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Let s ゆとり! キャンペーン好事例 実施期間 : 平成 30 年 9 月 1 日 ~11 月 30 日 参加事業所数 :249 事業所 PickUp! 参加してどんな効果があったの? ゆとりキャンペーン参加事業所の事例紹介 宣言内容 県内一斉 ノー残業デー に参加します 毎月第 2 第 4 水

職場環境 回答者数 654 人員構成タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % % 質問 1_ 採用 回答 /654 中途採用 % 新卒採用 % タ

1 柔軟な働き方の推進 (1) 在宅勤務職員が 自宅において貸出用モバイルパソコンを活用し インターネット回線経由で庁内 LAN( ファイルサーバー等 ) に接続して通常の業務を遂行できる制度を構築する なお 業務を行う際には 山形県情報セキュリティポリシーを遵守するものとする ( 以下 (2) (

4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

4 父親も育児参画しよう! 父親となる職員に, 配偶者出産休暇や男性の育児参加休暇を取得するよう働き掛けましたか 対象の職員全てに働き掛けは行われている 回答数 76 0 全人数割合 (%) 対象者なし 293 配偶者出産休暇 (3 日 ) 数値目標 31 年度までに配偶者出

7 8 O KAYAKU spirit I O K T C % E C O M T O K T T M T I O O T C C C O I T O O M O O

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)  レベル診断チェックシート

Microsoft Word - H29 結果概要

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

2018年人事・労務に関するトップ・マネジメント調査結果

お客様への約束 1. 安全の確保を最優先とします - 安全確保を最優先に 全てにおいて万全のコンディションでお客様をお迎えします 2. お客様の時間を大切にします - 欠航 遅延は最小限にします - やむを得ない場合は代替の移動手段の確保に努め お客様にご迷惑をおかけしないよう全力を尽くします -

図 1-a 貴社は 働き方改革に向けた取り組みを なっていますか? ( 企業規模別 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1 50 名 4 46% 6% 名 55% 36% 9% 名 63% 301 名以上 82% 9% 図 2 働き方改革に取り組んでいな

評価項目 A Bともすべての項目に を入れてください 評価項目 A 宣言内容 ( 共通項目 ) チェック項目 取り組み結果 出来た概ね出来た出来なかった 1 経営者が率先し 健康づくりに取り組みます 健康宣言証の社内掲示など 健康づくりに関する企業方針について 従業員へ周知していますか? 経営者自身

働き方の現状と今後の課題

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また 四半期毎に部門長を対象とした勤務実績報告会で テレワークを含めたワークスタイル改革を推進させるための施策について議論を実施している 周知 啓発方法 2015 年から約 2,000 名の間接部門社員を対象にしたスキルアップワークショップを実施している ワークショップでは テレワークのススメ とい

このシートは 下記のから9のカテゴリーをチェック () することで 御社の健康づくりの現状と その先の取り組みを設定するための参考とすることができます 各カテゴリーの設問については できている 5 点 もう一歩 2 点 できていない 0 点で採点することで それぞれの項目における現状を点数で把握する

Ⅱ.1 ワーク ライフ バランス施策の定義と類型 (1) ワーク ライフ バランス施策とは work-life balance 1 (2) ワーク ライフ バランス施策の類型

厚生労働省告示第六十四号中小企業等経営強化法平成十一年法律第十八号第十二条第一項の規定に基づき職業紹介事業 ( ) 労働者派遣事業分野に係る事業分野別指針を次のように定めたので同条第五項の規定に基づき公 表する平成三十一年三月十四日厚生労働大臣根本匠職業紹介事業 労働者派遣事業分野に係る事業分野別指

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家


育児短時間勤務

結果概要 Ⅰ 人手不足への対応について 1. 人員の過不足状況について 社 % 不足している 1, 過不足はない 1, 過剰である 合計 2, 全体では 半数以上の企業が 不足している と回答 n =2,

図表 2 新規事業創造推進の主導 自社の新規事業創造の推進について 最も当てはまるものを 1 つお選びください % 図表 3 (1) 全体 現場主導 25.3 推進していない 19.1 新規事業創造推進の主体 経営主導 55.6 あなたは 自社における新規事業創造は 本来 誰が中心となって担うべきだ

