平成 29 年度学校保健統計調査 ( 速報 ) 奈良県結果の要旨 Ⅰ 発育状態身長については男子は 6 歳 7 歳及び 10 歳を除く年齢で女子は 6 歳 7 歳 13 歳及び 15 歳から 17 歳を除く年齢で全国平均値と同じか上回っています体重については男子は 6 歳 10 歳 13

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いっけいはかまや
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1 平成 29 年度学校保健統計調査 ( 速報 ) 結果の要旨 Ⅰ 発育状態身長については男子は 6 歳 7 歳及び 10 歳を除く年齢で女子は 6 歳 7 歳 13 歳及び 15 歳から 17 歳を除く年齢で平均値と同じか上回っています体重については男子は 6 歳 10 歳 13 歳 14 歳を除く年齢で平均値と同じか上回っており女子は 7 歳から 10 歳を除く年齢で平均値と同じか下回っています H29 年齢別男女別身長体重の平均値と比較学校種別幼稚園 5 歳小学校中学校高等学校年齢平均値 A 平均値 B 差 A-B 男子平均値 A 平均値 B 差 A-B 平均値 A 平均値 B 差 A-B 6 歳歳歳歳歳歳歳歳歳歳歳歳女子身長 (cm) 体重 (kg) 身長 (cm) 体重 (kg) 平均値 A 平均値 B 差 A-B Ⅱ 健康状態むし歯 ( う歯 ) についてはすべての学校種別で平均値と大きな差がないのに対しぜん息及びアトピー性皮膚炎についてはすべての学校種別で平均値を下回っていますまた鼻副鼻腔疾患については幼稚園では平均値を上回っていますが小学校以降では平均値を下回っていますむし歯 ( う歯 ) の者の割合ぜん息の者の割合幼稚園小学校中学校高等学校幼稚園小学校中学校高等学校アトピー性皮膚炎の者の割合鼻副鼻腔疾患の者の割合 3.5 幼稚園小学校中学校高等学校 1 幼稚園小学校中学校高等学校注幼稚園には幼保連携型認定こども園を小学校には義務教育学校 ( 第 1~6 学年 ) を中学校には義務教育学校 ( 第 7~9 学年 ) 及び中等教育学校の前期課程を高等学校には中等教育学校の後期課程を含む

2 平成 29 年度学校保健統計調査 ( 速報 ) 結果総務部知事公室統計課

3 1. 調査目的学校における幼児児童及び生徒の発育及び健康の状態を明らかにする 2. 調査対象調査実施校数調査対象者数等 ( 抽出 ) 全体種別調査実施発育状態調査健康状態調査学校 ( 園 ) 児童等校数抽出率調査対象者数抽出率調査対象者数抽出率総数総数 ( 校園 ) ( 人 ) ( 人 ) ( 校園 ) ( 人 ) 幼稚園 , , ,641 小学校 , , ,093 中学校 , , ,255 高等学校 , , ,724 注実施時期平成 29 年 4 月から 6 月の間に実施された学校保健安全法による健康診断の結果に基づく 4. 実施方法調査の報告義務者は調査実施校の長とし調査系統は次のとおりである文部科学大臣都道府県知事調査実施校の長 5. 調査事項 1 児童等の発育状態 ( 身長体重 ) 2 児童等の健康状態 ( 栄養状態脊柱胸郭四肢の状態視力聴力眼の疾病異常の有無耳鼻咽頭疾 6. 本年度調査の主な変更点義務教育学校を調査対象校に追加 7. 利用上の注意患皮膚疾患の有無歯及び口腔の疾病異常の有無結核の有無及び結核に関する検診の結果心臓の疾病異常の有無尿その他の疾病異常の有無 ) 1 年齢は平成 29 年 4 月 1 日現在の満年齢である平成 29 年度学校保健統計調査 ( 速報 ) 結果の利用にあたって学校保健統計調査は統計法に基づき文部科学省が昭和 23 年度から毎年実施している基幹統計調査ですこの度文部科学省が公表した平成 29 年度学校保健統計速報 ( 平成 29 年 12 月 22 日公表 ) に基づき結果の概要を作成しましたなお文部科学省から平成 30 年 3 月に公表される数値が確定値となります文部科学大臣があらかじめ指定する学校に在籍する満 5 歳から 17 歳 ( 平成 29 年 4 月 1 日現在 ) までの幼児児童及び生徒 ( 以下児童等という ) とする ( 抽出調査 ) 計 , 発育状態は調査実施校に在籍する児童等のうち年齢別男女別に抽出された者を対象とし健康状態は調査実施校の当該年齢の全員を対象とする幼稚園は5 歳児のみ対象とする幼保連携型認定こども園については保育を要する5 歳児 ( いわゆる2 号認定 ) を調査対象者として幼稚園に含む学校 ( 園 ) 総数児童等総数は平成 29 年度学校基本調査による小学校には義務教育学校 ( 第 1~6 学年 ) を中学校には義務教育学校 ( 第 7~9 学年 ) 及び中等教育学校の前期課程を高等学校には中等教育学校の後期課程を含む ( ただし義務教育学校についてはには存在しないため数値にのみ含む ) 2 表中の記号については以下のとおり使う - 計数がない場合計数が単位未満の場合調査対象とならなかった場合または不詳不明の場合数値が減少または負の数の場合 Ⅹ 標本サイズが小さい等のため統計数値を公表せず秘匿する場合 3 文中の表図の数値は単位未満を四捨五入しているため総数と内訳の合計が一致しない場合がある 4 文中の表図の数値は特に表記のない場合は平均値を示している , ,713

