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(2) 授 業 での 流 れ 0. 本 時 の 新 出 導 入 文 型 ( 場 合 により 定 着 の 悪 い 既 習 表 現 の 復 習 )が 含 まれた 本 日 の 対 話 モデルを 授 業 開 始 前 ( 休 み 時 間 等 )に 黒 板 に 書 いておく 生 徒 A: Good morning. 生 徒 B: Good morning. 生 徒 A: How are you today? 生 徒 B: ( Great, Fine, OK, So-so, Not good,... ), thank you. And you? 生 徒 A: ( Great, Fine, OK, So-so, Not good,... ), thank you. What did you do last weekend? 生 徒 B: I [ studied English / went shopping / played soccer / used a computer]. What did you do last weekend? 生 徒 A: I [ read comic books / watched a movie / slept a lot / played video games]. 生 徒 B: Thank you. 生 徒 A: You're welcome. 対 話 モデル 例 この 部 分 が 毎 回 変 わる [ ]には 生 徒 たちが 使 いたい 表 現 したいと 思 われ る 表 現 を 示 して 自 分 たちで 選 択 できるようにする 1 "Good morning!"など 全 体 一 斉 での 授 業 開 始 のあいさつを 行 う 2 本 日 の 対 話 モデルを 一 斉 に 発 音 練 習 する 必 要 に 応 じて 文 法 事 項 や 選 択 できる 部 分 の 表 現 を 繰 り 返 し 練 習 したり 簡 単 な 説 明 を( 日 本 語 を 使 って) 加 える 3 出 席 番 号 により 先 生 と 練 習 する 生 徒 達 を 確 認 する ( 1 日 で 8 ~ 10 人 が 目 安 例 えば 出 席 番 号 の 末 尾 1と6の 生 徒 などと 指 定 する ) 4 1 回 ごとの 得 点 を 確 認 ワークシート 表 面 活 動 しながら 得 たポイントを 色 付 けしていく する 1 回 友 達 と 対 話 練 習 すると 決 められたポ イントを 得 て ワークシ ートのポイント 分 の 枠 に 色 を 付 ける なお ポ イ ントは1point ~ 5 ponts まで 幅 を 持 たせ 難 しい 表 現 や 自 分 自 身 で 考 えることが 多 い 表 現 には 多 めのポイント を 設 定 する 5 ワークシート 表 面 の 記 録 用 紙 ( 右 )と 赤 ペンを 持 たせ 5 分 間 (タイマ ーをセットして) 練 習 す る 生 徒 同 士 だけでなく 先 生 やALTとも 練 習 することができる 6 先 生 と 練 習 する 生 徒 達 ( 毎 回 出 席 番 号 順 により 男 女 各 4 名 ずつ)は 先 生 から 対 話 モデル 以 外 の 文 も 質 問 を 受 けて それに 答 える このプラスアルファの 質 問 に 対 する 答 え 方 は 表 現 力 の 評 価 の 対 象 とする 2

7 今 回 自 分 で 練 習 した 文 章 を ワークシート 裏 の 練 習 コーナーに 実 際 に 書 いてみる 8 まとめとして アイ コンタクトなどにボー ナスポイントを 与 えな がら その 回 の 練 習 を 振 り 返 る 9 授 業 後 に 生 徒 達 のワー クシートにある 最 後 の の 次 に 教 師 の 確 認 印 を 毎 回 押 す これにより 生 徒 達 の 活 動 状 況 を 把 握 することができる 10 ワークシート 表 面 に 最 後 まで がついたら 新 しいワークシートをも らう ワークシート 裏 面 の 練 習 は ALTにまと めてチェックをしてもらい 返 却 する 11 ここで 練 習 した 表 現 のいくつかは 毎 回 の 定 期 テストにある[ 自 己 表 現 ]に 出 題 する 指 導 過 程 Procedure Students' Activities Teacher's Instructions Notes Evaluations 2. "Greet, Greet, Greet 1000 Friends!" & Presenting New Material "if"(15') この 活 動 の 指 導 案 への 記 入 例 Listen to the teacher's explanation for "If ~, " Practice "Today's Expression" together. Each S gets a card & greet as many friends as possible in 5 minutes. ワークシート 裏 面 生 徒 がその 日 に 練 習 した 表 現 を 書 いて 覚 える Tell the today's expressions "If ~,." to the Ss. Let the Ss practice "Today's Expression." Give the Ss the cards. Some Japanese explanations are given if necessary. "Today's Expression" below & some hints are written on the board before the class. A: Good afternoon. B: Good afternoon. "If~,." もし~ならば A: How are you? B: ( Great / Fine / OK / So-so / Not Good), thank you. And you? A: ( Great / Fine / OK / So-so / Not Good), thank you. B: [ Taking a card ] If I ~, I will. A: [ Taking a card ] If I ~, I will. B: Thank you. A: You're welcome. Check if the Ss speak loudly & try to practice as many friends as possible. 教 師 観 察 補 助 簿 (8 名 + α) 3

