目 次 1.はじめに 1 2. 研 究 経 過 1 3. 今 年 度 の 取 組 3 (1) 研 究 授 業 等 指 導 案 3 15 年 研 究 授 業 (Aグループ) 25 年 研 究 授 業 (Bグループ) 36 年 研 究 授 業 (Aグループ) 46 年 公 開 授 業 (Bグループ) (

平 成 23 年 度 (2011 年 度 ) 紀 要 106 号 Ⅲ 小 学 校 英 語 担 任 が 行 う 小 学 校 英 語 活 動 授 業 の 研 究 コミュニケーションの 素 地 を 養 う 楽 しい 英 語 活 動 小 学 校 英 語 研 究 グループ < 研 究 員 > 山 田 中 学 校 指 導 教 諭 神 崎 由 紀 第 五 中 学 校 指 導 教 諭 石 井 佳 代 子 吹 田 第 一 小 学 校 教 諭 山 田 敬 司 吹 田 第 三 小 学 校 教 諭 松 岡 由 果 吹 田 南 小 学 校 教 諭 大 久 保 千 穂 岸 部 第 二 小 学 校 教 諭 金 崎 栄 一 南 山 田 小 学 校 教 諭 玉 城 明 子 北 山 田 小 学 校 教 諭 村 上 悦 子 高 野 台 小 学 校 教 諭 佐 野 彩 子 古 江 台 小 学 校 教 諭 大 谷 誠 藤 白 台 小 学 校 教 諭 木 下 佐 知 桃 山 台 小 学 校 教 諭 植 田 京 子 津 雲 台 小 学 校 教 諭 土 居 春 美 <スーパ-バイザ-> 関 西 大 学 外 国 語 学 部 長 竹 内 理

目 次 1.はじめに 1 2. 研 究 経 過 1 3. 今 年 度 の 取 組 3 (1) 研 究 授 業 等 指 導 案 3 15 年 研 究 授 業 (Aグループ) 25 年 研 究 授 業 (Bグループ) 36 年 研 究 授 業 (Aグループ) 46 年 公 開 授 業 (Bグループ) (2) 各 グループの 研 究 21 1Aグループ 研 究 報 告 2Bグループ 研 究 報 告

1.はじめに 本 年 度 から 新 学 習 指 導 要 領 が 本 格 実 施 され 小 学 校 高 学 年 において 年 間 35 時 間 の 外 国 語 活 動 が 必 修 となりました 新 学 習 指 導 要 領 において 外 国 語 活 動 の 目 標 は 外 国 語 を 通 じて 言 語 や 文 化 について 体 験 的 に 理 解 を 深 め 積 極 的 にコミュニケーションを 図 ろうとする 態 度 の 育 成 を 図 り 外 国 語 の 音 声 や 基 本 的 な 表 現 に 慣 れ 親 しませながら コミュニケーション 能 力 の 素 地 を 養 う となっています そこで 本 市 においては 小 学 校 英 語 活 動 のねらいを 次 のように 定 め 取 り 組 んできました 1 積 極 的 にコミュニケーションを 図 ろうとする 態 度 を 育 て2 英 語 の 音 声 や 基 本 的 な 表 現 に 慣 れ 親 しむ 3 異 なる 文 化 を 理 解 すこのねらいに 沿 って 平 成 18 年 度 か らは すべての 小 学 校 に 英 語 指 導 助 手 (AET)が 配 置 されました 各 小 学 校 高 学 年 において 平 成 22 年 度 には 年 間 20 時 間 以 上 そして 本 年 度 からは 年 間 35 時 間 の 英 語 活 動 の 授 業 が 行 われていますが 英 語 指 導 助 手 (AET)は 5 6 年 生 を 対 象 に 学 級 単 位 で10~12 時 間 の 配 置 しかありません そのため 各 小 学 校 においては これまで 以 上 に 担 任 が 主 体 性 をもって 指 導 を 行 っていくことが 必 要 になります 小 学 校 英 語 研 究 グループとしては これまで 小 学 校 英 語 活 動 の 本 格 的 な 実 施 をスムーズに 迎 えられるよう 英 語 ノート や 研 究 グループで 作 成 した 教 材 を 活 用 した 担 任 が 行 う 英 語 活 動 の 授 業 研 究 や 英 語 活 動 の 本 格 実 施 に 向 けての 環 境 整 備 の 研 究 に 取 り 組 んできました 特 に 電 子 黒 板 と 英 語 ノートデジタル 版 を 活 用 した 授 業 の 研 究 に 取 り 組 み 担 任 が 一 人 で1 時 間 の 授 業 を 行 うための より 実 践 的 な 研 究 を 進 めてきました 小 学 校 外 国 語 活 動 の 授 業 の 本 格 実 施 を 踏 まえ 担 任 が 行 う 小 学 校 英 語 活 動 授 業 の 研 究 コミュニケーションの 素 地 を 養 う 楽 しい 英 語 活 動 の 研 究 に 取 り 組 みました 研 究 体 制 と しては A B2グループで 研 究 を 進 めました Aグループでは ICTの 活 用 教 材 作 り Bグループでは 授 業 の 組 立 活 動 例 について 研 究 を 進 めました そして それぞれのグル ープがその 研 究 を 活 かして それぞれ 英 語 ノートを 教 材 とした5 年 生 6 年 生 の 研 究 授 業 公 開 授 業 を 実 施 しました それらの 授 業 では 子 どもたちが 楽 しく 活 動 をする 中 で 友 だちとのコミュ ニケーションを 図 れるようなしかけを 工 夫 しました また 昨 年 度 作 成 した 外 国 語 活 動 評 価 文 例 集 を 生 かし 評 価 の 観 点 や 方 法 についても 研 究 を 進 め 研 究 授 業 を 通 して 提 案 をしました 2. 研 究 経 過 平 成 23 年 5 月 16 日 ( 月 ) 第 1 回 研 究 会 研 究 テーマ スーパーバイザー グループ 編 成 テーマ 今 年 度 の 予 定 について 6 月 14 日 ( 火 ) 第 2 回 研 究 会 中 学 1 年 公 開 授 業 各 グループの 研 究 内 容 教 育 研 究 大 会 の 発 表 について 7 月 21 日 ( 木 ) 第 3 回 (B) 研 究 会 教 育 研 究 大 会 の 発 表 に 向 けて 今 後 のBグループの 研 究 について

7 月 26 日 ( 火 ) 第 3 回 (A) 研 究 会 教 育 研 究 大 会 の 発 表 に 向 けて 今 後 のAグループの 研 究 について 9 月 22 日 ( 木 ) 第 4 回 研 究 会 5 年 研 究 授 業 (Aグループ) 指 導 案 検 討 10 月 14 日 ( 金 ) 第 5 回 研 究 会 5 年 研 究 授 業 (Bグループ) 指 導 案 検 討 10 月 25 日 ( 火 ) 5 年 研 究 授 業 (Aグループ) 吹 田 第 三 小 学 校 5 年 3 組 教 諭 松 岡 由 果 英 語 ノート1 Lesson6 外 来 語 を 知 ろう 10 月 25 日 ( 火 ) 第 6 回 (B) 研 究 会 吹 田 第 三 小 学 校 にて 5 年 研 究 授 業 指 導 案 検 討 について 11 月 22 日 ( 火 ) 5 年 公 開 授 業 (Bグループ) 桃 山 台 小 学 校 5 年 1 組 教 諭 植 田 京 子 英 語 ノート1 Lesson7 クイズ 大 会 をしよう 12 月 15 日 ( 木 ) 第 7 回 研 究 会 5 年 研 究 授 業 の 反 省 今 後 の 研 究 の 進 め 方 について 平 成 24 年 1 月 11 日 ( 水 ) 第 8 回 研 究 会 6 年 研 究 授 業 に 向 けて 評 価 について 研 究 紀 要 について 1 月 17 日 ( 火 ) 第 9 回 (A) 研 究 会 6 年 研 究 授 業 指 導 案 検 討 Aグループの 研 究 について 1 月 31 日 ( 火 ) 6 年 研 究 授 業 (Aグループ) 津 雲 台 小 学 校 6 年 2 組 教 諭 土 居 春 美 英 語 ノート2 Lesson8 オリジナル 劇 をつくろう 1 月 31 日 ( 火 ) 第 10 回 研 究 会 6 年 研 究 授 業 の 反 省 研 究 紀 要 について 6 年 研 究 授 業 (Bグループ) 指 導 案 検 討 2 月 17 日 ( 金 ) 6 年 公 開 授 業 (Bグループ) 古 江 台 小 学 校 6 年 3 組 教 諭 大 谷 誠 英 語 ノート2 Lesson9 将 来 の 夢 を 紹 介 しよう 2 月 17 日 ( 金 ) 第 11 回 研 究 会 各 グループの 研 究 報 告 研 究 紀 要 来 年 度 に 向 けて

