沈降 隆起 南海トラフで発生した過去の地震には明らかに大きさの違いがある. 図 7 は室戸岬の近くにある室津港での地震毎の隆起 沈降を示したもので, 横軸は西暦である. ハッキリわかっているのは濃い黒で示した宝永, 安政, 昭和の 3 回の隆起量であり, あとは沈降の勾配が同じと仮定して描いてある.
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- ちとら あみおか
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1 地震の発生確率 (Ⅱ) 2012 年 9 月 30 日 産総研梅田康弘 はじめに前回の基礎講座 地震の発生確率 (Ⅰ) (4 月 24 日の ) の続きです. 前回は地震調査研究推進本部が行っている地震発生確率についてご説明し, 発生確率の求め方をお話ししました. 今回は発生確率を求める際の条件などについてご説明し, 確率予測の問題点についてお話しします. 8. 酔っ払いのモデル BPT 分布と更新過程 BPT とは Brownian Passage Time の略である. 気体の分子運動の記述に使われているモデルで ブラウンさんの酔歩モデル とも言われている. ブラウンさんが酔っ払って家に帰えろうとしているが, 酔っているので時々道を外れる. 外れても元の道に戻ってくるのだが, 外れてから戻ってくるまでの時間は, 長い時もあれば短い時もある. こういう時間 (Passage Time) のばらつきを説明するモデルである. プレート境界の地震 ( 活断層においても同様に弾性反発による地震 ) は, 短い間隔で起こる事もあるが長い時もある. 酔っ払ったブラウンさんがもとの家路に戻るのと同じであり, この分布が採用された. 他の, 例えば対数正規分布, ガンマ分布などの確率密度関数も, 前回の講座 地震の発生確率 (Ⅰ) の図 2の下に描いた曲線とだいたい似たりよったりである. 条件確率の説明で述べたように, ある年まで地震が起こらなかったという条件を入れるため, 地震発生確率は毎年変化する. 免許の更新と同じように, 毎年更新されるので 更新過程 と呼ばれる. そのため調査委員会では毎年 1 月 1 日に地震発生確率を発表している. もっとも南海トラフ沿いの地震のように年々確率が上がっている場合はともかく,2000 年,3000 年に1 度の内陸活断層についての確率を示す数値は 1 年やそこらではほとんど変化しない. 9. 時間予測モデル BPT 分布では ( 対数正規分布やガンマ分布も ) 発生年や発生間隔だけを取り入れ, 地震の大きさは考慮していない. ということは, この分布を使うには予め地震の大きさを決めておかなくてはならない. 南海地震の場合であれば M8.4 程度の地震とか, 上町断層であれば M7.5 程度と言ったように, 最大級の地震の大きさを決める. このことはそのプレート境界あるいは断層には固有の大きさの地震が繰り返し発生するという 固有地震 説に準拠していることになる. 果たしてそういうものだろうか, 大いに疑問が残る.
2 沈降 隆起 南海トラフで発生した過去の地震には明らかに大きさの違いがある. 図 7 は室戸岬の近くにある室津港での地震毎の隆起 沈降を示したもので, 横軸は西暦である. ハッキリわかっているのは濃い黒で示した宝永, 安政, 昭和の 3 回の隆起量であり, あとは沈降の勾配が同じと仮定して描いてある. こういう描き方をすると次の南海地震は, いちばん右の点線で示した線と, 年数を示す横軸との交点, つまり西暦 2036 年頃が次の南海地震発生時となる. こういうモデルは時間を予測できるので 時間予測モデル (Time Predictable Model) と呼ばれており, いちおう地震の大きさ ( 実際には地震時の隆起量だが ) を考慮した事になる. このモデルに従うと次の南海地震は 1946 年の前回の地震から 90 年後ということになる. 発生の月まで考慮すると 90.1 年となり, この値が 30 年確率を求める際に採用されているμの値である. このμ= 90.1 を用いて 30 年確率を求めると図 8の下のグラフになり, これが地震調査委員会から発表されている南海地震が 30 年以内に発生する確率を表すグラフである.2012 年 1 月には 60% に達している. 時間予測モデル (Time Predictable Model) を取りいれる 図 7 μ= μ= 90.1 図 4では 10 年以内に発生する確率を求めたが,2020 年になっても,10 年以内に発生する確率は 9% であった ( 正確には前回の南海地震から 80 年後から 90 年の間を計算したので,2026 年から 2036 年の間に発生する確率 ). なぜこんなに違いが出るのか. 図 4と図 8 の上の確率密度の影を付けた部分を比べるとよくわかる. 図 4の影の面積に比べると, 図 8のそれは圧倒的に大きい.30 年確率では影の部分の面積がそれより右の面積の倍以上 (60%) を占めているからである. もう一点は, 図 4 の場合は発生間隔の平均値としてμ= 114 年を採用しているが, 図 8では時間予測モデルを採用し,μ= 90.1 年と短くしたためで
3 確率 (%) 確率密度 ある. 地震調査委員会では 知りうる情報を可能な限り取り入れた として, 時間予測モデルを導入したが. 導入できたのは南海地震くらいではないだろうか. いずれにせよ, 現在発表されている地震発生確率はもっとも確率が高い場合である. 南海地震の発生確率密度時間予測モデル 南海地震が30 年以内に発生する確率 α = μ= 図 微妙な末広がり αについて BPT 分布のαは分布のばらつきを表すものであり, 図 3 の頻度分布から決められる. 分布がばらついていると確率密度の曲線は裾野が拡がったなだらかな山型になるし, 逆にばらつきが少ないと急峻な山型になる.αが大きいほどなだらかな山型になり, 逆に小さいほど急峻な山型になる. たくさんのデータがあれば, それ自体でαを決める事ができるが, 南海地震でさえデータ数は少ない. そこで調査委員会では, いろいろな断層での地震発生間隔を重ね合わせた結果についてαを求め, 尤もらしい値としてα=0.24 を採用した. 図 2~ 図 4の BPT 分布は左右非対称である. これは BPT 分布の特徴であり,αが大きくなるに従って全体としてなだらかな山型になるが, 同時に右側の裾がよりいっそう拡がり, 左側がやや急峻になる. 右側の裾野の広がり具合は, 図 3で,C の面積になるので, 発生確率を与える b/(b+c) に微妙な影響を及ぼす.BPT 分布の場合は, ちょうどいい具合に C の面積が減って行くので, 発生確率は時間が経過しても 100% に近づいていくが, 対数正規分布だと, 発生確率はあるピーク時を過ぎると小さくなってしまう. そういう理由もあって調査委員会は BPT 分布を採用している. 採用の理由はこちらが本音だろう.
