります 健康づくり講演会 市民を対象に健康に関する知識の普及啓発を図 るため 健康に関する講演会を年 1 回行いました 今後も継続して 健康に関する情報を発信 していきます こころの健康づくり講演会メンタルパートナー養成講座健康教育 市民を対象に こころの健康に関する知識の普及や啓発を図るため こころの健康に関する講演会を年 1 回行いました また 市民を対象にこころの悩みを抱えている人に対し 相談窓口等へつなぐことができる人の育成を目指すため メンタルパートナー養成講座を開催しました 市民を対象に 健康に関する知識の普及啓発を図るため 健康に関する講話等を行い 健康に関する知識の普及啓発を行いました 今後も こころの健康に関する情報発信 メンタルパートナー養成講座を引き続き実施していきます 引き続き啓発を実施していきます 9

13 第 4 章医療情報等の分析による健康課題 1 医療費の状況 (1) 医療費の経年変化平成 24 年度から平成 26 年度の本市 三重県 全国における医科の一人当たり医療費の推移を合計 入院 外来とそれぞれ表しています ( 図 4-1) 一人当たりの医療費は 三重県や全国よりも高い状況で 入院 外来ともに上回る結果となっています 図 4-1 被保険者一人当たり医科医療費の推移 ( 平成 24 年度から平成 26 年度 ) KDB データ 10

14 平成 24 年度から平成 26 年度の本市 三重県 全国における歯科の一人当たり医療費の推移を表しています ( 図 4-2) 歯科医療費においても 年々増加傾向にありますが 特に平成 25 年度から平成 26 年度にかけては 増加幅が拡大している状況となっています 図 4-2 被保険者一人当たり歯科医療費の推移 ( 平成 24 年度から平成 26 年度 ) KDB データ 11

15 (2) 性別 年齢別の被保険者一人当たり医療費の状況平成 26 年の診療結果から 一人当たり医療費を男女別 年齢階級別に表しています ( 図 4-3 図 4-4) 一人当たり医療費は 概ね年齢が高くなると増加しています また 男女別では 外来 入院ともに男性の医療費が高く 特に入院医療費は 男性が高い状況となっています 図 4-3 被保険者一人当たり入院医療費( 男女別 )( 年齢階級別 )( 平成 26 年 ) 男女 レセプトデータ ( 平成 26 年 1 月から平成 26 年 12 月 ) 図 4-4 被保険者一人当たり外来医療費 ( 男女別 )( 年齢階級別 )( 平成 26 年 ) 男女 レセプトデータ ( 平成 26 年 1 月から平成 26 年 12 月 ) 12

16 (3) 疾病分類別の医療費の状況平成 26 年度の診療結果から 疾病別の医療費割合を入院 外来別に表しています ( 図 4-5) 入院では 新生物 精神 循環器 ( 心疾患 脳疾患 ) が多く 外来では 循環器( 高血圧 ) 内分泌( 糖尿病 代謝障害 ) 筋骨格 尿路性器( 腎不全 ) が多くなっています 図 4-5 疾病分類別医療費割合 ( 平成 26 年度 ) 入院 外来 大分類中分類別分析 (%) 大分類中分類別分析 (%) その他のがん 7.8 高血圧性疾患 9.0 新生物 20.1 直腸 S 状結腸移行部及び直腸のがん 3.0 循環器 16.3 その他の心疾患 3.0 気管 気管支及び肺のがん 1.8 虚血性心疾患 1.9 統合失調症 統合失調症型障害及び妄想性障害 12.9 糖尿病 8.8 精神 19.4 気分 ( 感情 ) 障害 ( 躁うつ病を含む ) 2.6 内分泌 15.6 その他の内分泌 栄養及び代謝障害 6.4 その他の精神及び行動の障害 1.8 甲状腺障害 0.4 その他の心疾患 5.2 脊椎障害 ( 脊椎症を含む ) 2.7 循環器 18.3 虚血性心疾患 4.9 筋骨格 10.2 炎症性多発性関節障害 1.9 脳梗塞 3.0 関節症 1.9 その他の消化器系の疾患 4.4 腎不全 6.6. 消化器 7.0 胆石症及び胆のう炎 1.3 尿路性器 9.1 前立腺肥大 ( 症 ) 0.9 胃潰瘍及び十二指腸潰瘍 0.4 その他の腎尿路系の疾患 0.6 KDB データ 13

17 平成 26 年度の診療結果から 疾病別の医療費割合 被保険者一人当たり医療費 被保険者 1,000 人当たりレセプト件数を本市 三重県 全国ごとに表しています ( 図 4-6) 一人当たり医療費では 統合失調症 統合失調症型障害及び妄想性障害 糖尿病 高血圧性疾患 が高くなっています また レセプト件数では 高血圧性疾患 その他の内分泌 栄養及び代謝疾患 糖尿病 が多くなっています これら3 疾病における被保険者一人当たり医療費は三重県 全国と比較すると高い結果となっています 順位 順位 図 4-6 疾病分類別 医療費及びレセプト件数 ( 上位 20 分類 )( 平成 26 年度 ) 中分類名 桑名市 三重県 全国 被保険者数 : 31,541 人 被保険者数 : 500,056 人 被保険者数 : 32,318,324 人 医療費割合 被保険者一人当たり医療費 ( 円 ) 被保険者 1,000 人当たりレセプト件数 ( 件 ) 医療費割合 被保険者一人当たり医療費 ( 円 ) 被保険者 1,000 人当たりレセプト件数 ( 件 ) 医療費割合 被保険者一人当たり医療費 ( 円 ) 被保険者 1,000 人当たりレセプト件数 ( 件 ) 1 統合失調症, 統合失調症型障害及び妄想性障害 6.6% 20, % 18, % 14, 糖尿病 5.8% 17, % 16, % 14, 高血圧性疾患 5.7% 17,310 1, % 17,224 1, % 15, その他の悪性新生物 4.7% 14, % 12, % 11, 腎不全 4.6% 13, % 17, % 15, その他の内分泌, 栄養及び代謝疾患 4.0% 12, % 11, % 9, その他の心疾患 3.9% 11, % 11, % 10, その他の眼及び付属器の疾患 3.1% 9, % 7, % 6, その他の消化器系の疾患 3.1% 9, % 7, % 8, 虚血性心疾患 3.0% 9, % 8, % 6, 気分 [ 感情 ] 障害 ( 躁うつ病を含む ) 2.8% 8, % 6, % 6, 脊椎障害 ( 脊椎症を含む ) 2.3% 7, % 5, % 5, その他の呼吸器系の疾患 2.1% 6, % 6, % 5, 脳梗塞 1.9% 5, % 5, % 4, 関節症 1.9% 5, % 4, % 4, 直腸 S 状結腸移行部及び直腸の悪性新生物 1.7% 5, % 2, % 2, その他の神経系の疾患 1.5% 4, % 5, % 4, 炎症性多発性関節障害 1.4% 4, % 4, % 3, ぜんそく 1.4% 4, % 3, % 4, 気管, 気管支及び肺の悪性新生物 1.2% 3, % 5, % 3, 中分類名 桑名市 三重県 全国 被保険者数 : 31,541 人 被保険者数 : 500,056 人 被保険者数 : 32,318,324 人 医療費割合 被保険者一人当たり医療費 ( 円 ) 被保険者 1,000 人当たりレセプト件数 ( 件 ) 医療費割合 被保険者一人当たり医療費 ( 円 ) 被保険者 1,000 人当たりレセプト件数 ( 件 ) 医療費割合 被保険者一人当たり医療費 ( 円 ) 被保険者 1,000 人当たりレセプト件数 ( 件 ) 1 高血圧性疾患 5.7% 17,310 1, % 17,224 1, % 15, その他の内分泌, 栄養及び代謝疾患 4.0% 12, % 11, % 9, 糖尿病 5.8% 17, % 16, % 14, その他の眼及び付属器の疾患 3.1% 9, % 7, % 6, 皮膚炎及び湿疹 0.9% 2, % 2, % 2, 脊椎障害 ( 脊椎症を含む ) 2.3% 7, % 5, % 5, アレルギ - 性鼻炎 1.0% 3, % 2, % 2, 気分 [ 感情 ] 障害 ( 躁うつ病を含む ) 2.8% 8, % 6, % 6, 関節症 1.9% 5, % 4, % 4, その他の急性上気道感染症 0.7% 2, % 1, % 1, その他の心疾患 3.9% 11, % 11, % 10, その他の消化器系の疾患 3.1% 9, % 7, % 8, 胃炎及び十二指腸炎 1.1% 3, % 2, % 2, 屈折及び調節の障害 0.5% 1, % 1, % 統合失調症, 統合失調症型障害及び妄想性障害 6.6% 20, % 18, % 14, その他の神経系の疾患 1.5% 4, % 5, % 4, ぜんそく 1.4% 4, % 3, % 4, 白内障 0.9% 2, % 2, % 2, 骨の密度及び構造の障害 1.1% 3, % 2, % 2, その他の呼吸器系の疾患 2.1% 6, % 6, % 5, KDB データ < 一人当たり医療費上位 20 分類 >> << レセプト件数上位 20 分類 >> 14

