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目 次 償却資産とは P1 5 償却資産の申告について P6 8 個人番号 ( マイナンバー ) 法人番号の記載のお願い P9 税額の算出方法について P10 固定資産税の軽減措置等 P11 12 提出書類の記入例償却資産申告書 P13 14 種類別明細書 P15 18 償却資産とは 会社や個人で工

Ⅰ 償却資産の申告について 1 申告が必要な方 個人及び法人を問わず 毎年 1 月 1 日現在 事業 を営んでいる方のうち 平成 30 年 1 月 1 日現在事業用の償却資産を所有されている方が対象となります なお 償却資産は自己が使用するもののほか 他者に貸し付けているものも含まれます 2 提出書

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平成21年度 固定資産税(償却資産)

Q1: 償却資産 ( 固定資産税 ) とはどのようなものですか? 償却資産 ( 固定資産税 ) の対象となるのは 平成 30 年 1 月 1 日現在において町田市内に所在し 法人や個人が事業用として所有する構築物 機械 器具 備品などの資産です 市への申告 ( 固定資産税の申告 ) と税務署への申告

Ⅰ 償却資産のあらまし 1 償却資産とは 固定資産税の対象となる償却資産とは 土地および家屋以外の事業の用に供する事ができる資産で その減価償却額が法人税法または所得税法の規定による所得の計算上 損金または必要な経費に算入されるもの ( 法人税または所得税が課されない者が所有するものを含む ) をい

下では特別償却と対比するため 特別控除については 特に断らない限り特定の機械や設備等の資産を取得した場合を前提として説明することとします 特別控除 内容 個別の制度例 特定の機械や設備等の資産を取得して事業の用に供したときや 特定の費用を支出したときなどに 取得価額や支出した費用の額等 一定割合 の

1. 申告対象となる償却資産とは 償却資産とは 土地及び家屋以外の事業の用に供することができる資産です その減価償却費が法人税法または所得税法の規定による所得の計算上損金または必要な経費に算入されるものをいいます 具体的には 構築物 ( 建物附属設備を含む ) 機械 装置 船舶 航空機 車両 運搬具

目 次 1 償却資産とは (1) 償却資産の種類と具体例 2 (2) 家屋との区分 2 2 課税の仕組み (1) 申告から課税までの流れ 4 (2) 評価額等の計算方法 Ⅰ 評価額の計算方法 5 Ⅱ 課税標準額の計算方法 6 Ⅲ 税額の計算方法 6 3 申告の対象 (1) 申告していただく方 7 (

日本基準基礎講座 有形固定資産

申告から納税通知書交付までの流れ 申告 毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日 ) 現在, 所有している償却資産について, 種類 取得 時期 価額 耐用年数等を 1 月 31 日までに, 資産の所在する市町村に申告し ます 登録 申告いだたいた資産について価格等を決定し, 償却資産課税台帳に登録します

TAC2017.indb

198 第 3 章 減価償却資産の取得価額 キーワード ソフトウエアに係る取得価額購入したソフトウエアの取得価額は 1 当該資産の購入の代価と 2 当該資産を事業の用に供するために直接要した費用との合計額とされています 引取運賃 荷役費 運送保険料 購入手数料 関税 その他の当該資産の購入のために要

平成16年度

法人の減価償却制度の改正に関するQ&A

償却資産申告説明書(あらまし)

安来市税につきましては 平素より格別のご協力をいただき厚くお礼申し上げます さて 固定資産税の対象となる償却資産の所有者は 地方税法第 383 条の規定により毎年 1 月 1 日現在において 安来市内に所在している償却資産について申告していただくことになっています つきましては この手引きをご確認の

Ⅰ 償却資産とは 1. 償却資産とは 固定資産税の対象となる償却資産とは 会社や個人の方が事業を営むために所有している土地及び家屋以外の有形の固定資産で その減価償却額又は減価償却費が 法人税法又は所得税法の規定による所得の計算上損金又は必要な経費に算入されるものをいいます 2. 償却資産の主なもの

