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預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

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公表表紙

Transcription:

2016 年 3 月 改 訂 ( 第 4 版 ) 日 本 標 準 商 品 分 類 番 号 876241 医 薬 品 インタビューフォーム 日 本 病 院 薬 剤 師 会 のIF 記 載 要 領 2013に 準 拠 して 作 成 広 範 囲 経 口 抗 菌 剤 レボフロキサシン 錠 250mg イセイ レボフロキサシン 錠 500mg イセイ LEVOFLOXACIN Tablets 250mg 500mg 剤 形 錠 剤 (フィルムコーティング 錠 ) 製 剤 の 規 制 区 分 規 格 含 量 一 般 名 製 造 販 売 承 認 年 月 日 薬 価 基 準 収 載 発 売 年 月 日 開 発 製 造 販 売 ( 輸 入 ) 提 携 販 売 会 社 名 処 方 箋 医 薬 品 ( 注 意 - 医 師 等 の 処 方 箋 により 使 用 すること) レボフロキサシン 錠 250mg イセイ : 1 錠 中 レボフロキサシン 水 和 物 ( 日 局 )256.2mg 含 有 (レボフロキサシンとして250mg) レボフロキサシン 錠 500mg イセイ : 1 錠 中 レボフロキサシン 水 和 物 ( 日 局 )512.5mg 含 有 (レボフロキサシンとして500mg) 和 名 : レボフロキサシン 水 和 物 洋 名 : Levofloxacin Hydrate 錠 250mg 製 造 販 売 承 認 年 月 日 2014 年 8 月 15 日 錠 500mg 2014 年 8 月 15 日 薬 価 基 準 収 載 年 月 日 2014 年 12 月 12 日 2014 年 12 月 12 日 発 売 年 月 日 2014 年 12 月 12 日 2014 年 12 月 12 日 製 造 販 売 元 :コーアイセイ 株 式 会 社 医 薬 情 報 担 当 者 の 連 絡 先 問 い 合 わ せ 窓 口 コーアイセイ 株 式 会 社 学 術 部 TEL:023-622-7755 FAX:023-624-4717 医 療 関 係 者 向 けホームページ http://www.isei-pharm.co.jp/ 本 IFは2016 年 3 月 改 訂 の 添 付 文 書 の 記 載 に 基 づき 改 訂 した 最 新 の 添 付 文 書 情 報 は 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページ http://www.pmda.go.jp/safety/infoservice/drugs/0001.htmlにてご 確 認 ください

IF 利 用 の 手 引 きの 概 要 - 日 本 病 院 薬 剤 師 会 - 1. 医 薬 品 インタビューフォーム 作 成 の 経 緯 医 療 用 医 薬 品 の 基 本 的 な 要 約 として 医 療 用 医 薬 品 添 付 文 書 ( 以 下 添 付 文 書 と 略 す)があ る 医 療 現 場 で 医 師 薬 剤 師 等 の 医 療 従 事 者 が 日 常 業 務 に 必 要 な 医 薬 品 の 適 正 使 用 情 報 を 活 用 する 際 には 添 付 文 書 に 記 載 された 情 報 を 裏 付 ける 更 に 詳 細 な 情 報 が 必 要 な 場 合 がある 医 療 現 場 では 当 該 医 薬 品 について 製 薬 企 業 の 医 薬 情 報 担 当 者 等 に 情 報 の 追 加 請 求 や 質 疑 をして 情 報 を 補 完 して 対 処 してきている この 際 に 必 要 な 情 報 を 網 羅 的 に 入 手 するための 情 報 リストとしてインタビューフォームが 誕 生 した 昭 和 63 年 に 日 本 病 院 薬 剤 師 会 ( 以 下 日 病 薬 と 略 す) 学 術 第 2 小 委 員 会 が 医 薬 品 インタ ビューフォーム ( 以 下 IFと 略 す)の 位 置 付 け 並 びにIF 記 載 様 式 を 策 定 した その 後 医 療 従 事 者 向 け 並 びに 患 者 向 け 医 薬 品 情 報 ニーズの 変 化 を 受 けて 平 成 10 年 9 月 に 日 病 薬 学 術 第 3 小 委 員 会 においてIF 記 載 要 領 の 改 訂 が 行 われた 更 に10 年 が 経 過 し 医 薬 品 情 報 の 創 り 手 である 製 薬 企 業 使 い 手 である 医 療 現 場 の 薬 剤 師 双 方 にとって 薬 事 医 療 環 境 は 大 きく 変 化 したことを 受 けて 平 成 20 年 9 月 に 日 病 薬 医 薬 情 報 委 員 会 においてIF 記 載 要 領 2008が 策 定 された IF 記 載 要 領 2008では IFを 紙 媒 体 の 冊 子 として 提 供 する 方 式 から PDF 等 の 電 磁 的 データ として 提 供 すること(e-IF)が 原 則 となった この 変 更 にあわせて 添 付 文 書 において 効 能 効 果 の 追 加 警 告 禁 忌 重 要 な 基 本 的 注 意 の 改 訂 などの 改 訂 があった 場 合 に 改 訂 の 根 拠 データを 追 加 した 最 新 版 のe-IFが 提 供 されることとなった 最 新 版 のe-IFは ( 独 ) 医 薬 品 異 教 機 器 総 合 機 構 の 医 薬 品 情 報 提 供 ホームページ(http: //www.info.pmda.go.jp)から 一 括 して 入 手 可 能 となっている 日 本 病 院 薬 剤 師 会 では e- IFを 掲 載 する 医 薬 品 情 報 提 供 ホームページが 公 的 サイトであることに 配 慮 して 薬 価 基 準 収 載 にあわせてe-IFの 情 報 を 検 討 する 組 織 を 設 置 して 個 々のIFが 添 付 文 書 を 補 完 する 適 正 使 用 情 報 として 適 切 か 審 査 検 討 することとした 2008 年 より 年 4 回 のインタビューフォーム 検 討 会 を 開 催 した 中 で 指 摘 してきた 事 項 を 再 評 価 し 製 薬 企 業 にとっても 医 師 薬 剤 師 等 にとっても 効 率 の 良 い 情 報 源 とすることを 考 えた そこで 今 般 IF 記 載 要 領 の 一 部 改 訂 を 行 いIF 記 載 要 領 2013として 公 表 する 運 びとなっ た 2.IFとは IFは 添 付 文 書 等 の 情 報 を 補 完 し 薬 剤 師 等 の 医 療 従 事 者 にとって 日 常 業 務 に 必 要 な 医 薬 品 の 品 質 管 理 のための 情 報 処 方 設 計 のための 情 報 調 剤 のための 情 報 医 薬 品 の 適 正 使 用 のための 情 報 薬 学 的 な 患 者 ケアのための 情 報 等 が 集 約 された 総 合 的 な 個 別 の 医 薬 品 解 説 書 として 日 病 薬 が 記 載 要 領 を 策 定 し 薬 剤 師 等 のために 当 該 医 薬 品 の 製 薬 企 業 に 作 成 及 び 提 供 を 依 頼 している 学 術 資 料 と 位 置 付 けられる ただし 薬 事 法 製 薬 企 業 機 密 等 に 関 わるもの 製 薬 企 業 の 製 剤 努 力 を 無 効 にするもの 及 び 薬 剤 師 自 らが 評 価 判 断 提 供 すべき 事 項 等 はIFの 記 載 事 項 とはならない 言 い 換 える と 製 薬 企 業 から 提 供 されたIFは 薬 剤 師 自 らが 評 価 判 断 臨 床 適 応 するとともに 必 要 な 補 完 をするものという 認 識 を 持 つことを 前 提 としている [IFの 様 式 ] 1 規 格 はA4 版 横 書 きとし 原 則 として9ポイント 以 上 の 字 体 ( 図 表 は 除 く) 記 載 し, 一 色 刷 りとする ただし 添 付 文 書 で 赤 枠 赤 字 を 用 いた 場 合 には 電 子 媒 体 ではこれに 従 うものとする 2IF 記 載 要 領 に 基 づき 作 成 し 各 項 目 名 はゴシック 体 で 記 載 する 3 表 紙 の 記 載 は 統 一 し 表 紙 に 続 けて 日 病 薬 作 成 の IF 利 用 の 手 引 きの 概 要 の 全 文 を 記 載 するものとし 2 頁 にまとめる [IFの 作 成 ] 1IFは 原 則 として 製 剤 の 投 与 経 路 別 ( 内 用 剤 注 射 剤 外 用 剤 )に 作 成 される 2IFに 記 載 する 項 目 及 び 配 列 は 日 病 薬 が 策 定 したIF 記 載 要 領 に 準 拠 する

