第○学年 ○○科指導計画

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第○学年 ○○科指導計画

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第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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生徒の活動

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

英語科学習指導案

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国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

本学級の生徒に, 英語科に関する興味 関心を問うアンケートを実施したところ, 以下のようになった (28 年 9 月実施 ) はいややあまりいいえ英語の授業が好きだ 65% 29% 0% 6% ペア活動に積極的に取り組んでいる 68% 32% 0% 0% グループ活動に積極的に取り組んでいる 70%

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

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Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

い文章を読んで内容をつかむ読解力や正しく単語を書いたり文構造を意識しながら正しく英文を 書いたりする力が弱い (3) 指導観ステップコースの指導にあたっては, 基本的な新出文構造の並べかえ活動を行い, 視覚的に理解させていく またペアワークで, 形容詞の比較級 最上級の形を繰り返し読ませて定着を図る

4 学習の活動 単元 ( 配当時間 ) Lesson 1 ( 15 時間 ) 題材内容単元の目標主な学習内容単元の評価規準評価方法 Get Your Goal with English より多くの相手とコミュニケーションをとる 自己紹介活動を行う コミュニケーションを積極的にとろうとしている スピー

多いので, 簡潔に説明した後, 多めに練習をさせて定着を図る また, 複数回に渡って復習を入れることで, 確実に身に付けさせる 本文の学習においては, 一般動詞の三人称単数現在形の疑問文を話す練習にもなるので, 教科書本文を何度も音読させ, ペアで暗唱させることにより自然に一般動詞の三人称単数現在形

グリーン家の人々

英語科学習指導案(2年授業参観)

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

自己紹介をしよう

英語科授業案 日時 平成 28 年 3 月 7 日 ( 月 )2 校時 生徒 2 年 B 組男子 16 名, 女子 16 名 計 32 名 授業場 2 年 B 組教室 授業者 造田あかね 1 単元名 Sunshine English Course 2 Program11 Yui To Share I

解答類型

さらに自ら調べようと意欲を高めるだろう 2 児童観児童は 文字を50 音すべて学習し 少しずつ読める字や書ける字が増えてきた これまでに音読をしたり 想像したことを話したりしながら ある程度のまとまった文章がよめるようになってきている 5 月の教材 とんこととん では 登場人物のしたことを中心に想像

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

第2学年3組 英語科学習指導案

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Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

という目的を明確にするため 次のような場面を設定した 高知県の観光地に英文で書かれた看板がある そこで英語圏ではない外国人と出会う 相手は英語を少し話すことができるが十分に読むことができないため, その人に対して英文を読み取りリテリングをする必要がある という設定である よくある場面ではないかもしれ

会話の中では感覚的にそれほど 違い を意識して使っているものではないと考え 今回は 同じ can を用いての表現として一連の学習として扱うことにした また 語 学習得において 自分の表現したいこと がはじめにあり それを何とか表現しよ うとする過程を通して初めて自分の言葉として言語を獲得できるという

○数学科 2年 連立方程式

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第○学年 ○○科指導計画

いろいろな衣装を知ろう

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

英語科学習指導案

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

新潟市立亀田西中学校

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

福翔高等学校「ライティング」学習指導案

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

平成30年度 中学校英語科教育

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第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

国語科学習指導案様式(案)

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庄原市立庄原中学校 第2学年 数学科学習指導案

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

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第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

第 2 学年英語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 2 年 3 組教室 学級 2 年 3 組 ( 男子 17 名女子 18 名計 35 名 ) 授業者小田島篤史 1 単元名 PROGRAM 7 If You Wish to See

○ ○ 科 学 習 指 導 案

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上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

第3学年英語科学習指導案

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保健体育第 1 学年庄原市立高野中学校 ん 単元名 心身の発達と心の健康 ~ 思春期の心の変化への対応 ~ 本単元で育成する資質 能力 知と学びに向かう思考力 表現力 日時 平成 29 年 11 月 20 日 ( 月 )5 校時 (13:30~14:20) 場所 1 年生教室 学年 第 1 学年 (

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

第1学年国語科学習指導案

国語科学習指導案

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価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

京都立石神井高等学校平成 31 年度教科 ( 外国語 ( 英語 ) ) 科目 ( 英語表現 Ⅱ ) 年間授業計 ( 標準 α) 教 科 : 外国語 ( 英語 ) 科目 : 英語表現 Ⅱ 単位数 : 2 単位 対象学年組 : 第 2 学年 A 組 ~G 組 教科担当者 :(A 組 : 岡本 松井 )(