半田市償却資産に関する取扱い等実施要領 第 1 章償却資産の概要 1. 要領の目的この要領は 固定資産税 ( 償却資産 ) に関する事務の取扱い等を定めることにより 適正な課税業務を実施することを目的とする 2. 固定資産税における償却資産固定資産税における償却資産とは 土地及び家屋以外の事業用資産

Ⅰ 法人関連税制 1 減価償却制度 2 年連続の大改正になった背景 減価償却制度については 平成 19 年度税制改正により 残存価額および償却可能限度額の取扱いが廃止される大改正が行われ 定率法はいわゆる 250% 定率法 と呼ばれる従来にない新しい計算の仕組みが採用されました そして平成 20 年

目 次 1 償却資産とは 1 2 少額資産について 2 3 家屋と償却資産の区分について 2 4 非課税 課税標準額の特例について 3 5 評価額 税額の計算について 3 6 太陽光発電設備 に係る固定資産税( 償却資産 ) について 5 7 申告書 明細書について 6 8 その他 6 1 償却資産

租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及


吉川市 平成 31 年度固定資産税償却資産申告の手引き Ⅰ 償却資産の申告について 1 申告していただく方 工場や商店の経営 駐車場やアパートの貸し付けなど 事業を行っている法人または個人の方は 地方税法第 383 条 ( 固定資産の申告 ) の規定により 毎年 1 月 1 日現在 吉川市内に所在す


Microsoft Word - アパート経営者用 申告の手引 酒々井町 2

Taro-H29償却資産申告の手引き

Microsoft PowerPoint - 第3講(並木).pptx

平成18年度

(3) 評価替え土地と家屋については, 原則として, 基準年度 (3 年ごと ) に評価替えを行い, 賦課期日 (1 月 1 日 ) 現在の価格を固定資産課税台帳に登録します 第 2 年度と第 3 年度は, 新たな評価を行わないで, 基準年度の価格をそのまま据え置きます ( 平成 30 年度が基準年

(3) 提出先城里町役場税務課固定資産税 G 茨城県東茨城郡城里町石塚 内線 123 (4) 申告の対象となる資産毎年 1 月 1 日現在において 事業の用に供することができる資産です 次の資産も申告が必要になります 1 償却済資産 ( 耐

改正 ( 事業年度の中途において中小企業者等に該当しなくなった場合等の適用 ) 42 の 6-1 法人が各事業年度の中途において措置法第 42 条の6 第 1 項に規定する中小企業者等 ( 以下 中小企業者等 という ) に該当しないこととなった場合においても その該当しないこととなった日前に取得又

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

平成13年度

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平成12年度償却資産申告について

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

1 償却資産とは 会社や個人で工場や商店等を経営している方が所有する 事業の用に供している構築物 機械 器具 備品 などであって 法人税法又は所得税法において損金又は経費に算入される減価償却の対象となる資産となります 償却資産の具体例 受変電設備 屋外電気設備 広告塔 看板 フェンス 門 塀 植栽な

Microsoft Word - 償却資産の手引き(HP用)

固定資産税 ( 償却資産 ) 申告の手引 申告書の提出先及び問合せ先 大阪府泉南郡熊取町野田 1 丁目 1 番 1 号熊取町役場総務部税務課固定資産税グループ TEL ( 直通 )

平成18年度

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - 不動産ファンドに関する国際財務報告基準 第6回.doc

Ⅰ 償却資産とは 1. 償却資産とは 固定資産税の対象となる償却資産とは 会社や個人の方が事業を営むために所有している土地及び家屋以外の有形の固定資産で その減価償却額又は減価償却費が 法人税法又は所得税法の規定による所得の計算上損金又は必要な経費に算入されるものをいいます 2. 償却資産の主なもの

1. 償却資産の申告について (1) 申告していただく方 読谷村内に事業用の償却資産を所有している方や読谷村内の事業所に償却資産をリースされている方は 地方税法第 383 条に基づき毎年 1 月 1 日現在所有している償却資産の内容を申告することになっています 資産の多少にかかわらず申告をお願いしま