18 (4) 後期高齢者の医療費の状況平成 26 年度の診療結果から 後期高齢者医療制度被保険者における疾病別の被保険者一人当たり医療費 被保険者 1,000 人当たりレセプト件数を本市 三重県 全国ごとに表しています ( 図 4-7) 一人当たり医療費では 腎不全 や 高血圧性疾患 が高く レセプト件数では 高血圧性疾患 糖尿病 が高くなっています ( 図 4-7) の国保加入者 (75 歳未満 ) では 上位に入らなかった 腎不全 が 後期高齢者 (75 歳以上 ) では高くなっています 図 4-7 後期高齢者における疾病分類別医療費及びレセプト件数( 上位 10 分類 ) ( 平成 26 年度 ) 順位 中分類名 被保険者一人当たり医療費対象者一人当たり医療費 ( 円 () 円 ) 桑名市 三重県 全国 1 その他の心疾患 60,659 57,203 57,863 2 腎不全 54,757 54,215 52,192 3 高血圧性疾患 40,998 46,311 40,832 4 その他の呼吸器系の疾患 37,103 35,167 35,424 5 脳梗塞 32,289 28,703 33,835 6 糖尿病 27,578 27,995 27,642 7 脊椎障害 ( 脊椎症を含む ) 27,451 20,885 22,972 8 虚血性心疾患 26,639 23,874 22,666 9 その他の悪性新生物 26,254 27,513 26, 骨折 25,396 29,817 29,654 被保険者対象者 1,000 人当たりレセプト件数 順位 中分類名 桑名市 三重県 全国 1 高血圧性疾患 10, , , その他の心疾患 8, , , その他の眼及び付属器の疾患 6, , , その他の消化器系の疾患 4, , , 糖尿病 4, , , その他の内分泌 栄養及び代謝障害 3, , , 虚血性心疾患 3, , , アルツハイマー病 3, , , 脊椎障害 ( 脊椎症を含む ) 3, , , 腎不全 3, , ,718.2 KDB データ 15

19 (5) 子どもの医療費の状況平成 26 年度の診療結果から 18 歳未満の子どもの疾病別の被保険者一人当たり医療費 被保険者 1,000 人当たりレセプト件数を本市 三重県 全国ごとに表しています ( 図 4-8) 医療費 レセプト件数ともに 急性気管支炎及び急性細気管支炎 が上位 10 位に入っています また 県や全国と比較すると医療費やレセプト件数は低い値ですが ぜんそくの医療費が高くなっていることがわかります 図 4-8 小児患者における疾病分類別医療費及びレセプト件数( 上位 10 分類 ) ( 平成 26 年度 ) 順位 中分類名 被保険者一人当たり医療費対象者一人当たり医療費 ( 円 () 円 ) 桑名市 三重県 全国 1 その他の急性上気道感染症 6,927 4,717 4,617 2 ぜんそく 6,240 8,208 10,854 3 その他の呼吸器系の疾患 5,578 4,080 4,175 4 その他の周産期に発生した病態 4,055 2,960 2,765 5 急性気管支炎及び急性細気管支炎 3,885 4,235 4,449 6 アレルギー性鼻炎 3,842 4,040 4,161 7 脳性麻痺及びその他の麻痺性症候群 3,443 1, その他損傷及びその他外因の影響 3,183 2,912 3,439 9 その他の皮膚及び皮下組織の疾患 2,990 2,146 2, 真菌症 2, 被保険者対象者 1,000 人当たりレセプト件数 順位 中分類名 桑名市 三重県 全国 1 その他の急性上気道感染症 急性気管支炎及び急性細気管支炎 アレルギー性鼻炎 ぜんそく 屈折及び調節の障害 皮膚炎及び湿疹 その他の皮膚及び皮下組織の疾患 その他の呼吸器系の疾患 急性咽頭炎及び急性扁桃炎 その他損傷及びその他外因の影響 KDB データ 16

20 (6) 高額医療費の状況平成 26 年度の診療結果から 高額レセプト (100 万円以上 ) 全体に占める疾病別の発生割合を表しています ( 図 4-9) その他のがん と その他の心疾患 の割合が高い状況です 図 4-9 高額レセプトの疾病別割合 ( 平成 26 年度 ) KDB データ (7) がんの状況平成 26 年の診療結果から がんの種別ごとに患者数や医療費 割合を男女別で表しています ( 図 4-10 図 4-11) 男性は大腸 ( 直腸及び結腸 ) がん 女性は乳がんの医療費が高くなっています 図 4-10 がんの医療費 ( 男性 )( 平成 26 年 ) 医療費順位 疾病分類名患者数 ( 人 ) 医療費 ( 千円 ) 患者発生率 患者構成割合 1 直腸および結腸がん 88 28, % 20.4% 2 前立腺がん 99 16, % 23.0% 3 肺がん 45 16, % 10.4% 4 胃がん 61 8, % 14.2% 5 肝臓がん 22 7, % 5.1% 6 すい臓がん 12 4, % 2.8% その他 , % 24.1% レセプトデータ ( 平成 26 年 1 月から平成 26 年 12 月 ) 17

21 図 4-11 がんの医療費 ( 女性 )( 平成 26 年 ) 医療費順位 疾病分類名患者数 ( 人 ) 医療費 ( 千円 ) 患者発生率 患者構成割合 1 乳がん , % 32.0% 2 肺がん 33 11, % 8.4% 3 肝臓がん 8 8, % 2.0% 4 直腸および結腸がん 63 6, % 16.0% 5 胃がん 28 5, % 7.1% 6 すい臓がん 9 3, % 2.3% 7 子宮がん 38 3, % 9.6% その他 89 80, % 22.6% レセプトデータ ( 平成 26 年 1 月から平成 26 年 12 月 ) (8) 人工透析に占める糖尿病患者の割合の状況平成 27 年 12 月時点の国民健康保険被保険者及び後期高齢者医療制度被保険者の人工透析を必要とする方のうち 糖尿病を有する方の人数割合を表しています ( 図 4-12 図 4-13) 国民健康保険 後期高齢者ともに 糖尿病ありの割合は 50% 前後と高く 年齢階層で見ると 60 代後半から 70 代前半において 糖尿病ありの人数が多くなっています 図 4-12 人工透析患者における糖尿病併発者の人数割合 ( 国保 )( 平成 27 年 12 月 ) 国保 人工透析男女割合 人工透析の方の糖尿病り患状況 ( 男 ) 人工透析の方の糖尿病り患状況 ( 女 ) 女 男 糖尿病なし糖尿病あり糖尿病なし糖尿病あり 18

