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1 厚生労働科学研究費補助金 ( 地域医療基盤開発推進研究事業 ) 日常的な医療の質の評価指の準化と公表方法に関する開発研究 (H24- 医療 - 一般 -009) 平成 25 年度総括研究報告書 研究代表者河北博文 平成 26 (2014) 年 3 月

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3 目 次 I. 総括研究報告 日常的な医療の質の評価指の準化と公表方法に関する開発研究 河北博文 1 資料 1. 医療の質指一覧 9 資料 2. 医療の質指ポータルサイト 画面 23 資料 3. 3 月 1 日開催 クォリティ インディケータ フォーラム 資料 31 資料 4. 医療の質に関する web アンケート 結果 89 資料 5. 日常的な医療の質の評価指の準化と公表方法に関する開発研究 班会議議事概要 131

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5 平成 25 年度厚生労働科学研究費補助金 ( 地域医療基盤開発推進研究事業 ) 研究報告書総括研究報告書 日常的な医療の質の評価指の準化と公表方法に関する開発研究 (H24- 医療 - 一般 -009) 研究代表者 河北博文 公益財団法人日本医療機能評価機構副理事長兼専務理事 研究分担者 鈴木邦彦 公益社団法人日本医師会常任理事 福井次矢 聖路加国際病院院長 稲波弘彦 医療法人財団岩井医療財団岩井整形外科 内科病院院長 亀田俊忠 公益財団法人日本医療機能評価機構客員研究主幹 森實敏夫 公益財団法人日本医療機能評価機構客員研究主幹 山口直人 公益財団法人日本医療機能評価機構特命理事 橋本廸生 公益財団法人日本医療機能評価機構執行理事 長谷川友紀 公益財団法人日本医療機能評価機構執行理事 後 信 公益財団法人日本医療機能評価機構執行理事 今中雄一 公益財団法人日本医療機能評価機構執行理事 研究協力者 飯田修平 財団法人東京都医療保健協会練馬総合病院理事長 院長 海辺陽子 NPO 法人がんと共に生きる会元副理事長 尾形逸郎 医療法人財団河北総合病院財団診療の質統括部長 本田麻由美読売新聞東京本社編集局社会保障部記者 安田信彦 公益財団法人日本医療機能評価機構客員研究員 菅原浩幸 公益財団法人日本医療機能評価機構企画部長 横山玲 公益財団法人日本医療機能評価機構企画部国際室長 研究要旨 目的 外部からは見えにくい 医療の質 について 準化された医療の質指を用いて評価 公表されるようになることで 医療の質に関する情報が国民に開示されるだけでなく 医療の質向上に対する医療機関および医療従事者自身の動機付けとなることが期待され 日本全体の医療の質の向上および均てん化に貢献できる 本研究では 前述の目的のため 1. 医療の質に関する指ライブラリの構築 2. 医療の質に関する指の準化 ( 指の定義プールの検討 設定 ) 3. 医療の質の評価 向上に関する取り組みの共有 4. 医療の質評価に関する情報公開のあり方の 4 つのテーマに沿って研究を進めた 対象と方法 H25 年度は 前述の 1. 医療の質に関する指ライブラリの構築および 2. 医療の質に関する指 の準化として 前年度に設計した 医療の質指ライブラリ および指プールのデータ 1

6 を更新し 医療の質指ポータルサイト として公開した また 4. 医療の質評価に関する情報公開のあり方について 患者 家族等一般市民が医療に関する情報をどのように入手し 評価しているのかをインターネットを通じたアンケート調査によって把握した さらに 医療の質に関する情報の公開について患者団体やマスコミ等の立場から講演いただき 今後の情報公開のあり方を検討する目的でクォリティ インディケータ フォーラム ( 以下 QI フォーラム ) を開催し 意見交換を行った 結果と考察 1. 医療の質指ライブラリおよび指プールの構築平成 24 年度に設計 開発した 医療の質指ライブラリ について 平成 25 年度はデータをアップデートし 医療の質指ポータルサイト として公開した ( 疾患名や指の種類 ( 疾患領域 病院全体 等 ) で指を絞り込めるようにし 同種の指の定義を比較しやすいようにしている また 後述の共通指定義プールや医療の質公表団体 公表病院等のリンク集を設け 指を用いた医療の質評価に取り組む医療機関や 医療の質評価に関心のある患者 マスメディア等一般国民が必要な情報にアプローチしやすい環境を整備した 2. 医療の質指の定義プールの設定指の準化については 医療現場での自主的な取り組みを推進することが重要であると再認識された そこで 診療ガイドラインやエビデンスに基づく指の定義をプールして共同で維持 管理 発展できるようにすることとした 平成 25 年度は 平成 24 年度に設定した 共有の指定義プール を前述の 医療の質指ポータルサイト に掲載し 医療関係者 患者 マスコミ等 幅広いユーザに利用いただけるようにした 3. 医療の質の評価 向上に関する取り組みの共有本年度は 医療機関における取り組みの共有については特段の活動は実施しなかった 4. 質の指の公表のあり方について H25 年度には インターネットを通じて患者 家族等一般市民の意見を収集し 医療の質の評価および指の準化と公表に向けた検討の基礎資料とした さらに H25 年度 QI フォーラムでは 患者団体やマスコミの立場から講演いただいた 講演の中では 医療者が想像する患者が望む情報と患者自身が望む情報にギャップがあることや 情報過多のなかで信頼できる情報をどのように判断したらよいかわからない という患者の悩みが課題として提示された また ディスカッションでは かかりつけ医と相談しながら 個々の患者に合った情報を収集できるしくみがあるとよい 他の病院よりも悪い値であったとしても データを公表していない病院より公表している病院のほうが信頼できる 等の意見があった 今後 医療の質に関する情報を一般に公開していく際には 医療者が想像する患者像に沿って医療者が公開方法を判断するのではなく 実際の患者とコミュニケーションしながら 患者が望む情報や医療者が患者に対して有益と思う情報などを 適切なコメントを付記して公開することが重要であることが示唆された 2

7 結論 指ライブラリの公開および QI フォーラムの開催により 病院等において医療の質の評価 向上に取り組んでいる職員をサポートすることができ さらに自律的 積極的な活動を促すことができようになった また 患者やマスメディアを交えて公表のあり方を検討することにより 医療者だけでなく 患者や一般国民にとってもわかりやすく利用しやすいかたちで取り組みの成果を公表するためのポイントを共有することができた 本研究の成果により わが国の医療機関において指を用いた医療の質の評価や継続的な改善の取り組みが進展し また その結果を患者 国民に対してわかりやすく公表することができるようになることが期待される 以上のことから 本研究は わが国の医療の質の向上 均てん化 および医療に対する患者 国民の信頼の確保に大きく寄与するものであるといえる A. 目的平成 22 年度以降 厚労省の病院団体への補助金や厚生科学研究費により 医療の質の指化とその公表が進展した 全国の一般的な医療機関が日常的に医療の質を評価 公表することは 医療を享受する一般国民にとって便益となるだけでなく 医療の質の向上 均てん化につながるものである しかし 医療の質の評価 公表については 情報が十分理解されないまま数値が一人歩きしてしまったり 誤解を生じたりすることが危惧される 本研究では 医療機関が自主的自律的に医療の質を日常的に評価 公表できる基盤を整え 公表された結果を一般国民が正しく利用できる環境を整備することを目的に 診療の質指を準化するだけでなく 診療の質評価に取り組もうとする医療機関が必要な情報を容易に入手できる環境を整えること および医療の質指について有効で有用な公表方法を検討する B. 方法 1. 医療の質指ライブラリの構築初年度である平成 24 年度には 国内の病院団体等が実施している診療の質評価事業で取り扱っている指を収集し 国内の質指を閲 覧 比較できる web サイト 医療の質指ライブラリ を設計した 2 年目となる平成 25 年度は 医療の質指ライブラリ の内容をアップデートするとともに 後述の医療の質指定義プールの内容と併せて 医療の質指ポータルサイト として公開した 同サイトでは 医療の質の評価に関する解説のほか 指を 患者満足度 病院全体の指 疾患別指 に分類して掲載している また 疾患領域別を 神経系 循環器系 消化器系 筋骨格系 呼吸器系 腎 泌尿器 小児 等に分類し がん 感染症 等のキーワードからも検索できるようにした さらに 同サイトには 医療の質指に取り組んでいる病院団体 病院等の web サイトへのリンク集など 包括的な情報を掲載し 医療 / 診療の質評価に関するポータルサイトとなっている 2. 医療の質指の定義プールの設定指の準化については 診療ガイドラインやエビデンスに基づく指の定義をプールして共同で維持 管理 発展できるようにすることとした まず 平成 23 年度厚生労働科学研究補助金 ( 地域医療基盤開発推進研究事業 ) 3

8 の成果を活用して DPC データに基づく質指の定義の集合体である 共有の指定義プール を設定した 平成 25 年度に公開した 医療の質指ポータルサイト では 共通指となる指プールの一覧を PDF で掲載している 3. 質の改善事例の情報交換と促進平成 26 年 3 月 1 日開催した QI フォーラムでは 医療の質に関するデータ公表のあり方について 医療の受け手である患者団体やマスメディアの立場から 医療の質に関するデータを患者が活用するために 患者 市民が望む医療機関のデータ公表のあり方 ~ 周産期医療を例に~ 患者本位の QI 私論 ~ 日経病院調査から見えてきたこと~ 患者目線のがん情報サイト 大阪がんええナビ における情報の提供 活用について 患者にとっての医療情報 がん医療から考える に関する講演をいただき パネルディスカッションを通じて情報を共有した 講演の中では 医療者が想像する患者が望む情報と患者自身が望む情報にギャップがあることや 情報過多のなかで信頼できる情報をどのように判断したらよいかわからない という患者の悩みが課題として提示された また ディスカッションでは かかりつけ医と相談しながら 個々の患者に合った情報を収集できるしくみがあるとよい 他の病院よりも悪い値であったとしても データを公表していない病院より公表している病院のほうが信頼できる 等の意見があった 4. 質の指の公表のあり方について指の公表のあり方に関する検討の一貫として 平成 25 年度には 一般の方々が 医療の質などに関する情報をどのように入手しているのか また どのような情報を重視しているのか ということを把握する目的で インターネット調査会社を利用して web アンケート調査を実施した 対象 : 株式会社マクロミルの登録モニタ 3090 名 ( 年齢 性別で 10 区分に均等割付 ) 調査期間 :2014 年 1 月 16 日 ~18 日調査方法 : インターネットを用いたアンケート調査設問 1: あなたが病気になって病院に行く場合 どのようにして病院を探しますか あてはまるものを 3 つまでお選びください設問 2: あなたが病気になって病院に行く場合 どのような情報 基準で病院を選びますか あてはまるものをそれぞれ 1 つずつお選びください設問 3: クォリティ インディケータ または 医療の質評価指 という言葉を知っていますか設問 4: 医療の質に関する以下のような情報 ( 指 ) が病院の web サイトに公開されていたら病院を選ぶ際の参考になる ( 役に立つ ) と思いますか設問 5: ある病院が 自院の医療の質に関する指の数値を自ら公表することをどのように考えますか設問 6: 医療の質に関する指の数値を複数の病院間で比較している web サイトについてどのように考えますか設問 7: 日本医療機能評価機構という公益財団法人を知っていますか設問 8: あなたは医療関係者ですか設問 9: 入院経験がありますか設問 10: その他 受診前に知っておきたい情報 C. 結果と考察 1. 医療の質指ライブラリの構築初年度に設計 開発した 医療の質指ライブラリ を平成 25 年度に 医療の質指ポータルサイト として公開した 4

9 ( 当該サイトには 医療の質指ライブラリのほか 後述の指定義プールや医療の質指公開病院 病院団体等へのリンク集を掲載している 疾患名や指の種類 ( 疾患領域 病院全体 等 ) で指を絞り込めるようにしたほか 同種の指を比較しやすいしくみとした 指ライブラリの導入により 個々の病院が適切な指を用いて状況を把握し 改善に取り組むことが容易となる 2. 医療の質指の定義プールの設定 DPC データに基づく質指の定義を共有する 指定義プール を設定することにより 病院や病院団体が個々の課題に応じて適切な指を選択し 共通の定義で評価できるしくみを構築した 指定義プールを 医療の質指ポータルサイト に掲載することにより 今後 病院団体等が質評価 ベンチマーキング事業を展開させていく上で 指プールを参考に指の定義を改定していくようになり ひいてはわが国における診療の質評価指の定義が徐々に準化されることが期待される 3. 質の改善事例の情報交換と促進平成 25 年度に開催した QI フォーラムの参加者は定員 100 名に対して 92 名で 9 割以上が病院職員 ( 参加者全体の 7 割が診療情報管理士を含めた事務職 ) であった 患者会からの発表では 自治体や病院が公表しているデータに患者がアクセスしにくいこと 検索などのユーザビリティが低いことなどが指摘された 参加者のアンケート (N=74 回収率 80.4%) では 参加理由として 診療の質指の公表方法に関する全体的な状況を把握したかったから とした回答が 61% であり フォーラムの内容が 大変参考になった 参考になった と いう回答が 86% であった 大変参考になった 参考になった とした理由として 情報を発信する側と受信する側で求めることが異なっていることを考えさせられた 患者 メディアが何を知りたいのかわかった 指の示し方が明確になった 公表方法を見直すきっかけとなった という記載が多かった また フォーラムを受けて 質指の公表に関してどのように感じたか という問い ( 自由記載 ) には 患者の視点を忘れてはならないと感じた 患者の立場になって公表すべきと思った 患者の視点でも検討すべきであることを改めて認識した 医療者と市民側が共存関係で使用できる公表方法が必要 患者目線でわかりやすいものは 医療分野で働いているもののみでは作れない 等の回答があった 指を用いた医療の質評価の目的は 第一義的には病院や医療の質向上の取り組みを 見える化 し 継続的な改善を進めていくことだが 医療の質向上のための改善活動の目的は 当然ながら より安心 安全で質の高い医療を患者に対して提供できる環境 体制を整えることである 改善活動の結果を医療者だけが理解していればよいわけではなく 自らの取り組みの成果を患者や一般市民に対してわかりやすく伝えていくことも医療界の大きな使命であるといえよう 医療機関の取り組みの成果を患者 国民に伝えるために必要な工夫や意識について 患者 国民の視点を医療者に伝えることのできる重要な場となった 特に 患者 市民の視点を医療者が推測してデータを作成 公開するのではなく 患者 市民と協働して公開していくことについても 個別病院では難しいかもしれないが 病院団体などで情報を公開する際には ぜひ検討されるべきである 4. 質の指の公表のあり方について平成 25 年度には 医療の質に関するアン 5

10 ケート としてインターネット調査会社を利用して web アンケート調査を実施した 本アンケート回答者 3090 名のうち 自身が医療専門職である または医療機関に勤務している 勤務経験がある とした回答者 ( 以下 医療関係者 ) は 186 名 6% であった 医療関係者は女性に多く 特に 30 代女性では 12.0% が医療関係者であった また 入院経験の有無を複数回答で聞いたところ 自身が 1 週間以上入院した経験がある が 35.5% 入院経験がない は 38.9% であった 病院にいく場合 どのようにして病院を探しますか に対しては 家族 友人 知人からの情報 インターネットの検索サイト かかりつけの医療機関に相談する が上位 3 項目となった この 3 項目の順位は 女性では全体の結果と同じく 家族 友人 知人からの情報 インターネットの検索サイト かかりつけの医療機関に相談する の順であったが 男性では かかりつけの医療機関に相談する 家族 友人 知人からの情報 インターネットの検索サイト の順となった また インターネットの検索サイト かかりつけの医療機関に相談する は年代による差が大きいことが示された どのような基準で病院を選びますか に対しては 希望する診療科がある 自宅または職場 学校から近い 専門性が高い の順に とても重視する 重視する という回答が多かった 逆に とても重視する 重視する とした回答者が少なかった項目は 駐車場が広い 規模が大きい 駅から近い であった クォリティ インディケータ という言葉の認知度については 全体で 84.7% 医療関係者でも 68.3% が 知らない 初めて聞いた という回答であった 病院団体を中心に 指を用いた質評価 改善の取り組みが広がりつつある一方で 全体にはまだ広がっていない状況が明らかとなった 医療の質に関する指が病院を選ぶ際の参考になるか という問いに対しては 患者満足度調査の結果 その病院で手術を受けた自分と同じ病気の患者さんの数 その病院にかかった自分と同じ病気の患者さんの数 が とても参考になる 参考になる という回答が多かった また ある病院が 自院の医療の質に関する指の数値を自ら公表すること について複数回答で尋ねたところ 自分の病気に関する数値を見てみたい どの病院も数値を公表すべきだと思う という回答がそれぞれ 51% 40.6% であった一方で そのような数値を見たことがない という回答も 46.5% となった 実際には数値を見たことはなくても 見てみたいという方が多いという状況がうかがえる 同様に 医療の質に関する指の数値を複数の病院間で比較している web サイト についても そのようなサイトを見たことがない が 54.5% 自分の病気に関する数値を見てみたい が 41.6% という結果であった この二つの設問では その他 として自由記載欄を設けたところ どちらの設問でも 公表される値の信頼性を疑問視する意見が多く寄せられた インターネットの調査会社に登録している回答者ということで 母集団に偏りがある可能性も否定できないが 医療機関が自らの質を評価し その結果を公表する取り組みを通じて 透明性を高め 結果的に医療に対する国民からの信頼性を高めるということが求められていることがうかがえる結果となった 一方 公益財団法人日本医療機能評価機構の認知度について尋ねたところ 医療関係者では 43.1% 全体では 13.5% の方が 事業の内容を知っている 名前を聞いたことがある という結果であった 最後に 任意の自由記載として その他 受診前に知りたい医療の質 情報 について聞いたところ 評判 口コミ 満足度 医師のス 6

11 キル 専門性 待ち時間 混雑情報 などと並んで 費用や支払い方法 診療時間 実績といった回答が多かった また そもそも何科を受診したらよいかわからない どのような場合にどの診療科を受診したらよいか教えてもらえるとよい などの回答もあった 設問 5 および 6 の結果から 医療の質に関する指を公表したり比較したりしているページを見たことはないが 自分の病気に関する数値を見てみたい という要望があることがうかがえた また 設問 5 自院で公表することについて と比較して設問 6 病院間で比較することについて で全般的に点数が低かった 患者や一般市民は 病院を比較して選択するためにデータを見るというより 自分がかかっている病院の結果 成績を知りたがっているためではないか 一方 設問 5~6 の自由記載欄や設問 10 の回答では 数値の信憑性 / 信頼性を疑問視する意見や 口コミや評判を重視するという意見が目立った 病院が 自らの医療の質や内容に関する透明性を高め 公表に努めることにより 患者さん 一般の方からの信頼を得られる可能性が今回の結果からも示唆された 指を用いた診療の質評価結果が一般に広く公開され 患者 家族 マスメディア等 一般国民がそれらのデータを日常的に利用するようになった場合 指の定義が統一されていないことは 公開されたデータを活用する上で大きな支障となる その結果 指を用いた診療の質評価結果の公表を進めていくことにより 定義の準化に関するデータを利用する側からの要望が大きくなれば 病院や病院団体に対する圧力となり 指の準化が促進されることが期待される D. 結論指を用いた医療の質評価は 医療機関間ま たは医療者間の競争やランキングを目的としたものではなく 医療機関および医療者自らの行為の質を確認し さらに改善するための手段の一つである また 医療の質の確認 改善の目的は 患者に対してよりよい医療を提供することにある すなわち 医療の質の評価と改善は 本来 すべての医療機関および医療者が取り組むべき課題であると言える 本研究で作成 公開した 医療の質指ポータルサイト では 指を用いた医療の質評価に先行して取り組んでいる病院団体等の指の定義を掲載している 指を用いた医療の質評価に取り組もうとする病院では ポータルサイトを通じて指を比較 選択することで 自院の状況に即した指を用いて医療の質を評価 改善していくことが容易になった また QI フォーラムにおいて患者やマスメディアを交えて公表のあり方を検討したことにより 患者やマスメディアの望む情報と医療者が提供している情報にギャップがあることが明らかとなった 単に言葉を言い換えたり用語の説明を付記することにとどまらず 患者 という一様ではないグループに対して どのような情報をどのように提供していくのか 公表方法の検討の面で様々な示唆を得られる貴重な機会となった 一方で 医療の質に関する web アンケートの結果からは 医療の質に関する一般の興味 関心は高いものの 指を用いたデータに基づいて医療機関を選択するというよりは 自らがかかっている医療機関の質を確認したいという要望が多いという状況が示唆される結果となった また 医療の質に関する指という概念が医療関係者のなかにもまだ十分に浸透していない現状が明らかとなった 今後 指を用いた医療の質の評価や公表がさらに一般的になっていくためには 先行する取り組みをわかりやすく開示することに加え 医療機関が質の評価 公表に取り組む上での課 7

12 題を解消できる環境を整備すること ( たとえば DPC データ以外のデータに基づく指の定義や 電子カルテシステムと連動して指を算出する仕組みの開発など ) が必要となると考えられる また 患者やマスメディアを交えて公表のあり方を検討することにより 医療者だけでなく 患者や一般国民にとってもわかりやすく利用しやすいかたちで取り組みの成果を公表できるようになる 医療の質に関する情報の公開は 患者やマスメディア等 医療を受ける側に対する医療提供者側の取り組みのアピールとなるため 医療の質の向上 均てん化だけでなく 患者 一般国民からの医療機関に対する信頼を向上させることにつながる 以上のことから 本研究は わが国の医療の質の向上 均てん化 および医療に対する患者 国民の信頼の確保に大きく寄与するものであると言える F. 健康危険情報 なし G. 研究発表 1. 論文発表なし 2. 学会発表なし H. 知的財産権の出願 登録状況 w なし ( 資料 ) 資料 1. 医療の質指一覧資料 2. 医療の質指ポータルサイト 画面資料 3. 平成 26 年 3 月 1 日開催 クォリティ インディケータ フォーラム 資料資料 4. 医療の質に関するアンケート 結果概要資料 5. 日常的な医療の質の評価指の準化と公表方法に関する開発研究 班会議議事概要 8