申告の方法 1 申告しなければならない方 平成 31 年 1 月 1 日現在 ( 賦課期日 ) 守口市内で事業を営んでいる個人又は 法人で資産の所有者です 2 申告方法及び提出書類 1 平成 30 年度償却資産申告書を提出された方 前年度の種類別明細書 を同封しておりますので これに基づいて資産の異

平成 31 年度固定資産税 ( 償却資産 ) 申告の手引き 市の花つつじ 申告書の提出期限は 平成 31 年 1 月 31 日 ( 木 ) となります 申告時の注意点 期限間近になりますと窓口が大変混雑いたします お早めにご提出いただきますようご協力お願いいたします 1 月 1 日現在で前年度より資

償却資産の申告について 1. 償却資産とは 償却資産とは, 土地及び家屋以外の事業の用に供することができる資産で, その減価償却額又は減価償却費が法人税法又は所得税法の規定による所得の計算上, 損金又は必要な経費に算入されるもののうち, その取得価額が少額である資産その他の政令で定める資産以外のもの

減価償却資産台帳の入力マニュアル

目 次 1 償却資産とは頁 (1) 償却資産とは 3 (2) 償却資産の種類と具体例 3 (3) 家屋と償却資産の区分 4 2 償却資産の申告について (1) 申告していただく方 5 (2) 申告方法 5 (3) 申告書等の提出先 5 (4) 申告書等の提出期限 6 (5) 申告の対象となる資産 6

減価償却資産台帳の入力マニュアル

償却手引(HP用)

1 償却資産のあらまし 1 償却資産とは工場や商店の経営 駐車場やアパートの貸付などの事業を行っている法人や個人の方が その事業の用に供している 構築物 機械及び装置 船舶 航空機 車両及び運搬具 工具 器具及び備品 等の固定資産を償却資産といいます 具体的には その減価償却額または減価償却費が法人

平成17年度

2. 中小企業のための主な優遇制度 注 : 各項目に付記している番号は 関連する参考資料です 番号に対応する資料名などは 5~6 ページに掲載していますのでご参照ください [1] 中小法人等 に適用される主な優遇制度 紙面の都合により ここでは制度の種類と それに関連する参考資料の番号を紹介していま

Ⅰ 償却資産の申告について (1) 申告していただく方毎年 1 月 1 日現在 新宮町内に土地及び家屋以外の事業用の償却資産 ( 町内で貸し付けている資産も含む ) を所有している法人又は個人 (2) 申告の方法と提出書類申告書は提出用と控用の 2 部同封していますので 提出用のみ提出してください

目 次 Ⅰ 償却資産の概要 1 償却資産とは 1 2 償却資産の種類とその例 1 3 家屋と償却資産の区分 1 4 償却資産の一例 3 5 申告が必要となる償却資産の範囲 4 6 申告の必要がない資産 4 7 少額の減価償却資産の取扱い 4 8 非課税 課税標準の特例 5 9 税額等の計算方法 7

損金算入できる税金 1. 概要消費税の計算を税抜経理処理して決算時点で課税売上割合が 95% 未満になった場合 控除対象外消費税が出てきます この仮受消費税と仮払消費税の差額と 確定納付額のずれは 損金算入できます 課税売上割合が 80% 以上 95% 未満の場合は 全額を租税公課として損金計上でき

(1)償却資産とは

減価償却資産台帳の入力マニュアル

平成25年度

1. 償却資産とは 固定資産税における償却資産とは 土地 家屋以外の事業の用に供することができる資産で その減価償却額又は減価償却費が 法人税法又は所得税法上の規定による所得の計算上 損金又は必要な経費に算入されるものをいいます ただし その取得価額が小額である資産や特許権 ソフトウェア等の無形資産

1 償却資産とは (1) 償却資産とは 固定資産税における償却資産とは 事業の用に供することができる土地及び家屋以外の資 産で その減価償却額または減価償却費が法人税法または所得税法の規定による所得の計算上 損金又は必要な経費に算入されるものをいいます 例えば 会社や個人で事業を行っている方の事業の

