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1 税務篇 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き Ⅰ 申告所得税関係 1 新たに事業を開始した場合 2 事業を廃業する場合 3 青色申告をする場合 4 青色申告をやめ 白色申告をする場合 5 住所の変更があった場合 6 事業主の死亡により事業をやめる場合 7 事業主の死亡により事業を引き継ぐ場合 8 たな卸資産の評価方法を定める あるいは変更する場合 9 減価償却資産の償却方法を定める あるいは変更する場合付録 1 青色申告のメリット Ⅱ 源泉所得税関係 1 従業員をはじめて雇用する場合 2 生計を一にする家族に給与を支払う場合 3 青色事業専従者給与額を変更する場合 4 給与の支給人員が常時 10 人未満である場合 5 給与の支給人員が常時 10 人を超えた場合 6 源泉所得税の金額を誤って納付してしまった場合 7 年末調整後の源泉所得税の過納額を還付してもらう場合 Ⅲ 消費税関係 1 基準期間の課税売上高が 1,000 万円を超えた場合 2 基準期間の課税売上高が 1,000 万円以下になった場合 3 免税事業者が課税事業者を選択する場合 4 課税事業者を選択していた事業者が免税事業者に戻ろうとする場合 5 簡易課税制度を選択しようとする場合 6 簡易課税制度の選択をやめようとする場合 7 課税期間の短縮の特例を選択しようとする場合 8 課税期間の短縮の特例の適用をやめようとする場合 9 事業主の死亡により事業をやめる場合 10 事業主の死亡により事業を引き継ぐ場合付録 1 本則課税 簡易課税の制度とメリット 表示の仕方 記載例 2-Ⅰ-2 という表示は 第 2 部税務署届出様式記載例 Ⅰ 申告所得税関係 2 所得税の青色申告承認申請書 を参照という意

2 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例 Ⅰ 申告所得税関係 1A 個人事業の開廃業等届出書 ( 開業する場合 ) 1B 個人事業の開廃業等届出書 ( 廃業する場合 ) 2 所得税の青色申告承認申請書 3 所得税の青色申告の取りやめ届出書 4 所得税 消費税の納税地の変更に関する届出書 5 所得税 消費税の納税地の異動に関する届出書 6 所得税のたな卸資産の評価方法の届出書 7 所得税の減価償却資産の償却方法の届出書 8 所得税のたな卸資産の評価方法の変更承認申請書 9 所得税の減価償却資産の償却方法の変更承認申請書 10 死亡した者の平成年分の所得税の確定申告付表 Ⅱ 源泉所得税関係 1 給与支払事務所等の開設 移転 廃止届出書 2 青色事業専従者給与に関する届出書 変更届出書 3 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書 4 源泉所得税の納期の特例の要件に該当しなくなったことの届出書 5 納期の特例適用者に係る納期限の特例に関する届出書 6 納期の特例適用者に係る納期限の特例の取りやめに関する届出書 7 源泉所得税の年末調整過納額還付請求書兼残存過納額明細書 ( 付 1 国税還付金支払内訳書 付 2 委任状 ) 8 源泉所得税の誤納額還付請求書 9 源泉所得税の誤納額充当届出書 Ⅲ 消費税関係 1 消費税課税事業者届出書 2 消費税の納税義務者でなくなった旨の届出書 3 消費税課税事業者選択届出書 4 消費税課税事業者選択不適用届出書 5 消費税簡易課税制度選択届出書 6 消費税簡易課税制度選択不適用届出書 7A 消費税課税期間特例選択 変更届出書 ( 選択する場合 ) 7B 消費税課税期間特例選択 変更届出書 ( 変更する場合 ) 8 消費税課税期間特例選択不適用届出書 9 事業廃止届出書 10 個人事業者の死亡届出書 11 死亡した事業者の消費税及び地方消費税の確定申告明細書 ( 付表 6) 12A 相続 合併 分割等があったことにより課税事業者となる場合の付表 ( 事業を承継する相続人に事業収入 [ 営業等 農業 ] 不動産収入がなかった場合) 12B 相続 合併 分割等があったことにより課税事業者となる場合の付表 ( 事業を承継する相続人に事業収入 [ 営業等 農業 ] 不動産収入があった場合)

3 1-Ⅰ-1 税務編 Ⅰ 申告所得税 1 新たに事業を開始した場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 新たに事業を開始した場合の手続きです 個人事業の開廃業等届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-1A) [ 提出時期 ] 事業の開始があった日から 1 ヶ月以内に提出 [ 関連する手続き ] 青色申告をする場合 所得税の青色申告承認申請書 ( 記載例 2-Ⅰ-2 参照 1-Ⅰ- 付 1) ワンポイントアドバイス : 青色申告のメリットを利用して節税できます 従業員に給与を支払う場合 給与支払事務所等の開設 移転 廃止届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-1) ワンポイントアドバイス : 源泉徴収事務を行う事務所であることを届出ます 生計を一にする配偶者やその他の親族に必要経費として給与を支払う場合 青色事業専従者給与に関する届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-2) ワンポイントアドバイス : 生計を一にする配偶者やその他の親族に必要経費として給与を支払う場合には届出が必要です 給与の支給人員が常時 10 人未満である場合に源泉徴収事務を簡略化しようとする場合 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書 ( 記載例 2-Ⅱ-3) ワンポイントアドバイス : 毎月ごとに納付義務のある源泉所得税の納付を年 2 回 (7 月と 1 月 ) にまとめて行うことができるようになります 源泉所得税の納期限を延期し 納付の期限に時間的なゆとりを持とうとする場合 納期の特例適用者に係る納期限の特例に関する届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-5) ワンポイントアドバイス : 納期の特例の承認を受けている場合 納期限を延期できます たな卸資産の評価方法の届出をする場合 所得税のたな卸資産の評価方法の届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-6) ワンポイントアドバイス : 最終仕入原価法以外の評価方法を選択しようとする場合に届出ます 減価償却の償却方法の届出をする場合 所得税の減価償却資産の償却方法の届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-7) ワンポイントアドバイス : 定額法以外の償却方法を選択しようとする場合に届出ます 課税事業者になることを選択する場合 消費税課税事業者選択届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-3) ワンポイントアドバイス : 消費税が還付になることが見込まれる場合 課税事業者であることをあえて選択することにより 還付を受けることができます

