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1 人生 100 年時代に 保険者が持つべき視点 データを踏まえた事例から 千葉大学予防医学センター 国立長寿医療研究センター 近藤克則 1

2 人生 100 年時代 Contents 超高齢人口減少社会 ビッグデータの時代 介護保険データにおける事例 国保データを用いた検証の可能性 社会参加という人生 100 年時代の戦略

3 平均寿命は毎年 3 ヶ月伸びてきた Jim Oeppen and James W.Vaupel: SCIENCE VOL MAY 2002, 年 ~ 160 年間の世界最長寿国の女性の平均寿命 推定上限値は引き上げを繰り返してきた Fig. 1. Record female life expectancy from 1840 to the present. The linear-regression trend is depicted by a bold black line (slope = 0.243) and the extrapolated trend by a dashed gray line. The horizontal black lines show asserted ceilings on life expectancy, with a short vertical line indicating the year of publication. The dashed red lines denote projections of female life expectancy in Japan published by the United Nations in 1986, 1999, and 2001: It is encouraging that the U.N. altered its projection so radically between 1999 and 2001.

4 2007 年生まれの半数が達する寿命 2007 年生 104 歳 1987 年生 歳 1977 年生 歳 1967 年生 歳 1957 年生 歳

5 100 年ライフで何が変わるか? 70~80 代まで働く 新しいスキル再習得が必要 教育 仕事 引退の 3 ステージからマルチステージへ : 新ステージの登場 グラットン L. 著ライフシフトより東洋経済新報社 2016 幅広し進路を検討する エクスプローラー : 探検者 インデペンデント 小さなビジネスを起こす プロデューサー独立事業者 複数の仕事や活動に同時に携わる ポートフォリオ ワーカー 余暇時間の消費から投資へ. 多数のパイオニア生まれ, 実験が活発になる 選択肢を持っておくことの価値が増す アイデンティティ 選択 リスクが問われる

6 高齢者が急増してきた & していく ( 平成 21 年版高齢社会白書,p4) 1970 年高齢化社会に突入 1995 年高齢社会 2007 年超高齢社会

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8 Fukushikibanka/270624houdou.pdf_2.pdf

9 ビッグデータ時代 : 高まる期待 日常業務で蓄積されるビッグデータ 活用することで見えていなかった実態や法則, 対策が見えてくる? ビールとおむつ 効果的で効率的な予防戦略の解明 見える化 でPDCAサイクルを回す支援ツール

10 人生 100 年時代 Contents 超高齢人口減少社会 ビッグデータの時代 介護保険データにおける事例 国保データを用いた検証の可能性 社会参加という人生 100 年時代の戦略

11 保健 医療 介護のビッグデータ 保健 医療 介護 KDB( 国保連合会 DB) 特定健診 保健指導データ 国保診療報酬レセプトデータ (KDB) 健保連レセプト情報 ( 千葉県衛生研究所?) JAGES が持つ高齢者 10 万人介護予防情報 行政の持つ要介護認定 給付レセ 賦課データ 行政データ ( 住民基本台帳 死亡個票など )

12 JAGES 2010/11 参加市町村数 31 送付数約 17 万人回収数約 11 万人回答率約 66.3% 日本老年学的評価研究 JAGES 調査フィールド Japan Gerontological Evaluation Study JAGES 2013/14 参加市町村数 30 送付数約 19.5 万人回収数約 13.8 万人回答率約 70.8% 苫前町 余市町 東川町東神楽町美瑛町 音更町 2016 調査協力保険者 過去の協力保険者 JAGES 2016/17 参加市町村数 40 送付数約 30 万人回収数約 20 万人回答率約 69.5% 南城市 2010 のみ 今帰仁村 2010 のみ 阿賀町新潟市十日町市 十和田市岩沼市益子町 名古屋市東海市大府市知多市東浦町半田市常滑市武豊町美浜町南知多町碧南市西尾市一色町吉良町幡豆町 高浜町 松本市 柏市 神戸市 度会町 松戸市 福岡市 高梁市 2010 のみ 船橋市 長柄町 松浦市 八王子市 御船町 横浜市 丸亀市 2013 のみ 十津川村 2010 & 2013 のみ 豊橋市田原市 2013 のみ 森町 早川町 中央市 小山町 阿久比町 2010 のみ