H28.9【比嘉美佐代】英語科学習指導案

保健体育科学習指導案

単元名 算数第 2 学年安芸太田町立加計小学校指導者田尾佐智恵 かけ算 (2) ( 九九をつくろう ) 本単元で育成する資質 能力 伝え合う力 1 日時平成 29 年 1 月 19 日 ( 水 )5 校時 2 学年第 2 学年男子 7 名女子 15 名計 22 名 3 単元名 かけ算(2) 九九をつ

英語科 「単元名 unit6」(1年)

第4学年算数科学習指導案

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ICTを軸にした小中連携

2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

答えさせる場合でも, 単語中心の発話にならないように, 帯学習から Q&A を取り入れ, 主語 動詞に着目させるようにする また, 事前に英語で原稿を作成させ, まとまった英文で Show & Tell が行えるように指導したい My Project 2 では, 自分の好きな人を紹介するスピーチを行

2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 英語科指導法 Ⅲ 模擬授業 2 学習指導案 第 2 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 第 4 時限目学年 : 第 2 学年場所 : 共通教育棟 3 号館 3F 332 教室授業者 : B082G031X 菊田真由 1

第1学年4組 英語科学習指導案

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

そして, 平成 26 年度の同調査の英語の結果をみると, 次の問題に課題が見られた この問題の出題のねらいなどを問題の下に示す 12 次の英文は, ユキ (Yuki) と留学生のマーク (Mark) が, ユキのクラスの時間割を見ながら, 授業や部活動について話している会話文です 英文を読んで, あ

授業では, 課題を解決するための情報を集める前に, どのような方法だと必要な情報を集めることができるのかを考えています 58.8% 41.2% 授業では, 調べたことなどを, 図, グラフ, 表などにまとめています 73.5% 26.5% 授業では, 情報を比べたり ( 比較 ), 仲間分けしたり

学校番号 2004 平成 29 年度外国語科 教科科目単位数指導学年教材名 副教材名 外国語英語表現基礎 2 第 1 学年 美誠社 ドリルで英文法 啓林館 Vision Quest 総合英語 基本例文集プリント補助教材等 1 担当者からのメッセージ ( 学習方法等 ) 積極的に英語でコミュニケーショ

第 1 学年 国語科学習指導案 1 単元名 オツベルと象 を読む ~ 読みの交流を通して~ 学習指導要領との関連 C 読むこと (1) エ文章の構成や展開 表現の特徴について 自分の考えを持つこと 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項イ ( ア ) 音声の働きや仕組みについて関心を持ち 理解を深

Transcription:

1 日時 : 平成 28 年 12 月 1 日 ( 木 ) 第 5 校時 2 場所 : 3 年 2 組教室 3 学年 学級 : 第 3 学年 2 組 ( 男子 14 名女子 17 名計 31 名 ) 4 単元名 : Lesson 4 The Story of Sadako (1) 単元観 三原市立宮浦中学校第 3 学年英語科学習指導案単元名 :Lesson4 The Story of Sadako 指導者 : 三原市立宮浦中学校住吉谷大輔 本単元は, 登場人物の中学生が修学旅行で訪れた広島の地で感じたことや, 原爆が原因で亡くなった佐々木禎子さんの生い立ちを題材に, 平和の大切さについて考える内容になっている 取り上げられている広島は地元であり, 多くの生徒は小学校の遠足や社会見学で一度は平和記念公園に足を運んでいることから, 生徒にとってイメージしやすい題材と言える また, 佐々木禎子さんは 12 歳の秋に白血病で亡くなったが, 自分たちとさほど年齢の変わらない少女が戦争の被害者として亡くなったエピソードは, 平和 や 生命 について深く考えさせられるテーマである 言語材料としては,SVOC の文型と It is ~ (for A) to の構文 ( 以下 It ~ to 構文と表記する ) が新出となっている SVOC の文型は, 英語の文型の中でも特殊なものの一つであるが, この文型をとる動詞はそれほど多くなく, この単元では call, make の 2 つの動詞を用いた例文が取り上げられている It ~ to 構文は することは ~ だ という意味を表すが, この表現は日常生活で頻繁に使われている つまり, この構文を身に付ければ, 生徒にとって自己表現の幅が大きく広がることが期待される また, 本単元では最終的なタスクとして, ある程度のまとまりとストーリー性のある英文を要約する活動を行う これは指導要領の言語活動の取扱いの ウ読むこと のうち,( ウ ) 物語のあらすじや説明文の大切な部分などを正確に読み取ること, に合致している (2) 本単元において育成しようとする資質 能力とのかかわり 本校で育成しようとする資質 能力は以下の 5 点である 知識 スキル 1 課題解決能力 2 表現力 意欲 態度 3 主体性 4 協調性 価値観 倫理観 5 公共心 この中から, 本単元において育成しようとする資質 能力とのかかわりについて, 次の 2 点に重点を置くもの とする 知識 スキル 1 課題解決能力 まとまりのある英文の内容を十分に理解した上で, キーワードや時系列を表す表現に注目しながら要約文を書くことができる 意欲 態度 4 協調性 ペアワークやグループワークの中で, お互いの特性や習熟度などを配慮しながら, 力を合わせて課題を解決しようとする態度を身に付けている (3) 生徒観 ( 調査結果からみる課題 ) 平成 27 年度 6 月に行われた 基礎 基本 定着状況調査の教科学習への意識調査において, 英語の勉強が好きと答えた生徒は 72.7%, 英語の授業がよく分かると答えた生徒は 87.6% であった この結果から, 英語の学習に対するモチベーションは比較的高いと言える また, 授業中に行うペア グループ活動においても, お互いの習熟度などを配慮しながらヒントを出し合うなど, 共感的な学習風土ができている 一方で, 本校で育成しようとする資質 能力に関わる調査項目では課題も見られる 調査項目あてはまるあてはまらない 授業では, 情報を, 比べたり ( 比較 ), 仲間分けしたり ( 分類 ), 関係を見付けたり ( 関係付け ) して, 何が分かるのかを考えています 59.5% 40.5%