目 次 < 償却資産のあらまし> 1 1 償却資産とは 1 建築設備における家屋と償却資産の区分 < 償却資産の申告 > 1 申告していただく方 提出書類 申告書の提出期限 申告時のお願い 5 実地調査協力のお願い 6 申告されない方 又は虚偽の申告をされた方 7 みなし課税について 8 過年度への

目 次 申告の方法申告していただく資産申告していただく必要のない資産課税標準の特例について課税標準額等の決定減価残存率表固定資産税の決定固定資産税の納期償却資産申告書の書き方種類別明細書 ( 増加資産 全資産用 ) の書き方種類別明細書 ( 減少資産用 ) の書き方お願い 1 ページ 1 ページ 2

1 償却資産とは

目次 1 償却資産とは 1 5 国税との主な違い 6 2 業種別による償却資産の具体例 2 6 評価と課税について 7 3 家屋と償却資産の区分 3 7 償却資産申告書記載要領 8 4 申告に際して 5 1 償却資産とは 固定資産税の課税客体となる償却資産とは 土地 家屋以外の事業の用に供することが

税務調査      業種別・狙われるポイント

(1)償却資産とは

償却資産申告書(償却資産課税台帳)の書き方


1 償却資産とは 会社や個人で工場や商店などを経営されている方や 駐車場 賃貸住宅 アパート等を貸し付けている方が その事業の用に供することができる資産 減価償却額または減価償却費が 法人税法又は所得税法の規定による計算上損金又は必要な経費に算入される資産 事業の用に供することができる とは 所有者

償却資産とは

CONTENTS 第 1 章法人税における純資産の部の取扱い Q1-1 法人税における純資産の部の区分... 2 Q1-2 純資産の部の区分 ( 法人税と会計の違い )... 4 Q1-3 別表調整... 7 Q1-4 資本金等の額についての政令の規定 Q1-5 利益積立金額についての政

改正による 固定資産奉行 での実務影響 ( 勘定奉行 と連動して 仕訳伝票を作成している場合 ) 1. 改正による実務への影響範囲を確認する 平成 23 年度の消費税法改正のうち 消費税申告書 と 付表 2 の様式の変更 還付申告に関する明細書の添付の義務化に関しては 保守契約にご加入のお客様に対し

Ⅰ 償却資産とは 償却資産とは 土地及び家屋以外の事業の用に供することができる資産で その減価償却額又は減価償却費が法人税法又は所得税法の規定による所得の計算上 損金又は必要な経費に算入されるもののうち その取得価額が少額である資産その他の政令で定める資産以外のもの ( これに類する資産で法人税又は

1 繰越控除適用事業年度の申告書提出の時点で判定して 連続して 提出していることが要件である その時点で提出されていない事業年度があれば事後的に提出しても要件は満たさない 2 確定申告書を提出 とは白色申告でも可 4. 欠損金の繰越控除期間に誤りはないか青色欠損金の繰越期間は 最近でも図表 1 のよ

減価償却資産台帳の入力マニュアル

2018年度償却資産(固定資産税)申告の手引き

平成21年度 償却資産(固定資産税)申告の手引き

291109償却資産申告の手引きWEB版

平成21年度

1. 償却資産について 償却資産とは 土地及び家屋以外の事業の用に供することのできる資産で その減価償却額又は減価償却費が法人税又は所得税法の規定による所得の計算上 損金又は必要な経費に算入されるもののうち その取得価額が少額である資産その他政令で定める資産以外のもの ( これに類する資産で法人税又

第4期電子公告(東京)

Q3. 資本金 500 万円で豊中市内の従業員が 60 人の法人です 均等割の金額を教えてください 豊中市の税率 ( 市町村によって違います ) 資本金等の額 * 従業者数 ( 豊中市内 ) 税額 ( 年額 ) * 50 億円超 10 億超 ~50 億円以下 1 億超 ~10 億円以下 1 千万超