4 Ⅰ 発育状態平成 29 年度学校保健統計調査 ( 速報 ) 結果の概要 1. 身長体重の平均値 (1) 身長 ( 表 1 図 1 図 2 図 3 第 1 表 (1)(2) 第 2 表 ) 身長の平均値は男子では 6 歳 7 歳 10 歳 13 歳 16 歳及び 17 歳で前年度より低くそれ以外の年齢は同じか高くなっている女子では 12 歳 13 歳及び 15 歳から 17 歳で前年度より低くそれ以外の年齢は同じか高くなっている男女間の比較では 9 歳から 11 歳を除く年齢で女子より男子が高く 16 歳で 13.5cm と最も大きな差となっている過去からの推移をみると男女ともに伸びる傾向にあったが平成に入ってからは横ばい傾向となっている平均値との比較では男子は 6 歳 7 歳及び 10 歳で女子は 6 歳 7 歳 13 歳及び 15 歳から 17 歳で平均値を下回っておりそれ以外の年齢では同じか上回っている図 1 年齢別身長の平均値 (H29) 表 1 年齢別身長の平均値 (cm) 男子女子 5 歳 6 歳 7 歳 8 歳 9 歳 10 歳 11 歳 12 歳 13 歳 14 歳 15 歳 16 歳 17 歳幼稚園小学校中学校高等学校種別 ( 前年度比較比較 ) 29 年度前年度との差との差 29 年度前年度との差との差幼 5 歳小中高年齢身長 ( cm ) 男子女子 6 歳歳歳歳歳歳歳歳歳歳歳歳図 2 身長の平均値の推移 (S42~H29) (cm) 男子 17 歳 (cm) 女子歳 11 歳歳 14 歳 11 歳歳歳歳歳 S42 S52 S62 H9 H19 H29 ( 年度 ) 0 S42 S52 S62 H9 H19 H29 ( 年度 ) - 2 -

