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指導観指導にあたっては 基本となる回転技に取り組み 自己の能力に適した技が安定してできるようにするとともに 発展技にも挑戦できるようにする その際には 友達の動きを見て技のポイントに気づき 伝えあったりしながら意識して練習できるようにする 運動は 柔軟性が要求される運動であり 体を痛めたりうまく回れ

技能面では,2 年生までの経験の差で 前転についても 前転がりはできるが 前転となると苦しいこや 後転については 手をつくことが難しい子もいる 側方倒立回転は 上手な子もいるが イメージが無い子が多い 年生のこの時期のこの単元通して, マット運動の基礎基本である倒立を 壁倒立が一人でできるというとこ

新潟市立亀田西中学校

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

集団対集団での攻防を繰り返しながら 得点を取り合い勝敗を競うことを楽しむ運動である 自分たちで作戦を考え 協力してシュートをすることが楽しい運動である 自分が思う通りにボールを動かせるようになることが楽しい運動である イ児童から見た特性 勝つことが楽しい運動である シュートが決まると嬉しい運動である

Microsoft Word - ☆【指導主事修正】H21推薦指導案(小学校体育)

体育に関するアンケート (8 月 24 名実施 ) では 体をうごかすことやうんどうはすきですか という質問に対して はい まあまあすき と答えた児童は 22 名 あまりすきではない と答えた児童が 2 名で きらい と答えた児童はいなかった どんなうんどうがすきですか という質問では 水遊び ボー

Taro-711.器械運動C.jtd

モデルプラン11(器械運動 マット運動 回転技)

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跳び箱運動では, 練習の仕方を細かいステップで設定することで, だれもが で きるかもしれない という気持ちをもたせ, できた といった喜びを味わわせるよ うにしたい また, 一連の動きを局面に分け, 局面ごとに どうしたらできるのか を考え, 試しながら取り組むことで, 局面ごとに自分の動きを振り

上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

第6学年体育科学習指導案

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

5 本時の学習 (5/6 時間 ) (1) ねらい 技能 体を移動したり 用具を操作したりすることができる 態度 運動に進んで取り組み きまりを守って仲良く運動し場や用具の安全に気を付けることができる 思考 判断 運動遊びの行い方を知り 友達のよい動きを見付けることができる (2) 展開主な学習活動

Taro-12事例08.jtd

い難いところがある 跳び箱は腰の高さ (4 5 段 ) を基本とし 子どもたちが自分の力に合わせためあてをもち それに合った練習の場や練習方法を選ぶことができるように指導する さらに開脚跳びと台上前転が十分にできた子には かかえ込み跳びや大きな台上前転を紹介し 発展技に取り組むことができるようにする

鈴谷小学校

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第 1 学年 2 組体育科学習指導案 平成 24 年 2 月 15 日 ( 水 )5 校時マルチルーム 男子 17 名女子 13 名 指導者教諭山田絵里 1 単元名 マット名人になろう! ( マットを使った運動遊び ) 2 運動の特性 (1) 一般的特性 マットを使った運動遊びマットに背中や腹などを

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 日時 : 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時対象 : 東京都立 高等学校第 2 学年 組男子 名 1 単元名 体つくり運動 2 単元の目標 (1) 次の運動をとおして 体を動かす楽しさや心地よさを味わい 健康の保持増進や体力の向上を図り 目的に適した運

研究との関わり 自主的 主体的な課題解決や協同的な課題解決を進めることができるよう, 課題設定の在り方や振り返りの在り方の支援を表すと, 以下のようになる 課題設定の在り方 振り返りの在り方 自主的 主体的な課題解決のために 個に応じた段階的に取り組める課題自分の力に合った課題解決を目指すことができ

(Microsoft Word -

中・高 <運動の領域>

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

(Microsoft Word - \217\254\212w\202U\224N\201i\216R\217\343\201j.doc)

95-100 小野田 研究集録

3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

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6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

