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りすると 病 気 が 悪 化 することがあります 指 示 どおりに 飲 み 続 けることが 重 要 です この 薬 を 使 う 前 に 確 認 すべきことは? 次 の 人 は この 薬 を 使 用 することはできません 肝 臓 に 重 篤 な 障 害 がある 人 カルバペネム 系 抗 生 物 質 *

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接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

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バルトレックス 錠 500 患 者 向 医 薬 品 ガイド 2014 年 11 月 更 新 この 薬 は? 販 売 名 一 般 名 含 有 量 (1 錠 中 ) バルトレックス 錠 500 VALTREX Tablets バラシクロビル 塩 酸 塩 Valaciclovir Hydrochloride 556 mg (バラシクロビルとして 500mg) 患 者 向 医 薬 品 ガイドについて 患 者 向 医 薬 品 ガイドは 患 者 の 皆 様 や 家 族 の 方 などに 医 療 用 医 薬 品 の 正 しい 理 解 と 重 大 な 副 作 用 の 早 期 発 見 などに 役 立 てていただくために 作 成 したものです したがって この 医 薬 品 を 使 用 するときに 特 に 知 っていただきたいことを 医 療 関 係 者 向 けに 作 成 されている 添 付 文 書 を 基 に わかりやすく 記 載 しています 医 薬 品 の 使 用 による 重 大 な 副 作 用 と 考 えられる 場 合 には ただちに 医 師 または 薬 剤 師 に 相 談 してください ご 不 明 な 点 などありましたら 末 尾 に 記 載 の お 問 い 合 わせ 先 にお 尋 ねください さ ら に 詳 し い 情 報 と し て 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホ ー ム ペ ー ジ http://www.info.pmda.go.jp/ に 添 付 文 書 情 報 が 掲 載 されています この 薬 の 効 果 は? この 薬 は 抗 ウイルス 剤 と 呼 ばれるグループに 属 する 薬 です この 薬 は 単 純 ヘルペスウイルスあるいは 水 痘 帯 状 疱 疹 ウイルスのDNAの 複 製 を 阻 害 してウイルスの 増 殖 を 抑 えます 次 の 病 気 の 人 に 処 方 されます 単 純 疱 疹 造 血 幹 細 胞 移 植 における 単 純 ヘルペスウイルス 感 染 症 ( 単 純 疱 疹 )の 発 症 抑 制 帯 状 疱 疹 水 痘 性 器 ヘルペスの 再 発 抑 制 この 薬 は 体 調 がよくなったと 自 己 判 断 して 使 用 を 中 止 したり 量 を 加 減 した りすると 病 気 が 悪 化 することがあります 指 示 どおりに 飲 み 続 けることが 重 要 です 性 器 ヘルペスの 再 発 抑 制 に 対 してこの 薬 を 使 用 中 している 場 合 は 性 器 ヘ ルペスウイルスがセックスパートナーへ 感 染 するリスクがあるため コンドー - 1 -