4 11. 活断層の地震発生確率地震発生は BPT 分布に従うものとし, ばらつき具合の指標 (α) も決めてしまうと, あとは地震発生間隔の平均値と最後に発生した年の, ふたつがわかれば確率曲線が描け, 確率予測ができる. 極端な言い方をすれば,2 回の地震発生年がわかっておれば確率曲線が描けることになる. 地震調査委員会では, 主要な 110 の活断層について発生確率を求めているが, なかには地震歴が一回しかわからない場合も少なくない. その場合でも断層のトレンチ調査などから図 9のような変動速度を決め, 確率曲線を求めている. その背景には, その断層では固有の規模の地震が繰り返し起こっているという 固有地震 説がある. 図 9 例えば上町断層帯では M7.5 の地震が 30 年以内に発生する確率は 2%~3% と調査委員会では発表している.M7.5 は全長 42kmの断層が一挙にずれた場合の地震規模であり, これが上町断層帯の固有地震とされている. しかし断層帯は 5 つの断層の連なりであり, そのひとつに大阪市内を通る上町断層がある. 上町断層 帯 ではなく上町断層だけの長さははっきりしないが仮に 10km とすると, この断層で発生する地震規模は M6.5 程度である. この規模でも都市直下では相当の被害が予想されるが,M6.5 は M7.5 が起こる回数の 10 倍起こる. こういったことは調査委員会の発生確率には考慮されていない. 12. 地震はデタラメに起こっているのでは. ポアソン過程 ( ポアッソン分布 ) 前節までは, ある特定の断層またはプレート境界での地震を想定したが, ポアソン過程 では, ある地域 ( 関東地方といったようにかなり広い範囲 ) で, 地震はランダムに起こっ
5 ているものと仮定する. ランダムとは時間的にも空間的にも規則性がなく, デタラメに起こるという意味であり,BPT 分布で述べたような条件確率は適用されず, 地震発生確率は時間に対してはいつも同じである. つまり今年も来年も更新されることなく同じ確率である. 宝くじで言えば, 毎年同じ宝くじを発売しているようなものである. ある地域で, ある大きさの地震がランダムに起こっているとする. ある年数内 (Δμ) にその地震の起こる確率 (P) は, P = 1-e(-Δμ/μ) で表される.μは地震の平均発生間隔である. e は exponential の頭文字で, exp とも表現され,2.718 である.P は1マイナス e の (-Δμ/μ) 乗なので, 計算するには関数計算機能のついた電卓が必要である. 南海地震はランダムに発生しているのではないが,BPT 分布と比較して理解するため, 図 10にポアッソン過程として 10 年確率と 30 年確率を描いた. 平均発生間隔 (μ) は図 4と同じ 114 年とした. 図を見てもわかるように地震発生確率は年と共に変わらず一定であることがわかる. 30% 25% 南海地震ポアソン過程の地震発生確率 30 年 μ= % 15% 10% 10 年 5% 0% 年 図 プレート境界でもない, 断層もわからない関東の地震発生確率関東南部では相模トラフ沿いに起こる M クラスの関東地震の他に M7 クラスの地震も起きている. 前者はフィリピン海プレートと陸のプレート境界で起こるが, 後者については震源が地殻内より深いことはわかっているものの, どのプレート境界なのかはわからない. 従って, 同じプレート境界 ( 同じ断層面 ) で繰り返し起きることを前提にしている BPT 過程は使えない. そこで地震調査委員会では, 南関東で発生するM7クラスの深い (30km~ 80 km ) 地震の予測にはポアッソン過程を採用した. 表 1に, 明治以降に発生した 5 回の地
6 震を示したが, 平均発生間隔は, 発生月まで考慮すると 23.8 年 (*) である. 前節の式で μ=23.8,30 年確率のばあいはΔμ=30 を代入すると,30 年以内に M7 クラスの地震が発生する確率は 70% となる. この確率 70% が, 地震調査委員会が発表している数値である. なお, 前節で述べたように, この確率 (70%) は年が変わっても変化しない. *: 調査委員会の採用した平均発生間隔は 1885 年から 2004 年までの 119 年間に 5 回, つまり 119/5 = 23.8 年を採用している. 前回の基礎講座での説明は,G-R 則から推定した平均発生間隔で 54 年間に 回, つまり 37.4 年と推定したものである. 表 1 地震発生域 発生年月日 M 発生間隔 ( 年 ) 東京湾付近 1894/6/ 茨城県南部 1895/1/ 茨城県南部 1921/12/ 浦賀水道付近 1922/4/ 千葉県東方沖 1987/12/17 6.5(Mw) 66 平均の M:6.84 平均 23.8 年 14. 地震発生間隔を G-R 則で検定前節の関東南部の少し深いところで起こっている地震の発生間隔を見ると 1 年 ~66 年までばらついている. 発生月まで入れるともっとばらつきは大きい. これでもって平均発生間隔が 23.8 年というのは余りにもばらつきが大きい. そこで地震調査委員会ではグーテンベルグ リヒターの法則 (G-R 則 ) で発生間隔の妥当性をチェックした. 