大学進学と就職に関する調査 今春卒業予定の大学生 大学院生に対して 大学受験時にどのような進学先選びをおこなったか 大学 学後の満 度はどうだったかを尋ね 就職先企業の志望度や専攻分野との関連性を調べた その結果 将来のキャリアを 据えて進路選びをすることで 満 度の高い大学生活を送ることができ 就

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H31 入学時アンケート 全学科 専攻 平成 31 年度入学時アンケート報告用.xlsx 平成 31 年度入学時アンケート 全学科 専攻 実施日 : 平成 31 年 4 月 3 日 ( 水 )~5 日 ( 金 ) 調査方法 : 集合法 ( 学科 / クラス ) による 自記入式質問紙調査 調査対象

3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった

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< 受験生トレンド > 受験生に必須のアイテム 受験生の半数以上が勉強に SNS を活用 3 人に 1 人以上が活用している Twitter が第 1 位に 目的は モチベーションを上げたい 記録に残したい 共有して安心したい が上位に 勉強専門アカウントについては約 5 割が興味 約 2 割が活用

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調査結果からみえてきたこと 大学教育改革の渦中にあった 8 年間の学生の意識や学びの変化をまとめると 以下 3 点です (1) アクティブ ラーニング形式の授業が増え 自己主張できる学生が増加 大学の授業で際立って増加しているのが アクティブ ラーニングの機会です 特にこの 4 年間で ディスカッシ

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1 9: P.5 P.5,10 P.6 P.7-8 P.10 P.10 P.10 P.3 P.10 P.11 P.11 P.11

3-2 学びの機会 グループワークやプレゼンテーション ディスカッションを取り入れた授業が 8 年間で大きく増加 この8 年間で グループワークなどの協同作業をする授業 ( よく+ある程度あった ) と回答した比率は18.1ポイント プレゼンテーションの機会を取り入れた授業 ( 同 ) は 16.0

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大学進学者の志望校検討時の重視項目 “教育内容”と“地元進学・学費”への関心が高まるー高校生の進路選択に関する調査「進学センサス2013」より、進路選択意識についてー

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問 4D 専門科目( 実験 ) 受講していない 不熱心 やや不熱心

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1. 現在の英語力 まず 現在の英語力について尋ねた ネイティブレベル という回答が 15.0% ビジネスレ ベル が 67.5% で ビジネスで英語を使うことができる学生は 8 割を超えている (82.5%) 国 内の大学 大学院で学ぶ学生 ( 以下 ) の英語力は ネイティブレベル が 1.1%

2) 親子関係 家族との生活に満足している について と の調査と比較した 図 12-2 に 示しているように の割合は 4 かとも増加傾向が見られた 日 本 米 中

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5-1. 高大連携活動の実施状況 高校生のの通常授業の履修 聴講が入学後にの単位となる制度を 15% が実施 高大連携活動としてたずねた項目のうち 多く実施されているのは 高校への出張授業 93.5% 次いで オープンキャンパス以外の高校生向けの公開講座 授業 ( 高校での単位付与なし ) 69.0

1. 参加したインターンシップの内容 最初に 学生モニターが参加したインターンシップの概要を確認したい まず参加時期を見ると 前年調査に引き続き 2 月 が最も多い ただし 割合は下がり (28.4% 24.9%) 代わりに 8 月 が増えるなど (18.1% 20.8%) 前倒しの傾向が見て取れる

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56 語学教育研究所紀要 Vol.10 上記項目を前年度と比較すると, 数値はほとんど変わらない データの分析及び考察は別稿にゆずることにし, ここでは前年度と大きく異なる点は自由記載が多くなったことであることを指摘したい 回収回答者の半数近くが自由記載に積極的だった 昨年度は教師に対する感謝の言葉

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受付番号 宮城県小牛田農林高等学校長殿 平成 年 月 日 志願する課程, 学科, コース 部 : 全日制課程農業技術科農業科学コース 次の 1,2 のうち, 満たしている条件の にチェックをすること 2 の場合 (1)~(3) のいずれか 1 1~3 年生の全教科の評定平均値が4.0 以上の者 2

