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Transcription:

今すぐ改善! 実 的なメソッド開発 システムとカラムマッチングの重要性 堀切智 1 歌織 2 ( 1 野村化学 2 サーモフィッシャーサイエンティフィック )

- 野村化学株式会社について- 1979 年に Develosil のブランド名にてHPLC 充填剤の製造 カラムの販売を 的に設 シリカゲルからカラムになるまで 全 程を 社で っている 2018 年にアメリカ合衆国にて Develosil USA を設 本社 場 本社外観 ( 愛知県瀬 市 の出町 15)

- 私が使 しているメインシステム - その他 Waters 社製 alliance 島津製作所社製 LC-10A ( 現在 アメリカ出張中 ) 本分光社製 2000series など あらゆる受託分析に備え複数の機器を所有 Thermo Fisher SCIENTIFIC 社製 Vanquish_Horizon 現在のメインシステム!! Thermo Fisher SCIENTIFIC 社製 Ultimate 3000 検出器を複数接続し 研究 受託をこなす

メソッド開発について

-メソッド開発について- 2015 年より新事業として展開サンプルをお預かりし 社内でメソッド開発を うことで適した カラムの選定 簡便な分析条件 を提供することで スムーズに業務を進めていただく メソッド開発プラン概要納期 : 約 2 週間費 :100,000 円 / 検体使 できる検出器 : UV(PDA 含む ) FD RI CAD

- メソッド開発の内訳 - 公的機関 :7.5% 学 :10% その他 :2.5% C1:2.5% その他 :15.0% SEC:10% ODS:57.5% 間企業 :80% C30:15.0% クライアント 使 するカラム

- 受託分析の下地処理 - 検出器 カラム内径 再現性 粒 径 システム ( ポンプ ) カラム内径 2.0mm, 3.0mm, 4.6mm 粒 径 2um, 3um, 5um システム HPLC, UHPLC 検出器 UV, FD, RI, CAD, MS 全ては再現性のために!!

- 例 : システムとカラムのマッチング ( 汎 HPLC)- 0.045 0.040 0.035 0.030 1 2 3 4.6x50mm 2.0x50mm 0.025 AU 0.020 0.015 0.010 0.005 0.000 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 3.50 4.00 4.50 5.00 min Analytical conditions; Column: Develosil HSR C18 Peptide,3um (4.6x50mm) Mobile phase: Acetonitrile/Water=70/30 Flow rate: 1.0mL/min (4.6x50mm) 0.19mL/min (2.0x50mm) Temperature: 40 Detection: UV254nm Sample: 1. Benzene (0.57uL/mL) 2. Fluorene (0.02mg/mL) 3. Pyrene (0.04mg/mL) Injection volume: 2.0uL (4.6x50mm) 0.2uL (2.0x50mm)

- 例 : システムとカラムのマッチング ( セミミクロ化 HPLC)- 2 2.0x50mm 1 3 Analytical conditions; Column: Develosil HSR C18 Peptide,3um (2.0x50mm) Mobile phase: Acetonitrile/Water=70/30 Flow rate: 0.19mL/min (2.0x50mm) Temperature: 40 Detection: UV254nm Sample: 1. Benzene (0.57uL/mL) 2. Fluorene (0.02mg/mL) 3. Pyrene (0.04mg/mL) Injection volume: 0.2uL (2.0x50mm) System: Thermo Fisher SCIENTIFIC Ultimate 3000

汎 HPLC (3um, 4.6x50mm) Name R.T.(min) NTP As Rs 1 Benzene 1.225 4969 1.19 2 Fluorene 2.337 6253 1.07 11.88 3 Pyrene 3.562 6098 1.05 8.17 汎 HPLC (3um, 2.0x50mm) Name R.T.(min) NTP As Rs 1 Benzene 1.313 1412 1.36 2 Fluorene 2.299 2750 1.28 6.28 3 Pyrene 3.372 3849 1.19 5.47 システムとのマッチングにより再現性が確保される Ultimate 3000 (3um, 2.0x50mm) Name R.T.(min) NTP As Rs 1 Benzene 1.189 5338 1.17 2 Fluorene 2.262 6594 1.09 11.82 3 Pyrene 3.418 6716 1.08 8.04

- 例 : ミキサーボリュームの影響 - グラジエント溶出時におけるミキサーの選択 Column:Develosil C30-UG-3 (2.0x150mm) Mobile phase:phosphate buffer/meoh Flow rate:0.2ml/min Temperature:40 uv 250uL 1500uL Sample:Extract Injection volume:2.0ul Mixer volume:1500ul, 250uL 0 2 4 6 8 10 12 Time(min) ートラブル例ー クライアントとお同じカラムを使っているにも関わらず 的 物の溶出時間が異なる クライアント側で 350uL のミキサ ーに変更することで 致した

