目的 病院に勤務する女性医師の勤務状況などを把握し, 支援対策検討の一助とする 調査項目 1 病院勤務女性医師自身について 2 職場環境について 3 妊娠 出産 育児中の働き方について 調査対象 市内の病院 (45 病院 ) に勤務する女性医師を対象として, 平成 22 年 1 月現在で調査を実施し

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4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

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平成20年1月15日

中小企業のための「育休復帰支援プラン」策定マニュアル

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1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を

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( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2 結婚について (1) 問

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必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

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4-1 育児関連 育児休業の対象者 ( 第 5 条 第 6 条第 1 項 ) 育児休業は 男女労働者とも事業主に申し出ることにより取得することができます 対象となる労働者から育児休業の申し出があったときには 事業主は これを拒むことはできません ただし 日々雇用される労働者 は対象から除外されます

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例 3 男性医師 1 歳 配偶者産前休暇産後休暇復帰 復帰 今までは 配偶者がを取得している場合 を取得できませんでしたが 取得できるようになりました 職員は 当該子が 3 歳に達する日まで 病院助手等は 当該子が 1 歳 6か月に達する日までを取得することができます 職場復帰後の特に大変な時期に協

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十和田市 事業別に利用数をみると 一時預かりは 年間 0 (.%) 以 上 (.) - (.%) の順となっています 問. 一時預かり ( 年間 ) n= 人 以上. 幼稚園の預かり保育は 年間 0 (.%) 以上 (.%) (.%) の順となっています ファミリー サポー

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(3) 時差出勤 (1) 及び (2) の勤務時間のほか 次のとおり時差出勤を実施しています ( 警察本部については 平成 26 年度における実施内容を記載しています ) 知事部局等 教育庁 (H 現在 ) 区分勤務時間休憩時間 A 勤務午前 8 時 30 分から午後 5 時 15 分ま

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病院勤務女性医師の勤務環境などに関するアンケートについて 平成 22 年 6 月 2 日 新潟市保健所保健管理課

目的 病院に勤務する女性医師の勤務状況などを把握し, 支援対策検討の一助とする 調査項目 1 病院勤務女性医師自身について 2 職場環境について 3 妊娠 出産 育児中の働き方について 調査対象 市内の病院 (45 病院 ) に勤務する女性医師を対象として, 平成 22 年 1 月現在で調査を実施した アンケート回収及び回収率 依頼数 339 回収数 139 回収率 41.0%

目 次 先生自身のこと 1 女性医師の職場環境 5 妊娠 出産 育児中の働き方 8 自由意見 ( 抜粋 ) 15 アンケート ( 原本 ) 18 アンケート集計結果 ( 実数含む ) 22

先生自身のこと (1) 年齢 表 1 年齢本アンケートに回答いただいた女性医師 139 名の年齢内訳は,30 歳代が 48.2% と約半数を占め, 次いで,40 歳代が2 割弱,29 歳以下が1 割強などとなっている 30~39 歳 48.2% 40~49 歳 29 歳以下 18.0% 21.6% 50~59 歳 7.9% 60~69 歳 70 歳以上 0.0% 2.9% 1.4% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% (2) 卒業後年数 表 2 卒業後年数 5~10 年未満 30.9% 10~15 年未満 20.1% 20~25 年未満 13.7% 5 年未満 15~20 年未満 25 年以上研修医 9.4% 9.4% 7.9% 7.2% 1.4% 0% 10% 20% 30% 40% -1-

(3) 専門科目表 3 現在の専門科目専門科目は, 内科が23.7% と最も多く, 次いで, 産婦人科が8.6%, 皮膚科が7.2% となっている 内科産婦人科皮膚科外科麻酔科精神科眼科小児科放射線科耳鼻咽喉科泌尿器科脳神経外科整形外科救急その他 8.6% 7.2% 6.5% 6.5% 6.5% 5.8% 5.0% 2.9% 2.2% 1.4% 0.7% 0.7% 0.0% 3.6% 18.7% 23.7% 0% 5% 10% 15% 20% 25% (4) 現在の病院の勤務年数表 4 現在の病院の勤務年数現在の病院の勤務年数は,1~5 年未満が最も多く (38.8%),1 年未満と併せると6 割強を占める 1~5 年未満 38.8% 1 年未満 30.9% 5~10 年未満 13.7% 10~15 年未満 7.2% 20 年以上 3.6% 15~20 年未満 2.9% 2.9% 0% 10% 20% 30% 40% 50% -2-

(5) 勤務形態 表 5 勤務形態勤務形態は常勤が5 割強, 非常勤 短時間正職員は4 割弱を占める 短時間正職員 4.3% 1.4% 非常勤 ( 嘱託 パート その他 ) 36.7% 常勤 57.6% (6) 常勤以外の理由と将来の希望 表 6 勤務形態が常勤以外の理由 ( 複数回答 ) 及び将来希望する勤務形態 雇用条件 家庭と育児 育児 12.1% 10.3% 15.5% 家庭 介護 0.0% 0.0% その他 8.6% 53.4% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 54.4% 22.8% 1.8% 3.5% 7.0% 10.5% 常勤短時間正職員非常勤 ( 嘱託 パート その他 ) 仕事をしないその他 -3-

