5 教5-1 教員の勤務時間と意識表 5 1 ( 平均時間 経年比較 教員年齢別 ) 中学校教員 調査年 25 歳以下 26 ~ 30 歳 31 ~ 40 歳 41 ~ 50 歳 51 ~ 60 歳 7:22 7:25 7:31 7:30 7:33 7:16 7:15 7:23 7:27 7:25

Similar documents
この章のポイント 高校での指導の実態からみる高校教育の課題 Benesse 教育研究開発センター研究員 岡部悟志 解説の時間 が中心の高校での授業中学校から高校にかけて生徒が様々なとまどいを感じていることは第 1 章で確認した通りだが その背景には中学校と高校とで大きく異なる指導の実態がありそうだ

資料1 団体ヒアリング資料(ベネッセ教育総合研究所)

❷ 学校の宿題をする時間 宿題に取り組む時間は すべての学年で増加した 第 1 回調査と比較すると すべての学年で宿題をする時間は増えている 宿題に取り組むはおよ そ 40~50 分で学年による変化は小さいが 宿題を しない 割合はになると増加し 学年が上がるに つれて宿題を長時間する生徒としない生

表紙(A4)

本日 2012 年 2 月 15 日の記者説明会でのご報告内容をお送りいたします 文部科学省記者会でも配布しております 報道関係各位 2012 年 2 月 15 日 株式会社ベネッセコーポレーション代表取締役社長福島保 新教育課程に関する校長 教員調査 新教育課程に関する保護者調査 小学校授業 国語

3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった

家庭における教育

高校生の心と体~報告書.indd

小学生の英語学習に関する調査

< F C18D E93788EF38D7590B B CC8F578C76834F E786C73>

1

報道関係各位 2012 年 1 月 25 日 株式会社ベネッセコーポレーション 代表取締役社長福島保 高校受験調査 ~ 高校 1 年生は自らの高校受験をどのように振り返っているのか ~ 高校受験を通じて やればできると自信がついた 71% 一方で もっと勉強しておけばよかった 65% 株式会社ベネッ

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

第 3 章 保護者との関わり 子育て支援 に来園する親子の平均組数は 国公立で 14.1 組 私立で 19.2 組だった ( 図 表 3-3-1) では どのようなことを親子は体験しているのだろうか 実施内容について複数回答で聞いたところ 私立幼稚園と国公立幼稚園で違いがみられた (

結果からの考察 中学校 高校の英語の授業では音声指導や文法指導などが多く 話す 書く を含めた言語活動がまだ十分に行われていないという課題が明らかになりました 中高生の英語によるコミュニケーション能力の向上のためには 従来の文法中心の指導からの脱却が求められます 英語教員の多くは 英語で表現する機会

man2

睡眠調査(概要)

Water Sunshine

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)

調査結果概要

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

< 受験生トレンド > 受験生に必須のアイテム 受験生の半数以上が勉強に SNS を活用 3 人に 1 人以上が活用している Twitter が第 1 位に 目的は モチベーションを上げたい 記録に残したい 共有して安心したい が上位に 勉強専門アカウントについては約 5 割が興味 約 2 割が活用

資料3 平成28年度京都府学力診断テスト 質問紙調査結果 28④ 28中① 27④ 27中① 平成28年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成28年度京都府学力診断テスト中学1年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト中学1

第 5 章管理職における男女部下育成の違い - 管理職へのアンケート調査及び若手男女社員へのアンケート調査より - 管理職へのインタビュー調査 ( 第 4 章 ) では 管理職は 仕事 目標の与え方について基本は男女同じだとしながらも 仕事に関わる外的環境 ( 深夜残業 業界特性 結婚 出産 ) 若

[1-12].indd

表 S3. 学校がある日は 朝 何時ごろ起きますか と ふだん 何時ごろ朝ごはんを食べていますか 学校がある日は 朝 何時ごろ起きますか 午前 6 時以降 午前 6 時 30 分より前 午前 6 時 30 分以降 午前 7 時より前 午前 7 時以降 午前 7 時 30 分より前 午前 7 時 30


Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

世の中の人は信頼できる と回答した子どもは約 4 割 社会には違う考え方の人がいるほうがよい の比率は どの学年でも 8 割台と高い 一方で 自分の都合 よりみんなの都合を優先させるべきだ は 中 1 生から高 3 生にかけて約 15 ポイント低下して 5 割台にな り 世の中の人は信頼できる も

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

[ 中学校男子 ] 1 運動やスポーツをすることが好き 中学校を卒業した後 自主的に運動やスポーツをする時間を持ちたい 自分の体力 運動能力に自信がある 部活動やスポーツクラブに所属している 3 運動やスポーツは大切 [ 中学校女子

スライド 1

news a

Microsoft Word - 02 ™²“¸„‰›Ê.doc

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)

5 児童生徒質問紙調査 (~P23) (1) 運動に対する意識等 [ 小学校男子 ] 1 運動やスポーツを [ 小学校女子 ] することが好き 1 運動やスポーツをすることが好き H30 全国 H30 北海道 6 放課後や学校が休みの日に 運動部や地域のスポーツクラブ以外で運動やスポーツをすることが

<4D F736F F D E9197BF A B83678C8B89CA8A5497AA2E646F63>

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

<4D F736F F F696E74202D C83728E8B92AE8AC28BAB82C68E8B92AE91D C98AD682B782E9837D815B F B835E C837294D E89E695D2816A2E707074>

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

Microsoft Word - ★調査結果概要3.17版new.doc

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

1 家庭生活について 朝食及び就寝時刻 早寝早起き朝ごはん の生活リズムが向上している ( 対象 : 青少年 ) 朝食を食べている 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1.2 今回 (H27) 経年 1.7 前回 (H22)

ニュースリリース AVON

Ⅲ 調査対象および回答数 調査対象 学校数 有効回答数児童生徒保護者 (4~6 年 ) 12 校 1, 校 1, 校 1,621 1,238 合計 41 校 3,917 ( 有効回答率 96.3%) 3,098 ( 有効回答率 77.7%) Ⅳ 調査の実施時期

小学校国語について

ビジネスパーソン外飲み事情

平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

< 先生方へ > 長崎県学力向上推進協議会では 子どもに確かな学力をつけていくためには 何 が大切か また 学力の向上を阻害している要因は何かなどについて 検討を重ね ています その中から次のようなことが指摘されました 1 家庭で毎日決まった時間に学習をする習慣をつけることが大切である 2 食事や睡

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

平成18年度

調査の結果 問 1 あなたの性別は 調査に回答していただいた生徒の性別は 男 が問 % 女 が 49.5% です 男 女 問 2 あなたは, 生まれてからずっと鈴鹿市に住んでいますか 生まれたときから鈴鹿市に ずっと住ん

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

Microsoft Word - 研究の概要他(西小) 最終

◎公表用資料

平成22年度

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

(4) 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めていただき また市民サービスを円滑に利用していただくために 広報紙や放送 ホームページなどさまざまな媒体により 市政情報をお届けしています 市民のみなさまのご意見をいただき 利用しやすく わかりやすい情報提供となり

平成29年高齢者の健康に関する調査(概要版)

「高齢者の日常生活に関する意識調査」結果(概要) 3

領域別レーダーチャート 教科の領域別に全国を 100 とした場合の全道及び根室市の状況をレーダーチャートで示したもの 小学校 : 国語 小学校 : 算数 国語 A( 話すこと 国語 B( 読むこと ) 聞くこと ) 国語 A( 書くこと

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

家族時間アンケート結果報告書 家族時間 に関する アンケート調査の結果 平成 23 年 6 月 福井県 - 1 -

<4D F736F F D E93785F8A7789C895CA5F8A778F438E9E8AD481458D7393AE814588D3977E5F8C8B89CA322E646F6378>

2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態 ファイル交換ソフトの利用率とその変化 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態 利用されてい

(3) 将来の夢や目標を持っていますか 平成 29 年度 平成 28 年度 平成

 

2 経年変化 ( 岡山平均との差の推移 ) (1) 中学校 1 年生で比較 ( 昨年度まで中学校 1 年生のみの実施のため ) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 国 数 語 学 基 礎 活 用 基 礎

