平成 30 年度学校評価 ( 年度末評価 ) Ⅰ 平成 30 年度自己評価シート ( 年度末評価 ) Ⅱ 平成 30 年度自己評価シート ( 年度末評価まとめ ) 平成 31 年 3 月 28 日 広島県立大柿高等学校
様式 5 平成 30 年度自己評価シート ( 年度末評価 ) 校番 18 学校名大柿高等学校校長氏名松岡浩樹全本 学校経営目標 達成目標 評価指標 前年度 本年度 実績値目標値実績値 評価 理由 担当部等 1 勉強や部活が一生懸命でき, より高いレベルの進学や就職のできる, 明るい学校 基礎 基本的な知識 技能を習得させ, 社会で必要とされる資質や能力を育てる 主体的な学び を創造し, それを活用する課題対応力を養う 学力調査学校平均通過率 生徒の授業理解度の肯定的な割合 39.1% 45.0% C 65.6% 70% 70.6% B 学力調査が実施されなかったため, アンケートの結果や到達度テストから判断した 授業理解度に関する数値は, 全学年で 70% を超えていた 教務部各教科 生徒の進路希望を実現する 生徒一人一人の進路実現に向けて, 全教職員による組織的な指導をする 遅刻をなくす 部活動加入率を上げる 地元入学率 2 割以上 教育の質を向上させ, 学校を活性化するために業務改善を推進する 評価結果の分析 学力調査学校平均通過率について 各教科において, 生徒が主体的に表現する場面を設定する 国公立大学 公務員試験合格者 ( 人 ) 進路希望 ( 第 1 希望 ) 合格率 (%) 進路検討会議, 進路研修など ( 回 / 年 ) 長期休業中の補習の企画 実施 ( 回 / 年 ) 1 日あたりの遅刻者数 ( 人 / 日 ) 部活動に加入している割合 ( 人 / 全校生徒数 ) 月 1 回月 2 回月 2 回 B 0 2 1 C 91% 95% 90% C 1 3 1 C 新規 20 34 5.9 2.0 3.1 C 62.1% 80% 65.5% B 入学生徒数 14% 25% 21.3% B 毎月 80 時間以上の時間外勤務者の数 (1 年間の延べ人数 ) 新規 3 15 D 授業改善の研修を行うことで,ICT 活用などの成果見られた 各教科に現状を確認した 公務員合格者 1 名のみ達成できた 国公立大学志望する 2 名 (3 年生 18 名 ) の希望を達成できなかった 学習支援サービスの効果的な活用法について研修を行った また全教員を対象にした研修会を行う予定である 各学年の補習回数を総合すると 25 日間 94 時間実施した 目標達成できなかったが, 遅刻者数は減少している 目標達成できなかったが, 加入率の上昇は継続している 平成 22 年以来 20% を超えたが目標には届かなかった 業務改善を推進できず, 目標を大きく下回った 学力調査が本年度は実施されなかった 代わりの指標として到達度テスト (1 月 ) により生徒の課題を各教科で整理した 国語 古典文法や慣用句 ことわざの知識 (1 年 ) 漢文の訓読 (2 年 ) 英語 文の種類や関係詞 (1 年 ) 文の種類や用法 (2 年 ) 進路指導部 生徒指導部 管理職全職員 管理職
数学 計算力 数や現象の理解力 (1 年生 ) 計算力 2 次関数のグラフ (2 年 ) 生徒の授業理解度の肯定的な割合 1 授業に意欲的に集中して取り組んでいる生徒の割合 58% 昨年 64% から低下 2 授業中に話し合ったり意見を出し合ったりする場面に積極的に参加している生徒の割合 78% 昨年 63% から増加 3 教員の説明や指示が分かりやすいと答えた生徒の割合 76% 昨年 70% から増加 4 全体 70.6% 各教科において, 生徒が主体的に表現する場面を設定する 1 月 1 回 学びの変革研修会 を実施し, 主体的な学びについて研修を行い, 実践につなげた 2ICT の活用が複数で日常的に実践されている 3 各教科で教材や発問の工夫を行い, 生徒の主体性を引き出している JST のサポートに加え, 進路指導部, 学年会, 