13 I A D L 低下者割合 ( % ) 市区町村別にみた IADL 低下者割合 ( 前期高齢者 ) 老研式活動能力指標 5 項目 ( 外出, 買物, 食事の準備, 請求書支払い, 貯金の出入 ) 都市 郊外 農村 都市多 : 政令指定都市内の区 : 可住地人口密度が 1,000 人以上の市町村 : 1,000 人未満の市町村 JAGES ( 加藤清人ほか,2015 から作成 ) 郊外 農村多 最高 23.2% 平均 14.4% 最低 7.9% 2.9 倍 0.0 IADL 低下 :TMIG-IC 手段的自立 0~4 点 市区町村 (n=53)

14 歩く人が多いまち ( 前期高齢者 ) 平均 75.4% 81.6 % 1 日 30 分以上歩くと回答した者の割合 67.3%~81.6% 平均 75.4% 人口密度が高い市町 67.3 %

15 スポーツの会参加と IADL 低下

16 第 47 回社会保障審議会介護保険部会資料

17 種類の数が多いほどリスクは減る 12,951 人を 4 年間追跡 (n = 3190) (n = 3184) (n = 2135) (n = 2102) Satoru Kanamori, Yuko Kai, Jun Aida, Katsunori Kondo, Ichiro Kawachi, Hiroshi Hirai, Kokoro Shirai, Yoshiki Ishikawa, Kayo Suzuki, the JAGES group. Social participation and the prevention of functional disability in older Japanese: the AGES Cohort Study. PLOS ONE URL:

18 JAGESの研究成果の一部 運動の実施頻度スポーツ組織参加による 要介護状態の発生リスク 4年間追跡 運動は一人より仲間 とするのがお勧め 運動を週一回していて も スポーツ組織へ参 加していなければ 参 加している者と比べ要 介護状態になる危険性 が1.29倍 Kanamori S, Kai Y, Kondo K, Hirai H, Ichida Y, Suzuki K, Kawachi I. Participation in sports organizations and the prevention of functional disability in older Japanese: the AGES Cohort Study. PLOS ONE

19 笑わない人は健康感の低い人が 1.5 倍以上多い ほぼ毎日笑う群に比べて ほとんどない群では 女性で約 1.8 倍 男性で 1.5 倍健康度自己評価が悪い傾向 笑いが全般的 精神的な健康を向上させるのに有用である可能性を示唆

20 社会参加している男性はうつ発症リスクが 7 分の 1

21 のみ Spearman その他は Pearson 半田市社会福祉協議会伊藤大介 市区町村単位の要支援 介護認定率と地域組織への参加割合のプロット図 可住地人口密度 4,000 人 /km2以上の市区町村で関連が明瞭 JAGES 2017 社会参加 10% 増加で 認定率 5% 減少 全 91 市区町村 :r -.337(p <.05) 4,000 人 /k m2以上 51 市区町村 :r -.781(p <.001) 3,999~1,000 人 /k m2 15 市区町村 : (n.s.) 1,000 人 /k m2 25 市区町村 :(n.s.) 全 91 市区町村 :r -.224(p <.05) 4,000 人 /k m2以上 51 市区町村 :r -.673(p <.001) 3,999~1,000 人 /k m2 15 市区町村 : (n.s.) 1,000 人 /k m2 25 市区町村 : (n.s.)

22 散歩 ジョギング 体操の実践者や スポーツ関係のグループに所属する高齢者が増加 JAGESによる3度の悉皆調査により 6年間で2 7%の増加を確認 Q. あなたが行っている趣味は何ですか 複数回答可 50% 40.0% 40.0% 25.8% 25.3% 40% 33.5% 30% 19.6% Q. あなたは下記のような会 グループに どのくらいの頻度で参加していますか スポーツ関係のグループやクラブ いずれか 1種目以上 散歩 ジョギング 17.7% 20% 10% 6.8% 9.0% 0% 2010年 n = 32,610 14市町村 月1回以上 2013年 n = 35,878 13市町村 9.8% 体操 太極拳 グラウンド ゴルフ ゴルフ 舞踊 ダンス 2016年 n = 41,489 17市町村 14.2% 19.4% 15.0% 21.7% 16.4% 週1回以上 2010年 n = 32,610 14市町村 2013年 n = 35,878 13市町村 2016年 n = 41,489 17市町村

23 社会参加が 2000 人増えると 介護サービス利用者が 1000 人減って 平成 27 年度介護給付費等実態調査の概況 万円 / 月 12 ヶ月 =188.4 万円 / 年 1000 人減ると 18.8 億円 / 年の給付節減 200 万人社会参加増えれば 1.88 兆円節減?