5 図 3 身長の平均値との差 (H29) (cm) 男子女子歳 6 歳 7 歳 8 歳 9 歳 10 歳 11 歳 12 歳 13 歳 14 歳 15 歳 16 歳 17 歳幼稚園小学校中学校高等学校 (2) 体重 ( 表 2 図 4 図 5 図 6 第 1 表 (3)(4) 第 2 表 ) 体重の平均値は男子では 13 歳から 15 歳で前年度より減少しそれ以外の年齢は増加している女子では 13 歳から 17 歳で前年度より減少しそれ以外の年齢は同じか増加している男女間の比較では 10 歳及び 11 歳を除く年齢で女子より男子が重く 17 歳で 10.7kg と最も大きな差となっている過去からの推移をみると男女ともに増加傾向にあったが平成 7 年度から平成 17 年度あたりでゆるやかなピークをむかえその後横ばいかやや減少傾向にある平均値との比較では男子では 6 歳 10 歳 13 歳及び 14 歳を除くすべての年齢で平均値と同じか上回っており女子では 7 歳から 10 歳を除くすべての年齢で平均値と同じか下回っている図 4 年齢別体重の平均値 (H29) 表 2 年齢別体重の平均値 ( kg ) ( 前年度比較比較 ) 男子女子 5 歳 6 歳 7 歳 8 歳 9 歳 10 歳 11 歳 12 歳 13 歳 14 歳 15 歳 16 歳 17 歳幼稚園小学校中学校高等学校種別 29 年度前年度との差との差 29 年度前年度との差との差幼 5 歳小中高年齢体重 ( kg ) 男子女子 6 歳歳歳歳歳歳歳歳歳歳歳歳

6 図 5 体重の平均値の推移 (S42~H29) (kg) 7 男子 17 歳 62.7 (kg) 7 女子歳 11 歳 8 歳歳 14 歳 11 歳 8 歳歳歳 S42 S52 S62 H9 H19 H29 ( 年度 ) 0 S42 S52 S62 H9 H19 H29 ( 年度 ) 図 6 体重の平均値との差 (H29) (kg) 0.5 男子女子歳 6 歳 7 歳 8 歳 9 歳 10 歳 11 歳 12 歳 13 歳 14 歳 15 歳 16 歳 17 歳幼稚園小学校中学校高等学校 - 4 -

7 2. 親の世代 (30 年前昭和 62 年度調査結果 ) 祖父母世代 (55 年前昭和 37 年度調査結果 ) との比較 ( 図 7 第 3 表 ) 発育状態について 30 年前の親の世代と比べると男子では身長は12 歳で2.9cm 体重は12 歳で1.9kgの最大差がみられるのに対し 55 年前の祖父母世代と比べると身長は1 2 歳及び13 歳でcm 体重は12 歳で8.6kgの最大差がみられ親の世代よりも祖父母世代とのほうが大きな差がみられる女子では 30 年前の親の世代と比べると身長は10 歳で1.3cm 体重は10 歳で0.9kgの最大差がみられるのに対し 55 年前の祖父母世代と比べると身長は11 歳で7.9cm 体重は11 歳で5.8kgの最大差がみられ男子と同様に親の世代よりも祖父母世代とのほうが大きな差がみられる図 7 (kg) 親祖父母の世代との比較男子祖父母世代 ( 昭和 37 年度 ) 平均体重親の世代 ( 昭和 62 年度 ) 子世代 ( 平成 29 年度 ) 祖父母世代 ( 昭和 37 年度 ) 平均身長親の世代 ( 昭和 62 年度 ) 子世代 ( 平成 29 年度 ) 身長体重 (cm) ( 歳 ) (kg) 女子祖父母世代 ( 昭和 37 年度 ) 平均体重親の世代 ( 昭和 62 年度 ) 子世代 ( 平成 29 年度 ) 祖父母世代 ( 昭和 37 年度 ) 平均身長親の世代 ( 昭和 62 年度 ) 子世代 ( 平成 29 年度 ) 身長 (cm) 体重 ( 歳 ) - 5 -

