Vol. 68, 7, 小特集 : 最新の MEMS 事情 圧電薄膜アクチュエータ 神野伊策 a 神戸大学大学院工学研究科機械工学専攻 ( 兵庫県神戸市灘区六甲台町 1 1) Piezoelectric Thin-Film Actuators Isaku KANN

Size: px
Start display at page:

Download "Vol. 68, 7, 小特集 : 最新の MEMS 事情 圧電薄膜アクチュエータ 神野伊策 a 神戸大学大学院工学研究科機械工学専攻 ( 兵庫県神戸市灘区六甲台町 1 1) Piezoelectric Thin-Film Actuators Isaku KANN"

Transcription

1 Vol. 68, 7, 小特集 : 最新の MEMS 事情 圧電薄膜アクチュエータ 神野伊策 神戸大学大学院工学研究科機械工学専攻 ( 兵庫県神戸市灘区六甲台町 1 1) Piezoelectric Thin-Film Actutors Isku KANNO Dept. of Mechnicl Engineering, Kobe University(1-1 Rokkodi-cho, Nd-ku, Kobe-shi, Hyogo ) Keywords : Piezoelectric Thin Film, Piezoelectric MEMS, Actutor 1. はじめに圧電性とは, 材料が有する線形的な電気機械変換効果を示す この圧電性は, 絶縁材料に電気もしくは機械的入力をした際に結晶構造の異方性による分極が生じることに起因し, 機械入力に対する電気出力を正圧電効果, また電気入力に対する機械出力は逆圧電効果と呼ばれる このことは, 圧電材料は材料そのものがセンサ, アクチュエータの機能を有していることを意味しており, その優れた電気機械変換効果によりこれまで様々な圧電材料応用素子が実用化されてきた この圧電効果は, 材料そのものの特性に起因するため, 優れた圧電材料の開発が最終的なデバイス性能を大きく左右する 一方, 半導体技術の進展と共にMicroelectromechnicl systems(mems) に関するデバイス, プロセス研究が, 特に 1970 年以降活発となり, 現在も様々な形態の MEMS 関連デバイスの開発が継続されている この MEMS 技術は, 日本語の直訳では 微小電気機械変換素子 を意味している つまり電気機械変換効果に代表される機能性をマイクロスケールの構造で実現することにその特徴がある そのためこれまでの MEMS デバイスは一般に Si の微細加工性を最大限に利 用することでその微細構造に起因する機能性を追求してきた これら Si-MEMS は, 一般に Si と電極を中心とした単純な材料系で構成され, 対向する電極配置構造のキャパシティブセンサ, また静電アクチュエータのとして利用される これら Si-MEMS の素子特性は, 通常素子構造が決まれば単純な計算でその出力を比較的正確に見積もることができるため, デバイス設計上非常に有利である しかしその反面, 素子の性能が素子構造およびその加工精度等の物理的要因により決定されるため, その限界性能が容易に予測され, それ以上の機能性向上は困難となる 2. 圧電 MEMS の特徴 Si 材料を中心とした従来の MEMS の機能限界を超えるため, また圧電デバイスの新しい展開として, 圧電材料を MEMS デバイスに導入する圧電 MEMS 技術が注目されている 圧電材料を MEMS へ実装する効果は, キャパシタとの対比で考えることができる ( 図 1) キャパシタの静電容量は電極間隔に反比例して増加するが, 実際のコンデンサでは高誘電材料が挿入され, 誘電体の持つ高い誘電特性を利用することでその体積効率を大幅に増加させている Si-MEMS に 図 1 圧電材料と高誘電キャパシタの相似性 29

2 388 解 表面技術 図 2 圧電 MEMS 関連デバイス おいても単純に電極間隔を減少させることで静電容量, 静電気力は増加するが, 圧電材料の導入により材料が有する高い電気機械特性を利用することが可能となる 通常の圧電素子と同様, 圧電 MEMS デバイス特性の限界値は圧電材料特性に依存するため, 新しい材料技術の進展によりその限界値を更に向上させる可能性を有する この他, 一般に圧電 MEMS デバイスは単純なカンチレバーやダイヤフラム構造で構成されるため設計上の自由度もその分大きくなり, 素子の小型化や高機能化に対して優位性が生じる しかしながら欠点として, センサの場合力学量の変化のみを検出するため一定の力や加速度の計測には向かない, またアクチュエータにおいても比較的大きな応力が発生する一方, 発生するひずみや変位は小さい等の性質から, それらの特徴を理解し使い分けることが必要となる 圧電材料を用いた圧電 MEMS デバイスの例を図 2に示す インクジェットヘッドやジャイロセンサについては既に実用化されており, 市販製品の中に組み込まれている 更に HDD 用 2 段アクチュエータ やオートフォーカス用アクチュエータは実用化を見据えた開発が継続されている この他, 近年注目されている振動発電によるエナジーハーベスト分野においても圧電 MEMS の応用が検討されている インフラモニタリングやウェラブルデバイスへの応用を想定したセンサノードの駆動源として研究されており,IoT 関連技術の重要な要素技術として今後の展開が注目されている これらの圧電 MEMS は多様な用途に利用可能であるが, その中心となる技術は圧電材料の薄膜化である 圧電材料を薄膜化することで, 微細加工技術を用いた MEMS プロセスとの整合性が確保でき, マイクロ機能性デバイスとして展開が可能となる (1) ここで c,s,ε,β はそれぞれ弾性スティフネス, 弾性コンプライアンス, 誘電率およびその逆行列からなるマトリクスであり, 上付きで示される変数はその状態が一定であることを示している つまり s E,ε T はそれぞれ E = 0, すなわち短絡状態の弾性コンプライアンス,T = 0 は応力開放状態の誘電率を示す これらの関係から圧電材料の電気的, 機械的入出力関係が規定されるが,4 つの形式の圧電定数はそれぞれ表記が異なるだけで相互に変換可能であり, 用途によって便利な形式が用いられる この中で, 一般に圧電ひずみ定数である d 形式がよく用いられる 通常, 分極方向を 3 軸 (z 軸 ) 方向にとるため, 圧電効果も分極軸方向の入力により生じる圧電縦効果 (d 33 ) と圧電横効果 (d 31 ), および分極軸と垂直方向の入力による圧電すべり効果 (d 15 ) に集約され ( 図 3), d 形式の圧電基本式も以下のように簡略化される 3. 圧電薄膜アクチュエータの基礎 3.1 圧電基本式圧電性によって生じる電気機械変換効果は, 圧電基本式によって示される それぞれの入出力は, 応力 (T) ひずみ(S), および電束密度 (D) 電界 ( E) をそれぞれ独立変数とするベクトルとして表され, それらの相互関係はそれぞれの組み合わせにより 4 つの圧電定数 (h,d,g,e 形式 ) のマトリクスを用いて以下の形式で規定される (2) 30

3 Vol. 68, 7, 2017 圧電薄膜アクチュエータ ユニモルフアクチュエータバルク圧電材料を用いたアクチュエータの場合, 圧電素子の形状と電極構成は比較的自由に加工できるため, 圧電縦効果を用いた積層アクチュエータ, また圧電横効果を用いたバイモルフ素子等に代表される特徴的なデバイスが実用化されている 一方, 圧電 MEMS デバイスは通常圧電薄膜材料を用いるため, 電極構成も圧電膜を上下電極で挟み込む構造となり, 図 3に示した逆圧電効果のうち分極方向と電気入力方向が垂直となる圧電すべり効果を用いた素子の実現は困難となる 一方, 外部応力がゼロの場合, 厚さ t, 長さ l の圧電素子において圧電縦効果と圧電横効果による変形量 (Δt,Δl) はそれぞれ以下の式で示される (3) 圧電薄膜素子の場合, 厚さはデバイス面内寸法より十分小さいため, 圧電横効果による変形量は圧電縦効果によるものよりも大幅に大きくなるため, 圧電 MEMS デバイスはセンサおよびアクチュエータ共に圧電横効果による素子が用いられる 一般の圧電 MEMS アクチュエータは図 4に示すユニモルフカンチレバー構造となる ユニモルフ構造とは圧電層と被圧電層の 2 層からなり, 外部電圧印加による発生する圧電層の面内伸縮が回転モーメントとなりカンチレバーのたわみとして出力される 圧電薄膜を用いたユニモルフカンチレバーの先端変位 δと入力電圧の関係は, 組み合わせはりのたわみ問題として微小変位の近似により以下の式で表される (4) ここで h,e は厚さ, 実効ヤング率 (E/(1-ν)) で, 下付 1,2 はそれぞれ圧電層, 非圧電層を示す この式が示す通り, 素子構造, 各層のヤング率, 圧電定数 d により入出力関係が決定される ここで問題となるのが, 圧電薄膜のヤング率および圧電定数であるが, 薄膜材料においてこれらの値を直接導出することは容易ではない 3.3 薄膜材料の圧電定数測定我々は, これまでユニモルフアクチュエータの変位特性から圧電薄膜の圧電特性を評価してきた, 微細加工した素子では加工精度および加工によるダメージにより圧電薄膜そのものの圧電特性を正確に評価することが難しい そのため, 基板上の圧電薄膜を短冊状に切り出した後, 一端をクランプすることでユニモルフカンチレバーを構成し, 上下電極間に電圧を印加した際に生じる先端変位から圧電定数を求める 圧電薄膜の場合, 前述したとおり正確に機械的物性を評価することが困難であるため, 通常の圧電定数とは異なる下記に定義される e,f により評価される (5) 基板材料は圧電薄膜よりも十分に厚いため, 式 (4) において p ~ 0 と近似できるため, (6) となり, 従って (7) 式 (5) と (7) より, (8) この式は, ユニモルフカンチレバーの電圧と変位の関係から圧電定数 e,f を求めるものであるが, 既知の基板材料の機械特性を用いる一方, 圧電薄膜の機械特性が不要であるため正確な圧電特性を評価することができる 以上の議論は, 逆圧電効果による圧電特性評価であるが, 同じユニモルフカンチレバーにたわみ変形を加えることによって生じる電荷出力から正圧電効果による圧電定数 e,f も求めることができる 正確な圧電特性は, デバイス設計において不可欠な情報であると共に, 材料特性向上の指針を明らかにする上での基礎となるため, 圧電薄膜素子研究の最も重要な技術の一つである 現在, これらの関係式を用いた圧電薄膜の測定法について, 現在 IEC 規格による国際標準化も進められている V Si bem Top electrode Piezo film Bottom electrode Piezoelectric force Neutrl xis 図 3 逆圧電効果における分極, 外部電場と変形方向の関係 31 図 4 ユニモルフカンチレバー構造