M28_回答結果集計(生徒質問紙<グラフ>)(全国(地域規模別)-生徒(公立)).xlsx

(2) あなたは選挙権年齢が 18 歳以上 に引き下げられたことに 賛成ですか 反対ですか 年齢ごとにバラツキはあるものの概ね 4 割超の人は好意的に受け止めている ここでも 18 歳の選択率が最も高く 5 割を超えている (52.4%) ただ 全体の 1/3 は わからない と答えている 選択肢や

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

表 6.1 横浜市民の横浜ベイスターズに対する関心 (2011 年 ) % 特に何もしていない スポーツニュースで見る テレビで観戦する 新聞で結果を確認する 野球場に観戦に行く インターネットで結果を確認する 4.

<4D F736F F D DE97C78CA78F418BC B28DB895F18D908F DC58F49817A2E646F63>

Microsoft Word - 00.表紙.doc

結婚しない理由は 結婚したいが相手がいない 経済的に十分な生活ができるか不安なため 未婚のに結婚しない理由について聞いたところ 結婚したいが相手がいない (39.7%) で最も高く 経済的に十分な生活ができるか不安なため (2.4%) 自分ひとりの時間が取れなくなるため (22.%) うまく付き合え

平成 26 年度生徒アンケート 浦和北高校へ入学してよかったと感じている 1: 当てはまる 2: だいたい当てはまる 3: あまり当てはまらない 4: 当てはまらない 5: 分からない 私の進路や興味に応じた科目を選択でき

2. 調査結果 1. 回答者属性について ( 全体 )(n=690) (1) 回答者の性別 (n=690) 回答数 713 のうち 調査に協力すると回答した回答者数は 690 名 これを性別にみると となった 回答者の性別比率 (2) 回答者の年齢層 (n=6


調査結果からみえてきたこと 大学教育改革の渦中にあった 8 年間の学生の意識や学びの変化をまとめると 以下 3 点です (1) アクティブ ラーニング形式の授業が増え 自己主張できる学生が増加 大学の授業で際立って増加しているのが アクティブ ラーニングの機会です 特にこの 4 年間で ディスカッシ

本調査では 学習時間を十分に取っている子どもほど学業成績がよいという結果が明らかになりました 学習の 量 と 成績 は ある程度比例します この意味で 一定の学習時間を確保することは 学力を高めるのに重要な要素といえます しかし一方で 相対的に短い学習時間でも 学習方法の工夫によって成果を上げること

舞鶴市立学校教職員の勤務時間適正化に向けた取組方針 ~ 残る文化 から 帰る文化 への構築に向けて ~ ( 案 ) 平成 29 年月日 舞鶴市教育委員会 0

学校評価保護者アンケート集計結果 2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明

untitled

6. 調査結果及び考察 (1) 児童生徒のスマホ等の所持実態 1 スマホ等の所持実態 54.3% 49.8% 41.9% 32.9% % 78.7% 73.4% 71.1% 76.9% 68.3% 61.4% 26.7% 29.9% 22.1% % 中 3 中 2 中 1

A Research on Can-do Abilities and Ways of Teaching across Korea, China, and Japan

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)

2) 親子関係 家族との生活に満足している について と の調査と比較した 図 12-2 に 示しているように の割合は 4 かとも増加傾向が見られた 日 本 米 中

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

「高齢者の健康に関する意識調査」結果(概要)1

3-2 学びの機会 グループワークやプレゼンテーション ディスカッションを取り入れた授業が 8 年間で大きく増加 この8 年間で グループワークなどの協同作業をする授業 ( よく+ある程度あった ) と回答した比率は18.1ポイント プレゼンテーションの機会を取り入れた授業 ( 同 ) は 16.0

調査の結果5.xlsx

調査結果の概要

<4D F736F F D20828E30358FCD5F8FAC8A7D8CB4816A81698DC58F49816A2E646F63>

Transcription:

学校小中学校高校5-1 教員の勤務時間 勤務時間は長時間化している は小 中 高校教員のいずれも 11 時間 30 分以上 小学校教員のは 11 時間 54 分で よりも 25 分増加 中学校教員は 12 時間 30 分で 27 分の増加 高校教員は 11 時間 33 分で 17 分の増加となっている 小 中 高校教員のいずれも 勤務時間は増加傾向にある また 年齢層別にみると 若手教員のほうがベテラン教員に比べ は 1 時間以上長い さらに 同じ年齢区分 で経年で比較すると どの年齢層でもは早まり は遅くなっていることから 若年齢化だけが影響で なく 多忙化は進んでいるといえる ❺ 教員の勤務実態と意識 授業がある平均的な1 日についてうかがいます 図 5 1 睡眠時間 ( 平均時間 経年比較 ) 教員 98 年 未調査 87.7 18:10 睡眠時間 02 年 未調査 18:29 7:41 11 時間 12 分 18:53 5 時間 53 分 17 分増 7:36 11 時間 29 分 19:05 5 時間 51 分 7:27 11 時間 54 分 25 分増 19:21 5 時間 47 分 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 ( 時 ) 97 年 7:47 87.7 10 時間 58 分 18:45 睡眠時間 6 時間 26 分 02 年 未調査 50 分増 19:10 7:37 11 時間 48 分 19:25 5 時間 57 分 15 分増 7:30 12 時間 03 分 19:33 5 時間 54 分 7:23 12 時間 30 分 27 分増 19:53 5 時間 48 分 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 ( 時 ) 7:43 87.7 11 時間 16 分 18:59 睡眠時間 6 時間 06 分 17 分増 7:39 11 時間 33 分 15 分増 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 ( 時 ) 19:12 5 時間 55 分 注 1) は ( 学校に着く時刻 ) は だいたい午前何時ごろですか への回答を 6 時以前 を 5 時 30 分 8 時半以降 を 8 時 30 分のように置き換えて 無回 答 不明を除いて平均を算出した 調査の は 学校には 始業時刻の何分前に着きますか への回答を 始業 5 分前 を 5 分前 それ以上前 を 75 分前 のように置き換えて 無回答 不明を除いて平均を出し 8 時 15 分を始業時刻と仮定して算出した ( 教員勤務実態調査 ( 小 中学校 ) 報告書 2007 参照 ) 注 2) は 5 時以前 を 4 時 30 分 10 時以降 を 10 時のように 睡眠時間 は 4 時間以内 を 4 時間 9 時間以上 を 9 時間のように置き換えて 無回答 不明を除 いて平均を算出した は の平均からの平均までの時間を計算したもの 26

5 教5-1 教員の勤務時間と意識表 5 1 ( 平均時間 経年比較 教員年齢別 ) 中学校教員 調査年 25 歳以下 26 ~ 30 歳 31 ~ 40 歳 41 ~ 50 歳 51 ~ 60 歳 7:22 7:25 7:31 7:30 7:33 7:16 7:15 7:23 7:27 7:25 20:18 20:07 19:41 19:24 19:05 20:27 20:30 19:58 19:43 19:24 12 時間 56 分 12 時間 42 分 12 時間 10 分 11 時間 54 分 11 時間 32 分 13 時間 11 分 13 時間 15 分 12 時間 35 分 12 時間 16 分 11 時間 59 分 注 ) は 図 5 1 と同様に計算したもの 家で学校の仕事に費やす時間 は小 中学校教員とも減少傾向 授業がある平均的な 1 日についてうかがいます 図 5 2 平日の生活時間 ( 平均時間 経年比較 ) 教員 員の勤務実態( 分 ) 150 120 90 60 30 0 教材研究や授業準備に費やす時間 * 63.4 33.4 84.1 93.9 75.5 89.4 67.9 家で学校の仕事に費やす時間 31.5 30.7 91.8 57.7 24.7 家で新聞を読んだり 読書したりする時間 ** 教材研究や授業準備に費やす時間 * 家で学校の仕事に費やす時間 50.6 33.8 69.8 89.6 87.2 教材研究や授業準備に費やす時間 107.0 101.7 40.2 33.6 家で新聞を読んだり 読書したりする時間 98 年 02 年 97 年 02 年 61.7 54.9 32.3 31.9 家で新聞を読んだり 読書したりする時間 ** 92.8 46.3 23.1 43.4 家で学校の仕事に費やす時間 43.1 注 1) 家で学校の仕事に費やす時間 家で新聞を読んだり 読書したりする時間 教材研究や授業準備に費やす時間 ( 学校と家で行う時間の合計 ) は ほとんどしない を 0 分 3 時間以上 を 180 分のように置き換えて 無回答 不明を除いて平均を算出した 注 2)* 印は 小学校の 98 年調査 02 年調査 中学校の 97 年調査 02 年調査でたずねていない項目 ** 印は 小 中学校の 02 年調査でたずねていない項目 土日の出勤が ほとんど毎週 が中学校で 74.5% 高校で 52.4% あなたは どれくらいの頻度で土曜日または日曜日に出勤していますか 学校行事や部活動も含めてお答えください 図 5 3 土日の出勤状況教員 ほとんど毎週 2 週間に 1 日程度 1 か月に 1 日程度 年に 5~6 日程度 ほとんどない 無回答 不明 小学校 16.7 23.2 23.1 19.5 12.6 5.0 中学校 74.5 10.2 6.9 3.62.9 1.9 高校 52.4 21.6 12.1 7.0 5.7 1.1 27