8 3. 平成 11 年度生まれの者と昭和 44 年度生まれの者の年間発育量 ( 図 8 第 4 表 ) 平成 11 年度生まれの者 ( 平成 29 年 4 月 1 日現在 17 歳 ) とその親の世代である者 ( 昭和 44 年度生まれ ) の年間発育量の最大値について比較すると男子では平成 1 1 年度生まれの者は身長体重とも 12 歳時で昭和 44 年度生まれの者も同様に身長体重ともに 12 歳時となっている女子では平成 11 年度生まれの者は身長が 9 歳時体重が 11 歳時であるのに対し昭和 44 年度生まれの者は身長が 10 歳時体重が 11 歳時となっているまた平成 11 年度生まれの者も昭和 44 年度生まれの者も身長体重ともに男子より女子が早期に最大の発育量を示す傾向にある年間発育量とは身長体重について 1 年間に増加した量をいう例えば平成 11 年度生まれの者の 5 歳時の年間発育量は平成 18 年度調査での 6 歳の者の体位から平成 17 年度調査での 5 歳の者の体位を引いた数値である図 8 平成 11 年度生まれの者と昭和 44 年度生まれの者の年間発育量の比較 (kg) 9.0 男子 8.3 (cm) 平成 11 年度生まれ体重 9.0 昭和 44 年度生まれ体重平成 11 年度生まれ身長昭和 44 年度生まれ身長歳時 6 歳時 7 歳時 8 歳時 9 歳時 10 歳時 11 歳時 12 歳時 13 歳時 14 歳時 15 歳時 16 歳時 - (kg) 9.0 女子 (cm) 平成 11 年度生まれ体重昭和 44 年度生まれ体重平成 11 年度生まれ身長昭和 44 年度生まれ身長歳時 6 歳時 7 歳時 8 歳時 9 歳時 10 歳時 11 歳時 12 歳時 13 歳時 14 歳時 15 歳時 16 歳時

9 4. 肥満傾向児及び痩身傾向児の出現率 ( 図 9 図 10 第 5 表第 6 表 ) (1) 肥満傾向児の出現率男子では 15 歳が 11.98% と最も高く次いで 9 歳が 9.87% 16 歳が 9.83% となっている平均値との比較では 8 歳 9 歳及び 15 歳で平均値を上回っているがそれ以外の年齢ではすべて下回っている女子では 11 歳が 8.03% と最も高く次いで 9 歳が 7.65% 10 歳が 7.54% となっている平均値との比較ではすべての年齢で下回っている (2) 痩身傾向児の出現率男子では 15 歳が 4.35% と最も高く次いで 13 歳が 2.84% 10 歳が 2.77% となっている平均値との比較では 6 歳 8 歳 9 歳 11 歳 12 歳 16 歳 17 歳で平均値を下回っているがそれ以外の年齢では平均値を上回っている女子では 13 歳が 3.93% と最も高く次いで 15 歳及が 3.82% 10 歳が 3.80% となっている平均値との比較では 7 歳 8 歳 11 歳 12 歳及び 14 歳で平均値を下回っているがそれ以外の年齢では平均値を上回っている注 1. 肥満傾向児とは性別年齢別に身長別標準体重から肥満度を求め肥満度が 20% 以上の者としている痩身傾向児とは性別年齢別に身長別標準体重から肥満度を求め肥満度が -20% 以下の者としている 2. 実測体重 ( kg )- 身長別標準体重 ( kg ) 肥満度 = 100 身長別標準体重 ( kg ) 15 歳男子の肥満傾向児出現率 11.98% とは肥満度 20% 以上の者の割合が 15 歳の男子生徒全体の 11.98% であることを意味している図 9 肥満傾向児の出現率 (H29) 1 男子 1 女子図 ( 歳 ) 痩身傾向児の出現率 (H29) ( 歳 ) 男子女子 ( 歳 ) ( 歳 ) - 7 -

10 Ⅱ 健康状態 1. 主な疾病異常等の状況 ( 図 11~ 図 20 第 7 表 ~ 第 9 表 ) (1) 裸眼視力 ( 小学校 ) 裸眼視力未満の者のの割合を平均値と比較するとを下回っており過去からの推移も毎年度平均値を下回っている図 11 小学校の裸眼視力未満の者の割合図 12 小学校の裸眼視力未満の者の割合の推移 ( 比較 H29) ( 比較 ) ( 計 26.7%) ( 計 32.5%) 0.3 未満 0.3 以上 ~0.7 未満 0.7 以上 ~ 未満 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 ( 年度 ) (2) むし歯 ( う歯 ) むし歯( う歯 ) の者の割合を平均値と比較すると 6 歳 9 歳 12 歳 13 歳を除き平均値と同じか上回っている過去からの推移をみると幼稚園では年度により増減が見られるが幼稚園以外の学校種別においては概ね減少傾向となっている 6 図 13 むし歯 ( う歯 ) の者の割合 ( 比較 H29) 処置完了者未処置歯のある者 2 5 歳 6 歳 7 歳 8 歳 9 歳 10 歳 11 歳 12 歳 13 歳 14 歳 15 歳 16 歳 17 歳 10 処置完了者全奈全奈全未処置歯のある者歳歳 1 幼稚園小学校中学校高等学校図 14 むし歯 ( う歯 ) の者の割合の推移 ( 比較 ) 幼稚園小学校中学校高等学校 7 幼稚園 ( ) 小学校 ( ) 幼稚園 ( ) 小学校 ( ) 8 中学校 ( ) 高等学校 ( ) 中学校 ( ) 高等学校 ( ) ( 年度 ) H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 ( 年度 ) - 8 -