3. 今 年 度 の 取 組 (1) 研 究 授 業 等 指 導 案 1 5 年 研 究 授 業 (Aグループ) 外 国 語 活 動 学 習 指 導 案 吹 田 市 立 吹 田 第 三 小 学 校 教 諭 松 岡 由 果 1. 日 時 平 成 23 年 10 月 25 日 ( 火 ) 第 6 校 時 (2:45~3:30) 2. 学 年 組 5 年 3 組 ( 男 子 19 名 女 子 19 名 計 38 名 ) 3. 単 元 名 Lesson6 外 来 語 を 知 ろう 4. 単 元 の 目 標 身 近 な 外 来 語 に 興 味 を 持 ち 積 極 的 にゲームをす 積 極 的 に 好 きなものを 尋 ねたり 答 えたりす 日 本 語 と 英 語 の 発 音 の 違 いに 気 付 く 5. 単 元 の 評 価 規 準 コミュニケーションへの 関 心 意 欲 態 度 積 極 的 に 欲 しいものを 尋 ねながら 友 だちのためにフルーツパフェ 作 りをしてい 外 国 語 への 慣 れ 親 しみ 外 来 語 と 英 語 の 発 音 の 違 いに 気 をつけて 相 手 に 欲 しいものを 尋 ねたり それに 答 え たりしてい 言 語 や 文 化 に 関 する 気 付 き 身 近 に 使 用 している 外 来 語 と 英 語 の 発 音 や 言 い 方 の 違 いに 気 付 いてい 6. 児 童 観 本 学 級 の 児 童 は 明 るく 活 発 であり 男 女 関 係 なく 仲 良 く 過 ごしてい 授 業 に 対 して も 意 欲 的 であり 集 中 して 学 習 に 励 んでい 外 国 語 活 動 には 多 くの 児 童 が 興 味 関 心 を 示 しており 楽 しみながら 活 動 に 取 り 組 ん でいしかし みんなの 前 では 恥 ずかしいとの 思 いから 進 んで 手 を 挙 げる 児 童 は 少 な い そのため 外 国 語 活 動 を 通 して 誰 もが 初 めてのことだから 間 違 えたって 恥 ずかし くない と 伝 えたり Great! Excellent! と 褒 めたりして 一 人 ひとりの 自 信 につな がることを 望 んでい 7. 教 材 観 児 童 が 使 っている 日 本 語 の 中 には 多 くの 外 来 語 が 存 在 すそのほとんどは もととな る 言 語 での 発 音 と 違 ったり 中 には 意 味 の 違 う 使 い 方 をしているもの( 和 製 英 語 など)が あったりす そこで 本 単 元 では 様 々な 国 から 入 ってきた 身 の 回 りの 外 来 語 を 取 り 上 げ 外 来 語 と そのもとになる 言 語 の 発 音 の 違 いや 意 味 の 違 う 使 い 方 をしているものがあることに 気 づ かせたい そして 発 音 に 気 を 配 りながら 好 きな 物 を 注 文 し 自 分 のオリジナルパフェを 作 って 紹 介 し 合 う 活 動 を 通 して 正 しく 自 分 の 思 いを 伝 えることの 大 切 さを 実 感 させ 積

極 的 に 自 分 の 思 いを 伝 えようとする 態 度 を 育 てたい 8. 指 導 観 児 童 の 実 態 の 中 にあったように 子 どもたちが 積 極 的 になれる 要 素 を 多 く 取 り 入 れなが ら 学 習 を 行 う この 単 元 では power point を 用 いて 音 声 を 聞 かせるなど Native の 発 音 はパソコンで 行 う 同 時 に 視 覚 にも 訴 えられるので 子 どもがより 意 欲 的 になれると 考 え また コミュニケーションの 基 本 である 挨 拶 Hello. や Thank you. Here you are. などのやり 取 りを 大 切 にしたい そして 授 業 の 終 わりには 振 り 返 りカードを 使 った 子 どもの 評 価 を 行 い それを 次 の 授 業 に 生 かすような 指 導 体 制 をとりたい 9. 単 元 計 画 ( 全 4 時 間 ) 時 目 標 と 主 な 活 動 外 来 語 を 探 し 身 近 に 使 用 している 言 葉 の 表 す 意 味 が 同 じであっても 目 標 発 音 が 違 うことを 知 1 外 来 語 探 し 1 2New words 活 動 3banana チャンツ 4Let's Listen CD を 聞 いて どの 絵 か 探 そう 外 来 語 とそのもととなる 語 とでは 音 が 違 うことに 気 を 付 け 英 語 の 目 標 音 を 意 識 して 発 音 しようとす 1banana チャンツ 2 2 仲 間 外 れクイズ 活 動 3キーワードゲーム 4Let's Listen 1 CD を 聞 いて どこの 国 から 来 た 食 べ 物 か 考 えて 線 で 結 ぼう 目 標 尋 ねられ 自 分 の 欲 しいものを 頼 む 3 4 ( 本 時 ) 活 動 目 標 活 動 1banana チャンツ 2Let's Listen 2 CD を 聞 いて 健 が 注 文 したものを で 麻 衣 が 注 文 したものを で 囲 もう 3ジャンケンゲーム 4インタビュービンゴ 欲 しいものを 尋 ねたり 要 求 したりして 友 だちのフルーツパフェを 作 り 紹 介 す 1banana チャンツ 2ジャンケンゲーム 3フルーツパフェを 作 ろう 4 作 ったフルーツパフェを 紹 介 しよう

10. 本 時 の 目 標 欲 しいものを 尋 ねたり 要 求 したりして フルーツパフェを 作 11. 扱 う 表 現 What do you want? / ~ please. / Here you are. Thank you. / You re welcome. 12. 展 開 過 程 児 童 の 活 動 担 任 の 活 動 使 用 する 言 語 材 料 指 導 上 の 留 意 点 ( ) 評 価 の 観 点 ( ) 教 材 学 級 担 任 の 問 い クラス 全 体 に 挨 Hello. 外 国 語 活 動 にスム 挨 拶 かけに 積 極 的 に 答 えることで 拶 をす クラス 全 体 に 問 Let's start English. ーズに 入 れるよう に しっかりと 声 英 語 による 挨 拶 いかけた 後 数 How are you? を 出 させ に 慣 れ 名 の 児 童 に 問 い かけ これまでに 学 クラス 全 体 に 問 What number? 全 体 及 び 数 名 の 児 Power 習 した 問 いか いかけた 後 数 What color? 童 からの 反 応 で point 復 習 けに 対 し 適 切 に 答 え 外 来 語 を 思 い 名 の 児 童 に 問 い かけ What is this? 各 児 童 の 様 子 や 実 態 を 把 握 す 大 きな 声 で 発 音 さ 出 し 英 語 でし せ 繰 り 返 す っかり 言 う Banana チャン CD ツ 外 来 語 を 使 って 活 動 の 内 容 とル Hello.(Hi.) Hello. ポイント ジャンケンゲー ールを 説 明 す Rock, scissors, Here you are. カード 活 動 1 ムをす paper. One, two, three! What do you want? Thank you.をしっ かりと 言 わせ 机 間 指 導 をして 児 童 共 通 のつまず 英 語 ノート p.69 ~please. きがあれば 全 体 フルーツ Here you are. で 確 認 し 練 習 をす カード Thank you. Bye.