労働環境改革基本計画

調査結果 1. 働き方改革 と聞いてイメージすること 男女とも 有休取得 残業減 が 2 トップに 次いで 育児と仕事の両立 女性活躍 生産性向上 が上位に 働き方改革 と聞いてイメージすることを聞いたところ 全体では 有給休暇が取りやすくなる (37.6%) が最も多く 次いで 残業が減る (36

中小企業のための「育休復帰支援プラン」策定マニュアル

1 取組の目的一人ひとりが心身ともに健康で いきいきと働くことで生産性を高め 価値を創造し利益を生むことと それにより 働きやすい会社 やりがいのある会社 成長し続ける会社 を実現することを目的として 働き方改革の取組を進めている 2 現在の取組 働き方改革推進室 を中心とした取組の推進同社では約

品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス

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あおもり働き方改革推進企業認証制度 Q&A 平成 29 年 12 月 14 日 Vol.1 目次 1 あおもり働き方改革推進企業認証制度全般関係 Q1 県外に本社がある場合はどのように申請できるのか P1 2 あおもり働き方改革宣言企業関係 Q2 次世代法に基づく一般事業主行動計画とはどういうものか

ソーシャルセクター組織実態調査 2017 特定非営利活動法人新公益連盟 2017 年 12 月 6 日 Copyright 2017 Japan Association of New Public All Rights Reserved,

ボスの本音(ボスジレンマ)調査報告書_

,995,972 6,992,875 1,158 4,383,372 4,380,511 2,612,600 2,612, ,433,188 3,330, ,880,573 2,779, , ,

問 3 問 2 で と回答した方は 上記対策で何を見て知ったか ( 複数回答可 ) % 問 4 問 2で と回答した方は 下記対策で利用したいまたは既に利用しているものは 問 4 何か ( 複数回答可 ) 特定健診 特定保健指導対策 10 (41.9%) がん ( 婦人

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滋賀県内企業動向調査 2018 年 月期特別項目結果 2019 年 1 月 滋賀銀行のシンクタンクである しがぎん経済文化センター ( 大津市 取締役社長中川浩 ) は 滋賀県内企業動向調査 (2018 年 月期 ) のなかで 特別項目 : 働き方改革 ~ 年次有給休暇の取得

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02 IT 導入のメリットと手順 第 1 章で見てきたように IT 技術は進展していますが ノウハウのある人材の不足やコスト負担など IT 導入に向けたハードルは依然として高く IT 導入はなかなか進んでいないようです 2016 年版中小企業白書では IT 投資の効果を分析していますので 第 2 章

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

Microsoft Word 年度評価シート.docx

テレワーク制度等 とは〇 度テレワーク人口実態調査 において 勤務先にテレワーク制度等があると雇用者が回答した選択枝 1 社員全員を対象に 社内規定などにテレワーク等が規定されている 2 一部の社員を対象に 社内規定などにテレワーク等が規定されている 3 制度はないが会社や上司などがテレワーク等をす

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制度名 No. 1 ( 働 1) フレックスタイム制度 対象者: 営業職の正社員 労働時間の清算期間: 毎月 1 日から末日までの1か月 1 日の所定労働時間は 8 時間 清算期間内の総労働時間: 1 日あたり8 時間として 清算期間中の労働日数を乗じて得られた時間数 ただし 清算期間内を平均し1

主な論点 資料 4 1. ワーク ライフ バランスの推進 生産性向上等の観点から 働き方とともに休み方を見直すことの必要性 重要性 (1) 有給休暇取得状況と長時間労働の国際比較 (2) 休暇取得と生産性との関係 (3) 仕事と仕事以外の生活の充実 2. 秋の連休の大型化等を実現する上での課題 (1

1 取組の目的 ES( 従業員満足 ) なくしてCS( 顧客満足 ) なし との考えを経営の重要なテーマに掲げ 従業員のワーク ライフ バランスの推進に取り組んでいる また 合併後の従業員の一体感の醸成 モチベーションの向上を目的に労働時間やテレワークなど 働き方 有給休暇をはじめとした 休み方 の

振り返り評価シート

標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

Microsoft Word - (参考資料2(第4回資料3)修)本編_企業アンケート結果

女性の活躍推進の意義と課題 意 義 課題 少子高齢化で生産年齢人口が減少 労働力人口の増加 海外を含む企業間競争の中で 性別に関わらず優秀な人材の確保が必要 埋もれている優秀な人材の確保 少子化と生産年齢人口の減少が進む中で 女性の活躍の推進は喫緊の課題 女性の労働力率は 第 1 子出産を機に 6