4 390 解 表面技術 4. 圧電薄膜技術 4.1 圧電薄膜材料圧電 MEMS に用いられる代表的な材料は, 強誘電体材料である PZT と非強誘電体の AlN である これらの材料は薄膜として MEMS デバイスへの導入が可能であり, 各種圧電マイクロセンサ, アクチュエータとして既に実用化されている応用分野もある 非強誘電体材料である AlN 薄膜も圧電 MEMS 分野においてもポピュラーな圧電材料の一つである AlN はウルツ型六方晶の結晶構造を有しており, 比誘電率が低く, 高いヤング率を示すことから SAW や BAW 等の高周波共振デバイス, またマイクロフォンやエナジーハーベスター等の正圧電効果を利用する素子としての応用が主体となっている しかし, その圧電定数は PZT の1/10 以下であり, ヤング率が高いことを差し引いてもアクチュエータ用途には向かない PZT に代表されるペロブスカイト系強誘電体は高い圧電特性を有しており, 圧電 MEMS におけるセンサ アクチュエータに共通して中心的な役割を果たしている PZT セラミックスは多結晶構造において高い圧電性を示し, また安価であることから実用性に優れた機能性材料である PZT は薄膜化した場合においても比較的高い圧電性が得られることから MEMS デバイスとしてもこれまで数多くの研究開発が行われてきた 通常,PZT 圧電薄膜は 1 μm ~3 μm 程度の膜厚領域で使用される 図 5は, 厚さ 5 μm, 長さ 500 μm の Si カンチレバー上に PZT 膜が形成されたユニモルフカンチレバーに 10 V の電圧を印加した際に生じる先端変位を式 (4) を用いて計算した結果である 図より,PZT の膜厚が薄いほど先端変位量は増加するが, この構成の場合 1 μm 以下の膜厚ではその増加率も小さい しかしながら通常の圧電 MEMS は比較的大きな素子面積が必要であり, 素子破壊による信頼性, 寿命の低下を避けるため, またフォトリソによる微細加工プロセスとの整合性を考慮して実際の膜厚が決定される 4.2 薄膜化プロセス圧電 MEMS デバイス実現する上で, 圧電材料の薄膜化プロセスの確立が必須となる 応用に適した圧電材料をいかに高品質に薄膜化するか, またコストや信頼性についても実用に耐えうる技術が求められる マイクロアクチュエータの場合,PZT 系圧電薄膜の使用が前提となるが,PZT の薄膜化 はレーザアブレーション (PLD) やスパッタ法, ゾルゲル法を中心に研究が行われてきた 一方, 量産化には大面積を均質かつ低コストで成膜することが必要であり, 現在スパッタ法とゾルゲル法が量産化可能な工法として採用されている PZT 薄膜の各種特性はスパッタ法とゾルゲル法によるプロセス依存性が見られるが, いずれのプロセスにおいても PZT 薄膜の結晶性, 配向性, 膜中の組成分布等が成膜温度や各種成膜条件に大きく影響され, 最適な圧電特性を安定に維持することは容易ではない 我々はこれまでスパッタ法を中心に PZT 圧電薄膜の作製を行ってきた 圧電応用では前述したとおり通常 1 μm 以上の膜厚が必要となるため, アモルファス PZT をポストアニールするプロセスはクラックや剥離等引き起こすため現実的ではなく,600 程度の高い基板温度での成膜が一般的である 通常の成膜では, 高温酸化雰囲気中でも使用可能な Pt を下部電極として用い, その上に PZT を成長させることになるが, Zr が多い組成領域ではペロブスカイト構造の成長が困難となる そのため,Zr を含有しないペロブスカイト層をシード層とすることで,PZT の成長を改善させることができる 我々は通常 PbTiO よりも結晶異方性が小さく成長が容易な L 添加 PbTiO(PLT) をシード層として使うことで PZT の薄膜成長を改善させている PZT 薄膜の結晶性はこのシード層の結晶性に大きく影響され, その配向性についてもシード層の配向性により決定される 4.3 PZT 圧電薄膜の組成および配向依存性我々は PZT 薄膜の配向および組成依存性を詳細に調べるため, コンビナトリアル成膜法により PZT 薄膜を Si 基板上に作製し, その圧電特性を詳細に調べた 図 6に装置の構成を示す PbTiO と PbZrO 2 種類のターゲットを同時スパッタすることで組成の異なる PZT 薄膜を同一成膜可能となる 今回,, および と が混在する 3 種類の配向の異なる PZT 薄膜を成膜した 図 7にPZT 薄膜の誘電特性および圧電特性の Zr/Ti 組成依存性を示す 図より, 配向による各特性の差は見られるが, いずれの PZT 薄膜においても MPB 組成 ( Zr/Ti=52/48) 付近において誘電特性および圧電特性が最大となった 一方, 配向の影響については, および 配向で大きな差は見られず, それぞれが混在した多結晶性の強い薄膜の方が高い圧電特性を示して 1.4E E E-05 Disp [m] 8.0E E E E E E E E E-04 PZT thickness [m] 図 5 厚さ 5 μm の Si を用いたユニモルフマイクロカンチレバーの変位量の PZT 厚さ依存性 32 図 6 コンビナトリアルスパッタ装置の構成

5 Vol. 68, 7, 2017 圧電薄膜アクチュエータ 391 Reltive dielectric constnt Pek positions of e 31,f Composition x in Pb(Zr x,ti 1-x )O 3 e 31,f (C/m 2 ) Pek positions of rertive dielectric constnts Composition x in Pb(Zr x Ti 1-x )O 3 図 7 PZT 圧電薄膜の比誘電率および圧電定数の Zr/Ti 組成比依存性 いた 今回用いたコンビナトリアル成膜は, 膜組成の最適化に有効な手法であり, これまで PMN-PT,Pb(Hf,Ti)O の他,(B, C)( Zr,Ti)O,B(Ti,Sn)O 等の圧電特性を詳細に調べてきた 圧電材料の非鉛化等, 今後更に新しい材料探索の要求が高まると予想される中, 単なる材料研究の枠内にとどまるのではなく, デバイス技術を含めた一連の技術開発が必要であると考えている 5. おわりに圧電薄膜を用いた MEMS 技術について, その特徴と実用化に向けた現在の開発状況, また圧電体, 圧電薄膜およびその評価技術に関する基礎について述べた 圧電材料の有する優れた電気機械変換効果は, マイクロデバイス化することによりその特徴を更に引き出すことができる 現在はシンプルな構成のデバイスが実用においても主流となっているが, 今後従来の MEMS で蓄積された微細構造と融合することによって新しい技術展開が起こるのではないかと期待している 材料とデバイスの両方の技術と経験が必要な分野であるが, IoT に代表される新しい技術の流れの中で今後圧電薄膜関連技術が更に広がりを見せることを期待している (Received April 30, 2017) 文献 2001). ₂)E. Fujii, R. Tkym, K. Nomur, A. Murt, T. Hirsw, A. Tomozw, S. Fujii, T. Kmd, H. Torii ; IEEE Trns. Ultrson. Ferroelectr. Freq. Control, 54, 2431(2007). ₃ ) 中村滋雄 ; 日本機械学会誌, 119, 223(2016). ₄)S. Roundy, P. K. Wright ; Smrt Mter. Struct., 13, 1131(2004). ₅)M. Renud, K. Krky, T. Sterken, P. Fiorini, C. Vn Hoof, R. Puers ; Sens. Actutors A, , 380(2008). ₆)K. Morimoto, I. Knno, K. Ws, H. Koter ; Sens. Actutors A, 163, 428(2010). ₇)K. B. Lee ; Principles of Microelectromechnicl Systems(Wiley, 2011). ₈)I. Knno, H. Koter, K. Ws ; Sens. Actutors A, 107, 68(2003). ₉)Y. Tsujiur, S. Kwbe, F. Kurokw, H. Hid, I. Knno ; Jpn. J. Appl. Phys., 54, 10NA04(2015). 10)I. Knno, S. Hyshi, T. Kmd, M. Kitgw, T. Hiro ; Jpn. J. Appl. Phys., 32, 4057(1993). 11)K. Tomiok, F. Kurokw, R. Yokokw, H. Koter, K. Adchi, I. Knno ; Jpn. J. Appl. Phys., 51, 09LA12(2012). 12)F. Kurokw, Y. Tsujiur, H. Hid, I. Knno ; Jpn. J. Appl. Phys., 53, 09PA06(2014). 13)F. Kurokw, A. Mori, Y. Tsujiur, H. Hid, I. Knno ; Thin Solid Films, 588, 34(2015). 14)S. Nishio, F. Kurokw, Y. Tsujiur, H. Hid, I. Knno ; Thin Solid Films, 616, 444(2016). 15)H. Cheng, H. Hid, J. Ouyng, I. Knno ; Cermics Interntionl, 43, 1597(2017). ₁)S. D. Senturi ; Microsystem design(klumwer Acdemic Publishers, 33

問 題 1 ₁ ₃ ₅ ₂ ₄ ₆ 問 題 2 ₁ ₂ ₃ 問 題 3 ₁ ₂ ₃ ₄ ₅ 2 2

問 題 1 ₁ ₃ ₅ ₂ ₄ ₆ 問 題 2 ₁ ₂ ₃ 問 題 3 ₁ ₂ ₃ ₄ ₅ 2 2 問 題 1 ₁ ₃ ₅ ₂ ₄ ₆ 問 題 2 ₁ ₂ ₃ 問 題 3 ₁ ₂ ₃ ₄ ₅ 1 問 題 1 ₁ ₃ ₅ ₂ ₄ ₆ 問 題 2 ₁ ₂ ₃ 問 題 3 ₁ ₂ ₃ ₄ ₅ 2 2 問 題 1 ₁ ₃ ₅ ₂ ₄ ₆ 問 題 2 ₁ ₂ ₃ 問 題 3 ₁ ₂ ₃ ₄ ₅ 3 問 題 1 ₁ ₃ ₅ ₂ ₄ ₆ 問 題 2 ₁ ₂ ₃ ₄ 問 題 3 ₁ ₂ ₃ ₄ ₅ 4 4 問 題

More information

単板マイクロチップコンデンサ / 薄膜回路基板

単板マイクロチップコンデンサ / 薄膜回路基板 単板マイクロチップコンデンサ / 薄膜回路基板 2 2 3 単板マイクロチップコンデンサ CLB シリーズ 特長. なめらかで緻密なセラミクスと金電極を用いたシンプルな単板構造であるため 信頼性 周波数特性に優れています 2. 超小型の0.25mm 角からシリーズ化しており 回路の小型化 高密度実装に適しています 3. 金電極を用いているので AuSnによるダイボンディング Au 線によるワイヤーボンディングができます

More information

Microsoft PowerPoint - 第10回電磁気学I 

Microsoft PowerPoint - 第10回電磁気学I  年 月 3 日 ( 月 ) 3:-4:3 Y 平成 年度工 系 ( 社会環境工学科 ) 第 回電磁気学 Ⅰ 天野浩 項目 誘電体コンデンサに蓄えられるエネルギー 本日は コンデンサの静電容量を制御するための誘電体について学習します 真空の誘電率 8.854 [ F / m r 様々な材料の比誘電率 r 材料名 比誘電率 空気.586 チタン酸バリウム 水 8 石英ガラス 3.5~4. エポキシ樹脂