3 添 付 文 書 の 内 容 を 補 完 するとのIFの 主 旨 に 沿 って 必 要 な 情 報 が 記 載 される 4 製 薬 企 業 の 機 密 等 に 関 するもの 製 薬 企 業 の 製 剤 努 力 を 無 効 にするもの 及 び 薬 剤 師 をはじ め 医 療 従 事 者 自 らが 評 価 判 断 提 供 すべき 事 項 については 記 載 されない 5 IF 記 載 要 領 2013 ( 以 下 IF 記 載 要 領 2013 と 略 す)により 作 成 されたIFは 電 子 媒 体 での 提 供 を 基 本 とし 必 要 に 応 じて 薬 剤 師 が 電 子 媒 体 (PDF)から 印 刷 して 使 用 す る 企 業 での 製 本 は 必 須 ではない [IFの 発 行 ] 1 IF 記 載 要 領 2013 は 平 成 25 年 10 月 以 降 に 承 認 された 新 医 薬 品 から 適 用 となる 2 上 記 以 外 の 医 薬 品 については IF 記 載 要 領 2013 による 作 成 提 供 は 強 制 されるもので はない 3 使 用 上 の 注 意 の 改 訂 再 審 査 結 果 又 は 再 評 価 結 果 ( 臨 床 再 評 価 )が 公 表 された 時 点 並 びに 適 応 症 の 拡 大 等 がなされ 記 載 すべき 内 容 が 大 きく 変 わった 場 合 にはIFが 改 訂 される 3.IFの 利 用 にあたって IF 記 載 要 領 2013 においては PDFファイルによる 電 子 媒 体 での 提 供 を 基 本 としてい る 情 報 を 利 用 する 薬 剤 師 は 電 子 媒 体 から 印 刷 して 利 用 することが 原 則 である 電 子 媒 体 のIFについては 医 薬 品 医 療 機 器 総 合 機 構 の 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホーム ページに 掲 載 場 所 が 設 定 されている 製 薬 企 業 は 医 薬 品 インタビューフォーム 作 成 の 手 引 き に 従 って 作 成 提 供 するが IFの 原 点 を 踏 まえ 医 療 現 場 に 不 足 している 情 報 やIF 作 成 時 に 記 載 し 難 い 情 報 等 については 製 薬 企 業 のMR 等 へのインタビューにより 薬 剤 師 等 自 らが 内 容 を 充 実 させ IFの 利 用 性 を 高 める 必 要 がある また 随 時 改 訂 される 使 用 上 の 注 意 等 に 関 する 事 項 に 関 しては IFが 改 訂 されるまでの 間 は 当 該 医 薬 品 の 製 薬 企 業 が 提 供 する 添 付 文 書 やお 知 らせ 文 書 等 あるいは 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 配 信 サービス 等 により 薬 剤 師 等 自 らが 整 備 するとともに IFの 使 用 にあ たっては 最 新 の 添 付 文 書 を 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページで 確 認 する なお 適 正 使 用 や 安 全 性 の 確 保 の 点 から 記 載 されている 臨 床 成 績 や 主 な 外 国 での 発 売 状 況 に 関 する 項 目 等 は 承 認 事 項 に 関 わることがあり その 取 扱 いには 十 分 留 意 すべきで ある 4. 利 用 に 際 しての 留 意 点 IFを 薬 剤 師 等 の 日 常 業 務 において 欠 かすことができない 医 薬 品 情 報 源 として 活 用 して 頂 き たい しかし 薬 事 法 や 医 療 用 医 薬 品 プロモーションコード 等 による 規 制 により 製 薬 企 業 が 医 薬 品 情 報 として 提 供 できる 範 囲 には 自 ずと 限 界 がある IFは 日 病 薬 の 記 載 要 領 を 受 け て 当 該 医 薬 品 の 製 薬 企 業 が 作 成 提 供 するものであることから 記 載 表 現 には 制 約 を 受 けざるを 得 ないことを 認 識 しておかなければならない また 製 薬 企 業 は IFがあくまでも 添 付 文 書 を 補 完 する 情 報 資 材 であり 今 後 のインタ ビューフォームでの 公 開 等 を 踏 まえ 薬 事 法 上 の 広 告 規 制 に 抵 触 しないよう 留 意 し 作 成 されていることを 理 解 して 情 報 を 活 用 する 必 要 がある (2013 年 4 月 改 訂 )

目 Ⅰ. 概 要 に 関 する 項 目 1. 開 発 の 経 緯 1 2. 製 品 の 治 療 学 的 製 剤 学 的 特 性 1 Ⅱ. 名 称 に 関 する 項 目 1. 販 売 名 2 2. 一 般 名 2 3. 構 造 式 又 は 示 性 式 2 4. 分 子 式 及 び 分 子 量 2 5. 化 学 名 ( 命 名 法 ) 2 6. 慣 用 名, 別 名, 略 号, 記 号 番 号 2 7.CAS 登 録 番 号 2 Ⅲ. 有 効 成 分 に 関 する 項 目 1. 物 理 化 学 の 性 質 3 2. 有 効 成 分 の 各 種 条 件 下 における 安 定 性 3 3. 有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 3 4. 有 効 成 分 の 定 量 法 3 Ⅳ. 製 剤 に 関 する 項 目 1. 剤 形 4 2. 製 剤 の 組 成 5 3. 懸 濁 剤, 乳 剤 の 分 散 性 に 対 する 注 意 5 4. 製 剤 の 各 種 条 件 下 における 安 定 性 5 5. 調 製 法 及 び 溶 解 後 の 安 定 性 5 6. 他 剤 との 配 合 変 化 ( 物 理 化 学 的 変 化 ) 5 7. 溶 出 性 6 8. 生 物 学 的 試 験 法 6 9. 製 剤 中 の 有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 6 10. 製 剤 中 の 有 効 成 分 の 定 量 法 6 11. 力 価 6 12. 混 入 する 可 能 性 のある 夾 雑 物 6 13. 注 意 が 必 要 な 容 器 外 観 が 特 殊 な 容 器 に 関 する 情 報 6 14.その 他 6 Ⅴ. 治 療 に 関 する 項 目 1. 効 能 又 は 効 果 7 2. 用 法 及 び 用 量 7 3. 臨 床 成 績 8 Ⅵ. 薬 効 薬 理 に 関 する 項 目 1. 薬 理 学 的 に 関 連 ある 化 合 物 又 は 化 合 物 群 9 2. 薬 理 作 用 9 Ⅶ. 薬 物 動 態 に 関 する 項 目 1. 血 中 濃 度 の 推 移 測 定 法 10 2. 薬 物 速 度 論 的 パラメータ 11 3. 吸 収 12 4. 分 布 12 5. 代 謝 12 6. 排 泄 13 7.トランスポーターに 関 する 情 報 13 8. 透 析 等 による 除 去 率 13 次