年の評価規準単元の評価規準に 声かけやより高度な技を身に付けさせていくと共に 友達の技を見る目を養っていきたいと考える 否定的なイメージの子はできるだけ多くの経験をさせ 少しの伸びでもしっかりと評価し 今自分ができる技からマット運動の楽しさを味わわせ できそうだ や できた という感覚を多く学ばせた

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

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3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

Microsoft Word - ○指導計画例(高校:ソフトボール)

どまっている また 技の理解が伴っていないためにできていない児童も数名いる 技のポイントを 明確にし スモールステップで技を習得できるようにする必要がある 平成 24 年度新体力テスト結果 (6 月実施 ) 男子握力上体起こし長座体前屈反復横とび 20m シャトルラン 50m 走立ち幅とびボール投げ

< 体力テストの結果 > ( 全国平均は平成 4 年度 は全国平均以下を示す ) 握力上体起こし長座体前屈反復横跳びシャトルラン 50m 走立ち幅跳びソフトボール投げ 学級男子 7.kg 0.6 回 34.5cm 45.3 回 58.6 回 9.4 秒 55.9cm 6.m 全国男子 6.7kg 9

第4学年算数科学習指導案

保健体育科学習指導案 平成 26 年 6 月 19 日 ( 木 ) 第 4 校時体育館 第 3 学年 3 4 組男子 25 名女子 12 名 羽生市立西中学校教諭飯塚賢明 1 単元名球技バレーボール ( ネット型 ) 2 運動の特性 (1) 一般的特性バレーボールはネット型の種目で ネットを境に相対

(3) 生徒観本クラスは 全体的に明るく活発で 指示されたことには素直に取り組む生徒が多い また 準備や片付け等も用具係や体育委員を中心に自主的に行う様子が伺える しかし ちょっとした困難にぶつかったり おもしろくないと感じるとすぐに投げ出してしまう生徒もいる また 運動能力や体力についてはやや差が

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

国語科学習指導案様式(案)

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

走の運動遊び では, いろいろな方向に走ったり, 障害物を用いたりしてリレー遊びを行う その際, 方向を変えて走るときや障害物を走り越すときにはどのように体を動かすとよいかを考えさせる また, 障害物の置き方や間隔を変えることによって, リズムよく走り越すことができることを体験し, 体を操作して走る

きるか, 必要なものを取捨選択したり, 試したり見立てたり工夫したりしながら, 自分が選んだおもちゃや楽器をつくる できたおもちゃや楽器を交流し, 友達とアドバイスしあいながら, 改良したり, 遊び方を工夫したりして, よいものにしようとする おもちゃフェスティバルを開き実際に遊び, みんなが楽しく

6 年体育科実践事例 1. 単元走り高とび ( 陸上運動 ) 2. 指導時期 4~5 月 3. 目標 助走のリズムやスピードを生かして力強く踏み切って バランスよく跳 び ひざを柔らかく曲げて着地することができる ( 運動 技能面 ) 互いに協力して安全に練習や競争ができるようにするとともに グルー

保健体育科学習指導案

表紙(中学校)単独

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

2 それはどうしてですか? 好きな理由 手と足が強くなったり すもう以外にも使えて便利だから 空手をやっているから 力がつくし 空手の練習にもなるから 楽しいし 体力がついてほかのスポーツをするのに役にたつから かっこいいし 強い人になってみたいから 手と足と体全部に力がつくから 胸をはって体全体で

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

3 児童の意識の流れ 友達の名前をおぼえよう みんなであそぼう 3 友達と名前カード を交換したよ 初めて お話できた 子がいるよ 友達が増えたよ 学校に行くのが楽しいな 他のクラスの子ともお友達になりたいな 握手すると心が あったかくなるね 学校たんけんをしよう 9 校長先生の お部屋があったよ

うになるために, いろいろな走 跳の運動遊びを行い, 単元の最後に 海田東小オリンピック を開催するゴールを設定する 走の運動遊び では, いろいろな方向に走ったり, 障害物を用いたりしてリレー遊びを行う その際, 方向を変えて走るときや障害物を走り越すときにはどのように体を動かすとよいかを考えさせ