目 次 Ⅰ 償却資産とは 1 償却資産とは 1 2 償却資産の種類と具体例 1 3 申告の対象となる資産 2 4 申告の対象とならない資産 2 5 少額資産と自動車 3 6 課税標準の特例規定の適用を受ける償却資産 4 7 非課税となる償却資産 4 8 リース資産 5 9 国税との主な違い 5 10

平成 31 年度 償却資産 ( 固定資産税 ) 申告の手引き 市政運営につきましては 日頃からご協力をいただき厚くお礼申しあげます 固定資産税の対象となる償却資産の所有者は 地方税法第 383 条の規定により毎年 1 月 1 日現在に所有している償却資産を当該償却資産の所在市町村長に申告することにな

1 特別償却の適用例 コネクテッド インダストリーズ税制 (IoT 税制 ) よくあるご質問補足資料 例 ) a. 5,000 万円の課税対象設備を購入 ( 対象設備の法定耐用年数は 5 年とする ただし の計算法は 定額法 とする ) 5,000 万円 5 年 = 1000 万円 b. 当年度で

目 次. 償却資産の申告について P. 償却資産申告書の記入方法 P8. 償 却 資 産 と は P 6. 種類別明細書 ( 増加資産 全資産用 ) の記入方法 P9 3. 償却資産の評価と課税 P4 7. 種類別明細書 ( 減少資産用 ) の記入方法 P0 4. 課税標準の特例について P6. 償

 

償却資産の申告についての概要

目 次 Ⅰ 償却資産の申告について 1 申告しなければならない方 2 申告期間 3 提出する書類 4 リース資産について 5 その他 Ⅱ 償却資産とは 1 償却資産とは 2 償却資産の種類 3 申告の対象となる資産 対象とならない資産 4 建築設備における家屋と償却資産の区分

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償却資産とは

1 仮想通貨の売却問保有する仮想通貨を売却 ( 日本円に換金 ) した際の所得の計算方法を教えてください ( 例 )3 月 9 日 2,000,000 円 ( 支払手数料を含む ) で4ビットコインを購入した 5 月 20 日 0.2 ビットコイン ( 支払手数料を含む ) を 110,000 円で

現段階での状況に基づく内容になりますので今後変更の可能性がありえます 項目内容回答 ( 対応方針 ) 説明先今後の備考 8 対象者 本税制の対象となる法人に制限はあるのか 青色申告書を提出する法人であれば 業種 資本金規模を問わずに対象となる予定です 本税制の対象となる設備は ソフトウェア 器具備

平成 31 年度 (2019 年度 ) 償却資産 ( 固定資産税 ) 申告の手引 掛川市 市税務行政につきましては 日頃から格別の御理解と御協力をいただき厚くお礼申し上げます さて 固定資産税は 土地や家屋のほかに償却資産 ( 事業用資産 ) についても課税の対象となります 償却資産を所有されている

スライド 1

2. 実務への影響度合 ( 作業負担 ) を確認する 個別対応方式 を採用する場合だけ ご確認ください 個別対応方式 を採用する場合は 固定資産奉行 において 資産ごとの 仕入対象区分 の設定が適切に設定されているかがポイントになります 資産ごとに適切な 仕入対象区分 を設定して登録することで 仕訳

目次 頁 Ⅰ 償却資産とは 1 償却資産とは 1 2 償却資産の主な業種別具体例 1 Ⅱ 償却資産の申告について 1 申告していただく方は 2 2 提出していただく書類は 2 (1) はじめて申告をされる方 (2) 前年度までに申告をされた方 (3) 電算処理により全資産申告をされる場合 (4) 該

