( 計算式は次ページ以降 ) 圧力各種梁の条件別の計算式の見出し 梁のタイプ 自由 案内付 支持 のタイプ 片持ち梁 短銃ん支持 支持 固定 固定 固定 固定 ====== はねだし単純梁 ====== 2 スパンの連続梁 集中 等分布 偏心分布 等偏分布 他の多スパン 条件につ いては 7 の説

Similar documents
<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E631308FCD2E646F63>

構造力学Ⅰ第12回

耳桁の剛性の考慮分配係数の計算条件は 主桁本数 n 格子剛度 zです 通常の並列鋼桁橋では 主桁はすべて同じ断面を使います しかし 分配の効率を上げる場合 耳桁 ( 幅員端側の桁 ) の断面を大きくすることがあります 最近の桁橋では 上下線を別橋梁とすることがあり また 防音壁などの敷設が片側に有る

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E631318FCD2E646F63>

Microsoft Word - 1B2011.doc

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E6398FCD2E646F63>

問題-1.indd

< B795FB8C6094C28F6F97CD97E12E786477>

<4D F736F F D2097CD8A7793FC96E582BD82ED82DD8A E6318FCD2E646F63>

Microsoft PowerPoint - 構造力学Ⅰ第03回.pptx

1. 共通数値の計算 1.1 単純梁の曲げモーメントと撓み (INFSBEAMV.XLSのシートPanel1のコピー) パネル数 n= 1 パネル間隔 λ= 支間 L/nとして利用する [T 1 ] の計算 (-1,2,-1) の係数をマトリックスに構成する (1/2) 倍しない係数に注意 連続する

前期募集 令和 2 年度山梨大学大学院医工農学総合教育部修士課程工学専攻 入学試験問題 No.1/2 コース等 メカトロニクス工学コース 試験科目 数学 問 1 図 1 は, 原点 O の直交座標系 x,y,z に関して, 線分 OA,OB,OC を 3 辺にもつ平行六面体を示す. ここで, 点 A

Microsoft PowerPoint - zairiki_3

<4D F736F F F696E74202D AD482DC82C682DF2E B8CDD8AB B83685D>

第1章 単 位

上式を整理すると d df - N = 両辺を で割れば df d - N = (5) となる ところで

SPACEstJ User's Manual

Microsoft PowerPoint - fuseitei_6

1

Microsoft PowerPoint - 静定力学講義(6)

<4D F736F F D E682568FCD CC82B982F192668BAD9378>

第 2 章 構造解析 8

第 5 章 構造振動学 棒の振動を縦振動, 捩り振動, 曲げ振動に分けて考える. 5.1 棒の縦振動と捩り振動 まっすぐな棒の縦振動の固有振動数 f[ Hz] f = l 2pL である. ただし, L [ 単位 m] は棒の長さ, [ 2 N / m ] 3 r[ 単位 Kg / m ] E r

第1章 単 位

Microsoft Word - 建築研究資料143-1章以外

Microsoft PowerPoint - fuseitei_4

<4D F736F F D2096D88E4F BE095A88D C982E682E989A189CB8DDE8B7982D197C090DA8D878BE095A882CC8C9F92E8>

まえがき 材料力学の教科書を見ると 2ページ目から 微分 積分 行列の式などがずらっと並んでいます もう それを見るだけで拒絶反応を起こしてしまう方もおられるのではないでしょうか? 確かに 三次元で評価しようとするとそのような計算が必要になるかもしれませんが 一次元 二次元なら 簡単な式にまとめられ

学習指導要領

> > <., vs. > x 2 x y = ax 2 + bx + c y = 0 2 ax 2 + bx + c = 0 y = 0 x ( x ) y = ax 2 + bx + c D = b 2 4ac (1) D > 0 x (2) D = 0 x (3

19年度一次基礎科目計算問題略解

<8D5C91A28C768E5A8F91836C C768E5A8F A2E786C73>

44_417

新日本技研 ( 株 ) 技術報告 弾性横桁で支持された床版の断面力式 仙台支店 設計部高橋眞太郎 本社 顧問倉方慶夫 元本社 顧問高尾孝二 要旨 橋梁形式は 公共事業費抑制の要求を受けてコスト縮減を図ることができる合理化形式の採用が多くなっている この流れを受けて鈑桁形式では少数鈑桁橋