上の表にあるように, 課題解決に向けて情報を整理したり, 分析したりすることに課題が見られる いろいろな授業の中で, 情報の比較 分類などを行う場面が多くあるが, 生徒自身がそれらを意識して行っていないことも原因の 1 つと考えられる 情報のを行う際に, 効果的な技法を学び, それを実際に使ってみる活動が必要である (4) 指導観 ( 指導改善のポイント ) 本校の研究テーマは, コンピテンシーの育成をめざした学びの創造 ~ コミュニケーションを活用した授業の工夫を通して ~ である このテーマにあるように, コミュニケーションを通して生徒のコンピテンシーを育成することが目標であるが, 本単元ではコミュニケーションの一形態として, 要約文を書く活動をその中核に置く その中で, 以下のような指導の手立てを取り入れる 1 課題解決能力本単元でまとめの活動として設定した課題は, 物語文の要約文を書く活動である もとの文章の要点を押さえ, 全体としてまとまりのある要約文に仕上げるために, 次のようなスモールステップを設定した a) 登場人物やストーリー展開を細かく読み取る b) 英文全体を意味段落に分ける c) 各段落の中心文を見つける d) 中心文を自分の言葉を加えてつなぎ, まとまりのある要約文を書く 要約文を書くという課題を解決するために, 感覚的に英文を書くのではなく, 具体的な技法を学びながら課題に取り組ませたい その際, ただ本文に出てくる英文を引用するだけでなく, 時系列やストーリー展開が読み手に伝わりやすいように, つなぎ言葉を用いながら英作文することを意識させたい 2 協調性これは, 本単元だけに関わらず 1 年間の英語の授業を通して行っていくことであるが, 他人とコミュニケーションを図ろうとするとき, 互いが相手を尊重し, 理解しようとする努力が不可欠である 英語学習においては, そこに母語だけでなく, 第二言語としての英語の能力が大きく影響する そのため, ペア グループ活動を行う際に, 互いの特性だけでなく, 英語の習熟度も配慮しながら, 協力して課題を解決しようとする姿勢を普段の授業から身につけさせたい また, グループ活動においては, まず自分自身で考え, 自分なりの答えを持った上で意見の交流を行い, 他の人の意見から自分の考え方を広げながら目標を達成することを目指す 5 単元の目標と評価規準単元の目標 広島の原爆にまつわる情報を知り, 平和について考えることができる コミュニケーションへの関心 意欲 態度 物語の要約文を書くことができる 外国語表現の能力 佐々木禎子さんについての物語文を読むことができる 外国語理解の能力 SVOC の文型や It ~ to 構文を理解し, 使うことができる 言語や文化についての知識 理解 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 1 原爆にまつわる情報について, 関心を持って聞いたり, 読んだりしている 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 1SVOC の文型の語順や語法について, 正しい知識を身に付けている 2It ~ (for A) to の構文の語順や語法について, 正しい知識を身に付けている 1 読み取ったことをもとに, 情報を整理し, 時系列や物語の展開に沿って要約文を書くことができる 1 既習の知識を活用して, 短い英語発話の内容を正しく聞き取ることができる 2 語句や文法事項の知識を活用して, まとまりのある英文の内容を正しく読み取ることができる