11 (3) アトピー性皮膚炎アトピー性皮膚炎の者の割合を平均値と比較すると 6 歳で平均値を上回っているがそれ以外の年齢では平均値を下回っている過去からの推移をみると小学校では平成 24 年度中学校では平成 20 年度平成 27 年度を除き毎年度平均値を下回っている図 15 年齢別アトピー性皮膚炎の者の割合図 16 アトピー性皮膚炎の者の割合の推移 ( 比較 H29) ( 小学校中学校 )( 比較 ) 3.5 小学校 ( ) 中学校 ( ) 小学校 ( ) 中学校 ( ) 幼 ( 歳 ) 稚園小学校中学校高等学校 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 ( 年度 ) 注幼稚園と高等学校については標本数が少なく年度ごとの誤差が大きいためグラフに示していない (4) ぜん息ぜん息の者の割合を平均値と比較するとすべての年齢において平均値を大きく下回っている過去からの推移をみると小学校中学校とも毎年度平均値を大幅に下回っている図 17 年齢別ぜん息の者の割合図 18 ぜん息の者の割合の推移 ( 比較 ) ( 比較 H29) 5.0 小学校 ( ) 中学校 ( ) 小学校 ( ) 中学校 ( ) 幼 ( 歳 ) 稚園小学校中学校高等学校 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 ( 年度 ) 注幼稚園と高等学校については標本数が少なく年度ごとの誤差が大きいためグラフに示していない - 9 -

12 (5) 鼻副鼻腔疾患鼻副鼻腔疾患の者の割合を平均値と比較すると 5 歳ではを上回るがそれ以外の年齢ではを下回っている過去からの推移をみると小学校中学校とも年度により増減はあるものの毎年度平均値を下回っている図 19 年齢別鼻副鼻腔疾患の者の割合図 20 鼻副鼻腔疾患の者の割合の推移 ( 比較 H29) ( 比較 ) 小学校 ( ) 中学校 ( ) 小学校 ( ) 中学校 ( ) 幼 ( 歳 ) 稚園小学校中学校高等学校 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 ( 年度 ) 注幼稚園と高等学校については標本数が少なく年度ごとの誤差が大きいためグラフに示していない

13 統計表

14 - 12 -

15 第 1 表身長体重の平均値の推移 (1) 身長 ( 男子 ) 単位 :cm 区分幼稚園小学校中学校高等学校年度 5 歳 6 歳 7 歳 8 歳 9 歳 10 歳 11 歳 12 歳 13 歳 14 歳 15 歳 16 歳 17 歳昭和 30 年度平成元年度注 1 2 網掛け部分は調査開始以来の最高値を示す以下の各表において同じ昭和 45 年度の数値は文部省の報告書にも統計年鑑にも記載がないため不明昭和 46 年度 52 年度 53 年度については文部省の報告書に記載がないため統計年鑑の数値によった以下の各表において同じ

16 (2) 身長 ( 女子 ) 単位 :cm 年度区分幼稚園小学校中学校高等学校 5 歳 6 歳 7 歳 8 歳 9 歳 10 歳 11 歳 12 歳 13 歳 14 歳 15 歳 16 歳 17 歳昭和 30 年度平成元年度