- システムとカラムのマッチング - 溶出 法 アイソクラティック 注意点 デッドボリュームに注意 適切なカラムサイズを選択する グラジエント ミキサー容量に注意 特にシステムを他メーカーに変更した場合 適切なカラムサイズを選択する 左から 350uL, 150uL, 10uL ミキサー 可能な限りクライアントのシステムに 近づけるように数種を 意しています

- 受託分析業務の現状 - ゼロからのスタート 検討済み 自由度 高い 低い スクリーニング回数 多い 少ない 達成率 近年 既に検討されたうえでのメソッド開発が増加!! 条件検討のネタも限られているため 難易度が究極に上がる 分離度がメインとなる案件が多い スクリーニングの効率化が必須

- 逆相カラム (C18) におけるメソッド開発 -

-2018 年版 Develosil C18 カラム 覧 - Stationary phase Column Silica type Surface area (m 2 /g) Pore Diameter (nm) Carbon cantent (%) End cap ph range USP Develosil HSR C18 450 10 22 (Special TMS) ph1 10 L1 Develosil HSR AQ C18 450 10 17 (Special TMS) ph2 9 L1 Develosil HSR C18 Peptide 300 14 17 (Special TMS) ph1 10 L1 Develosil XG C18 300 14 19 (Polarity) ph1.5 8 L1 Develosil XG C18 LC 300 14 13 (Polarity) ph1.5 8 L1 Develosil ODS HG 300 14 18 (TMS) ph1 9 L1 Develosil ODS UG 300 14 18 (TMS) ph1 10 L1 C18 Develosil ODS MG 450 10 15 (TMS) ph2 7.5 L1 Develosil ODS SR 560 8 18 (TMS) ph2 7.5 L1 Develosil PAHS 300 14 23 Non end cap ph2 7.5 L1 Develosil ODS 350 12 20 (TMS) ph2 7.5 L1 Develosil ODS K 350 12 19 (TMS) ph2 7.5 L1 Develosil ODS N 350 12 17 (TMS) ph2 7.5 L1 Develosil ODS P 350 12 11 (TMS) ph2 7.5 L1 Develosil ODS T 350 12 20 (TMS) ph2 7.5 L1 Develosil ODS A 350 12 19 Non end cap ph2 7.5 L1 ファーストチョイスで達成できなかった場合は 他の ODS でスクリーニング あらかじめ 化合物の特性に合わせて選択するカラムに優先順位をつける

- スクリーニングの効率化 - スクリーニングの効率化をアップさせるためにスイッチングバルブを使 6 本のカラムが接続可能となり フルで稼動させればDevelosil C18シリーズでは3 以内に結果を出すことが可能 的化合物の分離度が1.0 以下のものは 図はイメージです 候補から外す ( 規定があればそれに従う ) 再現性や細かい条件の検討へ進む

- スクリーニング実施例 ( 局 に従うカラム選定 )- 難易度 : AU 0.180 0.135 0.090 0.045 0.000 1 1 1 1 2 2 2 2 Develosil XG-C18LC-5 Flow rate : 1.33 ml/min Resolution : 3.16 Develosil XG-C18M-5 Flow rate : 1.20 ml/min Resolution : 8.24 Develosil ODS-UG-5 Flow rate : 1.30 ml/min Resolution : 5.93 Develosil ODS-5 Flow rate : 1.25 ml/min Resolution : 8.2 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 7.00 8.00 9.00 10.00 11.00 12.00 13.00 14.00 15.00 16.00 17.00 18.00 19.00 20.00 分 局 : ウルソデオキシコール酸カラム選定条件 1: ウルソデオキシコール酸 2: 安息 酸エチルの分離度が8 以上!! メソッド開発パターン : カラム選定カラム指定 : C18 移動相 : クライアント指定スクリーニングカラム本数 : 6 本トータル納期 : 4 ( 流速検討含む )

- スクリーニング実施例 ( の抽出物 )- 難易度 : メソッド開発パターン : ゼロからスタートカラム指定 : C18 (5um, 4.6x150mm) 移動相 : 0.1% リン酸 / メタノールのグラジエントスクリーニングカラム本数 : 5 本トータル納期 : 7 ( グラジエント組成等含む ) 確定されたメソッドをクライアント側でも実施し 再現性等が確認できたので 終了とした

- スクリーニング実施例 ( の抽出物 )-

- 難易度が いメソッド開発 - 条件検討の余地なし ( 全て指定条件 ) 受託受付聞き取りにて現状を把握 条件検討の余地あり 指定された条件でカラムスクリーニング カラム選定や ph の変更グラジエントパターンの変更 結果報告 詰んでる場合 クライアントの要請に応じて 他社カラム ( 弊社 持ちに限る ) でも検討を い 再報告!!