6 指導と評価の計画 全 13 時間 ( 本時は 10/13) 次学習内容 ( 時数 ) 関表理知 主な学習内容 評価規準 資質 能力の評価 ( 評価方法 ) 1 佐々木禎子さんや原爆につい 戦争や佐々木禎子さんについて, 4 協調性 ( 行動観察 ) てのエピソードを知る (1) 関心を持って聞いている 課題の設定 既習の知識を活用して, 短い英語発話の内容を正しく聞き取るこ とができる 2 SVOC の文型を理解し, 活用す SVOC の文型の語順や語法につ る (3) いて, 正しい知識を身に付けている 3 It ~ (for A) to の構文を理解 It ~ (for A) to の構文の語順や し, 活用する (2) 語法について, 正しい知識を身に 付けている 4 丘先生と生徒との会話や, 佐々 語句や文法事項の知識を活用し 木禎子さんのストーリーを読 て, まとまりのある英文の内容を み, 内容を理解する (3) 正しく読み取ることができる 情報の収集 5 佐々木禎子さんの物語をもと 読み取ったことをもとに, 情報 1 課題解決能力 ( ワー に, 要約文を書く (3) を整理し, 時系列や物語の展開に クシート ) 本時 1/3 沿って要約文を書くことができ る まとめ 創造 表現 6 本単元で学習した内容をまと 本単元で学習した文法の語順や める (1) 振り返り 語法についての正しい知識を身に 付けている 7 本時の展開 (1) 本時の目標 禎子さんの物語を段落に分け, 中心文を見つけることができる (2) 観点別評価規準 読み取ったことをもとに, 情報を整理し, 時系列や物語の展開に沿って要約文を書くことができる 外国語表現の能力 評価方法 : ワークシート

(3) 準備物 ワークシート (Lesson4 New Words List, 要約文を書こう ), 本文シート ( グループ活動用 ) (4) 学習の展開 学習活動 育成しようとする指導上の留意事項 ( ) 資質 能力 ( 努力を要する生徒への指導の手立て ) 教科の評価 あいさつ Lesson4 の新出語彙を確認する できるだけテンポ良く確認して 導入 本時の目標の確認 課題の設定 いく 本時の目標 禎子さんの物語を段落に分け, 中心文を見つけることができる 物語文 (The Story of Sadako) のあらす ストーリーの要所だけを日本語 じを確認する で確認する 本文を意味段落に分ける 時系列に着目させる 必要に応じて, 読み取り用ワークシートの年表 を参考にさせる 各段落の中心文を見つける 各段落の中の主なできごとを含 物語の要点をつか 個人思考 (5 分 ) む英文をそのまま抜き出させる (2 み, 中心文を見つけ 文以上も可とする ) ることができる ( ワ 展 中心文を見つけることが難しい ークシート ) 開 生徒は, 各段落の最初の文が要点を 表していることが多いことをアド バイスする グループ協議 (7 分 ) グループ協議で正しい答えを導 こうとするのではなく, 他の人の考 えを知ることを重視する 他の人の 意見を聞いて, 自分の考えを修正さ せてもよい ま 次時の見通しを持つ 次時では, 見つけた中心文をもと と に, まとまりのある要約文を書くこ め とを伝える (5) 育成したい資質 能力の評価基準 資質 能力評価基準 A 物語文の要点をつかみ, 自分の言葉を加えながら, まとまりのある要約文を書くことができる 1 課題解決能力 B 物語文の要点をつかみ, まとまりのある要約文を書くことができる C 物語文の要点をつかみ, 要約文を書くことができる

(6) 板書計画 本時の目標禎子さんの物語を段落に分け, 中心文を見つけることができる < 要約文を書く手順 > 1 登場人物やストーリー展開を細かく読み取る 2 英文全体を意味段落に分ける 3 各段落の中心文を見つける 4 中心文を自分の言葉を加えてつなぎ, まとまりのある要約文を書く The Story of Sadako の本文 ( 拡大版 )