DAIICHI COMMODITIES CO.,LTD.

Transcription

1 FUTURES 24 MONTHLY REPORT DAIICHI COMMODITIES CO.,LTD. フューチャーズ 24 情報 マンスリーレポート 2018 年 12 月号 12 月の商品相場見通し 2018/12/12 NY 金 = 米 FOMC 後に上値を伸ばす可能性 NY 金は米 FOMC 後に公表される参加者の政策金利見通しで 2019 年の利上げ想定回数が下方修正されるなど ハト派的な内容となれば 金利の付かない資産である金には支援材料となり 為替がドル安に振れることが予想される 目先の上値目標は 7 月高値 ドルで 同高値を突破すれば 6 月中旬以来となる 1300 ドル乗せを試すとみている 一方 米 FOMC 結果でハト派的姿勢が示されず 来年の利上げ想定回数にも変化がなければ 買い方の 手じまいなどの売りが加速し 100 日移動平均線の水準を試す可能性がある 白金相場 = テクニカル主導で下値を試す動きに内外市場共に 100 日移動平均線の水準を割り込んだことで テクニカル主導の売りが入り NY 白金は 8 月 16 日安値 ドルを視野に下値を試す展開が見込まれる また 現在の白金とパラジウムの逆転現象は継続する可能性が高い NY 原油相場 = 下値を試す可能性減産状況に注目が集まる一方で トランプ米大統領による価格上昇に対するけん制や 不安定な米株価動向が同じリ スク資産である原油相場の足を引っ張る可能性がある 米株価が下値を試すことになれば NY 原油も 50 ドルの節目 を割り込み 45 ドルの節目を目指すことになりそうだ 穀物相場 = 大豆は軟調 トウモロコシは堅調に 12 月のシカゴ大豆は地合いを緩める展開になると予想 900 セントを維持できるかが焦点となるが 仮にこれを 割り込むようなら 11 月 26 日安値 857 セントを試すと思われる 12 月のシカゴ トウモロコシは堅調地合いを維持し 6 月 1 日以来の高値圏となる 390 セント台を目指す展開を 予想する 12 月中旬 ~1 月上旬の重要イベント 12 月 13 日 ( 木 ) 欧州中央銀行 (ECB) 定例理事会 欧州連合 (EU) 首脳会議 (14 日まで ) 12 月 19 日 ( 水 ) 米連邦公開市場委員会 (FOMC) 声明発表 米 FOMC 政策金利 経済見通し発表 パウエル米 FRB 議長 定例会見 12 月 20 日 ( 木 ) 日銀政策委員会 金融政策決定会合 新年 1 月 4 日 ( 金 ) 12 月の米雇用統計 第一商品株式会社 東京都渋谷区神泉町 9 番 1 号神泉プレイスビルフューチャーズ 24 このレポートは 投資の参考となる情報提供を目的としたもので投資勧誘を意図するものではありません 投資の最終的な決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い致します レポートに記載の内容等は作成時点のものであり 当社はその正確性 完全性を保証するものではなく 今後予告なく修正 変更されることがあります 商品先物取引業者日本商品先物取引協会会員当社お客様相談窓口 ( 平日 8:30~17:00) 日本商品先物取引協会相談センター