22 糖尿病あり 糖尿病なし 歳以下 30~39 歳 40~49 歳 50~59 歳 60~64 歳 65~69 歳 70~74 歳総計 KDB データ 図 4-13 人工透析患者における糖尿病併発者の人数割合 ( 後期 )( 平成 27 年 12 月 ) 後期 人工透析男女割合 人工透析の方の糖尿病り患状況 ( 男 ) 人工透析の方の糖尿病り患状況 ( 女 ) 女男糖尿病なし糖尿病あり糖尿病なし糖尿病あり 糖尿病あり 糖尿病なし ~69 歳 70~74 歳 75~79 歳 80~84 歳 85~89 歳 90~94 歳 95~99 歳 100 歳以上 総計 KDB データ 19

23 2 特定健康診査 特定保健指導の状況 (1) 特定健康診査受診率の状況平成 24 年度から平成 26 年度の特定健診の受診状況を 男女別 年齢別に表しています ( 図 4-14) 男女ともに 年々 受診率は増加傾向にあります 図 4-14 男女別 特定健診受診率 ( 平成 24 年度から平成 26 年度 ) 年度 健診対象者 ( 人 ) 健診受診者数 ( 人 ) 健診受診率 (%) 年齢 ( 歳 ) 男 女 計 男 女 計 男 女 計 平成 24 年度 10,221 11,855 22,076 2,751 4,220 6, % 35.6% 31.6% 40~ , % 16.2% 15.7% 45~ , % 20.5% 15.8% 50~ , % 25.4% 21.8% 55~ , % 29.5% 24.4% 60~64 1,734 2,531 4, , % 36.8% 31.5% 65~69 2,771 3,226 5, ,285 2, % 39.8% 36.6% 70~74 2,818 3,131 5, ,308 2, % 41.8% 38.4% 平成 25 年度 10,246 11,968 22,214 3,241 4,777 8, % 39.9% 36.1% 40~ , % 21.5% 20.0% 45~ , % 19.4% 18.4% 50~ , % 29.5% 24.3% 55~ , % 34.8% 29.5% 60~64 1,520 2,266 3, , % 40.2% 35.7% 65~69 2,873 3,369 6,242 1,091 1,529 2, % 45.4% 42.0% 70~74 2,998 3,402 6,400 1,159 1,546 2, % 45.4% 42.3% 平成 26 年度 10,230 11,926 22,156 3,482 5,080 8, % 42.6% 38.6% 40~ , % 23.5% 22.1% 45~ , % 22.7% 19.6% 50~ , % 31.1% 25.6% 55~ , % 35.7% 30.8% 60~64 1,304 2,028 3, , % 42.6% 37.5% 65~69 2,984 3,499 6,483 1,204 1,690 2, % 48.3% 44.6% 70~74 3,065 3,501 6,566 1,305 1,689 2, % 48.2% 45.6% KDB データ 20

24 平成 24 年度から平成 26 年度の特定健診の受診率推移と 平成 26 年度の受診率を本市 三重県 同規模自治体 全国と比較しています ( 図 4-15 図 4-16) 本市の受診率は年々上昇し 平成 26 年度は 38.6% となっています 三重県の 40.8% は下回っていますが 同規模自治体や全国の受診率を上回っています 図 4-15 特定健診受診率の年度推移 ( 平成 24 年度から平成 26 年度 ) KDB データ 図 4-16 特定健診受診率の比較 ( 平成 26 年度 ) KDB データ 21

25 平成 26 年度における地区別の特定健診受診率について 地区ごとに色分けをしたものです ( 図 4-17) 受診率母数は各地区の在住の方の人数となっています 第 2 期桑名市国保特定健診等実施計画の目標値である 45% を超えている地区は大山田地区 筒尾地区 野田地区となっています 図 4-17 地区別特定健診受診率 ( 平成 26 年度 ) 地区 特定健診受診率 日進 31.4% 精義 33.7% 立教 32.3% 城東 34.4% 益世 37.5% 修徳 36.8% 大成 42.8% 桑部 41.0% 在良 44.8% 七和 39.8% 久米 39.0% 深谷 33.6% 城南 31.0% 大和 39.7% 大山田 50.0% 藤ヶ丘 44.4% 星見ケ丘 28.8% 筒尾 46.6% 松ノ木 41.9% 野田 46.8% 多度中 43.3% 多度東 43.5% 多度南 40.8% 多度西 37.9% 多度北 43.8% 中部 37.2% 北部 39.1% 伊曽島 34.3% 特定健康診査データ管理システム 多度西 多度北多度中多度東北部多度南深谷大山田中部筒尾大和野田七和修徳松ノ木星見ヶ丘藤が丘大成精義在良立教益世城東久米日進桑部城南 伊曽島 22

26 (2) 特定健診の累積受診率の状況平成 24 年度から平成 26 年度における特定健診の男女別累積受診状況を表しています ( 図 4-18) 男女ともに3 年間のうち1 度だけ受診している被保険者は 各年齢において5%~15% 程度となっています 60 歳以上になると 毎年受診する被保険者数が増加し 70 歳以上の高齢者では約 50% の被保険者が3 年に1 度は受診している結果となっています 図 4-18 男女別 特定健診累積受診率 ( 平成 24 年度から平成 26 年度 ) 男性 年齢 ( 歳 ) 被保険者数 ( 人 ) 受診者数 ( 人 ) 受診率 1 回受診 2 回受診 3 回受診 1 回受診 2 回受診 3 回受診 合計 40~ % 4.1% 5.0% 14.9% 45~ % 3.2% 4.9% 15.9% 50~ % 5.5% 7.3% 18.3% 55~ % 5.8% 8.6% 20.0% 60~64 1, % 7.8% 11.2% 31.8% 65~69 1, % 10.2% 17.5% 40.7% 70~74 1, % 9.3% 24.2% 44.6% 計 6, % 7.7% 13.9% 31.9% 女性 年齢 ( 歳 ) 被保険者数 ( 人 ) 受診者数 ( 人 ) 受診率 1 回受診 2 回受診 3 回受診 1 回受診 2 回受診 3 回受診 合計 40~ % 7.1% 4.0% 16.6% 45~ % 7.2% 7.9% 26.0% 50~ % 6.6% 15.7% 33.4% 55~ % 9.0% 15.7% 38.9% 60~64 2, % 12.3% 21.7% 49.3% 65~69 2, % 12.9% 28.6% 54.4% 70~74 1, % 12.8% 31.4% 56.2% 計 9,017 1,158 1,033 2, % 11.5% 23.4% 47.7% 特定健康診査データ管理システム 年齢は平成 26 年度末で算出 23

27 (3) メタボリックシンドローム該当者の状況平成 26 年度の特定健診結果から メタボリックシンドローム ( 注 ) 判定該当割合を本市 三重県 同規模自治体 全国とそれぞれ表しています ( 図 4-19) 男性は三重県 同規模自治体 全国を上回っていますが 女性は三重県 同規模自治体を下回り 全国とほぼ同じ割合となっています 図 4-19 メタボリックシンドローム判定該当割合の比較 ( 平成 26 年度 ) KDB データ (4) 有所見状況平成 26 年度の特定健診の結果から 生活習慣病の有所見者率 ( リスク保有率 ) を表しています ( 図 4-20) 男女ともに年齢が高くなるにつれて有所見者率は高くなる傾向にあります 男女で比較すると 男性の有所見者率が高い傾向にあり 40 歳代男性の約 75% は既に何らかのリスクを保有している状況にあります 図 4-20 生活習慣病の有所見率割合 ( 平成 26 年度 ) 男性 ( 人 ) 女性 ( 人 ) 年代 正常 保健指導 受診勧奨 服薬 正常 保健指導 受診勧奨 服薬 40 代 代 代 , 代 男性 女性 特定健康診査データ管理システム 24

