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中小企業のための「育休復帰支援プラン」策定マニュアル

4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)  レベル診断チェックシート

あおもり働き方改革推進企業認証制度 Q&A 平成 29 年 12 月 14 日 Vol.1 目次 1 あおもり働き方改革推進企業認証制度全般関係 Q1 県外に本社がある場合はどのように申請できるのか P1 2 あおもり働き方改革宣言企業関係 Q2 次世代法に基づく一般事業主行動計画とはどういうものか

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平成25年版 大阪における労働時間等の現状 ー仕事と生活の調和の実現に向けてー

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第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

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平成 29 年度看護職の WLB インデックス調査 施設調査 全体集計 問 1(2) 設置主体 設置主体 件数 割合 (%) 独立行政法人国立病院機構 独立行政法人労働者健康福祉機構 都道府県 市町村 地方独立行政法人 日本赤十字社 済

規定例 ( 育児 介護休業制度 ) 株式会社 と 労働組合は 育児 介護休業制度に関し 次 のとおり協定する ( 対象者 ) 育児休業の対象者は 生後満 歳に達しない子を養育するすべての従業員とする 2 介護休業の対象者は 介護を必要とする家族を持つすべての従業員とする 介護の対象となる家族の範囲は

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

Microsoft Word - 改訂 H28 H27施行状況記者発表(リード文)

調査結果 1. 働き方改革 と聞いてイメージすること 男女とも 有休取得 残業減 が 2 トップに 次いで 育児と仕事の両立 女性活躍 生産性向上 が上位に 働き方改革 と聞いてイメージすることを聞いたところ 全体では 有給休暇が取りやすくなる (37.6%) が最も多く 次いで 残業が減る (36

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目次. 独立行政法人労働政策研究 研修機構による調査 速報値 ページ : 企業調査 ページ : 労働者調査 ページ. 総務省行政評価局による調査 ページ

4 父親も育児参画しよう! 父親となる職員に, 配偶者出産休暇や男性の育児参加休暇を取得するよう働き掛けましたか 対象の職員全てに働き掛けは行われている 回答数 76 0 全人数割合 (%) 対象者なし 293 配偶者出産休暇 (3 日 ) 数値目標 31 年度までに配偶者出

内閣府令本文

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仕事と生活の調和 ( ワーク ライフ バランス ) に関する国際比較調査 (1 企業向け調査 ) 調査票 仕事と生活の調和 ( ワーク ライフ バランス ) とは 仕事と生活の調和をはかり やりがいのある仕事をしながら充実した生活を送ろうという考え方です ここで言う 生活 の中には 子育てや家庭生活

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4-1 育児関連 育児休業の対象者 ( 第 5 条 第 6 条第 1 項 ) 育児休業は 男女労働者とも事業主に申し出ることにより取得することができます 対象となる労働者から育児休業の申し出があったときには 事業主は これを拒むことはできません ただし 日々雇用される労働者 は対象から除外されます

第第第ライフスタイルに対する国民の意識と求められるすがた50 また 働いていないが 今後働きたい と回答した人の割合は 男性では 7.4% であるのに対し て 女性は19.1% である さらに 女性の中では 30 代の割合が高く ( 図表 2-1-2) その中でも 特に三大都市圏で高い割合となってい

2018年人事・労務に関するトップ・マネジメント調査結果

深夜勤務の制限 5 妊産婦の時間外 休日 妊娠中の女性が 母体または胎児の健康保持のため 深夜勤務や時間外勤務等の制限を所属長に請求できます 病院助手専攻医臨床研修医 6 妊娠中の休息 妊娠中の女性は 勤務時間規程に規定する 職務に専念する義務の免除 を利用して 母体または胎児の健康保持のため 勤務

4-1 育児関連 休業期間を有給にするか 無給にするかは 就業規則等の定めに従います また 雇用保険に加入している労働者には 国から給付金が支給されます (P106 参照 ) 産前産後休業期間中及び育児休業期間中は 労働者 使用者とも申請により社会保険料が免除になります 育児休業の対象者 ( 第 5

テレワーク制度等 とは〇 度テレワーク人口実態調査 において 勤務先にテレワーク制度等があると雇用者が回答した選択枝 1 社員全員を対象に 社内規定などにテレワーク等が規定されている 2 一部の社員を対象に 社内規定などにテレワーク等が規定されている 3 制度はないが会社や上司などがテレワーク等をす