More information

2 磁性薄膜を用いたデバイスを動作させるには ( 磁気記録装置 (HDD) を例に ) コイルに電流を流すことで発生する磁界を用いて 薄膜の磁化方向を制御している

2 磁性薄膜を用いたデバイスを動作させるには ( 磁気記録装置 (HDD) を例に ) コイルに電流を流すことで発生する磁界を用いて 薄膜の磁化方向を制御している 1 磁化方向の電圧制御とそのメモリ センサ 光デバイスへの応用 秋田大学大学院工学資源学研究科 附属理工学研究センター 准教授 吉村哲 2 磁性薄膜を用いたデバイスを動作させるには ( 磁気記録装置 (HDD) を例に ) コイルに電流を流すことで発生する磁界を用いて 薄膜の磁化方向を制御している 3 従来技術とその問題点 エネルギーロスの大きい電流磁界により磁化反転を行っており 消費電力が高い 発生可能な磁界に限界があり(

More information

学位論文題目 Title 氏名 Author 専攻分野 Degree 学位授与の日付 Date of Degree Resource Type 報告番号 Report Number URL Kobe University Repository : Thesis 有機強誘電体薄膜の構造 配向制御および焦電デバイス応用に関する研究 黒田, 雄介 博士 ( 工学 ) 2013-03-25 Thesis or

More information

Microsoft PowerPoint - zairiki_3

Microsoft PowerPoint - zairiki_3 材料力学講義 (3) 応力と変形 Ⅲ ( 曲げモーメント, 垂直応力度, 曲率 ) 今回は, 曲げモーメントに関する, 断面力 - 応力度 - 変形 - 変位の関係について学びます 1 曲げモーメント 曲げモーメント M 静定力学で求めた曲げモーメントも, 仮想的に断面を切ることによって現れる内力です 軸方向力は断面に働く力 曲げモーメント M は断面力 曲げモーメントも, 一つのモーメントとして表しますが,

More information

受付番号:

受付番号: 2015 年 7 月 27 日 報道機関各位 国立大学法人東京工業大学国立大学法人東北大学 強誘電体の極薄単結晶膜を世界で初めて作製 超高密度新規メモリーで長時間使えるスマホ実現に道 東京工業大学元素戦略研究センター ( センター長細野秀雄教授 ) の清水荘雄特任助教と同センター兼総合理工学研究科の舟窪浩教授 東北大学金属材料研究所の今野豊彦教授と木口賢紀准教授らの研究グループは 極薄膜でも特性が劣化しない強誘電体エピタキシャル膜

More information

Microsoft PowerPoint EM2_15.ppt

Microsoft PowerPoint EM2_15.ppt ( 第 5 回 ) 鹿間信介摂南大学理工学部電気電子工学科 後半部 (4~5 章 ) のまとめ 4. 導体 4.3 誘電体 5. 磁性体 5. 電気抵抗 演習 導体表面の電界強度 () 外部電界があっても導体内部の電界は ( ゼロ ) になる () 導体の電位は一定 () 導体表面は等電位面 (3) 導体表面の電界は導体に垂直 導体表面と平行な成分があると, 導体表面の電子が移動 導体表面の電界は不連続

More information

【NanotechJapan Bulletin】10-9 INNOVATIONの最先端<第4回>

【NanotechJapan Bulletin】10-9 INNOVATIONの最先端<第4回> 企画特集 10-9 INNOVATION の最先端 Life & Green Nanotechnology が培う新技術 < 第 4 回 > プリンテッドエレクトロニクス時代実現に向けた材料 プロセス基盤技術の開拓 NEDO プロジェクトプロジェクトリーダー東京 学教授染 隆夫 に聞く 図6 4 3 解像度を変えた TFT アレイによる電子ペーパー 提供 凸版印刷 株 大面積圧力センサの開発

More information

Microsoft PowerPoint - elast.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - elast.ppt [互換モード] 弾性力学入門 年夏学期 中島研吾 科学技術計算 Ⅰ(48-7) コンピュータ科学特別講義 Ⅰ(48-4) elast 弾性力学 弾性力学の対象 応力 弾性力学の支配方程式 elast 3 弾性力学 連続体力学 (Continuum Mechanics) 固体力学 (Solid Mechanics) の一部 弾性体 (lastic Material) を対象 弾性論 (Theor of lasticit)

More information

報道機関各位 平成 28 年 8 月 23 日 東京工業大学東京大学 電気分極の回転による圧電特性の向上を確認 圧電メカニズムを実験で解明 非鉛材料の開発に道 概要 東京工業大学科学技術創成研究院フロンティア材料研究所の北條元助教 東正樹教授 清水啓佑大学院生 東京大学大学院工学系研究科の幾原雄一教

報道機関各位 平成 28 年 8 月 23 日 東京工業大学東京大学 電気分極の回転による圧電特性の向上を確認 圧電メカニズムを実験で解明 非鉛材料の開発に道 概要 東京工業大学科学技術創成研究院フロンティア材料研究所の北條元助教 東正樹教授 清水啓佑大学院生 東京大学大学院工学系研究科の幾原雄一教 報道機関各位 平成 28 年 8 月 23 日 東京工業大学東京大学 電気分極の回転による圧電特性の向上を確認 圧電メカニズムを実験で解明 非鉛材料の開発に道 概要 東京工業大学科学技術創成研究院フロンティア材料研究所の北條元助教 東正樹教授 清水啓佑大学院生 東京大学大学院工学系研究科の幾原雄一教授の研究グループは 圧電体 ( 用語 1) の結晶中で 電気分極 ( 用語 2) の方向が回転することにより圧電特性が向上することを

More information

パソコンシミュレータの現状

パソコンシミュレータの現状 第 2 章微分 偏微分, 写像 豊橋技術科学大学森謙一郎 2. 連続関数と微分 工学において物理現象を支配する方程式は微分方程式で表されていることが多く, 有限要素法も微分方程式を解く数値解析法であり, 定式化においては微分 積分が一般的に用いられており. 数学の基礎知識が必要になる. 図 2. に示すように, 微分は連続な関数 f() の傾きを求めることであり, 微小な に対して傾きを表し, を無限に

More information

Microsoft PowerPoint - シミュレーション工学-2010-第1回.ppt

Microsoft PowerPoint - シミュレーション工学-2010-第1回.ppt シミュレーション工学 ( 後半 ) 東京大学人工物工学研究センター 鈴木克幸 CA( Compter Aded geerg ) r. Jaso Lemo (SC, 98) 設計者が解析ツールを使いこなすことにより 設計の評価 設計の質の向上を図る geerg の本質の 計算機による支援 (CA CAM などより広い名前 ) 様々な汎用ソフトの登場 工業製品の設計に不可欠のツール 構造解析 流体解析

More information

EOS: 材料データシート(アルミニウム)

EOS: 材料データシート(アルミニウム) EOS EOS は EOSINT M システムで処理できるように最適化された粉末状のアルミニウム合金である 本書は 下記のシステム仕様により EOS 粉末 (EOS art.-no. 9011-0024) で造形した部品の情報とデータを提供する - EOSINT M 270 Installation Mode Xtended PSW 3.4 とデフォルトジョブ AlSi10Mg_030_default.job

More information

線形弾性体 線形弾性体 応力テンソル とひずみテンソルソル の各成分が線形関係を有する固体. kl 応力テンソル O kl ひずみテンソル

線形弾性体 線形弾性体 応力テンソル とひずみテンソルソル の各成分が線形関係を有する固体. kl 応力テンソル O kl ひずみテンソル Constitutive equation of elasti solid Hooke s law λδ μ kk Lame s onstant λ μ ( )( ) ( ) linear elasti solid kl kl Copyright is reserved. No part of this doument may be reprodued for profit. 線形弾性体 線形弾性体

More information

Microsoft PowerPoint - 第5回電磁気学I 

Microsoft PowerPoint - 第5回電磁気学I  1 年 11 月 8 日 ( 月 ) 1:-1: Y 平成 年度工 系 ( 社会環境工学科 ) 第 5 回電磁気学 Ⅰ 天野浩 項目 電界と電束密度 ガウスの発散定理とガウスの法則の積分形と微分形 * ファラデーの電気力線の使い方をマスターします * 電界と電束密度を定義します * ガウスの発散定理を用いて ガウスの法則の積分形から微分形をガウスの法則の積分形から微分形を導出します * ガウスの法則を用いて

More information

untitled

untitled インクジェットを利用した微小液滴形成における粘度及び表面張力が与える影響 色染化学チーム 向井俊博 要旨インクジェットとは微小な液滴を吐出し, メディアに対して着滴させる印刷方式の総称である 現在では, 家庭用のプリンターをはじめとした印刷分野以外にも, 多岐にわたる産業分野において使用されている技術である 本報では, 多価アルコールや界面活性剤から成る様々な物性値のインクを吐出し, マイクロ秒オーダーにおける液滴形成を観察することで,

More information

Microsoft PowerPoint - 知財報告会H20kobayakawa.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 知財報告会H20kobayakawa.ppt [互換モード] 亀裂の変形特性を考慮した数値解析による岩盤物性評価法 地球工学研究所地圏科学領域小早川博亮 1 岩盤構造物の安定性評価 ( 斜面の例 ) 代表要素 代表要素の応力ひずみ関係 変形: 弾性体の場合 :E,ν 強度: モールクーロン破壊規準 :c,φ Rock Mech. Rock Engng. (2007) 40 (4), 363 382 原位置試験 せん断試験, 平板載荷試験 原位置三軸試験 室内試験

More information

FEM原理講座 (サンプルテキスト)

FEM原理講座 (サンプルテキスト) サンプルテキスト FEM 原理講座 サイバネットシステム株式会社 8 年 月 9 日作成 サンプルテキストについて 各講師が 講義の内容が伝わりやすいページ を選びました テキストのページは必ずしも連続していません 一部を抜粋しています 幾何光学講座については 実物のテキストではなくガイダンスを掲載いたします 対象とする構造系 物理モデル 連続体 固体 弾性体 / 弾塑性体 / 粘弾性体 / 固体

More information

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E631308FCD2E646F63>

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E631308FCD2E646F63> 第 1 章モールの定理による静定梁のたわみ 1-1 第 1 章モールの定理による静定梁のたわみ ポイント : モールの定理を用いて 静定梁のたわみを求める 断面力の釣合と梁の微分方程式は良く似ている 前章では 梁の微分方程式を直接積分する方法で 静定梁の断面力と変形状態を求めた 本章では 梁の微分方程式と断面力による力の釣合式が類似していることを利用して 微分方程式を直接解析的に解くのではなく 力の釣合より梁のたわみを求める方法を学ぶ

More information

Microsoft PowerPoint - semi_ppt07.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - semi_ppt07.ppt [互換モード] 1 MOSFETの動作原理 しきい電圧 (V TH ) と制御 E 型とD 型 0 次近似によるドレイン電流解析 2 電子のエネルギーバンド図での考察 理想 MOS 構造の仮定 : シリコンと金属の仕事関数が等しい 界面を含む酸化膜中に余分な電荷がない 金属 (M) 酸化膜 (O) シリコン (S) 電子エ金属 酸化膜 シリコン (M) (O) (S) フラットバンド ネルギー熱平衡で 伝導帯 E

