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4 単元構想図 ( 全 14 時間 ) 生徒の意識の流れ 表を使って解く 縦 (m) 0 8 横 (m) x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう1 ax = b (x + m) = nは平方根の考えで解くことができる x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう2 x +

英語                                    英-1

Taro-@いわてスタンダード中数20

○数学科 2年 連立方程式

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中学校第 3 学年数学科学習指導案 日 時 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時 対 象 第 3 学年 学校名 立 中学校 1 単元名 式の計算第 1 章式の計算 2 単元の目標文字を用いた簡単な多項式について 式の展開や因数分解ができるようにするとともに 目的に応じて式を変形したりその意味を読

第 ○ 学 年 ○ ○ 科 学 習 指 導 案

(1) 具体的な場面を通して正の数と負の数について理解し, その四則計算 (1) 正の数と負の数について具体的な場面での活動を通して理解し, その ができるようにするとともに, 正の数と負の数を用いて表現し考察する 四則計算ができるようにする ことができるようにする ア 正の数と負の数の必要性と意味

学習指導要領

数学○ 学習指導案

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学習指導要領

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(3) 指導観本時は 連立方程式の文章題を扱う最初の時間である 方程式の文章題は 個数と代金に関する問題 速さ 時間 道のりに関する問題 割合に関する問題 を扱う これらを解くときには図や表 線分図などを書くことが有効であることを生徒達は昨年度一次方程式の時にも経験している 一元一次方程式を利用する

25math3

学力スタンダード(様式1)

学習指導要領

中学 1 年生 e ライブラリ数学教材一覧 学校図書 ( 株 ) 中学 1 年 数学 文字式式の計算 項と係数 中学 1 年 数学 次式 中学 1 年 数学 項のまとめ方 中学 1 年 数学 次式の加法 中学 1 年 数学 77

Microsoft Word - 町田・全 H30学力スタ 別紙1 1年 数学Ⅰ.doc

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学習指導要領

中学 3 年数学 ( 東京書籍 ) 単元別コンテンツ一覧 単元ドリル教材解説教材 確認問題ライブラリ (OP) プリント教材 教材数 :17 問題数 : 基本 145, 標準 145, 挑戦 145 多項式と単項式の乗法 除法 式の展開 乗法公式などの問題を収録 解説教材 :6 確認問題 :6 単項

問 題

学習指導要領

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

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(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

学習指導要領

都道府県名

都道府県名

学習指導要領

学習指導要領

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

○学部 ○○科 学習指導案

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

数学科学習指導案 1 次方程式 ( 中学校第 1 学年 ) 神奈川県立総合教育センター < 中学校 高等学校 > 数学 理科授業づくりガイドブック 平成 22 年 3 月 問題つくりを題材として取り上げ 身近な生活の中にある数量関係を見いだし それを基に文章題を作らせる指導によって 自ら具体的な事象

2 単元名分数 3 単元の目標及び評価規準 (1) 目標 分数の意味とその表し方について理解するとともに 端数部分の大きさや等分してできる部分の大きさなどを表すときに分数を用いることができる (2) 評価規準 分数を用いると 整数で表せない端数部分の大きさや等分してできる大きさなどを表すことが でき

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

本時の展開

学習指導要領

Ⅰ 指導と評価の年間計画 及び 評価規準と単元計画 の作成の手引き 1 指導と評価の年間計画 についてこれは 次の 2 の 評価規準と単元計画 の全単元について その概要を記述したものである 生徒の学習活動に対するより適正な評価 及び生徒の学習の改善に生かされる評価 ( 指導と評価の一体化 ) の実

国語科学習指導案様式(案)

るかどうか, そして, その予想した事柄を ~は, になる という形で表現できるかどうかをみるものである 正答率は, 48.1% であり, 発展的に考え, 予想した事柄を ~は, になる という形で表現することに課題がある (3) 学習指導に当たって 事柄を予想することを大切にする数や図形について成

算数科学習指導案 指導者伊達詩恵 1 日時平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 1 組 22 名 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名文字と式 5 単元について 単元観 本単元は, 数量の関係を表す式についての理解を深め, 式に表したり, 式を読み取ったり