13 資料 1. 医療の質指一覧 9

14 10

15 参照元 l 実施主体 制定年 最 新 版 指分類 2 l No 指名 分母 分子 指分類 1 疾患領域分類 1 疾患領域 分類 2 outcome 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 患者満足度の指 l 分母の対象患者における得点範囲 1~5 点 (5. 大変満足 4. やや満足 3. どちらでもない 2. やや不満 1. 大変 1 入院患者の満足度各対象病院における 1 ヶ月間の退院患者数のうち有効回答患者数 ( 患者家族による回答を含む ) 不満 ) を合計した点数 2 外来患者の満足度 各対象病院における任意の 1 日間の外来患者数のうち 分母の対象患者における得点範囲 1~5 点 (5. 大変満 患者満足度の指 outcome 済生会 2011 年度 1 有効回答患者数 足 4. やや満足 3. どちらでもない 2. やや不満 1. 大変 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 不満 ) を合計した点数 3 公費負担医療患者の割合 退院患者数 分母のうち 公費医療が適用された患者数 病院全体の指 structure 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 4 高齢者における褥瘡対策の実施率 入院時に褥瘡あるいは褥瘡の危険因子がある 75 歳以 分母のうち 褥瘡患者管理加算 あるいは 褥瘡ハイリ 病院全体の指 process 済生会 2011 年度 1 上 ( 入院時 ) の退院患者数 スク患者ケア加算 が算定された患者数 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 5 高齢者における褥瘡の院内発生率 入院時に褥瘡あるいは褥瘡発生リスクがある 75 歳以 分母のうち 褥瘡対策に関する治療計画書において 病院全体の指 outcome 済生会 2011 年度 1 上 ( 入院時 ) の在院患者延べ数 ( 当該高齢患者数に当該 NPUAP 分類にて StageⅡ 以上 もしくは DESIGN 評価表 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 高齢患者の総在院日数を乗じたもの ) で D2 以上と判定された院内の新規発生の褥瘡を有す る患者数 (DU= 測定不能は含まない ) 6 手術が施行された患者における肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 中 以上の手術 分母のうち 肺血栓塞栓症予防管理料 ( 弾性ストッキン 病院全体の指 process 済生会 2011 年度 1 を施行した退院患者数 ( リスクレベルが 中 以上の手 グまたは間歇的空気圧迫装置を用いた計画的な医学 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 術は 肺血栓塞栓症 / 深部静脈血栓症 ( 静脈血栓塞栓 管理 ) が算定されている あるいは抗凝固薬 ( 低分子量 症 ) の予防ガイドライン に準じて抽出 ) ヘパリン 低用量未分画ヘパリン 合成 Xa 阻害剤 用 量調節ワルファリン ) が処方された患者数 7 手術が施行された患者における肺血栓塞栓症の院内発生率 肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 中 以上の手術 分母のうち 入院後発症疾患名に 肺塞栓症 が記載さ 病院全体の指 outcome 済生会 2011 年度 1 を施行した退院患者数 ( リスクレベルが 中 以上の手 れている患者数 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 術は 肺血栓塞栓症 / 深部静脈血栓症 ( 静脈血栓塞栓 症 ) の予防ガイドライン に準じて抽出 ) 8 術後の大腿骨頸部 / 転子部骨折の発生率 手術が施行された退院患者の術後在院日数の総計 分母のうち 入院後発症疾患名に 大腿骨転子部骨折 病院全体の指 outcome 済生会 2011 年度 1 ( 術後在院患者延べ数 ) あるいは 大腿骨頸部骨折 が記載され 入院中の 2 回 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 目以降の手術が下記のいずれかを含む場合の患者 数 1. 大腿骨頭回転骨切り術 2. 大腿骨近位部 ( 転子 間を含む ) 骨切り術 3. 人工骨頭挿入術のいずれかが 施行された患者数 9 手術難易度分類別の患者割合 主要診断群別の手術有りの退院患者数 分母のうち 手術難易度分類別の患者数 病院全体の指 structure 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 神経系疾患 process 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 疾患領域別の指 l 分母のうち 入院後 3 日以内にリハビリが開始された患者数 医療資源を最も投入した傷病名が 脳梗塞 (I63) で 入院時の脳梗塞の発症時期が急性期 ( 発症 4 日以内 ) であった退院患者のうち 脳血管疾患等リハビリテーショ 10 急性脳梗塞患者に対する入院後 3 日以内の早期リハビリテーション開始率 l 神経系疾患 process 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 疾患領域別の指 分母のうち 入院当日 翌日に CT 撮影 あるいは MRI 撮影 が算定された患者数 神経系疾患 outcome 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm l l l l l l l l 分母のうち 退院時転帰が 死亡 の患者数疾患領域別の指 l 循環器系疾患 process 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 疾患領域別の指 分母のうち 退院時処方でアスピリンあるいは硫酸クロピドグレルが処方された患者数 11 ン料 が算定された患者数 11 急性脳梗塞患者に対する入院後 3 日以内の頭部 CT もしくは MRI の施行医療資源を最も投入した傷病名が 脳梗塞 (I63) で 入率院時の脳梗塞の発症時期が急性期 ( 発症 4 日以内 ) であった退院患者数 12 急性脳梗塞患者における入院死亡率医療資源を最も投入した傷病名が 脳梗塞 (I63) で 入院時の脳梗塞の発症時期が急性期 ( 発症 4 日以内 ) であった JCS1 桁の退院患者数 13 急性心筋梗塞患者における退院時アスピリンあるいは硫酸クロピドグレ 急性心筋梗塞 再発性心筋梗塞 (DPC コード : ル処方率 ) の退院患者数 循環器系疾患 outcome 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 分母のうち 退院時転帰が 死亡 の患者数疾患領域別の指 14 PCI を施行した救急車搬送患者の入院死亡率救急車 ( 病院救急車含む ) で搬送され 医療資源を最も投入した傷病名が 不安定狭心症 急性心筋梗塞 再発性心筋梗塞 その他の急性虚血性心疾患 のいずれかで PCI( 経皮的冠動脈インターベンション - 経皮的冠動脈形成術 経皮的冠動脈粥腫切除術 アテレクトミー 経皮的冠動脈ステント術 ) を入院当日あるいは翌日に施行した退院患者数 process 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 消化器系疾患 肝臓 胆道 膵臓疾 疾患領域別の指 分母のうち 内視鏡的消化管止血術 が算定された患者数 15 出血性胃 十二指腸潰瘍に対する内視鏡的治療 ( 止血術 ) の施行率医療資源を最も投入した傷病名が 胃潰瘍 あるいは 十二指腸潰瘍 で 急性 出血を伴うもの に該当する退院患者数 患 筋骨格系疾患 process 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 疾患領域別の指 分母のうち 術後 3 日以内に 運動器リハビリテーション料 が算定された患者数 筋骨格系疾患 process 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 産科 婦人科系疾 がん process 済生会 2011 年度 1 患 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 疾患領域別の指疾患領域別の指 分母のうち 抗菌薬が予防的に投与され手術当日から数えて 3 日以内および 7 日以内に中止された患者数分母のうち 乳房温存手術として 乳腺悪性腫瘍摘出術 の 乳房部分切除術 ( 腋窩部郭清を伴わないもの ) あるいは 乳房部分切除術 ( 腋窩部郭清を伴うもの ) が行われた患者数分母のうち K6532 内視鏡的粘膜下層剥離術 (ESD) が施行された患者数 16 人工膝関節置換手術後 3 日以内の早期リハビリテーション開始率 人工関節全置換術が施行された (DPC コード : xx010xxx) の退院患者数 ( 両側 片側それぞれ 算定する ) 17 人工関節置換術等の手術部位感染予防のための抗菌薬の 3 日以内の 人工関節置換術 人工関節再置換術 人工骨頭挿 中止率 入術 のいずれかが施行された退院患者数 18 乳がんの患者に対する乳房温存手術の施行率 乳がんのステージ Ⅰ(TNM 分類 : T1: 大きさ 2cm 以 下 N0: 領域リンパ節転移なし ) で 乳房切除術 あるいは 乳腺悪性腫瘍手術 が施行された退院患者数 がん process 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 消化器系疾患 肝臓 胆道 膵臓疾 疾患領域別の指 19 胃がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術 (ESD) の施行率胃がん ( ステージ ⅠA) で胃がん手術が施行された退院患者数 がん structure 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 20 がんのステージ別入院患者の割合 がんの疾患別退院患者数 分母のうち がんのステージ別患者数 疾患領域別の指

16 参照元 実施主体 制定年 最 新 版 指分類 2 No 指名 分母 分子 指分類 1 疾患領域分類 1 疾患領域 分類 2 がん process 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 分母のうち 緩和ケア診療加算 が算定された患者数疾患領域別の指 21 がん患者に対する緩和ケアの施行割合医療資源を最も投入した傷病名が がん であり 医療資源を 2 番目に投入した傷病名 主傷病名 入院の契機となった傷病名 入院時併在症名のいずれかに以下の記載がある患者 頭痛 倦怠感 呼吸困難等の身体的症状または不安 抑うつなどの精神症状 神経系疾患 process 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 疾患領域別の指 分母のうち 地域連携診療計画管理料 が算定された患者数 22 脳卒中地域連携パスの使用率医療資源を最も投入した傷病名が脳卒中 ( 急性発症ま たは急性増悪した脳梗塞 脳出血またはくも膜下出血 ) に該当する退院患者数 筋骨格系疾患 process 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 疾患領域別の指 分母のうち 地域連携診療計画管理料 が算定された患者数 23 大腿骨頸部骨折連携パスの使用率医療資源を最も投入した傷病名が大腿骨頸部骨折 ( 大 腿骨頸部骨折骨接合術 大腿骨頸部骨折人工骨頭置換術等を実施している場合に限る ) に該当する退院患 24 急性期病棟における退院調整の実施率 65 歳以上の退院患者数 分母のうち 急性期病棟等退院調整加算 1 または 急 病院全体の指 process 済生会 2011 年度 1 性期病棟等退院調整加算 2 が算定された患者数 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 25 救急搬送患者における連携先への転院率 救急搬送により入院した退院患者数 分母のうち 救急搬送患者地域連携紹介加算 が算定 病院全体の指 process 済生会 2011 年度 1 された患者数 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 26 退院時共同指導の実施率 退院患者数 分母のうち 退院時共同指導 2 が算定された患者数 病院全体の指 process 済生会 2011 年度 1 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 27 介護支援連携指導の実施率 退院患者数 (65 歳以上 ) 分母のうち 介護支援連携指導料 が算定された患者 病院全体の指 process 済生会 2011 年度 1 数 kai_wdm/h/work/shihyou.htm 28 回復期リハビリテーション病棟退院患者の在宅復帰率 回復期リハビリテーション病棟の退院患者数 在宅には 分母のうち 退院先が在宅の患者数 病院全体の指 process 済生会 2011 年度 1 居宅および施設 ( 老健除く ) を含む kai_wdm/h/work/shihyou.htm 2011 年度 1 outcome 慢性期医療学会 29 患者満足度 退院時の患者満足度調査に回答した患者数 この病院に満足している と回答した患者数 患者満足度の指 2011 年度 入院時の医療区分の 3 か月後の改善率 3 か月前に入院した患者数 入院時の医療区分が 3 か月後に改善した患者数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 2011 年度 1 l 3 か月前に入院した患者数 入院時の ADL が 3 か月後に改善した患者数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 31 入院時の ADL( 障害高齢者の日常生活自立度判定基準 ) の 3 か月後の改善率 2011 年度 入院時の ADL 区分の 3 か月後の改善率 3 か月前に入院した患者数 入院時の ADL 区分が 3 か月後に改善した患者数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 2011 年度 1 l 33 入院時の要介護度の 3 か月後の改善率 3 か月前に入院した患者数 入院時の要介護度が 3 か月後に改善した患者数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 2011 年度 入院時の FIM の 3 か月後の改善率 3 か月に入院した患者数 入院時の FIM が 3 か月後に改善した患者数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 2011 年度 入院時の BI の 3 か月後の改善率 3 か月前に入院した患者数 入院時の BI が 3 か月後に改善した患者数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 l 年度 肺炎の新規発生率 1 か月の 1 日の平均入院患者数 1 か月の肺炎新規発生患者数 病院全体の指 感染症 outcome 慢性期医療学 会 2011 年度 肺炎の治癒率 1 か月の間に肺炎の治療を実施した患者数 1 か月の間に肺炎の治癒が確認された患者数 病院全体の指 感染症 outcome 慢性期医療学 会 2011 年度 尿路感染症の新規発生率 月末日の入院患者数 1 か月の尿路感染症の新規発生患者数 病院全体の指 感染症 outcome 慢性期医療学 会 2011 年度 尿路感染症の治癒率 1 か月の間に尿路感染症の治療を実施した患者数 1 か月の間に尿路感染症の治癒が確認された患者数 病院全体の指 感染症 outcome 慢性期医療学 会 2011 年度 入院時 尿道カテーテルが留置されている患者の 1 か月後の抜去率 入院時 尿道カテーテルが留置されていた患者数 30 日後に尿道カテーテルが抜去されている患者数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 2011 年度 か月の日数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 41 内服薬定期処方の見直しの平均頻度 ( 日 ) (1 か月間の内服定期薬処方箋枚数 / 内服定期薬投与患者数 ) 2011 年度 注射薬処方の見直しの平均頻度 ( 日 ) (1 週間の注射薬処方箋枚数 / 注射薬投与患者数 ) 1 週間の日数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 2011 年度 1 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 43 検査未実施率 月末日の入院患者数 1 か月の間に血液検査 尿検査 X-P 等のいずれも施 行されなかった患者数 2011 年度 起炎菌検索と細菌培養感受性検査の実施率 新規に罹患した感染症数 起炎菌検索と細菌培養感受性検査の実施件数 病院全体の指 感染症 outcome 慢性期医療学 会 2011 年度 1 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 45 低栄養の改善率 起点日のアルブミン値が 3.0mg/dl 未満の患者数 2 か月以内にアルブミン値が 3.0mg/dl 未満から 3.0mg/dl 以上になった患者数 2011 年度 1 経管栄養患者数 1 か月以内に少しでも経口摂取可能となった患者数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 46 経管栄養 ( 中心静脈栄養 胃ろう 経鼻 ) から経口摂取可能になった患者率 (1 か月以内 ) 2011 年度 1 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 47 転倒 転落などによる重症事故の発生率 転倒または転落の 1 か月間の患者数 転倒または転落などによる重症事故の 1 か月間の患者 数 2011 年度 抑制が行われている患者の比率 月末日の入院患者数 1 か月の間に 1 日でも抑制が行われた患者数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 2011 年度 褥瘡患者の持込みの比率 褥瘡のある全患者数 持込み褥瘡の患者数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 2011 年度 年度 褥瘡の治癒率 褥瘡のある全患者数 褥瘡が治癒した患者数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 51 リハビリテーション提供率 (1 人 1 月あたり実施日数 ) 1 か月の 1 日あたり平均入院患者数 1 か月の実施対象者における個別療法実施延べ日数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会

17 参照元 実施主体 制定年 最 新 版 指分類 2 No 指名 分母 分子 指分類 1 疾患領域分類 1 疾患領域 分類 年度 リハビリテーション提供時間 (1 人 1 日あたり単位数 ) 1 か月の入院患者延べ数 1 か月の実施総単位数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 2011 年度 急性期病院からの新規入院患者紹介率 新規入院患者数 急性期病院からの紹介入院患者数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 2011 年度 在宅系からの新規入院患者紹介率 新規入院患者数 在宅および居住系施設からの新規入院患者数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 2011 年度 在宅復帰率 全退院患者数 ( 死亡退院を除く ) 在宅退院患者数 病院全体の指 outcome 慢性期医療学 会 56 患者満足度 ( 外来患者 ) 患者満足度調査に回答した外来患者数 この病院での診療に満足している と回答した外来患 患者満足度の指 outcome 日本病院会 2012 年度 1 者数.h 57 患者満足度 ( 入院患者 ) 患者満足度調査に回答した入院患者数 この病院での診療に満足している と回答した入院患 患者満足度の指 outcome 日本病院会 2012 年度 1 者数.h 58 死亡退院患者率 退院患者数 死亡退院患者数 病院全体の指 outcome 日本病院会 2012 年度 入院患者の転倒 転落発生率 入院延べ患者数 医療安全管理室へインシデント アクシデントレポートが 病院全体の指 outcome 日本病院会 2012 年度 1 提出された転倒 転落件数.h 60 入院患者の転倒 転落による損傷発生率 入院延べ患者数 医療安全管理室へインシデント アクシデントレポートが 病院全体の指 outcome 日本病院会 2012 年度 1 提出された転倒 転落件数のうち損傷レベル 4 以上の転.h 倒 転落件数 病院全体の指 outcome 日本病院会 2012 年度 褥瘡発生率 入院延べ患者数 調査期間における分母対象患者のうち d2 以上の褥瘡 の院内新規発生患者数 62 手術開始前 1 時間以内の予防的抗菌薬投与率 入院手術を受けた退院患者数 手術開始前 1 時間以内に予防的抗菌薬が投与開始され 病院全体の指 感染症 process 日本病院会 2012 年度 1 た退院患者数.h 63 糖尿病患者の血糖コントロール HbA1c(NGSP)<7.0% 糖尿病の薬物治療を施行されている外来患者数 HbA1c(NGSP) の最終値が 7.0% 未満の外来患者数 疾患領域別の指 内分泌 栄養 代 outcome 日本病院会 2012 年度 1 謝に関する疾患.h 64 手術ありの患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 ( リスクレベルが中 肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 中 以上の手術 分母のうち 肺血栓塞栓症の予防対策 ( 弾性ストッキン 病院全体の指 process 日本病院会 2012 年度 1 リスク以上 ) を施行した退院患者数 グの着用 間歇的空気圧迫装置の利用 抗凝固療法の.h いずれか または 2 つ以上 ) が実施された患者数 65 手術ありの患者の肺血栓塞栓症の発生率 ( リスクレベルが中リスク以上 ) 肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 中 以上の手術 分母のうち 肺血栓塞栓症を発症した患者数 病院全体の指 outcome 日本病院会 2012 年度 1 を施行した退院患者数.h 66 急性心筋梗塞患者に対する退院時アスピリンあるいは硫酸クロピドグレ 急性心筋梗塞あるいは再発性心筋梗塞の退院患者数分母のうち 退院時処方でアスピリンあるいは硫酸クロ 疾患領域別の指 循環器系疾患 process 日本病院会 2012 年度 1 ル処方率 ピドグレルが処方された患者数.h 67 退院後 6 週間以内の救急医療入院率 退院患者数 退院後 6 週間以内の救急入院患者数 病院全体の指 outcome 日本病院会 2012 年度 紹介率 ( 療養病床 ) 初診患者数 紹介患者数 病院全体の指 structure 日本病院会 2012 年度 逆紹介率 ( 療養病床 ) 初診患者数 逆紹介患者数 病院全体の指 structure 日本病院会 2012 年度 病院全体の指 outcome 日本病院会 2012 年度 1 病院全体の指 outcome 日本病院会 2012 年度 入院患者の転倒 転落発生率 ( 療養病床 ) 療養病床入院延べ患者数 分母のうち 医療安全管理室へインシデント アクシデン トレポートが提出された入院中の転倒 転落件数 71 入院患者の転倒 転落による損傷発生率 ( 療養病床 ) 療養病床入院延べ患者数分母のうち 医療安全管理室へインシデント アクシデン トレポートが提出された転倒 転落件数のうちレベル 4 以上の転倒 転落件数 72 身体抑制率 ( 療養病床 ) 療養病床入院延べ患者日数 (patient days) 分母のうち ( 物理的 ) 身体抑制を実施した延べ患者日 病院全体の指 process 日本病院会 2012 年度 1 数 (device days).h 73 在宅復帰率 ( 療養病床 ) 療養病床退院患者数 ( 死亡退院を除く ) 分母のうち 在宅退院患者数 病院全体の指 outcome 日本病院会 2012 年度 褥瘡発生率 ( 療養病床 ) 療養病床入院延べ患者数 調査期間における分母対象患者のうち d2 以上の褥瘡 病院全体の指 outcome 日本病院会 2012 年度 1 の院内新規発生患者数.h 75 膀胱留置カテーテル挿入率 ( 療養病床 ) 療養病床入院延べ患者日数 (patient days) 分母のうち 膀胱留置カテーテル挿入延べ日数 病院全体の指 process 日本病院会 2012 年度 1 (devicedays).h 76 紹介率 ( 精神病床 ) 初診患者数 紹介患者数 病院全体の指 structure 日本病院会 2012 年度 逆紹介率 ( 精神病床 ) 初診患者数 逆紹介患者数 病院全体の指 structure 日本病院会 2012 年度 入院患者の転倒 転落発生率 ( 精神病床 ) 精神病床入院延べ患者数 分母のうち 医療安全管理室へインシデント アクシデン 疾患領域別の指 精神疾患 outcome 日本病院会 2012 年度 1 トレポートが提出された入院中の転倒 転落件数.h 79 入院患者の転倒 転落による損傷発生率 ( 精神病床 ) 精神病床入院延べ患者数 分母のうち 医療安全管理室へインシデント アクシデン 疾患領域別の指 精神疾患 outcome 日本病院会 2012 年度 1 トレポートが提出された転倒 転落件数のうちレベル 4 以.h 上の転倒 転落件数 80 身体抑制率 ( 精神病床 ) 精神病床入院延べ患者日数 (patient days) 分母のうち ( 物理的 ) 身体抑制を実施した延べ患者日 疾患領域別の指 精神疾患 process 日本病院会 2012 年度 1 数 (device days).h 81 在宅復帰率 ( 精神病床 ) 精神病床退院患者数 ( 死亡退院を除く ) 分母のうち 在宅退院患者数 疾患領域別の指 精神疾患 outcome 日本病院会 2012 年度 褥瘡発生率 ( 精神病床 ) 精神病床入院延べ患者数 調査期間における分母対象患者のうち d2 以上の褥瘡 疾患領域別の指 精神疾患 outcome 日本病院会 2012 年度 1 の院内新規発生患者数.h 83 膀胱留置カテーテル挿入率 ( 精神病床 ) 精神病床入院延べ患者日数 (patient days) 分母のうち 膀胱留置カテーテル挿入延べ日数 疾患領域別の指 精神疾患 process 日本病院会 2012 年度 1 (devicedays).h