Ⅷ. 安 全 性 ( 使 用 上 の 注 意 等 )に 関 する 項 目 1. 警 告 内 容 とその 理 由 14 2. 禁 忌 内 容 とその 理 由 ( 原 則 禁 忌 を 含 む) 14 3. 効 能 又 は 効 果 に 関 する 使 用 上 の 注 意 とその 理 由 14 4. 用 法 及 び 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 とその 理 由 14 5. 慎 重 投 与 内 容 とその 理 由 14 6. 重 要 な 基 本 的 注 意 とその 理 由 及 び 処 置 方 法 14 7. 相 互 作 用 14 8. 副 作 用 15 9. 高 齢 者 への 投 与 17 10. 妊 婦, 産 婦, 授 乳 婦 等 への 投 与 17 11. 小 児 等 への 投 与 17 12. 臨 床 検 査 結 果 に 及 ぼす 影 響 17 13. 過 量 投 与 17 14. 適 用 上 の 注 意 17 15.その 他 の 注 意 17 16.その 他 17 Ⅸ. 非 臨 床 試 験 に 関 する 項 目 1. 薬 理 試 験 18 2. 毒 性 試 験 18 Ⅹ. 管 理 的 事 項 に 関 する 項 目 1. 規 制 区 分 19 2. 有 効 期 間 又 は 使 用 期 限 19 3. 貯 法 保 存 条 件 19 4. 薬 剤 取 扱 い 上 の 注 意 点 19 5. 承 認 条 件 等 19 6. 包 装 19 7. 容 器 の 材 質 19 8. 同 一 成 分 同 効 薬 20 9. 国 際 誕 生 年 月 日 20 10. 製 造 販 売 承 認 年 月 日 及 び 承 認 番 号 20 11. 薬 価 基 準 収 載 年 月 日 20 12. 効 能 又 は 効 果 追 加, 用 法 及 び 用 量 変 更 追 加 等 の 年 月 日 及 びその 内 容 20 13. 再 審 査 結 果, 再 評 価 結 果 公 表 年 月 日 及 びその 内 容 20 14. 再 審 査 期 間 20 15. 投 薬 期 間 制 限 医 薬 品 に 関 する 情 報 20 16. 各 種 コード 21 17. 保 険 給 付 上 の 注 意 21 ⅩⅠ. 文 献 1. 引 用 文 献 22 2.その 他 の 参 考 文 献 22 ⅩⅡ. 参 考 資 料 1. 主 な 外 国 での 発 売 状 況 22 2. 海 外 における 臨 床 支 援 情 報 22 ⅩⅢ. 備 考 その 他 の 関 連 資 料 22

Ⅰ. 概 要 に 関 する 項 目 1. 開 発 の 経 緯 本 剤 はレボフロキサシン 水 和 物 を 主 成 分 とするニューキノロン 系 抗 菌 薬 である 株 式 会 社 イセイでは 先 に レボフロキサシン 錠 100mg イセイ を 2009 年 1 月 に 製 造 販 売 承 認 を 取 得 同 年 5 月 に 発 売 している しかし 近 年 抗 菌 剤 の 耐 性 化 抑 制 が 課 題 とされ PK-PD 理 論 に 基 づいた 投 与 方 法 が 叫 ばれてきた 株 式 会 社 イセイは この 理 論 に 基 づき 高 用 量 の レボフロキサシン 錠 250mg イセイ レボフロキサ シン 錠 500mg イセイ の 製 造 販 売 承 認 を 2014 年 8 月 15 日 に 取 得 し 同 年 12 月 12 日 付 で 薬 価 基 準 収 載 され 同 日 発 売 した 2. 製 品 の 治 療 学 的 製 剤 学 的 特 性 (1)レボフロキサシン 錠 250mg イセイ は 1 錠 中 にレボフロキサシン 水 和 物 256.2mg(レ ボフロキサシンとして 250mg)を 含 有 する 黄 色 の 楕 円 形 の 割 線 入 りフィルムコー ティング 錠 である レボフロキサシン 錠 500mg イセイ は 1 錠 中 にレボフロキサシン 水 和 物 512.5mg(レ ボフロキサシンとして 500mg)を 含 有 するうすいだいだい 色 の 楕 円 形 の 割 線 入 り フィルムコーティング 錠 である (2) 本 剤 500mg 1 日 1 回 投 与 は PK-PD 理 論 に 基 づいた 適 正 使 用 の 観 点 から 治 療 効 果 の 向 上 と 耐 性 菌 の 出 現 抑 制 を 目 指 した 投 与 方 法 である 1

Ⅱ. 名 称 に 関 する 項 目 1. 販 売 名 (1) 和 名 レボフロキサシン 錠 250mg イセイ レボフロキサシン 錠 500mg イセイ (2) 洋 名 LEVOFLOXACIN Tablets 250mg LEVOFLOXACIN Tablets 500mg (3) 名 称 の 由 来 主 成 分 の 一 般 的 名 称 + 剤 形 + 含 量 + 屋 号 2. 一 般 名 (1) 和 名 ( 命 名 法 ) レボフロキサシン 水 和 物 (JAN) (2) 洋 名 ( 命 名 法 ) Levofloxacin Hydrate(JAN) (3)ステム ナリジクス 酸 系 抗 菌 薬 : oxacin 3. 構 造 式 又 は 示 性 式 4. 分 子 式 及 び 分 子 量 分 子 式 :C 18H 20FN 3O 4 1/2H 2O 分 子 量 :370.38 5. 化 学 名 ( 命 名 法 ) (3S )-9-Fluoro-3-methyl-10-(4-methylpiperazin-1-yl)-7-oxo-2,3-dihydro-7H - pyrido[1,2,3-de][1,4]benzoxazine-6-carboxylic acid hemihydrate 6. 慣 用 名, 別 名, 略 号, 記 号 番 号 LVFX ( 日 本 化 学 療 法 学 会 制 定 の 抗 微 生 物 薬 略 号 ) 7.CAS 登 録 番 号 138199-71-0 2