指導に関して仕事の量や時間等に関し5-2 教員の悩み と悩みの上位項目は変わらず 小 中学校では 教材準備の時間が十分にとれない が目立つ 小 中学校教員はともに 教材準備の時間が十分にとれない 作成しなければならない事務書類が多い など日々の忙 しさに関する悩みが上位にあがっており この傾向は から変わっていない 一方 高校教員は 教育行政が学校現 場の状況を把握していない がもっとも高く 次いで 生徒の学習意欲が低い 義務教育段階の学習内容が定着していな い生徒が多い が続く あなたは 次のような悩みをどれくらい感じていますか 図 5 4 教員の悩み ( 経年比較 ) 教員 とてもそう思う + まあそう思う の % 特別な支援が必要な児童 生徒への対応が難しい 75.3 68.0 4 児童 生徒間の学力差が 66.8 大きくて授業がしにくい 65.5 67.7 5 児童 生徒の学習意欲が 46.5 低い 50.5 43.7 42.2 年間の授業時数が 51.5 足りない 40.0 子どもたち 生徒が何を 21.9 考えているのかわからない 19.9 13.1 義務教育段階の学習内容が 定着していない生徒が多い 教材準備の時間が 90.7 十分にとれない 91.3 90.5 作成しなければならない 87.5 事務書類が多い 84.2 84.9 教育行政が学校現場の 状況を把握していない 76.9 78.2 3 校務分掌の仕事が 65.5 負担である 63.3 62.2 て同僚や先輩に気軽に 相談しづらい 12.0 2 1 41.4 38.1 29.2 32.7 20.6 14.6 76.0 72.3 68.2 71.0 71.1 69.9 73.2 62.5 58.9 4 5 83.3 81.3 83.3 81.5 76.9 76.0 72.0 74.8 68.7 55.2 59.1 2 3 1 14.8 44.3 43.8 40.9 33.9 52.0 53.0 64.9 63.9 80.7 73.0 79.3 72.9 65.1 70.2 72.0 71.7 78.7 76.8 5 4 2 3 1 部活動の指導が負担である 63.6 61.2 63.6 48.9 51.9 0 20 40 60 80 100 注 ) 小 中 高校のそれぞれ上位 5 位までを 1~5 と表示している 28