1 月 31 日の基礎講座の 8 図と同じ図を図 11に再掲した. グーテンベルグ リヒターの式 Log N = a - bm に, 図 11の中にある,M4.3 の時, 地震総数 N は 566 回で, 傾き b 値は 0.96 を代入して a を求めると,a = 6.88 となる. 従って G-R の式は Log N = M となるので, 図 11にある M の平均値 6.84 を代入すると,N = 回が得られる. これは 1950 年から 2004 年の 54 年間に M6.84 の地震が起こった回数であるから,54 年 /2.058 回 = 26.2 年 /1 回, つまり約 26 年に1 回,M6.82 の地震 ( 調査委員会では M7 クラスの地震と呼んでいる ) が起こっていることになる. このように G-R 則から求めた M7 クラスの地震が発生する年数は前節で求めた平均発生間隔 23.8 年に近いものであり, 発生頻度から求めた発生間隔の検定としている.
7 Log10N 15. 発生頻度から地震発生の可能性を調べる. 小さな地震がたくさん発生しているのに, 大きな地震はまだ起こっていないという場合に,G-R 則を使って大きな地震の発生間隔を割り出せば, ポアッソン過程から大地震の発生確率を求める事が出来る. 東大地震研究所が発表した発生確率はこの方法である. 地震研究所は実際のデータを公表していないので, 仮に地震の発生数が 10 倍に増え, M4.3 での N は 5660 回だとすると,a は 7.88 となり,54 年間に 回, つまり 3.73 年に1 回の割で M7 クラスの地震が起きる事になる, この 3.73 が 12 節の中の式のμの値である. Δμ=4, つまり 4 年以内に M7.0 が起こる確率 P を求めると P =0.66, つまり 66% となる. 地震研究所が発表した 70% に近い数字である 傾き ( 勾配 ) b 値 1 0 図 11 8 このようにして, ある広い範囲で, 大きな地震から小さな地震まで時間的にもランダムに起こっている場合,G-R 則を用いるとある大きさ, 例えば M7 の地震が発生する頻度 (M7 が何年に1 回の割合で起こるか ) を計算出来る. また, ポアッソン分布を仮定すれば, その計算結果を使って, 地震発生確率を求める事も出来る. 15. 果たしてそうであろうか.G-R 則の適用 近畿地方では和歌山 ( 和歌山市, 海南市, 有田市附近 ) のように日常的に小さな地震が 起きているところがある. 和歌山ほどではないが, 丹波山地でもたくさんの微小地震が起
8 きている. こういう地域に G-R 則を適用して大きな地震の発生確率を求める事は適当ではない. 日常的に地震が発生しているところは, 地殻のストレスも日常的に発散していて, 大地震は起こりにくいと考えられる. 大地震はむしろその周辺のストレスを発散していない領域で起こる可能性がほうが高い. 従って G-R 則を応用する際には, 近畿地方全体というくらい広い領域を対象とするべきである. また時間的にも長期間とる必要がある. 大地震が発生すると, 余震とは別に, 少し離れたところで地震活動が一時的に活発化することがある.2011 年東北地方太平洋沖地震のあと, 関東地方で地震活動が活発化したし,1995 年兵庫県南部地震のあとは近畿北部の丹波山地での地震活動が活発化した. そういう時に G-R 則を適用すると, 当然短い期間で大きな地震の発生が予測される. 従って発生確率も大きくなる. しかし誘発地震や一時的な群発地震の場合は, 日にちが経つにしたがって地震の数は減っていく. 東大地震研究所は 2011 年 9 月の時点での発生確率だったが, 年が明けて 2012 年 1 月の時点で求めた発生確率は小さくなっていた. ある比較的狭い地域に限って b 値の時間変化を求めるとか, 時間又は地震の総数を限定して地域ごとの b 値の違いを調べるなどの研究には G-R 則はよく用いられる. しかし大地震の予測にはどのくらいの領域が適当か, どのくらいの時間または地震の総数が必要かはわかっていない. 参考資料地震調査研究推進本部 ( 報告書 会議資料から 長期的な地震発生確率の評価手法について (
様々なミクロ計量モデル†
担当 : 長倉大輔 ( ながくらだいすけ ) この資料は私の講義において使用するために作成した資料です WEB ページ上で公開しており 自由に参照して頂いて構いません ただし 内容について 一応検証してありますが もし間違いがあった場合でもそれによって生じるいかなる損害 不利益について責任を負いかねますのでご了承ください 間違いは発見次第 継続的に直していますが まだ存在する可能性があります 1 カウントデータモデル
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熊本大学アプリケーション実験 ~ 実環境における無線 LAN 受信電波強度を用いた位置推定手法の検討 ~ InKIAI プロジェクト @ 宮崎県美郷町 熊本大学副島慶人川村諒 1 実験の目的 従来 信号の受信電波強度 (RSSI:RecevedSgnal StrengthIndcator) により 対象の位置を推定する手法として 無線 LAN の AP(AccessPont) から受信する信号の減衰量をもとに位置を推定する手法が多く検討されている