Some Ss greet the Practice with some Ss. teacher. Help some Ss with trouble. Practice writing "Today's Expression" on the Give some bonus worksheet. points for the practice. Record the today's practice on the worksheet. Check if the Ss can write their own sentences. 教 師 観 察 点 検 ワークシー ト( 全 員 ) 教 師 は 毎 回 8 人 程 度 の 生 徒 と 活 動 を 行 い 評 価 する 2 生 徒 の 変 容 (1) 自 己 表 現 問 題 の 得 点 の 推 移 次 々と 相 手 を 替 え 活 動 し ポイントをワーク シートに 色 付 けする 裏 面 に 練 習 した 文 を 書 き さらにボーナスポ イントを 色 付 けする 今 年 度 から 特 に 正 確 に 英 語 を 運 用 できる 能 力 の 育 成 という 視 点 を 重 視 して 書 く 活 動 を 取 り 入 れている この 指 導 が 生 徒 達 の 正 確 な 英 語 運 用 に 実 際 どの 程 度 反 映 されているのかを 調 査 した 表 1 表 2 表 1 表 2は 1 学 期 6 月 と3 学 期 1 月 に 実 施 したテストより それぞれの 自 己 表 現 問 題 の 得 点 分 布 とそれぞれの 点 数 の 生 徒 数 2 回 分 のテスト の 得 点 推 移 をまとめたものである 自 己 表 現 問 題 は 与 えられた 条 件 に 従 い 自 分 自 身 の 答 えを 英 語 で 正 確 に 書 かせる 問 題 である 結 果 を 分 析 すると 全 体 の 平 均 点 は1 学 期 5 点 から3 学 期 7 点 へ2 点 の 伸 びが 見 られた また 点 数 ごと の 生 徒 の 増 減 を 見 ると 6 点 以 上 得 点 できた 生 徒 が 増 え 一 方 5 点 以 下 の 生 徒 が 減 っていた 4