友 だちのフルー 活 動 の 内 容 とル What do you デモンストレーシ パフェ ツパフェを 作 (インタビュー 形 式 ) ールを 説 明 す テ モンストレーション want? ~please. Here you are. Thank you. ョンを 通 して 活 動 のねらいと 手 順 を 児 童 にしっかり 理 解 させ カップ フルーツ カード 指 導 者 の 提 示 You are 挨 拶 やアイコンタク 活 動 2 指 導 者 児 童 児 童 児 童 welcome. トに 気 をつけて Hello. Here you are. Thank you.をしっ かりと 言 わせ 日 本 語 と 英 語 の 発 音 の 違 いに 気 を 付 けて 欲 しいもの を 尋 ねたり 答 え たりして フルー ツパフェを 作 ろう としてい 行 動 観 察 振 り 返 りカード 作 ったフルーツ 活 動 2のインタ What do you みんなに 聞 こえるよ 書 画 活 動 3 パフェを 紹 介 す ( 発 表 ) ビューを 前 に 出 て 発 表 させ want? ~please. Here you are. Thank you. You are welcome. うに 発 表 させ 聞 く 態 度 を 大 切 に させ 挨 拶 やアイコンタ クトに 気 を 付 けて 発 表 してい < 発 表 者 > カメラ 行 動 観 察 振 り 返 りカード 友 だちの 発 表 をし っかりと 聞 いてい < 他 の 児 童 > 行 動 観 察 振 り 返 り 挨 拶 振 り 返 りをす 良 かった 点 頑 張 っていた 点 を 具 体 的 にほめ That's all for today. Finish English. 良 かった 点 を 具 体 的 にほめ 意 欲 を 高 め 振 り 返 り カード

2 5 年 研 究 授 業 (Bグループ) 外 国 語 活 動 ( 英 語 活 動 ) 指 導 案 指 導 者 吹 田 市 立 桃 山 台 小 学 校 HRT 植 田 京 子 ALT Simon Ion 1, 日 時 平 成 23 年 (2011 年 )11 月 22 日 ( 火 ) 6 時 間 目 14:45~15:30 2, 学 年 学 級 5 年 1 組 (38 名 ) 3, 場 所 英 語 教 室 4, 単 元 名 英 語 ノート1 Lesson7 クイズ 大 会 をしよう ~2 年 生 を 招 待 しよう~ 5, 単 元 目 標 積 極 的 に 相 手 に 質 問 したり 答 えたりす 英 語 を 使 って 楽 しくクイズ 大 会 をす 動 物 の 鳴 き 声 が 日 本 と 外 国 では 違 うことに 気 付 く 6, 語 彙 表 現 ( 単 語 ) animal chicken, pig, cow, horse, dog, cat, mouse, sheep, stationery pencil, eraser, ruler, notebook, pencil case, glue ( 表 現 ) What is this? OK. Close. Try again. Hint, please. 7, 指 導 計 画 次 学 習 内 容 学 習 活 動 1 ALTの 出 すいろいろなクイ ズを 楽 しむ 3ヒントクイズ ピクチャークイズをして What s this?という 言 い 方 を 練 習 す 2 What s this?の 質 問 に 対 し て 何 について 尋 ねられている か 理 解 し 答 え UFO ゲーム ブラックボックス ジェスチャークイズ 3ヒントクイズ UFO クイズをして ゲームのやり 方 を 理 解 す 3 What s this?のやり 取 りが できるゲームをグループごと に 考 え 8グループにわかれて クイズ 作 りをす 4 ( 本 時 ) 英 語 を 使 って クイズ 大 会 のリ ハーサルをす リハーサルをして クイズの 出 し 方 ヒント の 出 し 方 ほめる 言 葉 や 励 ます 言 葉 の 練 習 を す 5 2 年 生 を 招 待 して クイズ 大 会 をす 既 習 の 言 語 を 使 ってクイズ 大 会 をす

8, 児 童 観 本 学 級 の 児 童 は 明 るく 活 発 で いろいろなことに 積 極 的 に 取 り 組 むことができ また 男 女 の 仲 もよく 誰 とでもペア 活 動 ができただ チームで 協 力 することはよくわ かっているのだが 友 だちとのコミュニケーションの 取 り 方 が 上 手 でない 児 童 もいそ こで どの 教 科 もペア 活 動 グループ 活 動 を 多 く 取 り 入 れ みんなで 目 標 を 達 成 させる 喜 びを 少 しでも 感 じられるようにしてきた 外 国 語 活 動 においても 活 発 に 声 を 出 して 積 極 的 に 授 業 に 臨 める 児 童 がいゲーム やインタビューも 大 好 きで 男 女 関 係 なく 質 問 できるので 少 し 消 極 的 な 児 童 にも 声 かけ して 楽 しんで 活 動 してい また 本 校 では 縦 割 り 活 動 に 取 り 組 んでおり 毎 日 の 清 掃 活 動 時 など 下 級 生 とふれ 合 う 機 会 が 多 い 下 級 生 とうまくコミュニケーションをとり 優 しく 言 葉 かけをしたり 教 えたり する 姿 も 多 く 見 られまた 1,2 年 生 は 毎 月 1 時 間 の 外 国 語 活 動 をしており 楽 し んで 英 語 に 取 り 組 んでい クイズ 大 会 に2 年 生 を 招 待 することで 学 年 をこえた 取 り 組 みができると 考 え 9, 教 材 観 本 単 元 クイズ 大 会 をしよう では どの 時 間 においても What s this?という 表 現 を 自 然 な 形 で 使 える 単 元 であ 見 ただけではすぐにわからない 絵 を 提 示 してそれが 何 かを 当 てる 活 動 や ブラックボックスの 中 にある 物 を 手 で 触 って 当 てる 活 動 3つのヒントか らある 物 を 当 てる 活 動 ジェスチャーをして 当 てる 活 動 短 い 間 だけある 物 を 見 せて 何 かを 当 てる 活 動 などをすこれらの 活 動 を 仕 組 むことで 児 童 の 好 奇 心 を 満 たし 意 欲 的 にクイズを 出 し 合 い 仲 間 と 英 語 でコミュニケーションを 図 る 楽 しさを 体 験 させたいと 考 え 身 近 な 題 材 から 自 由 にクイズを 作 り また 既 習 の 単 語 や 表 現 を 使 うことはもと より わからないことを 調 べたり 聞 いたり また ジェスチャーや 絵 などで 補 いながら 伝 えることができるというコミュニケーションのスキルも 身 につけていきたい 10, 指 導 観 本 単 元 では 子 どもたちの 自 由 な 発 想 を 期 待 したい 子 どもたちの 興 味 関 心 を 第 一 に 考 えながら 様 々なアイデアを 引 き 出 すようにしたい クイズ 作 りに 興 味 を 示 せば 様 々 な 単 語 や 表 現 を 知 りたいと 思 うようになこの 気 持 ちを 大 切 にしたい また クイズ 大 会 という 子 どもたちにまかす 部 分 が 初 めて 出 てくる 単 元 であどのグループも 主 体 的 な 活 動 ができるように どの 児 童 も 出 来 るだけ 多 くのかかわりができるように 何 かのコ メントを 言 う 時 には 褒 め 言 葉 を 忘 れずに 自 信 を 持 たせるようにしていきたい 視 覚 や 触 覚 などの 情 報 もヒントとなるため ゲームだけでなく あいさつ 目 を 見 て 言 う ジェスチャーを 入 れるなどの 基 本 をしっかりおさえることが 大 切 であHint, please. や One more, please.と 言 うやりとりもいれて コミュニケーションがうまくとれるよう にしたい 2 年 生 は 月 に 一 回 の 外 国 語 活 動 であるが とても 楽 しんで 取 組 んでい11 月 に 学 習 している 動 物 についてのクイズを 考 えてすることで 外 国 の 言 語 音 声 への 認 識 を 共 有 することができ 以 上 のような 児 童 の 実 態 単 元 の 内 容 から 以 下 の2 点 に 重 点 をおいて 指 導 をしていき たい 1 自 分 の 意 見 を 友 だちに 聞 いてもらうことで お 互 いに 通 じ 合 えた 時 の 喜 びを 感 じ 2 少 ない 英 語 の 語 彙 量 でもビックボイス ジェスチャー アイコンタクトを 意 識 して 相 手 に 伝 わることを 体 験 す