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0 スペクトル 時系列データの前処理 法 平滑化 ( スムージング ) と微分 明治大学理 学部応用化学科 データ化学 学研究室 弘昌 スペクトルデータの特徴 1 波 ( 波数 ) が近いと 吸光度 ( 強度 ) の値も似ている ノイズが含まれる 吸光度 ( 強度 ) の極大値 ( ピーク ) 以外のデータも重要 時系列データの特徴 2 時刻が近いと プロセス変数の値も似ている ノイズが含まれる プロセス変数の極大値
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8/5/ 誤差理論 測定の分類 性格による分類 独立 ( な ) 測定 : 測定値がある条件を満たさなければならないなどの拘束や制約を持たないで独立して行う測定 条件 ( 付き ) 測定 : 三角形の 3 つの内角の和のように, 個々の測定値間に満たすべき条件式が存在する場合の測定 方法による分類 直接測定 : 距離や角度などを機器を用いて直接行う測定 間接測定 : 求めるべき量を直接測定するのではなく,
横浜市環境科学研究所
周期時系列の統計解析 単回帰分析 io 8 年 3 日 周期時系列に季節調整を行わないで単回帰分析を適用すると, 回帰係数には周期成分の影響が加わる. ここでは, 周期時系列をコサイン関数モデルで近似し単回帰分析によりモデルの回帰係数を求め, 周期成分の影響を検討した. また, その結果を気温時系列に当てはめ, 課題等について考察した. 気温時系列とコサイン関数モデル第 報の結果を利用するので, その一部を再掲する.
Microsoft Word - ミクロ経済学02-01費用関数.doc
ミクロ経済学の シナリオ 講義の 3 分の 1 の時間で理解させる技術 国際派公務員養成所 第 2 章 生産者理論 生産者の利潤最大化行動について学び 供給曲線の導出プロセスを確認します 2-1. さまざまな費用曲線 (1) 総費用 (TC) 固定費用 (FC) 可変費用 (VC) 今回は さまざまな費用曲線を学んでいきましょう 費用曲線にはまず 総費用曲線があります 総費用 TC(Total Cost)
ムーアの法則に関するレポート
情報理工学実験レポート 実験テーマ名 : ムーアの法則に関する調査 職員番号 4570 氏名蚊野浩 提出日 2019 年 4 月 9 日 要約 大規模集積回路のトランジスタ数が 18 ヶ月で2 倍になる というムーアの法則を検証した その結果 Intel 社のマイクロプロセッサに関して 1971 年から 2016 年の平均で 26.4 ヶ月に2 倍 というペースであった このことからムーアの法則のペースが遅くなっていることがわかった
Microsoft Word - 補論3.2
補論 3. 多変量 GARC モデル 07//6 新谷元嗣 藪友良 対数尤度関数 3 章 7 節では 変量の対数尤度を求めた ここでは多変量の場合 とくに 変量について対数尤度を求める 誤差項 は平均 0 で 次元の正規分布に従うとする 単純化のため 分散と共分散は時間を通じて一定としよう ( この仮定は後で変更される ) したがって ij から添え字 を除くことができる このとき と の尤度関数は
二次関数 1 二次関数とは ともなって変化する 2 つの数 ( 変数 ) x, y があります x y つの変数 x, y が, 表のように変化するとき y は x の二次関数 といいます また,2 つの変数を式に表すと, 2 y x となりま
二次関数 二次関数とは ともなって変化する つの数 ( 変数 ) x, y があります y 0 9 6 5 つの変数 x, y が, 表のように変化するとき y は x の二次関数 といいます また, つの変数を式に表すと, x となります < 二次関数の例 > x y 0 7 8 75 x ( 表の上の数 ) を 乗して 倍すると, y ( 表の下の数 ) になります x y 0 - -8-8 -
統計学 - 社会統計の基礎 - 正規分布 標準正規分布累積分布関数の逆関数 t 分布正規分布に従うサンプルの平均の信頼区間 担当 : 岸 康人 資料ページ :
統計学 - 社会統計の基礎 - 正規分布 標準正規分布累積分布関数の逆関数 t 分布正規分布に従うサンプルの平均の信頼区間 担当 : 岸 康人 資料ページ : https://goo.gl/qw1djw 正規分布 ( 復習 ) 正規分布 (Normal Distribution)N (μ, σ 2 ) 別名 : ガウス分布 (Gaussian Distribution) 密度関数 Excel:= NORM.DIST
物理演習問題
< 物理 > =0 問 ビルの高さを, ある速さ ( 初速 をとおく,において等加速度運動の公式より (- : -= t - t : -=- t - t (-, 式よりを消去すると t - t =- t - t ( + - ( + ( - =0 0 t t t t t t ( t + t - ( t - =0 t=t t=t t - 地面 ( t - t t +t 0 より, = 3 図 問 が最高点では速度が