28 (5) 慢性腎臓病 (CKD) のリスク保有状況平成 26 年度特定健診結果から 慢性腎臓病のリスク保有状況と保有者の人数割合を表しています ( 図 4-21 図 4-22) 慢性腎臓病 (CKD) は重症化すると腎不全となり 高額な人工透析治療を行う必要があります 血糖のリスクが高い者が 304 名おり 内 腎臓のリスクが高い者が 80 名います 年代別の保有者割合を見ると リスクは 50 代になると急激に増加していることが分かります 図 4-21 慢性腎臓病 (CKD) のリスク保有状況 ( 平成 26 年度 ) ( 単位 : 人 ) H26 健診受診者 ( 再掲 )40 歳 ~69 歳 ( 内 )40 代 ( 内 )50 代 ( 内 )60 代 受診者数 9,184 5, ,025 内訳 該当者数 ( 内 ) 尿タンハ ク 2+ 以上 該当者数 ( 内 ) 尿タンハ ク 2+ 以上 該当者数 ( 内 ) 尿タンハ ク 2+ 以上 該当者数 ( 内 ) 尿タンハ ク 2+ 以上 該当者数 ( 内 ) 尿タンハ ク 2+ 以上 空腹時血糖 130 mg /dl 以上 HbA1c7.0% 以上 空腹時血糖 130 mg /dl 以上 かつ HbA1c7.0% 以上 特定健康診査データ管理システム ( 厚生労働省ガイドラインにて内訳 ) 図 4-22 年代別慢性腎臓病 (CKD) のリスク保有者割合 ( 平成 26 年度 ) 特定健康診査データ管理システム 25

29 (6) 特定保健指導の実施状況平成 24 年度から平成 25 年度の特定健診結果及び特定保健指導結果から 本市と三重県における特定保健指導の対象者数と終了者数及び実施率を年齢別に表しています ( 図 4-23 図 4-24) 特定保健指導実施率は県と比較して低い状況です 図 4-23 特定保健指導の実施状況 桑名市 積極的支援 動機付け支援 支援合計 法定報告資料 年度 年齢 ( 歳 ) 対象者 ( 人 ) 終了者 ( 人 ) 実施率男女計男女計男女計 平成 24 年度 % 18.9% 9.6% 40~ % 10.0% 3.3% 50~ % 26.7% 11.1% 60~ % 17.9% 12.8% 70~ 平成 25 年度 % 1.6% 2.6% 40~ % 0.0% 1.6% 50~ % 5.6% 4.4% 60~ % 0.0% 2.1% 70~ 平成 24 年度 % 14.7% 13.7% 40~ % 23.1% 14.7% 50~ % 8.3% 8.2% 60~ % 17.3% 16.4% 70~ % 12.2% 11.3% 平成 25 年度 % 11.4% 11.6% 40~ % 10.5% 4.3% 50~ % 6.3% 7.1% 60~ % 14.4% 14.7% 70~ % 8.9% 9.5% 平成 24 年度 % 15.4% 12.7% 40~ % 17.4% 7.4% 50~ % 13.7% 9.6% 60~ % 17.4% 15.6% 70~ % 12.2% 11.3% 平成 25 年度 % 9.7% 9.4% 40~ % 6.7% 2.7% 50~ % 6.0% 5.5% 60~ % 11.7% 12.0% 70~ % 8.9% 9.5% 26

30 図 4-24 特定保健指導の実施状況 三重県 ( 市町 ) 積極的支援 動機付け支援 支援合計 法定報告資料 年度 年齢 ( 歳 ) 対象者 ( 人 ) 終了者 ( 人 ) 実施率男女計男女計男女計 平成 24 年度 2, , % 16.2% 10.8% 40~ % 11.4% 6.9% 50~ , % 12.2% 8.4% 60~69 1, , % 19.8% 14.7% 70~ 平成 25 年度 2, , % 12.0% 8.8% 40~ % 9.7% 7.1% 50~ , % 11.3% 7.2% 60~ , % 13.4% 11.3% 70~ 平成 24 年度 6,498 4,323 10,821 1, , % 21.1% 19.9% 40~ % 14.1% 11.5% 50~ % 14.9% 14.8% 60~69 3,096 2,148 5, , % 23.7% 20.7% 70~74 2,626 1,491 4, % 20.1% 21.3% 平成 25 年度 6,512 4,402 10,914 1, , % 19.2% 17.9% 40~ % 12.7% 10.4% 50~ % 15.7% 14.8% 60~69 3,102 2,165 5, % 20.6% 18.9% 70~74 2,668 1,557 4, % 19.3% 18.3% 平成 24 年度 9,126 5,112 14,238 1,487 1,038 2, % 20.3% 17.7% 40~49 1, , % 13.3% 8.9% 50~59 1, , % 13.9% 11.2% 60~69 4,158 2,577 6, , % 23.1% 19.4% 70~74 2,626 1,491 4, % 20.1% 21.3% 平成 25 年度 9,066 5,158 14,224 1, , % 18.2% 15.8% 40~49 1, , % 11.7% 8.4% 50~59 1, , % 14.1% 10.5% 60~69 4,049 2,539 6, , % 19.5% 17.4% 70~74 2,668 1,557 4, % 19.3% 18.3% (7) 保健指導レベル別医療費状況 平成 26 年の診療結果及び平成 26 年度の特定健診結果から 保健指導レベル別の一人 当たり医療費を表しています ( 図 4-25) 積極的支援対象者の医療費が低く 他は同程度となっています 図 4-25 保健指導レベル別の医療費 ( 平成 26 年 ) レセプトデータ ( 平成 26 年 1 月から平成 26 年 12 月 ) 特定健康診査データ管理システム 平成 26 年度特定健診受診者について平成 26 年 1 月から平成 26 年 12 月までの医療費に基づき集計 27

31 (8) 特定保健指導の実施効果平成 26 年度の 当該前年度の特定保健指導実施者の内 当該年度に保健指導対象者ではなくなった人数割合を示しています ( 図 4-26) 三重県の平均と比べ指導対象者の減少率の割合が高くなっています また 本市の減少率の 33.3% について さらに 改善理由別に分割すると 数値が改善した方が全体の 7 割程度に 治療 ( 服薬 ) となった方が2 割となりました これらの結果から 本市における特定保健指導事業には健康リスクの改善効果があると考えられます 図 4-26 特定保健指導による特定保健指導対象者の減少率と改善理由の内訳 年度 保険者 昨年度の特定保健指導の対象者数 1 昨年度の特定保健指導の利用人数 2 特定保健指導を受けた者 (2) の内 特定保健指導対象者ではなくなった者 3 特定保健指導による特定保健指導対象者の減少率 4 平成 26 桑名市 % 年度 三重県 14,740 2, % *4には服薬を開始し 特定保健指導対象者ではなくなった者の人数を含んだ割合を計上 再掲 ) 桑名市における特定保健指導対象者の減少の内訳 平成 25 年度に特定保健指導を受け 平成 26 年度健診結果により対象でなくなった人数 3 48 人 3 の内 数値が改善し 対象外となった人数及び割合 34 人 (70.8%) 3 のうち服薬開始となり 対象外となった人数及び割合 10 人 (20.8%) 3 のうち後期高齢者医療制度加入者となり 対象外となった人数及び割合 4 人 (8.3%) 三重県国民健康保険組合団体連合会資料 ( 推定値 ) 28