目 次 第 1 条 目的及び内容 1 第 2 条 育児休業 2 第 3 条 パパ ママ育休プラス 2 第 4 条 1 歳 6 か月までの育児休業 2 第 5 条 育児休業の申出の手続等 3 第 6 条 パパ休暇の特例 3 第 7 条 介護休業 3 第 8 条 介護休業の申出の手続等 4 第 9 条

(2) 継続勤務年数の割合平成 25 年度平成 26 年度 ( 単位 : %) 区分職員数勤務継続年数職員数勤務継続年数離職率 年月 年月 離職率 男 全職員 女

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

Ⅱ.1 ワーク ライフ バランス施策の定義と類型 (1) ワーク ライフ バランス施策とは work-life balance 1 (2) ワーク ライフ バランス施策の類型

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働き方の現状と今後の課題

採用者数の記載にあたっては 機械的に採用日の属する年度とするのではなく 一括 採用を行っている場合等において 次年度新規採用者を一定期間前倒しして雇い入れた 場合は 次年度の採用者数に含めることとしてください 5 新卒者等以外 (35 歳未満 ) の採用実績及び定着状況採用者数は認定申請日の直近の3

(参考)女性の活躍推進企業データベース記入要領

2015年 「働き方や仕事と育児の両立」に関する意識(働き方と企業福祉に関する

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平成25年度東京都男女雇用平等参画状況調査結果報告書(調査の概要とポイント)「女性の活躍促進への取組等 企業における男女雇用管理に関する調査」

社内様式 2 育児 介護 休業取扱通知書 平成年月日 会社名 あなたから平成年月日に 育児 介護 休業の 申出 期間変更の申出 申出の撤回 がありました 育児 介護休業等に関する規則 ( 第 3 条 第 4 条 第 5 条 第 7 条 第 8 条及び第 9 条 ) に基づき その取扱いを下のとおり通

申出が遅れた場合は 会社は育児 介護休業法に基づき 休業開始日の指定ができる 第 2 条 ( 介護休業 ) 1 要介護状態にある対象家族を介護する従業員 ( 日雇従業員を除く ) 及び法定要件を全て満たした有期契約従業員は 申出により 介護を必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲で

佐藤委員提出資料

雇用環境調査調査票

制度名 No. 1 ( 働 1) フレックスタイム制度 対象者: 営業職の正社員 労働時間の清算期間: 毎月 1 日から末日までの1か月 1 日の所定労働時間は 8 時間 清算期間内の総労働時間: 1 日あたり8 時間として 清算期間中の労働日数を乗じて得られた時間数 ただし 清算期間内を平均し1

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2016 年度の主な活動実績 2WAY マネジメント 2WAY コミュニケーションをより充実させ 効果的な面談を実施するための運用について 2016 年度も継続して 労使間で協議を重ねま した また One NEC Survey( 従業員意識調査 ) の結果もふまえ 各職場でのマネジメント向上施策を

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( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

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調査実施の背景 わが国では今 女性活躍を推進し 誰もが仕事に対する意欲と能力を高めつつワークライフバランスのとれた働き方を実現するため 長時間労働を是正し 労働時間の上限規制や年次有給休暇の取得促進策など労働時間制度の改革が行なわれています 年次有給休暇の取得率 ( 付与日数に占める取得日数の割合

2 取組実績 ( 選択した取組事項について記入すること ) (1) 労働時間等設定改善委員会の設置等労使の話し合いの機会の整備 ( 労働時間等の設定の改善に関する特別措置法第 7 条第 2 項の規定による衛生委員会のみなしを含む ) 労働時間等設定改善委員会などの設置の有無 名称 話し合いの機会の頻

1 非正規雇用者用 働き方 に関するアンケート あなた自身についてお答えください F1. 性別 ( ひとつだけ ) 1. 男性 2. 女性 F2. 生年月日 ( 西暦 )19 年月 ( 生まれ ) F3. 最終学歴 ( ひとつだけ ) 在学中の場合は在学中の学校を 中途退学の場合はその前の学歴を選ん

- 調査結果の概要 - 1. 改正高年齢者雇用安定法への対応について a. 定年を迎えた人材の雇用確保措置として 再雇用制度 導入企業は9 割超 定年を迎えた人材の雇用確保措置としては 再雇用制度 と回答した企業が90.3% となっています それに対し 勤務延長制度 と回答した企業は2.0% となっ