CSR(企業の社会的責任)に関するアンケート調査結果《概要版》

ICT 利活用による働き方改革でホワイトカラーの労働時間を月間 21 時間削減可能に

T&D保険グループ 2004年3月期決算のご説明

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2016 年度の主な活動実績 2WAY マネジメント 2WAY コミュニケーションをより充実させ 効果的な面談を実施するための運用について 2016 年度も継続して 労使間で協議を重ねま した また One NEC Survey( 従業員意識調査 ) の結果もふまえ 各職場でのマネジメント向上施策を

ニュースリリース:P&G「ダイバーシティ時代の“管理職1000人の本音”調査」を実施(参考資料)

第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査   

調査実施の背景 わが国では今 女性活躍を推進し 誰もが仕事に対する意欲と能力を高めつつワークライフバランスのとれた働き方を実現するため 長時間労働を是正し 労働時間の上限規制や年次有給休暇の取得促進策など労働時間制度の改革が行なわれています 年次有給休暇の取得率 ( 付与日数に占める取得日数の割合

知創の杜 2016 vol.10

仕事と生活の調和 ( ワーク ライフ バランス ) に関する意識調査について Ⅰ. 調査目的 本調査は 仕事と生活の調和 ( ワーク ライフ バランス ) の現状及び仕事と生活の調和の実現を推進するための新たな国民運動である カエル! ジャパンキャンペーン に関して 国民の意識やニーズを把握し 今後

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なぜ働き方改革が必要か 業務が増え続けている 組織としての持続可能性 新しい挑戦の余地 人口減少時代を見据えた職員の適正配置 業務の中身が変化している ( 作業 企画 ) 物量ではなく 質 ( 生産性 ) で勝負できる働き方へ 世の中の流れ 特に若い人材が働き続けられるように 子育て 介護との両立

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敦賀市次世代育成支援対策行動計画(特定事業主行動計画)改訂にあたって

「組織マネジメントに関する調査」結果(概要)

1. 職場愛着度 現在働いている勤務先にどの程度愛着を感じているかについて とても愛着がある を 10 点 どちらでもない を 5 点 まったく愛着がない を 0 点とすると 何点くらいになるか尋ねた 回答の分布は 5 点 ( どちらでもない ) と回答した人が 26.9% で最も多かった 次いで

山梨県生活習慣病実態調査の状況 1 調査目的平成 20 年 4 月に施行される医療制度改革において生活習慣病対策が一つの大きな柱となっている このため 糖尿病等生活習慣病の有病者 予備群の減少を図るために健康増進計画を見直し メタボリックシンドロームの概念を導入した 糖尿病等生活習慣病の有病者や予備

平成29年度     地域経済動向調査      調査報告書

表紙案8

2015 年度 ~2017 年度中期経営経営計画 14 中計 1. 当社が目指すもの企業理念と Vision E 2.11 中計 中計 (2nd STAGE / 2012~ 年度 ) の成果 - Vision E における 11 中計の位置づけと成果 - 1

「新入社員意識調査」に関するアンケート調査結果

制度名 No. 1 ( 働 1) フレックスタイム制度 システム開発部署を対象にフレックスタイム制度を導入 制度概要 コアタイムを設定 :11 時 ~15 時 週単位 ( 月曜日 ~ 日曜日 ) の総就業時間数が 所定就業時間を満たしていること 所定就業時間 / 週 :8 時間 営業日 始業時間 /

2 取組実績 ( 選択した取組事項について記入すること ) (1) 労働時間等設定改善委員会の設置等労使の話し合いの機会の整備 ( 労働時間等の設定の改善に関する特別措置法第 7 条第 2 項の規定による衛生委員会のみなしを含む ) 労働時間等設定改善委員会などの設置の有無 名称 話し合いの機会の頻

調査結果 転職決定者に聞く入社の決め手 ( 男 別 ) 入社の決め手 を男 別でみた際 性は男性に比べると 勤務時間 休日休暇 育児環境 服装 オフィス環境 職場の上司 同僚 の項目で 10 ポイント以上 かった ( 図 1) 特に 勤務時間 休日休暇 の項目は 20 ポイント以上 かった ( 図

第第第ライフスタイルに対する国民の意識と求められるすがた50 また 働いていないが 今後働きたい と回答した人の割合は 男性では 7.4% であるのに対し て 女性は19.1% である さらに 女性の中では 30 代の割合が高く ( 図表 2-1-2) その中でも 特に三大都市圏で高い割合となってい