18 参照元 実施主体 制定年 最 新 版 指分類 2 No 指名 分母 分子 指分類 1 疾患領域分類 1 疾患領域 分類 年度 1 yhealthcare/ 病院全体の指 outcome 全日本病院協 会 84 平均在院日数 期間中に退院した患者の人数 ( 疾患別 別 ) 期間中に退院した患者の在院日数の合計 ( 疾患別 別 ) 2012 年度 1 yhealthcare/ 2012 年度 1 yhealthcare/ 2012 年度 1 yhealthcare/ 2012 年度 1 yhealthcare/ 2012 年度 1 yhealthcare/ 2012 年度 1 yhealthcare/ 2012 年度 1 yhealthcare/ 85 死亡率 期間中に退院した患者の人数 ( 疾患別 別 ) 期間中に死亡した患者の人数 ( 疾患別 別 ) 病院全体の指 outcome 全日本病院協 会 病院全体の指 outcome 全日本病院協 会 86 予定しない再入院率 期間中に退院した患者の人数 ( 疾患別 別 ) 期間中に退院した患者のうち予定しない再入院であっ た患者の人数 ( 疾患別 別 ) 2012 年度 1 yhealthcare/ 2012 年度 1 yhealthcare/ 2012 年度 1 yhealthcare/ 筋骨格系疾患 process 全日本病院協 会 87 医療費 /1 入院費用 ( 円 ) 期間中に退院した症例数 ( 疾患別 別 ) 期間中に退院した症例の入院医療費の合計 ( 疾患別 病院全体の指 outcome 全日本病院協 別 ) 会 88 医療費 /1 日単価 ( 円 ) 期間中に退院した症例の在院日数の合計 ( 疾患別 期間中に退院した症例の入院医療費の合計 ( 疾患別 病院全体の指 outcome 全日本病院協 別 ) 別 ) 会 89 肺炎に対する抗生物質使用 医療資源を最も投入した傷病名が肺炎に該当する退 入院当日に抗生物質の投与を受けた症例数 ( 重症度 疾患領域別の指 呼吸器系疾患 感染症 process 全日本病院協 院症例数 ( 重症度別 ) 別 ) 会 90 手術が施行された患者における肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 全身麻酔かつ肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 肺血栓塞栓症予防管理料が算定された症例数 病院全体の指 process 全日本病院協 中 以上の手術を施行した退院症例数 会 91 手術が施行された患者における肺血栓塞栓症の発生率 全身麻酔かつ肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 入院後発症疾患名が肺血栓塞栓症の症例数 病院全体の指 outcome 全日本病院協 中 以上の手術を施行した退院症例数 ( 肺血栓塞栓症 会 予防管理料の算定有無別 ) 92 急性心筋梗塞における主要手術 治療実施率 医療資源を最も投入した傷病名が急性心筋梗塞に該 主要な手術及び治療を受けた症例数 ( 別 ) 疾患領域別の指 循環器系疾患 process 全日本病院協 当する退院症例数 ( 別 ) 会 93 脳卒中地域連携バスの使用率 医療資源を最も投入した傷病名が脳卒中 ( 急性発症ま 地域連携診療計画管理料 が算定された症例数 疾患領域別の指 神経系疾患 process 全日本病院協 たは急性増悪した脳梗塞 脳出血またはくも膜下出血 ) 会 に該当する退院症例数 94 大腿骨地域連携バスの使用率 医療資源を最も投入した傷病名が大腿骨頸部骨折 ( 大 地域連携診療計画管理料 が算定された症例数疾患領域別の指 腿骨頸部骨折骨接合術 大腿骨頸部骨折人工骨頭置換術等を実施している場合に限る ) に該当する退院症 退院調整加算 ( 一般病棟入院基本料等 ) が算定された 病院全体の指 process 全日本病院協 2012 年度 1 症例数 会 yhealthcare/ 救急搬送患者地域連携紹介加算 が算定された症例 病院全体の指 process 全日本病院協 2012 年度 1 数 会 yhealthcare/ 分母のうち 褥瘡対策が実施された患者数 病院全体の指 process 国立病院機構 2011 年度 1 分母のうち 褥瘡対策が実施された患者数 病院全体の指 process 国立病院機構 2011 年度 1 分母のうち 院内の新規発生の褥瘡を有する患者数 病院全体の指 outcome 国立病院機構 2011 年度 1 分母のうち 肺血栓塞栓症の予防対策 ( 弾性ストッキン 病院全体の指 process 国立病院機構 2011 年度 1 グの着用 間歇的空気圧迫装置の利用 抗凝固療法の いずれか または 2 つ以上 ) が実施された患者数 95 急性期病棟における退院調整の実施率 65 歳以上の退院症例数 ( 退院時転帰が死亡であった症例を除く ) 96 救急搬送患者における連携先への転院率救急搬送により入院した退院症例数 ( 退院時転帰が死亡であった症例を除く ) 97 高齢患者 (75 歳以上 ) における褥瘡対策の実施率 (DPC データから把握 ) 入院時に褥瘡および褥瘡発生リスクが認められた高齢患者数 (75 歳以上 ) 98 高齢患者 (75 歳以上 ) における褥瘡対策の実施率 ( カルテ等から把握 ) 入院時に褥瘡および褥瘡発生リスクが認められた高齢患者数 (75 歳以上 ) 99 高齢患者 (75 歳以上 ) における Ⅱ 度以上の褥瘡の院内発生率入院時に褥瘡および褥瘡発生リスクが認められた高齢患者 (75 歳以上 ) の在院患者延べ数 100 手術ありの患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 ( リスクレベルが中肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 中 以上の手術リスク以上 ) を施行した退院患者数 14 分母のうち 肺血栓塞栓症を発症した患者数 病院全体の指 outcome 国立病院機構 2011 年度 手術ありの患者の肺血栓塞栓症の発生率 ( リスクレベルが中リスク以上 ) 肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 中 以上の手術を施行した退院患者数 102 術後の大腿骨頸部 / 転子部骨折の発生率 手術を施行した患者の術後在院患者延べ数 分母のうち 術後に大腿骨頸部 / 転子部骨折を発生した 病院全体の指 outcome 国立病院機構 2011 年度 1 患者数 103 退院患者の準化死亡比 予測死亡患者数 観測死亡患者数 病院全体の指 outcome 国立病院機構 2011 年度 急性脳梗塞患者に対する早期リハビリテーション開始率 急性脳梗塞 ( 発症時期が 4 日以内 ) の退院患者のうち 分母のうち 入院してから 4 日以内にリハビリテーション 疾患領域別の指 神経系疾患 process 国立病院機構 2011 年度 1 リハビリテーションが施行された退院患者数 が開始された患者数 105 急性脳梗塞患者に対する入院 2 日以内の頭部 CT もしくは MRIの施行率 急性脳梗塞 ( 発症時期が 4 日以内 ) の退院患者数 分母のうち 入院当日 翌日に CT 撮影 あるいは MRI 疾患領域別の指 神経系疾患 process 国立病院機構 2011 年度 1 撮影 が施行された患者数 106 急性脳梗塞患者における入院死亡率 急性脳梗塞 ( 発症時期が 4 日以内 ) の退院患者数 分母のうち 退院時転帰が 死亡 の患者数 疾患領域別の指 神経系疾患 outcome 国立病院機構 2011 年度 急性心筋梗塞患者に対する退院時アスピリンあるいは硫酸クロピドグレ 急性心筋梗塞あるいは再発性心筋梗塞の退院患者数分母のうち 退院時処方でアスピリンあるいは硫酸クロ 疾患領域別の指 循環器系疾患 process 国立病院機構 2011 年度 1 ル処方率 ピドグレルが処方された患者数 108 PCI( 経皮的冠動脈インターベンション ) を施行した患者 ( 救急車搬送 ) の 救急車で搬送され PCI( 経皮的冠動脈インターベン 分母のうち 退院時転帰が 死亡 の患者数 疾患領域別の指 循環器系疾患 outcome 国立病院機構 2011 年度 1 入院死亡率 ション ) が施行された 不安定狭心症 や 急性心筋梗 塞 の退院患者数 process 国立病院機構 2011 年度 1 産科 婦人科系疾患 109 乳癌 ( ステージ I) の患者に対する乳房温存手術の施行率 乳癌 ( ステージ Ⅰ) の退院患者数 分母のうち 乳房温存手術が施行された患者数 疾患領域別の指 筋骨格系疾患 感染症 process 国立病院機構 2011 年度 1 疾患領域別の指 分母のうち 術日以降に抗菌薬が予防的に投与され 手術当日から数えて 3 日以内および 7 日以内に抗菌薬投与が中止された患者数 人工関節置換術 / 人工骨頭挿入術が施行された退院患者数 110 人工関節置換術 / 人工骨頭挿入術における手術部位感染予防のための抗菌薬の 3 日以内および 7 日以内の中止率 筋骨格系疾患 process 国立病院機構 2011 年度 1 process 国立病院機構 2011 年度 1 outcome 国立病院機構 2011 年度 1 outcome 国立病院機構 2011 年度 1 消化器系疾患 肝臓 胆道 膵臓疾 111 人工膝関節全置換術後の早期リハビリテーション開始率 人工膝関節全置換術が施行された退院患者 分母のうち 術後 4 日以内にリハビリテーションが開始さ 疾患領域別の指 れた患者数 112 出血性胃 十二指腸潰瘍に対する内視鏡的治療 ( 止血術 ) の施行率 出血性胃 十二指腸潰瘍の退院患者数 分母のうち 内視鏡的治療 ( 止血術 ) が施行された患者 疾患領域別の指 数 113 入院患者における総合満足度 各対象病院における 1 ヶ月内の退院患者数 ( 有効回答 分母の対象患者における 10 項目の得点を合計した点数患者満足度の指 の患者が対象 ) 114 外来患者における総合満足度 各対象病院における任意の 2 日間の外来受診患者数 分母の対象患者における 10 項目の得点を合計した点数患者満足度の指 ( 有効回答の患者が対象 )

19 参照元 実施主体 制定年 最 新 版 指分類 2 No 指名 分母 分子 指分類 1 疾患領域分類 1 疾患領域 分類 2 outcome 全日本民医連 2011 年度 1 A) 退院患者の有効回答数 B) 外来患者の有効回答数患者満足度の指 115 患者アンケート総合評価で 満足している と答えた患者の割合 A) 退院患者で 5. 満足している ( 例 ) 4. やや満足している ( 例 ) と回答した合計 B) 外来患者で 5. 満足している ( 例 ) 4. やや満足している ( 例 ) と回答した合計 入院患者延べ数 ( 退院患者延べ数含める )(A,B 共通 ) 病院全体の指 outcome 全日本民医連 2011 年度 入院患者の転倒 転落発生率 A) 入院患者の転倒 転落件数 B) 治療を必要とする転倒 転落件数 117 褥瘡新規発生率 入院後に新規に発生した褥創の数 ( 別部位は 1 として計 調査月の新規入院患者数 + 前月最終日在院患者数 病院全体の指 outcome 全日本民医連 2011 年度 1 測 ) (24 時現在 ) 118 退院後 30 日以内の緊急再入院割合 その後 30 日以内に同一傷病名または随伴症 合併症 対象 3 ヶ月の退院患者数 病院全体の指 outcome 全日本民医連 2011 年度 1 等で予期しない緊急入院した患者 119 死亡退院患者割合 ( 精死亡率 ) 死亡退院患者数 - 入院後 48 時間以内死亡 退院患者数 病院全体の指 outcome 全日本民医連 2011 年度 剖検率 病理解剖実施数 死亡退院数 ( 入院 )+ 入院料を算定した外来死亡数 病院全体の指 process 全日本民医連 2011 年度 ケアカンファレンス実施割合 医師 看護師 コメディカルによるカンファレンス記録の 退院患者数 病院全体の指 process 全日本民医連 2011 年度 1 ある患者 ( 退院患者のうち ) 122 リハビリテーション実施率 リハビリテーションを実施した退院患者 (PT OT ST い 退院患者数 病院全体の指 process 全日本民医連 2011 年度 1 ずれか ) 123 予定手術開始前 1 時間以内の予防的抗生剤投与割合 執刀前 1 時間以内に予防抗菌剤を投与した数 クラス 2 以下入院手術数 (CDC による清浄度が清潔およ 病院全体の指 感染症 process 全日本民医連 2011 年度 1 び準清潔手術 ) 124 入院手術患者の術後 48 時間以内緊急再手術割合 A) 手術後 48 時間以内緊急再手術数 B) 一入院期間中 入院手術数 (A,B 共通 ) 病院全体の指 outcome 全日本民医連 2011 年度 1 の手術後 30 日以内緊急再手術数 125 救急車受け入れ割合 救急車受け入れ数 救急要請数 病院全体の指 structure 全日本民医連 2011 年度 心肺停止で救急搬入された患者の割合 A) 心拍再開し入院した患者数 B) そのうち生存退院し A) 救急搬入された CPA 患者数 病院全体の指 structure 全日本民医連 2011 年度 1 た患者数 127 市中肺炎患者死亡率 ( 成人 ) 市中肺炎患者死亡患者数 ( 成人 ):A) 軽症 B) 中等 退院した市中肺炎患者発生患者数 ( 成人 ):A) 軽症 B) 疾患領域別の指 呼吸器系疾患 感染症 outcome 全日本民医連 2011 年度 1 症 C) 重症 D) 超重症 中等症 C) 重症 D) 超重症 128 胃がん手術後平均在院日数 術後患者の術後在院日数の総和 対象三ヶ月間に胃がんの手術を受けた退院患者数 疾患領域別の指 消化器系疾患 肝 がん outcome 全日本民医連 2011 年度 1 臓 胆道 膵臓疾 129 急性心筋梗塞患者に対する入院後 24 時間以内のアスピリン投与率 病院到着時間から 24 時間以内にアスピリンが投与され 当該月に主病名が急性心筋梗塞で退院された患者数 疾患領域別の指 循環器系疾患 process 全日本民医連 2011 年度 1 た患者数 130 紹介患者率 開設者と直接関係のない他の病院又は診療所から紹 一ヶ月間の初診患者数 病院全体の指 structure 全日本民医連 2011 年度 1 介状により紹介された一ヶ月間の患者数 + 救急搬入患 者数 131 逆紹介患者率 開設者と直接関係のない他の病院又は診療所への 一ヶ月間の初診患者数 病院全体の指 structure 全日本民医連 2011 年度 1 一ヶ月間の紹介患者数 132 AMI アスピリンが処方された患者の割合 急性心筋梗塞で入院した症例数 分母のうち アスピリンが投与された症例数 疾患領域別の指 循環器系疾患 process QIP 2010 年度 AMI β ブロッカーが処方された患者の割合 急性心筋梗塞で入院した症例数 分母のうち β ブロッカーが投与された症例数 疾患領域別の指 循環器系疾患 process QIP 2010 年度 AMI ACEIもしくは ARB が処方された患者の割合 急性心筋梗塞で入院した症例数 分母のうち ACE 阻害剤 (ACEI) もしくはアンギオテンシ 疾患領域別の指 循環器系疾患 process QIP 2010 年度 1 ン Ⅱ 受容体阻害剤 (ARB) 135 心不全 β ブロッカーが処方された患者の割合 心不全で入院した症例数 分母のうち β ブロッカーが投与された症例数 疾患領域別の指 循環器系疾患 process QIP 2010 年度 心不全 ACEIまたは ARB が処方された患者の割合 心不全で入院した症例数 分母のうち ACE 阻害剤もしくはアンギオテンシン Ⅱ 受容 疾患領域別の指 循環器系疾患 process QIP 2010 年度 1 体阻害剤が投与された症例数 137 脳梗塞リハビリ実施症例の割合 脳梗塞で入院した症例数 (A) 分母のうち 脳血管リハビリテーションが行われた症 疾患領域別の指 神経系疾患 process QIP 2010 年度 1 例数 (B) 分母のうち 入院後早期に脳血管リハビリテーション が行われた症例数 15 神経系疾患 感染症 process QIP 2010 年度 周術期の抗菌薬投与日数慢性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫手術を受けた患者数 抗菌薬の合計投与日数 疾患領域別の指 消化器系疾患 肝 感染症 process QIP 2010 年度 1 臓 胆道 膵臓疾 消化器系疾患 肝 感染症 process QIP 2010 年度 1 臓 胆道 膵臓疾 筋骨格系疾患 感染症 process QIP 2010 年度 1 産科 婦人科系疾 感染症 process QIP 2010 年度 1 患 内分泌 栄養 代 感染症 process QIP 2010 年度 1 謝に関する疾患 腎 尿路系疾患及 感染症 process QIP 2010 年度 1 び男性生殖器系疾 患 139 周術期の抗菌薬投与日数胃切除 胃切除術を受けた患者数 抗菌薬の合計投与日数 疾患領域別の指 140 周術期の抗菌薬投与日数胆嚢摘出 胆嚢摘出を受けた患者数 抗菌薬の合計投与日数 疾患領域別の指 141 周術期の抗菌薬投与日数人工股関節 膝関節 人工股関節置換を受けた患者数 抗菌薬の合計投与日数 疾患領域別の指 142 周術期の抗菌薬投与日数乳房切除術 乳房切除を受けた患者数 抗菌薬の合計投与日数 疾患領域別の指 143 周術期の抗菌薬投与日数甲状腺手術 甲状腺手術を受けた患者数 抗菌薬の合計投与日数 疾患領域別の指 144 周術期の抗菌薬投与日数前立腺がん 前立腺がんで手術を受けた患者数 抗菌薬の合計投与日数 疾患領域別の指 感染症 process QIP 2010 年度 1 産科 婦人科系疾患 145 周術期の抗菌薬投与日数子宮筋腫 子宮筋腫で手術を受けた患者数 抗菌薬の合計投与日数 疾患領域別の指

20 No 指名 分母 分子 指分類 1 疾患領域分類 1 疾患領域 分類 周術期の抗菌薬投与日数子宮がん 子宮がんで手術を受けた患者数 抗菌薬の合計投与日数 疾患領域別の指 産科 婦人科系疾患 指分類 2 実施主体 制定年 最 新 版 参照元 感染症 process QIP 2010 年度 周術期の抗菌薬投与日数卵巣嚢腫 卵巣嚢腫で手術を受けた患者数 抗菌薬の合計投与日数 疾患領域別の指 産科 婦人科系疾 感染症 process QIP 2010 年度 1 患 148 周術期の抗菌薬投与日数卵巣がん 卵巣がんで手術を受けた患者数 抗菌薬の合計投与日数 疾患領域別の指 産科 婦人科系疾 感染症 process QIP 2010 年度 1 患 149 子宮摘出術実施前に予防的抗菌薬投与を実施した症例の割合 期間内の退院症例で子宮摘出術実施患者 手術前日あるいは当日に抗菌薬を投与された患者 疾患領域別の指 産科 婦人科系疾 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 患 150 入院患者の転倒 ( 治療介入を要したものに限る ) 入院中に転倒した患者 頭部 CT 創傷処置などを要した患者 病院全体の指 outcome mottoqi 2012 年度 1 呼吸器系疾患 outcome mottoqi 2012 年度 経胸壁的肺 / 縦隔生検を実施した患者において 手技後に治療を要する気胸や血胸が生じた患者の割合 152 精神科病棟からの退院患者のうち 抗精神薬を単剤処方された患者の割合 153 ハイリスク新生児におけるブドウ球菌 / グラム陰性桿菌による敗血症 金血症発症割合 154 腹部大動脈瘤 (AAA) 手術患者におけるリスク調整院内死亡率 (A) 外科治療を施行した AAA 手術患者におけるリスク調整院内死亡率 (B) 血管内治療 ( ステントグラフト治療 ) を施行した AAA 手術患者におけるリスク調整院内死亡率 肺 気管 気管支 縦隔腫瘍が疑われ かつ経胸壁的肺 / 縦隔生検を受けた症例 退院時診断の ICD-CM が精神科領域に属し 退院時に 1 種類以上の向精神薬定期服用 を処方された患者出生時体重 500~1499g の新生児あるいは出生時体重 1500g 以上で大手術 人工呼吸 生後 2 日以内の転院を経験した新生児 (A) 入院中に AAA の診断名が記載され 外科治療が行われた 18 歳以上の退院患者数 (B) 入院中に AAA の診断名が記載され 血管内治療 ( ステントグラフト治療 ) が行われた 18 歳以上の退院患者数 155 急性心筋梗塞 (AMI) 患者におけるリスク調整院内死亡率急性心筋梗塞 再発性心筋梗塞 その他の急性虚血性心疾患で入院した 18 歳以上の退院患者数 分母のうち 胸腔ドレナージを受けた症例疾患領域別の指 2 種類以上の向精神薬定期服用を処方された患者疾患領域別の指 敗血症 菌血症を生じた患者疾患領域別の指 分母のうち 死亡退院の症例数疾患領域別の指 分母のうち 死亡退院の症例数疾患領域別の指 156 急性期脳梗塞のリスク調整院内死亡率 脳梗塞で入院した 18 歳以上の症例数 分母のうち 死亡退院の症例数 疾患領域別の指 157 胆嚢炎 胆石症に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術率 18 歳以上の胆嚢炎 胆石症に対する胆嚢切除症例 ( 周産期 産褥期 出産は除外 ) 158 急性心不全 (AHF) 患者におけるリスク調整院内死亡率入院中に心不全の診断名が記載され 病名付加コー ド :30101 または 30102( 急性心不全または慢性心不全の急性増悪 ) のある 18 歳以上の退院患者数 分母のうち 腹腔鏡下胆嚢摘出症例疾患領域別の指 分母のうち 死亡退院の症例数疾患領域別の指 精神疾患 process mottoqi 2012 年度 1 小児疾患感染症 outcome mottoqi 2012 年度 1 循環器系疾患 outcome mottoqi 2012 年度 1 循環器系疾患 outcome mottoqi 2012 年度 1 神経系疾患 outcome mottoqi 2012 年度 1 消化器系疾患 肝 process mottoqi 2012 年度 1 臓 胆道 膵臓疾 循環器系疾患 outcome mottoqi 2012 年度 冠動脈バイパス手術 (CABG) 患者におけるリスク調整院内死亡率 (A)CABG( 全体 ) のリスク調整院内死亡率 入院中に急性心筋梗塞 再発性心筋梗塞 狭心症 慢性虚血性心疾患の診断名が記載された (A)~(E) の 5 通りの場合 (A)CABG が行われた 18 歳以上の退院患者数 分母のうち 死亡退院の症例数疾患領域別の指 循環器系疾患 outcome mottoqi 2012 年度 左心カテーテル手技に際し 右心カテーテル手技を同時に行った率 18 歳以上で左心カテーテル手技を受けたケース 1 入院中に複数回の手技を受けた患者は 回数分 161 食道がん切除術実績および手術種類別リスク調整院内死亡率 (A) 一般外科手術数および術後リスク調整院内死亡率 (B) 内視鏡的切除術数および内視鏡術後リスク調整院内死亡率 算出される入院中に食道がん ( 食道の悪性新生物 ) の診断名が記載され 食道がん切除術が行われた 18 歳以上の退院患者数 分母のうち 同日に右心カテーテル検査を受けたケース疾患領域別の指 分母のうち 死亡退院の症例数疾患領域別の指 162 股関節骨折患者におけるリスク調整院内死亡率 主病名が股関節骨折の 65 歳以上の退院患者数 分母のうち 死亡退院の症例数 疾患領域別の指 163 股関節置換術におけるリスク調整院内死亡率サブ (A) 変形性股関節症症例に対する股関節置換術のリスク調整院内死亡率 (B) 大腿骨頸部骨折症例に対する股関節置換術のリスク調整院内死亡 (A) 変形性股関節症に対する股関節置換術が行われた 18 歳以上の退院患者数 (B) 大腿骨頸部骨折に対する股関節置換術が行われた 18 歳以上の退院患者数 分母のうち 死亡退院の症例数疾患領域別の指 循環器系疾患 process mottoqi 2012 年度 1 消化器系疾患 肝臓 胆道 膵臓疾患 outcome mottoqi 2012 年度 1 筋骨格系疾患 outcome mottoqi 2012 年度 1 筋骨格系疾患 outcome mottoqi 2012 年度 医原性気胸の発生率除外項目以外の退院患者 (18 歳以上 ) 分母のうち 医原性気胸発生患者病院全体の指 outcome mottoqi 2012 年度 1 がん outcome mottoqi 2012 年度 膵臓がん切除実績およびリスク調整院内死亡率入院中に膵臓がんの診断名が記載され 膵臓がん切除が行われた 18 歳以上の退院患者数 166 先天性心疾患小児心臓手術におけるリスク調整院内死亡率先天性心疾患の診断により入院し 修復手術が行われた 18 歳未満退院患者 167 経皮的冠動脈形成術 (PCI) 患者における疾患別リスク調整院内死亡率入院中に急性心筋梗塞 再発性心筋梗塞 狭心症 慢 (A) 急性心筋梗塞 ( 再発性心筋梗塞含む ) のリスク調整院内死亡率性虚血性心疾患の診断名が記載された (A)~(C) の 3 通りの場合で PCI が行われた 18 歳以上の退院患者数 (B) 急性冠症候群 ( 急性心筋梗塞 再発性心筋梗塞 急性虚血性心疾患を含む ) のリスク調整院内死亡率 (C) 狭心症 慢性虚血性心疾患のリスク調整院内死亡率 分母のうち 死亡退院の症例数疾患領域別の指 分母のうち 死亡退院の症例数疾患領域別の指 分母のうち 死亡退院の症例数疾患領域別の指 消化器系疾患 肝臓 胆道 膵臓疾 患 小児疾患 outcome mottoqi 2012 年度 1 循環器系疾患 outcome mottoqi 2012 年度 肺炎死亡率 15 歳以上の市中肺炎 ± 院内肺炎患者分母のうち 死亡患者 ( 重症度補正 ) 疾患領域別の指呼吸器系疾患感染症 outcome mottoqi 2012 年度 術後肺塞栓症発症数および発症率 ( 緊急手術を除く ) 18 歳以上 手術 ( 緊急手術を除く ) を行い退院した症例分母のうち 入院後に肺塞栓症を発症した症例病院全体の指 outcome mottoqi 2012 年度 術後呼吸不全発症率 ( 緊急手術を除く ) 年齢別 (18 歳以上 18 歳未満 ) 手術 ( 緊急手術を除く ) を行い退院した症例 (18 歳以上 18 歳未満別 ) 分母のうち 術後呼吸不全症のある症例 ( 入院後発症した傷病名に呼吸不全の見られる症例 あるいは術後 2 週間以内に呼吸器管理を行った症例 ) 病院全体の指 outcome mottoqi 2012 年度 1 16