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25 見える化 とマネジメントサイクル 評価 見える化 地域診断 実践 効果検証 実践 ベンチマークシステム 課題設定 手がかりの発見 ベンチマークシステム : 指標を用いた市町村間 / 市町村内比較 見える化 システムによる 課題設定 と 手がかりの発見

26 市内の健康格差 3 倍 前期高齢者 残歯数 19 本以下の者の割合 21.1~63.0%:3 倍

27 対象地域を選択 地域診断書の見方 指標名 地域名 今回 ランク順位 前回 サンプル数 平均 最小平均最大 赤線は平均値 経年変化を比較 前 後期 男 女など対象や指標群を選択 A. コア指標群 : 最初に見る指標 B. 重要指標群 : 原因や関連要因 対策検討用の指標 C. 参照指標群 選択された指標を他地域と比較したランクと数値 前回より改善なら悪化なら が当該地域の値を示す青 が青の中 = 良い指標 赤 黄 青色の 3 色は 最小値 ( 左端 ) と最大値 ( 右端 ) を 3 等分し, それぞれに含まれる地域の割合を示す. が赤の中 = 悪い指標 各指標の定義

28 ある県内の 3 市 重点課題は異なる JAGES HEART 2016 前期高齢者 1078 市は残歯数が少ない 3030 市は物忘れが多い 3029 市は情緒的サポートが少ない

29 スポーツの会参加者が多い市町村で 認知症リスク者は少ない 39 市町村 JAGES HEART 市町村

30 スポーツの会参加率高いのは? 市内にも大きな差, なぜ? JAGES HEART 2016 前期高齢者 9.3~42.6% 後期高齢者 14.3~64.1%

31 厚生労働科学研究費補助金 H25-長寿-一般003 A地区 介護予防事業 お寄りまっせ に至る経過 見える化 による地域診断 地域診断による現状把握 課題抽出 介護リスクも買い物に困っている人 も多いのはA地区 地域診断結果の共有 意見交換 住民 各種団体 参加の報告討論会 地域ケア会議 介護予防サポーター養成講座 等 重点地区の住民が集まり取組内容の決定 移動販売車を誘致して買い物ニーズも満たす 重点地区の公民館に お寄りまっせ オープン サポーター手作りの昼食をみんなで食べます

32 介護予防事業を活用した地域づくりの例 - 愛知県武豊町 - 厚生労働省介護予防マニュアル改定版 p4

33 参加型活動でネットワークづくり ピンポン ラリー 折り紙相撲

34 頭を使う川柳作り 多彩なメニュー ( 出前ボラ ) 健康体操で 身体も使う ( 出前ボラ )

35 通いの場参加後の心理社会的な変化分析対象 :JAGES 参加 7 市町の通いの場 109 箇所の参加者 3,305 人のうち 2,983 人 ( 回収率 90.3%) 厚生労働科学研究費補助金 (H27- 認知症 - 一般 001) 平成 28 年度総括 分担研究報告書 p56

36 ( 人 ) サロン実参加者数 / ボランティア数 / 参加率の推移 実参加者数ボランティア数 65 歳以上参加率 65 歳以上 ( 要介護者除く ) 参加率 (%) 年度 サロン数 武豊町データより作成竹田,2017 0