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必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

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PowerPoint プレゼンテーション

ダイバーシティ 年に向けた政策展開のポイント テレワークが当たり前になる社会 の実現に向け 多様な主体と連携した普及啓発や導入支援への取組を強化 地域での就労支援やマッチング強化により 女性や高齢者の就業を推進 働き方改革と併せて時差 Biz の定着に向けた取組を推進 強化した政策

( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 1 キャリアアップ管理者 情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 印 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 企業全体で常時雇用する労働

Ⅲ コース等で区分した雇用管理を行うに当たって留意すべき事項 ( 指針 3) コース別雇用管理 とは?? 雇用する労働者について 労働者の職種 資格等に基づき複数のコースを設定し コースごとに異なる配置 昇進 教育訓練等の雇用管理を行うシステムをいいます ( 例 ) 総合職や一般職等のコースを設定し

短時間 有期雇用労働者及び派遣労働者に対する不合理な待遇の禁止等に関する指針 について ( 同一労働同一賃金ガイドライン ) 厚生労働省雇用環境 均等局有期 短時間労働課職業安定局需給調整事業課

第 1 章育児休業 第 1 条 ( 対象者 ) 生後 1 年未満 ( 第 5 条による育児休業の場合は 1 歳 6 ヶ月 ) の子と同居し養育する従業員であって 休業後も引き続き勤務する意思のある者は 育児のための休業をすることができる ただし 日々雇用者 期間雇用者 ( 申出時点において雇用期間が

Microsoft PowerPoint - ★291212訂正版【P.4~P.7】求人申込書記入例(更新)_ (更新)_

本調査へのコメント ( 独立行政法人労働政策研究 研修機構労働政策研究所副所長荻野登氏 ) 無期転換ルールに基づく申し込み権が本格的に発生するまで一年を切るなか 連合調査によるとまだ半数の有期雇用労働者がこのルールを知らないままでいる まず この周知が残された期間での最大の課題になるのではないか 当

ESG データブック : 社会 更新日 社会パフォーマンス報告の指標を集約しています 社会データの集計期間は毎年 (1 ~ 12 月 ) です 各データの集計範囲 : ノーリツ単体 NR 国内グループ会社を含む国内 G 国内外グループ会社を含む NRG 海外グループ会社 海外

育児休業をすることができる有期契約労働者の範囲 申出の時点で 次の12の両方を満たす方です 同一の事業主に引き続き 1 年以上雇用されていること 子が1 歳 6か月に達する日までに 労働契約 ( 更新される場合には 更新後の契約 ) の期間が満了することが明らかでないこと ご注意 :1 歳以降の育児


就業規則への記載はもうお済みですか

「多様な正社員」と非正規雇用

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

2019 年 3 月 経営 Q&A 回答者 Be Ambitious 社会保険労務士法人代表社員飯野正明 働き方改革のポイントと助成金の活用 ~ 働き方改革における助成金の活用 ~ Question 相談者: 製造業 A 社代表取締役 I 氏 当社における人事上の課題は 人手不足 です 最近は 予定

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正社員はピンク色で示されています 未婚や既婚で子どもがいないときは ある程度正社員の割合は高いのですが 子どもが 3 歳以下のときからぐっと減りまして その後子どもの年齢が上がっていっても正社員の割合は上がってきません 子どもが大きくなると 働いている割合は徐々に上がっていきますが パート アルバイ

今後の雇用均等行政について

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就業規則

H29.10・育児休業や介護休業をすることができる有期契約労働者について

育児 介護休業規程 第 1 章 目的 第 1 条 ( 目的 ) 本規程は社員の育児 介護休業 育児 介護のための時間外労働および深夜業の制限並びに育児 介護短 時間勤務等に関する取り扱いについて定めるものである 第 2 章 育児休業制度 第 2 条 ( 育児休業の対象者 ) 1. 育児のために休業す

仕事と家庭の両立支援宣言 子育て応援宣言 仕事と家庭の両立支援宣言 職場風土改革促進事業実施事業主 として 21 世紀職業財団より 指定を受けました * 職場風土改革促進事業 の 2 年目取り組みについて * 財団法人小倉地区医療協会三萩野病院 理事長安部 隆二 当院は 平成 22 年 6 月から財