More information

Microsoft PowerPoint - 集積デバイス工学5.ppt

Microsoft PowerPoint - 集積デバイス工学5.ppt MO プロセスフロー ( 復習 集積デバイス工学 ( の構成要素 ( 抵抗と容量 素子分離 -well 形成 ゲート形成 拡散領域形成 絶縁膜とコンタクト形成 l 配線形成 6 7 センター藤野毅 MO 領域 MO 領域 MO プロセスフロー ( 復習 素子分離 -well 形成 ゲート形成 拡散領域形成 絶縁膜とコンタクト形成 l 配線形成 i 膜 ウエルポリシリコン + 拡散 + 拡散コンタクト

More information

< B837B B835E82C982A882AF82E991CF905593AE90AB8CFC8FE382C98AD682B782E988EA8D6C8E40>

< B837B B835E82C982A882AF82E991CF905593AE90AB8CFC8FE382C98AD682B782E988EA8D6C8E40> 1 / 4 SANYO DENKI TECHNICAL REPORT No.10 November-2000 一般論文 日置洋 Hiroshi Hioki 清水明 Akira Shimizu 石井秀幸 Hideyuki Ishii 小野寺悟 Satoru Onodera 1. まえがき サーボモータを使用する機械の小型軽量化と高応答化への要求に伴い サーボモータは振動の大きな環境で使用される用途が多くなってきた

More information

Microsoft PowerPoint - semi_ppt07.ppt

Microsoft PowerPoint - semi_ppt07.ppt 半導体工学第 9 回目 / OKM 1 MOSFET の動作原理 しきい電圧 (V( TH) と制御 E 型と D 型 0 次近似によるドレイン電流解析 半導体工学第 9 回目 / OKM 2 電子のエネルギーバンド図での考察 金属 (M) 酸化膜 (O) シリコン (S) 熱平衡でフラットバンド 伝導帯 E c 電子エネルギ シリコンと金属の仕事関数が等しい 界面を含む酸化膜中に余分な電荷がない

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation Non-linea factue mechanics き裂先端付近の塑性変形 塑性域 R 破壊進行領域応カ特異場 Ω R R Hutchinson, Rice and Rosengen 全ひずみ塑性理論に基づいた解析 現段階のひずみは 除荷がないとすると現段階の応力で一義的に決まる 単純引張り時の応カーひずみ関係 ( 構成方程式 ): ( ) ( ) n () y y y ここで α,n 定数, /

More information

AlGaN/GaN HFETにおける 仮想ゲート型電流コラプスのSPICE回路モデル

AlGaN/GaN HFETにおける 仮想ゲート型電流コラプスのSPICE回路モデル AlGaN/GaN HFET 電流コラプスおよびサイドゲート効果に関する研究 徳島大学大学院先端技術科学教育部システム創生工学専攻電気電子創生工学コース大野 敖研究室木尾勇介 1 AlGaN/GaN HFET 研究背景 高絶縁破壊電界 高周波 高出力デバイス 基地局などで実用化 通信機器の発達 スマートフォン タブレットなど LTE LTE エンベロープトラッキング 低消費電力化 電源電圧を信号に応じて変更

More information

Microsoft PowerPoint - 1.プロセス制御の概要.pptx

Microsoft PowerPoint - 1.プロセス制御の概要.pptx プロセス制御工学 1. プロセス制御の概要 京都大学 加納学 Division of Process Control & Process Systems Engineering Department of Chemical Engineering, Kyoto University manabu@cheme.kyoto-u.ac.jp http://www-pse.cheme.kyoto-u.ac.jp/~kano/

More information

Microsoft Word - 1B2011.doc

Microsoft Word - 1B2011.doc 第 14 回モールの定理 ( 単純梁の場合 ) ( モールの定理とは何か?p.11) 例題 下記に示す単純梁の C 点のたわみ角 θ C と, たわみ δ C を求めよ ただし, 部材の曲げ 剛性は材軸に沿って一様で とする C D kn B 1.5m 0.5m 1.0m 解答 1 曲げモーメント図を描く,B 点の反力を求める kn kn 4 kn 曲げモーメント図を描く knm 先に得られた曲げモーメントの値を

More information

QOBU1011_40.pdf

QOBU1011_40.pdf 印字データ名 QOBU1 0 1 1 (1165) コメント 研究紹介 片山 作成日時 07.10.04 19:33 図 2 (a )センサー素子の外観 (b )センサー基板 色の濃い部分が Pt 形電極 幅 50μm, 間隔 50μm (c ),(d )単層ナノ チューブ薄膜の SEM 像 (c )Al O 基板上, (d )Pt 電極との境 界 熱 CVD 条件 触媒金属 Fe(0.5nm)/Al(5nm)

More information

POCO 社の EDM グラファイト電極材料は 長年の技術と実績があり成形性や被加工性が良好で その構造ならびに物性の制御が比較的に容易であることから 今後ますます需要が伸びる材料です POCO 社では あらゆる工業製品に対応するため 各種の電極材料を多数用意しました EDM-1 EDM-3 EDM

POCO 社の EDM グラファイト電極材料は 長年の技術と実績があり成形性や被加工性が良好で その構造ならびに物性の制御が比較的に容易であることから 今後ますます需要が伸びる材料です POCO 社では あらゆる工業製品に対応するため 各種の電極材料を多数用意しました EDM-1 EDM-3 EDM POCO 社の EDM グラファイト電極材料は 長年の技術と実績があり成形性や被加工性が良好で その構造ならびに物性の制御が比較的に容易であることから 今後ますます需要が伸びる材料です POCO 社では あらゆる工業製品に対応するため 各種の電極材料を多数用意しました EDM-1 EDM-200 EDM-200 EDM-200 INDEX EDM グラファイトの分類 電極材料選択の主要ファクタ P2

More information

構造力学Ⅰ第12回

構造力学Ⅰ第12回 第 回材の座屈 (0 章 ) p.5~ ( 復習 ) モールの定理 ( 手順 ) 座屈とは 荷重により梁に生じた曲げモーメントをで除して仮想荷重と考える 座屈荷重 偏心荷重 ( 曲げと軸力 ) 断面の核 この仮想荷重に対するある点でのせん断力 たわみ角に相当する曲げモーメント たわみに相当する ( 例 ) 単純梁の支点のたわみ角 : は 図 を仮想荷重と考えたときの 点の支点反力 B は 図 を仮想荷重と考えたときのB

More information

Microsoft PowerPoint - presen_dist.ppt

Microsoft PowerPoint - presen_dist.ppt LSI 技術とセンサー技術の融合による インテリジェントスマートマイクロチップ 豊橋技術科学大学 赤井大輔 澤田和明 akai@vbl.tut.ac.jp http://www.vbl.tut.ac.jp/ 高性能 独創的なデバイスの実現 - イメージセンサの例 - CCD 型 高性能 特殊プロセス CMOS 型 低性能, 安価 CMOS 周辺回路との融合 高性能化のために プロセスの特殊化 材料の特殊化

More information

室 日 A B C D E F G H I J K L M N O P Q セッションプログラム 第 1 日第 2 日第 3 日 午前午後午前午後午前午後 デジタルエンジニアリング A05 A08 ナノ表面研削 / ELID 研削 C05 C08 サイバーフィールド構築技術 (1) F02 F04 サイバーフィールド構築技術 (2) F06 F09 高能率 高精度化のための切削工具 (1) G01

More information

特長 01 裏面入射型 S12362/S12363 シリーズは 裏面入射型構造を採用したフォトダイオードアレイです 構造上デリケートなボンディングワイヤを使用せず フォトダイオードアレイの出力端子と基板電極をバンプボンディングによって直接接続しています これによって 基板の配線は基板内部に納められて

特長 01 裏面入射型 S12362/S12363 シリーズは 裏面入射型構造を採用したフォトダイオードアレイです 構造上デリケートなボンディングワイヤを使用せず フォトダイオードアレイの出力端子と基板電極をバンプボンディングによって直接接続しています これによって 基板の配線は基板内部に納められて 16 素子 Si フォトダイオードアレイ S12362/S12363 シリーズ X 線非破壊検査用の裏面入射型フォトダイオードアレイ ( 素子間ピッチ : mm) 裏面入射型構造を採用した X 線非破壊検査用の 16 素子 Si フォトダイオードアレイです 裏面入射型フォトダイオードアレ イは 入射面側にボンディングワイヤと受光部がないため取り扱いが容易で ワイヤへのダメージを気にすることなくシ ンチレータを実装することができます

More information

Microsoft PowerPoint - 6.PID制御.pptx

Microsoft PowerPoint - 6.PID制御.pptx プロセス制御工学 6.PID 制御 京都大学 加納学 Division of Process Control & Process Systems Engineering Department of Chemical Engineering, Kyoto University manabu@cheme.kyoto-u.ac.jp http://www-pse.cheme.kyoto-u.ac.jp/~kano/

More information

2 図微小要素の流体の流入出 方向の断面の流体の流入出の収支断面 Ⅰ から微小要素に流入出する流体の流量 Q 断面 Ⅰ は 以下のように定式化できる Q 断面 Ⅰ 流量 密度 流速 断面 Ⅰ の面積 微小要素の断面 Ⅰ から だけ移動した断面 Ⅱ を流入出する流体の流量 Q 断面 Ⅱ は以下のように

2 図微小要素の流体の流入出 方向の断面の流体の流入出の収支断面 Ⅰ から微小要素に流入出する流体の流量 Q 断面 Ⅰ は 以下のように定式化できる Q 断面 Ⅰ 流量 密度 流速 断面 Ⅰ の面積 微小要素の断面 Ⅰ から だけ移動した断面 Ⅱ を流入出する流体の流量 Q 断面 Ⅱ は以下のように 3 章 Web に Link 解説 連続式 微分表示 の誘導.64 *4. 連続式連続式は ある領域の内部にある流体の質量の収支が その表面からの流入出の合計と等しくなることを定式化したものであり 流体における質量保存則を示したものである 2. 連続式 微分表示 の誘導図のような微小要素 コントロールボリューム の領域内の流体の増減と外部からの流体の流入出を考えることで定式化できる 微小要素 流入

More information

DURACON POM グレードシリーズ ポリアセタール (POM) TR-20 CF2001/CD3501 ミネラル強化 ポリプラスチックス株式会社

DURACON POM グレードシリーズ ポリアセタール (POM) TR-20 CF2001/CD3501 ミネラル強化 ポリプラスチックス株式会社 DURACON POM グレードシリーズ ポリアセタール (POM) TR-20 CF2001/CD3501 ミネラル強化 ポリプラスチックス株式会社 TR-20 の一般的性質 カラー ISO(JIS) 材質表示 表 1-1 一般物性 (ISO) 項目単位試験方法 ISO11469 (JIS K6999) ミネラル強化 TR-20 高剛性 低そり CF2001/CD3501 >POM-TD15< 密度