32 3 介護保険の状況 (1) 介護認定者数平成 24 年度から平成 26 年度における介護認定者の推移を表しています ( 図 4-27) 1 号認定者数は増加していますが 1 号認定率 2 号認定者数及び認定率は減少傾向となっています 図 4-27 介護認定者数 ( 平成 24 年度から平成 26 年度 ) 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 1 号被保険者数 ( 人 ) 31,256 32,635 33,905 1 号認定者数 ( 人 ) 4,945 5,131 5,267 認定率 (%) 号認定者数 ( 人 ) 認定率 (%) 号 +2 号認定者数 ( 人 ) 5,086 5,274 5,406 認定率 (%) 桑名市介護保険事業状況報告 ( 各年 9 月 30 日現在 ) (2) 介護認定を受けている方と受けていない方の医療費の状況平成 26 年度の介護認定を受けている方 ( 以下 認定あり という ) と受けていない方 ( 以下 認定なし という ) の医科医療費 歯科医療費を本市 三重県 同規模自治体 全国で表しています ( 図 4-28 図 4-29) 医科医療費 歯科医療費ともに 認定あり の方が高い状況となっています とくに医科医療費において 認定あり と 認定なし の方の差が顕著に出ています 図 4-28 介護認定状況別の医科医療費比較 ( 平成 26 年度 ) KDB データ 29

33 図 4-29 介護認定状況別の歯科医療費比較 ( 平成 26 年度 ) KDB データ (3) 介護認定を受けている方の疾病状況 ( 疾病大分類 ) 平成 26 年度の診療結果から 疾病別の有病率を本市 三重県 同規模自治体 全国で表しています ( 図 4-30) 本市の介護認定ありの方の有病率は 心臓病が 61.5% 高血圧が 54.5% と高く 筋 骨格系の疾病については 他と比べて高い状況です 図 4-30 介護認定状況別の疾病別有病率 ( 平成 26 年度 ) KDB データ 30

34 4 その他保健事業に関する状況 (1) 重複受診に関する分析平成 26 年の診療結果から 重複受診の患者の状況を疾患別に表しています ( 図 4-31) 詳細不明の糖尿病 や 高血圧症 など 生活習慣病関連の疾病が上位に挙がっています 年齢別重複受診の状況では 65 歳以上の高齢者層だけでなく 40 歳代や 50 歳代の年齢においても重複受診がみられます ( 図 4-32) 図 4-31 重複受診の患者の状況 ( 平成 26 年 ) 順位 疾患名 患者数 ( 人 ) 医療機関 3 件以上患者数 ( 人 ) 割合 1 詳細不明の糖尿病 7, % 2 睡眠障害 4, % 3 本態性 ( 原発性 < 一次性 >) 高血圧 ( 症 ) 9, % 4 胃炎及び十二指腸炎 7, % 5 リポたんぱく < 蛋白 > 代謝障害及びその他の脂 ( 質 ) 血症 8, % 6 その他の腸の機能障害 4, % 7 背部痛 4, % 8 血管運動性鼻炎及びアレルギー性鼻炎 < 鼻アレルギー > 7, % 9 脊椎症 3, % 10 その他の脊椎障害 1, % 上位 10 疾患以外 554, % 合計 ( 延べ人数 ) 613, % レセプトデータ ( 平成 26 年 1 月から平成 26 年 12 月 ) 図 4-32 重複受診の年齢別患者割合 ( 平成 26 年 ) レセプトデータ ( 平成 26 年 1 月から平成 26 年 12 月 ) 31

35 (2) 頻回受診に関する分析平成 26 年の診療結果から 頻回受診の患者数 割合を疾患別に表しています ( 図 4-33) 膝関節症 や 脊椎症 など 整形関連の疾病が上位にあります 年齢別に頻回受診の発生割合を見ると 重複受診と同様に高齢者層だけでなく 40 歳代 50 歳代においても 一定の発生が見られます ( 図 4-34) 図 4-33 頻回受診の患者の状況 ( 平成 26 年 ) 順位 疾患名 患者数 ( 人 ) 医療機関 3 件以上患者数 ( 人 ) 割合 1 膝関節症 [ 膝の関節症 ] 2, % 2 脊椎症 3, % 3 その他の多発 ( 性 ) ニューロパチ < シ > ー 2, % 4 その他の脊椎障害 1, % 5 骨粗しょう < 鬆 > 症 < オステオポローシス > 2, % 6 肩の傷害 < 損傷 > 1, % 7 背部痛 4, % 8 睡眠障害 4, % 9 頚部椎間板障害 % 10 その他の椎間板障害 1, % 上位 10 疾患以外 588,736 4, % 合計 ( 延べ人数 ) 613,236 5, % レセプトデータ ( 平成 26 年 1 月から平成 26 年 12 月 ) 図 4-34 頻回受診の年齢別患者割合 ( 平成 26 年 ) レセプトデータ ( 平成 26 年 1 月から平成 26 年 12 月 ) 32

36 (3) 重複投与に関する分析 ( 注平成 26 年の診療結果から 重複投与 ) の医薬品名や薬効分類名 患者数 割合を表しています ( 図 4-35) 薬効分類名別に見ると精神神経用剤が 3.5% 催眠鎮静剤 抗不安剤が 14.4% となっています 図 4-35 重複投与の医薬品名 薬効分類名 患者数 割合 ( 平成 26 年 ) 順位 医薬品名 薬効分類名 患者数 重複投与患者数割合 1 ムコスタ 消化性潰瘍用剤 6, % 2 デパス 精神神経用剤 1, % 3 マイスリー 催眠鎮静剤 抗不安薬 1, % 4 メチコバール ビタミンB 剤 ( ビタミンB1 2, % 5 レンドルミン 催眠鎮静剤 抗不安薬 % 6 ハルシオン 催眠鎮静剤 抗不安薬 % 7 ロキソニン 解熱鎮痛消炎剤 6, % 8 ノルバスク 血管拡張剤 3, % 9 ガスター 消化性潰瘍用剤 1, % 10 サイレース 催眠鎮静剤 抗不安薬 % 11 ムコダイン 去たん剤 6, % 12 リリカ その他の中枢神経用剤 % 13 アレグラ その他のアレルギー用 2, % 14 マグラックス 制酸剤 % 15 アレロック その他のアレルギー用 1, % 16 タリオン その他のアレルギー用 1, % 17 クレストール 高脂血症用剤 2, % 18 プルゼニド 下剤 浣腸剤 1, % 19 セレコックス 解熱鎮痛消炎剤 1, % 20 ネキシウム 消化性潰瘍用剤 % 上位 20 医薬品以外 224,021 1, % 合計 ( 延べ人数 ) 268,084 2, % 重複投与発生医薬品数 258 レセプトデータ ( 平成 26 年 1 月から平成 26 年 12 月 ) 33

37 (4) 後発医薬品 ( ジェネリック ) の使用状況平成 26 年 11 月から平成 27 年 10 月の診療結果から 後発医薬品 ( ジェネリック ) の使用率を表しています ( 図 4-36) 年間を通じて 使用率は徐々に上がっており 平成 27 年 1 月の時点で 平成 27 年 3 月の全国平均を上回る結果となっています また 後発医薬品への切り替えによる医療費の削減効果額も上昇傾向にあります ( 図 4-37) 図 4-36 後発医薬品の使用率 三重県国民健康保険団体連合会資料 図 4-37 後発医薬品の差額通知効果額 審査年月 平成 27 年 3 月平成 27 年 4 月平成 27 年 5 月平成 27 年 6 月平成 27 年 7 月平成 27 年 8 月平成 27 年 9 月平成 27 年 10 月 効果額 保険者負担相当額 148, , , , , , , ,157 ( 円 ) 患者負担相当額 57, , , , , , , ,607 計 205, , , , , , , ,764 三重県国民健康保険団体連合会資料 34