-

Microsoft Word - 2_0421

Microsoft Word - 微分入門.doc

Super Build/FA1出力サンプル

Microsoft PowerPoint - 橋工学スライド.ppt

Taro-2012RC課題.jtd

Microsoft Word - 断面諸量

破壊の予測

2015-2017年度 2次数学セレクション(複素数)解答解説

<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E6328FCD2E646F63>

学習指導要領

<82658C5E95578EAF928C208BAD93788C768E5A8F >

技術者のための構造力学 2014/06/11 1. はじめに 資料 2 節点座標系による傾斜支持節点節点の処理 三好崇夫加藤久人 従来, マトリックス変位法に基づく骨組解析を紹介する教科書においては, 全体座標系に対して傾斜 した斜面上の支持条件を考慮する処理方法として, 一旦, 傾斜支持を無視した

材料の力学解答集

Microsoft PowerPoint - zairiki_10

<4D F736F F F696E74202D E94D58B9393AE82F AC82B782E982BD82DF82CC8AEE E707074>

Super Build/宅造擁壁 出力例1

学習指導要領


2 図微小要素の流体の流入出 方向の断面の流体の流入出の収支断面 Ⅰ から微小要素に流入出する流体の流量 Q 断面 Ⅰ は 以下のように定式化できる Q 断面 Ⅰ 流量 密度 流速 断面 Ⅰ の面積 微小要素の断面 Ⅰ から だけ移動した断面 Ⅱ を流入出する流体の流量 Q 断面 Ⅱ は以下のように

Microsoft Word - 建築研究資料143-1章以外

POWER-直接基礎Ⅱの出力例(表形式)

Taro-解答例NO3放物運動H16

パソコンシミュレータの現状

二次関数 1 二次関数とは ともなって変化する 2 つの数 ( 変数 ) x, y があります x y つの変数 x, y が, 表のように変化するとき y は x の二次関数 といいます また,2 つの変数を式に表すと, 2 y x となりま

学力スタンダード(様式1)

学習指導要領

学習指導要領

点におけるひずみの定義 ( その1)-(ε, ε,γ ) の定義ひずみは 構造物の中で変化しているのが一般的である このために 応力と同様に 構造物内の任意の点で定義できるようにした方がよい また 応力と同様に 一つの点に注目しても ひずみは向きによって値が異なる これらを勘案し あ

IT1815.xls

平板曲げ理論による部材の等分布荷重または節点の集中荷重を受ける薄板のたわみと断面力の計算ソフト 鉄筋コンクリート床版や鋼板などの平板 ( 薄板 ) の等分布や集中荷重による作用曲げモーメント等の算出方法は 下記の平板の曲げ解析法一覧表より [1 平板曲げ理論による解析 ( 理論解 ) による方法 ]

屋根ブレース偏心接合の研究開発

学習指導要領

Microsoft Word - 圧縮材

1222-A Transform Function Order (trsn

学習指導要領

Microsoft Word - 町田・全 H30学力スタ 別紙1 1年 数学Ⅰ.doc

<4D F736F F D208D7E959A82A882E682D18F498BC78BC882B B BE98C60816A2E646F63>

20年度一次基礎略解

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F D EBF97CD8A B7982D189898F4B A95748E9197BF4E6F31312E646F63>

CAT_728g

補足 中学で学習したフレミング左手の法則 ( 電 磁 力 ) と関連付けると覚えやすい 電磁力は電流と磁界の外積で表される 力 F 磁 電磁力 F li 右ねじの回転の向き電 li ( l は導線の長さ ) 補足 有向線分とベクトル有向線分 : 矢印の位

学習指導要領

PowerPoint プレゼンテーション

OCW-iダランベールの原理

Microsoft Word - 201hyouka-tangen-1.doc

学習指導要領

表紙

Microsoft Word - 付録A,Bとその図

A B A E

木村の物理小ネタ ケプラーの第 2 法則と角運動量保存則 A. 面積速度面積速度とは平面内に定点 O と動点 P があるとき, 定点 O と動点 P を結ぶ線分 OP( 動径 OP という) が単位時間に描く面積を 動点 P の定点 O に

物理学 (4) 担当 : 白井 英俊

代表値

頻出問題の解法 4. 絶対値を含む関数 4.1 絶対値を含む関数 絶対値を含む関数の扱い方関数 X = { X ( X 0 のとき ) X ( X <0 のとき ) であるから, 絶対値の 中身 の符号の変わり目で変数の範囲を場合分けし, 絶対値記号をはずす 例 y= x 2 2 x = x ( x

スライド 1

Slide 1

情報処理Ⅰ

測量試補 重要事項

untitled

ネットショップ・オーナー2 ユーザーマニュアル

EPSON エプソンプリンタ共通 取扱説明書 ネットワーク編

ありがとうございました

EPSON エプソンプリンタ共通 取扱説明書 ネットワーク編

公務員人件費のシミュレーション分析


Transcription:

梁の図面と計算式 以下の梁の図面と計算式は鉄の溶接の設計に役立つと認められたものです 正 (+) と負 (-) が方程式に使用されている 正 (+) と負 (-) を含む記号が 必ずしも正しくない場合があるのでご注意ください また 以下の情報は一般向けの参考として提供されるもので 内容についての保証をするものではありません せん断図面において基準線の上は正 (+) です せん断図面において基準線の下は負 (-) です 正 (+) のせん断の左側の反作用は上向き (+) です 負 (-) のせん断の左側の反作用は下向き (-) です 正 (+) のせん断の右側の反作用は下向き (-) です 負 (-) のせん断の右側の反作用は上向き (+) です 基準線の上のは (+) ですファイバ上面の圧縮曲げ応力は角の接続部を開く作用をします 上面の圧縮 角を開く方向 圧縮応力としての同じ側の図 角を閉じる方向 基準線の下のは (-) です ファイバ下面の圧縮曲げ応力は角の接続部を閉じる作用をします スロープ角 θ 時計回りの回転は (-) 反時計方向の回転は (+) 次のページはいろいろな梁の図面と式が簡単に分かるようにしました 梁の型を数字で の型を大文字で示しています ある条件で 影響線 ( インフルエンスライン ) が重要な変数の影響を表すために入っています これらは基本的な梁の図面番号に対応しており 図面になるべく近いところに配置されています 圧力 -43

( 計算式は次ページ以降 ) 圧力各種梁の条件別の計算式の見出し 梁のタイプ 自由 案内付 支持 のタイプ 片持ち梁 短銃ん支持 支持 固定 固定 固定 固定 ====== はねだし単純梁 ====== 2 スパンの連続梁 集中 等分布 偏心分布 等偏分布 他の多スパン 条件につ いては 7 の説 明参照 3D 参照 圧力 -44

梁の図面と計算式 ( 続き ) 片持ち梁 ( カンチレバー ) 自由端に集中 片持ち梁 ( カンチレバー ) 全体に均等 支持点では 支持点では 片持ち梁 ( カンチレバー ) 任意の点に集中 片持ち梁 ( カンチレバー ) 自由端に一部分布 支持点では x>a の時 点では 支持点では x<b の時 x<b の時 x>b の時 圧力 -45

圧自由端から支持点まで一定増加 支持点では 力片持ち梁 ( カンチレバー ) せん断 力 片持ち梁 ( カンチレバー ) 自由端に付加 片持ち梁 ( カンチレバー ) 支持点から自由端まで一定増加 支持点では 片持ち梁 他端は案内付自由端案内端に集中 両端で 案内端では 圧力 -46

梁の図面と計算式 ( 続き ) 案内付 片側固定 他端は案内付自由端の梁 全長に均等両端支持の梁 任意の場所に集中 支持点では a<b の時最大 案内端では a>b の時最大 案内端では 点では 両端支持梁 梁の中心に集中 a>b の時 点では 点では x<l/2 の時 a<b の時 点では x<l/2 の時 終端では 終端では 圧力 -47

圧両端支持梁梁の中心に集中 x>a しかし x<(l-a) の時 終端では 両端支持梁端部から不等距離に不等集中 力 x>a しかし x<(l-b) の時 R1<P1 の時最大 R2<P2 の時最大 x>a の時 x>a しかし x<(l-b) の時 両端支持の梁スパン上に部分的に分散 a<c の時最大 a>c の時最大 x>a しかし x<(a+b) の時 x>a しかし x<(a+b) の時 x>(a+b) の時 a=c の時 x>a しかし x<(a+b) の時 圧力 -48

梁の図面と計算式 ( 続き ) 両端支持梁全長に均等 終端では 両端支持梁中心向かって均等に増加する x<l/2 の時 x<l/2 の時 終端では 両端支持梁片方の端に向かって増加する では 終端では 圧力 -49

圧(p= 圧力 psi m= 対象のパネルの幅 ) (* の数値は最大値の 98% 以下 ) 力タンク類の壁面に適用される梁の計算式 (x =.5193h の時 ) 最大は以下の条件で最少 ( 中間サポート 2 で負の ) ( 中間サポート 2 において ) 圧力 -50

梁の図面と計算式 ( 続き ) K1 の値 K2 の値 ( ) 圧力 -51

圧R1 では x =.422L の時 R1 では R2 では を一端に付加両端固定梁梁の中間に集中力両端支持梁 中心と端部では x<l/2 の時 両端支持梁任意の位置に付加 a>b の時 x=a では x=a では x>a の時 x>a の時 ではもしならば では もしならば の時 圧力 -52