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償却資産に関する Q&A 平成 26 年 1 月 8 日作成 Q.1 わずかな償却資産しかありません 申告の必要はありますか 償却資産の免税点は 150 万円です 課税標準額が 150 万円未満の場合は課税されませんが 課税されるかどうかは申告書を基に課税標準額を算出して決定しますので 資産の多少にかかわらず申告をお願いします資産の多少にかかわらず申告をお願いします Q.2 耐用年数を経過し 減価償却を終えた資産も申告しなければなりませんか 償却済となった資産でも その資産が事業の用に供することができる状態にある限り 償却資産として申告する必要があります 固定資産税では そのような場合でも固定資産税では そのような場合でも取得価格の 5% が評価額の最低限度額として残ります Q.3 補助金などで購入した資産資産の取得価額はどうなりますか 所得税法及び法人税法と異なり圧縮記帳の制度はありませんので 公的機関の補助金等で購入した資産については 補助金等も含んだ額が取得価額となります Q.4 少額資産は申告の対象になりますか 少額資産については 取得価額が同じでも償却資産 ( 固定資産税 ) の申告が必要かどうかは 会計処理 ( 償却方法 ) の選択によって異なります 次の資産は申告の必要はありません次の資産は申告の必要はありません 耐用年数が 1 年未満の資産 10 万円未満の資産のうち 一時に損金算入する資産 ( 下表 1)

20 万円未満の資産のうち 3 年で均等償却する資産 ( 下表 2) ファイナンス リース取引に係るリース資産で 当該リース資産の所有者が当該リース資産を取得した際における取得価額が 20 万円未満のもの ( 平成 20 年 4 月 1 日以降 ) 取得価格償却方法 10 万円未満 10 万円以上 20 万円未満 20 万円以上 30 万円未満 30 万円以上 個別減価償却 中小企業特例 一時損金算入 1 外 3 年一括償却 2 外 外 Q.5 現在使用していない資産も申告は必要ですか 事業の用に供することができるものについては 償却資産の申告の対象となります したがって稼動を休止している いわゆる遊休資産遊休資産や 使用していない 使用していない未稼働資産も未稼働資産も申告をお願いします申告をお願いします ただし 賦課期日現在使用していない資産で 将来他に転用する見込みもないまま 解体又は撤去もなされないような廃棄同様の状態にあるもの及び将来において使用できないことが客観的に明確であり 税務会計上も有姿除却しているものであれば 申告の対象外です

Q.6 家屋における附帯設備について家屋と償却資産の区分について教えてください 家屋所有者が所有する電気設備 衛生設備 空調設備 防災設備 運搬設備等の附帯設備で家屋に取り付けられ 家屋と構造上一体となっており 家屋の効用を高めるものについては 固定資産税における家屋の課税客体となります となります 以下のとおり整理されますとおり整理されます 設備の種類発変電設備動力用配線配管設備電灯照明設備電話設備電気時計設備 償却資産とするもの自家用発電設備 受変電設備 ( 配線等を含む ) 特定の生産又は業務用設備ネオンサイン スポットライト 投光器 屋外照明設備 電話機 交換機等の装置 器具類時計 配電盤等の装置 器具類 家屋に含めるもの左記以外の設備 屋内照明設備 配線 火災報知装置屋外の装置 ( 配線を含む ) 屋内の装置 ( 配線を含む ) 消火装置 消火栓設備のホース ノズル 消火器 消火栓設備 スプリンクラー 中央監視制御装置制御装置 ( 配線を含む ) 運搬設備避雷設備 換気設備 衛生設備し尿浄化槽設備 工場用ベルトコンベアー右記以外の設備 エレベーター エスカレーター設備一式家屋と一体となっている設備 給湯設備局所式給湯設備 ( 湯沸かし器等 ) 中央式給湯設備

