Ⅱ 1 販売農家の動き 1 販売農家の動き 2 農業経営体の法人化の動き 3 農業就業者の動き
農家数割 自作地2% と借入地の割Ⅱ 1 販売農家の動き 北海道の販売農家数と 1 戸当たり経営耕地面積の推移(販売農家数)( 千戸 ) 1 戸当たり経営耕地面積 (ha) 1 21 ha 25 19 ha 16 ha 2 14 ha 6 12 ha 15 4 1 2 5 7 千戸 74 千戸 63 千戸 52 千戸 44 千戸 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 (1 戸当たり経営耕地面積)販売農家数 1 戸当たり経営耕地面積は 2 年間で 1. 倍に拡大しています 販売農家数は 2 年間で半減し 21 年には 4 万 4 千戸になりました 北海道の経営耕地面積規模別販売農家数割合の推移と経営耕地面積割合 3~5ha 7 % 5ha 以上 3 % 営耕地面積割合199 年 1ha 未満 63 % 1~2ha 1 % 2~3ha 9 % 2 年 52 % 2 % 1 % 1 % 7 % 21 年 41 % 21 % 13 % 14 % 11 % 経 2 4 6 1 1ha 未満 % 21 年 1~2ha 2~3ha 3~5ha 5ha 以上 14 % 15 % 25 % 3 % 2 4 6 1 借入地 合91% 9% 1 21% 22% 自作地 2% 79% 7 合-- 経営耕地 2ha 以上の農家数割合 (21 年 ) は 2 年前と比べ 2 倍になっています また 販売農家の 3 を占める 2ha 以上の農家が約 の耕地を経営しています
1 販売農家の動き ( 続き ) 主副業別販売農家数割合と推移 (21 年 ) 北海道の主業農家数割合は 都府県と比べてかなり高くなっています 北海道 都府県 副業的農家 21% 主業農家 21% 準主業農家 7% 主業農家 72% 副業的農家 55% 準主業農家 24% 主副業別の減少率をみると 2 年からの 1 年間では 準主業農家と副業的農家は都府県が 主業農家は北海道がそれぞれ高くなっています 主業農家 ( 北海道 ) 5, 4, 13,439 戸 -3% 準主業農家 ( 北海道 ) 5, 4, 1,462 戸 -32% 副業的農家 ( 北海道 ) 15, 12, 3,66 戸 -2 3, 2, 1, 45,217 戸 31,77 戸 3, 2, 1, 4,525 戸 3,63 戸 9, 6, 3, 12,69 戸 9,29 戸 2 年 21 年 2 年 21 年 2 年 21 年 主業農家 ( 都府県 ) 5, 4, 3, 2, 1, 455,267 戸 127,325 戸 -2 327,942 戸 2 年 21 年 準主業農家 ( 都府県 ) 6, 5, 4, 3, 2, 1, 594,924 戸 29,14 戸 -35% 35,2 戸 2 年 21 年 副業的農家 ( 都府県 ) 1,5, 1,2, 9, 6, 3, 1,224,17 戸 35,713 戸 -29% 73,394 戸 2 年 21 年 用語解説 主業農家 準主業農家 副業的農家 農業所得が主 ( 農家所得の5% 以上が農業所得 ) で 65 歳未満の自営農業従事 6 日以上の者がいる農家をいう 農外所得が主で 65 歳未満の自営農業従事 6 日以上の者がいる農家をいう 主業農家 準主業農家以外の農家をいう -9-
Ⅱ 1 販売農家の動き ( 続き ) 北海道の販売金額規模別農家数割合の推移 199 年 2 年 21 年 2 万円未満 21% 2% 17% 11% 2~5 16% 13% 16% 1 5~1, 24% 23% 23% 1,~2, 23% 14% 2,~3, 1% 14% 19% 3, 万円以上 6% 2 4 6 1 12% 2 年間で販売金額 2, 万円以上の農家数割合は 2 倍となっています 4% 4% 3% 3% 3% 4% 3% 3% 2, 万円未満 3 14% 14% 9% 1% 2, 万円以上 17% 14% 7% 41% 2 4 6 1 2 4 6 1 水稲麦類雑穀 いも 豆類露地野菜施設野菜その他の作物酪農肉用牛その他の畜産 販売金額規模 2, 万円未満と以上で農産物販売金額 1 位の部門別割合を比べると 2, 万円未満では水稲が 2, 万円以上では酪農がそれぞれ最も高くなっています 北海道の経営組織別販売農家数の増減 (2 年から21 年の増減 ) 単一経営農家 6, 4, 2, (2,) (4,) 稲作 麦類作 雑穀 いも 豆類 -445-619 工芸農作物 -35 露地野菜 -74 355 施設野菜 果樹 花き 花木 -15-1 その他の作物 -574 酪農 -1,727 9 肉用牛 養豚 養鶏 -122-42 その他の畜産 -454 準単一複合経営農家 複合経営農家 -2,493 2 年からの 1 年間の経営組織別農家数の増減をみると ほとんどの経営組織が減少している中 施設野菜と肉用牛は増加しています (6,) -5,31 販売農家の2 年から21 年の増減数 -4,669 用語解説 単一経営農家 準単一複合経営農家 複合経営農家 農産物販売金額のうち 主位部門の販売金額が 以上を占める農家をいう 農産物販売金額のうち 主位部門の販売金額が6% 以上 未満の農家をいう 農産物販売金額のうち 主位部門の販売金額が6% 未満の農家をいう -1-
