<4D F736F F F696E74202D208E9197BF C E08A748AAF965B817A966B92A9914E82C982E682E9837E B94AD8ECB8E9688C482D682CC91CE899E82C982C282A282C42E B8CDD8AB B83685D>

Similar documents
続報を伝達しますので 引き続き屋内に避難していて下さい 弾道ミサイルが日本の上空を通過した場合には 他に追尾しているミサイルやミサイルから分離した落下物が我が国の領土 領海に落下する可能性が無いことを確認した後 弾道ミサイルが通過した旨の情報をお知らせします ((2)2) 引き続き屋内に避難する必要

<4D F736F F D CA A F976E82AF8D9E82DD94C581698F4390B3816A2E646F6378>

(2) 日本の領土 領海の上空を通過した場合 旧 1 ミサイル発射情報 避難の呼びかけ 新 ミサイル発射情報 ミサイル発射情報 先程 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 続報が入り次第お知らせします ミサイル発射 ミサイル発射 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 頑丈な建物や地下に避難して下


Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

対応すべき行動_0921

その時点で改めて ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し 直ちに避難することを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建

PowerPoint プレゼンテーション

北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達に関する Q&A Q1. 北朝鮮の弾道ミサイル発射の現状はどうなっているのでしょうか A1. 北朝鮮は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射し 平成 28 年 8 月以降

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 平成 28 年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から 発射された弾道ミサイルは 約 10

弾道ミサイルが発射された場合の情報伝達と取るべき行動に関する Q&A 情報伝達の概要について Q1. どのような場合に J アラートが使用されるのでしょうか A1. 全国瞬時警報システム (J アラート ) は 弾道ミサイルが日本の領土 領海に落下する可能性又は領土 領海を通過する可能性がある場合に

ミサイル_縦_0927

Microsoft Word - 【発出版】290915北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について.doc

U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

内閣官房ホームページ ( 国民保護ポータルサイト ) 掲載内容別添 1 北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達について 北朝鮮は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射し 平成 28 年 8 月以降 弾道ミサイ


Microsoft Word - 【発出版】290915北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について.doc

Microsoft Word - 【発出版】290915北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について.doc

Microsoft Word - 【発出版】290915北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について.doc

Microsoft Word - 【発出版】290915北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について.doc

住民アンケート調査結果 調査概要 平成 29 年 8 月 29 日 ( 火 ) 及び9 月 15 日 ( 金 ) の北朝鮮による我が国の上空を通過する弾道ミサイルの発射に際しては 全国瞬時警報システム (J アラート ) を使用して 国民の皆様に情報提供したところです 今回 今後の国民保護施策の参考

本件については, 消防庁から都道府県防災 国民保護担当部局に周知しているところですが, 日本語の理解が困難な児童生徒等やその保護者, 教職員等への情報提供の際に有用と考えられることから, 各教育委員会 学校等においても必要に応じ御活用ください 各都道府県 指定都市教育委員会におかれては, 所管の学校

スライド 0

最近の弾道ミサイル等の発射状況 1( 防衛省 HP 等より抜粋 ) 日付推定される弾種発射数場所飛翔距離備考 ムスダン 1 東岸地域不明 ( 失敗 ) SLBM 1 新浦 ( シンポ ) 沖約 30km 潜水艦発射 ムスダン 2 元山 ( ウォン

全国瞬時警報システム (J アラート ) とは 弾道ミサイル情報 津波警報 緊急地震速報等 対処に時間的余裕のない事態に関する情報を 人工衛星及び地上回線を用いて国 ( 内閣官房 気象庁から消防庁を経由 ) から送信し 市町村防災行 政無線 ( 同報系 ) 等を自動起動することにより 国から住民まで

PowerPoint プレゼンテーション

目 次 はじめに 1 1 防衛省から官邸対策室 ( 危機管理センター ) への情報伝達の検証 2 検証項目 1 防衛省は 7 時 40 分に米国から受信したSEW 情報を官邸幹部及び官邸対策室 ( 危機管理センター ) に一斉通報すべきではなかったか 検証項目 2 何らかの飛翔体が発射されたことを把