11, 単 元 の 評 価 規 準 コミュニケーションへの 関 心 意 欲 態 度 友 だちと 協 力 して 英 語 を 使 って クイズ 大 会 をしてい 外 国 語 への 慣 れ 親 しみ What s this? を 使 って 質 問 したり 答 えたりしてい 言 語 や 文 化 に 関 する 気 付 き 動 物 の 鳴 き 声 が 日 本 と 外 国 では 違 うことに 気 付 いてクイズを 作 ってい 12, 本 時 の 目 標 友 だちと 協 力 してクイズ 大 会 の 練 習 をす 今 まで 習 った 言 語 を 活 用 して クイズ 大 会 の 練 習 をす Students HRT ALT Notes ( は 評 価 基 準 ) Introduct ion Review Let s study English Hello. Hello. lesson. How are you? Hello, Simon.. What is the date? It s. What day is it? It s. How is the weather? It s. 動 物 や 文 房 具 の 単 語 の 発 音 練 習 をす What s this? の 確 認 What s this? A dog. Close Try again. Hint, please. OK! A cat. That s right. OK! カ ー ド を 見 な が ら リ ピ ー ト す デモをす デモをす 当 たったとき は Excellent! OK! などほめ 言 葉 を は ず れ たときは Try again.one more. な ど 励 ま す 言 葉 を い う こ と を 心 が け カード 具 体 物 前 時 までに 学 習 したことを 思 い 出 させ 当 たった 時 や はずれた 時 の 言 い 方 も 忘 れずに はっきり 言 える ように 声 かけす

Activity 8つのグループを 作 り グル 1 ープごとにどんなクイズを どんなクイ 作 ったか 確 認 す ズ を す る か 3ヒントクイズ グ ル ー プ ご クイズに 使 う 物 ブラックボックスクイズ と に 確 認 す ブラックボッ ジェスチャークイズ わからない クス ピクチャークイズ わからない 単 語 や ヒ ン 画 用 紙 UFOクイズなど 単 語 や ヒ ン ト の 出 し 方 など ト の 出 し 方 を ア ド バ イ を ア ド バ イ スす わからない 単 語 があれば スす ALT,HRTに 質 問 す ヒントの 用 意 の 仕 方 で ALT HRTを 呼 び 説 は 大 きさ 明 す 色 ( color,siz e,shape) な ど が あ る こ と も 伝 え Activity グループごとに 交 代 で グループを 2 年 生 にわか 2 リハーサルをす 使 っ て 全 体 るような 言 葉 遣 (5 分 2) に や り 方 を い を 意 識 さ せ お 互 いにアドバイスを デモ 示 した 後 4 す ジェスチャ グ ル ー プ ご (よかった 点 改 善 点 を 伝 える) B: What s this? A:? B : Close. Try ー アイコン タクト ビッ グ ボ イ ス を 使 う こ と の 大 切 さ を 伝 とに 前 半 後 半 で リ ハ ー サルをす あ た っ た 時 はずれた 積 極 的 にゲー ム 作 りに 参 加 し 既 習 の 単 語 を 活 用 しようとす again. え 時 の 言 葉 か A:? け を 忘 れ ず B: OK! Excellent! にす Finish ふり 返 りカードを 書 く ふ り 返 り カ Good-bye, ふり 返 りカード Good -bye, Simon. See ードの 紹 介 everyone. you again.

3 6 年 研 究 授 業 (Aグループ) 外 国 語 活 動 ( 英 語 活 動 ) 指 導 案 指 導 者 吹 田 市 立 津 雲 台 小 学 校 教 諭 土 居 春 美 1. 日 時 平 成 24 年 (2012 年 )1 月 31 日 ( 火 )6 時 間 目 (14:30~15:15) 2. 学 年 第 6 学 年 2 組 (23 名 ) 3. 場 所 第 6 学 年 2 組 教 室 4. 単 元 名 英 語 ノート2 Lesson8 オリジナルの 劇 をつくろう 5. 単 元 目 標 (1) 英 語 を 使 って 友 達 と 協 力 しながら 劇 を 演 じようとす (コミュニケーションへの 関 心 意 欲 態 度 ) (2) 劇 の 台 詞 を 言 ったり 聞 いたりす ( 外 国 語 への 慣 れ 親 しみ) (3) 世 界 のいろいろな 国 の 物 語 を 知 ( 言 語 や 文 化 に 関 する 気 付 き) 6. 語 彙 主 な 表 現 Please help ~. /Look at this. /What's the matter? turnip /grandpa /grandma /pull /come /me /girl 7. 児 童 観 本 学 級 の 児 童 は 23 名 の 少 人 数 であるためか 一 人 ひとり お 互 いのことを 良 く 分 かり 合 える 関 係 が 築 けてい 放 課 後 も 友 だちと 遊 ぶ 姿 が 見 られる 反 面 自 分 や 友 だちに 対 しても 固 定 的 な 見 方 をしてしまい それにとらわれすぎることも 多 い このことは 学 習 面 にも 見 られ 得 意 不 得 意 を 自 分 で 決 めてしまい 不 得 意 なことにチャ レンジしてみようという 意 欲 も 弱 い 外 国 語 活 動 においても 苦 手 意 識 を 持 ち 始 めている 児 童 も 数 名 いこれは みんなの 前 で 発 表 することがはずかしいという 成 長 過 程 によるものか もしれない 英 語 に 触 れさせるため 毎 朝 日 直 が 英 語 で 挨 拶 をし 英 語 係 は 今 日 の 一 言 英 語 で 短 い 英 語 の 表 現 を 紹 介 してい 8. 教 材 観 英 語 ノート Lesson8の オリジナルの 劇 をつくろう は 小 学 校 1 年 生 の 国 語 教 材 大 きな かぶ をもとにして 児 童 がオリジナルの 劇 を 作 り 表 現 する 単 元 であその 他 にでてくる 話 も 児 童 が 知 っている 世 界 の 民 話 や 昔 話 であるため 英 語 で 聞 いても 内 容 を 理 解 しやすく 英 語 のリズムにも 慣 れ 親 しむことができまた 大 きなかぶは 登 場 人 物 が 次 々と 現 れ か ぶをひっぱるというくり 返 しの 面 白 さがあ 英 語 での 表 現 も Please help ~. What s the matter? Are you ready? など

同 じフレーズがくり 返 されるため 児 童 が 劇 をつくりやすい 教 材 であまた オリジナル の 劇 を 創 作 することで 児 童 同 士 のコミュニケーション 力 を 育 むことができると 思 われ 9. 指 導 観 本 単 元 では 物 語 の 絵 をプロジェクターで 映 し 出 し それにあわせて 自 分 が 考 えた 台 詞 を 言 う 活 動 を 行 う 児 童 が 描 いた 絵 をパソコンに 取 り 入 れ それに 動 きを 付 け 加 えることで 児 童 は 興 味 をもって 活 動 できしかし まだ 語 彙 力 の 少 ない 児 童 たちなので 登 場 人 物 の かけ 声 など 英 語 での 言 い 方 がわからない 場 合 が 考 えられそこで Good job! Great! What s the matter? Please help ~. など 大 きなかぶ で 使 われた 言 葉 をもとに 台 詞 を 考 えさせたり 困 った 児 童 のためにヒントカードを 用 意 したりするなどの 支 援 をしながら 進 めていく さらに 教 室 に 英 語 ノートのデジタル 教 材 を 自 由 に 操 作 できる ようにしておき それらを 活 用 しながら 声 の 大 きさ トーンを 工 夫 し 豊 かな 表 現 をめざし て 創 作 させたい 卒 業 間 近 の6 年 生 であり 中 学 での 英 語 につなげるためにも 楽 しい 英 語 活 動 を 取 り 入 れ 英 語 という 外 国 語 に 慣 れ 親 しめるような 指 導 をしていきたい さらに グループやクラスで お 互 いにアドバイスしあうことで 自 分 のよさや 友 だちを 認 め 合 うなどクラスでのコミュニ ケーション 力 の 育 成 につなげたい 10. 評 価 規 準 ア(コミュニケーションへの 関 心 意 欲 態 度 ) オリジナル 劇 の 創 作 や 発 表 を 通 して 友 達 と 積 極 的 に 交 流 しようとしてい イ( 外 国 語 への 慣 れ 親 しみ) くり 返 しや 英 語 のリズムを 工 夫 し オリジナル 劇 をす ウ( 言 語 や 文 化 に 関 する 気 付 き) 外 国 の 物 語 に 興 味 を 持 ち かけ 声 や 動 物 の 鳴 き 声 は 国 によって 違 うことに 気 付 く 11. 指 導 と 評 価 の 計 画 ( 全 4 時 間 ) 時 活 動 評 価 コ 慣 気 評 価 規 準 評 価 方 法 第 1 時 英 語 ノート2 Lesson8 Let s Listen1 を 聞 いてどの 物 語 か 考 え Let s Listen2 おおきなかぶ の 物 語 を 聞 く 外 国 の 物 語 に 興 味 を 持 ち かけ 声 や 動 物 の 鳴 き 声 なども 英 語 と 日 本 よって 違 うこ とに 気 付 いてい 振 り 返 り シート 英 語 ノー ト