4 1-Ⅰ-2 税務編 Ⅰ 申告所得税 2 事業を廃業する場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 事業を廃業する場合の手続きです 個人事業の開廃業等届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-1B) [ 提出時期 ] 事業を廃業した日から 1 ヶ月以内に提出 [ 関連する手続き ] 青色申告をしていた場合 所得税の青色申告の取りやめ届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-3) 従業員に給与を支払っていた場合 給与支払事務所等の開設 移転 廃止届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-1) 消費税課税事業者となっていた場合 事業廃止届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-9)

5 1-Ⅰ-3 税務編 Ⅰ 申告所得税 3 青色申告をする場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 所得税の青色申告の承認を受けようとする場合の手続きです 所得税の青色申告承認申請書 ( 記載例 2-Ⅰ-2 参照 1-Ⅰ- 付 1) [ 提出時期 ] 青色申告をしようとする年の 3 月 15 日までに提出 但し その年の 1 月 16 日以後に 新たに事業を開始した場合には 事業開始の日から 2 ヶ月以内に提出 但し 青色申告者となっている事業主が死亡したことにより 事業を相続する場合には 死亡の日の時期に応じて 提出期限がそれぞれ異なります 死亡の日が 1 月 1 日から 8 月 31 日までの場合 死亡の日から 4 ヶ月以内死亡の日が 9 月 1 日から 10 月 31 日までの場合 その年の 12 月 31 日まで死亡の日が 11 月 1 日から 12 月 31 日までの場合 その年の翌年の 2 月 15 日まで [ 関連する手続き ] 新たに事業を開始した場合 個人事業の開廃業等届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-1A) 生計を一にする配偶者やその他の親族に必要経費として給与を支払う場合 青色事業専従者給与に関する届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-2) 従業員に給与を支払う場合 給与支払事務所等の開設 移転 廃止届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-1) ワンポイントアドバイス : 源泉徴収事務を行う事務所であることを届出ます 給与の支給人員が常時 10 人未満である場合に源泉徴収事務を簡略化しようとする場合 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書 ( 記載例 2-Ⅱ-3) ワンポイントアドバイス : 毎月ごとに納付義務のある源泉所得税の納付を年 2 回 (7 月と 1 月 ) にまとめて行うことができるようになります 源泉所得税の納期限を延期し 納付の期限に時間的なゆとりを持とうとする場合 納期の特例適用者に係る納期限の特例に関する届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-5) ワンポイントアドバイス : 納期の特例の承認を受けている場合 納期限を延期できます

6 1-Ⅰ-4 税務編 Ⅰ 申告所得税 4 青色申告をやめ 白色申告をする場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 青色申告の承認を受けていた方が 青色申告をやめようとする手続きです 所得税の青色申告の取りやめ届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-3) [ 提出時期 ] 青色申告をやめようとする年の翌年 3 月 15 日までに提出 [ 関連する手続き ] 廃業する場合 個人事業の開廃業等届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-1B) 消費税課税事業者となっていた人が廃業する場合 事業廃止届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-9)

7 1-Ⅰ-5 税務編 Ⅰ 申告所得税 5 住所の変更があった場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] これまで届出していた納税地を 従来から有していた住所地 居所地 あるいは事業所等所在地のうちのいずれかに替える場合の手続きです 所得税 消費税の納税地の変更に関する届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-4) また 転居等により 従来から有していた住所地 居所地 あるいは事業所等所在地とは異なった納税地に変わる場合には 次の届出となります ワンポイントアドバイス : 所得税 消費税の納税地の異動に関する届出書 は 旧納税地の所轄税務署と新たな納税地の所轄税務署の両方の税務署に提出しなければなりません 所得税 消費税の納税地の異動に関する届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-5) [ 提出時期 ] 特に定められていませんが 遅滞なく提出

8 1-Ⅰ-6 税務編 Ⅰ 申告所得税 6 事業主の死亡により事業をやめる場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 事業主が死亡したことにより 事業を廃業する場合の手続きです 個人事業の開廃業等届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-1B) [ 提出時期 ] 事業を廃業した日から 1 ヶ月以内に提出 [ 関連する手続き ] 死亡した人が確定申告書を提出しなければならない場合に該当するとき 平成年分所得税の準確定申告書 死亡した者の平成年分の所得税の確定申告書付表 ( 兼相続人の代理者指定届出書 ) ( 記載例 2-Ⅰ-10) ワンポイントアドバイス : 死亡した人の 1 月 1 日から死亡日までの所得金額について 死亡した日の翌日から 4 ヶ月以内に 一般の確定申告に準じた 平成年分所得税の準確 定申告書 を作成し 死亡した人の従前の納税地の所轄税務署に提出しなければなりません 申告書の様式は 一般の確定申告書を利用します 準確定申告書によって算出された死亡した人の納める税金又は還付される税金は 相続人によって代理されますが その代理分配する内訳を 死亡した者の平成年分の所得税の確定申告書付表 ( 兼相続人の代理者指定届出書 ) を作成し 準確定申告書に添付します 青色申告をしていた場合 所得税の青色申告の取りやめ届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-3) 従業員に給与を支払っていた場合 給与支払事務所等の開設 移転 廃止届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-1) 消費税課税事業者となっていた場合 個人事業者の死亡届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-10) 事業廃止届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-9) 課税期間分の消費税及び地方消費税の準確定申告書 死亡した事業者の消費税及び地方消費税の確定申告明細書 ( 付表 6) ( 記載例 2-Ⅲ-11) ワンポイントアドバイス : 消費税課税事業者となっていた事業主の死亡により事業を廃業する場合の手続きの詳細については 第 1 部 Ⅲ 消費税関係 9 事業主の死亡により事業をやめる場合 を参照