More information

diode_revise

diode_revise 2.3 pn 接合の整流作用 c 大豆生田利章 2015 1 2.3 pn 接合の整流作用 2.2 節では外部から電圧を加えないときの pn 接合について述べた. ここでは, 外部か らバイアス電圧を加えるとどのようにして電流が流れるかを電子の移動を中心に説明す る. 2.2 節では熱エネルギーの存在を考慮していなかったが, 実際には半導体のキャリアは 周囲から熱エネルギーを受け取る その結果 半導体のキャリヤのエネルギーは一定でな

More information

Microsoft PowerPoint - fuseitei_6

Microsoft PowerPoint - fuseitei_6 不静定力学 Ⅱ 骨組の崩壊荷重の計算 不静定力学 Ⅱ では, 最後の問題となりますが, 骨組の崩壊荷重の計算法について学びます 1 参考書 松本慎也著 よくわかる構造力学の基本, 秀和システム このスライドの説明には, 主にこの参考書の説明を引用しています 2 崩壊荷重 構造物に作用する荷重が徐々に増大すると, 構造物内に発生する応力は増加し, やがて, 構造物は荷重に耐えられなくなる そのときの荷重を崩壊荷重あるいは終局荷重という

More information

Microsoft PowerPoint EM2_15.ppt

Microsoft PowerPoint EM2_15.ppt ( 第 5 回 ) 鹿間信介摂南大学理工学部電気電子工学科 後半部 (4~5 章 ) のまとめ 4. 導体 4.3 誘電体 5. 磁性体 5. 電気抵抗 演習 静電誘導電界とその重ね合わせ 導体内部の電荷 : 外部電界 誘導電界の重ね合わせ電界を感じる () 内部電荷自身が移動することで作り出した電界にも反応 () さらに移動場所を変える (3) 上記 ()~() の繰り返し 最終的に落ち着く状態

More information

支援財団研究活動助成 生体超分子を利用利用した 3 次元メモリデバイスメモリデバイスの研究 奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科小原孝介

支援財団研究活動助成 生体超分子を利用利用した 3 次元メモリデバイスメモリデバイスの研究 奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科小原孝介 2009.3.10 支援財団研究活動助成 生体超分子を利用利用した 3 次元メモリデバイスメモリデバイスの研究 奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科小原孝介 研究背景研究背景研究背景研究背景データデータデータデータの種類種類種類種類データデータデータデータの保存保存保存保存パソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンデータデータデータデータデータデータデータデータ音楽音楽音楽音楽音楽音楽音楽音楽写真写真写真写真記録媒体記録媒体記録媒体記録媒体フラッシュメモリフラッシュメモリフラッシュメモリフラッシュメモリ動画動画動画動画

More information

Microsoft PowerPoint - 集積デバイス工学7.ppt

Microsoft PowerPoint - 集積デバイス工学7.ppt 集積デバイス工学 (7 問題 追加課題 下のトランジスタが O する電圧範囲を求めよただし T, T - とする >6 問題 P 型 MOS トランジスタについて 正孔の実効移動度 μ.7[m/ s], ゲート長.[μm], ゲート幅 [μm] しきい値電圧 -., 単位面積あたりの酸化膜容量

More information

F 1 2 dc dz ( V V V sin t 2 S DC AC ) 1 2 dc dc 1 dc {( VS VDC ) VAC} ( VS VDC ) VAC sin t VAC cos 2 t (3.2.2) 2 dz 2 dz 4 dz 静電気力には (3.2.2) 式の右

F 1 2 dc dz ( V V V sin t 2 S DC AC ) 1 2 dc dc 1 dc {( VS VDC ) VAC} ( VS VDC ) VAC sin t VAC cos 2 t (3.2.2) 2 dz 2 dz 4 dz 静電気力には (3.2.2) 式の右 3-2 ケルビンプローブフォース顕微鏡による仕事関数の定量測定 3-2-1 KFM の測定原理ケルビンプローブフォース顕微鏡 (Kelvin Force Microscopy: KFM) は ケルビン法という測定技術を AFM に応用した計測手法で 静電気力によるプローブ振動の計測を利用して プローブとサンプルの仕事関数差を測定するプローブ顕微鏡の手法である 仕事関数というのは 金属の表面から電子を無限遠まで取り出すのに必要なエネルギーであり

More information

ISSN

ISSN 研究論文鳥取県産業技術センター研究報告 No.15 (2012) 強誘電体 BaTiO 3 /Pt 自立薄膜の製作と評価 Fabrication and Characterization of BaTiO 3 /Pt Ferroelectric Freestanding Films 吉田大一郎 木下健太郎 * 三浦寛基 * * 岸田悟 Dai-ichiro Yoshida, Kentaro Kinoshita,

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation 付録 2 2 次元アフィン変換 直交変換 たたみ込み 1.2 次元のアフィン変換 座標 (x,y ) を (x,y) に移すことを 2 次元での変換. 特に, 変換が と書けるとき, アフィン変換, アフィン変換は, その 1 次の項による変換 と 0 次の項による変換 アフィン変換 0 次の項は平行移動 1 次の項は座標 (x, y ) をベクトルと考えて とすれば このようなもの 2 次元ベクトルの線形写像

More information

ACモーター入門編 サンプルテキスト

ACモーター入門編 サンプルテキスト 技術セミナーテキスト AC モーター入門編 目次 1 AC モーターの位置付けと特徴 2 1-1 AC モーターの位置付け 1-2 AC モーターの特徴 2 AC モーターの基礎 6 2-1 構造 2-2 動作原理 2-3 特性と仕様の見方 2-4 ギヤヘッドの役割 2-5 ギヤヘッドの仕様 2-6 ギヤヘッドの種類 2-7 代表的な AC モーター 3 温度上昇と寿命 32 3-1 温度上昇の考え方

More information

研究成果報告書(基金分)

研究成果報告書(基金分) 様式 C-19 F-19 Z-19( 共通 ) 1. 研究開始当初の背景国内外のエネルギー問題に対応するため, 革新的な省 創エネルギーデバイス ( 低消費電力の単電子デバイスや超高効率太陽電池など ) の実現が求められている. そのためには, 機能上重要なビルディングブロックである低次元半導体ナノ材料 ( 量子ドット, 量子細線, 量子井戸など ) の規則配列構造を構築する必要がある. 低次元半導体ナノ材料を決められたサイズ

More information

振動発電の高効率化に新展開 : 強誘電体材料のナノサイズ化による新たな特性制御手法を発見 名古屋大学大学院工学研究科 ( 研究科長 : 新美智秀 ) 兼科学技術振興機構さきがけ研究者の山田智明 ( やまだともあき ) 准教授らの研究グループは 物質 材料研究機構技術開発 共用部門の坂田修身 ( さか

振動発電の高効率化に新展開 : 強誘電体材料のナノサイズ化による新たな特性制御手法を発見 名古屋大学大学院工学研究科 ( 研究科長 : 新美智秀 ) 兼科学技術振興機構さきがけ研究者の山田智明 ( やまだともあき ) 准教授らの研究グループは 物質 材料研究機構技術開発 共用部門の坂田修身 ( さか 振動発電の高効率化に新展開 : 強誘電体材料のナノサイズ化による新たな特性制御手法を発見 名古屋大学大学院工学研究科 ( 研究科長 : 新美智秀 ) 兼科学技術振興機構さきがけ研究者の山田智明 ( やまだともあき ) 准教授らの研究グループは 物質 材料研究機構技術開発 共用部門の坂田修身 ( さかたおさみ ) ステーション長 東京工業大学物質理工学院の舟窪浩 ( ふなくぼひろし ) 教授 愛知工業大学工学部の生津資大

More information

α α α α α α

α α α α α α α α α α α α 映像情報メディア学会誌 Vol. 71, No. 10 2017 図 1 レーザビーム方式 図 3 PLAS の断面構造 図 3 に PLAS の断面構造を示す PLAS はゲート電極上の チャネル部の部分的な領域のみをフォトマスクとエッチン グなしに結晶化することが可能である 従来のラインビー ム装置はゲート電極上 テーパー上 ガラス上などの表面 の結晶性制御の課題がある

More information

Microsystem Integration & Packaging Laboratory

Microsystem Integration & Packaging Laboratory 2015/01/26 MemsONE 技術交流会 解析事例紹介 東京大学実装工学分野研究室奥村拳 Microsystem Integration and Packaging Laboratory 1 事例紹介 1. 解析の背景高出力半導体レーザの高放熱構造 2. 熱伝導解析解析モデルの概要 3. チップサイズの熱抵抗への影響 4. 接合材料の熱抵抗への影響 5. ヒートシンク材料の熱抵抗への影響 Microsystem

More information

平成 30 年 1 月 5 日 報道機関各位 東北大学大学院工学研究科 低温で利用可能な弾性熱量効果を確認 フロンガスを用いない地球環境にやさしい低温用固体冷却素子 としての応用が期待 発表のポイント 従来材料では 210K が最低温度であった超弾性注 1 に付随する冷却効果 ( 弾性熱量効果注 2

平成 30 年 1 月 5 日 報道機関各位 東北大学大学院工学研究科 低温で利用可能な弾性熱量効果を確認 フロンガスを用いない地球環境にやさしい低温用固体冷却素子 としての応用が期待 発表のポイント 従来材料では 210K が最低温度であった超弾性注 1 に付随する冷却効果 ( 弾性熱量効果注 2 平成 30 年 1 月 5 日 報道機関各位 東北大学大学院工学研究科 低温で利用可能な弾性熱量効果を確認 フロンガスを用いない地球環境にやさしい低温用固体冷却素子 としての応用が期待 発表のポイント 従来材料では 210K が最低温度であった超弾性注 1 に付随する冷却効果 ( 弾性熱量効果注 2 ) が Cu-Al-Mn 系超弾性合金において 22K まで得られること を確認 フロンガスを用いない地球環境にやさしい低温用固体冷却素子として

More information

様々なミクロ計量モデル†

様々なミクロ計量モデル† 担当 : 長倉大輔 ( ながくらだいすけ ) この資料は私の講義において使用するために作成した資料です WEB ページ上で公開しており 自由に参照して頂いて構いません ただし 内容について 一応検証してありますが もし間違いがあった場合でもそれによって生じるいかなる損害 不利益について責任を負いかねますのでご了承ください 間違いは発見次第 継続的に直していますが まだ存在する可能性があります 1 カウントデータモデル

More information

Microsoft Word - 01.doc

Microsoft Word - 01.doc 科学技術振興機構 (JST) 理 化 学 研 究 所 京 都 大 学 有機薄膜太陽電池で飛躍的なエネルギー変換効率の向上が可能に ~ 新材料開発で光エネルギー損失低減に成功 ~ ポイント 塗布型有機薄膜太陽電池 ( 塗布型 OPV) の実用化には変換効率の向上が課題となっている 新しい半導体ポリマーの開発により 塗布型 OPV の光エネルギー損失が無機太陽電池並みまで低減に成功した 塗布型 OPV