Let s Listen3 CD を 聞 いて 登 場 する 順 に 人 物 絵 カード を 置 く 第 2 時 Let s Chant Yo-heave-ho! Let s Listen CD を 聞 いてど の 場 面 か 吹 き 出 しに 番 号 を 書 く くり 返 しや 英 語 の リズムにのって 英 語 を 言 ってい 英 語 の 台 詞 を 聞 いて どの 場 面 か 気 付 い てい 行 動 観 察 英 語 ノー ト Activity1 4つのグループに 分 かれ オリジナルの 物 語 を 作 物 語 に 登 場 するものを 考 え グループで 協 力 して 劇 に 登 場 するものを 考 えてい 行 動 観 察 Let s Chant Yo-heave-ho! 第 3 時 本 時 Activity1 グループで 考 えた 物 語 の 絵 をパソコンで 操 作 し それ にあわせた 台 詞 を 考 え Activity2 グループでオリジナル 劇 を 考 え 練 習 をす 劇 に 合 わせた 台 詞 を 考 えようとしてい オリジナル 劇 のあら すじを 考 え 友 達 と 練 習 しようとしてい 行 動 観 察 行 動 観 察 Let s Chant Yo-heave-ho! 第 4 時 Activity1 グループでオリジナル 劇 の 練 習 をす Activity2 お 互 いに 発 表 しあい 面 白 い 表 現 など 気 付 いたことを 発 表 す オリジナル 劇 を 友 達 と 練 習 し 友 達 の 良 いところを 見 つけよ うとしてい 他 のグループの 発 表 を 見 て 内 容 を 理 解 しようとしてい 行 動 観 察 振 り 返 り シート 振 り 返 り シート

12. 本 時 の 目 標 1 グループでオリジナル 劇 の 作 成 やその 劇 の 練 習 を 通 して 様 々な 表 現 の 仕 方 を 工 夫 す 13. 本 時 の 展 開 児 童 の 活 動 HRT の 支 援 指 導 上 の 留 意 点 評 価 準 備 物 挨 拶 1. 挨 拶 をす Hello. How are you? I m fine. 2. 大 きなかぶ にでてくる 単 語 を 練 習 す Good job! Great! Look at this. What s the matter? Are you ready? One,two,three. Please help me. Please help us. クラス 全 体 に 挨 拶 す 今 までに 出 てきた 単 語 のカードを 提 示 す 元 気 よく 挨 拶 するこ とで 大 きな 声 を 出 させ 既 習 事 項 の 英 語 の 表 現 を 思 い 出 させながら 練 習 させ 教 師 が 表 情 豊 かにジ ェスチャーをつけ 児 童 の 理 解 を 助 け 単 語 カ ー ド 復 習 3. Yo-heave-ho! のチャンツを 聞 く 教 師 のあとについてチャン ツを 言 う デジタル 教 材 にあわせてチ ャンツを 言 う 4. 今 日 のめあてを 確 認 す 登 場 人 物 の 絵 カード を 黒 板 にはりなが ら チャンツを 行 う めあてを 確 認 させ グループごとにオリ ジナル 劇 の 準 備 をす るという 意 欲 を 高 め させ 同 じパターンのくり 返 しで 登 場 人 物 の 台 詞 を 確 認 させ 絵 カ ー ド デ ジ タ ル 教 材 めあて グループでオリジナルの 劇 の 準 備 をしよう

展 開 5. 前 時 で 考 えた 物 語 と 登 場 人 物 の 台 詞 を 考 え ( 動 物 の 鳴 き 声 など) クラスを4つのグループに 分 けてそれぞれがオリジナ ル 劇 をつく 各 グループが 作 成 した オ リジナル 劇 の 絵 をパソコン で 操 作 し それにあった 表 現 方 法 を 考 え 大 きなかぶ にない 台 詞 の 時 はヒントカ ードを 参 考 にしても 良 いことを 知 らせ 大 きなかぶの デジ タル 教 材 を 聞 くコー ナーを 設 け 台 詞 の 言 い 回 しの 参 考 にさ せ 友 だちとオリジナル 劇 をつくろうとし 積 極 的 に 楽 しんで 交 流 しようとしてい (コミュニケーショ ン) 知 っている 英 語 の 表 現 やヒントカードを 使 いながら 表 現 方 法 を 考 え 話 をつくり あげようとしてい ( 音 声 や 表 現 ) ヒ ン ト カ ー ド C D 6. 本 時 の 学 習 を 振 り 返 ま と め 振 り 返 りシートに 自 分 が 進 んで 学 習 をしていたことや 友 だちの 良 いところを 書 き 発 表 す 7. 終 わりの 挨 拶 をす 次 時 の 活 動 の 予 告 を 聞 く 挨 拶 をす Thank you very much. Good-bye. See you. 自 分 や 友 だちのがん ばりを 発 表 させ グループで 発 表 をす ることを 知 らせ That s all for today. Good-bye. See you next time. 児 童 の 態 度 や 英 語 を 使 って 活 動 していた ことを 認 め 児 童 の 意 欲 を 高 めるように す 振 り 返 り シ ー ト

4 6 年 公 開 授 業 (Bグループ) 外 国 語 活 動 ( 英 語 活 動 ) 指 導 案 指 導 者 吹 田 市 立 古 江 台 小 学 校 教 諭 大 谷 誠 1 日 時 平 成 24 年 (2012 年 )2 月 17 日 ( 金 ) 6 時 間 目 14:30~15:15 2 学 年 学 級 6 年 3 組 (31 名 ) 3 場 所 算 数 教 室 4 単 元 名 英 語 ノート2 Lesson9 将 来 の 夢 を 紹 介 しよう 5 単 元 目 標 様 々な 職 業 の 言 い 方 に 興 味 を 持 つ 積 極 的 に 自 分 の 将 来 の 夢 について 理 由 を 含 めて 紹 介 したり 友 だちの 夢 を 聞 き 取 ったりす どのような 職 業 につきたいかを 尋 ねたり 答 えたりする 表 現 に 慣 れ 親 しむ 6 語 彙 表 現 単 語 teacher, doctor, racing driver, tennis player, cook, fire fighter, singer, nurse, Astronaut, farmer, baseball player, soccer player, police officer, pilot, scientist, engineer, ( 他 職 業 名 多 数 児 童 の 実 態 に 沿 って) 表 現 What do you want to be?, I want to be~. Because I (like/ can/want)~. 7 児 童 観 本 学 級 には 真 面 目 な 児 童 が 多 く 落 ち 着 いた 態 度 で 授 業 を 受 けることができ 周 囲 をま とめることのできる 児 童 もおり 行 事 などではクラスで 協 力 して 力 を 発 揮 していた その 一 方 何 事 にも 受 け 身 な 児 童 が 多 く 消 極 的 な 姿 勢 が 目 立 つ 英 語 活 動 などは 勿 論 普 段 の 生 活 においても 関 心 はあるが 恥 ずかしさや 失 敗 を 恐 れる 気 持 ちから 前 に 出 られな い 児 童 がすくなくない これまでの 英 語 学 習 では AET の 協 力 もあり 多 人 数 で 取 り 組 む 英 語 を 使 ったゲームを 多 く 取 り 入 れてきた そのため ペアやグループでのゲーム 活 動 では 声 を 出 して 活 発 に 活 動 する 様 子 が 見 られるようになった 一 方 一 人 での 発 表 やチャンツなどでは 活 動 が 消 極 的 に なり まだ 課 題 となる 部 分 が 残 ってい また 事 前 のアンケートでは 将 来 の 夢 を 持 っている と 考 えていると 答 えた 児 童 は 3 0% であった ない と 答 えた 児 童 は 具 体 的 に 思 いつかないという 実 態 があった