国民保護について 2

(1) 確実な受信体制内閣官房からの緊急情報ネットワークシステム ( 以下 エムネット という ) J アラート 消防庁からの消防防災無線 FAX 等により伝達される情報を確実に受信できる体制をとること (2) 住民に対する情報伝達体制各市区町村は 取得した情報を J アラートの自動起動による放送等

宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

その一方で 防災行政無線の聞き取り状況の調 査では 図 3に示すように20% の人が放送内容を聞き取れなかったと答えており 今後の改善 もしくは代替え手段の充実の必要性を示唆している なお 情報の入手先としてテレビの割合が低いのは地震による停電 ( 岩手県 宮城県では95% 以上が停電 ) が原因と

災害情報の分類 A 災害時等の発生結果伝達情報 B 大きな災害が発生する恐れの予告情報 ( 身の安全確保等の 警報 ) C 災害後の処置対策情報 D 災害時の被害減災システム制御信号 通報制御信号 E 警報 等の解除情報 F 記録的自然災害情報 ( 特別警報 ) 1 緊急速報メール ( 各通信会社

Microsoft PowerPoint - 情報連絡会議

第8章 災害復旧計画

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション

平成17年度 児童生徒用身分証明書発行計画(案)

過去に官邸対策室を設置した事例 2 平成 18 年 7 月 5 日 北朝鮮による飛翔体発射事案に関する官邸対策室設置北朝鮮による弾道ミサイル発射事案に関する官邸対策室に名称変更 10 月 9 日 北朝鮮による核実験実施情報に関する官邸対策室設置 平成 19 年 3 月 25 日 石川県能登を中心とす

Microsoft PowerPoint - EWS提案資料 (HDMI表示ユニット)

Microsoft PowerPoint - 09nakamura.pptx

Microsoft PowerPoint - 情報連絡会議

L アラート ( 災害情報共有システム ) の概要 1 情報発信 情報伝達 地域住民 市町村 災害時の避難勧告 指示 お知らせ等 収集 フォーマット変換 配信 テレビ事業者 システム接続 ケーブル地上波 デジタル TV データ放送など ( テキストで表示 ) 情報閲覧 入力 防災情報 お知らせ等 都

id5-通信局.indd

内閣官房内閣情報調査室 Cabinet Intelligence and Research Office 2013

(3) 設備復旧対策事例 ~ 基地局及びエントランス回線通信事業者各社で取り組んだ主な基地局あるいはネットワーク設備復旧対策としては 光ファイバー 衛星回線 無線 ( マイクロ ) 回線の活用による伝送路の復旧や 山頂などへの大ゾーン方式 ( 複数の基地局によるサービスエリアを1つの大きなゾーンとし

<4D F736F F F696E74202D F E5906B8DD08E9E814195FA919782AA89CA82BD82B782D782AB8B40945C82CC8C9F8FD E E484B816A2E B8CDD8AB B83685D>

答弁 谷町長青野議員の質問にお答えいたします 全国瞬時警報システム いわゆるJアラートは弾道ミサイル情報や津波情報 緊急地震速報など 対処に時間的余裕がない事態に関する情報を 人工衛星等を用いて国から市町村まで緊急情報を瞬時に伝えるシステムです 鷹栖町では平成 24 年の3 月にシステムの設置を行い

平成 30 年度事業報告 一般財団法人自治体衛星通信機構 当機構は 地方公共団体等において通信衛星を共同利用するための設備を設置し 運用することによって 防災情報及び行政情報の伝送を行うネットワークの整備促進を図り もって地域社会における情報通信の高度化及び地域の振興に寄与することを目的として平成

北朝鮮による核実験 弾道ミサイル発射事案 2016 年来 3 回の核実験の他 40 発もの弾道ミサイルの発射を強行〇 2017 年後半は特に 新型を含む長射程の弾道ミサイルを繰り返し発射 近年の北朝鮮による弾道ミサイル発射数 2 0