設備の種類給排水設備ガス設備冷暖房装置 償却資産とするもの屋外の給水 排水設備 特定の生産又は業務用給水 排水設備屋外のものルームエアコン 家屋に含めるもの先以外の屋内の給水 排水設備屋内のもの 家屋と一体となっている設備 厨房設備洗濯設備特殊設備 ( 屋外設備 ) 特殊設備 ( 立体駐車場 ) 事業用の設備一式 ( 百貨店 旅館 ホテル キッチンユニット飲食店 病院 社員食堂等 ) 事業用の設備一式 ( 旅館 ホテル クリーニング業 病院等 ) 門 塀 植栽 舗装路面 砂利敷き 擁壁 屋外排水溝 庭園 その他土地に土着した鉄骨等の非常階段 ポーチ テラス土木設備 看板 ポール等機械式駐車場 ( 機械 ) パレット式立体駐車場 2 段式昇降駐車装置 特殊設備 ( 間仕切り ) 簡易間仕切り ( 臨時的 反復的に設置 撤去が可能なもの ) 間仕切り ( 床から天井まで密着しているもので取り外しが困難なもの ) ( 注 ) 一般的な区分の例示であり 必ずしもこの例示によらない場合があります Q.7 私は家屋の所有者ではありませんが テナントとして入居している建物に内装や電気 給排水設備等を施工しました 私は償却資産として申告する必要がありますか 申告する必要があります ( 地方税法第 343 条第 9 項 )

Q.8 取得価額とは 資産の購入代金のことですか 他から購入した場合の取得価額場合の取得価額には 原則として その資産の購入代価とその資産を事業の用に供するために直接要した費用が含まれます また 付帯費 ( 引取運賃 荷役費 運送保険料 購入手数料などその資産の購入のために要した費用 ) も含まれます 自分で建設 製作 製造した場合は そのための材料費 労務費 自分で建設 製作 製造した場合は そのための材料費 労務費 経費経費に付帯費の額を加えた金額がそれになります Q.9 償却資産の取得価額を算定する場合 消費税については どのように取り扱えばいいですか 税務会計上で採用している経理方式によることになります 法人税または所得税において 税抜経理方式を採用している場合は消費税を含まない金額となり 税込方式を採用している場合は消費税を含んだ金額で申告していただくことになります Q.10 誤った内容で申告をしました 修正申告をお願いします 内容に応じて税額を年度途中において修正します Q.11 会社の決算は 3 月末ですが 償却資産の申告は必要ですか 必要です 固定資産税の賦課期日 ( 課税の基準日 ) は 1 月 1 日ですので 決算期にかかわらず 1 月 1 日の状況について 1 月 31 日までに申告してください

Q.12 減価償却をしていない資産 ( 簿外資産 ) は 固定資産税 ( 償却資産 ) の申告の対象になりますか? 減価償却をしていない資産 ( 簿外資産 ) であっても 事業の用に供することができるものについては 償却資産の申告の対象対象となります Q.13 資産の増減がないのですが 償却資産の申告は必要ですか 申告が必要です 増減がない場合は 資産の内容を確認のうえ 押印して提出してください Q.14 中古資産を取得したのですが 取得価額や耐用年数はどうなりますか? 法人税法または所得税法に基づく国税申告時の減価償却の際に採用した取得価額, 耐用年数を用いることになります 中古資産を取得した場合も 基本的には法定耐用年数により減価償却をします ただし それでは実態に合わない場合 ( 例その中古資産を事業の用に供するために支出した資本的支出の金額がその中古資産の再取得価額の 50% に相当する金額を超えない場合など ) は その中古資産を事業の用に供した時以後の使用可能期間を見積り これを耐用年数として減価償却計算をすることができます ( 見積法 ) また 使用可能期間の見積りが困難であるときは 以下により計算した年数を残存耐用年数とすることができます ( 簡便法 ) 法定耐用年数の全部全部を経過した中古資産残存耐用年数 = 法定耐用年数 20% 法定耐用年数の一部一部を経過した中古資産残存耐用年数 =( 法定耐用年数 - 経過年数 )+ 経過年数 20% 上記計算の結果 1 年未満の端数があるときは その端数を切り捨てた年数となります また 計算の結果 2 年に満たない場合は 2 年となります ( 減価償却資産の耐用年数に関する省令第 3 条ほか ) < 例 > 法定耐用年数 10 年の機械で事業供用後 6 年経過したものを取得した場合 (10 年 - 6 年 )+ 6 年 20% = 5 年