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1 規定第 36 条の 2( 地階を除く階数が 4 以上である鉄骨造の建築物等に準ずる建築物 ) 第 36 条の 3( 構造設計の原則 自重 積載荷重 積雪 風圧 土圧及び水圧並びに地震に構造耐力上安全 ) 第 37 条 ( 構造部材の耐久 構造耐力上主要な部分で特に腐食 腐朽 ) 第 38 条 1 項 ( 基礎の安全性 )5 項 ( 基礎ぐいの安全性 )6 項 ( 木ぐいの常水面下 ) 第 39 条 ( 屋根ふき材等の緊結 ) 木造 第 40 条 ( 適用の範囲 ) 第 41 条 ( 木材 節 腐れによる耐力上の欠点 ) 第 42 条 ( 土台及び基礎 土台は 基礎に緊結 ) 第 43 条 ( 柱の小径 ) 第 44 条 ( はり等の横架材 欠込みをしてはならない ) 第 45 条 ( 筋かい その端部を 金物で緊結 ) 第 46 条 ( 構造耐力上必要な軸組等 ) 第 47 条 ( 構造耐力上主要な部分である継手又は仕口 ) 第 48 条 ( 学校の木造の校舎 ) 第 50 条削除 組積造 第 51 条 ( 適用の範囲 ) 第 52 条 ( 組積造の施工 ) 第 53 条削除第 54 条 ( 組積造の壁の長さ ) 第 55 条 ( 組積造の壁の厚さ ) 第 56 条 ( 臥梁 ) 第 57 条 ( 開口部 ) 第 58 条 ( 壁のみぞ ) 第 59 条 ( 鉄骨組積造である壁 ) 第 59 条の 2( 補強を要する組積造 ) 第 60 条 ( 手すり又は手すり壁 ) 第 61 条 ( 組積造のへい ) 第 62 条 ( 組積造の構造耐力上主要な部分等のささえ ) 補強コンクリートブロック造 第 62 条の 2( 適用の範囲 ) 第 62 条の 3 削除第 62 条の 4( 補強コンクリートブロック造の耐力壁 ) 第 62 条の 5( 補強コンクリートブロック造の臥梁 ) 第 62 条の 6( 目地及び空胴部 ) 第 62 条の 7( 補強コンクリートブロック造の帳壁 ) 第 62 条の 8( 補強コンクリートブロック造の塀 ) 鉄筋コンクリート造 第 71 条 ( 適用の範囲 ) 第 72 条 ( コンクリートの材料 ) 第 73 条 ( 鉄筋の継手 定着 鉄筋の末端は かぎ状折曲 ) 第 74 条 ( コンクリートの強度 ) 第 75 条 ( コンクリートの養生 ) 第 76 条 ( 型わく及び支柱の除去 ) 第 77 条 ( 柱の構造 帯筋の間隔は 15 cm ) 第 77 条の 2( 床版の構造 ) 第 78 条 ( はりの構造 ) 第 78 条の 2( 耐力壁 ) 第 79 条 ( 鉄筋のかぶり厚さ ) 鉄骨造 第 63 条 ( 適用の範囲 ) 第 64 条 ( 材料 ) 第 65 条 ( 圧縮材の有効細長比 ) 第 66 条 ( 柱の脚部は 基礎に緊結しなければならない ) 第 67 条 ( 鋼材の接合 ) 第 68 条 ( 高力ボルト ボルト及びリベット ) 第 69 条 ( 斜材 壁等の配置 ) 第 70 条 ( 柱の防火被覆 ) 鉄骨鉄筋コンクリート造 第 79 条の 2( 適用の範囲 ) 第 79 条の 3( 鉄骨のかぶり厚さ ) 第 79 条の 4( 鉄骨鉄筋コンクリート造に対する第五節及び第六節の規定の準用 ) 無筋コンクリート造 第 80 条 ( 無筋コンクリート造に対する第四節及び第六節の規定の準用 ) 構造方法に関する補則 第 80 条の 2( 構造方法に関する補則 ) 第 80 条の 3( 土砂災害特別警戒区域内における居室を有する建築物の構造方法 )