(7) 休職 離職表 7 仕事を中断 ( 休職 ), 離職した理由 ( 複数回答 ) 及び中断 ( 休職 ), 離職した期間休職 離職は, 半数以上が経験しており, その理由は4 分の3が 出産 育児 となっている 休職, 離職した期間は,1~6か月未満が18.7%, 6か月 ~1 年未満が28.0% で, 約半数が1 年未満に復職している 出産 育児 35.2% 40.1% 夫の転勤に伴う 12.7% 留学自分の病気療養家族の病気や介護家事その他 4.9% 2.8% 1.4% 0.0% 2.1% 0.7% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 6 か月 ~1 年未満 28.0% 1~2 年未満 22.7% 1~6 か月未満 18.7% 2~3 年未満 17.3% 3 年以上 12.0% 1 か月未満 0.0% 1.3% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% -4-

女性医師の職場環境 (1) 女性医師としての悩み表 8 女性医師としての悩み ( 複数回答 ) 女性医師としての悩みは, 家事と仕事の両立 が最も多く(28.4%), 次いで, 育児 (16.3%), 勉強する時間が少ない (15.1%) となっている 施設環境 ( 当直室, 更衣室, 休憩室など ) の不備 (8.9%) もあげている 家事と仕事の両立 28.4% 育児 16.3% 勉強する時間が少ない 15.1% プライベートな時間がない 12.1% 当直室 更衣室など施設環境の不備 8.9% 男性主導社会 7.4% 家族の非協力 無理解 3.3% セクハラ 1.5% その他 3.8% 3.3% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% -5-

(2) 就労環境や規則の整備表 9 仕事と家庭生活を両立させるための就労環境や規則の整備状況と整備されている内容 ( 複数回答 ) 就労環境や規則の整備は, 整備されている が25.9% であり, 整備内容の約半数が, 勤務時間の短縮, 残業 当直などの免除 をあげている 分からない 29.5% 2.9% 整備されている 25.9% 整備されていない 41.7% 勤務時間の短縮, 残業, 当直等の免除 55.7% X 線被爆の回避 13.1% 休暇の際には代診医師を確保 11.5% 院内保育所 6.6% 法定外の産前 産後の休暇 4.9% 法定外の育児休業 3.3% さまざまな規則が定められている 1.6% 給与面での優遇 ( 託児施設など費用手当の支給 ) 0.0% その他 3.3% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% -6-

(3) 就労継続に必要な対策表 10 就労継続に必要と思う制度や仕組み 支援対策 ( 複数回答 ) 就労継続に必要な制度や支援対策は, 宿直 日直の免除, 人員 ( 医師 ) の増員, 病児保育 がそれぞれ約 10% である 宿直 日直の免除人員 ( 医師 ) の増員病児保育複数主治医制度の導入など主治医制の見直し託児所 保育施設などの整備 拡充時間外勤務の免除院内保育所 10.2% 9.2% 9.0% 8.2% 7.4% 7.2% 7.0% 出産 育児休業取得者への職場復帰支援学童施設 ( ひまわりクラブ ) の充実短時間正社員制度の導入 拡充男性の家事 育児などへの参加保育施設やベビーシッターの斡旋代替医師の配置 ( 代診医師派遣制度の導入 ) フレックス制度導入ベビーシッター利用の際の費用補助保育施設利用の際の保育料の助成働きやすい部門への配置転換二交代制の勤務体制診療報酬引き上げ, 医療費の増額行政の事業所への補助金整備 拡充在宅研修制度その他 4.7% 4.5% 3.9% 3.9% 3.7% 3.3% 3.1% 2.9% 2.5% 2.0% 1.4% 1.2% 1.0% 0.4% 2.5% 0.8% 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% -7-

-8- 妊娠 出産 育児中の働き方 (1) 小学生以下のこどもの人数 表 11 小学生以下のこどもの人数 区 分 こどもの人数 数 % 1 22 38.6% 乳幼児 2 11 19.3% 3 人以上 1 1.8% 小学校 1~3 年 1 1 1.8% 小学校 4~6 年 1 6 10.5% 乳幼児 + 小学校 1~3 年 2 4 7.0% 3 人以上 4 7.0% 乳幼児 + 小学校 4~6 年 2 1 1.8% 小学校 1~3 年 + 小学校 4~6 年 2 6 10.5% 乳幼児 + 小学校 1~3 年 + 小学校 4~6 年 3 人以上 1 1.8% 総数 57 100.0% (2) 産前 産後休暇の取得 表 12 産前 産後休暇の取得有無, 取得状況及び取得しなかった理由産前 産後休暇を取得したのは7 割強で, そのうち62.2% は 完全に取得 したが,35.6% は 一部の取得 であった 休暇を取得しなかった12 名のうち,2 名が 休暇が取りづらくて一時休職または退職, その他 のうち3 名が取得 = 退職という状況のため取得しなかったと答えている 完全に取得した一部取得した しなかった 21.1% 35.6% 2.2% 62.2% した 78.9% 取りづらくて一時休職または退職した その他 8.3% 16.7% 75.0%