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学年第 3 学年 2 単元名 ( 科目 ) いろいろな関数の導関数 ( 数学 Ⅲ) 3 単元の目標 三角関数 対数関数 指数関数の導関数を求めることができる 第 次導関数の意味を理解し 求めることができる 放物線 楕円 双曲線などの曲線の方程式を微分することができる 4 単元の学習計画 三角関数 対

学習指導要領

中学 1 年数学 ( 東京書籍 ) 単元別コンテンツ一覧 単元ドリル教材解説教材 確認問題ライブラリ (OP) プリント教材 教材数 :8 問題数 : 基本 40, 標準 40, 挑戦 40 正の数 負の数などの問題を収録 解説教材 :3 確認問題 :3 数直線 数の大小と絶対値などの解説 確認問題

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第 3 学年算数科学習指導案 日時対象学校名授業者会場 平成 27 年 7 月 8 日 ( 水 )5 校時 13:40~14:25 第 3 学年均等割クラス 19 名町田市立町田第六小学校 2 階 3 年 1 組教室 1 単元名 かけ算の筆算 ( 学校図書 みんなと学ぶ小学校算数 3 年上 ) 2

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

(Microsoft Word - \217\254_\216Z_5_\216O\214\264\216s\227\247\216O\214\264\217\254.doc)

学習指導要領

( ) 除法の意味や割合の意味を理解することに課題があります 例 )A3(1) 120 cmの赤いテープの長さが白いテープの長さの 0.6 倍に当たるとき 二つのテープの長さの関係を表している図を選ぶ 県 31.3%( 全国 34.0%) A8 犬を飼っている 8 人が学級全体の人数の 25% に当

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

karisuutyuu25 指導カリキュラム(指導語い・表現)一覧表 数学 中学校用

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2 図形の定義や性質を見いだすための算数的活動を取り入れる 2 枚の長方形, 長方形と三角形,2 枚の三角形を重ねて四角形を作る活動を取り入れ, 向かい合う辺の平行関係に着目させたり, 長さに着目させたりしながら, 四角形を定義できるようにする コンパスや分度器, ものさし等を使って, 四角形の構成

2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

第6学年2組 算数科 学習指導案

s_052小4算数「面積のはかり方と表し方」北総

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

数学科学習指導案 指導者ステップコース隠地純子 平野未紗 ジャンプコース中村徳寿 1 日時平成 27 年 1 月 20 日 ( 火 )5 校時 2 学年第 1 学年ステップコース 12 人 ジャンプコース 19 人 3 単元名空間図形 立体の表面積と体積 4 単元について (1) 単元観中学校学習指

17-年間授業計画(1年数学).xlsx

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平成 0 年度高校 1 年 ( 中入 ) シラバス予定 授業計画月単元 項目内容時数 10 節三角形への応用数学 Ⅱ 1 章方程式 式と証明 1 節整式 分数式の計算 1 正弦定理 2 余弦定理 三角形の面積 4 空間図形の計量 参 内接円の半径と三角形の面積 発展 ヘロンの公式 1 整式の乗法と因

6 発展 3 次式の展開と因数分解補充問題, コラム (0.5) 技 整式を適切な形に整理することによって因数分解や計算ができる 見 レポート 式の展開と因数分解の違い 展開と因数分解の関係に関心をもち考察しようとする 関 第 2 節実数 (5) 4 実数 (1) 有理数と無理数の違い, および実数

平成23年度東京都教育研究員  地区発表公開授業

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

file:///D:/Dreamweaber/学状Web/H24_WebReport/sho_san/index.htm

< 中 3 分野例題付き公式集 > (1)2 の倍数の判定法は 1 の位が 0 又は偶数 ( 例題 )1~5 までの 5 つの数字を使って 3 ケタの数をつくるとき 2 の倍数は何通りできるか (2)5 の倍数の判定法は 1 の位が 0 又は 5 ( 例題 )1~9 までの 9 個の数字を使って 3

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評価規準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料|国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research

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能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

1 付けたい力 方法や理由等を言葉や数 式を用いて説明する力 第 5 学年算数科学習指導案 啓林館版 2 単元名 面積 3 単元目標 三角形や四角形の面積の求め方を考え 説明することができる 三角形や四角形の面積の公式を理解し 面積を求めることができる 三角形の高さと面積などの関係を調べ 比例してい

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テレビ講座追加資料1105

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(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