2 2 原油相場概況 (11 月 ) NY 原油 =11 月末に 50 ドルを割り込む 10 月のロシアの産油量が前月から増加し ソ連崩壊後最高水準となったほか 10 月の石油輸出国機構 (OPEC) の産油量が 2016 年以来の高水準に達したことが明らかになるなど 世界的な供給過剰懸念が浮上し 11 月 1 日に 4 営業日続落となったが 11 月の高値 (65.39 ドル ) を付けた その後 5 月のイラン核合意離脱を受け 5 日にイラン産原油禁輸などの制裁を再発動したが 一部の国がイラン産 原油の輸入継続を認める方針が明らかとなったことや 8 日の米エネルギー情報局 (EIA) 週報で 原油在庫が予想 を大幅に上回る増加となり 週間ベースの産油量が過去最大規模となったほか 米国内外で供給が過剰になるのではな いかとの警戒感が広がったことから 9 日に 3 月 8 日以来約 8 カ月ぶりに 60 ドルの節目を割り込んだ その後も 12 日にトランプ米大統領が OPEC 加盟 非加盟国による来年の減産方針をけん制したことや 13 日の OPEC 月報で 世界全体の石油需要見通しを従来予想から下方修正する一方 加盟国の 10 月の産油量が増加したこ とが明らかとなり 13 日にかけて 12 営業日続落し 同日に 55 ドルの節目を割り込むとともに 昨年 11 月以来約 1 年ぶりの安値を付けた 11 月後半は 20 日に世界的な株安を受けて投資家のリスク回避姿勢が広がったうえ トランプ米大統領がサウジア ラビアとの関係維持を優先する意向を示したことから地政学的リスクが後退したため大幅安となったほか 23 日には米中貿易摩擦の緩和に向けた交渉が難航するとの見方が強まったため大幅安となり 50 ドルの大台割れが目前に迫り 28 日の EIA 週報で 原油在庫が予想を大幅に上回る増加となったうえ サウジアラビアのファリハ エネルギー産 業鉱物資源相が サウジ単独での減産は行わないと表明したことで 29 日に昨年 10 月以来 50 ドルの大台を割り込 み 10 月 9 日以来約 1 年 1 カ月ぶりの安値を付けるとともに 11 月の安値 (49.41 ドル ) を付けた後は 50 ドル台前半での推移となった

3 3 原油相場展望 NY 原油 45 ドルの節目を試す場面も OPEC 加盟国 非加盟国が 12 月 7 日に日量 120 万バレルの協調減産で合意したが 減産規模としては予想の範 囲内にとどまったほか 世界的な供給過剰を解消するほどの規模とは判断されなかったため 本格的な原油相場の出直 りには至っていない ただ 50 ドルの節目を下支える材料にはなっているとみられる 実際の減産幅は 2 月以降の O PEC 月報になるとみられるため OPEC 月報で減産が確認できれば 原油相場の本格的な反転も期待できそうだ 減産状況に注目が集まる一方で トランプ米大統領による価格上昇に対するけん制や 不安定な米株価動向が同じリスク資産である原油相場の足を引っ張る可能性がある 米中貿易摩擦に加え 英国議会では欧州連合 (EU) 離脱合意 案が否決される可能性が高いとみられることや 18~19 日に開催される米連邦公開市場委員会 (FOMC) で追加 利上げが決定されるとみられるなど 米株価は予断を許さない状況となっており 米株価が下値を試すことになれば 原油相場も 50 ドルの節目を割り込み 45 ドルの節目を目指すことになりそうだ また 6 日の EIA の週報で 原油在庫は 9 月以来 11 週ぶりに減少に転じたが 米国の輸出は増加しており 少な くとも 1973 年以降で初めて原油や石油製品の純輸出国に転じたことが明らかとなった 今後も米国の輸出の増加傾向が続くようであれば 世界的な供給過剰に拍車が掛かるとみられるため 原油相場の圧迫材料となりそうだ 原油需給動向 産油国 協調減産で合意 主要産油国で構成する石油輸出国機構 (OPEC) は 12 月 7 日 ウィーンでロシアなど非加盟国を交えた拡大会合 を開き 協調減産に踏み切ることで合意した 来年 1 月から実施する 原油安を踏まえて供給量を減らし 価格の下支 えを図る OPEC が正式に発表した 主要産油国は世界全体の産油量 (10 月時点 ) の約 1.2% に当たる日量約 120 万バレルの削減で一致した 今年 6 月に増産を決めたばかりで わずか半年での方針転換となる 減産により原油価格には上昇圧力がかかり 