More information

第1章 単 位

第1章  単  位 H. Hamano,. 長柱の座屈 - 長柱の座屈 長い柱は圧縮荷重によって折れてしまう場合がある. この現象を座屈といい, 座屈するときの荷重を座屈荷重という.. 換算長 長さ の柱に荷重が作用する場合, その支持方法によって, 柱の理論上の長さ L が異なる. 長柱の計算は, この L を用いて行うと都合がよい. この L を換算長 ( あるいは有効長さという ) という. 座屈荷重は一般に,

More information

<4D F736F F D2097CA8E718CF889CA F E F E2E646F63>

<4D F736F F D2097CA8E718CF889CA F E F E2E646F63> 量子効果デバイス第 11 回 前澤宏一 トンネル効果とフラッシュメモリ デバイスサイズの縮小縮小とトンネルトンネル効果 Si-CMOS はサイズの縮小を続けることによってその性能を伸ばしてきた チャネル長や ゲート絶縁膜の厚さ ソース ドレイン領域の深さ 電源電圧をあるルール ( これをスケーリング則という ) に従って縮小することで 高速化 低消費電力化が可能となる 集積回路の誕生以来 スケーリング側にしたがって縮小されてきたデバイスサイズは

More information

Mirror Grand Laser Prism Half Wave Plate Femtosecond Laser 150 fs, λ=775 nm Mirror Mechanical Shutter Apperture Focusing Lens Substances Linear Stage

Mirror Grand Laser Prism Half Wave Plate Femtosecond Laser 150 fs, λ=775 nm Mirror Mechanical Shutter Apperture Focusing Lens Substances Linear Stage Mirror Grand Laser Prism Half Wave Plate Femtosecond Laser 150 fs, λ=775 nm Mirror Mechanical Shutter Apperture Focusing Lens Substances Linear Stage NC Unit PC は 同時多軸に制御はできないため 直線加工しかでき 図3は ステージの走査速度を

More information

材料強度試験 ( 曲げ試験 ) [1] 概要 実験 実習 Ⅰ の引張り試験に引続き, 曲げ試験による機械特性評価法を実施する. 材料力学で学ぶ梁 の曲げおよびたわみの基礎式の理解, 材料への理解を深めることが目的である. [2] 材料の変形抵抗変形抵抗は, 外力が付与された時の変形に対する各材料固有

材料強度試験 ( 曲げ試験 ) [1] 概要 実験 実習 Ⅰ の引張り試験に引続き, 曲げ試験による機械特性評価法を実施する. 材料力学で学ぶ梁 の曲げおよびたわみの基礎式の理解, 材料への理解を深めることが目的である. [2] 材料の変形抵抗変形抵抗は, 外力が付与された時の変形に対する各材料固有 材料強度試験 ( 曲げ試験 [] 概要 実験 実習 Ⅰ の引張り試験に引続き, 曲げ試験による機械特性評価法を実施する. 材料力学で学ぶ梁 の曲げおよびたわみの基礎式の理解, 材料への理解を深めることが目的である. [] 材料の変形抵抗変形抵抗は, 外力が付与された時の変形に対する各材料固有の抵抗値のことであり, 一般に素材の真応力 - 真塑性ひずみ曲線で表される. 多くの金属材料は加工硬化するため,

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 復習 ) 時系列のモデリング ~a. 離散時間モデル ~ y k + a 1 z 1 y k + + a na z n ay k = b 0 u k + b 1 z 1 u k + + b nb z n bu k y k = G z 1 u k = B(z 1 ) A(z 1 u k ) ARMA モデル A z 1 B z 1 = 1 + a 1 z 1 + + a na z n a = b 0

More information

2. スパッタ法を用いた Nb ドープ PZT 薄膜 1-12) 2.1 Nb ドープ PZT 薄膜 PZT はペロブスカイト型構造を持つ複合酸化物であり Pb(Zr xti 1-x)O 3 の化学式で表わされ Fig. 1 に示す構造で ある A サイトに Pb 2+ イオン B サイトに Zr

2. スパッタ法を用いた Nb ドープ PZT 薄膜 1-12) 2.1 Nb ドープ PZT 薄膜 PZT はペロブスカイト型構造を持つ複合酸化物であり Pb(Zr xti 1-x)O 3 の化学式で表わされ Fig. 1 に示す構造で ある A サイトに Pb 2+ イオン B サイトに Zr 高圧電定数 Nb ドープ PZT 薄膜の形成とその MEMS 応用 菱沼 藤井隆満 * 直野崇幸 * 向山明博 * 新川高見 * 慶一 ** ユーミンリ ** ジェフリーバークマイヤー ** Preparation of Nb-doped PZT Thin Film with High Piezoelectric Performance and Its Application to MEMS Devices

More information

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E6328FCD2E646F63>

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E6328FCD2E646F63> -1 ポイント : 材料の応力とひずみの関係を知る 断面内の応力とひずみ 本章では 建築構造で多く用いられる材料の力学的特性について学ぶ 最初に 応力とひずみの関係 次に弾性と塑性 また 弾性範囲における縦弾性係数 ( ヤング係数 ) について 建築構造用材料として代表的な鋼を例にして解説する さらに 梁理論で使用される軸方向応力と軸方向ひずみ あるいは せん断応力とせん断ひずみについて さらにポアソン比についても説明する

More information

Microsoft Word - 第5章.doc

Microsoft Word - 第5章.doc 第 5 章表面ひび割れ幅法 5-1 解析対象 ( 表面ひび割れ幅法 ) 表面ひび割れ幅法は 図 5-1 に示すように コンクリート表面より生じるひび割れを対象とした解析方法である. すなわち コンクリートの弾性係数が断面で一様に変化し 特に方向性を持たない表面にひび割れを解析の対象とする. スラブ状構造物の場合には地盤を拘束体とみなし また壁状構造物の場合にはフーチングを拘束体として それぞれ外部拘束係数を定める.

More information

ANJ-0005: 加速度センサーとは?

ANJ-0005: 加速度センサーとは? アプリケーション ノート 加速度センサーとは? by Tomoaki Tsuzuki 加速度センサーとは? 加速度センサーとは加速度の測定を目的とした慣性センサーです 振動センサーと異なり 加速度センサーは直流 (DC) の加速度が検出可能である為 加速度センサーを使って重力を検出する事も可能です 加速度を測定し適切な信号処理を行う事によって 傾きや動き 振動や衝撃等様々な情報が得られます 加速度センサーには

More information

<4D F736F F D20824F B CC92E8979D814696CA90CF95AA82C691CC90CF95AA2E646F63>

<4D F736F F D20824F B CC92E8979D814696CA90CF95AA82C691CC90CF95AA2E646F63> 1/1 平成 23 年 3 月 24 日午後 6 時 52 分 6 ガウスの定理 : 面積分と体積分 6 ガウスの定理 : 面積分と体積分 Ⅰ. 直交座標系 ガウスの定理は 微分して すぐに積分すると元に戻るというルールを 3 次元積分に適用した定理になります よく知っているのは 簡単化のため 変数が1つの場合は dj ( d ( ににします全微分 = 偏微分 d = d = J ( + C d です

More information

エラー動作 スピンドル動作 スピンドルエラーの計測は 通常 複数の軸にあるセンサーによって行われる これらの計測の仕組みを理解するために これらのセンサーの 1つを検討する シングル非接触式センサーは 回転する対象物がセンサー方向またはセンサー反対方向に移動する1 軸上の対象物の変位を測定する 計測

エラー動作 スピンドル動作 スピンドルエラーの計測は 通常 複数の軸にあるセンサーによって行われる これらの計測の仕組みを理解するために これらのセンサーの 1つを検討する シングル非接触式センサーは 回転する対象物がセンサー方向またはセンサー反対方向に移動する1 軸上の対象物の変位を測定する 計測 LION PRECISION TechNote LT03-0033 2012 年 8 月 スピンドルの計測 : 回転数および帯域幅 該当機器 : スピンドル回転を測定する静電容量センサーシステム 適用 : 高速回転対象物の回転を計測 概要 : 回転スピンドルは 様々な周波数でエラー動作が発生する これらの周波数は 回転スピード ベアリング構成部品の形状のエラー 外部影響およびその他の要因によって決定される

More information

Microsoft PowerPoint - ‚æ3‘Í [„Ý−·…‡†[…h]

Microsoft PowerPoint - ‚æ3‘Í [„Ý−·…‡†[…h] 第 3 章変形と理論強度 目的 弾性変形および塑性変形に関し, 原子レベルからの理解を深める. 3. 弾性変形 (elastic defomation) 3.. 原子間に作用する力 3.. ポテンシャルエネルギー 33 3..3 フックの法則 3..4 弾性率の温度依存性 3..5 弾性変形時のポアソン比 3..6 理論強度 3. 塑性変形 (plastic defomation) 3.. すべり

More information

フィードバック ~ 様々な電子回路の性質 ~ 実験 (1) 目的実験 (1) では 非反転増幅器の増幅率や位相差が 回路を構成する抵抗値や入力信号の周波数によってどのように変わるのかを調べる 実験方法 図 1 のような自由振動回路を組み オペアンプの + 入力端子を接地したときの出力電圧 が 0 と

フィードバック ~ 様々な電子回路の性質 ~ 実験 (1) 目的実験 (1) では 非反転増幅器の増幅率や位相差が 回路を構成する抵抗値や入力信号の周波数によってどのように変わるのかを調べる 実験方法 図 1 のような自由振動回路を組み オペアンプの + 入力端子を接地したときの出力電圧 が 0 と フィードバック ~ 様々な電子回路の性質 ~ 実験 (1) 目的実験 (1) では 非反転増幅器の増幅率や位相差が 回路を構成する抵抗値や入力信号の周波数によってどのように変わるのかを調べる 実験方法 図 1 のような自由振動回路を組み オペアンプの + 入力端子を接地したときの出力電圧 が 0 となるように半固定抵抗器を調整する ( ゼロ点調整のため ) 図 1 非反転増幅器 2010 年度版物理工学実験法

More information

第3章 ひずみ

第3章 ひずみ 第 4 章 応力とひずみの関係 4. 単軸応力を受ける弾性体の応力とひずみの関係 温度一定の下で, 負荷による変形が徐荷によって完全に回復する場合を広義の弾性というが, 狭義の弾 性では, 負荷過程と徐荷過程で応力 - ひずみ関係が一致しない場合は含めず ( 図 - 参照 ), 与えられたひ ずみ状態に対して応力が一意に定まる, つまり応力がひずみの関数と して表される. このような物体を狭義の弾性体

More information

IB-B

IB-B FIB による TEM 試料作製法 2 バルクピックアップ法 1. はじめにピックアップ法を用いた FIB による TEM 試料作製法は事前の素材加工が不要であり 試料の損失を無くすなど利点は多いが 磁性材料は観察不可能であること 薄膜加工終了後 再度 FIB に戻して追加工をすることができないこと 平面方向の観察試料作製が難しいことなど欠点もある 本解説ではこれらの欠点を克服するバルクピックアップ法を紹介する

More information

(Microsoft PowerPoint - \221\34613\211\361)

(Microsoft PowerPoint - \221\34613\211\361) 計算力学 ~ 第 回弾性問題の有限要素解析 (Ⅱ)~ 修士 年後期 ( 選択科目 ) 担当 : 岩佐貴史 講義の概要 全 5 講義. 計算力学概論, ガイダンス. 自然現象の数理モデル化. 行列 場とその演算. 数値計算法 (Ⅰ) 5. 数値計算法 (Ⅱ) 6. 初期値 境界値問題 (Ⅰ) 7. 初期値 境界値問題 (Ⅱ) 8. マトリックス変位法による構造解析 9. トラス構造の有限要素解析. 重み付き残差法と古典的近似解法.