37 通いの場への参加がきっかけで運動を始めた人 ( うつ状態別 ) うつ項目無回答 512 人を除く2,471 人 分析対象 :JAGES 参加 7 市町の通いの場 109 箇所の参加者 3,305 人のうち 2,983 人 ( 回収率 90.3%) うつなし (n=2,036) うつ傾向 (n=348) うつあり (n=87) % 20% 40% 60% 80% 100% あり ない 無回答 散歩 ウォーキング体操グラウンドゴルフ筋力トレーニングジョギング太極拳水泳ペタンクボウリングゲートボール登山 ハイキングゴルフソフトバレーボールテニスその他 n=1, 散歩 ウォーキングを始めた人が最も多い うつあり 者では グランドゴルフが人気 1 つ 2 つ 3 つ以上 % うつ傾向 あり 者でも 2 つ以上運動を始めている人がいた % 80 厚生労働科学研究費補助金 (H27- 認知症 - 一般 001) 平成 28 年度総括 分担研究報告書.p66 一部改変

38 サロン参加群で要介護認定率は半減 要介護認定率 % 参加群 N = 非参加群 武豊プロジェクト 2007 年から 2012 年までの 5 年間の要介護認定率を参加群と非参加群で比較した 5 年間で要介護認定率は約半分 (6.3% ポイント ) 抑制されていた Hikichi, H., Kondo, N., Kondo, K., Aida, J., Takeda, T., & Kawachi, I. Effect of community intervention program promoting social interactions on functional disability prevention for older adults: propensity score matching and instrumental variable analyses, JAGES Taketoyo study. Journal of Epidemiology and Community Health (doi: /jech )

39 効果的 効率的な保健政策 ビッグデータを活用できると 1. 現状把握 見える化 で関係者間の 情報や課題, 根拠の共有 2. 保険者間比較で根拠に基づく 課題抽出 3. 原因や関連要因の解明で効果的な 改善策立案 4. 実践後の評価で 効果検証 5. 費用もわかれば, より少ない費用でより大きな改善をもたらす 効率評価 可能に

40 人生 100 年時代 Contents 超高齢人口減少社会 ビッグデータの時代 介護保険データにおける事例 国保データを用いた検証の可能性 社会参加という人生 100 年時代の戦略

41 保健 医療 介護のビッグデータ 保健 医療 介護 KDB( 国保連合会 DB) 特定健診 保健指導データ 国保診療報酬レセプトデータ (KDB) 健保連レセプト情報 ( 千葉県衛生研究所?) JAGES が持つ高齢者 10 万人介護予防情報 行政の持つ要介護認定 給付レセ 賦課データ 行政データ ( 住民基本台帳 死亡個票など )

42 健診未受診率 ( 前期高齢者 ) JAGES2010 同じ市内で 26~41% の差

43 1 うつが多い小学校区は健診未受診者が多い JAGES2010 小学校区で見ても 健診未受診率 うつの割合 3 スポーツ参加率が高い地域で健診未受診者は少ない うつの割合 2 スポーツ参加率が高い地域でうつは少ない スポーツの会参加率健診未受診率スポーツの会参加率 43

44 健診未受診率とうつとスポーツの会前期高齢者 30 市町村の地域相関分析 健診未受診率 1 うつの割合 2 うつの割合 スポーツの会参加率 健診未受診率 スポーツの会参加率 3 JAGES2013 年調査 ( 約 14 万人 回答率約 70%) 1 うつが多いと健診未受診率は高く 2 スポーツの会参加率が高いとうつは少なく 3 健診未受診率も低い社会参加促進で うつ対策も健診受診も進む? 44

45 社会参加が少ない地域ではガン死亡率が高い ( 女性 )

46 社会参加と高血圧ありの割合 垂直的組織 ( 政治 業界 宗教団体, 町内会, 老人クラブ ) 趣味 スポーツ ボランティア参加者で約 6% 少ない % 60.1 参加なし 57.8 あり N=4582 JAGES 2016 水平的組織 ( 趣味 スポーツ ボランティア ) 62.8 参加なし 55.9 あり Aki Yazawa, Yosuke Inoue, Takeo Fujiwara, Andrew Stickley, Kokoro Shirai, Airi Amemiya, Naoki Kondo, Chiho Watanabe, Katsunori Kondo:Association between social participation and hypertension among older people in Japan: the JAGES Study. Hypertension Research, doi: /hr % 6.9% 少 ( 調整前 ) (n = 2096) (n = 632) (n = 1510) (n = 1218) 年齢, 性別, BMI, 教育年数, 婚姻状態, 等価所得調整後では 5.9%