PowerPoint プレゼンテーション

歴史を育む町 菟田野

<4D F736F F D B4C8ED294AD955C8E9197BF E894A8AFA8B7982D191E495978AFA82C982A882AF82E996688DD091D490A882CC8BAD89BB82C982C282A282C4816A48502E646F63>

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

( 参考資料 ) 緊急速報メールを活用した 洪水情報のプッシュ型配信 国土交通省四国地方整備局松山河川国道事務所平成 29 年 3 月

<4D F736F F F696E74202D E9197BF32817A96688DD08FEE95F C982C282A282C42E707074>

事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

この結果 早期に導入希望を表明した市町村が2 市町あり 現在 人口規模や実現内容が類似する団体に声をかけ 共同で取り組めるよう支援を行っています 併せて 大阪版自治体クラウドの実現に向け 大阪府から依頼した出力様式をベンダーから標準システムとして提供できないか等の検討を行い 計画作りを進めていきます

大雪警報発表時の対応暴風警報等と異なり 大雪の場合は大雪警報が解除された後も積雪の状況により登園が困難になることも想定されるため 各園の判断で臨時休園等の措置をとります その際 幼稚園敷地内の適切な場所を観測地点として その場所の積雪量が一定基準 ( 大雪警報に準じて20センチメートル程度 ) に達

PowerPoint プレゼンテーション

レイアウト 1

3.[ トップ画面 ] データ放送連携トップ画面 トップ画面には ゆめネットデータ放送と連携した情報が表示されます " メニュー部分を左右に移動させると様々な情報メニューが表示されます " 情報メニューをタップすると内容が表示されます " データ放送以外の情報は 下部のタブメニューをタップすると他の

<4D F736F F D A A95F193B994AD955C81698AEB8B408AC7979D8EBA8B7982D18D718BF38BC7816A2E646F6378>

北朝鮮による核実験 弾道ミサイル発射事案 2016 年来 3 回の核実験の他 40 発もの弾道ミサイルの発射を強行〇 2017 年後半は特に 新型を含む長射程の弾道ミサイルを繰り返し発射 近年の北朝鮮による弾道ミサイル発射数 2 0

-災害に備えて-

PowerPoint プレゼンテーション

とができます また 緊急情報を受信した際は緊急ランプが点滅し 視覚的にも確認することができます 2. 荒天時に屋内にいる人にとって 風雨や建物による反響の影響を受けないため 緊急情報を明瞭に確認することができます 3. 軽量で 乾電池による稼働ができるため 災害時には避難中でも情報を収集することがで

Microsoft Word

1.WEB アンケート調査の概要 まとめ 2. 集計結果 ( 抜粋 ) p.10- p.2-1

Microsoft PowerPoint - 北朝鮮会議資料(H290521)

障害者 ( 児 ) 防災アンケートの主旨 アンケートの概要 Ⅰ 避難に関すること Ⅱ 情報伝達に関すること Ⅲ 避難所及びその環境に関すること Ⅳ 日頃の備えに関すること 障害者 ( 児 ) 防災アンケート < 配布用 >

1 国民保護について 2 J アラートを活用した情報伝達 3 国民保護共同訓練等 2

Microsoft PowerPoint - 北朝鮮会議資料(H290704)

untitled

平成24年度

スライド 1

Microsoft PowerPoint - 北朝鮮会議資料(H290529)

各府省からの第 1 次回答 1. 災害対策は 災害対策基本法に規定されているとおり 基礎的な地方公共団体である市町村による第一義的な応急対応と 市町村を包括する広域的な地方公共団体である都道府県による関係機関間の総合調整を前提としている を活用してもなお対応できず 人命又は財産の保護のため必要がある

第 1 章 危機管理とは 1 1 目的 2 分類 3 対象とする危機の内容 4 体制 5 対応 6 原因の分析と評価 7 見直しの観点 第 2 章 初動対応編 6 1 交通事故発生時の対応 2 事故 ( けが等 ) 発生時の対応 3 病気等 ( 学校において予防すべき感染症含む ) 発生時の対応 4