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ただし 平成 22 年 6 月 30 日時点で 常時 100 人以下の労働者を雇用する事業主については 公布日から3 年後に当たる平成 24 年 6 月 30 日 ( 予定 ) までの間 < 短時間勤務制度の義務化 >< 所定外労働の免除の義務化 >< 介護休暇 >について 改正規定の適用が猶予され

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会計年度任用職員の勤務時間 休暇等に関する条例 ( 案 ) ( 趣旨 ) 第一条この条例は 会計年度任用職員 ( 以下 職員 という ) の勤務時間 休暇等に関し必要な事項を定めるものとする ( 勤務日数及び勤務時間 ) 第二条職員の勤務日数ならびに勤務日の割振りは職務の性質に応じて任命権者が定める

Transcription:

平成 29 年労働条件実態調査 結果概要 1. 労働組合 労働組合のある事業所の割合は 27.4%( 前年 26.0%) 労働組合のある事業所の中で 非正規社員も労働組合へ加入している事業所の割合は 32.6%( 前年 35.7%) 2. 休日 休暇制度 週休制の形態については その他の週休 2 日制 を採用している事業所の割合が 43.6% で最も 高い 週休 1 日制 週休 1 日半制 完全週休 2 日制その他の週休 2 日制 その他 5.1% 3.9% 41.5% 43.6% 5.9% (N=489) 年間休日総数については 110 日 ~119 日 が 28.1% と最も高く 次いで 100 日 ~109 日 が 26.9% となっている 69 日以下 70 日 ~ 79 日 80 日 ~ 89 日 90 日 ~ 99 日 100 日 ~ 109 日 110 日 ~ 119 日 120 日 ~ 129 日 130 日以上 2.7% 3.3% 4.3% 9.2% 26.9% 28.1% 22.6% 2.9% (N=487) 年次有給休暇の平均取得率は 54.6%( 前年 52.1%) 平均付与日数 平均取得日数 平均取得率 繰越し分を除く 平成 29 年 17.6 日 (17.7 日 ) 9.6 日 (9.7 日 ) 54.6%(54.8%) 平成 28 年 17.7 日 (17.9 日 ) 9.2 日 (9.3 日 ) 52.1%(52.0%) 表中 () 内は企業規模 30 人以上の事業所における状況 数値は従業員 1 人あたりの加重平均 平均取得率 は端数処理前の 平均取得日数 を 平均付与日数 で除している ( 参考 ) 過去 10 年間の年次有給休暇取得率の推移 ( 企業規模 30 人以上 ) 全国は厚生労働省 就労条件総合調査 平成 27 年調査から 複合サービス事業 を調査対象に含む 1

年次有給休暇の取得単位については 半日単位の取得を認めている とした事業所の割合が 57.5% で最も高い 時間単位の取得を認めている 半日単位の取得を認めている 時間単位 半日単位の両方の取得を認めている いずれも認めていない 7.7% 57.5% 13.8% 21.0% (N=480) 年次有給休暇以外の有給休暇制度については 慶弔休暇 がある事業所の割合が 85.2% と最も高 く 次いで 妻が出産した場合の夫の休暇 が 52.9% となっている (N=486) 3. 労働時間 労働時間短縮のための取組を実施している事業所の割合は 84.8% 実施していないのは 15.2% となっている 取組の内容は 年次有給休暇の取得促進 と回答した事業所の割合が 45.4% で最も高く 次いで 変形労働時間制の導入 活用 が 33.7% となっている (N=493) 2

年次有給休暇の取得促進 の具体的な取組内容では 年次有給休暇の残日数を社員に通知 が 58.0% で最も高く 次いで 年次有給休暇の取得促進について経営トップがメッセージ発信 が 50.0% となっている (N=224) 変形労働時間制の導入 活用 を行っている事業所のうち 1 年単位の変形労働時間制 を導 入している事業所の割合が 48.7% で最も高い (N=158) 労働時間や休日などについて 労使間で話し合いの機会を設けている事業所の割合は 44.2%( 前 年 41.1%) 4. 育児 介護休業制度 育児休業の取得状況は 女性では 96.6%( 前年 94.4%) 男性では 4.0%( 前年 3.8%) 女性育休取得者の割合男性育休取得者の割合 平成 29 年 96.6%(97.0%) 4.0%(4.4%) 平成 28 年 94.4%(96.3%) 3.8%(3.9%) 表中 () 内は事業所規模 30 人以上における状況 ( 参考 ) 過去 10 年間の育児休業取得率の推移 ( 事業所規模 30 人以上 ) 女性 男性 0% 全国の数値は厚生労働省 雇用均等基本調査 3