47 Yokobayashi K, Kawachi I, Kondo K, Kondo N, Nagamine Y, Tani Y, et al. (2017) Association between Social Relationship and Glycemic Control among Older Japanese: JAGES Cross-Sectional Study. PLoS ONE 12(1): e doi: /journal.pone

48 A 市内の格差 拡張期血圧受診勧奨判定値 7~13.6% JAGES HEART 2016 指標によって校区間に 1.3~3.5 倍の格差 HbA1c 受診勧奨判定値 7.3~12.9% γ-gtp 受診勧奨判定値 2~7.1%

49 健診担当 : 健診データ 社会参加割合が高い地域ほど健康 中性脂肪高値者割合 JAGES2013 年調査データ 地域相関分析 : 前期高齢者 前期高齢者スポーツの会に 週 1 回以上参加 している者の割合 スポーツの会参加者割合 ( 週 1 回以上 ) n=20 コミュニティ区 (61,704 名 ) ρ= P< BMI 高値者割合 JAGES 前期高齢者趣味の会に 週 1 回以上参加 している者趣味の会参加者割合 ( 週 1 回以上 ) 特定健診データ 保健指導判定値 ρ = P< 0.01 介護保険課 : 日常生活圏域ニーズ調査

50 前期高齢者全数の受診勧奨判定値のマトリックス ( 一部抜粋 ) 健康に良い関連 (p<0.05) 健康に悪い関連 (p<0.05) ボランティアの会スポーツの会趣味の会学習水平型組織 r -0.5 r 0.5 r -0.4 r -0.3 r<-0.3 収縮期血圧受診勧奨判定値 (140 以上 ) 拡張期血圧受診勧奨判定値 (90 以上 ) 中性脂肪受診勧奨判定値 (300 以上 ) HDL コレステロール受診勧奨判定値 (34 以下 ) LDL コレステロール受診勧奨判定値 (140 以上 ) GOT 値 AST 受診勧奨判定値 (51 以上 ) GPT 値 ALT 受診勧奨判定値 (51 以上 ) γ-gtp 値 GGT 受診勧奨判定値 (101 以上 ) 空腹時血糖受診勧奨判定値 (126 以上 ) r 0.4 r 0.3 r<0.3 空白 n.s.(p 0.05) 空白 n.s.(p 0.05) 年数回以上 月以 1 上 - 参 2 加回 週 1 回以上 年数回以上 月以 1 上 - 参 2 加回 週 1 回以上 年数回以上 月以 1 上 - 参 2 加回 週 1 回以上 年数回以上 月以 1 上 - 参 2 加回 週 1 回以上 年数回以上 月以 1 上 - 参 2 加回 週 1 回以上 HbA1c NGSP 値受診勧奨判定値 (6.5 以上 ) ヘモグロビン ( 男性 ) 受診勧奨判定値 (12.0 以下 ) ヘモグロビン ( 女性 ) 受診勧奨判定値 (12.0 以下 ) 血清クレアチニン ( 男性 ) 受診勧奨判定値 (1.15 以上 ) 血清クレアチニン ( 女性 ) 受診勧奨判定値 (1.15 以上 ) egfr 受診勧奨判定値 (49 以下 ) 相関が見られるのは一部のみ偶然? or データ不足? 血清尿酸受診勧奨判定値 (1.4 以下 8.0 以上 ) 一つの市町村内の日常生活圏域単位の分析では 一部の指標間でしか 統計学的に有意な相関が見られず 確信が持てない段階

51 特定健診 データ提供にご協力を

52 人生 100 年時代 Contents 超高齢人口減少社会 ビッグデータの時代 介護保険データにおける事例 国保データを用いた検証の可能性 社会参加という人生 100 年時代の戦略

53 プロボノとは 社会的 公共的な目的のために職業上のスキルや専門的知識を生かしたボランティア活動

54 次世代ヘルスケア産業協議会事務局 ( 経済産業省 ) アクションプラン

55 ウォーキングステーションとは 日本ウォーキング協会が国際市民スポーツ連盟 (IVV) の規則に基づき 全国各地で関連団体 公共施設 企業などの協力を得て認定 通年歩くことのできるコースおよびスタート ゴール地点 ( 全国 199 カ所 )( 時点 ) IVV パスポートに認定スタンプの押印を受けられる 婦人靴売り場に設置 日本ウォーキング協会に申請 NPO 法人千葉県ウォーキング協会 HP アクセス