- ほぼ検討の余地がない状態からのメソッド開発 - 難易度 : メソッド開発パターン : 検討し尽くした後の開発 3 つの不分離ピークの改善 Column:C18 (5um, 4.6x250mm) Mobile phase:0.1% Phosphoric acid スクリーニングカラム本数 :15 本トータル納期 : 20 流速およびカラム温度のみ変更が可能であった が 劇的な変化はなかった 持ちの他社カラムでも改善はできなかった 完全な頭打ち!!

- ほぼ検討の余地がない状態からのメソッド開発 - 解決策 充填剤をカスタム ( 既存のODSカラムに極性基型エンドキャップ ) 1 番のターゲット 温度を40 から30 へ変更する 分離が改善!! 現在も継続して購

- 弊社メソッド開発のテッパン - 項 検討内容注意点 システムとカラムのマッチング移動相のpH 緩衝溶液の選択スクリーニング シャープなピークが出るようなカラムとシステムを選択酸性化合物 ph2 塩基性化合物 ph7 酢酸アンモニウムギ酸アンモニウムリン酸アンモニウム etc アイソクラティック or グラジエント ノーマル or セミミクロ phを れ替えての検討も う 良好な条件からさらに細かく調整 場へ移管する際には 0.1% ギ酸や0.1% リン酸など添加して調整できるものも検討する 析出しない条件が必須 迅速に うために ある程度予測をつける ( 炭素含有率 残存シラノールなど )

UHPLC メソッド開発について

-UHPLC とは?- UHPLC とは? HPLC High Performance Liquid Chromatography ( 速液体クロマトグラフィー ) UHPLC Ultra High Performance Liquid Chromatography ( 超 速液体クロマトグラフィー ) HPLC と UHPLC の違い HPLC UHPLC 充填剤粒 径 2.5um,3um, 5um 2um, 2.5um システム耐圧 500-650bar 1000-1500bar 溶媒使 量 多い 少ない 分析時間 遅い 早い 初期投資 安い い

-UHPLC 適正流速範囲 - HETP 0.021 0.019 0.017 0.015 0.013 0.011 0.009 0.007 0.005 5um 3um 2um 適正流速 適正流速 0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 Flow (ml/min) 2um は性能低下が起こる流速が違う!! UHPLC 適正流速 Van Deemter Plot 理論段 さを移動相線速度の関数 として すカラム効率を表したした式 流速時においても性能を維持 時間短縮 省溶媒化が実現!!

-UHPLC 使 時の圧 - UHPLC へのメソッド移管には 圧 に耐えられるシステムが必要!! 600 圧 の推移 500 Column: Develodil HSR AQ C18, 2um Pressure (bar) 400 300 200 100 0 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 Size: 2.0x50mm, 2.0x75mm, 2.0x100mm Mobile phase: Methanol/Water Flow rate: 0.474mL/min System: Thermo Fisher SCIENTIFIC Vanquish_Horizon Methanol (%) 2um, 2.0x50mm 2um, 2.0x75mm 2um, 2.0x100mm

-UHPLC システムの選定 - UHPLC システムにはデッドボリュームが最 限に抑えられている!! システムに耐圧性がある = 低デッドボリュームとは限らない セクションポンプオートサンプラー検出器配管 注意する点耐圧 脈流 グラジエント性能圧 ディップフローセル容量内径

-HPLC と UHPLC- Ultimate 3000 (HPLC) Vanquish H (UHPLC) ポンプ 620bar 1500bar オートサンプラー圧 ディップあり圧 ディップなし フローセル容量 13uL, 9uL 2.5uL 配管 IN: 0.13mm OUT: 0.13mm IN:0.10mm OUT:0.10mm 最適粒 径 3um, 5um 2um, 3um, 5um 最適カラム内径 3.0mm, 4.6mm 2.0mm, 3.0mm, 4.6mm

-UHPLC 対応システムの GDV-

- システムの違いによる性能差 - HPLC UHPLC 120.0 112.5 100.0 87.5 mau NTP:3188 NTP:4696 NTP:6864 NTP:7223 75.0 62.5 50.0 37.5 25.0 12.5 Rs=6.28 NTP:1240 Rs=7.44 0.0 min -10.0 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 NTP:5407 Rs=14.35 Rs=9.05 Conditions; Column: Develosil HSR AQ C18, 2um (2.0x50mm) Mobile phase: Acetonitrile/Water=70/30 Flow rate: 0.4mL/min Temperature: 40 Detection: UV254nm Sample: 1.Benzene 2.Fluorene 3.Pyrene