9 1-Ⅰ-7 税務編 Ⅰ 申告所得税 7 事業主の死亡により事業を引き継ぐ場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 事業主が死亡したことにより 事業を引き継ぐ場合の手続きです ワンポイントアドバイス : 次の順序で手続きを進めます 1) 死亡した人の事業を廃業に関する手続き 2) 事業を引き継ぐ人の開業に関する手続き 3) 消費税課税事業者の引き継ぎに関する手続き 死亡した人の事業の廃業手続き事業主が死亡したことにより 死亡した人の事業を廃業する手続きを行います 廃業の手続きの詳細ついては 第 1 部 Ⅰ 申告所得税関係 2 事業を廃業する場合 を参照 個人事業の開廃業等届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-1B) 必要に応じて 所得税の青色申告の取りやめ届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-3) 給与支払事務所等の開設 移転 廃止届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-1) 事業を引き継ぐ人の開業手続き事業を引き継ぐ人は 新たに事業を開業する手続きを行います 開業の手続きについては 第 1 部 Ⅰ 申告所得税関係 1 新たに事業を開業する場合 を参照 個人事業の開廃業等届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-1A) 必要に応じて 所得税の青色申告承認申請書 ( 記載例 2-Ⅰ-2) 給与支払事務所等の開設 移転 廃止届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-1) 青色事業専従者給与に関する届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-2) 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書 ( 記載例 2-Ⅱ-3) 納期の特例適用者に係る納期限の特例に関する届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-5) 所得税のたな卸資産の評価方法の届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-6) 所得税の減価償却資産の償却方法の届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-7) 死亡した人が消費税消課税事業者となっていた場合 ワンポイントアドバイス : 死亡した人が消費税課税事業者となっていた場合には注意が必要です この場合 相続があったことにより 消費税課税事業者となります 詳細については 第 1 部 Ⅲ 消費税関係 10 事業主の死亡により事業を引き継ぐ場合 参照 死亡した人について 個人事業者の死亡届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-10) 課税期間分の消費税及び地方消費税の準確定申告書 死亡した事業者の消費税及び地方消費税の確定申告明細書 ( 付表 6) ( 記載例 2-Ⅲ-11) 事業を引き継ぐ人について 消費税課税事業者届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-1) 相続 合併 分割等があったことにより課税事業者となる場合の付表 ( 記載例 2-Ⅲ-12) 必要に応じて 消費税簡易課税制度選択届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-5)

10 1-Ⅰ-8 税務編 Ⅰ 申告所得税 8 たな卸資産の評価方法を定める あるいは変更する場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続 [ 必要な手続き ] たな卸資産の評価方法を定める場合の手続きです 新たに事業を開始する場合 従来の事業のほかに他の種類の事業を開始する場合 事業の種類を変更する場合に手続きが必要になることがあります ワンポイントアドバイス : 最終仕入原価法以外の評価方法を選択しようとする場合に届出ます 所得税のたな卸資産の評価方法の届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-6) [ 提出時期 ] その年分の確定申告期限までに提出 また たな卸資産の評価方法を現在行っている方法から変更しようとする場合は 以下の様式で行います 所得税のたな卸資産の評価方法の変更承認申請書 ( 記載例 2-Ⅰ-8) [ 提出時期 ] 変更しようとする年の 3 月 15 日までに提出

11 1-Ⅰ-9 税務編 Ⅰ 申告所得税 9 減価償却資産の償却方法を定める あるいは変更する場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続 [ 必要な手続き ] 減価償却の償却方法の届出をする場合の手続きです 新たに事業を開始する場合 従来の事業のほかに他の種類の事業を開始する場合 事業の種類を変更する場合に手続きが必要になることがあります ワンポイントアドバイス : 平成 10 年 4 月 1 日以後に取得した建物の償却方法は 定額法に限ることとされています ワンポイントアドバイス : 届出により償却方法を選択しなかった場合は 各減価償却資産の種類等に応じた法定償却方法が適用されます 所得税の減価償却資産の償却方法の届出書 ( 記載例 2-Ⅰ-7) [ 提出時期 ] その年分の確定申告期限までに提出 また 減価償却資産の償却方法を現在行っている方法から変更しようとする場合は 以下の様式で行います 所得税の減価償却資産の償却方法の変更承認申請書 ( 記載例 2-Ⅰ-9) [ 提出時期 ] 変更しようとする年の 3 月 15 日までに提出

12 1-Ⅰ- 付 1 税務編 Ⅰ 申告所得税付録 1 青色申告のメリット 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き 個人事業者は 事業所得等を計算するにあたって 青色申告か白色申告の二つの申告方法のどちらかを選択します 以下の表は それぞれの申告方法の違いをまとめたものです 青色申告には 節税につながる種々のメリットがあります また 住民税や国民健康保険税が 所得税の申告に基づき算定されることを考えても 青色申告した方が良いでしょう 事業所得等が毎年継続的に 300 万円以下になると見込まれ 記帳事務を負担と感じる方は 白色申告でもやむを得ないでしょう しかしながら 記帳の目的は 所得税の申告をするためだけではありません 安定した経営や収益力を伸ばす経営を行っていくためには 事業主がその経営内容を的確かつタイムリーに把握していることが必要です そのためには 記帳をできる限り正確に行うことが望ましく 結果として 青色申告をした方が一石二鳥の効果をもたらすことになるでしょう 青色申告 白色申告 記帳の仕方 正規 ( 網羅性 立証性 秩序性 ) の簿記による帳簿の作成 複式簿記か簡易簿記で帳簿作成 少なくとも現金出納帳 預金出納 原則 記帳義務はありません 但し 事業所得が 300 万円を超える場合には 記帳義務が発生します 帳 総勘定元帳 固定資産台帳を備えるのが望ましい 決算書の作成 損益計算書 貸借対照表 収支内訳書 個人事業におけるメリット 主な特典 : 節税効果のある種々のメリットがあります 1) 青色申告特別控除額帳簿作成の程度により 特別控除額が受けられます 複式簿記かつ貸借対照表を備える場合 65 万円 それ以外の場合 10 万円 2) 青色事業専従者給与生計を一にする親族等への給与を必要経費に算入できる 3) 損失の繰越し赤字の場合の損失を 3 年間繰り越し清算できる 事業専従者控除として 配偶者については 86 万円 配偶者以外の事業専従者については一人につき 50 万円を控除できる 但し 求めた所得を専従者の総数に 1 を加えた数で除して得た金額が 86 万円あるいは 50 万円より低い場合には その低い額までしか控除できません 必要な届出 1) 所得税の青色申告承認申請書 2) 青色事業専従者給与に関する届出書 特になし