教科が連携して 2 年生の 3 学期から個別の指導を行ったことにより卒業生全員の進路 希望をほぼ予定通り決定することができた 公務員試験合格者 1 名を達成した センター試験の受験者が 2 名いたが, 国公立大学合格者の目標は達成できなかった 学習支援サービスの効果的な活用法に関する研修会を 1 回行った 進路検討会議は今月行う予定である 夏季, 冬季休業中の補習を実施できた (3 年生 :16 日間計 65 時間,1 2 年生 : それぞれ 9 日間 29 時間 ) 多くの生徒が何度も遅刻するという現象は改善され, 昨年度実績からほぼ半減した 間に合うように登校することが苦にならない生徒 が多数を占めるようになった 授業遅刻についても同様である 今年度は文化部の活動も活発になってきた テニス部は徐々に人数も増え, 県大会でも勝てる実力が身についてきた カヌー部はイ ンターハイに 2 年連続出場してさらに飛躍が期待される 部活動加入率も退部者が相当数出たため目標に届かなかった 市内中学生 136 名中 29 名島外 11 名が入学予定, 昨年度の市内入学者 20 名を大きく上回った 80 時間を上回った月が 4 月 (3 人 ),5 月 (1 人 ),6 月 (4 人 ),7 月 (2 人 ),10 月 (1 人 ),11 月 (3 人 ),2 月 (3 人 ) であった 80 時間を上回った管理職 2 人で 8 回, 教諭 3 人で 7 回, 最多は 1 人で 7 回 今後の改善方策 来年度基礎学力を計る新たな指標を進路指導部と連携して設定する 到達度テストの結果から見とれる課題を取組後の確認テストを実 施して克服していく 生徒が意欲的に授業に取り組むために,ICT の活用や思考 判断 表現力を鍛える授業づくりに向け学期に 1 回は相互授業見学会及 び検討会を組織的に行う 単元を貫く言語活動や探究や課題解決型授業などの工夫を行う 総合的な学習や探究の時間と連動して教科を横断した取り組みをすす める 国公立大学合格者を輩出するため, 今まで取組まなかった O 入試や推薦入試対策を実施する 生徒個々に対応する平日の補習の充実, 長期休業中の補習を効果的に行いたい 全教員が参加する進路検討会議を毎学期実施できなかった 来年度は各学期末頃に行っていきたい 学習支援サービスを効果的に活用できなかった 来年度は今年度の研修の成果をもとに指導に活かしていきたい 今年度は就職希望者の履歴書作成に多大な時間を要した 来年度は就職希望者の数が多いため,2 年生から履歴書作成に取り組んでい く 遅刻をなくす指導については, 毎月の数値目標を設定し, 肯定的な評価を公表していく事で生徒の規範意識の上昇を育む 部活動については,1 年生の全員加入を徹底する そして, 退部者を無くすため, 生徒の意見を積極的に取入れた活動を行う 年度当初から地元中学校への情宣活動を行う 日常的な部活動交流や教員の授業見学を実施する 年度当初に学校独自の業務改善計画を明示し, 今年度 80 時間を複数人が超えた月の行事の見直しなどを通して重点的に取組む
様式 6 平成 30 年度自己評価シート ( 年度末評価まとめ ) 校番 18 学校名大柿高等学校校長氏名松岡浩樹全 定 通本 1 評価結果の分析 (1) 成果 学びの変革研修会を 月一回開催し, 主体的な学びについて研修を行い, 実践に繋げた ICTの活用が複数の教科で日常的に実践されている 各教科で教材や発問の工夫を行い, 生徒の主体性を引き出している JSTや教科, 学年会と連携して卒業生全員の進路希望をほぼ予定通り決定することができた 休業中の補習を予定以上に実施することができた 多くの生徒が遅刻を繰り返すことが解消され, 時間を守る生徒が多数を占めるようになった 部活動の加入率は目標達成していないが, インターハイや県大会に出場する部活もある 文化部も地域で発表したり, 作品の出展を積極的に行っている 入学予定者 40 名, 地元中学生の入学率も上昇した (2) 課題 生徒の学力を正確に把握する工夫が必要 