日本国内のガソリンや灯油などの価格にも影響が及びそうだ 7 日の原油市場では 減産合意を受けて代表的な指標の英国産北海ブレント先物が前日比で 5% 超値上がりした 原 油価格は過剰供給への懸念から 6 日時点で 10 月のピーク時から約 30% 下落していた OPEC は 6 日の定例総会で減産の方向では暫定合意したが 具体的な減産量を含めた最終合意を見送っていた 7 日の拡大会合前に OPEC の協議を行い 加盟国全体で約 80 万バレルを削減することで一致 共同歩調を取るロシア などの非加盟国は約 40 万バレルの減産を受け入れた OPEC プラス が主導権 ロシアとの協調不可欠に 主要産油国で構成する石油輸出国機構 (OPEC) などは来年 1 月からの減産を決めた ただ OPEC 総会では議 論が紛糾し ロシアなどの非加盟国を含む OPEC プラス の会合でようやく最終合意に達した 世界的な構造変化 の中でロシアの存在感が高まっており 原油の生産調整の主導権が OPEC プラス体制に移行しつつあることが鮮明となった 6 日の OPEC 総会では 事実上のリーダーであるサウジアラビアが全加盟国に減産への参加を要求 これに対し 外貨獲得手段を原油に頼るイランなどは米国の制裁を受けて産油量が既に落ち込んでおり 減産対象からの除外を求め て譲らなかった 具体的な減産量がようやくまとまったのは 非加盟ながら共同歩調を取る石油大国ロシアの動向を 7 日に確認した後だった OPEC プラス体制が始まったのは 2016 年 12 月から ロシアのノバク エネルギー相は会合終了後 協調体制に懐疑的な人たちもいたと思うが 原油市場の変動にわれわれが一致して対応できることを示した と胸を張った OPEC はかつて世界の原油生産量の過半数を占めたが ロシアの生産量回復や米国のシェールオイル開発により 今では約 3 分の 1 にまでシェアを落とした 今月 6 日に公表された米国の統計によると 以前は石油の純輸入国だった 米国が 1973 年の統計開始以来初めて純輸出国に転じた 構造的な変化が起こる中 OPEC が原油相場の価格支 配力を維持するには ロシアとの協調が不可欠となっている

4 4 カタール OPEC 脱退方針でサウジけん制 中東の小国カタールが独自外交を推し進め 記者殺害事件で国際社会での不信感が高まる隣国サウジアラビアをけん制している カタールは 3 日に石油輸出国機構 (OPEC) からの脱退方針を表明 サウジと敵対するイランとの接近 も続けている カタールの孤立化を画策し テロ支援 を名目に断交したサウジの影響力をそぎたい思惑がありそうだ カタールの産油量は OPEC 加盟国でも下位で 原油市場に与える影響は軽微とみられる ただ 利害調整が複雑な 各国間で一定の存在感を保っていただけに 脱退は OPEC を弱めかねない との見方もある OPEC の弱体化は 世界屈指の産油国サウジの求心力に直結する カタール側は 原油ビジネスは ある国が管理 する組織に支配されている ( カービ エネルギー担当国務相 ) と暗にサウジを批判するなど 対抗意識を鮮明にしている カタールとの断交を主導したサウジのムハンマド皇太子は記者殺害事件への関与疑惑を払拭 ( ふっしょく ) できず 窮地に立たされている 皇太子が追及をかわそうと 国際的に批判が強い断交問題の収拾に動くのではないかとの期待 も出ているが 自らの失政を認めることにもなるだけに 見通しは不透明だ サウジと共闘するアラブ首長国連邦 (UAE) のガルガシュ外務担当国務相はカタールの OPEC 脱退決定について ツイッターで 政治的孤立に伴う影響力と役割低下を認めたに等しい と指摘 サウジを中心とするアラブ諸国のカタール敵視は根深く 関係修復に動く兆しは見えていない ロシアの原油生産 1 月は日量 5 万 ~6 万バレル削減 = 段階的な減産目指す