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統計学 第 16 回 講義 母平均の区間推定 Part-1 016 年 6 10 ( ) 1 限 担当教員 : 唐渡 広志 ( からと こうじ ) 研究室 : 経済学研究棟 4 階 43 号室 email: [email protected] website: http://www3.u-toyama.ac.jp/kkarato/ 1 講義の目的 標本平均は正規分布に従うという性質を
切片 ( 定数項 ) ダミー 以下の単回帰モデルを考えよう これは賃金と就業年数の関係を分析している : ( 賃金関数 ) ここで Y i = α + β X i + u i, i =1,, n, u i ~ i.i.d. N(0, σ 2 ) Y i : 賃金の対数値, X i : 就業年数. (
統計学ダミー変数による分析 担当 : 長倉大輔 ( ながくらだいすけ ) 1 切片 ( 定数項 ) ダミー 以下の単回帰モデルを考えよう これは賃金と就業年数の関係を分析している : ( 賃金関数 ) ここで Y i = α + β X i + u i, i =1,, n, u i ~ i.i.d. N(0, σ 2 ) Y i : 賃金の対数値, X i : 就業年数. ( 実際は賃金を就業年数だけで説明するのは現実的はない
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に, 月次モデルの場合でも四半期モデルの場合でも, シミュレーション期間とは無関係に一様に RMSPE を最小にするバンドの設定法は存在しないということである 第 2 は, 表で与えた 2 つの期間及びすべての内生変数を見渡して, 全般的にパフォーマンスのよいバンドの設定法は, 最適固定バンドと最適可変バンドのうちの M 2, Q2 である いずれにしても, 以上述べた 3 つのバンド設定法は若干便宜的なものと言わざるを得ない
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インドネシア Wayang Windu 地熱地域 (2018 年 7 月撮影 ) Wayang Windu 1 Transmitter and Receiver Loop (Coincident Loop) 20m x 20m Site WW09 Main Unit (TEM-FAST48) 1.3kg weight 2 Final Result (Subsurface structure derived
0 部分的最小二乗回帰 Partial Least Squares Regression PLS 明治大学理 学部応用化学科 データ化学 学研究室 弘昌
0 部分的最小二乗回帰 Parial Leas Squares Regressio PLS 明治大学理 学部応用化学科 データ化学 学研究室 弘昌 部分的最小二乗回帰 (PLS) とは? 部分的最小二乗回帰 (Parial Leas Squares Regressio, PLS) 線形の回帰分析手法の つ 説明変数 ( 記述 ) の数がサンプルの数より多くても計算可能 回帰式を作るときにノイズの影響を受けにくい
多変量解析 ~ 重回帰分析 ~ 2006 年 4 月 21 日 ( 金 ) 南慶典
多変量解析 ~ 重回帰分析 ~ 2006 年 4 月 21 日 ( 金 ) 南慶典 重回帰分析とは? 重回帰分析とは複数の説明変数から目的変数との関係性を予測 評価説明変数 ( 数量データ ) は目的変数を説明するのに有効であるか得られた関係性より未知のデータの妥当性を判断する これを重回帰分析という つまり どんなことをするのか? 1 最小 2 乗法により重回帰モデルを想定 2 自由度調整済寄与率を求め
ビジネス統計 統計基礎とエクセル分析 正誤表
ビジネス統計統計基礎とエクセル分析 ビジネス統計スペシャリスト エクセル分析スペシャリスト 公式テキスト正誤表と学習用データ更新履歴 平成 30 年 5 月 14 日現在 公式テキスト正誤表 頁場所誤正修正 6 知識編第 章 -3-3 最頻値の解説内容 たとえば, 表.1 のデータであれば, 最頻値は 167.5cm というたとえば, 表.1 のデータであれば, 最頻値は 165.0cm ということになります
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数値計算入門 武尾英哉. 離散数学と数値計算 数学的解法の中には理論計算では求められないものもある. 例えば, 定積分は, まずは積分 ( 被積分関数の原始関数をみつけること できなければ値を得ることはできない. また, ある関数の所定の値における微分値を得るには, まずその関数の微分ができなければならない. さらに代数方程式の解を得るためには, 解析的に代数方程式を解く必要がある. ところが, これらは必ずしも解析的に導けるとは限らない.