( 書式 ) 平成 0 年度東京都立練馬特別支援学校年間指導計画 4 ねらい () 作品製作を通して 裁縫道具を安全に使えるようになる () 作る喜びを体験する () 手元を見て活動に取り組める時間を増やす (4) 調理道具を教員と共に正しく使用することができる 時間 使用教科書ら くっく (S プ

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第 2 学年 5 組理科学習指導案 日時平成 26 年 12 月 12 日 ( 金 ) 場所城北中学校授業者酒井佑太 1 単元名電気の世界 2 単元について (1) 教材観今日の私たちの日常生活において 電気製品はなくてはならないものであり 電気についての基礎的な知識は必要不可欠である しかし 実際

Microsoft Word - w

や友達のよさに気付かせたい また, 気付いたことが今後の成長にどのように生かしていけるのかを 考えさせたい 単元の目標 身近な材料を使って, 工夫して動くおもちゃをつくることに関心をもち, 遊びを工夫して, みんなで楽しく遊ぼうとしている 生活への関心 意欲 態度 身近にある材料を使って, 動くおも

て, 全員トライを達成させるために, 自分たちでルールを工夫していくことも考えさせたい 習得したことを生かす段階では, それぞれのチームがこれまでの学習で得たものを生かし, チームのめあてをもって チャレンジカップ を行う パスをつないでトライした場合や全員がトライにチャレンジした場合, 全試合を通

第6学年1組体育科学習指導案

Microsoft Word - 中学保健体育(宮前中 下館文雄、伊豆倉明子先生)

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

Taro-6学習指導案(事例①小学校

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

Microsoft Word - 木工G指導案.doc

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(3) 本題材の系統と他教科等との関連は 次のとおりである 学級活動 5 月シンボルマークを決めよう 6 月みんなで雨の日を楽しく過ごそう 6 月本題材 9 月 2 学期がんばろう会をしよう 他教科等との関連 道徳 わけっこしよう ( 友情 ) 道徳 どうしたらいいのかな ( 親切 ) (4) 指導

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

< 自己と 事象 とのつながり> 題材との出会いの場面において, やってみたいという思いや, どのようになっているのかなどの知的欲求を刺激するように, 実際の小物や写真などを提示し, 自分の生活を豊かにする楽しい小物について具体的なイメージを完成予想図として描き表していく そうすることで, 事象 (

総合的な学習の時間指導案

<小学校 生活科>

16体育【授業】

4 生徒の実態 (3 組 17 名 4 組 16 名 計 33 名 ) ( アンケート集計 3 組 15 名 4 組 15 名 計 30 名 ) 関心 意欲のアンケート 問 1. 体育の授業は好きですか 大好き 好き 普通 嫌い 大嫌い 4 名 12 名 8 名 6 名 0 名 問 2. バスケット

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への 集団の一員としての 集団活動や生活についての 関心 意欲 態度 思考 判断 実践 知識 理解 学級の生活上の問題に関心を 楽しい学級生活をつくるため みんなで楽しい学級生活をつ もち, 他の児童と協力して意欲 に話し合い, 自己の役割や

() 態度 思考 判断に関する学習体験状況 学期に体つくり運動やボール運動 ( 型 キャッチバレーボール ) の学習を行ったところ 個人としては めあてをもち その解決方法を考え 練習したり振り返ったりする流れをつかむことができてきた しかし 学習のねらいやチームの特徴に応じためあてを立てたり 具体

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

モデルプラン16(浮く・泳ぐ運動)

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6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

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第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

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特別活動・学級活動・年間指導計画

【大竹市】玖波小学校 算数「垂直・平行と四角形」(4年)HP

Microsoft Word - 【東広島市】西条小学校 算数「かたちクイズをしよう」(1年).doc

平成 28 年度横浜市立小学校体育研究会器械運動研究部研究授業 器械運動 ( 跳び箱運動 ) 指導案 1 日時平成 28 年 12 月 7 日 ( 水 ) 5 校時 (14:00~14:45) 2 場所横浜市立 小学校体育館 3 学年 組第 6 学年組 35 名 4 領域単元名器械運動 ( 跳び箱運