5 教5-3 部活動指導と意識部活動指導を少なくしたいと考える教員が 6 割 地域社会や民間企業にゆだねるべきだと考える割合はほぼ半数 中学校教員のうち 部活動の主顧問をしている割合が 59.4% 副顧問のみが 36.2% である ( 図 5 5) 部活動への関わり方について 部活動指導を少なくしたい と考える教員が多く 全体の 6 割であった 年齢層別には 25 歳以下 では 積極的に取り組みたい という回答が 52.8% と多いが 年齢が上がるとともに減少し 51 60 歳 で は 32.1% となる 性別には 女性が 少なくしたい が 71.4% であるのに対し男性は 48.4% にとどまる ( 図 5 6) 部活動指導を学校で行うのか否かについて 地域社会や民間企業にゆだねるべきだ と考える割合は 51.2% と ほぼ半 数である 性別には 女性で ゆだねるべき が 60.0% であるのに対し男性は 45.7% と 23 ポイントの差がみられる ( 図 5 7) あなたは部活動の顧問をしていますか 図 5 5 部活動の顧問 ( 全体 ) 中学校教員 全体 (3,689) 主顧問 59.4 部活動の顧問をしていない 副顧問のみ 無回答 不明 36.2 2.6 1.9 員の勤務実態注 ) 主顧問には副顧問を兼務している場合を含む 部活動指導について あなたの考えはどちらに近いですか 各ペアについてあなたの考えに近い方の番号 に をつけて下さい 図 5 6 部活動指導に対する意識 1( 全体 教員年齢別 性別 ) 中学校教員 無回答 不明 全体 (3,689) 57.2 40.2 2.7 年齢別 25 歳以下 (288) 43.4 52.8 3.8 学習指導の準備などの時間を確保するために 部活動指導は少なくしたい 26~30 歳 (615) 31~40 歳 (933) 41~50 歳 (952) 46.7 55.1 62.5 50.1 3.3 42.2 2.7 35.7 1.8 生徒理解を深めるために 部活動の指導に積極的に取り組みたい 51~60 歳 (836) 65.4 32.1 2.5 性別 女性 (1,404) 71.4 25.4 3.2 男性 (2,276) 48.4 49.3 2.3 図 5 7 部活動指導に対する意識 2( 全体 性別 ) 中学校教員 無回答 不明 全体 (3,689) 51.2 46.0 2.8 部活動の指導は地域社会や民間企業にゆだねるべきだ 性別 女性 (1,404) 60.0 36.8 3.3 部活動の指導は 学校教育活動の一環として教員が行うべきだ 男性 (2,276) 45.7 51.8 2.4 29

小学校5-4 児童 生徒の様子 変化 小 中 高校とも受け身的な児童 生徒が増えたと感じている教員が多い 教員に最近の児童 生徒に対する印象をたずねた結果では 受け身的な児童 生徒 が 増えた と感じている教員が小 中学校で5 割前後 高校で 6 割にのぼる また 粘り強い思考力のある児童 生徒 は小 中 高校とも5 割程度が 減った と感じている 次に 校長に学校の児童 生徒の状況についてたずねたところ 小学校では 学習指導に困難を感じる児童 の割合が には 2 割以上 ( 2 割くらい + 3~4 割以上 ) が21.4% であったのに対し は35.6% に増加している 数年前と比べて 最近の児童 生徒はどう変わってきていると思いますか 図 5 8 児童 生徒の変化教員 受け身的な児童 生徒 家庭学習の習慣が身についている児童 生徒 粘り強い思考力のある児童 生徒 英語や外国に興味がある児童 生徒 知的好奇心の旺盛な児童 生徒 やる気や自信を持っている児童 生徒 自己表現力の高い児童 生徒 16.9 2.9 9.8 8.6 14.5 増えた 47.8 47.7 0.9 3.6 58.2 24.0 0.9 49.9 46.1 1.1 55.7 無回答 不明変わらない減った 39.4 0.9 4.1 63.7 25.5 1.0 57.8 32.6 1.0 57.2 27.3 1.1 11.9 2.1 7.2 7.0 13.6 52.9 39.9 2.9 4.3 50.7 34.5 2.8 46.0 48.9 3.0 32.3 増えた 無回答 不明変わらない減った 53.0 11.8 2.9 55.3 34.8 2.8 53.7 36.6 2.7 53.6 30.0 2.7 4.6 60.8 31.9 5.0 2.3 46.4 44.0 5.0 42.3 51.0 5.0 1.7 27.1 49.1 18.7 5.1 5.2 6.1 14.8 増えた 無回答 不明変わらない減った 47.2 42.5 5.0 50.4 38.5 5.0 49.1 31.1 5.0 0 20 40 60 80 100 貴校には 次のような児童 生徒がどれくらいいますか 図 5 9 児童 生徒の状況校長 経済的に困難を抱えている家庭の児童 生徒 学習指導に困難を感じる児童 生徒 ほとんど 1 割に 1 割 2 割 3~4 割 ほとんど 1 割に 1 割 2 割 3~4 割 無回答 くらい くらい 以上無回答 不明 くらい くらい 以上 不明 15.2 32.9 28.9 12.1 8.7 2.1 5.5 27.5 41.6 18.0 3.4 3.9 12.2 30.3 30.1 15.1 8.0 4.2 2.7 17.9 38.6 28.3 7.3 5.3 ほとんど 1 割に 1 割くらい 2 割くらい 3~4 割以上無回答 不明 ほとんど 1 割に 1 割くらい 2 割 3~4 割くらい以上 無回答 不明 4.0 29.1 31.9 21.1 11.5 2.3 3.5 24.4 41.2 20.6 6.5 3.8 4.1 22.5 30.5 23.3 13.1 6.5 3.4 19.2 39.3 22.8 9.1 6.2 ほとんどいない 1 割に満たない 1 割くらい 2 割くらい 3~4 割以上 無回答 不明 9.2 31.9 22.5 17.8 15.4 3.1 6.4 30.9 22.9 17.5 19.0 3.3 注 1) 3 4 割以上 は 3 4 割くらい と 5 割以上 の合計値 注 2) 学習指導に困難を感じる生徒 は高校にはたずねていない 30