8 教 材 観 本 単 元 では 将 来 の 夢 を 題 材 として 取 り 上 げていそして 大 きな 目 標 として 古 江 っ 子 スピーチ 大 会 での 将 来 の 夢 発 表 を 設 定 した スピーチ 大 会 は 他 クラスと 交 流 し て 行 い 他 クラスの 友 達 とも 夢 を 聞 き 合 える 場 にしていまた 英 語 で 将 来 を 語 る 際 教 科 書 既 存 の 職 業 だけではなく 児 童 が 本 当 になりたいと 思 える 職 業 でスピーチすることが 意 欲 につながると 考 えた しかし 事 前 アンケートの 結 果 から キャリア 教 育 の 素 地 が 乏 し いという 実 態 があったため 総 合 学 習 においての 職 業 調 べ の 学 習 と 合 科 的 に 単 元 を 構 成 した スピーチ 大 会 は 英 語 で 話 すことに 加 え 多 くの 友 達 の 前 で 発 表 することにな 児 童 に よっては 不 安 な 気 持 ちが 大 きいものになると 考 えられその 中 で 自 分 から 話 したいとい う 気 持 ちにさせることが 大 切 であそのためには 納 得 した 職 業 選 びと スピーチに 関 す るチャンツの 反 復 練 習 が 重 要 であ 自 分 で 話 したいことを 選 ぶことが What do you want to be? I want to be a ~. のように want を 使 ったダイアローグに 有 効 であると 考 えた また 自 分 の 将 来 の 夢 を 自 分 で 話 すという 題 材 は 小 学 校 だけにとどまらず 中 学 校 2 年 生 でも 登 場 すそして その 下 地 として 中 学 1 年 生 でも 取 り 扱 いがあ 自 分 の 将 来 の 夢 ややりたいことを 話 すという 単 元 は 中 学 校 英 語 との 系 統 性 そして 小 学 校 英 語 のまとめ として 具 体 的 に 取 り 組 む 必 要 があ 9 指 導 観 本 単 元 の 目 標 であるスピーチは 事 前 学 習 で 単 語 や 文 章 の 音 声 表 現 に 慣 れ 親 しんでおくこ とが 大 切 であそのために フラッシュカードやチャンツ ゲームなどを 用 いての 変 化 のある 繰 り 返 しの 発 音 練 習 で スピーチへの 不 安 を 取 り 除 きたい また 職 業 に 関 する 英 単 語 を 多 く 扱 うため フラッシュカードなどで 取 り 扱 う 単 語 は 限 定 し 混 乱 のないよう 配 慮 す 職 業 名 の 英 単 語 には 外 来 語 として 定 着 しているものもあるため 聞 いたことがあるな ぁ 外 来 語 と 発 音 がちがうなぁ などの 気 づきを 持 てるよう 声 掛 けを 行 う コミュニケーションの 場 として インタビューゲーム ビンゴゲーム クラッシュコミュ ニケーションなどペアやグループでの 学 習 形 態 を 単 元 に 取 り 入 れてい 友 達 とのかかわり に 加 えて ゲームの 中 で スピーチにかかわる 表 現 に 親 しめるように 内 容 を 設 定 す 特 に What do you want to be? など 長 文 になるものや 発 音 が 難 解 なものは 区 切 りを 作 って 段 階 的 に 学 習 を 進 めていく 必 要 があ また Because 以 降 の 将 来 の 夢 の 理 由 にあたる 部 分 は I like~.i can~.i want~. などの 既 習 表 現 を 使 用 し 自 分 の 作 った 文 章 をスピーチす 発 表 時 は 話 し 手 と 聞 き 手 が 双 方 向 的 にコミュニケーションをとれるよう 聞 き 手 の What do you want to be? Why? などの 質 問 に 答 える 形 でスピーチをすすめまたうなずきや 態 度 で 話 し 手 に 安 心 感 を 与 えるような 聞 き 手 としての 態 度 も 指 導 す

10, 単 元 の 評 価 規 準 言 語 や 文 化 に 関 する 気 付 き コミュニケーションへの 関 心 意 欲 態 度 外 国 語 への 慣 れ 親 しみ 様 々な 職 業 の 言 い 方 や 外 来 語 との 違 いに 興 味 を 持 つ 11, 指 導 と 評 価 の 計 画 ( 全 8 時 ) 時 1 どんな 職 業 があるか 考 えよう 目 標 と 主 な 活 動 英 語 でのスピーチというめあてを 知 る 職 業 を 考 え 分 類 をする 2 自 分 の 性 格 にピッタリの 仕 事 職 業 を 見 つけよう 自 己 分 析 をする 自 分 の 興 味 から 職 業 を 選 ぶ( 職 業 サイトで 調 べ 学 習 ) 3 興 味 のある 仕 事 について くわしく 調 べよう 興 味 がある 職 業 を 詳 しく 調 べる ( 理 由 仕 事 内 容 社 会 での 役 割 魅 力 苦 労 必 要 な 努 力 ) 4 様 々な 職 業 についての 表 現 を 知 ろう 1 本 単 元 の 目 標 を 知 る 教 師 のスピーチ 2 職 業 チャンツ(8 単 語 ) 3 クラッシュコミュニケーション(8 個 ) 4 記 憶 力 ゲーム(2 人 で) 5 英 語 ノートp56Let s Listen 5 職 業 を 表 す 語 や 職 業 の 尋 ね 方 に 慣 れよう 1 職 業 チャンツ( 新 たに8 単 語 ) スピーチチャンツ 2 ミッシングゲーム 3 クラッシュコミュニケーション(16 単 語 ) 4 記 憶 力 ゲーム( 班 で) 5 英 語 ノート p58let s Listen 6 スピーチメモ 作 成 ( 名 前 職 業 理 由 ) 6 将 来 つきたい 職 業 について 尋 ねたり 答 えたりしよう 7 本 時 1 職 業 チャンツ スピーチチャンツ 2 ミッシングゲーム 3 インタビュービンゴゲーム 4 カルタゲーム(2 人 で) 5 スピーチリハーサル( 班 で) スピーチメモをもとに スピーチの 練 習 をしよう 1 スピーチチャンツ 2 ミッシングゲーム 3 カルタゲーム( 班 で) 4 スピーチリハーサル( 班 全 体 ) 8 スピーチメモをもとに 他 のクラスの 友 達 と 夢 を 伝 えあおう 1 スピーチチャンツ 3 スピーチメモをもとに 発 表 2 スピーチのやり 方 を 知 る 積 極 的 に 自 分 の 将 来 の 夢 について 理 由 を 含 めて 紹 介 した り 友 だちの 夢 を 聞 き 取 ったりしようとしてい 総 合 と の 合 科 ( 職 業 調 べ ) どのような 職 業 につきたいか 尋 ねたり 答 えたりしようとし てい 評 価 気 関 慣 評 価 基 準 評 価 方 法 職 業 の 表 現 は 外 来 語 として 日 本 でも 聞 いたことのある 言 葉 が 多 いこと 気 付 く 職 業 表 現 は 性 別 に 関 係 のない 言 い 方 を 用 いていることに 気 付 く 様 々な 職 業 を 英 語 で 表 現 しようとして い 様 々な 職 業 を 英 語 で 表 現 しようとして い 積 極 的 に 友 だちに 将 来 つきたい 職 業 を 尋 ねたり 答 えたりしようとしてい 発 表 会 に 向 け 自 分 の 伝 えたいことを 英 語 で 言 おうとしてい スピーチを 通 して 将 来 の 夢 を 友 達 と 伝 えあおうとしてい 行 動 観 察 ワークシート ワークシート 使 用 表 現 各 自 のスピーチ 用 の 職 業 単 語 行 動 観 察 職 業 単 語 8 How about you? I want to be~( 職 業 名 ). 行 動 観 察 職 業 単 語 16 行 動 観 察 振 り 返 りカード 分 析 行 動 観 察 振 り 返 りカード 分 析 行 動 観 察 振 り 返 りカード 分 析 What do you want to be? Hello. My name is ~. Why? Because~. I like/can/want~. Perfect! Really?