Ⅲ. 有 効 成 分 に 関 する 項 目 1. 物 理 化 学 的 性 質 (1) 外 観 性 状 淡 黄 白 色 ~ 黄 白 色 の 結 晶 又 は 結 晶 性 の 粉 末 である (2) 溶 解 性 酢 酸 (100)に 溶 けやすく 水 又 はメタノールにやや 溶 けにくく エタノール (99.5)に 溶 けにくい 0.1mol/L 塩 酸 試 液 に 溶 ける (3) 吸 湿 性 (4) 融 点 ( 分 解 点 ) 沸 点 凝 固 点 融 点 : 約 226 ( 分 解 ) (5) 酸 塩 基 解 離 定 数 (6) 分 配 係 数 (7)その 他 の 主 な 示 性 値 20 旋 光 度 α D :-92~-99 ( 脱 水 物 に 換 算 したもの 0.1g メタノール 10mL 100mm) 水 分 :2.1~2.7%(0.5g 容 量 滴 定 法 直 接 滴 定 ) 強 熱 残 分 :0.1% 以 下 (1g) 2. 有 効 成 分 の 各 種 条 件 下 における 安 定 性 光 によって 徐 々に 暗 淡 黄 白 色 になる 3. 有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 ( 第 十 六 改 正 日 本 薬 局 方 解 説 書 による) (1) 紫 外 可 視 吸 光 度 測 定 法 (2) 赤 外 吸 収 スペクトル 測 定 法 4. 有 効 成 分 の 定 量 法 ( 第 十 六 改 正 日 本 薬 局 方 解 説 書 による) 電 位 差 滴 定 法 3

Ⅳ. 製 剤 に 関 する 項 目 1. 剤 形 (1) 剤 形 の 区 別 外 観 及 び 性 状 1) 剤 形 の 区 別 錠 剤 (フィルムコーティング 錠 ) 2) 外 観 及 び 性 状 (2) 製 剤 の 物 性 (3) 識 別 コード レボフロキサシン 錠 250mg イセイ : 錠 剤 本 体 表 面 に IC 551 PTP 包 装 に IC-551 と 記 載 レボフロキサシン 錠 500mg イセイ : 錠 剤 本 体 表 面 に IC 552 PTP 包 装 に IC-552 と 記 載 (4)pH 浸 透 圧 比 粘 度 比 重 無 菌 の 旨 及 び 安 定 なpH 域 等 4

2. 製 剤 の 組 成 (1) 有 効 成 分 ( 活 性 成 分 )の 含 量 レボフロキサシン 錠 250mg イセイ : 1 錠 中 レボフロキサシン 水 和 物 ( 日 局 )256.2mg(レボフロキサシンとして 250mg) 含 有 レボフロキサシン 錠 500mg イセイ : 1 錠 中 レボフロキサシン 水 和 物 ( 日 局 )512.5mg(レボフロキサシンとして 500mg) 含 有 (2) 添 加 物 レボフロキサシン 錠 250mg イセイ : カルメロース( 賦 形 剤 )( 崩 壊 剤 ) 結 晶 セルロース( 賦 形 剤 ) ヒドロキシプ ロピルセルロース( 結 合 剤 ) 含 水 二 酸 化 ケイ 素 ( 賦 形 剤 ) ステアリン 酸 マグ ネシウム( 滑 沢 剤 ) ヒプロメロース(コーティング 剤 ) マクロゴール 6000 (コーティング 剤 ) 酸 化 チタン(コーティング 剤 ) タルク(コーティング 剤 ) 黄 色 三 ニ 酸 化 鉄 ( 着 色 剤 ) カルナウバロウ( 光 沢 化 剤 ) レボフロキサシン 錠 500mg イセイ : カルメロース( 賦 形 剤 )( 崩 壊 剤 ) 結 晶 セルロース( 賦 形 剤 ) ヒドロキシプ ロピルセルロース( 結 合 剤 ) 含 水 二 酸 化 ケイ 素 ( 賦 形 剤 ) ステアリン 酸 マグ ネシウム( 滑 沢 剤 ) ヒプロメロース(コーティング 剤 ) マクロゴール 6000 (コーティング 剤 ) 酸 化 チタン(コーティング 剤 ) タルク(コーティング 剤 ) 黄 色 三 ニ 酸 化 鉄 ( 着 色 剤 ) 三 ニ 酸 化 鉄 ( 着 色 剤 ) カルナウバロウ( 光 沢 化 剤 ) (3)その 他 3. 懸 濁 剤, 乳 剤 の 分 散 性 に 対 する 注 意 4. 製 剤 の 各 種 条 件 下 における 安 定 性 最 終 包 装 製 品 を 用 いた 加 速 試 験 (40 相 対 湿 度 75% 6 カ 月 )の 結 果 外 観 及 び 含 量 等 は 規 格 の 範 囲 内 であり レボフロキサシン 錠 250mg イセイ 及 びレボフロキサ シン 錠 500mg イセイ は 通 常 の 市 場 流 通 下 において 3 年 間 安 定 であることが 推 測 され た 1) 5. 調 製 法 及 び 溶 解 後 の 安 定 性 6. 他 剤 との 配 合 変 化 ( 物 理 化 学 的 変 化 ) 5

7. 溶 出 性 レボフロキサシン 錠 250mg イセイ 及 びレボフロキサシン 錠 500mg イセイ は 日 本 薬 局 方 医 薬 品 各 条 に 定 められたレボフロキサシン 錠 の 溶 出 規 格 に 適 合 していること が 確 認 されている 2) ( 方 法 ) 日 局 溶 出 試 験 法 パドル 法 条 件 : 回 転 数 50rpm 試 験 法 溶 出 試 験 第 2 液 分 析 法 紫 外 可 視 吸 光 度 測 定 法 ( 溶 出 規 格 )30 分 間 の 溶 出 率 は 80% 以 上 である 8. 生 物 学 的 試 験 法 9. 製 剤 中 の 有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 ( 第 十 六 改 正 日 本 薬 局 方 解 説 書 による) 紫 外 可 視 吸 光 度 測 定 法 10. 製 剤 中 の 有 効 成 分 の 定 量 法 ( 第 十 六 改 正 日 本 薬 局 方 解 説 書 による) 液 体 クロマトグラフィー 11. 力 価 12. 混 入 する 可 能 性 のある 夾 雑 物 13. 注 意 が 必 要 な 容 器 外 観 が 特 殊 な 容 器 に 関 する 情 報 14.その 他 特 になし 6