38 28,795,970 27,949,800 24,976,800 23,155,860 19,298,150 17,347,440 14,680,670 10,505,840 9,397,440 7,127,360 6,618,650 5,686,170 3,567,550 3,445,400 3,054,940 2,580,330 2,351,100 1,767,600 1,765,670 1,753,530 1,466,420 1,334,300 1,214, , , , , , , ,420 (5) 後発医薬品の切り替えポテンシャル平成 26 年の診療結果から 後発医薬品 ( ジェネリック ) の切り替え可能額を薬効分類別に表しています ( 図 4-38) 生活習慣病関連の薬剤とアレルギー関連の薬剤が多い結果となっています 図 4-38 後発医薬品の切り替え可能額 ( 薬効分類別 )( 平成 26 年 ) 順位 薬効分類 薬効分類名 切り替え可能金額 高脂血症用剤 28,795,970 消化性潰瘍用剤 27,949,800 その他の血液 体液用薬 24,976,800 血圧降下剤 23,155,860 他に分類されないその他の代謝性医薬品 19,298,150 17,347,440 その他のアレルギー用剤 14,680,670 糖尿病用剤 10,505,840 その他の中枢神経用剤 9,397,440 不整脈用剤 7,127,360 その他の消化器官用薬 6,618,650 抗パーキンソン剤 5,686,170 抗てんかん薬 3,567,550 その他の泌尿生殖器官及び肛門用薬 3,445,400 その他の化学療法剤 3,054,940 解熱鎮痛消炎剤 2,580,330 主としてグラム陽性菌 マイコプラズマに作用するもの 2,351,100 タンパクアミノ酸製剤 1,767,600 去たん剤 1,765,670 解毒剤 1,753,530 痛風治療剤 1,466,420 ビタミンA 及びD 剤 1,334,300 鎮けい剤 1,214,910 サルファ剤 934,340 抗ウイルス剤 875,380 その他の循環器官用剤 807,950 鎮暈剤 749,950 気管支拡張剤 583,380 卵胞ホルモン及び黄体ホルモン剤 557,120 アヘンアルカロイド系麻薬 479,420 その他 2,829,747 2,829, 血管拡張剤 レセプトデータ ( 平成 26 年 1 月から平成 26 年 12 月 ) 35

39 5 インタビュー結果 データヘルス計画作成にあたって 今後の保健事業の参考とするため グループ形式 でインタビューを実施しました (1) 実施概要 1 目的今後の保健事業の参考とするため 健康な人の生活習慣や生活環境を知る 2 対象者平成 26 年度に医療機関等を受診していない方で 特定健診の結果が 異常なし という方 (11 名及びその家族 ) 3 実施人数 3 名 ( 男性 1 名 (70 代 ) 女性 2 名 (60 代 )) 4 所要時間 1 時間 30 分 (2) 質問内容と回答 1 健康維持のためにすでに取り組んでいること 心がけていることはありますか? 運動 毎日 犬の散歩をする 毎日 ウォーキングをする なるべく車を使わない 階段を使う 食事 旬のものを食べる 野菜中心の自炊をする 間食をしない 趣味 パッチワークをする 古着を加工して再利用する 生活 考え込まずに まあ いっかぁ と思う 字を書いたり 文字を読んだりする こまめに動く 健康観 梅エキスを作って体調の悪い時は食べる 鼻うがいをする 36

40 少しの風邪症状なら市販薬を飲んで治す 2 質問 1を始めたきっかけは何ですか? 特定健診の結果で値が基準を超えているものがあった 若いころに太ってしまって 足首を痛めた 認知症にならずに 90 歳代まで生きることを目標にしている 自分のこと( もしくは家族のこと ) は 自分でしなくてはいけないと思っている 3 健康情報を得る手段は何ですか? 周囲の健康な人がしていたことを参考にしている テレビの情報を参考にしている 4 健康維持について どのようなことに関心がありますか? 認知症予防に関心がある 特定健診は年に1 回受診する (3) 事業展開していく中でインタビュー結果を参考とするもの 健康維持のために取り組んでいること 運動ウォーキングなるべく車を使わない階段を使うこまめに動く 食事旬のものを食べる野菜中心の自炊間食をしない 生活考え込まずに まあ いっかぁ と思う 健康観少しの風邪症状なら市販薬を飲んで治す 事業展開健康づくり 介護予防の目的から住民主体の 通いの場 を作るよう働きかける 健康情報 ( 運動習慣 ) の広報活動健康情報 ( 食生活改善 ) の広報活動こころの健康づくり適正受診の啓発 ( 重症化させないために早期受診も必要 ) 37

41 6 医療情報等の分析結果による健康課題 ここまでの分析結果から見える健康課題と対策の方向性及び次章の施策について整理 すると 以下のようになります 桑名市国民健康保険を取り巻く状況 現状把握から見える主な健康課題 対策の方向性 施策 標準化死亡比で男女ともにがん( 大腸 ) が県を上回っている がん検診の受診率向上 3へ 医療費の状況 生活習慣病の中でも糖尿病の医療費が高く 全国や県と比較しても高い 人工透析になっている方の糖尿病の割合が高い 統合失調症が医療費の中で最も高い がんが入院医療費を高くしている大きな理由となっており 男性は大腸がんが高い 子どもの医療費の分析において ぜんそくの医療費が高い 血糖値が高い方に生活習慣の改善を働きかけ 発症及び重症化を予防する 精神疾患についての理解を深めるため 講演会やメンタルパートナー養成講座を実施していく がん検診の受診率向上 ぜんそくを悪化させる遠因と言われている家族の喫煙率を下げる 2へ 5へ 3へ 5へ 特定健診 特定保健指導の状況 特定健診の受診率が同規模 全国より高いが 県よりは低い 未受診者への受診勧奨 国保新規加入者への周知及び受診勧奨 特定保健指導の実施率が県より低い 未実施者への利用勧奨 1 へ 1 へ 介護保険の状況 介護認定者で全国や県と比較して筋 骨格の有病者数の割合が高い 介護認定者で全国や県と比較して認知症およびアルツハイマー病の有病者数の割合が高い その他保健事業に関する状況 重複受診の疾患には生活習慣病関連の疾患が多く含まれている 重複 頻回ともに若年層でも一定の発生が見られる 後発医薬品の使用率は高いが今後も対策が必要 インタビュー結果 運動 食事が健康の秘訣 認知症の予防に関心がある 健康づくり 介護予防の目的から住民主体の 通いの場 などを作るよう働きかける 認知症相談窓口の設置 重複投与 過剰投与の原因となるため 年齢層を限定せずに適切な受診指導を行う 後発医薬品の使用促進を継続して行う 生活習慣の改善について広報活動をしていく 健康づくり 介護予防の目的から住民主体の 通いの場 を作るよう働きかける 5へ 5へ 4へ 6へ 5へ 38

42 第 5 章計画の基本理念と目的 医療情報等の分析結果による健康課題と対策の方向性から 基本理念を 健やかな心と 体はまちの宝物 としました この基本理念に基づき 目的を定め 施策を展開していき ます 基本理念 健やかな心と体はまちの宝物 目的 健康寿命の延伸及び医療費の適正化 健康寿命 とは 日常的に介護を必要とせず 自立して心身ともに健康的な日常生活を送ることができる期間 施策 被保険者一人ひとりが自立して健康で自分らしく生活が送ることができるよう 主体的に疾病予防と健康増進に取り組めるよう保健事業を推進します また 健康 医療情報を活用して医療費の適正化を推進します 1 特定健康診査受診率及び特定保健指導実施率の向上 2 生活習慣病の重症化予防 3 がんの早期発見 早期治療を目指した重症化予防 4 重複頻回受診者への適切な受診指導 5 健康づくりの啓発活動 6 後発医薬品の使用促進 6 つの施策について 実施計画を次章にまとめます 39