Microsoft PowerPoint - 北ミサイル会議資料

Microsoft PowerPoint - 修正●【HP版】概要版.ppt

治体の各災害情報伝達 段の整備状況 1 情報伝達 段整備割合備考 市町村 ( 同報系 ) 82.0%(1,428 団体 ) コミュニティ FM うち 動起動対応 19.6%(341 団体 ) 4.4%(76 団体 ) CATV 31.5%(549 団体 ) IP 告知等 9.7%(169 団体 )

気象庁技術報告第134号表紙#.indd

スライド 1

平成 26 年 3 月 28 日 気象庁 特別警報の認知度等に関する調査結果 ( 概要 ) I 調査の概要 1 目的 国民の特別警報に対する認知度 理解度を把握し 今後の特別警報の運用や利活用の促進 当庁 の周知 広報活動に資するための資料の収集 2 調査内容 (1) 特別警報の認知状況 (2) 特

2 平成 30 年 6 月分 市民の声 6 月 21 日 7 月 5 日ブロック塀について ( 大阪地震に関連して ) 地震による倒壊から命を守り 津波から早く逃げるための避難経路を確保するため 沼津市では 一般の道路境いつも市政を通じた市民へのご貢献ありがとうございます 界に面する危険なブロック塀

金正恩体制下の北朝鮮は 近年 ICBMやミサイルの発射実験をくり返しています 特に2017年夏以降は弾道ミサイルが北海道などの日本上空を通過し 太平洋上に落下する事案が複数回 発生しており 日本国内でもJアラートの警報が発令されて国民生活にも影響が出てきています 2017年9 月3 日には 6 回目

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

~ 浦商連絡メール の登録方法 ( 生徒用 )~ 1. 下記のQRコードから登録画面へ QRコードが読み取りできない場合は宛先 携帯電話から件名と本文欄に 入会 と入力して送信 ( 携帯が iphone の場合は 件名 本文欄に 入会 と入力して送信 ) 2

Microsoft PowerPoint 速報-2.pptx

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F F696E74202D F093EF8A6D95DB8C7689E681768DEC90AC82CC8EE888F882AB2E B8CDD8AB B83685D>

. ポイント 火山活動の変化を的確に検知し 迅速に登山者等に伝達できる 観測体制強化 関係機関への情報伝達迅速化 屋外放送 携帯端末 パトロールから伝達等 予測不能な突発的噴火の際 避難できる施設が整備されている 噴石等に耐えられる堅牢施設 避難すべき施設を登山者が認知等 噴火警報発表時 噴火時に登

総合行政ネットワーク-9.indd

訓練時間に専用ブザー音が鳴るよう設定することもできます 以下を参考にして設 定してください 参考: 地震防災訓練アプリ (NTTドコモ) の使用方法 地震防災訓練アプリとは? 事前に本アプリに訓練の日時を設定すると 設定した日時にエリアメール ( 緊急地震速報 ) のブザー音が鳴ります 利用の流れ

平成30年基幹放送局の再免許の実施

Taro-参考資料:災害用伝言サービ

地方自治体の危機管理 自然災害 ( 地震 大雨等 ) 災害対策基本法等 事故等 ( 火災 列車事故 ) 感染症 鳥インフルエンザ等 武力攻撃 大規模テロ 武力攻撃事態対処法 (H15.6 月成立 ) 国民保護法 (H16.6 月成立 ) 地方自治体に災害時と同様 重要な役割 1

Microsoft Word - RIN81_第8章.doc

Microsoft PowerPoint - ~

Transcription:

第 22 回地方公共団体の危機管理に関する懇談会 資料 3-3 北朝鮮によるミサイル発射 事案への対応について 平成 28 年 11 月 11 日内閣官房副長官補 ( 事態対処 危機管理担当 ) 付