17 (3) 体重 ( 男子 ) 単位 :kg 年度区分幼稚園小学校中学校高等学校 5 歳 6 歳 7 歳 8 歳 9 歳 10 歳 11 歳 12 歳 13 歳 14 歳 15 歳 16 歳 17 歳昭和 30 年度平成元年度

18 (4) 体重 ( 女子 ) 単位 :kg 年度区分幼稚園小学校中学校高等学校 5 歳 6 歳 7 歳 8 歳 9 歳 10 歳 11 歳 12 歳 13 歳 14 歳 15 歳 16 歳 17 歳昭和 30 年度平成元年度

19 第 2 表 H29 身長体重の平均値と標準偏差男子身長 (cm) 体重 (kg) 標準標準標準平均値平均値平均値平均値偏差偏差偏差標準偏差幼稚園 5 歳歳歳小学校 8 歳歳歳歳中学校高等学校 12 歳歳歳歳歳歳女子身長 (cm) 体重 (kg) 標準標準標準平均値平均値平均値平均値偏差偏差偏差標準偏差幼稚園 5 歳歳歳小学校 8 歳歳歳歳中学校高等学校 12 歳歳歳歳歳歳

20 第 3 表身長体重の 30 年前 ( 昭和 62 年度 ) 55 年前 ( 昭和 37 年度 ) との比較網掛け部分は世代間差の最大値を示す身長単位 :cm 男子女子平成 29 年度昭和 62 年度昭和 37 年度差平成 29 年度昭和 62 年度昭和 37 年度差子ども世代親の世代祖父母世代子ども世代親の世代祖父母世代 A-B A-C A B C A B C A-B A-C 幼稚園 5 歳歳歳歳小学校歳歳歳歳中学校 13 歳歳歳高等学校 16 歳歳体重単位 : kg 男子女子平成 29 年度昭和 62 年度昭和 37 年度差平成 29 年度昭和 62 年度昭和 37 年度差子ども世代親の世代祖父母世代子ども世代親の世代祖父母世代 A-B A-C A B C A B C A-B A-C 幼稚園 5 歳歳歳歳小学校歳歳歳歳中学校 13 歳歳歳高等学校 16 歳歳

21 第 4 表男子平成 11 年度生まれ ( 平成 29 年度 17 歳 ) 昭和 44 年度生まれ ( 親の世代の 17 歳 ) 平成 11 年度生まれ ( 平成 29 年度 17 歳 ) 昭和 44 年度生まれ ( 親の世代の 17 歳 ) 幼稚園 5 歳時小学校中学校高等学校平成 11 年度生まれと昭和 44 年度生まれの者の年間発育量の比較身長 (cm) 網掛け部分は最大の年間発育量を示す体重 (kg) 6 歳時歳時歳時歳時歳時歳時歳時歳時歳時歳時歳時女子身長 (cm) 体重 (kg) 平成 11 年度生まれ ( 平成 29 年度 17 歳 ) 昭和 44 年度生まれ ( 親の世代の 17 歳 ) 平成 11 年度生まれ ( 平成 29 年度 17 歳 ) 昭和 44 年度生まれ ( 親の世代の 17 歳 ) 幼稚園 5 歳時歳時歳時小学校 8 歳時歳時歳時歳時中学校 12 歳時歳時歳時高等学校 15 歳時歳時注年間発育量とは身長体重について 1 年間に増加した量をいう例えば平成 11 年度生まれの者の 5 歳時の年間発育量は平成 18 年度調査での 6 歳の者の体位から平成 17 年度調査での 5 歳の者の体位を引いた数値である