43 第 6 章保健事業の実施計画 1 特定健康診査受診率及び特定保健指導実施率の向上 目的及び概要 生活習慣病の発症 重症化予防及び医療費の適正化を図るため 桑名市国民健康保険被保険者のうち 40 歳以上 75 歳未満の人に特定健診を実施することにより 健康寿命の延伸を目指します 実施内容 受診勧奨コールセンターの設置を委託し 前年度健診未受診者かつ医療機関未受診者へ電話による受診勧奨を行います また 働き盛りの 40~50 歳代の受診率が他の年代に比べ低いため 9 月末時点で 40~50 歳代の未受診者へ電話による受診勧奨を行います 受診勧奨はがきの送付を継続的に行います 人間ドックを実施( 定員 500 人 ) し 受診率の向上に努めます 国民健康保険の加入時にパンフレットを配布し 特定健診の案内を行います 特定健診 特定保健指導のパンフレット等を作成し 地区ごとに啓発活動を行います 医師会に健診結果等の報告を行い 連携体制の強化を行います 実施体制 主体 : 地域保健課 保険年金課協力 : 関係団体 アウトプット ( 事業実施量評価 ) 評価指標 平成 25 年度 実績 平成 26 年度 評価の 方向性 電話勧奨実施者数 ( 人 ) - 3,047 ( 維持 ) 勧奨はがき送付者数 ( 人 ) 19,200 18,503 ( 減らす ) 人間ドック受診者数 ( 人 ) ( 維持 ) 国民健康保険加入者へ案内配布実施実施 ( 維持 ) 各地区での啓発活動 (22 地区年 1 回 ) - - ( 増やす ) 健診結果等の報告 ( 年 1 回 ) - - ( 維持 ) 40

44 アウトカム ( 事業成果評価 ) 評価指標特定健診受診率 (%) 第 2 期桑名市国保特定健診等実施計画書特定保健指導前年度実施率 (%) 第 2 期桑名市国保特定健診等実施計画書 実績 目標 H25 H26 H27 H28 H KDB データ 2 生活習慣病の重症化予防 目的及び概要 生活習慣病の中でも糖尿病の医療費が最も高く 本市は 全国や県と比較しても高い状況にあります また 人工透析を受けている方の糖尿病の割合が高いという分析結果をもとに 糖尿病の方に対して 早期に保健指導を行い 生活習慣を改善するために 個別に保健指導等を行い重症化予防を図ります 実施内容 平成 27 年度中に対象とする項目や基準の選定 実施方法を検討し 平成 28 年度から実施します 特定健診の結果等から重症化予防が必要な対象者の方を把握し 必要な指導を行います 実施体制 主体 : 保険年金課 協力 : 地域保健課 アウトプット ( 事業実施量評価 ) 評価指標 平成 25 年度 実績 平成 26 年度 評価の 方向性 指導対象者への実施率 (%) - - ( 実施 ) アウトカム ( 事業成果評価 ) 評価指標 指導終了者の糖尿病性腎症における病期進行者 数 ( 人 ) 実績 目標 H25 H26 H27 H28 H 市独自の評価指標 41

45 3 がんの早期発見 早期治療を目指した重症化予防 目的及び概要 大腸がん検診を実施します 特に 大腸がん検診の助成対象の方に対し無料クーポン券を発行し 受診機会の向上を図りがんの早期発見を目指します 実施内容 大腸がんについての基礎知識や検診方法 予防方法等について地区ごとに啓発活動を行います 大腸がんの予防に関するパンフレットを作成し 個別がん検診受診券送付時や 精密検査受診勧奨時に同封します 実施体制 主体 : 地域保健課 アウトプット ( 事業実施量評価 ) 評価指標 平成 25 年度 実績 平成 26 年度 評価の 方向性 大腸がん検診受診者数 ( 人 ) 地域保健報告 8,429 9,077 ( 増やす ) アウトカム ( 事業成果評価 ) 評価指標 大腸がん検診前年度受診率 (%) 地域保健報告 実績 目標 H25 H26 H27 H28 H

46 4 重複頻回受診者への適切な受診指導 目的及び概要 重複頻回受診は 重複投与や過剰投与の原因となり 被保険者の健康を損なう可能性があるため 幅広い年齢層を対象に受診指導等を行います 実施内容 平成 27 年度中に対象とする項目や基準の選定 実施方法を検討し 平成 28 年度か ら実施します 実施体制 主体 : 保険年金課 アウトプット ( 事業実施量評価 ) 評価指標 平成 25 年度 実績 平成 26 年度 評価の 方向性 重複頻回受診者への指導の実施 - - ( 実施 ) アウトカム ( 事業成果評価 ) 評価指標 実績 目標 H25 H26 H27 H28 H29 重複頻回受診者の割合 (%)

47 5 健康づくりの啓発活動 目的及び概要 健康意識の向上や生活習慣の改善が図られるように 個人 家族 地域全体で取り組める健康づくり施策を推進します 実施内容 市民を対象に健康に関する講演会を開催し啓発します 健康増進法健康診査や歯周疾患検診を実施し 市民が自らの健康状態を把握し 主体的な健康づくりに取り組むきっかけとします 親子健康手帳発行時の啓発や幼児歯科検診 フッ素塗布を実施し 母子の健康状態を把握し 主体的な健康づくりに取り組むきっかけとします 健康づくりや介護予防を目的とした住民主体の通いの場を作るよう働きかけます 認知症初期集中支援チームを設置し 認知症の早期診断 早期対応に向けて支援します 平成 28 年度から国民健康保険のデータを活用した記事を広報 ホームページ 健康 ケア情報 ほけんだより 等に掲載します また パンフレットの配布を行い 健康意欲の向上に努めます こころの健康づくり講演会及びメンタルパートナー養成講座を実施し 主体的な健康づくりに取り組むきっかけとします 医療機関等受診世帯へ医療費の支払額を把握してもらうため 年に2 回通知します 実施体制 主体 : 地域保健課 保険年金課 地域介護課 子ども家庭課 福祉総務課 障害福祉課 地域医療課 アウトプット( 事業実施量評価 ) 評価指標 平成 25 年度 実績 平成 26 年度 評価の 方向性 医療費通知 対象世帯へ通知 ( 世帯 ) 8 月 16,485 2 月 16,415 8 月 16,456 2 月 16,426 ( 減らす ) 健康講演会 開催回数 ( 年 1 回 ) 実施実施 ( 維持 ) 健康増進法健康診査 歯周疾患検診 受診者数 ( 人 ) 受診率 (%) 受診者数 ( 人 ) 受診率 (%) ( 増やす ) ( 増やす ) ( 次ページに続く ) 44

48 評価指標幼児歯科検診 フッ素塗布歯科検診無料券利用率 (%) 通いの場 ( スタート応援事業 ) の導入箇所認知症初期集中支援チームの設置指導対象者への実施率 (%) 健康情報の広報活動掲載回数 ホームページ更新回数 ( 年 1 回 ) 健康情報のパンフレット配布パンフレット配布 ( 年 1 回 ) 親子健康手帳発行時に喫煙によるぜんそくへの影響について啓発パンフレット配布数メンタルパートナー養成メンタルパートナー養成人数 ( 人 ) 実績 評価の 平成 25 年度 平成 26 年度 方向性 ( 増やす ) - 9 ( 増やす ) - - ( 実施 ) - - ( 維持 ) - - ( 維持 ) - - ( 維持 ) 189(5 回 ) 259(10 回 ) ( 維持 ) アウトカム ( 事業成果評価 ) 評価指標 実績 目標 H25 H26 H27 H28 H29 妊娠届出時の同居家族の喫煙率の低下 (%) 幼児歯科検診 フッ素塗布 3 歳児健康診査時のう歯罹患率 (%) スタート応援事業後 継続している箇所 生活習慣改善に取り組む意欲の割合 (%)* 特定健診質問票 運動や食生活等の生活習慣を改善してみようと思うか 運動習慣のある人の割合 (%)* 特定健診質問票 1 日 30 分以上の軽く汗をかく運動を週 2 回以上 1 年 以上実施 * 年 2% 増を目標とするとき 特定健診受診者が 8,573 人 ( H26) とすると約 170 人の改善が見込まれる 45