学習指導要領 ( イ ) 集合集合と命題に関する基本的な概念を理解し それを事象の考察に活用すること 向丘高校学力スタンダード 三つの集合について 共通部分 和集合を求めることができる また 二つの集合について ド モルガンの法則 を理解する ( 例 ) U ={ n n は 1 桁の自然数 } を

算数科学習指導案 広島市立 小学校教諭 1 日時平成 21 年 2 月 日 ( ) 2 学年 5 年 組 3 単元数量関係 割合とグラフ 4 単元について 本単元では, 百分率について理解し, それを用いることができるようにするとともに, 目的に応じて資料を分類整理し, それを円グラフや帯グラフを用

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Math-Aquarium 例題 図形と計量 図形と計量 1 直角三角形と三角比 P 木の先端を P, 根元を Q とする A 地点の目の位置 A' から 木の先端への仰角が 30,A から 7m 離れた AQB=90 と なる B 地点の目の位置 B' から木の先端への仰角が 45 であ るとき,

【大竹市】玖波小学校 算数「垂直・平行と四角形」(4年)HP

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数学 ⅡB < 公理 > 公理を論拠に定義を用いて定理を証明する 1 大小関係の公理 順序 (a > b, a = b, a > b 1 つ成立 a > b, b > c a > c 成立 ) 順序と演算 (a > b a + c > b + c (a > b, c > 0 ac > bc) 2 図

指導案 5年 算数

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第6学年 算数科学習指導案

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関数を活用することで現実世界の課題を解決できるということを通して, 生徒に関数の有用性を実感させたい そのために, 陸上競技トラックの問題 を用いて, 現実世界の課題から関数関係を見いだし, 表 式 グラフなどを用いて数学的に処理し, 現実世界の課題を解決する ことで, 関数を用いた問題解決の理解を

2 単元の構想 本単元の目標 関心 意欲 態度 平均を用いることのよさに気付き, 進んで身近な事柄の考察や表現に用いようとする 見方や考え方 平均の考えを用いて, 身近な事柄について考えたり, 表現の仕方を考えたりすることができる 技能 平均を求めたり, 平均から全体を求めたりできる また, それを

集合は, 概念が抽象的であると同時に, 記号による取り扱いが多くなるので, 常に具体的な例での指導を心がける 命題の真偽や必要条件, 十分条件などは, 集合の包含関係の図と関連付けて直感的に理解させる 対偶を利用する証明や背理法による証明などの間接証明法は, その考え方を理解させるように丁寧に指導す

Transcription:

中学校第 3 学年 数学 - 二次方程式 - 1 コアについて (1) 二次方程式 における他単元や他領域等との関連 第 3 学年 (1) 正の数の平方根について理解し, それを用いて表現し考察することができるようにする イ数の平方根を含む簡単な式の計算をすること () 文字を用いた簡単な多項式について 式の展開や因数分解ができるようにするとともに 目的に応じて式を変形したりその意味を読み取ったりする能力を伸ばす ア単項式と多項式の乗法及び多項式を単項式で割る除法の計算をすること 第 1 学年では 一元一次方程式とその解の意味を理解し 解き方について学習する 第 学年では 連立二元一次方程式とその解の意味を理解し 解き方について学習する イ簡単な一次式の乗法の計算及び次の公式を用いる簡単な式の展開や因数分解をすること (a+b) =a +ab+b (a-b) =a -ab+b (a+b)(a-b)=a - b (x+a)(x+b)=x +(a+b)x+ab (3) 二次方程式について理解し それを用いて考察することができるようにする ア二次方程式の必要性と意味及びその解の意味を理解すること イ因数分解したり平方の形に変形したりして二次方程式を解くこと ウ解の公式を知り それを用いて二次方程式を解くこと エ二次方程式を具体的な場面で活用すること 参考 高校 方程式と不等式 図形 ( 三平方の定理 ) 三平方の定理の応用場面などで 二次方程式を利用し より広く問題を解決する () 指導するための基本的な考え方 積み重ねを生かした指導 解を求めることに習熟するのではなく 一次方程式の解法に帰着したり 平方根の考えを活用しながら 二次方程式を解くための工夫について考えるよう指導する コアを身に付けるための数学的活動 既習の方程式では 解決できない問題の解法には二次方程式が必要であることを 道路や花壇の面積を求める数学的活動を通して理解できるよう指導する 指導上の工夫 具体的な問題について二次方程式を利用して解決を図るときは 特に式をつくる段階の指導に重点を置くよう工夫して指導する 生徒に定着の図られていない内容について 補充的な学習を指導過程に位置付けたりするなどの工夫をして指導する -1-