21 参照元 実施主体 制定年 最 新 版 指分類 2 No 指名 分母 分子 指分類 1 疾患領域分類 1 疾患領域 分類 2 手術 ( 緊急手術を除く ) を行い退院した症例分母のうち 入院後に敗血症を発症した症例病院全体の指感染症 outcome mottoqi 2012 年度 術後敗血症発症率 ( 緊急手術を除く ) 年齢別 (18 歳以上 18 歳未満 ) 172 喘息入院患者における退院後 30 日間以内の同一施設再入院割合 5 歳以上の喘息患者のうち 喘息に関連した原因で入 分母のうち 退院後 30 日間以内に喘息に関連した原因 疾患領域別の指 小児疾患 outcome mottoqi 2012 年度 1 院した症例数 で再入院した症例数 173 喘息入院患者のうち吸入ステロイドを入院中に処方された割合 5 歳以上の喘息患者のうち 喘息に関連した原因で入 分母のうち 入院中に吸入抗炎症剤の処方を受けた患 疾患領域別の指 小児疾患 process mottoqi 2012 年度 1 院した患者数 者数 174 急性心筋梗塞で退院した患者のうち 30 日以内に予期せず再入院した患 急性心筋梗塞 再発性心筋梗塞 およびその他の急性 分母のうち 30 日以内に同病院に予期せず再入院した 疾患領域別の指 循環器系疾患 outcome mottoqi 2012 年度 1 者の割合 虚血性心疾患で入院し退院した 18 歳以上の患者数 症例数 ( 再入院の理由を問わない ) 死亡した患者は分母から除く 退院後 30 日のデータが必要なため 解析対象期間の 30 日前までの退院患者を対象とする データに不備のある症例は除外する 175 喘息で退院した患者のうち予期せず再入院した患者の割合 喘息による退院患者数 退院後 28 日以内に喘息に関連した原因で再入院した患 疾患領域別の指 小児疾患 outcome mottoqi 2012 年度 1 者数 歳以上の患者のうち入院 2 日目までに股関節手術を行った患者の割合急性期病院において股関節骨折の手術を受けた 65 歳 入院日あるいは翌日に手術を行われた患者数 疾患領域別の指 筋骨格系疾患 process mottoqi 2012 年度 1 以上の入院患者数 歳以上の患者のうち入院 3 日目までに股関節手術を行った患者の割合急性期病院において股関節骨折の手術を受けた 65 歳 入院日あるいは翌日あるいは翌々日に手術を行われた 疾患領域別の指 筋骨格系疾患 process mottoqi 2012 年度 1 以上の入院患者数 患者数 歳以上の急性期入院患者 1000 人対股関節骨折の割合 65 歳以上の退院患者 院内発生の股関節骨折が記録されている退院患者数 病院全体の指 outcome mottoqi 2012 年度 1 outcome mottoqi 2012 年度 1 産科 婦人科系疾患 疾患領域別の指 179 子宮摘出術後患者の予期しない再入院割合 子宮摘出術施行患者 退院後 28 日以内に子宮摘出術に関連した原因で再入 院した患者 outcome mottoqi 2012 年度 1 腎 尿路系疾患及び男性生殖器系疾患 疾患領域別の指 180 前立腺摘出術後患者の予期しない再入院割合 前立腺摘出術を施行された患者数 退院後 28 日以内に前立腺摘出術に関連した治療や合 併症で再入院した患者数 呼吸器系疾患 process mottoqi 2012 年度 1 非侵襲的人工呼吸換気を受けた患者疾患領域別の指 慢性閉塞性肺疾患の急性増悪で入院し 補助人工換気を受けた 30 歳以上の患者数 181 慢性閉塞性肺疾患の急性増悪で入院して補助人工換気を行った患者のうち 非侵襲的人工換気をうけた患者の割合 循環器系疾患 outcome mottoqi 2012 年度 1 疾患領域別の指 分母のうち 30 日以内に同病院に再入院した症例数 ( 再入院の理由を問わない ) 急性心筋梗塞 再発性心筋梗塞 およびその他の急性虚血性心疾患で入院し退院した 18 歳以上の患者数死亡した患者は分母から除く退院後 30 日のデータが必要なため 解析対象期間の 30 日前までの退院患者を対象とする データに不備のある症例は除外する 182 急性心筋梗塞退院後 30 日以内の同病院再入院率 ( 再入院の理由を問わない ) 循環器系疾患 process mottoqi 2012 年度 1 循環器系疾患 process mottoqi 2012 年度 急性心筋梗塞患者における退院時 β ブロッカー投与割合急性心筋梗塞で入院した症例数分母のうち 退院時に β ブロッカーが投与された症例数疾患領域別の指 184 急性心筋梗塞患者における退院時アスピリン投与割合急性心筋梗塞で入院した症例数分母のうち 退院時にアスピリンもしくはクロピドグレル疾患領域別の指が投与された症例数 17 循環器系疾患 process mottoqi 2012 年度 1 がん process mottoqi 2012 年度 1 小児疾患 process mottoqi 2012 年度 1 小児疾患 process mottoqi 2012 年度 1 神経系疾患 process mottoqi 2012 年度 1 神経系疾患 process mottoqi 2012 年度 急性心筋梗塞患者における入院後早期アスピリン投与割合 急性心筋梗塞で入院した症例数 分母のうち入院後二日以内にアスピリンもしくはクロピド 疾患領域別の指 グレルが投与された症例数 186 がん患者の疼痛管理のため 長期間作用型麻薬に加えて短時間作用型 がんと診断され 長時間作用型麻薬 ( 内服 貼付 ) を処 分母のうち 短時間作用型麻薬 ( 内服 座薬 ) を受けた 疾患領域別の指 麻薬を頓用として処方している割合 方された症例 症例 187 入院中に発作治療薬を処方された小児喘息患者の割合 2 歳 ~15 歳の喘息患者のうち 喘息に関連した原因で 分母のうち 入院中に発作治療薬を処方された症例数 疾患領域別の指 入院した症例数 188 入院中にステロイドの経口 静注処方された小児喘息患者の割合 2 歳 ~15 歳の喘息患者のうち 喘息に関連した原因で 分母のうち 入院中にステロイドの経口 静注処方され 疾患領域別の指 入院した症例数 た症例数 189 脳卒中患者のうちリハビリ治療のための評価を受けた患者の割合 脳卒中 ( 虚血性 / 出血性 ) と診断された 18 歳以上の入院 分母のうち リハビリ治療を受けたか その是非を評価 疾患領域別の指 患者数 された患者数 190 脳卒中患者のうち第 2 病日までに抗血栓治療を受けた患者の割合 脳梗塞か TIA と診断された 18 歳以上の入院患者数 分母のうち 第 2 病日までに抗血栓療法を施行された患 疾患領域別の指 者数 191 周術期抗菌薬投与日数周術期抗菌薬の投与日数の平均病院全体の指感染症 process mottoqi 2012 年度 麻酔前後 24 時間以内に静脈血栓塞栓症予防をうけた患者の割合手術を施行された患者麻酔前後 24 時間に静脈血栓塞栓症予防をうけた患者病院全体の指 process mottoqi 2012 年度 1 病院全体の指 process mottoqi 2012 年度 1 静脈血栓塞栓症発症患者入院から静脈血栓塞栓症発症検査を受けるまでの間に静脈血栓塞栓症発症予防を受けて 193 静脈血栓塞栓症発症までに静脈血栓塞栓症予防をうけていなかった患者の割合 循環器系疾患 process mottoqi 2012 年度 1 疾患領域別の指 いない患者分母のうち 同日あるいは翌日までに CABG を受けた件数 18 歳以上の PTCA 件数 注意 : 単位は入院患者数ではなく 件数 194 経皮的冠動脈形成術 (PTCA) を受けた後 同日あるいは翌日までに冠動脈バイパス術 (CABG) 受けた割合 process mottoqi 2012 年度 1 産科 婦人科系疾患 195 帝王切開術に対し全身麻酔を受けた患者の割合 帝王切開を受けた症例 分母のうち 全身麻酔を受けた症例 疾患領域別の指 process mottoqi 2012 年度 1 産科 婦人科系疾患 196 帝王切開のための入院期間中に輸血を受けた患者の割合 帝王切開を受けた症例 分母のうち 赤血球輸血を受けた症例 疾患領域別の指 神経系疾患 process mottoqi 2012 年度 1 循環器系疾患 process mottoqi 2012 年度 脳卒中患者の退院時 抗血小板薬を処方した割合 脳梗塞か TIA と診断された 18 歳以上の入院患者数 分母のうち 退院時に抗血小板薬を処方された患者数 疾患領域別の指 分母のうち 退院時に抗凝固薬を処方された患者数疾患領域別の指 198 心房細動を診断された脳卒中患者への退院時の抗凝固薬の処方脳梗塞か TIA と診断され かつ心房細動と診断された 18 歳以上の入院患者数 神経系疾患 process mottoqi 2012 年度 1 循環器系疾患 process mottoqi 2012 年度 1 循環器系疾患 process mottoqi 2012 年度 脳卒中患者に対する未分画ヘパリンの処方脳梗塞か TIA と診断された 18 歳以上の入院患者数分母のうち 未分画ヘパリンを投与された患者数疾患領域別の指 200 急性心筋梗塞患者におけるアスピリン投与割合急性心筋梗塞で入院した症例数分母のうち アスピリンが投与された症例数疾患領域別の指 201 急性心筋梗塞患者における β ブロッカー投与割合急性心筋梗塞で入院した症例数分母のうち β ブロッカーが投与された症例数疾患領域別の指

22 参照元 実施主体 制定年 最 新 版 指分類 2 No 指名 分母 分子 指分類 1 疾患領域分類 1 疾患領域 分類 2 循環器系疾患 process mottoqi 2012 年度 1 疾患領域別の指 急性心筋梗塞で入院した症例数分母のうち ACE 阻害剤 (ACEI) もしくはアンギオテンシン Ⅱ 受容体阻害剤 (ARB) 202 急性心筋梗塞患者における ACE 阻害剤もしくはアンギオテンシン Ⅱ 受容体阻害剤の投与割合 神経系疾患 process mottoqi 2012 年度 1 疾患領域別の指疾患領域別の指 203 脳梗塞におけるリハビリ実施症例の割合 脳梗塞で入院した症例数 分母のうち 脳血管リハビリテーションが行われた症例 数 神経系疾患 process mottoqi 2012 年度 脳梗塞における入院後早期リハビリ実施症例の割合 脳梗塞で入院した症例数 分母のうち 入院後早期に脳血管リハビリテーションが 行われた症例数 循環器系疾患 process mottoqi 2012 年度 1 循環器系疾患 process mottoqi 2012 年度 心不全患者への β ブロッカー投与の割合 心不全で入院した症例数 分母のうち β ブロッカーが投与された症例数 疾患領域別の指 疾患領域別の指 心不全で入院した症例数分母のうち ACE 阻害剤もしくはアンギオテンシン Ⅱ 受容体阻害剤が投与された症例数 206 心不全患者への ACE 阻害剤もしくはアンギオテンシン Ⅱ 受容体阻害剤投与の割合 循環器系疾患 outcome mottoqi 2012 年度 1 分母のうち 死亡退院の症例数疾患領域別の指 (A) 入院中に TAA TAAA の診断名が記載され 外科治療が行われた 18 歳以上の退院患者数 (B) 入院中に TAA TAAA の診断名が記載され 血管内治療 ( ステントグラフト治療 ) が行われた 18 歳以上の退院患者数 207 胸部大動脈瘤 (TAA) 胸腹部大動脈瘤 (TAAA) 手術患者におけるリスク調整院内死亡率 (A) 外科治療を施行した TAA TAAA 手術患者におけるリスク調整院内死亡率 (B) 血管内治療 ( ステントグラフト治療 ) を施行した TAA TAAA 手術患者におけるリスク調整院内死亡率 循環器系疾患 outcome mottoqi 2012 年度 1 分母のうち 死亡退院の症例数疾患領域別の指 入院中に DA の診断名が記載され 修復術が行われた 18 歳以上の退院患者数 208 解離性大動脈瘤 大動脈解離 (DA) 手術患者におけるリスク調整院内死亡率 209 先天性心疾患心臓手術におけるリスク調整院内死亡率 ; 成人 先天性心疾患に相当する診断により入院し 修復術が 分母のうち 死亡退院の症例数 疾患領域別の指 循環器系疾患 outcome mottoqi 2012 年度 1 行われた 18 歳以上退院患者 210 急性心筋梗塞 ( 再発性心筋梗塞含む ) 患者 慢性心不全患者における心 (A) 急性心筋梗塞 ( 再発性心筋梗塞含む ) または心不全 分母のうち 心臓リハビリが実施された症例数 疾患領域別の指 循環器系疾患 outcome mottoqi 2012 年度 1 臓リハビリ実施割合 で入院した症例数 (B) 急性心筋梗塞 ( 再発性心筋梗塞含む ) で入院した症 例数 (C) 慢性心不全で入院した症例数 211 尿路感染症の新規発生率 入院中患者数 入院後に尿路感染症の発症した患者数 病院全体の指 感染症 outcome mottoqi 2012 年度 1 病院全体の指 感染症 process mottoqi 2012 年度 血液培養 2 セット以上採取率 血液培養のオーダー数 (1 患者 1 日毎 ) 同日に血液培養オーダーを複数回行っている回数 (1 患 者 1 日毎 ) 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 血液 造血器 免疫臓器の疾患 疾患領域別の指 213 抗 MRSA 薬投与患者に対する血中濃度測定率 入院中に 抗 MRSA 薬の投与を受けた患者数 分母のうち 特定薬剤治療管理料の算定がされている 患者数 214 薬剤管理指導実施割合 (a) 指導回数ベース 在院週数 薬剤管理指導実施回数 病院全体の指 process mottoqi 2012 年度 高難易度 ( 外保連試案 D E) 手術実施割合 手術実施件数 高難易度 ( 外保連試案 D E) 手術実施数 病院全体の指 process mottoqi 2012 年度 1 病院全体の指 outcome mottoqi 2012 年度 救急搬送により入院した患者の救命率 (30 日後生存 / 救急搬送入院 ) 救急搬送により入院した患者数 分母のうち 生存退院もしくは入院日数が 30 日以上で あった患者数 18 呼吸器系疾患感染症 process mottoqi 2012 年度 1 疾患領域別の指 肺炎で入院した患者 1. 尿中肺炎球菌抗原検査が実施された患者 2. 血液培養検査が実施された患者 3. 入院当日から抗生物質の投与がされた患者 217 肺炎で入院した患者に対し 尿中肺炎球菌抗原検査 血液培養検査 入院当日からの抗生物質投与が実施された割合 process mottoqi 2012 年度 1 消化器系疾患 肝臓 胆道 膵臓疾 疾患領域別の指 218 急性膵炎患者に対し 2 日以内の造影 CT 検査が行われた割合 急性膵炎で入院した患者 分母のうち入院後 2 日以内に造影 CT 検査が行われた患 者 219 退院先種別割合 ( 自宅退院割合 ) 退院患者数 退院先別患者数 病院全体の指 structure mottoqi 2012 年度 脳梗塞発症から 3 日以内のリハビリテーション開始率 脳梗塞患者数 分母のうち脳梗塞発症日から 3 日以内にリハビリテー 疾患領域別の指 神経系疾患 process mottoqi 2012 年度 1 ションを行った患者数 221 T1-2,N0M0 乳がん手術患者に対するセンチネルリンパ節生検率 T1-2,N0M0 の乳がん ( 初発 ) で入院して手術を施行した 分母のうち センチネルリンパ節生検が実施された症例 疾患領域別の指 産科 婦人科系疾 がん process mottoqi 2012 年度 1 症例数 数 患 222 小児入院患者件数に対する 時間外または深夜入院の入院数および割 15 歳以下の退院症例 院内発生症例を除く 分母のうち 時間外または深夜に緊急入院した症例 ( 分 疾患領域別の指 小児疾患 structure mottoqi 2012 年度 1 合 子の数値も指 ) 223 腫瘍径 2cm 以下の StageI 浸潤性乳がんに対する乳房温存手術割合 腫瘍径 2cm 以下の Stage I 乳がん ( 初発 ) で入院して 分母のうち 乳房温存手術が実施された症例数 疾患領域別の指 産科 婦人科系疾 がん process mottoqi 2012 年度 1 手術を施行した症例数 患 224 退院前 a)30 日間 b)1 週間に検査等の実施されていない症例の割合 退院患者数 分母のうち 退院前 30 日間に検査実施がない症例数 病院全体の指 process mottoqi 2012 年度 薬剤管理指導実施割合 (b) 実施患者数ベース 入院患者数 薬剤管理指導実施のある患者数 病院全体の指 process mottoqi 2012 年度 1 がん process mottoqi 2012 年度 1 産科 婦人科系疾患 分母のうち 腋下リンパ節郭清が実施された症例数疾患領域別の指 226 T1-2,N0M0 乳がん手術患者に対する腋下リンパ節郭清実施率 T1-2,N0M0 の乳がん ( 初発 ) で入院して手術を施行した症例数 神経系疾患 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 神経系疾患 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 神経系疾患 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 消化器系疾患 肝 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 臓 胆道 膵臓疾 消化器系疾患 肝 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 臓 胆道 膵臓疾 消化器系疾患 肝 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 臓 胆道 膵臓疾 消化器系疾患 肝 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 臓 胆道 膵臓疾 消化器系疾患 肝 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 臓 胆道 膵臓疾 227 周術期予防的抗菌薬投与日数の平均値 - 慢性硬膜下血腫慢性硬膜下血腫手術を受けた患者数抗菌薬の平均投与日数疾患領域別の指 228 周術期予防的抗菌薬投与日数の中央値 - 慢性硬膜下血腫抗菌薬の投与日数の中央値疾患領域別の指 229 周術期予防的抗菌薬のガイドライン順守率 - 慢性硬膜下血腫慢性硬膜下血腫手術を受けた患者数抗菌薬の投与日数が 2 日以内の症例数疾患領域別の指 230 周術期予防的抗菌薬投与日数の平均値 - 胃切除胃切除術を受けた患者数抗菌薬の平均投与日数疾患領域別の指 231 周術期予防的抗菌薬投与日数の中央値 - 胃切除 抗菌薬の投与日数の中央値 疾患領域別の指 232 周術期予防的抗菌薬のガイドライン順守率 - 胃切除 胃切除術を受けた患者数 抗菌薬の投与日数が 4 日以内の症例数 疾患領域別の指 233 周術期予防的抗菌薬投与日数の平均値 - 胆嚢摘出 胆嚢摘出を受けた患者数 抗菌薬の平均投与日数 疾患領域別の指 234 周術期予防的抗菌薬投与日数の中央値 - 胆嚢摘出 抗菌薬の投与日数の中央値 疾患領域別の指

23 参照元 実施主体 制定年 最 新 版 指分類 2 No 指名 分母 分子 指分類 1 疾患領域分類 1 疾患領域 分類 2 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 消化器系疾患 肝臓 胆道 膵臓疾 235 周術期予防的抗菌薬のガイドライン順守率 - 胆嚢摘出 胆嚢摘出を受けた患者数 抗菌薬の投与日数が 4 日以内の症例数 疾患領域別の指 筋骨格系疾患 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 筋骨格系疾患 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 筋骨格系疾患 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 産科 婦人科系疾 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 患 産科 婦人科系疾 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 患 産科 婦人科系疾 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 患 内分泌 栄養 代 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 謝に関する疾患 内分泌 栄養 代 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 謝に関する疾患 内分泌 栄養 代 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 謝に関する疾患 腎 尿路系疾患及 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 び男性生殖器系疾 患 腎 尿路系疾患及 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 び男性生殖器系疾 患 腎 尿路系疾患及 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 び男性生殖器系疾 患 産科 婦人科系疾 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 患 産科 婦人科系疾 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 患 産科 婦人科系疾 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 患 産科 婦人科系疾 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 患 産科 婦人科系疾 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 患 産科 婦人科系疾 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 患 産科 婦人科系疾 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 患 産科 婦人科系疾 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 患 産科 婦人科系疾 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 患 産科 婦人科系疾 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 患 産科 婦人科系疾 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 患 産科 婦人科系疾 感染症 process mottoqi 2012 年度 1 患 消化器系疾患 肝 がん process 国立病院機構 臓 胆道 膵臓疾 臨床指 2011 患 236 周術期予防的抗菌薬投与日数の平均値 - 人工股関節置換術人工股関節置換を受けた患者数抗菌薬の平均投与日数疾患領域別の指 237 周術期予防的抗菌薬投与日数の中央値 - 人工股関節置換術抗菌薬の投与日数の中央値疾患領域別の指 238 周術期予防的抗菌薬のガイドライン順守率 - 人工股関節置換術人工股関節置換を受けた患者数抗菌薬の投与日数が 2 日以内の症例数疾患領域別の指 239 周術期予防的抗菌薬投与日数の平均値 - 乳房切除乳房切除を受けた患者数抗菌薬の平均投与日数疾患領域別の指 240 周術期予防的抗菌薬投与日数の中央値 - 乳房切除 抗菌薬の投与日数の中央値 疾患領域別の指 241 周術期予防的抗菌薬のガイドライン順守率 - 乳房切除 乳房切除を受けた患者数 抗菌薬の投与日数が 2 日以内の症例数 疾患領域別の指 242 周術期予防的抗菌薬投与日数の平均値 - 甲状腺手術 甲状腺手術を受けた患者数 抗菌薬の平均投与日数 疾患領域別の指 243 周術期予防的抗菌薬投与日数の中央値 - 甲状腺手術 抗菌薬の投与日数の中央値 疾患領域別の指 244 周術期予防的抗菌薬のガイドライン順守率 - 甲状腺手術 甲状腺手術を受けた患者数 抗菌薬の投与日数が 2 日以内の症例数 疾患領域別の指 245 周術期予防的抗菌薬投与日数の平均値 - 前立腺がん 前立腺がんで手術を受けた患者数 抗菌薬の平均投与日数 疾患領域別の指 246 周術期予防的抗菌薬投与日数の中央値 - 前立腺がん 抗菌薬の投与日数の中央値 疾患領域別の指 247 周術期予防的抗菌薬のガイドライン順守率 - 前立腺がん 前立腺がんで手術を受けた患者数 抗菌薬の投与日数が 4 日以内の症例数 疾患領域別の指 248 周術期予防的抗菌薬投与日数の平均値 - 子宮筋腫 子宮筋腫で手術を受けた患者数 抗菌薬の平均投与日数 疾患領域別の指 249 周術期予防的抗菌薬投与日数の中央値 - 子宮筋腫 抗菌薬の投与日数の中央値 疾患領域別の指 250 周術期予防的抗菌薬のガイドライン順守率 - 子宮筋腫 子宮筋腫で手術を受けた患者数 抗菌薬の投与日数が 4 日以内の症例数 疾患領域別の指 251 周術期予防的抗菌薬投与日数の平均値 - 子宮がん 子宮がんで手術を受けた患者数 抗菌薬の平均投与日数 疾患領域別の指 周術期予防的抗菌薬投与日数の中央値 - 子宮がん 抗菌薬の投与日数の中央値 疾患領域別の指 253 周術期予防的抗菌薬のガイドライン順守率 - 子宮がん 子宮がんで手術を受けた患者数 抗菌薬の投与日数が 4 日以内の症例数 疾患領域別の指 254 周術期予防的抗菌薬投与日数の平均値 - 卵巣嚢腫 卵巣嚢腫で手術を受けた患者数 抗菌薬の平均投与日数 疾患領域別の指 255 周術期予防的抗菌薬投与日数の中央値 - 卵巣嚢腫 抗菌薬の投与日数の中央値 疾患領域別の指 256 周術期予防的抗菌薬のガイドライン順守率 - 卵巣嚢腫 卵巣嚢腫で手術を受けた患者数 抗菌薬の投与日数が 4 日以内の症例数 疾患領域別の指 257 周術期予防的抗菌薬投与日数の平均値 - 卵巣がん 卵巣がんで手術を受けた患者数 抗菌薬の平均投与日数 疾患領域別の指 258 周術期予防的抗菌薬投与日数の中央値 - 卵巣がん 抗菌薬の投与日数の中央値 疾患領域別の指 259 周術期予防的抗菌薬のガイドライン順守率 - 卵巣がん 卵巣がんで手術を受けた患者数 抗菌薬の投与日数が 4 日以内の症例数 疾患領域別の指 260 胃がん 大腸がん 膵臓がんの手術患者に対する静脈血栓塞栓症の予 胃がん 大腸がん 膵臓がんで 静脈血栓塞栓症のリ 分母のうち 当該入院期間中に肺血栓塞栓症予防管理 疾患領域別の指 防対策の施行率 スクレベルが 中 以上の手術を施行した退院患者数 料 ( 弾性ストッキング 間歇的空気圧迫法 ) が算定され ( リスクレベルが 中 以上の手術は 肺血栓塞栓症 / た あるいは抗凝固療法が行われた患者数 深部静脈血栓症 ( 静脈血栓塞栓症 ) の予防ガイドライ ン に準じて抽出 ) 呼吸器系疾患 がん process 国立病院機構 臨床指 肺がん手術患者に対する治療前の病理診断の施行率 肺の悪性腫瘍 ( 初発 ) で手術を施行した退院患者数 分母のうち 病理診断が施行された患者数 疾患領域別の指 がん process 国立病院機構 臨床指 2011 産科 婦人科系疾患 疾患領域別の指 分母のうち 分母で該当した化学療法薬剤の投与同日に 5-HT3 受容体拮抗型制吐剤およびコルチコステロイドが投与された患者数 乳房の悪性腫瘍または乳房の上皮内癌で 嘔吐リスクが高リスクあるいは中リスクに該当する化学療法薬剤を投与された退院患者数 262 乳がん患者に対する嘔吐リスクの高い化学療法における制吐剤 (5-HT3 受容体拮抗型制吐剤とステロイドの併用 ) の投与率 がん process 国立病院機構 臨床指 2011 産科 婦人科系疾患 疾患領域別の指 263 乳がん患者に対するホルモン受容体あるいは HER-2 の検索の施行率乳房の悪性腫瘍 ( 初発 ) で手術を施行した退院患者数分母のうち 当該入院前後の外来や入院 あるいは当該入院で 術後の薬物療法のためにホルモン受容体あるいは HER-2 の検索が行われた患者数 がん process 国立病院機構 臨床指 2011 産科 婦人科系疾患 疾患領域別の指 分母のうち 当該入院期間中にセンチネルリンパ節生検が施行された患者数 264 浸潤性乳がん ( ステージ Ⅰ) に対するセンチネルリンパ節生検の施行率ステージ Ⅰ の乳房の悪性腫瘍 ( 初発 ) で手術を施行した退院患者数 がん process 国立病院機構 臨床指 2011 血液 造血器 免疫臓器の疾患 疾患領域別の指 分母のうち 当該入院前の外来や入院 当該入院期間中に FACS による表面抗原検査が施行された患者数 前回同一疾病で自院入院がない 18 歳以上の白血病 ( 初発 ) の退院患者数 歳以上の白血病患者に対する診断時の FACS による表面抗原検査の施行率