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年卒者の就職就職活動状況 [1] 内定状況 ( 前年度と比べて ) 2019 年卒者 ( 現大学 4 年生 ) の内定状況を尋ねた 前年度と比較して 高まっている という大学が約 4 割で (37.3%) 低下している (2.8%) を大幅に上回った 前年調査では約半数の大学が 高まっ

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大学進学と就職に関する調査 今春卒業予定の大学生 大学院生に対して 大学受験時にどのような進学先選びをおこなったか 大学 学後の満 度はどうだったかを尋ね 就職先企業の志望度や専攻分野との関連性を調べた その結果 将来のキャリアを 据えて進路選びをすることで 満 度の高い大学生活を送ることができ 就職の際にもカギとなることが確認できた 目次 Ⅰ. 大学進学と就職について (1) 入学した大学の志望順位と大学 活の満 度 (2) 学の志望理由と進学先選択時のキャリア意識 (3) 就職先企業の志望度と専攻分野との関連性 (4) 就職活動で有利だと思う学部 学科 Ⅱ. 進学時のキャリア意識と 学 活および就職の満 度の関係 (1) キャリア意識と 学 活満 度 の相関性 (2) キャリア意識と 専門分野との関連性 就職先企業志望度 の相関性 Ⅲ. 進学先選びのポイント (1) 学した 学 学部 学科を志望した理由 ( 進学時のキャリア意識別 ) (2) もし大学受験をやり直せるとしたら (3) オープンキャンパス参加経験 Ⅳ. コメント集 調査概要 調査対象 :2018 年 3 月に卒業予定の大学 4 年 のうち就職先企業を決定した人 ( は 学院修 課程 2 年 含む ) 回答者数 :761 人 ( 男子 227 系 231 男 188 115 人 ) 調査方法 : インターネット調査 調査期間 :2017 年 12 月 15 20 日 サンプリング : キャリタス就活 2018 学生モニター 調査機関 : 株式会社ディスコキャリタスリサーチ / キャリタス進学事業企画部 理 男 大学設置区分 就職先企業の業種 サービス業など 39.8 60.2 45.5 男子 54.5 私 56.0 国公 44.0 24.3 製造 40.1 IT 13.3 商社 流通 融 7.8 14.6 1

Ⅰ. 大学進学と就職について (1) 学した 学の志望順位と 学 活の満 度 入学した大学 学部 学科の志望順位 ( 受験時何番目の志望だったか ) 第 1 志望第 2 志望第 3 志望第 4 志望以下 15.9 13.7 49.7 13.5 15.5 49.8 13.9 16.5 49.5 20.8 21.2 20.1 回答者の約半数 (49.7) は 第 1 志望の大学に入学 第 4 志望以下の大学に入学した人はの 15.9 理ともに 8 割以上が志望順位の高い ( 第 1 3 志望 ) 大学に入学している 学 活の満 度 満 度 100 90 80 70 60 満 度 50 以下 18.0 15.1 28.6 16.8 8.5 12.9 平均値 76.1 17.5 16.6 27.9 16.6 7.6 13.8 76.2 18.8 12.9 29.7 17.2 9.9 11.6 76.1 0 25 50 75 100 満 度 80 の回答割合が最も高く (28.6) 満 度 50 以下 は 12.9 満 度の平均値は 76.1 で 総じて大学生活への満 度は高い 理による きな差は られない 満 度 100 の理由 自分の学びたかったことについて学ぶことができた 尊敬する教授や友人に出会えた < 男子 > 学びたいことに打ち込むことができ 就職先にも概ね満足している < 男 > 学部では幅広く学べて 思っていたよりも充実した大学生活を送れたから < 系 > 満 度 50 以下 の理由 専攻分野とはまったく異なる業界に就職することを決め 大学での学びに意味がなかったように感じている < 系 > 学部卒ではあまり就職に強くない学科で 就職活動に対するサポートもほとんどなかった < 男 > 英語教育や国際系の科目に期待して 学したが 実際には非常に国際系の科目が少なく 留学等の補助 やサポートも微妙だった < 男子 > 2