13 1-Ⅱ-1 税務編 Ⅱ 源泉所得税 1 従業員をはじめて雇用する場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 従業員に給与を支払うことになった場合の手続きです 給与支払事務所等の開設 移転 廃止届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-1) ワンポイントアドバイス : この届出を提出することにより 源泉徴収事務を行う事務所であることが登録されます 事業主は 給与支払者として 源泉所得税の徴収義務者となり 給与や賞与の支払ごとに 源泉徴収税額表 に基づいた源泉所得税を徴収します 事業主は 事業主 ( 給与支払者 ) 固有の整理番号の印字された専用の納付書を使い 徴収した源泉所得税を毎月末ごとに締め 原則 翌月 10 日までに納付します [ 提出時期 ] 給与の支払事務を取り扱うことになった日から 1 ヶ月以内に提出 ワンポイントアドバイス : 提出時期を遅延すると 納付すべき源泉所得税に加算税や延滞税を負担しなければならない恐れがあることに注意が必要です [ 関連する手続き ] 青色申告者が生計を一にする配偶者やその他親族に給与を支払う場合 青色専従者給与に関する届出書 変更届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-2) 給与の支給人員が常時 10 人未満である場合に源泉徴収事務を簡略化しようとする場合 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書 ( 記載例 2-Ⅱ-3) ワンポイントアドバイス : 給与の支払人員が常時 10 人未満である場合 この届出により 毎月納付義務のある源泉所得税の納付を 年 2 回 (7 月と 1 月 ) にまとめて行うことができます 源泉所得税の納期限を延期し 納付の期限に時間的なゆとりを持とうとする場合 納期の特例適用者に係る納期限の特例に関する届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-5) ワンポイントアドバイス : 源泉所得税の納期の特例の承認を受けている源泉徴収義務者が 7 月から 12 月までの期間に徴収した源泉所得税の納期限を翌年 1 月 20 日とすることができます 納付の期限に時間的なゆとりを持つことができるので 届出するほうが良い

14 1-Ⅱ-2 税務編 Ⅱ 源泉所得税 2 生計を一にする家族に給与を支払う場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 青色申告者が生計を一にする配偶者やその他の親族に給与を支払い それを必要経費に算入しようとする場合の手続きです 青色事業専従者給与に関する届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-2) ワンポイントアドバイス : 青色事業専従者として給与の支払を受ける人は 配偶者控除 配偶者特別控除又は扶養控除の対象となりません ワンポイントアドバイス : 青色事業専従者の要件として 専ら事業に従事していることが必要です 原則 学生や他の職業を有するような人は その期間は 専従者となることはできません ワンポイントアドバイス : 支払う給与の金額を設定する際には 次の点を考慮して妥当かどうか判断してもらう必要があります 1 労務に従事する期間 労務の性質やその程度 2その事業に従事する他の従業員の給与 同種 同規模の事業の従業員の給与 3 事業の種類や規模 及びその収益の状況 ワンポイントアドバイス : この届出は 青色事業専従者給与として必要経費に算入する見込みのある上限の金額を届出るものです 月々の給与額が大きく増減することは 合理的に好ましくありません 支給の上限や賞与の幅を十分に見込んで 上限の金額を設定することに注意が必要です [ 提出時期 ] 青色事業専従者がいることとなった年の 3 月 15 日までに提出 なお その年の 1 月 16 日以降に開業した人や新たに専従者がいることとなった人は 専従者がいることとなった日から 2 ヶ月以内に提出 [ 関連する手続き ] はじめて給与を支払うことになった場合 給与支払事務所等の開設 移転 廃止届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-1) 給与の支給人員が常時 10 人未満である場合に源泉徴収事務を簡略化しようとする場合 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書 ( 記載例 2-Ⅱ-3) 源泉所得税の納期限を延期し 納付の期限に時間的なゆとりを持とうとする場合 納期の特例適用者に係る納期限の特例に関する届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-5)

15 1-Ⅱ-3 税務編 Ⅱ 源泉所得税 3 青色事業専従者給与額を変更する場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 青色事業専従者給与の金額を変更する場合の手続きです 青色事業専従者給与に関する届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-2) ワンポイントアドバイス : これにより届出を行う給与の金額は 青色事業専従者給与として必要経費に算入する見込みのある上限の金額を届け出るものです 届出の金額を上回って 必要経費に算入することはできません また 月々の給与額が大きく増減することは 合理的に好ましくありません 支給の上限や賞与の幅を十分に見込んで設定することに注意が必要です それゆえ 届出した金額の範囲内で支給金額の増減を行う場合や 青色事業専従者給与を支払わなくなる場合は 届出を行う必要はありません ワンポイントアドバイス : 支払う給与の金額を設定する際には 次の点を考慮して妥当かどうか判断してもらう必要があります 1 労務に従事する期間 労務の性質やその程度 2その事業に従事する他の従業員の給与 同種 同規模の事業の従業員の給与 3 事業の種類や規模 及びその収益の状況 [ 提出時期 ] 遅滞なく提出

16 1-Ⅱ-4 税務編 Ⅱ 源泉所得税 4 給与の支給人員が常時 10 人未満である場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 給与や賞与の支払ごとに徴収した源泉所得税は 徴収した日の翌月 10 日が納期限となっていますが 給与の支払人員が常時 10 人未満である場合 この届出により 毎月納付義務のある源泉所得税の納付を 以下のように年 2 回にまとめて行う特例を受けるための手続きです 1 月から 6 月までに徴収した源泉所得税 7 月 10 日 7 月から 12 月までに徴収した源泉所得税 翌年 1 月 10 日 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書 ( 記載例 2-Ⅱ-3) ワンポイントアドバイス : 給与の支給人員が 10 人未満でなくなった場合には 源泉所得税の納期の特例の要件に該当しなくなったことの届出書 を提出する必要があります [ 提出時期 ] この特例を受けようとする場合 速やかに ワンポイントアドバイス : この申請書を提出した月の翌月末までに税務署より却下の通知がなければ この申請書を提出した翌月末日に承認があったものとされ 申請の翌々月の源泉所得税の納付分からこの特例が適用されます 例 )2 月に申請書を提出した場合 4 月の源泉所得税の納付 (3 月分給与から徴収されたもの ) から特例が適用されます すなわち この事業所の源泉徴収税のこの一年の納付期限は 以下のようになります 1 月の給与支給分 2 月 10 日まで 2 月の給与支給分 3 月 10 日まで 3 月から 6 月までの給与支給分 7 月 10 日まで 7 月から 12 月までの給与支給分 翌年 1 月 10 日まで 以下の 納期の特例適用者に係る納期限の特例に関する届出書 を提出した場合 7 月から 12 月までの給与支給分の納期限は 翌年 1 月 20 日となります [ 関連する手続き ] 源泉所得税の納期限を延期し 納付の期限に時間的なゆとりを持とうとする場合 納期の特例適用者に係る納期限の特例に関する届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-5) ワンポイントアドバイス : 源泉所得税の納期の特例の承認を受けている源泉徴収義務者が 7 月から 12 月までの間に徴収した源泉所得税の納期限を翌年 1 月 20 日とすることができ 納付する期限に時間的なゆとりを持つことができるので 届出するほうが良い