また 1 学 期 と3 学 期 の 点 数 を 比 較 したところ( 表 2) 60%の 生 徒 達 が 3 学 期 の 点 数 が 伸 びて いる さらに 1 学 期 全 く 書 けない または 全 く 得 点 できなかった 生 徒 数 ( 点 数 0) 得 点 が4 点 以 下 の 生 徒 数 が 減 り 少 しずつ 生 徒 達 の 各 英 文 が 質 と 量 共 に 改 善 されている (2) 取 組 に 対 する 生 徒 の 感 想 表 3 では もう 一 つの 研 究 の 視 点 である 表 現 する 楽 しさを 味 わわせる 工 夫 は 実 際 生 徒 達 の 英 語 で 表 現 したいという 意 欲 を 高 めることができたの だろうか? 2 年 間 この 活 動 に 取 り 組 んでいる 中 2の 生 徒 達 に 先 日 実 施 したアンケート( 表 3 19 年 12 月 実 施 )によると 大 変 良 い (76%) 良 い ( 26%)とする 肯 定 意 見 が100%となり 否 定 する 感 想 は 見 られなかった この 活 動 に 対 して 次 のような 感 想 を 書 いている 1 取 組 に 関 して 英 語 でも 日 本 語 でもあいさつが 大 事 なので とても 良 いと 思 う 短 い 時 間 でも20 人 近 くの 友 達 や 先 生 と 話 すことは とてもすごいことだと 思 います 英 語 で 会 話 できるようになるために 必 要 な 時 間 だと 思 う 英 語 で 人 と 話 す 時 は 必 ず 来 るのでとても 良 いと 思 います 毎 時 間 練 習 していたら 英 語 で 会 話 できるようになった 多 くの 友 達 とスラスラ 話 してすごく 楽 しく 練 習 できている プリントにポイントを 付 けて 取 り 組 むので いっぱい 会 話 練 習 ができるようになるので 良 いです 友 達 と 同 じ 課 題 を 話 しているのに 一 人 ひとり 英 語 が 違 い 学 ぶことがたくさんあり 相 手 のことも わかってとても 良 いと 思 います 英 語 の 授 業 なのに 英 語 以 外 のことを 学 ぶことがたくさんありま した 個 人 的 な 意 見 ですが もっと 自 分 のことを 英 語 で 話 したいです 練 習 の 時 は 何 気 なくなっている 感 じですが 友 達 と 話 している 時 自 然 に 単 語 などが 出 て 来 るように なりすごいと 思 います "Thank you."と 言 われたら 自 然 に"You're welcome."と 言 葉 が 出 てきます これは 毎 時 間 練 習 してい るおかげだなと 思 います "Thank you."や"you're welcome."が 体 にしみて 普 段 の 生 活 でついつい 使 ってしまいます 毎 時 間 の 繰 り 返 しのおかげで 英 語 が 自 分 の 生 活 に 近 い 気 がしました 何 回 も 英 語 を 言 っているので 頭 に 入 り テストなどでも 役 に 立 ちます 何 度 もその 文 章 を 言 うので すぐに 思 い 出 せるようになりました 知 らなかったり 新 しく 学 習 したことをすぐに 友 達 と 会 話 をして とても 速 く 覚 えられていいなと 思 いました 2 書 くことに 関 して プリントの 裏 に 英 語 を 書 く 練 習 もするので 読 んで 書 くという 力 が 身 に 付 くので 良 いと 思 いました 練 習 を 通 して 自 己 表 現 ができるようになり しかも 書 けるようになったので 良 かったです かなり 長 めの 単 語 でも すぐに 出 てくるようになった また 黒 板 の 対 話 モデルを 見 ながら 綴 りも 5

覚 えられた 読 めても 書 けなくては 意 味 がないと 思 うので 書 くのはすごく 良 いと 思 います 書 く 活 動 も 加 わり 書 けなかった 英 文 がテストで 書 けるようになっていて とても 役 立 ちました 裏 に 書 くことにより どうやって 英 文 を 書 くのかわかるようになりました 覚 えていたと 思 っても 文 が 書 けないことが 良 くなったので この 活 動 で 書 きながら 覚 えられるので 良 いです 裏 に 書 くようにあると 単 語 の 並 びとかを 書 いて 聴 いて しゃべって 覚 えるからいいと 思 う 毎 時 間 の 練 習 のおかげでいつの 間 にか 口 に 慣 れているものがいくつもあり ワークなどを 解 いてい てスラスラと 解 けるものがあります 友 達 と 話 して 文 を 書 くことにより すぐにしっかりと 単 語 や 英 文 を 覚 えられています 3 意 欲 に 関 して 英 語 がとても 苦 手 なのですが 最 初 のあいさつ 活 動 は 友 達 ととてもリラックスして 楽 しく 行 えまし た 英 文 も 覚 えることができました みんなと 一 緒 に 練 習 していて 単 語 英 文 の 意 味 や 発 音 が 分 かりやすくなった 男 女 とも 今 まで 話 したことのない 人 とも 練 習 することができて 相 手 の 事 を 知 ることができた 話 し 方 発 音 などが 上 手 い 人 と 話 せば 良 い 刺 激 になると 思 っているし 自 分 も 伸 びると 思 う 以 上 の 感 想 を 見 ると 設 定 した 視 点 を 理 解 して 実 際 に 活 動 に 取 り 組 むうちに 自 分 のことを 英 語 で 表 現 できるという 満 足 感 は 与 えられているものと 考 える 3 成 果 と 課 題 この 活 動 を 通 して 生 徒 達 に 表 現 する 楽 しさを 味 わわせながら 英 語 学 習 に 対 する 意 欲 を 高 め 生 徒 たちが 正 確 に 英 語 を 運 用 できる 能 力 を 育 成 できている また 今 回 の 調 査 により 互 いの 心 理 的 距 離 が 縮 まり 生 徒 同 士 で 楽 しく 活 動 に 取 り 組 み 生 徒 同 士 の 練 習 が 相 当 の 練 習 量 を 確 保 することにつながることがわかった そして 今 回 の 練 習 を 通 して speaking で 得 た 文 構 造 の 理 解 や 表 現 能 力 が 書 く 活 動 を 取 り 入 れることで 一 層 定 着 して writing でも 生 かされることが 分 かった 口 頭 での 練 習 により 生 徒 達 がその 表 現 をしっかり 覚 え 練 習 の 結 果 がテストなどで 実 際 に 成 果 として 表 れることで 生 徒 達 は 表 現 す ることに 自 信 をもつことにつながっている 今 後 の 課 題 としては 今 まで2 年 間 継 続 した 活 動 の 成 果 を 踏 まえながら 生 徒 達 が 一 層 充 実 した 自 己 表 現 ができるような 指 導 方 法 等 の 工 夫 先 生 以 外 と 練 習 している 時 の 中 身 の 充 実 そ してつい 日 本 語 が 出 てしまう 習 慣 を 乗 り 越 え "Well,..."のつなぎ 言 葉 や 表 現 が 自 然 に 英 語 で できるようにレベルアップを 図 ることなどを 考 えていきたい [ 参 考 文 献 ] 辰 巳 順 子 落 合 裕 子 大 久 保 素 子 堀 田 優 加 子 著. 中 学 3 年 間 で 必 ず 話 せる! 英 会 話 月 別 1 分 間 メ ニュー& 生 徒 熱 中 ゲーム33, 明 治 図 書 出 版 : 東 京, 2005 6