24 参照元 実施主体 制定年 最 新 版 指分類 2 No 指名 分母 分子 指分類 1 疾患領域分類 1 疾患領域 分類 2 がん process 国立病院機構 臨床指 2011 血液 造血器 免疫臓器の疾患 疾患領域別の指 分母のうち 血清 β2 ミクログロブリン値が測定された患者数 前回同一疾病で自院入院がない 初発の多発性骨髄腫の退院患者数 266 初発多発性骨髄腫患者に対する血清 β2 ミクログロブリン値の測定の施行率 がん process 国立病院機構 臨床指 2011 血液 造血器 免疫臓器の疾患 疾患領域別の指 分母のうち 骨髄検査の病理組織学的検討が施行された患者数 前回同一疾病で自院入院がない 初発の悪性リンパ腫の退院患者数 267 悪性リンパ腫患者に対する病期診断のための骨髄検査の病理組織学的検討の施行率 がん process 国立病院機構 臨床指 2011 血液 造血器 免疫臓器の疾患 がん process 国立病院機構 臨床指 2011 産科 婦人科系疾患 呼吸器系疾患 がん process 国立病院機構 臨床指 悪性リンパ腫患者および多発性骨髄腫患者に対する外来通院経静脈的 悪性リンパ腫あるいは多発性骨髄腫で点滴による化学 分母のうち 当該入院前後の期間に外来で経静脈的化 疾患領域別の指 化学療法の施行率 療法を受けた退院患者数 学療法が施行されている患者数 269 子宮頚部上皮内がん患者に対する円錐切除術の施行率 子宮頚部上皮内がん ( 初発 ) の退院患者数 分母のうち 円錐切除術が施行された患者数 疾患領域別の指 疾患領域別の指 270 小細胞肺がんに対する抗がん剤治療の施行率 小細胞肺がんの退院患者数 分母のうち 当該入院前後の外来や入院 あるいは当 該入院で シスプラチンとエトポシド あるいは シスプ ラチンと塩酸イリノテカン が投与された患者数 呼吸器系疾患 がん process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 分母のうち 悪性腫瘍遺伝子検査 (EGFR 遺伝子検査 ) が算定された患者数 肺がん ( 小細胞がんを除外 ) で EGFR チロシンキナーゼ阻害剤 (EGFR-TK1) を投与された退院患者数 271 EGFR チロシンキナーゼ阻害剤 (EGFR-TK1) が投与された患者に対する EGFR 遺伝子検査の施行率 がん process 国立病院機構 臨床指 2011 消化器系疾患 肝臓 胆道 膵臓疾 疾患領域別の指 272 胃がん患者に対する手術時の腹水細胞診の施行率 胃の悪性腫瘍手術が施行された退院患者数 分母のうち 胃の悪性腫瘍手術時に腹水細胞診が行わ れた患者数 神経系疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 脳卒中の退院患者数分母のうち 頸動脈エコー MR アンギオグラフィ CT アンギオグラフィ もしくは脳血管撮影検査にて脳血管 ( 頸動脈 ) 病変評価が実施された患者数 273 脳卒中患者に対する頸動脈エコー MR アンギオグラフィ CT アンギオグラフィ 脳血管撮影検査のいずれか一つ以上による脳血管 ( 頸動脈 ) 病変評価の施行率 神経系疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 急性脳梗塞の退院患者数分母のうち 入院日から数えて 2 日以内にアスピリン オザグレル アルガドロパン ヘパリンが投与された患者数 神経系疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 急性くも膜下出血の退院患者数分母のうち 開頭による外科治療あるいは血管内治療疾患領域別の指 274 急性脳梗塞患者に対するアスピリン オザグレル アルガドロパン ヘパリンの投与率 275 破裂脳動脈瘤患者に対する開頭による外科治療あるいは血管内治療の施行率 神経系疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 276 脳卒中患者に対する静脈血栓塞栓症の予防対策の施行率 脳卒中の退院患者数 分母のうち 肺血栓塞栓症予防管理料が算定された患 者数 循環器系疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 分母のうち 退院時処方でスタチンが処方された患者数疾患領域別の指 277 急性心筋梗塞患者に対する退院時のスタチンの処方率急性心筋梗塞で入院し 高脂血症を併存している退院患者数 循環器系疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 心不全の退院患者数分母のうち 退院時処方でアンジオテンシン変換酵素阻害薬 アンジオテンシン Ⅱ 受容体拮抗薬 β ブロッカー 抗アルドステロンのいずれかが処方されている患 process 国立病院機構臨床指 2011 内分泌 栄養 代謝に関する疾患 インスリン療法を行っている外来患者数 分母のうち 自己血糖測定を実施している患者数 疾患領域別の指 278 心不全患者に対する退院時のアンジオテンシン変換酵素阻害薬 アンジオテンシン Ⅱ 受容体拮抗薬 β ブロッカー 抗アルドステロンのいずれかの処方率 279 インスリン療法を行っている外来糖尿病患者に対する自己血糖測定の施 行率 process 国立病院機構臨床指 2011 内分泌 栄養 代謝に関する疾患 疾患領域別の指 分母のうち 管理栄養士による栄養指導が行われた患者数 280 外来糖尿病患者に対する管理栄養士による栄養指導の施行率外来糖尿病患者のうち 計測期間中に入院をしていない患者数 20 筋骨格系疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 分母のうち 手術当日から数えて 4 日以内にリハビリテーションが行われた患者数 大腿骨頸部あるいは大腿骨転子部 転子下骨折に係る手術を施行した退院患者数 281 大腿骨近位部骨折患者に対する早期リハビリテーション ( 術後 4 日以内 ) の施行率 process 国立病院機構臨床指 2011 消化器系疾患 肝臓 胆道 膵臓疾 疾患領域別の指 282 急性膵炎患者に対する早期 ( 入院 2 日以内 ) の CT の施行率 急性膵炎の退院患者数 大腿骨頸部あるいは大腿骨転子部 転子下骨折に係る 手術を施行した退院患者数 process 国立病院機構臨床指 2011 消化器系疾患 肝臓 胆道 膵臓疾患消化器系疾患 肝臓 胆道 膵臓疾患 疾患領域別の指 急性胆管炎あるいは急性胆嚢炎の退院患者数分母のうち 当該入院の入院日から数えて 2 日以内に抗菌薬 ( 注射薬 ) が投与された患者数 283 急性胆管炎患者 急性胆嚢炎患者に対する早期 ( 入院 2 日以内 ) の注射抗菌薬投与の施行率 process 国立病院機構臨床指 2011 疾患領域別の指 分母のうち 肝細胞がんスクリーニングとしての肝細胞がんスクリーニングと治療管理のための腫瘍マーカーの検査が施行された患者数 B 型慢性肝炎 C 型慢性肝炎 ( 肝硬変 肝がん含む ) の外来患者数 284 B 型および C 型慢性肝炎患者 ( 肝硬変 肝がん含む ) に対する肝細胞がんスクリーニングと治療管理のための腫瘍マーカーの検査の施行率 process 国立病院機構臨床指 2011 消化器系疾患 肝臓 胆道 膵臓疾患 疾患領域別の指 分母のうち 肝細胞がんスクリーニングとしての画像検査 ( 腹部エコー 単純あるいは造影腹部 CT 単純あるいは造影腹部 MRI) のいずれかが施行された患者数 B 型慢性肝炎 C 型慢性肝炎 ( 肝硬変含む ) の外来患者数 285 B 型および C 型慢性肝炎患者 ( 肝硬変含む ) に対する肝細胞がんスクリーニングのための画像検査の施行率 process 国立病院機構臨床指 2011 消化器系疾患 肝臓 胆道 膵臓疾 疾患領域別の指 286 B 型慢性肝炎患者に対する HBV-DNA モニタリングの施行率 B 型慢性肝炎の外来患者数 分母のうち HBV-DNA モニタリングが施行された患者 数 process 国立病院機構臨床指 2011 消化器系疾患 肝臓 胆道 膵臓疾 疾患領域別の指 287 急性胆嚢炎患者に対する入院 2 日以内の超音波検査の施行率 急性胆嚢炎の退院患者数 分母のうち 当該入院の入院日から数えて 2 日以内に 超音波検査が施行された患者数 呼吸器系疾患 感染症 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 288 肺炎患者に対する血液や喀痰培養の施行率 注射抗菌薬が投与された肺炎の退院患者数 分母のうち 血液培養検査あるいは喀痰培養検査が施 行された患者数 呼吸器系疾患 感染症 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 289 肺炎患児における喀痰や鼻咽頭培養検査の施行率 0 ~ 15 歳の肺炎の退院患者数 分母のうち 当該入院の入院日から数えて 3 日以内に 喀痰 ( 鼻咽頭 ) 培養検査が施行された患者数 感染症 process 国立病院機構 臨床指 2011 腎 尿路系疾患及び男性生殖器系疾患 疾患領域別の指 290 急性腎盂腎炎患者に対する尿培養の施行率注射抗菌薬が投与された急性腎盂腎炎の退院患者数分母のうち 当該入院期間中に尿培養が施行された患者数 感染症 process 国立病院機構 臨床指 2011 血液 造血器 免疫臓器の疾患 疾患領域別の指 291 注射抗菌薬投与患者に対する培養検査の施行率 注射用抗菌薬が投与された手術無しの退院患者数 分母のうち 血液等のいずれかの培養検査が施行され た患者数 感染症 process 国立病院機構 臨床指 2011 腎 尿路系疾患及び男性生殖器系疾患 疾患領域別の指 経尿道的前立腺切除術が施行された退院患者数分母のうち 当該入院の手術日から数えて 3 日以内に抗菌薬 ( 経口 注射 ) が中止になった患者数 292 経尿道的前立腺切除術が施行された患者に対する術後 3 日以内の抗菌薬の中止率 呼吸器系疾患 感染症 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 市中肺炎の退院患者数分母のうち 当該入院期間中に入院日から数えて 3 日以内に迅速検査 ( 尿中肺炎球菌抗原検査 尿中肺炎球菌莢膜抗原検査 ) が施行された患者数 293 市中肺炎入院患者に対する迅速検査 ( 尿中肺炎球菌抗原検査 尿中肺炎球菌莢膜抗原検査 ) の施行率

25 参照元 実施主体 制定年 最 新 版 指分類 2 No 指名 分母 分子 指分類 1 疾患領域分類 1 疾患領域 分類 2 呼吸器系疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 間質性肺炎の退院患者数分母のうち 当該入院 あるいは当該入院後の外来や入院で 間質性肺炎における検査 ( KL-6 SP-D SP-A ) が行われた患者数 294 間質性肺炎患者に対する血清マーカー検査 ( KL-6 SP-D SP- A ) の施行率 小児疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 295 気管支喘息患者に対する吸入ステロイド剤の投与率 気管支喘息の退院患者数 分母のうち 当該入院期間中に吸入ステロイド剤が投 与された患者数 呼吸器系疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 296 慢性閉塞性肺疾患患者に対する呼吸器リハビリテーションの施行率 慢性閉塞性肺疾患の退院患者数 分母のうち 当該入院期間中に呼吸器リハビリテーショ ンが施行された患者数 筋骨格系疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 分母のうち リウマトイド因子 (RF) あるいは抗環状シトルリン化ペプチド抗体 ( 抗 CCP 抗体 ) の測定が施行された患者数 関節リウマチ疑い ( 関節リウマチ 悪性関節リウマチ 若年性関節リウマチの疑い含む ) の外来患者数 297 関節リウマチ疑い患者に対するリウマトイド因子 (RF) あるいは抗環状シトルリン化ペプチド抗体 ( 抗 CCP 抗体 ) の測定の施行率 小児疾患 process 国立病院機構 臨床指 小児食物アレルギー患者に対する特異的 IgE 検査の施行率 食物アレルギーの小児 (1 歳以下 ) の外来患者数 分母のうち 特異的 IgE 検査が施行された患者数 疾患領域別の指 呼吸器系疾患 process 国立病院機構 臨床指 気管支喘息患者に対する特異的 IgE 抗体検査の施行率 気管支喘息 (16 歳以上 ) の外来患者数 分母のうち 特異的 IgE 検査が施行された患者数 疾患領域別の指 眼科系疾患 process 国立病院機構 臨床指 緑内障患者に対する視野検査の施行率 緑内障の外来患者数 分母のうち 視野検査が行われた患者数 疾患領域別の指 がん process 国立病院機構 臨床指 2011 腎 尿路系疾患及び男性生殖器系疾患 301 T1a T1b の腎がん患者に対する腹腔鏡下手術の施行率 腎悪性腫瘍 ( 初発 ) の T1a T1b の退院患者数 分母のうち 腹腔鏡下手術を施行した患者数 疾患領域別の指 がん process 国立病院機構 臨床指 2011 産科 婦人科系疾患 302 良性卵巣腫瘍患者に対する腹腔鏡下手術の施行率 卵巣の良性新生物で手術が施行された退院患者数 分母のうち 腹腔鏡下手術が施行された患者数 疾患領域別の指 がん process 国立病院機構 臨床指 2011 消化器系疾患 肝臓 胆道 膵臓疾消化器系疾患 肝臓 胆道 膵臓疾 疾患領域別の指疾患領域別の指 303 結腸がんに対する腹腔鏡下手術の施行率 ( ステージ Ⅰ) 結腸がん ( ステージ Ⅰ) の手術を施行した退院患者数 分母のうち 当該入院期間中に腹腔鏡下結腸悪性腫瘍 切除術を施行した患者数 がん process 国立病院機構 臨床指 結腸がんに対する腹腔鏡下手術の施行率 ( ステージ Ⅱ) 結腸がん ( ステージ Ⅱ) の手術を施行した退院患者数 分母のうち 当該入院期間中に腹腔鏡下結腸悪性腫瘍 切除術を施行した患者数 耳鼻咽喉科系疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 分母のうち 喉頭ファイバースコピー検査あるいは嚥下造影検査が施行された患者数 嚥下障害 誤嚥の退院患者数 ( 誤嚥性肺炎を含まない場合 ) 305 嚥下障害患者に対する喉頭ファイバースコピーあるいは嚥下造影検査の施行率 ( 耳鼻咽喉科を持たない病院 ) 耳鼻咽喉科系疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 分母のうち 喉頭ファイバースコピー検査あるいは嚥下造影検査が施行された患者数 嚥下障害 誤嚥の退院患者数 ( 誤嚥性肺炎を含まない場合 ) 306 嚥下障害患者に対する喉頭ファイバースコピーあるいは嚥下造影検査の施行率 ( 耳鼻咽喉科を持つ病院 ) 精神疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 307 精神科電気痙攣療法における修正型電気痙攣療法の施行率 精神科電気痙攣療法が施行された退院患者数 分母のうち 精神科電気痙攣療法 ( 酸素マスク装着又 は気管内挿管による閉鎖式全身麻酔 ) を行った患者数 神経系疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 308 認知症患者に対する画像検査 (CT または MRI) の施行率 認知症の外来患者数 分母のうち 画像検査 (CT または MRI) が行われた患者 数 精神疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 21 躁病 双極性障害 統合失調症の退院患者数分母のうち 退院後 3 か月以内にリチウム製剤 バルプロ酸ナトリウム カルバマゼピン ハロペリドール ブロムペリドールの薬剤に係る血中濃度測定が施行された患者数 309 躁病患者 双極性障害患者 統合失調症患者に対する血中濃度測定の施行率 精神疾患 process 国立病院機構 臨床指 統合失調症患者に対する抗精神病薬の単剤化の施行率 統合失調症で抗精神病薬が投与された退院患者数 分母のうち 抗精神病薬が単剤化されていた患者数 疾患領域別の指 process 国立病院機構臨床指 2011 process 国立病院機構臨床指 2011 血液 造血器 免疫臓器の疾患血液 造血器 免疫臓器の疾患 311 HIV 患者の外来継続受診率 HIV の外来患者数 分母のうち 1 年間に外来を 3 回以上受診した患者数 疾患領域別の指 312 HIV 患者に対する血糖 総コレステロール 中性脂肪の 3 検査の施行率 HIV の外来患者数 分母のうち 血糖 総コレステロール 中性脂肪の 3 検 疾患領域別の指 査が同時に施行された患者数 精神疾患 process 国立病院機構 臨床指 重症心身障害児 ( 者 ) に対する栄養管理の施行率 重症心身障害児 ( 者 ) の入院患者数 分母のうち 栄養管理が行われた患者数 疾患領域別の指 精神疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 超 準超重症児 の重症心身障害児 ( 者 ) の実患者数 分母のうち リハビリテーションが行われた実患者数 疾患領域別の指 314 重症心身障害児 ( 者 ) における 超 準超重症児 に対するリハビリテーションの施行率 精神疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 分母のうち リハビリテーションが行われた実患者数疾患領域別の指 超 準超重症児以外 の重症心身障害児 ( 者 ) の実患者数 精神疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 超 準超重症児 の重症心身障害児 ( 者 ) の実患者数 分母のうち 摂食療法が行われた実患者数 疾患領域別の指 精神疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 分母のうち 摂食療法が行われた実患者数疾患領域別の指 超 準超重症児以外 の重症心身障害児 ( 者 ) の実患者数 精神疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 超 準超重症児 の重症心身障害児 ( 者 ) の実患者数 分母のうち 骨密度測定が行われた実患者数 疾患領域別の指 精神疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 分母のうち 骨密度測定が行われた実患者数疾患領域別の指 超 準超重症児以外 の重症心身障害児 ( 者 ) の実患者数 315 重症心身障害児 ( 者 ) における 超 準超重症児以外 に対するリハビリテーションの施行率 316 重症心身障害児 ( 者 ) における 超 準超重症児 に対する摂食機能療法の施行率 317 重症心身障害児 ( 者 ) における 超 準超重症児以外 に対する摂食機能療法の施行率 318 重症心身障害児 ( 者 ) における 超 準超重症児 に対する骨密度測定の施行率 319 重症心身障害児 ( 者 ) における 超 準超重症児以外 に対する骨密度測定の施行率 神経系疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 320 パーキンソン病患者に対するリハビリテーションの施行率 パーキンソン病の退院患者数 分母のうち 脳血管疾患等リハビリテーション あるい は 摂食機能療法 が施行された患者数 神経系疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 てんかんの退院患者数分母のうち 入院中に行われた 脳波検査 長期継続頭蓋内脳波検査 長期脳波ビデオ同時記録検査 終夜睡眠ポリグラフィー のいずれかの検査が施行された実患者数と延べ検査回数 321 てんかん治療入院患者に対する脳波検査 長期継続頭蓋内脳波検査 長期脳波ビデオ同時記録検査 終夜睡眠ポリグラフィーのいずれかの検査の施行率と延べ検査回数 神経系疾患 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 分母のうち 終夜連続酸素飽和度の測定が行われた患者数 322 筋萎縮患者に対する終夜連続酸素飽和度測定の施行率計測期間中に療養介護サービス ( 障害者自立支援法 ) を受けた筋萎縮症患者数