49 6 後発医薬品の使用促進 目的及び概要 医療費の抑制を目的に 平成 27 年 2 月から差額通知を実施しています 平成 26 年 11 月診療から平成 27 年 9 月診療まで 後発医薬品を使用している人の割合を比較すると 58.2% から 59.7% と上昇しています 実施内容 後発医薬品に切り替えた場合 被保険者あたり 200 円以上の差額があり 14 日以上の投与がある場合に通知します 年に2 回通知します 医薬品に関する問い合わせに応対するコールセンターの設置を委託します 実施体制 主体 : 保険年金課 アウトプット ( 事業実施量評価 ) 評価指標 平成 25 年度 実績 平成 26 年度 評価の 方向性 差額通知 ( 年 2 回 )( 世帯 ) 平成 27 年 2 月 (11 月診療分 ) から実施 - 1,671 ( 減らす ) アウトカム ( 事業成果評価 ) 評価指標 実績 目標 H25 H26 H27 H28 H29 使用率向上 (%) 当該年度 3 月末時点 46

50 第 7 章計画の推進 1 評価と見直しについて (1) 評価方法について計画の評価については 事業の実績や取り組みの状況について PDCAサイクルにそって保健事業を展開し それぞれの項目ごとに下記の評価の視点により評価します 評価方法については 次の4つの観点から毎年度行うこととし 必要に応じて翌年度の事業内容などの見直しを行うこととします また KDB システム等の情報を活用し 国 県 同規模保険者と比較を行い 下記のとおり評価します 図 7-1 評価の観点と評価方法 評価の観点内容評価方法 ストラクチャー ( 事業構成 実施体制 ) プロセス ( 実施過程 ) アウトプット ( 事業実施量評価 ) アウトカム ( 事業成果評価 ) だれが どういう体制で事業計画 職員体制 他機関との連携 社会資源の活用などどうやって周知方法 実施手順 方法 データに基づく対象者の把握手段などどのくらい実施開催回数 参加者数などどうなったか対象者の満足度 実施前との変化 評価の観点ごとに実施当初計画どおり実施した場合 A 変更があったが実施した場合 B 課題はあるが実施した場合 C 実施できなかった場合 D (2) 評価の時期と評価体制評価の時期については 施策毎の計画に準ずるものとし 毎年評価結果を取りまとめます 評価の体制としては 桑名市国民健康保険運営協議会やワーキング会議にて実施するものとします (3) 計画の見直しについて 最終年度に全体評価を行い その評価に基づき本計画をより実行性の高いものにする ため 本計画の見直しを行います 見直された内容は 次期計画に反映し より効果的 47

51 な事業が行えるように 桑名市国民健康保険運営協議会やワーキング会議において見直 しを行います 2 進行管理 (1) 進行管理の方法について各計画に対する進行管理 ( 実施 評価 改善 ) については 桑名市国民健康保険運営協議会やワーキング会議において実施するものとします 1 桑名市国民健康保険運営協議会 項目 内容 協議機関 桑名市国民健康保険運営協議会 実施回数 1 回 実施内容 データヘルス計画や事業の進捗状況について 2ワーキング会議項目協議機関実施回数実施内容 内容ワーキンググループ事務局 : 保険年金課 地域保健課ワーキングメンバー : 保健福祉部各課 2 回各事業の評価医療費の状況等情報共有 3 計画の公表 周知本計画は健康課題解決のための計画であり 国民健康保険被保険者をはじめ 広く市民の皆さんに知らせる必要があることから 本市ホームページにおいて公表します また 計画期間中の変更においても同様とします 48

52 第 8 章個人情報の保護 個人情報については 個人情報保護法 国民健康保険組合等における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン ( 厚生労働省 ) 桑名市個人情報保護条例に基づき 個人情報保護に努めます 外部委託に際しては 個人情報の厳重な管理や 目的外使用の禁止等を契約書に定めるとともに 委託先の契約状況を管理します 49

53 資料 1 用語の説明 特定健康診査診療報酬明細書保険者被保険者日本再興戦略桑名市国民健康保険特定健康診査等実施計画書 KDB システム標準化死亡比 (SMR) メタボリックシンドローム ( 内臓脂肪症候群 ) に着目した健康診査のこと 40 歳から 74 歳が対象で 糖尿病や心臓病 脳卒中などの生活習慣病を早期発見し 重症化を防ぐことを目的とする 保険医療機関等が被保険者の診療を行ったときの医療費をその患者の所属する保険者に対して請求する診療報酬請求書に添付する書類である 患者ごとに毎月一枚作成し 各月に実際に行った診療内容と個々の診療行為に要した費用の額を記入するもので 診療内容の明細を示すために作成される 保険者とは 保険事業を行う者をいう 保険給付をはじめ被保険者の健康の維持増進のための保健事業 これらの財源に充てるための保険税 ( 料 ) の徴収などを行う 被保険者とは 保険の利益を受ける者をいう 被保険者の資格を取得すると 一方において法定給付事由が発生すれば権利として保険給付を受けることができると同時に 他方において保険税 ( 料 ) の納付義務を負うことになる 平成 25 年 6 月 14 日 日本経済の再生に向けた 3 本の矢 のうちの第 3 の矢である 成長戦略 日本再興戦略 -JAPAN is BACK ー が閣議決定された 高齢者の医療の確保に関する法律に基づき 本市国民健康保険被保険者のうち 40 歳から 74 歳を対象に特定健診及び特定保健指導を実施することにより 市民の健康長寿の実現を目指すことを目的に策定 国保データベース (KDB) システムは国保連合会が保険者の委託を受けて行う各種制度の審査支払業務及び保険者事務共同電算業務を通じて管理する 特定健診 特定保健指導 医療 ( 後期高齢者医療含む ) 介護保険 等に係る情報を利活用し 統計情報等を保険者向けに情報提供することで 保険者の効率的かつ効果的な保健事業の実務をサポートすることを目的として構築されたシステムである 死亡率は通常年齢によって大きな違いがあることから 異なった年齢構成を持つ地域別の死亡率を そのまま比較することはできないことから 標準的な年齢構成に合わせて 地域別の年齢階級別の死亡率を算出して比較する必要がある 標準化死亡比は 基準死亡率 ( 人口 10 万対の死亡数 ) を対象地域に当てはめた場合に 計算により求められる期待される死亡数と実際に観察された死亡数とを比較するものである 国や県等の平均を 100 とし 標準化死亡比が 100 より大きい場合は 国や県等の平均より死亡率が多いと判断され 100 より小さい場合は死亡率が低いと判断される 50

54 特定保健指導後発医薬品 ( ジェネリック ) メタボリックシンドローム重複投与 特定健康診査の結果から 生活習慣病の発症リスクが高い人に対して 医師や保健師や管理栄養士等が対象者一人ひとりの身体状況に合わせた生活習慣を見直すためのサポートをすること リスクの程度に応じて 動機付け支援と積極的支援がある ( よりリスクが高い方が積極的支援となる ) 判定基準は 特定保健指導の選定基準 ( 図 8-1) を参照医薬品の有効成分そのものに対する特許である物質特許が切れた医薬品を他の製薬会社が製造 供給する医薬品のこと 開発費が大幅に削減できるため 新薬と同じ有効成分 同等の効き目でありながら 薬の価格を低く抑えることができる 内臓脂肪蓄積に加えて 血糖や脂質 (HDL コレステロールと中性脂肪 ) 血圧が一定以上の値を示している場合をいう メタボリックシンドロームは 血圧 血糖 脂質の値が治療を要するほど高値でなくても動脈硬化が進行しやすい状態であるので これらの値が異常になる前から生活改善を心がけて 動脈硬化の進行にブレーキをかけ 生活習慣病を未然に防ごうというのが メタボリックシンドロームを取り入れた基本的な考え方 1 人の患者が 同じ時期に複数の医院で診察を受けている場合 よく使われる抗生物質や鎮痛剤など 同じ薬効の薬がそれぞれの医院で処方されること 図 8-1 特定保健指導の選定基準 51

55 桑名市国民保険保健事業実施計画 ( データヘルス計画 ) 平成 28 年 3 月発行桑名市保健福祉部保険年金課 地域保健課 桑名市中央町二丁目 37 番地 TEL: FAX:

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