Ⅴ. 治 療 に 関 する 項 目 1. 効 能 又 は 効 果 適 応 菌 種 本 剤 に 感 性 のブドウ 球 菌 属 レンサ 球 菌 属 肺 炎 球 菌 腸 球 菌 属 淋 菌 モラクセ ラ(ブランハメラ) カタラーリス 炭 疽 菌 結 核 菌 大 腸 菌 赤 痢 菌 サルモネ ラ 属 チフス 菌 パラチフス 菌 シトロバクター 属 クレブシエラ 属 エンテロバ クター 属 セラチア 属 プロテウス 属 モルガネラ モルガニー プロビデンシア 属 ペスト 菌 コレラ 菌 インフルエンザ 菌 緑 膿 菌 アシネトバクター 属 レジ オネラ 属 ブルセラ 属 野 兎 病 菌 カンピロバクター 属 ペプトストレプトコッカ ス 属 アクネ 菌 Q 熱 リケッチア(コクシエラ ブルネティ) トラコーマクラミ ジア(クラミジア トラコマティス) 肺 炎 クラミジア(クラミジア ニューモニ エ) 肺 炎 マイコプラズマ(マイコプラズマ ニューモニエ) 適 応 症 表 在 性 皮 膚 感 染 症 深 在 性 皮 膚 感 染 症 リンパ 管 リンパ 節 炎 慢 性 膿 皮 症 ざ 瘡 ( 化 膿 性 炎 症 を 伴 うもの) 外 傷 熱 傷 及 び 手 術 創 等 の 二 次 感 染 乳 腺 炎 肛 門 周 囲 膿 瘍 咽 頭 喉 頭 炎 扁 桃 炎 ( 扁 桃 周 囲 炎 扁 桃 周 囲 膿 瘍 を 含 む) 急 性 気 管 支 炎 肺 炎 慢 性 呼 吸 器 病 変 の 二 次 感 染 膀 胱 炎 腎 盂 腎 炎 前 立 腺 炎 ( 急 性 症 慢 性 症 ) 精 巣 上 体 炎 ( 副 睾 丸 炎 ) 尿 道 炎 子 宮 頸 管 炎 胆 嚢 炎 胆 管 炎 感 染 性 腸 炎 腸 チフス パラチフス コレラ バルトリン 腺 炎 子 宮 内 感 染 子 宮 付 属 器 炎 涙 嚢 炎 麦 粒 腫 瞼 板 腺 炎 外 耳 炎 中 耳 炎 副 鼻 腔 炎 化 膿 性 唾 液 腺 炎 歯 周 組 織 炎 歯 冠 周 囲 炎 顎 炎 炭 疽 ブルセラ 症 ペスト 野 兎 病 肺 結 核 及 びそ の 他 の 結 核 症 Q 熱 2. 用 法 及 び 用 量 通 常 成 人 に 対 して レボフロキサシンとして 1 回 500mgを 1 日 1 回 経 口 投 与 する なお 疾 患 症 状 に 応 じて 適 宜 減 量 する 肺 結 核 及 びその 他 の 結 核 症 については 原 則 として 他 の 抗 結 核 薬 と 併 用 すること 腸 チフス パラチフスについては レボフロキサシンとして 1 回 500mg を 1 日 1 回 14 日 間 経 口 投 与 する < 用 法 用 量 に 関 する 使 用 上 の 注 意 > 1. 本 剤 の 使 用 にあたっては 耐 性 菌 の 発 現 等 を 防 ぐため 原 則 として 感 受 性 を 確 認 し 疾 病 の 治 療 上 必 要 な 最 小 限 の 期 間 の 投 与 にとどめること 2. 本 剤 の 500mg1 日 1 回 投 与 は 100mg1 日 3 回 投 与 に 比 べ 耐 性 菌 の 出 現 を 抑 制 することが 期 待 できる 本 剤 の 投 与 にあたり 用 量 調 節 時 を 含 め 錠 250mg を 用 いる 場 合 も 分 割 投 与 は 避 け 必 ず 1 日 量 を 1 回 で 投 与 すること 3. 腸 チフス パラチフスについては レボフロキサシンとして( 注 射 剤 より 本 剤 に 切 り 替 えた 場 合 には 注 射 剤 の 投 与 期 間 も 含 め)14 日 間 投 与 すること 4. 炭 疽 の 発 症 及 び 進 展 の 抑 制 には 欧 州 医 薬 品 庁 (EMA)が 60 日 間 の 投 与 を 推 奨 している 5. 長 期 投 与 が 必 要 となる 場 合 には 経 過 観 察 を 十 分 に 行 うこと 6. 腎 機 能 低 下 患 者 では 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するので 下 記 の 用 法 用 量 を 目 安 と して 必 要 に 応 じて 投 与 量 を 減 じ 投 与 間 隔 をあけて 投 与 することが 望 まし い 腎 機 能 Ccr(mL/min) 用 法 用 量 初 日 500mg を 1 回 2 日 目 以 降 250mg を 1 日 に 20 Ccr<50 1 回 投 与 する 初 日 500mg を 1 回 3 日 目 以 降 250mg を 2 日 に Ccr<20 1 回 投 与 する 7

3. 臨 床 成 績 (1) 臨 床 データパッケージ (2) 臨 床 効 果 (3) 臨 床 薬 理 試 験 (4) 探 索 的 試 験 (5) 検 証 的 試 験 1) 無 作 為 化 並 行 用 量 反 応 試 験 2) 比 較 試 験 3) 安 全 性 試 験 4) 患 者 病 態 別 試 験 (6) 治 療 的 使 用 1) 使 用 成 績 調 査 特 定 使 用 成 績 調 査 ( 特 別 調 査 ) 製 造 販 売 後 臨 床 試 験 ( 市 販 後 臨 床 試 験 ) 2) 承 認 条 件 として 実 施 予 定 の 内 容 又 は 実 施 した 試 験 の 概 要 8

Ⅵ. 薬 効 薬 理 に 関 する 項 目 1. 薬 理 学 的 に 関 連 ある 化 合 物 又 は 化 合 物 群 ピリドンカルボン 酸 系 化 合 物 (オフロキサシン ナリジクス 酸 ピロミド 酸 ピロ ミド 酸 三 水 和 物 シノキサシン ノルフロキサシン エノキサシン 水 和 物 塩 酸 シ プロフロキサシン トスフロキサシントシル 酸 水 和 物 ロメフロキサシン 塩 酸 塩 フレロキサシン スパルフロキサシン ナジフロキサシン パズフロキサシンメシ ル 酸 塩 プルリフロキサシン ガチフロキサシン 水 和 物 ) 2. 薬 理 作 用 (1) 作 用 部 位 作 用 機 序 ニューキノロン 系 抗 菌 薬 キノロン 系 及 びニューキノロン 系 抗 菌 薬 の 作 用 機 序 は 細 菌 の DNA ジャイレース(DNA 複 製 時 にらせん 状 の DNA 鎖 を 一 度 切 断 し その 後 再 結 合 する 酵 素 )の 活 性 阻 害 による DNA の 複 製 阻 害 であり 殺 菌 的 に 作 用 する 3) (2) 薬 効 を 裏 付 ける 試 験 成 績 (3) 作 用 発 現 時 間 持 続 時 間 9

Ⅶ. 薬 物 動 態 に 関 する 項 目 1. 血 中 濃 度 の 推 移 測 定 法 (1) 治 療 上 有 効 な 血 中 濃 度 (2) 最 高 血 中 濃 度 到 達 時 間 Ⅶ.1.(3) 臨 床 試 験 で 確 認 された 血 中 濃 度 の 生 物 学 的 同 等 性 試 験 を 参 照 (3) 臨 床 試 験 で 確 認 された 血 中 濃 度 生 物 学 的 同 等 性 試 験 4) レボフロキサシン 錠 250mg 500mg イセイ レボフロキサシン 錠 250mg イセイ 及 びレボフロキサシン 錠 500mg イセイ と それぞれ 標 準 製 剤 を クロスオーバー 法 により 250mg 錠 はそれぞれ 1 錠 (レボフロ キサシンとして 250mg) 500mg 錠 はそれぞれ 1 錠 (レボフロキサシンとして 500mg) 錠 はそれぞれ 1 錠 (レボフロキサシンとして 500mg) 健 康 成 人 男 子 に 絶 食 単 回 経 口 投 与 して 血 漿 中 未 変 化 体 濃 度 を 測 定 し 得 られた 薬 物 動 態 パラメータ (AUC Cmax)について 90% 信 頼 区 間 法 にて 統 計 解 析 を 行 った 結 果 判 定 パラ メータの 対 数 値 の 平 均 値 の 差 が log(0.80)~log(1.25)の 範 囲 内 であり 両 剤 の 生 物 学 的 同 等 性 が 確 認 された 10