ム 等 を 使 用 してください この 薬 を 使 う 前 に 確 認 すべきことは? 次 の 人 は この 薬 を 使 用 することはできません 過 去 にバルトレックス 錠 に 含 まれる 成 分 あるいはアシクロビルで 過 敏 な 反 応 を 経 験 したことがある 人 次 の 人 は 慎 重 に 使 う 必 要 があります 使 い 始 める 前 に 医 師 または 薬 剤 師 に 告 げ てください 腎 臓 に 障 害 のある 人 高 齢 の 人 この 薬 には 併 用 を 注 意 すべき 薬 があります 他 の 薬 を 使 用 している 場 合 や 新 た に 使 用 する 場 合 は 必 ず 医 師 または 薬 剤 師 に 相 談 してください この 薬 の 使 い 方 は? 使 用 量 および 回 数 飲 む 量 は あなたの 症 状 などにあわせて 医 師 が 決 めます 特 に 腎 臓 に 障 害 のある 人 や 高 齢 の 人 は 慎 重 に 飲 む 量 と 回 数 が 決 められます 通 常 飲 む 量 および 回 数 は 次 のとおりです 成 人 および 体 重 40kg 以 上 の 小 児 の 場 合 単 純 疱 疹 に 用 いる 場 合 造 血 幹 細 胞 移 植 における 単 純 ヘルペスウイ ルス 感 染 症 ( 単 純 疱 疹 )の 発 症 抑 制 に 用 いる 場 合 * 帯 状 疱 疹 に 用 いる 場 合 水 痘 に 用 いる 場 合 - 2 - 一 回 量 (バラシクロビル として) 500mg 1000mg 飲 む 回 数 1 日 2 回 1 日 3 回 性 器 ヘルペスの 再 発 抑 制 に 用 いる 場 合 1 日 1 回 500mg HIV 感 染 症 の 人 1 日 2 回 * 造 血 幹 細 胞 移 植 をする 7 日 前 から 造 血 幹 細 胞 移 植 をした 35 日 後 まで 飲 みます どのように 飲 むか? コップ 1 杯 程 度 の 水 またはぬるま 湯 で 飲 んでください 効 果 が 不 十 分 な 場 合 の 対 応 指 示 どおりに 飲 み 続 けても 症 状 が 改 善 しなかったり 悪 化 したりした 場 合 は でき るだけ 早 く 受 診 してください 飲 み 忘 れた 場 合 の 対 応 決 して 2 回 分 を 一 度 に 飲 まないでください 気 がついた 時 に 1 回 分 を 飲 んでください ただし 次 の 飲 む 時 間 が 近 い 場 合 は 1 回 とばして 次 の 時 間 に 1 回 分 飲 んでください 多 く 使 用 した 時 ( 過 量 使 用 時 )の 対 応

急 性 腎 不 全 (からだがだるい からだのむくみ 疲 れやすい 意 識 の 低 下 頭 痛 眼 がはれぼったい 息 苦 しい 尿 がでない 尿 量 が 減 る) 精 神 神 経 症 状 ( 意 識 が 乱 れる 意 識 の 混 乱 考 えがまとまらない 幻 覚 感 情 が 激 しくたかぶった 状 態 感 情 が 激 しくなる 落 ち 着 きがない ぼーっとする 判 断 力 の 低 下 意 識 が なくなるなど)がみられた 例 があります これらの 症 状 があらわれた 場 合 は た だちに 受 診 してください この 薬 の 使 用 中 に 気 をつけなければならないことは? 脱 水 症 状 になりやすい 人 ( 腎 臓 に 障 害 のある 人 高 齢 の 人 水 痘 (みずぼうそ う)にかかっている 人 など)では この 薬 の 血 中 濃 度 が 高 く 持 続 すると 副 作 用 があらわれやすくなるため 水 分 の 補 給 を 十 分 に 行 ってください 意 識 障 害 ( 気 を 失 う もうろう 状 態 )などがあらわれるので 自 動 車 の 運 転 な どの 危 険 を 伴 う 機 械 の 操 作 を 行 う 場 合 には 十 分 に 注 意 してください 腎 臓 に 障 害 のある 人 では 特 に 意 識 障 害 などがあらわれやすいので 状 態 によっては 医 師 が 自 動 車 の 運 転 などをしないように 判 断 する 場 合 もあります 腎 臓 に 障 害 のある 人 や 高 齢 の 人 は 特 に 精 神 神 経 症 状 や 腎 機 能 障 害 があらわれ やすいので 症 状 があらわれた 場 合 は 使 用 を 中 止 し ただちに 受 診 してくだ さい 妊 婦 または 妊 娠 している 可 能 性 のある 人 は 医 師 に 相 談 してください 授 乳 している 人 は 医 師 に 相 談 してください 他 の 医 師 を 受 診 する 場 合 や 薬 局 などで 他 の 薬 を 購 入 する 場 合 は 必 ずこの 薬 を 飲 んでいることを 医 師 または 薬 剤 師 に 伝 えてください 副 作 用 は? 特 にご 注 意 いただきたい 重 大 な 副 作 用 と それぞれの 主 な 自 覚 症 状 を 記 載 しまし た 副 作 用 であれば それぞれの 重 大 な 副 作 用 ごとに 記 載 した 主 な 自 覚 症 状 のう ち いくつかの 症 状 が 同 じような 時 期 にあらわれることが 一 般 的 です このような 場 合 には ただちに 医 師 または 薬 剤 師 に 相 談 してください 重 大 な 副 作 用 主 な 自 覚 症 状 アナフィラキシ ショック アナ フィラキシ ( 呼 吸 困 難 血 管 浮 腫 等 ) (こきゅうこんなん けっか んふしゅとう) 汎 血 球 減 少 はんけっきゅうげんしょう 無 顆 粒 球 症 むかりゅうきゅうしょう 血 小 板 減 少 けっしょうばんげんしょう 播 種 性 血 管 内 凝 固 症 候 群 (DIC) からだがだるい ふらつき 意 識 の 低 下 考 えがまと まらない ほてり 顔 面 蒼 白 眼 と 口 唇 のまわりのは れ しゃがれ 声 息 苦 しい 息 切 れ 動 悸 (どうき) じんましん 判 断 力 の 低 下 まぶたのはれ 唇 のはれ 舌 のはれ めまい 鼻 血 耳 鳴 り 歯 ぐきの 出 血 息 切 れ 動 悸 (どうき) あおあざができる 出 血 しやすい 発 熱 のどの 痛 み 鼻 血 歯 ぐきの 出 血 あおあざができる 皮 下 出 血 出 血 が 止 まりにくい めまい 頭 痛 鼻 血 白 目 が 黄 色 くなる 耳 鳴 り 歯 ぐきの 出 血 息 切 れ 動 悸 (どうき) あおあざができ - 3 -