(3) 産前 産後休暇中の身分保障 表 13 産前 産後休暇中の身分保障の有無 ない 33.3% 分からない 6.7% ある 60.0% (4) 産前 産後休暇中の給与支給 表 14 産前 産後休暇中の給与支給の有無 はい 48.9% いいえ 51.1% (5) 育児休業の取得表 15 育児休業の取得有無及び期間育児休業の取得率は5 割強で, 1~2 年未満 が26.5% と最も多く, 6か月未満, 6か月 ~1 年未満 がそれぞれ23.5% となっている いいえ 40.4% はい 59.6% -9-

-10-1~2 年未満 26.5% 6 か月未満 23.5% 6 か月 ~1 年未満 23.5% 2~3 年未満 8.8% 3 年以上 5.9% 11.8% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% (6) 育児休業中の身分保障 表 16 育児休業中の身分保障の有無 分からない 5.9% ある 41.2% ない 52.9% (7) 育児休業中の給与支給 表 17 育児休業中の給与支給の有無 はい 23.5% いいえ 76.5%

(8) こどもの面倒表 18 普段, こどもの面倒をみている人 ( 複数回答 ) 普段のこどもの面倒では,31.6% が保育施設を利用しており, 自分で面倒をみているのは22.6% で,14.8% が親 親族が担っている 保育施設自分親 親族配偶者ベビーシッター幼稚園学校お手伝いさん友人 知人その他 3.2% 3.2% 2.6% 0.0% 1.3% 0.6% 14.8% 11.6% 8.4% 22.6% 31.6% 0% 10% 20% 30% 40% (9) 利用保育施設表 19 利用している保育施設の種類 ( 複数回答 ) 利用している保育施設は, 認可保育施設 が7 割強と最も多く, 無認可保育施設 の利用は13.5% である 院内保育所 の利用は5.8% となっている 院内保育所 5.8% 無認可保育施設 13.5% その他 1.9% 認可保育施設 78.8% -11-

(10) 保育施設の選択理由表 20 保育施設の選択理由 ( 複数回答 ) 保育施設の選択理由としては, 送迎の負担が少ない が33.9%, 勤務時間にあった保育時間 が32.3% となっている 施設までの送迎の負担が少ない 勤務時間にあった保育時間 33.9% 32.3% 施設の環境などがニーズに合っていた他に利用できる施設がなかった保育プログラムがニーズに合っていたその他 14.5% 11.3% 6.5% 1.6% 0.0% 0% 10% 20% 30% 40% (11) 保育所 託児所表 21 職場の保育所 託児所の有無院内保育所があると回答された方のなかで, 未利用が6 割強となっており, その理由としては, 施設環境が合わない が25.0% で, 定員枠 や 保育時間 も理由として挙げられている 3.5% ある 40.4% ない 56.1% -12-

-13- (12) 院内保育所の利用 表 22 院内保育所の利用有無及び未利用理由 ( 複数回答 ) 8.7% ある 21.7% ない 69.6% 施設の環境などがニーズに合わない 25.0% 勤務時間と保育時間が合わない 18.8% 定員枠が少ない 12.5% 施設までの送迎の負担が大きい 12.5% 保育プログラムがニーズに合わない 12.5% 利用制限がある 0.0% その他 12.5% 6.3% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30%

病児デイサービスセンターの整備 拡充 25.4% 認可保育施設の保育時間の延長 17.9% 院内保育所の整備 運営に対する補助 13.3% 放課後児童クラブの開設時間の延長 12.7% 放課後児童クラブの整備 12.1% 認可保育施設の整備 10.4% こども医療費助成の拡充 3.5% 育児相談や講座など相談支援体制の充実 1.2% その他 3.5% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% (13) 必要と思う行政の支援対策表 23 必要と思う行政の支援対策 ( 複数回答 ) 必要と思う行政の支援対策としては, 病児デイサービスセンターの整備 拡充 が25.4% と最も高く, 認可保育施設の保育時間の延長 が17.9%, 院内保育所の整備 運営補助 が13.3% となっている 放課後児童クラブに関することは約 2 割となっている -14-