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企業の人材確保支援 中小企業人材支援センターによる採用 定着支援や 障がい者の雇用促進 企業の成長を担うプロ人材の採用支援等により 大阪産業を支える中小企業の人材確保を支援する 大阪働き方改革支援センターの人材確保支援の機能を強化し 大阪人材確保推進会議と協働して製造 運輸 建設の 3 分野を中心に

現在 学校には 急速に変化する社会の中で 自立して生きていく力を育成するための指導の充実が求められております そのためには 教員が健康で生き生きとやりがいをもって働きながら 学校教育の質を高めることができる環境を構築することが必要です しかしながら 北海道教育委員会が平成 28 年度に行った 教育職

~この方法で政策形成能力のレベルアップが図れます~

社員がイキイキと働く サンメディカルを目指して

2 継続雇用 の状況 (1) 定年制 の採用状況 定年制を採用している と回答している企業は 95.9% である 主要事業内容別では 飲食店 宿泊業 (75.8%) で 正社員数別では 29 人以下 (86.0%) 高年齢者比率別では 71% 以上 ( 85.6%) で定年制の採用率がやや低い また

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

①働き方アンケートプレスリリース

 

先進企業20社への取材に基づく 「タレントマネジメント・ガイドライン」とシステム構築事例のご紹介

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

平成 25 年 3 月 18 日 Smart up! プロジェクトの展開 ( お客様の利便性と事務効率の向上 ならびに女性職員の更なる活躍フィールド拡大 ) 朝日生命保険相互会社 ( 社長佐藤美樹 ) は キャッシュレス化の推進 ペーパーレス化 セルフ手続化の推進 によるお客様の利便性と事務効率の向

ダイバーシティ100選目次.indd

Microsoft Word - 単純集計_センター職員.docx

Transcription:

2017 年度第 4 回一橋大学政策フォーラム SCSK の 働き方改革 ~ 働きやすい やりがいのある会社を目指して ~ 2018 年 2 月 5 日 上席執行役員人事グループ分掌役員播磨昭彦

経営理念 会社概要 経営理念 私たちの使命 夢ある未来を 共に創る お客様からの信頼を基に 共に新たな価値を創造し 夢ある未来を拓きます IT に関するすべてのサービスで ビジネスの新価値創造とグローバル展開をサポートします 金融システム事業 IT マネジメント事業 流通システム事業 4 つの業種別事業 Full Lineup Service 4 つの機能別事業 プラットフォームソリューション事業 通信システム事業 ビジネスサービス事業 製造システム事業 ソリューション事業 私たちの 3 つの約束 人を大切にします 確かな技術に基づく 最高のサービスを提供します 会社名設立年月日代表者資本金 SCSK 株式会社 1969( 昭和 44) 年 10 月 25 日代表取締役社長谷原徹 21,152 百万円 世界と未来を見つめ 成長し続けます 売上高 3,239 億円 ( 連結ベース 2016 年 3 月期 ) 従業員数 11,769 名 ( 連結ベース 2016 年 3 月末 ) 1

情報サービス産業の特徴 動向 IT 投資活発化の反面 IT 人材不足の傾向が顕著 単位 : 兆円 23 22 企業の IT 投資額 人材充足感 50% 40% 21 30% 20 長時間労働で 20% 埋め合わせ 19 18 IT 企業の IT 人材の 量 に対する充足感 2008 2010 2013 2014 2015 2016 10% 0% 2 出典 : 経済産業省 特定サービス産業実態調査 (2007 年 ~2016 年 ), IPA IT 人材白書 2017

長時間労働の常態化による負のスパイラル 長時間労働 の常態化 人材が 集まらない 生産性の 低下 社会的 イメージの悪化 育児 介護との 両立困難 3

SCSK の取り組み 働き方の改革 仕事の質を高める 働き方の改革 社員が心身の健康を保ち 仕事にやりがいを持ち 最高のパフォーマンスを発揮してこそ お客様の喜びと感動につながる最高のサービスができる 4

2013 年 4 月開始 スマートワーク チャレンジ 20 目的 働きやすい職場作りに向けた意識改革と改善活動の定着化 2008 年当時 月間平均残業時間 35 時間 年次有給休暇取得日数 13 日 目標 大幅削減 月間平均残業時間 20 時間 100% 取得 年次有給休暇取得日数 20 日 5