血 漿 中 濃 度 並 びに AUC Cmax 等 のパラメータは 被 験 者 の 選 択 体 液 の 採 取 回 数 時 間 等 の 試 験 条 件 によって 異 なる 可 能 性 がある (4) 中 毒 域 (5) 食 事 併 用 薬 の 影 響 Ⅷ.7. 相 互 作 用 の 項 参 照 (6) 母 集 団 (ポピュレーション) 解 析 により 判 明 した 薬 物 体 内 動 態 変 動 要 因 2. 薬 物 速 度 論 的 パラメータ (1) 解 析 方 法 (2) 吸 収 速 度 定 数 (3)バイオアベイラビリティ (4) 消 失 速 度 定 数 11

(5)クリアランス (6) 分 布 容 積 (7) 血 漿 蛋 白 結 合 率 3. 吸 収 4. 分 布 (1) 血 液 - 脳 関 門 通 過 性 (2) 血 液 - 胎 盤 関 門 通 過 性 (3) 乳 汁 への 移 行 性 Ⅷ.10. 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 (2) の 項 参 照 (4) 髄 液 への 移 行 性 (5)その 他 の 組 織 への 移 行 性 5. 代 謝 (1) 代 謝 部 位 及 び 代 謝 経 路 (2) 代 謝 に 関 与 する 酵 素 (CYP450 等 )の 分 子 種 (3) 初 回 通 過 効 果 の 有 無 及 びその 割 合 (4) 代 謝 物 の 活 性 の 有 無 及 び 比 率 (5) 活 性 代 謝 物 の 速 度 論 的 パラメータ 12

6. 排 泄 (1) 排 泄 部 位 及 び 経 路 主 に 腎 臓 から 排 泄 される (2) 排 泄 率 主 に 尿 中 に 排 泄 される 投 与 後 24 時 間 までの 累 積 尿 中 排 泄 率 は 未 変 化 体 が 投 与 量 の 79.6% 脱 メチル 体 は 1.75% N-オキサイドが 1.63%であった 3) (3) 排 泄 速 度 7.トランスポーターに 関 する 情 報 8. 透 析 等 による 除 去 率 腹 膜 透 析 : 血 液 透 析 : 直 接 血 液 灌 流 : 13

Ⅷ. 安 全 性 ( 使 用 上 の 注 意 等 )に 関 する 項 目 1. 警 告 内 容 とその 理 由 2. 禁 忌 内 容 とその 理 由 ( 原 則 禁 忌 を 含 む) 禁 忌 ( 次 の 患 者 には 投 与 しないこと) (1) 本 剤 の 成 分 又 はオフロキサシンに 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 (2) 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 ( 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 の 項 参 照 ) (3) 小 児 等 ( 小 児 等 への 投 与 及 び その 他 の 注 意 の 項 参 照 )ただし 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 及 び 小 児 等 に 対 しては 炭 疸 等 の 重 篤 な 疾 患 に 限 り 治 療 上 の 有 益 性 を 考 慮 して 投 与 すること 3. 効 能 又 は 効 果 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 とその 理 由 4. 用 法 及 び 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 とその 理 由 Ⅴ. 治 療 に 関 する 項 目 を 参 照 5. 慎 重 投 与 内 容 とその 理 由 (1) 高 度 の 腎 機 能 障 害 のある 患 者 [ 高 い 血 中 濃 度 の 持 続 が 認 められている( 薬 物 動 態 の 項 参 照 ) ] (2)てんかん 等 の 痙 攣 性 疾 患 又 はこれらの 既 往 歴 のある 患 者 [ 痙 攣 を 起 こすことがあ る ] (3)キノロン 系 抗 菌 薬 に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 (4) 重 篤 な 心 疾 患 ( 不 整 脈 虚 血 性 心 疾 患 等 )のある 患 者 [QT 延 長 を 起 こすことがあ る ] (5) 重 症 筋 無 力 症 の 患 者 [ 症 状 を 悪 化 させることがある ] (6) 高 齢 者 ( 高 齢 者 への 投 与 の 項 参 照 ) 6. 重 要 な 基 本 的 注 意 とその 理 由 及 び 処 置 方 法 7. 相 互 作 用 (1) 併 用 禁 忌 とその 理 由 (2) 併 用 注 意 とその 理 由 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 処 置 方 法 機 序 危 険 因 子 フェニル 酢 酸 系 又 は プロピオン 酸 系 非 ステ ロイド 性 消 炎 鎮 痛 薬 フルルビプロフェン 等 痙 攣 を 起 こすおそれが ある 中 枢 神 経 におけるGABAA 受 容 体 への 結 合 阻 害 が 増 強 されると 考 え られている アルミニウム 又 はマグ ネシウム 含 有 の 制 酸 薬 等 鉄 剤 本 剤 の 効 果 が 減 弱 される おそれがある これらの 薬 剤 は 本 剤 投 与 1~2 時 間 後 に 投 与 する これらの 薬 剤 とキレートを 形 成 し 本 剤 の 吸 収 が 低 下 すると 考 えられている クマリン 系 抗 凝 固 薬 ワルファリンの 作 用 を 増 ワルファリンの 肝 代 謝 を 抑 制 14