More information

<4D F736F F D2097CD8A7793FC96E582BD82ED82DD8A E6318FCD2E646F63>

<4D F736F F D2097CD8A7793FC96E582BD82ED82DD8A E6318FCD2E646F63> - 第 章たわみ角法の基本式 ポイント : たわみ角法の基本式を理解する たわみ角法の基本式を梁の微分方程式より求める 本章では たわみ角法の基本式を導くことにする 基本式の誘導法は各種あるが ここでは 梁の微分方程式を解いて基本式を求める方法を採用する この本で使用する座標系は 右手 右ネジの法則に従った座標を用いる また ひとつの部材では 図 - に示すように部材の左端の 点を原点とし 軸線を

More information

~.15) Nylon12 樹脂 ( 比誘電率 2.1 等組成により異なる 誘電正接.3 等 ) ポリプロピレン樹脂 ( 比誘電率 2.2~2.6 誘電正接.5~.18) ポリカーボネート樹脂 ( 比誘電率 3.1 誘電正接.1) などがある これらのうち 高周波特性に影響する誘電正接が比較的低い材

~.15) Nylon12 樹脂 ( 比誘電率 2.1 等組成により異なる 誘電正接.3 等 ) ポリプロピレン樹脂 ( 比誘電率 2.2~2.6 誘電正接.5~.18) ポリカーボネート樹脂 ( 比誘電率 3.1 誘電正接.1) などがある これらのうち 高周波特性に影響する誘電正接が比較的低い材 アナログ ディジタル融合制御 MIMO に適したアナログビームフォーミング給電回路の研究 研究代表者関智弘日本大学生産工学部教授 1 まえがき 移動通信の高速化に向けた検討として MassiveMIMO 技術の適用が進められている MassiveMIMO 技術を適用する場合 MIMO に関わるすべての処理をディジタル制御により行うとすると 莫大な重み付け演算処理が必要となる そこで レーダー等に用いられるマルチビーム給電回路を用い

More information

レオナ物性表

レオナ物性表 LE ISO 物性値一覧 PA 非強化 標準一般 長期耐熱性 1300S 1402S 1402SH 試験法 単位 条件 DRY WET DRY WET DRY WET 密度 ISO 1183 g/cm3 1.14-1.14-1.14 - 平衡水分率 ISO 62 % - 2.5-2.5-2.5 引張降伏応力 ISO 527 MPa 23 50%RH 82 52 82 52 82 48 引張降伏歪み

More information

Siマイクロマシニングと集積化技術.PDF

Siマイクロマシニングと集積化技術.PDF ケミカル エンジニアリング(化学工業社) 25 年 9 月号 pp.731-735. シリコンマイクロマシニングと集積化技術 佐々木実*1 金森義明*2 羽根一博*3 Minoru Sasaki, Yoshiaki Kanamori, Kazuhiro Hane 東北大学大学院工学研究科 *1 助教授 工学博士 *2 助手 工学博士 *3 教授 工学博士 1 はじめに LSI に代表される半導体産業の黎明期にフォト

More information

s ss s ss = ε = = s ss s (3) と表される s の要素における s s = κ = κ, =,, (4) jωε jω s は複素比誘電率に相当する物理量であり ここで PML 媒質定数を次のように定義する すなわち κξ をPML 媒質の等価比誘電率 ξ をPML 媒質の

s ss s ss = ε = = s ss s (3) と表される s の要素における s s = κ = κ, =,, (4) jωε jω s は複素比誘電率に相当する物理量であり ここで PML 媒質定数を次のように定義する すなわち κξ をPML 媒質の等価比誘電率 ξ をPML 媒質の FDTD 解析法 (Matlab 版 2 次元 PML) プログラム解説 v2.11 1. 概要 FDTD 解析における吸収境界である完全整合層 (Perfectl Matched Laer, PML) の定式化とプログラミングを2 次元 TE 波について解説する PMLは異方性の損失をもつ仮想的な物質であり 侵入して来る電磁波を逃さず吸収する 通常の物質と接する界面でインピーダンスが整合しており

More information

ÿþŸb8bn0irt

ÿþŸb8bn0irt 折戸の物理 スペシャル補習 http://oritobuturi.co/ NO.5(009..16) 今日の目的 : 1 物理と微分 積分について 微分方程式について学ぶ 3 近似を学ぶ 10. 以下の文を読み,[ ア ]~[ ク ] の空欄に適当な式をいれよ 物体物体に一定の大きさの力を加えたときの, 物体の運動について考え よう 右図のように, なめらかな水平面上で質量 の物体に水平に一定の大きさ

More information

SP8WS

SP8WS GIXS でみる 液晶ディスプレイ用配向膜 日産化学工業株式会社 電子材料研究所 酒井隆宏 石津谷正英 石井秀則 遠藤秀幸 ( 財 ) 高輝度光科学研究センター 利用研究促進部門 Ⅰ 小金澤智之 広沢一郎 背景 Ⅰ ~ LCD の表示品質 ~ 液晶ディスプレイ (LCD) 一方向に揃った ( 配向した ) 液晶分子を電圧により動かすことで表示 FF 液晶分子 液晶配向と表示品質 C 電極 液晶分子の配向が乱れると表示品質が悪化

More information

Microsoft PowerPoint - 三次元座標測定 ppt

Microsoft PowerPoint - 三次元座標測定 ppt 冗長座標測定機 ()( 三次元座標計測 ( 第 9 回 ) 5 年度大学院講義 6 年 月 7 日 冗長性を持つ 次元座標測定機 次元 辺測量 : 冗長性を出すために つのレーザトラッカを配置し, キャッツアイまでの距離から座標を測定する つのカメラ ( 次元的なカメラ ) とレーザスキャナ : つの角度測定システムによる座標測定 つの回転関節による 次元 自由度多関節機構 高増潔東京大学工学系研究科精密機械工学専攻

More information

ⅠⅠ 1 Ⅰ Ⅰ 2 Ⅰ 3 Ⅰ Ⅰ Ⅰ 4 Ⅰ 4 Ⅰ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅲ 1 791

ⅠⅠ 1 Ⅰ Ⅰ 2 Ⅰ 3 Ⅰ Ⅰ Ⅰ 4 Ⅰ 4 Ⅰ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅲ 1 791 790 10 Ⅰ Ⅰ Ⅰ) Ⅰ) Ⅰ Ⅰ Ⅱ Ⅱ ⅡⅡ Ⅱ Ⅱ 27 12 20 ⅠⅠ 1 Ⅰ Ⅰ 2 Ⅰ 3 Ⅰ Ⅰ Ⅰ 4 Ⅰ 4 Ⅰ 16 20 27 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅲ 1 791 2 1 1 2 1 1 1 2 11 18 16 00 16 40 200 18 2 000 792 17 175 175 14 24 60 2 2 ₅ 3 793 1 ₇ 1 ₆ 2 1 ₂₁₁ 1 Ⅱ 1 28

More information

強誘電体材料のメモリ応用 (1) 強誘電体とその性質 強誘電体とその性質 自発分極 (Ps) から各種機能が発現焦電性 ( 熱 電気 ) 赤外線センサ圧電性 ( ひずみ 電気 ) 圧力センサ 圧電アクチュエータ 超音波送受話器 振動子 フィルタ素子 MEMS 素子... その他多数他多数の応用強誘電

強誘電体材料のメモリ応用 (1) 強誘電体とその性質 強誘電体とその性質 自発分極 (Ps) から各種機能が発現焦電性 ( 熱 電気 ) 赤外線センサ圧電性 ( ひずみ 電気 ) 圧力センサ 圧電アクチュエータ 超音波送受話器 振動子 フィルタ素子 MEMS 素子... その他多数他多数の応用強誘電 (1) 強誘電体とその性質 強誘電体とその性質 自発分極 (Ps) から各種機能が発現焦電性 ( 熱 電気 ) 赤外線センサ圧電性 ( ひずみ 電気 ) 圧力センサ 圧電アクチュエータ 超音波送受話器 振動子 フィルタ素子 MEMS 素子... その他多数他多数の応用強誘電性 ( 分極 電気 ) 1 強誘電メモリ素子自発分極の反転 ( 履歴特性 ) をメモリに応用応用には高品質で微細化が必要...

More information

1. はじめに半導体 ICやコンピュータ技術のめざましい進展は, 家電,OAおよび通信などのエレクトロニクス産業分野で大きな需要を喚起してきました また, オプト ( 光 ), メカトロ ( 機械 ) などの周辺の技術も統合し, これまでにない新しい用途が創造されています この発展の一翼を担っている

1. はじめに半導体 ICやコンピュータ技術のめざましい進展は, 家電,OAおよび通信などのエレクトロニクス産業分野で大きな需要を喚起してきました また, オプト ( 光 ), メカトロ ( 機械 ) などの周辺の技術も統合し, これまでにない新しい用途が創造されています この発展の一翼を担っている BZ-TEJ001-1 目次 頁 1. はじめに 1 2. 圧電セラミックスについて 1 2-1 2-3 3. 圧電セラミックスの評価法 6 3 -, 反共振周波数特性の測定 6 3-2 圧電振動子形状と定数 7 3-3 定数の意味と算出式 8 4. 当社圧電セラミックス材料の紹介 10 4 - ス材料基本特性 10 4-2 温度特性, 経時特性 13 4-15 4-16 頁 5. 圧電セラミックス材料の応用技術

More information

Microsoft PowerPoint pptx

Microsoft PowerPoint pptx 4.2 小信号パラメータ 1 電圧利得をどのように求めるか 電圧ー電流変換 入力信号の変化 dv BE I I e 1 v be の振幅から i b を求めるのは難しい? 電流増幅 電流ー電圧変換 di B di C h FE 電流と電圧の関係が指数関数になっているのが問題 (-RC), ただし RL がない場合 dv CE 出力信号の変化 2 pn 接合の非線形性への対処 I B 直流バイアスに対する抵抗

More information

本日話す内容

本日話す内容 6CAE 材料モデルの VV 山梨大学工学部土木環境工学科吉田純司 本日話す内容 1. ゴム材料の免震構造への応用 積層ゴム支承とは ゴムと鋼板を積層状に剛結 ゴム層の体積変形を制限 水平方向 鉛直方向 柔 剛 加速度の低減 構造物の支持 土木における免震 2. 高減衰積層ゴム支承の 力学特性の概要 高減衰ゴムを用いた支承の復元力特性 荷重 [kn] 15 1 5-5 -1-15 -3-2 -1 1