(2) 学の志望理由と進学先選択時のキャリア意識 入学した大学 学部 学科の志望理由 (15 項目中上位 10 項目 ) 1 偏差値 ( 難易度 ) 62.8 62.7 (1) 63.0 (1) 2 学べる内容 目指せる資格 52.6 49.8 (2) 56.8 (2) 3 学校の 地 43.6 43.0 (4) 44.6 (3) 4 学校の知名度 40.5 43.4 (3) 36.0 (4) 5 試験科目 23.0 25.1 (5) 19.8 (7) 6 就職率 就職先 21.8 22.1 (7) 21.5 (5) 7 学校の雰囲気 21.0 22.5 (6) 18.8 (8) 8 入試方式 19.1 20.7 (8) 16.5 (10) 9 学費 生活費 18.3 16.6 (9) 20.8 (6) 10 親の意 16.0 15.5 (10) 16.8 (9) ( ) 内 理別の順位 最も多かったのは 偏差値 ( 難易度 ) で 62.8 次いで 学べる内容 目指せる資格 52.6 理の差が きい項目は 学校の知名度 と 学べる内容 目指せる資格 学校の知名度 はの方が 7.4 ポイント高い ( 43.4 36.0) 学べる内容 目指せる資格 はの が 7.0 ポイント高い ( 49.8 56.8) 進学先選択時のキャリア意識度 ( 将来のキャリアや就職を意識して選んだか ) 進学時にキャリアを とても意識して選んだやや意識して選んだあまり意識しなかったまったく意識しなかった 17.0 37.8 33.2 12.0 16.8 38.6 33.4 11.1 17.2 36.6 33.0 13.2 0 25 50 75 100 進学先を選ぶ際 将来のキャリアや就職を とても意識した あるいは やや意識して選んだ のはの 54.8 過半数がキャリアを意識した進学先選びをおこなっていた ただし とても意識した と回答したのは 17.0 で 2 割弱にとどまった 理による きな差は られない 3

(3) 就職先企業の志望度と専攻分野との関連性 就職先の企業の志望度 (0 から 10 の 11 段階で評価 ) ( 第 1 志望の企業だった ) ( 志望していない企業だった ) 10 9 8 7 6 5 4 3 2 0 平均値 34.4 18.0 16.0 11.2 8.0 6.6 5.8 7.9 29.5 18.1 17.7 12.4 8.7 7.0 6.6 7.6 41.9 17.8 13.5 9.2 6.9 5.9 4.6 8.2 0 25 50 75 100 就職先企業が第 1 志望の企業だった ( 10 と回答した ) 学生は の 34.4 29.5 に対し は 41.9 で 学 の が 12.4 ポイント高い 就職志望度の平均値もの が く ( 系 7.6 8.2) どちらかというと学 の が志望度の い企業に就職できていることがわかる 専攻分野との関連性 ( 業種 職種が専攻分野と関連があると感じるか ) 関連性が ある 少しはある あまりない ない 15.9 19.3 30.6 25.8 21.0 19.0 34.3 8.3 34.0 9.6 48.2 34.2 就職先企業の業種や職種が大学での専攻分野と 関連性がある と回答した学生はの 30.6 理で きく差が られ 関連がある は 系 19.0 48.2 と 29.2 ポイントの開きがある については 少しはある を含めると 82.2 と 8 割を超え 多くの学生が関連性のある分野に就職していることが確認できる 学 は大学での専攻分野と就職先とがより密接に繋がっていることがうかがえる 4