内閣官房から国民への情報伝達 内閣官房において 北朝鮮の弾道ミサイル発射事案などの緊急情報を Jアラート ( 全国瞬時警報システム ) を活用し 市町村の防災行政無線や緊急速報メール等により 関係のある地域の住民の方々に直接 音声等で情報伝達することとしている それと合わせて 全国の地方公共団体等の関係機関には緊急情報を文字情報で伝達することとしている ( エムネット ) J アラート エムネット 官邸 官邸 消防庁 文字情報 携帯会社 人工衛星 LGWAN インターネット 緊急速報メール 地方公共団体 地方公共団体の受信画面のイメージ 都道府県 市町村等 関係省庁 放送事業者等 指定 ( 地方 ) 公共機関 受信画面のイメージ 関係機関の受信画面のイメージ 報道のイメージ 音声等 ケーブルテレビコミュニティ FM 登録メール等 防災行政無線 平成 28 年 2 月 7 日 NHK の放送映像より引用 1

北朝鮮による弾道ミサイル発射事案への対処 ( 国民への情報伝達部分 ) 機 2 J アラート及びエムネットは 国民保護法に基づく避難措置の指示等を都道府県 関係省庁等へ伝達するために整備が進められ 北朝鮮による弾道ミサイル発射事案等において 国民に対して迅速に情報を発信する際にも使用 北朝鮮による弾道ミサイル発射事案における情報伝達の流れ 防衛省 内閣官房 自治体等 TEL 等 防衛省より弾道ミサイル情報が伝達 J アラート エムネットでメッセージを発信 ( 参考 )J アラート エムネットの実使用実績 J ALERT Em Net 年 Jアラート エムネット 平成 18 年 順次稼働 順次稼働 平成 21 年 4 月 北朝鮮弾道ミサイル情報を発信 平成 22 年平成 23 年 平成 24 年 平成 28 年 3 月 原発周辺住民に対する避難指示を発信 12 月 北朝鮮弾道ミサイル情報を発信 2 月 北朝鮮弾道ミサイル情報を発信 3 月 原発周辺住民に対する避難指示を発信 東日本大震災に係る被害情報等を発信 4 月 北朝鮮弾道ミサイル情報を発信 12 月 北朝鮮弾道ミサイル情報を発信 2 月 北朝鮮弾道ミサイル情報を発信 2

平成 28 年 2 月 7 日北朝鮮による弾道ミサイル発射事案における J アラート エムネット送信内容 事案の概要 北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から南に向かって 1 発の弾道ミサイルが 9 時 30 分頃 発射されたことを確認 ミサイルは 5 つに分離し 1 つは約 500km 飛翔し 9 時 39 分頃 ( 予告落下区域内 ) に落下したものと推定 もう 2 つは約 800km 飛翔し 9 時 44 分頃 ( 予告落下区域内 ) に落下したものと推定 もう 1 つは約 2,500km 飛翔し 9 時 41 分頃 沖縄県先島諸島上空を高度約 390km で通過し 9 時 49 分頃 ( 予告落下区域外 ) に落下したものと推定 もう 1 つは 9 時 40 分頃 沖縄県先島諸島上空を高度約 500km で通過し 南方向へ飛翔を継続 J アラート 9:34 発射情報 発射情報 先ほど 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 続報が入り次第 お知らせします 9:42 通過情報 通過情報 先程 この地域の上空をミサイルが通過した模様です エムネット 9:34 先程 北朝鮮からミサイルが沖縄県地方の方向に発射されました 続報が入り次第 お知らせします 9:34 発射時刻 発射場所 発射方向等の詳細情報を送付 9:42 先程北朝鮮から発射されたミサイルは 沖縄県地方上空を通過した模様です 続報が入り次第 お知らせします 9:43 通過した時間等の詳細情報を送付 9:51 4つの落下物の落下推定時刻 落下推定地域の情報を送付 9:58 事案の概要 ( 発射時刻 発射場所 落下物の落下推定時刻 落下推定地域等 ) を説明した文章を送付 3