ワルファリン QT 延 長 を 起 こすことが 知 られている 薬 剤 デラマニド 等 強 し プロトロンビン 時 間 の 延 長 が 認 められたと の 報 告 がある QT 延 長 を 起 こすおそれ がある 又 は 蛋 白 結 合 部 位 での 置 換 によ り 遊 離 ワルファリンが 増 加 する 等 と 考 えられている 併 用 により QT 延 長 作 用 が 相 加 的 に 増 加 するおそれがある 8. 副 作 用 (1) 副 作 用 の 概 要 本 剤 は 使 用 成 績 調 査 等 の 副 作 用 発 現 頻 度 が 明 確 となる 調 査 を 実 施 していない (2) 重 大 な 副 作 用 ( 頻 度 不 明 )と 初 期 症 状 1)ショック アナフィラキシー:ショック アナフィラキシー( 初 期 症 状 : 紅 斑 悪 寒 呼 吸 困 難 等 )があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 以 上 が 認 めら れた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 2) 中 毒 性 表 皮 壊 死 融 解 症 (Toxic Epidermal Necrolysis:TEN) 皮 膚 粘 膜 眼 症 候 群 (Stevens-Johnson 症 候 群 ): 中 毒 性 表 皮 壊 死 融 解 症 皮 膚 粘 膜 眼 症 候 群 があらわれ ることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 以 上 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 3) 痙 攣 : 痙 攣 があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 以 上 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 4)Q T 延 長 心 室 頻 拍 ( Torsades de pointes を 含 む):QT 延 長 心 室 頻 拍 (Torsades de pointes を 含 む)があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 以 上 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 5) 急 性 腎 不 全 間 質 性 腎 炎 : 急 性 腎 不 全 間 質 性 腎 炎 があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 以 上 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこ と 6) 劇 症 肝 炎 肝 機 能 障 害 黄 疸 : 劇 症 肝 炎 肝 機 能 障 害 黄 疸 があらわれることがあ るので 観 察 を 十 分 に 行 い 以 上 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 7) 汎 血 球 減 少 症 無 顆 粒 球 症 溶 血 性 貧 血 血 小 板 減 少 : 汎 血 球 減 少 症 無 顆 粒 球 症 ( 初 期 症 状 : 発 熱 咽 頭 痛 倦 怠 感 等 ) ヘモグロビン 尿 等 を 伴 う 溶 血 性 貧 血 血 小 板 減 少 があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 以 上 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 8) 間 質 性 肺 炎 好 酸 球 性 肺 炎 発 熱 : 咳 嗽 呼 吸 困 難 胸 部 X 線 異 常 好 酸 球 増 多 等 を 伴 う 間 質 性 肺 炎 抗 酸 球 性 肺 炎 があらわれることがあるので このような 症 状 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 副 腎 皮 質 ホルモン 剤 投 与 等 の 適 切 な 処 置 を 行 う こと 9) 偽 膜 性 大 腸 炎 等 の 血 便 を 伴 う 重 篤 な 大 腸 炎 : 偽 膜 性 大 腸 炎 等 の 血 便 を 伴 う 重 篤 な 大 腸 炎 があらわれることがあるので 腹 痛 頻 回 の 下 痢 等 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 10) 横 紋 筋 融 解 症 : 筋 肉 痛 脱 力 感 CK(CPK) 上 昇 血 中 及 び 尿 中 ミオグロビン 上 昇 等 を 特 徴 とし 急 激 な 腎 機 能 悪 化 を 伴 う 横 紋 筋 融 解 症 があらわれることがある ので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 11) 低 血 糖 : 低 血 糖 があらわれることがあり 低 血 糖 性 昏 睡 に 至 る 例 も 報 告 されている ので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 糖 尿 病 患 者 ( 特 にスルホニルウレア 系 薬 剤 やインスリン 製 剤 等 を 投 与 し ている 患 者 ) 腎 機 能 障 害 患 者 高 齢 者 であらわれやすい 15

12)アキレス 腱 炎 腱 断 裂 等 の 腱 障 害 :アキレス 腱 炎 腱 断 裂 等 の 腱 障 害 があらわれる ことがあるので 腱 周 辺 の 痛 み 浮 腫 等 の 症 状 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 60 歳 以 上 の 患 者 コルチコステロイド 剤 を 併 用 している 患 者 臓 器 移 植 の 既 往 のある 患 者 であらわれやすい 13) 錯 乱 せん 妄 抑 うつ 等 の 精 神 症 状 : 錯 乱 せん 妄 抑 うつ 等 の 精 神 症 状 があらわ れることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 14) 過 敏 性 血 管 炎 : 過 敏 性 血 管 炎 があらわれることがあるので 発 熱 腹 痛 関 節 痛 紫 斑 斑 状 丘 疹 や 皮 膚 生 検 で 白 血 球 破 砕 性 血 管 炎 等 の 症 状 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 15) 重 症 筋 無 力 症 の 悪 化 : 重 症 筋 無 力 症 の 患 者 で 症 状 の 悪 化 があらわれることがあるの で 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと (3)その 他 の 副 作 用 下 記 の 副 作 用 があらわれることがあるので 異 常 が 認 められた 場 合 には 必 要 に 応 じ 投 与 を 中 止 することなど 適 切 な 処 置 を 行 うこと 頻 度 不 明 過 敏 症 発 疹 そう 痒 症 蕁 麻 疹 光 線 過 敏 症 精 神 神 経 系 不 眠 めまい 頭 痛 傾 眠 しびれ 感 振 戦 ぼんやり 幻 覚 意 識 障 害 末 梢 神 経 障 害 錐 体 外 路 障 害 泌 尿 器 クレアチニン 上 昇 血 尿 BUN 上 昇 尿 蛋 白 陽 性 頻 尿 尿 閉 無 尿 肝 臓 AST(GOT) 上 昇 ALT(GPT) 上 昇 LDH 上 昇 肝 機 能 異 常 ALP 上 昇 γ GTP 上 昇 血 中 ビリルビン 増 加 血 液 白 血 球 数 減 少 好 酸 球 数 増 加 好 中 球 数 減 少 リンパ 球 数 減 少 血 小 板 数 減 少 貧 血 消 化 器 悪 心 嘔 吐 下 痢 腹 部 不 快 感 腹 痛 食 欲 不 振 消 化 不 良 口 渇 腹 部 膨 満 胃 腸 障 害 便 秘 口 内 炎 舌 炎 感 覚 器 耳 鳴 味 覚 異 常 味 覚 消 失 視 覚 異 常 無 臭 覚 嗅 覚 錯 誤 循 環 器 動 悸 低 血 圧 頻 脈 注 そ の 他 CK(CPK) 上 昇 関 節 痛 ) 胸 部 不 快 感 倦 怠 感 四 肢 痛 咽 喉 乾 燥 尿 中 ブドウ 糖 陽 性 高 血 糖 熱 感 浮 腫 筋 肉 痛 脱 力 感 発 熱 関 節 障 害 発 汗 胸 痛 注 ) 結 核 患 者 での 使 用 において 91 例 中 4 例 (4.4%)に 関 節 痛 が 認 められたとの 報 告 がある 5) (4) 項 目 別 副 作 用 発 現 頻 度 及 び 臨 床 検 査 値 異 常 一 覧 (5) 基 礎 疾 患, 合 併 症, 重 症 度 及 び 手 術 の 有 無 等 背 景 別 の 副 作 用 発 現 頻 度 16

(6) 薬 物 アレルギーに 対 する 注 意 及 び 試 験 法 本 剤 の 成 分 又 はオフロキサシンに 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 には 投 与 しないこ と キノロン 系 抗 菌 薬 に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 には 慎 重 に 投 与 すること ショック アナフィラキシー( 初 期 症 状 : 紅 斑 悪 寒 呼 吸 困 難 等 )があらわれる ことがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 以 上 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 発 疹 そう 痒 症 蕁 麻 疹 光 線 過 敏 症 の 過 敏 症 状 があらわれた 場 合 には 投 与 を 中 止 するなど 適 切 な 処 置 を 行 うこと 9. 高 齢 者 への 投 与 本 剤 は 主 として 腎 臓 から 排 泄 されるが 高 齢 者 では 腎 機 能 が 低 下 していることが 多 いため 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそれがあるので 1 回 100mg 1 日 2 回 など 投 与 量 ならびに 投 与 間 隔 に 留 意 し 慎 重 に 投 与 すること ( 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 の 項 参 照 ) 10. 妊 婦, 産 婦, 授 乳 婦 等 への 投 与 (1) 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 には 投 与 しないこと [ 妊 娠 中 の 投 与 に 関 する 安 全 性 は 確 立 していない ] (2) 授 乳 中 の 婦 人 には 本 剤 投 与 中 は 授 乳 を 避 けさせること [オフロキサシンでヒト 母 乳 中 へ 移 行 することが 報 告 されている ] 11. 小 児 等 への 投 与 低 出 生 体 重 児, 新 生 児, 乳 児, 幼 児 又 は 小 児 に 対 する 安 全 性 は 確 立 していないので 投 与 しないこと( その 他 の 注 意 の 項 参 照 ) 12. 臨 床 検 査 結 果 に 及 ぼす 影 響 13. 過 量 投 与 14. 適 用 上 の 注 意 薬 剤 交 付 時 :PTP 包 装 の 薬 剤 は PTP シートから 取 り 出 して 服 用 するよう 指 導 するこ と (PTP シートの 誤 飲 により 硬 い 鋭 角 部 が 食 道 粘 膜 へ 刺 入 し 更 には 穿 孔 をお こして 縦 隔 洞 炎 等 の 重 篤 な 合 併 症 を 併 発 することが 報 告 されている ) 15.その 他 の 注 意 動 物 実 験 [ 幼 若 犬 若 い 成 犬 (13 ヵ 月 齢 ) 幼 若 ラット]で 関 節 異 常 が 認 められて いる 16.その 他 特 になし 17