残業半減運動 (2012 年 ) 1 エントリー部署 (32 部署 ) の取り組み施策 Best5 施策詳細実施部署数 1 業務の見直し 負荷分散 多忙なプロジェクトへの人員投入 ( 他部署からの異動や応援等 ) 組織統合による業務の集約 / 合理化 業務をアウトソース等 22 2 リフレッシュデー ( ノー残業デー ) の推進 毎週水曜日以外の追加実施 ( 例 : 週 2 週 3 毎日 月末に追加 ) 定時退社促進のために部長による声かけ オフィス巡回等 20 3 日次 ( 朝礼 終礼 )/ 週次での確認 業務の明確化 ( 優先順位 / 無駄の見極め ) プロジェクト単位の朝礼 終礼で当日の業務を確認 朝メール 夜メールで 1 日の業務確認 週次で残業状況を確認し 部内会議で対策検討等 19 4 フレックス 裁量労働の 活用 繁閑にあわせた時間外削減 シフト勤務者のフレックス適用等 18 5 会議の効率化 時間帯 開催時間等の効率化 会議時間帯のルール設定 (17:00 以降の会議禁止 ) 上限時間の設定 ( 最長 90 分まで 定刻 5 分前終了 ) 等 17 次点 直行 / 直帰の励行 顧客訪問 定例会等を朝一か 夕方に設定し 移動時間を削減 ( 主に営業部署 一部の開発部署で実施 ) 10 集計条件 : 残業半減運動の結果報告において 効果が高かったと回答した施策の件数 ( 複数回答あり ) 6

スマートワーク チャレンジの成果 年度平均残業時間 / 月年次有給休暇日数 2008 年度 35.3 13 2011 年度 27.8 13 2012 年度 26.1 15.3 2013 年度 22.0 18.7 年次有給休暇取得率 97.8% 2014 年度 18.2 19.2 2015 年度 18.0 18.7 2016 年度 17.8 18.7 月間平均残業時間 20 時間以下 7

スマートワーク チャレンジ 20 の主な施策 浮いた残業代を社員に全額還元 有休 残業目標達成した組織単位に特別ボーナスを支給 20 時間分の残業代を固定支給 有給休暇が取りやすい環境 全社一斉年休取得日 取得奨励日の設定 バックアップ休暇 (5 日 ) の設定 長時間労働の是正 管理職を含む全社員が実勤務時間を記録 月間 80 時間超の残業は社長承認 業務品質の向上 開発プロセス標準の徹底やPMO 強化 マネジメント強化 ( 関与度合 組織規模適正化 ) 会社の本気度 組織の取組促進 社員の気持ちへ働きかけ 全社員の取り組み トラブルの早期把握 手戻り防止 マネジメント意識 行動 8

お客様へのご理解 ご協力のお願い 計画的有給休暇取得に関するお願い 過重労働抑制の取り組みについて 9

家族への手紙 健康経営に対する思いを綴った社長の手紙を全役職員の家族宛に郵送 10

営業利益と残業時間 有給休暇取得日数の推移 残業時間 ( 時間 ) 年次有給休暇取得日数 ( 日 ) 30 20 18.7 日 18.7 日 25 20 27 時間 27 時間 140 億円 12.0 日 169 億円 13.0 日 15.3 日 26 時間 208 億円 22 時間 18.7 日 239 億円 月間平均残業時間 20 時間以下 19.2 日 280 億円 317 億円 337 億円 18 時間 18 時間 18 時間 有給休暇取得率 95.3% 15 15 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度 10 11

成果につながった重要なポイント 1 トップの強い旗振り メッセージ発信 目的や方向性を常に共有 2 組織的な取り組み 組織長 ( 経営 ) 組織管理者 ( 部長 課長 ) メンバー ( 課員 ) が一体となって取り組むこと その全員が当事者であること 3 残業削減 だけでなく 有給休暇 をセットにしたこと 業務の共有化による 相互バックアップ体制へ転換した 状況や数字の見える化 情報の共有 追加施策や人事制度の見直しを 常に最速で実行 時間を友達にして ( 成果がでるまで 3 年 ) 12