2 耐久性等関係規定 第 36 条 ( 構造方法に関する技術的基準 ) 第 36 条の 2( 地階を除く階数が 4 以上である鉄骨造の建築物等に準ずる建築物 ) 第 36 条の 3( 構造設計の原則 自重 積載荷重 積雪 風圧 土圧及び水圧並びに地震に構造耐力上安全 ) 第 37 条 ( 構造部材の耐久 構造耐力上主要な部分で特に腐食 腐朽 ) 第 38 条 1 項 ( 基礎の安全性 )5 項 ( 基礎ぐいの安全性 )6 項 ( 木ぐいの常水面下 ) 第 39 条 1 項 ( 屋根ふき材等の緊結 ) 木造第 41 条 ( 木材 節 腐れによる耐力上の欠点 ) 鉄骨造第 70 条 ( 柱の防火被覆 ) 鉄筋コンクリート造第 72 条 ( コンクリートの材料 ) 第 74 条 ( コンクリートの強度 ) 第 75 条 ( コンクリートの養生 ) 第 76 条 ( 型わく及び支柱の除去 ) 第 79 条 ( 鉄筋のかぶり厚さ ) 鉄骨鉄筋コンクリート造第 79 条の 3( 鉄骨のかぶり厚さ ) 構造方法に関する補則第 80 条の 2( 構造方法に関する補則 ) 3 規定第 129 条の 2 の 4( 建築設備の構造強度 ) 第 3 号 ( 建築物に設ける屋上から突出する水槽等の構造計算 ) 第 129 条の 2 の 5( 給水 排水その他の配管設備の設置及び構造 ) 第 1 項第 2 号 ( 貫通配管 ) 第 3 号 ( 昇降路内に設けないこと ) 第 129 条の 4( エレベーターの構造上主要な部分 ) 第 129 条の 5( エレベーターの荷重 ) 第 129 条の 6( エレベーターのかごの構造 ) 第 1 号 ( 衝撃に対して安全なものとすること ) 第 129 条の 8( エレベーターの駆動装置及び制御器 ) 第 1 項 ( 震動によつて転倒又は移動しないようにしなければならない ) 昭和 46 年建設省告示第 109 号 ( 屋根ふき材等 )

4 耐震診断 ( 平成 18 年建設省告示第 185 号 : 地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準 ) 建築物の耐震改修の促進に関する法律第 4 条第 2 項第 3 号の耐震診断を行った結果 地震に対して安全な構造であることが確かめられこと 木造の建築物の場合 : 掲げる基準に適合第 1 第 1 号イ 第 41 条 ( 木材 節 腐れによる耐力上の欠点 ) 第 42 条 ( 土台及び基礎 土台は 基礎に緊結 )1 項かっこ書 ( 柱を基礎に緊結 ) 除く 2 項かっこ書 ( 平屋 50 m2除外 ) 除く第 43 条 ( 柱の小径 ) 第 44 条 ( はり等の横架材 欠込みをしてはならない ) 第 45 条 ( 筋かい その端部を 金物で緊結 ) 第 46 条 ( 構造耐力上必要な軸組等 ) 第 47 条 ( 構造耐力上主要な部分である継手又は仕口 ) 第 48 条 ( 学校の木造の校舎 ) ロ 柱下部 土台及び基礎は構造上安全なものであることハ 令第 46 条 4 項地震時の壁量計算を行う ( 木造平屋かつ 50 m2以下は 不要 ) ニ (1) 地震力による許容応力度等計算を行うこと (2) 第 82 条の 2( 層間変形角 ) 第 82 条の 3( 剛性率 偏心率等 ) 第 82 条の 4( 保有水平耐力 ) ( 法 6 条 1 項 4 号建築物 ( 木造 2 階等 ) は ニ 検討不要 ) 第 1 第 3 号 ( 建築設備及び屋根ふき材等 ) S,RC,SRC 造の建築物の場合 : 掲げる基準に適合第 1 第 2 号各階の構造耐震指数 各階の保有水平耐力に係る指数を求め 危険性が低いと判断されること 第 1 第 3 号 ( 建築設備及び屋根ふき材等 ) イ 屋根ふき材等脱落しないことロ 水槽 煙突等安全なものとすることハ 配管設備安全なものとすることニ 11 階以上の屋上冷却塔設備は地震力によって脱落しないことホ エレベーター地震時に支障がないこと 第 2 耐震診断の結果に基づき 耐震改修 他の耐震診断方法 ( 抜粋 ) 耐震診断の方法対応する告示の規定 (1) 日本建築防災協会による告示第 1 第 