単元名二次方程式 3 単元の目標及び評価規準 (1) 目標 二次方程式の必要性とその解の意味を理解する 二次方程式を解くことができ それを利用できる () 評価規準 具体的な事象を通して 二次方程式及びその解に関心をもち 二次方程式を解こうとしたり 二次方程式を利用して 問題を解決しようとする 数学への関心 意欲 態度 因数分解や平方根の考え方を用いて二次方程式が解けることに気付き 二次方程式の解き方や解の意味を考察することができる 数学的な見方や考え方 二次方程式をつくることができ 因数分解や平方根の考えを利用して解をもとめたり その手順や解の適否を説明することができる 数学的な表現 処理 因数分解や平方根の考え方 解の公式を用いた二次方程式の解き方を理解している 数量 図形などについての知識 理解 4 単元の指導計画 ( 色付きの部分がコア ) 時間 主な学習内容 内容の理解と定着を図るためのポイント 二次方程式とその解 二次方程式を成り立たせる 正方形の一方の辺を 1 cm長くし他方の辺を 1 cm短くした長 方形の面積が4cmであったときの もとの正方形の一 xの値について調べること辺を長さを求めるなどの具体的な場面から立式し 二次方 1 程式が必要であることに気付かせる 二次方程式の解の意味は一次方程式と同じような扱いとなるが 相違について考え 一般に解が二つあるということに気付かせる 因数分解による解き方 因数分解によって一次式の積に変形し AB=0ならば 因数分解を利用した解き方 A=0 または B=0 であることを用いる方法による解き 3 形に適した解き方の工夫方では 既習の一次方程式の解法に帰着できることに気付 平方根の考え方による解き方 かせる 等式の変形によって x =kの形を導き 平方根の考え 4 平方根の考えを使って 二を用いる方法による解き方では 平方根を求めることに帰 次方程式を解くこと 着できることに気付かせる 5 xの係数が偶数の場合の二 解を求めることに習熟するのではなく 二次方程式を解く 次方程式の解き方 のに 因数分解や平方根の考えによるなど工夫して考える ようにする 数学的活動積み重ね積み重ね 6 解の公式による解き方 完全平方式を用いた 次方程式の解き方と比較しながら 解の公式について理解する 解の公式が導かれる過程を調べる 7 こと 解の公式を利用することにより 次方程式を能率的に解 解の公式を用いて 次方程 く方法として生み出された解の公式の有用性を見いだす 式を解くこと --

時間 主な学習内容 内容の理解と定着を図るためのポイント 二次方程式の利用 問題の解決により広く方程式が利用できることを実感させ 二次方程式を利用して 問る 題を解決する方法を考える ( 例 ) 第 学年の既習事項を踏まえ 文字を用いた式のよこと ( 本時案の例 ) さを繰り返し指導するとともに 二次方程式を用いて問 8 題を解決する具体的な問題を設定する 問題を解決する際に 一元一次方程式や連立二元一次方程 9 式 二次方程式を見通しをもって的確に用いることができるようにする 二次方程式のまとめとして個の学習状況に応じるため 個別学習やコース別学習などを設定し 既習事項の定着を図る 数学的活動指導上の工夫指導上の工夫 10 学習のまとめ -3-