北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における J アラートによる情報伝達について 1 北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する場合 弾道ミサイルは極めて短時間で日本に飛来することが予想される 仮に 北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合には 政府としては 24 時間いつでも J アラート及びエムネットを使用し 緊急情報を伝達を実施 J アラートの使用により 市町村の防災行政無線等が自動起動し 屋外スピーカー等から警報が流れるほか 携帯電話にエリアメール 緊急速報メールが配信 なお J アラートによる情報伝達は 弾道ミサイルに注意が必要な地域に 幅広く発信 参考 エリアメール 緊急速報メールの受信画面の実例 ( 平成 28 年 2 月 7 日に沖縄県内で配信されたもの ) 4

北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における J アラートによる情報伝達について 2 J アラートによる情報伝達の流れ 弾道ミサイルが発射された旨の情報を伝達 弾道ミサイルが日本に落下する可能性がある等の情報を続報として伝達 この時点では落ち着いて続報に備えることが重要 続報として屋内避難の呼びかけを実施 屋内避難の呼びかけを実施した場合には 直ちに近くの建物等 ( できれば頑丈な建物や地下街等 ) に避難することが重要 弾道ミサイルが日本の領土 領海に落下したと推定された場合 ((1)3) や 日本の上空を通過した場合 ((2)2) 日本まで飛来せず 領海外の海域に落下した場合 ((3)2) には その旨を続報として伝達 5

全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達 ( 北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達に関する Q&A) 問 1 北朝鮮の弾道ミサイル発射の現状はどうなっているのでしょうか 北朝鮮は本年 2 7 には 衛星 と称する弾道ミサイルを発射したほか 3 以降も弾道ミサイルの発射を繰り返し 8 には初めて弾道ミサイルの弾頭部分が 本の排他的経済 域 (EEZ) 内に落下したほか 9 にはほぼ同時に発射された3 発の弾道ミサイルの弾頭部分がいずれも 本のEEZ 内に落下しています 政府としては いかなる事態にも対応することができるよう緊張感をもって必要な対応に万全を期しているところです 問 2 実際 どのように情報伝達が行われるのでしょうか 政府からJアラートにより情報伝達があった場合は 市町村の防災 政無線等が 動的に起動し 屋外スピーカー等から警報が流れるほか 携帯電話にエリアメール 緊急速報メールが配信されます 詳しくは消防庁のホームページをご確認下さい http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/fieldlist2_1.html 問 3 これまで J アラートにより弾道ミサイルに関する情報伝達を行った実績を教えて下さい 北朝鮮が 衛星 と称する弾道ミサイルを発射した平成 28 年 2 7 及び平成 24 年 12 12 に それぞれ 発射情報 と 通過情報 をJアラートにより伝達しました 6

問 4 ミサイルが発射された との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか 弾道ミサイル発射の情報を伝達した後に続報を伝達します 落ち着いて続報に備えてください なお ミサイルが 本の領 領海に落下する可能性があると判断した場合には その時点で改めて 屋内への避難を呼びかけます 問 5 ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 本に 来する場合 極めて短時間で 本に 来することが予想されます 例えば 本年 2 7 に北朝鮮 岸の東倉 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発射場所から約 1,600km 離れた沖縄県先島諸島上空を通過しています なお 弾道ミサイルの種類や発射の 法 発射場所等により 本へ 来するまでの時間は異なります 問 6 ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか 屋外にいる場合には 直ちに近くの建物等に避難してください ( 建物の中にいる場合は 政府からの情報について テレビやラジオで確認してください ) 問 7 どのような建物等に避難すれば良いのでしょうか 近くのできる限り頑丈な建物や地下街などに避難してください 7

問 8 ミサイルが 地方に落下した可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか 周囲に異常がないかを確認してから 動してください 政府からの情報について テレビやラジオで確認してください もし 不審な物を発 した場合には 決して近寄らず すぐに警察や消防などに連絡してください 問 9 ミサイルがこの地域を通過した との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか 政府からの情報について テレビやラジオで確認してください もし 不審な物を発 した場合には 決して近寄らず すぐに警察や消防などに連絡してください 問 10 ミサイルが 海に落下した との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか 政府からの情報について テレビやラジオで確認してください もし 不審な物を発 した場合には 決して近寄らず すぐに警察や消防などに連絡してください 8