22 第 5 表 H29 肥満傾向児の出現率男子女子平均平均値差平均平均値差 A ( 前年度 ) B A-B A ( 前年度 ) B A-B 幼稚園 5 歳 1 (9) (4) 歳 4.21 (3.66) (4.22) 歳 5.02 (4.50) (4.37) 小学校 8 歳 8.63 (8.92) (7.84) 歳 9.87 (9.57) (5.34) 歳 8.80 (8.60) (7.10) 歳 8.14 (8.03) (7.11) 歳 8.91 (8.80) (7.31) 中学校 13 歳 4.96 (7.78) (7.81) 歳 5.38 (7.79) (6.83) 歳 (9.36) (6.73) 高等学校 16 歳 9.83 (7.74) (4.36) 歳 8.90 (7.56) (6.81) 第 6 表 H29 痩身傾向児の出現率男子女子平均平均値差平均平均値差 A ( 前年度 ) B A-B A ( 前年度 ) B A-B 幼稚園 5 歳 0.47 (0.29) (0.50) 歳 (0.73) 歳 0.99 (1.63) (0.17) 小学校 8 歳 0.41 (1.38) (0.97) 歳 1.15 (1.55) (4.18) 歳 2.77 (5.20) (4.69) 歳 8 (3.19) (3.42) 歳 2.34 (3.38) (5.00) 中学校 13 歳 2.84 (2.21) (2.66) 歳 2.32 (6) (3.45) 歳 4.35 (2.94) (4.69) 高等学校 16 歳 2.42 (2.73) (2.56) 歳 1.15 (2.39) (1.47)

23 第 7 表 H29 疾病異常の被患率等幼稚園小学校中学校高等学校 90% 以上 80% 以上 ~ 90% 未満 70% 以上 ~ 80% 未満 60% 以上 ~ 70% 未満 50% 以上 ~ 60% 未満 40% 以上 ~ 50% 未満 30% 以上 ~ 40% 未満 20% 以上 ~ 30% 未満 10% 以上 ~ 20% 未満 10% 未満 ~ 10% 未満 ~ 8% 以上 8% 未満 ~ 6% 以上 6% 未満 ~ 4% 以上むし歯 ( う歯 ) むし歯 ( う歯 ) むし歯 ( う歯 ) むし歯 ( う歯 ) 裸眼視力未満の者裸眼視力未満の者蛋白検出の者鼻副鼻腔疾患歯垢の状態耳疾患歯口腔のその他の疾患異常蛋白検出の者歯肉の状態歯列咬合歯列咬合歯列咬合歯列咬合眼の疾病異常歯垢の状態歯肉の状態 1% 以上 4% 未満 ~ 2% 以上 2% 未満 ~ 1% 以上鼻副鼻腔疾患アトピー性皮膚炎せき柱胸郭四肢の状態心電図異常口腔咽喉頭疾患異常その他の疾病異常鼻副鼻腔疾患せき柱胸郭四肢の状態歯口腔のその他の疾病異常耳疾患歯口腔のその他の疾病異常歯垢の状態その他の疾病異常心電図異常心電図異常口腔咽喉頭疾患異常歯垢の状態蛋白検出の者栄養状態鼻副鼻腔疾患その他の皮膚疾患せき柱胸郭四肢の状態アトピー性皮膚炎口腔咽喉頭疾患異常その他の疾病異常栄養状態眼の疾病異常眼の疾病異常ぜん息耳疾患その他の疾病異常口腔咽喉頭疾患異常ぜん息アトピー性皮膚炎歯肉の状態ぜん息 1% 未満 ~ 0.1% 以上 1% 未満 ~ 0.5% 以上 0.5% 未満 ~ 0.1% 以上眼の疾病異常難聴顎関節歯口腔のその他の疾病異常蛋白検出の者その他の皮膚疾患心臓の疾病異常アトピー性皮膚炎心臓の疾病異常顎関節顎関節難聴栄養状態腎臓疾患心臓の疾病異常言語障害難聴歯肉の状態言語障害尿糖検出の者尿糖検出の者せき柱胸郭四肢の状態その他の皮膚疾患腎臓疾患顎関節心臓の疾病異常尿糖検出の者その他の皮膚疾患ぜん息腎臓疾患腎臓疾患栄養状態結核耳疾患 0.1% 未満言語障害結核言語障害該当なし結核注 1. 鼻副鼻腔疾患の者とは慢性副鼻腔炎慢性的症状の鼻炎鼻ポリープ鼻中隔彎曲アレルギー性鼻炎 ( 花粉症等 ) 等の疾患異常と判定された者でありインフルエンザ又はかぜによる鼻炎等の一時的な疾患異常と判定された者は含まない 2. 口腔咽喉頭疾患異常とはアデノイドへんとう肥大咽頭炎喉頭炎へんとう炎音声言語異常のある者等である 3. 歯口腔のその他の疾患異常とは口角炎口唇炎口内炎唇裂口蓋裂舌小帯異常唾石癒合歯要注意乳歯等のある者等である 4. その他の皮膚疾患とは伝染性皮膚疾患毛髪疾患等アトピー性皮膚炎以外の皮膚疾患と判定された者である 5. その他の疾病異常とはいずれの調査項目にも該当しない疾病異常である