自由意見 ( 抜粋 ) アンケート回答者の中から58 名の自由意見をいただいた 分類すると職場環境, 育児, 労働条件に関する以下の意見が見られた (1) 職場環境 (24 件 ) 長く同じところで仕事ができたのは病院側の理解があったから, 制度や仕組みが整っていても制度を受け入れる 利用できる職場環境が整わなければ制度の利用ができない, 利用しづらい (2) 労働条件 (23 件 ) 女医に限らず, 医師全体のワークシェアを見直す必要がある, 賃金の見直し, 健康保険等の保障が必要, 社会的責任が重い (3) 育児 (17 件 ) 保育施設の充実 時間延長, 緊急時に預けられる施設等, もっと預けやすい環境が必要 育児を人任せにせず, 女性として育児を大切にする必要がある (4) その他 (8 件 ) 新潟県女性医師ネットを知り, 心強い, 協力したい, 昔より制度は整ってきている 職場環境 今は 他の先生の協力もあり いい環境で働かせて頂いてます 二人目を産みたいのですが 産後また人事異動で職場が変わる可能性を考えると 躊躇してしまう 制度や仕組みがあっても 実際にはそれを利用できない 職場の状況 雰囲気などがある もしくは それを利用する 利用させる習慣が無いなど 職場全体の認識も もっと変わっていけるようになるとよいと思います 男性医師の女性医師 ( 育児中 ) に対する理解を得ることは とても難しいと思います 当たり前のように女性が夜勤を免除してもらえたり 時間外労働を免除してもらえる仕組みができたら有り難いです 医局という縛りがあると なかなか仕組みをつくり上げるのも困難かと思います 少しずつでも女性の働きやすい職場が増えることを祈ります 施設があっても 上司や同僚の理解がないと 成り立たない 今は 理解や協力を得られるほど 周囲の医師にも余裕は無い 人員も費用も不足している 雑務は増える一方です 職場のプレッシャー ストレスが大きく 妊娠なんてとても今は考えられない 妊娠中 育児中の環境整備のことばかり取り上げられていますが 妊婦 育児中以外の女性医師の問題にも目を向けてほしい 私自身 妊娠する時は仕事を辞めようと思っている 同僚医師や男性医師が 子育て中の女性医師を思いやる余裕がなくなってきている ( 多忙なので ) 勤務形態や行政サービスが進化しても その恩恵を受けない医師が受け入れられるかどうかがカギ パワハラで苦しむことになるかも 女性医師の働く環境を整備して欲しい 現在オーベンクラスの男性医師には 理解の出来ない方が多くいるので 行政として早く整備してほしい でないと 新潟県の医師はますます働きにくくなり 減る一方です ここまで長く同じところで仕事ができたのは 病院側の理解があったこと 子供の面倒を看てくれた実家の母のお陰と感謝している毎日です -15-

-16- 労働条件 社会的責任が重く 自由に生き方の選択ができない 収入も高くなくて 義務に比べて働く意欲に反映できない 医者への期待も高いが 裏づけがなさすぎる 男女共に共通である 女性や母親でなく 普通の医師全体の労働環境が悪すぎる 人間的でない 例えば時間外労働が月 80 時間 ~100 時間は ざら である 今後も増える予想 やってられない 他の人の分をカバーする余裕は全くありません 女性 医師に限らず 男性 医師の労働条件全体でのワークシェアを考え 父親母親がともに 家庭 に居られる時間を確保することを目指さぬ限り 現状の改善は難しい 女性 母親 のみ優遇することは医師間 女性間 ひいては職種間での対立を招く もっと全体的な対策が欲しい 現在の職場の給与 ( パートです ) だけではベビーシッターや家政婦さんのお給料はまかなえず パートのかけもちで週末も働いています それでも子供が病気をすれば私も休まないわけにはいかず 給与が下がって さらに余裕が無くなる パートも日数が少なければ 保育園も預かっては下さらないし そもそも自分の健康保険もどこの職場でもとれず 高い国保等を利用せざるを得ません 仕事で成したい事もあり 頑張ってはいますが ( 家族も協力してくれます ) 限界を感じる事も少なくありません パート勤務とはいっても もう少し金銭的な保証が必要では と思います 妊娠 出産 育児をする年代の女性医員 ( 日雇い形式 ) は 産休, 育休は休むことは可能でも実際は休職 ( 無給 ) です 休む事が出来るだけでも昔に比べれば良いとは思いますが 他の職種と比較すると非常に遅れていると思います 保育園の時間の延長はいざという時のために大切だと思いますが 実際に小さな子供を育てると 迎えに行くのが19 時で その後食事お風呂などして寝かせるのは 子供の生活リズムを守るという意味で大変です 今 8 時前に預けて19 時に迎えに行っていてこれが限界です 今以上の勤務が求められれば いくら社会制度が整っても, 多くの女性医師が離職してしまうと思います 男性でも女性でも独身者や 子供のいない人にしわ寄せが行く 同一労働 同一賃金 を徹底し 交代して休みが取りやすい環境を整備するのが第一だと思う 医師同士で結婚している人は多いので 男性の医師の働き方の見直しがなされていかないと 女性医師も働きにくいと思います 育児 2 人の子供がおり転居などもあり 仕事に復帰する際 保育所を確保するにはいつも大変苦労しました 子供 2 人が別々の幼稚園と保育園に通っていました 仕事が少し遅くなると迎えに間に合わないし もっと預けやすい環境をつくって頂きたいと思います 病児保育は利用可能な地域が限定されるため ほとんど利用できない 仕事を続ける上で 勉強する時間を確保できない 仕事以外の理由では 保育園で預かってくれない 保育施設を充実させるのはいいことですが 育児はとても大切な 仕事 でもあるので 希望する働く女性には どんな職種でも最長 3 年間の育給を取れる制度があればいいと思います 女性が社会に進出して 育児を人任せにしつつある気がします 現代の考えられない犯罪や社会問題を考えると 日本人はもう少し 育児 を大切にすべきではないでしょうか 普段は保育施設にお願いしているので 仕事 ( パートですが ) に支障は無いのですが やはり病気の時は困ります 熱が出た当日でも預かってくれる施設が増えれば非常に助かります 大学勤務している場合 大学からの収入は少なく アルバイトをしなければならない状況なのに 休暇中保障されるのは収入の一部でしかない大学からの収入のみ 収入が著しく下がります 院内保育園は無認可で 病児保育 24 時間保育も無く 自分の親などの協力が無ければ 当直や呼び出しに対応できない 近親者の協力が無くてもフルタイムで労働できる環境が必要