(4) 就職活動で有利だと思う学部 学科 就職活動で最も有利だと思う学部 学科 2.1 3.2 22.2 10.0 27.6 3.7 ビジネス系( 経済 経営 法など ) 非ビジネス系( 文 教育 外国語 芸術など ) 機械 電子電気系 情報系 土木 建築系 化学 農学 薬学系 物理 数学 その他 31.3 1.7 5.7 2.6 16.5 1.3 7.3 0.3 21.0 41.0 5.3 45.2 24.1 22.1 5.9 学 が就職に有利だと思う学部 学科の 1 位は 機械 電気電子系 (31.3) 次いで ビジネス系 ( 経済 経営 法など ) が続く (27.6) 理別に ると 系学 が最も多く選んだのは ビジネス系 (41.0) だが 以降は の系統が続く 学 は 機械 電気電子系 が圧倒的に多い (45.2) のいずれかの系統を回答した学生は 学 で 9 割超を占める 学生でも過半数 的に の学部系統の方が就職に有利だと感じていることが表れている 5

Ⅱ. 進学時のキャリア意識と 学 活および就職の満 度の関係 (1) キャリア意識と 学 活満 度 の相関性 学 活の満 度 ( 進学時のキャリア意識別 ) 満 度 100 90 80 70 60 満 度 50 以下 進学時にキャリアを とても意識して選んだ 28.7 19.4 25.6 10.1 3.9 12.4 やや意識して選んだ 16.0 14.9 33.3 20.8 6.9 8.0 あまり意識しなかった 16.6 15.4 24.5 18.2 12.6 12.6 まったく意識しなかった 13.2 8.8 29.7 9.9 8.8 29.7 0 25 50 75 100 大学生活の満 度の平均値 ( 進学時のキャリア意識別 ) () 90 81.2 77.8 75.4 60 65.7 30 0 進学時にキャリアを とても意識して選んだやや意識して選んだあまり意識しなかったまったく意識しなかった 進学先を選ぶ際に将来のキャリアを とても意識した と回答したグループは 大学 活の満 度を 100 と回答した割合が最も高い (28.7) 逆に まったく意識しなかった と回答したグループでは 13.2 にとどまり 両者の差は 2 倍以上に上る 大学 活満 度の平均値にも 進学時にキャリアを意識したレベルが高いほど大学 活の満 度が くなる傾向が られる とても意識した と まったく意識しなかった グループでは 平均満 度に 15.5 ポイントもの開きがあった 6

(2) キャリア意識と 専門分野との関連性 就職先企業志望度 の相関性 専攻分野との関連性 ( 進学時のキャリア意識別 ) 進学時にキャリアを とても意識して選んだ ある 少しはある あまりない ない 40.3 35.7 8.5 15.5 やや意識して選んだ 33.0 38.5 14.2 14.2 あまり意識しなかった 25.3 31.6 21.7 21.3 まったく意識しなかった 24.2 25.3 15.4 35.2 0 25 50 75 100 進学時に将来のキャリアを とても意識して選んだ と回答したグループでは 就職先企業と大学の専攻分野に 関連性がある または 少しはある と回答した学生が計 76.0 と 8 割近くに上る 一方 まったく意識しなかった グループでは 関連性がある または 少しはある の合計は半数に満たない ( 計 49.5) 進学時にキャリアを意識したレベルが いほど 就職先企業と専攻分野との関連性が強くなる傾向が られる 就職先の企業の志望度 ( 進学時のキャリア意識別 ) ( 第 1 志望の企業だった ) 10 9 8 7 6 5 4 3 2 0( 志望していない企業だった ) 進学時にキャリアを とても意識して選んだ 47.3 17.1 11.6 9.3 4.7 6.2 3.9 やや意識して選んだ 35.1 21.2 16.3 10.4 5.6 6.9 4.5 あまり意識しなかった 29.2 16.6 15.0 14.2 10.7 7.5 6.7 まったく意識しなかった 28.6 13.2 24.2 7.7 13.2 3.3 9.9 0 25 50 75 100 進学時に将来のキャリアを とても意識して選んだ と回答したグループは 就職先企業が第 1 志望の企業だった ( 10 と回答した ) 割合が高く 47.3 と半数近くに上る 逆に まったく意識しなかった グループでは 28.6 にとどまり その差は 18.7 ポイント 大学 活の満 度同様に 就職先企業への志望度についても 進学時のキャリア意識レベルとの相関性が られる 進学先選びの段階から将来のキャリアへの 期的なビジョンを持つことで 志望領域と 学の専攻分野の関連性が高まり 大学 活の満 度の さや志望度の高い企業への就職に結びついていると考えられる 7