17 1-Ⅱ-5 税務編 Ⅱ 源泉所得税 5 給与の支給人員が常時 10 人を超えた場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 給与の支給人員が常時 10 人以上になり 源泉所得税の納期の特例の要件に該当しなくなった場合に行う手続きです ワンポイントアドバイス : 常時 10 人以上という基準は 繁忙期に一時的に 10 人以上になるが 通常は 10 人未満である場合は 10 人以上 には該当しません 源泉所得税の納期の特例の要件に該当しなくなったことの届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-4) [ 提出時期 ] 納期特例の要件に該当しなくなった場合 遅滞なく ワンポイントアドバイス : この届出書を提出した場合には その提出した日の属する納期特例の期間内に源泉徴収した税額のうち その提出の日の属する月分以前の各月に源泉徴収した税額は その提出の日の属する月の翌月 10 日までに納付し その後の各月に源泉徴収した税額は 毎月 10 日までに納付することになります 例 )3 月に届出を提出した場合この事業所の源泉徴収税のこの年の納付期限は 以下のようになります 1 月から 3 月の給与支給分 4 月 10 日まで 4 月の給与支給分 5 月 10 日まで以降 毎月 10 日までに納付 [ 関連する手続き ] 納期の特例の承認が失効したことに伴い 納期限の特例が受けられなくなる場合 納期の特例適用者に係る納期限の特例の取りやめに関する届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-6)

18 1-Ⅱ-6 税務編 Ⅱ 源泉所得税 6 源泉所得税の金額を誤って納付してしまった場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 源泉所得税を誤り 正当な税額を超えて納付してしまった場合の手続きです その金額を還付してもらう場合と 後に納付する源泉所得税に充当してもらう場合とによって届出が異なります 源泉所得税の誤納額還付請求書 ( 記載例 2-Ⅱ-8) あるいは 源泉所得税の誤納額充当届出書 ( 記載例 2-Ⅱ-9) [ 添付書類 ] 還付を受けようとする税額を納付した際の納付書の写し 誤納額が生じた事実を記載した帳簿書類の写し ( 例 : 源泉徴収簿の写し 総勘定元帳の 預り金 勘定部分など ) [ 提出時期 ] 特に定められていませんが 源泉所得税の誤納額の還付請求の場合 納付した日から 5 年間の間に提出しないと 時効により請求権が消滅します ワンポイントアドバイス : 誤納額の充当の場合 充当が長期間 ( おおむね 3 ヶ月以上 ) にわたる場合は 源泉所得税の誤納額還付請求書 によって還付の請求を行うことになります

19 1-Ⅱ-7 税務編 Ⅱ 源泉所得税 7 年末調整後の源泉所得税の過納額を還付してもらう場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 年末調整により生じた過納額の還付を受けるために行う手続きです ワンポイントアドバイス : 廃業や休業により給与等の支払者でなくなる場合や 給料の減額や扶養者数の異動により源泉所得税の生じる見込みがなくなった場合に行います ワンポイントアドバイス : いずれかの従業員に源泉所得税が発生し徴収しているような状況であれば その徴収した源泉所得税を用いて還付清算が可能であれば この届出により請求することはできません 源泉所得税の年末調整過納額還付請求書兼残存過納額明細書 ( 記載例 2-Ⅱ-7) [ 添付書類 ] 以下の添付書類が必要です 還付金を給与等支払者 ( 源泉徴収の徴収義務者 ) が受取るか あるいは 給与等の受給者が直接受取るかによって 添付書類が異なります 1) 給与等支払者 ( 源泉徴収の徴収義務者 ) が受取る場合 国税還付金支払内訳書 ( 記載例 2-Ⅱ-7 付 1) 指定様式に過納額の内訳明細を作成します 委任状 ( 記載例 2-Ⅱ-7 付 2) 指定様式に過納額が生じた受給者一人ずつ作成し押印してもらいます 過納が生じた際以降のすべての年分の納付書の写し 過納が生じた際以降のすべての年分の受給者全員の源泉徴収簿の写し 2) 給与等の受給者が直接受取る場合 過納が生じた際以降のすべての年分の納付書の写し 過納が生じた際以降のすべての年分の受給者全員の源泉徴収簿の写し [ 提出時期 ] 特に定められていませんが 納付した日から 5 年間の間に提出しないと 時効により請求権が消滅します

20 1-Ⅲ-1 税務編 Ⅲ 消費税 1 基準期間の課税売上高が 1,000 万円を超えた場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 基準期間 ( 個人事業の場合は 課税事業者となる年の前々年 ) における課税売上高が 1,000 万円を超えたことにより消費税の納税義務が生じ 課税事業者になる場合の手続きです 消費税課税事業者届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-1) [ 提出時期 ] その年分の決算で課税売上高が 1,000 万円を超えた場合 速やかに提出 [ 関連する手続き ] 簡易課税制度を選択しようとする場合 消費税簡易課税制度選択届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-5) ワンポイントアドバイス : 消費税の計算方法には 本則課税制度と簡易課税制度の二通りの計算方法があります このうち 簡易課税制度を選択する場合は 課税期間の初日の前日までに届出を必要とします 本則課税制度か簡易課税制度の選択においては 事業者の事業内容を考慮して判断する必要があります どちらの制度を選択するかによってメリット デメリットが生じるので注意が必要です ( 参照 1-Ⅲ- 付 1) 課税期間の短縮の特例を選択しようとする場合 消費税課税期間特例選択 変更届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-7A) ワンポイントアドバイス : 輸出取引のある事業者などは 消費税が継続的に還付になる場合があります 課税期間を短縮すれば それだけ早く還付を受けられることになり 資金繰りが安定します 相続 合併 または分割等があったことにより課税事業者となる場合 相続 合併 分割等があったことにより課税事業者となる場合の付表 ( 記載例 2-Ⅲ-12) ワンポイントアドバイス : 課税事業者となっている事業主が死亡したことに伴い 事業を 相続する場合には 消費税課税事業者となりますので注意が必要です 詳細については 第 1 部 Ⅲ 消費税関係 10 事業主の死亡により事業を引き継ぐ場合 参照