重 大 な 副 作 用 はしゅせいけっかんない ぎょうこしょうこうぐん (ディーアイシー) 血 小 板 減 少 性 紫 斑 病 けっしょうばんげんしょう せいしはんびょう 急 性 腎 不 全 きゅうせいじんふぜん 精 神 神 経 症 状 せいしんしんけいしょう じょう 中 毒 性 表 皮 壊 死 融 解 症 (TEN) ちゅうどくせいひょうひえ しゆうかいしょう(テン) 皮 膚 粘 膜 眼 症 候 群 ( ス テ ィ ー ブ ン ス ジョンソン 症 候 群 ) ひふねんまくがんしょうこ うぐん 呼 吸 抑 制 こきゅうよくせい 無 呼 吸 むこきゅう 間 質 性 肺 炎 かんしつせいはいえん 肝 炎 かんえん 肝 機 能 障 害 かんきのうしょうがい 黄 疸 おうだん 急 性 膵 炎 きゅうせいすいえん 主 な 自 覚 症 状 る 紫 色 のあざ 皮 膚 が 黄 色 くなる 尿 の 色 が 濃 くな る 鼻 血 歯 ぐきの 出 血 皮 下 出 血 からだがだるい からだのむくみ 疲 れやすい 意 識 の 低 下 頭 痛 眼 がはれぼったい 息 苦 しい 尿 がで ない 尿 量 が 減 る 意 識 の 低 下 考 えがまとまらない 判 断 力 の 低 下 意 識 がなくなる 意 識 が 乱 れる 意 識 の 混 乱 根 拠 のな い 思 い 込 み 幻 覚 非 現 実 的 なことを 強 く 確 信 する けいれん 筋 肉 のつっぱりやけいれん 発 作 前 の 記 憶 がない 言 葉 が 出 ない 手 足 が 動 かない 物 忘 れ からだがだるい 関 節 の 痛 み 全 身 の 赤 い 斑 点 と 破 れ やすい 水 ぶくれ( 水 疱 ) 発 熱 食 欲 不 振 からだがだるい 高 熱 発 熱 まぶたや 眼 の 充 血 結 膜 のただれ ひどい 口 内 炎 唇 や 口 内 のただれ 食 欲 不 振 赤 い 発 疹 中 央 にむくみをともなった 赤 い 斑 点 陰 部 の 痛 み 息 苦 しい 息 切 れ 呼 吸 が10 秒 以 上 とまった 状 態 発 熱 から 咳 息 苦 しい 息 切 れ からだがだるい 白 目 が 黄 色 くなる 吐 き 気 嘔 吐 (お うと) 食 欲 不 振 皮 膚 が 黄 色 くなる からだがだるい 白 目 が 黄 色 くなる 吐 き 気 嘔 吐 (お うと) 食 欲 不 振 かゆみ 皮 膚 が 黄 色 くなる 尿 の 色 が 濃 くなる 白 目 が 黄 色 くなる 皮 膚 が 黄 色 くなる 尿 が 褐 色 にな る 発 熱 吐 き 気 嘔 吐 (おうと) 急 に 激 しくおなかが 痛 む 急 に 激 しく 腰 や 背 中 が 痛 む 以 上 の 自 覚 症 状 を 副 作 用 のあらわれる 部 位 別 に 並 び 替 えると 次 のとおりです これらの 症 状 に 気 づいたら 重 大 な 副 作 用 ごとの 表 をご 覧 ください 部 位 自 覚 症 状 全 身 からだがだるい からだのむくみ けいれん ふらつ き 関 節 の 痛 み 高 熱 全 身 の 赤 い 斑 点 と 破 れやすい 水 ぶくれ( 水 疱 ) 発 熱 疲 れやすい - 4 -