Ⅲ. 進学先選びのポイント (1) 学した 学 学部 学科を志望した理由 ( 進学時のキャリア意識別 ) 入学した大学 学部 学科を志望した理由 15 項目中上位 10 項目 - 表 進学時にキャリアをとても意識して選んだ やや意識して選んだ あまり意識しなかった まったく意識しなかった 1 学べる内容 目指せる資格 58.9 56.3 (2) 47.0 (2) 47.3 (2) 2 偏差値 ( 難易度 ) 58.1 63.5 (1) 65.6 (1) 59.3 (1) 3 学校の知名度 45.0 44.4 (4) 39.5 (4) 24.2 (4) 4 学校の 地 43.4 44.8 (3) 44.3 (3) 38.5 (3) 5 就職率 就職先 35.7 28.1 (5) 13.8 (10) 4.4 (11) 6 学校の雰囲気 22.5 20.8 (8) 22.5 (6) 15.4 (9) 7 入試方式 21.7 22.6 (7) 14.6 (9) 16.5 (7) 8 試験科目 19.4 23.3 (6) 25.3 (5) 20.9 (5) 9 親の意 15.5 14.9 (10) 15.8 (8) 20.9 (6) 10 学費 生活費 14.0 18.8 (9) 20.6 (7) 16.5 (7) 上位 5 項目 - グラフ 58.9 平均選択個数 3.6 3.7 3.4 2.9 56.3 58.1 44.8 45.0 43.4 44.3 44.4 38.5 39.5 24.2 ( ) 内 進学時のキャリア意識別の順位 進学時にキャリアを とても意識して選んだ やや意識して選んだ あまり意識しなかった まったく意識しなかった 65.6 63.5 59.3 47.0 47.3 35.7 28.1 13.8 4.4 学べる内容 偏差値 学校の 学校の 就職率 目指せる資格 ( 難易度 ) 知名度 地 就職先 進学時にキャリアを とても意識して選んだ グループは 学の志望理由で 番多いのが 学べる内容 目指せる資格 (58.9) 他のグループは 偏差値 ( 難易度 ) が最多 とても意識して選んだ と まったく意識なかった グループとで最も大きな差があるのは 就職率 就職先 とても意識して選んだ グループは 35.7 であるのに対して まったく意識しなかった グループでは 4.4 と 30 ポイント以上の差がついている また 学校の知名度 も両者の差が大きく とても意識して選んだ は 45.0 まったく意識しなかった は 24.2 と 20 ポイント以上の差があった 将来の就職を考えると 知名度の い 学の が有利と考える学生が多いとも解釈できる さらに とても意識して選んだ グループは志望理由の選択項目数が平均 3.6 個であるのに対し まったく意識しなかった では 2.9 個 将来のキャリアを意識して進学先を選んだ学 の が より多角的な で志望校選びを っていたようだ 8