国公立合格者を輩出する事 遅刻をさらに減少させるための工夫が必要 業務改善を積極的に推進し, 時間外労働 80 時間以上を 0にしなければならない 2 今後の改善方策 来年度基礎学力を計る新たな指標を進路指導部と連携して設定する 到達度テストの結果から見とれる課題を取組後の確認テストを実施して克服していく 生徒が意欲的に授業に取り組むために,ICT の活用や思考 判断 表現力を鍛える授業づくりに向け学期に 1 回は相互授業見学会及び検討会を組織的に行う 単元を貫く言語活動や探究や課題解決型授業などの工夫を行う 総合的な学習や探究の時間と連動して教科を横断した取り組みをすすめる 国公立大学合格者を輩出するため, 今まで取組まなかった O 入試や推薦入試対策を実施する 生徒個々に対応する平日の補習の充実, 長期休業中の補習を効果的に行いたい 全教員が参加する進路検討会議を毎学期実施できなかった 来年度は各学期末頃に行っていきたい 学習支援サービスを効果的に活用できなかった 来年度は今年度の研修の成果をもとに指導に活かしていきたい 今年度は就職希望者の履歴書作成に多大な時間を要した 来年度は就職希望者の数が多いため,2 年生から履歴書作成に取り組んでいく 遅刻をなくす指導については, 毎月の数値目標を設定し, 肯定的な評価を公表していく事で生徒の規範意識の上昇を育む 部活動については,1 年生の全員加入を徹底する そして, 退部者を無くすため, 生徒の意見を積極的に取入れた活動を行う 年度当初から地元中学校への情宣活動を行う 日常的な部活動交流や教員の授業見学を実施する 年度当初に学校独自の業務改善計画を明示し, 今年度 80 時間を複数人が超えた月の行事の見直しなどを通して重点的に取組む 3 学校関係者評価結果を踏まえた今後の改善方策 ( 学校関係者評価実施後に記入する ) 入学者が増えた次年度の取組が重要である 多様な生徒が予想される中, 今取組まれていることを更に充実させる事 業務改善の工夫は大切であるが, 教職員の やりがい を削がないように注意する事
様式 8 平成 30 年度学校関係者評価シート ( 年度末評価 ) 平成 31 年 3 月 28 日 校番 18 学校名大柿高等学校校長氏名松岡浩樹全 定 通本 評価項目評価理由 意見 目標, 指標, 計画等の設定の適切さ 適切である 学習課題に適した目標等が設定されている 地元の生徒が増えたこと, 管理職の評価が D となっていること, 進路希望達成の方策が具体的にイメージされている等ですべての評価はできていると思う 目標の達成状況の評価の適切さ B 生徒の状況に応じた授業展開を実施し, 生徒の授業理解度の肯定的な割合を増やそうすることは重要である 様々な背景を持った難しい生徒も多いと思うが, 根気強く寄り添って, 一つでも自信につながるような教育実践をお願いする 学力調査に代わる客観的な評価ができるものを設定しても良かったと思う 目標達成に向けた取組の適切さ B 生徒の学習希望を取り入れた選択授業を行い, 少人数で落ち着いた授業がなされている 部活動の加入率が目標に届いていないが, 生徒の希望する同好会などを立ち上げ, 自主的に楽しく活動できる場を設けることが必要である 本年度の評価が例年に比べ厳しい評価となっている それは先生方がより一層充実した学校としたい意欲の表れだと思う 評価結果の分析の適切さ 今後の改善方策の適切さ 入学する生徒に高校と中学は違うということを強く自覚させる事 生徒一人一人の状況を把握し, 目標を持たせ, アドバイスやほめる機会を増やしていく事 生徒をサポートするシステムを確立する事 教育内容の充実に向けて次の一歩を目指しており, 歩みをとめないで更に頑張ってほしい 総合評価 来年度は 92 名でのスタートとなる これからの大柿高校に対する地域の期待は大きい 校長をはじめ, 全教職員の皆さんで熱心な指導を行い, 生徒が充実した高校施活を送れることを強く念じている 目標や意欲をもって入学しようとする生徒が増えている