実 践 事 例 2 話 す 活 動 と 書 く 活 動 をリンクさせる 1 minute talk 35 と 5 minute writing 35 研 究 主 題 英 語 で 表 現 する 楽 しさを 味 わわせる 活 動 と 正 確 さの 指 導 を 適 切 に 行 うこと で 場 に 応 じて 自 ら 考 え 積 極 的 に 表 現 できる 子 どもを 育 てよう 視 点 1 話 すこと に 書 くこと を 加 えた 基 礎 的 基 本 的 事 項 の 定 着 と 表 現 する 意 欲 を 高 める 継 続 的 な 指 導 手 だて 話 す 活 動 と 書 く 活 動 をリンクさせる 活 動 のサイクルをつくる 継 続 的 に 行 うペア 活 動 による 1minute talk で 基 礎 的 基 本 的 な 事 項 の 定 着 を 図 る ペア 活 動 において 口 頭 で 伝 えた 内 容 を 書 く 5 minute writing で 書 く 力 を 付 ける 書 いたものを 添 削 し 語 彙 や 文 法 の 正 確 な 知 識 を 身 に 付 ける 1 指 導 の 実 際 (1)なぜ 話 す 活 動 と 書 く 活 動 をリンクさせるのか 1 平 成 18 年 度 さいたま 市 英 語 学 習 状 況 調 査 の 結 果 から 学 習 状 況 調 査 によると 自 分 で 考 え 表 現 する( 書 く)こと については 昨 年 より 改 善 され たとはいえ 他 に 比 べて 正 答 率 が 低 く 無 答 率 が 高 いため 書 く 活 動 をさらに 取 り 入 れる 2 自 分 で 考 え 表 現 する( 話 す)ことができる ことを 書 いて 表 現 できる ようにする 話 すことでは 表 現 できるが 書 いて 表 現 することが 不 得 意 な 生 徒 が 多 い そこで 話 す 活 動 と 書 く 活 動 をリンクさせて 表 現 する 楽 しさを 味 わわせ 意 欲 を 引 き 出 す 学 習 活 動 を 行 ってい くことにより 改 善 を 図 る 3 表 現 できる 幅 が 広 がっていくことに 喜 びを 感 じさせ 意 欲 を 高 める 話 すことで 書 くことで 表 現 できた 表 現 ( 単 語 数 文 の 数 )を 記 録 し 変 容 を 数 字 で 確 認 する ことにより 自 分 の 考 えを 表 現 する 事 に 対 する 意 欲 を 高 める 4 正 確 な 語 彙 や 文 法 の 知 識 を 身 に 付 けさせる 話 すことについては 生 徒 同 士 のペアワークで 終 わらせず 代 表 の 生 徒 が JTE(ALT)との 会 話 練 習 を 計 画 的 に 行 っていく 書 くことについては 話 した 内 容 を 書 いて 表 現 する それを JTE(または ALT)が 添 削 して 返 却 する 生 徒 は 返 却 されたものを 繰 り 返 し 練 習 用 ノートに 練 習 し 定 着 を 図 る (2) 話 す 活 動 1 minute talk と 書 く 活 動 5 minute writing をリンクさせる 取 組 1 授 業 の 流 れ ア 重 要 表 現 の 口 頭 練 習 ウ ALT(JTE)との 1minute talk オ 5 minute writing キ 新 出 事 項 の 導 入 イ 生 徒 同 士 のペアで1minute talk エ 口 頭 練 習 の 評 価 カ 作 文 の 評 価 1