(2) もし大学受験をやり直せるとしたら 大学受験をやり直せるとしたら 同じ大学 学部 学科を選ぶか 5.1 17.5 36.3 同じ大学 学部を選ぶと思う 同じ大学の 別の学部を選ぶと思う 他の大学の 同じ系統の学部を選ぶと思う 30.5 10.6 他の大学の 別の系統の学部を選ぶと思う その他 ( 専門学校 海外留学など ) 最も回答が多かったのは 同じ大学 学部を選ぶと思う で 36.3 次いで 他の大学の 同じ系統の学部を選ぶと思う が 30.5 同じ大学 学部を選ぶと思う (36.3 ) と 他の大学の 同じ系統の学部を選ぶと思う (30.5) を合わせると約 7 割 (66.8) に上り 大半の学生は学部の選択に満足していることがわかる 同じ大学 学部を選ぶと思う 研究でやりたいことができ 就職先も希望が通ったから < 男 > 進級が難しすぎることなく 部活や就活に を れつつも ゼミなどでしっかり学業ができた < 系 > 系ならば 法学部以外はどこも同じようなもので 就職先にも特に影響しないので 同じ 学の同じ学部で良い < 男子 > 同じ大学の別の学部を選ぶと思う 今の学科よりもより就職に有利な学科を選べばよかった < 男子 > 薬学部など 資格がとれる学部に けばよかった < > 大学には満足しているが もう少し社会で働く上で実践的な内容を学べる学部だとよりよかったと思うから < 系 > 他の大学の同じ系統の学部を選ぶと思う 就職において地 学は不利であるから < 男子 > やり直せるとしたらもう少し勉強を頑張り 偏差値が高く就職に強い大学を狙いたい < 男 > 今の学科よりもより就職に有利な学科を選べばよかったと思うから < 系 > 他の大学の別の系統の学部を選ぶと思う 第一志望であった大学にチャレンジしたい 別の学部の内容を学びたい気持ちになった < 男子 > 就職活動時に学歴がネックになったと感じた また サークル活動が盛んではなく 学生時代にやり残したことがたくさんあると感じたから < 系 > 学費が高く 学業が忙しく きついから < > 9

(3) オープンキャンパス参加経験 オープンキャンパス参加経験 42.0 参加した 58.0 参加しなかった 大学受験をやり直せるとしたら 同じ大学 学部 学科を選ぶか ( オープンキャンパス参加有無別 ) 同じ大学 学部を選ぶと思う他の大学の 同じ系統の学部を選ぶと思うその他 ( 専門学校 海外留学など ) 同じ大学の 別の学部を選ぶと思う他の大学の 別の系統の学部を選ぶと思う 参加した 40.1 12.5 27.9 14.3 5.2 参加しなかった 30.9 8.1 34.1 21.9 5.0 0 25 50 75 100 大学生活の満 度 ( オープンキャンパス参加有無別 ) 満 度 100 90 80 70 60 満 度 50 以下 平均値 参加した 19.3 15.2 31.1 17.2 7.3 10.0 78.3 参加しなかった 16.3 15.0 25.3 16.3 10.3 16.9 73.2 0 25 50 75 100 の約 6 割 (58.0) の学生が オープンキャンパスに参加した と回答 オープンキャンパスに 参加した グループは 参加しなかった グループと比較して 受験をやり直せるとしても 同じ大学 学部を選ぶと思う という回答が 9.2 ポイント高かった 学 活の満 度についても オープンキャンパスに 参加した グループは 参加しなかった グループと 較して 平均で 5 ポイント以上高い 10

Ⅳ. コメント集 (1) 大学入学前に知っておきたかったこと どんな雰囲気の大学か知らずに入学してしまったため オープンキャンパスに ってみるべきだった < 男子 > 授業の雰囲気やレベルは受けてみないとわからないので オープンキャンパスなどで模擬授業を っている場合は ぜひ 参加してみるべきだと思った < 系 > アルバイトの経験が就活で話すネタになったりすることがあるので 将来したいことに近いことや 社会人の基礎が学べる ようなアルバイトの情報を知りたかった < 系 > どこの学部に けばどんな職業に就けるのか 具体的にイメージできるような情報や 卒業生の具体的な就職先など は知っておきたかった < > 教育免許を取れないことを入学してから知ったので 事前に調べておくべきだった < 男子 > 部屋探しに役 つため 学周辺の環境についてはもっと知っておくべきだった < 男 > (2) 入学後に感じたギャップ 良いギャップ 滑り めと考えていた大学だったので 最初は自分は周りより優れているだろうと思っていたが 入ってみると優秀な人も 多く とても刺激的な学 活を送ることができた < 男子 > 地方 学だったが 想像以上に便利な街だった < 男 > 意外と国際的だった < 男子 > 校と違って 意識の高い学生がいるため 刺激を受けられて良かった < > 悪いギャップ もっと 度な内容を学べると思っていた < 男子 > 専攻分野に関連した業界に就職する人が 思っていたより少ない < 系 > キャンパスが東京だと思っていたら千葉だった < 男 > 学科名から 当然やっているであろうと思った研究をやっている教員がいなかった < 男 > (3) 大学生活への満足 満 度が い学 様々な地域から集まった 異なる背景をもつ学 と関わることができ 知 を広めることができた < 男子 > 志望業界に関連する内容を学ぶことができた < 男子 > 様々なことを学べ 就活支援も充実していた < > 学びたいことが学べた レベルが自分に合っていた < > 満 度が低い学 学べると思っていたことと 実際に学べることが違った < 男子 > 英語教育や国際系の科目に期待して入学したが 実際は国際系の科目が少なく 留学等の補助 やサポートも微 妙だった < 男子 > しっかり下調べをしなかったのもあり 思っていたのとだいぶ違う大学だった < 系 > 11