21 1-Ⅲ-2 税務編 Ⅲ 消費税 2 基準期間の課税売上高が 1,000 万円以下になった場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] それまで課税事業者であった事業者が その課税期間の課税売上高が 1,000 万円以下となったことにより 納税義務が免除される場合の手続きです 消費税の納税義務者でなくなった旨の届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-2) [ 提出時期 ] その年分の決算で課税売上高が 1,000 万円以下となった場合 速やかに提出 [ 関連する手続き ] 簡易課税制度の選択をやめようとする場合 消費税簡易課税制度選択不適用届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-6) 課税事業者であることをあえて選択しようとする場合 消費税課税事業者選択届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-3) ワンポイントアドバイス : 大規模な設備投資や輸出取引があることなどによって 消費税が還付になることが見込まれる場合 あえて課税事業者であることを選択することにより 還付を受けられることになります

22 1-Ⅲ-3 税務編 Ⅲ 消費税 3 免税事業者が課税事業者を選択する場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 納税義務が免除される場合にも あえて課税事業者になることを選択しようとする場合の手続きです 免税事業者は 消費税の確定申告を行わないので還付は受けられません 消費税の還付が見込まれる場合には この手続きが必要です ワンポイントアドバイス : 大規模な設備投資を行う場合や 輸出取引がある場合などにおいては 本則課税で計算すれば 消費税が還付になる場合があります 消費税課税事業者選択届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-3) [ 提出時期 ] 課税事業者であることを選択しようとする課税期間の初日の前日 ( 新規開業した個人事業者の場合には 開業した年の末日 ) までに提出 ワンポイントアドバイス : この届出書を提出した場合 2 年間は課税事業者となります 1 年目は還付になるが 2 年目は納付になるということもあるので 提出の判断は 慎重に行う必要があります [ 関連する手続き ] 簡易課税制度の選択を止めようとする場合 消費税簡易課税制度選択不適用届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-6) ワンポイントアドバイス : 消費税の計算方法において 消費税の還付を受けるメリットが生じるのは本則課税制度による場合のみです 簡易課税制度の選択を継続中の方は その選択をやめる手続きが必要です 課税期間の短縮の特例を選択しようとする場合 消費税課税期間特例選択 変更届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-7) ワンポイントアドバイス : 課税期間を短縮すれば それだけ早く還付を受けられることになり 資金繰りが安定します

23 1-Ⅲ-4 税務編 Ⅲ 消費税 4 課税事業者を選択していた事業者が免税事業者に戻ろうとする場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 課税事業者を選択していた事業者が免税事業者に戻ろうとする場合の手続です ワンポイントアドバイス : 消費税の還付を目的として課税事業者をあえて選択していたところ 今後 還付の見込みがなくなった場合に行う必要があります 消費税課税事業者選択不適用届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-4) [ 提出時期 ] 免税事業者に戻ろうとする課税期間の初日の前日までに提出 ワンポイントアドバイス : 消費税課税事業者選択届出書 を提出して 課税事業者となった課税期間の初日から 2 年を経過する日の属する課税期間の初日以後でなければ この届出書を提出することはできません

24 1-Ⅲ-5 税務編 Ⅲ 消費税 5 簡易課税制度を選択しようとする場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 消費税の計算方式において 簡易課税制度を選択する場合の手続きです 基準期間の課税売上高が 5,000 万円以下の事業者は 簡易課税制度の選択ができます ワンポイントアドバイス : 基準期間の課税売上高が 5,000 万円を超える事業者は 本則課税制度で消費税額を計算することになります つまり 簡易課税制度を選択している場合でも 基準期間の課税売上高が 5,000 万円を超える課税期間については 簡易課税制度の適用を受けることはできませんので 本則課税制度によって消費税額を計算しなければなりません ワンポイントアドバイス : 簡易課税制度を選択した場合 消費税簡易課税制度選択不適用届出書 を提出しない限り 消費税簡易課税制度選択届出書 の効力は有効のまま継続します 例えば 基準期間における課税売上高が 1,000 万円以下になったことで免税事業者になったり あるいは課税売上高が 5,000 万円を超えたことにより本則課税制度での申告が義務付けられたりする年 ( 期間 ) があり 一時的に本則課税制度で申告することがあったとしても 再び 簡易課税制度の適用条件に該当することになった場合には 簡易課税制度で申告することになります 消費税簡易課税制度選択届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-5) [ 提出時期 ] 簡易課税制度の適用を受けようとする課税期間の初日の前日 ( 事業を開始した日の属する課税期間である場合には その課税期間中 ) までに提出 ワンポイントアドバイス : 簡易課税制度を選択した場合 2 年間は必ず簡易課税制度によって消費税の申告を行わなければなりません 1 年目は簡易課税が有利になるが 例えば 2 年目は設備投資や取引内容の変化により本則課税が有利になるということもあるので 提出の判断は慎重に行う必要があります

25 1-Ⅲ-6 税務編 Ⅲ 消費税 6 簡易課税制度の選択をやめようとする場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 簡易課税制度の選択をやめようとする場合の手続きです 消費税簡易課税制度選択不適用届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-6) [ 提出時期 ] 簡易課税制度の選択をやめようとする課税期間の初日の前日までに提出 ワンポイントアドバイス : 簡易課税制度を選択した場合 2 年間は必ず簡易課税制度を適用しなければならないので その間は この届出により選択をやめることはできません

26 1-Ⅲ-7 税務編 Ⅲ 消費税 7 課税期間の短縮の特例を選択しようとする場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 課税期間を 3 ヶ月ごとの期間又は 1 ヶ月ごとの期間に短縮しようとする場合 またはその短縮期間を 3 ヶ月ごとから 1 ヶ月ごとあるいは 1 ヶ月ごとから 3 ヶ月ごとに変更する場合の手続きです 個人事業の場合 3 ヶ月ごととは 1 月 1 日から 3 月 31 日まで 4 月 1 日から 6 月 30 日まで 7 月 1 日から 9 月 30 日まで 10 月 1 日から 12 月 31 日まで の 4 期に区分した期間となります 1 ヶ月ごととは 1 月 1 日以後 1 ヶ月ごとに区分した 1 月 1 日から 1 月 31 日まで 12 月 1 日から 12 月 31 日まで の 12 期に区分した期間となります ワンポイントアドバイス : この適用を受けている場合 3 ヶ月又は 1 ヶ月ごとに消費税の確定申告を行うことになります 確定申告書の提出期限及びその税額の納付期限は 課税期間の終了の日の翌日から 2 ヶ月以内となっています ワンポイントアドバイス : 課税期間を短縮するメリットを受ける例として 以下のようなケースが考えられます 輸出を行っている事業者などは 消費税が毎月のように継続して還付になる場合があります 課税期間を短縮すれば それだけ早く還付を受けられることになり 資金繰りの安定を図ることができます 消費税の還付が見込まれるが 消費税課税事業者選択届出書 の提出を忘れていた場合 年の中途でも この 消費税課税期間特例選択届出書 と併せれば 提出が可能となります 消費税課税事業者選択届出書 の提出期限は 適用を受けようとする課税期間の初日の前日と定められているため 消費税課税期間特例選択 変更届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-7A 7B) [ 提出時期 ] この特例を受けようとする 又は変更しようとする課税期間の初日の前日 ( 事業を開始した日の属する課税期間である場合には その課税期間中 ) までに提出 ワンポイントアドバイス : この届出書を提出した場合 課税期間の特例の適用を受けた日から 2 年間は その適用を止めることはできません また 3 ヶ月ごとの課税期間から 1 ヶ月ごとの課税期間へ もしくは 1 ヶ月ごとの課税期間から 3 ヶ月ごとの課税期間へ変更をすることもできませんので注意が必要です