12 本 時 の 目 標 発 表 会 に 向 け 自 分 の 将 来 の 夢 を 伝 え 合 う 13, 本 時 の 展 開 過 程 ウ ォ ー ム ア ッ プ 7 分 導 入 3 分 展 開 1 1 0 分 展 開 2 2 0 分 反 省 5 分 1 あいさつをする 児 童 の 活 動 担 任 の 活 動 指 導 上 の 留 意 点 Hello. I m good / fine / sleepy / great. 2 フラッシュカード ミッシング 2 回 追 い 読 み 1 回 児 童 のみ ミッシング 3.チャンツ スピーチチャンツ What do you want to be? I want to be~.( 職 業 名 ) Because I like/can/want~.( 理 由 ) 4 めあての 確 認 発 表 会 に 向 け 自 分 のスピーチに 慣 れ 親 しむ ことを 意 識 す 5 カルタゲーム 班 で 職 業 カードを1セット 用 意 す T の 読 み 上 げに 合 った 札 をと I want to be~( 職 業 名 ). Because I like/can/want~( 理 由 ). 6 スピーチリハーサル 1 ルール 確 認 2 班 の 友 達 にスピーチ / 聞 き 手 は 質 問 と 感 想 3 全 体 にスピーチ / 聞 き 手 は 質 問 と 感 想 7 ふり 返 りカード カードに 今 日 の 反 省 をかく 全 体 であいさつを 行 い 質 問 を 投 げかける How are you? What day is it today? What s the date today? How is the weather? 単 語 を 確 認 後 黒 板 に 掲 示 したカードでミッシングゲームを 行 う 1 枚 隠 す 2 枚 隠 す 1 枚 隠 してシャッフル 1 枚 隠 してジョーカーを 入 れる チャンツをとおして 本 時 の 言 語 表 現 を 確 認 する チャンツは 小 太 鼓 のリズムに 合 わせて 発 声 す 職 業 名 理 由 を 変 えて 複 数 回 繰 り 返 す 古 江 っこスピーチ 大 会 に 向 けて 自 分 のスピーチをみがこう 次 時 の 発 表 の 場 を 改 めて 意 識 させて 本 時 への 意 欲 を 高 め 隣 の 二 人 組 で 第 一 ゲーム I want to be~. の 形 で 札 をと Because I like/can/want~. の 形 の 文 を 聞 いて 職 業 を 推 測 して 札 をと キーワードを 決 め その 単 語 の 発 音 時 に 札 をと 班 の 四 人 組 で 第 二 ゲーム ゲームの 流 れは 第 一 と 同 様 ルールを 説 明 する Tのスピーチでデモンストレーション 感 想 を 言 わせる カードを 使 って Perfect!( 君 にぴったりだよ!) Really?( 意 外 だなー!) 発 表 者 :Hello. 本 時 の 授 業 を 振 り 返 らせ チェックをつけさせ 発 表 者 :My name is ~. 聞 き 手 :What do you want to be? 発 表 者 :I want to be ~. 聞 き 手 :Perfect! / Really? 聞 き 手 :Why? 発 表 者 :Because I like ~. 発 表 者 :Thank you. 評 価 規 準 評 価 方 法 授 業 の 始 まりを 意 識 させるよう 元 気 にあ いさつす 変 化 を 加 えてリズムよく 繰 り 返 す その 際 隠 すカードは 児 童 に 発 音 の 定 着 しきって いないものを 選 ぶようにす 起 立 させるなどの 体 を 動 かす 動 作 を 取 り 入 れて 楽 しく 口 ずさめるようにす 数 人 に 選 んだ 職 業 を 尋 ね 本 時 で 取 り 扱 う 単 語 を 意 識 させ Because の 文 章 を 多 用 し その 用 法 に 慣 れ 親 しませるようにすその 際 児 童 が 推 測 しやすいよう 複 数 の 文 章 を 用 意 す 聞 き 手 が 質 問 するタイミングがわかり やすいように Tが 合 図 をだす 感 想 は 2つの 選 択 肢 カードから 選 ばせ 発 音 と 共 に 挙 げさせその 際 発 音 は 考 慮 せ ず 話 し 手 との 関 わりという 点 を 重 視 する 慣 発 表 会 に 向 け 自 分 の 伝 えたいこ とを 英 語 で 言 おうとしてい 行 動 観 察 振 り 返 りカード 分 析 大 きな 声 で 話 せたか スピーチ 大 会 の 準 備 はできた? など 具 体 的 に 声 掛 けをす

ゲーム 案 1 クラッシュコミュニケーション 机 を 横 一 列 に 並 ばせて 机 上 に 裏 向 けた 職 業 絵 カードを 並 べ 机 の 両 端 に2チーム 待 機 させ 2 人 1 組 でスタートし ペアがめくったカードをもう 一 人 が 発 音 して 進 んでいく 相 手 チームとぶつかったらタッチして じゃんけんをす 勝 てばそのまま 進 むことができ 相 手 陣 地 につけば 勝 利 2 カルタゲーム グループになり 職 業 カードを1セット 用 意 手 を 上 にし 指 導 者 が I want to be~と 読 み 上 げた 札 をと 発 展 として Because I like/can/want~( 理 由 )から 職 業 を 推 測 させ 3 記 憶 力 ゲーム グループをつく I want to be~( 職 業 )を 一 人 目 が 言 い 次 の 人 に How about you?と 聞 く 次 の 人 は 一 人 目 の 職 業 を 言 った 後 で I want to be~( 職 業 )と 続 け 同 様 に2 人 目 は 次 の 人 に How about you?と 聞 き 3 人 目 は1 人 目 と 2 人 目 の 職 業 名 を 言 っ てから 自 分 の 職 業 を 言 う 詰 まった 人 が 負 け 4 インタビュービンゴゲーム 3 3ますのカードか 4 4ますのカードのますに 好 きな 職 業 を 書 いていく 教 室 を 歩 き 回 って 近 くの 人 とジャンケンし 負 けたほうが What do you want to be?と 聞 く 勝 った 方 は 自 分 のカードの 埋 めたい 部 分 の 職 業 をいれて I want to be~( 職 業 )と 5 ミッシングゲーム 読 み 上 げながら 黒 板 に 絵 カードを 置 き 覚 えさせ 顔 を 伏 せさせて カードを 操 作 して どう 変 化 したか 答 えさせ ( 例 ) 1 枚 隠 す 複 数 枚 隠 す 1 枚 隠 してシャッフル 1 枚 隠 してジョーカーを 入 れ

(2) 各 グループの 研 究 1 Aグループ 研 究 報 告 ICTの 活 用 教 材 作 り Aグループでは 英 語 活 動 でのICT 機 器 の 活 用 について 研 究 しました 各 学 校 に 電 子 黒 板 や プロジェクタ タブレット 型 パソコンが 導 入 され 幅 広 い 活 動 ができるようになりました 英 語 ノート デジタル 版 は マウスをクリックするだけでほとんどの 操 作 ができるため パソコン 初 心 者 でも 手 軽 に 扱 えます 文 字 やイラスト 写 真 をクリックすると 音 声 やアニメー ションが 再 生 されるなど 様 々な 工 夫 がされています そして 何 より ネイティブの 発 音 が 手 軽 に 聞 けること がデジタル 教 材 の 強 みです 画 像 と 音 声 を 一 体 化 させたデジタル 教 材 なので 表 示 されているアイコンやイラスト 写 真 などをクリックするだけで ネイティブの 発 音 を 手 軽 に 繰 り 返 し 聞 くことができます 絵 と 音 声 をセットにして 覚 えられるので 子 どもたちの 記 憶 に 定 着 しやすいと 考 えられます 研 究 グループでは 英 語 の 発 音 に 慣 れ 親 しむツールとして デジタル 教 材 を 作 りました 英 語 ノート デジタル 版 を 調 査 したところ 絵 をクリックしても 音 声 が 出 ない 単 語 ( 国 名 やス ポーツなど)があることがわかったためです それらを 補 うために AETの 協 力 を 得 て パ ワーポイントで 使 用 できる 音 声 付 きデジタルフラッシュカード(CD) ができました この 他 にも 授 業 の 導 入 に 使 える 教 材 や 子 どもたちが 描 いた 作 品 を 取 り 込 んだ デジタル 紙 芝 居 の 授 業 実 践 を 通 して ICTに 向 く 単 元 を 考 えること ICTを 使 う 場 面 を 限 定 して 活 用 することは 効 果 的 であることがわかりました また 子 どもたちの 作 品 を 取 り 入 れるこ とで 英 語 活 動 に 苦 手 意 識 のある 子 どもにも 学 習 への 動 機 づけになることがわかりました 課 題 として 見 えてきたことは 活 用 の 際 にICTにこだわりすぎてコミュニケーション 活 動 や 授 業 のねらいがぼやけてしまわないようにすることです 授 業 の 導 入 で 使 える What s this?のパワーポイントやデジタル 紙 芝 居 の 作 り 方 を 載 せていま すので 各 学 校 で 活 用 していただければ 幸 いです (デジタル 教 材 の 作 成 にあたっては イラストや 写 真 などを 取 り 込 み 加 工 する 際 著 作 権 に 十 分 注 意 しました 転 載 や 加 工 も 無 料 となっているフリー 素 材 かどうかをよく 確 認 する 必 要 があります )