2 農業経営体の法人化の動き 法人化の状況 ( 北海道 21 年 ) 農業経営体数 46,549 経営体 法人化していない経営体 43,41 経営体 法人化している経営体の割合は 北海道が都府県より高くなっています また 法人化の内訳をみると 北海道 都府県共に会社 農事組合法人が増加しています 地方公共団体 財産区 97 経営体 法人化している経営体 3,34 経営体 (7%) 法人化の内訳 各種団体 ( 農協等 ) 33 農事組合法人 29 その他の法人 6 25 年 21 年 会社 2,74 2,373 349 計 2,61 24 64 計 3,34 (13% 増加 ) 1, 2, 3, ( 経営体 ) 法人化の状況 ( 都府県 21 年 ) 農業経営体数 1,632,535 経営体 法人化していない経営体 1,613,72 経営体 地方公共団体 財産区 24 経営体 法人化している経営体 1,593 経営体 (1%) 法人化の内訳 各種団体 ( 農協等 ) 4,715 農事組合法人 2,41 その他の法人 431 会社 25 年計 16,455,9 461 計 1,593 21 年 1,611 3,72 3,1 (13% 増加 ). 5, 1, 15, 2, ( 経営体 ) -11-
Ⅱ 3 農業就業者の動き 北海道の農業従事者 農業就業人口 基幹的農業従事者の推移 ( 人 ) 3, 25, 2, 15, 1, 5, 242,176 175,392 199 年比 -49% 123,666 2,965 152,37 199 年比 -47% 111,324 16,3 2 年間で農業従事者数は 5 割 基幹的農業従事者数は 4 割それぞれ減少しています 199 年比 -4% 132,16 11,21 199 年 2 年 21 年農業従事者数 199 年 2 年 21 年農業就業人口 199 年 2 年 21 年基幹的農業従事者 A 農業従事者 15 歳以上の世帯員のうち 調査期日前 1 年間に自 営農業に従事した者 B 農業就業人口 自営農業に従事した世帯員 ( 農業従事者 ) のうち 調査期日前 1 年間に自営農業のみに従事した者又は 農業とそれ以外の仕事の両方に従事した者のうち 自営農業が主の者 C 基幹的農業従事者 農業就業人口 ( 自営農業に主として従事した世帯 員 ) のうち ふだん仕事として自営農業に従事して いる者 < 参考 > 世帯員の就業状態区分仕事への従事状況自営農業とその他の仕事のその他自営農両方に従事の仕事業のみその他のみにに従事自営農の仕事従事業が主が主主にふだ仕事 C ん主にの家事や主育児な状その他 B 態 A 仕事に従事しなかった 北海道の自営農業従事日数別農業従事者数割合 3-59 6-99 7% 6% 2 年 29 日以下 1-149 15 日以上 13% 66% 21 年 6% 5% 7% 2 4 6 1 74% 自営農業に従事した日数別の農業従事者数割合は 15 日以上従事した者が増加し 149 日以下では各層で減少しています 農業経営組織別自営農業従事日数別農業従事者数割合 (21 年 ) 経営組織別にみると 稲作単一 露地野菜単一 29 日以下 11 % 3~59 % 6~99 7 % 1~149 1 % 1% 15~199 16% 14% 19% 2~249 21 % 25 日以上 27 % 33% 施設野菜単一 6% 5% 5% 6% 1% 16% 52% 酪農単一 5% 2% 2% 3% 3% 3% 2% 2 4 6 1-12-
3 農業就業者の動き ( 続き ) 男女別年齢階層別農業就業人口割合の都府県との比較 (21 年 ) 男 女 都府県 歳以上 都府県 7-79 歳 北海道は 5~59 歳層の割合が最も高く 都府県は 7~79 歳層が最も高くなっています 6-69 歳 5-59 歳 北海道 4-49 歳 北海道 3-39 歳 15-29 歳 -5% 4-4% 3-3% 2-2% 1-1% % 1% 2% 3% 4% 北海道の年齢階層別基幹的農業従事者数の推移 ( 人 ) 1, 16, 14, 195 年代前半生まれの方を頂点として推移しており それより若い年齢の方は減少しています 12, 1,, 6, 4, 2, 2 年 25 年 21 年 注 :2 年は 75 歳以上の各層の細分したデータがないため 75-79 歳の階層は 75 歳以上の数値としている -13-