スマチャレ 施策での力学 メッセージの徹底 ( 健康の必要性 優先度 ) 経営トップ 経営目標 : 有休取得 残業削減 ( マネジメント能力を問う ) 働き掛け 役員 組織横断負荷分散対策 仕組み 変化を促す圧力 部長 課長 管理職を含め 全社員が実勤務時間を記録 組織毎の実績比較 組織別実績でインセンティブ支給 残業時間により承認者階層 UP 長時間残業に業績評価ペナルティ 状況把握 お客様や社外への理解促進 改善 工夫 メンバー コミュニケーション向上 変化への安心感 減少した残業代の還元 バックアップ休暇 柔軟な勤務制度 管理スパンの適正化 家族 顧客 社会からの評価 13

社員満足度の向上社員意識調査 働きやすい職場づくりアンケート より 誇りを持って働ける 2012 年度 経営理念に共感できる 2012 年度 2017 年度 2017 年度 0% 20% 40% 60% 80% 100% そう思う ややそう思う あまりそう思わない そう思わない 今後も働き続けたい 2012 年度 2012 年度 0% 20% 40% 60% 80% 100% そう思う ややそう思う あまりそう思わない そう思わない 多様な働き方が出来る 2017 年度 2017 年度 14 0% 20% 40% 60% 80% 100% そう思う ややそう思う あまりそう思わない そう思わない 0% 20% 40% 60% 80% 100% そう思う ややそう思う あまりそう思わない そう思わない

働き方改革 の取り組み 経営理念 夢ある未来を 共に創る 働き方改革 スマートワーク チャレンジ 健康わくわくマイレージ どこでも WORK ワーク ライフ バランスの向上 健康増進 ダイバーシティの推進 自己成長機会の創出 15 Copyright SCSK Corporation

健康わくわくマイレージ ( 通称 : わくわくマイル ) 目的 60 歳代以降も健康的に働き続けられるよう 良い行動習慣の定着化 健康診断結果の良化を図る 行動習慣 ( 毎日 ) 健康診断結果 ( 年 1 回 ) 1 朝食 ( 毎朝食べる ) 2 ウォーキング (8,000 歩 10,000 歩 ) 3 歯磨き ( 毎日 2 回 ) 4 休肝日 ( 週 2 日 ) 5 禁煙 ( 毎日たばこを吸わない ) 1 肥満 (BMI) 2 血中脂質 ( 中性脂肪 LDL HDL) 3 糖代謝 ( 空腹時血糖 Z HbA1c) 4 肝機能 (γ-gtp,got,gpt) 5 血圧 ( 収縮期 拡張期 ) 1 年間獲得したポイントに応じて インセンティブを支給 ( 個人インセンティブと組織インセンティブの 2 階立て ) 役員向け どきどきマイル( 通称 ) 役員自身の健康リスクは経営リスクそのものという考えから マイナス評価の要素も加味し また担当組織の所属員の推進状況も併せて評価し +/ ーの報奨金を決定 16

健康わくわくマイレージの成果 100% 90% 80% ウォーキング実施率 74% 朝食摂取率 71% 休肝日実施率 88% 90% 82% 歯科検診受診率 75% 喫煙率 70% 60% 50% 40% 34% 31% 36% 30% 20% 19% 10% 17 0% 2014 2016 2014 2016 2014 2016 2014 2016 2008 2016

どこでも WORK 自席を前提としない働き方 週に1 回程度の在宅 / サテライト勤務 ICTをフル活用し リモート環境でも自席と同様に働く リモートワーク ペーパーダイエット 紙を前提としない働き方 印刷 ( 50%) と保管量 ( 70%) の削減 ペーパーレス会議の推進と定着化 フレキシブルオフィス 生産的 効率的なオフィス 多様な働き方スペースの新設 フレックスアドレスと個人ロッカーの導入 18 Copyright SCSK Corporation

働きやすい やりがいのある会社 を目指して 女性が輝く先進企業表彰 内閣総理大臣表彰 なでしこ銘柄 に 3 年連続 (2014-2016 年度 ) 選定 ダイバーシティ ワーク ライフ バランス 健康経営 人材育成 健康経営銘柄 に 3 年連続 (2014-2016 年度 ) 選定 働き方改革 キャリア支援企業表彰 2013 厚生労働大臣表彰 働きやすく生産性高い企業 職場表彰 最優秀賞 ( 厚生労働大臣賞 ) 日経 スマートワーク経営 調査 2017 人材活用部門賞 19

働きやすい やりがいのある会社 を目指して 働きやすい やりがいのある会社 生産性の高い創造性豊かな仕事 好循環サイクル お客様 社会へ貢献 ダイバーシティ 健康経営 ワーク ライフ バランス 人材育成 20 働き方改革

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