27 1-Ⅲ-8 税務編 Ⅲ 消費税 8 課税期間の短縮の特例の適用をやめようとする場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 課税期間の短縮の特例の適用をやめようとする場合の手続きです 消費税課税期間特例選択不適用届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-8) [ 提出時期 ] 課税期間の特例の適用をやめようとする課税期間の初日の前日までに提出 ワンポイントアドバイス : 消費税課税期間特例選択 変更届出書 を提出した日から 2 年間は この届出書を提出することはできませんので注意が必要です

28 1-Ⅲ-9 税務編 Ⅲ 消費税 9 事業主の死亡により事業をやめる場合 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 課税事業者となっている個人事業者が死亡した場合の手続きです 個人事業者の死亡届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-10) 課税事業者となっている個人事業者が死亡したことにより 事業を廃止した場合の手続きです 個人事業者の死亡届出書 と併せて提出します 事業廃止届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-9) [ 提出時期 ] 事由が生じた場合 相続人が死亡した事業主の従前の納税地の所轄税務署に速やかに提出 [ 関連する手続き ] 死亡した人の消費税の申告を行い 納付 ( 還付 ) 税額の清算をする場合 課税期間分の消費税及び地方消費税の準確定申告書 死亡した事業者の消費税及び地方消費税の確定申告明細書( 付表 6) ( 記載例 2-Ⅲ-11) ワンポイントアドバイス : 死亡した事業主のその 1 月 1 日から死亡日までの消費税の納付 ( 還付 ) 税額は 死亡した日の翌日から 4 ヶ月以内に 死亡した事業主について 一般の確定申告に準じた 課税期間分の消費税及び地方消費税の準確定申告書 を作成し 死亡した人の従前の納税地の所轄税務署に提出しなければなりません 申告書の様式は 一般の確定申告書を利用します 準確定申告書によって算出された死亡した人の納める税金又は還付される税金は 相続人によって代理されますが その代理分配する内訳を 死亡した事業者の消費税及び地方消費税の確定申告明細書 ( 付表 6) を作成し 準確定申告書に添付して提出します ワンポイントアドバイス : 事業主の死亡により事業をやめる場合の申告所得税関係の手続きの詳細については 第 1 部 Ⅰ 申告所得税関係 6 事業主の死亡により事業をやめる場合 を参照

29 1-Ⅲ-10 税務編 Ⅲ 消費税 10 事業主の死亡により事業を引き継ぐ場合第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き [ 必要な手続き ] 課税事業者となっている個人事業者が死亡したことに伴い 事業を相続し 課税事業者となる場合の手続きです ワンポイントアドバイス : 個人事業者について相続があった場合には 納税義務は免除されませんので注意が必要です 事業主が死亡したことにより事業を相続する場合には 次の順序で手続きを進めると良いでしょう 1) 死亡した人についての届出と準確定申告 2) 相続する人の届出まず初めに 死亡した人の手続きです 個人事業者の死亡届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-10) 課税期間分の消費税及び地方消費税の準確定申告書 死亡した事業者の消費税及び地方消費税の確定申告明細書( 付表 6) ( 記載例 2-Ⅲ-11) ワンポイントアドバイス : 死亡した事業主のその 1 月 1 日から死亡日までの消費税の納付 ( 還付 ) 税額は 死亡した日の翌日から 4 ヶ月以内に 死亡した事業主について 一般の確定申告に準じた 課税期間分の消費税及び地方消費税の準確定申告書 を作成し 死亡した人の従前の納税地の所轄税務署に提出しなければなりません 申告書の様式は 一般の確定申告書を利用します 準確定申告書によって算出された死亡した人の納める税金又は還付される税金は 相続人によって代理されますが その代理分配する内訳を 死亡した事業者の消費税及び地方消費税の確定申告明細書 を作成し 準確定申告書に添付して提出します 次に 相続する手続きです 消費税課税事業者届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-1) 相続 合併 分割等があったことにより課税事業者となる場合の付表 ( 記載例 2-Ⅲ-12) [ 提出時期 ] 事由が生じた場合 速やかに提出なお 相続人が簡易課税制度を選択する場合には 消費税簡易課税制度選択届出書 ( 記載例 2-Ⅲ-5) ワンポイントアドバイス : 死亡した人 ( 被相続人 ) が簡易課税制度を選択していた場合でも 相続人に簡易課税制度の適用は引き継がれません あらためて簡易課税制度の選択を届出る必要があります ワンポイントアドバイス : 簡易課税制度の選択を希望する場合には 事業を開始した日の属する課税期間中 ( すなわち死亡した日の属する年内 ) に届出が必要です