部 位 自 覚 症 状 頭 部 めまい 意 識 がなくなる 意 識 が 乱 れる 意 識 の 混 乱 意 識 の 低 下 考 えがまとまらない 頭 痛 顔 面 ほてり 顔 面 蒼 白 鼻 血 眼 まぶたのはれ まぶたや 眼 の 充 血 眼 がはれぼったい 眼 と 口 唇 のまわりのはれ 結 膜 のただれ 白 目 が 黄 色 くなる 耳 耳 鳴 り 口 や 喉 から 咳 しゃがれ 声 のどの 痛 み ひどい 口 内 炎 眼 と 口 唇 のまわりのはれ 言 葉 が 出 ない 歯 ぐきの 出 血 唇 のはれ 唇 や 口 内 のただれ 舌 のはれ 吐 き 気 嘔 胸 部 腹 部 背 中 手 足 皮 膚 筋 肉 尿 その 他 吐 (おうと) 呼 吸 が 10 秒 以 上 とまった 状 態 息 苦 しい 息 切 れ 吐 き 気 動 悸 (どうき) 急 に 激 しくおなかが 痛 む 食 欲 不 振 吐 き 気 急 に 激 しく 腰 や 背 中 が 痛 む 関 節 の 痛 み 手 足 が 動 かない あおあざができる かゆみ じんましん 紫 色 のあざ 赤 い 発 疹 中 央 にむくみをともなった 赤 い 斑 点 皮 下 出 血 皮 膚 が 黄 色 くなる 筋 肉 のつっぱりやけいれん 尿 がでない 尿 の 色 が 濃 くなる 尿 が 褐 色 になる 尿 量 が 減 る 陰 部 の 痛 み 根 拠 のない 思 い 込 み 幻 覚 出 血 が 止 ま りにくい 出 血 しやすい 発 作 前 の 記 憶 がない 判 断 力 の 低 下 非 現 実 的 なことを 強 く 確 信 する 物 忘 れ - 5 -

この 薬 の 形 は? 錠 剤 表 面 裏 面 側 面 形 状 PTP シート 表 面 裏 面 直 径 厚 さ 重 さ 色 識 別 コード 長 径 :18.5mm 短 径 :7.3mm 6.1mm 700mg 白 色 ~ 微 黄 白 色 GX CF1 この 薬 に 含 まれているのは? 有 効 成 分 添 加 物 バラシクロビル 塩 酸 塩 結 晶 セルロース クロスポビドン ポビドン ステアリン 酸 マグネシウム 軽 質 無 水 ケイ 酸 ヒプロメロース 酸 化 チタ ン マクロゴール 400 ポリソルベート 80 カルナウバロウ その 他 この 薬 の 保 管 方 法 は? 直 射 日 光 と 湿 気 を 避 けて 室 温 (1~30 )で 保 管 してください 子 供 の 手 の 届 かないところに 保 管 してください 薬 が 残 ってしまったら? 絶 対 に 他 の 人 に 渡 してはいけません 余 った 場 合 は 処 分 の 方 法 について 薬 局 や 医 療 機 関 に 相 談 してください この 薬 についてのお 問 い 合 わせ 先 は? 症 状 使 用 方 法 副 作 用 などのより 詳 しい 質 問 がある 場 合 は 主 治 医 や 薬 剤 師 にお 尋 ねください 一 般 的 な 事 項 に 関 する 質 問 は 下 記 へお 問 い 合 わせください 製 造 販 売 会 社 : グラクソ スミスクライン 株 式 会 社 (http://glaxosmithkline.co.jp) カスタマー ケア センター 電 話 :0120-561-007 受 付 時 間 :9 時 ~18 時 ( 土 日 祝 日 および 当 社 休 業 日 を 除 く) - 6 -