-17- その他 女性医師ネットが有効に機能していくことを願っております 120 年前は育児休業をとれる状況に無く 出産前後各 6w の休みのみでした しかもその間のネーベン出張は自分で代わりの医師をお願いし 自分の夏休みを削って返礼していました 当時からみると 女性医師の働く環境が本格的に整ってきている 2 当時では 女性医師だけでなく 病気をお持ちの男性医師も状況に応じて勤務形態を考慮してお互いに仕事を預けられる 新潟県女性医師ネット の存在を初めて知りました とても心強いです 是非 自分なりに協力出来たらとも思います 廃業される女性医師を少しでも減らせたらと思います かなり責任の重い職種ではありますが 子育て中でも無理なく余裕を持って続けられる環境ができれば と強く思っております 女医の場合 50 歳を過ぎると今度は介護の問題が起きてきます この点でも配慮が必要かと思います 実際 私の場合 要介護 5 の実母を在宅で 4~5 年看て 今は要介護 2 の父を在宅介護しています あまり行政に頼るのはどうかと思う 無許可保育施設の方が良い場合もあります

-18- 先生ご自身のことについて, お答えください 年齢 29 歳以下 40~49 歳 60~69 歳 30~39 歳 50~59 歳 70 歳以上 卒業後年数 研修医 5~10 年未満 15~20 年未満 25 年以上 5 年未満 10~15 年未満 20~25 年未満 現在の専門は何ですか? 内科 産婦人科 眼科 泌尿器科 精神科 外科 救急 皮膚科 脳神経外科 放射線科 小児科 麻酔科 耳鼻咽喉科 整形外科 その他 ( ) お勤めの病院での勤務年数は何年ですか?(1 年未満の方は月単位でお答えください ) 年 か月 勤務形態は次のどれですか? 常勤 非常勤 ( 嘱託 パート その他 ) 短時間正職員 勤務形態が常勤以外の方にお伺いします その理由は何ですか? 育児 家庭と育児 雇用条件 家庭 介護 その他 ( 具体的に : ) 勤務形態が常勤以外の方にお伺いします 将来希望する勤務形態は次のどれになりますか? 常勤 非常勤 短時間正職員 仕事をしない その理由 ( ) 仕事を中断 ( 休職 ), 離職したことがある方にお伺いします その理由を教えてください 自分の病気療養 出産 留学 家族の病気や介護 育児 その他 家事 夫の転勤に伴う ( 具体的に : ) 仕事を中断 ( 休職 ), 離職したことがある方にお伺いします 期間はどのくらいですか? 1 カ月未満 6 カ月 ~1 年未満 2 年 ~3 年未満 1~6 カ月未満 1 年 ~2 年未満 3 年以上

-19- 女性医師の職場環境について, お答えください 問 1-1 女性医師として, どのような悩みをお持ちですか?( 複数回答可 ) 家事と仕事の両立 男性主導社会 育児 セクハラ プライベートな時間がない 家族の非協力 無理解 勉強する時間が少ない その他 当直室 更衣室 休憩室など施設環境の不備 ( 具体的に : ) 問 1-2 職場では, 女性医師の妊娠 出産 育児 その他に対し, 仕事と家庭生活を両立させるための就労環境や規則などが整備されていますか? 整備されている 整備されていない 分からない ( 問 1-3 へ ) 問 1-2-2 1. 整備されている と回答された方にお伺いします それは, どのような整備内容ですか?( 複数回答可 ) 休暇の際には代診医師を確保 法定外の産前 産後の休暇 院内保育所 法定外の育児休業 給与面での優遇 ( 託児施設など費用手当の支給 ) さまざまな規則が定められている 勤務時間の短縮, 残業, 当直等の免除 その他 X 線被爆の回避 ( 具体的に : ) 問 1-3 仕事を続ける上で, 必要と思う制度や仕組み 支援対策はどのようなことですか?( 必要と考えるものを 3 つまで回答してください ) 人員 ( 医師 ) の増員 保育施設やベビーシッターの斡旋 複数主治医制度の導入など主治医制の見直し 保育施設利用の際の保育料の助成 二交代制の勤務体制 ベビーシッター利用の際の費用補助 代替医師の配置 ( 代診医師派遣制度の導入 ) 学童施設 ( ひまわりクラブ ) の充実 宿直 日直の免除 男性の家事 育児などへの参加 時間外勤務の免除 在宅研修制度 短時間正社員制度の導入 拡充 出産 育児休業取得者への職場復帰支援 フレックス制度導入 行政の事業所への補助金整備 拡充 働きやすい部門への配置転換 診療報酬引き上げ, 医療費の増額 託児所 保育園などの整備 拡充 その他 院内保育所 ( 具体的に : ) 病児保育