-UHPLC メソッド移管 - オリジナルメソッドを元に UHPLC メソッド移管を う オリジナルメソッド粒 径 :5µm, 3µm カラムサイズ :4.6x150mm UHPLC 粒 径 :2µm カラムサイズ :2.0x50, 75, 100mm ソフトウェアによりにメソッド移管条件を構築 ソフトウェアを使 することによりある程度まで条件を 導くことができ 迅速に UHPLC メソッドを導 できる

- プリン誘導体 UHPLC メソッド移管 - 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 mau 1 2 3 4 UHPLCメソッド移管時において カラム さが短くなる 線流速が倍以上になるので 2-3の分離が危うくなるのではないか? 20.0 10.0 5 0.0 min -5.0 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 Column: Develosil HSR AQ C18, 5um (4.6x150mm) Mobile phase: 0.1%TFA Flow rate: 1.0mL/min Temperature: 30 Detection: UV220nm Sample: 1.Allantoin 2.Hypoxanthine 3.Uric acid 4.Xanthine 5.Inosine

- プリン誘導体 UHPLC メソッド移管 - ピークを指定すると現状の分離度が設定される

- プリン誘導体 UHPLC メソッド移管 - オリジナルメソッド UHPLC メソッド UHPLC カラムの情報を 選択肢に限度ありのため 近い値を選択 設定後の予測される分離度等が表 される あくまでも 安なので 結果に応じて流速等を変更する必要 圧 は充填の状態により きく異なる UHPLC へメソッド移管することにより 注 量 溶媒使 量 分析時間が 幅に短縮可能!!

- プリン誘導体 UHPLC メソッド移管 - 70.0 60.0 50.0 mau 1 2 3 4 30.0 25.0 20.0 15.0 mau 1 2 3 4 Rs=3.46 予測よりもやや前倒し傾向になる考えられる原因 : カラム内径の選択 40.0 30.0 20.0 10.0 5.0 0.0 min -5.0 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 5 選べる選択肢 :2.1mm 使 したカラム2.0mm 充填剤の分布充填剤が 定の分布をもっているため 10.0 5 0.0 min -5.0 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 Column: Develosil HSR AQ C18, 2um (2.0x50mm) Mobile phase: 0.1%TFA Flow rate: 0.474mL/min Temperature: 30 Detection: UV220nm Sample: 1.Allantoin 2.Hypoxanthine 3.Uric acid 4.Xanthine 5.Inosine

- ぺプチド UHPLC メソッド移管 - 1 2 Conditions; Column: Develosil HSR AQ C18, 5um (4.6x150mm) Mobilephase: A) Water+0.1%TFA B) Acetonitrile+0.1%TFA Flow rate: 1.0mL/min Detection: UV230nm Rs=2.66 3 5 4 Sample: 1.Gly-Tyr (0.02mg/mL) 2.Val-Tyr-Val (0.02mg/mL) 3.Met-Enkephalin (0.02mg/mL) 4.Angiotensin II (0.02mg/mL) 5.Leu-Enkephalin (0.02mg/mL) Injection volume: 20.0uL Mixer volume: 10uL System: Thermo Fisher SCIENTIFIC Vanquish_Horizon Software: Thermo Fisher SCIENTIFIC Chromeleon 7

- ぺプチド UHPLC メソッド移管 - ソフトウェアより算出されたグラジエント条件 Time(min) %B Curve 0.00 0 5 10.0 25 5 20.0 25 5 20.1 0 5 Time(min) %B Curve 0.00 0 5 1.47 25 5 2.93 25 5 2.95 0 5

- ぺプチド UHPLC メソッド移管 - 1 2 Rs=2.24 5 3 4 Conditions; Column: Develosil HSR AQ C18, 2um (2.0x50mm) Mobilephase: A) Water+0.1%TFA B) Acetonitrile+0.1%TFA Flow rate: 0.474mL/min Detection: UV230nm Sample: 1.Gly-Tyr (0.02mg/mL) 2.Val-Tyr-Val (0.02mg/mL) 3.Met-Enkephalin (0.02mg/mL) 4.Angiotensin II (0.02mg/mL) 5.Leu-Enkephalin (0.02mg/mL) Injection volume: 0.16uL Mixer volume: 10uL System: Thermo Fisher SCIENTIFIC Vanquish_Horizon Software: Thermo Fisher SCIENTIFIC Chromeleon 7

- ぺプチド UHPLC メソッド移管 - 1 2 3 4 5 真のUHPLC 効果を得るためにはシステムの選定も重要 メーカーによって 初期に搭載される配管 ミキサー容量 フローセル容量が異なる 配管は 較的 安価で 軽に交換可能 フローセルやミキサーは 額であるため 事 前に種類等を確認する必要がある

- トータル的な時間短縮 - HPLC で構築されたメソッドを UHPLC に移管する際にはソフトウェアを使うことで迅速に分析条件を導くことができる グラジエントパターン 注 量 分析時間 トータルで時間短縮が可能!!