More information

薄膜ピエゾのIJP塗布工法技術 | Ricoh Technical Report No.38

薄膜ピエゾのIJP塗布工法技術 | Ricoh Technical Report No.38 薄膜ピエゾの IJP 塗布工法技術 The Fabrication of PZT Thin Film by Inkjet Printing 町田治 * 下福光 * 竹内惇 * Osamu MACHIDA Akira SHIMOFUKU Atsushi TAKEUCHI 要旨 PZT 型インクジェットヘッドにおいて, 低コスト化と小型化が可能な薄膜 PZT 型の開発を行っている. インクジェット (IJP)

More information

Microsoft Word - thesis.doc

Microsoft Word - thesis.doc 剛体の基礎理論 -. 剛体の基礎理論初めに本論文で大域的に使用する記号を定義する. 使用する記号トルク撃力力角運動量角速度姿勢対角化された慣性テンソル慣性テンソル運動量速度位置質量時間 J W f F P p .. 質点の並進運動 質点は位置 と速度 P を用いる. ニュートンの運動方程式 という状態を持つ. 但し ここでは速度ではなく運動量 F P F.... より質点の運動は既に明らかであり 質点の状態ベクトル

More information

スライド 1

スライド 1 センサー工学 2012 年 11 月 28 日 ( 水 ) 第 8 回 知能情報工学科横田孝義 1 センサー工学 10/03 10/10 10/17 10/24 11/7 11/14 11/21 11/28 12/05 12/12 12/19 1/09 1/16 1/23 1/30 2 前々回から振動センサーを学習しています 今回が最終回の予定 3 振動の測定教科書 計測工学 の 194 ページ 二つのケースがある

More information

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E631318FCD2E646F63>

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E631318FCD2E646F63> 11-1 第 11 章不静定梁のたわみ ポイント : 基本的な不静定梁のたわみ 梁部材の断面力とたわみ 本章では 不静定構造物として 最も単純でしかも最も大切な両端固定梁の応力解析を行う ここでは 梁の微分方程式を用いて解くわけであるが 前章とは異なり 不静定構造物であるため力の釣合から先に断面力を決定することができない そのため 梁のたわみ曲線と同時に断面力を求めることになる この両端固定梁のたわみ曲線や断面力分布は

More information

記者発表資料

記者発表資料 2012 年 6 月 4 日 報道機関各位 東北大学流体科学研究所原子分子材料科学高等研究機構 高密度 均一量子ナノ円盤アレイ構造による高効率 量子ドット太陽電池の実現 ( シリコン量子ドット太陽電池において世界最高変換効率 12.6% を達成 ) < 概要 > 東北大学 流体科学研究所および原子分子材料科学高等研究機構 寒川教授グループはこの度 新しい鉄微粒子含有蛋白質 ( リステリアフェリティン

More information

ギリシャ文字の読み方を教えてください

ギリシャ文字の読み方を教えてください 埼玉工業大学機械工学学習支援セミナー ( 小西克享 ) 慣性モーメント -1/6 テーマ 01: 慣性モーメント (Momet of ietia) コマ回しをすると, 長い時間回転させるには重くて大きなコマを選ぶことや, ひもを早く引くことが重要であることが経験的にわかります. 遊びを通して, 回転の運動エネルギーを増やせば, 回転の勢いが増すことを学習できるので, 機械系の学生にとってコマ回しも大切な体験学習のひとつと言えます.

More information

<4D F736F F F696E74202D20906C8D488AC28BAB90DD8C7689F090CD8D488A D91E F1>

<4D F736F F F696E74202D20906C8D488AC28BAB90DD8C7689F090CD8D488A D91E F1> 人工環境設計解析工学構造力学と有限要素法 ( 第 回 ) 東京大学新領域創成科学研究科 鈴木克幸 固体力学の基礎方程式 変位 - ひずみの関係 適合条件式 ひずみ - 応力の関係 構成方程式 応力 - 外力の関係 平衡方程式 境界条件 変位規定境界 反力規定境界 境界条件 荷重応力ひずみ変形 場の方程式 Γ t Γ t 平衡方程式構成方程式適合条件式 構造力学の基礎式 ひずみ 一軸 荷重応力ひずみ変形

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation CAE 演習 :Eas-σ lite に よる応力解析 目標 : 機械工学実験 はりの曲げと応力集中 の有限要素法による応力解析を行う 用語 CAD: Computer Aided Design CAE: Computer Aided Engineering コンピュータシミュレーション CAM: Computer Aided Manufacturing スケジュール. 有限要素法の基礎と応用例 2.

More information

Microsoft Word - 中村工大連携教材(最終 ).doc

Microsoft Word - 中村工大連携教材(最終 ).doc 音速について考えてみよう! 金沢工業大学 中村晃 ねらい 私たちの身の回りにはいろいろな種類の波が存在する. 体感できる波もあれば, できない波もある. その中で音は体感できる最も身近な波である. 遠くで雷が光ってから雷鳴が届くまで数秒間時間がかかることにより, 音の方が光より伝わるのに時間がかかることも経験していると思う. 高校の物理の授業で音の伝わる速さ ( 音速 ) は約 m/s で, 詳しく述べると

More information

Microsoft Word - 4_構造特性係数の設定方法に関する検討.doc

Microsoft Word - 4_構造特性係数の設定方法に関する検討.doc 第 4 章 構造特性係数の設定方法に関する検討 4. はじめに 平成 年度 年度の時刻歴応答解析を実施した結果 課題として以下の点が指摘 された * ) 脆性壁の評価法の問題 時刻歴応答解析により 初期剛性が高く脆性的な壁については現在の構造特性係数 Ds 評価が危険であることが判明した 脆性壁では.5 倍程度必要保有耐力が大きくなる * ) 併用構造の Ds の設定の問題 異なる荷重変形関係を持つ壁の

More information

Microsoft PowerPoint _量子力学短大.pptx

Microsoft PowerPoint _量子力学短大.pptx . エネルギーギャップとrllouゾーン ブリルアン領域,t_8.. 周期ポテンシャル中の電子とエネルギーギャップ 簡単のため 次元に間隔 で原子が並んでいる結晶を考える 右方向に進行している電子の波は 間隔 で規則正しく並んでいる原子が作る格子によって散乱され 左向きに進行する波となる 波長 λ が の時 r の反射条件 式を満たし 両者の波が互いに強め合い 定在波を作る つまり 式 式を満たす波は

More information

Microsoft PowerPoint - 第6回電磁気学

Microsoft PowerPoint - 第6回電磁気学 017 年 11 月 13 日 ( 月 ) 13:00-14:30 C13 平成 9 年度工 V 系 ( 社会環境工学科 ) 第 6 回電磁気学 Ⅰ 天野浩 amano@nuee.nagoya-u.ac.jp 5 11 月 6 日 第 3 章 蓄電の重要性 コンデンサー ( キャパシタ ) 6 11 月 13 日 第 3 章続き コンデンサーに蓄えられたエネルギー コンデンサーをつなぐ 1/34 3.1

More information

Microsoft Word - Chap17

Microsoft Word - Chap17 第 7 章化学反応に対する磁場効果における三重項機構 その 7.. 節の訂正 年 7 月 日. 節 章の9ページ の赤枠に記載した説明は間違いであった事に気付いた 以下に訂正する しかし.. 式は 結果的には正しいので安心して下さい 磁場 の存在下でのT 状態のハミルトニアン は ゼーマン項 と時間に依存するスピン-スピン相互作用の項 との和となる..=7.. g S = g S z = S z g

More information

高集積化が可能な低電流スピントロニクス素子の開発に成功 ~ 固体電解質を用いたイオン移動で実現低電流 大容量メモリの実現へ前進 ~ 配布日時 : 平成 28 年 1 月 12 日 14 時国立研究開発法人物質 材料研究機構東京理科大学概要 1. 国立研究開発法人物質 材料研究機構国際ナノアーキテクト

高集積化が可能な低電流スピントロニクス素子の開発に成功 ~ 固体電解質を用いたイオン移動で実現低電流 大容量メモリの実現へ前進 ~ 配布日時 : 平成 28 年 1 月 12 日 14 時国立研究開発法人物質 材料研究機構東京理科大学概要 1. 国立研究開発法人物質 材料研究機構国際ナノアーキテクト 高集積化が可能な低電流スピントロニクス素子の開発に成功 ~ 固体電解質を用いたイオン移動で実現低電流 大容量メモリの実現へ前進 ~ 配布日時 : 平成 28 年 1 月 12 日 14 時国立研究開発法人物質 材料研究機構東京理科大学概要 1. 国立研究開発法人物質 材料研究機構国際ナノアーキテクトニクス研究拠点の土屋敬志博士研究員 ( 現在 東京理科大学 ) 寺部一弥グループリーダー 青野正和拠点長らの研究チームは

More information

<4D F736F F D C82532D E8B5A95F18CB48D655F5F8E878A4F90FC C2E646F63>

<4D F736F F D C82532D E8B5A95F18CB48D655F5F8E878A4F90FC C2E646F63> 技術紹介 6. イオンビームスパッタリング法によるエキシマレーザ光学系用フッ化物薄膜の開発 Development of fluoride coatings by Ion Beam Sputtering Method for Excimer Lasers Toshiya Yoshida Keiji Nishimoto Kazuyuki Etoh Keywords: Ion beam sputtering

More information

破壊の予測

破壊の予測 本日の講義内容 前提 : 微分積分 線形代数が何をしているかはうろ覚え 材料力学は勉強したけど ちょっと 弾性および塑性学は勉強したことが無い ー > ですので 解らないときは質問してください モールの応力円を理解するとともに 応力を 3 次元的に考える FM( 有限要素法 の概略 内部では何を計算しているのか? 3 物が壊れる条件を考える 特に 変形 ( 塑性変形 が発生する条件としてのミーゼス応力とはどのような応力か?

More information

Microsoft Word - 博士論文概要.docx

Microsoft Word - 博士論文概要.docx [ 博士論文概要 ] 平成 25 年度 金多賢 筑波大学大学院人間総合科学研究科 感性認知脳科学専攻 1. 背景と目的映像メディアは, 情報伝達における効果的なメディアの一つでありながら, 容易に感情喚起が可能な媒体である. 誰でも簡単に映像を配信できるメディア社会への変化にともない, 見る人の状態が配慮されていない映像が氾濫することで見る人の不快な感情を生起させる問題が生じている. したがって,

More information

untitled

untitled に, 月次モデルの場合でも四半期モデルの場合でも, シミュレーション期間とは無関係に一様に RMSPE を最小にするバンドの設定法は存在しないということである 第 2 は, 表で与えた 2 つの期間及びすべての内生変数を見渡して, 全般的にパフォーマンスのよいバンドの設定法は, 最適固定バンドと最適可変バンドのうちの M 2, Q2 である いずれにしても, 以上述べた 3 つのバンド設定法は若干便宜的なものと言わざるを得ない

More information