-20- 妊娠 出産 育児中の働き方について, 小学生以下 のお子さんのおられる方 のみ質問にお答えください 問 2-1 お子さんの人数を教えてください 乳幼児 ( 人 ) 小学校 1~3 年 ( 人 ) 小学校 4~6 年 ( 人 ) 一番下のお子さんの妊娠 出産 育児の状況についてお答えください 問 2-2 産前 産後休暇を取得しましたか? した しない 問 2-2-2 取得した方の取得状況についてお答えください 問 2-2-3 取得しなかった方は, その理由についてお答えください 完全に取得した 取りづらくて一時休職または退職した 一部取得した その他 ( 具体的に : ) ( 問 2-3 へ ) ( 問 2-4 へ ) 問 2-3 産前 産後休暇中の身分保障及び給与はありましたか? 身分保障 はい いいえ 分からない 給 与 はい いいえ 問 2-4 育児休業を取得しましたか? はい ( 期間 : 年か月 ) いいえ ( 理由 : ) 問 2-5 育児休業中の身分保障及び給与はありましたか? 身分保障 はい いいえ 分からない 給 与 はい いいえ 問 2-6 普段, お子さんは, どなたが面倒を見ていますか ( 見ていましたか )?( 複数回答可 ) 自分 友人 知人 保育施設 その他 配偶者 ベビーシッター 幼稚園 ( 具体的に : ) 親 親族 お手伝いさん 学校 問 2-7 保育施設をご利用の方は次のうちどの施設を利用していますか ( いましたか )? 認可保育施設 院内保育所 無認可保育施設 その他 ( 具体的に : )

-21- 問 2-8 前の質問で, その保育施設を選択した理由についてお答えください 勤務時間にあった ( カバーできる ) 保育時間 他に利用できる施設がなかった 施設までの送迎の負担が少ない その他 施設の環境などがニーズに合っていた ( 具体的に : ) 保育プログラムがニーズに合っていた 問 2-9 職場に保育所または託児所がありますか? ある ない 問 2-9-2 院内保育所などを利用したことがありますか? ある ない 問 2-9-3 院内保育所などがあるのに利用しない ( しなかった ) 理由について教えてください 定員枠が少ない 利用制限がある 保育時間と勤務時間が合わない ( 具体的に : ) 施設までの送迎の負担が大きい その他 施設の環境などのニーズに合わない ( 具体的に : ) 保育プログラムがニーズに合わない 問 2-10 妊娠 出産 育児中において, 必要と思う行政としての支援対策はどのようなことですか? ( 必要と考えるものを 3 つまで回答してください ) 認可保育施設の整備 病児デイサービスセンター ( 2) の整備 拡充 認可保育施設の保育時間の延長 放課後児童クラブの整備 院内保育所の整備 運営に対する補助 放課後児童クラブの開設時間 ( 3) の延長 育児相談や講座など相談支援体制の充実 その他 こども医療費助成 ( 1) の拡充 ( 具体的に : ) 1 0 歳 ~ 小学 6 年生の子どもが病気やけがをしたときの医療費の一部を助成します ただし 小学 4~6 年生については入院費に限り助成します 2 病気や病気の回復期にあるお子さんを対象に 保育園 幼稚園で集団保育できない または保護者の事情により家庭で保育できない時に一時的に保育する施設 ( 現在, 市内に4ヶ所 ) 3 平日 : 放課後 ~ 午後 6 時 30 分, 土曜, 学校の臨時 長期休業 : 午前 8 時 ~ 午後 6 時 30 分 最後に, どんなことでも結構ですので, ご提案 ご意見があれば, ご記入ください ご協力, ありがとうございました