<デジタル 紙 芝 居 を 作 ってみましょう> 1 紙 芝 居 に 使 用 したい 画 像 や 絵 をスキャナーで 読 み 込 みます 2 パワーポイントを 起 動 させて 挿 入 図 でファイルに 保 存 したものを 貼 り 付 けます 3 背 景 になる 絵 を 貼 り 付 けたら 加 えていく 絵 ( 今 回 は 背 景 がカブ 加 える 絵 としておじいさん) を 同 じように 貼 り 付 けます 4 スキャナーで 取 り 込 んだ 場 合 (デジカメなどで 撮 影 したものを 取 り 込 んだ 場 合 も 同 じ)は どうしても 暗 くなったりして 背 景 として 貼 り 付 けた 絵 となじみが 悪 くなります そこで 加 えた 絵 の 図 のツール の 中 の 色 の 変 更 を 指 定 します この 中 の 透 明 色 を 指 定 というものを 選 ぶと 図 形 に 筆 のようなアイコンが 現 れますので 加 えた 絵 の 背 景 にあたる 部 分 を 指 定 します そうすると もともと 貼 り 付 けた 背 景 の 色 が 透 けてみえるため 色 がなじむようになります (また コントラスト などで 明 るさを あげると よくなる 場 合 もあります ) 5 今 回 のようにおじいさん おばあさんの 登 場 に 効 果 を 持 たせたい 時 は アニメーションの 効 果 で 様 々な 変 化 が 付 けられます 子 どもたちは アニメーションの 効 果 はすぐ 覚 えて 様 々な 動 きをつけることができるように なります ぜひお 試 しください

<たのしく 単 語 の 練 習 ができる フラッシュカードを 作 ってみましょう> (1~4の 手 順 は 昨 年 の 紀 要 に 詳 しく 掲 載 しています ) 1 まず パワーポイントで 単 語 の 画 像 などを 貼 り 付 けます 2 IC レコーダーなどで 録 音 した ALT の 音 声 などを 画 像 を 入 れたのと 同 じファイルに 音 声 フ ァイルとして 保 存 します 同 じファイル 内 に 音 声 がないと クリックしても 音 は 流 れません 3 画 像 を 貼 り 付 けたスライドに 挿 入 ビデオとサウンド ファイルからサウンド で 音 声 ファイルを 貼 り 付 けます 4 アニメーションの 設 定 で 効 果 をつけてい きます 上 から4つの 四 角 を 描 画 して ももの 画 像 を 隠 します クリックすると 少 しず つ 画 像 が 見 えてくるよ うにしてクイズにしま す アニメーションの 設 定 効 果 の 追 加 アニメーシ ョンの 軌 跡 対 角 線 で 色 々な 動 き をつけていきます 動 作 の 開 始 は クリ ック 時 にします

5 同 じようにたくさん の 四 角 を 描 画 して 一 部 分 だけを 動 かして 見 せ アニメーションの 設 定 終 了 スライド アウト などで 四 角 を 動 かします 6 陰 にしてシルエットクイズ 風 にします 貼 り 付 けた 画 像 を 指 定 して 図 色 白 黒

7 早 いスピードでフレームアウトさせ なにか 当 てるクイズにす 4と 同 じように アニメーショ ンの 設 定 ア ニメーションの 軌 跡 色 々な 動 きを 設 定 しま す このとき 画 像 のスタートとゴールをスライドからはみ 出 させると フレームアウトできます 動 きのスピードは アニメーションの 設 定 の 中 の スピード で 調 整 できます わざと 早 く するとゲーム 性 があがり 楽 しむことができます 8 ミッシングゲームにす たくさんの 画 像 をはり つけます そのスライドを 何 枚 も 作 り そのうちの1つ または 数 を 増 やして いくつか 選 択 し アニメーションの 効 果 で 後 からスライド インするなどの 効 果 を つけます このように 一 度 画 像 を 取 り 込 んでしまえば 色 々なアレンジができます 初 めは 面 倒 ですが 子 どもたちにも 色 々なバリエーションで 単 語 の 練 習 ができます ぜひためしてみてください また 今 回 紹 介 した Lesson6のこの 教 材 は 研 究 グループでまとめた 他 の 教 材 や 研 究 授 業 のビデ オとともに 配 布 します ぜひご 活 用 ください

2 Bグループ 研 究 報 告 英 語 活 動 におけるプロジェクト 型 授 業 1.プロジェクト 授 業 とは 数 回 の 授 業 で 達 成 可 能 な 目 標 を 設 定 し その 目 標 の 達 成 に 向 けての 過 程 において コミュニ ケーション 力 や 言 語 文 化 への 気 付 きを 育 成 する 授 業 方 法 です 児 童 が 目 標 をはっきりと 持 てるので 自 主 的 に 活 動 できる 段 階 を 踏 んで 英 語 を 学 べる 英 語 を 使 う 必 要 性 が 明 確 になる 達 成 感 がある などの 利 点 があります 2. 今 年 度 の 二 つの 実 践 より コミュニケーション 力 言 語 文 化 への 気 付 き 目 標 第 三 段 階 第 二 段 階 第 一 段 階 クイズ 大 会 (5 年 生 )では 兄 弟 学 年 を 招 待 して 楽 しませることをプロジェクトの 目 標 と しました その 達 成 のために 最 初 は 自 分 たちが 教 師 から 出 題 されたクイズやゲームを 楽 し みました その 中 で 必 要 な 英 語 表 現 を 反 復 練 習 し 身 に 付 けました それによって 自 発 的 にクイズを 作 ろうという 意 欲 がわき クイズ 大 会 につなげることができました 将 来 の 夢 (6 年 生 )では 隣 のクラスの 児 童 にスピーチを 発 表 することをプロジェクトの 目 標 としました 積 極 的 に 自 分 の 将 来 の 夢 について 話 したいという 意 欲 を 持 たせるために 総 合 のキャリア 教 育 とリンクして 単 元 を 構 成 しました 自 信 をもって 発 表 するために 変 化 のあ る 繰 り 返 しの 活 動 の 中 で スピーチ 内 容 の 定 着 をはかりました また 聞 き 手 と 話 し 手 の 双 方 向 の 活 動 となるように 聞 き 手 からの 質 問 に 答 える 方 法 も 取 り 入 れました 上 記 の 実 践 は 伝 えたい 内 容 がある 伝 えたい 相 手 がいる ということが 共 通 しています このことは 児 童 が 英 語 活 動 に 取 り 組 む 意 欲 を 大 きく 喚 起 するものです プロジェクト 型 授 業 は 児 童 への 明 確 な 学 習 への 動 機 づけを 可 能 にするものだといえます 3. 来 年 度 へむけて 来 年 度 は 英 語 ノートにかわり Hi friends! が 配 布 されます それを 使 ってのプロジェ クト 型 授 業 例 を 紹 介 します 新 教 材 1 7, What s this? クイズ 大 会 9, What would you like? 家 庭 科 や 栄 養 教 育 とのリンク 新 教 材 2 5, Let s go to Italy. 旅 行 のプランを 考 えよう( 社 会 との 連 携 ) 7,We are good friends. 英 語 劇 8,What do you want to be? 夢 スピーチ 4.まとめ プロジェクト 型 授 業 は 準 備 計 画 に 少 し 時 間 がかかりますが 児 童 教 師 ともに 達 成 感 を 得 ることができます 上 記 の 実 践 例 や 指 導 案 をもとに ぜひ 取 り 組 んでみてください プロジ ェクト 型 授 業 は 英 語 活 動 を 進 める 上 で 有 効 です