○ ○ 科 学 習 指 導 案

平成26年  月  日

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

Transcription:

単元名 器械 器具を使っての運動遊び マット遊び 1 運動の特性 (1) 一般的特性 いろいろな動きに楽しく取り組んで, 自分の力にふさわしい動きを見に付けたときに喜びを味わうことのできる運動である (2) 児童から見た特性 非日常的な動きであるが, 他の器械 器具を使っての運動遊びほど恐怖感や痛みを伴わないため, 意欲的に取り組むことができる さらに, マットの上で自由に体を動かすことで遊びを創造したり, ペアやグループ遊びを楽しめたりする運動である 2 単元の目標 (1) 関心 意欲 態度 運動に進んで取り組み, きまりを守りなかよく運動したり, 場の安全に気を付けたりすることができる (2) 思考 判断 マットを用いた簡単な遊び方を工夫することができる (3) 運動の技能 いろいろな方向への転がり, 手で支えての体の保持や回転をすることができる 3 評価規準 観点ア関心 意欲 態度イ思考 判断ウ運動の技能 1マット遊びとしての易しい 1マット遊びとしての易しい 1マットを使って, 自分の体 学 運動遊びに進んで取り組も 運動遊びが楽しくできるよ をいろいろに動かすことが 習具 うとする うにいろいろな運動遊びの できる 活体 2 運動の順番を守ったり, マ 行い方を知っている ゆりかご, 前転がり, 後 動の ットの使い方のきまりを守 2 運動が楽しくできるように ろ転がり, 丸太転がりな に評 ったりして, 仲よく運動し 運動遊びの行い方を考えた ど お価 ようとする り決めたりしている 背支持倒立 ( 首倒立 ), か け規 3マットなどの安全を確かめ えるの足打ち, 壁登り逆 る準 ようとする 立ち, 支持での川跳び 4 指導計画と評価 1 2 3 4 5 6 7 1 集合 整列 挨拶 2 準備運動 3 基礎感覚作り 4めあての確認 10 オリエンテー 共通学習 共通学習 発展学習 ション いろいろな方向 いろいろな方向への転がりや逆立ちで 学習の進め に転がったり, 逆 のマット遊びの習得学習を行う マ 20 方を知る 立ちをしたりする ッ マット遊びの習 発 ト 得学習を行う 発展学習 ラ ゆりかご 転がったり逆立ちをしたりするマット 表 ン 前転がり 遊びの中で, できそうな遊びに挑戦す ド 30 後ろ転がり る 会 で 簡単なマッ 丸太転がり 発展学習 遊 ト遊びで楽 背支持倒立 発表会での ぼ しむ かえるの足打 遊びの練習 う ち など をする 40 1 整理運動 2 学習のまとめ 3 集合 整列 挨拶 評価ア 23 ア 23 ア 1 イ 2 ウ 1 イ 2 ウ 1 5 指導の工夫 (1) 学習過程の工夫 8 時間目にはグループ毎に場を考え, これまでの学習を生かしながらマット遊びにさらに親しめるようにする (2) 場や用具の工夫 マットを敷き詰めた場やテープを貼ったマット, フラフープを半分にしたものを用意する Ⅱ-65