1 号イからハまで 木造住宅の耐震診断と補強方法 に定める 一般診断法 及び 精密診断法 (2) 日本建築防災協会による告示第 1 第 2 号 既存鉄骨造建築物の耐震診断指針 既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準 既存鉄骨鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準 (3) ( 社 ) プレハブ建築協会による告示第 1 第 1 号 木質系工業化住宅の耐震診断法 (4) ( 社 ) プレハブ建築協会による告示第 1 第 2 号 鉄鋼質系工業化住宅の耐震診断法 (5) ( 社 ) プレハブ建築協会による告示第 1 第 2 号 コンクリート系工業化住宅の耐震診断法 (6) 日本建築防災協会による告示第 1 第 2 号 既存壁式プレキャスト鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断指針 (7) 日本建築防災協会による告示第 1 第 2 号 既存壁式鉄筋コンクリート造等の建築物の簡易耐震診断法 (8) 建築物の構造耐力上主要な部分が昭和 56 年 6 月 1 日における建築基準法指針第 ( 昭 1 第 1 号及び第 2 号和 25 年法律第 201 号 ) 又はこれに基づく命令若しくは条例の規定 ( 構造耐力に係る部分 ( 構造計算にあっては 地震に係る部分に限る ) に限る ) に適合するものであることを確認すること

5 現行法規 昭和 46 年 令 38 条 ( 摩損の防止 ) ( 基礎 ) 令 39 条 ( 屋根瓦等の緊結 ) 令 39 条の( 2帳壁の緊結等 ) 令 39 条 ( 屋根ふき材等の緊結 ) 令 42 条 ( 土台 ) 令 46 条 ( 構造耐力上必要な軸組等 ) 令 77 条 ( 柱の構造 ) 異種基礎の併用の禁止 木造平屋以外への常水面上の木ぐいの禁止 屋根 帳壁以外に内装材 広告塔 装飾等を規制対象に加えた 令 39 条の 2 を削除 昭和 46 年建設省告示第 109 号により屋根 帳壁 の風圧力 ( 速度圧 風力係数を決めた ) 地震力に対して安全基準明確化 土台は一体の鉄筋コンクリート又は 無筋コンクリート造布基礎に緊結 風圧力についても必要壁量を設定 帯筋の径 6mm 以上 間隔 15cm 以下 ( 梁の上下 10cm) に強化 昭和 53 年令 39 条 ( 屋根ふき材等の緊結 ) 高さ 31m 超建築物に加え 3 階建以上にも基準を設けた 昭和 56 年 平成 12 年 平成 15 年 平成 19 年 令 42 条 ( 土台 ) ( 土台及び基礎 ) 軟弱地盤区域は 一体の鉄筋コンクリート造の布基礎に緊結 令 46 条 ( 構造耐力上必要な軸組等 ) 軸組の倍率の低減 ( 壁量の強化 ) 3 階建必要壁量設置 風圧力必要壁量強化 令 61 条 ( 組積造のへい ) 組積造のへい高さを 2m から 1.2m 以下に強化 令 62 条の( 8補強コンクリートフ ロック造の塀 ) 補強コンクリートブロック造のへい高さを 3m から2.2m 以下に強化 令 67 条 ( 接合 ) 令 77 条 ( 柱の構造 ) 溶接又はリベット接合に高力ボルト接合が追加 帯筋比 0.2% 以上の規定を新設 令 78 条の( 2耐力壁 ) 耐力壁 壁式の配筋方法を規定 令 81 条の( 2超高層建築物の特例 ) 高さが60m 超える建築物の構造計算規定 令 82 条の( 2層間変形角 ) 木造建築物等以外の建築物 ( 特定建築物 ) は層間変形角を確認すること 令 82 条の( 3剛性率 偏心率等 ) 木造建築物等以外の建築物 ( 特定建築物 ) で31m 以下は剛性率 偏心率等を確認すること 令 82 条の( 4保有水平耐力 ) 木造建築物等以外の建築物 ( 特定建築物 ) で31m 超は保有水平耐力を確認すること 