2 継 続 的 に 行 う 会 話 練 習 で 口 頭 で 伝 える 力 を 伸 ばす - 1 minute talk - ア 会 話 を 発 展 させるためのつなぎ 言 葉 や 慣 用 表 現 の 口 頭 練 習 基 礎 的 基 本 的 事 項 の 習 得 イ 前 時 に 学 習 した 語 句 重 要 構 文 の 口 頭 練 習 基 礎 的 基 本 的 事 項 の 習 得 慣 用 表 現 の 定 着 の 工 夫 繰 り 返 し 継 続 的 に 練 習 させ 定 着 させたい つなぎ 言 葉 や 慣 用 表 現 を 毎 時 間 黒 板 に 張 り 出 しながら 確 認 し 口 頭 練 習 する この 後 行 う 1 minute talk で これらの 表 現 を 使 い 会 話 をつなげさ せる 慣 用 表 現 を 授 業 で 指 導 した 際 に 下 記 のワークシートの 日 本 語 英 語 の 欄 に 書 きこみ 授 業 で 使 用 することができた 場 合 日 付 の 下 に を 書 く 慣 用 表 現 を 積 極 的 に 使 うことに 意 識 的 になり また どの 表 現 をよく 使 用 していて あまり 使 用 していない 表 現 はどれなのかが 一 目 で 分 かる 英 語 で 話 そう class No Name No 日 本 語 英 語 4/26 5/8 5/9 6/12 6/15 6/19 6/20 1 えっと Let s see. 2 本 当!? Really? 3 君 は? How about you? 4 ウ 口 頭 練 習 した 上 記 ア( 慣 用 表 現 ) イ ( 前 時 の 重 要 構 文 )を 用 いて 今 日 の 話 題 (テー マ) について1 分 間 ペアで 英 語 を 用 いて 会 話 をする 表 現 する 楽 しさを 味 わう 生 徒 の 会 話 例 (テーマは favorite subject ) Student 1 : Hi,. Student 2 : Hi,. Student 1 : How are you? Student 2 : I m fine thank you, and you? Student 1 : I m fine, too. Student 2 : By the way, my favorite subject is English. How about you? Student 1 : I like science. I don t like English because it s difficult for me. Student 2 : Oh, I see. Thank you. Student 1 : You re welcome. は1で 述 べた 重 要 表 現 は2で 述 べた 前 時 で 学 習 した 表 現 2

エ ペア 活 動 による 会 話 の 後 下 記 の 評 価 シートを 記 入 する 表 現 する 意 欲 を 引 き 出 す 会 話 で 用 いた 慣 用 表 現 文 の 数 をシ ートに 記 入 する オ 終 了 後 計 画 的 に 選 ばれた 生 徒 数 名 は JTE(または ALT)と 今 日 の 話 題 (テーマ) に ついて 会 話 を 行 い 評 価 する 表 現 する 意 欲 を 引 き 出 す 正 確 さの 指 導 3 口 頭 で 伝 えたことを 書 いて 添 削 し 書 く 力 を 付 ける - 5 minute writing - ア ペア 活 動 による 会 話 練 習 の 内 容 ( 今 日 の 話 題 について)を 書 くこと で 表 現 する 制 限 時 間 は5 分 として 話 題 につ いて 話 したことを 基 に 自 分 が 考 えている 事 を 書 いて 表 現 する イ 終 了 後 書 くことができた 単 語 の 数 と 文 の 数 を 評 価 シートに 記 入 する 表 現 する 意 欲 を 引 き 出 す ウ 生 徒 が 書 いた 作 文 を 回 収 し JTE(または ALT)が 文 法 とスペルをチェッ クし 返 却 する 正 確 さの 指 導 3