ロシアのノバク エネルギー相は 12 月 11 日 同国の原油生産について 1 月から少なくとも日量 5 万 ~6 万バレル削減する計画だと発表した 先週合意した産油国による協調減産の最終目標値は下回っているが 段階的になだらか な減産を目指すという これにより 1 月のロシア産油量は日量 1135 万バレル前後となる見込み ソ連崩壊以降で最高となった 10 月の 1141 万バレル 11 月の 1137 万バレルをいずれも下回る水準 ノバク氏は記者団に対し 徐々に減産していく計画を強調 技術的 天候的な条件次第だ 今後石油企業から提案 がある と述べた 18 年の米原油生産 153 万バレル増の 1088 万バレル = 世界最大 EIA 見通し 米エネルギー情報局 (EIA) は 12 月 11 日発表した見通しで 2018 年の米国の原油生産量を前年比日量 15 3 万バレル増の 1088 万バレルと予想した 生産の伸びは前回予想 (155 万バレル増 ) から引き下げたものの 生産量は過去最高で 世界最大の産油国として越年する見込みだ 19 年については 前年比日量 118 万バレル増の 1206 万バレルと予想 生産の伸びは前回予想の 116 万バレ ルから小幅上方修正した 米国の原油生産が過去最高に達し ロシアやサウジアラビアを抜いて世界最大の産油国となった背景には シェール 革命がある リビア国営石油 エルシャララ油田の原油輸出が停止 = 民兵が占拠 リビア国営石油会社 (NOC) は 12 月 10 日 国内最大のエルシャララ油田からの原油輸出について不可抗力条項 の発動を宣言したと表明した 民兵に油田を占拠されたため エルシャララ油田の停止により日量 31 万 5000 バレルの生産が失われ エルフィール油田でも 7 万 3000 バレルの生産が失われる見通し エルシャララ油田からの原油供給に依存しているザウィヤ製油所でも 生産が落ち込む恐れがある NOC は 無 条件で即時に撤退するよう民兵に求める と訴えた

5 5 OPEC 10 月産油量は 0.3% 増 = 月報 石油輸出国機構 (OPEC) が 11 月 13 日発表した月報によると 加盟国の 10 月の産油量は前月比 0.3% 増の日量 3290 万バレルとなった 米国の制裁の影響でイランの産油量は減少が続いているが サウジアラビアとアラブ 首長国連邦 (UAE) の増産が全体の押し上げに寄与した 一方 2019 年の世界全体の石油需要の見通しを従来予想から引き下げ 日量 1 億 0008 万バレル ( 従来は 1 億 0015 万バレル ) と見込んだ 18 年通年の需要予想は据え置いた 10 月の国別産油量は 最大の産油国サウジが 1.2% 増の 1063 万バレル UAE も 4.7% 増の 316 万バレ ルとなった イランは 4.5% 減の 329 万 6000 バレルと下落基調が続いている 10 月の世界全体の産油量は 前月比 44 万バレル増の 9976 万バレル OPEC が占める輪リアは 33% のまま 変わらなかった 11 月のサウジ原油輸出 過去最高の日量 810 万 5000 バレル = 調査会社 ロイター通信が閲覧したスイス石油調査会社ペトロ ロジスティクスの統計によると サウジアラビアの 11 月の原 油輸出量は日量 810 万 5000 バレルと 10 月実績 (749 万 1000 バレル ) から増加し 過去最高を記録した 石油輸出国機構 (OPEC) と非加盟産油国は 2019 年 1 月から協調減産を実施することで合意しており 今後 の輸出は減少する見込み 業界筋によると サウジの 12 月の原油輸出は日量約 760 万バレル 1 月は 700 万バレル前後に落ち込むと予想 されている 一方 サウジのファリハ エネルギー産業鉱物資源相は今週 12 月の原油輸出は日量 800 