26 参照元 実施主体 制定年 最 新 版 指分類 2 No 指名 分母 分子 指分類 1 疾患領域分類 1 疾患領域 分類 2 呼吸器系疾患 感染症 process 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 分母のうち DOTS ( Directly Observed Treatment, Short-Course: 直接服薬確認治療 ) 開始がなされた患者 323 結核入院患者における DOTS 実施率計測期間内に結核病床に入院中で 肺結核 かつ 3 日以上 180 日未満の期間に入院した患者で 抗結核薬が処方された患者数 病院全体の指 感染症 process 国立病院機構 臨床指 2011 清潔手術を施行した退院患者数分母のうち 術日以降に抗菌薬が予防的に投与され 手術当日から数えて 3 日以内に中止された患者数 324 清潔手術が施行された患者に対する手術部位感染 (SSI) 予防のための抗菌薬 3 日以内の中止率 病院全体の指 感染症 process 国立病院機構 臨床指 2011 準清潔手術を施行した退院患者数分母のうち 術日以降に抗菌薬が予防的に投与され 手術当日から数えて 4 日以内に中止された患者数 325 準清潔手術が施行された患者に対する手術部位感染 (SSI) 予防のための抗菌薬 4 日以内の中止率 アルブミン製剤の総単位数 病院全体の指 process 国立病院機構 臨床指 アルブミン製剤 / 赤血球濃厚液比赤血球濃厚液の総単位数と自己血輸血の総単位数の総計 outcome 国立病院機構臨床指 2011 腎 尿路系疾患及び男性生殖器系疾 疾患領域別の指 327 前立腺生検実施後の感染症の発生率 前立腺生検を実施した退院患者数 分母のうち 感染症を発症した患者数 ( 予防的抗菌薬 の投与が 4 日目に出現している場合を感染症の発症と みなす ) outcome 国立病院機構臨床指 2011 患産科 婦人科系疾患 328 単純子宮全摘術が施行された患者に対する輸血の発生率 単純子宮全摘術を施行した退院患者数 分母のうち 輸血が発生した患者数 疾患領域別の指 小児疾患 感染症 outcome 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 329 新生児治療室における MRSA の院内感染の発生率 新生児 ( 院内出生 ) の退院患者数 分母のうち 当該入院期間中に MRSA を発症した患者 数 精神疾患 outcome 国立病院機構 臨床指 2011 疾患領域別の指 330 精神科患者における 1 か月以内の再入院率 統合失調症 躁病に該当する退院患者数 分母のうち 分母の当該入院が 1 か月以内の再入院に 該当する患者数 歳以上の高齢患者における入院中の大腿骨骨折の発生率 75 歳以上の退院患者数 分母のうち 入院中に大腿骨骨折を発生した患者数 病院全体の指 outcome 国立病院機構 臨床指 2011 病院全体の指 outcome 国立病院機構 臨床指 歳以上の入院高齢患者における新規褥瘡の院内発生率 高齢患者 (75 歳以上 ) の退院患者数 分母のうち 褥瘡対策に関する治療計画書において NPUAP 分類にて StageⅡ 以上 もしくは DESIGN 評価表 で d2 以上と判定された院内の新規発生の褥瘡を有する 患者数 準清潔手術 清潔手術を施行した退院患者数 分母のうち 7 日以上抗菌薬が投与されている患者数 病院全体の指 感染症 outcome 国立病院機構 臨床指 清潔手術あるいは準清潔手術が施行された患者に対する術後感染症の発生率

27 資料 2. 医療の質指ポータルサイト 画面 23

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35 資料 3. 平成 26 年 3 月 1 日開催 クォリティ インディケータ フォーラム 資料 31

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37 クォリティ インディケータ フォーラムプログラム ~ 患者 市民から見たデータ公表のあり方 ~ 日時 : 平成 26 年 3 月 1 日 ( 土 ) 13 時 ~17 時場所 : 公益財団法人日本医療機能評価機構 9 階ホール 12:30 開場 13:00 13:05~13:15 13:15~13:40 13:40~14:05 14:05~14:30 開会挨拶研究代表者河北博文挨拶厚生労働省 日本医師会 日本医学会医療の質に関するデータを患者が活用するために NPO 法人ささえあい医療人権センター COML 理事長山口育子患者 市民が望む医療機関のデータ公表のあり方 ~ 周産期医療を例に~ 医療情報の公開 開示を求める市民の会代表世話人勝村久司患者本位の QI 私論 ~ 日経病院調査から見えてきたこと~ 日本経済新聞社編集委員木村彰 14:30~14:45 休憩 14:45~15:10 15:10~15:35 15:35~15:55 15:55~16:55 患者目線のがん情報サイト 大阪がんええナビ における情報の提供 活用について NPO 法人がんと共に生きる会副理事長 事務局長 NPO 法人大阪がんええナビ制作委員会理事長濱本滿紀患者にとっての医療情報 がん医療から考える 読売新聞東京本社編集局社会保障部本田麻由美 医療の質指ポータルサイト について公益財団法人日本医療機能評価機構企画部パネルディスカッション座長 : 山口直人 今中雄一パネリスト : 山口育子 勝村久司 木村彰 濱本滿紀 本田麻由美 16:55 閉会挨拶 17:00 閉会 主催 : 平成 25 年度厚生労働科学研究 ( 地域医療基盤開発推進研究事業 ) 日常的な医療の質の評価指の準化と公表方法に関する開発研究班共催 : 公益財団法人日本医療機能評価機構後援 : 厚生労働省 日本医師会 日本医学会 33

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39 医療の質に関するデータを患者が活用するために NPO 法人ささえあい医療人権センター COML 理事長山口育子 ここ 20 数年間に患者を取り巻く医療環境は大きく変化し 患者の意識も変遷を遂げてきました とくにインフォームド コンセントの必要性が問われると同時に 患者の権利意識も高まりを見せました そして 患者が手にする情報量もかつては考えられなかったほど増え 専門家と同レベルの情報が容易に手に入るようになっています かつて 情報がなかった時代には 私たち患者側は 知識さえあれば医療のことも理解できるようになる 情報が増えれば自己決定できる と期待していました しかしインターネットの普及とともに溢れるほどの情報を目の前にし 選択と自己決定の難しさを改めて突き付けられている気がします インターネットで得られる誤った情報を鵜呑みにして翻弄させられている人も少なくありません また一方で インフォームド コンセントの定着とともに 患者は専門的で詳細な説明を受けることができるようになりました しかし それが患者の理解につながっているかといえば疑問が残ります 長時間かけて口頭で受けた説明を理解し 記憶に留められる患者のほうが少数派だからです それだけに 患者が情報や知識を理解するためのサポートと情報の共有化が医療者に求められていると思います 医療を選ぶにあたって 確かな指は多くの患者が望むところだと考えます ただ 患者 といっても 一人ひとり個別的な存在です 何を知りたいのか どこまで理解できるのか そもそもの情報へのアクセス能力やリテラシーも異なっています また 医療の質を担保し向上させるために目安となる指が 必ずしも患者が知りたいと思う項目とは限りません 医療の質に関するデータを患者が参考にするにあたっては 日本医療機能評価機構の研究成果等で記されている通り 病院の格付けではない 医療の質を厳密に測定することは極めて困難 定量化できる一部をもって全体の質を語ることができない ということを患者も共有することが大前提だと思います 現段階では いま公表されている指を読み解き 活用できる患者はまだ多くはないでしょう しかし 公表されることで 医療者の意識や質の向上には繋がると思います さらにそれを患者が活用できるようにするためには 患者が活用することを推奨する項目の紹介 指の読み解き方の説明 用語の解説が欠かせません ぜひ 患者が活用できる内容へとステップアップすることを期待します 35

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41 2013 年度クォリティ インディケータ フォーラム 医療の質に関するデータを患者が活用するために NPO 法人ささえあい医療人権センター COML 理事長山口育子 NPO 法人ささえあい医療人権センター COML とは 1990 年スタート 2002 年 NPO 法人化 自立 成熟し主体的医療参加ができる賢い患者を目指す一人ひとりが いのちの主人公 からだの責任者 の自覚から 対立せず協働 活動の目的より良いコミュニケーション 思いを言語化し 提言 提案できる患者 市民の増加が願い 電話相談件数の推移 ( 件 ) 年 1990 年代に高まった権利意識 患者の受け身 お任せ姿勢の見直しの機運 インフォームド コンセントの普及 マイナス情報の積極的提供 がん告知 病状 進行期 余命を含め すべて伝える 時代に ミス 事故 事件報道の増加 密室 から 公表 へ コスト意識の高まり ( 医療費の相談の増加 ) 37

42 COML の考える患者の権利 誰でも公平に良質な医療が受けられる 考え方や価値観が尊重される 病名 病状など十分な情報が得られる 自らの情報はすべて開示される 自己決定した内容が尊重される ( 拒否も含めて ) 個人情報が守られプライバシーが侵害されない 医療情報を巡る患者側の意識 1990 年ごろ情報や知識が得られない 情報さえあれば明確になる 自己決定も可能 1990 年代半ば以降情報の増加 病名 病状 副作用 合併症 死亡率など辛い情報を受け止める精神的負担 自己決定の難しさ 情報があっても選べない 情報過多の時代を迎えて 正しい 情報はどれか 答えは一つとは限らない 共有化の不足 どうやって情報を選べばいいのか 専門的な医療の詳細な説明 情報を理解できない 説明不足 の相談の真相? インフォームド コンセントの誤解釈? 患者の権利のはずが ICをとる に インターネット情報を鵜呑みにした混乱 選ぶ指はほしいけれど 患者による違い 何を知りたいか どこまで理解できるか アクセス能力 情報のリテラシー 患者と医療者の間にあるギャップ 医療の質を担保 向上するために必要な項目 患者が知りたいと思う項目 38

43 共有すべき大前提 病院の格付けではない 医療の質を厳密に測定することは極めて困難 定量化できる一部をもって全体の質を語ることができない ( 日本医療機能評価機構 HP 研究成果等 より ) 医療の質に関するデータを患者が活用するために 現段階で公表されている指を患者が読み解き 活用できるかは疑問 公表することで医療者の意識や全体の質の向上に繋がる 患者が活用するためのステップとして患者の活用を推奨する項目の紹介指の読み解き方の説明用語の解説 39

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45 クォリティ インディケータのデータ公表の意義と課題 医療情報の公開 開示を求める市民の会代表世話人勝村久司 1 医療機関ごとの方針と準備体制 医師と助産師の人数 勤務体制 麻酔科医 小児科医との連携 分娩誘発に関する考え方 緊急帝王切開までの所要時間 いざというときの搬送予定先 2 医療機関ごとの実情がわかる実績 予定帝王切開の件数と割合 緊急帝王切開の件数と割合 緊急帝王切開までの所要時間の実績 搬送先の実績と所要時間 分娩誘発の件数と割合 分娩誘発後の緊急帝王切開の件数と割合 その他の医療介入の件数と割合 3 データ公表と機能分化データ公表が 医療機関の健全な機能分化や地域医療の役割分担の推進につながっていくべきで そのような意図や目的を持つことが必要 それぞれの手術 ( 術式 ) の件数や結果を公表することで得意を示し 不得意は他に依頼する 専門性の高い医療行為 ( 例えば TOLAC 等 ) についての考えとそれに臨む体制を示し 件数と結果を公表し 限られた医療機関での医療に限定する 4 情報開示や情報共有を推進する姿勢の指 クリティカルパスの手渡し率 検査結果データのコピーの即時手渡し率 日毎の看護記録のコピーの手渡し率 カルテ開示実施率 インフォームドコンセントの文書での実施率 5 医療機能評価項目に基づくアンケートの実施医療機能評価項目に応じた内容についての評価アンケートを全職員と患者向けに毎年実施し その結果を医療機能評価の結果と共に経年で公表 結果は公表するだけでなく 公表直後に 院外のメンバーを加えた協議会で分析し提言をしていくことが必要 自由回答欄の記述や日常の意見箱の内容などと共に アンケート 分析 提言 改善 アンケートの繰り返しのサイクルを確立する 6 患者の誤解を理由にした非公表は悪しきパターナリズム医療者にとっても無意味なデータでない限り どのような指データでも 原則として 患者や市民の誤解やメディアの誤報を恐れて公表しないという姿勢はとらず そのデータの意味や背景の状況を適切に伝える努力を行う 7 死亡率は個々の医療行為の質と直結せず 指とはなり得ない 周産期死亡率 ( 早期新生児死亡率 ) は産科医療の質の指には必ずしもならない アプガースコアの点数 帝王切開に至る分娩誘発数 脳性まひの発症率 重篤な合併症 副作用 不可逆的な後遺症等の発生率を見ることが大事である 41

46 42

47 クォリティインディケータフォーラム 患者 市民が望む医療機関のデータ公表のあり方 ~ 周産期医療を例に ~ 医療情報の公開 開示を求める市民の会 勝村久司 まず 個々の医療機関ではなく これまでの周産期医療全体を見てみると 日本の日別出生数 (1984 年 12 月 ) 出生 数(人) 土日月火水木金土日月火水木金土日月火水木金土日月火水木金土日月 日付と曜日

48 5 時間別全出生数 (1984 年 ) 全 人の分布 出 生 数( 人) 時 2 時 4 時 6 時 8 時 10 時 12 時 14 時 16 時 18 時 20 時 22 時時間 6 44

49 全帝王切開件数中の緊急帝王切開の割合 ( 社会医療診療行為別調査 ) 病院 診療所 全体 2006 年 緊急 / 全帝切 39.1% 37.2% 38.5% 2011 年 緊急 / 全帝切 41.6% 36.0% 40.0% 産婦人科医療事故防止のために 日本母性保護医協会 (1990 年 1 月発行 ) 当会の行っている妊産婦死亡調査でも死亡原因の中で子宮収縮剤使用後の子宮破裂 弛緩出血の占める比率は高い また羊水栓塞による死亡例の中で子宮収縮剤を使用した症例が多いのも事実である 訴訟になった例や母体死亡例では子宮収縮剤を用いて分娩を誘発ないし促進している症例が多い ( 略 ) それら症例の中では誘発や促進の適応が不明なものが少なくない 医療施設側の事情によって計画分娩を行うことはトラブルのもとであり 決してすべきものではない ( 略 ) 誘発は妊婦および児の利益のために行うという立場を忘れてはならない 1~4 歳児の疾患による死亡率先進 13 カ国中 日本が最高 1999 年の統計を元にした国立保健医療科学院生涯保健部 田中哲朗氏らの研究報告 わが国の小児の保健医療水準 先進国との死亡率の比較より によると 日本の 1~4 歳児の疾患による死亡率は 先進 14 か国中 最も高いことがわかった この研究は先進 13 か国 ( 米国 ドイツ 英国 フランス イタリア スペイン カナダ オーストラリア オランダ スイス ベルギー スウェーデン オーストリア ) と日本の 0~14 歳の死亡率を比較した研究で 全年齢の死亡率 5~14 歳児の死亡率は 13 か国平均を 100 とした場合 それぞれ と日本の方が低く 0 歳児の死亡率にいたっては 67.0 で 14 か国中 2 番目に低いにもかかわらず 1 ~4 歳児の死亡率は で 米国に次いで 2 番目に高くなっている 米国は他殺の死亡率が著しく高いことから 疾患による死亡率では 14 か国中 日本がトップであり 先天異常などの出生時の救命率の高さを考慮しても突出していると指摘している 死亡率を 13 か国並に改善すれば 350 名 最高値のスウェーデン並にすれば 850 名以上救命できると試算している 妊産婦死亡の防止に関する研究 1996 年度研究報告書 妊産婦死亡 197 例中, 陣痛促進剤使用 49 症例の死亡原因を検討した結果, 分娩時出血性ショックと羊水塞栓症が非使用群に比較し有意に多かった さらに分娩時出血性ショックの中では, 子宮破裂, 頚管裂傷 膣壁裂傷, 弛緩出血が非使用群に比し有意に多かった これらの死亡の原因となった産科異常は陣痛の強さと関連する異常と考えた 陣痛促進剤使用群で救命可能と判定した例は49 例中 24 例であった 45

50 厚労省の研究班の調べで 妊娠や出産で亡くなる女性は公表されている人数より 35 ハ ーセント多いことがわかった 妊娠や出産にともなって脳出血を起こし産婦人科以外の診療科に移された経過が報告されていなかったため 公表されている統計では平成 17 年に全国で 62 人の妊産婦の死亡が報告されている 厚生労働省研究班は平成 17 年に死亡した 10 代から 49 歳までの女性全員 1 万 6 千人あまりを対象に死亡と出産 妊娠の関係を分析 その結果 新たに 22 人見つかった 公表されている妊産婦の死亡統計よりも 35 ハ ーセント多い 内訳脳出血 くも膜下出血 10 人 心臓病 6 人肺そくせん 5 人 大動脈瘤破裂 1 人調査に当たった国立循環器病センター周産期科の池田智明部長 日本の周産期医療はこれまで未熟児を救うことを中心にやってきて母親の命を守ることに不十分な面もあった 妊産婦の視点をあてた医療を進めるためには実態を正確に把握した上で産科と他の診療科の連携を早急に進める必要がある (2008 年 4 月 NHK ニュースより ) 個々の医療機関のデータ公表のあり方について 産科医療機関のホームページで公表されていること 病院エントランスの豪華さ 病室のアメニティ 病院専属シェフの有無 お祝い膳のメニュー アロマテラピーサービスの内容 事故が起こると 医療界は お産のリスクや医療の不確実性に患者は無理解だ と非難してきた 医療機関ごとの方針と準備体制 医師と助産師の人数 勤務体制 麻酔は誰が担当するのか 小児科医 新生児科医との連携 分娩誘発に関する考え方 輸血開始までの所要時間 緊急帝王切開までの所要時間 いざというときの搬送予定先 46

51 医療機関ごとの実情がわかる実績 予定帝王切開の件数と割合 緊急帝王切開の件数と割合 緊急帝王切開までの所要時間の実績 搬送先の実績と所要時間 分娩誘発の件数と割合 分娩誘発後の緊急帝王切開の件数と割合 その他の医療介入の件数と割合 データ公表と機能分化 データ公表が 医療機関の健全な機能分化や地域医療の役割分担の推進につながっていくべきで そのような意図や目的を持つことが必要 それぞれの手術 ( 術式 ) の件数や結果を公表することで得意を示し 不得意は他に依頼する 専門性の高い医療行為 ( 例えばTOLAC 等 ) についての考えとそれに臨む体制を示し 件数と結果を公表し 限られた医療機関での医療に限定する 情報開示や情報共有を推進する姿勢の指 クリティカルパスの手渡し率 検査結果データのコピーの即時手渡し率 日毎の看護記録のコピーの手渡し率 カルテ開示実施率 インフォームドコンセントの文書での実施率それぞれについて 手渡し等が実施されるものの一覧も必要 医療機能評価項目に基づくアンケートの実施 医療機能評価項目に応じた内容についての評価アンケートを全職員と患者向けに毎年実施し その結果を医療機能評価の結果と共に経年で公表 アンケート結果は公表するだけでなく 結果発表直後に 院外のメンバーを加えた協議会で分析し提言をしていくことが必要 自由回答欄の記述や日常の意見箱の内容などと共に アンケート 分析 提言 改善 アンケート の繰り返しのサイクルを確立する 47

52 患者の誤解を理由にした非公表は悪しきパターナリズム 医療者にとっても無意味なデータでない限り どのような指データでも 患者や市民の誤解やメディアの誤報を恐れて公表しないという姿勢は 情報共有する気力と説明責任の誠意の欠如 患者や市民を信頼して 集約データや指をできる限りそのままの形で そのデータの意味や背景の状況を適切に伝える努力 ( 伝え方の研鑽 ) を精一杯行い 丁寧に繰り返していく姿勢を持つべき 死亡率は個々の医療行為の質と直結せず 指とはなり得ない 周産期死亡率 ( 早期新生児死亡率 ) が産科医療の質と必ずしも相関していない アプガースコアの点数 帝王切開に至る分娩誘発数 脳性まひの発症率 植物状態のようになってしまっている事例こそが大事 重篤な合併症 副作用 不可逆的な後遺症などの発生率を見るべきで 死亡率を重視する姿勢はQOL 即ち 質の軽視 に他ならず 無意味 本当のインフォームドコンセント 最後にそもそもの大切な視点 ( オセロの中央から ) インフォームドコンセント カルテ開示 レセプト開示 ( ) ( オセロの角から ) レセプト開示 カルテ開示 インフォームドコンセント ( ) 24 48

53 市民感覚の重要性 (A) 患者の視点 (B) 被害者の視点 (A) 市民の視点 (B) 消費者の視点 医療機関全体についての議論や検証のためには (A) よりも (B) の視点がより重要である 25 49

54 50

55 患者本位の QI 私論 日本経済新聞社会部編集委員木村彰 医療の質 は この 20 年の日本の医療界の主要なキーワードの一つだった 背景には 欧米諸国が医療制度改革に絡んで QI を使って医療の質を向上させる取り組みを進めた事情のほか 国内でも医療機関の量的充足が達成され 患者の選択肢が増えたことや医療費の自己負担が相次ぎ引き上げられたこと さらに医療ミス報道が続いて 医療の質に国民が目を向けるようになったことが挙げられる この事は 医療の質 が主要メディアに登場する頻度が 2000 年前後から急増していることからも分かる 記事データベース 日経テレコン 21 で 医療の質 を含んだ記事 (127 紙誌 ) を検索すると 日本医療機能評価機構の認定がスタートした 97 年頃から記事数が増加し 2000 年に 500 件を超えた その後 地方紙を中心に地元病院の認定や 医療の質 をテーマとしたシンポなどのニュースが増え 2010 年度の厚労省 医療の質評価 公表等推進事業 や国立病院機構の動きを契機に 1500~1600 件に跳ね上がった こうした中 日本経済新聞は 2003 年から病院の実力 ( 医療の質 ) を調べて報道し 患者の病院選びの参考にしてもらう取り組みを始めた スタートにあたって 1 患者が求める病院情報 2 治療成績に踏み込んで評価 3 単一の視点に偏らない多角的評価 の 3 方針を立てた 特に重視したのは3で そのために 医師 看護師や施設 医療機器の充実度を表す 構造 (Structure) 診療内容の適切さを表す 過程 (Process) 生存率 死亡率など治療成績を示す 結果 (Outcome) の 3 つの側面で評価している 患者対応 安全管理 医療の質向上策 経営充実度などで計 58 項目の独自指を作成した 全国病院長調査 (03 年 ) に続き 翌年からはがん (04 年 ) 心臓疾患 (05 年 ) 脳疾患 (06 年 ) と疾患を絞って調査 がん治療の実力病院調査 では 病院間で大きな実力格差がある ことや 症例数と治療成績は比例しない ことなどを明らかにした 調査票を配布 回収する方式を変更したのは 09 年 1 診療データを適切に蓄積している病院が少なく 回答率が各回 30% 前後にとどまった 2 独自指の妥当性や評価の客観性を疑問視する指摘が社内外からあった 3 実際と異なる回答をされても検証できない 4 調査に過大な労力と費用がかかる などが理由だ 09 年以降は 公開情報を 構造 過程 結果 の各領域に当てはめる方式とし 構造は 診療報酬の施設基準 過程は日本医療機能評価機構の評点 (100 点満点で換算し点数化 ) 結果は DPC データを使用 現在連載中の 2013 年調査に至っている ただ この方式にも課題はある DPC に基づくアウトカムは 調査票方式より信 51

56 憑性があるものの 疾病ごと治療法ごとの症例数しか分からないため 症例数の多い順に病院を並べざるを得なくなるのである 症例の蓄積と医療の質との相関関係の証明は不充分 ( 日経調査は以前否定的な分析 ) なうえ ランキング と銘打つことで実質とイメージのズレが拡大する恐れが否定出来ない 患者本位の QI を考える時 医療の質を可視化して向上に結びつける 病院側の使い方のほかに 分かりやすく可視化することで医療の質を理解して治療に参加する 患者側の使い方への配慮が必要だ そのためには 1 統一した信頼できる (EBM のある ) QI で病院を比較できる ( 明確性 信頼性 ) 2 個別の病院の QI を簡単に知ることが出来る ( アクセス容易性 ) 3 個々の QI の患者にとっての価値 ( 意味 ) が平易に説明されている 4 患者のニーズや地域特性を反映した QI がある ( ニーズ対応 ) 5 患者満足度が十分かつ適切に評価されている ( 満足度重視 ) などの要素が欠かせない 患者 市民が受療に際して何を重視するかを把握し それが充実した病院をかかりつけ医と一緒に探すような仕組みを提案したい 以前述べたように 客観性のある病院の QI の開発と結果の公表は公的機関が担うべき ( 病院 2005 年 11 月 1 日号 ) で 日本医療機能評価機構の評価病院が増え続ける中 メディアの病院情報の提供の在り方も変容を迫られる 今後の役割は QI を患者 市民向けに分かりやすく読み替え ( 解説し ) たり QI の価値の啓発 患者ニーズや地域性の QI への反映を検証 後押しすることではないだろうか 52