Ⅳ. コメント集 (4) 大学生活で楽しいと思うこと 様々なことを 分の思いでできる事 らが 動すれば経験となるのは 学 活の 番重要で楽しいことだと思う < 男子 > 勉強でもスポーツでも趣味でも 自分の興味のあることをとことん追求できる < 男 > 自分がおもしろいと思う研究をできていること それを認めてくれる人や共有できる人が周りにいること < 系 > 先生や授業も個性が豊かで面白かった ゼミやサークルなど活動の幅が広がったと思うから < 男子 > 研究室の仲間と研究についてディスカッションしたり 皆で遊びに ったりと 勉強も 遊びも全 で楽しい < > サークルがたくさんあるので 必ず 分に合うものが つかる < 系 > 留学したことは とても充実した経験で楽しかった < 男 > 実験をして専門的なスキルが につくこと 専門分野について理解を深めること キャンパス内に緑が豊かなこと 自分 とはバックグラウンドが異なる と交流を深められること その交流を通じて世界が広がること < > 友 と好きなときに 事に ったり 飲みに ったりできるところ < 系 > ゼミ生活は色々と大変なことも多かったが 達成感があり 仲間ができた点 < 男子 > 体育の授業や 少 数制のクラスなど 仲良くなれる授業がとても楽しかったです < 系 > 一人暮らしをしていたので 自由であることが本当によかった < 男 > 学は時間に余裕があるので友 と遠出や海外旅 できることが楽しい < 系 > 分の好きなバイトをして 稼いだお で好きに遊ぶこと 専門書を膨 に蓄えた図書館のお陰で 分の好きなだけ 勉強ができること < 男 > (5) 大学生活で楽しくない 嫌だと思うこと 自分の時間が増えるが故に うかうかしてると何もしないまま4 年間が終わってしまうこと 暮らしをしていくために アルバイトをせねばならず 時間の使い方が難しい < 系 > 最初は 全てが自己責任 という環境に慣れなかった < 男子 > 先生や学生のやる気がない 質の低い講義を受けること < 男 > 自分の将来とは無関係な必修授業への参加 履修したい授業の抽選落ち < 男子 > 楽単だから と興味のない授業を取ってしまうと そのレポートや試験のための勉強へのモチベーションが上がらず 非常 に苦労する < 男子 > クラスがないので 友達 知り合いを作りにくい < 系 > 自分から積極的に周りと関わらないとコミュニティが狭くなっていくところが大変 < 男子 > 高校時に比べ 飛躍的に広がった多方面での人間付き合いが面倒だと思ってしまうこともあった < 系 > 最寄駅に何もないこと < > 家から学校までが遠いこと 最初は頑張れていても 学年が進むにつれて 移動時間が苦痛になっていった < 男 > 大学名で勝手なイメージを持たれること < 男子 > 学生は遊んでいると思われること < > 彼 ができていないこと < 男子 > 仕送りがないため お の が常に苦しかった < 男 > 12