2 目標学習の進め方を知るとともに, マットを使っての遊びを楽しむことができ 65 る 3 展開 (1/7) 学習の流れを覚え, 簡単なマット遊びで楽しむこと 15 分 1 集合, 整列, 挨拶をする 安全に, 素早く集まれるようにする マット遊びの学習の進め方を知り, いろいろな遊びで楽しもう 2 本時の学習のねらいを確認する 単元計画を提示し, 学習の流れを理解 単元計画 させる ( 掲示用 ) 3 学習の進め方や約束を知る 学習資料 (1) 進め方 共通学習で習得する動きの絵を提示し 共通学習 1 転がったり逆さにな ていくことで, 学習内容をつかませや ったりするマット遊 すくする びをみんなで学習する 2 場をローテーションしながらいろいろな遊びを楽しむ 20 発展学習 自分の力に合っためあてを持って学習する (2) 約束 マットの出し入れや見る位置について マット マットの出し入れ, 見る位置, 協 は, 丁寧に指導をする 力の仕方など 学習の進め方や約束を理解している 4 グループを作り, 役割分担をする 10 5 場づくりをし, 準備運動をする 場の図を用意し, 分担を明確にする 協力して, 素早く場づくりをしよう とする 準備運動に取り入れたい動き 6 今できるマット遊びで楽しむ どんな動きができるのかを確認する マット遊びの例 7 整理運動をし, 後片付けをする 怪我の有無や体調について確認する グループで協力しながら, 片付けをする 8 学習のまとめをする 学習カードの観点にそって自己評価を 学習カードの使い方を知り, 自己評 させる 価をする 学習カードの項目例 めあてを考えながら学習できたか 力いっぱいマット遊びができたか 準備や片付けをがんばることができたか 約束を守り, 仲良く学習できたか 学習カード これから学習するマット遊びに, 意欲的に取り組もうとする Ⅱ-66

2 目標いろいろな方向に転がったり逆さになったりするマット遊びができる 66 3 展開 (2/7) できるマット遊びで楽しむこと 15 分 1 集合, 整列, 挨拶をする 安全に, 素早く集まれるようにする 2 準備運動をする 3 場づくりをする 役割分担に従って, 安全に手際よく場 づくりができるように指導する 転がったり逆さになったりするマット遊びを楽しもう 20 4 本時の学習のねらいを確認する 前学年で学習した基本的な転がったり 学習資料 逆さになったりするマット遊びのポイ マット ントを想起させながら, 取り組ませる 5 転がったり逆さになったりするマッ ( ポイントの詳細は1 年生参照 ) ト遊びをする ゆりかご 前転がり 後ろ転がり 丸太転がり 勢いよく上体を起こ まわる時におへそを見る マットに着手したら手 体をいっぱいに伸ばす し前傾姿勢をとる で押し返す 背支持倒立 壁登り倒立 かえるの足打ち 支持での川跳び つま先まで伸ばす あごを出す 両手でしっかりと体を支える 腰を高く上げる 10 6 もっと遊んでみたいマット遊びで楽 できるマット遊びだけでなく, できそ しむ うなマット遊びにも挑戦させるように する 回数などを増やしたり, 遊びの連続に も取り組ませる 3 回たたけたよ 新しいマット遊びに挑戦して楽しもうとする 7 整理運動をし, 後片付けをする 怪我の有無, 体調について確認する グループで協力しながら, 安全に片付 けをさせる 5 8 学習のまとめをする 学習カードの観点にそって自己評価を学習カード 自己評価をする させる Ⅱ-67

2 目標マットを使って, 自分の体をいろいろに動かすことができる 67~69 3 展開 (3~5/7) いろいろなマット遊びに挑戦し, できる遊びを増やすこと 10 分 1 集合, 整列, 挨拶をする 安全に, 素早く集まれるようにする 2 準備運動をする 3 場づくりをする 役割分担に従って, 安全に手際よく場 づくりができるように指導する 4 本時の学習のねらいを確認する いろいろなマット遊びで楽しもう 10 5 2つの場 ( 転がる 逆立ち ) をロー 学習資料 テーションしながら, できるマット遊 マット びを楽しむ 踏み切り板 転がる場での遊びの例 逆立ちの場での遊びの例 チョキ前回り 後ろ回り 15 6 もっと遊んでみたいマット遊びで楽 よりよい動きや新しいマット遊びを紹 半月フラフ しむ 介することで, 児童のできる遊びを広 ープ げていく 肋木 徐々に発展学習の時間配分を長めに取るようにする マット遊びを組み合わせることのできる児童を紹介し, 発表会への意欲づけを図る 友達の考えた遊びに挑戦して楽しもうとする できるマット遊びを増やすことができる 10 7 整理運動をし, 後片付けをする 怪我の有無, 体調について確認する 学習カード グループで協力しながら, 安全に片付 けをさせる 8 学習のまとめをする 学習カードの観点にそって自己評価さ 自己評価をする せる Ⅱ-68