56 社会参加型の健康長寿幸福産業 Social Impact Bond マネタイズ 有料会員 空間 近接性確保 運営人材育成 拠点開発 1000 人に 1 カ所 =12 万カ所 売上げ 個人の変化幸せ 健康 効果評価 コミュニティの変化 グループの変化 多彩 楽しい プログラムインストラクター開発人 ロボット マッチング人と人 モノ プログラム ビッグデータ AI スポーツ 学習 趣味 ゲーム 料理 GPS 参加 状況把握 遠隔 通信 映像 人集め マーケティングリコメンド 個人識別 笑い 会話 感情 血圧 脈拍

57 予防効果の対照群との比較検証 リスク得点変化や要介護認定率などを比較 JAGES 回答者 10 万人から背景要因が似た人を対照群に フ ロク ラム A( 例 : カフェ ) B( 例 : 体操 ) 2016 年度 19 年度 秋に大規模調査 介入群 ( 参加者 ) 介入群 ( 参加者 ) 対照群の機能低下曲線 効果大のプログラム 効果小 C( 例 : カラオケ ) 非参加群 介入群 ( 参加者 ) 対照群 ( 非参加者 ) 比較 57

58 研究の 概要 介護予防の評価尺度の開発 調査票の活用 K市データを活用した 要支援 要介護リスク評価尺度 辻ら 日本公衆衛生雑誌 2017 合計点数別の人数分布と 新規要支援 要介護認定率 K市の2011年の基本チェックリストと 約4年間の認定情報から作成したリスク評価尺度 72,127名のデータを基に作成 70% 点数 45点 65.0% 1. バスや電車で1人で外出していますか いいえ 3 2. 日用品の買物をしていますか いいえ 1 3. 預貯金の出し入れをしていますか いいえ 2 4. 階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか いいえ 5 5. 椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか いいえ 分位続けて歩いていますか いいえ 3 7. この1年間に転んだことがありますか はい 3 8. 転倒に対する不安は大きいですか はい 3 9. BMI 体重(kg) 身長(m) 身長(m) が18.5未満ですか はい 昨年と比べて外出の回数が減っていますか はい 3 年齢 性 65 69歳 歳 歳 歳 21 85歳以上 25 1 女性 合計点数の範囲 0 55 作成手順の概要 1. 基本チェックリスト項目 年齢 性を投入した生存分析 Cox比例ハザードモデル をおこなう 2. 要支援 要介護認定との関連の強さを表す統計指標 B を基に 各項目の点数を算出する 3. 各項目の点数を合計した値が リスク点数 となる 約4年以内の新規要支援 要介護認定率 基本チェックリスト項目 (第7期 介護予防 日常生活圏域ニーズ調査 必須項目) % % 30点 31.6% 40% 点 56.7% % % 10% 10点 3.2% 点 14.7% 0% 合計リスク点数 点数カテゴリ内人数 約4年以内の新規要支援 要介護認定率 行政保有データを結合 活用することで 要支援 要介護認定リスクをより高精度で評価可能となる

59 まとめ データに基づく政策は大きな可能性を秘めている 社会参加を増えれば健康長寿社会 人生 100 年時代にふさわしい社会参加しやすい社会づくりを プロボノ 就労 Social Impact Bond (SIB) で民間の活用を 前提となる効果評価の仕組みは整いつつある

10(参考資料4-2)近藤先生資料

10(参考資料4-2)近藤先生資料 参考資料 4-2 第 2 回医療 介護データ等の解析基盤に関する有識者会議資料 2-2 医療 介護データ等の解析基盤の 可能性と課題 千葉大学予防医学センター 国立長寿医療研究センター 日本老年学的評価研究一般社団法人 JAGES 近藤克則 1 保健 医療 介護のビッグデータ 保健 医療 介護 KDB( 国保連合会 DB) 特定健診 保健指導データ 国保診療報酬レセプトデータ (KDB) 健保連レセプト情報

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