B. モル濃度 速度定数と化学反応の速さ 1.1 段階反応 ( 単純反応 ): + I HI を例に H ヨウ化水素 HI が生成する速さ は,H と I のモル濃度をそれぞれ [ ], [ I ] [ H ] [ I ] に比例することが, 実験により, わかっている したがって, 比例定数を k
反応速度 触媒 速度定数 反応次数について. 化学反応の速さの表し方 速さとは単位時間あたりの変化の大きさである 大きさの値は 0 以上ですから, 速さは 0 以上の値をとる 化学反応の速さは単位時間あたりの物質のモル濃度変化の大きさで表すのが一般的 たとえば, a + bb c (, B, は物質, a, b, c は係数 ) という反応において,, B, それぞれの反応の速さを, B, とし,
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4 章母集団と指定値との量的データの検定 4.1 検定手順今までは質的データの検定の方法を学んで来ましたが これからは量的データについてよく利用される方法を説明します 量的データでは データの分布が正規分布か否かで検定の方法が著しく異なります この章ではまずデータの分布の正規性を調べる方法を述べ 次にデータの平均値または中央値がある指定された値と違うかどうかの検定方法を説明します 以下の図 4.1.1
2009 年 11 月 16 日版 ( 久家 ) 遠地 P 波の変位波形の作成 遠地 P 波の変位波形 ( 変位の時間関数 ) は 波線理論をもとに P U () t = S()* t E()* t P() t で近似的に計算できる * は畳み込み積分 (convolution) を表す ( 付録
遠地 波の変位波形の作成 遠地 波の変位波形 ( 変位の時間関数 ) は 波線理論をもとに U () t S() t E() t () t で近似的に計算できる は畳み込み積分 (convolution) を表す ( 付録 参照 ) ここで St () は地震の断層運動によって決まる時間関数 1 E() t は地下構造によって生じる種々の波の到着を与える時間関数 ( ここでは 直達 波とともに 震源そばの地表での反射波や変換波を与える時間関数
<4D F736F F D208EC08CB18C7689E68A E F AA957A82C682948C9F92E82E646F63>
第 7 回 t 分布と t 検定 実験計画学 A.t 分布 ( 小標本に関する平均の推定と検定 ) 前々回と前回の授業では, 標本が十分に大きいあるいは母分散が既知であることを条件に正規分布を用いて推定 検定した. しかし, 母集団が正規分布し, 標本が小さい場合には, 標本分散から母分散を推定するときの不確実さを加味したt 分布を用いて推定 検定しなければならない. t 分布は標本分散の自由度 f(
散布度
散布度 統計基礎の補足資料 2018 年 6 月 18 日金沢学院大学経営情報学部藤本祥二 基本統計量 基本統計量 : 分布の特徴を表す数値 代表値 ( 分布の中心を表す数値 ) 平均値 (mean, average) 中央値 (median) 最頻値 (mode) 散布度 ( 分布のばらつき具合を表す数値 ) 分散 (variance) 標準偏差 (standard deviation) 範囲 (
と 測定を繰り返した時のばらつき の和が 全体のばらつき () に対して どれくらいの割合となるかがわかり 測定システムを評価することができる MSA 第 4 版スタディガイド ジャパン プレクサス (010)p.104 では % GRR の値が10% 未満であれば 一般に受容れられる測定システムと
.5 Gage R&R による解析.5.1 Gage R&Rとは Gage R&R(Gage Repeatability and Reproducibility ) とは 測定システム分析 (MSA: Measurement System Analysis) ともいわれ 測定プロセスを管理または審査するための手法である MSAでは ばらつきの大きさを 変動 という尺度で表し 測定システムのどこに原因があるのか
共同研究目次.indd
Ⅱ 視覚障害児のための図形模写評価システムの開発 1. はじめに 視覚障害児の教育において 図形模写の技能が形状を学ぶ基礎学習として重要であり 児童は触図で示された手本 ( サンプル図 ) の図形をレーズライターで模写して形状を学習している こうした模写図形がどれだけ正確に描かれているかという評価は 現状では 指導者の主観に委ねられている このような評価では 自分の模写した図形の大きさがサンプル図と比較して大きいのか小さいのか
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第 4 章 構造特性係数の設定方法に関する検討 4. はじめに 平成 年度 年度の時刻歴応答解析を実施した結果 課題として以下の点が指摘 された * ) 脆性壁の評価法の問題 時刻歴応答解析により 初期剛性が高く脆性的な壁については現在の構造特性係数 Ds 評価が危険であることが判明した 脆性壁では.5 倍程度必要保有耐力が大きくなる * ) 併用構造の Ds の設定の問題 異なる荷重変形関係を持つ壁の
不偏推定量
不偏推定量 情報科学の補足資料 018 年 6 月 7 日藤本祥二 統計的推定 (statistical estimatio) 確率分布が理論的に分かっている標本統計量を利用する 確率分布の期待値の値をそのまま推定値とするのが点推定 ( 信頼度 0%) 点推定に ± で幅を持たせて信頼度を上げたものが区間推定 持たせた幅のことを誤差 (error) と呼ぶ 信頼度 (cofidece level)