万バレル未満と 11 月から減少するとの見方を示した イラン大統領 米国は原油輸出止められず イランのロウハニ大統領は 4 日 北部セムナン州で演説し イランの原油輸出を止めることはできないと米国は悟る べきだ と述べ 各国にイラン産原油の輸入停止を求めているトランプ米政権をけん制した 米国は 11 月 日本など 8 カ国 地域を対象にイラン産原油禁輸の制裁適用除外を認めたが 最長 180 日間の限定措置 ロウハニ大統領は 米国が禁輸を望むなら ペルシャ湾から原油は一切輸出されないことになる と主張 原油輸送 の大動脈ホルムズ海峡の封鎖などの強硬策で 湾岸の産油国からの原油供給が途絶える可能性もあると警告した 7 月にもロウハニ大統領は トランプ大統領に対し ライオンの尾で遊ぶな 後悔するだけだ とくぎを刺していた ただ イラン側はこれまでも海峡封鎖の可能性に言及しながら 国際的な批判を浴びかねない封鎖に踏み切ったことは ない ロウハニ大統領は 4 日の演説では 米国はイランを欧州や中国 インドから引き離そうとしているが イランと世界 の関係は日々発展している と米国に反論 国際協調を維持する方針を重ねて強調した 米 石油の純輸出国に 米エネルギー省が 6 日発表した統計によると 11 月 30 日までの 1 週間の同国原油および製油品の純輸出量は日量 21 万 1000 バレルとなった 1973 年以降で初めて 輸出量が輸入量を上回った 米国は 40 年間にわたって原油輸出を禁止していたこともあり これまでは原油の大口輸入国だった 輸出禁止は 1 5 年 当時のオバマ大統領により解禁された 石油輸出は最近まで ガソリンやディーゼル油などの石油製品が大半を占めていた 一方 シェール革命で石油の掘 削 採掘事業が加速し 米国全体の石油生産は日量 1170 万バレルと 過去最高水準に押し上げられた EIA によると 米原油生産は 19 年に日量で平均 1200 万バレル超に達し 16 年の生産水準を 300 万バレル 以上も上回る見通し

6 6 米パーミアンシェール層 可採埋蔵量は 49 年分の生産相当 = 地質調査所 米地質調査所 (USGS) が 6 日発表した統計によると 同国最大の油田となるパーミアンシェール層には 現在の生産規模で 49 年分に相当する原油と天然ガス資源が埋蔵していることが分かった テキサス州西部からニューメキシコ州に広がるパーミアンシェール層のデラウェア盆地の第 1 回評価では 約 463 億バレルの原油と 281 兆立方フィートの天然ガス資源の存在が明らかになった デラウェア盆地の埋蔵量は 同じくパーミアンにあるミッドランド盆地の 2 倍に相当する ミッドランドは USG S が 2016 年に発見し 可採埋蔵量は石油が約 200 億バレル 天然ガスが 16 兆立方フィートとみられている 石油市場 20 年代初めに不安定化も =IEA 国際エネルギー機関 (IEA) は 11 月 13 日公表した 2018 年版の 世界エネルギー見通し で 石油市場は 年代初めに 供給不足に陥る可能性もあることから 再び不安定かつ変動の激しい時期に入るとの見通しを示し た IEA によると 石油消費は今後 石油化学製品や商用車向け 航空燃料向けで増加する 一方で 目先の需要増に 対応するには シェールオイルなどではない従来型の油田開発事業の承認件数が 現在の低水準から倍増させる必要が ある その上で IEA は 投資の増加がなければ 既に記録的な伸びを示している米シェールオイル生産を 2025 年ま でに 1000 万バレル以上引き上げなけれなばならないと試算した 向こう 7 年でロシア 1 国の供給量に匹敵する規模 の増産に相当するという ビロル IEA 事務局長は 世界のエネルギー投資の 70% 以上が政府主導によるものだ メッセージは明らかで 世界のエネルギーの命運は 