24 第 8 表 H29 疾病異常の被患率等 ( 年齢別 ) 計 0.7 未満裸眼視力未満以上以上 0.3 未満眼の疾病異常難聴耳疾患耳鼻咽頭鼻副鼻腔疾患口腔咽喉頭疾患異常栄養状態せ四き肢柱の胸状郭態皮膚疾患アトピー性皮膚炎その他の皮膚疾患結核の精密検査の対象者結核心臓の疾病異常心電図異常幼稚園 5 歳計小学校中学校高等学校 6 歳歳歳歳歳歳計 X X X X 歳歳 X X X X 歳 X X X X 計 X X X X 歳 X X X X 歳 X X X X 歳 X X X X 蛋白検出の者尿糖検出の者その他の疾病異常ぜ腎臓言語その疾病ん疾障他異息患害の常歯口腔むし歯 ( う歯 ) 歯顎歯歯処置計完了者未の処あ置る歯者列咬合関節垢の状態肉の状態その他の疾病異常計永久歯の1 人あたり平均むし歯 ( う歯 ) 等数 ( 本 ) 喪失歯数計むし歯 ( う歯 ) 処置歯数未処置歯数幼稚園 5 歳計小学校中学校高等学校 6 歳歳歳歳歳歳計歳歳歳計歳歳歳注調査対象が難聴歳結核 6~15 歳限られている結核に関する検診( 結核の精密検査対象者 ) 6~14 歳調査項目心電図異常歳永久歯のむし歯等 12 歳尿糖 6~17 歳

25 第 9 表主な疾病異常の被患率等の推移と比較裸眼視力未満の者眼の疾病異常耳疾患鼻副鼻腔疾患口腔咽喉頭疾患異常むし歯 ( う歯 ) 栄養状態せ四き肢の柱状態 ( 胸郭注 ) アトピー性皮膚炎心臓の疾病異常心電図異常蛋白検出の者ぜん息幼稚園小学校中学校高等学校全国全国全国全国注 H25 年度 (0.3) H26 年度 ( - ) H27 年度 X (0.2) H28 年度 H29 年度 H25 年度 (0.2) H26 年度 (0.2) H27 年度 (0.1) H28 年度 H29 年度 H25 年度 (0.3) H26 年度 (0.3) H27 年度 (0.3) H28 年度 H29 年度 H25 年度 (0.4) H26 年度 (0.5) H27 年度 (0.5) H28 年度 H29 年度 H25 年度 (0.5) H26 年度 X () H27 年度 X (0.9) H28 年度 H29 年度 X H25 年度 (0.8) H26 年度 () H27 年度 () H28 年度 H29 年度 H25 年度 X () H26 年度 (2.8) H27 年度 X (0.6) H28 年度 X H29 年度 X H25 年度 (0.6) H26 年度 (0.7) H27 年度 (0.7) H28 年度 H29 年度せき柱胸郭四肢の状態については平成 27 年度まではせき柱胸郭のみを調査

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< A A778D5A95DB8C92939D8C7692B28DB895F18D908F912E786C73> Ⅱ 調査結果の概要発育状態 1 身長体重座高の平均値平成 25 年度及び平成 24 年度の幼稚園小学校中学校高等学校における幼児児童及び生徒の身長体重座高の平均値を年齢別にみると表 1のとおりである表 1 年齢別身長体重座高の平均値身長 ( cm ) 体重 (kg) 座高 (cm) 区分女女女 H25 H24 H25 H24 H25 H24 H25 H24 H25