育児休業制度の定めがある事業所の割合は 87.6% ( 前年 84.0%) 事業所規模 30 人以上の事業 所では 95.8%( 前年 94.5%) ( 参考 ) 過去 10 年間の育児休業制度の定めがある事業所の割合の推移 ( 事業所規模 30 人以上 ) 全国の数値は厚生労働省 = = 雇用均等基本調査 0% 育児休業制度以外で育児のために就業規則等で定めている制度については 育児のための短時 間勤務制度 が 71.5% と最も高い また 現在就業規則等に定めがなく 今後取り組みたい制度 については 休業後の復帰に備えた業務等に関する情報提供 が 28.3% と最も高い 育児のための短時間勤務制度等の最長取得期間については 育児のための短時間勤務制度 所 定外労働の免除 育児のためのフレックスタイム制 および 始業 終業時刻の繰上げ 繰下 げ について いずれも子どもが 満 3 歳に達するまで と回答した事業所の割合が最も高い 4

子の看護休暇制度の定めが ある と回答した事業所の割合は 67.3%( 前年 60.7%) 事業所規 模 30 人以上の事業所では 77.5%( 前年 75.4%) ( 参考 ) 過去 10 年間の子の看護休暇制度がある事業所の割合の推移 ( 事業所規模 30 人以上 ) 全国の数値は厚生労働省 0% 雇用均等基本調査 介護休業制度の定めがある事業所の割合は 79.0%( 前年 77.3%) 事業所規模 30 人以上の事業 所では 89.5%( 前年 90.8%) ( 参考 ) 介護休業制度の定めがある事業所の割合の推移 ( 事業所規模 30 人以上 ) 全国の数値は厚生労働省 = 雇用均等基本調査 過去 1 年間 ( 平成 28 年 4 月 1 日 ~ 平成 29 年 3 月 31 日 ) における介護休業制度の利用実績につ いては 利用実績あり の事業所の割合が 7.4%( 前年 5.5%) 利用実績なし 女性のみ 男性のみ 男女とも 利用実績あり 利用実績あり 利用実績あり 92.6% 5.9% 0.8% 0.6% (N=489) 介護休業制度以外で介護のために就業規則等で定めている制度については 介護のための休暇 制度 が 67.8% と最も高く 次いで 介護のための短時間勤務制度 が 60.1% となっている (N=491) 5

妊娠 出産 育児または介護を理由として退職した者に対する再雇用制度については 再雇用 制度はない と回答した事業所の割合が 67.7% で最も高い 正規社員として退職した者を正規社員として再雇用 正規社員として退職した者を非正規社員として再雇用 非正規社員として退職した者を正規社員として再雇用 非正規社員として退職した者を非正規社員として再雇用 再雇用制度はない 20.9 % 19.0% 5.3% 16.4% 67.7% (N=489) 5. 女性が活躍するための取組み ( ポジティブ アクション ) 女性従業員の配置方針については 男女の別なく能力 適性 希望などに応じて配置をする と回答した事業所の割合が 73.2% で最も高い 男女の別なく能力 適性 定型的な業務や補助的な 女性の特質や感性を生か その他特にない 希望などに応じて配置 業務を中心に配置 せる職場を中心に配置 73.2% 4.6% 9.1% 1.4% 11.7% (N=496) 女性が活躍するために実施している取組みについては スキルアップの機会を男女同様に与え ること が 56.7% と最も高い 現在は実施していないが 今後実施したい取組みについては 女 性のモチベーションや職業意識を高めるための研修などの実施 が 28.5% と最も高い 6