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情報科学第 07 回データ解析と統計代表値 平均 分散 度数分布表 1 本日の内容 データ解析とは 統計の基礎的な値 平均と分散 度数分布表とヒストグラム 講義のページ 第 7 回のその他の欄に 本日使用する教材があります 171025.xls というファイルがありますので ダウンロードして デスクトップに保存してください 2/45 はじめに データ解析とは この世の中には多くのデータが溢れています
NLMIXED プロシジャを用いた生存時間解析 伊藤要二アストラゼネカ株式会社臨床統計 プログラミング グループグルプ Survival analysis using PROC NLMIXED Yohji Itoh Clinical Statistics & Programming Group, A
NLMIXED プロシジャを用いた生存時間解析 伊藤要二アストラゼネカ株式会社臨床統計 プログラミング グループグルプ Survival analysis using PROC NLMIXED Yohji Itoh Clinical Statistics & Programming Group, AstraZeneca KK 要旨 : NLMIXEDプロシジャの最尤推定の機能を用いて 指数分布 Weibull
フィードバック ~ 様々な電子回路の性質 ~ 実験 (1) 目的実験 (1) では 非反転増幅器の増幅率や位相差が 回路を構成する抵抗値や入力信号の周波数によってどのように変わるのかを調べる 実験方法 図 1 のような自由振動回路を組み オペアンプの + 入力端子を接地したときの出力電圧 が 0 と
フィードバック ~ 様々な電子回路の性質 ~ 実験 (1) 目的実験 (1) では 非反転増幅器の増幅率や位相差が 回路を構成する抵抗値や入力信号の周波数によってどのように変わるのかを調べる 実験方法 図 1 のような自由振動回路を組み オペアンプの + 入力端子を接地したときの出力電圧 が 0 となるように半固定抵抗器を調整する ( ゼロ点調整のため ) 図 1 非反転増幅器 2010 年度版物理工学実験法
統計的データ解析
統計的データ解析 011 011.11.9 林田清 ( 大阪大学大学院理学研究科 ) 連続確率分布の平均値 分散 比較のため P(c ) c 分布 自由度 の ( カイ c 平均値 0, 標準偏差 1の正規分布 に従う変数 xの自乗和 c x =1 が従う分布を自由度 の分布と呼ぶ 一般に自由度の分布は f /1 c / / ( c ) {( c ) e }/ ( / ) 期待値 二乗 ) 分布 c
青焼 1章[15-52].indd
1 第 1 章統計の基礎知識 1 1 なぜ統計解析が必要なのか? 人間は自分自身の経験にもとづいて 感覚的にものごとを判断しがちである 例えばある疾患に対する標準治療薬の有効率が 50% であったとする そこに新薬が登場し ある医師がその新薬を 5 人の患者に使ったところ 4 人が有効と判定されたとしたら 多くの医師はこれまでの標準治療薬よりも新薬のほうが有効性が高そうだと感じることだろう しかし
1. 期待収益率 ( 期待リターン ) 収益率 ( リターン ) には次の二つがあります 実際の価格データから計算した 事後的な収益率 将来発生しうると予想する 事前的な収益率 これまでみてきた債券の利回りを求める計算などは 事後的な収益率 の計算でした 事後的な収益率は一つですが 事前に予想できる
Ⅳ ポートフォリオ編 株式や債券などの将来の収益は預貯金などとは違い 不確実です 不確実で 値動きの異なる複数の銘柄やファンドなどを組み合わせた場合に 全体としてどんな動きになるのかということを予想するためには 統計 確率的な手法を取り入れて 計算することができます ポートフォリオに関する計算問題がとっつきにくいと感じる場合は 統計 確率などの考え方をベースにしているのだ ということを意識して 考え方に慣れていきましょう
ファイナンスのための数学基礎 第1回 オリエンテーション、ベクトル
時系列分析 変量時系列モデルとその性質 担当 : 長倉大輔 ( ながくらだいすけ 時系列モデル 時系列モデルとは時系列データを生み出すメカニズムとなるものである これは実際には未知である 私たちにできるのは観測された時系列データからその背後にある時系列モデルを推測 推定するだけである 以下ではいくつかの代表的な時系列モデルを考察する 自己回帰モデル (Auoregressive Model もっとも頻繁に使われる時系列モデルは自己回帰モデル
モジュール1のまとめ
数理統計学 第 0 回 復習 標本分散と ( 標本 ) 不偏分散両方とも 分散 というのが実情 二乗偏差計標本分散 = データ数 (0ページ) ( 標本 ) 不偏分散 = (03 ページ ) 二乗偏差計 データ数 - 分析ではこちらをとることが多い 復習 ここまで 実験結果 ( 万回 ) 平均 50Kg 標準偏差 0Kg 0 人 全体に小さすぎる > mea(jkke) [] 89.4373 標準偏差
数値計算で学ぶ物理学 4 放物運動と惑星運動 地上のように下向きに重力がはたらいているような場においては 物体を投げると放物運動をする 一方 中心星のまわりの重力場中では 惑星は 円 だ円 放物線または双曲線を描きながら運動する ここでは 放物運動と惑星運動を 運動方程式を導出したうえで 数値シミュ
数値計算で学ぶ物理学 4 放物運動と惑星運動 地上のように下向きに重力がはたらいているような場においては 物体を投げると放物運動をする 一方 中心星のまわりの重力場中では 惑星は 円 だ円 放物線または双曲線を描きながら運動する ここでは 放物運動と惑星運動を 運動方程式を導出したうえで 数値シミュレーションによって計算してみる 4.1 放物運動一様な重力場における放物運動を考える 一般に質量の物体に作用する力をとすると運動方程式は