30 1-Ⅲ- 付 1 税務編 Ⅲ 消費税付録 1 本則課税 簡易課税の制度とメリット 第 1 部個人事業における主な相談事項と税務手続き 消費税の納付税額の計算方法には 本則課税制度と簡易課税制度の二通りの計算方法があります 本則課税制度は 一つ一つの取引の消費税額を集計して行き 預かった消費税 ( 売上 雑収入 固定資産売却等に含まれる消費税 ) の合計額 から 支払った消費税 ( 仕入 経費 固定資産購入等に含まれる消費税 ) の合計額 を差し引いて納付税額を求める原則的な方法です 基準期間の課税売上高が 5,000 万円を超える事業者は全て 本則課税制度により計算することになります 消費税の納付税額 = 預かった消費税 ( 売上 雑収入 固定資産売却等に含まれる消費税 ) の合計額 - 支払った消費税 ( 仕入 経費 固定資産購入等に含まれる消費税 ) の合計額 ワンポイントアドバイス : 設備投資を行う場合 本則課税制度では 設備投資に費やした金額が計算に反映され 相当分の消費税納付額が少なくなります また 預かった消費税の合計額 より 支払った消費税の合計額 が上回れば 還付が受けられます 一方 簡易課税制度では 設備投資に費やした金額は 納付額の算出に反映されず控除対象にはなりません また 算式上 消費税額が還付になることもありえません 簡易課税制度は 預かった消費税の合計額 に みなし仕入率 を乗じて算出した額を 支払った消費税の合計額 とみなして 簡便的に納付税額を計算する方法です 基準期間の 課税売上高が 5,000 万円以下の事業者は 簡易課税制度を選択することができます 簡易課税 制度は 特例として中小企業者の事務負担を軽減するために設けられた制度です 消費税の納付税額 = 預かった消費税 ( 売上 雑収入 固定資産売却等に含まれる消費税 ) の合計額 - 預かった消費税 ( 売上 雑収入 固定資産売却等に含まれる消費税 ) の合計額 みなし仕入率 みなし仕入率と事業区分 事業区分 みなし仕入率 事 業 例 第一種事業 ( 卸売業 ) 90% 卸売業 第二種事業 ( 小売業 ) 80% 小売業 第三種事業 ( 製造業等 ) 70% 製造業 建設業 農業 林業 漁業 鉱業 第四種事業 ( その他の事業 ) 60% 飲食店業 第 1 種 第 2 種 第 3 種 及び第 5 種以外の事業 第五種事業 ( サービス業等 ) 50% サービス業 不動産業 ワンポイントアドバイス : 簡易課税制度を選択した場合 少なくとも 2 年間は 簡易課税で申告しなければなりません この先の 2 年間に 設備投資や外注費割合をはじめ取引内容又は業態の大きな変化がないかを検討することに注意が必要です 本則課税制度と簡易課税制度 どちらの計算方法を採用するかによって 算出される納税額に多かれ少なかれ差が生じます つまり 選択する計算方法により その事業者にとって有利 不利が生じるため どちらが有利になるのかを個別に判断する必要があります ワンポイントアドバイス : 過去 2~3 期分の決算内容を使って それぞれの方法で試算して どちらが有利か判断すると良いでしょう さらに 今後の設備投資の予定や取引内容や業態の変化の見込みについても勘案することが必要です

31 2-Ⅰ-1A 税務編 Ⅰ 申告所得税 1A 個人事業の開廃業等届出書 ( 開業する場合 ) 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

32 2-Ⅰ-1B 税務編 Ⅰ 申告所得税 1B 個人事業の開廃業等届出書 ( 廃業する場合 ) 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

33 2-Ⅰ-2 税務編 Ⅰ 申告所得税 2 所得税の青色申告承認申請書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

34 2-Ⅰ-3 税務編 Ⅰ 申告所得税 3 所得税の青色申告の取りやめ届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

35 2-Ⅰ-4 税務編 Ⅰ 申告所得税 4 所得税 消費税の納税地の変更に関する届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

36 2-Ⅰ-5 税務編 Ⅰ 申告所得税 5 所得税 消費税の納税地の異動に関する届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

37 2-Ⅰ-6 税務編 Ⅰ 申告所得税 6 所得税のたな卸資産の評価方法の届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

38 2-Ⅰ-7 税務編 Ⅰ 申告所得税 7 所得税の減価償却資産の償却方法の届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

39 2-Ⅰ-8 税務編 Ⅰ 申告所得税 8 所得税のたな卸資産の評価方法の変更承認申請書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

40 2-Ⅰ-9 税務編 Ⅰ 申告所得税 9 所得税の減価償却資産の償却方法の変更承認申請書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

41 2-Ⅰ-10 税務編 Ⅰ 申告所得税 10 死亡した者の平成年分の所得税の確定申告付表 ( 兼相続人の代表指定届出書 ) 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

42 2-Ⅱ-1 税務編 Ⅱ 源泉所得税 1 給与支払事務所等の開設 移転 廃止届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

43 2-Ⅱ-2 税務編 Ⅱ 源泉所得税 2 青色事業専従者給与に関する届出書 変更届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

44 2-Ⅱ-3 税務編 Ⅱ 源泉所得税 3 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

45 2-Ⅱ-4 税務編 Ⅱ 源泉所得税 4 源泉所得税の納期の特例の要件に該当しなくなったことの届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

46 2-Ⅱ-5 税務編 Ⅱ 源泉所得税 5 納期の特例適用者に係る納期限の特例に関する届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

47 2-Ⅱ-7 税務編 Ⅱ 源泉所得税 7 源泉所得税の年末調整過納額還付請求書兼残存過納額明細書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

48 2-Ⅱ-6 税務編 Ⅱ 源泉所得税 6 納期の特例適用者に係る納期限の特例の取りやめに関する届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

49 税務編 Ⅱ 源泉所得税 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例 2-Ⅱ-7 付 1 7 源泉所得税の年末調整過納額還付請求書兼残存過納額明細書付 1 国税還付金支払内訳書

50 税務編 Ⅱ 源泉所得税 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例 2-Ⅱ-7 付 2 7 源泉所得税の年末調整過納額還付請求書兼残存過納額明細書付 2 委任状

51 2-Ⅱ-8 税務編 Ⅱ 源泉所得税 8 源泉所得税の誤納額還付請求書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

52 2-Ⅱ-9 税務編 Ⅱ 源泉所得税 9 源泉所得税の誤納額充当届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

53 2-Ⅲ-1 税務編 Ⅲ 消費税 1 消費税課税事業者届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

54 2-Ⅲ-2 税務編 Ⅲ 消費税 2 消費税の納税義務者でなくなった旨の届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

55 2-Ⅲ-3 税務編 Ⅲ 消費税 3 消費税課税事業者選択届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

56 2-Ⅲ-4 税務編 Ⅲ 消費税 4 消費税課税事業者選択不適用届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

57 2-Ⅲ-5 税務編 Ⅲ 消費税 5 消費税簡易課税制度選択届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

58 2-Ⅲ-6 税務編 Ⅲ 消費税 6 消費税簡易課税制度選択不適用届出書 第 2 部個人事業者のための税務署届出様式記載例

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