57 自己紹介 患者本位の QI 私論 日経病院調査から見えてきたこと 日本経済新聞社会部編集委員木村彰 2014 年 3 月 1 日 JCQHC QIフォーラム講演 1957 年神奈川県生まれ 1981 年中央大学法学部法律学科卒 日本経済新聞社に入社東京 大阪社会部に所属し 阪神 淡路大震災 オウム真理教事件 ペルー日本大使館公邸人質事件など取材 1995 年社会部次長 2000 年医療分野担当に 01~02 年デスクとして朝刊 1 面に 医療再生 を51 回連載 03 年第 1 回 日経実力病院調査 ( 主要病院長調査 ) を実施 05 年医療担当部長 08 年医療担当編集委員 09 年東京大学医療政策人材養成講座修了ライターとして朝刊 1 面に 蘇れ医療 を連載この間 98 年に脳腫瘍 ( グリオーマ ) を発症し 手術 抗がん剤 放射線などの治療を経験 現在まで維持療法を継続 医療の質 報道 2000 年以降急増年記事データベース 日経テレコン 21 で 127 紙誌検索 993 地域 領域超え広がり 90 年代前半は2ケタだったが 日本医療機能評価機構の発足 (1995 年 ) 認定開始(97 年 ) あたりから増加し 2000 年に500 件を超えた その後 地方紙が地元の病院の認定や日本医療マネジメント学会主催の 医療の質と安全を考えるシンポ などを報道 各地の看護師会 薬剤師会などの取り組みを紹介する記事も見られる 2010 年度の厚労省 医療の質評価 公表等推進事業 や国立病院機構の動きなどを契機に1500 ~1600 件に跳ね上がった 53

58 2003 年から病院調査 PART1 日経病院調査 2014 年 2 月 6 日付日本経経済聞 医療面 病院ランキング本ブームと背景 病院評価本の先駆けは 1996 年の 宝島別冊 日本病院ランキング ( 丹羽幸一著 ) 2002 年 厚労省が症例数によって診療報酬に差をつける 施設基準 を導入すると 週刊朝日や宝島社が症例数に基づくランキング本を相次ぎ出版 ヒットした 背景には 医療の中身への国民の関心の高まりがある 病院数が増えて患者の選択肢が増えたうえ 相次ぐ医療費の自己負担引き上げや医療ミス報道などが医療を見る目を変えた 欧米諸国が医療制度改革に絡み QI を使った質向上の取り組みを活発化させたことが影響した可能性もある 日経病院調査の特徴 医療の質を 3 つの側面で評価 1 医師 看護師や施設 医療機器の充実度を表す 構造 (Structure) 2 診療内容の適切さ (EBM 準拠など ) や医療の質向上に向けた取り組みの充実度を表す 過程 (Proc ess) 3 医療の結果を示す 結果 成果 (Outcome) 生存率 死亡率など治療成績など 54

59 日経病院調査の概要 ~07 年調査票方式 調査名実施年項目対象疾患 全国主要病院長調査がん治療の実力病院調査 心臓病治療の実力病院調査 脳疾患の実力病院調査実力病院日経 日経メディカル調査 2003 患者重視 安全確保 質向上 経営状態の 4 部門で計 58 項目 2004 構造 過程 治療成績 ( 右のがんの 5 年生存率 ) 2005 構造 過程 治療成績 ( 右の疾患の院内死亡率 合併症率 ) 肺 胃 肝臓 直腸 結腸 乳房 虚血性心疾患 弁膜症 胸部大動脈瘤 2006 構造 過程 治療成績 脳卒中 脳動脈瘤 脳腫瘍 2007 構造 過程 治療成績 がん治療の実力病院調査 (2004 年 ) 初めて個別疾患の治療 実力 評価に取り組んだ がん治療を行う全国の主要 773 施設に調査票を郵送し回収 肺 胃 肝臓 直腸 結腸 乳房の 6 つのがん治療が対象 5 年生存率や院内死亡率 平均在院日数などを質問 病期は各学会の 取扱い規約 に統一 5 年生存率は患者の病期や患者数の違いを調整して比較するため 全国平均が 100 となる 生存率係数 を病院ごとに算出 分析の結果 以下の点を解明し 報道した 病院間で大きな実力格差がある 症例数と治療成績は比例しない 病院の知名度と治療成績も比例しない 症例数と治療成績との相関関係 肺がんの症例数と生存率の関係 ( 年 外科系のみ集計 0 期含む ) 2004 年 9-11 月日経 がん治療の実力病院調査 日経病院調査の概要 ~13 年公表データ方式 調査名実施年項目対象疾患 実力病院日経 日経メディカル調査日経実力病院調査 日経実力病院調査 日経実力病院調査 日経実力病院調査 2009 ( 構造 ) 診療報酬施設基準 胃 肺 乳房 前立腺など 6 つのがん 虚血性心疾患 脳腫瘍 2010 胃 肺 肝臓 食道など ( 過程 ) 6つのがん 虚血性心 2011 日本医療機能評価機構の評点 疾患 脳卒中大腸 乳房 膵臓 膀胱など7つのがん 不整 脈 リウマチ 2012 ( 治療成績 ) DPCデータ 5 大がん 虚血性心疾患 脳卒中糖尿病 2013 食道 乳房など5つの がん 閉塞性動脈疾患 55

60 09 年以降の調査方式 公開情報を構造 過程 結果に当てはめる 1 構造 = 診療報酬施設基準医療従事者の配置や医療機器 専用治療室の有無などが分かる 2 過程 = 日本医療機能評価機構の評点病院によって審査項目の数が違うため 比較可能な項目を 100 点満点で換算して点数化 3 結果 =DPC データ診療した患者の病名や手術を受けた退院患者数などが分かる 調査票方式から切り替えた理由 1 診療データを適切に蓄積している病院が少なく 結果として各回の回答率が 30% 前後にとどまった 2 医療の質に関する指を設けて改善に努めている病院が30% 他施設を比較しているのは14% にすぎなかった (2009 年 全国病院長調査 ) 3 独自指の妥当性や評価の客観性を疑問とする指摘が社内外からあった 4 実際と異なる数字を回答されても検証できない 5 調査に過大な労力と費用がかかった 症例数 方式の限界と問題点 アウトカムが疾病ごと 治療法ごとの症例数しか分からない その結果 症例数の多い順に病院を並べざるをえない ただ 症例数と治療成績との相関関係の証明は不十分 ランキング と銘打つことによって 実質とのズレが広がる恐れ 本来 アウトカムは単純な数だけでなく 医療により患者の健康状態がどれだけ良くなったかを示す指 PART2 QI をどう使うか 6 つの D で始まる英単語 ( 聖路加国際病院 Quality Indicator2013 より ) Death( 生死 = 生存率や死亡率 ) Disease( 身体兆候や検査所見の異常 ) Discomfort( 痛みなどの自覚症状 ) Disability( 機能の障害 ) Dissatisfaction( 患者の満足度 ) Distitution( 医療費 ) こんな指摘も ランキング上位の ( 症例数の多い ) 病院ほどいい病院との誤解から上位病院に患者が集中する現象を招いた ( 都内の中規模病院の呼吸器内科部長 ) 症例数の定義が厳密でなく 首を傾げざるをえない病院が上位になるケースがある ( 国立大学病院の循環器内科部長 ) 56

61 他院と比較課題抽出 目設定 病院側にとっての QI 質を可視化し改善につなげるツール QIを設定継続的に測定 院内 ( 外 ) に公表改善に向けた取り組み 患者にとっての QI 可視化された質を見極め 選択するツール 1 統一された信頼できる QI で病院を比較することができる ( 明確性 信頼性 ) 2 個別の病院の QI を容易に知ることができる ( 透明性 ) 3 個々の QI の患者 市民にとっての価値 ( 意味 ) が平易に説明されている ( 平易性 ) 4 患者ニーズや地域特性を反映した QI がある ( ニーズ対応 ) 5 患者満足度が適切に評価されている ( 満足度重視 ) 提案 1 患者が 受療に際して重視したい事項を充たした病院を探せる仕組み 提案 2 QI の意味を分かりやすく解説する 患者向け説明書 の作成 例えば 結腸がん (Ⅱ 期 ) の初回手術で入院する 75 歳男性の場合 かかりつけ医のパソコンでサイトを呼び出し 医師が疾病名と重症度 患者の住所などの基本事項を入力後 男性が 患者向け QI 説明文 を読んで 医師と質疑応答 男性が 入院期間が短い 褥瘡発生率が低い SSI 発生率が低い 患者満足度が高い などにチェックを入れると 複数の病院 診療科名が表示された これを基にかかりつけ医と相談して入院先を決め 紹介状を書いてもらった 各病院の QI 情報はセンターコンピューターに蓄積され その患者の疾病 重症度に対応できる病院はアウトカム評価の高い病院から 具体的なニーズ項目はストラクチャーやプロセス評価の高い病院の中からクロスして抽出される 日本胃癌学会が医師向けとは別に 胃がん治療ガイドラインの解説 を一般向けに作った 医師向け一般向け57

62 例えば QI を一般向けに平易に解説 高齢者に対する口腔ケアの実施率 は きちんと歯磨きしない状態が続くと口の中に大量の雑菌が繁殖します こうした雑菌を含んだ唾液が誤って気管に入ると肺炎にかかり 最悪の場合死亡することもあります 抵抗力の弱った高齢の患者には スタッフが歯ブラシなどを使って口の中を清潔に保つ口腔ケアをすることで こうしたリスクを減らせます 65 歳以上の患者には 70% 以上 75 歳以上は 100% の実施が望まれます ガイドラインに準拠して予防的抗菌薬が投与される患者の割合 は 手術後に手術した場所から感染すると入院期間が延び 医療費もかさみます 手術前に適切な抗菌薬を投与して予防することが大切で 冠動脈バイパス術や大腸手術では 95 % 以上の実施率かどうかを確かめましょう 分かりやすさこそ本質 病院調査で様々な指をつくったり 調査の客観性を追求して精緻化すればするほど 本来の目的 ( 病院情報を分かりやすく伝える ) から離れていった気がしてならない QIの内容と患者にとっての意味をどれだけ分かりやすく伝えるかが最も大切ではないか 患者満足度や療養環境の快適性など主観が絡む指の開発 測定には 患者の参加が望ましい ( 単純なスケールでいいのか ) 病院情報メディアの役割 客観性のある病院の QI の開発と公表は公的機関が担うべきだ 病院のランキング化自体が私たちの目的ではない 公的機関の医療評価が実現していないから 新聞社がなぜ病院評価を? との問いに こう答えてきた ( 医学書院 病院 2005 年 11 月 1 日号 ) 日本医療機能評価機構の評価を受ける病院が広がる中 日経病院調査の使命は終わりに近づいているのかもしれない 今後の役割は 難問である QI の患者 市民向けの 読み替え ( 価値の平易な解説 ) と QI がいかに大切であるかの啓発 患者ニーズ 地域性の QI への反映を後押しすることにあるのではないか ご清聴ありがとうございました 58

63 患者目線のがん情報サイト 大阪がんええナビ における 情報の提供 活用について NPO 法人がんと共に生きる会副理事長 事務局長 NPO 法人大阪がんええナビ制作委員会理事長濱本満紀 背景/ 目 NPO 法人がんと共に生きる会が中心となり 4 つのがん患者団体が大阪府立成人病センター予防情報センターをコラボレーターに迎えて大阪がんええナビ制作委員会を設立 市民 患者目線による市民のための総合的ながん情報ポータルサイト を榜し 同委員会が 2011 年 3 月 1 日に公開した 大阪がんええナビ は 開設から 4 年 様々なサイトリニューアルを実施し 情報を充実させることに努めた結果 がん患者や家族のみならず 医療者 行政 メディア 市町村からも 素早く ひとりひとりに役立つがん情報の検索ができるサイト としての認知を得るに至ってきた 利用者の声を収集する為 2013 年 12 月より 一般対象 また府内がん診療拠点病院がん相談支援センター 60 施設 市区町村保健センター 74 施設 計 134 施設を対象に 知りたい情報やその収集の方法 留意点等についてアンケート調査を行ってきた 内容 患者側の視点を取り入れた 大阪がんええナビ の主要カテゴリーとともに 2013 年にリニューアルを行った 1 二次医療圏と市町村から情報にアクセスできる 大阪エリア別がん情報 2 最新ニュースへリンクする がん関連ニュースヘッドライン 3これまでの 診療機能 情報に 相談支援 緩和ケア の情報を追加し最新データに更新 リニューアルさせた 大阪がん診療スピード検索 4 がん登録の解説 施設別データの公開 など 新たに構築したカテゴリーを紹介する ここでは 情報の網羅性 即時性を高めることを目的としたこれらコンテンツの解説をすると共に 利用者へのアンケート調査結果の集計から見えてくる 求められている情報やその提供の在り方について考察する 課題と展望 今後も更なる利用者ニーズに即した情報サイトとなるよう 掲載情報の更新 整備を実施していく 患者側の得た情報が 医療者とのより良いコミュニケーションツールとなることをめざす 59

64 60

65 はじめに 私は会社員です ボランティアで患者会の活動をしています がん患者の遺族です ( 祖母 父 母 そして多くの友人達 ) 患者家族として がん難民 の経験があります クォリティ インディケータ フォーラム ~ 患者 市民から見たデータ公表のあり方 ~ 平成 26 年 3 月 1 日 ( 土 ) 13 時 ~17 時公益財団法人日本医療機能評価機構 9 階ホール NPO 法人がんと共に生きる会副理事長 NPO 法人大阪がんええナビ制作委員会理事長濱本満紀 所属する NPO 法人がんと共に生きる会は 地元では もう打つ手がない と言われた患者達が 全国からとある病院に集まり 作った会です 会のスローガンは 愛する者に同じ思いをさせないために がん難民 ということばは この会から生まれました 任意団体としてのスタートから 今年で 14 年目を迎えました 愛する者に同じ思いをさせないために 2001 年がんと共に生きる会設立 非常に進行したがん患者と家族 各地から集結 当初の3つの目的は 地域格差 施設間格差 均てん化 ドラッグラグ 欧米先進国並み (500 日 ) に 抗がん剤を使いこなせる医師の不足 解消 自分には間に合わなくてもこれからがんになる人ががん難民にならなくても済むように まず必要な情報が欲しい!!! NHK スペシャル 05 年 4 月 06 年 1 月 第 1 回がん患者大集会大阪 NHKホール05 年 5 月 患者達が声を上げ 声を合わせたメディア 行政 議会 医療との協働 NHKがんサポートキャンペーン (03 年 ~07 年 /46 回 ) 行政 医療者とのディスカッション ドラッグ ラグ緩和ケア 医療情報の開示チーム医療の推進 第 1 回がん患者大集会 05 年 5 月 テーマは 地域格差 未承認薬 情報提供 患者主体のがん情報センター要望 ~06 年 6 月厚労省ヒアリングに参加国会議員ロビイング~ 各党議連設立協議会に患者参加を明記 がん対策基本法成立 07 年 4 月がん対策基本法施行 6 月がん対策推進基本計画策定 ~ 国 各地で推進協議会に委員として参加 61

66 地域に根ざして 第 1 回全国がんサロン交流会 in 島根 がんサロンの誕生 パワーと秘訣 ~ 出雲から繋ごう 結ぼう いのちの縁 ~ 地域に 10 カ所 病院内 12 カ所のがんサロン それぞれの場所で それぞれの立場で今 そしてこれからのチーム医療体制に向けて 患者にできること 患者にしかできないこと 島根難病研究所が募金を受け入れ ガントモ理事長佐藤愛子 適切な情報の獲得と活用を提案 がん募金 07 年より 3 年間 11 種の商品募金 7 億円を目 達成 チーム医療の定義は がん対策情報センター 患者必携 より 患者一人一人の状態に合わせて 様々な専門の医療関連職種が連携し合って治療や支援を進めていく 診断や治療方針について それぞれ専門の知見に基づいて検討 ( カンファレンス キャンサーボードなどと呼ばれる ) する また医師とともに 様々な専門分野を持つ看護師 臨床検査技師 薬剤師 栄養士 ソーシャルワーカー リハビリ専門職などが治療面だけではなく 生活面や心の支援に必要な話し合いをする 退院後の医療 療養を引き継ぐ際には 地域の在宅医療の医師や訪問看護師が加わることもある 患者 家族にしかできないこと ~ 医療者とのより良いコミュニケーションのために話の内容を取得する メモ 録音する 付き添いを伴ってしっかり聞き取る話の内容を分かり易くする わからない時は質問したり 書いてもらったり工夫する質問上手になる 医師の忙しさも考えながら余裕をもって質問する 質問内容を事前に整理する話の内容を消化する 自分の言葉で言い返してみる メディカルスタッフや相談支援センターなどの協力を仰ぐ 具体的なチームの構成は医療機関や患者さんの状態によって異なりますが チーム医療の輪の中にはあなたと家族も含まれています 医療従事者も人 人と人との関係から始まることを忘れない 62

67 患者 家族にしかできないこと ~ 医療チームの一員である自覚 自分の病気 状態についてよく知る困っていることは必ず医療チームに伝えるベネフィットとリスクを考慮して治療やケアを決める治療に能動的に関わる試してみたい治療法は臆さずチームに相談する ひとつの医療機関だけでなく 必要であれば病院の垣根を越えたチームを提案する セカンドオピニオン 臨床試験へのチャレンジ医療は万能ではないことを知る満足できなくても 納得できる をまず求める チームに お任せ医療 を求めるのではなく 自分もチームの一員として前向きに治療に取り組む 情報の獲得と活用 大阪がんええナビ公開に至るまで 背景ネット上の膨大ながん情報は玉石混交に点在専門的 難解なことば 目医療 ケア 支援 療養生活等の情報を入手 活用できるように 情報の整備と提供 一般には利用しにくいところがあった ひとりひとりの求める情報に 手早く 簡潔に自分達の手で 市民のためのがん情報サイトを 大阪がんええナビ制作委員会 10 年 12 月任意団体として設立 11 年 3 月 大阪がんええナビ 公開 13 年 5 月 NPO 法人格取得 参加団体いいなステーション NPO 法人がんと共に生きる会 NPO 法人グループ ネクサス大阪肝臓友の会 年 3 月公開大阪がんええナビは こんなサイトです 自分の求める情報に 手早く 簡潔に自分達の手で 府民のためのがん情報サイト 1 3 内容 1がん情報ナビゲーターまず自分の状態を知る 必要な情報はなに? 24つのカテゴリー予防 検診 治療法 薬 制度 保険 療養生活 患者支援など 3オリジナルコンテンツ 拠点病院の情報に直結 識者のコラムに親近感 分かりやすい用語集 資料協力国立がん研究センターがん研究開発費 地域がん診療専門施設のソフト面の評価と公表に関する研究 協働がん政策情報センター 地域発 : がん対策市民協働プログラム コラボレーター大阪府立成人病センターがん予防情報センター 3 情報は患者の力 単なる情報発信サイトではなく 医療 社会と患者をつなぐサイトをめざす

68 ええナビサイト内容紹介 1 TOP ページ スピード検索 カテゴリー スピード検索診療機能 がん登録 相談支援緩和ケア 特色 情報の整理 状況ごと がんと診断されたら 治療中 治療後 種類によって 知っておこう 調べよう 考えよう 聞こう 大阪府下 60 施設 ( 国指定 14 府指定 46) の現況報告からデータを抽出 患者にとって必要度の高い情報を選別し 独自のレイアウトに再構成治療法ごとの対応表 + 実績 力を入れている内容 相談記録チーム構成 新規症例 Q&Aなどによる 分かりやすい解説 診療実績のグラフ化( 患者数に対する 各治療法の実施割合を把握しやすくした ) ええナビサイト内容紹介 2 カテゴリー大阪エリア別がん情報 ええナビコラム 骨転移 がん関連ニュースヘッドライン各種イベントのご案内 特色地図から市町村別情報にアクセス がん統計ランキング( 地域がん登録 ) 二次医療圏別拠点病院 相談支援センター 市町村がん検診( 市町村 HPにリンク ) 地域の取り組み NPO 泉州がんネット 河内長野市がん教育 吹田在宅ケアマップ医療者 メディア 患者からのオリジナルコラムを掲載 患者への知識の普及 啓発 ( がんと診断されたら 骨転移と診断されたら リハビリ方法など段階的にナビゲーション ) がん関連ニュース 公開講座などのイベント情報を一覧表示 大阪がん診療スピード検索 TOP ページ 大阪府内 60 施設 ( 国指定 14 府指定 46) の現況報告からデータを抽出 < 出典 : よくわかる! 大阪のがん診療 NOW 今年度より 診療機能 に加え 相談支援 緩和ケア の情報を追加 スピード検索診療機能 TOP 部位別検索画面を使いやすくした 64

69 スピード検索診療機能 1 従来の対応状況に加え 5 大がんについては実施数データを表記した 対応の可 不可だけではなく 患者にとっては実績データが必要 スピード検索診療機能 2 診療科ごとの対応状況は PDF にリンク スピード検索相談支援 1 施設一覧画面では対応時間 連絡先 相談員の職種や人数を表示 スピード検索相談支援 2 力を注いでいる相談内容 相談記録など 更に詳しい情報にリンク 65

70 スピード検索緩和ケア 1 施設一覧画面では 担当科 対応時間 診療内容 特色を掲載 スピード検索緩和ケア 2 PDF にリンクし 構成 診療症例を表示 膨大な現況報告データの中から 患者にとって有益な情報を選別し 独自のレイアウトで再構成 がん登録カテゴリー がん登録について わかりやすく解説 大阪府がん拠点病院診療実績 5 大がんについては がん拠点病院ごとの受療状況および進展度別生存率集計表が公開されている がん登録ってなに? がん登録 Q&A がん診療の実績をご覧いただく前に 大阪府がん拠点病院の診療実績 大阪府立成人病センターがん予防情報センター 統計でみる大阪府のがん より 66

71 診療実績のグラフ化 患者数 治療実施数 ( 手術 放射線 化学療法 ) をグラフ化した スピード検索とがん登録の併用 スピード検索診療機能画面から 診療実績ページへリンクした 患者数に対する 各治療法の実施割合を把握しやすくした 大阪エリア別がん情報 よくわかる! 大阪のがん診療 NOW がリニューアルされ 使いやすくなりました 地図から市町村別情報にアクセス がん統計ランキング ( 地域がん登録 ) 二次医療圏別拠点病院の相談支援センター 市町村がん検診 ( 市町村 HP にリンク ) 地域の取り組み NPO 泉州がんネット 河内長野市がん教育 吹田在宅ケアマップ TOPページから 1 地域を選択 2 病名を選択 3 項目の選択 4 検索ボタンをクリック 5 詳細別紙情報を見ることもできる 67