-22- 先生自身のこと (1) 年齢 (2) 卒業後年数 表 1 年齢表 2 卒業後年数 年齢 数 % 30~39 歳 67 48.2% 40~49 歳 30 21.6% 29 歳以下 25 18.0% 50~59 歳 11 7.9% 60~69 歳 4 2.9% 70 歳以上 0 0.0% 2 1.4% 総数 139 100.0% 卒業後年数 数 % 5~10 年未満 43 30.9% 10~15 年未満 28 20.1% 20~25 年未満 19 13.7% 5 年未満 13 9.4% 15~20 年未満 13 9.4% 25 年以上 11 7.9% 研修医 10 7.2% 2 1.4% 総数 139 100.0% (3) 専門科目 (4) 現在の病院の勤務年数 表 3 現在の専門科目表 4 現在の病院の勤務年数 現在の専門科目 数 % 内科 33 23.7% 産婦人科 12 8.6% 皮膚科 10 7.2% 外科 9 6.5% 麻酔科 9 6.5% 精神科 9 6.5% 眼科 8 5.8% 小児科 7 5.0% 放射線科 4 2.9% 耳鼻咽喉科 3 2.2% 泌尿器科 2 1.4% 脳神経外科 1 0.7% 整形外科 1 0.7% 救急 0 0.0% その他 26 18.7% 5 3.6% 総数 139 100.0% 勤務年数 数 % 1~5 年未満 54 38.8% 1 年未満 43 30.9% 5~10 年未満 19 13.7% 10~15 年未満 10 7.2% 20 年以上 5 3.6% 15~20 年未満 4 2.9% 4 2.9% 総数 139 100.0% (5) 勤務形態 表 5 勤務形態 勤務形態 数 % 常勤 80 57.6% 非常勤 ( 嘱託 パート その他 ) 51 36.7% 短時間正職員 6 4.3% 2 1.4% 総数 139 100.0% (6) 常勤以外の理由と将来の希望 表 6 勤務形態が常勤以外の理由 ( 複数回答 ) 及び将来希望する勤務形態 常勤以外の理由 数 % 勤務形態 数 % 雇用条件 9 15.5% 常勤 13 22.8% 家庭と育児 7 12.1% 短時間正職員 6 10.5% 育児 6 10.3% 非常勤 ( 嘱託 パート その他 ) 4 7.0% 家庭 0 0.0% 仕事をしない 1 1.8% 介護 0 0.0% その他 2 3.5% その他 5 8.6% 31 54.4% 31 53.4% 総数 57 100.0% 総数 58 100.0% (7) 休職 離職 表 7 仕事を中断 ( 休職 ), 離職した理由 ( 複数回答 ) 及び中断 ( 休職 ), 離職した期間 休職, 離職した理由 数 出産 57 育児 50 夫の転勤に伴う 18 留学 7 自分の病気療養 4 家族の病気や介護 2 家事 0 その他 3 1 総数 142 % 40.1% 35.2% 12.7% 4.9% 2.8% 1.4% 0.0% 2.1% 0.7% 100.0% 休職, 離職した期間 数 % 6か月 ~1 年未満 21 28.0% 1~2 年未満 17 22.7% 1~6か月未満 14 18.7% 2~3 年未満 13 17.3% 3 年以上 9 12.0% 1か月未満 0 0.0% 1 1.3% 総数 75 100.0%

-23- 女性医師の職場環境 (1) 女性医師としての悩み 表 8 女性医師としての悩み ( 複数回答 ) 女性医師としての悩み 数 % 家事と仕事の両立 96 28.4% 育児 55 16.3% 勉強する時間が少ない 51 15.1% プライベートな時間がない 41 12.1% 当直室 更衣室など施設環境の不備 30 8.9% 男性主導社会 25 7.4% 家族の非協力 無理解 11 3.3% セクハラ 5 1.5% その他 13 3.8% 11 3.3% 総数 338 100.0% (2) 就労環境や規則の整備 表 9 仕事と家庭生活を両立させるための就労環境や規則の整備状況と整備されている内容 ( 複数回答 ) 卒業後年数 数 % 整備されている 36 25.9% 整備されていない 58 41.7% 分からない 41 29.5% 4 2.9% 総数 139 100.0% 整備内容 数 % 勤務時間の短縮, 残業, 当直等の免除 34 55.7% X 線被爆の回避 8 13.1% 休暇の際には代診医師を確保 7 11.5% 院内保育所 4 6.6% 法定外の産前 産後の休暇 3 4.9% 法定外の育児休業 2 3.3% さまざまな規則が定められている 1 1.6% 給与面での優遇 ( 託児施設など費用手当の支給 ) その他 0 2 0.0% 3.3% 総数 61 100.0% (3) 就労継続に必要な対策 表 10 就労継続に必要と思う制度や仕組み 支援対策 ( 複数回答 ) 就労継続に必要な制度や仕組み 支援対策 数 % 宿直 日直の免除 52 10.2% 人員 ( 医師 ) の増員 47 9.2% 病児保育 46 9.0% 複数主治医制度の導入など主治医制の見直し 42 8.2% 託児所 保育施設などの整備 拡充 38 7.4% 時間外勤務の免除 37 7.2% 院内保育所 36 7.0% 出産 育児休業取得者への職場復帰支援 24 4.7% 学童施設 ( ひまわりクラブ ) の充実 23 4.5% 短時間正社員制度の導入 拡充 20 3.9% 男性の家事 育児などへの参加 20 3.9% 保育施設やベビーシッターの斡旋 19 3.7% 代替医師の配置 ( 代診医師派遣制度の導入 ) 17 3.3% フレックス制度導入 16 3.1% ベビーシッター利用の際の費用補助 15 2.9% 保育施設利用の際の保育料の助成 13 2.5% 働きやすい部門への配置転換 10 2.0% 二交代制の勤務体制 7 1.4% 診療報酬引き上げ, 医療費の増額 6 1.2% 行政の事業所への補助金整備 拡充 5 1.0% 在宅研修制度 2 0.4% 13 2.5% その他 4 0.8% 総数 512 100.0%