2 目標自分ができるようになった遊びを発表することができる 70 3 展開 (6/7) できるマット遊びを発表すること 10 分 1 集合, 整列, 挨拶をする 安全に, 素早く集まれるようにする 2 準備運動をする 3 場づくりをする 役割分担に従って, 安全に手際よく場 づくりができるように指導する 4 本時の学習のねらいを確認する できるようになった遊びを発表しよう 学習資料 マット 5 5 個人のめあてを確認し, 発表会に向 自分の力にあっためあてをもたせる 踏み切り板 けての練習をする 半月フラフ ープ 20 6 学習の成果を発表する 肋木 発表会の例 友達のマット遊びの上手なところやがんばったところを中心に感想を発表し次学年でのマット遊びの意欲づけを図る できるようになったマット遊びを, 安全に気を付けながら, 発表しようとする 10 7 整理運動をし, 後片付けをする 怪我の有無, 体調について確認する グループで協力しながら, 安全に片付 けをさせる 8 学習のまとめをする 学習カードの観点にそって自己評価さ学習カード 自己評価をする せる Ⅱ-69

2 目標自分の考えた場 ( マットランド ) で, マット遊びを楽しむことができる 71 3 展開 (7/7) いろいろな場で自由に思い切り体を動かすこと 15 分 1 集合, 整列, 挨拶をする 安全に, 素早く集まれるようにする 2 準備運動をする マット踏み切り板 3 場づくりをする 役割分担に従って, 安全に手際よく場 半月フラフ づくりができるように指導する ープ 20 4 本時の学習のねらいを確認する 肋木 できるマット遊びを組み合わせて, マットランドで楽しもう マットランドと遊びの例 グループ毎に考えたマットランドで, 安全に気を付けながら楽しく遊ぼうとする 10 5 整理運動をし, 後片付けをする 怪我の有無, 体調について確認する グループで協力しながら, 安全に片付 けをさせる 6 学習のまとめをする 学習カードの観点にそって自己評価さ学習カード 自己評価をする せる Ⅱ-70

6 指導の工夫 (1) ふりかえり 学習カード例 ふりかえりカード例 できたらシールをはろう / / / / / / めあてを考えながら, 学習できたか 力いっぱいマット遊びができたか じゅんびやかたづけをがんばることができたか やくそくをまもり, なかよく学習できたか 学習カード例 できたらシールをはろう まえころがりまるたころがりきょじんころがりだるまころがりゆりかご うしろころがりチョキまえころがりチョキうしろころがりブリッジかべしゃちほこ おたすけさかだちころりんまわり川とびかざぐるま じぶんでかんがえたあそびをかいておこう Ⅱ-71

学習カードを拡大コピーし, できた遊びに児童の名前を貼っていくのもよい それにより, 児童の実態がつかみやすくなる (2) マット遊びの練習の場の例 1 2 肋木 ( マットを前に置く ) 1 や 2 では, 踏み切り板 ロールマット 輪くぐり ( フラフープを半分に切ったもの ) をマット近くに用意しておき, 児童が遊びを広げやすくしておく (3) よりよい遊びに挑戦するための用具の例 ガムテープを貼る 同じ方向や違う方向から前まわりや後ろまわりに挑戦でき, まっすぐにまわることを意識すようになる 1 砂を入れたペットボトルにラップの芯をガムテープでとめる 2 フラフープを切り, ラップの芯に差し込む ( 大きさの違うものを作っておくとより遊びに丁寧に取り組めるようになる ) (4) 敷き詰めたマットでの遊びの例 1 四方向からタイミングをあわせて, 前まわりで内側にはいる 2 あったところで, ジャンケンをする 3 勝った児童から, 後ろまわりでもとにもどる Ⅱ-72