UHPLC を使 した最新の事例

- 現在 弊社で を れていること - 核酸 ペプチドの分析 移動相の探索 LC/MS に向けた効果のある添加剤など アプリケーション 標準品から受託合成品へ カラム材質の選定 SUS or メタルフリーとフリットの材質

- 移動相の探索 - 20mer 15mer 25mer Analytical conditions: Column: Develosil HSR C18 Peptide, 2.5um (2.0x50mm) Mobile phase: A) 0.1M TEAA, ph7.0 B) 0.1M TEAA, ph7.0/acetonitrile=40/60 A) 20mM TEA + 400mM HFIP B) 20mM TEA + 400mM HFIP/Methanol=50/50 30mer Gradient: (TEAA) Time Flow rate %B Curve (min) (ml/min) 0.0 0.4 15 5 8.0 0.4 20 5 15.0 0.4 20 5 35mer 15.1 0.4 15 5 TEAA (HFIP) Time Flow rate %B Curve (min) (ml/min) 0.0 0.4 40 5 4.0 0.4 50 5 8.0 0.4 50 5 8.1 0.4 40 5 15mer 20mer 25mer 15mer 20mer 25mer 30mer Temperature: 50 Detection: UV260nm Sample: Oligo Deoxy Thymidine (15, 20, 25, 30, 35mer) 30mer Injection volume: 2.0uL 35mer System: Mixer volume: Thermo Fisher SCIENTIFIC Vanquish_Horizon 10uL 35mer HFIP

- アプリケーション - 標準品としてはあまり販売されていない 受託合成品がメインとなりつつある 1,2 1 1 1 合成ペプチド : オクタアルギニン (R8) 2 2 0.1% TFA 2 0.05% HCOOH + 0.05% TFA 0.08% HCOOH + 0.02% TFA 0.1% HCOOH 受託合成 :sirna crude UHPLC にてメソッド開発 溶媒削減 注 量削減 は きなメリットになる!!

- カラム材質の選定 - 属に吸着する化合物は メタルフリーカラムにすることで解決!! 何でもメタルフリーにするのは間違い メタルフリーで効果のある化合物オールPEEK 属配位性化合物 オキシン銅 クロルヘキシジンなど リン酸基のついた化合物 AMP, ADP, ATPなどギ酸系バッファー使 時

- メタルフリーカラム使 例 - 12.50 11.25 10.00 mau 実サンプル 標準品 SUS カラム 8.75 7.50 Peak Area:0.1336(mAU*min) 6.25 5.00 3.75 2.50 1.25 0.00 min -1.00 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 約 10 倍の効果!! 実サンプル 標準品 メタルフリーカラム Peak Area:1.0822(mAU*min)

Thermo Fisher Thermo Fisher Waters/alliance 所有システム SCIENTIFIC/Vanquish H SCIENTIFIC/Ultimate 3000 島津製作所 /10A 本分光 /2000Plus 適合粒 径 2um, 2.5um, 3um, 5um 2.5um, 3um, 5um 3um, 5um 適合カラム内径 2.0 4.6mm 3.0 4.6mm 3.0 4.6mm (3um) 3.0 10mm (5um) 適合カラム さ 50 250mm 50 250mm 50 250mm (3um) 50 300mm (5um) Develosil 適合シリーズ Develosil HSR UHPLC Develosil HSR UHPLC Develosil 全ての充填剤 Develosil HSR システムの耐圧内での使 Develosil Semi-prep Develosil HB Develosil HSR など上記を含む全ての充填剤 Develosil HB など上記を含む全ての充填剤 その他の適合システム Waters I-Class Waters ACQUITY Arc Waters H-Class (Bio 含む ) 島津製作所 Nexera XR 島津製作所 Nexera X2 島津製作所 Nexera-i 本分光 Extrema UHPLC 本分光 Extrema RHPLC

- 謝辞 - システム導 より サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社 様 熊野様をはじめ多くの 々に多 なるご協 をいただきました この場を借りて厚く御礼申し上げます

ご清聴ありがとうございました!!