政府の決定にかかっている と述べ エネルギー供給確保に向けて各国に適正な政策や奨 励策の実施を促した IEA は現行政策が続けられ 計画されている措置が導入された場合 エネルギー需要は 40 年までに 25% 以上増 加し 新たなエネルギー供給に対して年間 2 兆ドル以上の投資が必要になるとの見解を示した IEA は 11 月 14 日公表した月報では 世界の石油供給が 2019 年を通じて需要を上回るとの見通しを示した 生産が大きく増加する一方 経済減速で需要の伸びが鈍化することが背景 IEA は世界の需要の伸びを 2018 年が日量 130 万バレル 19 年については同 140 万バレルと 前月から据 え置いた ただ 石油消費のエンジン役だった非経済協力開発機構 (OECD) 諸国の需要の伸びに関する見通しは引 き下げた その上で IEA は 石油輸出国機構 (OPEC) 非加盟産油国の生産量や世界需要 OPEC の生産量が横ばいとの 予想を踏まえ 19 年上半期に原油在庫が日量 200 万バレルに上ると見込んだ IEA によると 米国が生産増を主導する 同国の石油供給量は 18 年 日量 210 万バレル増となるほか 19 年 にも同 130 万バレル増える見通し 米供給量は現在 過去最高の日量 1100 万バレル以上となっている

7 年 11 月の価格データ * 東京金 白金は夜間取引を含んだ価格 *NY 金 白金は中心限月 東京金 月限 NY 金 月限 ドル建て金現物 日始値高値安値終値始値高値安値終値始値高値安値終値 東京白金 月限 NY 白金 月限ドル建て白金現物 日始値 高値 安値 終値 始値 高値 安値 終値 始値 高値 安値 終値

8 8 * 東京原油は夜間取引を含んだ価格 *NY 原油は中心限月 東京原油 月限 NY 原油 月限 20 日から1 月限 NYダウ工業株 30 種平均 日 始値 高値 安値 終値 始値 高値 安値 終値 始値 高値 安値 終値 ドル 円 ユーロ ドル 日経平均株価 日 始値 高値 安値 終値 始値 高値 安値 終値 始値 高値 安値 終値

9 9 * シカゴ大豆は中心限月 1-2 日は 月限 東京一般大豆は シカゴ大豆 日 始値 高値 安値 終値 始値 高値 安値 終値 * シカゴコーンは中心限月 東京とうもろこしは夜間取引を含んだ価格 シカゴ コー 月限 月 東京一般大豆 東京とうもろこ 月 月 日 始値 高値 安値 終値 始値 高値 安値 終値

10 10 マンスリー予定表 ( 経済 商品 12 月 ) 発表内容 現地日付 12 日 ( 水 ) 日本時間 22:30 11 月の米消費者物価指数 13 日 4:00 11 月の米財政収支 石油輸出国機構 (OPEC) 石油市場月報 13 日 ( 木 ) 20:45 欧州中央銀行 (ECB) 定例理事会 21:30 ドラギECB 総裁 定例会見 欧州連合 (EU) 首脳会議 (14 日まで ) 国際エネルギー機関 (IEA) 石油市場月報 14 日 ( 金 ) 8:50 11 月の日銀短観 11:00 11 月の中国小売売上高 ( 前年比 ) 11:00 11 月の中国鉱工業生産 ( 前年比 ) 22:30 11 月の米小売売上高 23:15 11 月の米鉱工業生産指数 23:15 11 月の米設備稼働率 23:45 12 月の米製造業 PMI( 購買担当者景況指数 ) 速報値 欧州連合 (EU) 首脳会議 ( 最終日 ) 17 日 ( 月 ) 18:00 11 月のユーロ圏消費者物価指数 確定値 ( 前年比 ) 22:30 12 月のニューヨーク連銀 製造業景況指数 18 日 0:00 12 月の全米住宅建設業協会 (NAHB) 住宅建設業者信頼感指数 18 日 ( 火 ) 22:30 11 月の米住宅着工件数 米連邦公開市場委員会 (FOMC 19 日まで ) 19 日 ( 水 ) 