-24- 妊娠 出産 育児中の働き方 (1) 小学生以下のこどもの人数 表 11 小学生以下のこどもの人数 乳幼児 小学校 1~3 年小学校 4~6 年 区 乳幼児 + 小学校 1~3 年 (2) 産前 産後休暇の取得 分 乳幼児 + 小学校 4~6 年小学校 1~3 年 + 小学校 4~6 年 乳幼児 + 小学校 1~3 年 + 小学校 4~6 年 表 12 産前 産後休暇の取得有無, 取得状況及び取得しなかった理由 産前 産後休暇の取得 数 % した 45 78.9% しなかった 12 21.1% 総数 57 100.0% こどもの人数 数 % 1 22 38.6% 2 11 19.3% 3 人以上 1 1.8% 1 1 1.8% 1 6 10.5% 2 4 7.0% 3 人以上 4 7.0% 2 1 1.8% 2 6 10.5% 3 人以上 1 1.8% 総数 57 100.0% 取得状況 数 % 完全に取得した 28 62.2% 一部取得した 16 35.6% 1 2.2% 総数 45 100.0% 年齢取りづらくて一時休職または退職した 数 その他 9 1 総数 12 2 % 16.7% 75.0% 8.3% 100.0% (3) 産前 産後休暇中の身分保障 (4) 産前 産後休暇中の給与支給 表 13 産前 産後休暇中の身分保障の有無 表 14 産前 産後休暇中の給与支給の有無 身分保障の有無 数 % 給与支給の有無 数 % ある 27 60.0% はい 22 48.9% ない 15 33.3% いいえ 23 51.1% 分からない 3 6.7% 総数 45 100.0% 総数 45 100.0% (5) 育児休業の取得 表 15 育児休業の取得有無及び期間 育児休業の取得 数 % はい 34 59.6% いいえ 23 40.4% 総数 57 100.0% 取得期間 数 % 1~2 年未満 9 26.5% 6か月未満 8 23.5% 6か月 ~1 年未満 8 23.5% 2~3 年未満 3 8.8% 3 年以上 2 5.9% 4 11.8% 総数 34 100.0% (6) 育児休業中の身分保障 (7) 育児休業中の給与支給 表 16 育児休業中の身分保障の有無表 17 育児休業中の給与支給の有無 身分保障の有無あるない分からない総数 数 14 18 2 34 % 41.2% 52.9% 5.9% 100.0% 給与支給の有無 数 はい 8 いいえ 26 0 総数 34 % 23.5% 76.5% 0.0% 100.0%

-25- (8) こどもの面倒 (9) 利用保育施設 表 18 普段, こどもの面倒をみている人 ( 複数回答 ) 表 19 利用している保育施設の種類 ( 複数回答 ) 面倒をみている人 数 % 保育施設 49 31.6% 自分 35 22.6% 親 親族 23 14.8% 配偶者 18 11.6% ベビーシッター 13 8.4% 幼稚園 5 3.2% 学校 5 3.2% お手伝いさん 4 2.6% 友人 知人 0 0.0% その他 2 1.3% 1 0.6% 総数 155 100.0% 保育施設の種類認可保育施設無認可保育施設院内保育所その他総数 数 41 7 3 1 52 % 78.8% 13.5% 5.8% 1.9% 100.0% (10) 保育施設の選択理由 表 20 保育施設の選択理由 ( 複数回答 ) 保育施設の利用理由 数 % 施設までの送迎の負担が少ない 21 33.9% 勤務時間にあった保育時間 20 32.3% 施設の環境などがニーズに合っていた 9 14.5% 他に利用できる施設がなかった 7 11.3% 保育プログラムがニーズに合っていた 4 6.5% その他 1 1.6% 0 0.0% 総数 62 100.0% (11) 保育所 託児所表 21 職場の保育所 託児所の有無 保育所などの有無 数 % ある 23 40.4% ない 32 56.1% 2 3.5% 総数 57 100.0% (12) 院内保育所の利用 表 22 院内保育所の利用有無及び未利用理由 ( 複数回答 ) 院内保育所の利用有無 数 % ある 5 21.7% ない 16 69.6% 2 8.7% 総数 23 100.0% 院内保育所の未利用理由 数 % 施設の環境などがニーズに合わない 4 25.0% 勤務時間と保育時間が合わない 3 18.8% 定員枠が少ない 2 12.5% 施設までの送迎の負担が大きい 2 12.5% 保育プログラムがニーズに合わない 2 12.5% 利用制限がある 0 0.0% その他 2 12.5% 1 6.3% 総数 16 100.0% (13) 必要と思う行政の支援対策表 23 必要と思う行政の支援対策 ( 複数回答 ) 支援対策 数 % 病児デイサービスセンターの整備 拡充 44 25.4% 認可保育施設の保育時間の延長 31 17.9% 院内保育所の整備 運営に対する補助 23 13.3% 放課後児童クラブの開設時間の延長 22 12.7% 放課後児童クラブの整備 21 12.1% 認可保育施設の整備 18 10.4% こども医療費助成の拡充 6 3.5% 育児相談や講座など相談支援体制の充実 2 1.2% その他 6 3.5% 総数 173 100.0%