72 よくわかる! 大阪のがん診療 NOW 3 項目の選択 調べたい情報を選択する よくわかる! 大阪のがん診療 NOW 選択項目一覧 ( 例 : 大腸がん ) 診療数 従業員数各がん共通 : 患者数 各がん共通 : 認定医 専門医各がん共通 : 専門 認定看護師各がん共通 : 専門 認定薬剤師 専門技師など各がん共通 : 転移性がんの手術数 ( 平成 24 年 4 月 ~7 月 ) 大腸がん : 専門医大腸がん : 患者数 ( 原則 平成 24 年 4 月 ~7 月までの新入院患者 ) 手術数( 平成 24 年 4 月 ~7 月 ) 診療内容集学的治療 ( 治療内容 ) など化学療法 : 体制化学療法 : 体制 患者数 処方数 ( 平成 24 年 4 月 ~7 月 ) 化学療法 : 従事者数 専門医など放射線療法 : 体制放射線療法 : のべ患者数 ( 平成 23 年 1 月 ~12 月の間に放射線治療を開始した患者数 ) 放射線療法 : 医師数 専門医など放射線療法 : 医師以外の従事者数 専門性など緩和ケア : 体制緩和ケア : 患者数 従事者数先進医療病理画像診断 : 体制 検査件数 ( 平成 23 年 1 月 ~12 月 ) 画像診断 : 診療機器病病連携 病診連携セカンドオピニオンリンパ浮腫の診療 情報提供患者サロンなど臨床研究と治験 よくわかる! 大阪のがん診療 NOW 検索結果画面 放射線療法 : 医師数 専門医など よくわかる! 大阪のがん診療 NOW 詳細別紙情報 全 36 種類の別紙を項目から または病院名の両方から探すことができる 68

73 がん情報の入手方法とその理由は? 当会アンケート調査より これからの大阪がんええナビに求めること インターネット 新聞 雑誌 がん情報の入手法 市民 患者目線で作られた分かりやすいサイトである 今まで利用していなかったが 今後活用したい テレビ ラジオ 45 その他 在宅での生活 独居生活をいつまで どこで どのように 住み慣れた町 仲間と がんを患いながら安心して過ごせるような情報提供を期待します 探しやすいため 理解しやすい内容となっているため がん情報の入手法理由 がん支援は皆でするものです 患者 家族 医療者 地域 行政など そのつながりを見える形で示してくれれば 信頼性が高いと判断したため 43 詳細な情報が記載されているため 社会的な認知度が高いため 大阪在住の人にとってとても良いツールだと思う 各都道府県にも同じようなものができれば良いと思う 一般対象 2014 年 2/8 回答数 136/212 名回答率 64% 求められているがん情報は? 当会アンケート調査より 医療機関の情報 : 検診 81 一般医療情報 : がんの治療 86 医療機関の情報 : 医療機関の紹介 53 一般医療情報 : 症状 副作用 後遺症 71 一般医療情報 : がんの検査 53 日常生活 : 症状 副作用 後遺症への 60 日常生活 : 漠然とした不安 46 日常生活 : 食事 栄養 45 一般医療情報 : がんの治療 42 医療機関の情報 : 治療実績 45 医療機関の情報 : 受診方法 入院 31 一般医療情報 : がんの検査 44 医療機関の情報 : ホスピス 緩和ケア 29 医療機関の情報 : ホスピス 緩和ケア 38 医療機関の情報 : セカンドオピニオン 20 関係性 : 医療者との関係 37 医療機関の情報 : 在宅医療 20 医療機関の情報 : 医療機関の紹介 33 医療機関の情報 : 転院 18 日常生活 : 補完代替療法 27 日常生活 : 症状 副作用 後遺症へ 16 日常生活 : 医療費 生活費 26 一般医療情報 : 症状 副作用 後遺症 15 医療機関の情報 : セカンドオピニオン 25 日常生活 : 医療費 生活費 11 医療機関の情報 : 在宅医療 23 関係性 : 医療者との関係 10 医療機関の情報 : 転院 23 日常生活 : 食事 栄養 8 ピア情報 : 患者会 家族会 ( ピア情報 ) 19 その他 : その他 3 日常生活 : 介護 看護 養育 19 関係性 : 患者 - 家族間の関係 3 関係性 : 患者 - 家族間の関係 13 日常生活 : 補完代替療法 3 日常生活 : 社会生活 ( 仕事 就労 学業 ) 13 ピア情報 : 患者会 家族会 ( ピア情報 ) 2 日常生活 : 漠然とした不安 12 医療機関の情報 : 治療実績 1 関係性 : 友人 知人 職場の人間関係 8 日常生活 : 介護 看護 養育 1 医療機関の情報 : 受診方法 入院 8 関係性 : 告知 0 医療機関の情報 : 検診 7 関係性 : 友人 知人 職場の人間関係 0 関係性 : 告知 5 日常生活 : 社会生活 ( 仕事 就労 学 0 その他 : その他 大阪府がん対策基金補助金採択事業がん検診啓発パンフレット 大阪府がん登録最新フォローアップより 経過年数 10 年 がん検診で見つかるがんの割合 を用い データの裏付けあるメ啓発メッセージを 大阪府内がん拠点病院 60 施設 市町村 83カ所対象 2014 年 1 月 ~ 現在の回答 34 施設複数回答可 相談件数上位 5 位を5~1 点で換算 一般対象 2014 年 2/8 回答数 136/212 名回答率 64% 複数回答可 69

74 大阪がんええナビは 患者目線の情報提供を通じ市民と医療に関するステークホルダーをつなぐ活動をめざしています 皆さまのご活用 そして協働 連携をお待ちしています ご清聴ありがとうございました がんともシンボルキャラがん早期ハッケン君 70

75 患者にとっての医療情報 がん医療から考える 読売新聞東京本社記者本田麻由美 筆者は 2002 年に乳がんが見つかり 局所再発などもあって 3 度の手術 抗がん剤治療 放射線治療 ホルモン療法を約 10 年にわたり受け 一昨年 8 月に治療を終えた がんサバイバー だ こうした患者の立場から痛感するのは 治療の選択は生き方の選択だ ということだ 医療技術の進歩により 多くの疾患で治療の選択肢は増えている 同時に インターネットなど多くのメディアに様々な情報が溢れている そんな中で自身の治療を選択するには 病気を正しく理解し 治療の選択肢とそのリスクなどを理解する必要がある だが いざ患者となると きちんと理解しなければと思う気持ちと そんな怖いことを知りたくないと蓋をしてしまいたい気持ちが行ったり来たりする こうした精神状態で 医学的な情報を患者が医療者と共有するのは簡単ではない また 医学的には最適な治療法でも 自身の生き方や人生に照らし合わせて考えると選択できない場合もある この患者の考え方や生き方に関する情報を 医療者と共有できていなければ 診療の場でお互いに不信感が生まれてしまう 実際 筆者も抗がん剤治療と自身の妊娠出産をあきらめるか否かの選択で 情報共有のために医師と対話を重ねる必要があった 質の高い医療を実現するには 患者と医療者の情報共有が必要だとされるが それは医療者が一方的に医学的な情報を提供することではなく こうした双方向の共有であり 医療者はもちろんだが患者 市民も自覚する必要がある それには対話が必要であり それが信頼関係につながると確信する 2006 年に制定された がん対策基本法 成立に向けた動きの発端も 患者たちが 情報は生きる光だ と患者のための情報提供などを求めたことから始まった そうした動きの中で 患者たちは何を求め 基本法施行後 7 年がたった今 どんな形でがん医療情報が提供されるようになったのか それは患者 国民の思いにかなったものなのかを考えたい 71

76 72

77 医療の質指ポータルサイト および 医療の質に関する web アンケートの結果 について 公益財団法人日本医療機能評価機構企画部菅原浩幸 横山玲 今中雄一 医療の質評価 The Australian Council on Healthcare Standards (ACHS) が Quality Improvement (QI) Award を 1998 年から実施している Agency for Healthcare Research and Quality (AHRQ) では QI ライブラリを公開している 国内では 全日本病院協会 日本病院会 国立病院機構 慢性期医療協会 QIP 等の団体で DPC データを中心にデータ収集および公開に取り組みが広がっている クォリティ インディケータ フォーラム クォリティ インディケータ フォーラム 2 医療の質指ポータルサイト 目的 : 日本国内の病院団体等が実施している指を用いた医療の質評価について 指の定義のまとめを作成し 指を用いて医療の質評価 改善に取り組もうとする病院 医療者の参考とする 内容 : 医療の質評価指リスト 医療の質公表団体リンク集 医療の質公表病院リンク集 医療の質指プール (DPC データに基づく指定義一覧 ) クォリティ インディケータ フォーラム クォリティ インディケータ フォーラム 4 73

78 クォリティ インディケータ フォーラム 5 医療の質指ライブラリ 医療の質指ライブラリ > 詳細を表示 No.2 外来患者の満足度 指分類 : 患者満足度の指分母 : 各対象病院における任意の 1 日間の外来患者数のうち有効回答患者数分子 : 分母の対象患者における得点範囲 1~5 点 (5: 大変満足 4: やや満足 3: どちらでもない 2: やや不満 1: 大変不満 ) を合計した点数実施主体 : 社会福祉法人恩賜財団済生会最新版 :2011 年度ドナベディアン三分類 : アウトカム ( 結果 ) 参照元 : クォリティ インディケータ フォーラム 6 各団体へのリンク 医療の質公表病院リンク集 クォリティ インディケータ フォーラム クォリティ インディケータ フォーラム 8 74

79 クォリティ インディケータ フォーラム 9 共通指定義プール 医療の質指プール ( 例 ) クォリティ インディケータ フォーラム 10 研究成果等 タブをクリック 医療の質に関する web アンケート調査 概要 医療の質指ポータルサイトを公開しました 目的 : 医療の質等に関する情報を一般の方がどのように入手されているか また どのような情報を重視されているかを把握する 対象 : 登録モニタ 3090 名 ( 年齢 性別により 309 名ずつ 10 区分に割付 ) 方法 : インターネット調査会社による web アンケート調査 調査期間 :2014 年 1 月 16 日 ~18 日 クォリティ インディケータ フォーラム クォリティ インディケータ フォーラム 12 75

80 クォリティ インディケータ フォーラム 13 回答者属性 : 医療関係者か (N=3090) 回答者属性 : 年齢 性別 医療職か 0% 20% 40% 60% 80% 100% あなた自身が医療専門職である または医療機関に勤務している / 勤務経験がある 6.0% 自分は医療職または医療機関職員ではないが ご家族が医療専門職である または医療機関に勤務している / 勤務経験がある 7.4% 全体 男性 /20 29 才 (N=309) 13.3 男性 /30 39 才 (N=309) 男性 /40 49 才 (N=309) 男性 /50 59 才 (N=309) 男性 /60 才 (N=309) 6.5 女性 /20 29 才 (N=309) 女性 /30 39 才 (N=309) 女性 /40 49 才 (N=309) どちらでもない 86.6% 女性 /50 59 才 (N=309) 女性 /60 才 (N=309) 自身が医療専門職である または医療機関に勤務している / 勤務経験がある 自分は医療職または医療機関職員ではないがご家族が医療専門職である または医療機関に勤務している / 勤務経験がある どちらでもない クォリティ インディケータ フォーラム 14 回答者属性 : 入院経験の有無 ( 複数回答 ;N=3090) 0% 20% 40% 60% 80% 100% Q1. あなたが病気になって病院に行く場合 どのようにして病院を探しますか あてはまるものを 3 つまでお選びください (N=3090) 0% 20% 40% 60% 80% 100% あなた自身が 1 週間以上入院した経験がある 35.5% 家族 友人 知人からの情報 54.5% インターネットの検索サイト 51.7% ご家族 ( 両親 配偶者 子ども 兄弟 ) が 1 ヶ月以上入院した経験がある 39% かかりつけの医療機関に相談する 48.1% 病院の web サイト 25.2% いずれもあてはまらない 38.9% 駅 電車 バス 電柱などの広告 3.3% その他 2.2% 雑誌の特集 ( 病院ランキング等 ) 1.8% クォリティ インディケータ フォーラム クォリティ インディケータ フォーラム 16 76

81 0% インター病院のweb サイト電柱などの広告インターかかりつけの医療機関にかかりつけの医療機関に電柱などの広告駅 電車 バス 駅 電車 バス の他族 友族 友院ランキングのweb サイト 相談する相談する人 知人 知ネットの検索サイトネットの検索サイト人からの情報人からの情報Q1. あなたが病気になって病院に行く場合 どのようにして病院を探しますか あてはまるものを 3 つまでお選びください Q2. あなたが病気になって病院に行く場合 どのような情報 基準で病院を選びますか あてはまるものをそれぞれ 1 つずつお選びください (N=3090) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 80% ( 性別 ) ( 年齢 ) 80% 希望する診療科がある 自宅または職場 学校から近い % 60% 専門性が高い ( 専門医 専門看護師等が多い等 ) % 家40% 100% 家40% 医師 看護師等のスタッフの雰囲気 % 20% 診療時間 % そ( 病雑誌の特集等) 男性全体 (N=1545) 女性全体 (N=1545) 病院そ( 病院雑ラ誌ンのキ特ング集等) 才 (N=618) 才 (N=618) 才 (N=618) の他 待ち時間 ( 混み具合 ) 第三者評価を受けている または認定されている駅から近い 駐車場が広い 才 (N=618) 60 才 (N=618) 規模が大きい クォリティ インディケータ フォーラム 17 とても重視する 重視する どちらともいえない 重視しない まったく重視しない クォリティ インディケータ フォーラム 18 Q2. あなたが病気になって病院に行く場合 どのような情報 基準で病院を選びますか あてはまるものをそれぞれ 1 つずつお選びください (N=3090) 0% 20% 40% 60% 80% 100% Q3. 医療の質に関する指 または クォリティ インディケータ という言葉を知っていますか 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2.2 希望する診療科がある 全体 (N=3090) 自宅または職場 学校から近い 専門性が高い ( 専門医 専門看護師等が多い等 ) あなた自身が医療専門職である または医療機関に勤務している / 勤務経験がある (N=186) 医師 看護師等のスタッフの雰囲気 診療時間待ち時間 ( 混み具合 ) 家族が医療専門職である または医療機関に勤務している / 勤務経験がある (N=229) 第三者評価を受けている または認定されている どちらでもない (N=2675) 駅から近い 駐車場が広い 意味を知っている聞いたことがある知らない 初めて聞いた 規模が大きい とても重視する 重視する どちらともいえない 重視しない まったく重視しない クォリティ インディケータ フォーラム クォリティ インディケータ フォーラム 20 77

82 クォリティ インディケータ フォーラム 21 Q4. 医療の質に関する以下のような情報 ( 指 ) が病院の web サイトに公開されていたら病院を選ぶ際の参考になる ( 役に立つ ) と思いますか (N=3090) 0% 20% 40% 60% 80% 100% Q5. ある病院が 自院の医療の質に関する指の数値を自ら公表することをどのように考えますか ( 複数回答 ;N=3090) 0% 20% 40% 60% 80% 100% その病院にかかった自分と同じ病気の患者さんの数 19.7% 56.4% 19.3% 3.5% 1% 数値を見たことがある または病院を選ぶ際の参考にする 24.2% 自分の病気に関係する数値を見てみたい 51% その病院で手術を受けた自分と同じ病気の患者さんの数 23.3% 55.6% 17.9% 2.3% 0.9% どの病院も数値を公表すべきだと思う 40.6% 他の病院より数値のいい病院は経済的に優遇されるべきである 12.2% 患者満足度調査の結果 33.9% 46.1% 16.8% 2.3% 0.9% そのような数値を見たことがない 46.5% 褥瘡 ( 床ずれ ) が新しくできた患者さんの割合 10.2% 34.1% 44.9% 8.3% 2.5% 数値の意味がわからない 17.1% 診療のプロセスを反映する指 ( 例 : 急性心筋梗塞の患者さんのうち 準的な治療を受けた患者さんの割合 ) 13.8% 49.2% 32.8% 2.9% 1.4% 患者さんの重症度などが自分とは違うので数値は参考にならない数値がいい病院であっても 自分が治療を受けた場合にいい結果になるとは限らないので参考にならない 9% 12.9% 診療成績に関する指 ( 例 : 手術後に手術した部位に感染症を発症した患者さんの割合 ) 22.1% 50.8% 24.1% 1.9% 1.1% その他 1.9% とても参考になる参考になるどちらともいえない参考にならないまったく参考にならない クォリティ インディケータ フォーラム 22 Q6. 医療の質に関する指の数値を複数の病院間で比較している web サイトについてどのように考えますか ( 複数回答 ;N=3090) 比較している web サイトを見たことがある または病院を選ぶ際の参考にする 自分の病気に関係する数値を見てみたい どの病院も数値を公表すべきだと思う そのような web サイトを見たことがない 患者さんの重症度などが病院によって異なるので数値は参考にならない 数値がいい病院であっても 自分が治療を受けた場合にいい結果になるとは限らないので参考にならない 0% 20% 40% 60% 80% 100% 9.5% 12.7% 18.2% 30.4% 41.6% 54.5% Q5 Q6 自由記載欄回答 数な値ないだる自院に責が参考になる 自信が伺えるけでは決められことについて ( 自由記載 ; N=60) 任を持つことに29 データの客観性 信頼性が担保されるのか4 基準がはっきりしていないと比較できない3 重症患者の受け入れ拒否などが心配10 その他Q5 9. 病院が指データを公表する 8 わからない 正確性 信頼性に疑問6 トについて ( 自由記載 ; N=28) 3 3 数値だけでは決められ比較が可能かどうかないが参考になるわからない4 その他9 わからないQ6 7. 指データを比較するwebサイ 3 無回答その他 0.8% クォリティ インディケータ フォーラム クォリティ インディケータ フォーラム 24 78

83 クォリティ インディケータ フォーラム 25 Q7. 日本医療機能評価機構という公益財団法人を知っていますか % 20% 40% 60% 80% 100% 全体 (N=3090) あなた自身が医療専門職である または医療機関に勤務している / 勤務経験がある (N=186) 自分は医療職または医療機関職員ではないが ご家族が医療専門職である または医療機関に勤務している / 勤務経験がある (N=229) どちらでもない (N=2675) 何をやっている組織か知っている ( 事業の内容を知っている ) 名前を聞いたことがある知らない わからない クォリティ インディケータ フォーラム 26 Q10. その他 受診前に知っておきたい情報 ( 自由記載 ;N=1521) 評判 口コミ 満足度( ヤブ医者でない) 医師のスキル 専門性待ち時間 混雑状況医師 看護師等の人柄費用 支払い方法( クレジットカード払い 診療時間実績診療方針 理念担当医のスケジュール 医師の名前 性別医療機器 検査機器 設備が整っているか予約可能か診療科目薬の処方が適切か連携 紹介に積極的か事故 誤診信頼性清潔さ 感染対策等売店 駐車場等の有無何科を受診したらよいか紹介状が必要かセカンドオピニオンを受け入れているか子どもへの対応どのような検査をするのか 検査が適切かその他 クォリティ インディケータ フォーラム 27 医療の質に関する web アンケート調査 まとめ Q5 Q6 の結果から 質指を公表 / 比較しているページを見たことはないが 自分の病気に関する数値を見てみたい という要望がうかがえた また 病院間で数値を比較するよりも 自分がかかっている病院の数値を見たいとする回答が多い結果となった 一方で 数値の信憑性 / 信頼性を疑う意見や 口コミや評判を重視する という自由記載が目立った 79

84 クォリティ インディケータ フォーラムアンケート集計結果 開催日時 :2014 年 3 月 1 日 ( 土 )13 時 ~17 時 回収総数 :74( 参加総数 92 名 ; 回収率 80%) Q1. 本日のフォーラムに参加された理由は何ですか 回答 回答数 % 診療の質指の公表方法に関する全体的な状況を把握したかったから 50 68% 診療の質指の公表方法に関する患者 マスコミの意見を知りたかったから 17 23% 診療の質指の公表方法について課題を抱えていたから 12 16% 聞きたい講演があったから 2 3% その他 1 1% Q1. 本日のフォーラムに参加された理由は何ですか 診療の質指の公表方法に関する全体 診療の質指の公表方法に関する患 診療の質指の公表方法について課題 聞きたい講演があったからその他 80

85 Q2. 本日のフォーラムの内容は参考になりましたか 回答 回答数 % 大変参考になった 23 31% 参考になった 41 55% あまり参考にならなかった 7 9% 全く参考にならなかった 0 0% 無回答 3 4% Q 2. 本日のフォーラムの内容は参考になりましたか 無回答 4% あまり参考にならなかった 10% 大変参考になった 31% 参考になった 55% 81

86 Q3. 本フォーラムを受けて 質指の公表に関してどうお感じになったか ご意見をお聞か せください 患者視点の大切さを改めて感じた 主な回答 患者の求める指が分かったので 今後活用していきたい 患者 市民の会と協力して QI に取り組んで生きたい これまでの取り組みを見直すきっかけとなった QI を積極的に公開すべきであると感じた QI をランキングや格付けに使用すべきでないと分かった 患者が知りたい指と医療者が提供する指のギャップにどうアプローチしてい くか さらに検討が必要だと感じた 82

87 Q4. 病院に勤務されている方に伺います 診療の質評価 向上に関する取り組みを進 める上で 院内で課題 問題となっていることは何ですか ( 複数回答可 ) 回答 回答数 % 収集したデータの解釈や改善につなげる方策がわからない 36 49% データを抽出する作業負担が大きい 33 45% どのような指を公表すればよいかわからない 32 43% 質指を公表する際にどのような説明をつければ患者の方に 理解してもらえるか分からない 28 38% 何からどのように取り組みを始めたらよいかわからない 17 23% その他 6 8% 無回答 4 5% Q4. 病院に勤務されている方に伺います 診療の質評価 向上に関する取り組みを進める上で 院内で課題 問題となっていることは何ですか 収集したデータの解釈や改善につなげ データを抽出する作業負担が大きい. どのような指を公表すればよいかわ 質指を公表する際にどのような説明 何からどのように取り組みを始めたら その他 無回答

88 Q5. 診療の質評価 向上に関する取り組みについて 日本医療機能評価機構に何を期 待されますか ( 複数回答可 ) 回答 回答数 % 診療の質を評価する指を定義して示してほしい 50 68% 病院や病院団体の取り組みに関する情報を提供してほしい 26 35% 病院機能評価の中で診療の質評価 向上に関する取り組みを 評価してほしい 20 27% 質指を公表している病院のリンクを教えて欲しい 11 15% 患者さんに医療の質指を分かりやすく説明する資料を作成 してほしい 3 4% その他 3 4% 無回答 2 3% Q5. 診療の質評価 向上に関する取り組みについて 日本医療機能評価機構に何を期待されますか 診療の質を評価する指を定義して示 病院や病院団体の取り組みに関する情 病院機能評価の中で診療の質評価 向 質指を公表している病院のリンクを 患者さんに医療の質指を分かりやす その他 無回答

89 Q6. 本フォーラムに関するご意見や 今後扱って欲しいテーマなどがございましたら以下にお書きください 1. フォーラムに関するご意見主な回答今後は紹介されたポータルサイトを活用させていただきます 患者や市民の立場を考えた指の公表を心がけたいです 今回のテーマは大変有意義に感じます 今後もできるだけ継続してください 医療者側ではない方の話を直接聞くことができて大変参考になりました 患者だけでなく病院側も含めてディスカッションが出来るとさらに良かったのではないかと思いました 2. 今後扱って欲しいテーマ 改善すべき指の具体例と定義 主な回答 指の活用事例 病院はどこまで指を公開するべきか データの質を担保するためにはどうすべきか 85

90 アンケート回答者属性 : 職業 学生 0% 研究者 2% 会社員 4% その他 1% 無回答 3% 無職 1% 医療機関職員 89% アンケート回答者属性 : 職種 その他 3% 無回答 1% 医師 4% 看護師 8% 薬剤師 4% その他コメディカル 11% 事務職 36% 診療情報管理士 33% アンケート回答者属性 : 役職 理事長 院長 副院長 4% 無回答 18% 部長 副部長 9% その他 19% 主任 主査 24% 師長 課長 科長 26% 86

91 アンケート回答者属性 : 年齢 70 代以 60 代上 8% 0% 無回答 6% 20 代 8% 50 代 19% 30 代 24% 40 代 35% アンケート回答者属性 : 性別 無回答 4% 女性 43% 男性 53% 以上 87

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