梁の図面と計算式 ( 続き ) 両端支持梁任意の位置に付加 とが 0 では 終端では M1 と M2 の符号が逆の場合 上の式は有効 の実際の符号を使用 半曲点では Mx = ゼロで 両端支持梁任意の位置に集中 a<b の時最大 a>b の時最大 a<b の時最大 a= 1 /3L の時最大で a>b の時最大 a= 2 /3L の時最大で 点では (a>b で最大であり a=l/2 の時 ) 点では ( ここで K=a/L 且つ a<l/2) 圧力 -53

Ma M1 M2 及び 圧力 影響線 K 1 の値 付加 K 2( ) の値 圧力 -54

梁の図面と計算式 ( 続き ) 圧力 -55

圧 x>a の時しかし x<(a+b) x>a の時しかし x<(a+b) ( 右側 ) もし a>l/3 ならば x=l/3b でもし a<2l/3 ならば x>a の時 最大変位 a=.2324l の時 力両端固定梁梁の一部に部分均等両端固定梁を任意の位置に付加 x>a の時 で ( 左側 ) で 圧力 -56

梁の図面と計算式 ( 続き ) 影響線 (Mo) の位置が M1 M2 M+ および M- に与える影響 K の値 Mo の位置 (a) 圧力 -57

圧最大変位の影響線 実線は構造体の実際の変位点線は影響線 力 Mo の位置 (a) Mo の任意の位置に 対する最大変位の影響線 の時 K の値 圧力 -58

梁の図面と計算式 ( 続き ) 片側固定 片側支持梁中央に集中片側固定 片側支持梁任意の点に集中 固定点では 点では x<l/2 の時 点では 固定端では x>l/2 の時 x>a の時 点では x<l/2 の時 の時 x>l/2 の時 点では x>a の時 の時 圧力 -59

圧片側固定 片側支持梁全長に均等片側固定 片側支持梁一部に均等 x=3/8l で で力 x>a の時しかし x<(a+b) 片側固定 片側支持梁支持端に付加 x>(a+b) の時しかし x<l x>a の時しかし x<(a+b) x>(s+b) の時しかし x<l x=l/3 で 支持端で 圧力 -60

梁の図面と計算式 ( 続き ) 単純支持梁 はね出し有り支持間の任意の点に集中 点では では x>a の時 はね出しでは a>b の時 単純支持梁 はね出し有り先端に集中 で 支持間で はね出しで 支持間の地点 x = にて はねだし x1=a では 支持間では はね出しでは 圧力 -61

圧R2, では 支持間では はね出しでは 支持間では はね出しでは a=.414l の時 力単純梁 単純支持 はね出し有り全長に均等 では 支持間では はね出しでは 単純支持梁 両方にはね出し有り梁全体に均等 はね出しでは 支持点では 支持間では 終端では a=.207x 全長の時または a=.354l の時 圧力 -62

梁の図面と計算式 ( 続き ) 単純梁 単純支持 はね出し有り全長に均等 単純梁 単純支持 はね出し有り全長に均等 はね出しでは R2 では 支持間では はね出しでは では 支持間では はね出しでは 圧力 -63

圧力下図の連続する梁を考えてみます 3 理論 均等集中図 上の図は かけられたによる製のと 支持点にかかる負の固定の二つから合成されたものと考えることができます 隣接する二つのスパンには次の関係が成立します ここで M1 M2 M3 は一番目 二番目三番目の支持点の終端 L1 L2は一番目と二番目のスパンの長さ I1 I2は一番目と二番目のスパンの慣性 A1とA2は一番目と二番目のスパンの正の図の部分 a1とa2は一番目と三番目の外側の支持点正のの面積の図心間の距離この式を連続するスパンの対に適用することにより すべてのを見つけられます 圧力 -64

梁の図面と計算式 ( 続き ) 単純支持梁で 均等がかかっている場合の図は放射線です また集中は三角形の 図になります 下の図はこれらの面積を図心の距離を示します 均等 集中 面積 面積 図心への距離 図心への距離 圧力 -65

圧2 スパン連続梁片側のスパンの中心に集中 2 スパン連続梁片側のスパンの任意の点に集中 2 スパン連続梁一つのスパンに均等 力 点では 点では x=7/16l, では R2, では R2, では R2, では x<l, の時 圧力 -66

梁の図面と計算式 ( 続き ) ねじり応用のかかる部材 部材 支持端では ねじり図 均等トルク 支持端では 断面 a: 断面 b の時 断面 a: 断面 b: の時 断面 c: かつ 支持 圧力 -67