女性が活躍するための取組みによる効果としては 男女ともに職務遂行能力によって評価され るという意識が高まった と回答した事業所の割合が 52.1% と最も高く 次いで 女性の勤続年 数が伸びた が 38.1% となっている (N=357) 管理職者に占める女性の割合は 15.7%( 前年 16.5%) ( 参考 ) 当調査における過去 5 年間の管理職者に占める女性の割合の推移 ここでの 管理職者 は課長相当職 以上のことをいう 女性の管理職登用の状況については 進んでいる または ある程度進んでいる と回答した 事業所の割合が 40.5% となっている 進んでいる ある程度進んでいるあまり進んでいない 進んでいない 17.5% 23.1% 26.2% 33.3% (N=481) 6. 多様な働き方 雇用形態の転換制度と実際例の有無については 非正規社員から正規社員への転換について 制 度がある事業所の割合は 46.2% 実際例があるのは 71.3% となっている 制度があり 制度はあるが 制度はないが 制度も 実際例もある 実際例はない 実際例はある 実際例もない 非正規社員から正規社員へ (N=487) 38.4% 7.8% 32.9% 20.9% 正規社員から非正規社員へ (N=475) 26.7% 6.1% 22.9% 44.2% 7

従来の正規社員に比べて配置転換や転勤 仕事内容 勤務時間などの範囲が限定されている 多様な正規社員 制度を導入しているのは 22.8% で あてはまる制度がない とした事業所の割合は 77.2% となっている 導入されている制度の内容では 勤務地限定の正規社員 制度が 16.4% で最も高い (N=495) 多様な正規社員 制度の導入理由については 従業員の定着を図るため が 73.4% で最も高く 次いで 優秀な人材を確保するため が 58.7% となっている (N=109) 在宅勤務やサテライトオフィス勤務等のテレワーク( 情報通信技術を活用した場所にとらわれない柔軟な働き方 ) を導入しているのは 3.7% で あてはまる制度がない とした事業所の割合は 96.3% となっている 導入されている制度の内容では 在宅勤務 と回答した事業所の割合が 2.7% で最も高い (N=490) テレワークの導入理由については 定期的業務の効率性 ( 生産性 ) の向上のため が 66.7% で 最も高く 次いで 従業員のゆとりや健康的な生活の実現を図るため が 40.0% となっている 8

(N=15) 7. ワーク ライフ バランス ( 仕事と生活の調和 ) 経営 ワーク ライフ バランスに関して実施している取組みについては 労働時間削減の取組み が 48.6% と最も高い 現在は実施していないが 今後実施したい取組みについては 従業員の自己啓発支援 が 31.6% と最も高い ワーク ライフ バランスに関する取組みの効果としては 従業員の仕事への意欲が向上した が 31.4% と最も高く 次いで 女性従業員の定着率を高めた が 28.1% となっている (N=366) 9

ワーク ライフ バランスの実現に向けての取組みを 5 項目以上実施していると回答した事業所で のワーク ライフ バランスの取組みが事業所の経営に関してメリットがあったかについては 大 いにメリットがあった または メリットがあった と回答した事業所の割合が 62.5% となって いる 大いにメリットが メリットが あまりメリットが メリットが わからない あった あった なかった なかった 6.7% 55.8% 5.0% 0.8% 31.7% (N=120) 滋賀県が行っている 滋賀県ワーク ライフ バランス推進企業 登録制度について 知って いる と回答した事業所の割合は 15.7% となっている 知っている 聞いたことはあるが 知らない 内容はよく知らない 15.7% 30.3% 54.0% (N=489) 8. メンタルヘルスケア ( 心の健康対策 ) メンタルヘルスケアを実施している事業所の割合は 56.3% ( 前年 48.9%) メンタルヘルスケアの実施方法としては ストレスチェックの実施 と回答した事業所の割合 が 72.1% と最も高く 次いで 定期健康診断における問診 が 67.5% となっている (N=280) 9. 無期転換ルールへの対応方針 有期契約労働者を雇用している事業所の割合は全体では 63.9% 無期転換ルールへの対応方針としては 通算 5 年を超える有期労働者から 申込みがなされた 段階で無期契約に切り換えていく と回答した事業所の割合が 46.4% と最も高く 次いで 対応 方針は未定 分からない が 28.8% となっている 有期契約が更新を含めて通算 5 年を超えないよう運用していく 通算 5 年を超える有期労働者から 申込みがなされた段階で無期契約に切り換えていく 有期労働者の適性を見ながら 5 年を超える前に無期契約にしていく 雇入れの段階から無期契約にする ( 有期契約での雇入れは行わないようにする ) 有期契約労働者を 派遣労働者や請負に切り換えていく 対応方針は未定 分からない 8.5% 46.4% 14.7% 1.3% 0.3% 28.8% (N=319) 10