5 教5-5 教員の満足度と意識 教員生活と私生活のバランス は と比べ小 中 高校教員のいずれも減少 小 中学校教員ともに 学習指導について の満足度は と比べ 7 ポイント程度高まった 一方 小 中 高校教 員いずれも 教員生活と私生活のバランスについて は 比で 7 ~ 12 ポイント程度低くなった 特に 学校段階別 で最も満足度が低くなった中学校教員について性別にみると 男性教員に比べ女性教員の満足度が低い この傾向はど の年齢層も同様である あなたは 教員として 次のようなことにどれくらい満足していますか 図 5 10 教員としての満足度 ( 経年比較 ) 教員 学習指導について とても満足している まあ満足している 1.3 1.7 51.2 49.4 52.5 51.1 3.2 55.0 58.2 7.1pt とても満足している まあ満足している 2.0 1.6 4.4 51.9 53.5 57.3 53.9 55.1 61.7 6.6pt とても満足している まあ満足している 4.2 56.7 4.8 56.4 60.9 61.2 員の勤務実態教員生活と私生活とのバランスについて 1.9 44.4 3.3 49.6 2.9 39.6 46.3 52.9 42.5 10.4pt 1.6 2.3 39.5 44.3 41.1 46.6 2.4 31.5 33.9 12.7pt 3.4 50.9 3.1 43.8 54.3 46.9 7.4pt 仕事のやりがいについて 22.0 63.2 85.2 23.0 60.5 83.5 18.5 62.3 80.8 教員生活全体を総合的にみて 5.1 68.9 8.0 71.4 9.9 67.8 74.0 79.4 77.7 5.9 66.5 6.7 71.8 9.9 66.8 72.4 78.5 76.7 8.8 70.9 10.4 67.4 79.7 77.8 0 20 40 60 80 注 1) は 調査比で5ポイント以上の増減のあることを示す 注 2) 内の値は とても満足している + まあ満足している の % 100 図 5 11 教員生活と私生活とのバランス の満足度 ( 性別 教員年齢別 ) 中学校 教員 教員生活と私生活とのバランスについて 25 歳以下 (140) 1.4 とても満足 まあ満足しているしている 女性 あまり満足していない まったく満足 無回答していない 不明 25.7 48.6 23.6 0.7 25 歳以下 (148) 4.7 とても満足 まあ満足しているしている 男性 あまり満足していない まったく満足 無回答していない 不明 30.4 46.6 17.6 0.7 26~30 歳 (232) 0.4 31~40 歳 (332) 0.6 41~50 歳 (397) 1.0 51~60 歳 (274) 1.1 24.6 48.7 25.9 0.4 25.9 51.2 22.0 0.3 25.7 49.6 23.2 0.5 32.5 48.9 16.8 0.7 26~30 歳 (383) 3.7 31~40 歳 (601) 2.8 41~50 歳 (555) 4.3 51~60 歳 (562) 2.5 24.8 42.0 29.0 0.5 29.3 43.4 24.0 0.5 高校 36.0 38.7 20.7 0.2 44.0 42.0 11.0 0.5 31