5 本時 (8/10) (1) 目標 n 角形の対角線の本数を文字を用いて表し 二次方程式を利用して問題を解決することができる () 展開 指導のねらいと発問 学習活動 指導のポイント 評価 配慮事項等 既習事項の復習 年生の復習 本時で用いる問 n 角形の内角の和を 四角形 五角形とそれぞれについて 題や表は ワー 表す式とその求め方 考え n 角形の場合を求めた クシートなどに を振り返るして生徒に配付四角形五角形六角形七角形八角形 n 角形 n 角形の内角の和は する 三角形の数 3 4 5 6 n- どのような式で表すこ内角の和 180 180 3 180 4 180 5 180 6 180 ( n-) とができたでしょう か 頂点がnの多角形は 1つの頂点から 積 み 重 ね 年生で学習し その式はどのように 引いた対角線によって (n-) 個 第 学年で学習 たn 角形の内角 して求めたでしょう の三角形に分けることができる した内容を提示 の和の求め方を か 1つの三角形の内角の和は180 だ し 数量の関係 表や図を使って から n 角形の内角の和は180 を文字を用いて 確認する (n-) である 表すことのよさや必要性についての理解を深める 問題の提示 問題 今日は多角形の対角数学的活動 n 角形の対角線の本数を求めるにはど線の本数について考えうしたらよいか 第 学年で学習てみましょう した内容を発展 解決方法の検討 n 角形の対角線の本数を文字を用いた させた問題を示 式で表す し 解決への意 内角の和を求めたように表で考える 欲を高める 表を用いて考えてみましょう 対角線の数 四角形の対角線につ 1つの頂点からひいた対角線の本数は いて考えてみましょ 1 本である う 頂点が4つあるから対角線は4 本引く ことができる でも 全部で対角線 か所重なっているからをひいた 1 重なりをひく の数は 本です どう 同じ対角線を 回数えているのでで 考え方 で してでしょうか 割った 割る考え方につ いて より簡単 では五角形の対角線 1つの頂点からひいた対角線の本数は な方法を生徒が についても考えてみま 本である 問題を解決する しょう 頂点が5つあるから対角線は10 本引 中で考えさせる くことができる でも 全部で対角線 5か所重ねっているから5をひいた の数は5 本です どう 同じ対角線を 回数えているのでで してでしょうか わった 対角線の数 5-4-

指導のねらいと発問学習活動指導のポイント評価 配慮事項等 問題解決 ( 自力解決 ) ( 六角形について ) 六角形から八角形ま 1つの頂点からひいた対角線の本数は 既習事項が問題 個人で考えたり で考えてみよう 3 本である の解決に役立つ 相談したりする 頂点が6つあるから対角線は18 本引 ことを実感でき 時間を十分に保 くことができる るようにする 障する 9か所重ねっているから9をひく 同じ対角線を 回数えているのででわる ( 七角形 八角形については略 ) 対角線の数 5 9 14 0 問題解決 ( 相互交流 ) すべての頂点からひくことのできる本 物事の関係やき 対角線の本数を求め 数をで割れば対角線の本数を求める まりを見つけた るときに気を付けるこ ことができる り たどり着い とは何だろう た結果について 1つの頂点からひいた対角線の本数は 根拠を明らかに ( 評価 ) ではn 角形の対角線 (n-3) 本 し筋道立てて説 既習事項を活用 の本数を求めてみよ 頂点がn 個あるから対角線は 明し伝え合うよ しながら n 角 う n(n-3) 本引くことができる うにする 形の対角線の本 同じ対角線を 回数えているので 数を式で表すこ でわって n 角形の対角線の本数は とができる 数学 n(n-3) 的な見方や考え方 ( 机間指導 本と表すことができる ノート 発表 ) 対角線の本数は 四角形五角形六角形七角形八角形 n 角形 nn ( ー 3) 対角線の数 5 9 14 0 では 対角線が0 n(n-3) 本の多角形は八角形に本と表わせるので なるかどうか確かめて n(n-3) みよう どうすればよ =0 という式が成 いか り立つ この方程式を解けばよい 両辺にをかける ( 評価 ) 方程式を解いてみま n(n-3)=40 二次方程式を用 しょう n -3n=40 いて 具体的な n -3n-40=0 問題を解決する (n-8)(n+5)=0 ことができる n=8 n=-5 数学的な見方や考え方 ( 机 nは4 以上の整数でないと成り立たな 間指導 ノート 発表 ) いので -5は問題に適していない 求める多角形は八角形である 既習事項で学ん 確認の問題を行う だ考え方をもと 結果の確認と学習の n 角形の対角線の本数をもとに二次 に 新たな問題 まとめ指導上の工夫の解決に活用で対角線の本数が35 本である多角形は 二次方程式を用きることのよさ何角形ですか ( 十角形 ) いることのよさに気付かせる 方程式をつくり 解を求める を理解できるよ 学習を振り返る うに 立式し 具体的な問題を二次方程式を用いて解方程式を解く問題を設定する 決することができる 今日の学習から分かったことを自由記 述する -5-