エ 添 削 された 作 文 を 練 習 用 ノートに 練 習 する 正 確 さの 指 導 オ 生 徒 の 作 文 の 中 で 良 くできていたものを 印 刷 し 参 考 にさせる 表 現 する 意 欲 を 引 き 出 す 2 生 徒 の 変 容 (1) 生 徒 の 感 想 初 めは1 分 も 話 すのはとても 長 いと 思 ったけど 何 回 も 行 ううちに 長 く 感 じなくなった 評 価 シートに 話 せた 語 数 を 書 いていて その 数 が 少 しずつ 増 えていくのが 嬉 しかった もっと 話 せるように 新 しい 内 容 を 学 ぶ 時 にしっかり 覚 えたいと 思 う 先 生 や ALT と 上 手 に 話 しているのを 聞 いて 真 似 したいと 思 いました 今 度 は 何 分 間 英 語 で 話 せるか 試 してみたい 話 せるのに 書 けない 自 分 に 気 付 いたので 書 けるようになるために 何 回 も 練 習 します 同 じような 文 ばかりしか 初 めは 書 けなかったけど 多 く 書 けると 嬉 しい 時 間 を 区 切 って 書 いてみると 覚 えているものと 覚 えていないものがはっきり 分 かった 3 成 果 と 課 題 (1) 成 果 継 続 して 行 うことにより 英 語 で 表 現 することに 対 して 抵 抗 がなくなってきた 生 徒 は 評 価 シートに 記 入 した 言 えた( 書 けた) 文 の 数 等 の 数 値 が 増 えていくこ とによって 表 現 することに 対 する 意 欲 が 増 した 話 すことで 表 現 できるが 書 いて 表 現 することが 苦 手 だと 実 感 し 書 く 練 習 をたくさん しなければならないと 決 意 した 生 徒 が 増 えた また わからない 表 現 を 自 主 的 に 調 べ る 生 徒 もでてきた 以 前 より 単 語 や 文 を 練 習 する 習 慣 が 身 に 付 いてきた (2) 課 題 話 題 について 深 く 掘 り 下 げて また 広 げて 表 現 できるように 指 導 したい 長 い 期 間 を 通 して 活 動 を 行 い 取 り 組 みの 成 果 を 数 値 にまとめ どのような 話 題 が 表 現 しやすく また 苦 手 なのかを 調 べたい 書 く 習 慣 を 身 に 付 けさせるためには 書 かせる 活 動 を 多 く 行 わなければ 厳 しい 授 業 内 で 確 保 できる 時 間 がどうしても 限 られる 4

( ) writing Reading Writing 1

School bells are not necessary. Summer vacation is better than winter vacation. A lunch box is better than school lunch. School is boring. Japan is a good country. because First, Second, Third What do you think? 30 I don t agree with because. I agree with because. 2

I agree with because. 1 ALT 1 Recently I have been very sleepy during class. I can t get interested in any of the subjects that I have. Why is that? I can t understand the reason. 2 I m very busy and tired, because I go to juku and study hard. I want to play with my friend, but I will soon be a high school student and must prepare, so I don t have time to play with my friend. My dream is to go to a foreign country to work, so I m studying very hard. 3 My dream is to be a public servant, but it means I have to study very hard and stay very busy. I am studying very hard now, because I want to go to high school. I want to be playing games now, but I don t because I was banned from playing games from my parents. 4 My days are very interesting. Going to school to study, talk with my friends and so on. I enjoy my life. I like sports day very much. 5 I don t like English. Because English is not easy. 6 My hobby is listening to music. I need many friends and music. I want to go to a concert, karaoke, shopping and Disney land. 3

1 To 3. Really? I want to be a public servant, too. I think you will be a good worker. Let s try hard together. 2 I want to play tennis but I can t. I already finished tennis club. If I have chance, I will play tennis. 3 To 1. I think so too, but we are junior high school students so we have to study. First of all, you have to go to bed early. 4 I have no time because I study so much. I want to go to high school. I think high school life will be great and exciting. 5 We didn t win the first prize at sports day. I was very sad about that. But I think 3-2 is the best team. 6 I love EXILE! Their songs make me fall in love with them. No EXILE no life! 7 To 5. I like to speak English because English is spoken by many people in the world. A ( ) B It is difficult for me to get up early. C ( ) 4

Writing s Boot camp Target Sentence 10 5

1 50 1 1 2 writing writing skill writing 17 7.25 Writing :, 2000 :, 2000 6