8:50 10 月の日本貿易統計 20 日 0:00 11 月の米中古住宅販売件数 20 日 4:00 米連邦公開市場委員会 (FOMC) 声明発表 20 日 4:00 米 FOMC 政策金利 経済見通し発表 20 日 4:30 パウエル米 FRB 議長 定例会見 日銀政策委員会 金融政策決定会合 (20 日まで ) 20 日 ( 木 ) 12:00 日銀政策委員会 金融政策決定会合 22:30 12 月のフィラデルフィア連銀 製造業景況指数 21 日 0:00 11 月の米景気先行指数 21 日 ( 金 ) 8:30 11 月の全国消費者物価指数 ( 前年比 生鮮食品除く ) 22:30 今年第 3 四半期の米国内総生産 (GDP) 確定値 22:30 11 月の米個人消費支出 22:30 11 月の米個人所得 22:30 11 月の米個人消費支出 (PCE) 物価指数 ( 前年同月比 ) 22:30 11 月の米耐久財受注 22 日 0:00 12 月の米ミシガン大学消費者信頼感指数 確定値 24 日 ( 月 ) 日本市場休場 ( 天皇誕生日振替休日 ) 25 日 ( 火 ) 米国市場休場 ( クリスマス ) 英国 主要欧州市場休場 ( クリスマス ) 26 日 ( 水 ) 23:00 10 月のS&P/ ケース シラー米住宅価格指数 ( 前月比 ) 27 日 ( 木 ) 28 日 0:00 11 月の米新築住宅販売件数 28 日 0:00 12 月の米消費者信頼感指数 28 日 ( 金 ) 23:45 12 月のシカゴ購買部協会景況指数国内商品 株式市場大納会 31 日 ( 月 ) 10:00 12 月の中国 PMI( 製造業購買担当者景況指数 ) 日本市場休場 ( 大晦日 ) ( 注 ) 上記の予定は予告なく変更される事があります

11 11 重要事項のご説明 本資料は 信頼できると思われる各種データに基づいて作成されていますが 当社はその正確性 信頼性を保証するものではありません また 本資料は情報提供を目的としており 相場見通し等の確実性を保証するものではありません なお 本レポートに記載されている内容の著作権は 原則として 当社およびその他情報提供者に帰属します 著作権法により 当社およびその他情報提供者に無断で転用 複製 再配信 ウェブサイトへ掲載等することはできません ご利用になりたい場合は 後述のお問い合わせ先にご連絡ください 商品先物取引は元本及び利益が保証されるものでなく 取引額が当社必要証拠金に比べて最高でおよそ 40 倍と大きいため 損失の額がお預り証拠金の額を上回るリスクもあります 又 相場変動や日数の経過によって追加預託が必要になる場合もあります お取引を始める前に契約締結前交付書面をよくお読みになり 取引内容を十分ご理解の上 ご自身の判断と責任によりお取引下さい 当社必要証拠金の額は 1 枚当たり最高で 173,000 円 手数料は 1 枚当たり最高で 23,328 円 ( 税込 ) となりますが 相場の変動によって変更される場合もあります 詳しくはその都度お問い合わせ下さい ( 平成 30 年 12 月 3 日現在 ) 当社お客様相談窓口 ( 東京本社 ) ( 平日 8:30~17:00) 日本商品先物取引協会相談センター 当社の企業情報は本 支店及び HP 並びに日本商品先物取引協会の HPでご覧頂けます当社 HPアドレス 日本商品先物取引協会 当資料記載の情報内容およびお取引に関するお問い合わせは お取引店 ( 担当者 ) またはフューチャーズ 24( ) までご一報ください 土 日 祝を除く毎日 24 時間体制でお応えしております 他の当社資料をお求めの場合は フリーダイヤル または HP の資料請求フォーム からお申込みください 加入協会 / 日本商品先物取引協会商品先物取引業者 第一商品株式会社 本社所在地 東京都渋谷区神泉町 9-1 代表電話番号