雑穀露地野菜施設野菜その他の作物その他の準単一複合経営単一経営 麦類作工芸農作物果樹類花き 花木酪農肉用牛養豚養鶏作 いも 豆類Ⅱ 3 農業就業者の動き ( 続き ) 北海道の経営組織別経営体の経営主平均年齢 (21 年 ) ( 歳 ) 65.9 65 63.3 64.4 64. 6 55 59.6 61.9 63.1 6.3 59.7 52.6 5.9 5.3 55.7 59.4 57.1 55.4 経営主の平均年齢 ( 北海道 ) 57.2 歳 7 稲経営組織別に経営主の平均年齢をみると 酪農単一経営が北海道の平均年齢に比べ 5 歳若くなっています 5 畜産複合経営注 : 経営組織別に家族経営体の経営主の年齢を単純平均した 北海道の雇用労働力の推移 (25 年と 21 年の比較 ) 25 年 21 年 雇い入れていない経営体 29,31 55% 農業経営体数 54,616 経営体 雇い入れた経営体 24,75 45% 雇い入れていない 経営体 21,339 46% 農業経営体数 46,549 経営体 雇い入れた経営体 25,21 54% 5 年間で労働者を雇い入れている農業経営体割合は 9 ポイント増加しています 常雇の延べ人日は 33% 増加している等 農業における雇用拡大が進んでいます 雇い入れた経営体数 ( 経営体 ) 23,59 25, 23,45 (+1%) 2, 15, 1, 5, 3,2 4,647 (+45%) 常雇い 25 年 21 年 臨時雇い ( 人 ) 25, 2, 15, 1, 5, 13,69 常雇い 実人員 17,793 (+36%) 193,375 196,235 (+1%) 25 年 21 年 臨時雇い ( 千人日 ) 4, 3,5 3, 2,5 2, 1,5 1, 5 2,752 25 年 3,651 (+33%) 3,231 (+7%) 3,23 常雇い 延べ人日 21 年 臨時雇い 注 : 臨時雇いについて 21 年は 手間替え ゆい ( 労働交換 ) 手伝い を含むが 25 年には含まないため 単純な比較はできない 用語解説 常雇い 臨時雇い 主として農業経営のために雇った人で 7ヶ月以上の期間を定めて雇った人 季節雇など農業経営のために臨時雇いした人 -14-
3 農業就業者の動き ( 続き ) 農業後継者がいると回答した販売農家は 5 年間で 6 ポイント増加し 実数でも 1,65 戸増加しています 北海道の農業後継者有無別農家数の推移 (25 年と 21 年の比較 ) 後継者がいない 39,212 戸 (75%) 25 年 同居後継者 1,95 戸 (21%) 販売農家数 51,99 戸 後継者がいる 12,77 戸 (25%) 他出後継者 1,2 戸 (4%) 後継者がいない 3,27 戸 (69%) 21 年 販売農家数 44,5 戸 同居後継者 1,64 戸 (24%) 後継者がいる 13,43 戸 (31%) 他出後継者 3,159 戸 (7%) 農業後継者の有無別販売農家数 ( 経営者の年齢階層別 ) 後継者がいる 1, 販売農家数割合 43 % 6 34 % ( 右目盛 ) 26 % 2 % 4 15, 4 % 2 12, 4,99 戸 6,11 戸後継者がいる 9, 6, 3, 1,624 戸 後継者がいない 4 9,636 戸 122 戸,17 戸 6 6,431 戸 1,7 戸 2,96 戸 3,74 戸 1 用語解説 39 歳以下 4-49 5-59 6-74 75 歳以上 農業後継者 ( 経営者年齢 ) 2 経営者年齢が 5~59 歳の農家の 4 割以上で後継者がいます 15 歳以上の者で農業経営を継承することが確認されている者 ( 予定者を含む ) 1% 6% 4% 2% % 稲76 17 作3 1 5 9 2 11 13 麦類作雑穀工芸農作物 いも類 豆類75 76 75 74 7 7 6 7 1 1 17 19 露地野菜施設野菜果樹類同居後継者他出後継者後継者がいない 花き 花木9 13 6 6 34 71 21 肉用牛その他の作物酪農65 5 3 養豚76 2 22 養鶏62 3 その他の畜産6 24 準単一複合経営57 34 複 経営組織別の農業後継者有無別農家数割合 (21 年 ) 合経営経営組織別に後継者がいる農家数割合をみると 酪農 その他畜産 養豚が 35 % 以上と高く 工芸農作物 麦類作 雑穀 いも類 豆類が 2% 以下と低くなっています -15-