Ⅸ. 非 臨 床 試 験 に 関 する 項 目 1. 薬 理 試 験 (1) 薬 効 薬 理 試 験 ( Ⅵ. 薬 効 薬 理 に 関 する 項 目 参 照 ) (2) 副 次 的 薬 理 試 験 (3) 安 全 性 薬 理 試 験 (4)その 他 の 薬 理 試 験 2. 毒 性 試 験 (1) 単 回 投 与 毒 性 試 験 (2) 反 復 投 与 毒 性 試 験 (3) 生 殖 発 生 毒 性 試 験 (4)その 他 の 特 殊 毒 性 18

Ⅹ. 管 理 的 事 項 に 関 する 項 目 1. 規 制 区 分 製 剤 : レボフロキサシン 錠 250mg イセイ 処 方 箋 医 薬 品 注 意 - 医 師 等 の 処 方 箋 により 使 用 すること レボフロキサシン 錠 500mg イセイ 処 方 箋 医 薬 品 注 意 - 医 師 等 の 処 方 箋 により 使 用 すること 有 効 成 分 : レボフロキサシン 水 和 物 2. 有 効 期 間 又 は 使 用 期 限 使 用 期 限 :3 年 ( 安 定 性 試 験 結 果 に 基 づく) 3. 貯 法 保 存 条 件 室 温 保 存 処 方 箋 医 薬 品 注 意 - 医 師 等 の 処 方 箋 により 使 用 すること 4. 薬 剤 取 扱 い 上 の 注 意 点 (1) 薬 局 での 取 り 扱 い 上 の 留 意 点 について 廃 棄 方 法 について 特 に 指 定 はなく 医 療 用 医 薬 品 として 取 り 扱 う (2) 薬 剤 交 付 時 の 取 扱 いについて( 患 者 等 に 留 意 すべき 必 須 事 項 等 ) Ⅷ.14. 適 用 上 の 注 意 の 項 を 参 照 患 者 向 け 医 薬 品 ガイド: 有 くすりのしおり: 有 (3) 調 剤 時 の 留 意 点 について PTP シートの 色 調 の 違 い レボフロキサシン 錠 250mg イセイ :PTP シート 表 面 青 色 レボフロキサシン 錠 500mg イセイ :PTP シート 表 面 ピンク 色 5. 承 認 条 件 等 6. 包 装 レボフロキサシン 錠 250mg イセイ : PTP 100 錠 (10 錠 10) レボフロキサシン 錠 500mg イセイ : PTP 50 錠 (5 錠 10) PTP 100 錠 (5 錠 20) 7. 容 器 の 材 質 PTP 包 装 :PP(ポリプロピレン) アルミニウム 箔 19

8. 同 一 成 分 同 効 薬 (1) 同 一 成 分 薬 : クラビット 錠 250mg クラビット 錠 500mg クラビット 細 粒 10% クラビット 点 眼 液 0.5% (2) 同 効 薬 : 合 成 抗 菌 剤 ピリドンカルボン 酸 系 製 剤 オフロキサシン ナリジクス 酸 ピロミド 酸 ピロミド 酸 三 水 和 物 シノキサシン ノルフロキサシン エノキサシン 水 和 物 塩 酸 シプロフロキサシン トスフロキサ シントシル 酸 水 和 物 ロメフロキサシン 塩 酸 塩 フレロキサシン スパルフロキサ シン ナジフロキサシン パズフロキサシンメシル 酸 塩 プルリフロキサシン ガ チフロキサシン 水 和 物 9. 国 際 誕 生 年 月 日 10. 製 造 販 売 承 認 年 月 日 及 び 承 認 番 号 製 品 名 製 造 販 売 承 認 年 月 日 承 認 番 号 レボフロキサシン 錠 250mg イセイ 2014 年 8 月 15 日 22600AMX01242000 レボフロキサシン 錠 500mg イセイ 2014 年 8 月 15 日 22600AMX01243000 11. 薬 価 基 準 収 載 年 月 日 製 品 名 レボフロキサシン 錠 250mg イセイ レボフロキサシン 錠 500mg イセイ 薬 価 基 準 収 載 年 月 日 2014 年 12 月 12 日 2014 年 12 月 12 日 12. 効 能 又 は 効 果 追 加, 用 法 及 び 用 量 変 更 追 加 等 の 年 月 日 及 びその 内 容 効 能 又 は 効 果 追 加 用 法 及 び 用 量 変 更 追 加 年 月 日 : 2016 年 3 月 9 日 ( 製 造 販 売 承 認 事 項 一 部 変 更 承 認 ) 内 容 : 効 能 又 は 効 果 : 適 応 菌 種 に 結 核 菌 追 加 適 応 症 に 肺 結 核 及 びその 他 の 結 核 症 追 加 用 法 及 び 用 量 : 肺 結 核 及 びその 他 の 結 核 症 については 原 則 として 他 の 抗 結 核 薬 と 併 用 すること 変 更 追 加 13. 再 審 査 結 果 再 評 価 結 果 公 表 年 月 日 及 びその 内 容 14. 再 審 査 期 間 15. 投 薬 期 間 制 限 医 薬 品 に 関 する 情 報 本 剤 は 投 薬 期 間 に 関 する 制 限 は 定 められていない 20

16. 各 種 コード 販 売 名 レボフロキサシン 錠 250mg イセイ レボフロキサシン 錠 500mg イセイ 厚 生 労 働 省 薬 価 基 準 収 載 コード レセプト 電 算 コード HОT 番 号 6241013F2128 622400701 124007801 6241013F3124 622400901 124009201 17. 保 険 給 付 上 の 注 意 本 剤 は 保 険 診 療 上 の 後 発 医 薬 品 である 21

ⅩⅠ. 文 献 1. 引 用 文 献 1)コーアイセイ 株 式 会 社 : 社 内 資 料 ( 安 定 性 試 験 ) 2)コーアイセイ 株 式 会 社 : 社 内 資 料 ( 溶 出 試 験 ) 3) 第 十 六 改 正 日 本 薬 局 方 解 説 書 2011, 廣 川 書 店 4)コーアイセイ 株 式 会 社 : 社 内 資 料 ( 生 物 学 的 同 等 性 試 験 ) 5) 結 核 療 法 研 究 協 議 会 内 科 会, 結 核,89:643-647,2014 2.その 他 の 参 考 文 献 ⅩⅡ. 参 考 資 料 1. 主 な 外 国 での 発 売 状 況 2. 海 外 における 臨 床 支 援 情 報 ⅩⅢ. 備 考 その 他 の 関 連 資 料 22