テレコンバージョンレンズの原理 ( リアコンバーター ) レンズの焦点距離を伸ばす方法として テレコンバージョンレンズ ( テレコンバーター ; 略して テレコン ) を入れる方法があります これには二つのタイプがあって 一つはレンズとカメラ本体の間に入れるタイプ ( リアコンバーター ) もう一つ
テレコンバージョンレンズの原理 ( リアコンバーター ) レンズの焦点距離を伸ばす方法として テレコンバージョンレンズ ( テレコンバーター ; 略して テレコン ) を入れる方法があります これには二つのタイプがあって 一つはレンズとカメラ本体の間に入れるタイプ ( リアコンバーター ) もう一つはレンズの前に取り付けるタイプ ( フロントコンバーター ) です 以前 フロントコンバーターについて書いたことがありました
線形システム応答 Linear System response
画質が異なる画像例 コントラスト劣 コントラスト優 コントラスト普 鮮鋭性 普 鮮鋭性 優 鮮鋭性 劣 粒状性 普 粒状性 劣 粒状性 優 医用画像の画質 コントラスト, 鮮鋭性, 粒状性の要因が互いに密接に関わり合って形成されている. 比 鮮鋭性 コントラスト 反 反 粒状性 増感紙 - フィルム系での 3 要因の関係 ディジタル画像処理系でもおよそ成り立つ WS u MTFu 画質に影響する因子
Microsoft Word - 微分入門.doc
基本公式 例題 0 定義式 f( ) 数 Ⅲ 微分入門 = の導関数を定義式にもとづいて計算しなさい 基本事項 ( f( ), g( ) が微分可能ならば ) y= f( ) g( ) のとき, y = y= f( ) g( ) h( ) のとき, y = ( f( ), g( ) が微分可能で, g( ) 0 ならば ) f( ) y = のとき, y = g ( ) とくに, y = のとき,
<4D F736F F D BD8A7091AA97CA8AED8B4082CC90AB945C8DB782C982E682E98CEB8DB782C982C282A E646F6378>
(2) 測量器機の性能差による誤差につい (1) 多角 ( 混合 ) 測量における誤差について,(2) 測量器機の性能差による誤差につい, (3) 多角 ( 混合 ) 測量の計算方式による誤差について,(4) 多角 ( 混合 ) 測量における相対誤差についてのなかの (2) です 現在, 境界測量に使われている測量器機はトータルステーション (TS) と言いまして距離と角度を同じ器機で測定出来るものです,
Microsoft Word - å“Ÿåłžå¸°173.docx
回帰分析 ( その 3) 経済情報処理 価格弾力性の推定ある商品について その購入量を w 単価を p とし それぞれの変化量を w p で表 w w すことにする この時 この商品の価格弾力性 は により定義される これ p p は p が 1 パーセント変化した場合に w が何パーセント変化するかを示したものである ここで p を 0 に近づけていった極限を考えると d ln w 1 dw dw
振動学特論火曜 1 限 TA332J 藤井康介 6 章スペクトルの平滑化 スペクトルの平滑化とはギザギザした地震波のフーリエ スペクトルやパワ スペクトルでは正確にスペクトルの山がどこにあるかはよく分からない このようなスペクトルから不純なものを取り去って 本当の性質を浮き彫
6 章スペクトルの平滑化 スペクトルの平滑化とはギザギザした地震波のフーリエ スペクトルやパワ スペクトルでは正確にスペクトルの山がどこにあるかはよく分からない このようなスペクトルから不純なものを取り去って 本当の性質を浮き彫りにするために スペクトルを滑らかにする操作のことをいう 6.1 合積のフーリエ変換スペクトルの平滑化を行う際に必要な 合積とそのフーリエ変換について説明する 6.2 データ
統計学的画像再構成法である
OSEM アルゴリズムの基礎論 第 1 章 確率 統計の基礎 1.13 最尤推定 やっと本命の最尤推定という言葉が出てきました. お待たせしました. この節はいままでの中で最も長く, 少し難しい内容も出てきます. がんばってください. これが終わるといよいよ本命の MLEM,OSEM の章です. ところで 尤 なる字はあまり見かけませんね. ゆう と読みます. いぬ ではありません!! この意味は
(Microsoft Word - 10ta320a_\220U\223\256\212w\223\301\230__6\217\315\221O\224\274\203\214\203W\203\201.docx)
6 章スペクトルの平滑化 スペクトルの平滑化とはフーリエスペクトルやパワ スペクトルのギザギザを取り除き 滑らかにする操作のことをいう ただし 波のもっている本質的なものをゆがめてはいけない 図 6-7 パワ スペクトルの平滑化 6. 合積のフーリエ変換スペクトルの平滑化を学ぶ前に 合積とそのフーリエ変換について説明する 6. データ ウィンドウデータ ウィンドウの定義と特徴について説明する 6.3
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第 章 微分方程式 ニュートンはリンゴが落ちるのを見て万有引力を発見した という有名な逸話があります 無重力の宇宙船の中ではリンゴは落ちないで静止していることを考えると 重力が働くと始め静止しているものが動き出して そのスピードはどんどん大きくなる つまり速度の変化が現れることがわかります 速度は一般に時間と共に変化します 速度の瞬間的変化の割合を加速度といい で定義しましょう 速度が変化する, つまり加速度がでなくなるためにはその原因があり