令 38 条 ( 基礎 ) 具体的な構造形式を明確化 H12 建告第 1347 号 令 39 条 令 82 条の ( 屋根ふき材等の構造方法 5 ) 令 39 条に仕様規定 令 82 条の 5( 新設 ) 風圧力による検証構造方法を定めた H12 建告第 令 42 条 ( 土台及び基礎 ) 令 46 条 ( 構造耐力上必要な軸組等 ) 1458 号 ( 屋根ふき材等の構造方法を新設 ) 基礎の構造形式の基準を令 38 条 H12 建告第 1347 号に移動 耐力壁の配置方法に関する技術基準を明確化 H12 建告第 1351 号 ( 小屋裏物置面積 ) H12 建告第 1352 号 (1/4 分割バランス ) S56 建告第 1100 号 ( 軸組の倍率 ) 令 47 条 ( 構造耐力上主要な部分である継手 仕口 ) 継手 仕口の形状 接合部材の種類等の技術基準を明確化 H12 建告第 1460 号 令 66 条 ( 柱の脚部は 基礎にアンカーホ ルトで緊結 露出 根巻 埋込形式柱脚の仕様の明確化 ) H12 建告第 1456 号 令 67 条 ( 鋼材の接合 ) 令 73 条 ( 鉄筋の継手 定着 ) 令 81 条 ( 適用 ) 鋼材の溶接等の接合部の技術基準を明確化 H12 建告第 1464 号 鉄筋の継手のガス圧接の構造方法を明確化 H12 建告第 1463 号 限界耐力計算を追加 令 81 条の( 2超高層建築物の特例 ) 超高層建築物の構造計算明確化 H12 建告第 1461 号 ( 時刻歴応答解析 ) 令 82 条 ( 許容応力度等計算 ) H12 建告第 1459 号 ( 建築物の使用上支障が起きない確認方法 ) 令 82 条の( 6限界耐力計算 ) 限界耐力計算の手法の位置付 H12 建告第 1457 号 令 86 条 ( 積雪荷重 ) 計算方法の改正 H12 建告第 1455 号 ( 多雪区域指定 ) 令 87 条 ( 風圧力 ) 計算方法の改正 H12 建告第 1454 号 (E Vo 風力係数の数値 ) 令 89 条 令 95 ( 木材条 ) 令 90 条 令 96 ( 鋼材等条 ) 許容応力度及び材料強度の見直しH12 建告第 1452 号 H12 建告第 1451 号 H12 建告第 令 91 条 令 97 ( コンクリート条令 92 ) 条 令 98 ( 溶接条 ) 1450 号 令 67 条 ( 鋼材の接合令 ) 68 条 ( 高力ホ ルト ホ ルト及びボルト接合の構造計算の基準を明確化 H15 国土告第 995 号 リヘ ット ) 告示第 592 号 ( 構造計算の方法 ) 告示第 593 号 ( 鉄骨造において設計ルート 1-2 の 計算 ) 告示第 594 号 ( 保有水平耐力計算及び許容応力度 等計算 ) 応力解析や保有水平耐力の解析方法を明確化 鉄骨造ルート 1-1:( 地階を除く階数 3 以下 高さ 13m 以下 軒高 9m 以下 スパン 6m 以下 延べ床面積 500 m2以内 ) 接合部が保有耐力接合 標準せん断力を 0.3 以上 冷間 成形角型鋼管の設計法 鉄骨造ルート 1-2:( 地階を除く階数 2 以下 スパン 12m 以下 延べ床面積 500 m2以内 ( 平 屋建ては 3,000 m2以内 ) 接合部が保有耐力接合 標準せん断力を 0.3 以上 冷間成形角 型鋼管の設計法 開口付き耐力壁の条件 ( 開口周比 せん断剛性低減率 せん断耐力低減率の規定 ) 耐力壁を有する剛節架構に作用する応力の割増し 架構の不静定次数が低い建築物に作用する応力の割増し 水平震度 鉛直震度による突出部分に作用する応力の割増し 層間変位の計算方法 保有水平耐力の基本事項 ( 崩壊メカニズムの確認 荷重分布の取り扱い ) 冷間成形角形鋼管 ( ルート 3) に関する取り扱い 鉄筋コンクリート造 ( ルート 3) における靭性の確保 塔状比が 4 を超える建築物に関する規定